好感度No.1タレントのベッキーの不倫、球界の番長といわれ生涯年俸50億円以上ともいわれた清原和博の薬物逮捕、日本を代表するアイドルグループSMAPの解散謝罪騒動など、まさに芸能界の一寸先は闇、といったところだろう。 ベッキーにしろ清原にしろ、ある意味頂点を極めた成功者。しかし、一つのきっかけで天国から地獄へと転げ落ちてしまった。勝ち組と負け組がはっきりしている芸能界において彼らの過去の栄光は通用せず、もはや一線級で活躍することは難しいだろう。 視聴者に見放され、スポンサーから去られた芸能人は敗者そのもの。芸能人として最上級の仕事は、タレントであれば地上波ゴールデンタイムの冠番組、俳優であれば月9に代表されるドラマ枠の主演や映画の主演といえるだろが、逆に最底辺の仕事はなんだろうか? 芸能関係者に話を聞くと「仕事といえるかわからないけど、競馬情報会社の広告塔だろうな」と教えてくれた。 競馬情報会社の広告塔とは簡単にいえば「会員を集めるためのイメージキャラクター」であり「自分もこの会社の予想で儲かっています」と宣伝するのが主な役割。ある意味、通販番組の出演者に近いところがあるが、はっきりいえることは「タレントにとって表に出したくない仕事」ということ。 実際にマスコミを集めて記者会見でイメージキャラクター就任をアピールするわけでもなく、また本人の公式プロフィールに実績を残すようなこともしない。誰かに誇れる仕事でも世間に大きくアピールできるような仕事でもなく、どちらかといえば「目立たないようにひっそりとやってほしい」というのが本音だという。 どんなタレントがそういった仕事受けているのかを芸能関係者に話を聞いてみると、出てきたのは意外な人物。 「さすがに一流どころは出ないですね。ピークを超えて売れなくなったタレント、問題を起こして表舞台に出なくなったタレントが多いですね。前者ではあべ静江、谷隼人、テツandトモ、元プロ野球選手の広澤克実。後者ではせんだみつお、桜塚やっくん(故人)、清水宏次朗といった人達が出ていました」 かつてそれぞれのジャンルで一世を風靡し、名前を聞けば誰でも知っているようなタレント達だが、彼らが競馬情報会社の広告塔をやっていたと知っている人間は少ないだろう。ではなぜ彼らはそんな仕事を受けたのだろうか? 「結論からいえば仕事と収入が減り、なんでもいいからお金になる仕事が欲しかったというのが大きな理由ですね。報酬の相場は10~50万円ほど。内容によってプラスされる場合もあるようですが、基本的に最初に何パターンかイメージ写真を撮影して終わり。あとは会社側がその写真を使い回してインタビューしている風景を作ったりします。タレントにとっては1回1時間程度写真を撮るだけで数十万円の小遣い稼ぎですからおいしいですよ。ただ、この仕事を受けてから表舞台で復活なんて話はあまり聞かないですね」(芸能記者) さらには先日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博も、過去に暴力団と繋がりがある競馬情報会社の経営者がタニマチであったことがフライデーされている。 もしかしたら、ベッキーと清原がひっそりと競馬情報会社の広告塔としてコンビを結成することもあったりして……。「底辺芸能人最後の仕事」なのは間違いない。清原和博公式ブログ(現在は閉鎖)ベッキー公式サイト
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ベッキーと清原和博がまさかの共演!? 芸能界の闇と“最底辺”の仕事とは?
好感度No.1タレントのベッキーの不倫、球界の番長といわれ生涯年俸50億円以上ともいわれた清原和博の薬物逮捕、日本を代表するアイドルグループSMAPの解散謝罪騒動など、まさに芸能界の一寸先は闇、といったところだろう。 ベッキーにしろ清原にしろ、ある意味頂点を極めた成功者。しかし、一つのきっかけで天国から地獄へと転げ落ちてしまった。勝ち組と負け組がはっきりしている芸能界において彼らの過去の栄光は通用せず、もはや一線級で活躍することは難しいだろう。 視聴者に見放され、スポンサーから去られた芸能人は敗者そのもの。芸能人として最上級の仕事は、タレントであれば地上波ゴールデンタイムの冠番組、俳優であれば月9に代表されるドラマ枠の主演や映画の主演といえるだろが、逆に最底辺の仕事はなんだろうか? 芸能関係者に話を聞くと「仕事といえるかわからないけど、競馬情報会社の広告塔だろうな」と教えてくれた。 競馬情報会社の広告塔とは簡単にいえば「会員を集めるためのイメージキャラクター」であり「自分もこの会社の予想で儲かっています」と宣伝するのが主な役割。ある意味、通販番組の出演者に近いところがあるが、はっきりいえることは「タレントにとって表に出したくない仕事」ということ。 実際にマスコミを集めて記者会見でイメージキャラクター就任をアピールするわけでもなく、また本人の公式プロフィールに実績を残すようなこともしない。誰かに誇れる仕事でも世間に大きくアピールできるような仕事でもなく、どちらかといえば「目立たないようにひっそりとやってほしい」というのが本音だという。 どんなタレントがそういった仕事受けているのかを芸能関係者に話を聞いてみると、出てきたのは意外な人物。 「さすがに一流どころは出ないですね。ピークを超えて売れなくなったタレント、問題を起こして表舞台に出なくなったタレントが多いですね。前者ではあべ静江、谷隼人、テツandトモ、元プロ野球選手の広澤克実。後者ではせんだみつお、桜塚やっくん(故人)、清水宏次朗といった人達が出ていました」 かつてそれぞれのジャンルで一世を風靡し、名前を聞けば誰でも知っているようなタレント達だが、彼らが競馬情報会社の広告塔をやっていたと知っている人間は少ないだろう。ではなぜ彼らはそんな仕事を受けたのだろうか? 「結論からいえば仕事と収入が減り、なんでもいいからお金になる仕事が欲しかったというのが大きな理由ですね。報酬の相場は10~50万円ほど。内容によってプラスされる場合もあるようですが、基本的に最初に何パターンかイメージ写真を撮影して終わり。あとは会社側がその写真を使い回してインタビューしている風景を作ったりします。タレントにとっては1回1時間程度写真を撮るだけで数十万円の小遣い稼ぎですからおいしいですよ。ただ、この仕事を受けてから表舞台で復活なんて話はあまり聞かないですね」(芸能記者) さらには先日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博も、過去に暴力団と繋がりがある競馬情報会社の経営者がタニマチであったことがフライデーされている。 もしかしたら、ベッキーと清原がひっそりと競馬情報会社の広告塔としてコンビを結成することもあったりして……。「底辺芸能人最後の仕事」なのは間違いない。清原和博公式ブログ(現在は閉鎖)ベッキー公式サイト
サッカー五輪出場を決めたメンバーの半分はリオに行けない? 本戦に滑り込む新戦力は誰だ!
最終予選では23名中22名が試合に出場するという、文字通り総力戦でリオへの切符を勝ち取ったU-23日本代表。日替わりでヒーロ―が誕生する熱い展開で、日本のファンを歓喜の渦に巻き込んだ。前評判が低く“谷間の世代”といわれたこのチーム。最終予選が始まるまで、ほとんどの選手の名前を知らなかった人も、今となっては名前と顔が一致する選手も増えたのではないだろうか? しかし、せっかく覚えたお気に入りのメンバーも、8月に開催されるリオ五輪本戦では、見ることができない可能性が少なからず発生してしまう。 「まず、予選では23名で戦いましたが、本戦ではたったの18人しか登録できないんです。しかも、本戦からは24歳以上を3人使用できる“オーバーエイジ”というルールがあります。これを採用すると、23歳以下からはたったの15人しか選ばれないんですよ。せっかく苦労して勝ち取った出場権ですが、本当に厳しい戦いはアジアの他国ではなく、実は仲間とのポジション争いだったんです」(スポーツライター) さらに残った15枠も、予選を戦った23名がすべてを埋めるわけではない。惜しくも最終予選メンバーから外れた選手や、ケガで出場を辞退した選手も、メンバー入りを虎視眈々と狙っている。 「パっと思いつくのは、浦和レッズのMF関根貴大とサガン鳥栖のFW鎌田大地ですね。この2人はなぜ予選のメンバーに選ばれなかったのかが不思議なほどの実力者です。昨年まで香川と同じ独・ドルトムントに所属していたセレッソ大阪のMF丸岡満も五輪出場は諦めていないみたいですね。櫛引政敏との正GK争いをしていた柏レイソルの中村航輔のケガもそれほど長引かなそうです。さらに、日本サッカー協会はオランダ2部ドルトレヒトに所属するオランダ人とのハーフ、DFファン・ウェルメスケルケン・際(さい)をリストアップしたとも報じられています。これから開幕するJリーグで活躍し、大抜擢される選手が現れる可能性はいくらでもありますよ。下手したら予選の23人中半分くらいはリオに行けないんじゃないですかね?」(同) 毎試合のように日替わりヒーローが誕生するということは、裏を返せば絶対的なスターが存在しないということ。主役になれる存在と期待されていた南野拓実もノーゴールに終わり、オーバーエイジの使い方によっては、選出されないことも十分にありえる。決勝で2ゴールをあげた浅野拓磨でさえも、膝のケガが再発したら手術を免れない状況だ。アジア予選を終えて、オリンピックの切符をようやく手にした日本代表だったが、実は、選手たちは誰もその切符を持っていないのだ。 (文=沢野奈津夫)『日本代表 激闘録 U-23日本代表&なでしこジャパン ロンドンオリンピック2012 サッカーアジア地区最終予選』(ジェネオン・ユニバーサル)
サッカーU-23シン・テヨン韓国監督の言い訳が前代未聞!「3失点以外は完璧」
サッカーU-23アジア選手権は、3-2で見事韓国を下し、日本の優勝で幕を閉じた。宿敵韓国相手に2点差をひっくり返すという実にドラマティックな展開に、多くの日本人が感動したこの決勝戦だったが、試合開始前は韓国のFWファン・ヒチャン(20)から「慰安婦のお婆さんたちのために必ず勝たなければならない」という政治的な発言が飛び出すなど、戦いはピッチの外にまで発展しそうな不穏な空気が流れていた。 過去にも竹島問題に触れるなど、何かにつけてスポーツと政治問題を絡めてくる韓国。今大会で、反日家であることを示したシン・テヨン(45)監督の、試合前と試合後のコメントが今話題になっている。 「決勝が日韓戦だと決まってから、シン・テヨン監督は『日本が勝ち上がってくることを願っていた』『(五輪出場は果たしたが)結果を気にしないわけにいかないのが韓日戦』『地球が滅亡するまで韓国と日本の闘いは続く』『勝ったら韓服姿で記者会見する』と、強烈な反日感情を記者会見で爆発させていました。これを平和の祭典オリンピックの予選で言ってしまうんですから、すごいですよね。IOC(国際オリンピック委員会)からなんらかの処罰が下っても不思議じゃないですよ」(スポーツライター) これほどまでに日本を煽っていたシン・テヨン監督だったが、結果はご存じの通り日本の大逆転勝利に終わった。勝利を目前にしての敗北だっただけに、シン・テヨン監督はそうとうなショックを受けたようだ。しかし、それでも無理して強がった敗戦後の記者会見の言い訳コメントが、日本のファンの間で注目を浴びている。 「シン・テヨン監督は試合後の記者会見で、素直に手倉森誠(48)監督の手腕を褒める一面を見せながらも『内容は我々が圧倒した』『3~4ゴール差で勝つ内容』『リオで再戦して鼻っ柱を折りたい』とコメントしました。いくら本番を気にして弱気な部分は見せられないとはいえ、強がりにもほどがありますよね。極めつけは『3失点以外は、完璧だった』ですね。これには日本のファンは『なんでもありじゃん!』『斬新な言い訳だ!』『日本だって2失点以外完璧だった』と呆れ気味ですよ」(同) 隣国であり、サッカーのレベルも拮抗している韓国は、本来なら切磋琢磨していける貴重な存在だ。しかし、スポーツに政治を持ち込むという悪い癖がある限り、負けた方にとってどうしても後味の悪い試合になってしまう。韓国のこの“悪癖”が治り、良い関係を築けるようになるのは、一体いつの日になるのだろうか? (文=沢野奈津夫)シン・テヨン監督 (C)Masashi Hara Hara/wikipediaより
ヒールから主役へ、そして壮絶な死……誰もが“感情移入”した「刺客」ライスシャワー
「競馬」というのは、もちろん馬が競走する競技であり、馬に人間が思い描く「競走」の意志があるかどうかは定かではなく、それは経済動物を扱う関係者にとって永遠のテーマでもある。 ただ、長い競馬の歴史の中で、彼らがどう考えても「レースに臨んでいる」としか思えない瞬間がたくさんあった。90年代のオグリキャップやトウカイテイオー、最近でもブエナビスタやオルフェーヴルなど、人間の意志が乗り移ったようなレースをする馬は確かに存在するのが現実だ。だからこそ「感情移入」することで感動が生まれ、だからこそ長期にわたり人気を保持しているのである。 “感情移入”というくくりでいえば、ライスシャワーという馬も、多くのファンの琴線に触れた馬だったといえる。ライスシャワーの生涯は、最初から最後までドラマ尽くしだった。 北海道登別市のユートピア牧場で、1989年に産声を上げたライスシャワー。漆黒の馬体、小柄ながらも人間の指示に従順で、走りも滑らかということから評判がよかったらしい。しかし、足元がもろく、骨折などもあって出世までは時間がかかった。 通算成績4戦2勝で迎えたクラシック第1弾・皐月賞は8着、当時はG2だったNHK杯でも8着と連続して結果を出せず、当然ながら大一番・日本ダービーでは16番人気と最低クラスの評価となった。世間の注目は皐月賞を無敗で制した怪物・ミホノブルボンに注がれており、ライスシャワーは刺身の“ツマ”にもなっていなかったということだ。仕方がない話ではある。 無論、日本ダービーでもミホノブルボンが圧巻の逃げ切りで無敗2冠達成。ただ、2着には16番人気のライスシャワーが入る大波乱となった。多くのファンが愕然としただろう。どうやら、牧場などではさほど驚きではなかったそうで、ミホノブルボンとの馬連馬券1000円分をボーナス代わりに出したなんて話もあったというのだから驚きだ。 皐月賞は2000m、そして日本ダービーは2400m。血統的にも戦績も、距離が伸ばすことが得策なライスシャワーは、秋の大目標を京都競馬場のクラシック最終戦・菊花賞(3000m)に定める。 無敗のまま菊花賞に臨んだ3冠候補・ミホノブルボン、そしてここに全てをかけて臨んだライスシャワー。その軍配は、ライスシャワーに上がる。 ミホノブルボンを直線半ばで交わした見事な勝利だった。強靭なステイヤー(長距離馬)誕生の瞬間でもあった。 しかし、ミホノブルボンの“クラシック3冠”を期待していたファンとしては、歴史的瞬間をライスシャワーに「邪魔された」という認識がほとんど。G1制覇にもかかわらず、その評価は、現代風にいうなら「KYな悪役」でしかなかった。 そしてライスシャワーの「悪役」っぷりに追い討ちをかける出来事が起きてしまう。翌年春、京都競馬場で開催され、日本一の長距離馬を決定する天皇賞・春(3200m)3連覇を狙ったメジロマックイーンを撃破してしまうのである。メジロマックイーンの鞍上は、当時すでにスターだった武豊。「またライスシャワーか」「大記録がなくなった」と、ため息を漏らす結果の立役者となってしまったのだ。 もっとも、この時のライスシャワーはマイナス14キロ、メジロマックイーンを倒すべく究極の仕上げ、極限まで削ぎ落とした馬体で出走していたのだ。その点を鑑みることなく「悪役」「関東の刺客」になってしまった部分は、気の毒としか言いようがない。 その後、無理な減量がたたったのか、ライスシャワーは惨敗を繰り返し、翌年の春には重度の骨折を負う。10カ月近くを休養に当てざるを得ず、復帰したのはその年の有馬記念。レースは3着だったものの、年明けの2レースは連続で6着と、いよいよ忘れられた感があった。 しかし、2年ぶりに出走した天皇賞・春で、ライスシャワーは再びの激走を見せる。食い下がる年下のライバルたちをねじ伏せ、得意の京都競馬場での復活勝利。さすがのファンもケガを超えての復活劇に感動したようで、ここへきて一気に人気馬となる。 力を見せながらも立てなかった主役の舞台。それをようやく手に入れたライスシャワーは、ファン投票1位で夏のグランプリ・宝塚記念(この年は京都競馬場で開催)に出走する。初の真打ちとしての登場だ。 順調にレースを進めたライスシャワー。堂々たるレースぶりで馬群を進めていた。連勝も期待したファンもいたはずだ。 しかし第3コーナー、一瞬にして期待や夢は断ち切られる。 誰の目から見ても「絶望的」と言わざるを得ない左前脚の骨折。もはや立ち上がることすらできなくなったライスシャワーは、その場で安楽死処置を取られた。主戦騎手であった的場均は、馬運車で運ばれる彼を最敬礼で見送った……。 一瞬にして失われたライスシャワーの命……その衝撃と世間の反応は凄まじく、高速馬場への批判や、記念碑の建立になるまでの騒ぎとなった。しかし、そのような「死後ブーム」に意味があるのかと疑問を呈する人間も多くはなかった。 競馬場で骨折して安楽死というのは、競馬においては決して珍しいことではなく、「ヒール」から「スター」になってしまったライスシャワーの突然の死を美談にしたいジャーナリズムだという意見もある。そして世間というのは、そういうストーリーに弱く、それこそ“感情移入”してしまうのである。 ただ、彼を評価する際は、ミホノブルボンやメジロマックイーンという紛れもない強豪を京都の舞台で真っ向から下したこと、骨折を乗り越え、天皇賞を制したその強さ、現代競馬最後の「本物の長距離馬」の姿であるべきで、死の瞬間ではないはず。京都で躍動したその美しい馬体でなくてはならないはずだ。そういう意味でも、ライスシャワーは何ともドラマ性ある馬だったのは間違いがない。 京都で咲き、京都で散った「刺客」ライスシャワー。彼は現在も、サイレンススズカなどとともに「悲劇の名馬」の1頭としてファンの記憶に刻まれている。JRA公式サイト
ヒールから主役へ、そして壮絶な死……誰もが“感情移入”した「刺客」ライスシャワー
「競馬」というのは、もちろん馬が競走する競技であり、馬に人間が思い描く「競走」の意志があるかどうかは定かではなく、それは経済動物を扱う関係者にとって永遠のテーマでもある。 ただ、長い競馬の歴史の中で、彼らがどう考えても「レースに臨んでいる」としか思えない瞬間がたくさんあった。90年代のオグリキャップやトウカイテイオー、最近でもブエナビスタやオルフェーヴルなど、人間の意志が乗り移ったようなレースをする馬は確かに存在するのが現実だ。だからこそ「感情移入」することで感動が生まれ、だからこそ長期にわたり人気を保持しているのである。 “感情移入”というくくりでいえば、ライスシャワーという馬も、多くのファンの琴線に触れた馬だったといえる。ライスシャワーの生涯は、最初から最後までドラマ尽くしだった。 北海道登別市のユートピア牧場で、1989年に産声を上げたライスシャワー。漆黒の馬体、小柄ながらも人間の指示に従順で、走りも滑らかということから評判がよかったらしい。しかし、足元がもろく、骨折などもあって出世までは時間がかかった。 通算成績4戦2勝で迎えたクラシック第1弾・皐月賞は8着、当時はG2だったNHK杯でも8着と連続して結果を出せず、当然ながら大一番・日本ダービーでは16番人気と最低クラスの評価となった。世間の注目は皐月賞を無敗で制した怪物・ミホノブルボンに注がれており、ライスシャワーは刺身の“ツマ”にもなっていなかったということだ。仕方がない話ではある。 無論、日本ダービーでもミホノブルボンが圧巻の逃げ切りで無敗2冠達成。ただ、2着には16番人気のライスシャワーが入る大波乱となった。多くのファンが愕然としただろう。どうやら、牧場などではさほど驚きではなかったそうで、ミホノブルボンとの馬連馬券1000円分をボーナス代わりに出したなんて話もあったというのだから驚きだ。 皐月賞は2000m、そして日本ダービーは2400m。血統的にも戦績も、距離が伸ばすことが得策なライスシャワーは、秋の大目標を京都競馬場のクラシック最終戦・菊花賞(3000m)に定める。 無敗のまま菊花賞に臨んだ3冠候補・ミホノブルボン、そしてここに全てをかけて臨んだライスシャワー。その軍配は、ライスシャワーに上がる。 ミホノブルボンを直線半ばで交わした見事な勝利だった。強靭なステイヤー(長距離馬)誕生の瞬間でもあった。 しかし、ミホノブルボンの“クラシック3冠”を期待していたファンとしては、歴史的瞬間をライスシャワーに「邪魔された」という認識がほとんど。G1制覇にもかかわらず、その評価は、現代風にいうなら「KYな悪役」でしかなかった。 そしてライスシャワーの「悪役」っぷりに追い討ちをかける出来事が起きてしまう。翌年春、京都競馬場で開催され、日本一の長距離馬を決定する天皇賞・春(3200m)3連覇を狙ったメジロマックイーンを撃破してしまうのである。メジロマックイーンの鞍上は、当時すでにスターだった武豊。「またライスシャワーか」「大記録がなくなった」と、ため息を漏らす結果の立役者となってしまったのだ。 もっとも、この時のライスシャワーはマイナス14キロ、メジロマックイーンを倒すべく究極の仕上げ、極限まで削ぎ落とした馬体で出走していたのだ。その点を鑑みることなく「悪役」「関東の刺客」になってしまった部分は、気の毒としか言いようがない。 その後、無理な減量がたたったのか、ライスシャワーは惨敗を繰り返し、翌年の春には重度の骨折を負う。10カ月近くを休養に当てざるを得ず、復帰したのはその年の有馬記念。レースは3着だったものの、年明けの2レースは連続で6着と、いよいよ忘れられた感があった。 しかし、2年ぶりに出走した天皇賞・春で、ライスシャワーは再びの激走を見せる。食い下がる年下のライバルたちをねじ伏せ、得意の京都競馬場での復活勝利。さすがのファンもケガを超えての復活劇に感動したようで、ここへきて一気に人気馬となる。 力を見せながらも立てなかった主役の舞台。それをようやく手に入れたライスシャワーは、ファン投票1位で夏のグランプリ・宝塚記念(この年は京都競馬場で開催)に出走する。初の真打ちとしての登場だ。 順調にレースを進めたライスシャワー。堂々たるレースぶりで馬群を進めていた。連勝も期待したファンもいたはずだ。 しかし第3コーナー、一瞬にして期待や夢は断ち切られる。 誰の目から見ても「絶望的」と言わざるを得ない左前脚の骨折。もはや立ち上がることすらできなくなったライスシャワーは、その場で安楽死処置を取られた。主戦騎手であった的場均は、馬運車で運ばれる彼を最敬礼で見送った……。 一瞬にして失われたライスシャワーの命……その衝撃と世間の反応は凄まじく、高速馬場への批判や、記念碑の建立になるまでの騒ぎとなった。しかし、そのような「死後ブーム」に意味があるのかと疑問を呈する人間も多くはなかった。 競馬場で骨折して安楽死というのは、競馬においては決して珍しいことではなく、「ヒール」から「スター」になってしまったライスシャワーの突然の死を美談にしたいジャーナリズムだという意見もある。そして世間というのは、そういうストーリーに弱く、それこそ“感情移入”してしまうのである。 ただ、彼を評価する際は、ミホノブルボンやメジロマックイーンという紛れもない強豪を京都の舞台で真っ向から下したこと、骨折を乗り越え、天皇賞を制したその強さ、現代競馬最後の「本物の長距離馬」の姿であるべきで、死の瞬間ではないはず。京都で躍動したその美しい馬体でなくてはならないはずだ。そういう意味でも、ライスシャワーは何ともドラマ性ある馬だったのは間違いがない。 京都で咲き、京都で散った「刺客」ライスシャワー。彼は現在も、サイレンススズカなどとともに「悲劇の名馬」の1頭としてファンの記憶に刻まれている。JRA公式サイト
「ぐわっはっはっは祭り」に「お母さん喜んでるよー」U-23日韓戦、松木安太郎語録が熱い!
「キーパーいなかったら入ってましたよ」や、解説という立場にもかかわらず「今は黙って見ましょう」など、数々の名言を生んできた日本サッカーの名解説者、松木安太郎氏。先日のU-23アジア選手権決勝の日韓戦でも多くの“松木語録”が飛び出した。 (韓国に先制を許した場面で)「ちょうどいいんじゃないですか?」 逆転勝利という、ドラマチックな展開を期待するポジティブな松木氏らしい名言。後半開始直後に2失点目を許した時も「問題ないからー!」と言い放つなど、決して落胆せずに視聴者を盛り上げる様はさすがだ。 (浅野の2点目に)「お母さん喜んでるよねー!」 以前、番組の企画で浅野選手の実家を訪問し、お母さんに餃子をご馳走になったことから生まれた名言。なお、その後も「お母さん本当喜んでるよー」や「たくちゃんよくやったってお母さん言ってるよー!」などの異常な浅野推しにより、浅野の母親が亡くなったのかと勘違いするファンが急増した。 (日本のラフプレーに)「試合終わった後に謝ってもいいしね」 日本選手が韓国選手相手に膝を立ててしまった時の発言。前半終了間際のため、時間が惜しく相手選手に早く立ち上がってもらいたいと願う心情が表れている。なお、相手がファウルをすると「おおぉい!」と激しく非難し、いかに悪質なファウルかを事細かに解説する。 (日本の好プレーに)「うおおぉ! よーしよしよし!」 テレビ朝日系列の放送で解説していた松木氏の絶叫は、なんとNHK-BS1のマイクにまで拾われていた。あれだけ大盛り上がりの会場でもハッキリと松木氏の声だと判別できたということは、そうとうな大声を出していたというのが容易に想像できる。 (韓国の無敗記録を破ったと聞き)「ぐわっはっはっは、やったー」 韓国の五輪最終予選の無敗記録が34でストップしたという、実況のテレビ朝日・吉野アナウンサーの発言を受けての高笑い。そのラフな解説スタイルから“居酒屋解説”といわれる松木氏の良さが一番出ていたのがこの瞬間だ。このように心の底から喜んでいる様が視聴者を惹きつける要因になっているのだろう。なお、この発言の直後ツイッターでは“ぐわっはっはっは祭り”が行われた。 試合に没頭し過ぎてしまい、時に細かいプレーの説明を省いてしまう松木氏の解説は、残念なことにコアなサッカーファンからは物足りないという声も聞こえてくる。しかし、代表戦など多くの視聴者がライト層だった場合、これほどとっつきやすい解説者はいない。8月に開幕するオリンピック本戦でも、その気持ちのこもった熱い解説で、日本中を大いに盛り上げてもらいたい。 (文=沢野奈津夫)ジャパン・スポーツ・プロモーション公式サイトより
中国サッカー、外国人帰化作戦決行?“11人全員が外国人”はあり得るのか?
中国サッカー協会が、代表チーム強化のため、中国スーパーリーグでプレーする外国人選手に市民権を与え帰化させようとしていると、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。近ごろ、中国スーパーリーグでは、欧州からの大物“爆買い”報道が飛び交っており、ある意味、世界一バブリーなリーグといえるだろう。もし、この報道の通り、中国代表が他国出身者だらけのチームとなってしまえば、同じアジア地区の日本は、これからW杯出場がさらに困難なものになってしまう。 「帰化して代表でプレーできるのは、もとの国籍の国の代表として国際Aマッチに出場したことがない選手だけになるなど厳しい条件がいくつかあります。なので、現在中国でプレーしているロビーニョやアサモア・ギャンが帰化することはありません。今のところターゲットになっているのは、アルゼンチンのダリオ・コンカや、ブラジルのエウケソンでしょうね。それと、Jリーグの優秀なスカウトが見つけた選手を、金にものをいわせて横取りし、帰化させるというパターンもありそうですね。元新潟のダヴィや、元川崎のレナトあたりは現実味がありますよね」(スポーツライター) 外国人が日本に帰化する場合、最低でも“5年以上継続して日本で生活”“常用漢字のテスト”など、さまざまなハードルを乗り越えなければならない。しかし、中国の場合は国がらみで代表の強化にあたっているため、帰化も容易になるといわれている。果たして、本当に外国人だらけの中国代表になってしまうことはあるのだろうか? 「10年前に、元日本代表監督のトルシエがカタール代表の指揮を執った時に同じことが起きました。カタール協会が帰化のオファーをした選手が、判明しただけでも9人以上もいたんですよ。FIFAが迅速に対応したおかげで実現はしませんでしたが、実際に帰化してしまった選手は3人もいました。中国が早急に外国人を帰化させまくるということはないでしょうが、南米の若手を買い漁り、数年育ててから帰化させるというのは十分にあり得るのではないでしょうか?」(同) 唯一の救いが、肝心の中国人ファンがこの帰化作戦を望んでいないということだ。ネット上では、中国人の力だけで中国代表を強くしたいという声の方が大きい。果たして、中国サッカーの未来はどこへ向かうのだろうか? (文=沢野奈津夫)中国サッカー協会公式サイトより
「黄金世代」と称される“華の2014年組”。輝く新人騎手の中で金になる「大穴男」はコイツだ!
一般的に「社会人は3年経ってようやく一人前」といわれるが、競馬界において今年でデビュー3年目を迎えるのが、「黄金世代」と称される新人騎手たちだ。 一昨年の春にデビューした新人騎手は、松若風馬(ふうま)、石川裕紀人、井上敏樹、小崎綾也、木幡初也、義英真(よし えいしん)の6人。彼らは初年度から存在感を発揮し、順調なステップを踏み続けている。 特に1年目で“新人王”を獲得した松若風馬(栗東)は、2年ですでに100勝越え。昨年は60勝を挙げG1初騎乗、重賞勝利も果たし、関西リーディングで10位にランクインした。「今、最も乗れている若手」といえば、間違いなく関西の松若がNo.1だろう。 関東の石川裕紀人(美浦)も負けてはいない。1年目は年間12勝と奮わなかったが、2年目の昨年は40勝と急成長。年末の有馬記念でG1初騎乗も果たし、今年のブレイクは必至と評価されている逸材だ。 素質なら小崎綾也(栗東)も同等のものを持っている。他にも玄人ファンをうならせる木幡初広騎手の息子の木幡初也(美浦)、インパクトのある名前で実績以上の存在感を出している義英真(栗東)と、とにかく粒ぞろい。 ただ、中でも面白いのが関東の井上敏樹(美浦)だ。 デビュー1年目は7勝、2年目は23勝。順調にステップアップしているものの、特に目立った成績を上げているわけではない。ではなぜ井上を一押しするのかというと、それは「金になる騎手だから」だ。 競馬ファン、特にライトな競馬ファンなら誰でも「一度でいいから万馬券を獲ってみたい」と考えるもの。それならば今のうちに“井上ファン”になっておいた方がいいかもしれない。 なんせこの男、自他ともに認める大穴男。単なる穴男ではない、“大”穴男である。 通常、単勝100倍以上の馬がレースを勝つことなど「年に何回あるか」といったレベル。だが、井上は新人ながら2年で3度も達成。特に昨年4月に単勝136.7倍の馬で勝利した際は、3連単で123万馬券を演出した。 2着まで視野を広げても、単勝50倍以上は当たり前の穴馬だらけ。特に昨年のオークス(G1)の出走権がかかったレースでは、単勝164.4倍の超人気薄を2着に持ってきてG1の出走権をゲット。しかし、本人が通算30勝に満たないため、規定によりG1で乗れなかったという“新人穴男”ならではのホロ苦いエピソードもある。 「松若や石川の陰に隠れがちですが、井上も新人ながら乗れる騎手です。ただ、今はまだ知名度が低いため、騎乗馬の人気が上がりにくい状況になっています。有能な新人は同時に穴騎手としても注目されて育ちますが、彼も間違いなくその一人ですね」(競馬記者) G1を100勝以上している武豊が4番人気より下でG1を勝ったことがないように、有力な騎手は乗るだけで人気になってしまうのが宿命……。ならば“先物買い”ではないが、井上の馬券も「注目度が低いうちに買っておいた方がお得」ということか。 セールスポイントに「穴馬を持ってくるところ」と断言し、騎乗馬の人気がない時には「絶対に穴をあけてやる!」と闘志を燃やす井上敏樹騎手。同期に実績では後れをとっても「黄金世代」の「金」の部分では、彼の“大穴男”ぶりに大いに期待したい。松若風馬騎手(JRA公式サイト)
「黄金世代」と称される“華の2014年組”。輝く新人騎手の中で金になる「大穴男」はコイツだ!
一般的に「社会人は3年経ってようやく一人前」といわれるが、競馬界において今年でデビュー3年目を迎えるのが、「黄金世代」と称される新人騎手たちだ。 一昨年の春にデビューした新人騎手は、松若風馬(ふうま)、石川裕紀人、井上敏樹、小崎綾也、木幡初也、義英真(よし えいしん)の6人。彼らは初年度から存在感を発揮し、順調なステップを踏み続けている。 特に1年目で“新人王”を獲得した松若風馬(栗東)は、2年ですでに100勝越え。昨年は60勝を挙げG1初騎乗、重賞勝利も果たし、関西リーディングで10位にランクインした。「今、最も乗れている若手」といえば、間違いなく関西の松若がNo.1だろう。 関東の石川裕紀人(美浦)も負けてはいない。1年目は年間12勝と奮わなかったが、2年目の昨年は40勝と急成長。年末の有馬記念でG1初騎乗も果たし、今年のブレイクは必至と評価されている逸材だ。 素質なら小崎綾也(栗東)も同等のものを持っている。他にも玄人ファンをうならせる木幡初広騎手の息子の木幡初也(美浦)、インパクトのある名前で実績以上の存在感を出している義英真(栗東)と、とにかく粒ぞろい。 ただ、中でも面白いのが関東の井上敏樹(美浦)だ。 デビュー1年目は7勝、2年目は23勝。順調にステップアップしているものの、特に目立った成績を上げているわけではない。ではなぜ井上を一押しするのかというと、それは「金になる騎手だから」だ。 競馬ファン、特にライトな競馬ファンなら誰でも「一度でいいから万馬券を獲ってみたい」と考えるもの。それならば今のうちに“井上ファン”になっておいた方がいいかもしれない。 なんせこの男、自他ともに認める大穴男。単なる穴男ではない、“大”穴男である。 通常、単勝100倍以上の馬がレースを勝つことなど「年に何回あるか」といったレベル。だが、井上は新人ながら2年で3度も達成。特に昨年4月に単勝136.7倍の馬で勝利した際は、3連単で123万馬券を演出した。 2着まで視野を広げても、単勝50倍以上は当たり前の穴馬だらけ。特に昨年のオークス(G1)の出走権がかかったレースでは、単勝164.4倍の超人気薄を2着に持ってきてG1の出走権をゲット。しかし、本人が通算30勝に満たないため、規定によりG1で乗れなかったという“新人穴男”ならではのホロ苦いエピソードもある。 「松若や石川の陰に隠れがちですが、井上も新人ながら乗れる騎手です。ただ、今はまだ知名度が低いため、騎乗馬の人気が上がりにくい状況になっています。有能な新人は同時に穴騎手としても注目されて育ちますが、彼も間違いなくその一人ですね」(競馬記者) G1を100勝以上している武豊が4番人気より下でG1を勝ったことがないように、有力な騎手は乗るだけで人気になってしまうのが宿命……。ならば“先物買い”ではないが、井上の馬券も「注目度が低いうちに買っておいた方がお得」ということか。 セールスポイントに「穴馬を持ってくるところ」と断言し、騎乗馬の人気がない時には「絶対に穴をあけてやる!」と闘志を燃やす井上敏樹騎手。同期に実績では後れをとっても「黄金世代」の「金」の部分では、彼の“大穴男”ぶりに大いに期待したい。松若風馬騎手(JRA公式サイト)






