2013年から続く停滞ムードを払拭! 鹿島アントラーズの躍進で、17年のサッカー界は「開けた」!?

kashima0106.jpg
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 優勝特設サイトより
 2013年(参照記事1)、14年(参照記事2)、15年(参考記事3)と暗い話題が続いたサッカー界だが、昨年はどうだったのか? 振り返ってみたい。 「リオデジャネイロ五輪に出場できるかも微妙」と各サッカーライターに酷評されていた手倉森誠監督率いるU-23日本代表だが、AFC U-23選手権2016兼リオデジャネイロ五輪・アジア地区男子最終予選を見事な戦いぶりで勝ち抜き、見事に出場権を獲得する。その一方で、日本女子代表のなでしこジャパンは、アジア予選でまさかの敗退。選手同士のコミュニケーション不足から不仲が報じられ、スキャンダラスな話題が取り上げられたことで佐々木則夫監督がメディアに苦言を呈する異例の事態に。とはいえ、敗戦は佐々木監督が重用してきたベテランたちの不調が原因だった(参考記事4)。  なでしこジャパンが敗れた分、サッカー界を盛り上げるためにもリオ五輪でのグループリーグ突破を期待された手倉森ジャパンだが、“死の組”を勝ち抜けず、敗退。  悪いことは続き、海外組のACミラン・本田圭佑やドルトムント・香川真司がレギュラーから外され、サッカー界の話題がニュースから激減してしまう。海外組の体たらくぶりが負の連鎖となり、ハリルホジッチ監督率いる日本代表のパフォーマンスも一向に上がらず。 9月には、FIFAワールドカップ18年ロシア大会アジア最終予選初戦で、UAEにまさかの敗戦。現在の予選方式となった1998年フランス大会以降、アジア最終予選で初戦が黒星だったチームは、すべて予選敗退に終わっている。続くイラクに辛勝、オーストラリアには引き分けとパッとせず、不人気ぶりに拍車をかける。  そんなサッカー界の流れが変わったのが、11月。アジア最終予選の大一番となったホームでのサウジアラビア戦に、本田や香川を外すという決断をしたハリル監督。2-1というスコア以上の内容で勝利し、“ハリル解任騒動”は収まった。  そして、近年の日本サッカー史上最大のブレークとなったのが、FIFAクラブワールドカップ2016での鹿島アントラーズの躍進ぶりだ。昨年、筆者は「クラブワールドカップ決勝で欧州チームとぶつかっていたら、Jクラブではありえないくらいの高視聴率を獲得できた」「チャンピオンシップより、クラブワールドカップを重視すべき」と記したが、まさにその通りの現象が起きた。鹿島は決勝まで勝ち上がり、欧州代表のレアルマドリードと対戦。チャンピオンシップはもちろん、日本代表戦やNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』をも抑え、16年視聴率ランキング8位の26.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という驚異の視聴率を叩き出した。クラブワールドカップは毎年行われるため、Jリーグ事務局は出場権獲得に向け、スケジュール調整などのバックアップに死力を尽くすべきだろう。  13年から続く嫌な流れを払拭した16年のサッカー界。17年も展望が開けている。Jリーグの放映権が、年間40億円から210億円にアップ。これにより、17年のJリーグ優勝チームには、賞金や配分金含めて昨季の4倍となる約21億円が支給される。浦和レッズや鹿島のチーム人件費が約20億円ということを考えると、今季のJリーグを制したチームは過去にないフェーズに突入できる。今季は、サッカーファンならば見逃せない展開になりそうだ。    唯一の懸念事項といえば、ハリル監督率いる日本代表がワールドカップロシア大会出場権を獲得できるかどうか……か。 (文=TV Journal編集部)

日ハム・大谷翔平に“本気”の童貞説が浮上! 熱愛説は当の女子アナの「作り話」

otani0104
『北海道日本ハムファイターズ 大谷翔平 投手三冠への軌跡』(ポニーキャニオン)
 昨年大車輪の活躍だったプロ野球・北海道日本ハムファイターズの大谷翔平に“童貞説”が流れている。  190センチ超の高身長に甘いマスク、そして球界No.1スタープレーヤーとくれば、モテないわけがない。しかし、担当記者の間では「割とマジで大谷の童貞説は信じられている」というから驚きだ。  街中がカップルであふれ返るクリスマスイブの昨年12月24日も、翌日のクリスマスも、大谷は千葉県鎌ヶ谷市の2軍施設で自主トレに打ち込んだ。キャッチボールでは相手がいなかったため、壁当て。球団関係者に頼んで、スマホで自身の投球フォームを撮影してもらっていたという。  練習後も大谷は宿舎に“引きこもり”。クリスマスケーキも食べず、普段と同じ生活を送っていたという。 「大谷の来季の年俸は2億7,000万円。でも物欲がないため、お金の管理は両親に任せている。入団から今まで野球のことしか考えていない。それはそれで素晴らしいことなんだけど……」とはスポーツ紙記者。  昨春には一部で名古屋の某局女子アナとの熱愛がウワサされた。いわく「結婚前提の真剣交際」「試合後に繁華街でデートしていた」というものだったが……。  舞台裏を知る関係は「大谷本人も、そのウワサは耳にしていたが『誰ですか?』という反応だった。詳しく調べると、熱愛情報の出処は、当の女子アナ。局内でも『彼(大谷)と付き合ってるの』と吹聴しているんだとか。周囲も“作り話”ということには、とっくに気付いていますよ(笑)」と話す。  とはいえ、何もないのは、なんとなく心配になる。前出の担当記者は「あまりにも女性関係の浮いたウワサがない。彼は記者と一線を引くタイプ。心の中までは絶対に見せないから、本当にわからない」と話す。  現時点では「野球が恋人」ということにしておくしかないようだ。

日ハム・大谷翔平に“本気”の童貞説が浮上! 熱愛説は当の女子アナの「作り話」

otani0104
『北海道日本ハムファイターズ 大谷翔平 投手三冠への軌跡』(ポニーキャニオン)
 昨年大車輪の活躍だったプロ野球・北海道日本ハムファイターズの大谷翔平に“童貞説”が流れている。  190センチ超の高身長に甘いマスク、そして球界No.1スタープレーヤーとくれば、モテないわけがない。しかし、担当記者の間では「割とマジで大谷の童貞説は信じられている」というから驚きだ。  街中がカップルであふれ返るクリスマスイブの昨年12月24日も、翌日のクリスマスも、大谷は千葉県鎌ヶ谷市の2軍施設で自主トレに打ち込んだ。キャッチボールでは相手がいなかったため、壁当て。球団関係者に頼んで、スマホで自身の投球フォームを撮影してもらっていたという。  練習後も大谷は宿舎に“引きこもり”。クリスマスケーキも食べず、普段と同じ生活を送っていたという。 「大谷の来季の年俸は2億7,000万円。でも物欲がないため、お金の管理は両親に任せている。入団から今まで野球のことしか考えていない。それはそれで素晴らしいことなんだけど……」とはスポーツ紙記者。  昨春には一部で名古屋の某局女子アナとの熱愛がウワサされた。いわく「結婚前提の真剣交際」「試合後に繁華街でデートしていた」というものだったが……。  舞台裏を知る関係は「大谷本人も、そのウワサは耳にしていたが『誰ですか?』という反応だった。詳しく調べると、熱愛情報の出処は、当の女子アナ。局内でも『彼(大谷)と付き合ってるの』と吹聴しているんだとか。周囲も“作り話”ということには、とっくに気付いていますよ(笑)」と話す。  とはいえ、何もないのは、なんとなく心配になる。前出の担当記者は「あまりにも女性関係の浮いたウワサがない。彼は記者と一線を引くタイプ。心の中までは絶対に見せないから、本当にわからない」と話す。  現時点では「野球が恋人」ということにしておくしかないようだ。

ジャニーズ勢がNHKスポーツ番組で大健闘! 2016年のスポーツメディア考

gorin1227.jpg
イメージ画像(Thinkstockより)
 リオ五輪のメダルラッシュあり、広島カープの25年ぶりのリーグ優勝あり、長友佑都や福原愛の結婚報道ありと、明るい話題が多かった2016年のスポーツ界。一方で、清原和博の逮捕、野球賭博問題といった物議を醸すネタにも事欠かなかった。それらスポーツの話題や情報を、スポーツメディアはどのように扱ったのか? 特に「2016年ならでは」と感じたエピソードをおさらいしたい。 ■SMAP騒動を通じて考える「スポーツ新聞のあり方」  1月のSMAP解散騒動に始まり、大みそかの解散で幕を閉じる2016年。その余波は、スポーツメディアにも大きな影響を与えた。  そもそも、SMAP解散騒動の発信源はスポーツ紙。1月13日付朝刊のスポーツニッポン、日刊スポーツの2紙による「情報解禁」から始まり、以降1月のスポーツ紙1面はほとんどがSMAP独占となった。  もちろん、国民的関心事ということを考えれば、1面独占自体は仕方がないことかもしれない。だが、スポニチと日刊は12日間連続でSMAP1面。それは「スポーツ新聞」としてあんまりだ。毎日、“活字スポーツ”に飢えている読者をないがしろにしすぎではないか?  あるスポーツ紙デスクは「こんなに売れて、注目されたのは久しぶり」と相好を崩していたが、目先の甘い汁に溺れて本分を忘れてしまうようでは、コアなファンすら失いかねない。 ■NHKスポーツもジャニーズ勢が浸食!?  これまで、スポーツバラエティのMCやオリンピック民放キャスターなどに抜擢されることが多かったジャニーズ勢。今年のリオ五輪でも、TBSでSMAPの中居正広が、日本テレビで嵐の櫻井翔がキャスターを務めた。  そして今年、これまでその聖域を守ってきたNHKスポーツでも、ついにジャニーズ・キャスターの就任を許してしまった。NHK総合では、嵐の相葉雅紀が『グッと!スポーツ』のMCに就任。パラリンピックではジャニーズ俳優・風間俊介が現地キャスターを務め、V6の三宅健がハイライト放送『みんなで応援!リオパラリンピック』のメインパーソナリティに就任した。  ただ、さすがはNHK。番組作りにおいてはジャニーズありき、ではなく、アスリート目線、小池百合子都知事の言うところの「アスリート・ファースト」を徹底していた点は好感が持てた。また、風間は以前からEテレの福祉番組『ハートネットTV』でMCを務め、三宅にしても『NHK みんなの手話』でナビゲーターを務めるなど、障害者とパラスポーツに対しての「視点」を持っていたため、コメントにも説得力があふれていた(参照記事)。  民放でも同様に、タレントありきではなく、企画ありき、スポーツありきの番組作りが広がれば、「またジャニーズか……」と見る前から拒否反応を示す層も減るのではないだろうか? ■ゾクゾク開始。パラスポーツ番組がアツい  2016年の「メディアとスポーツ」の関係性で、大きく比重が増えたジャンルがある。それがパラスポーツ番組だ。これは、リオパラリンピックを盛り上げるため、という側面以上に、2020年への先行投資の意味が大きい。  BS日テレではくりぃむしちゅー・上田晋也がナレーターを務めるスポーツドキュメンタリー『ストロングポイント』が2月にスタート。大みそかには特別篇も放送される力の入れようだ。  また、ラジオのニッポン放送では10月から俳優・鈴木亮平が障がい者スポーツの世界を掘り下げる『鈴木亮平Going Up』がスタート。2018年のNHK大河ドラマ主演が決まった鈴木とあって、今後ますます注目を集めそうだ。  地上波でも、5分弱の短い枠ではあるものの、フジテレビ系でパラスポーツ応援番組『PARA☆DO!』、TBS系で『勇気のシルシ〜パラアスリートの挑戦~』といった番組がレギュラーで放送されるなど、パラスポーツを取り上げた番組はほかにも多い。これらの番組の中から、人気企画や注目アスリートが出てくる可能性もあるだけに、2017年もその広がり・盛り上がりを大いに期待したいジャンルだ。 ■スポーツ中継とradikoの可能性  広島カープ対北海道日本ハムファイターズという組み合わせになった今年のプロ野球・日本シリーズ。全国的にも20%近い好視聴率に沸いたが、それぞれのお膝元、広島と北海道では瞬間最大視聴率が50%を超える場面もあったことがニュースとなった。  あらためてスポーツにおける「地方隆盛」を証明してみせたわけだが、そこでぜひ、期待したいのがIPサイマルラジオサービスradikoの「エリアフリー」機能と、10月から運用が始まった新機能「タイムフリー」の活用だ。  従来、ラジオを聞き比べるためにはザッピングするしかなかったわけだが、スポーツ中継の場合、それでは決定的な場面を聞き逃しかねない。だが、radikoの「タイムフリー」と「エリアフリー」を活用すれば、たとえば同じ日ハム・大谷翔平のホームランにしても、まずは北海道サイドのラジオ番組ではどのように実況したのかを楽しみ、後から、打たれた広島サイドはどのような落胆実況だったのか、なんてことを検証するのも可能になる。  現状、スポーツ中継ではなぜかタイムフリーを利用できない場合も多いだけに、より柔軟な運用を期待したい。 ■総括  こうして振り返ると、SMAPが解散する今年、SMAPが2020年に向けて「応援サポーター」を務めるはずだったパラスポーツが大きな注目を集めることになったのはなんとも皮肉だ。逆にいえば、SMAPが予定通り応援サポーターを務めていればもっと盛り上がっていたかもしれず、その点は返す返すも残念でならない。  SMAPの後任には、今年10月にNHKで放送された特別番組『東京2020 12時間スペシャル』にも出演した嵐が務めることに……なんて情報も流れたが、まだ正式決定のニュースは聞こえない。そんな中、年明け1月3日には、ドラマ『君に捧げるエンブレム』(フジテレビ系)で、櫻井翔が主役である車椅子バスケ日本代表選手を演じることになっている。  4年後に向けた「出場枠」をめぐる芸能界のつばせり合いは、すでに始まっている、というわけだ。 (文=オグマナオト) 「熱血!スポーツ野郎」過去記事はこちらから

イチローやダルビッシュの“本音”を引き出す、元日ハム・稲葉篤紀のインタビュー力

inaba1226.jpg
稲葉篤紀 Aiプロジェクト公式HPより
「神ってる」をはじめ、今年もさまざまな言葉でにぎわいを見せたプロ野球。「野球は言葉のスポーツ」とよく言われるが、実際に選手・監督らから言葉を引き出し、紡ぎ出す記者やインタビュアーの力量次第で、野球報道はいかようにも面白くなり、深みを増していく。  その中で、今季もっとも神がかっていたインタビュアーは、間違いなく元・北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀だろう。  まずは春先、『報道ステーション』(テレビ朝日系)でのイチロー独占インタビューが素晴らしかった。  稲葉×イチローの絡みは、昨年、マイアミ・マーリンズに移籍したばかりのイチローをアポなしで訪れ、「稲葉さんなら」とイチローが快諾したもの。出身地が隣町同士という間柄だからこその軽快なやりとりは、これまでのどのイチローインタビューとも趣が違っていた。  イチローインタビュー、というか、イチローの言葉は、取材者を通り越して視聴者にも緊張を強いることがある。それもまたイチローらしさのひとつではあるのだが、稲葉を介したときのイチローの言葉は不思議と重さが取り除かれ、スッと耳に入ってくる。  迎えた今年の第2弾では、高校からプロ入りして数年までイチローがイップス(運動障害)に悩んでいたという、これまでどこにも語られていなかった事実が語られた。そして、最大の注目点は、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有や日本ハムの大谷翔平が率先して取り組み、昨今の球界トレンドのひとつとなっている「巨大化トレーニング」の是非について、イチローの見解を引き出したことだ。 「持って生まれたバランスがあるから、それを崩しちゃダメですよ。トラとかライオンは、ウエイトトレーニングしないですから」 「筋肉は大きくできても、それを支える関節や腱は鍛えられない。だから、けがをする」 というイチローの回答は、他のメディアでも拡散されたので、ご存じの方も多いだろう。  インタビュアー稲葉が素晴らしかったのは、このイチローインタビューへのアンサーソングともいうべき、別なインタビューを行ったことだ。10月16日の『Get Sports』(同)で特集された「ダルビッシュ有×稲葉篤紀 スペシャルインタビュー」がそれ。イチローの筋トレ不要論をダルビッシュはどう考えるのか? 稲葉が直撃取材した。こちらは深夜帯という時間も影響してか、イチローインタビューほど話題にならず、拡散も少なかったので、知らない人も多いかもしれない。 「今、シマウマがトレーニングを始めて、ライオンたちよりも強くなっている。だから、ライオンだってトレーニングをしなきゃいけない時代になった」 「イチローさんは、もともとめちゃくちゃ頭のいいライオン。ほかのライオンにはできない特殊能力があるから、今までもずっとエサを獲ることができた。日本はいつまでもシマウマじゃ、これから先、どんどん食べられてしまう」  Twitterやブログで自ら言葉を発信し、イチロー同様、普段はあまりメディア取材を受けないダルビッシュからこの回答を引き出したという点で、稲葉の功績は間違いなく大きい。  イチロー、ダルビッシュ以外でも、日本ハムの大谷、栗山英樹監督、中田翔、横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智といった、今季の球界を支えた人物たちを継続して追いかけていた稲葉。興味深かったのは、ソフトバンクと日本ハムが直接対決した今季のパ・リーグ天王山(9月21日)の試合直前、栗山監督にインタビューした際、「2点先に獲って、大谷で逃げ切りたい」というコメントを引き出したこと。果たして試合はその言葉通り、日本ハムがホームランで2点を先制し、大谷が見事に完投勝利。この試合で、ほぼ今季のパ・リーグの雌雄が決した、といわれる試合だっただけに、実に意義のあるインタビューとなった。  普段、メディアの取材を受けないことで知られるイチローやダルビッシュが稲葉の前では胸襟を開くのは、稲葉がどこまでも謙虚であることが大きな要因だろう。 《人気にあぐらをかいてはいけない。クールになってもいけない。謙虚な気持ちを抱きつつ、初心を忘れることなく、つねに挑戦者のつもりで熱く闘わなければいけない。僕たちこそ、マンネリズムに陥ってはいけないのです》  これは、引退した際に上梓した自著『THANKS FANS! 北海道に僕が残したいもの』(宝島社)に収められた一節。日本ハムが今後も強く、人気を保つために必要な心構えについて書いたものだが、これはそのまま、情報を伝える側に回った稲葉自身のモットーのように思えてならない。  そんな稲葉は以前、イチローにインタビュアーの心構えを聞かれて、こう答えている。 「選手の立場がすごくわかるから、もうしわけない。これ聞いて大丈夫かなと。視聴者は『コレを聞いて欲しいんだろうな』というのもわかるけど……まだまだ」  プロフェッショナルとしては変わらなきゃいけないと思う、と語る稲葉だったが、むしろ変わる必要はない。選手たちから慕われ、視聴者にも好印象を与えられるインタビュアーは、それだけで稀有な存在だ。2017年も魅力的な言葉を選手たちから引き出し、野球報道に一石を投じてほしい。 (文=オグマナオト) 「熱血!スポーツ野郎」過去記事はこちらから

またまた的外れ発言でバッシング! 明石家さんまの“サッカー観”は止まってる?

sanma12201.jpg
 18日に行われたFIFAクラブワールドカップ2016決勝のレアル・マドリード×鹿島アントラーズの一戦。終わってみれば、4-2で欧州王者のレアルが貫禄のチャンピオンとなったが、鹿島は対等の勝負を見せた。後半に入ると2-1でリードを奪い、テレビに映っていないところでは、ジダン監督が何度もテクニカルエリアを飛び出して選手たちに指示を送っていた。 「“本気を出さないと負けるぞ”という指示を出していたのでしょう。レアル選手たちのフリーランニングやプレスは、欧州での戦いとは程遠かったですからね。とはいえ、鹿島は素晴らしい試合をしました。MVPは柴崎岳で、陰のMVPがクリスティアーノ・ロナウドを抑えた西大伍をはじめとするディフェンス陣。クラブワールドカップ史上最高の決勝戦だったと思います」(サッカーライター)  そんなJリーグ王者の戦いぶりに水を差した男がいると、サッカーファンたちが怒り心頭だ。それは、『FIFAクラブワールドカップジャパン2016決勝』(日本テレビ系)のゲストコメンテーターとして登場した明石家さんまだ。  試合前、柴崎はじめ、鹿島の選手たちが「勝ちに行く」と闘志を燃やしていたが、さんまは「クリスティアーノ・ロナウドのマークにつく人はうれしい。都並(敏史/元日本代表)君は、マラドーナについたことをいまだに自慢している」と、的外れとも思えるコメントをしていた。実際、サッカーの知識はどれくらいあるのだろうか? 「都並さんと比較するコメントに表れているように、さんまさんのサッカー観は時間が止まっていますよね。マラドーナと戦った時の都並さんはプロではなかったし、当時は日本がワールドカップにも出場していなかった。ですが、今の日本人選手たちは、海外のスター選手たちとも普通に試合をしています。マークについてうれしいではなく、実力を試し、勝ちに行きたいと思っている。さんまさんは、海外サッカーは見ているのかもしれませんが、世界のサッカーの流れや、Jリーグのことはわかっていない。1980年代に日本サッカーを盛り上げようとしていた方だけに、残念です。そういった意味では、今も日本サッカーを盛り上げようと精力的に取材もしているNEWS手越祐也さんのコメントのほうが的を射ていたと思います」(同)  試合後もさんまは「あのまま2-1で鹿島が勝ってたら、高速道路でいろいろなことを考えてしまいそうやった」「MVPはレフェリー」などと鹿島に対するリスペクトに欠けたボケを連発。サッカーファンに嫌悪感を与えた。  そういえば、SMAP解散騒動時も、事情通のように振る舞い、SMAPファンたちから批判を受けていたが、お笑い以外では、その上から目線のスタンスは通用しないようだ。 (文=TV Journal編集部)

腰痛・左ヒザももう限界で……フィギュア元世界女王・浅田真央が年内にも引退へ

asadamao1219.jpg
 元世界女王・浅田真央がすでに現役引退を視野に入れており、このままだと2018年2月の平昌オリンピック前に、スケート靴を脱ぐことになりそうだという。苦悩する国民的アイドルは、世界選手権への選考会を兼ねる今月下旬の全日本選手権の内容によっては年内、大会後にも意志を表明する可能性がある。  浅田といえば、ソチ五輪でまさかの6位となり、現役続行か引退かで揺れていた。「ハーフハーフ」とコメントするなど世間をにぎわせたが、周囲の勧めもあって、しばらく休養。15年5月に会見を行い、結局、現役のトップスケーターとして闘うことを発表した。  ところが、復帰後は長年の疲労からくる慢性的な腰痛の影響もあり、なかなか思うようなスケートができていない。  フィギュア関係者は「腰痛だけでなく、左ヒザにも故障を抱えています。小さいころから高度なジャンプを跳び続けてきたため、それを支えてきた左ヒザが悲鳴を上げています。真央ちゃんは、いつも追い込んだ練習で状態を上げていくタイプにもかかわらず、練習も半分程度しかできていない。全盛期と比べると体つきも変わってしまった。体が大きくなり、前のような演技ができないことも、周囲は限界と受け止めているようです。真央ちゃんもそれに気付いているが、スポンサーやテレビ局などのことも気にかかって、なかなか言い出せないとか。とても限界だ、引退だと言えない空気こそが真央ちゃんを苦しめている、なんて言われています」と声をひそめる。  今季のグランプリ(GP)シリーズ・フランス杯では自己ワーストの9位に。浅田はとめどなく涙を流し、ショックの大きさが際立っていた。前出のフィギュア関係者は「真央ちゃんは平昌オリンピックを最終目標にしていますが、金メダルどころか出場すら怪しくなってきています。先の見えない不振で、本人の気持ちも切れかけているようです。テレビ局やスポンサーは慰留するでしょうが、それら関係先の理解が得られれば一気に現役引退へと向かうことになりますよ。いつ引退表明しても驚きはありません。平昌オリンピックはスケーターではなく、解説者として会場を訪れることになるだろうとささやかれています」と明かす。  さらに、浅田に憧れて滑り続けてきた妹分の村上佳菜子も、平昌オリンピックへの道のりは厳しく、引退することが既定路線だという。女子フィギュアスケート界は世代交代が一気に進む様相だ。

8人強姦で懲役30年の元Jリーガー・神村奨、6年前の「ドーピング疑惑」との関連は……?

soccer1217.jpg
イメージ画像(Thinkstockより)
 横浜地裁は12日、女性8人を襲ったとして強姦致傷などの罪に問われた元サッカーJ2選手の神村奨被告に、求刑通り懲役30年の判決を言い渡した。「同種の事案と比べても極めて悪質な犯行」と片山隆夫裁判長。閉廷後、地裁前にいた刑事事件の専門家に聞いたところ「刑法では刑期3分の1経過で仮釈放することができるとあるので、最短10年経過で仮釈放は可能ですが、現実的にはそういう例はほとんどなく、刑期8割を終えないと仮釈放がないのが通例。被告は短くても、25年は刑務所で過ごすことになるのでは」と言っていた。  判決確定なら、27歳の被告が塀の中から出てくるのは50代。人生の半分が刑務所暮らしとなるわけだ。この話を横で聞いていた20代のファン女性は「プロ入りする前から大好きだったので、自分のことのようにつらい」と泣き崩れた。  女性は、ファンレターで神村被告に真剣交際を申し込んだことがあるほどの熱狂的ファン。それだけに、現在でも有罪が信じられないという。 「彼には4年ぐらい前、ドーピング疑惑があったので、その副作用じゃないかと思ってます。奨クンと親しくしていたシンガポール人のチームメイトがドーピング疑惑で追放されたことがあって『神村もやっていたのに』って言ったんですが、そのシンガポール人は精神を病んでレイプ未遂事件を起こしてるんです。私は奨クンのドーピングなんて信じていませんが、もしかしたらそのせいかなって……」(女性ファン)  ドーピングの乱用による精神錯乱は有名な副作用だが、今回のレイプ事件は常習性、計画性も感じられるもので、仮に神村被告がなんらかの禁止薬物をやっていたとしても、その影響による犯行とは思えず、裁判の過程でもそんな話は出ていなかった。  神村被告は昨年3月、相模原市内のマンションに侵入し、寝ていた女子大生の顔を殴って縛り上げ、タオルで目隠しをした上で「殺すぞ」と脅しながら性的暴行を加え、その様子を撮影していたとされる。ほかでもひとり暮らしの女性ばかりを狙った同様の事件が続発しており、今年4月に逮捕された神村被告は、09年から昨年まで神奈川県、埼玉県での計8件の犯行で起訴された。警察からは「犯行があまりに手慣れている。見つかっていない事件も、まだまだあったのでは」という声も聞かれた。  11年に水戸ホーリーホックに入団しプロ入りした神村被告は、シンガポールやインドで活動後、13年にFC町田ゼルビアに移籍。逮捕当時は東京都の社会人リーグで活動していた。イケメンで女性にモテそうな風貌だが、実際には美少女アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の曲を会場BGMに流すほどの美少女アニメ好きで、「そういうDVDもよく見ていた」と元チームメイト。 「性嗜好そのものは異常ですが、性格は内向的だったのかも……。仲間同士で一緒に風俗店に行こうとなったときも、神村は『そういうの苦手』と行かなかったから“むっつりスケベ”な印象はあった。ドーピングのウワサはまったく聞かなかった」(同)  ただ、今回の判決を聞き、この選手は「神村のことが残念だとか嘆く以前に、被害者女性がかわいそうすぎて……同情できない。二度と社会に出てこなくていいと思う」と突き放した。現時点では、神村被告が控訴するかどうかは伝わってきていない。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

スカパー!「Jリーグ中継撤退」で解約ラッシュ必至! サブライセンス交渉が決裂したワケ

soccer1216.jpg
イメージ画像(Thinkstockより)
 J1クラブの鹿島アントラーズが、アジア大陸史上初のFIFAクラブワールドカップ決勝に進出するという歴史的快挙の裏で、Jリーグに関わる大きな動きがあった。  スカパー!を運営するスカパーJSAT株式会社が, 公式サイトで「2017年シーズン以降の放映権を獲得した会社と、これまでどおりスカパー!で配信できるように交渉を続けてまいりましたが、成立に至りませんでした(中略)つきましては、Jリーグ戦の配信予定がないことに伴い『Jリーグオンデマンド』は1月末をもって終了とさせていただきます」と、Jリーグ中継からの撤退を発表したのだ。  今年7月、Jリーグとスポーツライブストリーミングサービス「DAZN」は2017年からの10年間、約2,100億円の放映権契約を締結。DAZNを運営するPerform Groupは、スポーツ関連のメディアやサービスを展開するデジタル・スポーツコンテンツ&メディア企業。つまり、放送会社ではなく通信会社だ。ゆえに、スカパー!もサブライセンスを受けるための交渉を続け、数試合は放送できるようなスキームを作ろうとしてきた。それは、DAZNとしても悪くない話だと思うのだが……。 「両者の狙いに齟齬があったのでしょう。まず、DAZNは日本での加入者数が伸びていないといわれています。地上波での放送ならば、パブリシティとして相乗効果も考えられますが、スカパー!はあくまでCS。視聴するためにはアンテナの設置が必要になる家が多いし、アンテナを立てる方向が南西という条件もある。そういった環境で放送させても、DAZNの加入者が伸びるとは思えない。むしろ、パイを食い合ってしまう」(サッカー関係者)    一方、スカパー!にも、譲れないところがある。 「過去、浦和レッズの試合を生では地元テレビ局にあまり露出させなかったことから考察すると、今回の交渉でも人気クラブの試合がキーになったのではないでしょうか? 浦和など人気クラブの試合を有料放送として抑えられなければ、加入者数が激減してしまいますから。『地上波で露出したいDAZNと、地上波は極力抑えたいスカパー!』という構図があったように思います」 (同)  現在、スカパー!のホームページを開くと、「スカパー!カスタマーセンターのお電話が繋がりにくくなっています(12/16)」と表示される。以前、スカパー!関係者が「スカパー!の売り上げの大半はJリーグ」と語っていたが、今回の撤退を受け、相当数の解約者が出ることは必至。年間約40億円でJリーグと契約していたスカパー!(参照記事)。「2015年にスカパー!が10年契約900億円で当時のJリーグ幹部に提示しても、きっと飛びついたでしょう」とサッカー関係者は語っていたが、もはやあとの祭りである。 (文=TV Journal編集部)

鹿島アントラーズが南米王者に勝利! ビデオ判定で、日本は世界との距離を埋める!

kasima1215
鹿島アントラーズ公式サイトより
 14日、クラブワールドカップ準決勝が行われ、鹿島アントラーズが下馬評を覆し、南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)に3対0で勝利した。Jリーグのクラブが同大会で決勝戦に進出するのは、初めての快挙となる。  今大会はFIFA(国際サッカー連盟)主催で初めてのビデオ判定を導入した大会であり、鹿島の先制ゴールは、そこから生まれたものだった。前半28分に左サイドで鹿島が直接FKを獲得、キックは一度クリアされてしまうが、そのとき、逆サイドに走り込んでいた西大伍が、相手DFに足を引っかけられていた。これがビデオ判定の対象になり、主審がピッチサイドで確認すると、見事に鹿島がPKを獲得。これを土居聖真が冷静に決めた。その後もアトレティコ・ナシオナルの猛攻を耐え忍び、カウンターで2点を追加した鹿島が決勝進出を決めた。  3-0と、結果としては快勝に見えるスコアだったが、内容ではアトレィティコ・ナシオナルが優勢だった事は間違いない。1点目のPKがなければ、違った結果になっていた可能性も高い。ビデオ判定という新ルールが鹿島の決勝進出の大きな理由になったということだ。そして、このビデオ判定が正式に採用されるようになれば、日本は今よりも断然世界のレベルに近づくという。 「マリーシアという、ポルトガル語でズル賢さを表す言葉があります。これはPKをもらうためにわざと倒れたり、審判に見えないところで肘打ちをしたりと、海外の選手、特に南米の選手が使う卑怯なテクニックのことです。今回のPKも、ボールとは離れたところで行ったファウルから生まれたものであり、このマリーシアに当たるものですね。日本人は昔からこのマリーシアが苦手と言われ続けてきたのですが、もしビデオ判定が正式に採用されるようになれば、マリーシアを使う選手たちは一気に不利になるでしょう。今まで真面目にやり続けてきた日本選手に追い風のルールですよ。日本のファン達からも『W杯予選がだいぶ楽になる』『中東勢終わった』『南米との差がだいぶ縮まったんじゃないか?』と、喜びの声が上がっていますよ」(スポーツライター)  ビデオ判定が正式採用されれば、悪質なファウルも減り、怪我をする選手も激減するだろう。今はまだ賛否両論のこのルールだが、早急に正式採用される事を願いたい。もうおかしな判定で勝敗がついてしまうのは見たくない。 (文=沢野奈津夫)