「安心できない?」とにかく明るい安村“セミヌード”写真集に、前代未聞の自主規制が!

yasumura1203
『安心してください、はいてますよ。』(竹書房)
「安心して下さい、はいてますよ。」で、流行語大賞のトップ10にノミネートされた芸人・とにかく明るい安村。流行語大賞の受賞には「来年消える」というジンクスがあるが、本人はこのネタでアメリカ進出の抱負を語っている。  このタイミングで、今が旬とばかりに発売されたのが、写真集『安心してください、はいてますよ。』(竹書房)で、おなじみ全裸に見えるショットが多数掲載されている。しかし、一部写真にコンプライアンスの問題が持ち上がり、自主規制が入ったというのだ。  同著は、72ページのほとんどがカラー写真で埋め尽くされており、公園やビーチ、バー、オフィスといった場所でのセミヌード写真だが、当初掲載予定だったカットのいくつかが、安村が所属する吉本興業の、コンプライアンスを取り扱う法務部から「NG」を出されて、お蔵入りとなったのだという。  出版関係者によると「遊園地で撮影したものには『真似する人が出たり、悪影響があるかもしれない』と自粛を求められ、中には『撮影の許可が取れていない場所での撮影は、公然わいせつと誤解される』と、厳しく指導された」という。  実際にはフルヌードではなく、ビキニパンツをはいているため、公然わいせつではないはずなのだが、念のため厳しく自主規制したようだ。  一説には、安村の芸風が教育関係者から嫌悪されていることが原因ともいわれる。小学校などでは、安村の芸を真似する児童が増えていて、体育の授業で着替える際、ポーズを真似ているというが、これを一部神経質な関係者が問題視。写真集の中身で物議を醸すと、そういった良識派からクレームをつけられかねないという見方だ。まさか、安村の写真集を18禁で発売するわけにもいかず、誤解されかねないカットは自主規制したという。  出版問題に詳しい猪野雅彦弁護士によると「芸術作品とは言わずとも、実際に全裸ではななく、全裸を奨励しているわけでもないので、本来は掲載しても問題にはならないはず」とした。  それでも男性のセミヌード写真集で、一部カットが自主規制になるのは前代未聞の事態。出版関係者は「女性の写真集であれば、お蔵入りカットがファン垂涎のお宝となり、流出の恐れもあったりするところなんですが、安村さんであれば、そんなこともなさそうですね(苦笑)」と笑っている。  そういう意味では「安心」できる安村の写真集。問題は、これが売れるかどうか。こちらは不安もある? (文=ハイセーヤスダ)

【診療報酬詐欺事件】しあつ野郎が“伝説”に泥を塗った……「住めば売れる201号室」って?

yoshimoto1113
吉本興業芸人プロフィールより
 すでに住吉会系暴力団組長の男など14人が逮捕され、被害総額は1億円を超えるとみられている診療報酬詐欺事件。有名女医タレントやお笑い芸人などの関与も疑われ、芸能界を揺るがす一大スキャンダルになりつつある。  そんな中、芸人を“ニセ患者”として接骨院などに仲介していたとされる、お笑い芸人・しあつ野郎にまつわる「ジンクス」が話題になっている。  この部屋に住めば、絶対に売れる──。  お笑い界でそうささやかれている「住めば売れる201号室」というワンルームマンションがある。  発端は、上京したばかりで無名だった木村祐一。中野区内にあるそのマンションに住んでいた木村が売れて部屋を出ると、次には雨上がり決死隊・宮迫博之、その次には宮川大輔と、次々とスターを輩出する“出世部屋”となっていった。  実は、しあつ野郎もこの「201号室」の住人だったのだという。先輩たちとは別の意味で有名になってしまったしあつだが、この顛末には伏線があったのだと、お笑い関係者は語る。 「(宮川)大輔さんの次の住人が、水玉れっぷう隊のケンでした。当然、本人も“絶対に売れる”というジンクスを知っての入居でしたが、思うようには伸びなかった。実は、ケンは部屋の壁の色を勝手に塗り替えていたんですよ。後にテレビ番組で風水師が、壁の色を塗り替えたことで金運を下げてしまったと語ったこともありましたね」  水玉れっぷう隊はキー局のテレビ出演こそ皆無だが、劇場を中心に活躍し、後にこの部屋を出ることになる。その後釜として入居したのが、しあつだったわけだ。  今回の事件について、しあつは仲介による報酬を受け取っておらず、不正受給についても認識していなかったとしているが、不名誉な事件の当事者になってしまった事実は動かしようがないところ。今後は本業の芸人活動で汚名を返上していくしかないだろう。 「住めば売れる201号室」の伝説は、壁に色を塗ったケンと、ジンクスに泥を塗ったしあつによって完全に消滅してしまったようだ。

【診療報酬詐欺事件】しあつ野郎が“伝説”に泥を塗った……「住めば売れる201号室」って?

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吉本興業芸人プロフィールより
 すでに住吉会系暴力団組長の男など14人が逮捕され、被害総額は1億円を超えるとみられている診療報酬詐欺事件。有名女医タレントやお笑い芸人などの関与も疑われ、芸能界を揺るがす一大スキャンダルになりつつある。  そんな中、芸人を“ニセ患者”として接骨院などに仲介していたとされる、お笑い芸人・しあつ野郎にまつわる「ジンクス」が話題になっている。  この部屋に住めば、絶対に売れる──。  お笑い界でそうささやかれている「住めば売れる201号室」というワンルームマンションがある。  発端は、上京したばかりで無名だった木村祐一。中野区内にあるそのマンションに住んでいた木村が売れて部屋を出ると、次には雨上がり決死隊・宮迫博之、その次には宮川大輔と、次々とスターを輩出する“出世部屋”となっていった。  実は、しあつ野郎もこの「201号室」の住人だったのだという。先輩たちとは別の意味で有名になってしまったしあつだが、この顛末には伏線があったのだと、お笑い関係者は語る。 「(宮川)大輔さんの次の住人が、水玉れっぷう隊のケンでした。当然、本人も“絶対に売れる”というジンクスを知っての入居でしたが、思うようには伸びなかった。実は、ケンは部屋の壁の色を勝手に塗り替えていたんですよ。後にテレビ番組で風水師が、壁の色を塗り替えたことで金運を下げてしまったと語ったこともありましたね」  水玉れっぷう隊はキー局のテレビ出演こそ皆無だが、劇場を中心に活躍し、後にこの部屋を出ることになる。その後釜として入居したのが、しあつだったわけだ。  今回の事件について、しあつは仲介による報酬を受け取っておらず、不正受給についても認識していなかったとしているが、不名誉な事件の当事者になってしまった事実は動かしようがないところ。今後は本業の芸人活動で汚名を返上していくしかないだろう。 「住めば売れる201号室」の伝説は、壁に色を塗ったケンと、ジンクスに泥を塗ったしあつによって完全に消滅してしまったようだ。

「1時間10~15万円」バイきんぐ・小峠英二、完全ブレークの裏に“激安ギャラ”あった

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「いま一番スケジュールが押さえにくい芸人だといわれていますね。先日の『オールスター感謝祭』(TBS系)での活躍も、大絶賛されていましたよ。ピンの仕事がほとんどで、コンビでの仕事は全体の1割くらいしかないそうです(笑)」(バラエティスタッフ)  最近、テレビでその姿を見ない日はないというくらい引っ張りだこなのが、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二。 「世間的にはブレークのきっかけは、タレントの坂口杏里さんとの交際だったかもしれませんが、もともとコントの評判も高く、お笑い界では知られた存在でした。ただ、ここまで小峠さんひとりが活躍するとは、思ってもみませんでしたけどね」(同)  実際、冠番組を持っている雨上がり決死隊やくりぃむしちゅーあたりからは、必ずといっていいほど“指名”が入るという。 「やはり、返しのうまさ、ツッコミのうまさが重宝されています。キレ芸も、アンジャッシュ児島一哉さんより計算してできる分、見ていて安心できますし、今のキャスティングのライバルは出川哲朗さんとか狩野英孝さんみたいですよ。その2人に比べるとギャラも安いので、小峠さんが呼ばれることが多いようです」(芸能事務所関係者)  事務所が、お笑いとしてはさほど強くない「Sony Music Artists」だからか、ギャラも1時間番組で10~15万円と、破格だという。 「今は本人も、とにかく数をこなすことを念頭に置いています。コンビ間格差はありますが、やはりコントをやりたいので、解散はないそうです。ただ、坂口さんのことをいまだネタにされているので、『陣内智則さんみたいに、ずっとイジられるのかな。しばらく恋愛なんてできませんよ!』と、苦笑いしていましたね」(テレビ局関係者)  年の瀬に向けて、ますますテレビで見る機会が増えそうだ。

すべては『紅白』出場のため? ヒモ解消のクマムシ・佐藤大樹“破局”発表の裏事情

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『なんだしっ!』(ユニバーサルミュージック)
「あったかいんだからぁ♪」の歌で知られるお笑いコンビ、クマムシの佐藤大樹が、交際していた社長令嬢と別れたことを明かしている。先月29日、都内の銭湯で行ったファーストアルバム発売記念イベントで、本人が「1カ月半前にフラれた」と言及したものだ。 「マンネリで、向こうも忙しくて……」  理由はさっぱり面白いものではなかったが、佐藤はこれまで現役女子大生だという彼女に40万円もの家賃を負担してもらい、「ヒモ状態」だという話をネタにしてきた。  佐藤は7月、ネット番組で女性レポーターが「佐藤が常習的に居酒屋のトイレに女性を連れ込んでいる」「警察に電話すると御用になっちゃう」と犯罪行為であるかのごとく伝えたことが一部で話題となっており、動画サイトにも転載されるなどしていたため、一説にはこれが破局原因ではないかと見る記者もいる。  ただ、クマムシを知るお笑いライターは「事務所に聞いたところ、これはまったく根も葉もない話で、事務所がクレームを入れたところ、レポーターが謝罪した」という。 「実際には、佐藤がこの交際女性とケンカになることが増えていたそうで、大みそかの『NHK紅白歌合戦』出場を目指しているクマムシとしては、余計なスキャンダルを避けるために、早めに別れておいたというのが真相のようです。破局を隠しておくと、別の女性とのデート現場が目撃された場合にイメージも悪いですから、あえてこのタイミングで発表したのでは?」(同)  ただ、別の情報筋からは「社長令嬢がテレビCMをたくさん流している居酒屋チェーンの経営者の娘で、モメるとクマムシのテレビ出演に悪影響があるから、という戦略的な破局だった」というウワサもある。  ただ、世間が佐藤の異性交遊に強い関心があるとは思えない。クマムシは「あったかいんだからぁ♪」が配信ダウンロード数で50万件のヒットになったが、その後の「なんだしっ!」はさっぱり浸透せず、「思った以上に固定ファンも付いていない」と同ライター。 「イベント出場を見ても、驚くほど追っかけがいないんです。おそらく、お笑いなのか歌手なのかわからない、中途半端な立ち位置が原因なのでは。歌は、相方の長谷川俊輔がひとりで担当するだけなので、コンビとしてはやはりお笑いが本業なんですが、事務所は印税を生みやすい歌の路線をプッシュしていて、なんとか『紅白』にねじ込めれば、その後に地方巡業で稼げるとみているようです」(同)  長谷川はもともと、NHK『のど自慢』に出場した経験がある歌手志望だった。歌の路線で行くなら、ヒモネタしかない佐藤と別れて、ソロで勝負したほうがよさそうな気もするが……。 (文=鈴木雅久)

石橋貴明“公然セクハラ”に広がる波紋……韓国でも悪名高き『みなさんのおかげでした』に、未来はあるのか

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 終わる終わるとささやかれ続けながらも、今秋の改編でも継続が決定した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が、韓国でも注目を集めている。  きっかけはスポーツ新聞、スポーツ・ソウルのネット版の報道だ。同メディアは10月22日のトップニュースとして、「女性歌手の胸に手を? 日本で“セクハラ放送”論争」という大見出しを掲載。ヒュー・ジャックマンと西内まりやが出演した同番組の「食わず嫌い王決定戦」(10月15日放送分)を問題視している。  石橋貴明が西内の胸元にボディタッチするそぶりを見せたことに、ヒュー・ジャックマンも驚いたことを報じながら、「いくら芸能人であっても、ひどすぎる」という非難の声が日本の視聴者から上がっていることを子細に紹介。「日本の人気お笑いコンビ、とんねるずの石橋がセクハラ論争に巻き込まれている」と報じたのだ。スポーツ・ソウルは1985年創刊の人気スポーツ紙だけに、今回の報道で韓国ネット民たちの間で『みなさん』は再び物議を醸しそうだ。    というのも、同番組は過去にも韓国で何度も問題視されているのだ。  例えば2009年8月。韓国の人気俳優チョン・ウソンが「食わず嫌い王決定戦」に出演した際、キムチを紹介する英語表記が正しい「kimchi」ではなく「kimuchi」となっていたことにネット民たちが大激怒。ウソンの所属事務所は「本人が書いたのでなく、番組スタッフが書いたもの」と釈明したが事態は収まらず、ウソン自身が謝罪文を発表し、それが一般紙や経済紙でも報じられたほどである。  また、12年2月には“グンちゃん”ことチャン・グンソクが同じく「食わず嫌い王」に出演したことで“身長詐称”疑惑にさらされ、話題になったこともある。  プロフィール上では身長182cmとしていたが、日本のネット民たちの間で「公称177cmとされる木梨憲武と並んでも、さほど背が変わらない。ウソつきグンソクだ」という非難を受けていることが韓国で報じられ、韓国のネット民たちは大激怒。「グンソクを見たことあるけど、実物も大きいぞ」「5cmの違いは、パッと見ただけではわからないはず。日本人のねたみだ」と、日本のネット民への対抗心をむき出しにした反応が相次ぎ、ついにグンソクの事務所が「実際の身長は182cmだ」と公式発表したほどなのだ。  こうした過去の事例から、韓国でも何かと有名だった『みなさん』。今回の石橋セクハラ疑惑報道で、さらにその悪名をとどろかせてしまった格好だが、日本で放送打ち切りとなった際には、韓国進出を考えてもいいかもしれない!?

超多忙で「服を着るヒマもない」とにかく明るい安村が抱く“意外な不安”とは?

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『安心して下さい、はいてますよ』(よしもとアール・アンド・シー)
「安心してください、はいてますよ」のセリフでブレーク中の芸人、とにかく明るい安村が、意外にも周囲に将来への不安を口にしているという。  安村は現在、半年間まったく休みがないほど多忙で、「テレビ出演のない日がない」状態。関係者によると多い時は1日に2ケタの数の収録があり、パンツ一丁の裸芸人とあって「収録の合間に服を着るヒマもないほど」だという。  得意のセリフは今年の「流行語大賞」のノミネート間違いなしともいわれており、スケジュールは来年1~2月までビッシリ。  ところが、当の本人は「一発屋で終わりたくない」と、将来について先輩芸人や業界関係者に相談するほど悩んでいるというのだ。 「多忙で痩せてしまってすみません。パンツが食い込まなくなってしまって……」と言って笑いを取る安村の壇上での姿からは想像もつかないが、安村を知る芸能関係者によると「意外にナーバスなキャラ」だという。 「一発屋で終わらないために、来年から役者など、お笑い以外の仕事も受けていくべきか、オファーが減り始めた頃に地方営業を増やすか、いろいろ考えているようです」(同)  裸芸人の先輩、小島よしおは先日、安村と“裸会議”を開いたと明かしたが、ここでも安村は息の長い小島に「一発屋で終わらない方法」を相談したという話だ。 「ギター侍の波田陽区なんかは意外とのん気で、稼ぎが悪くなって後輩に飲み代を出してもらっても、あっけらかんとしていますが、安村はかなり深刻に悩むところがあり、事務所関係者も『どうしちゃったんだ?』というほど気分の落差を感じることがあるんです。ああ見えて、ちょっとアドリブで言ったコメントひとつにも『あれでよかったかな?』と番組ディレクターに確認する細かさがありますね」(同)  安村は芸歴15年の中堅芸人で、もともと服を着て、お笑いコンビ「アームストロング」で活動していたが、やはりネガティブなのか、将来への不安から解散。子どもが生まれたのを機に、昨年からピンで「2年でブレークしなかったら辞める」と背水の陣で勝負。今年の「R-1ぐらんぷり」で決勝進出となった。  前出関係者によると「『売れなくなっても一般の会社に就職したり、ビジネスに投資したりするのは避けたい』といったようなことを言っていた」というから、この先、現在のようなブレーク状態になくても、安定してお笑い仕事を続けたい意思があるようだ。  そんな“とにかく悩む安村”に、周囲は「今は何をしてもチヤホヤしてもらえるから、とにかく楽しんでおけ」となだめていたというが、昨年まで見かけない日がなかった芸人が、今年にはテレビでまったく見なくなったなんてことがよくあるのがこの世界。それだけに、真剣に先を考えておいて損はないのかもしれない。 (文=和田修二)

『キングオブコント2015』評 審査システムの変化と「物語型コント」の行く末を見る

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撮影=後藤秀二
 2015年10月11日、コント日本一を決める『キングオブコント2015』が行われた。決勝戦は予選を勝ち抜いた10組の芸人によって争われ、見事に優勝を果たしたのはコロコロチキチキペッパーズだった。結成4年目でダークホースといわれていた2人が、下馬評を覆して栄冠を手にした。  これまでの『キングオブコント』では、「物語型」のコントが高く評価される傾向にあった。これは、準決勝で敗れた芸人100人による審査が導入された2009年大会で東京03が優勝したときから始まったものだろう。緻密に作り込まれたストーリー性のあるコントを、隙のない演技力で演じきる。たった4分のコントの中に映画1本分に相当する起承転結を詰め込み、観客を自分たちの世界に引きずり込む。そういう芸人がこれまで活躍することが多かった。13年優勝のかもめんたる、14年優勝のシソンヌなどは、典型的な「物語型」のコントを得意とする芸人だ。  また、10年準優勝のピースもそのタイプに該当する。ピースの又吉直樹は、物語型のコントを演じるだけにとどまらず、その有り余る才能を生かして小説を書き上げ、芥川賞作家にまで上り詰めた。「物語型」の面白いコントを作るのは一筋縄ではいかない。構成力、発想力、演技力など、コント芸人としての総合的な実力が求められる。そういう芸人こそが、同じ立場にある100人の芸人審査員にとって「俺たちのNo.1」にふさわしい存在だと思われてきたのだ。  だが、2015年大会でこの審査システムがガラッと変わった。予選で敗れた芸人100人による審査の代わりに、松本人志、さまぁ~ず、バナナマンの5人による審査が行われることになったのだ。新しいシステムを取り入れた初めての大会ということで、会場にはどうしてもピリピリした緊張感が漂ってしまうことになった。  審査員5人は、審査に公正を期すという意味もあり、普段バラエティ番組に出ているときのように軽快に冗談を飛ばしたりはしない。あくまでも真面目に誠実にネタを見守るだけだ。そんな彼らのすぐ後ろに観客が座っている。観客もこの空気に飲まれて、どうしても気軽に笑いづらくなってしまう。  いざ本番が始まると、この日の舞台は多くの芸人にとって針のむしろとなった。予選でウケたはずのネタがなかなかウケない。自信のあったくだりがことごとく上滑りしてしまう。審査員の点数も低い数字にとどまり、重苦しい状況がしばらく続いた。この空気をはねのけて大きな笑いを起こしたのは、ロッチ、バンビーノ、コロコロチキチキペッパーズの3組だけだった。  全体的に低調だった中で、この3組が結果を残したのには理由がある。ロッチはもともとの知名度が高いため、自分たちの世界に観客を引き込むのが比較的容易だった。バンビーノは、14年大会で決勝に進んだ芸人の中で一番の出世頭となり、そこで披露した「ダンソン」というネタも大ヒットしていた。彼らは15年初頭に起こったリズムネタブームを牽引する存在となり、みるみるうちに自信をつけていた。彼らのネタは、たとえ歌や音楽を使っていなくても、観客を気持ち良く乗せることに特化しているという点で、広い意味での「リズムネタ」に分類できるものがほとんどだ。意味よりも「ノリ」が重視されているため、幅広い層に受け入れられやすい。  そして、コロコロチキチキペッパーズには、坊主頭、ピュアで力強いまなざし、よく通る美声という強力な武器を持つナダルがいる。ナダルこそがコロコロチキチキペッパーズの最大の強みだ。彼が舞台に現れるだけで、客席からは「なんかヘンなヤツが出てきた!」という意味のクスクス笑いがもれる。そして、無駄をそぎ落としたごくごくシンプルなつくりのコントで、ナダルの声と表情だけを前面に打ち出していく。彼のなにげない言葉や顔つきのひとつひとつで大きな笑いが起こり、それがどんどん大きくなっていった。  結果的には、10組の中で最も芸歴の浅いコロコロチキチキペッパーズが、バンビーノやロッチを抑えて優勝していた。5人の審査員はこの日、コロコロチキチキペッパーズこそが優勝にふさわしいと判断した。その審査結果は、新たなスターを求める観客や視聴者の潜在的なニーズとも一致していた。審査システムが改められた2015年の『キングオブコント』では、精密に作り込まれた「物語型」のコントよりも、ナダルという怪物が名だたる先輩芸人を蹂躙していくリアルな「物語」の方が魅力的だったのかもしれない。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)

『キングオブコント2015』評 審査システムの変化と「物語型コント」の行く末を見る

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撮影=後藤秀二
 2015年10月11日、コント日本一を決める『キングオブコント2015』が行われた。決勝戦は予選を勝ち抜いた10組の芸人によって争われ、見事に優勝を果たしたのはコロコロチキチキペッパーズだった。結成4年目でダークホースといわれていた2人が、下馬評を覆して栄冠を手にした。  これまでの『キングオブコント』では、「物語型」のコントが高く評価される傾向にあった。これは、準決勝で敗れた芸人100人による審査が導入された2009年大会で東京03が優勝したときから始まったものだろう。緻密に作り込まれたストーリー性のあるコントを、隙のない演技力で演じきる。たった4分のコントの中に映画1本分に相当する起承転結を詰め込み、観客を自分たちの世界に引きずり込む。そういう芸人がこれまで活躍することが多かった。13年優勝のかもめんたる、14年優勝のシソンヌなどは、典型的な「物語型」のコントを得意とする芸人だ。  また、10年準優勝のピースもそのタイプに該当する。ピースの又吉直樹は、物語型のコントを演じるだけにとどまらず、その有り余る才能を生かして小説を書き上げ、芥川賞作家にまで上り詰めた。「物語型」の面白いコントを作るのは一筋縄ではいかない。構成力、発想力、演技力など、コント芸人としての総合的な実力が求められる。そういう芸人こそが、同じ立場にある100人の芸人審査員にとって「俺たちのNo.1」にふさわしい存在だと思われてきたのだ。  だが、2015年大会でこの審査システムがガラッと変わった。予選で敗れた芸人100人による審査の代わりに、松本人志、さまぁ~ず、バナナマンの5人による審査が行われることになったのだ。新しいシステムを取り入れた初めての大会ということで、会場にはどうしてもピリピリした緊張感が漂ってしまうことになった。  審査員5人は、審査に公正を期すという意味もあり、普段バラエティ番組に出ているときのように軽快に冗談を飛ばしたりはしない。あくまでも真面目に誠実にネタを見守るだけだ。そんな彼らのすぐ後ろに観客が座っている。観客もこの空気に飲まれて、どうしても気軽に笑いづらくなってしまう。  いざ本番が始まると、この日の舞台は多くの芸人にとって針のむしろとなった。予選でウケたはずのネタがなかなかウケない。自信のあったくだりがことごとく上滑りしてしまう。審査員の点数も低い数字にとどまり、重苦しい状況がしばらく続いた。この空気をはねのけて大きな笑いを起こしたのは、ロッチ、バンビーノ、コロコロチキチキペッパーズの3組だけだった。  全体的に低調だった中で、この3組が結果を残したのには理由がある。ロッチはもともとの知名度が高いため、自分たちの世界に観客を引き込むのが比較的容易だった。バンビーノは、14年大会で決勝に進んだ芸人の中で一番の出世頭となり、そこで披露した「ダンソン」というネタも大ヒットしていた。彼らは15年初頭に起こったリズムネタブームを牽引する存在となり、みるみるうちに自信をつけていた。彼らのネタは、たとえ歌や音楽を使っていなくても、観客を気持ち良く乗せることに特化しているという点で、広い意味での「リズムネタ」に分類できるものがほとんどだ。意味よりも「ノリ」が重視されているため、幅広い層に受け入れられやすい。  そして、コロコロチキチキペッパーズには、坊主頭、ピュアで力強いまなざし、よく通る美声という強力な武器を持つナダルがいる。ナダルこそがコロコロチキチキペッパーズの最大の強みだ。彼が舞台に現れるだけで、客席からは「なんかヘンなヤツが出てきた!」という意味のクスクス笑いがもれる。そして、無駄をそぎ落としたごくごくシンプルなつくりのコントで、ナダルの声と表情だけを前面に打ち出していく。彼のなにげない言葉や顔つきのひとつひとつで大きな笑いが起こり、それがどんどん大きくなっていった。  結果的には、10組の中で最も芸歴の浅いコロコロチキチキペッパーズが、バンビーノやロッチを抑えて優勝していた。5人の審査員はこの日、コロコロチキチキペッパーズこそが優勝にふさわしいと判断した。その審査結果は、新たなスターを求める観客や視聴者の潜在的なニーズとも一致していた。審査システムが改められた2015年の『キングオブコント』では、精密に作り込まれた「物語型」のコントよりも、ナダルという怪物が名だたる先輩芸人を蹂躙していくリアルな「物語」の方が魅力的だったのかもしれない。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)

元オセロ・中島知子が洗脳騒動の真相を激白「全部ニートの妹のでっち上げ」

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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中島知子オフィシャルブログより
 あの騒動が全部嘘──!? 9日の『ダウンタウンなうSP』に出演したお笑いタレントの中島知子の言動が再び注目を集めている。中島知子は2009年に激太りしたという報道がなされたあと、2011年から2013年にかけて、芸能活動を休止して自宅に引きこもった上、自宅家賃の滞納で訴訟されるなどの問題を起こし、当時所属していた芸能事務所を契約解除され、以前松嶋尚美と組んでいたお笑いコンビ・オセロも解散することとなった。この騒動では、中島知子と同居している女性占い師が中島知子を洗脳してコントロールしているという報道がなされ、問題となったのを覚えている方も多いだろう。  “悩みのある芸能人が番組MCであるダウンタウンの二人や坂上忍と酒を酌み交わしながら相談する”という主旨のこの番組に出演した中島は、上記の騒動に対して「洗脳はされていないですね」と、きっぱり否定。なおも追及する三人に対し「このリアクションがまた洗脳ビジネスみたいになってるんです。(中略)最近、洗剤を見ても『えっ……』って思うんです。洗脳という言葉に洗脳されているんです、私は」と語った。
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