「養成所NSCでは英語のネタ見せも……」イオンと提携で“吉本芸人”がついに海外へ本格進出か!?

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吉本興業サイトより
 お笑い業界最大手の吉本興業が、長年にわたり標榜してきた“世界進出”。社内に「アジア・海外事業センター」という部署を設置し、中国での「上海吉本新喜劇」定期公演のほか、今夏、韓国での「第1回釜山国際コメディフェスティバル」の開催、タイやアメリカでのお笑い番組の制作など、ノウハウを生かしたコンテンツの輸出を行ってきた。 「これまでの海外事業は、日本の芸人には無関係のものばかりだった。しかし、いよいよ、日本の吉本芸人が海外でステージを踏む可能性も出てきました」(関係者)  今月20日には、千葉県幕張に新劇場「よしもと幕張イオンモール劇場」をオープン。「なぜ、あんな不便な場所に!?」という声が相次いでいるが、イオンとの業務提携も海外進出の一環。イオンは来年以降、ベトナム、カンボジア、インドネシアにオープンを予定しており、そこに吉本が乗っかる形になるという。 「海外の劇場には、現地のコメディアンではなく、日本の芸人を送り出すつもりだとか。近年、47都道府県に芸人を住まわせる『あなたの街に“住みます”プロジェクト』を行っている同社ですが、今後は海外に芸人を移住させる計画もあるとか。突然『カンボジアでお笑いやれ』と言われた芸人は、大変でしょうね」(同)  だが、いくら海外に劇場ができたとしても、日本の漫才やコントは外国人に通用するのだろうか? 「吉本の養成所・NSCでは、すでに英語のみを使ったネタ見せの授業を取り入れ、ネタのグローバル化を図っている。また、同社所属芸人のチャド・マレーンによる講義の授業もスタート。NSCの生徒からは『こんなの役に立つの?』と不評のようですが……」(同)  昨年、創業100周年を迎えた吉本興業。今後、日本の笑いを海外に届けることはできるだろうか?

“帝国”崩壊の序曲か──ついに始まった、テレビ業界「吉本離れ」の理由とは

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吉本興業東京本社
「なんといっても、吉本の芸人の数は、他事務所と比べ物にならないくらい多い。圧倒的なマンパワーです。現在、バラエティ番組は、吉本ナシでは作れないでしょうね」(テレビ番組制作会社関係者)  昨年、創業100年を迎えた吉本興業。現在もゴールデンを中心に、ダウンタウン、ナインティナイン、ロンドンブーツ1号2号らがメインMCを務め、雨上がり決死隊やタカアンドトシも手堅く数字を稼いでいる。だがここ数年、お笑い界の大派閥であった「吉本興業と、その他事務所」という構図が崩れてきているのだという。 「現在、番組のMCを張る芸人が、他事務所に増えてきていますよね。業界内で人気なのは、くりぃむしちゅー、爆笑問題、さまぁ~ずなどです。彼らの場合、吉本のように事務所が制作に口を出してこないし、無理やりバーターを突っ込むようなことも少ない。そして、なんといっても現場にマネージャーがいますから、制作と事務所のやりとりがスムーズなんですよ。吉本は、現場や打ち合わせにマネージャーが来ないことがほとんどですから。特に、やる気のある若手のディレクターやプロデューサーの中には、露骨に吉本芸人を避ける者もいますよ」(同)  そうした傾向は、これまで“ひな壇芸人”と呼ばれるゲスト枠で顕著だったが、いよいよMCのキャスティングにも反映され始めているという。 「おぎやはぎやバナナマンが育ちましたし、有吉弘行の大ブレークもある。若手の中でも、わざわざ上の詰まっている吉本に入るのではなく、小さな事務所を選ぶ芸人が増えています。“吉本離れ”は、ますます進むでしょうね」(同)  その原因は、吉本が芸人を育てない環境にあるらしい。 「吉本は人を育てない。放置しておいて、芸人が自ら売り込んで、売れたら面倒を見るというやり方です。モノを扱っている感じですよね」(同)  ネタ番組が激減し、バラエティ界にも寒風が吹き抜ける昨今、果たして吉本の復権はあるのだろうか?

板東英二の“植毛告白”で蒸し返される爆笑問題・太田光と小倉智昭のガチバトル!「共演は永久にNG」

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板東英二オフィシャルブログ「ブレイクしたいねんっ!!」
 ウケ狙いで自らの植毛を告白した板東英二。そのとばっちりで、大物司会者・小倉智昭の“アノ問題”がクローズアップされている。  昨年12月に発覚した個人事務所の約7,500万円の申告漏れについて、板東は約20年近く続けている植毛で「カツラが経費で落ちると聞いていたので、植毛も落ちると思っていた」と説明。その翌日、朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)の中でこの話題に言及した小倉は「なんか植毛に7,000万円かかったような言い方でしたけど、フフッ」と疑問を呈した。  これにネット上は「よく言った!」と大盛り上がり。勇気あるコメントで一躍ヒーローになった小倉だが、番組関係者によると「当日朝にラインナップを小倉さんに伝える時から、神経をすり減らしましたよ。本人は目を通しただけで何も言いませんでしたね」。  4年前、ある映画関係者がカツラを題材にした、さまぁ~ず主演の映画『かずら』のPRのお願いに来たというが、プロデューサーは慌てて「できるわけないだろ!」と門前払いし、各局ワイドショーの中で、同番組だけがPRを見送るという現象も起きている。 「ある意味、既成事実化している小倉さんのアノ疑惑ですが、本人は今でも触れてほしくないし、ネタにもされたくない。ひとたび触れれば、共演NGです」(芸能プロ関係者)  そんな地雷を堂々本人の前で踏んだのが、爆笑問題の太田光だった。2007年10月27日放送の『たけしの日本教育白書』(フジテレビ系)でのこと。相方の田中裕二が小倉に「いや~、だけど、また小倉さんも増えてるでしょ? 今、番組。どんどんどんどん」と水を向けたところ、太田が「髪の毛が?」とツッコんだのだ。  大慌ての田中は「いや、髪の毛じゃない!」と打ち消しながら太田の頭を叩き「すいません。こいつ殺しますから」と“平謝り”。小倉は笑顔で「いや、髪の毛は便利な方がいい」と大人の対応をしたものの、さらに悪ノリした太田が「そうそう、便利な方が。いろいろ着脱式とか……」と続けたことで、ジ・エンド。番組関係者は「現場の雰囲気は最悪で、さすがの太田さんも番組の最後に『小倉さん、本当に申し訳ありませんでした~』と生謝罪したが、それすらもネタに聞こえてしまうほど。小倉さんは笑顔を絶やしませんでしたが、番組終了後、太田さんや事務所関係者のリアル謝罪も無視して帰っていきました。6年経過した今でも太田さんへの怒りは収まらず、共演は永遠にNGです」と明かす。  半ばカミングアウトしているように見えて、実は繊細な問題なのである。

“60歳で引退”へカウントダウンに入った明石家さんま 後継者は、くりぃむ上田に確定か!?

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「本人 vol.11」(太田出版)
「タモリさんの『笑っていいとも!』が来年終わることで、お笑い界もいろいろな動きがあるんじゃないかといわれています。特に注目されているのが、かねてから『60歳で引退する!』と公言しているさんまさんの動向ですね」(芸能事務所関係者)  お笑い“BIG3”のひとり、タモリの看板番組だった『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が来年の3月をもって終了することが、世間に大きな波紋を呼んだことは記憶に新しい。 「現在、低視聴率の番組に対する処置は、長寿番組や大御所が出演していても容赦ない感じがしますね。次に打ち切りになるのは誰の番組だとか、局内だけでなく、タレントさんの間でもかなり話題になってますよ」(テレビ局関係者)  そんな中、“60歳引退”を公言しているさんまの今後の動向が、芸能界に大きな影響を与えそうだという。 「まあ、そもそも本当に引退するかどうかは置いといて(苦笑)。先日、ある特番で、くりぃむしちゅーの2人を『お前ら、年末年始は暇か?』と誘ってました。さんまさんは毎年、年末年始はオーストラリアのゴールドコーストの別荘で過ごすのですが、芸人仲間はあまり大っぴらに誘ってこなかったんです。現地ではほかの芸能人とゴルフをしてますが、一緒に行くのは昔なじみの村上ショージさんやラサール石井さん、佐藤浩市さんですからね。そこにくりぃむの2人を誘うということは、彼らを仕事のない年末年始も“英才教育”するという思惑もあるのかもしれませんね」(バラエティスタッフ)  かつて、自身の後継者を聞かれたときに、「中山ヒデか上田」と答えていたさんま。“ポストさんま”争いは、いまや上田が本命と見てよさそうだ。

記者個人を攻撃しても、版元・小学館にはケンカを売らない──ロンブー淳の狡猾“Twitter処刑術”

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 今年9月に、元モデルの香那さんとの結婚を電撃発表したお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳だが、「女性セブン」(小学館)12月5日号で、ハワイで予定していた挙式が“白紙”になったことを報じられた。  同誌によると、香那さんの誕生日である11月18日に合わせテレビ朝日系『ロンドンハーツ』の企画として予定していたハワイ挙式が出発直前で“白紙”となり、特番を用意していた枠は、急遽収録に差し替えになったり、スタッフもドタバタだったとか。同誌記者が淳を直撃したところ、淳「そうなると(誕生日あたりにできると)いいなって思っていたんですが、時間がなくて。まだ式場選びをしなくちゃいけないから」とコメントしたという。  ところが、同誌が発売された8日夜、突如、淳が自身のTwitterで“反撃”を開始。「女性セブンさんに自分の意思とは関係なく記事が載るそうです」「きちんと直撃取材に答えたのにねじ曲げられてる事に違和感…」と切り出し、取材した記者の実名を暴露。「事実と異なる記事に何故なってしまうのか?逆取材させて頂けないでしょうか」と提案し、記者の名刺の写真を掲載。「取材に応じてくれない場合は僕が突撃取材しても怒られないのだろうか?法を犯してないのなら張り込みして突撃取材を生配信の企画でやってみたい♪ (´ε` ) そしたら少しでも突然声をかけられてドキッとする気持ちがわかると思う!」と記者への“逆取材”を予告した。 「直撃取材したコメントがそのまま掲載されないのは、よくあることで、淳の言い分にも一理ある。しかし、特にフリーの記者の場合、会社がどこまでも守ってくれるわけではないので、実名や名刺の写真をさらす行為をフォロワー100万人を超える淳がTwitterでやれば“公開処刑”。キレながらも、版元の小学館にケンカを売らないのが淳の狡猾なところ」(週刊誌記者)  淳はこれまで何度かTwitterで暴走し大炎上。昨年10月、自身が参加しているバンドメンバーの車が「駐車禁止」としてとがめられた際には、ネット上で生中継しながら女性警察官を罵倒するなど、ネットを“武器”にしている一面もある。だが、これ以上やりすぎないように誰かがクギを刺したほうがよさそうだ。

ダウンタウン・松本人志のマッチョすぎる体型に「笑えない」「寺門ジモンみたい」の声

macchannkekkon.jpg  ダウンタウン・松本人志の体が「またすごいことになっている」と話題だ。  約10年前に司会を務めたスポーツドキュメンタリー番組『サイボーグ魂』(TBS系)で、ボクシングを通じ肉体改造に成功した松本。番組終了後も、「せっかく成功したのに、途中でやめたくない」という思いからジム通いを続け、体型を維持。2011年の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)でも“隠れマッチョ”ぶりが話題となり、松本の裸を見た司会のSMAP・中居正広が「顔と体のバランスが悪い。CGみたい」と言い放つなど、たびたびテレビでもネタにされてきた。  これまで、「脱ぐとカッコいい」「ギャップがたまらない」という女性視聴者も多かったが、昨年頃から「松本の体がさらに進化してる」「マッチョ度が増して、おかしな体型になってる」「服を着ても隠せなくなってる」といった声が急増。  また、先月22日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)では、松本が白のタンクトップ姿を披露。以前にも増して盛り上がった僧帽筋(首から肩にかけての筋肉)や、三角筋、大胸筋の変化に、視聴者から「肩が盛り上がりすぎて、首がなくなってる」「寺門ジモンみたい」「こんな松ちゃん、見たくない」といった声や、「何を言っても、体型のせいで笑えない」という、お笑い芸人として致命的な意見まで噴出した。 「ここ1~2年の筋肉の変化は歴然。特に、愛娘が生まれてからは健康に気を遣うようになり、トレーニングに費やす時間も増しているとか。しかし、松本さんのクールな笑いと、熱いイメージの筋肉は、相性が悪い。さらに、昔からお笑い界に“筋肉バカ芸人”というジャンルが確立されているせいか、『最近、松本さんが天然ボケに見える』と冗談交じりに笑う吉本関係者もいます」(吉本興業関係者)  確かに、筋肉芸人といえば、品川庄司の庄司智春や、なかやまきんに君、レイザーラモンHGなど、飛び道具的な芸人が多く、松本の笑いのイメージからはほど遠い。  近頃は、「お笑いに対するモチベーションをすっかり失っている」ともっぱらの松本。4歳になったばかりの愛娘のため、若い肉体を保とうとするのは人として正しい気もするが、芸人としてはどこへ向かおうとしているのだろうか?

“資産10億円説”完全否定も「ややありますが」発言のキャイ~ン・天野ひろゆきに足りないものとは?

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『キャイ~ン天野ひろゆきのとっておきオレシピ』(INFASパブリケーションズ)
 お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきが11日、都内で行われたアニメ映画『劇場版HUNTER×HUNTER-The LAST MISSION-』のアフレコに参加し、記者会見で一部メディアで報じられている資産“10億円説”を「まったくございません」と否定した。 「天野はこれまでもバラエティ番組などで、相方のウド鈴木から不動産や株式投資といった財テクに熱心なのを暴露されたことがありますからね。テレビ番組のロケ中に携帯で株の売買をしていたり、ロケで不動産屋に立ち寄ると、仕事そっちのけで不動産投資について相談することもあったそうです。そのほかにも外貨預金や、マンションを3部屋所有しているといいますから、相当なものです」(芸能ライター)  かつて、バラエティ番組『リンカーン』(TBS系)でも、三瓶や内山信二といった後輩タレントを前に、自身の夢として「芸人としてガンガン行くよ! これからも家賃収入で!」と語ったことがある天野だが、ここ10年の年収は4,000~7,000万円ほどだという。そんな高額所得でも散財せず、芸人らしからぬ手堅さで蓄財に励むところから、一部で総資産が10億円だと報じられた。 「会見では10億円説は否定していたものの、『ややありますが』と冗談めかして話していましたから、当たらずも遠からずといったところではないでしょうか。最近買ったマンションも、1億5,000万円以上したそうですしね。芸人仲間が天野に投資相談をするほど、財テクの手腕には定評があるようです」(同)  そんな天野だが、過去に元フジテレビアナウンサーの大坪千夏との交際があったものの、いまだ独身。料理の腕前は玄人はだしで、高額資産も保有となれば、あと足りないのは“嫁だけ”といったところか。

「内村の顔に泥を塗りやがって!」桜塚やっくん追悼コメントにブチ切れたマセキ芸能社

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「クイック・ジャパン 106」(太田出版)
 不慮の事故で亡くなった桜塚やっくんに、タレント仲間から追悼の言葉が相次いでいる。そんな中、6日に行われたTBS系バラエティ番組『内村とザワつく夜』の発表会見で、とんでもない事件が起きていた。  会見には、MCのウッチャンナンチャン・内村光良のほか、やっくんと同時期に活躍したお笑い芸人・陣内智則も出席。報道陣のお目当ては当然、やっくんに対する陣内の追悼コメント。それを察した陣内は「ただただ、ショックというか……ショックとしか言いようがない。すごいまじめな人でした。もともとコンビでやってはって、やっくんでブレークして。でも僕はすごいしゃべりやすい、いい子というイメージでした」と振り返り、「あんだけの一時代を築いた方なんでね。僕はすごいなと思いますね。頑張ってバンドをやってるのも知ってたし。幅広い才能があった。もったいないというか……残念ですね」と時折、言葉に詰まりながら故人を偲んだ。  ところが、会見終了後、内村の所属事務所・マセキ芸能社の関係者がマスコミに「なんであんなこと聞くんだ!」とすごんできたという。 「とにかくすごい形相でしたよ。あんなこと聞いたら、翌日の新聞は陣内のやっくん追悼コメントがメーンになってしまうだろ、と。それは番組のメーンMCを務める内村の顔に泥を塗る行為だ、と。現場のマスコミはドン引きしてましたよ」(現場記者の1人)  やっくん事故死という衝撃的な出来事が起きた以上、それに関連する取材をするのは記者として当たり前。 「そう説明しても、マセキの関係者は『知らねぇよ!』の一点張り。大手プロダクションなら、その辺の事情はわかってくれるのに……」(同)  内村は業界内でも「イイ人」で知られているが、その取り巻きは以前から評判が悪い。ワイドショースタッフいわく「とにかく高圧的。タレントを守るためなのか、カメラマンの腕をつかんだり、記者を強引に押さえつけることもあった。まるで輩ですよ」。  現場では「内村の顔に泥を塗っているのが誰なのか、きちんと考えたほうがいい」という声もあったというが……。

松本人志監督『R100』の大コケは“松本映画=カルト”が世間に浸透した表れか?

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『R100』来場者特典のカード
 松本人志監督の4作目となる映画『R100』が、公開2週目を過ぎても、相変わらず不入りに悩まされているという。  全国225スクリーンで大規模に公開したものの、初日の5日と翌6日の興収は5,282万円と大惨敗。初週7位だった映画ランキングも、2週目では10位まで落ち、トップテンぎりぎりの状態だ。  公開前のプロモーションでは、「未体験ファンタジー・エンタテインメント」というコンセプトや、キャスト、簡単な設定以外の内容をひた隠しにしてきた同作。5月に盛大に行われた製作発表では、SM作品であることは明らかにもかかわらず、製作サイドが報道陣に「SM映画」がNGワードであることを繰り返し伝えるなど、謎の行動も。今思えば、吉本もこの特殊な作品をうまくプロモーションするため、四苦八苦していたのかもしれない。  公開初日からTwitter上には、上映館の悲惨な客入りを伝える投稿が相次いだが、現在も「客、俺だけなんだけど」「貸切状態」などと状況は変わらない。また、観客からは「理解できなかった」「こんな面白くない映画初めて」「こりゃ客入らないわ」と酷評も目立つ。 「この状況は、“松本映画”というものが世間に広く定着した表れといえるかもしれません。これまでは、『お笑い芸人の松ちゃんが作る映画って?』と、何も考えずに興味本位で見に行く人も多かった。しかし、松本映画が“松本にしか理解できない世界”であることが浸透し、最初から見に行かないことを選ぶ人が増えたのでしょう。ジャンルでいえば『カルト』ということ。一部で『吉本のプロモーションミス』という報道もあるようですが、果たしてそうでしょうか? 本当に面白い映画には、客は入りますよ」(映画ライター)  松本映画史上、最低の客入りとなった同作。吉本興業は公開後も、同社所属のアイドルグループ・NMB48のメンバーらに鑑賞会を開き、ブログに感想を書いてもらうなど宣伝に躍起だが、効果は上がるだろうか?

「吉本内で映画の話はタブー……」松本人志監督『R100』が興収5,282万円で大コケ確定か

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『R100』来場者特典のカード
 ダウンタウン・松本人志が監督を務め、全国225スクリーンで公開中の映画『R100』が、公開初日の5日と翌6日の2日間で、興収5,282万円を記録。松本映画史上、最低の客入りだったことが分かった。  公開初日からTwitter上では、「客が3人しかいない」「ガラガラ……」「貸切状態」などと上映館の状況を伝える衝撃的なツイートが相次いだが、それが数字でも証明されてしまった。  同作は、劇中劇と現実が行き来する“入れ子構造”。家具店に勤務する男(大森南朋)がSMクラブに入会。日常生活に現れる女王様たち(大地真央、片桐はいり、寺島しのぶ、冨永愛、佐藤江梨子、渡辺直美)に、いたぶられ続ける……という映画を、100歳を迎える映画監督が製作し試写会を開くも、なかなか理解が得られない、というストーリーだ。  客の感想をうかがうと、「一切理解できず、悲しい気持ちになった」「最低限の起承転結は欲しい」「松ちゃんが何を伝えたいのか分からなかった」と理解に苦しんだ人が大半。また、「何も心に残らない作品」「『しんぼる』や『さや侍』は“命”や“誕生”といったシンプルなテーマがあったから許せたが、今回はただただつまらない」「“コント映画”なりに、もっと笑わせてほしかった」という声も。  過去の作品を振り返ると、2007年に松本が企画・監督・脚本・主演を務めた『大日本人』は、「初監督」という点が大きな話題となり、初動2億2,691万円と好スタート。10億円の製作費に対し、興収は約11億6,000万円であった。  だが、2作目から大赤字へ一転。09年に海外を意識して製作された『しんぼる』は、初動1億330万円と伸び悩み、最終的にも5億円に届かず。続いて11年の3作目『さや侍』も、主演に演技未経験の一般人・野見隆明氏を抜擢するも、初動1億2,387万円と振るわず、結果6億円あまりだった。  今回の『R100』も数億円に上る赤字は必至とみられており、ある吉本興業関係者は、「後のパッケージ売り上げを加味しても、回収は絶望的」と話す。 「不入りを受け、吉本関係者の間では『R100』の話題はタブーという空気が漂っています。ただ、『しんぼる』の時も同様の空気だったので、もう慣れましたが(笑)。よく『松本監督は、映画がコケてもめげずに作り続けるからすごい』と評価する人がいますが、そもそも本人が酷評を気にしていないので、めげようがない。長年、お笑い界をけん引してきた松本さんは、根底に『自分が本当にやりたい表現が、そう簡単に理解されるわけがない』という気持ちがあるようです」(同)  6日の初日舞台挨拶では、「1人くらい、こんなメチャクチャな監督がいてもいいと思う。機会があればまた頑張りたい」と次回作への意欲を口にした松本監督。作品が広く評価される日は来るのだろうか?