放送開始前から大きな期待を集めていたドラマ『下町ロケット』(TBS系)だが、12月20日に放送された最終回の視聴率は全10話の中で最も高い22.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。作品の内容も回を追うごとに密度を増し、多くの視聴者を満足させた。ここでは、第6話から第10話までの「ガウディ計画編」を振り返ってみたい。 ドラマ『下町ロケット』は、第1話から第5話までは池井戸潤の小説『下町ロケット』を、第6話から第10話までは同『下町ロケット2 ガウディ計画』を原作としている。全10話のドラマ作品で2冊の小説を原作としているというのも珍しいが、それゆえに毎回密度の濃い内容となった。原作のテーマを換骨奪胎し、絶妙の形で見せていくやり方には、この作品をテレビドラマとして視聴者に届けたいという制作者のプライドを感じずにはいられない。佃製作所が「ロケット品質」を掲げるのなら、この作品は「TBS品質」を掲げたテレビドラマだといえるだろう。 原作との違い、というか、原作の表現するものをテレビドラマとしてふさわしい見せ方に変えている部分はいくつもあるが、「ガウディ計画編」の初回となる第6話でも見事な脚色が加えられている。それは、佃航平(阿部寛)や佃製作所の開発者たちが、福井市にある株式会社サクラダを訪れる場面でも象徴的だ。 人工弁「ガウディ」を開発しようとしている株式会社サクラダの社長、桜田章(石倉三郎)は、自身が「ガウディ」に専心している理由を明かす。彼には娘がいたのだが、17歳のときに重い心臓弁膜症で亡くなっていたのだ。それを聞いた航平と佃製作所の社員は心を打たれるのだが、この場面は、原作ではこう描かれている。 *** 「仕事ってのは、いろいろですね」 やがて、その口から出てきたのはそんな言葉だ。 「桜田さんとウチとでは、仕事をする理由がまるで違う。人の数だけ、仕事をする意味があるのかな」 「そうかもな」 佃はいった。 「だからこそ、おもしろいんじゃないか。———なあ、やってみないか」 *** 原作では、こういったやりとりがあって、佃製作所が「ガウディ」の開発に加わることになる。小説であれば、不自然さはない。小説『下町ロケット』では夢を追いかけるというテーマだったが、『下町ロケット2』ではそれだけではなく、せざるを得ない理由によって仕事をする者もいるというのがテーマになっているからだ。それは医療という新しい分野に関わることになる佃製作所が越える、ひとつの壁でもある。 これに対して、ドラマ『下町ロケット』の第6話は、原作にはなかった場面を付け加えている。それはあくまでも全10話のストーリーとして見せるために、原作『下町ロケット』と『下町ロケット2』をつなぐ役割を果たしている。具体的には、原作と同じく「仕事っていうのはいろいろですね」「人の数だけ仕事をする意味がある」と佃製作所の唐木田(谷田歩)が言う、それを聞いた航平は、同意はしながらも、根底は同じなんじゃないかと伝え、こう口にする。 「(日本が本格的なロケットを手掛けるようになった)最初のきっかけは、1959年に起きた伊勢湾台風だといわれています。死者、行方不明者、5,000人以上。未曾有の大災害でした。そういう被害を二度と出さないために(略)ロケット開発はこんにちに至るまで進歩を続けてきました」 そして桜田に対して「(人工弁を開発することが)いつか夢だと言える日が来てほしい」と告げるのだった。このエピソードを付け加えることによって、ドラマ『下町ロケット』の第6話以降はそれまでのストーリーと分離することなく地続きのものとなり、さらには第6話以降のテーマをも指し示している。 ドラマ『下町ロケット』の第6話以降、「ガウディ計画編」は、つまり再生の物語である。原作にもそういった描かれ方は多くあるのだが、ドラマでは再生というテーマを強く打ち出している。第6話で追加されたこの伊勢湾台風のエピソードはその象徴だといえるし、ドラマの中でそれを宣言した場面だといってもよい。 ロケットという夢や未来を目指す技術であっても、その根底には悲しみや後悔がある。逆に言えば、悲しみや後悔はいつか夢や未来を目指す技術になり得る。航平の言葉はそれを指し示しているのだし、そしてこの言葉は、桜田を再生させるものでもある。また、これから佃製作所が挑む人工弁という技術自体が再生を目指すものだから、これは第6話以降に通底するテーマでもある。 原作『下町ロケット』の発行日は2010年11月24日であり、『下町ロケット2』の発行日は15年11月5日だ。その2冊の間に日本を襲った大災害は、伊勢湾台風がそうであったように多くの悲しみや後悔を生み、そして日本の技術の象徴ともいえる原子力発電所への幻想も崩壊した。だがそれでも、技術者は立ち上がるのだ。悲しみや後悔を、夢や未来へと変えるために。ドラマ『下町ロケット』の「ガウディ計画編」が描く再生とは、まさにそういった種類のものだ。 原作で描かれていない再生は、ドラマの最終回となる第10話でもエピソードとして追加されている。サヤマ製作所の社員で、データを偽造した月島(福田転球)は「もう一度取り戻しましょうよ。技術者としてのプライドを」と説得されて社長の椎名(小泉孝太郎)を告発し、技術者としての再生が示唆される。あるいは、椎名の亡くなった父親の開発した技術が新型ロケットの重要な部品として使われていることが明かされ、死をもってなお技術が再生される。そして椎名もまた、最後の最後で技術者としての再生を誓い、物語は終幕を迎えるのだった。 どんな悲しみや後悔も、人は乗り越えることができる。口に出してしまうといささか気恥ずかしいこの言葉を、再生というテーマで映像化したのがドラマ『下町ロケット』の「ガウディ計画編」だ。だからこそこの作品は、今を生きる我々の心をつかみ、多くの共感を得たのではないだろうか。 余談ながら、逆にドラマでは描かれていないが、原作ではしっかり描かれているのが、世良公則が演じた医師・貴船の再生である。貴船の再生の場面は原作では、ある意味でひとつのクライマックスだといってもいい。ドラマ『下町ロケット』を楽しんだ方は、そちらも併せて読んでみてはいかがだろうか。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは@aizawaaa日曜劇場『下町ロケット』|TBSテレビ
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「2015年ブレイク女優ランキング」も朝ドラ勢がズラリ! 有村架純が磐石の2連覇
「2015年ブレイク俳優ランキング」(オリコン調べ)に続き、「2015年ブレイク女優ランキング」(同)が発表されたが、こちらもNHK朝ドラ出演者がズラリと名を連ねる格好となった。 首位に立ったのは、朝ドラ『あまちゃん』(2013年度前期)でブレイクした有村架純で2年連続トップ。今年の有村は4月期の連ドラ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)でヒロインを務めたほか、スペシャルドラマ『永遠のぼくら sea side blue』(6月24日=日本テレビ系)、WOWOWドラマ『海に降る』で主演。主演映画『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』もヒットし、「2015女性タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター調べ)では2年連続2位と、文句ない活躍ぶりだった。来年は1月期のフジ月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で、高良健吾とのW主演ながら、地上波連ドラ初主演を果たす。映画も3本決まっており、確固たるポジションを確立したといっていいだろう。 2位は、朝ドラ『まれ』(2015年度前期)で主役を務めたばかりの土屋太鳳。『まれ』自体は、平均視聴率19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大台を超えられなかったが、朝ドラ終了後も、ヒットドラマ『下町ロケット』(10月期/TBS系)でヒロインを務めた。12月12日に公開された主演映画『orange-オレンジ-』も好評で、飛躍の年となった。 3位には広瀬すずがランクイン。1月期には弱冠16歳にして、『学校のカイダン』(日本テレビ系)で主演。映画『海街diary』では綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆とともに主演を務めた。CM起用社数も2位タイで、この順位には誰も異論はなかろう。 映画、ドラマ、CM、バラエティと引っ張りだこの吉田羊が4位に入った。“遅咲き”の吉田がブレイクするきっかけとなったのは、朝ドラ『純と愛』(2012年度後期)。今年は『恋仲』(7月期/フジテレビ系)、『コウノドリ』(10月期/TBS系)など5本の連ドラ、『ビリギャル』『HERO』など5本の映画に出演する八面六臂の活躍で、もっと上位にランクされてもおかしくなかった。 5位には、女優としてだけではなく、バラエティ番組のMC,ラジオのパーソナリティなど多岐のジャンルで活躍する松岡茉優がランクイン。『あまちゃん』でブレイクした松岡は、いまや能年玲奈、橋本愛をしのぐ人気者となった。来年も女優業にとらわれない幅広い活動が期待できそう。 現在、放送中で視聴率も絶好調の朝ドラ『あさが来た』のヒロイン・波瑠は6位と急上昇。これまで、なかなかブレイクできなかった波瑠としては、注目を集める来年こそ勝負の年といえそう。 以下、7位=石原さとみ、8位=清水富美加、9位=木村文乃、10位=高畑充希の順。清水は『まれ』、高畑は『ごちそうさん』(2013年度後期)への出演を機にブレイクしており、トップ10のうち7人が、朝ドラ組が占める事態となった。なかでも、高畑は来年4月スタートの朝ドラ『とと姉ちゃん』で主演を務めるだけに、さらなるアップが見込めそうだ。 男女とも朝ドラ勢が大挙してランクインした「ブレイクランキング」。これからの活躍が期待される若手俳優にとって、朝ドラ出演は、今後も重要なポイントになるのだろう。 (文=森田英雄)『有村架純2015カレンダー』(TRY-X Corporation)
『下町ロケット』続編決定の”勇み足”に関係者も懸念!?「半沢はそれで白紙になったのに…」
【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
阿部寛(51)主演の連続ドラマ『下町ロケット』(TBS系)最終回が、今年放送された連ドラでは最高値となる22.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、有終の美を飾った。そして番組打ち上げでは、早くも番組プロデューサーが続編の制作を示唆するコメントを出すというお祭りムード。だが、過去にTBSは同様のパターンから“大失態”を犯していたという。 『下町ロケット』は、いまやドラマには欠かせなくなったヒットメーカー・池井戸潤氏の同名小説が原作。年内だけでも『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)、『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、『民王』(テレビ朝日系)と、テレビ各局から引っ張りだこの状態だが、池井戸氏のメディアミックスの代表作となったのは、やはり空前の大ヒットとなったTBS系『半沢直樹』だろう。写真はTBSのHPより
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思わぬ低視聴率で……新『相棒』反町隆史降板の“Xデー”「やはり後任は、あの女優!?」
新相棒に俳優・反町隆史を迎え、10月から放送されている人気シリーズの最新作『相棒 season14』(テレビ朝日系)。それまでは、10月スタートの連ドラの中では『下町ロケット』(TBS系)と平均視聴率トップ争いを繰り広げていたが、今月9日放送の第8話がいきなり12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)にダウンした。 「裏番組は、いつもと変わらないラインアップ。第5話から第7話が15%を下回り、そろそろ視聴率が上がらなければ主演・水谷豊の堪忍袋の緒が切れるといわれていたところに、まさかのダウン。制作サイドは戦々恐々としていたようだが、特に何もなく、翌週の第9話が15.0%で年内の放送は終了。しかし、制作サイドは、次回は数字のためにはなりふり構っていられない状態に追い込まれてしまった」(テレビ朝日関係者) これまで水谷演じる右京の相棒を務めた寺脇康文、及川光博、成宮寛貴は、いずれも現職の警察官だったが、反町は法務省のキャリアで警視庁に出向という異例の形で相棒に抜擢。クールなイケメンキャラかと思いきや、女好きで、右京と共に悪ノリするなど、持ち前の“チャラさ”も出しているが、そろそろこれまでの“相棒ファン”には飽きられてしまったようだ。 「特番ぐらいの出演ならよかったが、さすがに連ドラとなると反町のキャラはキツイ。それが、視聴率の推移にも表れている。水谷としては、現場であれこれ意見してこない反町は扱いやすいが、それに物足りなさを感じている様子。もともと、初の“女相棒”として仲間由紀恵に白羽の矢を立てていたので、まだこだわっているようだ」(放送担当記者) 水谷の“ラブコール”を受けていた仲間だが、報道などによると、主演舞台『放浪記』の上演日程と撮影スケジュールが合わず、オファーを断ったという。そこで、早くも新相棒・反町交代の“Xデー”が浮上しているというのだ。 「『season14』は来年の3月まで。その後、過去の3人の相棒と同じように、再来年の春までには反町とコンビを組んでの映画版が公開されると思われる。その映画版で反町はお役御免になりそう。映画版で仲間が登場し、“引き継ぎ”を行うのでは?」(同) 寺脇は8年、及川と成宮は3年ずつ水谷の相棒を務めたが、いずれにせよ、反町が最短となりそうだ。テレビ朝日『相棒 season14』公式サイトより
“低視聴率女優”集結の新ドラマ『ヒガンバナ』 堀北真希の「思い出づくり」と引退の可能性
女優の堀北真希が主演する来年1月スタートのドラマ『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)のポスタービジュアルが19日に発表された。主演の堀北を中心に、壇れいや知英(元KARA)、高梨臨などがクールな表情を見せている。 同ドラマは毎週水曜の22時に放送され、高い共感力で事件関係者とシンクロし、 現場に残る声が聞こえる“共感力”という特殊能力を持つ主人公の刑事・来宮渚(堀北)を軸にしたサスペンスドラマということだが……。 「ドラマ制作発表当時から、ネット上のコメントは不安なものばかり。『90年代のアイドルドラマか』『刑事ものは食傷気味』『中途半端なSFは逆にやりたい放題になる』などのネガティブな言葉が出ていましたが、ポスターを見てその不安がさらに増幅したような印象。昨年10月に『金曜ロードSHOW!』でスペシャルドラマとして放送されましたが、視聴率は11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と平凡な数字で、さしたる話題にもなりませんでした。その上、堀北真希は今や山本耕史の“人妻”ですからね。心配されるのも無理はありません」(芸能記者) 日テレの水曜22時といえば、『花咲舞が黙ってない』『きょうは会社休みます。』などのヒットドラマを連発した好枠ではあるが、ヒット作に並ぶにはだいぶ不安な様子。このドラマ放送のちょうど1年前に放送され、同じく堀北が主演した『まっしろ』(TBS系)は平均視聴率が5.8%と大爆死だったが、同ドラマに出演していた高梨臨も登場する。その上、桐谷美玲主演で、第2回視聴率が3.7%と落ちるに落ちた『アンダーウェア』(フジテレビ系)に出演した大地真央も重要な役どころというのだから、“低視聴率女優そろい踏み”ということで、不安は増幅するばかりだ。 堀北としても、『まっしろ』の際は「大根」「表情がない」と酷評をされていたが、端から見ると“B級”の匂いがするドラマの出演は躊躇しなかったのだろうか。記者は、ドラマの出来や視聴率は、堀北自身にとっては「もはやどうでもいいこと」なのではないかと語る。 「堀北が『結婚して早く子どもがほしい』と語っていたという話もあるように、結婚した彼女は、もう芸能界には未練はないのかもしれません。一部報道で“引退”という報道も出ていましたが、決して冗談の範疇ではないのでしょう。実際にファンクラブも結婚後休止していますしね。もちろん、『ヒガンバナ』が好評を博せばまた気持ちも変わるかもしれませんが、コケたとしても、幸せをつかんだ彼女にとっては大きな問題ではないでしょう。徐々にメディアから遠ざかっていくかもしれません」(同) 来春で事務所との契約が切れるとされる堀北。“最後の思い出づくり”という気持ちがあるのか否か。『ヒガンバナ』公式サイト(日本テレビ)
「オヤジの学芸会」に興味ナシ!? EXILE“超ビッグプロジェクト”の先行きが暗すぎて……
深夜放送なのだから視聴率が取れないのは当たり前。問題はそこではない。 日本テレビとEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属するLDHがタッグを組み展開する総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」プロジェクトが10月からスタートした。2016年7月16日全国公開予定の映画を軸に、来月スタートの深夜ドラマ、「Hulu」での特別版配信、InstagramなどのSNSを連動。さらにEXILE TRIBEのグループの垣根を越えたオリジナルアルバムを制作し、ライブツアーまで行うというビッグプロジェクトなのだが、この企画に対する世間の認識は限りなく薄い。 原作はリーダーであるHIROが企画にたずさわった完全オリジナルで、不良チームが集まるSWORD地区で巻き起こる、それぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いを描いているのだそうだが、その手始めとして現在放送中の深夜ドラマ『HiGH & LOW | -THE STORY OF S.W.O.R.D.-』(日本テレビ系)である。AKIRAやTAKAHIROなどの人気メンバーはもとより、窪田正孝や林遣都、遠藤要に平田薫などEXILE以外の面子もなかなかなのだが、これが話題に取り上げられることも極めて少ないのだ。 「視聴率は初回が1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、その後も2%台なのですが、深夜放送であることを考えればそれほど問題ではありません。問題は、ビッグプロジェクトの先駆けをなぜ“深夜放送”にしたのか、ということです。放送時間まで起きている、後日動画や録画で見るような行動をするのは一部のファンだけでしょう。今後新たなファンを取り込むにしても決してメリットはなく、話題にならないのも当然でしょう。現在のEXILEの芸能界における影響力を考えれば、ゴールデンの2時間ドラマや連ドラでもねじ込めたと思うんですが……」(芸能記者) ドラマの内容も映像も、どことなく映画『クローズZERO』(2007)のようなヤンキー抗争風で、視聴者層は限定されそう。「田舎のヤンキー」と揶揄されるEXILEだけに似合っているようにも思えるが、多くの興味を引けなければプロジェクトの手始めとしては失敗だろう。ネット上でも「そんなのやってたのか」「ねつ造人気」「オヤジの学芸会」など、極めて辛らつなコメントばかりが目立つ。 「大きいことをやる気概はあるんでしょうが、実際の人気と伴っていない企画のようにも感じますね。この企画がコケるとなると運営会社であるLDHにとっては大打撃ですが、この分じゃ失敗の可能性も決して低くありません。AKIRAが主演したドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が歴史に残るようなコケ方をして、予定されていた映画化が『白紙』になった例もあります。ドラマの結果を見ずに映画化を予定するという同じテツを踏んでますが、先行きは暗いですね」(同) EXILEがCMに出た商品が大して売れないなど、このところいい話題の少ないEXILE。このプロジェクト、本当に大丈夫だろうか。こわい
「オヤジの学芸会」に興味ナシ!? EXILE“超ビッグプロジェクト”の先行きが暗すぎて……
深夜放送なのだから視聴率が取れないのは当たり前。問題はそこではない。 日本テレビとEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属するLDHがタッグを組み展開する総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」プロジェクトが10月からスタートした。2016年7月16日全国公開予定の映画を軸に、来月スタートの深夜ドラマ、「Hulu」での特別版配信、InstagramなどのSNSを連動。さらにEXILE TRIBEのグループの垣根を越えたオリジナルアルバムを制作し、ライブツアーまで行うというビッグプロジェクトなのだが、この企画に対する世間の認識は限りなく薄い。 原作はリーダーであるHIROが企画にたずさわった完全オリジナルで、不良チームが集まるSWORD地区で巻き起こる、それぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いを描いているのだそうだが、その手始めとして現在放送中の深夜ドラマ『HiGH & LOW | -THE STORY OF S.W.O.R.D.-』(日本テレビ系)である。AKIRAやTAKAHIROなどの人気メンバーはもとより、窪田正孝や林遣都、遠藤要に平田薫などEXILE以外の面子もなかなかなのだが、これが話題に取り上げられることも極めて少ないのだ。 「視聴率は初回が1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、その後も2%台なのですが、深夜放送であることを考えればそれほど問題ではありません。問題は、ビッグプロジェクトの先駆けをなぜ“深夜放送”にしたのか、ということです。放送時間まで起きている、後日動画や録画で見るような行動をするのは一部のファンだけでしょう。今後新たなファンを取り込むにしても決してメリットはなく、話題にならないのも当然でしょう。現在のEXILEの芸能界における影響力を考えれば、ゴールデンの2時間ドラマや連ドラでもねじ込めたと思うんですが……」(芸能記者) ドラマの内容も映像も、どことなく映画『クローズZERO』(2007)のようなヤンキー抗争風で、視聴者層は限定されそう。「田舎のヤンキー」と揶揄されるEXILEだけに似合っているようにも思えるが、多くの興味を引けなければプロジェクトの手始めとしては失敗だろう。ネット上でも「そんなのやってたのか」「ねつ造人気」「オヤジの学芸会」など、極めて辛らつなコメントばかりが目立つ。 「大きいことをやる気概はあるんでしょうが、実際の人気と伴っていない企画のようにも感じますね。この企画がコケるとなると運営会社であるLDHにとっては大打撃ですが、この分じゃ失敗の可能性も決して低くありません。AKIRAが主演したドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が歴史に残るようなコケ方をして、予定されていた映画化が『白紙』になった例もあります。ドラマの結果を見ずに映画化を予定するという同じテツを踏んでますが、先行きは暗いですね」(同) EXILEがCMに出た商品が大して売れないなど、このところいい話題の少ないEXILE。このプロジェクト、本当に大丈夫だろうか。こわい
いまや“No.1アゲマン女優”! 榮倉奈々の「同世代ゴボウ抜き」と「ハゲしめ私生活」に驚愕
女優の榮倉奈々がヒロインで出演する『遺産相続』(テレビ朝日系)が、17日に最終回を迎える。榮倉が演じるのは、向井理が演じる主人公の結婚相手で資産家令嬢という役どころだが、これまでにない大人っぽい演技に視聴者からは好評価が続出。「まだ見ていたい」「可愛すぎる」と絶賛の嵐だ。 榮倉は2002年に芸能界入りし、ファッション誌「SEVENTEEN」(集英社)の専属モデルとして活動。04年から本格的に女優としてのキャリアを歩み出したが、その後は年の近い長澤まさみや新垣結衣、綾瀬はるか、北川景子などがクローズアップされる中、どことなく地味な印象だった。もちろん一定の人気はあったが、主役としてはパンチが足りないイメージだったのは否定できない。 ところが、最近の榮倉は出演作品がことごとくヒットし、注目度もそれに比例して上昇の一途をたどっている。昨年の主演ドラマ『Nのために』(TBS系)は視聴率こそ振るわなかったものの、視聴者の評価は上々。主演映画『図書館戦争-THE LAST MISSION-』は、前作『図書館戦争』(2013)の初日動員数、興行成績で150%の伸びを見せた。その上、「実は大根」といわれる向井理との『遺産相続』も高評価で、全話平均視聴率も2ケタに乗せる可能性を残しており、「アゲマン」の称号まで出てくる勢いだ。同級生である長澤まさみが「劣化した」とひんぱんに騒がれる中で、ルックスにほぼ変化がないのも強みといえる。 「20代前半に一気に売れる傾向がある若手女優の中では、榮倉はどちらかというと『苦労人』ですが、ここへきてブレークしましたね。これまでは熱愛報道こそありましたが、キナ臭いウワサや怪しげなスクープをされたことは一度もないのも大きい。素朴な雰囲気な分、飽きられることもないということでしょう。年配世代の人気も高いですよ」(芸能記者) なんともスキのない榮倉奈々。ただ、プライベートに関しては、水面下で仰天のウワサが飛び交ってはいるが……。 「相当な酒好きで、酔うと下ネタを大声で言う“酒乱”のウワサもありますし、喫煙者であるという情報もずいぶん前から流れています。オトコ関係でいえば、俳優の山本裕典とのツーショットプリクラの流出、フジテレビ社員とのデートスクープが目立つところ。最近では女優の賀来千香子の甥で、『Nのために』で共演した賀来賢人とのUSJデートやドン・キホーテでの目撃談などもあり、熱愛がささやかれてもいますが、明確な証拠は得られていません。見た目に反して意外とイケイケであることだけは、何となくわかりますね(笑)」(同) モテにモテるだろうし、身長も高く自分に自信を持つのも当然。その自信が演技にも表れているのであれば、女優としてはいいことだ。榮倉奈々公式サイトより
いまや“No.1アゲマン女優”! 榮倉奈々の「同世代ゴボウ抜き」と「ハゲしめ私生活」に驚愕
女優の榮倉奈々がヒロインで出演する『遺産相続』(テレビ朝日系)が、17日に最終回を迎える。榮倉が演じるのは、向井理が演じる主人公の結婚相手で資産家令嬢という役どころだが、これまでにない大人っぽい演技に視聴者からは好評価が続出。「まだ見ていたい」「可愛すぎる」と絶賛の嵐だ。 榮倉は2002年に芸能界入りし、ファッション誌「SEVENTEEN」(集英社)の専属モデルとして活動。04年から本格的に女優としてのキャリアを歩み出したが、その後は年の近い長澤まさみや新垣結衣、綾瀬はるか、北川景子などがクローズアップされる中、どことなく地味な印象だった。もちろん一定の人気はあったが、主役としてはパンチが足りないイメージだったのは否定できない。 ところが、最近の榮倉は出演作品がことごとくヒットし、注目度もそれに比例して上昇の一途をたどっている。昨年の主演ドラマ『Nのために』(TBS系)は視聴率こそ振るわなかったものの、視聴者の評価は上々。主演映画『図書館戦争-THE LAST MISSION-』は、前作『図書館戦争』(2013)の初日動員数、興行成績で150%の伸びを見せた。その上、「実は大根」といわれる向井理との『遺産相続』も高評価で、全話平均視聴率も2ケタに乗せる可能性を残しており、「アゲマン」の称号まで出てくる勢いだ。同級生である長澤まさみが「劣化した」とひんぱんに騒がれる中で、ルックスにほぼ変化がないのも強みといえる。 「20代前半に一気に売れる傾向がある若手女優の中では、榮倉はどちらかというと『苦労人』ですが、ここへきてブレークしましたね。これまでは熱愛報道こそありましたが、キナ臭いウワサや怪しげなスクープをされたことは一度もないのも大きい。素朴な雰囲気な分、飽きられることもないということでしょう。年配世代の人気も高いですよ」(芸能記者) なんともスキのない榮倉奈々。ただ、プライベートに関しては、水面下で仰天のウワサが飛び交ってはいるが……。 「相当な酒好きで、酔うと下ネタを大声で言う“酒乱”のウワサもありますし、喫煙者であるという情報もずいぶん前から流れています。オトコ関係でいえば、俳優の山本裕典とのツーショットプリクラの流出、フジテレビ社員とのデートスクープが目立つところ。最近では女優の賀来千香子の甥で、『Nのために』で共演した賀来賢人とのUSJデートやドン・キホーテでの目撃談などもあり、熱愛がささやかれてもいますが、明確な証拠は得られていません。見た目に反して意外とイケイケであることだけは、何となくわかりますね(笑)」(同) モテにモテるだろうし、身長も高く自分に自信を持つのも当然。その自信が演技にも表れているのであれば、女優としてはいいことだ。榮倉奈々公式サイトより
『エンジェル・ハート』7.8%の上川隆也、次作は『沈まぬ太陽』……渡辺謙との比較に挑む覚悟とは
「漫画原作の実写化は賛否両論出るものですが、彼の場合は、ほとんどが好意的な意見ばかりでしたね。それだけ、原作に“マッチ”していたということでしょう」(テレビ局関係者) 上川隆也主演で実写化した連続ドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)の最終回が6日放送され、平均視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。 「ドラマの原作は累計発行部数5,000万部超の人気漫画『シティーハンター』の原作者・北条司氏が、その世界観をもとに新たに描いたパラレルワールドです。それだけに、実写化が困難だといわれてきました。それを見事に演じきったことで、上川さんは再評価されたんじゃないでしょうか。確かに数字自体は平均で9.3%と2ケタを割りましたが、ドラマそのものの評価は高かったですよ」(芸能事務所関係者) そんな上川がこのドラマの後に挑むのが、2009年に渡辺謙主演で映画化された『沈まぬ太陽』のドラマ版だという。 「WOWOWの『ドラマW』という枠で、来年4月から放送されます。主人公の恩地元を上川さん、ライバル役となる行天四郎を渡部篤郎さんが演じます。撮影は今月から始まり、海外ロケも行うそうです。『エンジェル・ハート』と違って、今度はかなりシリアスな役ですからね。ただ、このドラマが話題になれば、俳優としてのキャリアも、もう一段上がるでしょうね。なにせ、渡辺謙さんと比較されるのを承知で出演を決めたんですからね」(ドラマ関係者) 上川の決断が、吉と出るか凶と出るか――。日本テレビ『エンジェル・ハート』公式サイトより







