広末涼子も内田有紀も「バカすぎる」!? せっかく“目標達成”も、その後の行動が……

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『ナオミとカナコ」公式サイト(フジテレビ)
 広末涼子さん、内田有紀さんダブル主演の『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)は第6話。前回、カナコ(内田)のDV夫・達郎(佐藤隆太)を殺し、山中に埋めることに成功した2人。不法入国者で達郎のそっくりさん・林を達郎のパスポートを持たせて中国に帰すことで、失踪演出も完璧。だったはずですが……。  直美(広末)は、達郎が横領した(ように見せかけた)金の引き出し先である斎藤順子の家に、達郎失踪で調査に乗り出した銀行員と同席。しかし、認知症である斎藤は、達郎の存在を完全に忘れていました。そうなると、斎藤の口座から金を引き出せるのは直美だけ……疑いの眼差しを向ける銀行員……。  一方、加奈子の家には達郎の姉でキャリアウーマンの陽子(吉田羊)が。陽子は達郎から死の直前、法人営業部に“栄転”したことを聞いていました。そんな達郎が失踪などするはずない、加奈子は何かを知っていると踏んでのものでした。具体的な根拠はありませんでしたが、コワモテな雰囲気で詰め寄られ、動揺する加奈子……。  結局、斎藤が寸前のところで達郎のことを思い出し、陽子もとりあえずは様子を見るだけで終了。なんとかセーフってところでしょうかね。その後、達郎(に似てる林)がATMで金を引き出す防犯カメラに映像や中国への渡航が発覚。状況的に達郎は「クロ」ということでした。銀行としても大事にはしたくない様子で、調査を打ち切るとのことでした。これで2人の計画通り、ということなのですが……。  陽子はその後、今度は直美の職場へ。達郎が失踪した日、直美が加奈子と連絡を取り合っていたことを知っており、2人が失踪に関与していると踏んだのです。当然つっぱねる直美ですが、陽子の疑いは晴れるわけがありません。  陽子はその後、銀行に行き、達郎の同僚と話をします。同僚が語るには、今回の横領には不可解な点が多すぎるということ。優秀な銀行員であった達郎が横領するには、あまりにも犯行がバレやすい、場当たり的な行動の連続だそうです。達郎が横領したとは思えない……と。うーん、どんどんとほころびが……。  そんな中、直美と加奈子は実家への帰省を理由に富山に旅行に。おいおい、さすがに緊張感がねーだろ、当分大人しくしとけや! と思ったのは私だけではないでしょう。  富山でおいしいものを食べ、温泉旅館に宿泊した2人。その間も、陽子は2人の身辺を調べていました。2人が同時に帰省することは当然怪しみます。ほらいわんこっちゃない。  翌日、直美は加奈子とともに故郷の新潟へ。直美は、かつて死んだ父からDVを受けていた母と再会し、当時の思いを聞きます。DVを恐れつつも、行動できなかったことを後悔しているという発言を聞き、直美は自分たちの行動が正しかったのでは、と改めて思うのでした。  旅行から帰った2人。加奈子のマンションについた2人を待ち受けていたのは、陽子でした。陽子が口にした言葉に、直美と加奈子は追い詰められていくのです……。  殺人計画はともかく、その後の2人の行動がずさんすぎる気がしますね。大人しくしとけば疑われないような行動も多々あります。果たして2人は逃げ切れるのか……緊迫感がある同ドラマ、次回も非常に楽しみです。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

ほかのメンバー存在感薄すぎだけど……『ヒガンバナ』が後半の“序章”に突入

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日本テレビ系『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』
『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)は第6話。いよいよ後半戦ということで、物語の核心に迫っていきます。  都内のある住宅の物置小屋で火災が発生。住人の夏子(酒井美紀)が意識不明の重体で発見された。同じ場所からは、損傷のひどい男性の遺体も発見されたんですが……。  この男性を調べたところ、なんと刑事だった来宮渚(堀北真希)の父を殺した犯人・狩野勇次(浅野和之)だったのです……。来宮が被害者に“共感”する特殊能力を身につけたキッカケの事件でもありますが、では、夏子と狩野の関係はいったい……。  入院する夏子の顔には黒いアザがありました。捜査一課は、狩野がなんらかの理由で夏子を襲い、夏子が思わず狩野を包丁で刺して殺害。その後、罪の意識から火を放ち、自殺を図ったという見解で捜査を進めます。しかし、火災現場から見つかった包丁の血液は、2人のものとは別ということがわかってしまいます。そして、事件当時に被害者の家に行っていたとして、捜査線に浮上した人物がなんと……。  北川景子さんと結婚で幸せいっぱいの……ではなく、来宮にまとわりついていたフリー記者の謙人(DAIGO)でした。驚愕する捜査七課(ヒガンバナ)一同。来宮がすぐに謙人のもとに行って問いただすと、自分が「狩野の息子」であることを暴露したのです。父が殺された時、2人は一緒にその場にいたのでした……。謙人は事件について特に何も語らないまま、警察に連行されます。  しかし火災当時、謙人には完璧なアリバイがあり、警察は“シロ”と断定。謙人は問い詰める来宮に「もう忘れたいんだ」と語り、警察を後にします。捜査本部に戻った来宮でしたが、その手には「血」がべったりと……。謙人に触れた時についた血、ということは、謙人はケガをしていた!? 気づけや警察! とツッコんだのは私だけではないでしょう。  捜査の過程で、来宮の父が殺された当時のことも調べるヒガンバナ一行。毒をもって殺害したにもかかわらず、その後7回も包丁で刺した狩野の行動など、不可解な面が非常に多い事件。そして、意識を取り戻し、自殺を図ったと供述する夏子にも、謎が多いのでした。  母が死んで、錯乱状態になった夏子を、たまたま近くにいて助けた狩野……2人は「交際」関係にあり、心中を図ったとヒガンバナは推測し、捜査は佳境へ。そして来宮は、これまで避け続けてきた自分の“過去”と向き合う決意をするのです。そして、腹を刺されていた謙人の命は!?  今回は、後半戦の「序章」という位置付けだったでしょうか。次回はよりヘビーに、来宮の過去が解き明かされていくでしょう。見逃せません。  しかし、やっぱり、ほかのヒガンバナメンバーの存在感が薄いのが気がかりではあります。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

やっぱり桐谷美玲主演じゃ……『スミカスミレ』第2話にして視聴率5%割れの窮地に!

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テレビ朝日系『スミカスミレ』
 放送前から「桐谷美玲主演で視聴率が取れるのか?」と不安視されていた、テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』が、早くも窮地に陥ってしまった。  2月5日の初回は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、同枠ドラマの初回としてはまずまずだったが、12日の第2話は4.6%まで急降下してしまったのだ。同枠ドラマの視聴率が5%を割るのは、前クールの『サムライせんせい』(関ジャニ∞・錦戸亮主演)第2話(4.8%)以来となった。  深夜ドラマであるため、さほど視聴率についてとやかくいわれることはないが、第2話で3.2ポイントもダウンしたのは、初回を見た視聴者の多くが離れてしまったということになる。  同ドラマの原作は、女性向け漫画誌「Cocohana」(集英社)で連載されている高梨みつば氏の同名漫画で、恋愛経験がないまま65歳になった如月澄(松坂慶子)が、化け猫の力を借りて20歳のすみれ(桐谷)の姿に生まれ変わり、憧れのキャンパスライフを送るという、非現実的でバカバカしいラブコメディ。    第2話では、同じ黒崎ゼミに籍を置く同級生・由ノ郷千明(秋元才加)がずっと大学を休んでいることを知ったすみれが、このままでは中退になりかねないと、会ったことすらない千明の自宅にまで押しかけて、学校に来るよう説得に当たる。さらに、すみれが学校で落とした財布を、真白勇征(町田啓太)が雨の中ずぶ濡れになりながら家に届けに来て2人はいい雰囲気になるも、すみれは65歳の澄の姿に戻ってしまい、絶体絶命のピンチに襲われる……という展開だった。  ネット上では、「気軽に楽しめるドラマ。『昭和の女性はこうだったんだよね』と感じさせる。桐谷はレトロな服を着てもかわいい。町田も昭和っぽい感じがあって、役に合ってる」「かわいい桐谷が、おばちゃん言葉ってだけで面白い」「イケメン狙いで見てる。いろんなイケメンがいっぱいいて、目の保養になる」「古風な女性の演技が、想像以上に桐谷にはまっていて面白い。町田の優しさは、見てるこちらのハートにもキュンキュンくる」といった調子で、おおむね好評なのだが……。  桐谷といえば、昨年9月から映像配信会社「Netflix」で先行配信された後、同11月よりフジテレビ系で放送された主演ドラマ『アンダーウェア』が、金曜のゴールデン帯で3~4%台を連発。最終回(第4話)は、土曜夕方に降格されてしまう憂き目に遭った。  このまま『スミカスミレ』の低視聴率が続くようなら、「やっぱり桐谷主演では数字が取れない」となってしまいかねない状況で、なんとかここから巻き返しを図りたいところ。19日の第3話は、まさに“勝負”となりそうだ。 (文=森田英雄)

鼻血級のプロポーズに感動の嵐!?  『ダメな私に恋してください』ついに“大台”へ

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『ダメな私に恋してください』公式サイト(TBS)
 深田恭子さん主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)は第6話。ついについに「その時」がやってまいりましたよ、みなさん。  前回で恋人の最上(三浦翔平)の家に行き、キスをしたミチコ(深田)。最上の「謎の着信」によってお泊まりはなしに(ガックリ)。今回は、その着信に関する謎も解けるのです。  最上との“同棲”を提案されたミチコは、同居する黒沢(ディーン・フジオカ)に女子力のなさをツッコまれ、一念発起、黒沢の元恋人で友人の晶(野波麻帆)が働くランジェリー店へ(なぜか最上も一緒)。熱心に下着を選ぶミチコですが、最上の携帯に着信が……晶はその瞬間を目撃してしまい、ミチコにそれとなく「浮気には気をつけろ」と忠告。ミチコは「まさか」と思いましたが……。  その後、2人は夕食に。その時、最上が突然涙をこぼすのです(え!?)。実は、最上の両親がともに入院しており、同棲は延期させてほしいと……。  一度「親が入院」で学生から金をだまし取られた経験のあるミチコは「またなのでは」「いやでも、最上くんに限って」と揺れ動きます。この時点は“グレー”なのでした。  同棲が一時なくなったことで、黒沢の営む「喫茶ひまわり」の居候後、行くアテがなくなってしまったミチコですが、とりあえず当分は晶の家に居候することに(成長ないね)。これで当面の家は大丈夫と。  そんな折、最上が突然「喫茶ひまわり」へ。黒沢にオムライスを注文したんですが、本来ケチャップで「LOVE」と出すはずが「SAGI(最上を結婚詐欺師と疑っている)」。なんとなく黒沢が最上にケンカを売っているような……。ムキになる黒沢に「キュンっ」な女子は多かったことでしょう。イケメンてホント、得だよねー(棒読み)。  週明け、ミチコが働く会社では、最上が獲得した有名通販番組での商品紹介というビッグチャンスが到来したのですが、その当日、最上のミスで紹介する予定だった掃除ロボットが現場に届かない事態に! 恋人の大ピンチに、ミチコは「商品を持ってくる」と、ビックカメラ的な店を駆けずり回ります。番組OAまで1時間!  どこに行っても商品が見つからないミチコですが、ある店で、中国人が「爆買い」した電化製品の中にお目当ての商品を発見! 譲ってほしいと頼むミチコでしたが、中国語がわからず相手にされません。ああ、万事休すか……。  と思った瞬間、たまたまオーブンを買いにきていた黒沢登場キター! ディーンさん、いえ黒沢お得意の中国語を披露し、なんとか番組にも間に合ったミチコでした。どんだけかっこええんや黒沢……。ついでに、最上にかかってきていた電話も母親からのもので、彼は詐欺師ではありませんでした。  ミチコから、黒沢の助けで商品が手に入ったことを聞かされた最上は複雑な表情……。ミチコのそばにいる黒沢の存在を強く感じてしまったんですね。切ない。  その夜、ミチコは最上に呼び出され、イルミネーションを一緒に歩きます。少し不安げな最上。やはり、黒沢の存在の大きさを知ってあきらめるのか……と思った刹那! 最上は、「きっと、そんなに贅沢はさせてあげれないかもしれないけど、でも…月に1回はこんな風にデートして、年に1回くらいは旅行に行って、同じもの食べて、同じもの見て、一緒に歳をとっていきたいです」と……。え、それってつまり。  そうです。最上は指輪を渡し、ミチコにプロポーズしたのです! ついにこの時がきた……ミチコのダメダメにもついに終止符が!?  今回は、とにかく最上演じる三浦翔平さんのプロポーズが鼻血レベルにかなりステキだったという感想。ネット上でも「泣いた」「カッコよすぎ」と絶賛のオンパレードでございました。もともとTwitterでトレンドワードに上がりやすい同作ですが、今回は特に反響が大きかったようです。最上さまさまでしょう。  さらに、6話にして視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とついに2ケタの大台を突破! 後半に入って2ケタに乗せるのは最近のドラマでは珍しいほうかと思いますが、気楽でテンポのいい展開で少しずつファンを増やしていった結果といえるでしょう。  この勢いを持続させられるのか。黒沢と最上、ミチコはどっちを選ぶの? まあ焦らず、気長に余裕に来週を待ちましょう(どうなるんやいったい……)。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

鼻血級のプロポーズに感動の嵐!?  『ダメな私に恋してください』ついに“大台”へ

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『ダメな私に恋してください』公式サイト(TBS)
 深田恭子さん主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)は第6話。ついについに「その時」がやってまいりましたよ、みなさん。  前回で恋人の最上(三浦翔平)の家に行き、キスをしたミチコ(深田)。最上の「謎の着信」によってお泊まりはなしに(ガックリ)。今回は、その着信に関する謎も解けるのです。  最上との“同棲”を提案されたミチコは、同居する黒沢(ディーン・フジオカ)に女子力のなさをツッコまれ、一念発起、黒沢の元恋人で友人の晶(野波麻帆)が働くランジェリー店へ(なぜか最上も一緒)。熱心に下着を選ぶミチコですが、最上の携帯に着信が……晶はその瞬間を目撃してしまい、ミチコにそれとなく「浮気には気をつけろ」と忠告。ミチコは「まさか」と思いましたが……。  その後、2人は夕食に。その時、最上が突然涙をこぼすのです(え!?)。実は、最上の両親がともに入院しており、同棲は延期させてほしいと……。  一度「親が入院」で学生から金をだまし取られた経験のあるミチコは「またなのでは」「いやでも、最上くんに限って」と揺れ動きます。この時点は“グレー”なのでした。  同棲が一時なくなったことで、黒沢の営む「喫茶ひまわり」の居候後、行くアテがなくなってしまったミチコですが、とりあえず当分は晶の家に居候することに(成長ないね)。これで当面の家は大丈夫と。  そんな折、最上が突然「喫茶ひまわり」へ。黒沢にオムライスを注文したんですが、本来ケチャップで「LOVE」と出すはずが「SAGI(最上を結婚詐欺師と疑っている)」。なんとなく黒沢が最上にケンカを売っているような……。ムキになる黒沢に「キュンっ」な女子は多かったことでしょう。イケメンてホント、得だよねー(棒読み)。  週明け、ミチコが働く会社では、最上が獲得した有名通販番組での商品紹介というビッグチャンスが到来したのですが、その当日、最上のミスで紹介する予定だった掃除ロボットが現場に届かない事態に! 恋人の大ピンチに、ミチコは「商品を持ってくる」と、ビックカメラ的な店を駆けずり回ります。番組OAまで1時間!  どこに行っても商品が見つからないミチコですが、ある店で、中国人が「爆買い」した電化製品の中にお目当ての商品を発見! 譲ってほしいと頼むミチコでしたが、中国語がわからず相手にされません。ああ、万事休すか……。  と思った瞬間、たまたまオーブンを買いにきていた黒沢登場キター! ディーンさん、いえ黒沢お得意の中国語を披露し、なんとか番組にも間に合ったミチコでした。どんだけかっこええんや黒沢……。ついでに、最上にかかってきていた電話も母親からのもので、彼は詐欺師ではありませんでした。  ミチコから、黒沢の助けで商品が手に入ったことを聞かされた最上は複雑な表情……。ミチコのそばにいる黒沢の存在を強く感じてしまったんですね。切ない。  その夜、ミチコは最上に呼び出され、イルミネーションを一緒に歩きます。少し不安げな最上。やはり、黒沢の存在の大きさを知ってあきらめるのか……と思った刹那! 最上は、「きっと、そんなに贅沢はさせてあげれないかもしれないけど、でも…月に1回はこんな風にデートして、年に1回くらいは旅行に行って、同じもの食べて、同じもの見て、一緒に歳をとっていきたいです」と……。え、それってつまり。  そうです。最上は指輪を渡し、ミチコにプロポーズしたのです! ついにこの時がきた……ミチコのダメダメにもついに終止符が!?  今回は、とにかく最上演じる三浦翔平さんのプロポーズが鼻血レベルにかなりステキだったという感想。ネット上でも「泣いた」「カッコよすぎ」と絶賛のオンパレードでございました。もともとTwitterでトレンドワードに上がりやすい同作ですが、今回は特に反響が大きかったようです。最上さまさまでしょう。  さらに、6話にして視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とついに2ケタの大台を突破! 後半に入って2ケタに乗せるのは最近のドラマでは珍しいほうかと思いますが、気楽でテンポのいい展開で少しずつファンを増やしていった結果といえるでしょう。  この勢いを持続させられるのか。黒沢と最上、ミチコはどっちを選ぶの? まあ焦らず、気長に余裕に来週を待ちましょう(どうなるんやいったい……)。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

ありのままの自分でいることが許される場所――ウソと本当を見分ける方法『いつ恋』第5話

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フジテレビ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
 ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』では、2つの家が用意されている。ひとつは練(高良健吾)が暮らす安アパート。もうひとつは、静恵ばあちゃん(八千草薫)が暮らす一軒家だ。この2つの家は、ドラマの中で異なる機能を持っている。練の安アパートはウソの場所であり、静恵ばあちゃんの一軒家は本当の場所である。登場人物はそのことに気付いてはいないかもしれないが、この機能によって動かされている。  第1話、練の安アパートでは練と木穂子(高畑充希)が寄り添って眠っていた。後々明かされるが、木穂子はこのとき自分がバリバリのキャリアウーマンであると練にウソをつき、そういった自分を演じていた。殺風景な部屋はまるでセットのようで、人間のにおいというものがあまりない。何より、福島から出てきた練にとっては東京という街自体がウソの街だともいえるし、このアパートで交わされる会話はどこか空虚だ。  一方で、静恵ばあちゃんの一軒家には生命力が満ちている。瑞々しく花が咲き、太陽の光に照らされる。登場人物たちもこの家にいるとどこか自然な笑顔になり、いつもより生き生きとしているようだ。この家では、本当の自分でいることが許されている。東京という街に居場所のない彼ら彼女らにとっては、まるで自分の家のような場所だといえるだろう。  だから第5話の修羅場は、静恵ばあちゃんの家で起きなくてはならなかった。ここは本当の場所だ。逆にいえば、ウソが許されない場所でもある。これまで練が、音(有村架純)が、木穂子が重ねてきたウソが、練の幼なじみである小夏(森川葵)の告発によって暴かれる。「だって、だってよ! みんなウソついてるもん。だって練が好きなのは木穂子ちゃんじゃねえべした。この人(=音)だべした!」と、小夏は心からの声を叫ぶ。登場人物の中で唯一東京に憧れ、東京の人間になろうとしている小夏の会津弁が、この言葉が真実であることを物語っている。  その見方はすべての恋愛がそうであるように、ひどく独善的で一面しか見ていない。我々視聴者は小夏が知らない練と音と木穂子の物語を知っているから、そんなに単純なものではない、と言うことはできる。もっと人は複雑なんだと。だが、小夏の言葉が真実であるというのも確かだ。そして、小夏もまた、練に片思いをしていると我々は知っているため、彼女の言葉は胸に突き刺さる。 「……練は、そったおっかねえ顔する人じゃねがったもん。ウソばっかついでっからだ。言ったら? 好きなんだったら、好きです、って言ったら? 練、好きよ。練、好きよ、って。好きよ。好きよ。好きよ。好きよ……!」  好きよ、という連呼は、小夏がずっと練に言いたくて、それでも言えずに隠していた言葉だ。ここは本当の場所なのであり、だから好きよという言葉も隠し通すことができない。彼女は練と音と木穂子のウソを告発しながら、自分自身のウソにも気付いてしまう。場所の力はそれほどに強い。人は誰だって、いつかは自分のウソと向き合わなければならないのだ。  そして彼らが向き合わなければならないのは、自分がついたウソだけではない。ドラマ内の日付は2011年3月。タクシーの運転手が「おめえ知ってたが? 坂上二郎さんが亡ぐなっちまったんだってよ」と、2011年3月10日にこの世を去ったコメディアンの話をしている。東日本大震災という圧倒的な現実は、原発の安全神話という大きなウソを丸裸にした。誰もが自分の生き方と向き合ったあの日、練は、音は、果たして何を思うのだろうか。  第5話の中で、音が静恵ばあちゃんと話していた。音は「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」と語り、「私、私たち今、かけがえのない時間の中にいる」とつぶやいた。我々視聴者もまた、ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』という、かけがえのない時間の中にいる。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは@aizawaaa

視聴率1ケタ、KAT-TUN充電でも……『怪盗 山猫』で亀梨和也が見せつける気合い

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『怪盗 山猫』公式サイト(日本テレビ系)
 亀梨和也さん主演『怪盗 山猫』(日本テレビ系)も中盤戦の5話に突入、なんですが……。  13日、亀梨さんが所属するKAT-TUNがグループとして「充電期間」に入ることを発表。「充電」とはいえ、ファンからすれば「このままKAT-TUNなくなっちゃうの!?」といったところでしょうか。亀梨さんも元気ないんじゃないか、なんて声もあります。  ただ、この『怪盗 山猫』では、そんな部分は微塵もありません! 5話も最初からハイテンションでございました!  5話は、不正を暴き、権力に屈しない雑誌を発行していた今井(神尾佑)が殺されたところからスタート。今井は山猫ファミリー・里佳子(大塚寧々)の元婚約者で、防犯カメラには山猫(亀梨)のお面をかぶっている人物が映っていました。本物の山猫とは体型も違いましたが……。今井は何かしらの不正を調べていたようですが、現状は詳しくわからず。しかし、里佳子のもとに今井から荷物が届いたのです。死の前日に送付した荷物の中身は、今井が発行する雑誌の最新号でした……。  里佳子は今井が雑誌の販売を頼んでいたホームレスのもとへ行き、今井が生前何を追いかけていたのを探ります。どうやら里佳子は、流産がきっかけで今井と別れてしまったようです。切ない。  帰ってくると、山猫のアジト「STRAY CAT」が荒らされており、今井が里佳子にプレゼントした指輪が盗まれていました。いつ仕掛けたのかは謎ですが、防犯カメラを使って侵入したチンピラの顔を割り出し、家に潜入。指輪を取り返した上で、そのチンピラから「覚せい剤」と、今井の調べていた事件の関係を山猫は聞くのです。  今井のパソコンを調べる中で、今井が「警察の覚せい剤横流し」を調べていたことを知った山猫一行。しかも横流しの犯人は、霧島さくら(菜々緒)の父を殺した真犯人と同一人物だったのです!(驚) さくらもその事実に気づき、黒幕である先輩刑事・森田(利重剛)を追い詰めますが、寸前のところで捕まってしまいます。そして、「STRAY CAT」にいた里佳子と勝村も、突然きた森田の仲間に連れ去られてしまいました。  覚せい剤横流しに使ったビルに監禁された3人。森田の仲間から、今井が横流しを理由に森田たちから金をおどし取っていたことを聞かされ、愕然とする里佳子。横流しに関するデータを確認した森田たちは、3人を「処分」しようとしてます。絶体絶命のピンチ!  まあ、ここでメンバーが死んだら物語自体が破綻しますし、森田の仲間たちがみんな「仮面」をしていた時点で「どっかにいるんだろ~」と思ってしまいますが、ともかく寸前のところで山猫登場! 大ピンチをしのぎ、横流しのお金もゲット♪  そして、森田が覚せい剤に手を染めた経緯、さくらの父を殺した理由、そして、都知事に当選した藤堂健一郎(北村有起哉)の陰謀、裏にある最大のフィクサー「ユウキテンメイ」と、一気に謎の“核心”へと踏み込んでいくのです……。  6話からは、いよいよ「本当の敵」との全面戦争を予感させる『怪盗 山猫』。視聴率が9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と1ケタ台に落ちてしまい、KAT-TUNも「充電」ということであまり明るいニュースがない亀梨さんですが、このドラマではしっかり演技力を見せつけています。  どらまっ子的には次回がとっても気になる同作。最終回までじっくり楽しみましょう。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

ついに殺害! 『ナオミとカナコ』の「ダメダメ殺人計画」が不安すぎて……

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フジテレビ系『ナオミとカナコ』
『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)は第5話。広末涼子さん演じる直美と、内田有紀さん演じる加奈子が、ついに殺人を犯します。  前回、ベッドで眠る加奈子の夫・達郎にロープを巻き付け、双方呼応から一気に引っ張り絶命させようとした2人。しかし、決行の瞬間、達郎の携帯に着信が! 思わず手を止める2人。そして、達郎が目を覚ました……。これでは計画失敗!?  一瞬完全にひるんだ直美でしたが、加奈子の声で我に返り、一気にロープを引っ張ります。苦しみもがく達郎……必死の抵抗むなしく、達郎は絶命。ついに、DV男は天に召されたのです。アーメン。(完)  ……いやいや、物語はあくまでもここからスタートですから! 死んだ達郎をゴルフバッグに入れ、富士の樹海に用意した穴まで車で移動する2人。車中で加奈子は、直美が言ってくれたから達郎を殺すことができたと語り、直美もまた、殺害後も冷静に対処した加奈子のおかげで計画が実行できたと返します。お互いいがお互いを必要としているんですね。  富士の樹海に到着した2人。直美はここでも自分が殺人を犯したことを受け入れられずにいました。しかし加奈子は「殺したことを、少しも後悔してない」と語ります。なんとか達郎を埋めることにも成功。  達郎を殺害したのは土曜日でした。明くる日曜日に、達郎のそっくりさんである林(リン)は、達郎のパスポートを持って故郷である中国に帰ることとなりました。達郎が横領をしたと見せかけるため、直美の働く百貨店の顧客で、認知症の斎藤(富司純子)の口座から100万円を引き出す林。そして3人は空港へ……。  林と加奈子は、どうやらすでにイイ仲といった印象なのですが、計画上直美は「一生会うことはない」と語ります。切ない2人……しかし最後は笑顔で別れを告げました。林は中国に帰り、達郎を失踪させることに成功したのです。2人は不思議な達成感の中、バーでビールを飲んだのです。  翌日、当然ながら銀行に出社しない達郎。同僚が不信に思って加奈子に連絡し、「夫は土曜から帰ってきていない」と聞きます。支店長と同僚が加奈子のもとを訪れ、状況を聞きだします。加奈子は達郎のパスポートと、自分のキャッシュカードがなくなっていることを2人に伝えます。その場で加奈子の口座を調べたところ、斎藤から1000万円もの振込みが……。  これ、もう完全に「計画通り」ってやつじゃないですか!? よかったですね2人とも(殺人犯だけど)。 「達郎が顧客から金を横領した」という情報は親族などにも伝えられ、達郎の母親は非常にうろたえます(これまた高飛車な雰囲気)。しかし、姉の陽子(吉田羊)だけは、「達郎がそんなことするはずない」と不敵に話します。陽子は達郎の失踪直前、「俺、殺されるかもしれない」と留守電を受けていたのです。そして、事件当日京都に一緒にいた直美の不自然な行動にも気づいていました……。  そして直美は、斎藤に呼ばれて家に向かいます。待っていたのは、加奈子の家に訪れていた銀行の2人でした。そして、加奈子の家には陽子が……。  防犯カメラを気にしていなかったりLINEのやり取り普通に残してたりと「いやいやアブねえアブねえ」という描写もありますが、考えようによってはそれもリアリティということになるのかも。今後どんどん追い込まれていくのでしょうが、果たして逃げ切れることができるのか!? 次週もハラハラを楽しみましょう。  にしても、吉田羊さん、おっかないですね。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

ついに殺害! 『ナオミとカナコ』の「ダメダメ殺人計画」が不安すぎて……

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フジテレビ系『ナオミとカナコ』
『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)は第5話。広末涼子さん演じる直美と、内田有紀さん演じる加奈子が、ついに殺人を犯します。  前回、ベッドで眠る加奈子の夫・達郎にロープを巻き付け、双方呼応から一気に引っ張り絶命させようとした2人。しかし、決行の瞬間、達郎の携帯に着信が! 思わず手を止める2人。そして、達郎が目を覚ました……。これでは計画失敗!?  一瞬完全にひるんだ直美でしたが、加奈子の声で我に返り、一気にロープを引っ張ります。苦しみもがく達郎……必死の抵抗むなしく、達郎は絶命。ついに、DV男は天に召されたのです。アーメン。(完)  ……いやいや、物語はあくまでもここからスタートですから! 死んだ達郎をゴルフバッグに入れ、富士の樹海に用意した穴まで車で移動する2人。車中で加奈子は、直美が言ってくれたから達郎を殺すことができたと語り、直美もまた、殺害後も冷静に対処した加奈子のおかげで計画が実行できたと返します。お互いいがお互いを必要としているんですね。  富士の樹海に到着した2人。直美はここでも自分が殺人を犯したことを受け入れられずにいました。しかし加奈子は「殺したことを、少しも後悔してない」と語ります。なんとか達郎を埋めることにも成功。  達郎を殺害したのは土曜日でした。明くる日曜日に、達郎のそっくりさんである林(リン)は、達郎のパスポートを持って故郷である中国に帰ることとなりました。達郎が横領をしたと見せかけるため、直美の働く百貨店の顧客で、認知症の斎藤(富司純子)の口座から100万円を引き出す林。そして3人は空港へ……。  林と加奈子は、どうやらすでにイイ仲といった印象なのですが、計画上直美は「一生会うことはない」と語ります。切ない2人……しかし最後は笑顔で別れを告げました。林は中国に帰り、達郎を失踪させることに成功したのです。2人は不思議な達成感の中、バーでビールを飲んだのです。  翌日、当然ながら銀行に出社しない達郎。同僚が不信に思って加奈子に連絡し、「夫は土曜から帰ってきていない」と聞きます。支店長と同僚が加奈子のもとを訪れ、状況を聞きだします。加奈子は達郎のパスポートと、自分のキャッシュカードがなくなっていることを2人に伝えます。その場で加奈子の口座を調べたところ、斎藤から1000万円もの振込みが……。  これ、もう完全に「計画通り」ってやつじゃないですか!? よかったですね2人とも(殺人犯だけど)。 「達郎が顧客から金を横領した」という情報は親族などにも伝えられ、達郎の母親は非常にうろたえます(これまた高飛車な雰囲気)。しかし、姉の陽子(吉田羊)だけは、「達郎がそんなことするはずない」と不敵に話します。陽子は達郎の失踪直前、「俺、殺されるかもしれない」と留守電を受けていたのです。そして、事件当日京都に一緒にいた直美の不自然な行動にも気づいていました……。  そして直美は、斎藤に呼ばれて家に向かいます。待っていたのは、加奈子の家に訪れていた銀行の2人でした。そして、加奈子の家には陽子が……。  防犯カメラを気にしていなかったりLINEのやり取り普通に残してたりと「いやいやアブねえアブねえ」という描写もありますが、考えようによってはそれもリアリティということになるのかも。今後どんどん追い込まれていくのでしょうが、果たして逃げ切れることができるのか!? 次週もハラハラを楽しみましょう。  にしても、吉田羊さん、おっかないですね。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

子役演技から一転した“性描写オンパレード”に視聴者ドン引き!? 綾瀬はるか主演ドラマ『わたしを離さないで』視聴率また下げる

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 低視聴率に苦しむ綾瀬はるか主演ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系/金曜午後10時~)第4話が2月5日に放送され、その視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、第3話の7.7%から、また下げてしまった。初回、第2話は6.2%だった。  前番組の『ぴったんこカン・カン』はディーン・フジオカ、“復活”森三中をゲストに招き、14.8%の好視聴率をとっており、今回も、そのいい流れを生かすことができなかった。裏の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)枠の『Mr.&Mrs.スミス』は10.4%とパッとせず。フジテレビ系の『金曜プレミアム・密着!中村屋ファミリー大奮闘2016~勘三郎との約束SP~』も11.7%と、さして高くなかったため、「裏が強かったから」との言い訳はきかない。 『わたしを離さないで』は第2話まで子役による演技が続き、第3話から、ようやく綾瀬、三浦春馬、水川あさみの主要キャストが登場。第4話から「第2章」となり、世間から隔離された施設・陽光学苑を卒業し、「コテージ」と呼ばれる一軒家で、先輩たちとの新たな共同生活がスタートした。  いずれ、臓器提供者となる彼らだが、そこでは先輩たちが男女カップルになって、別れてはまた違うカップルが生まれて、性行為に発展するという状況が繰り広げられていた。先輩カップルにならうように、三浦と水川もそういった行為に及ぶ。当初は、嫌がっていた綾瀬も、先輩の井上芳雄と結ばれ、キスシーンまで披露。第2話まで、子役による演技が続いていたのに、第4話では一転して、性描写のオンパレードとなり、ドン引きした視聴者も少なくないようだ。  綾瀬のファンからは、「三浦が相手ならまだしも、無名の俳優相手のキスシーンなど許せない」といった物騒な声も出ているようだ。“無名俳優”というのは井上には失礼な話で、実際には売れっ子ミュージカル俳優なのだが、テレビドラマへの出演機会が少ないため、一般的には顔が知れ渡っていないのが実情。  視聴者から、盛んに「重い」「暗い」と評されている同ドラマだが、第4話から多少、雰囲気も変わった。視聴率では、今期の民放プライム帯の連ドラの中で、フジテレビ系『お義父さんと呼ばせて』(遠藤憲一&渡部篤郎主演/火曜午後10時~)、テレビ東京系『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(小泉孝太郎主演/金曜午後8時~)とビリ争いをしている『わたしを離さないで』。第4話を終えて、6~7%台をウロウロしているようでは、2ケタ台到達など、夢のまた夢のような気もするが……。 (文=森田英雄)