宿敵巨人を「3タテ」も、阪神の心配はやはり和田監督の“迷采配”か……

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『猛虎復活』(宝島社)
 プロ野球・阪神は13日、本拠地・甲子園で巨人相手に延長10回、関本賢太郎のサヨナラ打で5連勝。宿敵相手に3タテを達成した。劇的な勝利を見守った4万6,000人の観衆は虎の白星に酔いしれたが、その裏では和田豊監督の「迷采配」の行く末を心配する声が続出している。  この日は前回、開幕3戦目で大炎上した先発の左腕・榎田大樹が7回1アウトまで投げて1失点と踏ん張った。打線は巨人先発・大竹寛の前に4安打と抑え込まれたが、少ないチャンスを生かしつつ、最後は中継ぎの山口鉄也を攻めて、見事勝利を収めた。  試合後、和田監督は「とっておきのとっておき(の代打・関本に)1本が出た!」と、手放しで喜んだ。さらに、「榎田の復調は大きいよ。よく1失点でしのいでくれたし(7回まで投げたので)中継ぎをポンポンと出せた。まだ(対戦相手が)ひと回りしていないけど、今年はこうやって戦うってことができたと思うね」と、接戦をモノにした勝利から、チームに力がついていきていることを実感したようだ。だが、その裏では「迷采配でよく負けなかった……」と、口にする関係者が多かったという。 「実は先制した5回、1点取ってなおも1アウト1、2塁の場面で打席には榎田。次の1番・上本はリーグ3位の打撃成績を残しており、三振させて次の回のピッチングに専念させるか、バントで2、3塁にさせるべき。なのに、ランナーも動かさず2ストライクと追い込まれてショートゴロの併殺打。もったいない攻撃をしていた。7回には、ランナー1塁で細かい野球が苦手な新井良太にバントを命じ、これもたまたま成功はさせたものの、失敗したら大ブーイングだった。状況に応じた采配がまだできていないということ。3タテで“勝てば官軍”というノリはいいけど、このままではいずれ失速しますよ」(スポーツ紙プロ野球デスク)  15日からは、マツダスタジアムで首位の広島との3連戦が控えており、その次のヤクルト戦(甲子園)では左腕・岩田稔の登板が濃厚。文字通り、今年の和田阪神にとって最初の「勝負の分かれ目」になるだけに、ナインもチーム関係者も「迷采配」からの脱却に、しばらくはヒヤヒヤしながら戦う日々となりそうだ。

「ショックです」「私以外にも……」田中理恵と交際報道の巨人・坂本勇人に、別の“交際女性”たちが恨み節!?

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坂本勇人のプロフィール|読売巨人軍公式サイト
「付き合っている女性がいるとは聞いていなかった。ショックです」  そうこぼすのは、ネット関連会社に勤める20代の一般女性だ。何にショックを受けているのかというと……プロ野球・巨人の坂本勇人内野手と元体操選手の田中理恵さんの交際報道だ。  写真週刊誌「フライデー」(講談社)には坂本の自宅マンションにお忍びで通う田中さんの姿や、仲むつまじい2人のラブラブショットが掲載された。関係者によれば、2人の交際がスタートしたのは昨年末。ともに「プライベートなこと」と、交際について言及していないが「裏では坂本も彼女も認めている。まさかこんなに早くバレるとは思っていなかったみたいで、同誌に掲載されたラブラブ写真を流出させた犯人を血眼になって探している」(舞台裏を知る関係者)という。  坂本は巨人軍ナンバー1のイケメンで有名。巨人担当記者は「女性ファンも多く、本人も女好き。『独身だし、とやかく言われる筋合いはない』という性格で、常に女のニオイがプンプンしている。練習に眠そうな顔をして現れ、先輩から『昨日もよろしくヤッたのか』と茶化されることもあった」と話す。  それでいて、マスコミへの警戒心は球界屈指。田中さん以外にも、某有名モデルとの熱愛情報が水面下で流れていたが「最後までマスコミに尻尾はつかませなかった。聞けば、彼は球団の本拠地がある東京では女性とマンツーマンで会わない主義らしい。遠征先の地方でも、女性と会う時はわざわざ県外に移動する徹底ぶり」(週刊誌デスク)。  坂本と“関係”があったのは芸能人だけではない。巨人担当記者によると「一般人や球界関係者、さらには某新聞社の美人記者にも手を出していた」。しかも、セフレと割り切っているならまだしも、中には冒頭の女性のように本気にさせてしまうことも……。 「彼の部屋にも行ったし、キスも……。最後まではしていませんが、また会いたいと思っていました。『彼女とかいるの?』と聞いたら『いないよ~』と答えていたのに……。フライデーを見て、すごくショックでした」(冒頭の一般女性)  坂本は頭が良く、本命の田中さんにもバレず、複数の女性をうまくマネジメントしていたという。 「私以外にも、フライデーを見てショックを受けた人はいると思います。私は許せないというより、悲しくなりましたけど、中には週刊誌にリークする子もいるかもしれませんね」(同)  ボロが出ないうちに、身を固めたほうがよさそうだ。

ミラン本田圭佑ようやく初ゴールも、チーム刷新計画で「放出要員」の可能性

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 7日に行われたセリエA第32節のジェノア戦で、サッカー日本代表MF本田圭佑(ACミラン=イタリア)がセリエA初ゴールを決めた。ミラン1点リードで迎えた後半11分、MFアデル・ターラブトのスルーパスに反応した本田はワンタッチで相手DFをかわし、ゴール前で相手GKよりわずかに先にボールに触って、浮かせたシュートでゴールに流し込んだ。 「リーグ戦12試合目ですが、ようやく初ゴールを決めてくれました。ここ数試合、いい動きをしていましたからね。第30節のフィオレンティーナ戦ではフル出場し、攻守にわたって豊富な運動量でミランの公式戦6試合ぶりの勝利に貢献。第31節のキエーボ戦では、完璧なクロスでブラジル代表MFカカのゴールをアシスト。これまでの批判を吹き飛ばすかのように、復調の兆しを見せていました。初ゴールが決まって、とりあえずはひと安心です」(サッカーライター)  本田自身もここのところのプレーに手応えを感じていたのか、5日付の伊紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では移籍後初の単独インタビューにも応じ、「初ゴールが近いと感じている」と語っている。今回の初ゴールはそうした“ゴール宣言”の後だけに、ネットユーザーらも本田のプレーを大絶賛。 「初の単独インタビューで初ゴールを見事に予言!!」「ほんとに決めちゃったのがすごい」「本田△やっときたね! 日本代表にも朗報!!」「アンチ死亡のお知らせ」「本田(・∀・)キタ!! おめでとう!」などと、ネット掲示板ではちょっとした“本田祭り”の様相を呈しているのだ。 「ただし、安心するのはまだ早い。3連勝はしましたが、まだまだミランのチーム状態もよくないですし、セードルフ監督の解任説もくすぶっています。右サイドのポジションをこなすことでセードルフ監督の信頼を勝ち得ようとしている本田ですが、仮に監督が交代した場合、新監督の構想から外れてしまえば、再びサブ扱いに戻ってしまう可能性も。現在の好調を持続して、レギュラーポジションを盤石なものにしておく必要があります」(前出ライター)  現在のミランの順位は11位と、来季の欧州リーグ出場は絶望視されている。そのため、大幅なチーム刷新が予想されており、すでにメディアでは放出候補の選手が取り沙汰されている。本田もその例外ではなく、1月に移籍したばかりといえども、今後のプレー次第では放出要員となる可能性は十分。さらなるチームの勝利への貢献が求められる。

プロ野球・本拠地コボスタ宮城の“ゲーセン化”に楽天ナインがご立腹!

DSCN1133.jpg  プロ野球、昨年の覇者・楽天は6日、コボスタ宮城でソフトバンク相手に3-2で接戦をモノにした。開幕後、チームは本拠地6連戦で2勝4敗と負け越したが、その裏ではコボスタの“ゲーセン化”にご立腹なナインが多いという。  近年、球場では選手が選んだ1曲が、打席が回ってきた時や登板時に、入場テーマ曲として流れることが定着。楽天でも、岡島豪郎が「ブルーバード」(いきものがかり)、銀次が「蘇生」(Mr.Children)、聖澤諒が「DAN DAN 心魅かれてく(FIELD OF VIEW)など、お気に入りの1曲をかけてもらい、モチベーションを高めている。 「有名な曲ほど、ファンも一緒になって歌ったり、手拍子で合いの手を入れるなど、球場全体を盛り上げる演出を大きく担っています」(プロ野球番記者)  だが、そんななか事件は起こったのだ。 「実は、今シーズンからコボスタ宮城では、スコアボードの右側にあるサブビジョンを、命名権と同じ商品である電子書籍リーダー“楽天kobo”に見立てた形に変更したんです。選手が登場する時はそこに映像が映し出されるのですが、映像の下4分の1あたりに音楽に合わせて、手拍子を誘導する演出ができたんです。右側からボールが流れてきて、手拍子するタイミングで“Hit!”という文字が出てくるのですが、これは人気アーケードゲーム『太鼓の達人』うり二つ。そのため、ナインをはじめチーム関係者の間でも『試合をゲーセン化させるなんて、おちゃらけもいい加減にしろ!』という声が上がっているようなんです」(同)  昨年、日本一の原動力となった田中将大なしで連覇に臨む楽天ナインだが、全国的に知名度が上がった分、悪ふざけな演出のせいで調子を落とした……なんてことにならないよう、対策を考えたほうがよさそうだ。

なぜかエロスキャンダルが続発する英マンU・香川真司が“本業”で信頼回復中

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 3月30日付の英紙「ザ・サン」が、サッカー日本代表MF香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)の珍スキャンダルを報じた。同紙によると、香川はアダルトサイトで知り合った金髪の英国人女性とテレビ電話で“エロトーク”を楽しんだという。  お相手は北アイルランドに住む28歳のシングルマザーの女性で、テレビ電話を通じて黒いブラと下着姿を見せたり、“大人の会話”を交わしたりしたと告白。一方の香川は“変顔”や自宅の様子を見せたり、散髪シーンの動画を送ったりしたことが暴露されている。 「『サン』は、日本でいうところの東スポみたいなもので、記事の信憑性に疑問はあるんですけどね(笑)。一応、香川の変顔の画像も掲載されていますが、これだってアイコラの可能性も十分ありますから」(スポーツ紙記者)  香川のスキャンダルといえば、マンUに移籍当時、AV女優の一ノ瀬アメリとの交際を英紙「デイリー・ミラー」と「デイリー・スター」が報じたことがある。 「これは香川がスポーツ番組『すぽると!』(フジテレビ系)に出演した際、同じく出演していたハーフタレントのマギーとのやりとりが動画サイトにアップされ、それを見たマンUサポーターがマギーと一ノ瀬を取り違えてTwitterで拡散したことがキッカケで生じた誤報。まあ、移籍当初は、それだけ注目度が高かったということですね。今季は出場機会が激減して影が薄い感がある香川ですが、今回のようにゴシップネタでも取り上げられるんだから、まだまだ注目度は失っていないということでしょう。決して、悪いことではないと思いますよ」(同)  その肝心のプレー面も、ここにきて状況が好転し始めている。今季はリーグ戦出場も数えるほどで、マンUのモイーズ監督の構想から外れているとみられていたが、最近では出場機会も徐々に増えている。 「3月29日のアストン・ビラ戦では、今季初アシストを記録しました。1日に行われたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でも、後半から出場した香川が仕掛けて奪ったコーナーキックから先制点が生まれました。最終的には引き分けに終わりましたが、バイエルンは現在、世界最強といっていいクラブ。前所属のボルシア・ドルトムント時代は対バイエルン戦が4戦4勝負けなしで、香川は“バイエルンキラー”と呼ばれたもの。この試合も、そんな異名にたがわぬ活躍ぶりでした。今後に期待できそうですね」(同)  今回の報道について、セレッソ大阪時代から兄貴分の元日本代表FW大久保嘉人(川崎フロンターレ)も「(人気選手の)宿命でしょう。真司が、そこまですごい選手になったということですよ」と語っているように、今後の巻き返しに期待したいところだ。

浦和レッズ横断幕問題「試合終了まで外せなかった」ワケ……クラブチームとサポーターのいびつな関係とは

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Twitterで流れている、問題の画像
 今月8日、「Japanese only」と書かれた横断幕の写真が、Twitter上を席巻した。こういった人種差別は海外のサッカースタジアムで頻発しており、欧州サッカー連盟も頭を悩ませているが、この写真が撮影されたのは海外ではなく、日本だった。  当然、多くのサッカー関係者やファンたちが、この横断幕をゲートに張った浦和レッズサポーターを問題視した。Jリーグも動き、13日になって、浦和が行うホームスタジアムでの1試合を無観客にする処分を下す。しかし、あるクラブチームの経営者は、一連の流れに違和感を覚えるという。 「対応まで5日もかかっているのは遅いですよね。ネット社会を理解していない。これだけ放置すれば、画像は拡散されるし、当然、さまざまな臆測を呼ぶ。旧態依然としたJリーグの体質が、スピード感を鈍くさせたのでは」  その一方で、浦和に下された処分は妥当だという声が多い。Jリーグ史上例がないものであり、浦和の入場料収入は1試合当たり約1億円というのを考えれば、罰金が科されたのと同じである。  裁定を受け、問題行動を行ったサポーターグループへの非難が集まっているが、そもそもは、クラブ側の対応の甘さが招いた結果である。というのも、浦和の淵田敬三社長は「横断幕に気付いたが、試合が終わるまで外せなかった」と語っているのだ。ゴール裏での情報と照らし合わせると、クラブスタッフは横断幕に気付き、サポーターに撤去を要請。しかし、合意を得られずに断念。だが、欧米系の観客がこの横断幕の写真を撮影したため、慌てて外したという。  今回の対応について、「クラブ側が、サポーターの問題行動を過保護にしすぎ」と前出の経営者は指摘するが、それが顕著なのは、敗戦が続いた際に必ずといっていいほど起こる、「社長を出せ」というサポーターの抗議をめぐるクラブ側の対応だ。 「Jリーグでは、わりと頻繁に『社長を出せ!』という声が上がり、それにクラブ側が対応する。ある意味、番組スポンサーに直接抗議を入れ、番組を終わらせようとする視聴者に似ている。サポーターの抗議は、スタジアム収入はもちろん、スポンサー離れにつながるので、時に社長を交代させるほどの影響力もある。そのため、サポーターのほとんどが、そういったパフォーマンスに酔っているように見えます」(同)  今回の件では、浦和のサポーターに差別的意図はなく、“ゴール裏は、90分間声を枯らしながら飛び跳ねて応援する自分たちの聖地だ”というのを世間に対してアピールしたかったと釈明している。確かに、浦和のゴール裏の雰囲気は文化と呼べる素晴らしいものだが、サポーターなら何をやってもいい、という思い込みは間違いだ。  そして、これは浦和だけの問題ではないし、横断幕に限った話にするのは稚拙だ。相手クラブに有利な判定をした審判員を犯罪者のように追い詰めたり、相手選手に人種差別的なヤジを飛ばしたり、といった行為も含め、スポーツを観戦するとはどういうことなのか、あらためて観客に対して啓蒙すべきだ。今回の件が、こういった行為をJリーグから排除する、大きな一歩となることを期待したい。

W杯メンバー発表前ラストマッチで大活躍! ザックジャパン陰のキーマン・山口蛍を直撃

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セレッソ大阪 公式サイトより
「最初の10分が痛かった」とニュージーランドのエンブレン監督は試合を振り返り、ザッケローニ監督は「最初の25分間、いいプレーができた」と胸を張った。  5日、東京・国立競技場で行われたキリン・チャレンジ杯。日本はニュージーランドに4-2で勝利したが、時間に多少のズレはあるものの、前半中盤以降は見るべきものがなかった試合だったというのが、両監督の言葉にも表れている。セルジオ越後氏が言うように「弛緩した雰囲気の中で、2失点を喰らうおまけまでつく体たらくで、淡々と時間が過ぎていった」(FootballWeeklyより)。  そんな試合で孤軍奮闘した選手が2人いる。一人は、表のMVPといえる岡崎慎司だ。ザックジャパンの右サイドに求められる、ワイドな位置から斜めに飛び出す動きを体現し、攻撃を活性化させた。2得点という結果は、必然である。  もう一人は、陰のMVPである山口蛍だ。後半、日本代表が停滞したのは、“縁の下の力持ち”である山口がいなかったことが大きい。日本代表キャプテンである長谷部誠と、長きにわたり日本代表に君臨する遠藤保仁という不動のボランチコンビからレギュラーを奪いつつある山口。持ち味は、後ろに体重を置けるバランス感覚と、それでありながら前からも潰すことができる守備力。かつ、ゲームを作るパスと打開するシュートを兼ね備えた、日本では珍しい“センターハーフ”タイプである。  その山口が、“ブラジルW杯メンバー発表前ラストマッチ”で何を考えていたのか? 試合後のミックスゾーンで話を訊いた。 「(前半)30分くらいの時間まではチームとして点も取れていたし良かったと思うけど、残り15分はちょっとスペースが空いて間延びして、ボランチのバランスも崩れましたね」 ――今日のチョイスとしては、まずは守備のスペースを埋めることだったんですか? 「チョイスとしてというか、立ち上がりから点も入ったし、押せ押せになっていたので、逆にそういう時こそカウンターだったりに気を付けたほうがいいと思っていたんで、そのへんを意識していたというのはあります」 ――相手が左から仕掛けてきて、右サイドを埋めることが多かったと思うんですが、メンバーと何かコミュニケーションは取っていたんですか? 「コミュニケーションは特に取っていなかったというか、後ろからそこまで声がかかっていなかったので、相手のセンターバックから一発でサイドに振られた時に、まさかあそこであんなにフリーになっているとは思っていませんでした。オカ(岡崎)さんをはじめ、前の選手が全員、結構、前に行っていたので、あそこに戻れていなかったのは仕方ないけれど、もう少しコミュニケーションが取れていればよかったかなと思います」 ――交代前は山口選手がうまくスペースを埋めていて、その後はバランスを取れる選手がいなくなったように見えたんですが、ベンチに下がってから、試合をどのように見ていましたか? 「ヤット(遠藤)さんが入って、ボールはやっぱり落ち着いてましたね。確かに、守備の部分では4人も代わって、連携不足っていうのもあるかもしれないけど、自分だったら“ここを埋めていた”というのは、多少なりともありました」 ――山口選手がスペースを埋めることで、日本がうまく回る半面、もう少し(持ち味である)前に出て行きたいというのもあるのかなと思うんですが。 「それもありますけど、今日は比較的、前で完結できていたというか、点入るところまでいいコンビネーションで崩せていたので、自分が行く必要がないと思いました。あとは、両サイドバックも高い位置を取っていたので、それを考えると、リスクを考えてステイしていたほうがいいかなと考えていました」 ――ビルドアップの時は山口選手が落ちて、センターバックを開かせる意図があった? 「それもありますし、自分がサイドバックのスペースに落ちてサイドバックを押し上げる意図もあった。そのパターンがいくつかあって。ただ、それだけじゃなくて、自分のボランチのポジションの位置で、もっと受けて散らせればよかったかなと思います」 ***  試合後でありながら、まるで試合を俯瞰から見ていたように丁寧に答えてくれた山口。自身のボールを受ける位置という課題はもちろん、バックラインからのコントロールなどチームとしての課題も分析できている。右ヒザを負傷している長谷部がブラジルW杯に間に合うかどうかが不安視されているが、今の日本代表にとって、山口はそれ以上の存在になりつつある。 (文=石井紘人@FBRJ_JP)

日テレ厳命「掛布の映像を流すな!」背番号も与えられない“ミスタータイガース”の現在

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「BBH2008 NOSTALGIC掛布雅之」(コナミ)
 ソチ五輪の真っただ中に行われたプロ野球春季キャンプで、ある意味、話題を「独占」した阪神の掛布雅之DC(GM付育成&打撃コーディネーター)。だが、一部メディアではいまだに「露出NG」が続いているという。  昨秋、25年ぶりに現場復帰することになった掛布氏。 「ホームラン王に3度輝くなど、ミスタータイガースとしての人気はいまだに高い。解説者、タレントとしても抜群の知名度があり、最盛期の年収は2億円近かったと聞いています」(芸能関係者)  だが、事業に失敗し、2011年には自身の個人事務所の負債総額が推定4億円に上ることが発覚。自宅は競売にかけられ、持ち主に「家賃」を払う形で、現在もそのまま住んでいる。 「近年は、甲子園球場など評論活動する場所に借金取りが押しかけて大騒ぎに。結果、テレビやラジオ各局の解説の仕事は、すべて外されました」(同)  その後、球団が絡んだCS放送や公式サイトでのインタビュアーとしての仕事を細々とやっているさなか、中村勝広GMの鶴の一声で、現場復帰が決定。今に至るという。  とはいえ、この借金問題、和田豊監督の後任に納まり、年俸1億円以上の仕事にありつければ、数年で返済できるチャンスは残っているというほどで、完済にはまだ程遠いといった感じ。社会的信用を失墜させた罰も込めて、球団は掛布氏に背番号を与えない“中途半端”な契約を提示したという話もあるほどだ。  さらに、こんな話も。 「かつて解説を長年務めた日本テレビでは、いまだに“掛布の映像を流すな!”と幹部からお達しが出ており、これだけ話題になっても触れることができないそうなんです。映像で藤浪晋太郎投手などニュースの話題になる選手と一緒に映っていても『掛布が映るシーンは、1秒でも短くしろ!』と指示が出るとか。もっとも、日テレサイドからすれば『ブラックな人物は徹底的に排除したい』という意向が強く、そのような対応をしているそうですが……。この対応は、完済するまで解けないでしょうね」(スポーツ紙プロ野球デスク)  “ミスタータイガース”に、明るい未来はやってくるのだろうか?

「設計図の使い回し!?」広島カープ沖縄キャンプ新球場“こけら落とし”でミソついた2つの理由

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 プロ野球は先月22日以降、オープン戦が“本格化”。各地で熱戦が繰り広げられているが、関係者の間では、ある球場でのオープン戦をめぐって批判が相次いでいる。  広島vs阪神が行われた、沖縄市野球場。今年から地元の信用金庫が命名権を取って、コザしんきんスタジアムの名前で“新装開店”となった。 「球場のフィールド内も広くなったのはもちろん、ロッカールームやスタンドなどは完全に新築したため、過去のオンボロ球場時代を知っている関係者は皆、驚愕していました」(プロ野球番記者)  この球場、近年は広島カープが2次キャンプ地として使用。だが「雨漏りもひどく、とてもオープン戦なんて開ける状況じゃなかった。それだけに、今後は宮崎・日南よりも温暖で、球場もきれいなしんきんスタジアムでのキャンプの全日開催を望む声が、選手サイドから一気に増えることでしょうね」(同)  では、こけら落としの試合でなぜ、2つもミソがついてしまったのか? まずは、球場の見た目である。 「そりゃもう、那覇空港近くの沖縄セルラースタジアム(巨人の2次キャンプ地)と瓜二つの造りですから。球団関係者の質問に対し、地元関係者が小声で『同じゼネコンでやってますから……』と耳打ちする者もいたそうです(笑)。両球場とも、内野のひさし部分は白色でアーチ型。ひとたび雨が降ると、内野スタンドのほとんどは濡れてしまい、座ることができなくなる。完全に、設計図の使い回しによる“弊害”です」(同)  もう1つは、そんな記念すべき試合に「主力抜き」で戦ったタイガースだ。 「広島は、ドラフト1位の大瀬良大地が先発。スタメンもほぼベストオーダーでそろえてきたのですが、対する阪神は福留孝介、西岡剛、鳥谷敬ら主力野手が軒並みキャンプ地・宜野座で居残り。せっかくのこけら落としも、これでは台無しです。まぁ、おおらかな地元ファンは、それでも熱心に声援を送っていましたけどね」(地元メディア関係者)  来年は、同じことを繰り返さないでほしいものだ。

ボクシング亀田ジム“追放”問題、北村晴男弁護士の強気にマスコミ冷ややか「結局は父・史郎氏のメンツ」の声も

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『北村弁護士のズバッと解決!法律相談』(二見書房)
「北村弁護士、やることがどんどん裏目になっている感じがします」  26日、都内で行われた亀田ジムの記者会見を取材した記者から、そんな声が聞かれた。  日本ボクシングコミッション(JBC)から事実上の追放処分を言い渡されている亀田ジムは、代理人の北村晴男弁護士が記者会見。JBCの処分を不服として、処分の再審議と第三者機関設置を要求したことを明かした。  しかし、「会見場で北村弁護士が主張した内容は、処分理由と論点がずれていた」と記者。 「JBCが亀田ジムを処分した理由は、ジムの会長ら責任者が正しく職務を行っていないというもので、その原因として、実質的な責任者がほかに存在する“異常”な運営状況が指摘されました。でも今回、北村弁護士から出された主張はそこには触れず、次男・大毅が“負けても王座保持”となったことは正しい、というものでした」(同)  この点について北村弁護士は「負ければ王座が空位になるルールが後に翻された、という前提が間違っている」とその理由を述べたが、ここは記者たちの反応が冷たかった。 「だってスポーツ紙からテレビまで、僕らマスコミはみんな“負けたら空位”で報じていたわけでしょ? それを“最初からそうじゃなかった”なんて言われたら、だったら試合前にそれを言えよって思います。北村弁護士が戦略としてそういう主張をするのは勝手ですが、マスコミの不信を煽るだけの話で、むしろ亀田ジムの立場を悪くさせるのでは」(同)  亀田ジムが主張する「第三者機関」の設置についても「まったく現実的ではないし、周囲の賛同も得られない話」と記者。 「業界全体の問題なのであれば、そういう声が上がっても分かりますけど、これは亀田ジムだけの問題。そもそも、この業界の第三者機関がJBCなんですから。それなのに第三者っていうのは、JBCを対立する敵に見立てる発想で、首をかしげる関係者は多いでしょうね」(同)  実際、都内いくつかのボクシングジムに第三者機関の設置について聞いてみたところ、一様に「必要ない」との返答だった。  亀田ジムは今後、要求が満たされない場合は「訴訟しかない」としているが、JBCはそれを想定して動いているともっぱら。法廷闘争になれば、亀田ジムのライセンス復帰は、なお遠のく。 「結局、損するのは亀田ジム。北村弁護士は1月、JBCとの面談でかなり強気にモノを言っていたと聞きますが、本来、JBCと対立すること自体が損で、本当は何か問題があっても、仲間だと思って一緒に改善する姿勢があればよかった」(同)  ただ、亀田ジムには、そんな柔らかい態度を取れない事情があるという。 「父親の史郎さんがライセンスを剥奪されて以来、あそこはJBC憎しの感情が強い。今回の件も、史郎さんがJBCを“日本の恥”と言い放ったことに端を発しているでしょ。本来はここまでこじれる話じゃないけど、頑固な史郎さんのメンツを守ることが亀田ジムの大義になってしまっているんだろう」(ボクシング関係者)  興行会社である亀田プロモーションの代表も務める長男・興毅は先日、週刊誌のインタビューで「(JBCに)逆らうつもりも争う気持ちもないです」と答えてはいるが、それでも自ら頭を下げて和解する選択肢はないように見える。 「史郎さんの“戦闘体制”を後押ししているように見えるのが北村弁護士だけど、裁判沙汰になったほうが彼は報酬を稼げる。でも、それで踊らされてしまうと、亀田側にとって得は何もない」(同)  相手を攻撃すればするほど、周囲に不快感の輪が広がっているようにも見える亀田ジムだが、法廷闘争は決定的なしこりを残す最終手段。もう後戻りはできないのだろうか。 (文=和田修二)