過去10年の連対馬にはダイワスカーレット、ジェンティルドンナ、ミッキーアイルらG1馬の名も。若駒の登竜門『シンザン記念(G3)』で、今年最初の3歳重賞を制するのはどの馬か。サイゾーの競馬部門スタッフが徹底談義を重ねる。 デスクF 金杯が終わったばかりなのに、もうシンザン記念か。まったく変則日程は忙しくてかなわんな。 記者T まあ、そうぼやかないでくださいよ。我々にとっては仕事があって喜ばしいじゃないですか。 デスクF さすが、金杯で良い目を見た人間は心が広いね。そこまで余裕あるんだから、当然いい情報あるんだろうな。 記者T シンザン記念と同じ、京都マイル戦の京都金杯を牝馬のウインプリメーラが勝ったじゃないですか。その流れで今週も牝馬は要注意ですよ。 デスクF 確かに過去にはダイワスカーレット、ジェンティルドンナら名牝級の出走もあるな。そんなに今年もいい牝馬がいるのか? 記者T 出走を予定しているのはジュエラーとラルクの2頭です。甲乙つけ難い素質馬ですが、どちらも11月京都の新馬戦は楽勝でした。そのまま暮れのG1参戦プランもあったのに、じっくり仕上げてここに照準を合わせてきたみたいです。 デスクF 翌日には中山で牝馬限定戦のフェアリーステークス(G3)があるのに、あえて牡馬と走るってのは、やはりそれだけ自信があるからか? 調査班M それもあるんでしょうが、経験の浅い時期に関東に遠征したくないみたいです。ジュエラーを管理する藤岡健一調教師は『初戦の内容からも、直線が長いコースがいいと思ってね。中山(遠征)は考えなかった』と言っていました。レースは(ミルコ・)デムーロみたいですね。 デスクF なに、デムーロ先生か。重賞4勝の姉ワンカラットは、もうこの時期からバリバリだったし、こりゃジュエラーは買うしかないなあ。 調査班M 待ってくださいよ。有馬記念でちょっといい思いしたからって、いきなりデムーロ“先生”ですか。もう一頭のラルクも軽視しない方がいいと思いますよ。 デスクF こっちは武豊か。金杯は1番人気でダメだったからなあ。 調査班M その武騎手が去年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズで、G1なのに珍しく乗ってなかったでしょう。それって、このラルクが出てなかったからじゃないでしょうか。なんせ、この馬の新馬戦には2週連続で武騎手が追い切りに来る熱の入れ様でしたからね。 記者T お母さんはアメリカのG1馬で、セレクトセールでは1億4,500万円の値がついた馬。松永幹夫調教師も『G1も考えたけど、ジョッキーと相談してここに。 スタートがいいし、競馬も組み立てやすい。牡馬相手でも楽しみ』とやる気です。ラルクも要注意ですよ。 デスクF なるほど。こりゃ牝馬のワン・ツーまであるかな。男馬で何かいないのかよ。 記者T 筆頭はピースマインドでしょうね。新馬戦は2着に敗れましたが、相手はあのリオンディーズ……。 デスクF 去年の2歳チャンピオンか。まあ、事故みたいなもんだな。 記者T それでも3着には3馬身離していましたし、その後の未勝利戦では6馬身差の圧勝。リオンディーズにリベンジを果たすためにも、ここは負けられませんよ。 調査班M 坂路の動きも良かったみたいですよ。管理する宮徹調教師も『大きな走りをする。いい状態で来てる。楽しみにしてる馬だから、良い結果を期待したいね』と好感触でした。 デスクF 新馬戦で運悪く“化物”と当たってしまった名馬っていうと、コンゴウリキシオーを思い出すな。新馬戦でディープインパクトに負けた後、未勝利、500万下、きさらぎ賞(G3)と3連勝。最終的には重賞4勝だもんな。 調査班M ピースマインドもそれくらいのポテンシャルは秘めているかもしれませんよ。 デスクF そうなるとシンザン記念は“堅い”って結論付けるしかないんだけど……。 記者T なら“騎手買い”はどうですか。シンザン記念の過去6年で浜中俊騎手が3勝、3着1回。池添謙一騎手も1勝、2着2回の好相性ですよ。 デスクF 2人とも連対率(1、2着に入線する確率)5割ってことか。浜ちゃんはロジクライ、池添はツーエムレジェンドだな。 記者T ツーエムレジェンドの朝日杯はリオンディーズ、エアスピネルといったトップクラスには突き放されましたが、3着のシャドウアプローチとは0.1秒差の6着。競り合った相手には小倉2歳S(G3)の覇者シュウジ(5着)もいました。 調査班M 池添兼雄調教師も『気配はいいよ。G1であれだけ頑張ったんだから、ここでもね』と一発狙ってますし、兼雄調教師と謙一騎手の“池添親子コンビ”は中山金杯を勝った勢いがあります。 記者T 浜中俊騎手のロジクライは人気にならないでしょうが、前走は1番人気に推されていただけに見限るには早いかと。須貝尚介調教師も『中1週でも疲れはないし、元気はいい』と巻き返しに期待していました。 デスクF なるほど。“シンザン記念男”の浜ちゃんがいい仕事してくれれば、おいしい配当にもありつけそうだな―― ――金杯の余韻が冷めやらぬまま、今週末の競馬は3日間開催。果たしてサイゾーの競馬部門スタッフは、おいしい配当にありつけるのだろうか。シンザン記念(G3)は1月10日(日)15時45分発走予定。JRA公式サイト
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アヤパンと破局に暴行事件、涙の復活……武幸四郎の抱える“ハンデ”と、兄・豊にない“魅力”
競馬界の「顔役」といえば、みなさんご存知の武豊で間違いないだろう。昨年、中央競馬通算勝利数は3,700勝を超え、重賞勝利数も300勝を達成と、空前絶後の記録を更新し続けている。40代後半ながら、2015年の勝利数は6年ぶりに100勝(最終的に106勝)の大台を突破し、その騎乗技術がいまだ衰えていないことを満天下に示している。 ただ、その豊と同じ血を引く弟・武幸四郎は、成績というか「数字」でいえば、偉大な兄の足の小指くらいといわざるを得ないのが現状である。 豊の中央競馬年間勝利数の最大値は212勝(05年)のJRA記録だが、幸四郎の最大値はデビュー3年目、1999年の62勝。その後も100勝に到達することはなく、09年以降は30勝にも到達できていない。 ただ、知名度だけは一流ジョッキーにヒケをとらない。なんといっても「武豊の弟」というネームバリューがなせる業である点は否定できないが、彼自身がそうそうできない記録を残した部分もあるからだ。 1997年にデビューした幸四郎。その2日目で、マイラーズカップ(G2)を、11番人気のオースミタイクーンで勝利。初勝利が重賞、さらにはJRA史上最短記録となるデビュー2日目での重賞勝利という快挙は、多くの競馬ファンに大きなインパクトをもたらした。その後数年は50~60勝あたりをキープしていたので、中堅どころの騎手として、そこそこの人気を博していたのだ。 さらに、幸四郎は一般の知名度も高い。当時人気番組だったスポーツバラエティ『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に定期的に出演し、合コン好きなどチャラめな素顔を披露したかと思えば、当時フジテレビのアナウンサーだった高島彩アナとの熱愛が報じられるなど、ハデに世間を騒がせていた。 が、私生活の喧騒と反比例するように、その後成績は下降の一途をたどる。09年6月から同年11月にかけて118連敗を記録したこともあり、兄の豊がそのスランプを気にかけたくらいだった。 さらに、3年間交際した高島彩とも破局。最後は待ち合わせ場所に彼女が現れず、幸四郎は号泣したとかなんとか……。 ついには、11年、京都市東山区内の飲食店で居合わせた客の男に殴られ、左ほおを骨折する全治3カ月の重傷を負ってしまった。まさに踏んだり蹴ったりの状況である。 その後復帰した幸四郎の姿には、なんとも哀愁が漂って仕方なかったものだが、13年、コンビを組んだ牝馬・メイショウマンボでG1を3勝(オークス、秋華賞、エリザベス女王杯)し、復活を宣言。オークス勝利時には、不遇の時代も支えてくれた「メイショウ」の馬主、松本好雄氏と共に涙を流した幸四郎。このシーンには、多くのファンが感動したことだろう(2015年は13勝とまた暗闇に入った感があるけど……)。 「騎乗技術は優れていますし、関係者の多くも幸四郎の実力を認めています。人気薄でも腹をくくったレースを見せた時には、穴を開けることも少なくありません。馬券的な見地からしても、ある程度信頼できる騎手の1人だとは思うんですが、問題は彼の“身長”。177cmという身長は、騎手としてはあまりにも高く、毎週過酷な減量を要求されるんです。体型のせいで『骨年齢が70代近い』と診断されたことすらあるほど。こればかりはどうしようもありませんが、メイショウマンボの例があるように、『たまに爆発する』彼のキャラクターもまた、日本競馬の一つのアクセントになっています」(競馬記者) 競馬界の帝王である兄・豊がレースもプライベートもソツがなさ過ぎる分目立ってしまう弟だが、競馬ファンにとっても競馬界にとっても、「憎めないかわいいヤツ」ということなのだろう。少し待てば、また「幸四郎祭り」が見られるかもしれない。JRA公式サイトより
故・北の湖前理事長にドラマ化計画浮上? 主役に「とにかく明るい安村」の名前も……
北の湖前理事長の協会葬が、昨年12月22日に両国国技館で営まれた。森喜朗元首相や巨人の原辰徳前監督、タレントの中村玉緒、元横綱・朝青龍など大物の来場に注目が集まったが、それ以外にも関係者が約800名、開場1時間前から集まった大勢の一般参列者は約1,600名に上った。「憎らしいほど強い」と言われた元横綱も、協会関係者が「やっぱり愛されていたんだな」と喜んでいた。 ただ、その協会関係者が「あれはなんだ?」と会場前から指差したのは、駅から会場までの間で通行人を大雑把に数えたり、アンケートを書かせていた数名の男性だ。記者が何をしているのか聞いてみると、北の湖前理事長に関するマーケティングリサーチだと言う。その場ではこちらを警戒して、一切応えてはくれなかった業者だが、後日、取材に応じると、あっさりその中身を教えてくれた。 リサーチしていたのは「北の湖の生涯と、王貞治やジャイアント馬場などとの交流を描いたドラマ」の制作プランにまつわるリサーチだったというのだ。 「仮タイトルで、『ごっつぁんの怪童』だったか、そんな名前がつけられていて、少年時代から現役時代、あと協会の理事長としての苦労をドラマにしたもので、いまの人たちがどれぐらい関心があるかを調査しろということでした」 ただ、「当初、聞いていたのは5,000人ぐらい集まるだろうという見込みだった」と言うから、その半数ほどの数には、依頼者はむしろ拍子抜け。1,000人ほどの来場しか想定しておらず、その2.5倍の来場者を前に、警備員の数が足りないと右往左往していた葬儀の主催者とは正反対だった。 なんとも大雑把な調査だが、その依頼主は大手の広告代理店などではなく、時代劇を得意とするベテラン脚本家が昨年設立したばかりの小さな会社。テレビ局も巻き込んだ大プロジェクトなどではなく、あくまで企画を立てている段階だったようだ。 「依頼主の方のプロデューサーという人は、全国ネットのテレビ局だけでなくWOWOWにも話を持っていくと豪語していたり、そのくせ北の湖の役に芸人のとにかく明るい安村の名前を出したり、なんか変な感じだった」と業者の男性。 結局、集まった参列者数が当初の想定より少ないという理由で、その依頼主から「これ以上の調査は不要」という連絡が入り、リサーチを打ち切り。業者は「当初の約束の半額しかリサーチ代を受け取っていない」という不満から、記者にこの話を明かしたかたちだ。 「ただ、北の湖の化粧まわしや現役時代の写真が展示されている相撲博物館の企画展の調査でも集客がよくなかったのはたしか」と、いずれにせよこのドラマ案はいずれにせよ進みそうにはない。 ずさんな企画案はさておき、熱しやすく冷めやすい国民性といわれる日本人には、大横綱のドラマプロジェクト実現は難しかったか。 (文=ハイセーヤスダ)「相撲 増刊 北の湖敏満 追悼号」(ベースボールマガジン社)
G1並みの売上も「強引日程」で調教どころじゃない!? 荒れに荒れる正月競馬「東西金杯」の裏にある真相
今年も5日からの「東西金杯」を皮切りに中央馬がスタート。中山金杯ではフルーキー(牡6歳)、京都金杯ではトーセンスターダム(牡5歳)がそれぞれ有力視されているが、果たして新年を飾る名物競走の結果はどうか。 3連単が誕生して以来、金杯の配当が万馬券を大きく下回ったことはなく「よく荒れるレース」として、競馬ファンに“お年玉”を届けているこのレース。 だが、なぜ「金杯は荒れる」といわれているのだろうか。 古くから「一年の計は元旦にあり」といわれているのと同じく、競馬界では「一年の計は金杯にあり」という言葉がある。こんな“格言”も手伝ってか、金杯は年末の有馬記念の余韻冷めやらぬ競馬ファンが、1年の運気を占う重要なレースとなっているのだ。 「G1並みの売り上げが見込めることから、毎年金杯は主催者側のJRAにとっても極めて重要なレース。だからこそ正月気分で競馬ファンの財布の紐が緩んでいるうちに開催したいのが“本音”でしょう。ですから金杯は、毎年ほぼ1月4日か5日には必ず開催し、中には正月三が日に開催した年も。今年は火曜日の開催になりますね」(競馬記者) しかし、そんな「利益第一主義」といわんばかりの、強引とも思える日程で競馬を開催して支障は出ないのだろうか。 昔聞いた話では「正月の調教師は、馬主へのあいさつ回りで、馬の世話どころじゃない」とか「マスコミ各紙の競馬番も年末年始は少人数制で、まともに仕事なんかできない」など、とにかく『正月競馬は荒れる』という噂を耳にしたことがあるが……。だが、それには前出の競馬記者とマスコミ関係者ともに口を揃えて反論する。 「確かに正月から馬主に挨拶回りをしている調教師もいるかもしれませんが、実際に競走馬の世話や調教をするのは調教助手や厩務員といった方々。今の厩舎は企業のように統制されていて、調教師という“社長”が不在でも現場が回らないといったことはありません」(競馬記者) 「今は正月出勤にも手当や代休が確立されているところも多く、スポーツ紙各社も休業なのは元旦くらいです。年末年始の変則開催だからって人手不足になることはまずありませんよ」(マスコミ関係者) ただ、1番人気の勝率が「通常のレースでは約30%」となっていることに対し、“金杯”をはじめとした「正月競馬のハンデ戦に限っては勝率10%程度」まで激減するという、おもしろいデータがある。事実、過去10年の京都金杯で、1番人気はわずか1勝しかしていない。 だが、これにも競馬の“手抜き調教”を示す昔からの隠語「ヤリ・ヤラズ」などではなく、明確な理由があるようだ。 「まず、金杯をはじめとしたハンデ戦は、文字通りすべての馬に勝つチャンスを与えるためにハンデが設けられています。JRAのハンデキャッパーのレベルは世界最高水準と言われ、本来なら実力が上のはずの馬も、接戦を強いられるように設定されています」(競馬記者) 「もう一つは、正月気分で“初夢”を賭ける競馬ファンの微妙な心理の影響でしょう。昨年も東西金杯とも1番人気の単勝オッズが4倍以上、2番人気が5倍と、まさに『決めきれない』といった右往左往した結果が勝手に1番人気を祭り上げてしまったといった感じでした」(同) 確かに去年の金杯は、今や「年度代表馬候補」とまでいわれているラブリーデイが4番人気……。結果的にレコードで圧勝されて、その後G1を2勝もされたのだから、我々競馬ファンが、いかにホロ酔い気分で馬券を握りしめていたのかがうかがい知れるといったところだ。 では、“正月競馬にまつわる噂”の数々はあくまで都市伝説で、実際の金杯は他のハンデ戦とあまり変わらないのか……。そう結論付けようとしたところに、前出の競馬記者が微笑みながら待ったをかけた。 「競馬には土日にレースをして、月曜日は完全休養、火曜日は水曜木曜または金曜の追い切りに備えて軽めの調整という1週間のサイクルがあります。馬は頭のいい生き物ですし、人間と同じく生活のリズムや日々の営みが習慣付けられている。そういった意味で、金杯のような普段競馬が行われない変則開催は、馬がレースと調教を『勘違い』してしまうこともあるかもしれません」 昨年はたまたま日曜日だったが、今年は火曜日が金杯。普段、馬にとって休み明けの火曜日は軽めの運動程度らしい。ならば、フルーキーやトーセンスターダムといった有力馬が“勘違い”すれば、今年の金杯は大荒れになる可能性も……。2015年中山金杯(JRA公式サイト)
ブラック企業並み!? “Jリーグ過密試合日程”の功罪とは――2015年のサッカー界を振り返る
2013年(参照記事)、14年(参照記事)と暗い話題が続いたサッカー界だが、昨年はどうだったか? 注目トピックスから振り返ってみたい。 ■名将・アギーレ監督解任 AFCアジアカップ2015で見事な戦いを見せたものの、ベスト8で姿を消すこととなったハビエル・アギーレ監督率いる日本代表。決して良い結果ではなかったが、選手交代などで才を見せたアギーレ監督に対するジャーナリストからの批判は少なく、今後への期待の声も上がっていた。そんな矢先の2月、日本サッカー協会(JFA)はアギーレ監督がスペインの裁判所に召喚されたことを受け、契約を解除。アギーレ監督はその後、6月にUAEのアル・ワフダFCの監督に就任している。 ■“言い訳”ばかりのハリルホジッチ監督就任 アギーレ監督の後任に選ばれたのは、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督。アギーレ監督就任時とは打って変わり、大手メディアはハリルホジッチ監督を「掘り出し物」「経歴は歴代ナンバーワン」と持ち上げた。 しかし、FIFAワールドカップ二次予選が始まってみると、初戦のシンガポールに0-0で引き分けてしまうという体たらくぶり。その後も、まったく内容はついてこず。EAFF東アジアカップでは、優勝を目指すのか、選手をテストするのか、中途半端な選手起用に終始したため、元代表選手たちから疑問の声が上がった。最初は好意的だった大手メディアも「言い訳ばかり」と、懐疑的になりつつある。今年9月から始まるワールドカップ最終予選が不安で仕方ない。 ■Jリーグで“ラフプレー”が相次ぐ J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ×サガン鳥栖戦にて、サガン鳥栖のキム・ミンヒョクが鹿島アントラーズの金崎夢生の顔を故意に踏みつけようとする“Jリーグ史上最悪のラフプレー”が起きた。さらに10月には、J3リーグ第32節のレノファ山口×SC相模原戦で、日本代表候補にも選出されたことのあるSC相模原の森勇介が相手の顔面に肘打ちを見舞い、Jリーグ最多記録となる14回目の退場処分を受けた。ラフプレーを繰り返す選手たちに対し、サポーターが審判に厳しく、選手に甘すぎると苦言を呈するサッカーライターもいるが、そういえばJリーグの試合では、ラフプレーで退場しても、サポーターが選手を励ますシーンをよく見かける。 ■JFAの愚策が続く 11月にはJFA理事会で、J3リーグ所属のJリーグ・アンダー22選抜が15年シーズンをもって活動終了することが発表された。Jリーグ・アンダー22選抜は、Jリーグに所属しながらも、プレーする機会が与えられない18~22歳の選手をJ3でプレーさせようという狙いから設けられた。だが、たったの2年で終了。JFA幹部は「次のステップに」と、成功したかのように語っているが、「実際はまったく若手の育成につながっていない」という批判の声も。 Jクラブが若手を育てられず、大学サッカーに頼っているのが現状だ。その流れを変えようと、Jリーグ・アンダー22選抜を作ったものの、基本は寄せ集めチーム。「チームとしてのモチベーションはないし、サッカーは個人プレーではなく、11人でやるもの」と指導者たちからは懐疑的な声が上がっていたが、結果、その通りとなってしまった。 あるサッカーライターは、「この結果、大学サッカーの一部の監督が『大学がプロ予備軍になる』と、警鐘を鳴らし始めています。しかし、プロ予備軍の要素が強くなりつつあるために大学の単位が足りず、中退という形でJリーガーになる4年生もいる。大学サッカーの良さは、学生スポーツの中で、自らを磨けることなのですが、あまりにもプロ予備軍化されている。大卒Jリーガーのほとんどが、数年で契約終了となる現実を忘れて、大学側がプロ化を進めてしまうと、新たな問題が勃発する」と警鐘を鳴らす。 18~22歳の育成に関しては、JFA幹部と大学サッカー連盟が、しっかりと話し合うべきではないだろうか。 ■チャンピオンシップより、クラブワールドカップ 15年シーズン、Jリーグは11年ぶりにチャンピオンシップを行った。スポンサーを集め、減った予算の穴埋めをするためだ。ただ、それではお金のために選手たちに過酷な日程で試合をさせることになると感じたのか、Jリーグ事務局は「視聴率20%は超える日本代表戦に興味を持った層に、Jリーグを見てもらうため」というのを大義名分とした。 結果はというと、チャンピオンシップ準決勝の視聴率は5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、決勝第1戦は7.6%。決勝第2戦は10.4%を獲得したものの、大成功とはいえない。むしろ、Jリーグ王者であるサンフレッチェ広島が出場したFIFAクラブワールドカップがオークランド戦で10.3%、マゼンベ戦でも9.3%、リバープレート戦では強い裏番組があったにもかかわらず、11.4%の高視聴率を獲得した。そのサンフレッチェ広島の森保一監督は、チャンピオンシップが組み込まれた過密日程に苦言を呈していた。ベストコンディションでFIFAクラブワールドカップに臨めなかったためだ。もし、サンフレッチェ広島がベストコンディションで試合に臨み、リバープレートを破り、決勝でバルセロナとぶつかっていたら。Jクラブではありえないくらいの高視聴率を獲得できたのではないだろうか。 ちなみに、16年シーズンもチャンピオンシップが行われることが発表されている。今年も、優勝するJクラブは過密日程を強いられる。 *** 15年のサッカー界の明るい話題といえば、プレミアリーグでの岡崎慎司の活躍だが、なぜかメディアではあまり取り上げられなかった。むしろ、ACミランで干され気味の本田圭佑がフォーカスされ、暗い気持ちにさせられたくらいだ。 16年はというと、1月から早速、リオ五輪出場をかけたAFC U-23選手権2016が行われる。しかし、U-23日本代表に対し、多くのジャーナリストたちは「勝ち抜けるか、かなり厳しい」と分析している。嫌な流れを断ち切れるように、U-23日本代表には、ぜひとも出場権を勝ち取ってほしいものだ。 (文=TV Journal編集部)Jリーグ公式サイトより
不倫&堕胎要求のプロ野球選手、モテモテ錦織圭、甲子園の“ガン”……スポーツ事件2015
2015年の芸能界は結婚、離婚、薬物逮捕など様々な話題が取りざたされたが、スポーツ界でも芸能に負けず劣らずのスキャンダル、事件が相次いだ。この項では、15年のスポーツ界で起きた出来事を振り返る。
試合よりも“オンナ関係”で話題!? メディアの主役・錦織圭
今や「国民的テニス選手」へと成長した錦織圭。今年は成績自体は前年を下回った印象であるものの、11月のツアーファイナルズではロジャー・フェデラーと死闘を繰り広げるなど、16年もその活躍には大きな期待が持てる。 その一方、今年の錦織はプレーよりも“プライベート”で世間を騒がせた部分が大きかった印象だ。 フジテレビの山崎夕貴アナウンサーが、4月30日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で、錦織から電話番号を聞き出そうとしていたことを暴露された。 山崎アナは一昨年12月、錦織と同番組の「食わず嫌い王決定戦」で対戦。石橋貴明はその時の山崎アナの行動が「大問題になった」と暴露。山崎アナは「なってないです!」と否定するも、石橋は「(錦織に)『電話番号教えてくれ』とか言った」と舞台裏を語った。 これに山崎アナは、驚いた表情を浮かべながら「あ……」と絶句。聞いたことは認めつつも「教えてもらえなかった」と釈明した。当然、ネット上では非難ゴウゴウ。女子アナという特権を利用して錦織に近付いたと解釈され、「二度と近づくな」「腹黒い」という声が相次いだ。狩りは失敗だった模様。 続いて7月17日、錦織とモデルの観月あこの熱愛が「女性セブン」(小学館)で報じられた。静岡の御殿場プレミアム・アウトレットでのデート現場をばっちりおさえられていたのだが、この時点では、結婚のウワサもあった新体操の坪井保菜美と婚約破棄しているのかはっきりとは分かっていなかったため、一部では“2股”説も出ている。 ネット上でも「これは捨てられる」「すぐ飽きられるな」「釣り合わなすぎ」などや、観月の外見に関することまで罵詈雑言ばかりが並んだ。さらに、交際と合わせて錦織の成績が下降したことから“さげまん”の認定までされてしまう始末だ。 さらにさらに、11月にはイベントで共に出席した卓球・石川佳純との「親密交流」が話題に。錦織と石川は2人でテニスをする間柄とのことで「(石川は)テニスうまいんです」とコメントしたかと思えば「卓球もちょっとやってもらいました。3、4年前ぐらい」とも付け加えた。石川ファンの男性の中には「もうやめて!」という人もいるかも……。同じく卓球選手で石川のライバルでもある福原愛との熱愛も08年に報じられていたため、交際に発展する可能性もあったりして……。 とにかくモテモテの錦織。仕事もプライベートも充実した2016年を期待する。イメージ画像
不倫交際の末に妊娠、堕胎まで暴露された現役プロ野球選手
9月、プロ野球選手を名指しし、不倫交際を暴露した女性のTwitterが話題となった。 問題のアカウントがツイートを開始したのは同月14日。この女性は既婚者Xとの不倫交際の末に、男性の子どもを妊娠、堕胎したと主張。彼とのラブラブLINE画像も多数アップし、ネット上で大炎上した。 画像には「○○(女性の名前)大好きだよ」「おやすみ」というメッセージや、産まれてくる子どもの名前を考える様子など、かなり生々しいやり取りも載っていた。 女性のTwitterアカウントは同月18日夕方に消滅したことから、何らかの金銭的な解決がなされたと推測できる。担当記者は「この手の女性トラブルは球界ではよくある話。ジャイアンツの主力選手も週刊誌でさんざん書かれましたからね。表立っては球団も処分しませんが、査定にはマイナス。球団側の常とう手段として、この選手もしれっとトレードに出される可能性は高いですね」と明かす。 Xは親しいチームメイトに「あいつのせいで散々な目に遭った」とグチっているそうだが、自業自得としか言いようがない。ヤマハ発動機ジュビロ公式サイトより
ラグビー日本代表・五郎丸歩の「ゲイ人気」が急上昇中!
ラグビーW杯イングランド大会1次リーグで強豪・南アフリカ撃破を筆頭に、日本代表の躍進を支えた日本代表・五郎丸歩(ヤマハ発動機)。今や国民的人気をほこる彼だが、新宿二丁目界隈がスターの登場に歓喜の涙で濡れているという。 身長185センチ、体重100キロのマッチョ体形に、あごヒゲを蓄えたイケメンなのだから鬼に金棒。案の定、南アフリカ戦直後から“ゲイの聖地”では「いい男!」「ファンになったわ」と、ラブコールが続出した。 こうした五郎丸人気には、ゲイの世界で“悲報”が相次いだのも大きいようだ。人気の双璧を成してきた男子ハンマー投げの室伏広治、サッカー日本代表GKの川島永嗣がそろって結婚を発表。現在、希望の星は現役引退した男子フィギュアスケートの高橋大輔くらいだとか。 都内在住のオネエ男性は「室伏と川島はずっと“コッチ系”だと思っていたので、ショックはデカかったわ。五郎丸は妻子持ちだけど、最初からわかっている分、傷は浅い。なにせ、ゲイ憧れのスポーツであるラクビーですもの。そりゃあ、みんな興奮するわよ!」と話したという。 いまだ覚めやらぬ五郎丸フィーバー。どんな形でさえ、ラグビーに光が当たるのはいいことではないか。阪神甲子園球場公式サイトより
追い詰められた高校野球「8号門クラブ」 いまや“排除署名”は7,000人超!
例年以上に盛り上がりを見せた夏の高校野球。優勝は東海大相模(神奈川)となったが、早稲田実業の清宮幸太郎をはじめ、関東一高のオコエ瑠偉、仙台育英の平沢大河など、次々とスターが登場した派手な大会でもあった。 だが、甲子園の“場外乱闘”はまだ熱さと喧騒を保ったままのようだ。大会期間中、ネットを中心に話題を集めた、“ラガーさん”を含む「8号門クラブ」の“甲子園球場バックネット裏占拠”に関する抗議の署名は、9月には「7,000人」を超えていた。 「8号門クラブ」は、甲子園の観戦のために甲子園球場の8号門入口に集い、全試合バックネット裏で観戦することからあだ名されるようになった私設ファンクラブ。特に、常にラガーシャツを着ている“ラガーさん”は高校野球の名物となり、書籍出版や各種メディアにも登場するなど人気だった。だが、オンライン署名収集サイト「change.org」に「甲子園のバックネット裏は八号門倶楽部のものではありません。一部団体の私物化に抗議します」とのページが上がってから、一気に逆風にさらされることになる。 彼らの実態は、バックネット裏の席を確保するため、席取り禁止の注意アナウンスも無視して荷物を置く、先に座られた人間には立ち上がるまで恫喝する、一部女ファンのために席を確保するなどやりたい放題の模様。「全席自由席」のはずの甲子園。「8号門クラブ」に対しては、例年警備や注意の面で十分機能できていないとの指摘もされている。署名活動では、主催である高野連と朝日新聞社に具体的な“排除行動”を執るよう記されている。 どのネット投票やコメントを見ても、「8号門クラブ」に味方する声はほとんどなし。“ラガーさん”が作った高校野球のYouTubeチャンネルには誹謗中傷が大波のように押し寄せ、1日も経たずにコメント欄が閉鎖されたほどだ。 運営側もこの騒動を契機に対策を考えているという情報もある。球児たちが懸命なプレーで感動を届ける外で、一部の大人たちの勝手な行動が波紋を呼ぶのは悲しいことだ。今年、甲子園のバックネット裏がどうなっているのか注目である。「ディープやオルフェを上回る“あの男”が帰ってくる」 どこよりも早い!? 2016年‐競馬展望
昨年末の競馬界はゴールドシップを始めとした名馬が次々と引退を表明し、今年の勢力図は大きく変化することとなった。そこで今回は5日の東西金杯から始まる2016年の展望を「中長距離、牝牡クラシック、短距離、マイル、ダート」と5つの路線に分けて占ってみた。ドゥラメンテ(JRA公式サイト)
・ディープやオルフェを上回る“あの男”が帰ってくる――古馬中長距離編
主要G1レース◇天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念 ゴールドシップという核が抜けた古馬中長距離路線は、宝塚記念と天皇賞・秋を勝ったラブリーデイに、ジャパンカップを制したショウナンパンドラが続く形。 ただ、2頭とも春の天皇賞は回避が濃厚となり、今年2着のフェイムゲームと菊花賞馬のキタサンブラック、それに有馬記念で2着したサウンドオブアースが人気を集めることになりそうだ。新興勢力の中心は、やはり暮れの香港で大仕事を果たしたエイシンヒカリ。その軌跡を悲運の名馬サイレンススズカに重ねるファンも多く、鞍上が武豊ということもあって、来年も常に大きな期待を背負うことになるだろう。 しかし、そういった古馬の王道路線に激震を走らせる存在が、満を持してカムバックする。 昨年の春、皐月賞と日本ダービーを圧勝したドゥラメンテである。皐月賞と日本ダービーを制した際、JRAが付けたレーティング(競走馬の能力を数値化したもの)は過去最高を記録。言い換えればディープインパクトやオルフェーヴルを上回っていたということだ。 つまり、順当ならば2016年の競馬はドゥラメンテ一色。すでに故障は完治しているらしく、来春の復帰に向けての調整が進んでいる状況だ。しかし、ドゥラメンテは今年の日本ダービー後に骨折して以降、まったくレースをしていない。したがって、今春の輝きをそのままに復帰すれば、史上最強の走りを再び拝めるかもしれないが、逆にそれが嘘のように輝きを失っている可能性もあるのが、競馬の難しいところだ。リオンディーズ(JRA公式サイト)
・不動の中心メジャーエンブレム――3歳クラシック牝馬編
主要G1レース◇桜花賞、オークス、秋華賞 筆頭は当然ながら、昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズを制したメジャーエンブレム。単勝2.5倍の1番人気かつ、ゴール前は鞍上・ルメール騎手が肩越しに後方の様子を伺う余裕を見せながら2着ウインファビラスに2馬身もの差をつけたのだから、現段階では頭一つ抜けた存在だ。 ただ、そのウインファビラスは前哨戦で5着に敗れており、阪神JFでも10番人気の低評価だったこと、さらには2着から12着までが1秒以内の差だったことからも「メジャーエンブレム以外の阪神JF出走組は横並び」といえるだろう。 従ってメジャーエンブレムの牙城を崩せる可能性があるのは他路線組、もしくは未だデビューしていない有力候補となるが現時点で目立った存在はおらず、メジャーエンブレムが健在である限り、今年の牝馬クラシックはこの馬を中心に展開するだろう。・争いは母から子へ……11年前の因縁再燃か――3歳クラシック牡馬編
主要G1レース◇皐月賞、日本ダービー、菊花賞 先述した明け3歳牝馬が全体的に小粒間の否めない分、牡馬は例年に比べても極めて層が厚く、未来の競馬界を背負っていくようなスター候補が目白押しとなっている。 それでも中心は、昨年末の朝日杯フューチュリティステークスを異次元の末脚で優勝したリオンディーズだ。 スタートでやや出遅れ、道中は最後方。しかし、ほぼ直線だけでライバル15頭をかわすほどの豪脚。最後には1番人気エアスピネルもろとも、G1完全制覇の懸かっていた武豊の記録達成を粉砕した末脚は、武が愛したディープインパクトさえ彷彿とさせるものだった。 母は日米のオークスを制した歴史的名牝シーザリオ、兄に菊花賞馬がいることから、早くも今年の牡馬三冠の声さえ聞こえるほどだ。また、勝ち馬の脚に屈してしまったエアスピネルも3着を4馬身突き放しており、世代トップクラスの力を改めて証明している。ただ秋華賞馬エアメサイアを母に持つこちらは3000mの菊花賞よりも天皇賞を選択しそうなタイプか。 他路線組からは重賞3勝を挙げた名牝ディアデラノビアの仔となるドレッドノータスを挙げておく。すでに2戦2勝で重賞を制しており、クラシックの切符を手にしていることからも、今年はいよいよ王道を歩みだすことだろう。 実はリオンディーズの母シーザリオは2005年のオークスの勝ち馬であり、その2着がエアスピネルの母エアメサイア、3着がドレッドノータスの母ディアデラノビアである。地元の運動会と同じで、母親が同世代なのだから同じ時に子供が走ることはあるだろうが、それがいずれも牡馬で、しかも母と同じく世代の覇権を握るほどの能力の持ち主となれば、これはもう競馬の神の悪戯か、大いなる因縁を感じずにはいられない。モーリス(JRA公式サイト)
・2016年はアーサー王権の始まりか――古馬短距離編(1000m~1400m)
主要G1レース◇高松宮記念、スプリンターズステークス 昨春の高松宮記念を勝ったエアロヴェロシティは香港馬、秋のスプリンターズステークスを制したストレイトガールは昨年に引退し、今年は主役不在の群雄割拠の様相として幕を開けることになる。 実績No.1はスプリントG1の2着が2度あるハクサンムーンだが、とにかく戦績にムラが目立つ。今年で7歳となることからも、これ以上の上積みは厳しいかもしれない。次点は今秋のスプリンターズSを2着したサクラゴスペルだが、こちらは昨年暮れの香港で12着の大敗を喫し、立て直しに時間が掛かりそうだ。そんな実績組に虎視眈々と逆転を狙っている新興勢力の筆頭がビッグアーサー。今年の短距離戦線には必ず絡んでくる馬だろう。 ただし今の日本の短距離路線は低レベルといわれており、仮にエアロヴェロシティを筆頭とした香港勢が参戦、もしくはマイル王モーリスのスプリント挑戦プランなどがあれば、勢力図は一気に塗り替わる恐れがある。・再びの世界制覇へマイル王に死角なし――古馬マイル編(1400m~1600m)
主要G1レース◇安田記念、マイルチャンピオンシップ 昨春の安田記念と秋のマイルチャンピオンシップを制しただけでなく、暮れの香港マイルも制して世界制覇。目下6連勝中であり、今年の年度代表馬の呼び名さえ聞こえるマイル王モーリス。現段階では死角らしい死角は見当たらず、来年の古馬マイル路線はモーリスが国内で走るか否かが、最初にして最大の焦点となる。 今年の始動時期は未定だが、春のドバイ遠征が濃厚。その結果によってさらなる遠征を続けるか、日本に戻るかが決められる算段が高い。仮にモーリス不在となった場合は、マイルCSで2着だったフィエロと皐月賞馬イスラボニータの争いが中心になりそう。ただ、その場合はアルビアーノを筆頭とした、若い4歳馬に世代交代を迫られる可能性も十分にあるだろう。・ノン子の夢は、今度こそ叶うのか?――古馬ダート編
主要G1レース◇フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ 昨冬に12番人気の低評価を覆してチャンピオンズカップを制したサンビスタこそ引退を発表したが、フェブラリーステークスを制したコパノリッキー、地方合わせてG1を9つ制しているホッコータルマエが健在のため、今年もとりあえずはこの2頭の争いを中心として展開されるだろう。しかし、チャンピオンズカップで2着したノンコノユメを筆頭に、3着サウンドトゥルー、4着ロワジャルダンら新興勢力の台頭は目覚ましく、2月のフェブラリーステークスを境に業界再編が行われるかもしれない。ただしダートは芝よりも脚への負担が軽く、トップレベルの競走馬でも息の長い競走生活を送れることが特徴。そのため、ダート路線の世代交代は芝と比較して非常に緩やかなものとなることが多い。展望総括
ゴールドシップを始めとしたスターホースがターフを去るものの、海外で結果を残したモーリスやエイシンヒカリ、史上最強の評価を受けていたドゥラメンテが復帰するとあって、2016年の競馬は近年にないハイレベルな争いが期待できる。 やはり、かつてのTTG(トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラス)時代やオグリキャップ、スーパークリーク、イナリワン時代、ナリタブライアン、マヤノトップガン、サクラローレル時代、スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダー時代など「誰が見ても強い」と判断できるスターホースがライバル関係を築いている時代の競馬は極めておもしろいもの。そこにリオンディーズを筆頭に粒ぞろいの3歳馬が、どう割って入ってくるのか……興味は尽きないが、これ以上の“妄想”は今年の初夢として2016年の展望とさせていただく。ルメールとデムーロ「あわや失業」!? 来年の凱旋門賞でJRA丸儲け!? 競馬番記者が暴露する「2015競馬の裏側」
波乱の幕切れとなった大一番・有馬記念(G1)を終え、今年も残すところあと僅か。今回は2015年の競馬界で起きた出来事の中で、編集部が取り上げた3つのニュースを振り返り、競馬界に深く精通する競馬番記者の“記者の目”を通し、業界人だけが知るような“裏事情”も含め、より深く解説していただくことにした。
C・ルメール、M・デムーロが合格。史上初のJRA所属外国人騎手が誕生
史上初のJRA所属外国人騎手が誕生した。フランスのクリストフ・ルメール、イタリアのミルコ・デムーロの世界的名手2人が、RAの新規騎手免許試験に合格。3月より晴れてJRA騎手として、通年での騎乗が認可された。 毎年のように短期免許を取得して来日しており、日本の競馬ファンの間ではすっかりおなじみになっている世界トップレベルの2人が、どれほどの成績を残すのか注目が集まっていたが、JRAの騎手として迎えた1年目は「さすが」の一言に尽きる素晴らしい成績。 両騎手とも、一流騎手の証明でもある年間100勝を楽にクリア。C.ルメールがG1勝ちを含めて重賞9勝、M.デムーロに至っては重賞11勝のうちG1が4つという勝負強さを発揮して1年目を締めくくった。 ◇記者の目 デムーロ騎手とルメール騎手とも、日本ですでに地位が確立されている名手です。これまでは短期免許を利用しての数か月の滞在でしたが、世界トップレベルの騎乗技術に有力な騎乗馬が殺到。そのしわ寄せは日本人の騎手、それも中堅や若手に大きく影響していました。外国人騎手の参入以降、日本競馬は騎手が育たないといわれて久しいですが、これでますます拍車が掛かることは間違いないでしょう。 実はデムーロ騎手は財政危機により母国イタリアの競馬が廃止寸前。競馬関係者への給与未払い問題がたびたび大きく取り上げられています。また、ルメール騎手も欧州の大馬主アガ・カーン殿下の仏国における主戦騎手契約が2014年一杯で切れ、フランスで有力な騎乗馬が回って来にくくなった背景があります。 そんな2人からすれば、今回のJRAの外国人騎手受け入れは、まさに「渡りに舟」。世界的トップジョッキーという立場で、日本語を含めた厳しい騎手試験のために猛勉強した姿は美談として語られていますが“あわや失業”ともなれば必死になるのは当然かもしれません。M・デムーロ騎手(JRA公式サイトより)
三連単・G1史上最高額「2070万5810円」馬券炸裂!!
5月17日、東京競馬場で行われたG1ヴィクトリアマイルでJRA史上2位(当時)、G1史上最高となる三連単「2070万5810円」の高額配当が炸裂。 1着は5番人気のストレイトガールだったものの、2着が12番人気のケイアイエレガント、3着には出走18頭中の最低人気だったミナレットが入線して歴史に残る大波乱となった。なお、発売された5597万7097票のうち、的中はたったの196票だった。 ◇記者の目 「100円が2070万5810円に化ける」とんでもない配当ですが、その最大の立役者はやはり最低人気で3位入線を果たしたミナレットでしょう。競馬で三連単が荒れることは珍しくありませんが、G1で単勝300倍近い最低人気が馬券に絡むとなると数年に一度あるかないか。それもミナレットの鞍上だった江田騎手は“穴党”の競馬ファンの間では有名な騎手で、過去に257.5倍の最低人気でG1を制した実績を持つ日本を代表する穴騎手です。 また、今回の2070万5810円を超える三連単史上1位の高額配当は2983万2950円ですが、そのレースの1着馬がなんとミナレット。つまり今回のG1史上最高配当は、史上まれに見る穴馬と穴男による“JRA最強の大穴コンビ”によって演出されたということです。JRA公式サイトより
凱旋門賞の馬券が買える!2016秋より海外主要レース馬券の国内発売が決定
農林水産省が来年2016年の秋をメドに、海外主要24レースでの馬券発売を決定。これまで凱旋門賞やドバイワールドカップといった世界最高峰のレースに日本馬が参戦した際、馬券を購入しての応援は現地へ赴くほかなかったが、今決定により国内で手軽に馬券を購入しレースを楽しめるようになった。 ◇記者の目 野球のメジャリーグやサッカーの欧州主要国リーグのように、競馬でも日本勢が海外で活躍すれば、それだけ大きな注目が集まりますが、年末の香港競馬でエイシンヒカリとモーリスがG1を制覇したように、今や日本のトップレベルの馬たちが海外で活躍するのは珍しいことではなくなりました。 ただ、それで頭が痛いのが日本競馬を主催するJRAです。競馬の年間売上げは1997年の4兆円をピークに右肩下がり。具体的な打開策もないまま、現在は2兆円程度で推移しています。そこにトップホースが海外遠征することでG1を始めとしたレースのレベルが下がることはもちろん、マスコミや競馬ファンの関心が海外に向けば、国内の馬券売り上げがさらに低下することが強く懸念されています。 今回の海外主要レースの馬券発売の決定にはそういった背景があり、当然ながら「馬券のオッズや販売システムは、すべてJRAが管理」します。つまりレースこそ海外で行われますが、国内の馬券利益はすべてJRAの総取り。見方を変えれば、競馬場やレースの管理をしなくて済む分、JRAの“坊主丸儲け”のような状況になるということです。ルメールとデムーロ「あわや失業」!? 来年の凱旋門賞でJRA丸儲け!? 競馬番記者が暴露する「2015競馬の裏側」
波乱の幕切れとなった大一番・有馬記念(G1)を終え、今年も残すところあと僅か。今回は2015年の競馬界で起きた出来事の中で、編集部が取り上げた3つのニュースを振り返り、競馬界に深く精通する競馬番記者の“記者の目”を通し、業界人だけが知るような“裏事情”も含め、より深く解説していただくことにした。
C・ルメール、M・デムーロが合格。史上初のJRA所属外国人騎手が誕生
史上初のJRA所属外国人騎手が誕生した。フランスのクリストフ・ルメール、イタリアのミルコ・デムーロの世界的名手2人が、RAの新規騎手免許試験に合格。3月より晴れてJRA騎手として、通年での騎乗が認可された。 毎年のように短期免許を取得して来日しており、日本の競馬ファンの間ではすっかりおなじみになっている世界トップレベルの2人が、どれほどの成績を残すのか注目が集まっていたが、JRAの騎手として迎えた1年目は「さすが」の一言に尽きる素晴らしい成績。 両騎手とも、一流騎手の証明でもある年間100勝を楽にクリア。C.ルメールがG1勝ちを含めて重賞9勝、M.デムーロに至っては重賞11勝のうちG1が4つという勝負強さを発揮して1年目を締めくくった。 ◇記者の目 デムーロ騎手とルメール騎手とも、日本ですでに地位が確立されている名手です。これまでは短期免許を利用しての数か月の滞在でしたが、世界トップレベルの騎乗技術に有力な騎乗馬が殺到。そのしわ寄せは日本人の騎手、それも中堅や若手に大きく影響していました。外国人騎手の参入以降、日本競馬は騎手が育たないといわれて久しいですが、これでますます拍車が掛かることは間違いないでしょう。 実はデムーロ騎手は財政危機により母国イタリアの競馬が廃止寸前。競馬関係者への給与未払い問題がたびたび大きく取り上げられています。また、ルメール騎手も欧州の大馬主アガ・カーン殿下の仏国における主戦騎手契約が2014年一杯で切れ、フランスで有力な騎乗馬が回って来にくくなった背景があります。 そんな2人からすれば、今回のJRAの外国人騎手受け入れは、まさに「渡りに舟」。世界的トップジョッキーという立場で、日本語を含めた厳しい騎手試験のために猛勉強した姿は美談として語られていますが“あわや失業”ともなれば必死になるのは当然かもしれません。M・デムーロ騎手(JRA公式サイトより)
三連単・G1史上最高額「2070万5810円」馬券炸裂!!
5月17日、東京競馬場で行われたG1ヴィクトリアマイルでJRA史上2位(当時)、G1史上最高となる三連単「2070万5810円」の高額配当が炸裂。 1着は5番人気のストレイトガールだったものの、2着が12番人気のケイアイエレガント、3着には出走18頭中の最低人気だったミナレットが入線して歴史に残る大波乱となった。なお、発売された5597万7097票のうち、的中はたったの196票だった。 ◇記者の目 「100円が2070万5810円に化ける」とんでもない配当ですが、その最大の立役者はやはり最低人気で3位入線を果たしたミナレットでしょう。競馬で三連単が荒れることは珍しくありませんが、G1で単勝300倍近い最低人気が馬券に絡むとなると数年に一度あるかないか。それもミナレットの鞍上だった江田騎手は“穴党”の競馬ファンの間では有名な騎手で、過去に257.5倍の最低人気でG1を制した実績を持つ日本を代表する穴騎手です。 また、今回の2070万5810円を超える三連単史上1位の高額配当は2983万2950円ですが、そのレースの1着馬がなんとミナレット。つまり今回のG1史上最高配当は、史上まれに見る穴馬と穴男による“JRA最強の大穴コンビ”によって演出されたということです。JRA公式サイトより
凱旋門賞の馬券が買える!2016秋より海外主要レース馬券の国内発売が決定
農林水産省が来年2016年の秋をメドに、海外主要24レースでの馬券発売を決定。これまで凱旋門賞やドバイワールドカップといった世界最高峰のレースに日本馬が参戦した際、馬券を購入しての応援は現地へ赴くほかなかったが、今決定により国内で手軽に馬券を購入しレースを楽しめるようになった。 ◇記者の目 野球のメジャリーグやサッカーの欧州主要国リーグのように、競馬でも日本勢が海外で活躍すれば、それだけ大きな注目が集まりますが、年末の香港競馬でエイシンヒカリとモーリスがG1を制覇したように、今や日本のトップレベルの馬たちが海外で活躍するのは珍しいことではなくなりました。 ただ、それで頭が痛いのが日本競馬を主催するJRAです。競馬の年間売上げは1997年の4兆円をピークに右肩下がり。具体的な打開策もないまま、現在は2兆円程度で推移しています。そこにトップホースが海外遠征することでG1を始めとしたレースのレベルが下がることはもちろん、マスコミや競馬ファンの関心が海外に向けば、国内の馬券売り上げがさらに低下することが強く懸念されています。 今回の海外主要レースの馬券発売の決定にはそういった背景があり、当然ながら「馬券のオッズや販売システムは、すべてJRAが管理」します。つまりレースこそ海外で行われますが、国内の馬券利益はすべてJRAの総取り。見方を変えれば、競馬場やレースの管理をしなくて済む分、JRAの“坊主丸儲け”のような状況になるということです。武豊の不倫以外にも、自殺・引退・落馬負傷……一筋縄ではいかない「競馬騎手2015」
今年の競馬界は、日本競馬の“顔”である武豊騎手が6年ぶりの100勝を達成し、G1も3勝(地方・海外ふくむ)と久々に「天才」らしい活躍をしてくれた。ただ、競馬に特別興味のない一般層には、別の意味で注目された1年でもあった。いろいろあった2015年の競馬界の人間模様を振り返る。
後藤浩輝騎手の自殺……抱えた心の闇と壮絶な人生
2015年2月27日、自宅の脱衣所で首を吊っている状態で死亡しているのが発見された後藤浩輝騎手。死の前日に後藤騎手と話した知人も、『いつもと変わらない様子で、まさか翌日に自殺するなんて想像もできなかった。いまだに信じられない。これは何かの間違いなんじゃないかって思う』と話しているほど、突然すぎる死だった。明るいパフォーマンスで競馬界を盛り上げて、G1レースを制し、JRA(日本中央競馬会)歴代16位の通算1447勝を挙げた後藤騎手は、まぎれもない名ジョッキーであった。 ファンの間でささやかれているのは落馬、負傷を繰り返しているうちに「死にたくなったのかもしれない」という疑念だ。確かに、後藤騎手は度重なる落馬トラブルに遭っていた。12年に5月6日のNHKマイルカップなどで2度落馬し、「頸椎骨折、頭蓋骨亀裂骨折」と診断。復帰後の14年4月27日の東京競馬10R「府中市制60周年記念」でも落馬し、「第五、第六頸椎辣突起骨折」に見舞われた。 その一方で、後藤騎手にも近しい別の競馬サークル関係者は、それは根本的な自殺原因ではないと断じる。 小さい頃、実父に一家心中させられそうになり、父と離れてからも母や種違いの弟との生活など、後藤騎手が歩んだ人生は一般人とは一線を画すものである。そうした家庭環境が、後藤騎手の“闇”を作る根源にあるのではないかと……。 亡くなる一カ月前には、イベントでガラの悪い連中との接触も語られている後藤騎手。謎は深まるばかりだが、まずは改めて、心からご冥福をお祈りしたい。『特別模範男』(東洋出版)
藤田伸二が引退……日本競馬の“現実”に敗れた?
JRA所属、ダービージョッキーの藤田伸二騎手(栗東・フリー)が9月6日、札幌競馬騎乗をもって引退することを発表した。JRA通算1918勝(うちG1・17勝)名手がターフから去ったのだ。ただ、なぜ今年だったのか。 藤田が、特にエージェント制度や外国人騎手偏重を中心として、JRAを公然と批判した著書「騎手の一分 競馬界の真実」(講談社)を発表したのは2013年5月。その時点で競馬界への興味はほぼなくなっていると語っており、とうに引退していても不思議ではなかったはずである。未練があった、ということか……。11年に「ヒルノダムールが引退したら、俺も一緒に辞める」と発言したという情報や、G1競走4勝(地方交流含む)のトランセンドについても、「トランセンドが辞める時は、俺も潮時だな」などとつぶやいたという話もあったが、2頭が現役を引退しても、藤田が身を引くことはなかった。「もう辞め時かも」とグチることで同情を誘い、騎乗の営業をかけているという良からぬ噂も流れていたようだ。 今年引退した本当の理由、それは“立つ瀬”がなくなったというのが主な見解だ。昨年まで「短期免許」で数カ月の滞在のみだったM・デムーロとC・ルメールというなじみ深い外国人騎手に、今年から「JRAの通年免許」が与えられ、当然のごとくリーディング上位に食い込んできた。『騎手の一分』によってJRAから距離を置かれた上、外国人騎手に騎乗馬を奪われた中で、騎手でいることが難しくなったという意見もある。 “男・藤田”として、長きにわたり中央競馬に確かなスパイスを与えてくれた藤田伸二。結局は、彼も現在の競馬界の“現実”に屈したということなのだろうか。武豊とフリーアナ・美馬玲子の不倫騒動と競馬界の“圧”
武豊の“手つなぎ不倫デート”を、10月22日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。お相手は15歳年下でセントフォース所属、モデル・フリーアナウンサーの美馬玲子(りょうこ)と記事は伝えている。名前に「馬」があるのがなんとも武らしい。2人は競馬番組をきっかけに知り合ったという。 武が中山競馬場で開催されたスプリンターズS(G1)に騎乗した夜のこと。フランス凱旋門賞の解説など仕事をこなした後、武は美馬アナとの“危険な逢瀬”を楽しんだのだ。記事によると、下品なほど露出度の高いドレスを着た美馬アナと手をつないだ武は、時折ドレスのスリットに手を這わせて腰や尻を触っていたのだとか。 武自身は取材に対し「特別親しいわけではない」と語ったようだが、手をつないで素肌を触りまくっている時点で説得力はほぼ皆無だ。ネット上では「あなたもオトコだったのね」「がっかり」「最低」など、誠実そうな物腰と風貌の“武豊イメージ”崩壊になげくファンの声であふれ返った。武の妻である元タレントの佐野量子が、同月10日の『豊さんと憲武ちゃん!旅する相棒~1泊2日京都編~』(テレビ朝日系)で20年ぶりに揃ってテレビ出演し、その「おしどり夫婦」ぶりを見せたばかりでのこのスキャンダル。「女性セブン」もなかなかエグい。 しかし、この一大スキャンダルに、新聞やテレビは完全スルーを決め込んだ。ジョッキーのスキャンダルはタブー中のタブー。JRAは最も大事なクライアントで、毎年莫大な広告費を落としてくれる。何気なく見ている出走馬の載った馬柱も、実は広告料が発生している。新聞、テレビはおろか、男性誌やゴシップ誌もJRAの広告なくしては成り立たない。スキャンダルをやれるとしたら、競馬と無縁の女性誌しかないらしい。 なんともいやな側面もあるが、それでもその騎乗技術や華、トーク術やタレント性は競馬界のスターに足るものには違いがない。不倫くらい許してもいいのでは、と思ってしまう。福永祐一公式サイトより

















