日本サッカーの宝・久保建英「5・3ルヴァン杯J1デビュー」の裏にうごめく利権

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FC東京公式サイトより
 まだ15歳でありながら、FC東京U-18に所属し、U-20日本代表にも選出されている久保建英が、5月3日のルヴァン杯にてトップチームの公式戦にデビューする。  久保はFCバルセロナの下部組織カンテラのエースとして君臨し、スペインでも「メッシ二世」と将来を嘱望されていた。が、FCバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反により、久保は公式戦に出場できない状況が続いたため、2015年3月、日本に帰国、現在はFC東京に所属している。そんな久保がルヴァン杯に出場するというニュースに、サッカー関係者からは「まだ早いのでは?」「広告塔にさせられてしまっている」と心配の声が上がっている。 「FC東京側の言い分としては、久保が4月15日にJ3初ゴールを挙げたこと。また、5月のワールドユース前にトップの経験をしておいたほうがよいとのことですが、J3のように23歳以下の選手が多ければ別ですが、筋肉の出来上がったJ1の選手たちと、まだ出来上がっていない久保がプレーすることに危険を感じます。なにより、デビューさせることを公式発表し、日程が5月3日というゴールデンウィークの集客を見込める日にしているのも気になります」(同)  実は、昨年11月5日に行われたAC長野パルセイロ戦でJ3デビューした時も、サッカー関係者たちからは疑問の声が上がっていた。 「スカパー!ではJ3の試合はあまり放送されていなかったのですが、この試合はなぜか生放送。さらに、FC東京U-23の試合は、普段は収容人数約4,800人の江東区夢の島競技場や約7,000人の味の素フィールド西が丘で行われているのですが、11月5日の試合はなぜか収容人数約2万人の駒沢陸上競技場で開催され、7,653人の観客と多くの報道陣が集まった。久保のプレーやコンディションに合わせているというより、ビジネスが優先されているように映ってしまいます」(同)  ちなみに現在、Jリーグ独占放映権(無料テレビ放送を除く)を持っているのはインターネットスポーツ中継サービス「ダ・ゾーン」を展開するパフォーム・グループだが、ルヴァン杯の放映権はスカパー!が持っている。久保のJ3デビューに続き、Jリーグデビューも生放送するのはスカパー!。これは、偶然が続いているだけなのだろうか? (文=TV Journal編集部)

ガンバ大阪・サポーターのナチス旗騒動で、Jリーグに迫られる「ゴール裏変革」

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ガンバ大阪公式サイトより
またまたJリーグのサポーターが大問題を起こした。  2014年に浦和レッズのサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げ、菅義偉内閣官房長官が「人権が尊重される豊かで成熟する社会を実現する我が国の方針においては甚だ残念で遺憾」とコメントするなど、サッカー界を飛び越えた騒動となったのは記憶に新しい。  そんな中、またもやJリーグのサポーターが問題を起こした。今月16日に行われたJ1リーグ第7節のセレッソ大阪×ガンバ大阪戦で、ガンバ大阪のサポーターが試合中にナチスのエンブレムである“SS”の旗を使って応援をしていたのだ。  ガンバ大阪は21日に公式リリースを出し、該当グループと話し合いの末、グループ所属のサポーターの無期限試合入場禁止の措置をとったことを発表した。また、試合中の横断幕や旗などの使用を、この日をもって当面禁止とした。 「今回も『JAPANESE ONLY』横断幕の時と同じで、思想性はなく、単に“格好いい”という理由で掲出していたようです。この件で、Jリーグクラブがいかにサポーターにナメられているのかが浮き彫りになりましたね」(サッカー関係者)  サッカー関係者がこう指摘するのには理由がある。現在、問題となっている旗だが、過去にも使われており、サポーターグループはクラブ側の警告を聞かずに再三使用していたのだ。 「これをきっかけに、Jリーグはゴール裏改革に乗り出すべきです。公式にはリリースされていませんが、以前もガンバ大阪のゴール裏から試合前に審判員に対し、『こっちこいやぁ~』『殺すぞ~こら~』などと、罵詈雑言が飛んでいたことがありました。その時もクラブ側は該当サポーターに注意を与えたはずです。今のJリーグのゴール裏は無法地帯で、コアサポーターの過激な行動をクラブ側が抑えきれていません。ゴール裏が過激派の集まる場所になっているのだから、管理のためにも、自由席を指定席に変更するなど、対応をとるべきです」(同)  イングランドプレミアリーグでは、フーリガンを撲滅するために、スタジアムを全席指定に変更した。Jリーグも、08年のレッズサポーターとガンバサポーターの暴動や、14年の鹿島アントラーズサポーターのモノの投げ込みなど、サポーターが起こした問題を挙げたらキリがない。何かしらの対応が必要な時期になっているのは明白ではないか。 (文=TV Journal編集部)

女子テニス元世界1位、マリア・シャラポワ復帰で思い出される“ドーピング以上”の黒歴史

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イメージ画像(足成より)
 女子テニスの元世界ランク1位、マリア・シャラポワが、4月24日にドイツのシュツットガルトで開幕したポルシェ・グランプリでツアー復帰を果たす。  シャラポワは2016年の全豪オープンで実施されたドーピング検査で、禁止薬物メルドニウムの陽性反応が検出され、当初は2年間の資格停止処分を受けたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定により、15カ月に軽減された。  そんなシャラポワには、ドーピングの陽性反応以上の黒歴史があるという。芸能ライターが明かす。 「2007年にアメリカの人気ロックバンド『マルーン5』のボーカリスト、アダム・レヴィーンがイギリスの大衆紙にシャラポワとのセックスを告白したんです。2人はシャラポワの18歳の誕生日に知り合い、ほどなく肉体関係に。さらに、レヴィーンは『コート上のようにベッドで絶叫してくれるかと思っていたら、死んだカエルのように横たわり、声ひとつ出さない』と、行為の様子を暴露。さらに、そのせいでダメージを受けて、精神安定剤を飲むハメになったことを明かしています。日本でも美人選手として注目を浴びていたシャラポワのカラダを味わっておきながらの妄言に、日本のファンは激怒しましたが、シャラポワ本人はまさに“カエルの面に小便”とばかりにスルーしています。日本で不感症の状態を指すのは『マグロ』ですが、海外では『カエル』と表現するとは、ある意味、興味深いですが(笑)」  先日、アメリカで開催されたプロテニスの試合中に、近隣住宅から性行為中と思われるあえぎ声が聞こえてきて、選手が集中できなくなるハプニングが起きた。  シャラポワもいまや30歳。コート上でもベッドの上でも(?)、これに負けないくらいの「絶叫」をしてくれるはずだ。

ACミランは中国裏社会に買われた!? 新オーナーに、投資詐欺やインサイダー取引の前科……

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ACミランの新オーナー・李勇鴻氏
 現地時間14日午後12時30分、イタリア1部リーグ(セリエA)第32節、インテルとACミランによるミラノ・ダービーが開催された。伝統のダービーが昼に開催されるのは初めてのことだが、それにはワケがある。キックオフの時刻は、中国時間では夕方6時30分。つまり、中国人を意識した開催時間なのである。  その前日、ACミランは、ベルルスコーニ元首相が会長を務めるフィニンベスト社が中国の投資グループに株式の99.93%を売却したと発表したばかり。インテルも昨年、中国の家電量販大手・蘇寧電器グループに買収されているので、中国資本同士のダービーだったわけだ。  しかし、両者への、ファンやマスコミの反応は異なる。インテルを買収した蘇寧電器は、中国ではあまりに有名だし、ラオックスを買収した企業としても知られる。一方で、ACミランを買収した投資グループは謎に包まれており、中国メディアですら好意的に伝えていない。  買収グループの中心人物は、13日の記者会見にユニフォームを持って登場した李勇鴻(リ・ヨンホン)氏(48)だ。 「重慶晨報」(同日付)によると、広東省化州市出身の李氏は、1994年に香港籍を取得。ところが、97年から8年間だけ、重慶市に滞在している。まるで何かから逃げているようだが、その間に、ある事件で警察の厄介になっている。  90年代後半から広東省の一部では、果樹園開発がブームになっていた。勇鴻氏の父・乃志(ナイジ)氏が法定代表人を務め、家族で運営していた「広東緑色山河開発公司」は、別の2社と共同で果樹園への投資誘致を行っていた。中国銀行業監督管理委員会によると、3社は97年から2003年までに4億5,000万元(約72億円)もの資金を集めた。ところが、それらは煙のように消失してしまったのだ。  化州市公安機関は、違法な資金調達と虚偽登記、投資詐欺の疑いで、3社の関係者を捜査。04年9月、乃志氏と、勇鴻氏の弟・勇飛(ヨンフェイ)氏が逮捕、懲役と罰金の有罪判決を受けた。勇鴻氏も立件されたが、起訴は免れたようだ。  その後、勇鴻氏は05年に「香港的龍浩國際集團有限公司」を設立し、表舞台に戻ってくるが、「上海多倫實業股份有限公司」の実質オーナーを務めていた14年には、インサイダー取引で上海証券監督管理委員会から60万元(約960万円)の罰金を科せられている。金儲けのためなら、法を犯すリスクも厭わない人物のようだ。  ACミランの買収が合意に達したのは昨年8月だが、完了までに時間がかかったのは、中国政府が資金流出への規制を強めているため、何人かの投資家が資金を引き揚げたからだとされている。しかし、勇鴻氏のこの経歴がネックになっていた可能性もある。  結局、勇鴻氏率いる投資グループは、米ヘッジファンド・エリオットから資金提供を受け、なんとか買収を成功させた。しかし、その資金は11.5%と高利の上、返済できなければ、ACミランの所有権はエリオットに移管される。非常にリスクが高いが、英「ファイナンシャル・タイムズ」(3月29日付)によると、勇鴻氏は、ACミランを香港市場に上場させることで、さらなる資金を調達しようともくろんでいる。しかし、2億2,000万ユーロ(約257億円)もの負債を抱えているクラブが上場するのは、そうたやすくはないだろう。追い込まれた勇鴻氏が、どんな錬金術を使うのか? いろいろな意味でACミランから目が離せない。 (文=大橋史彦)

セレッソ柿谷曜一朗、いまいちパッとしない原因は「どんな料理にも和風ドレッシング」だった?

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セレッソ大阪公式サイトより
 セレッソ大阪の柿谷曜一朗と昨年12月に結婚したタレントの丸高愛実のテレビ露出が増えている。『ダウンタウンDX』や『行列のできる法律相談所』(共に日本テレビ系)などで、柿谷との結婚に至るまでのなれそめや、柿谷が「どんな料理にも和風ドレッシングをかける」という仰天エピソードを披露しているのだ。  10代からユース日本代表で活躍していた柿谷だが、2009年には練習への遅刻が原因でJ1のセレッソからJ2リーグに期限付きで移籍させられた。そこで生活態度を改め、12年にセレッソへ復帰。13年には日本代表に初選出され、東アジアカップでは得点王にも輝いた。  だが、14年になると、パフォーマンスが下り坂に。2014 FIFAワールドカップブラジル大会には選出されたものの、結果を残せず。この年の7月にスイスリーグのFCバーゼルに移籍するのだが、結果はサッカーファンならばご存じの通り、失敗に終わった。  2人の交際がスタートしたのは、柿谷がスイスリーグに移籍する直前とのことだが、柿谷の調子が落ち始めたのも、ちょうどこの頃から。そんなこともあり、丸高の“下げマン”疑惑がサッカー関係者の間で浮上しているというのだ。 「丸高さんが下げマンかどうかは別として、柿谷選手がどんな料理にもドレッシングをかけるというのは、アスリートとして、あまり褒められたものではありません。味付けしていない料理ならば別ですが、すでに味付けしてあるものにドレッシングをかければ、塩分過多になります。塩分を取りすぎると、余分に水分が必要になる。試合中に水分を取りすぎれば、体が重くなります。また、持久系アスリートに欠かせないマグネシウムの吸収を阻害してしまいます。食事での塩の取りすぎが、パフォーマンスが上がってこない原因と考えることはできると思います」(スポーツトレーナー)  丸高は柿谷の健康面を支えるため、アスリートフードマイスターの資格を取得。インスタグラムではプロ並みの料理の腕前を公開している。そんなけなげな新妻の思いを踏みにじる柿谷に今のところ反省の色はなさそうだが、食生活を改め、13年時の圧倒的な存在感を取り戻してほしいものだ。 (文=TV Journal編集部)

群雄割拠の土日深夜スポーツ番組 王者・上田晋也に挑むピース又吉&ビビる大木に「足りないもの」

群雄割拠の土日深夜スポーツ番組 王者・上田晋也に挑むピース又吉&ビビる大木に「足りないもの」の画像1
『追跡 LIVE! SPORTS ウォッチャー』(テレビ東京)
 土・日の深夜といえば、スポーツニュース番組の最激戦区だ。民放各局では昨年度からずっと、下記4番組がほぼ同時間帯でしのぎを削っている。 『Going! Sports&News』(日本テレビ系/土・日:23時55分~) 『S☆1』(TBS系/土:24時30分~、日:24時~) 『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系/土:23時〜、日:22時54分~) 『スポーツLIFE HERO'S』(フジテレビ系/土:24時35分~、日:23時15分~)  この春、改編期に合わせて4者4様の衣替えを済ませた。それぞれの変化と狙いを見ていきたい。

■タレントを排したTBS、あくまでもタレントで攻めるテレ東

 今回の改編期に合わせ、最も様相が変わったのがTBS『S☆1』だ。爆笑問題の田中裕二、小島瑠璃子のMC2人が卒業し、伊藤隆佑アナと上村彩子アナ、局アナだけの進行に切り替わった。  一見すると、予算削減? 規模縮小? と感じてしまうが、リニューアル初週は二夜連続でイチローに独占インタビュー。企画・構成は、イチローに関する著書も多いスポーツライター・石田雄太とあって、掘り下げ方も独自の視点も、実に素晴らしかった。  第一夜は「43歳の衰えぬ体」。第二夜が「常識を超えた打撃」。 (周囲からの「年齢による衰えがくるはず」という言葉に対して) 「『そうであってほしい』という解釈ですよね。これから僕の絶頂期が来るって、どうして考えられないんだろう」 (パワーに依存しない体作りについて聞かれ) 「随分遠回りはしましたけど、随分無駄なことはしましたけど、やっぱりそうなんだ、って」 と、イチロー節も全開だった。  2週目はマスターズ中継のために短縮放送となったが、1週目の濃度がこのまま続くのかはまだ読めない。ただ、単なる予算削減ではなく、タレントのギャラ分で良質な取材が増えるのならば、その狙いは大歓迎だ。  一方で、あくまでもタレントによる番組作りを進めているのがテレ東の『SPORTSウォッチャー』だ。これまではピースの2人がMCを務めていたが、ニューヨークに渡る(予定の)綾部祐二に代わって、ビビる大木が新MCに加わった。  ビビる大木といえば筋金入りの巨人ファンだが、初登場となった8・9日の放送でも、やはりというか案の定というか、メイン企画は巨人について。特に9日の放送では、ゲストに阪神ファンでおなじみの千秋を招いて「巨人・阪神戦」の特集を組むなど、MCありきの番組構成になっていた感は否めない。  なお、9日のスポーツ番組で、トップニュースで「体操・内村航平10連覇」を扱わなかったのは『SPORTSウォッチャー』のみ。スポーツニュースの主役はあくまでも「スポーツの結果」か「アスリート」であるべきはずなのだが……。新MCというかせに縛られた番組作りが今後どうなっていくのか、心配な点ではある。  同番組では、『やべっちF.C.』(テレビ朝日系)以降、スポーツ番組でもすっかりおなじみになったワイプ芸も多用されているわけだが、正直なところ、矢部浩之ほど効果的とは思えない。野球知識が豊富な大木と、サッカー元大阪府代表だったという又吉直樹。それぞれの強みがもっと番組作りに生きてくることを願うばかり。マニー・ラミレスに独占密着した特集企画「Human watcher」など魅せる企画もあるだけに、タレントに頼らない企画を、もっともっと深めてもらいたい。

■新コーナーで攻める『Going!』と『HERO'S』の明暗

 アナウンサー陣の交代はあったものの、メインMCは代わらず、新コーナーで新年度を迎えたのが、『Going!』(日本テレビ系)と『HERO'S』(フジテレビ系)だ。 『HERO'S』の新コーナーは「影乃英雄」。勝利を裏側で支えたもう一人のヒーローにも目を向けよう、という内容。とても真摯でいい企画のはずなのだが、現状、ちょっと地味な印象も否めない。そりゃ、あえて「影」を取り上げているのだから致し方ない気もするのだが、今後、「このコーナーで取り上げられたい」という選手が増えて定着してくると、より深みが増してくるはず。粘り強く続けてもらいたい。  一方、解説陣のキャラクターをうまく生かした新コーナーを展開しているのが『Going!』。土曜日は元阪神・赤星憲広による「入り込み解説」。日曜日は江川卓による「昭和の怪物・江川が選ぶ、この選手『買物(かいぶつ)』です」。企画・目線の面白さもさることながら、結局のところ、『Going!』が飽きない理由は、MC上田晋也のコメント力によるところが大きい。『SPORTSウォッチャー』のビビる大木も又吉も、用意されたカンペを“読んでいる”感がアリアリとわかる。だから、ワイプでのコメントも視聴者に響いてこないのだ。  現状、視聴率では圧倒的な支持を集めている日曜夜の日本テレビ。その流れもあって、『Going!』の盤石さは今後も続いていきそうだ。 ***  日曜日夜のスポーツ番組といえば、NHKの『サンデースポーツ』に、この春20周年を迎えたテレ朝『Get Sports』、サッカーなら『やべっちF.C.』 と、ほかにも固定ファンのいる番組がひしめいている。だからこそ、それぞれ独自の切り口で、もっともっとスポーツファンをうならせてほしい。TBSの「イチロー特集」しかり、テレ東の「マニー・ラミレス特集」しかり。志と取材力のある企画には、視聴者もきっと食いついてくれるはずだ。 (文=オグマナオト) 熱血!スポーツ野郎』過去記事はこちらから

群雄割拠の土日深夜スポーツ番組 王者・上田晋也に挑むピース又吉&ビビる大木に「足りないもの」

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『追跡 LIVE! SPORTS ウォッチャー』(テレビ東京)
 土・日の深夜といえば、スポーツニュース番組の最激戦区だ。民放各局では昨年度からずっと、下記4番組がほぼ同時間帯でしのぎを削っている。 『Going! Sports&News』(日本テレビ系/土・日:23時55分~) 『S☆1』(TBS系/土:24時30分~、日:24時~) 『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系/土:23時〜、日:22時54分~) 『スポーツLIFE HERO'S』(フジテレビ系/土:24時35分~、日:23時15分~)  この春、改編期に合わせて4者4様の衣替えを済ませた。それぞれの変化と狙いを見ていきたい。

■タレントを排したTBS、あくまでもタレントで攻めるテレ東

 今回の改編期に合わせ、最も様相が変わったのがTBS『S☆1』だ。爆笑問題の田中裕二、小島瑠璃子のMC2人が卒業し、伊藤隆佑アナと上村彩子アナ、局アナだけの進行に切り替わった。  一見すると、予算削減? 規模縮小? と感じてしまうが、リニューアル初週は二夜連続でイチローに独占インタビュー。企画・構成は、イチローに関する著書も多いスポーツライター・石田雄太とあって、掘り下げ方も独自の視点も、実に素晴らしかった。  第一夜は「43歳の衰えぬ体」。第二夜が「常識を超えた打撃」。 (周囲からの「年齢による衰えがくるはず」という言葉に対して) 「『そうであってほしい』という解釈ですよね。これから僕の絶頂期が来るって、どうして考えられないんだろう」 (パワーに依存しない体作りについて聞かれ) 「随分遠回りはしましたけど、随分無駄なことはしましたけど、やっぱりそうなんだ、って」 と、イチロー節も全開だった。  2週目はマスターズ中継のために短縮放送となったが、1週目の濃度がこのまま続くのかはまだ読めない。ただ、単なる予算削減ではなく、タレントのギャラ分で良質な取材が増えるのならば、その狙いは大歓迎だ。  一方で、あくまでもタレントによる番組作りを進めているのがテレ東の『SPORTSウォッチャー』だ。これまではピースの2人がMCを務めていたが、ニューヨークに渡る(予定の)綾部祐二に代わって、ビビる大木が新MCに加わった。  ビビる大木といえば筋金入りの巨人ファンだが、初登場となった8・9日の放送でも、やはりというか案の定というか、メイン企画は巨人について。特に9日の放送では、ゲストに阪神ファンでおなじみの千秋を招いて「巨人・阪神戦」の特集を組むなど、MCありきの番組構成になっていた感は否めない。  なお、9日のスポーツ番組で、トップニュースで「体操・内村航平10連覇」を扱わなかったのは『SPORTSウォッチャー』のみ。スポーツニュースの主役はあくまでも「スポーツの結果」か「アスリート」であるべきはずなのだが……。新MCというかせに縛られた番組作りが今後どうなっていくのか、心配な点ではある。  同番組では、『やべっちF.C.』(テレビ朝日系)以降、スポーツ番組でもすっかりおなじみになったワイプ芸も多用されているわけだが、正直なところ、矢部浩之ほど効果的とは思えない。野球知識が豊富な大木と、サッカー元大阪府代表だったという又吉直樹。それぞれの強みがもっと番組作りに生きてくることを願うばかり。マニー・ラミレスに独占密着した特集企画「Human watcher」など魅せる企画もあるだけに、タレントに頼らない企画を、もっともっと深めてもらいたい。

■新コーナーで攻める『Going!』と『HERO'S』の明暗

 アナウンサー陣の交代はあったものの、メインMCは代わらず、新コーナーで新年度を迎えたのが、『Going!』(日本テレビ系)と『HERO'S』(フジテレビ系)だ。 『HERO'S』の新コーナーは「影乃英雄」。勝利を裏側で支えたもう一人のヒーローにも目を向けよう、という内容。とても真摯でいい企画のはずなのだが、現状、ちょっと地味な印象も否めない。そりゃ、あえて「影」を取り上げているのだから致し方ない気もするのだが、今後、「このコーナーで取り上げられたい」という選手が増えて定着してくると、より深みが増してくるはず。粘り強く続けてもらいたい。  一方、解説陣のキャラクターをうまく生かした新コーナーを展開しているのが『Going!』。土曜日は元阪神・赤星憲広による「入り込み解説」。日曜日は江川卓による「昭和の怪物・江川が選ぶ、この選手『買物(かいぶつ)』です」。企画・目線の面白さもさることながら、結局のところ、『Going!』が飽きない理由は、MC上田晋也のコメント力によるところが大きい。『SPORTSウォッチャー』のビビる大木も又吉も、用意されたカンペを“読んでいる”感がアリアリとわかる。だから、ワイプでのコメントも視聴者に響いてこないのだ。  現状、視聴率では圧倒的な支持を集めている日曜夜の日本テレビ。その流れもあって、『Going!』の盤石さは今後も続いていきそうだ。 ***  日曜日夜のスポーツ番組といえば、NHKの『サンデースポーツ』に、この春20周年を迎えたテレ朝『Get Sports』、サッカーなら『やべっちF.C.』 と、ほかにも固定ファンのいる番組がひしめいている。だからこそ、それぞれ独自の切り口で、もっともっとスポーツファンをうならせてほしい。TBSの「イチロー特集」しかり、テレ東の「マニー・ラミレス特集」しかり。志と取材力のある企画には、視聴者もきっと食いついてくれるはずだ。 (文=オグマナオト) 熱血!スポーツ野郎』過去記事はこちらから

阪神・藤浪晋太郎が“絶不調”……「東京の本命女子アナ」と「タニマチとの会食」が原因か

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阪神タイガース公式サイトより
 プロ野球・阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が絶不調にあえいでいる。昨年はファンの期待を一身に背負ったが、終わってみればプロ入り以来最低の7勝にとどまった。  今季は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選ばれたものの、本番前に不安定な投球を露呈。結局、大事な場面で使われることなく、代表の一員として過ごした2月下旬からの約1カ月間で、実戦登板したのは5試合、10イニングだけ。調整不足は否めず、4日のヤクルト戦で今季初先発したものの制球難で9つの四死球を与えた。  それどころか、5回には無死一塁で、畠山和洋への投球が左肩をかすめた後、左頬付近に当たる死球となった。怒った畠山が藤浪に詰め寄ると、これが引き金となり、両軍が入り乱れる大乱闘に。大暴れしたヤクルトのバレンティンと、応戦した阪神・矢野作戦兼バッテリーコーチが退場処分となった。  あまりにひどいピッチングから、一部でイップス(運動障害の一種)の可能性も指摘される藤浪だが、プロ野球関係者は「女性問題で頭を悩ませていることが原因の一部ではないか、とウワサされています。昨年、関西のローカルテレビ局・朝日放送のヒロド歩美アナウンサーとの熱愛が報じられました。ただ彼女とは、一緒に食事に行く程度の仲のようで、本命は東京在住の別のアナウンサーだといわれています」と声をひそめる。  阪神のエースとはいえ、そこは遊び盛りの22歳。 「関西では一般の主婦にも顔バレするほどの超有名人。だから、東京遠征のときなどに羽を伸ばしているようですね。また、それだけにとどまらず阪神伝統ともいえる『タニマチとの会食』も負担になっていることも指摘されています。いずれにせよ、グラウンド以外のところが要因となって不振を招いているのではないかともっぱらですよ」(同)  2月には、同じ阪神の主将・福留孝介外野手が、東京在住の女性をキャンプ地の沖縄に呼び寄せて、チーム宿舎で2晩を共に過ごしていたことが報じられたばかり。夜の街で楽しむのも結構だが、ぜひとも本業で結果を残してもらいたいものだ。

「恩を仇で返すようなもの」セレッソ大阪復帰も“ケガ続き”の清武弘嗣に大ブーイング!

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『だから僕は、前に進める。』(ワニブックス)
 サッカー日本代表MFの清武弘嗣(セレッソ大阪)に、ブーイングが相次いでいる。  今シーズン、スペインリーグのセビージャFCから古巣のセレッソに復帰した清武だが、ここまで出場したのはリーグ戦1試合のみ。開幕戦と第2節を右臀部から太腿裏に違和感が生じたことで欠場。3月28日には、日本代表としてW杯アジア最終予選タイ戦に後半29分から出場したが、セレッソに合流後の30日の練習中に左大腿四頭筋を損傷し、全治2週間と発表された。 「まったく、何をやってるんだっていう話ですよ。セレッソが6億円もの移籍金を支払ってまで、スペインで出場機会を失っていたところを拾ってくれたというのに。そもそも、セビージャではほとんど試合に出ていなかったわけですから疲労も少なく、コンディションを整える時間はいくらでもあったはず。そのくせ、体調不十分にもかかわらず、代表招集には応じ、クラブに戻ってきた途端ケガですからね。これでは恩を仇で返すようなもの」(サッカーライター)  もともと、清武はケガが多い選手で、シーズンを通して活躍できた年は数えるほど。前所属のセビージャでも移籍早々に負傷したが、ドイツ時代に所属していたハノーファー96に至っては度重なる負傷による離脱で、クラブの2部降格の元凶となった。そんな清武がセビージャからセレッソへ復帰を果たしたのは、日本代表に選ばれるためだった。 「クラブで出場機会を得られない者は代表に招集しない、というヴァヒド・ハリルホジッチ監督の強い意向があったからですが、先の代表戦ではクラブで出場機会のない本田圭佑(ACミラン=イタリア)や長友佑都(インテル・ミラノ=イタリア)、川島永嗣(メス=フランス)らが当たり前のように選ばれていました。出場機会を求めて、泣く泣く欧州を後にした清武にしてみれば、『そりゃないよ』というのが本音でしょうね。それに加えて故障続きですから、セレッソでプレーするモチベーションが下がってしまう恐れもあり得ます」(同)  今の清武に何よりも求められているのは、代表のことはいったん頭から消し去り、まずはコンディションを整えて、クラブで結果を残すことではないか。

「恩を仇で返すようなもの」セレッソ大阪復帰も“ケガ続き”の清武弘嗣に大ブーイング!

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『だから僕は、前に進める。』(ワニブックス)
 サッカー日本代表MFの清武弘嗣(セレッソ大阪)に、ブーイングが相次いでいる。  今シーズン、スペインリーグのセビージャFCから古巣のセレッソに復帰した清武だが、ここまで出場したのはリーグ戦1試合のみ。開幕戦と第2節を右臀部から太腿裏に違和感が生じたことで欠場。3月28日には、日本代表としてW杯アジア最終予選タイ戦に後半29分から出場したが、セレッソに合流後の30日の練習中に左大腿四頭筋を損傷し、全治2週間と発表された。 「まったく、何をやってるんだっていう話ですよ。セレッソが6億円もの移籍金を支払ってまで、スペインで出場機会を失っていたところを拾ってくれたというのに。そもそも、セビージャではほとんど試合に出ていなかったわけですから疲労も少なく、コンディションを整える時間はいくらでもあったはず。そのくせ、体調不十分にもかかわらず、代表招集には応じ、クラブに戻ってきた途端ケガですからね。これでは恩を仇で返すようなもの」(サッカーライター)  もともと、清武はケガが多い選手で、シーズンを通して活躍できた年は数えるほど。前所属のセビージャでも移籍早々に負傷したが、ドイツ時代に所属していたハノーファー96に至っては度重なる負傷による離脱で、クラブの2部降格の元凶となった。そんな清武がセビージャからセレッソへ復帰を果たしたのは、日本代表に選ばれるためだった。 「クラブで出場機会を得られない者は代表に招集しない、というヴァヒド・ハリルホジッチ監督の強い意向があったからですが、先の代表戦ではクラブで出場機会のない本田圭佑(ACミラン=イタリア)や長友佑都(インテル・ミラノ=イタリア)、川島永嗣(メス=フランス)らが当たり前のように選ばれていました。出場機会を求めて、泣く泣く欧州を後にした清武にしてみれば、『そりゃないよ』というのが本音でしょうね。それに加えて故障続きですから、セレッソでプレーするモチベーションが下がってしまう恐れもあり得ます」(同)  今の清武に何よりも求められているのは、代表のことはいったん頭から消し去り、まずはコンディションを整えて、クラブで結果を残すことではないか。