アギーレジャパン本格始動の裏で、日本サッカー協会が抱える懸念材料「トルシエ並みに気性が荒くて……」

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JAF公式サイトより
 2014 FIFAワールドカップブラジル大会で惨敗を喫した日本代表が、ハビエル・アギーレ監督の下、新たなスタートを切る。昨日、9月5日に札幌で行われるウルグアイ戦、9日に横浜で行われるベネズエラ戦のメンバーが発表された。  メディアの注目を浴びているのは「イケメンの現役慶應大学生」と話題になっているFW武藤嘉紀だが、あくまで「ケガの影響で呼んだ選手」とアギーレ監督が説明したように、MF香川真司を招へいできなかったための代わりである。それよりも注目すべきは、サガン鳥栖のDF坂井達弥やヴィッセル神戸のMF森岡亮太など、機動力のある選手が選出されたことだろう。アギーレ監督は選考基準について、「仲間と協力的で責任を果たす」「質の高さ」「走れて戦える選手」の3つを挙げているが、それが如実に反映された格好だ。 「サッカーの試合は90分ある。実際にプレーされている時間は45分前後。それ以外の半分は、例えばレフェリーが笛を吹いてプレーが止まっている、スローインになっているなどの(プレーされていない)時間。そして、ピッチには22人いる。ボールは1個。平均を割り出すと、1人2分間ボールを持つ。残りの88分のボールを持っていない中で、その選手は何をしているのか。私はそこを見ている」(アギーレ監督)    これこそ、MF長谷部誠が選ばれて、MF遠藤保仁が選ばれなかった理由であり、さらにいえば、MF中村俊輔が日本代表に復帰する可能性は限りなくゼロになった。アギーレ監督の過去の実績から見ても、「ボールを持ってから何をするか」ではなく、「ボールをどのように奪うか」に重きを置いている。ブラジル大会では守備が崩壊したが、アギーレ監督のチームがあのような形で惨敗することはまずないだろう。世界相手にも、高い位置からのプレッシング(前線からの守備)を体現するはずだ。  一方で、不安な点もある。ポゼッション(ボールを保持)しながら、ピッチをワイドに使った攻撃ができるかどうかは未知数で、攻撃面でいえば、ザッケローニ前監督にやや分があるかもしれない。  しかし、日本サッカー協会(JFA)は、それ以上にアギーレ監督の性格に懸念を抱いているらしい。アギーレ監督は、JFAが手を焼いたフィリップ・トルシエ前監督並みに気性が荒いことで有名。JFAは、あまりにも手に負えなくなった場合を想定し、2年後に監督を交代することも視野に入れているというウワサもある。コントロールしやすかったザッケローニ前監督とは違って、JAFの言うことを聞かない可能性があるからだ。たとえば、親善試合の時期や場所、選手の招集、アジアサッカー連盟の審判のレベルをめぐって一悶着起きそうな気配だ。  とはいえ、トルシエ前監督のようなタイプはメディアからすれば大好物。アギーレ監督はいろいろな意味で、話題を提供してくれそうである。

プロ野球・西武 3戦連発の森友哉、早くも来季から“正捕手”確定か「炭谷の素行が問題で……」

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埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイトより
 14日、宿敵・巨人相手に今季初登板したプロ野球・阪神の藤浪晋太郎。7回2失点と試合を作り、残り40試合を切った今後の活躍に期待がかかるが、くしくも同日、プロ1号を放ったのが、大阪桐蔭時代に藤浪とバッテリーを組んだ西武の森友哉。翌日、翌々日にも本塁打を放ち、ファン・関係者を驚かせている。  この日、待望の一発を放った森は「素直にうれしい。(思っていたより)ちょっと早かっただけです」と喜んだ。 「リード面ではまだまだ経験を積む必要があるが、間違いなく次代を担う素材。打てるキャッチャーというのは、そうなかなかいないので、どの球団も重宝します」(球界関係者)  今季、阪神では、シーズン中盤から大卒ルーキーの梅野隆太郎のスタメン起用が急増。打率こそ低いが、「長打を狙えるバッティングをしているのが、和田豊監督にとっては一番魅力的に映っているようです」(同)という。  そう考えると今後、西武ではこれまでの正捕手だった炭谷銀仁朗よりも、森の先発起用機会も増えそう。それだけではない。すでにFA取得済みの炭谷は、プレー以外の面で「即、お払い箱」となる危機を迎えているのだ。 「先日、写真誌にダレノガレ明美に関する記事が出たのですが、その際、彼女がキャバ嬢時代に炭谷と“不倫関係”だったことが報じられた。外資系や投資家を含め、いつ球団が売却されるか常にヒヤヒヤな状況が続いている球団にとって、コンプライアンスは最大の重要事項。それほど活躍も見込めず、なおかつ素行も悪いとなれば、かつての涌井秀章のように放り出される可能性は十分考えられます」(プロ野球番記者)  かくして、森が正捕手になる日も近そうだ。

W杯敗退のオランダ『夜遊び3人組』に“美人局”疑惑……「女性ファンを装って、戦術を聞き出す」って!?

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オランダ代表公式ページより
 サッカーワールドカップ準決勝でアルゼンチンに敗れたオランダ選手に、美人局被害の疑惑が浮上している。  試合前日の夜、オランダ代表の主要メンバー、MFヴェスレイ・スナイデル(ガラタサライ)、FWディルク・カイト(フェネルバフチェ)、MFナイジェル・デ・ヨング(ACミラン)の3選手が外出、翌朝11時まで宿舎に戻らなかったことが海外サイトなどで報道された。  一部では3選手が女性たちと夜遊びしていたという話があったり、オランダチームの関係者から「見知らぬラテン美女たちから選手にコンタクトがあった」というコメントが出ていたりで、これが実は敵チーム側の仕掛けた美人局だったとウワサになっているのだ。  チームの聞き取り調査で、3選手がオランダチームの戦略などを女性に漏らしたという話は出ていないが、実のところ中南米では売春が合法である国が多いことから、スポーツ界での美人局が珍しくないといわれ、現地事情に詳しいブラジル在住の日本人実業家に聞いてみても「今回そういった被害があった可能性は十分ある」という。 「美人局といっても金銭的な被害をもたらすものではなく、熱狂的な女性ファンを装ってフォーメーションなど戦略情報を手に入れるものなら、W杯以前から横行していた」(同)  聞けば過去、南米ローカルチームの試合でもたびたびそうした被害が起こってはゴシップとなったことがあり、ワールドカップ前には「売春組織を取り仕切るマフィア間で縄張り争いの末、各国のサッカー選手を誘惑する“網”を張っていた連中がいるという話が聞かれた」という。 「会場のセキュリティ会社が怪しい女性たちが選手に接触できないよう見張ってはいたとのことですが、実はそのセキュリティ会社自体が売春組織の息のかかった連中なので、入り込もうと思えば容易だったのでは。実際、試合会場でも、なぜかバックステージパスを手にした一般人が多数いたとの話でした」(同)  現時点でハッキリと美人局の存在が確認されたわけではないのだが、一方で美人局の裏工作で金を稼ごうとするヤミのコーディネーターが暗躍する事情もささやかれており、開催地に近いアルゼンチンの仕掛けたラテン系美人局だったのではないかというウワサにつながったようだ。  いずれにせよ、試合では夜遊びが発覚した3選手とも試合で精彩を欠いたことを母国メディアも厳しく指摘。過去3度、準優勝に輝きながら1度も優勝の栄冠を獲得できていない中で、長年、大黒柱としてチームを引っ張ってきたスナイデルが夜遊びをしていたことについては、ファンも落胆を隠せないでいる。 (文=ハイセーヤスダ)

「監督も選手も勘違い」「地元での評判は最悪」全国高校サッカー優勝校の内情

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「第92回全国高校サッカー選手権大会 決算号 2014年02月号」(ベースボール・マガジン社)
 春夏の甲子園や、正月の全国高校サッカー選手権大会は、私利私欲なき高校生たちの健全なるスポーツと思われているが、実はそうではない一面もある。優勝監督になれば、高額な講演依頼やメディアの仕事も舞い込んでくる。もちろん、多くの優勝監督は自らを律し、教育者という立場に徹している。 「たとえば、高校サッカーで優勝するためには、優秀な選手が必要です。そして、その選手が育ってきた過程では、小中学校の指導者たちが尽力している。さらに、高校での強化練習には遠征費もかかり、それを捻出してくれている人たちがいる。優勝というのは、監督一人の手柄ではない。多くの人の協力があってのもの」(ある優勝校の監督)  しかし、中には初心を忘れ、天狗になってしまう監督もいる。たとえばY高校だ。Y高校は無名の高校だったが、優勝したことで招待試合が増えた。いつの間にか、長年世話になった合宿先に足を運ばなくなり、無料に近い形で宿泊施設を斡旋してもらえるか否かで合宿先を選ぶようになってしまった。 「全国大会に出場するようなチームでも、お金がないところは多い。練習試合も、無名の高校はマッチメイクが大変だったりする。そこで重要になるのが横のつながり。ただ、Y高校は優勝したことで今までの恩を忘れ、横ではなく、ネームバリューなどで諸々を決めるようになってしまった」(サッカー関係者)  そういった監督の姿勢は、選手にも影響する。メディア露出はもちろん、地元でのパーティーなどに出席することが増え、選手たちの感覚も麻痺してしまう。結果、勘違いし、横柄な態度を繰り返したため、地元での評判はいつしか最悪に。  同様のことが、T高校でも起きた。  監督は、優勝後の会見で手柄を独り占め。さらには、近隣の県に横のつながりを作り、共に切磋琢磨してきた県内他校の監督の育成方法を批判。どこへ行っても自校の選手たちを褒めたたえたため、選手たちも有頂天になってしまった。  そんな選手たちを、教員生活の長い部長が咎めた。謝恩会で、あまりにも感謝の気持ちを持たない選手たちに「いい加減にしなさい!」と一喝。その際、ある選手の頭を叩いてしまったことで大騒ぎに。一部の選手たちが「体罰だ!」と、部長の謝罪を要求した。 「本来であれば、生徒たちの素行は監督がコントロールすべきなのですが、T高校の監督は、教員ではなく、雇われコーチなんです。学校生活には関わっていないこともあり、ピッチで結果を出せばいいというスタンス。けれど、そういうチームの選手は、プロや社会人になってから確実に潰れる。部長は、それを伝えたかったのでしょうが、今の選手の耳には届かないでしょうね。実際は体罰というほどのものではなく、頭をパンッと叩いた程度だったそうですが、叱られたことに納得いかなかった選手たちがわめき散らしたそうです」(同)  うわさでは、監督が部長の体罰を認め、部長はクビに。監督からすれば、選手たちにピッチ外の礼儀を求め、横のつながりを重んじる部長は目の上のたんこぶだったようにも思う。そんなT高校の監督に、周囲の監督たちあきれ気味。幸いT高校はまだ、地域に愛されている学校だ。Y高校のようにならないことを祈るのみである。

「本田も香川も浮き足立って……」W杯惨敗のサッカー日本代表に、メンタルトレーナー導入の動き

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「Number コロンビア戦速報&ベスト16速報」(文藝春秋)
 ワールドカップを2敗1分のリーグ最下位で敗退したサッカー日本代表に、JFA(日本サッカー協会)がメンタルトレーナーの導入を検討しているという。  実際、大久保嘉人が「試合の持って行き方というのが、日本にはまったくない」とメンタル面の弱さを指摘。これは、指揮官のザッケローニ監督も「メンタル面の強化が必要だった」と吐露したことだ。 「問題はいくつかの要素があったと思っている。何かを変えることができるのであれば、選手のメンタルの部分だ。技術や戦術ではなく、選手のメンタル面にもっと取り組んでおけばよかったと思う」(ザッケローニ監督、試合後の会見にて)  苦言が上がったのも無理はない。初戦コートジボワール戦の敗戦後、選手間で「予選突破は厳しい」というニュアンスの会話があったというからだ。ブラジルに帯同したスポーツライターからも「本田圭佑を含めて香川真司も浮き足立っていた感じで、それはワールドカップ初体験のザック監督自身もそうでした。“絶対に突破できる”と信じ、一貫して鼻息荒かったギリシャチームとの違いは歴然でした」という。  同ライターによると、こうした状況にJFAの原博実専務理事が、今後の代表にはメンタルトレーナーを同行させる案を周囲に漏らしたという。  スポーツ界では、メンタルトレーナーの存在が年々クローズアップされつつある。メンタルトレーナーの実績を持つカウンセラーの野村高一氏によると「ボクシングや大相撲など個人競技ではメンタルトレーニングを導入している選手も増えていて、プレッシャーに負けない気持ちの持って行き方などをアドバイス。日常生活から心を強くするトレーニングを導入している選手は、相応の結果を出している」という。  大相撲では琴奨菊が大関昇進した際、メンタルトレーナーの指示に従って、重要な一番でもいつもと同じような精神を保つため、塩をまくときの呼吸まで一定にさせるなどした結果、見事に成功している。サッカーは個人競技とは違うものの「重要な試合に向けるメンタル面は、個人競技と大きく違いはない」と野村氏。  JFA関係者によると今後、サッカーに携わったことがあるメンタルトレーナーへのコンタクトを検討しており、高畑好秀氏や森川陽太郎氏の名前が挙がっているというが、本格導入となれば、新監督との相性も踏まえて人選されるようだ。JFAはこの件に関し「担当者が不在」としたが、確かに前向きに検討していいものかもしれない。 (文=ハイセーヤスダ)

「もう誰も見ていない」サッカーW杯特番が軒並み惨敗中! 視聴率1ケタ連発のワケとは……

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じゅんいちダビッドソン 公式ブログより
 残念ながらサッカー日本代表はグループリーグで敗退したものの、ブラジルW杯は決勝トーナメントに突入し、各国が熱戦を繰り広げている。そんな中、日本では各テレビ局が共同で放送しているW杯特番が低視聴率にあえいでいる。  6月13日放送の『FIFAワールドカップ開幕特番・日本人の好きなサッカー選手Best100人』(日本テレビ系/ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)が8.4%、15日放送の『2014FIFAワールドカップDAILY』(TBS系)が4.5%、『サンデースポーツがんばれ!日本代表スペシャル』(NHK)が7.4%、16日放送の『2014FIFAワールドカップブラジルデイリー』(フジテレビ系)が3.9%、17日放送の『2014FIFAワールドカップデイリーハイライト』(テレビ朝日系)が4.9%、18日放送の『2014FIFAワールドカップデイリー&ウイークリーハイライト』(テレビ東京系)が3.2%というありさま。 「日テレやNHKはまだしも、そのほかは5%を切っているわけですから、惨憺たる数字です。それも、同時間帯における前4週間の平均視聴率の半分以下らしいですからね。テレビ界が期待していたような“W杯特需”なんて、なかったということでしょう」(民放関係者)  低視聴率の背景について、サッカー専門誌編集者は次のように語る。 「結局、今騒いでいる人たちはW杯ではなく、日本代表に熱狂しているわけですよ。もっと言えば、W杯どころかサッカーそのものに興味があるのかどうかも怪しい、いわゆる“にわか”と呼ばれる人たち。また、バカの一つ覚えのような“バラエティ乗り”の番組作りにも問題があると思います。サッカーに詳しかったり、興味を持っていたりする層には全然受けない内容だし、にわかの人たちは日本代表にしか関心がないので、W杯特番なんて見ない。結局、誰に向けて番組を制作しているのか、ということでしょう。さらに、こうした特番は日本代表が負けてしまうと途端に視聴率が落ちますから、まだまだ下げ止まらないかもしれませんよ」  NHKがペナルティ、日テレが明石家さんま、TBSが加藤浩次、フジがピース、テレ朝がナインティナインの矢部浩之など、各局ともサッカーに縁のある芸人たちを起用して、特番を盛り上げようと努めているが、日本代表がグループリーグで敗退した今、視聴率アップも大して期待ができないだろう。芸人の中には仙台育英高サッカー部時代にはエースナンバー10番をつけていたパンサーの尾形貴弘、小学生時代に大阪府代表に選ばれたことがあるキングコングの梶原雄太、高校時代に国体の選抜メンバーだった次長課長の河本準一、中学時代に北海道大会で優勝したことがあるタカアンドトシのタカなど、サッカー経験者も多い。しかし、事実上の“W杯閉幕”に、特需を当て込んでいた彼らも落胆の色を隠せないのではないか。  そんな中、W杯にうまく便乗できた芸人といえるのが、じゅんいちダビッドソンと、デニスの植野行雄だろう。 「じゅんいちダビッドソンは本田圭佑選手の物まねで人気を集め、『R-1ぐらんぷり』で初めて決勝戦に進出しました。もともとはミスマッチグルメというコンビで活動していたのですが、コンビ解散後の2011年からはピン芸人として活動しています。W杯開幕前は月2本だったテレビ出演が開幕後の6月は13本、イベント出演なども例年の15倍だそうですから、まさにバブルですね。本田の“無回転シュート”をもじって“無回転なぞかけ”というネタが受けていますが、日本代表の惨敗で本田の商品価値や話題性がこれから大きく下落しそうなだけに、本田ネタもそろそろ手仕舞いといったところでしょうか。彼には“アメリカを知り尽くした男”というネタもあるのですが、クスリとは笑わせるものの、無回転なぞかけほど面白くない。今後が不安ですね(笑)」(前出・民放関係者)  一方、デニス植野はどうか? 「彼はサッカーとは全然関係なくて、ブラジル人と日本人のハーフという彼の出自と開催地つながりで、W杯関連の仕事を多く抱えています。サッカー音楽CDのジャケットのモデルやブラジルのテーマパークの観光大使などに起用されたほか、ポルトガル語が話せないにもかかわらず植野を表紙にした『ポルトガル語学習帳』や『デニス植野 激辛サンバカレー』が発売されるなど、もはやワケがわからない状態になっています(笑)」(同)  世界中が熱狂する4年に1度のサッカーの祭典だけに、悲喜こもごもといったところか。

かみつき、飛びヒザ蹴り「総合格闘技以上」W杯ウルグアイ対イタリア戦の地獄絵図に地元ファン熱狂!

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ルイス・スアレス 公式サイトより
 決勝トーナメント進出をかけたウルグアイ対イタリアの大一番。その後半34分に、ウルグアイのエース、ルイス・スアレスがイタリアDFキエッリーニの肩にかみついたことが大きな話題を呼んでいる。  キエッリーニの肩には、はっきりと歯形が残されており、FIFAと審判の判断により、スアレスは今大会残り試合の出場停止処分が科される可能性まで出てきた。現在、ネット上ではかみつきシーンの動画が拡散されているが、一方でこの蛮行を、サッカーファンは驚いていないのだという。 「スアレスのかみつきは有名で、よくあることなんです。オランダの名門・アヤックスに所属していた際には、PSV戦で相手DFバッカルの左肩にかみつき、7試合の出場停止処分を受けている。さらに現在所属しているリバプールでは、昨シーズンの第34節チェルシー戦でイヴァノヴィッチの腕にかみつき、FAから10試合の出場停止処分を受けました。その時は涙を流して謝罪していましたが、“癖”はなかなか直らないようですね」(スポーツライター)  スアレスの蛮行は、これだけではない。4年前の南アフリカW杯・準々決勝のガーナ戦では、1対1の同点で迎えた延長戦終了間際に、枠内に飛んだ相手シュートを故意に手でブロック。このPKをキーパーが止めたことに、大袈裟にガッツポーズをして世界中から非難が集中した。また、W杯南米予選のチリ戦で、DFゴンサロ・ハラにパンチを食らわせたことも。スアレスの問題児ぶりは世界中に知れわたっており、イギリスの有名サッカーサイトの「最も嫌われているサッカー選手」にも選ばれている。 「今回のウルグアイ対イタリアに関しては、試合前から本当の意味で“死闘”になると言われていた。かみつきに隠れてあまり話題になっていませんが、イタリアの悪童・バロテッリも、前半22分にペレイラに飛びヒザ蹴りをお見舞いしているんです。さらに後半14分には、イタリアのマルキージオも前蹴りを行い、一発退場。血の気の多い野次馬ファンの間では、『痺れた!』『なんてエキサイティングなんだ!』『かみつきと後頭部へのヒザ蹴りは、総合格闘技でも禁止されている技だよ』などと盛り上がりを見せています」(同)  ほかにも、ポルトガルのぺぺが頭突きをし、レッドカードをもらうなど、“想定内”の問題行動が目立つ今大会。これから始まる決勝トーナメントでは、クリーンな試合で盛り上げてほしい。 (文=沢野奈津夫)

「W杯は開幕前から負けていた!?」日本サッカー協会が犯した重大なミスとは……

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日本サッカー協会 公式サイトより
 コロンビア戦を終えて、グループリーグを1分2敗の勝ち点1で敗退したザックJAPAN。現在、敗退した理由について、本田圭佑を中心に据えたことへの疑問、交代策、戦術のブレなど、日本中で討論されているが、中でも“運動量の少なさ”は誰もが納得できる理由の一つだろう。  もともと体格や技術で劣る日本は、攻める時はボールをもらうために走り回り、守る時は前線からプレスをかけて運動量で圧倒するしかなかった。しかし実際は、後半になるにつれ、動きが止まる選手が増えてしまった。  しかし、この運動量の少なさは選手のせいだけではなく、JFA(日本サッカー協会)が選んだキャンプ地・イトゥにもあるという。 「キャンプ地のイトゥに関しては、開幕前から多くの関係者から疑問視されていました。1次リーグ3試合が行われる会場のレシフェ、ナタール、クイアバは、いずれも最高気温30℃超、湿度約80%と高温多湿。それに比べて、6月のイトゥは平均気温17℃以下で、乾期。試合が行われる会場とは正反対の気候だった。しかも、強化合宿を行ったタンパも、最高気温は30℃を超える。暑い→寒い→暑い。これでは、コンディションが整わないのも無理はありません」(スポーツ記者)  さらには、移動距離も問題になっているという。イトゥからコロンビア戦が行われたクイアバまでの距離は1,250キロメートル、コートジボワール戦が行われたレシフェまで2,150キロメートル、ギリシャ戦のナタールまでは2,350キロメートルも離れている。  では、なぜJFAはキャンプ地をイトゥに決めたのだろうか? 「理由は、暑さ対策や移動距離よりも施設の充実です。FIFAも5つ星をつけるブラジル有数のホテルですから、相当いい環境なのでしょう。空港から車で30分というのも決め手になったようです。また、実はイトゥがあるサンパウロ州は、出場32カ国のうち、半数近い15カ国がキャンプを張る人気の地なんです。サンパウロにしておけば、大きなミスはないとJFAも判断したのかもしれません。試合会場はどの国もバラバラなので、参考にはならないはずなんですが……」(同)  ふがいない戦いをして容赦なく叩かれるのは監督や選手だが、責任を負わなければならないのは上の人間も同じ。4年後は選手だけではなく、JFAにも成長してもらいたいものだ。 (文=沢野奈津夫)

「まるでドイツ大会のデジャヴ……」W杯グループリーグ敗退でザックJAPAN暴露合戦始まる?

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『ザッケローニの哲学』(PHP研究所)
「自分たちのサッカーができなかった」  FIFAワールドカップブラジル大会第3戦。ギリシャが勝利したため、勝てばグループリーグを突破できた日本代表だが、結果は1.5軍のコロンビアに1-4の惨敗。成績ももちろんだが、選手の口から出てくるコメントも、2006年ドイツ大会のデジャヴのようだった。唯一の違いは、ブラジル大会では内部分裂が起きていないこと。ドイツ大会では、のちにジーコ監督が「腐ったミカン」と表現した選手を中心に、数人がチームにそっぽを向いてしまった。だが、ザッケローニ監督率いる日本代表にも、火種がなかったわけではない。サッカー関係者は次のように話す。 「ドイツ大会でチームが崩壊したのは、日本サッカー界最大の事件でした。ゆえに、以降はチームとしての一体感を高めることが重要視され、選手にはチームに対して献身的であることが求められた。実際、“腐ったミカン”と評された選手はその後、代表に選出されていない。今回、チーム内から不満がこぼれなかったのは、不満がなかったわけではなく、そういう空気が影響していることが大きい」  実際、ザッケローニ監督に対する戦術的な不満はピークに達していた。本田圭佑に至っては、試合後の記者会見でパワープレーに疑問を呈したくらいだ。そして、それよりも根深い問題となっていたのが、大久保嘉人の起用法だ。 「大久保のワントップはありだと思いますが、右サイド起用には、選手たちもやりづらそうでしたね。というのも、右サイドは、一度、ワイドに張り、そこから中に入るのが今までのやり方でした。しかし、大久保は中央に早い段階で入る。さらに、おとりの動きより、ボールを欲しがる。異質な存在だけに、グループリーグで目立ちましたが、チームのバランスは崩れていた。彼が所属する川崎フロンターレでの役割とは、あまりにも違ったんです。大久保との不仲説が流れた選手もいましたが、こういった火種があっての報道でした」(サッカーライター)  また、ザッケローニ監督と本田の蜜月関係にも、周囲は違和感を覚えていた。 「本田が、90分間プレーできるコンディションではなかったのは明らかです。普通に考えて、途中交代か途中出場にするべき。にもかかわらず、3試合フルで使い、一方で香川真司は途中交代。確かに本田は1得点1アシストですが、失点にも絡んでいる。また、本田がボールを奪われるシーンも多かった。今まで彼は周囲に散々要求してきましたから、今後、不満が出てもおかしくないでしょう」(同)  試合で結果を出せず、内容も今ひとつだったブラジル大会。同様の結果だったドイツ大会では、その反動から、内部事情が暴露されたのは記憶に新しいが、今回もそのような流れになるかもしれない。

コロンビアがわざと負ける!? ザックJAPANの予選突破を、別グループのコスタリカが握ってるワケ

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テレビ朝日 公式サイトより
 2戦を終えて勝ち点1、得失点差-1と、どうにも調子が出ないザックJAPAN。「日本が勝利、コートジボワールが敗北」「日本が2点差以上で勝利、コートジボワールが引き分け」が決勝トーナメント進出の条件となり、かなり追い込まれているのが実情だ。  日本が属するグループCは、1位通過するとグループDの2位と、2位通過するとグループDの1位と、それぞれ決勝トーナメント1回戦で対戦することになる。この状況が、ザックJAPANにとって大きな追い風になるかもしれないという。 「グループDの首位は、初戦のウルグアイに続き、第2戦のイタリアも倒し、今大会で最もビッグサプライズを起こしているコスタリカ。しかも、第3戦の相手は敗退が決まっているイングランド。ノリにノッているコスタリカにとって、モチベーションが下がっている相手は有利とみられ、1位通過が濃厚になっています。そして2位争いは、強豪のイタリアとウルグアイ。決勝トーナメント進出が決定しているコロンビアからしたら、1位通過してイタリアやウルグアイと当たるより、2位通過でコスタリカと当たりたいと考えているのでは」(スポーツライター)  確かに、コスタリカは調子がいいとはいえ、コロンビアとしては、トーナメントの戦い方を知り尽くしているイタリアやウルグアイとはなるべく当たりたくないだろう。その上、コスタリカのような中位チームは、グループリーグにコンディションのピークを合わせる。一方、イタリアやウルグアイのようなトップチームは、トーナメントにピークを合わせるため、より前者との試合を望むだろう。  となれば、コロンビアが日本に故意に負ける可能性もあるのではないだろうか? 「コロンビアが破れてコートジボワールがギリシャに勝てば、両国は勝ち点6で並ぶことになる。得失点差でコートジボワールが1位通過となる可能性が出てきます。W杯という世界が注目する大会において、コロンビアが2位通過のためにあからさまに負けることはあり得ません。ですが、“勝たない方向”に持っていくことは十分にありえます。例えば、世界最年長出場記録更新を狙うために、43歳のGKファリド・モンドラゴンが出場するというウワサもささやかれていますし、まだ出場していない選手を試したり、主力の温存を行う可能性は極めて高い。また、もし日本が先制しても、死に物狂いで勝ちにくるということもないでしょう。“自然の流れのまま負けたい”というのが本音でしょうね」(同)  本来ならば、全力対全力の勝負で決勝トーナメント進出を勝ち取りたい日本だが、今の窮地からはこういった計算をせざるを得ない。この状況を追い風にし、明日の第3戦はぜひ勝ち進んでほしい。 (文=沢野奈津夫)