16日、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)グループステージ第3節、昨年の王者である広州恒大に浦和レッズが挑み、後半終了間際のFW興梠慎三のゴールなどで2-2の引き分けに持ち込んだ。アジア最強といわれる広州に、日本のチームがアウェーで勝ち点を獲得するのは初めてとなり、結果としては上出来とされたが、少し後味の悪い試合となってしまった。 「開始早々の前半5分、ペナルティエリア内で浦和のFWズラタンが、広州DFメイ・ファンを引き倒したとしてPKを献上してしまったことが原因です。確かにズラタンの手は相手にかかっていますし、メイ・ファンは大げさな倒れ方をしているのですが、どう見てもファウルじゃないんですよ。一部では、わざと倒れたなんて報道されていますが、そうとも違います。メイ・ファンは、ズラタンに体を預けてオーバーヘッドをしようとして、空振っただけなんです。その証拠に、リプレイを見ると、メイ・ファンは空振りこそしているものの、蹴り足でない方を先に頭上にあげるという、オーバーヘッドの基本をキッチリこなしてしまっています。これには浦和のファンも『ズラタンが合気道の天地投げの使い手じゃないと成立しない!』『むしろズラタンを使ってオーバーヘッドした相手のファウルだろ!』『いや、むしろその横で槙野が関節決めてるぞ!』と、波紋を呼んでいます」(スポーツライター) ACLでは、こういった誤審や中国びいきの審判の話は今まで何度も出てきた。しかし、それは我々が日本のチームを応援しているからそう見えるのであって、必ずしも八百長が起きているとは限らない。しかし、アジアの主審のレベルが低いことは間違いのない事実だろう。 主審のレベルが低いせいで、選手たちの中でファウルの線引きが甘くなり、どんどんプレーが荒くなっていくさまを、アジアの試合ではよく見かける。結果、選手生命を脅かすような大ケガをしてしまった選手だっている。アジアサッカー連盟には、いい加減審判のレベル向上に力を入れてもらいたい。 (文=沢野奈津夫)浦和レッズオフィシャルサイトより
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今、世界で一番つまらないリーグをパリが制す! 来シーズンはもっとつまらなくなる!
ズラタン・イブラヒモビッチ、エディンソン・カバーニ、アンヘル・ディ・マリアなど、各国のスーパースターを擁するパリ・サンジェルマンが8試合を残し、フランスリーグ・アン史上最速で優勝を決めた。最下位トロワとの一戦では、9-0というおよそサッカーの試合とは思えないスコアで圧勝。4連覇という偉業を達成したパリ・サンジェルマンだが、その圧倒的な強さゆえ、今、リーグ・アンは、世界で一番つまらないリーグと揶揄されている。 リーグ・アンは、現在1強19弱といわれており、優勝争いという概念が存在しない。得点王ランキングも1位のイブラヒモビッチが27得点で、2位以下におよそ2倍の差をつけて独走している。その2位というのも、同じパリ・サンジェルマンのカバーニだ。この2人の得点を足した41ゴールを、チーム総得点で上回っているクラブは、20クラブ中たったの4クラブしかないのだから、どれだけ突出した存在なのかがうかがい知れるだろう。 「ドイツのバイエルンなんかも一強と呼ばれていますが、ドルトムントやレバークーゼンにシャルケなど、毎年たてつくチームが必ず出てきます。でも、リーグ・アンにはそれがいないんですよね。常に楽勝、資金もカタールの石油王ナーセル・アル=ヘライフィーがバックに付いているため、断トツです。来シーズンには、およそ386億を使って、メッシ、ネイマール、C・ロナウド、レヴァンドフスキなどを獲得するプランを練っているようです。ファンからは『もっとつまらなくなる!』『せめてフランス人を獲得しろ!』『なぜ他が弱いフランスで獲るんだ!』と、怒りの声があがっています」(スポーツライター) 過去にもチェルシーのアブラモビッチなど、石油王によって、サッカー界のバランスが崩れた例は存在する。しかし、リーグそのものの価値を変えてしまったオーナーはヘライフィーが初めてだろう。ほんの一昔前まで隆盛を誇っていたセリエAが凋落し、巨額の資金でパリや中国のクラブが強くなっていく。また10年後には、サッカー界の勢力図は大きく変わっているのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』(東邦出版)
今、世界で一番つまらないリーグをパリが制す! 来シーズンはもっとつまらなくなる!
ズラタン・イブラヒモビッチ、エディンソン・カバーニ、アンヘル・ディ・マリアなど、各国のスーパースターを擁するパリ・サンジェルマンが8試合を残し、フランスリーグ・アン史上最速で優勝を決めた。最下位トロワとの一戦では、9-0というおよそサッカーの試合とは思えないスコアで圧勝。4連覇という偉業を達成したパリ・サンジェルマンだが、その圧倒的な強さゆえ、今、リーグ・アンは、世界で一番つまらないリーグと揶揄されている。 リーグ・アンは、現在1強19弱といわれており、優勝争いという概念が存在しない。得点王ランキングも1位のイブラヒモビッチが27得点で、2位以下におよそ2倍の差をつけて独走している。その2位というのも、同じパリ・サンジェルマンのカバーニだ。この2人の得点を足した41ゴールを、チーム総得点で上回っているクラブは、20クラブ中たったの4クラブしかないのだから、どれだけ突出した存在なのかがうかがい知れるだろう。 「ドイツのバイエルンなんかも一強と呼ばれていますが、ドルトムントやレバークーゼンにシャルケなど、毎年たてつくチームが必ず出てきます。でも、リーグ・アンにはそれがいないんですよね。常に楽勝、資金もカタールの石油王ナーセル・アル=ヘライフィーがバックに付いているため、断トツです。来シーズンには、およそ386億を使って、メッシ、ネイマール、C・ロナウド、レヴァンドフスキなどを獲得するプランを練っているようです。ファンからは『もっとつまらなくなる!』『せめてフランス人を獲得しろ!』『なぜ他が弱いフランスで獲るんだ!』と、怒りの声があがっています」(スポーツライター) 過去にもチェルシーのアブラモビッチなど、石油王によって、サッカー界のバランスが崩れた例は存在する。しかし、リーグそのものの価値を変えてしまったオーナーはヘライフィーが初めてだろう。ほんの一昔前まで隆盛を誇っていたセリエAが凋落し、巨額の資金でパリや中国のクラブが強くなっていく。また10年後には、サッカー界の勢力図は大きく変わっているのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』(東邦出版)
五輪サッカー、ファン・ウェルメスケルケン・際だけじゃない! 実は、世界でプレーする隠れハーフはメチャメチャいる!
14日、U-23日本代表はリオ五輪に向けて行うポルトガル遠征のメンバー22人を発表した。DFの室屋成(FC東京)、松原健(アルビレックス新潟)、FW鈴木武蔵(同)などがケガで外れており、GK櫛引政敏(鹿島アントラーズ)とMF矢島慎也(ファジアーノ岡山)に関しては、実力を把握した上での招集外となった。最終予選に出場しなかったメンバーも、MF関根貴大(浦和レッズ)や、鎌田大地(サガン鳥栖)など数名が選ばれている。中でも注目を集めているのは、ファン・ウェルメスケルケン・際(ドルトレヒト)の存在だろう。 ファン・ウェルメスケルケン・際は、ヴァンフォーレ甲府ユース出身、21歳のオランダ人とのハーフだ。現在は、通信制の大学に通いながら、オランダ2部リーグのドルトレヒトでサイドバックとしてプレーしている。左右の両方のサイドバックでプレーが可能で、もともとFWだった上に、ボランチや中盤のサイドの経験もあるため、18人しか登録できないリオ五輪本戦にはうってつけのユーティリティプレーヤーだ。最終予選でも活躍した鈴木武蔵、オナイウ阿道(ジェフ千葉)に続く3番目のハーフの選手になるが、実は世界には、まだまだハーフの選手が隠れているという。 「すでにA代表でも活躍している酒井高徳はドイツとのハーフですし、国内でプレーする弟の宣福(アルビレックス新潟)、高聖(福島ユナイテッドFC)ももちろんそうです。日本人でハーフの選手って聞くと、貴重なイメージがあると思いますが、実は世界中にメチャメチャいるんですよ。有名なところでは、イングランドの名門トッテナムユースで10番を背負うサイ・ゴダードや、イタリアのチェゼーナユースのGKファンティーニ燦(あきら)ですかね。他にもドイツには、金城ジャスティン俊樹(デュッセルドルフ)がいます。アメリカには、ザクリーエリボ(ニューイングランド・レボリューション)。オーストラリアU-17代表チームのキャプテンを務めた、加藤カレッティ丈。ロシアにはロシアユースにも選ばれた篠塚一平という選手もいます。ファン・ウェルメスケルケン・際が今回は注目を集めましたが、この先当たり前のようにハーフの選手が日本代表に入ってきてもおかしくないですよ」(スポーツライター) もちろん、ハーフだから上手いということではなく、必ずしも身体能力が高いとは限らない。しかし、世界中のサッカーを吸収して日本に還元することで、代表は必ず強くなる。昔の日本選手に見られた“外国人コンプレックス”による萎縮も、もう見ることはないだろう。日本代表はまだまだ伸びそうだ。 (文=沢野奈津夫)FCドルトレヒト公式サイトより
「なんでもいいから巨人ネタを拾ってこい!」野球賭博問題が一大メディアグループ同士の“抗争”に発展!!
野球賭博問題が再燃し、天下の読売グループが苦境に立たされている。 昨秋発覚した巨人の福田聡志、松本竜也、笠原将生の3選手に続き、今月9日に高木京介投手に野球賭博への関与が浮上。「また巨人か……」という野球ファンの声とともに、読売グループの体質に批判の声が上がっている。 14日付の産経新聞は、新たな“爆弾”を投下。巨人選手が自軍の公式戦の勝敗を対象にして、現金をやりとりしていたと報じたのだ。 暴露したのは巨人をクビになった笠原で、試合前に選手が1人数千円を拠出し、巨人が勝つと、選手の円陣で「がんばろう」などと発声を担当した選手が現金を総取りする仕組みだったという。 チームが勝てば、次の試合の発声も同じ選手が担当し、勝ち星が続くごとに1人当たりの拠出金が増加。1人が受け取る総額が数十万円に達したこともあり「連勝していくごとに、どんどん金額が跳ね上がる。レートが上がりすぎて(わざと)打たないことも可能だった」と証言した。 しかも日本野球機構(NPB)は、そうした事実を昨秋の調査で把握しながら公表を控えていたという。 その理由について、NPBは「少額で験担ぎの意味合いもあり、賭け事とは異質。敗退行為(八百長)にはつながらない」と説明しているが、これでファンが納得するはずがない。 「金額うんぬんではなく、スポーツマンシップにもとる行為だ。『金を賭けないとやる気が出ないのか!』と批判が出るのは当然」とは球界関係者。 こうなると、俄然勢い付くのは巨人、もっと言えば、読売グループのライバル会社だ。 スクープした産経新聞をはじめ、天下の朝日新聞までもが、ここぞとばかりに巨人叩きに走っている。 「各社とも上層部が『なんでもいいから、巨人のスキャンダルを拾ってこい』と大号令をかけたそうです。中でも一気呵成なのは産経グループ。巨人=日本テレビで、現在視聴率でブッチ切りの首位を走っていますからね。一方のフジテレビはここ数年苦境に立たされている。巨人のイメージが下がれば、同じ読売グループの日テレも無傷では済まないという理論でしょう。他局もこの機に乗じて巨人叩きを行うようです」(テレビ関係者) 14日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)では、この騒動をトップニュースで取り上げ、メーンキャスターの古舘伊知郎は「巨人内に賭博行為が蔓延していることが問題」と切り捨てた。 「VTR出演した編集委員の男性は、NPBがこの問題を不問に伏して公表しなかったのは、球界の盟主である読売グループの力が働いたためと、かなり踏み込んだ発言をしていました」(テレビウォッチャー) ライバル社からの集中砲火に、読売巨人軍は14日、産経新聞社に記事の訂正を求める抗議書を送付。 「野球賭博常習者である飲食店経営者と密接な関係にある笠原氏の証言内容を、具体的に確認しないまま報じたのは極めて問題。当球団の所属選手が敗退行為を行っていた疑いがあるという誤った内容を伝えるもので、球団の名誉を毀損(きそん)する」という言葉で牽制したが、産経グループの関係者は「今後も徹底的に追及していく」と宣言している。 騒動は一大メディアグループ同士の仁義なき戦いに発展しそうだ。
「なんでもいいから巨人ネタを拾ってこい!」野球賭博問題が一大メディアグループ同士の“抗争”に発展!!
野球賭博問題が再燃し、天下の読売グループが苦境に立たされている。 昨秋発覚した巨人の福田聡志、松本竜也、笠原将生の3選手に続き、今月9日に高木京介投手に野球賭博への関与が浮上。「また巨人か……」という野球ファンの声とともに、読売グループの体質に批判の声が上がっている。 14日付の産経新聞は、新たな“爆弾”を投下。巨人選手が自軍の公式戦の勝敗を対象にして、現金をやりとりしていたと報じたのだ。 暴露したのは巨人をクビになった笠原で、試合前に選手が1人数千円を拠出し、巨人が勝つと、選手の円陣で「がんばろう」などと発声を担当した選手が現金を総取りする仕組みだったという。 チームが勝てば、次の試合の発声も同じ選手が担当し、勝ち星が続くごとに1人当たりの拠出金が増加。1人が受け取る総額が数十万円に達したこともあり「連勝していくごとに、どんどん金額が跳ね上がる。レートが上がりすぎて(わざと)打たないことも可能だった」と証言した。 しかも日本野球機構(NPB)は、そうした事実を昨秋の調査で把握しながら公表を控えていたという。 その理由について、NPBは「少額で験担ぎの意味合いもあり、賭け事とは異質。敗退行為(八百長)にはつながらない」と説明しているが、これでファンが納得するはずがない。 「金額うんぬんではなく、スポーツマンシップにもとる行為だ。『金を賭けないとやる気が出ないのか!』と批判が出るのは当然」とは球界関係者。 こうなると、俄然勢い付くのは巨人、もっと言えば、読売グループのライバル会社だ。 スクープした産経新聞をはじめ、天下の朝日新聞までもが、ここぞとばかりに巨人叩きに走っている。 「各社とも上層部が『なんでもいいから、巨人のスキャンダルを拾ってこい』と大号令をかけたそうです。中でも一気呵成なのは産経グループ。巨人=日本テレビで、現在視聴率でブッチ切りの首位を走っていますからね。一方のフジテレビはここ数年苦境に立たされている。巨人のイメージが下がれば、同じ読売グループの日テレも無傷では済まないという理論でしょう。他局もこの機に乗じて巨人叩きを行うようです」(テレビ関係者) 14日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)では、この騒動をトップニュースで取り上げ、メーンキャスターの古舘伊知郎は「巨人内に賭博行為が蔓延していることが問題」と切り捨てた。 「VTR出演した編集委員の男性は、NPBがこの問題を不問に伏して公表しなかったのは、球界の盟主である読売グループの力が働いたためと、かなり踏み込んだ発言をしていました」(テレビウォッチャー) ライバル社からの集中砲火に、読売巨人軍は14日、産経新聞社に記事の訂正を求める抗議書を送付。 「野球賭博常習者である飲食店経営者と密接な関係にある笠原氏の証言内容を、具体的に確認しないまま報じたのは極めて問題。当球団の所属選手が敗退行為を行っていた疑いがあるという誤った内容を伝えるもので、球団の名誉を毀損(きそん)する」という言葉で牽制したが、産経グループの関係者は「今後も徹底的に追及していく」と宣言している。 騒動は一大メディアグループ同士の仁義なき戦いに発展しそうだ。
「イエローカードを、お口にくわえちゃった!」J2の“ドジッ子”審判がかわいすぎると話題に
13日、J2第3節ファジアーノ岡山VS京都サンガF.C.が、岡山・シティライトスタジアムにて行われた。U-23日本代表候補・豊川雄太(岡山)の技ありループシュートや、後半ロスタイムの石櫃洋祐(京都)の劇的同点弾など、大いに盛り上がり、試合は2-2の引き分けに終わった。しかし、この試合の終了後、一番注目を集めたのはゴールを決めた豊川でも石櫃でもなく、井上知大主審だった。 2-1と岡山リードで迎えた後半36分。菅沼駿哉(京都)が赤嶺真吾(岡山)の足を後ろから引っかけ、倒したことで事件が起こった。赤嶺が立ち上がり、菅沼に詰め寄ると、菅沼もこれに応戦。井上主審は、イエローカードを取り出しながら2人の間に身体を入れて、これを制した。しかし、これだけでは収まらない。白熱した元日本代表の岩政大樹(岡山)が菅沼に突如猛ダッシュで駆け寄り、それを菅沼が突き倒し、場はさらに荒れてしまった。この時、慌てた井上主審が笛を吹こうと口にくわえたのが、ホイッスルではなく、なんと持っていたイエローカードだったのだ。 「音が出ないことに焦りの表情を浮かべて、カードを二度見していましたね。結局、井上主審は、菅沼を退場処分にしたんですが、レッドカードもくわえるんじゃないかと、その場の誰もが期待して見ていたと思います。ちなみに菅沼は、退場しながら笑いをこらえきれない様子でした。見ていたファンからも『かわいすぎる! 場が和んだ!』『ガッツリ食ってるなぁ』『ふじいあきら思い出した』と、一定の人気を得たようです。しかし、あんなミスを大勢のサポーターが見ている中でしておいて、キリっとした表情でレッドカードを出せるんですから、さすがはプロって感じですよね」(スポーツライター) 試合を通してお互いのラフプレーに選手たちはイライラし、乱闘寸前だったこの瞬間だが、井上主審の行動に笑顔を見せている選手も数人混じっていた。意図的ではないだろうが、試合をコントロールする新しい審判の技術が生まれた瞬間だったのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)イメージ画像 Photo By Ian Burt from Flickr.
「イエローカードを、お口にくわえちゃった!」J2の“ドジッ子”審判がかわいすぎると話題に
13日、J2第3節ファジアーノ岡山VS京都サンガF.C.が、岡山・シティライトスタジアムにて行われた。U-23日本代表候補・豊川雄太(岡山)の技ありループシュートや、後半ロスタイムの石櫃洋祐(京都)の劇的同点弾など、大いに盛り上がり、試合は2-2の引き分けに終わった。しかし、この試合の終了後、一番注目を集めたのはゴールを決めた豊川でも石櫃でもなく、井上知大主審だった。 2-1と岡山リードで迎えた後半36分。菅沼駿哉(京都)が赤嶺真吾(岡山)の足を後ろから引っかけ、倒したことで事件が起こった。赤嶺が立ち上がり、菅沼に詰め寄ると、菅沼もこれに応戦。井上主審は、イエローカードを取り出しながら2人の間に身体を入れて、これを制した。しかし、これだけでは収まらない。白熱した元日本代表の岩政大樹(岡山)が菅沼に突如猛ダッシュで駆け寄り、それを菅沼が突き倒し、場はさらに荒れてしまった。この時、慌てた井上主審が笛を吹こうと口にくわえたのが、ホイッスルではなく、なんと持っていたイエローカードだったのだ。 「音が出ないことに焦りの表情を浮かべて、カードを二度見していましたね。結局、井上主審は、菅沼を退場処分にしたんですが、レッドカードもくわえるんじゃないかと、その場の誰もが期待して見ていたと思います。ちなみに菅沼は、退場しながら笑いをこらえきれない様子でした。見ていたファンからも『かわいすぎる! 場が和んだ!』『ガッツリ食ってるなぁ』『ふじいあきら思い出した』と、一定の人気を得たようです。しかし、あんなミスを大勢のサポーターが見ている中でしておいて、キリっとした表情でレッドカードを出せるんですから、さすがはプロって感じですよね」(スポーツライター) 試合を通してお互いのラフプレーに選手たちはイライラし、乱闘寸前だったこの瞬間だが、井上主審の行動に笑顔を見せている選手も数人混じっていた。意図的ではないだろうが、試合をコントロールする新しい審判の技術が生まれた瞬間だったのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)イメージ画像 Photo By Ian Burt from Flickr.
ロアッソ熊本のサポーター水増し作戦が話題! あいつらの中に切れ者の軍師がいる!?
海外サッカー専門のファン、もしくはサッカーそのものに興味がない人には、意外に思われるかもしれないが、実はJリーグの観客動員の総数は年々すごい勢いで増加している。世間的にも一番盛り上がっていた1993年発足時のJリーグブームに沸いた1年と比べても、昨年の総観客動員数は、なんと3倍にも膨れ上がっているのだ。 その要因の一つが、日本各地に新しいクラブがどんどん生まれていること。J1、J2、J3を合わせると、なんとその数は56クラブにも上るのだ。もっとも、かなりの日本サッカー好きでもなければ、この56クラブをそらで言える人は少ないかもしれない。 全体の動員が格段に増えても、その実体は、サポーター獲得に手こずっているクラブがほとんどで、平均入場者が2万を超えるのは一握り。特にJ2やJ3は、まだまだ地元ファンの獲得すらままならず、アウェーにまで出向くサポーターとなれば、かなりレアだ。もちろん、サポーターが少ないと選手としてもモチベーションが上がらず、試合の結果を左右しかねない。気合いの入ったサポーターは、人一倍声を出すなどして選手たちを鼓舞するが、ガラガラのスタジアムではどうもむなしい。そんな中、6日に行われたJ2第二節、徳島ヴォルティスVSロアッソ熊本が話題となっている。 「徳島に集まったロアッソのサポーターは数十人しかいませんでした。そこであるサポーターがとった行動が話題となっています。熊本のご当地キャラクターくまモンなどのぬいぐるみ数体にユニフォームを着させて、観客席に座らせてサポーターを水増したのです。もちろんそれだけで観客席がいっぱいになるわけではないのですが、選手としてもなんだかやる気がでますよね。そのおかげかどうかはわかりませんが、試合は見事に熊本が1-0で勝利しました。他のサポーターからも『今度うちもやろう』『偽兵の計だ!あいつらの中には切れ者の軍師がいる!』と評判ですよ」(スポーツライター) 過去には大宮サポーターが段ボールで人型を作り、ユニフォームを着させて空席を埋めたことが話題になった。運営や、選手だけでなく、サポーターの努力でもクラブ活性化することができる。まだまだJリーグの人気は増加していくだろう。 (文=沢野奈津夫)ロアッソ熊本オフィシャルサイトより
ロアッソ熊本のサポーター水増し作戦が話題! あいつらの中に切れ者の軍師がいる!?
海外サッカー専門のファン、もしくはサッカーそのものに興味がない人には、意外に思われるかもしれないが、実はJリーグの観客動員の総数は年々すごい勢いで増加している。世間的にも一番盛り上がっていた1993年発足時のJリーグブームに沸いた1年と比べても、昨年の総観客動員数は、なんと3倍にも膨れ上がっているのだ。 その要因の一つが、日本各地に新しいクラブがどんどん生まれていること。J1、J2、J3を合わせると、なんとその数は56クラブにも上るのだ。もっとも、かなりの日本サッカー好きでもなければ、この56クラブをそらで言える人は少ないかもしれない。 全体の動員が格段に増えても、その実体は、サポーター獲得に手こずっているクラブがほとんどで、平均入場者が2万を超えるのは一握り。特にJ2やJ3は、まだまだ地元ファンの獲得すらままならず、アウェーにまで出向くサポーターとなれば、かなりレアだ。もちろん、サポーターが少ないと選手としてもモチベーションが上がらず、試合の結果を左右しかねない。気合いの入ったサポーターは、人一倍声を出すなどして選手たちを鼓舞するが、ガラガラのスタジアムではどうもむなしい。そんな中、6日に行われたJ2第二節、徳島ヴォルティスVSロアッソ熊本が話題となっている。 「徳島に集まったロアッソのサポーターは数十人しかいませんでした。そこであるサポーターがとった行動が話題となっています。熊本のご当地キャラクターくまモンなどのぬいぐるみ数体にユニフォームを着させて、観客席に座らせてサポーターを水増したのです。もちろんそれだけで観客席がいっぱいになるわけではないのですが、選手としてもなんだかやる気がでますよね。そのおかげかどうかはわかりませんが、試合は見事に熊本が1-0で勝利しました。他のサポーターからも『今度うちもやろう』『偽兵の計だ!あいつらの中には切れ者の軍師がいる!』と評判ですよ」(スポーツライター) 過去には大宮サポーターが段ボールで人型を作り、ユニフォームを着させて空席を埋めたことが話題になった。運営や、選手だけでなく、サポーターの努力でもクラブ活性化することができる。まだまだJリーグの人気は増加していくだろう。 (文=沢野奈津夫)ロアッソ熊本オフィシャルサイトより





