「ハリルじゃヤバい!」サッカー元日本代表選手たちが“異例”の監督批判 中国戦次第では解任の可能性も……

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「経歴は断トツ」「掘り出し物」と大手メディアにもてはやされていたサッカー日本代表のバビド・ハリルホジッチ監督のメッキが、早くもはがれ始めている。  前回大会王者として参加したEAFF東アジアカップ2015だが、ハリルジャパンは、初戦で北朝鮮に1-2の逆転負け。しかも、アンラッキーな敗戦ではなく、完全な力負けだった。  試合後、ハリルホジッチ監督は「日本のフットボールに関わる責任ある人たちは、何が起こったのかを見ないといけない。これが日本の現状だ」と逆ギレする始末。さらに、翌日の練習では、日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長の元へ歩み寄り、「日本人はフィジカルが強くない」と、元も子もない言い訳をしたというから驚きだ。  続く韓国戦でも、前半から韓国に完全にゲームをコントロールされる。ブロックを作って殻に閉じこもり、ファウルを繰り返す日本は、まるで強豪国と試合をしているようだった。「後半はよくなった」という声もあるが、これは前半がひどかっただけ。主導権は韓国にあり、1-1で引き分けるのがやっとだった。ハリルホジッチ監督もそう感じていたようで、引き分けに胸をなで下ろした発言をしている。  期待を裏切り続ける体たらくなハリルホジッチ監督に対し、元日本代表選手たちがブチ切れている。  武田修宏氏は東スポの記事で「はっきり言って、日本サッカーに合っていないよ。推定年俸2億円ももらっている監督が、同じ失敗を繰り返すのはどうなのかな」と批判する。柱谷哲二氏は、より辛辣に「韓国戦後に、韓国が自分たちより(フィジカルが)上だと言ってるけど、日本代表をなめた発言だ」と発言。とあるサッカーライターは、「これは異常事態です」と指摘する。 「多くの元日本代表選手が、JFAと仕事をする機会が多いため、オフレコでは辛辣な批評を行っても、公の場では代表監督を批判することはなかった。にもかかわらず、このタイミングでこれだけ批判が出てきているということは、多くのサッカー関係者がハリルホジッチ監督の能力に対し、懐疑的になっているという証拠です」(同)  北朝鮮戦後、大仁会長は、残り2試合の結果次第では、解任の可能性もあると示唆していた。次回、中国戦で敗れることになれば、ハリルホジッチ監督の首が飛ぶかもしれない。まさに、「絶対に負けられない戦いがそこにはある」になってしまった。 (文=TV Journal編集部)

もう“ドヤ顔”は見られない!? サッカー日本代表GK・川島永嗣に無職の危機「移籍先が見つからない……」

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「GOETHE」2012年 03月号(幻冬舎)
 U-18世代から代表に選ばれ続け、W杯にも2度出場。長年、日本代表のゴールマウスに君臨している川島永嗣。32歳になった今も、正ゴールキーパーの座を守り続け、2018ロシアW杯代表も有力視されている。そんな日本きっての大守護神である川島だが、現在、とんでもないピンチに陥っているという。 「昨シーズン限りで、所属していたベルギーリーグ1部のスタンダール・リエージュを退団したんですが、次の移籍先が見つかっていないんです。ベルギーでは5シーズンもいましたし、そのうちの大半がレギュラーとしてプレーしていました。ですから、移籍先もすぐに決まると思われていたんですが、なかなか難航しているみたいですね。このままいくと、日本代表でありながら“無職”なんてことにもなりかねませんよ」(スポーツライター)  代表選手でありながら所属チームのない“代表無職”の選手は、最近ならメキシコのGK・オチョアが有名だ。2014W杯のブラジル戦では好セーブを連発し、一躍有名に。その活躍が認められ、大会後にはスペイン1部リーグのマラガに入団した。  現在、森本貴幸(ジェフユナイテッド市原・千葉)が所属した事もあるセリエB・ノヴァーラの練習に参加している川島だが、どうやら契約には至らない見込みだという。日本に帰れば引く手数多のように思えるが、実際のところ、どうなのだろうか? 「語学が堪能で7カ国語を操る川島なだけに、海外へのこだわりは強く、日本に帰る気はないと明言しています。もしかしたら、この就職活動は長引いてしまうかもしれませんね。現日本代表監督ハリルホジッチ自ら、移籍に関するアドバイスを送ったと報道されていますが、それはチームに所属していない選手を代表に選ぶつもりがないからとも考えられます。ただでさえ、半年以上満足に試合に出場できず、試合勘の鈍っている川島なので、このまま代表から遠のいてしまうことも十分にありえます。ファンからは『無職が理由で衰退していく川島は見たくない!』『年齢的にも節目の時期だから、身の振り方を慎重に考えてほしい』『無職でドヤ顔は許さないぞ!』と、心配の声が上がっています」(同)  東口順昭(ガンバ大阪)、西川周作(浦和レッズ)、権田修一(FC東京)と、若い世代が育ち、ただでさえ正ゴールキーパーの座は、安泰というわけではない。いつの時代も、ベテランが若手にポジションを奪われていくものだが、少なくとも“無職”が理由の世代交代は見たくない。 (文=沢野奈津夫)

北朝鮮FWチョン・テセの正直すぎる発言に揺れるJリーグ! 問題発言を連発する理由とは?

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『●7月14日 鄭大世選手 新加入記者会見 - YouTube』(OrangetvSPULSE)より
 帰ってきた鄭大世(チョン・テセ)が言いたい放題だ。  チョン・テセは日本で生まれ、日本で育ち、父は韓国人、母は北朝鮮人の北朝鮮代表FW。朝鮮大学卒業後、川崎フロンターレに入団し、112試合で47ゴールと大活躍。その後、ドイツのボーフム、1.FCケルン、韓国の水原三星ブルーウイングスを経て、このたび、日本の清水エスパルスへと戻ってきた。このアジア有数のストライカーであるチョン・テセの入団は、J2降格の危機にあえぐ清水エスパルスには大きな希望の光となっている。だが、それと同時にその正直すぎる発言が今、物議を醸している。 「韓国にいた去年から、Jリーグの審判によるファウルの判断基準について批判をしていました。清水に入団してからも『ほんとすぐ(ファウル)取るね』『審判がゲームの流れを変えてしまっている』と発言したり、初出場した古巣・川崎戦後には『役割がハッキリしていないから、どうすればいいかわからない』と、監督批判とも取れるような発言をしています」(スポーツライター)  そもそもチョン・テセは嘘がつけない性格で、韓国の水原三星在籍中には「金正日を尊敬している」と発言し、国家保安法違反の疑いで問題になっている。最近ではTwitterで「古巣の川崎に行きたくなかったのか?」と問われると「行きたかったんですが、攻撃陣が豊富だから必要ないみたいです」と答えたり、「○○○によく出没しますよね?」と問われると「家がそこにあります」と自宅をバラしてしまったりと“何でも答えるチョン・テセ”として有名だ。しかし最近のチョン・テセは、何か意図を持って問題発言をしているようにも見える。 「日本からヨーロッパに渡ったプレーヤーは、主に足元の技術について語ることが多いのですが、“身体の強さ”“ボールに向かっていく気持ちの強さ”について、日本人の弱さをチョン・テセは感じたんだと思います。そしてそれを改善するためにも、審判が簡単に笛を吹く日本のファウルの基準が世界基準ではないと判断し、批判を繰り返しているんです。日本のファンもそれをわかっているので『あの程度でファウルとってたら成長しない!』『チョン・テセ! 日本を世界基準にしてくれ!』という声も上がっています」(同ライター)  代表こそ北朝鮮を選んだものの、チョン・テセの日本を思う気持ちは非常に強い。徹底的に批判するその姿勢も、日本への愛情の裏返し。客観的に世界と日本の違いを発言とプレーで教えてくれる貴重な存在だ。今後もこの北朝鮮代表FWの動向から眼が離せない。 (文=沢野奈津夫)

セルジオ越後の“早過ぎる”ダメ出しにファン騒然「辛口批評したいだけ」の評論はもう飽きた!?

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『現代の肖像 セルジオ越後』(朝日新聞出版)
 セルジオ越後といえば、日本サッカー界におけるご意見番的な存在だ。日本代表が負けようものなら、その容赦ない毒舌で選手達を鼓舞し、勝って浮かれていようものなら、悪かった点をあぶり出し、現実を突きつける。最近では、快勝したイラク戦やウズベキスタン戦でさえ、相手が弱すぎて参考にならないと発言している。まさに、日本サッカー界になくてはならない存在だ。  しかし今、8月2日に初戦を迎える東アジアカップについて、そのセルジオ越後氏の辛口評論が“早過ぎる”と話題になっている。 「始まってもいないのに、北朝鮮、韓国、中国と戦うこの大会について“見所はほとんどない”と発言をしたんです。格上と戦わないと強くならないというニュアンスの言葉でしょうけれど、この3国は実際にアジア予選で当たる国々ですし、何より、これから始まる大会にケチをつけるのは、日本サッカーを盛り上げる立場の人間の発言としては、あまりにも不適切ですね。ライトファンが観なくなったらどうするんだ、と」(スポーツライター)  初選出された浦和レッズの武藤雄樹や、ガンバ大阪の米倉恒貴、湘南ベルマーレの遠藤航やその他の若手選手に対しても「欧州組がいたら呼ばれない“程度”の選手」「この3カ国相手に結果を残しても代表に定着する姿は想像がつかない」と発言している。 「選手もファンも、そんなことはわかりきっています。それでも活躍してなんとか名を上げたいと意気込んでいるんです。今までのセルジオ氏は試合を終えてからの辛口評論だったんで意味はありましたけど、先に言ってしまうと上がった士気に水を差すだけ。最近ではファンも『セルジオさん辛口批評したいだけになってるよ』『辛口がゴールになって、本当の目的を忘れだした』と、少し食傷気味になっていますね」(同ライター)  最近のセルジオ氏は、日本に批判をする評論家が少ないことから「自分が言わないと誰が言うんだ」という強迫観念にとらわれているように見える。それだけに“辛口批評したいだけ病”は、しばらく治りそうにない。 (文=沢野奈津夫)

“Fuck you”発言で一発退場の名古屋DF闘莉王 ジーコもザックもお手上げだった!?

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『闘莉王―赤き魂のサムライ』(徳間書店)
 またもJリーグで“問題発言”が勃発している。先日行われたJ1リーグ・セカンドステージで、名古屋グランパスの田中マルクス闘莉王が清水エスパルスのオーストラリア人選手、デュークに「Fuck you」と言い、退場処分となったのだ。  サッカーにおいて「Fuck you」という発言は、「他の競技者、その他の、競技に立ち会っている人々全員に対する侮辱に相当する」ために退場となる。しかし、闘莉王側にも言い分があるようで、「オレは『Here is Japan. Please respect! Is not Australia. respect!』と言ったんだ。そしたら、『Fuck you』って言ってきたから、『Fuck you, too』と言い返した。なのに、俺だけ退場なんて……」と、先に仕掛けてきたのはデュークだと弁明する。  だが、サッカーにおいて報復行為は許されてない。さらにいえば、本当にデュークが「Fuck you」と言ったのかという疑問も残る。  問題のシーンとなった53分を映像で見返すと、デュークが名古屋グランパスの矢野貴章にファウルをしたことが発端となる。主審に謝罪を促されたデュークは握手を求めるが、矢野が拒否。これに対し、デュークは“もういい”というジェスチャーをすると、闘莉王が詰め寄る。ここでデュークの口元が「Fuck」か「What’s」のように動き、闘莉王が「Fuck you」と返した。この闘莉王の発言時に主審が目の前にいたため、レッドカードとなった。実際に、デュークは「Fuck」と発言したのだろうか? 近くにいた矢野は、デュークが「Fuck」と言ったかどうかはわからないと明かしているが……。 「『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』(テレビ朝日系)が読唇術で解析してくれるといいんですが……(笑)。ただ、闘莉王はレッドカードに相当するプレーが多すぎます。その半面、『○○はラフプレーばかり』『●●はすぐに手を使う』と相手選手のファウルには激高する。二枚舌なところもあるので、なんとも言えません。」(サッカーライター)  闘莉王は退場回数が飛び抜けて多いわけではないが、ラフプレーは散見している。YouTubeで過去の試合を見直してみると、セットプレー時に相手選手に肘打ちを見舞うシーンは、少なくとも3回以上あった。これについて、先述のサッカーライターは「頭に血が上りやすい性格で、ゆえにジーコ元監督やザッケローニ元監督に、招集されなかった」と指摘する。また、もともとは“マリーシア大国”のブラジル人であり、審判団から見えないところでの駆け引きは普通なのだろう。生活環境の違う日本人には真似できないマリーシアが、闘莉王には“過剰に”身についているのかもしれない。  とはいえ、本来であれば、自身が「Fuck」と発言したことは謝罪した上で、「でも相手もFuckと言っていた。しっかりと調査してほしい」と言うべきだと思うが、「俺は悪くない」的なスタンスを取る闘莉王。この様子では、また何かしらの問題を起こしかねない。 (文=TV Journal編集部)

メッシの胸に「楽天」の刻印! スポンサー就任に日本からは辞めてくれの大合唱!

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現在のバルサユニ
 三木谷浩史社長率いる楽天が、FCバルセロナのスポンサーに就任する可能性が出てきた。バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がラジオ番組で楽天との接触について認め、2016~17シーズン以降の“胸スポンサー”就任に興味を示している発言したという。  バルセロナの胸スポンサーは現在“カタール航空”だが、それ以前は「企業にチームを売らない」という信念のもと、ユニセフ以外の文字を拒み続けてきた歴史がある。しかし、時代の流れには逆らえず、バルセロナはその伝統に終止符を打ち、2011年に胸スポンサー第一号として“カタール航空”の文字が刻印された。これには納得のいかないファンも多く存在し、「NO.Qatar」のボードがスタジアムで毎試合のように見受けられた。そして次なるスポンサーの候補に、日本の企業である楽天。今回は、現地で受け入れられるのだろうか? 「カタール航空とは今シーズンいっぱいの契約になっています。それに伴って胸スポンサー自体がなくなってほしいと願っているファンは、いまだに多く存在します。もし、楽天が就任したら、少なからず反対の声は聞こえてくるでしょうね」(スポーツライター)  過去にも、ヨーロッパのクラブの胸スポンサーを勤めた日本の企業は、マンチェスターユナイテッドのSHARP、ユベントスのSONY、フィオレンティーナのTOYOTAなど数多く存在する。ビッグクラブの胸に日本企業の名が入ることには、日本のファンも少なからず誇りに思っている部分があった。しかし、今回ばかりは少し様子が違うという。 「同じく楽天がスポンサーを務めるヴィッセル神戸のユニフォームが問題なんです。今シーズンから楽天の頭文字を取って大きく『R』と一文字だけ入っている物になり、これがまるで十八禁を思わせるセンスで、すこぶる評判が悪かったんです。これがあのバルサの胸に入ることを想像したファンから反対の声が上がるのも当然ですね。過去にもプレミアリーグの人気クラブであるアーセナルの胸にDREAMCASTの文字が入ったことがありました。その時も『なんか恥ずかしい!』『ベルカンプ様(当時の人気選手)に何してくれんだ!』と、ファンからは非難轟々。今回ももちろん『神聖なバルサのユニに何をする気だ!』『メッシに楽天? ふざけるな!』と、止めてくれの大合唱ですよ」(同ライター)  カタール航空がバルセロナに支払っている金額は、3年で177億といわれている。それと同等、もしくはそれ以上の金額を払うであろう楽天にも、相当な覚悟あると見える。もちろん、日本企業があの世界的なビッグクラブであるバルセロナのメインスポンサーに就任するのは、誇らしいこと。就任した暁には、是非、ユニフォームに刻むロゴのデザインは慎重に考えてほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)

「これはサッカーなのか?」浦和レッズ・ペトロヴィッチ監督が、松本山雅を痛烈批判したワケ

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ミハイロ・ペトロヴィッチ|チーム - 浦和レッドダイヤモンズ
 NHKのJリーグ中継では、ハーフタイムに両チームの監督が前半を振り返ることが恒例となっている。台本なしの生放送でのインタビューのため、時に監督がインタビュアーを冷たくあしらったり、審判員を批判することもあった。  そんなNHKのインタビューの歴史を振り返っても、例を見ない珍事が起きた。J1リーグ2ndステージ第一節の浦和レッズ×松本山雅FC戦でのハーフタイムで、相手監督への怒りがぶちまけられたのだ。  前半が終わり、NHKから試合の感想を聞かれた浦和レッズのペトロヴィッチ監督は、「ノーコメントだ」と言い、その理由をまくしたてるように語った。 「相手はサッカーをしていない。8人で守るだけ。ホームチームなのに、得点を奪われても、ボールを奪いに来ない。これはサッカーなのか?」  松本山雅FCの狙いは、ペトロヴィッチ監督の批評通りに見えた。守りに守って、0-0のまま試合を進め、セットプレーや相手のミスから得点を奪う。自らがアクションを起こし、試合を動かすことは考えていなかった。  とはいえ、それは仕方がないことでもある。浦和レッズの年俸総額が約10億前後に対し、松本山雅FCは約3億円前後。弱小クラブが、ビッグクラブに対し、腰の引けた戦いをするのは、サッカーではよくあること。では、なぜペトロヴィッチ監督は、このような怒りをぶつけたのだろうか? 「欧州では、弱小クラブでも、ホームゲームでは積極的に行くことが多い。一方のJリーグは、ホームとアウェイという意識が欧州より希薄な部分がある」とサッカーライターは分析するものの、それだけが怒りの原因ではないと言う。 「もし、サッカーが採点制なら、ペトロヴィッチ監督の率いるチームはかなり強い。でも実際は、採点制ではなく、得点が決まらなければ引き分けとなる。ペトロヴィッチ監督は、ボクシングでいうと、採点では勝っていても、KOできずドローになったり、逆にラッキーパンチで負けてきた。昨シーズンが最たる例です。そういった過去もあり、松本山雅FCのクリンチサッカーを批判したのではないでしょうか」(同)  ペトロヴィッチ監督は試合後の会見でも、「1万8,000人の観客が来ていたが、これをサッカーと思ってほしくない」「日本のサッカーは、もっと内容のあるものを見せていかなければいけない」と松本山雅FCの批判を繰り返した。その気持ちはわからなくもないが、スポーツはエンタテインメントでありつつも、勝負の世界でもある。さらにいえば、松本山雅FCのサポーターが、退屈な試合と感じているようにも見えなかった。ペトロヴィッチ監督の言葉を、松本山雅FCのサポーターたちは、どのように受け止めたのだろうか?  (文=TV Journal編集部)

ボクシング“強すぎる”山中慎介と“亀田が逃げた”モレノ戦に意外な心配「試合が地味に……」

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山中慎介(本人Facebookより)
 強すぎて対戦相手が見つからないといわれる日本プロボクシング界のエース、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)に、大物との対戦がめぐってきた。同級3位で元WBA王者のアンセルモ・モレノ(パナマ)と9月22日、東京・大田区総合体育館で対戦する。  モレノは35勝(12KO)3敗1分、2008年にWBA王座を獲得して6年以上も保持、12度防衛した記録を持つ。WBAバンタム級チャンピオンといえば、亀田興毅にもその肩書きがあったが、これは“ニセモノ”だという声が多い。  というのも、モレノは7度目の防衛中だった10年、突如、WBAからスーパーチャンピオンなる肩書きに格上げされ、持っていたベルトが空位に。この王座決定戦に出て、タイトルを獲得したのが亀田だったからだ。亀田はチャンピオンのモレノと戦わずして世界3階級制覇の肩書きを手に入れた。 「これは経営難に陥るWBAが、チャンピオンを乱立させてタイトルマッチの承認料を荒稼ぎするためにやっている愚策」とボクシング関係者。  一昨年、WBAはモレノと興毅に統一戦を行う指令を出したが、その途端に興毅は王座を返上して逃げてしまった。これはモレノがいかに強い選手なのかの証明でもある。 「モレノはその後、2位だったファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)に王座を奪われてますが、これは6ラウンドで負傷による途中採点で終わったもの。モレノはアウトボクシングのテクニシャンで、前半でポイントを稼ぐタイプではないので、不運の陥落でしたね」(同)  そんな強豪との対戦が決まった山中だが、このビッグマッチの記者会見は50名ほどの記者が集まっても、非常におとなしめ。質疑応答で飛んだ質問は、筆者を含め5つほど。記者がひとり「モレノのパンチそのものは、大した威力がないでしょう」と煽って、山中が「いや、タイミングをとるのがうまい。中間距離でボヤボヤしているとやられてしまう」と返答したが、それ以外は盛り上がりもないまま実質20分ほどで終了してしまった。後の写真撮影の方が長かったほどだ。  ボクシングマスコミは日ごろから会見後に選手や関係者を囲みで取材するのが恒例で、海外のように会見自体を盛り立てる姿勢がまったく見られない。そのため主催者があえて「今日は囲みはありません」としたが、報道陣はこれを無視して会見後に山中を囲んでしまった。 「会見自体が絵にならないから、こうしたニュースをテレビがあまり放送しなくなっている」と前出関係者。  これは非常にもったいない話。横で数名の記者が「モレノがこの前、負けたのは女遊びをしすぎたって話だ」などと談笑していたが、筆者も慌ててジムの浜田剛史会長を追っかけると「山中は世界的にも評価されているから、中身が問われる。無名選手をノックアウトするわけにはいかない」と、今回のマッチメイクについて話した。  もうひとつ気になるのは、テクニシャン同士とあって、試合が地味になるのではという心配だ。浜田会長は「海外の関係者に聞いても、モレノにパンチは当たらないって、みんな言うからね。玄人好みの技術の攻防が楽しめるだろうけど、いつの間にかポイントが取られてたなんて試合も考えられる」と言っていた。  そういえば5月に世界中を沸かせた世紀の一戦、フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの試合は、ファイトマネーが史上最高額に達するメガファイトだったが、ハイレベルすぎて互いのパンチは空を切ってばかり。一部の観客からは試合内容への不満も上がった。  ただ、以前から実力者との対戦を希望し続けてきた山中は「最近では一番テンションが上がる試合」として「かわされても、なんとかつかまえる」と“神の左”と呼ばれる必殺パンチのヒットを約束した。 (文=ハイセーヤスダ)

なでしこ準優勝の裏で“女に優しい”セルジオ越後に非難の嵐!? 誤審問題スルーで……

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『セルジオ越後 辛口の真実』(ぱる出版)
 サッカー女子W杯で2連覇を目指した日本代表“なでしこジャパン”は、5日(現地時間)にカナダ・バンクーバーで行われた決勝戦で米国に2-5で敗れ、惜しくも準優勝に終わった。  今大会を通してサッカーファンの間で話題を呼んでいたのが、辛口解説で知られるセルジオ越後氏。試合に負ければもちろん、勝ったとしても悪いところを探し出し、選手たちやフロントを批判することで日本サッカーの発展に貢献してきたセルジオ越後氏が、なでしこジャパンには甘いといわれているのだ。 「男子に対しての辛口ぶりはすごいですよね。3年前には、強豪フランスに勝った日本代表を『守ってカウンター、典型的な弱小チーム』と揶揄したり、去年のジャマイカ戦では『(勝ったことよりも)オウンゴールでしかスコアを動かせないことを課題とするべき』と発言しました。しかし、今回のなでしこジャパンのイングランド戦では『(攻められていて)守って少ないチャンスをモノにする戦いぶりは、いい意味の必死さが見えた』と、まるで逆のコメント。さらに、オウンゴールに関して触れない上に『(相手のシュートがクロスバーに当たったことについて)気迫がそうさせた』と、意味不明の発言まで飛び出しました。思い返してみれば、今大会開幕前にも『全力で応援しよう』と、まるで似合わない爽やかなコメントを発していました。ファンの中では『いつもの魅力がない!』『セルジオ、女に弱いのかよ!』とツッコまれていますね」(スポーツライター)  今まで、日本にとって都合の悪いことでも、セルジオ氏はズバズバ言ってきた。しかし、今回の彼は一番大事なことに触れていないという。 「今大会から規模も大きくなり、女性審判のプレッシャーが大きくなっているためか、誤審疑惑が非常に多い大会となっています。その中でも一番問題になっているのが、日本がイングランド戦で得たPKが、明らかにエリア外で行われたファウルだったということなんです。その次にイングランドが得たPKも誤審と騒がれているため、『アレがなかったら、なでしこは勝っていない』といった風潮にはなっていないものの、“真実を求める人”セルジオ越後がそこに触れなかったのは、どう考えても不自然ですね。ファンの間でも『勝った試合こそ、そこに触れるのがセルジオだろ!』『そんなになでしこに嫌われたくないのか……』と、批判というよりも、少しガッカリ、といった声が聞こえてきています」(同ライター)  実際のところ、本当にセルジオ氏が女に弱いのかどうかはわからない。しかし、このままなでしこに甘い発言が続くと、今まで築き上げてきた評価まで揺らいでしまうことは間違いない。これからは、男女ともに厳しいアドバイスをし続けてほしいところだ。 (文=沢野奈津夫)

降格危機は「サポーターの力不足」!? Jリーグ・清水エスパルス、前代未聞の横断幕に賛否

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『清水エスパルス - 公式WEBサイト』より
 Jリーグセカンドステージ優勝1回、ナビスコ杯優勝1回、天皇杯優勝1回と、Jリーグを初期から盛り上げ続けてきた清水エスパルス。先日、イングランドプレミアリーグのレスターシティに移籍を果たした岡崎慎司など、数多くの日本代表選手を輩出している、言わずと知れた名門クラブだ。  そんな清水エスパルスが今、J2降格の危機にある。“オリジナル10”と呼ばれる、Jリーグ発足時に加盟した10チームの中で、降格経験のないチームは、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスエイト、横浜Fマリノス、そして清水エスパルスのわずか4チームのみ。しかし今シーズンは、ファーストステージを最下位で終えてしまい、今月7日から始まるセカンドステージで余程の躍進を見せない限り、降格は免れられない状態に陥っている。そんな中、ファーストステージ最終戦でサポーターが掲げた、ある“横断幕”が話題になっている。 「普通、サポーターというのは、調子の悪いチームに対してブーイングを浴びせたり、あえて厳しい言葉を投げかけることによって選手を鼓舞し、立ち直りを図ろうとするものです。しかし、先日の試合で掲げられた横断幕には『ここまで12番目の選手も力不足でした』と、サポーターである自分たちのせいにするものや『後半戦はもっと力に! やってやろうぜ!』と、驚くほどポジティブなものでした。サポーターにここまで言われたら、選手も頑張るしかないですよね。」(スポーツライター)  確かにどこの国のサポーターも、不振のチーム対してはブーイングや野次を飛ばし、時には選手が乗っているバスを取り囲んでチームに危機感を与えるやり方が主流。実際のところ、他のクラブのサポーターは今回の清水サポーターの姿勢をどう見ているのだろうか? 「もちろん珍しいスタイルなので『こんなんだから選手が甘えるんだ!』『これでは何も変わらない』『海外を見習え!』などといった、手厳しい意見も目立ちます。しかし『なんでもかんでも海外の真似をすればいいってもんじゃない!』『そもそも日本人は怒られると凹むタイプの人種』『こうやって優しくしていれば、香川だってあんなにスランプが長引いてない!』と、賛成意見も目立ちます。これでエスパルスが後半戦で奮起でもしたら、今回の件は、今後の日本の応援スタイルの方向性を変える大きな転換期になってもおかしくないですね」(同ライター)  選手に厳しい言葉を投げかけても、優しく見守っても、どちらも時と場合によって正解になりうる。そもそも、応援に絶対的な正しい方法なんて存在しないのだろう。しかし、個人的にはこういった優しく前向きな応援は、見ていて気持ちがいいと感じてしまうところだ。 (文=沢野奈津夫)