フジ月9『ラヴソング』福山雅治、大物女優たちからヒロイン役を断られていた!

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 先日、4月から放送される福山雅治主演のフジテレビ月9ドラマ『ラヴソング』のヒロインを、新人ミュージシャンの藤原さくらが演じると発表された。藤原は約100人の中からオーディションで選ばれたというが……。 「彼女の所属事務所が福山と同じアミューズということもあり、オーディションは最初から出来レースだったといわれています」(業界関係者)  当初は、ヒロイン役に大物女優の名前も挙がっていたという同作に、藤原が抜擢された裏側をテレビ関係者が明かす。 「当初は、『ガリレオ』(同)で組んだ柴咲コウや吉高由里子、ほかにも石原さとみの名前が挙がっていました。ところが、結婚後の福山の人気急落を察知してか、いずれも出演を断ってきた。それで、オーディションという体で、急遽、藤原が抜擢されたようです。同じ事務所の吉高にすら断られるなんて、以前ならとても考えられなかったことですよ。福山本人もこれ以上、女性ファンを減らしたくないと焦っているようで、『ラブシーンはやらない』と言いだしています。月9ドラマ初の“キスシーンすらない”恋愛ドラマになりそうです」  ドラマは福山と藤原が音楽を通し、心を通わせていくラブストーリーだというが、親子にも見える2人の年齢差に関しては、女性からは「気持ち悪い!」「実年齢で27歳差の恋愛って」と、厳しい意見が殺到している。 「ラブシーン」のない『ラヴソング』は、はたして吉と出るのか、凶と出るのか?

『真田丸』低調は地上波だけ!? 気分上々の三谷幸喜は「松岡茉優を第2の戸田恵子にする!」

matuoka0318
『NAKUNA』(KADOKAWA)
「今回、視聴率では自己最低を更新しましたが、BSでは最高を更新しました。BSは地上波よりも2時間早く放送しているので、早く見たいという人がBSに流れて地上波の視聴率が減ったと考えるのが普通です。局内でも気にしている人はいませんよ」(NHK関係者)  俳優の堺雅人が主演を務めるNHK大河ドラマ『真田丸』の第10話が13日に放送され、平均視聴率は16.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった一方、午後6時から放送されるBSプレミアムは4.7%と同番組最高を記録した。 「これだけ数字もよくて内容も評判がいいので、三谷さんもかなり気分をよくしているようです。先月は新たに追加キャストで松岡茉優さんが発表されましたが、彼女は今、三谷さんが一番のお気に入りで『彼女を第二の戸田恵子にする!』と周囲には話しているようです」(芸能事務所関係者)  基本的に三谷幸喜の脚本は当て書きといって、演じる役者を想定して脚本を書いている。 「つまり、今回発表された堺雅人さん演じる真田信繁の正室となる春は、物語の上でもかなり重要な役です。そこに彼女をキャスティングしたあたりに、その期待度がうかがえますね。彼女も『大河への出演は目標でした。三谷さんとご一緒するのは野望でした』と物怖じすることなく発言してます。若手女優の中ではバラエティにも積極的に出て、その“コメディエンヌ”としての能力を三谷さんが買っているわけですから、出演シーンが今から楽しみですね」(番組スタッフ)  朝ドラで飛躍して、大河出演を果たした松岡茉優。三谷の手によって“第二の戸田恵子”になれるのか――。

最後があっさりしすぎでは!?  『ヒガンバナ』最終回があっという間に……

horikitamaki0317xs
日本テレビ系『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』
 堀北真希さん主演『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)は最終回。先週、老人の財産を狙う介護士、さらには警察OBで、その介護士を雇う派遣会社の社長が「練馬資産家強盗致死事件」に絡んでいることがわかりましたが、警察内部が隠蔽に動き、上が動いてくれません。果たしてどうなるのか……。  介護士の晴子(斉藤由貴)と社長の海原(ダンカン)が事件に絡んでいるのは明白でしたが、警察はまったく動かず。元警察官だった海原は、上層部が裏金に手を染めていることを知っていました。その事実を公にしない代わりに、海原の悪事を追及しないということです。  警察上層にとっても、痛い部分を捜査しようとする捜査七課「ヒガンバナ」は邪魔な存在となっているようで、廃止論まで出る始末。捜査もできない状況にされてしまいます。  しかし、来宮(堀北)たちはそのような状況でも捜査をやめることなど断じてないのです。来宮がよく行く食堂で捜査を継続(なんだそりゃ)。その中で、彼女たちも20年前の警察の汚職、来宮の父の死の謎にたどり着くのです。  来宮と雪乃(檀れい)は晴子に接触し、資産を目的とした詐欺を働いていたのではないかと問い詰めます。しかし晴子はまったく意に介さず「私はお世話をして、結果的にお金をいただいただけです」と語るのです。  ただ、調べていくうちに晴子の“素性”が徐々に明らかになっていきます。彼女は顔のみならず全身整形を施しており、過去には男から暴力など最悪な目にあっていたと。その中で男への復讐に走ったという結論が導き出されます。しかし、晴子を逮捕する決定的な証拠はありません。八方塞がりか……。  警察上層の一人として過去の汚職を隠蔽していた七課長のすみれ(大地真央)。すみれは解散されそうになるヒガンバナを守ろうとして隠蔽を継続しようとしますが、雪乃をはじめメンバーから一喝! を受けます。目を覚ましたすみれは記者会見を開き、汚職の隠蔽などを洗いざらい語り、警察を去る覚悟を決めるのでした。  これによって、晴子と海原が行っていた詐欺を明らかとなり、あっという間に逮捕とあいなりました。めでたしめでたし。  うーん正直最後はあっさりしすぎかなあと思いましたが、毎週謎を呼ぶ展開でどらまっ子的には十分に楽しめました。堀北さん、結婚しても変わらず美しかったです。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

最後があっさりしすぎでは!?  『ヒガンバナ』最終回があっという間に……

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日本テレビ系『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』
 堀北真希さん主演『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)は最終回。先週、老人の財産を狙う介護士、さらには警察OBで、その介護士を雇う派遣会社の社長が「練馬資産家強盗致死事件」に絡んでいることがわかりましたが、警察内部が隠蔽に動き、上が動いてくれません。果たしてどうなるのか……。  介護士の晴子(斉藤由貴)と社長の海原(ダンカン)が事件に絡んでいるのは明白でしたが、警察はまったく動かず。元警察官だった海原は、上層部が裏金に手を染めていることを知っていました。その事実を公にしない代わりに、海原の悪事を追及しないということです。  警察上層にとっても、痛い部分を捜査しようとする捜査七課「ヒガンバナ」は邪魔な存在となっているようで、廃止論まで出る始末。捜査もできない状況にされてしまいます。  しかし、来宮(堀北)たちはそのような状況でも捜査をやめることなど断じてないのです。来宮がよく行く食堂で捜査を継続(なんだそりゃ)。その中で、彼女たちも20年前の警察の汚職、来宮の父の死の謎にたどり着くのです。  来宮と雪乃(檀れい)は晴子に接触し、資産を目的とした詐欺を働いていたのではないかと問い詰めます。しかし晴子はまったく意に介さず「私はお世話をして、結果的にお金をいただいただけです」と語るのです。  ただ、調べていくうちに晴子の“素性”が徐々に明らかになっていきます。彼女は顔のみならず全身整形を施しており、過去には男から暴力など最悪な目にあっていたと。その中で男への復讐に走ったという結論が導き出されます。しかし、晴子を逮捕する決定的な証拠はありません。八方塞がりか……。  警察上層の一人として過去の汚職を隠蔽していた七課長のすみれ(大地真央)。すみれは解散されそうになるヒガンバナを守ろうとして隠蔽を継続しようとしますが、雪乃をはじめメンバーから一喝! を受けます。目を覚ましたすみれは記者会見を開き、汚職の隠蔽などを洗いざらい語り、警察を去る覚悟を決めるのでした。  これによって、晴子と海原が行っていた詐欺を明らかとなり、あっという間に逮捕とあいなりました。めでたしめでたし。  うーん正直最後はあっさりしすぎかなあと思いましたが、毎週謎を呼ぶ展開でどらまっ子的には十分に楽しめました。堀北さん、結婚しても変わらず美しかったです。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

「ウルトラ惰性ドラマ」の最終回が淋しい!?  『ダメな私に恋してください』の結末は

damenawatashi0316
TBS系『ダメな私に恋してください』
 深田恭子さん主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)はついに最終回。これまでその気楽さで視聴者の満足を獲得してきた同ドラマですが、今回でオシマイです(グスン)。  黒沢(ディーン・フジオカ)と体調を崩した春子(ミムラ)の様子を見て、「喫茶ひまわり」を出て行ったミチコ(深田)。失恋(?)にショックを受けてはいたようですが、イケメンコックのサイトを見て再び元気を取り戻します。もはやどうでもいいのか……(笑)。  出て行ってからは一度も「喫茶ひまわり」に顔を出さなかったミチコですが、ある日、黒沢から連絡が。「今日残った荷物を取りに来い。来なかったら捨てる」と発言。ミチコとしてはもう顔を出さないつもりでしたが、黒沢のドSっぷりに押し切られ、再び訪れることに……。  ミチコが「喫茶ひまわり」に着くと、黒沢や仲間がミチコの誕生日を祝ってくれました。黒沢はそのためにミチコを呼び出したんですね。ツンデレだこと。そこには、体調回復した春子の姿も……。他愛のない会話をする黒沢とミチコの姿を見て、春子もなんともいえない表情に。黒沢も何か悩んでいるかのような様子。おろろ。  一人暮らしを始めたミチコですが、黒沢などみんなとの楽しい時間を思い出し、寂しい日々を過ごしています。一度は結婚しかけた最上(三浦翔平)から再度交際を申し込まれるも、やはり受けることができません。難しいところでございます。  そんな折、夜、一人暮らしのミチコをつけ狙う“変態”の影が。カメラを持った男は「一緒にご飯食べましょう」といきなり声をかけてきます。ミチコは叫びながら逃げますが、部屋にまでついてきてインターホンを鳴らしまくり。さすがにこりゃこわい。  ミチコは恐怖のあまり黒沢に電話を入れます。飛んでくるヒーロー黒沢! そしておびえるミチコを強く抱きしめるのです。あーもう、ベタだなあって感じなんですが、これが視聴者に受けているのです。  来てはもらったものの、ミチコは「春子が待っているんじゃ」と、気を使って黒沢にたずねます。しかし、黒沢の返答は「待ってない」でした……。  黒沢はミチコの部屋に来る前、春子と人生ゲームをしていました。そこで、兄の妻だった春子をずっと好きだったこと、兄が亡くなったことで自分が春子を守らなければと思ったこと、しかし、気持ちが変わったことを……。春子もまた、自分が黒沢に甘えていたことや、また恋がしてみたいと語り、2人の関係に一つの“決着”をつけていたのでした。  黒沢はその話をミチコに聞かせていましたが、ミチコはいつの間にか眠っていました。このドラマこんなのばっかりだな(笑)。最終回までやるとは思いませんでした。  その後も一応は一人暮らしをするミチコ。ある夜、黒沢は「喫茶ひまわり」のメンバーから「ミチコさん大丈夫ですかね」と声をかけられます。黒沢は警戒するだろうし大丈夫と言いつつ、何度かミチコに連絡を入れます。しかし、ミチコは電話に出ません。何度電話してもミチコは電話に出ず、不安を募らせる黒沢。思わず外に出てミチコを探してしまうのです。  しかし、黒沢が帰ってきた「喫茶ひまわり」には、猫を抱いたミチコの姿が。どうやら捨て猫にかまっていただけだった模様。まあ、そんなことだろうと思いましたが。  2人きりとなり、ミチコは自分の気持ちを黒沢に打ち明けます。自分はどんなにがんばってもダメで、支えてもらって生きていきたいと、そして、黒沢を見据えて、こう願うのでした。 「ダメな私に恋してください」  まあ、黒沢の答えはいうまでもないでしょう。そのへんは是非本編で確かめてくださればと思います。  全体を通してですが、肩の力の抜けた深刻さゼロの同ドラマ、OLを中心にかなり好評でした。最終回の視聴率も10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でフィニッシュ。十分成功といえるのではないでしょうか。来週から火夜は何を楽しみにすればいいのか……。  深田恭子さん、ディーン・フジオカさんの次回作にも期待です。あ、ちなみに最上は「意外な人」と結ばれることになります。見逃した方はぜひ。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

「ウルトラ惰性ドラマ」の最終回が淋しい!?  『ダメな私に恋してください』の結末は

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TBS系『ダメな私に恋してください』
 深田恭子さん主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)はついに最終回。これまでその気楽さで視聴者の満足を獲得してきた同ドラマですが、今回でオシマイです(グスン)。  黒沢(ディーン・フジオカ)と体調を崩した春子(ミムラ)の様子を見て、「喫茶ひまわり」を出て行ったミチコ(深田)。失恋(?)にショックを受けてはいたようですが、イケメンコックのサイトを見て再び元気を取り戻します。もはやどうでもいいのか……(笑)。  出て行ってからは一度も「喫茶ひまわり」に顔を出さなかったミチコですが、ある日、黒沢から連絡が。「今日残った荷物を取りに来い。来なかったら捨てる」と発言。ミチコとしてはもう顔を出さないつもりでしたが、黒沢のドSっぷりに押し切られ、再び訪れることに……。  ミチコが「喫茶ひまわり」に着くと、黒沢や仲間がミチコの誕生日を祝ってくれました。黒沢はそのためにミチコを呼び出したんですね。ツンデレだこと。そこには、体調回復した春子の姿も……。他愛のない会話をする黒沢とミチコの姿を見て、春子もなんともいえない表情に。黒沢も何か悩んでいるかのような様子。おろろ。  一人暮らしを始めたミチコですが、黒沢などみんなとの楽しい時間を思い出し、寂しい日々を過ごしています。一度は結婚しかけた最上(三浦翔平)から再度交際を申し込まれるも、やはり受けることができません。難しいところでございます。  そんな折、夜、一人暮らしのミチコをつけ狙う“変態”の影が。カメラを持った男は「一緒にご飯食べましょう」といきなり声をかけてきます。ミチコは叫びながら逃げますが、部屋にまでついてきてインターホンを鳴らしまくり。さすがにこりゃこわい。  ミチコは恐怖のあまり黒沢に電話を入れます。飛んでくるヒーロー黒沢! そしておびえるミチコを強く抱きしめるのです。あーもう、ベタだなあって感じなんですが、これが視聴者に受けているのです。  来てはもらったものの、ミチコは「春子が待っているんじゃ」と、気を使って黒沢にたずねます。しかし、黒沢の返答は「待ってない」でした……。  黒沢はミチコの部屋に来る前、春子と人生ゲームをしていました。そこで、兄の妻だった春子をずっと好きだったこと、兄が亡くなったことで自分が春子を守らなければと思ったこと、しかし、気持ちが変わったことを……。春子もまた、自分が黒沢に甘えていたことや、また恋がしてみたいと語り、2人の関係に一つの“決着”をつけていたのでした。  黒沢はその話をミチコに聞かせていましたが、ミチコはいつの間にか眠っていました。このドラマこんなのばっかりだな(笑)。最終回までやるとは思いませんでした。  その後も一応は一人暮らしをするミチコ。ある夜、黒沢は「喫茶ひまわり」のメンバーから「ミチコさん大丈夫ですかね」と声をかけられます。黒沢は警戒するだろうし大丈夫と言いつつ、何度かミチコに連絡を入れます。しかし、ミチコは電話に出ません。何度電話してもミチコは電話に出ず、不安を募らせる黒沢。思わず外に出てミチコを探してしまうのです。  しかし、黒沢が帰ってきた「喫茶ひまわり」には、猫を抱いたミチコの姿が。どうやら捨て猫にかまっていただけだった模様。まあ、そんなことだろうと思いましたが。  2人きりとなり、ミチコは自分の気持ちを黒沢に打ち明けます。自分はどんなにがんばってもダメで、支えてもらって生きていきたいと、そして、黒沢を見据えて、こう願うのでした。 「ダメな私に恋してください」  まあ、黒沢の答えはいうまでもないでしょう。そのへんは是非本編で確かめてくださればと思います。  全体を通してですが、肩の力の抜けた深刻さゼロの同ドラマ、OLを中心にかなり好評でした。最終回の視聴率も10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でフィニッシュ。十分成功といえるのではないでしょうか。来週から火夜は何を楽しみにすればいいのか……。  深田恭子さん、ディーン・フジオカさんの次回作にも期待です。あ、ちなみに最上は「意外な人」と結ばれることになります。見逃した方はぜひ。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

誰もが生きづらさを抱える世の中で――思い出はなんのためにあるのか?『いつ恋』第9話

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 ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の第9話では、数多くの思い出が描かれている。あるいは、思い出が人の人生を決定付ける、その様が描かれているといってもいいだろう。練(高良健吾)が働く運送会社の社長は、練にこう語りかける。 「ふるさとっていうのはさ、思い出のことなんじゃない? そう思えば帰る場所なんていくらでもあるし、これからもできるってこと」  かつて音(有村架純)が幼かったころ、彼女の母親(満島ひかり)は恋とは何かと問われ、「おうちもなくなって、お仕事もなくなって、どこも行くとこなくなった人の、帰る場所」と答えていた。だから、恋と思い出は似ている。人は大切な恋を忘れることはできないし、思い出から逃れて生きることもかなわない。それは私たちが生き続ける限り、胸の奥に隠れている。  そして第9話では、これまでの8話を見てきた視聴者の思い出も喚起される。たとえば、木穂子(高畑充希)は久しぶりに再会した練に「私も相変わらず楽しくやってるから」と言葉をかけ、音には「私は、もともとめんどくさい女だもん」と告げる。このセリフの中の「相変わらず」、そして「もともと」という言葉が、木穂子の5年前、そしてまた作品では描かれなかった5年という長さを物語っている。練や音だけでなく、木穂子もまた大切な思い出とともに今を生きているのだ。  晴太(坂口健太郎)が小夏(森川葵)を連れていった芝居で公演している劇団まつぼっくりは、かつて小夏がモデルに憧れていたころに路上でチラシを配っていた、あの劇団だ。運送会社の社長が練に餞別を渡し「こじの菓子折りは、来月分から引いとくからね」と冗談を言う場面を見れば、練に相談もせず給料から天引きして貯金をしていた昔を思い出すし、5年前にはウソばかりついていた先輩の佐引(高橋一生)は「俺がウソついたことあるか?」と練に言う。彼ら彼女らがこれまでに語った言葉や、その一挙手一投足全てが、私たち視聴者の思い出として同期している。  今回、自分の思い出と向き合うことになった、というか向き合わざるを得なくなったのが朝陽(西島隆弘)だ。かつて雑誌で働いていたころに取材で会った弁護士と再会し、朝陽はこう告げられる。 「間違ってもいい。失敗してもいい。ウソのない生き方をしましょう。君はいつもそう言っていた」  社長である父親の右腕となり、弱者を切り捨てる今の朝陽にとっては、聞きたくない言葉だろう。だがその言葉は、朝陽がいくら忘れたくても、言葉を聞いた者の思い出として残っている。そして、その言葉はいつか自分に帰ってくる。だが、朝陽は、自らの思い出と決別して生きることを決断する。今の仕事を続けると音に告げ、「これが今の僕が選んだ一番幸せな現実です。恋から始まらなくていい。ここで生きよう。一緒に生きよう」と語りかけるその言葉は、音が練に惹かれていることを朝陽が知っているから、あまりにも切なく響く。  この言葉が、どこまで音の胸に響いたのかはわからない。だが、少なくともこの言葉で、音は練ではなく、朝陽を選ぶことを決めたのだろう。朝陽の父親が「自分を一度捨てたことのある人間なんだろうな」と語ったように、北海道のころの音は自分を捨てていた。あきらめていた。一度どころではなく、何度も、何度も。だから音は、朝陽を見捨てることができない。音はきっとこのとき、練をただの思い出にしようと決めたのだ。  だがそもそも、思い出とはなんのためにあるのか? それは、少なくともこの作品の中では、人がウソをつかずに生きるためにある。誰もが迷い、戸惑い、傷つきながら生きていくうちに、本当の自分を見失う。うれしいときに悲しい顔をしたり、悲しいときにうれしい顔をすることはしばしばだ。そんなときのために、思い出はある。いつでも帰れる場所として。それは忘れようとしても忘れることのできないものだし、いつか必ず思い出されるものだ。  そして音は、かつての自分とよく似た少女(芳根京子)と出会う。自分のかばんを引ったくった泥棒を見つけても、警察へ行こうと考える前に、その引ったくりが腹をすかしていないかを気にするような、おっちょこちょいだ。東京ではひと駅ぐらいは歩けるのかと尋ねたその質問は、音が初めて練に出会ったときにしたのと同じ問いだ。その少女はかつての音そのままであり、音の思い出そのものでもある。だから少女を見つめる音のまなざしは、まるで音の母親が幼い音を見つめたのと同じように慈しみに満ちている。  あの幼かった子どもは、年月を経て、今は病院のベッドで眠っている。彼女が眠る前に書いていた手紙は、練に宛てたものなのか、朝陽に宛てたものなのか。それとも亡き母親へ宛てた手紙か、あるいはあの日の自分にしたためたものなのだろうか。それはきっと、次週の最終回で明らかになるのだろう。いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。それでもその恋は、まだ始まってもいない。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは@aizawaaa

広瀬すず本当に死んじゃったの!?  『怪盗 山猫』の成宮寛貴が冷酷すぎて……

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日本テレビ『怪盗 山猫』
 亀梨和也さん主演『怪盗 山猫』(日本テレビ系)は第9話。前回で悪の親玉「ユウキテンメイ」が雇った殺し屋「カメレオン」が勝村(成宮寛貴)だったことがわかり、かなり衝撃的でした。撃たれた山猫(亀梨)は大丈夫なんでしょうか。  ユウキ邸に忍び込んだ山猫は勝村に撃たれ、起き上がることができません。実際は血のりが流れる防弾チョッキを着ていたんですが、勝村に見破られ脇腹を撃たれてしまいます。そんな甘くはないか。  駆けつけた警察の中で、最初に山猫を発見したのは刑事のさくら(菜々緒)。山猫は勝村に撃たれたことをさくらに伝え、自分をかくまうよう伝えるのです。さくらは迷いますが、山猫を自分の家のベッドで寝かせ、かくまうこととします。重傷なのは間違いなく、眠り続ける山猫。  そんなさくらの家に、勝村が潜入。勝村は眠る山猫に危害は加えませんでしたが、仲間である里佳子(大塚寧々)と真央(広瀬すず)を殺すと告げます。そして、自分が書いた山猫に関する記事を置いていくのです。仕事から帰ったさくらは、その文面を読むのですが……。  山猫は少年時代、ユウキテンメイの命によって集められた「スパイ育成」メンバーの1人でした。1人、また1人と消えていく仲間たちの中で、山猫は生き残ります。  そんな中、当時ユウキのボディガードだった関本(佐々木蔵之介)の指示で、ユウキの目を盗んで日本と世界をつなぐ“二重スパイ”として暗躍した山猫でしたが、最終的には関本に裏切られてユウキの手に落ちます。ここで処刑されるはずだったのですが、命からがら逃げ出して九死に一生を得、日本に舞い戻り、ユウキへの復讐を心に誓うのでした。なるほど、そんな過去が……。  勝村は山猫メンバーのアジト「STRAY CAT」へ。すでに勝村が山猫を撃ったことを知る里佳子と真央は、なぜ撃ったのかと勝村を問い詰めます。  勝村は、殺すターゲットと仲間になり、信頼を勝ち取ったところで殺すことが何よりの快感だと告げます。そこに同情や哀れみの気持ちは微塵もありません。完全にワルです。異常ですよ成宮さん。  勝村は里佳子と真央をロープでしばり、「STRAY CAT」に火を放ちます。燃え上がる中、なんとか逃げようとする2人でしたが、火はもう建物全体に……。翌日、2人の死体が上がったとニュースで報道されるのです。え、マジで死んだのか。  ある程度回復した山猫は、仲間であることがバレて警察に捕まっていた関本を助け出し、「リターンマッチだ」と語り、そして……。  次回へ続く。  え、ここで終わり!? 気になるー! という展開でございました。来週は最終回ということですが、勝村は想像以上に手強く、山猫よりも強いんではないかという描かれ方をしております。ここをどう突き崩すのか、山猫の作戦に注目ですね。  次回は最終回。毎回スリリングで面白かっただけに寂しいですが、最終回も楽しく見させていただきます。みなさんもぜひ。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

NHKドラマ『恋の三陸~』が“爆死”の松下奈緒 民放連ドラ主演で“大胆キャラチェンジ”は大丈夫か

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NHK『恋の三陸 列車コンで行こう!』より
 現在放送中のNHK特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』(全3話)で主演を務めているものの、初回2.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話3.2%と爆死している松下奈緒が、大胆なキャラチェンジを図り、1年半ぶりの民放連ドラの主演に臨むことになった。  松下は4月期にフジテレビ系でオンエアされる『早子先生、結婚するって本当ですか?(以下、早子先生~)』(木曜午後10時~)で主演するが、役づくりのため、デビュー以来、ずっとロングだった髪をバッサリ切って、ショートカットにしたのだ。松下は「この作品で、早子同様、何か自分も変わりたいなと思い短くしました」とコメントしている。  松下の民放連ドラでの主演は、2014年10月期の『ディア・シスター』(石原さとみとのW主演/フジテレビ系)以来。単独での民放連ドラ主演となると、13年4月期の『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』(フジテレビ系)以来、3年ぶりとなる。 『早子先生~』の原作となっているのは、立木早子氏がブログで連載した婚活4コマエッセイ漫画。これが、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(イースト・プレス)など3冊にわたって書籍化され、その単行本を元にドラマ化される。  松下が演じる主人公・立木早子は、34歳にして、いまだ結婚を意識していない独身の小学校教師。周囲に巻き込まれて、結婚に向かって動き始め、時に傷つきながらも、運命の人と巡り会うべく奮闘していくストーリー。いよいよ結婚を本気で考え始める早子は、同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。独身の先輩男性教諭も参加し、慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、結婚に向けて一歩踏み出していく姿を描いた作品。  共演陣は、「婚活同盟」を組む同僚教師役に貫地谷しほり、佐藤仁美。独身の先輩男性教師役に八嶋智人、同僚教師役に、山内圭哉、田野倉雄太が起用され、父親役を尾藤イサオ、母親役を松坂慶子が演じる。  脚本は、『ホタルノヒカリ』シリーズ(日本テレビ系)、『シェアハウスの恋人』(同)などを手掛けた水橋文美江氏が担当。演出は、『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)、『101回目のプロポーズ』(同)、『Dr.コトー診療所』シリーズ(同)、『プライド』(同)、『ようこそ、わが家へ』(同)などの中江功らだ。  松下主演ドラマの視聴率は、石原とのW主演だった『ディア・シスター』こそ平均11.3%と、2ケタをキープしたが、『鴨、京都へ行く。~』は平均9.8%で1ケタ台。その前に主演した『早海さんと呼ばれる日』(フジテレビ系/12年1月期)は平均10.5%と、ギリギリ2ケタと冴えない。もともと、民放ドラマより数字が低いとはいえ、オンエア中の『恋の三陸~』は悲惨な視聴率を記録しているだけに、『早子先生~』ではなんとか汚名返上したいところ。 『早子先生~』の前には、3月11日に放送される『金曜ロードSHOW!』枠(日本テレビ系)のスペシャルドラマ『天才バカボン~家族の絆』でバカボンのママ役を演じる。これまた、これまでの松下のイメージとは大きく異なった演技が見られるかも……。 (文=森田英雄)

吉田羊が気づいた! そして佐藤隆太はやはり最低! 『ナオミとカナコ』が急展開に

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フジテレビ系『ナオミとカナコ』
 広末涼子さん、内田有紀さん主演『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)は第9話。セミファイナルということで、事態は急展開を迎えます。  前回、中国から日本に戻ってきた林(佐藤隆太)と加奈子(内田)が抱き合っているところを目撃してしまった直美(広末)。直美は陽子(吉田羊)が林を見つけないよう取り計らっていたにもかかわらず、加奈子が林と関係を持っていたと思い込んだのです。本当は誤解んだけど。  これまで揺らぐことのなかった直美と加奈子の絆がここで崩壊。そして、すでに陽子は、弟である達郎(佐藤隆太=2役)の失踪が直美と加奈子の共犯によるものだと確信していました。このままではまずいぞ。  直美はとりあえず、達郎のそっくりさんである林を即刻中国に帰そうと画策します。加奈子に愛の告白をしたものの結果的にフラれてしまった林は、大人しく中国に帰る決断をします。切ないぜ。  しかし、陽子は直美の部屋に盗聴器を仕掛けており、林が飛行機に搭乗する日程を把握していたのです。空港に一足早く着いた林は、カフェで座って待っていました。そこへ……。 「達郎?」  陽子が……陽子が林を見つけてしまいました。弟を見つけたと思って思わず抱きつく陽子ですが、林はそれを拒否。「アナタ、ダレデスカ?」と聞きます。林は達郎がどうなったなど、事件のことは何も知りません。離れた瞬間に落としたパスポートを見て、目の前にいる男が達郎ではないと知る陽子……。林は逃げ、なんとか直美と落ち合え、とりあえずホテルに戻ることになりました。  そんな中、陽子の周りでも不穏なことが起きはじめます。度重なる無言電話、夜道で尾行され、さらには達郎の働いていた銀行内で「達郎が横領」のメールが配信されるなど……。無論、直美や加奈子がそんなことをするはずがありません。陽子は無言電話を達郎だと思い「夜、○○公園で待ち合わせる」と声なき主に告げるのでした。  そして、公園にやってきた陽子でしたが……。突然鉄パイプを持ったマスク姿の人物が陽子を強襲! 危うく命を奪われるところでしたが、一緒にいた探偵が寸前のところでパイプ野郎を捕まえました。  意外にも、そのパイプ野郎は“野郎”ではなく女性。陽子はその女性の顔を知っており、結婚前に達郎が付き合っていた女性だと語ります。この女性は、達郎のDVによって精神を病んでしまい、恨みが爆発して凶行に及んだということ。陽子はついに、達郎に家庭内暴力のケがあることを知ったのです(おせー)。  達郎の失踪が極めて事件性の高いものになったことから、陽子は警察の協力を得ることも可能に……。その中で、達郎が直美と加奈子に「殺された」と確信したのでした……。  一方、加奈子は達郎の子を妊娠してしまい、困惑の中で子どもを生んで育てると決意。陽子が真相にたどり着いたことを知り、直美に逃亡するよう伝えるのです。自分は、子どもがいるから足手まといになると……。直美は加奈子の妊娠を知り、林との関係が誤解であったと悟ります。加奈子は、すべてを知った陽子の問い詰めにもまったく動じることなく、シラを切り通しております。  直美は、加奈子と一緒に逃亡することを決意。荷物を持って外に出て、さあ逃げるぞと思った矢先、そこに警察と陽子が立ちはだかって……。ちなみに刑事さんはモロ師岡さんです。 「えー!ここで終わりかよ」という視聴者の声が聞こえてきそうです(私の声か)。次回は最終回。果たして直美と加奈子は逃げ切ることができるのか!? お見逃しなく~。 (文=どらまっ子KYOちゃん)