居酒屋からラーメン屋、ダンススタジオまで……千原せいじの飲食店グループが地元で総スカンなワケ

chiharaseiji.jpg
千原兄弟オフィシャルHPより
「このままでは街が乗っ取られてしまう」  地元民からそんな危惧の声が上がっているのは、芸人・千原せいじがオーナーとなり、渋谷区幡ヶ谷に集中展開する飲食店グループに対してである。  千原は、2010年に居酒屋「せじけん」で幡ヶ谷に進出して以来、バー、ラーメン屋、喫茶店、さらにはダンススタジオまでを、半径200メートルほどのエリアに次々とオープンさせているのだ。  かつては、居酒屋の経営について「月20万円の赤字」と明かしていた千原だが、実際のところはかなりの経営手腕を発揮しているようだ。  ところが、そんな成功者へのやっかみだろうか、地元同業者からの評判は芳しくない。 「せじけんさんは、現役芸人が働いているという話題性もあって、幡ヶ谷以外からやって来るお客さんが多いんです。なので、居酒屋がオープンした当初は この街に一定の経済効果をもたらすのではと、われわれ同業者も好意的に受け止めていました。ところがその後、バーにラーメン屋と、一次会から三次会に至るまで客を他店に逃がさない囲い込み戦略に打って出た。今では地元の同業者の間でも、浮いた存在になっています」(地元飲食店経営者の男性)  さらに、別の飲食店従業員の男性も証言する。 「せじけんに集まるお笑い好きの若い女の子を目当てに、地元の男たちもせっせと足を運んでいます。せじけんグループに常連を取られたという店も少なくありません」  弱肉強食はビジネスの常だが、反発の声は地元住民からも。幡ヶ谷在住歴36年という女性は話す。 「せじけんグループは、もともと地元でファンも多かったラーメン屋を居抜きで買い取って営業を始めたんですが、まったく違う味になってしまった。これには地元民から大ブーイングが巻き起こっています。個人経営の小規模飲食店が多い幡ヶ谷の夜は、そのローカルさが魅力だったのに、“このままでは、幡ヶ谷はすべて千原せいじの店になってしまうのでは”と心配しているのは、私だけではないはずです」  ショッピングセンターが進出することで、地元の商店街がシャッター通りに変わってしまうことがあるが、絶大な話題性を誇る芸人経営の飲食店グループの影響力も同様だ。その点を、起業家・千原せいじにも是非わきまえてもらいたいものである。 (文=牧野源)

『キングオブコント2012』ファイナリストの5人組コントユニット「夜ふかしの会」に迫る

yofukashi001.jpg
左から大重わたる、原慎一、三宅十空、砂川禎一朗、鬼頭真也
 男性5人のメンバーで構成されたコントユニット・夜ふかしの会。定期的に行われる単独公演は業界内で話題を呼んでいた。そんな彼らが今年9月、『キングオブコント』で初めての決勝進出。その後、ワタナベエンターテインメントにも所属して、12月26日には初のDVD『夜ふかしの会コントセレクション「楽しい夜ふかし」』も発売されることになった。いま波に乗りつつある5人の謎に包まれた素顔に迫る。 ――このDVDに収録したコントはどうやって選んだんですか? 砂川 大前提としては「5人出てるネタ」ということですね。 鬼頭 単独ライブでは、2人とか3人だけのネタも結構あるので。 砂川 持ちネタの中から、まずこれは入るだろうなっていうのを考えて、あとはあんまり色がカブらないようにしました。 ――過去に作ったネタの中で自信作ばかりを並べたということで、ベスト盤のようなDVDでもあるんじゃないでしょうか。 砂川 そうですね。そういう意味ではDVDタイトルは悩みましたね。もともとは「ベストセレクション」っていう案も出ていたんですけど、それだとハードルが上がるぞ、と(笑)。もっと良い言い方はないかって模索した結果が「コントセレクション」だったんです。  ネタ選びよりもそっちのことをみんなで考えたよね。ハードルを下げるにはどうするか。「ベストコントライブ」だとキツいよね、とか(笑)。 鬼頭 格好悪いいきさつを話しましたね(笑)。とりあえず僕らを知らない人には「これを見てください」って言えるような名刺代わりのDVDになりました。 砂川 5人もいると「顔と名前が一致しない」ってよく言われるんですけど、このDVDを最後まで見てもらえたらさすがに覚えてもらえるんじゃないかな、っていうのはありますね。 ――確かに、夜ふかしの会のコントでは役名がないことが多くて、それぞれ「砂川」「鬼頭」などと実名で呼び合ってますね。 砂川 そういえばそうですね。たぶん、別の名前が付くと僕らが間違えるっていうのが大きいです(笑)。  「高橋役の砂川」にもやっぱり「砂川」って言っちゃいますもんね(笑)。絶対無理だよ。 砂川 役名で呼ぶなら、3日ぐらい前から調整しないと。  それか、普段から高橋って呼ぶしかない(笑)。 三宅 女性役を演じるときの名前の付け方とかもひどいよね。「砂川禎一朗(すながわ・ていいちろう)」だから「テイ子」とか(笑)。 砂川 鬼頭なんて一時期「キト子」でしたからね。 大重 僕は「アケミ」でした。母親の名前がアケミなんで(笑)。 ――5人でいろんな役を演じられていますが、何となく大まかにそれぞれの演じるキャラクターには特徴があるような気もしますが、いかがですか? 砂川 そうですね。このDVDに収録されている「補習だ! やる気先生!!」というネタを見るとわかりやすいかもしれません。「一番振り回される人」が原で、ツッコミが僕。三宅さんが振り回す人ですね。で、鬼頭さんはコントの中で一番大事な演技力が必要なところを担当してもらうことが多い。 鬼頭 まあね、女子高生役は演技力がないと無理だからね。 砂川 そうそう、女役とか。 大重 で、僕はたぶんそのまま「大重」だと思います。何をやっても大重になる。それしか出せないかもしれない。 砂川 まあ、基本、なんか「うまくいかない人」ですね。  大重はボケでもないんですよね。ボケもうまくないし、ツッコミもうまくないし。 大重 生き方もうまくないし。 砂川 これが、大重だ(一同、笑)。 yofukashi002.jpg yofukashi003.jpg yofukashi004.jpg ――皆さんは「お笑い芸人」「コントユニット」「劇団」など、いろんな形で呼ばれることがあると思うんですが、そういうふうになったのはどうしてですか? 砂川 もともとウチは鬼頭だけが劇団出身で、あとの4人はお笑い出身。活動としてもお笑いライブに出ることの方が多いです。だから、僕らはもともとお笑いをやってるつもりだったんですけど、5人組だったからなのか、たまに演劇系のイベントに呼んでいただいたりすることもあって、頂いた仕事をこなしていったらそういうふうにも見られるようになっちゃった、っていうだけですね。コントをやってる5人組っていうことだけはブレないで、あとは見てる人がどう思うのかっていうだけで。 三宅 どう思われてるのか、こっちが逆に聞きたいぐらいですけどね。 ――特に「こう呼ばれたい」っていうのはないですか? 大重 「夜ふかしさん」みたいな。  そういう呼ばれ方じゃねえよ!(笑) ――『キングオブコント2012』の決勝に進んだ感想は? 鬼頭 まあ、楽しかったことは楽しかったですね。 大重 僕らは5人でテレビでネタをやるっていう機会が今までなかったんです。「学級会」のネタは原がしゃべった後に僕がしゃべるんですが、その一言が言えるかどうかっていうプレッシャーがずっとあったんです。だからたぶん……数千回は練習してますね。  数千はちょっと多すぎない? 大重 すいません、ちょっと盛りました。数百回ぐらいだと思います。緊張で失神して倒れちゃうんじゃないかとか、いろいろ考えちゃったんですよ。もう口が乾きすぎて“よげる”んじゃないかとか。 砂川 よげる!?(笑)口がよげる??? 大重 いろんな思いがありまして、とにかく怖かったです。……そのときに家族のありがたみを知りました。  どこに着地してんだよ! 砂川 それで奥さんと子供がいるっていうんならまだいいよ。お前、実家暮らしじゃん!(笑) ――ネタの出来はどうでしたか? 特にトラブルもなく終わったんでしょうか? 鬼頭 トラブルとかはないですけど、いま思うとやっぱり緊張してたなと。硬かったです。場慣れ感が足りなかったというのは反省点ですね。 ――「6位」という順位についてはどう思われますか? 砂川 まあ、今の力だとこれぐらいの順位なのかな、と思いました。もっと力をつけないと、って。 大重 僕は納得いってないです。6位っていうのはいい数字じゃないですよ。日常で「6」っていう数字はあんまり見ないじゃないですか。僕は2月6日生まれなんですけど、あっ、そうすると結構見てるか。 砂川 ……何言ってるの?(苦笑) (取材・文=お笑い評論家・ラリー遠田/撮影=尾藤能暢) yofukashi005.jpg ●夜ふかしの会(よふかしのかい) 2005年結成。大重わたる、原慎一、三宅十空、砂川禎一朗、鬼頭真也の5人からなるコントユニット。『キングオブコント2012』6位、鬼頭真也は『R-1ぐらんぷり2009』でも決勝に進出し、7位に入賞している。2012年よりワタナベエンタテインメント所属。 ●夜ふかしの会第16回公演『凛々』 【日時】 2013年1月16日(水) 19:00開場/19:30開演 2013年1月17日(木) 19:00開場/19:30開演 2013年1月18日(金) 19:00開場/19:30開演 2013年1月19日(土) 13:30開場/14:00開演 2013年1月19日(土) 17:30開場/18:00開演 2013年1月20日(日) 13:30開場/14:00開演 【会場】 下北沢駅前劇場 【チケット】 前売¥3,000/当日¥3,500 ★ローソンチケットにて好評発売中! 【Lコード:32727】 予約受付電話番号 0570-084-003(Lコード必要) 0570-000-407(オペレーター対応) インターネット予約 http://l-tike.com/ (パソコン・携帯共通) 店頭販売:ローソン店内Loppiで直接購入いただけます。 【問合せ】ワタナベエンターテインメント ライブ事務局 03-3746-1154(平日16:00~17:00)

お笑い評論家・ラリー遠田が見た『THE MANZAI 2012』徹底批評!

zamanazai.jpg
『THE MANZAI 2012』公式サイト
 12月16日、年間で最も面白い漫才師を決める『THE MANZAI 2012』が東京・台場のフジテレビで行われ、ハマカーンが優勝を果たした。ハマカーンは浜谷健司、神田伸一郎の2人組。安定感のあるネタ運びで大きな笑いを巻き起こし、エントリー総数1740組の頂点に立った。  ハマカーンが決勝大会で披露した2本のネタはいずれも、ネタの途中で役柄に入ったりせずにしゃべりだけで構成される、いわゆる「しゃべくり漫才」だった。近年の若手お笑い界では、漫才の中でコントに入る「コント漫才(漫才コント)」が主流になっていて、しゃべくり漫才を演じる漫才師は少なくなっていた。そんな中でハマカーンは、従来のしゃべくり漫才のスタイルを一段進化させて、独自の型を作り出すことができた。  既存のしゃべくり漫才の多くは「ボケ主導型」と「ツッコミ主導型」に分けられる。会話の主導権を握っているのがボケ側かツッコミ側か、ということだ。ボケ主導型の漫才では、ボケ役が初めから「おかしな人」として登場して、ところどころにボケをまき散らしながら話を進めようとする。ツッコミ役は、それらのボケをひとつひとつ拾い上げるようにして、丁寧にツッコミを返していく。  一方、ツッコミ主導型の漫才では、ツッコミ役が中心になって話を進めることになる。それに対してボケ役は強引に割り込んだり、細かく茶々を入れたりしながら、ツッコミ役が話を進めるのを邪魔しようとする。この2つの漫才スタイルに共通しているのは、ボケ役が「非常識」を代表して、ツッコミ役が「常識」を代表している、ということ。それぞれがどっしりと構えているから、受け手は常識を体現するツッコミ側に感情移入して、落ち着いた気持ちで漫才を楽しむことができる。  ハマカーンの漫才も、一見するとツッコミ役の神田が話を進める「ツッコミ主導型」の漫才に見える。ただ、この漫才では、神田が全面的に「常識」を引き受けているとは言いがたい。1本目の漫才のテーマは「相方への不満」。冒頭、神田は相方である浜谷への不満があると切り出す。その内容は「女子は家を出るのに時間がかかるんだから、遅刻ぐらいで文句を言うな」「違う味のアイスを一緒に食べているんだから、『ひとくち食べる?』と聞いてほしい」など、女子が言うようなことばかり。女性っぽい一面を打ち出して「相手の気持ちをくみ取れ」と言う神田に対して、浜谷も最初は「お前、女子じゃねえだろ!」と力強く文句を言っている。この時点では、見る者の多くはどちらかと言えば浜谷のほうに共感しているはずだ。  ただ、神田はそんな浜谷に対しても臆することなく、堂々と持論を貫く。そして、「浜谷のほうが腕力があるんだから、自分の荷物を持ってほしい」ということを提案した神田に対して、浜谷が反論する。 「じゃあいいよ! 俺、『腕力』優れてるからお前の荷物持ってやるよ。その代わり、お前は俺に金をよこせ! お前のほうが『財力』優れてるんだからよ!」  これは、理屈としては正しい。ただ、相方に「金をよこせ!」と何度も大声でわめき散らす浜谷の姿は、それはそれで異様だ。ここで浜谷もふと我に返り、「私はいったい何を言っている……」と反省して遠くを見つめる。浜谷は言葉尻を捉えて神田を追い詰めようとしたが、思わぬ勇み足で逆に気まずい状況に追い込まれてしまった。  このとき、浜谷に感情移入していたはずの視聴者は、不意にはしごを外される。女性っぽいことばかり言っている神田が「非常識」なのだと思っていたら、浜谷もいつのまにか別の意味での「非常識」を体現していた。ここからはむしろ、おかしかったはずの神田のほうが常識的に見えてくる。浜谷はどんどん常識を取り戻せなくなって路頭に迷い、その情けない姿が笑いを誘う。  ハマカーンの漫才で表現されているのは、日常会話のリアリティだ。私たちがふだん会話をするときには、一方的にボケ続ける「ボケ役」や、ただつっこむだけの「ツッコミ役」など存在しない。会話の流れによって、主導権を握る人は移り変わっていくし、誰がまともで誰がおかしいのかは決まっていない。1人が妙なことを言うときもあれば、別の人がもっとおかしなことを口走ってしまうこともある。それらすべてをひっくるめて、人と人との会話は面白い。ハマカーンは日常会話のスリリングな面白さのエッセンスを抽出して、漫才の形にまとめることに成功した。  いわばそれは、攻撃側と守備側が固定されている「野球」型の漫才ではなく、攻撃側と守備側がめまぐるしく入れ替わる「サッカー」型の漫才だ。どんな体勢からでも笑いが取れるハマカーンの最新型しゃべくり漫才は、漫才の歴史に名を残す極上の逸品だ。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)

設楽統の「出演本数1位」でバナナマンが“中堅芸人”枠から一歩抜け出した!?

bananafire.jpg
『バナナ炎 Vol.10』(アニプレックス)
 メディアの調査・分析を行うニホンモニターが発表した「2012年テレビ番組出演本数ランキング」によると、バナナマンの設楽統が今年最も多くテレビに出演したことがわかった。設楽の出演本数は611本、2位にはハリセンボンの近藤春菜、3位には有吉弘行が続いた。9位のテリー伊藤を除き、その他はすべてお笑い芸人。“芸人強し”の印象だ。 「設楽は今年、朝の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)で初司会を務めたことが大きい。帯番組なので、これだけで250本近くは稼げます。さらにバラエティ番組にも多数出演しており、納得の数字ですね」(テレビ情報誌編集者)  とはいえ、同番組の視聴率は不調のフジを象徴するがごとく、2~3%と苦戦中。それでも一部メディアの試算によると、設楽の収入はなんと約2億8,000万円だという。 「設楽がピンで出演する場合、ギャラが100万円以上で、朝や深夜番組はそれぞれ7~8掛けと報じられていますが、コストカットに努めているテレビ業界を考えると、そこまで多額であるかどうか……。それでも設楽の司会ぶりは知的な雰囲気を醸し出していて、意外にハマっている感じです。この司会で仕事の間口が広がるという好循環をもたらしている。これで視聴率が上がれば、言うことないんでしょうけどね」(同)  現在、バナナマンとしてのレギュラー番組は6本だが、設楽は単独で前述の『ノンストップ!』と『Asian Ace』(TBS系)の2本の司会を担当している。お笑い芸人の出世の手段として、司会は有望なルートでもある。ビートたけしやタモリ、明石家さんまといったビッグ3は言うに及ばず、とんねるず、ダウンタウン、ナインティナイン、ロンドンブーツ1号2号も然り。それほどまでに、芸人にとって“仕切り能力”とは貴重な資質。このまま設楽が順調に司会業をこなしていくなら、中堅芸人から一つ図抜けた存在となり、来年の今頃にはバナナマンの冠番組がゴールデンで放送されているかも!?

オリラジ藤森×田中みな実“やらせ”も日常茶飯事!? 写真週刊誌に蔓延する「バータースクープ」の実情

fujimorininshin.jpg
『藤森慎吾 東京のチャラうぃ↑店』
(実業之日本社)
 写真週刊誌「フライデー」(講談社)の“やらせ”報道がライバルの「週刊文春」(12月13日号/文藝春秋)に報じられ、波紋を広げている。  「フライデー」は11月16日号でオリエンタルラジオ藤森慎吾とTBSアナウンサー田中みな実の“熱愛”を密会写真付きで報じたが、「文春」は、この報道そのものが藤森が所属する吉本興業と「フライデー」編集部との間で交わされたバーターによる“やらせ”だと断じているのだ。 「実際には、過去に藤森と関係を持った女性が妊娠し、その女性がフライデーに連絡。藤森との話し合いをフライデーに撮らせたそうです。藤森は中絶費用プラス慰謝料として350万円を支払ったそうですが、この事実をフライデーが記事化しようとすると吉本興業が圧力をかけ、代わりに藤森と田中とのツーショットを撮らせると持ちかけ、フライデーがこのバーターに乗った、と書かれています」(芸能ライター)  この件について「フライデー」を発行する講談社と吉本興業の動向に注目が集まっているが、実際、写真週刊誌がこのようなバーターに応じるというケースはあるのだろうか? 「今は本当に雑誌が売れないので、各編集部とも部数を確保するのに必死なんですよ。ですから、たとえば数字を持っているAKB48がグラビアを飾る雑誌では、メンバーや上層部のスキャンダルはおのずと“自粛”されることになる。AKBに関しては、今はほとんどの週刊誌・スポーツ紙がこの状況でしょう。また、映画やドラマの宣伝を打ちたい側が、俳優たちの打ち上げや飲み会に取材班を呼んで“熱愛疑惑!?”と報じさせる場合もあります。普通の飲み会を“密会”のように書かせるわけです。宣伝側は映画のタイトルと出演者を印象付けられるし、雑誌の方は主演クラスの“スクープ”が撮れるわけですから、どちらも損をしない。よくあることですよ」(同)  田中の藤森に対する恋愛感情は“本物”だともっぱらのウワサだが、そうした乙女心さえもバーターに利用されてしまうのが芸能界という世界の恐ろしさということか。

不倫・離婚報道のほっしゃん。Twitter活用術「スキャンダルを逆手にイメージアップも!?」

5184SJK54JL._SL500_.jpg
『ほっしゃん。のほっ 』(幻冬舎)
 お笑い芸人・ほっしゃん。が離婚していたことが分かり、その報道をめぐって、ほっしゃん。が自身のTwitterでマスコミを批判する騒動が起こっている。  ほっしゃん。は2007年に一般の女性と結婚、09年には長男も誕生していたが、NHKドラマ『カーネーション』で共演した女優・尾野真千子との逢瀬を今年6月と9月に写真誌で報じられ、同9月に離婚に至っていたという。  この離婚について一部スポーツ紙などが、「2年以上前から代理人を立てて離婚調停を進めていた」「長男の親権などをめぐり、長期化していた」などと報じたことに対し、ほっしゃん。は12月1日にTwitterで以下のように発信している。 <「二年前から別居、協議」「代理人を立てて」「離婚調停」「親権をめぐり長期化」…ぜんぶ真っ赤な嘘です。俺の勝手なワガママに何の文句も言わんと従ってくれた元妻が可哀想です。これが事実として“新聞”に載ってるんやで。怖いね、この世の中は。ちびっしゃん。が聞いたらと思たら泣けてくる。>  これを受けてマスコミ各社は一気にトーンダウン。ほっしゃん。の“反撃”は一応の効果を見せたようだ。 「一般に、芸能人の離婚報道はネガティブな印象しかありませんが、今回のほっしゃん。のTwitterでの発言は非常に有効でしたね。報道の内容を断片的にピックアップして個別に否定しているだけですが、あたかもマスコミの離婚報道“ぜんぶ”が不誠実であったようなイメージを与え、なおかつ元妻と息子を心配する“良きパパ”という印象付けまで成功している。尾野さんとの不倫デート疑惑は一切晴れていないにもかかわらず、です。自分の都合の悪い部分は完全スルーですからね。見事というしかないですよ」(スポーツ紙記者)  しばしば“炎上”騒ぎが発生するTwitterでは、アカウントを削除する芸能人も増えているが、スキャンダル報道への対抗手段としてはかなり有効な方法なのかも!?

「ロンブー亮は“できる奴”」『リストラ芸人』Hi-Hiが放り込んだ18年の道程

IMG_1313_.jpg
左から上田浩二郎、岩崎 一則
 昨年末、『THE MANZAI 2011』(フジテレビ系)の決勝で強烈なインパクトを残し、その後は順調に活躍しているHi-Hiの2人。そんなHi-Hiでボケを担当している上田浩二郎の初めての著書『リストラ芸人』(講談社)が9月13日に出版された。彼らの18年にわたる芸人人生のすべてが赤裸々につづられているこの本の発売を記念して、Hi-Hiの2人にインタビューを行った。彼らはいかにして今の地位に上り詰めたのか? ――この本を読んだ周りの人からの評判はいかがですか? 上田 芸人さんはみんな「面白かった」って言ってくれるので、うれしいですね。僕らがデビューした当時のことを知ってる人も、若い人も、どっちもそうやって言ってくれるから……これは最高の本ですね。 岩崎 自分で言うなよ! ――『THE MANZAI 2011』の決勝で、上田さんが言った「オマエの18年間、放り込んでこい!」という有名なセリフに関しても、その裏話が語られていましたね。
IMG_1286_.jpg
上田 あのときは、決勝で最終4組まで残っていて。その中でトップでネタをやったので、いい意味で開き直りましたね。こいつがネタをとばしたんですけど、いつもだったら「何とばしてるんだよ!」って言うところを、「なに真剣にやってんだよ」っていう気持ちで楽しめたというか。何をちょっとちゃんとやろうとしてんだ、って。それであのフレーズが出てきたんです。 ――『THE MANZAI』以降はテレビの仕事も増えて、昔一緒に劇場に出ていた芸人さんたちと共演することも多かったそうですね。 上田 そうですね。僕たちが吉本にいた頃の後輩だった庄司(品川庄司)がゲストに来てくれたりとか、そういうのは楽しいですよね。あと、オードリーとか。オードリーと一緒にテレビに出ると、昔のライブに出ていたときの感覚に戻って、ただの悪ふざけになっちゃうんですけどね。 ――同期のロンドンブーツ1号2号に関しては、先日行われたトークライブのゲストとして田村亮さんが出演されたそうですね。 上田 そうなんですよ。トークライブに、(田村)淳に来てくれとは言えませんでしたけど、なんか亮には言えましたね(笑)。 ――亮さんも、実は結構お笑いに対して熱い人だったそうですが、亮さんのそういう一面って、世間ではあんまり知られてないですよね。 岩崎 なんか、「できない人」みたいに思われてますよね。 上田 でも、俺らは昔から「できる亮」しか、知らないからね。だから、いまだに作戦じゃないかと思ってるんですよ。「お前、作戦で黙ってるんだろ?」って、ずっと聞きたかったんです。あいつ、昔よくそういうことばかり言ってましたから。 ――例えば、どういうことですか? 上田 「いま素人をイジって売れてる人たちがいない」とか。僕らが若手の頃って、ウッチャンナンチャンさんとかとんねるずさんとかが、ドラマのパロディコントをテレビでやっていたんですよ。そういう時代だったので、素人を番組に出してイジる人が出てきていないと。そこから2~3カ月後に、あいつらの出てる番組で素人イジりの「BINTA」っていう企画が始まったんで、こいつ、すげえなって思いましたね。 ――オーディションで初めて見たときからロンブーの2人の印象は強烈だったそうですね。 上田 はい、芸人が大勢並んで、順番にネタをやっていくみたいなオーディションで、僕らの前の前ぐらいがロンブーだったんですけど、鮮明に覚えてますね。いい意味で威圧感というか、オーラがありました。 岩崎 前のめりな感じが、すごく伝わってきたんですよ。それに圧倒されたというか。
IMG_1280_.jpg
上田 その前にあいつら、路上とかでもお笑いをやってたから、自信があったんでしょうね。路上で150人とか集めていて、劇場に出始めの頃から、もうキャーキャー言われてましたから。路上でやってたときのファン150人を劇場に連れてくるんですよ。そうすると、新人がたくさん出ている中で、あいつらが出て行くときだけ「キャー!」ってなるじゃないですか。それを見た吉本の上の人が「あいつら、なんで初舞台なのにキャーキャー言われてるんだ?」って思うはずだと。それも、亮が作戦でやってたらしいんですよ。そうじゃなかったら路上でやってた意味がないじゃん、って。常にそういう作戦を考えるやつだったんです。 ――その頃、Hi-Hiは自分たちの笑いに自信が持てなくて、低迷していたそうですね。 上田 低迷どころか、楽屋にも入れませんでしたから。面白いやつはいっぱいいるし、みんなに萎縮しちゃって。ちょうど松本人志さんの『遺書』(朝日新聞社)が出たときで、それを見てみんなが影響を受けて、とんがってる時代だったんですよ。先輩とかも本当に怖かったんです。ネタ合わせなんて誰もしてなかったもんね。なんか、ブラッと舞台に出て立ち話して笑い取って帰るのが格好いい、みたいな時代で。みんなすげえな、と思ってましたね。そんな時代で、俺らはみんなにバレないようにそっと屋上でネタ合わせやってた。なあ? 岩崎 あの当時、僕にいたっては、何をしていいのかさえわかんなくて……。 上田 お前は今もわかってないだろ? そこはブレずに。 岩崎 いや、「ブレずに」じゃないよ! 今もそうですけど、よりわかんなかったというか、ずっと棒立ちみたいな感じでしたね。 ――その後、紆余曲折を経て、1~2年前に漫才のスタイルをガラッと変えて、すべてをアドリブに近い形で構成するようになったそうですが、きっかけはなんだったんですか? 上田 僕が飲み会とかで思いついたことを適当にワーッと言ってると、ものすごいウケるんですよ。芸人仲間もみんな面白いって言ってくれて。流れ星の瀧上とかにも「これを舞台でやったらいいじゃないですか」って言われたり。それでちょっとやってみようかって思って、ある日舞台でやってみたら、自分でもやりやすいんですよね。僕の人間性がそういう感じなので、のびのびできるというか。 岩崎 それで明らかにウケるようになったんですよ。 ――最後に、この本はどういう人に読んでほしいですか? 上田 何していいかわかんなくてボーッと大学生やってる人とか、悩んでる人とかに読んでほしいですよね。いろんな人に読んでいただいて、僕らの人間性を知ってもらえたら、Hi-Hiっていうコンビの見方も変わると思うんで。読んでほしくないのは、超面白いやつですね。これ読んで芸人になろうと思われると敵が増えるんで。つまんないやつには、どんどん読んでほしいです(笑)。 (取材・文=ラリー遠田)

「いちADから和田アキ子まで……」田中みな実をゲットした“チャラ男”藤森慎吾の人たらし術

fuzimori1109.jpg
“チャラ男”キャラも卒業できて一石二鳥?
 “チャラ男”で知られるオリエンタルラジオ・藤森慎吾と“ぶりっ子キャラ”でおなじみのTBS・田中みな実アナウンサーの交際が発覚した。  2日発売の「フライデー」(講談社)が互いの自宅を行き来する姿を激写したもので、4日には観念した藤森が交際宣言。報道陣に囲まれ「良い関係を築かせていただいているかなと自分は思っている」語り、田中アナの決め台詞「みな実は、みんなのみな実だよ」に引っかけ「いずれは『みんなの』から『チャラ男の』になればいい」と語った。  6日にも藤森はレギュラー番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に生出演し「ご報告があります。彼女ができました!」と宣言。司会の南原清隆から「誰?」と聞かれると、藤森は「(TBSがある東京の)赤坂方面のほうに」と答え、田中アナが彼女であることを認めた。  それにしても、なぜ田中アナは藤森に惹かれたのか? お笑い関係者いわく「藤森がチャラ男であることは事実だが、気遣いのできるチャラ男なんです。とにかく現場での心遣いがすごい。初対面の相手のことは事前に勉強してくるし、礼儀正しい。スタッフなんかにも分け隔てなく声をかけるし、一緒に飲みに行ったりする。現場のいちADから和田アキ子ら大物にまで愛されているのは、芸能界でも彼だけしょう。天性の“人たらし”ですよ」。  田中アナも“チャラ男”イメージとのギャップにグッときたそうで、「今では彼女のほうがハマッている」(番組関係者)という。また、2人の境遇も似ている。 「藤森は“チャラ男キャラ”、田中アナも“ぶりっ子キャラ”を演じている。キャラを演じるつらさを、お互いがわかっていることも大きい。実際の2人は保守的で、結婚願望もある。社交的で誰とでも遊びに行くが、本命の恋人がいる時は浮気はしないタイプらしい。似た者同士なだけに、アッサリこのまま……ということもありえる」とは2人を知る人物だ。  「どうせすぐ別れるだろ」と思ったら大間違い、スピード結婚も十分ありそうだ。

「すっかり司会タレント!?」“芸人”ぐっさんはどこにいった?

715saWmSjKL.jpg
『(有)山口モータース』(よしもとアール・
アンド・シー)
 「あれ? そういえば、ぐっさん、どこいった?」と感じている人は、案外いるのではないだろうか。  バラエティ番組で女芸人などが「好き」と名前を挙げることが多く、一般女性にも非常に人気があった芸人・ぐっさんこと山口智充。  モノマネや歌、ギターなどが上手で、音楽活動も一時行っていた。しかも、何かと器用で、「イイ人そう」なイメージもあった。  だが、2009年3月にTBS『リンカーン』のレギュラー出演者から、ぐっさんが消えたことが話題となり、以降、少しずつ露出が減っている気がする。そして、いつの間にか「お笑い」番組ではあまり見ない人になってしまった。  もちろん今でもCMではおいしそうに麻婆茄子を食べ続けているし、今年4月からはNHKのクイズ番組『連続クイズ ホールドオン!』で、武内陶子アナと週替わりの司会者を務めているし、情報バラエティ『にじいろジーン』『笑顔がごちそう ウチゴハン』などの司会もしている。  ただ、姿を見るのは「お笑い番組」ではないし、仕事の内容も「芸人」ではなく「司会タレント」のようである。  いったいなぜ? お笑いウォッチャーのテレビ雑誌関係者は言う。 「ぐっさんは『好感度が高い』ことが、かえって芸人としてはアダになってしまったところがありますね。健康的で爽やかなイメージがあるので、司会に抜擢されたり、NHKなどでも重用されていますよね。実はクレイジーだったり、テキトウだったり、おバカなところもあるんですが、世間的にはどうしても優等生的なイメージでしょう? また、モノマネなど何をやっても器用でそつなくこなせますが、トークが主流になっている現在のバラエティには向かないところもあるのでは? また、ぐっさんの芸は、『お~』という感嘆の声は上がっても、笑いは起こらない。ぐっさんで笑ったことがないって人、実は多いんじゃないでしょうか」  確かに「感心」してしまって、笑いにならないというのは、モノマネではときどきあるパターンだが……。  また、別の週刊誌記者は言う。 「一見『イイ人そう』ですが、司会業など完全に個人の仕事ばかりが充実していることによって、一部では『相方を完全に捨てた人』という反感を持つ人、『実は腹黒そう』なんて見方も出ています。そのあたりも少し影響しているのかも」  だが、ぐっさんが「笑い」を完全に捨てて「司会タレント」になってしまったわけではないとも付け加える。 「東海テレビで放送されている『ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~』(2003年~)は、『ちい散歩』のようなテイストで、ぐっさんが街歩きをゆるゆるとする番組なんですが、そこでのぐっさんはいつ見ても変わらない感じで、ある意味、最もぐっさんらしい姿が見られると思います」  芸人が「お笑い」以外で活躍していると、何かと反感を持たれるケースもあるが、「芸人・ぐっさん」は今も健在なのだ。

「極度のスカトロ好き疑惑も!?」“3人目の熟女”奈美悦子にアプローチのピース・綾部祐二は大丈夫か

ayabekimoi.jpg
公式ブログ「ピース綾部『蛇』」より
 女優の奈美悦子が14日放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』に出演し、お笑いコンビのピース・綾部祐二から最近、アプローチされていたことを明かした。綾部をめぐる「3人目の熟女」となる。これに対し、綾部は「どうにかなるんじゃないかなと思った」と思わず本音を漏らすなど、しどろもどろだった。  綾部といえば熟女好きで知られるが、8月に元横綱若貴兄弟の母親でタレントの藤田紀子との熱愛疑惑が報じられ、昨年のクリスマスイブには女優の五月みどりとデートしたことも明らかになっている。 「まさに、熟女なら誰でもいいのか、といった体ですね(笑)。藤田との熱愛疑惑が報じられた当初は売名やネタかと思われましたが、どうやらガチのようです。それにしても、熟女と見れば見境なくアプローチしているわけですから不誠実ですよね。それに、綾部には“変態”との悪評もあります」(週刊誌記者)  一部週刊誌でも報じられているが、綾部には「極度のスカトロ好き疑惑」があり、これまで親しい芸人仲間が深夜番組やイベントなどで何度も暴露しているという。藤田との交際が発展しないのも、綾部のスカトロ好きに藤田が難色を示しているから、との説もある。 「報道によると、芸人仲間の間では綾部は本物の変態という見解で一致しているようですからね。都内のSMクラブの常連で、熟女女王様とのスカトロプレイを楽しんでいるそうですよ」(同)  ネット掲示板などでは、「話題作りに必死w」「マジキチすぐるw」「ここまでやられると誰でもいいんだなっていう気持ち悪さしか残らない」「こいつは何のために何がしたくて仕事してんの?」といった具合に、綾部への悪評が相次いでいる。  熟女好きでスカトロ好きの変態――こうしたマニアックな嗜好が暴露され続けると、綾部とピースのタレント生命に悪影響を及ぼさないのか、ちょっと心配になってくる。