自信家がすぎて、銃で撃たれたエキセントリックな男・ハリルホジッチ 協会とスポンサー戦々恐々!?

hariru03s23.jpg  サッカー日本代表新監督・ハリルホジッチの印象を誰かに聞いてみると、必ず“頑固”“自信家”“変わり者”という言葉が並べられる。過去の日本代表監督は、ザッケローニやジーコなど比較的温和な性格の人物が就任していた。Jリーグ発足以降で最も印象が近いのは、2002年日韓W杯で率いたフィリップ・トルシエといえそうだが、その“エキセントリック”さは一段階レベルが違う。過去にも、クロアチア・ザグレブ、トルコのトラブゾンの上層部と衝突して退団も経験しており、これから日本サッカー協会がこの新監督に振り回されることは、容易に想像がついてしまう。 「自分が思ったことは、誰に何を言われても曲げない性格ですね。今回の選手選考でも、もともと親交のあった横浜F・マリノスのモンバルツ監督と密に情報交換するも、そのマリノスの選手を誰一人選びませんでした。間違いなく自分のところの選手の長所を伝えているはずのモンバルツ監督も、驚いたでしょうね。自分が気に入らなかったら、絶対にメンバーには入れないので、今後、いくら人気選手でも調子が悪かったら簡単に外すでしょう。協会やスポンサーが頭を抱えるのは目に見えています」(スポーツライター)  ハリルホジッチを語る上で、こんな逸話がある。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の真っただ中、なんと、ハリルホジッチ宅の庭で民兵が銃撃戦を繰り広げていた。選手として、監督としての知名度を考え、まさか自分が撃たれるわけないという自信から「戦争になったら、みんなが敗者だ!」と叫び、その銃撃戦を丸腰で止めようとしたのだ。結果は、止め切れず銃弾は命中してしまうのだが、その自信家ぶりと正義感の強さを表すには十分なエピソードだ。 「過去に誰一人作らなかった監督室を協会内にすぐに作らせ、日本代表発表の時もモニターに選手の顔写真を載せるパフォーマンスを繰り広げ、バックアップメンバーやケガ人を含めた43人の選手を招集と、前代未聞のオンパレード。まだ始まったばかりなので、“いい意味”での想定外しか起こしてはいないですけど、これから何を要求しだすかはわからない。協会やスポンサーは戦々恐々ですよ。もっともファンからの期待は非常に高く、『これぐらいのほうが面白い!』『日本人にはしっかりと道を示してくれる自信家ぐらいがちょうどいい!』『とにかく今までの日本代表をぶっ壊してほしい!』という声が聞こえてきています」(同)  過去の監督も、もちろん日本のために全力で代表に取り組んでいた。しかし、このハリルホジッチは、今までとは何かが違う。性格が性格なだけに、大失敗に終わることもありえるハリルジャパンだが、サッカー協会が怯えようと、スポンサーが大損をしようと、ファンとしてはこのチームを楽しんでいこうと思う。 (文=沢野奈津夫)

サッカー日本代表「ハリルジャパン」に無名の新星? 科学が生んだ“一芸ニュースター”登場か

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「湘南ベルマーレ」公式サイトより
 ハリルホジッチ新監督が初めて指揮を執る、キリンチャレンジカップのチュニジア戦(27日・大分銀行ドーム)、JALチャレンジカップのウズベキスタン戦(31日・味の素スタジアム)の出場メンバー発表が、19日に行われる。そのハリルホジッチが選手選考で重要視するのは、ポリバレント(複数のポジションをこなせる)、または一芸に秀でている選手といわれている。この条件を踏まえた場合、アギーレジャパンやザックジャパンに選ばれなかった、もしくは定着することができなかった選手の中で、大抜擢される可能性がある者はいるのだろうか? 「まず、誰もが思いつくのが、ガンバ大阪の宇佐美貴史選手ですよね。決定力もJリーグではズバ抜けていますし、ドリブルや“崩し”の面でも期待できます。しかし、運動量が少ないことがどう評価されるか。次に挙がるのは、名古屋グランパスの永井謙佑選手。彼は50mを5.8秒で走るといわれていて、あの“野人”岡野雅行ばりのスピードを持っています。しかし、関係者の中で密かに期待されているのは、実はもっと無名の選手なんです」(スポーツライター)  その選手とは、今年から新しくJリーグに導入されたトラッキングシステム(プレー位置、トップスピード、走行距離、時速20km/h以上のスプリント回数などを計測するシステム)によってその強烈な個性が“浮き彫り”になった、ハリルホジッチ好みの男なのだそうだ。 「それは湘南ベルマーレの高山薫です。彼には1試合の走行距離13.67km、トップスピード31.9km/h、スプリント38回という、無尽蔵のスタミナとスピードがあります。よく走るといわれている長友佑都でさえ、1試合で13km走ることはそうそうありません。Jリーグのレギュラーシーズン試合でこの数字ですから、W杯予選の大一番だったら14kmを超えてもおかしくありません。スプリントの数も、この走行距離ではあり得ない多さ。まだ代表クラスの結果は残せていないですし、技術的にもまだまだと見られていますが、彼のような選手が代表になることもあり得ると、関係者の間ではもっぱらです。ファンの間でも『高山の熱さが見たい!』『技術よりも気持ちだ!!』『こういう選手は急に化けるぞ!!』と期待する声も多い。事実、ハリルホジッチも『トラッキングシステムを参考にする』と言っているので、あり得るんじゃないですかね?」(同)  昨今の日本代表は、技術はあるが、魂や根性を感じさせる選手は確かに少ない。こういうがむしゃらに走れる選手は、見ていて気持ちがいいのも事実。まだまだW杯本番まで時間はある。一度試してみて、ほかの選手との化学反応が見てみたいものだ。 (文=沢野奈津夫)

サッカー日本代表・新旧エース、中村俊輔×本田圭佑「FKを譲れるかどうか」が明暗を分けた!?

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 中村俊輔と本田圭佑。日本を代表する2人のレフティには、多くの共通点がある。「左利き」であり、「セットプレーで力を発揮」し、「正確なロングボールを蹴れる」。さらにいえば、「戦術眼もある」。2人とも、試合後にはまるで記者席から試合を俯瞰で見ていたかのように、チーム全体の話をする。  そんな似通った2人だが、決定的な違いがある。一つは、体格とプレースタイルを見れば一目瞭然の「フィジカル」。もう一つが、「性格」である。若き日の中村について、フィリップ・トルシエ元日本代表監督は「中村はベンチにいる時に髪の毛ばかり触っていて、チームと戦っていない」と評したことがあったが、中村はどこか暗い感じが漂う。そのため、プライベートの関係性も大事にするスペイン人とはうまくいかず、スペインリーグに挑戦した時には、チームメイトから“不思議なヤツ”扱いされてしまった。もちろん、年齢を重ねるごとに変化は見られたが、人間の性格は簡単には変わらない。  それが顕著だったのが、FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会前に行われたオランダ代表戦だ。日本代表がFKを獲得すると、場内からは「ホンダ」コールが起きた。本田も蹴る気満々で、中村に「蹴らせてくれ」とアピールする。しかし、中村は本田とコミュニケーションをとることなく、無言のまま、自らFKを蹴った。  そして、約5年後。AFCアジアカップ2015オーストラリア大会のUAE代表戦で、同じようにFKの場面が訪れた。中村から代わるようにエースとなった本田がFKを蹴ろうとすると、若手の柴崎岳が近づいてくる。すると本田は「岳、行け! 右空いてるだろ?」と柴崎にキッカーを譲ったのだ。  「UAE戦で柴崎は同点ゴールを決めていたので、本田も『コイツなら決めるかも』と思ったのでしょう。そう感じたら譲れるのが本田です。一方の俊輔は、確かに、当時の本田は上り調子だったものの、自分のFKに自信があるから、譲りたくない。だから、譲らなかった。結果論ですが、あの時、俊輔が本田にFKを譲っていれば、俊輔自身の“流れ”も変わっていたかもしれませんね。あそこから、俊輔のキャリアは、下降気味になっていきましたから」(スポーツライター)  ACミランの10番まで上り詰めた本田と、Jリーグに戻ってきたものの、悲願の優勝には届いていない中村。2人の明暗は、“性格”が分けたのかもしれない。そういえば、中田英寿も、2000年シドニー五輪のアジア予選時に、中村にFKを譲ったことがあった。その後も、長きにわたって中田が活躍したのは、言わずもがなである。 (文=TV Journal編集部)

1週間で3連敗! 浦和レッズ、ペトロビッチ監督解任のXデーは3月14日か?

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浦和レッドダイヤモンズ公式サイトより
 浦和レッズが揺らいでいる。2月25日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)から始まった浦和の今シーズンだが、11人の大型補強が嘘のような体たらくぶりである。ACL第1節となった水原三星ブルーウィングスに1-2と逆転負けすると、富士ゼロックススーパーカップではガンバ大阪に完敗。球際の強引さに欠け、G大阪の選手からは「浦和レッズの攻撃は予想通り」と言われてしまう始末だ。  にもかかわらず、ペトロビッチ監督は、試合後の会見で、審判団の判定に責任をなすりつけるありさま。そんな状態で臨んだACL第2節。浦和は、ミスから“審判団の正しい判定”で退場者を出してしまい、0-1でブリスベン・ロアーに敗れてしまう。  まさかの1週間での3連敗に、観客席からは「結果出せよ!」と怒号が。キャプテンの阿部勇樹は「分かってるから。一つ勝つから! 信じて待っててよ」とスタンドに向かって叫んだが、サポーターの胸には響かない。その光景を見ていたメディア関係者は「サポーターがブーイングするのは当然」と指摘する。 「これだけの補強をして、3連敗。しかも、負け方が昨年と同じなんですよ。すぐに守備ラインは凸凹になって、裏を取られてしまう。この繰り返しでは、ペトロビッチ監督は守備を立て直せないと感じてしまう。ならば攻撃的にいけばいいのですが、失点したくないから、攻撃にもいけない。悪いところばかりが出てしまっている状態です」(同)  浦和レッズのサポーターからすれば、毎度の同じ負け方のため、“今年もダメなのでは?”と疑心暗鬼になるのは当然かもしれない。その不安が、ブーイングとなって爆発したのだ。5日には、淵田敬三社長が公式サイトで異例の緊急声明を出し、成績不振を謝罪したが、ペトロビッチが浦和の監督になって今年で4年目。勝負弱い監督のため、大一番で敗戦が続き、観客数も横ばい。ACLホーム開幕戦も、1万3,527人しか入っていない。  思い出すのは2008年。オジェック監督はJ1リーグで開幕2連敗を喫し、解任された。ペトロビッチ監督が、3月7日、14日の試合に連敗したら、いったいどうなるのか?  前出のメディア関係者は「サンフレッチェ広島から森保一監督を連れてくれば、浦和は間違いなく優勝できる」などと冗談を飛ばしていたが、ペトロビッチ監督の解任はありえない話ではない。浦和レッズ、早くも正念場である。 (文=TV Journal編集部)

11歳の発言に揺れる浦和レッズ! 的確すぎる指摘に、日本サッカーの未来は明るい!?

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浦和レッドダイヤモンズ公式サイトより
 先月28日、日産スタジアムにて、フジゼロックス・スーパーカップ、ガンバ大阪対浦和レッズが行われ、結果は2対0でガンバ大阪が勝利した。試合終了のホイッスルと同時に、浦和サポーターから鳴り響いた大きなブーイングが、この日の試合内容のすべてを物語っていた。その翌日、埼玉新聞に掲載された都内に住む小学5年生の女児(11)のコメントが、話題になっている。 「これには驚きましたね。『去年から進化がない。変わったぞ、というのがわからない。決めるところで決められず、失点した後は立ち直れない』。大人顔負けの分析ですよ。確かに試合内容は、去年終盤の“焼き直し”みたいな出来でしたから」(スポーツライター)  この言葉遣いに関しては、新聞の文字数の関係により編集し、大人びた口調になっている部分はあるのかもしれない。しかし、この的確な分析が、小学校5年生の女子によるものだというのは、サポーターにとっても驚きだったようだ。 「浦和のファンからは『子どもに言われて情けない!』『ダサすぎる!』という声が聞こえてくる一方で『この子の将来が楽しみ』『これだけしっかり試合を見られる子がいるなら、日本サッカーの未来も明るいかもしれない』と、ポジティブに捉える声も上がっています。もしかしたら最近のサッカー少年、少女たちは、昔では考えられないほどしっかりしたサッカー観を持っているのかもしれませんね」(同)  最近では、W杯グループリーグ敗退、アジアカップベスト8止まりと、日本サッカーから明るい話題がなかなか出てこないのが現状。それでも、こうして幼少期のうちからサッカーと真剣に向き合える子どもたちが増えているのならば、未来にもう少し期待したいというファンの気持ちは、わからなくもない。 (文=沢野奈津夫)

Jリーグ・ガンバ宇佐美貴史が浦和レッズの選手強奪体制にチクリ! サポーターから称賛の声

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FW39 宇佐美 貴史|ガンバ大阪オフィシャルサイト
 今月21日に放送された『手越祐也&城彰二の「サッカーアース」』(日本テレビ系)で、番組MCを務めるNEWSの手越祐也が、ガンバ大阪の宇佐美貴史に直撃取材を行った。その宇佐美が富士ゼロックススーパーカップの対戦相手である浦和レッズの印象を訊かれ、「いい選手を数多く獲れるので、負けられない相手」と答えたことが話題になっている。 「浦和は昔から、良い選手を他所から強奪してチームを作ることで有名なんです。他のチームのサポーターからはいつも非難されていますよ。野球で言えば、巨人。海外で言えば、レアルマドリードみたいな感じですかね? なので、ファンからは『宇佐美よく言った!』『やっぱり選手たちもそう思っていたのか!』『どっちのチームのサポでもないけど、ガンバを応援する!』などの声が上がっています」(スポーツライター)  実際、今年も他チームから、高木俊幸(清水)、橋本和(柏)、武藤雄樹(仙台)、さらには同じさいたま市を拠点とするライバルチームの大宮アルディージャからズラタンを獲得するなど、主力級を6人加入させている。大事に育てた選手を簡単に強奪されたとあれば、他所のサポーターも黙ってはいられない。特に、あるチームのサポーターからの浦和への非難の声は強いようだ。 「サンフレッチェ広島です。過去、広島に所属していた現浦和の選手は、槙野智章、柏木陽介、西川周作、李忠成、森脇良太、そして今年強奪された石原直樹と、代表クラスが6人ですから、それは広島サポからしたら、たまらないでしょうね。しかも選手を活かし切れず、代表から外されたり、優勝からも遠ざかっているレッズを見ていると『怒りを通り越して、あきれた』という声も聞こえてきます。さらには、他チームからだけでなく、浦和のサポからも『俺たちも嫌なんだ!』『サンフレッズ浦島と呼ばないでくれ!』『最近、広島を応援している自分がいる』という嘆きの声も上がっていますね」(スポーツライター)  大金をはたいて良い選手をかき集めるというのは、海外のビッグクラブでは常識的なことだ。それでも他のチームからすれば、腹立たしくなるのは容易に想像がつく。やはり、自分達で育てた選手を大事にする方が、我々日本人の性には合っているのであろうか? (文=沢野奈津夫)

サッカー日本代表・大本命「ラウドルップJAPAN」に神戸から大反対の声!? その“黒歴史”とは……

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ラウドルップさんはこちら
 日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長がカタール・ドーハに滞在中であることが17日、わかった。次期代表監督の本命候補で、同国1部リーグのレフウィヤを指揮するミカエル・ラウドルップ(元デンマーク代表)と接触したものとみられる。身辺調査もすでに終えており、近日中にオファーという見通しだという。  プレーヤーとしてのラウドルップは、ユベントス→ラツィオ→バルセロナ→レアル・マドリード、という超一流の経歴を持ち、デンマークサッカー協会によって「史上最高のデンマーク人選手」にも選出されている。そんなスーパースターであったラウドルップは、1996~97年には日本の、しかも当時JFL(2部リーグ)だったヴィッセル神戸に移籍し、話題を呼んだ。そして、神戸のJ1昇格に貢献し、日本を去っていたのだが、今回の報道に神戸のサポーターたちは“拒否反応”を示しているという。 「辞め方が悪かったですね。昇格にはある程度貢献しましたが、J1ではろくに試合に出場しなかったですし、9連敗を喫したチームを見て『このままここにいては、自分のためにならない』と発言して出て行ってしまいました。確かに、当時のヴィッセルのチーム状態は最悪でしたが、サポーターとしては“見限られた”という印象が強いのではないでしょうか」(スポーツライター)  その後に、オランダのアヤックスに移籍し、リーグ優勝とカップ戦の二冠を制し、そのまま華々しく引退していったラウドルップ。しかし、彼はヴィッセル神戸時代を黒歴史として捉えていた。 「選手として輝かしい経歴を残した彼は、もちろん引退セレモニーも派手に行われました。しかし、歴代所属したチームのユニフォームを飾る際に、ヴィッセルのユニフォームだけ並べなかったんです。このことで、当時のヴィッセルのファンは深く傷つきました。そのため、彼が代表監督候補になったと聞いたファンは『思い出したくない過去』『就任したら神経が図太すぎる!』『初来日のテンションで来るのでは?』と嘆いています」(同)  監督としてのラウドルップは、地元デンマークのブレンビーを4年間指揮していたが、その後の4チームは2年持たずに解任されている。その上、代表監督の経験もなく、明らかに原博実専務が打ち出した次期監督に求める5つのガイドラインを満たせていない。果たして、このままラウドルップに決まってしまってもいいのだろうか? 代表監督は、焦らずに時間をかけてゆっくり探してほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)

イタリアの八百長疑惑で、サッカー日本代表の新監督人事に急展開! ファンからは意外な反応?

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アギーレ解任を発表した大仁邦彌日本サッカー協会会長
 9日、イタリアのANSA通信が、サッカーの八百長疑惑で、同国代表監督のアントニオ・コンテ監督を含めた130人を正式に捜査対象にすると報じた。これは、2010-2011シーズンに行われたイタリア杯での疑惑が受理されたことによるもの。また、アタランタのステファーノ・コラントゥオーノ監督も、セリエBで指揮していた11年の疑惑により捜査を受けるなど、イタリアサッカー界は大きく揺れている。これにより、日本代表の新監督探しも変更を余儀なくされそうだ。 「これまで正式にオファーを出したと報じられている4人のうちの3人が、イタリア人ですからね。もし決まっていたら、アギーレに続いてまたもや解任、なんて事態になりかねなかった。そういう意味では、協会にとってはラッキーだったかもしれませんね。ただ、これでイタリアとスペインに近年関わった監督を採用するわけにはいかなくなってしまいました」(スポーツライター)  イタリアとスペイン系で候補によく挙がるのが、レオナルド、スパレッティ、カマーチョ、ゼーマン、ミチェルの5人。特にレオナルドは日本でのプレー経験もあり、有望と目されていたので、協会にとって今回の事件は大きな痛手だろう。 「イタリアに渡航した調査員もいたようで、協会にとっては大誤算だったのは間違いありません。今ごろ、作り上げたリストを大刷新していることでしょう。しかし、この事件に関して日本のファンからは『これでドイツ人監督が見られるかも?』『日本人はリストに挙がらないのかな?』『オリベイラジャパンが見たい!』などと、意外にも喜びの声が上がっています」(同)  イタリア、スペイン系がダメになり、ミハカル・ラウドルップやハリルホジッチなど新たな候補者の名前も挙がっている日本代表の新監督探し。今後も、しばらく目が離せなさそうだ。 (文=沢野奈津夫)

優等生からヒールへ……舌禍事件で批判集中! 大相撲・横綱白鵬の知られざる素行不良

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『白鵬のメンタル』(講談社)
 これまで“優等生横綱”といわれていた大相撲の横綱白鵬に一転、逆風が吹き荒れている。  原因は、優勝力士が行う一夜明け会見で公然と審判批判をしたことだ。白鵬は13日目の稀勢の里との取り直しについて「子どもの目でもわかるような相撲。もっと緊張感を持ってやってもらいたい」と審判部にダメ出しした上で「本当に肌の色は関係ないんだよね。土俵に上がって、まげを結っていることが日本の魂なんですよ。みんな同じ人間です」と、協会内の人種差別をにおわせた。  角界関係者は「審判部批判よりも問題なのは、差別発言したこと。協会には数百件の抗議電話があった」と話す。  確かに、ここ数年は白鵬が“強すぎる”あまり、番狂わせを期待し、相手力士を応援する観客が増えている。一昨年の九州場所では、白鵬が稀勢の里に負けた際に万歳三唱が巻き起こり、遠藤との取組時には遠藤コールが飛んだ。  「肌の色」発言は、そんな日頃のうっぷんが爆発してしまったことによるものだろうが、白鵬を知る人物いわく「かねてから素行面でも問題があった」という。“問題横綱”で同郷の朝青龍が引退してから、角界を1人で引っ張ってきたという自負が慢心に変わり「ちょっと勘違いするところがあった。記者の質問に機嫌が悪くなり、取材を早々に切り上げることも。彼に注意できる人が周囲にいないことも大きかった」(同)という。  別の関係者も、声を潜めて重大証言する。 「タニマチ付き合いも、どこかよそゆきなんですよね。過去にはある後援会がご祝儀を出したのに、横綱からお礼の言葉もなかったことに腹を立て、その後、後援会は解散している。角界は実力もそうだが、そういう人間関係が大事。白鵬が無敵の横綱になれたのも、周囲の資金的なバックアップがあったからこそ。単なる腕っぷしだけで、あそこまで上り詰めることはできない」  その白鵬は3日、千葉・成田市の成田山新勝寺の節分会(せつぶんえ)に参加したが、ここでも取材はNG。いまだ報道陣の前では、舌禍事件について釈明していない。このままでは、優等生横綱からヒール横綱になってしまいそうだ。

後任監督探しは“数撃ちゃ当たる”? 5カ条無視、ウソだらけの日本サッカー協会

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adidas 日本代表 ホーム レプリカジャージー 半袖
 日本サッカー協会が、迷走状態に入っている。先日、八百長疑惑のハビエル・アギーレ監督を解任し、新監督候補を発掘中の同協会だが、ヨーロッパから次々と監督就任のオファーを断る報道が流れている。その候補だったのは、チェーザレ・プランデッリ(元イタリア代表監督など)、クラウディオ・ラニエリ(元ギリシャ代表監督など)、グレン・ホドル(元イングランド代表監督など)、ワルテル・マッツァーリ(元インテル監督など)という、いずれもヨーロッパのトップを知る監督たち4人だ。しかし、霜田正浩技術委員長は「監督候補の数は片手に収まる」と発言したばかり。これが本当なら、残りの候補は一人になってしまうが、果たして無事に見つかるのだろうか? 「オファーを断った監督は、明るみに出ていないだけで、間違いなく4人以上いるでしょうね。そもそも、霜田技術委員長の候補が片手に収まるというのもウソだと思います。“仕事は順調に進んでいる”ということをアピールしたかっただけでしょう。それよりも、原専務理事が出した5つの条件の方が気になりますね」(スポーツライター)  原博実専務理事が打ち出した5つの条件と言うのは“1つ目が、レベルが高い国の代表監督経験。2つ目、Jリーグ以上のレベルの指導実績。3つ目、日本をリスペクトし、日本の特徴を生かしたサッカーが実現できる人。4つ目、アジアの難しさを理解し、日本人スタッフと良好なコミュニケーションが取れる人。そして5つ目が、監督という激務に耐えうる人”だ。果たして、今回オファーを出した4人は、その条件をクリアしているのだろうか? 「いずれの項目も、受け取り方によったらクリアしているようには思えるのですが、普通に考えたら、まったくクリアしていません。まず、3つ目の“日本をリスペクトし、日本の特性を生かす”は、日本に理解のある監督という意味のはず。それを考えると、マッツァーリが1年だけインテルで長友を指導していますが、他の監督は日本には縁もゆかりもなく、理解しているとは到底思えません。もちろん4つ目の、“アジアの難しさを理解”というのも、無理ですね。ずっとヨーロッパに拠点を置いている監督たちですから、アジアのことなんて何も知りませんよ。正直、こんなにも雑に後任探しするとは思いませんでした。ファンからは『何もできないなら、早く引退してくれ!』『今の協会はウソしか言わないから、何も信じられない』などと、いまだに任命責任を全うしてほしいとの声が聞こえています」(スポーツライター)  協会は、3月の親善試合に監督就任を間に合わせたいという意思を示しているが、無理に決めてはなんの意味もない。選手のため、日本サッカーを愛するファンのためにも、遅くてもいい、賢明な判断を願いたい。