不振続きのフジ「月9」7月期・桐谷美玲主演『好きな人がいること』にイケメン俳優3人投入の“姑息”ぶり

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 フジテレビの看板ドラマ枠“月9”が、不振を極めている。  昨年4月期『ようこそ、わが家へ』(相葉雅紀主演)こそ、平均視聴率12.55%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、まずまずだったが、同7月期『恋仲』(福士蒼汰主演)は3度の1ケタ台を記録するなど苦戦し、平均10.7%と2ケタ台に乗せるのが精いっぱい。  同10月期『5→9 ~私に恋したお坊さん~』(石原さとみ主演)は、石原人気でなんとか平均11.7%をマークしたが、今年1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純&高良健吾主演)は平均9.7%と1ケタ台に終わり、同枠史上ワースト視聴率を記録してしまった。  現在放送中の福山雅治主演『ラヴソング』は、まさかの1ケタ台に転落するなど大苦戦。福山の結婚による人気下降、“ゴリ押し”感たっぷりの無名ヒロイン・藤原さくらの起用への嫌悪感などが要因となっているようで、ここからの巻き返しは厳しそうだ。  フジとしては、『ようこそ、わが家へ』以来のヒットを飛ばしたいはずだが、来たる7月期の『好きな人がいること』の主演は、“低視聴率女優”とも称されている桐谷美玲。桐谷は元来ヒロイン役が多く、深夜枠でこそ主役を務めたことがあったものの、ゴールデン帯で主演を務めたのは、昨年11月13日から12月4日まで、全4話で放送された『アンダーウエア』(フジテレビ系)が初めてだった。  同ドラマは米国の大手映像配信会社「Netflix」との連動で制作され、webで先行配信された後、フジでオンエアされたが、ゴールデン帯で3~4%台を出す惨事となり、最終回は土曜夕方に降格させられてしまった。  桐谷はこの1月期、テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』でも主演したが、平均視聴率は6.45%とイマイチで、“低視聴率女優”のレッテルを払拭することはできなかった。 『アンダーウエア』が爆死したばかりだというのに、懲りもせず桐谷を主演に据えたフジは“月9”不振の脱却策とでもいうべきか、『好きな人がいること』では、事実上の準主役に山崎賢人、三浦翔平、野村周平と3人のイケメン若手俳優を並べた。名目上は山崎が準主役だが、三浦、野村にも同等の役回りが与えられ、この3人の人気でなんとか数字を取ろうという算段が垣間見える。  ドラマの舞台となるのは、海辺のレストランで、主人公・櫻井美咲(桐谷)は、将来独立を目指しているパティシエ役。仕事をクビになり、転職活動がうまくいかない中で、高校時代の初恋の人・柴崎千秋(三浦)と再会。千秋に誘われ、彼が経営する湘南のレストランで、住み込みのバイトを始めるという奇跡の展開に……。憧れの千秋と一つ屋根の下で暮らすことになった美咲だが、そこには、千秋の弟で、シェフを目指して学校に通う三男の冬真(野村)と、次男でレストランを支える天才シェフ・夏向(山崎)がいた。イケメン3兄弟のうち、恋愛弱者・美咲の重い心の扉を開けるのは誰になるのか? 4人の恋愛模様を描いたロマンチック・ラブコメディだ。  脚本は、『恋仲』、映画『ストロボ・エッジ』(2015年)などを手掛けた桑村さや香氏のオリジナル作品となる。  その『好きな人がいること』の制作発表会が5月1日、YouTube Live、LINE LIVE、ツイキャスで生配信される異例の形で行われ、フジによれば、約60万人が視聴したという。さすがに、その視聴人数はマユツバものだが、イケメン俳優が3人揃うとあって、ある程度の視聴者の関心を集めたのは確かなようだ。  ヒロインがパティシエで、相手役(準主役)が山崎というと、NHK朝ドラ『まれ』(土屋太鳳主演)を、つい想起させてしまいそうな設定で、安直な発想といわれてもいたしかたなさそう。  昨年9月公開の映画『ヒロイン失格』でも、桐谷(主役)と山崎(準主役)は共演しており、気心は知れている。桐谷自体が数字を持っていないだけに、『好きな人がいること』がヒットするかどうかは脇を固めるイケメン3人衆の双肩にかかっているといえそう。フジの思惑通り、“脇役頼み”のドラマが果たして好視聴率を取れるのか? (文=森田英雄)

フジ『OUR HOUSE』視聴率急落が止まらない!「こんな芦田愛菜、見たくない!」子役に同情の声

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フジテレビ公式サイトより
 視聴率爆死中の芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックスのダブル主演、野島伸司脚本のホームドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系/日曜21時~)。8日放送の第4話は、平均視聴率3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、ついに打ち切り圏内といわれる4%台をも下回ってしまいました……。しかし、「日刊サイゾー」はフジテレビの味方! 見捨てずに、今回もドラマの見どころを振り返っていきましょう。

あくびが出るほど平和

 1話完結ものの『OUR HOUSE』ですが、はっきりいってストーリーは大したことありません。いや、それどころか既視感あふれる展開を、「なんか、アメリカ人がいる」という違和感で成立させている気さえします。野島センセーのホームドラマといえば、『ひとつ屋根の下』(同)で兄妹間(福山雅治&酒井法子)の禁断の恋や、高校生のレイプ被害などを描いておりましたが、今作は平和すぎてあくびが出ます。  さて、第4話は、長女・桜子(芦田)の叔父・丈治(塚本高史)のメーン回。離婚後、親権を奪われ「息子に会わせてもらえない」と嘆く丈治のため、桜子(芦田)とアリス(シャーロット)が元嫁と息子の生活をコソコソと偵察。そこには、知らない男を「パパー」と嬉しそうに呼ぶ息子の姿。すでに、幸せな家庭が築かれていました。  せめて、成長した姿を丈治に見せたいと思ったアリスは、雑誌カメラマンのふりをして息子に近づき、写真を撮りまくるという暴挙に。息子も「ぼくなんかが、ホントに雑誌に載るの?」と、とっても不安そう。さらに、アリスは突然「ホントウノパパ、アイタクナイデスカ?」と言いだす始末。このアメリカ人、日本に来てから仕事も探さず、他人の事情に首を突っ込んでばかり。きっと、暇なんだろうなあ……。  その後、元嫁が丈治に「私の息子に関わろうと思わないで」と訴えますが、桜子が新しい父親とコンタクトを取ったところ、あっさりと丈治と息子の再会に成功。めでたし、めでたし……。

心くんに「うざい!」と言い放たれる芦田愛菜を、いったい誰が見たいのか?

 毎度、あっさりとしたあらすじですが、『OUR HOUSE』の見どころはなんといっても桜子の長ゼリフ。もはや、台本の7割くらいが桜子のセリフなのでは? しかし、見せ場であるはずの桜子のセリフこそ、視聴者の酷評を集めている最たる要因。ネット上では、「愛菜ちゃんには、もっとかわいらしい役をやってほしい」「嫌な姑みたい」「桜子がねちねち弟をイジメてて、見てられない」と大不評なのです。  ちなみに、第4話の冒頭場面の長ゼリフの一部がこちら。父親がアメリカから連れてきた恋人・アリスになつき始めている光太郎(加藤清史郎)と新太郎(寺田心)に、桜子が大声でまくし立てます。 「バカなの!? あんたたちは、バカなの? その言葉が知らぬ間に、あんたたちの心の奥の柔らかいとこ。わかる~? 夜空の向こう、柔らかいとこに、そっと種を撒かれてしまっているの。その少し寂しそうな顔をした種は、やがて手が出て、足が出る。いやらしい、ジメジメしたカタツムリになるの。するとあんたたち単純な男たちは、いつかママと呼んであげなくちゃかわいそうだと、ささやかれてしまうの。そしたら何かの拍子に言うでしょう。アリスのことを気の毒に思い、ママ~ママ~って。必ず言うわ! おバカなあんたたちに断言する!」  ああ、うるさい。愛ゆえの長女劇場ですが、やっぱり文字にしても鬱陶しいですね。案の定、この直後、光太郎と新太郎に「いちいち、うるさいんだよ!」「おねえちゃん、うざい!」と不快感を露わにされるわけですが、確かに、こんな浅香光代みたいにまくし立てる愛菜ちゃんを求めている視聴者って、どこにいるんでしょうか? フジはドラマ開始当初、「芦田愛菜第2章はじまります」と意気揚々と掲げていましたが、視聴者が「こんなに鬱陶しい愛菜ちゃん、見たくない」と嫌がるのも致し方ないですね。

心くんのマネジャーは注意を!

 毎回、「心くんが言わなさそうなこと」を言わされている心くん。今回も焼き鳥屋のシーンで、無邪気に「ぼくねー、ハツと砂肝とー」と内蔵名を叫んでいました。大人たちによるベッキーばりの“あざとさ”が見え隠れする部分ではありますが、心くんファンには胸キュンポイントなのでしょうね。  しかし、今回は丈治の息子役としてゲスト出演した五十嵐陽向くん(セントラル所属)の声が、心くんにそっくりという致命的なミスが。お株が奪われないかと、老婆心ながらハラハラしました。心くんのマネジャー(ジョビィキッズプロダクション)は、共演者に甲高い声の子役がいないか、厳しく目を光らせておいたほうがいいと思います!  そんなわけで、歴史的な平均視聴率2.8%を記録したEXILE・AKIRA主演『HEAT』(同)に、にじり寄っている『OUR HOUSE』。次回は愛菜ちゃんの“泣きの演技”がありそうですから、見るっきゃないですね! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

ヒット作ゼロの“DKJ(大根女優)”北川景子が日テレ『家売るオンナ』主演、「ジャニーズの相手役しか……」

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 DAIGOとの結婚報道により好感度がうなぎ上りといわれている女優の北川景子が、7月スタートの連続ドラマ『家売るオンナ』(日本テレビ系/水曜22時~)で主演を務めることがわかった。  北川が演じるのは、「わたしに売れない家はない」と豪語する不動産屋のスーパー営業ウーマン役で、客の人生最大の買い物を、ある時はダイナミックに、ある時は感動的に演出して売りまくるという。北川は自身のブログで、役作りのためロングヘアをばっさりとカットし、4日にクランクインしたことを報告している。 「北川の関係者は、早くも“結婚後初の主演作”などと各報道媒体にアピールしている模様。事務所サイドもこの結婚フィーバーにあやかって、次こそはヒットさせたいところ」(テレビ誌ライター)  それもそのはず、北川のこれまでの主演ドラマには、ヒット作がない。昨年主演を務めた『探偵の探偵』(フジテレビ系)は、北川がクランクイン1カ月前からアクションのレッスンに打ち込み、毎日プロテインを飲んで臨んだというが、要のアクションシーンが「しょぼい」「迫力がない」などと不評で、プライム帯ながら1ケタ続き。自己ワーストは5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。 「それ以前の『悪夢ちゃん』(日本テレビ系)や『LADY~最後の犯罪プロファイル~』(TBS系)も、鳴かず飛ばずの結果に。北川出演作で好調だったのは、『HERO』(フジテレビ系)、『謎解きはディナーのあとで』(同)、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(同)と、ジャニーズ主演作のヒロインばかり。北川の美貌は、ジャニタレの相手役としては好評ですが、こと主演となると美人特有の無表情さが目立ってしまうとも。業界内でも、彼女の演技力には疑問の声が絶えません」(同)  主演作が増える一方で、いまだヒット作ゼロの北川。今度こそ“DKJ(大根女優)”の悪評を振り払えるといいが……。

打ち切りに向け待ったなし!? 芦田愛菜&シャーロット主演のフジ『OUR HOUSE』は爆死続き……

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フジテレビ系『OUR HOUSE』番組サイトより
 もう、打ち切りは確定か?  芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックス主演のフジテレビ系連続ドラマ『OUR HOUSE』(日曜午後9時~)がボロボロだ。  初回から、いきなり4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死した同ドラマ。第2話では5.0%と、やや盛り返したものの、5月1日放送の第3話では自己最低の4.0%まで落ち込み、爆死続きだ。  裏のTBS系『99.9-刑事専門弁護士-』(松本潤主演/日曜午後9時~)は16.2%で、前週(4月24日)の19.1%から大きくダウン。日本テレビ系の人気バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日曜午後9時~)も、前週(同)の15.1%から13.9%に落としただけに、『OUR HOUSE』には巻き返しの絶好の機会だったが、そのチャンスをモノにできなかった。  これで、第3話までの平均視聴率は4.6%と悲惨な状況。昨年7月期に放送され、大爆死で話題となった『HEAT』(AKIRA主演/フジテレビ系)でさえ、序盤の3話までは、初回6.6%、第2話3.9%、第3話4.2%で、『OUR HOUSE』はそれをも下回るペースなのだ。  ライバル(?)ドラマの『99.9』が、3週連続15%超えの好調ぶりを見せているだけに、ここから『OUR HOUSE』が巻き返すのは至難のワザで、早くも“打ち切り”がちらついてきた。  主役のひとりである芦田は、今回と同枠の『マルモのおきて』(2011年4月期)などのヒット作を生み、“天才子役”の名を欲しいままにしてきた。  全国児童養護施設協議会、全国里親会などからドラマの内容にクレームが入り、スポンサーがCM放送を見合わせる事態に陥った、芦田主演の問題作『明日、ママがいない』(14年1月期/日本テレビ系)でさえ、平均12.8%と、まずまずの視聴率を取っていた。  今回、単独ではなく、シャーロットとのW主演の形となったが、『99.9』との闘いに大惨敗を喫したとなると、芦田の商品価値が落ち、ドラマの出演料がダウンしてしまう可能性も出てくる。芦田サイドにとって、これは看過できない由々しき問題で、「もうフジのドラマには出ない!」といった事態に発展しかねないだろう。 (文=森田英雄)

能年玲奈もダメ、有村架純もダメ……黒木華『重版出来!』惨敗の裏にあった大トラブル

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TBS系『重版出来!』番組サイトより
「もともと視聴率はあまり気にしてなかったので、1ケタ後半を維持してくれればいいのかなと局内では話題になってますね。主演がゴロゴロと変わったいわくつきの作品ですからね。こういう作品はなかなか数字がついてこないんですよ」(TBS関係者)  女優の黒木華が連ドラ初主演を務める『重版出来!』(TBS系)。初回は9.2%だったが、早くも第2話で7.1%に下落している。 「当初は能年玲奈さんが主演を務めるはずが、業界の横やりで頓挫して、次に内定をしていた有村架純さんにも結局断られたようです。それで、外れの外れで黒木さんに白羽の矢が立ったそうです。有村さんも、最初に能年さんに声を掛けていたことがわかったから断ったんじゃないかと、もっぱらです。女優さんは意外と“序列”にこだわりますからね」(芸能事務所関係者)  黒木はその“序列”を気にしない女優だということになるが、芸能界で最も気にする女優は深津絵里だという。 「ドラマの世界は今回のように主演やヒロインが変わることはよくあります。なので、深津さんはいつも『私は何番目に声をかけたんですか?』と制作側に聞いているようです。そういった世界が嫌になったのか、ドラマは2012年の『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件 』(フジテレビ系)以来出演していません。その代わりに、映画や舞台と、深津さんを直接指名する作品にばかり出ています。彼女のようにドラマ離れする女優さんが増えているのは残念ですが、黒木さんのように序列にこだわらない人にこそ結果を出してほしいですね」(ドラマスタッフ)  黒木の巻き返しなるか――。

フジテレビが『ラヴソング』爆死で調査会社に“敗因分析”を緊急依頼! 結果は「設定が悪い」

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フジテレビ系『ラヴソング』番組サイトより
 福山雅治が3年ぶりに主演している月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ)の視聴率が低迷、関係者がその分析を依頼したという話まで聞かれる。  ビデオリサーチ調べの視聴率は、関東平均で初回10.6%だったが、第2回9.1%、第3回9.4%と1ケタに。局内からは「このままでは月9史上最低の数字となるかもしれない」という話すら聞かれ、定例会見で「もっと数字をとってほしかった」とこぼしたフジ亀山千広社長には、退任説までささやかれる始末だ。 「視聴率が予想よりはるかに低いので、制作関係者とは別に営業サイドが広告代理店系列の調査会社に分析を緊急依頼したという話です」とフジ関係者。  何しろ「月9ドラマ」といえば、フジの高視聴率の看板だった。01年の『HERO』は平均34.3%を記録。90年代には『ラブジェネレーション』(平均30.8%)、『ロングバケーション』(平均29.6%)が社会現象とまでいわれるヒットとなった。  ただ、年々その数値は下降気味で、中居正広と上戸彩が主演した09年の『婚カツ!』で史上初の1ケタ台となり、14年の尾野真千子主演『極悪がんぼ』が平均9.9%で過去最低に。昨年4作品はヒットなし、前回1月スタートの有村架純主演『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は平均9.7%で最低記録を更新してしまった。こちらは初回11.6%だったため、それより1%も低いスタートの『ラヴソング』がこれを塗り替える可能性が高まっているわけだが、関係者は「初回から低い数字を見ると、そもそもドラマを見てくれていない。内容の問題ではなく企画の問題」だとしている。  ドラマは恋人を失い音楽をやめた臨床心理士と、吃音の女性歌手によるラブストーリーだが、後者を演じるヒロインはインディーズのシンガーソングライターで芸歴がほとんどない20歳の藤原さくらが務める。こちらはオーディションで抜擢されたことになっているが、福山と同じ事務所の新人で、役名が藤原と同じ「さくら」というできすぎた話から、事前に出来レース説が浮上。新人歌手の歌を売るためのドラマという先入観から、前評判を落としていたのは確かだ。  さらに昨年の電撃結婚による「ましゃロス」現象で、福山人気の急降下も不安視された点だが、「専門家の分析では、それが原因とはされなかった」と関係者。 「ドラマは、むしろ福山がギターを弾くシーンが見どころとなっていて、そこはドラマにあまり興味のない福山ファンでも見逃せないものとなっているとの結論。実際、それは制作側も意識して、頻繁に演奏シーンを差し挟んでいる。それよりも、『ドラマのテーマである吃音という障害の部分が重すぎ』、『音楽業界が舞台のドラマは受けない』、さらに『結婚や恋愛に後ろ向きな最近の若者に、いかにもなラブストーリーが受けない』など、設定の弱さが指摘されました。福山人気を当てにしすぎたところもあるのでは」(同)  ただ、実際にドラマを見た層での賛否も分かれており、藤原の演技力不足で「吃音症患者」が上手に描けていなかったりでドラマに集中できないという批判も目立っている。この先の数字がさらに落ちるなら、設定だけでなく内容の不足も否めない話になる。これはフジ関係者も同調する。 「福山のヒット作、たとえば『ガリレオ』では、共演者の女優、柴咲コウや吉高由里子の好演が福山の魅力を引き出していました。藤原の“吃音だけど歌がうまい女の子”を引き出すのは逆に福山の役目なんですが、彼は引き立てられてきた方だから、それができていない。苦しむ少女を見つめるだけの臨床心理士みたいに見える」  思い起こせばフジは2001年、音楽プロデューサー役の高橋克典が不良役の中島美嘉を歌手デビューさせる『傷だらけのラブソング』でも中島の歌手プロモーションドラマだという批判を浴びて、平均9.7%の失敗作に。今回の『ラヴソング』は、まさにそのシチュエーションとそっくりという内容でもあった。  前出の関係者は「でも、『傷だらけの~』は後になって隠れた名作だとかいわれて再評価されているので、まだ救いがありました。今回は、そんな評価はたぶんないのでは」と話す。  データ上では月9ドラマ枠自体の低迷があり、「過去の栄光を局の上層部が追いかけすぎている」という話もささやかれるが、専門家の分析では「設定」、関係者の話では「ヒロインの演技力不足」、視聴者からは「新人ゴリ押し」と批判にバラつきがあって原因が突き止められないままの不振。関係者によると「後半のテコ入れ案について、会議を重ねている最中」だという。 「そこで出ているのは福山のライブシーンが好評だから、そこを増やそうというものや、47歳の福山が、27歳も年下のヒロインと恋愛するのが気持ち悪いという声があるので、それを逆手に取ったラブシーンを入れたら炎上商法になるなんて話も」  いずれにせよ、このまま低迷が続けば月9ドラマ枠自体が消滅ということもありそうだ。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

芦田愛菜『OUR HOUSE』が過去最低4.0%!“ゲイ疑惑”展開で野島伸司ぶし発揮も「脚本が古臭すぎ……」

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フジテレビ『OUR HOUSE』公式サイトより
 芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがダブル主演を務めるホームドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系)。日曜21時台ながら、1日放送の第3話で過去最低の平均視聴率4.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を叩き出してしまいました。かつて『家なき子』(日本テレビ系)を最終回で平均視聴率37.2%に導いた脚本家・野島伸司センセイが手掛けながら、なぜこのような惨事に……? 大コケの原因を探るべく、第3話を振り返りましょう。  今回は「向井理似のイケメンに成長した! おめでとう!」と世の女性たちが祝福してやまない加藤清史郎くん(中学3年生)のメーン回です。加藤演じる長男の光太郎は、学校でモッテモテ! それは、放課後に大勢の女の子が「キャーキャー」とプレゼントを渡しに訪れるほどです。中3男子といえば、思春期真っ盛り! こりゃもう、つまみ放題ですなっ!……と思いきや、光太郎は浮かない顔。長女の桜子(芦田)から「誰かひとり適当に選んで、付き合えばいいのに」と提案されても、「僕は、そういうの興味ないから……」と言い放ちます。そんな光太郎の態度から、家族の中でゲイ疑惑が浮上! お、なんだか往年の野島ドラマっぽい香りがしてきました。  そんな光太郎を、アリスは「コノモンダイ、ムズカシイ。オトコノコスキナノト、ジブンノココロガ、オンナノコ。ソレチガウ」とカタコトで心配。すかさず桜子が、「つまり、同性愛者と性同一性障害は、また違うって言いたいのね!」と、視聴者にわかりやすく説明してくれます。親切な脚本だな~。  この後、中学校の音楽室に侵入し、光太郎を公園へと連れ出すアリス(学校のセキュリティーは……)。光太郎の胸の内を探ると、死んだ母親への思いを引きずっているせいで、学校の女子に目を向けられなくなっていることが発覚。あれ? アリスが2人きりで真相を聞き出す展開って、完全に第2話とパターンが同じなんですけど……。まあ、いいか。  ドラマの終盤は、いつものごとく奏太(山本耕史)がノリノリでサックスを吹き、光太郎が「僕は将来、公務員になりたいんだ」と家族に地味すぎる夢を打ち明け、第3話は終了です。  派手なオモシロ展開は期待できないものの、回を追うごとに独特な雰囲気が板についてきた『OUR HOUSE』。ネット上でも、「多少、マシになってきた」「楽しみ方がわかってきた」という声が目立ちます。しかしながら、「主人公がウザすぎる」「愛菜ちゃんに、こんな役を演じさせないで」「脚本が古臭い」などの酷評は相変わらず……。今後も、プライム帯に平均視聴率2.8%を記録したEXILE・AKIRA主演『HEAT』(同)を下回ってしまわないかヒヤヒヤしながら、見守りたいと思います。 (どらまっ子TAMOちゃん)

嵐・松本潤『99.9』と竹野内豊『グッドパートナー』は“犬猿の仲”岸部一徳 vs 國村隼の代理戦争!?

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TBS系『99.9-刑事専門弁護士-』
 嵐の松本潤が主演するTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』が絶好調だ。今クール最高の平均視聴率15.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)でスタートを切り、第2話では大幅アップの19.1%を記録した。 「主演の松本さん以外にも、香川照之さんや岸部一徳さんなど、ベテラン陣の好演が目立ちますね。中でも物語の鍵になりそうな岸部さんの存在感はさすがだと、局内でも評判になってますよ」(TBS関係者)  さまざまなドラマや映画に引っ張りだこの名バイプレーヤー・岸部だが、実は犬猿の仲の俳優がいるという。 「それが、國村隼さんです。岸部さんと國村さんは何度も共演してますが、2013年に共演した映画『少年H』以降、共演はありません。なんでも、エンドロールの順番でモメたそうですよ。年齢的には岸部さんが年上なので『あいつは年下のくせに生意気だ』と周囲に言ってたようです。それが國村さんの耳にも入って『もう共演は絶対ない』とまで言ってるそうです。名優2人の共演がないのは、日本映画としても非常に残念なんですけどね」(映画関係者)  國村も、今クールの竹野内豊主演ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系)に出演している。 「こちらも視聴率12.9%と『99.9-刑事専門弁護士-』に次ぐ高視聴率でスタートしました。岸部さんも國村さんも、かなり視聴率を意識しているようなので、嵐の松本さんと竹野内さんは“代理戦争”をしている感じですね」(テレビ局関係者)  果たして、軍配はどちらに上がるのか――。

嵐・大野智がかわいすぎる! 水10『世界一難しい恋』13.1%で右肩上がりも、ライバル消滅でどうなる!?

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日本テレビ『世界一難しい恋』
 福山雅治主演の月9『ラヴソング』(フジテレビ系)が爆死状態のようです。ミュージシャンという設定である主人公・神代広平(福山)にリアリティを持たせすぎた結果、タレントの色が演技によって消えるというドラマの醍醐味を失わせてしまいました。つまり、ネットでいわれているように、福山が劣化したわけではありません。『ガリレオ』(同)の湯川教授演などとは違い、演じた役ではなく、等身大の福山を見せられたから。視聴者ががっかりするのは当然なのです。  一方、『世界一難しい恋』(日本テレビ)は好調です。嵐のリーダーではあるものの、どこか頼りない大野智が仕事のできる社長を演じるというギャップがあります。零治は、大野っぽさもありながら、アンビバレンスな一面もあるハマリ役ですね。  そんな『世界一難しい恋』の第3話は、いきなり『NEWS ZERO』(同)の密着取材依頼から入ります。企画書には、インタビュアーとしては櫻井翔くんの名前が! 残念ながら今回は断りましたが、ドラマの視聴率次第では、2人の共演もあるかもしれませんね。  さて、零治が「俺はもう美咲(波瑠)と付き合っているんじゃないか?」と、とんちんかんなことを言いだすのが本当のスタートです。恋愛偏差値の低い零治は、今までの行動で美咲に好意が伝わっていると思っています。そして、嫌がられていないことから、愛されていると感じる“ストーカー的理論”を語り始めます。もちろん、舞子(小池栄子)がそれを否定し、「愛を伝えなければ(社長と従業員の関係は)何も変わらない」と切り捨てます。そんな中、零治の憎きライバルであるステイゴールドホテルの社長・和田(北村一輝)と美咲が、ビジネスの話とはいえ、2回も食事をしたことが発覚します。零治は激怒し、美咲を呼び出します。  が、美咲は引き抜きの事実は認めたものの、「鮫島ホテルの方が素晴らしいから入社した」と話すと、気を良くする零治。さらに、「『トトロ』が好きな人は宮崎駿監督が好き。ということは、鮫島ホテルが好きな美咲は俺が好き」と、意味不明な理論をブチ上げます。すかさず舞子が否定しますが、零治の運転手・石神(杉本哲太)は支持します。この石神の空気読めなさ感は、『あまちゃん』(NHK)の大向大吉(杉本)を思い出させますね。  零治は、美咲を振り向かせるためにも仕事に集中するべきというマインドに駆られ、6カ所目のホテルを手掛けることを決め、第1話で美咲に会う前のようにあくせく働きます。しかし、ここで違和感に気づきます。 「仕事を頑張ることで、本当に好きな人に愛してもらえるのか?」  とはいえ、愛の告白は恥ずかしい。そんな折、イケメンではない社員に、美人な妻がいることを知ります。その社員が言うには、「嫁よりも、連れ子を愛したことが結婚のきっかけだった」とのこと。ということで、零治は、6カ所目のホテルの下見に美咲を連れていき、メインとなるフレンチレストランに、第2話で美咲が考えていた犬の名前を付けます。このあたりの伏線の回収の仕方、さすがです。  自分が考えた犬の名前がレストラン名になることに驚く美咲に、零治は経営者らしく雄弁に語り、「この名前が……好きなんだ」と告白っぽく言います。深い意味を感じていない美咲は、名前が選ばれたことにほほえみ、石神の運転する車内では、いつものシャレた音楽が流れます。この曲のチョイス、毎回、音楽好きをシビれさせます。  しかし、そう簡単にハッピーエンドにならないのが、ドラマです。その後の打ち上げで、他社の話を聞いた美咲は「入社1カ月の新入社員を社長が口説くのは気持ち悪い」とバッサリ切り捨てます。この発言に零治はショックを受け、一人傷心キャンプに出掛けますが、そこに舞子からお願いされた和田が駆けつけます。モテ男の和田は、キャラ通りのアドバイスを送り、零治が和田に心酔して3話は終了します。  ドラマというのは、主人公と視聴者が“共通の敵を持つこと”で視聴者の胸をつかみます。いま、頭にクエスチョンが浮かんだ読者の皆様も、『半沢直樹』(TBS系)を思い浮かべてください。最たる例ですよね。月9全盛期のラブコメも、恋を邪魔する嫌なキャラがいました。それが、『ラヴソング』にはいないんです。そして、『世界一難しい恋』も、ライバルだった和田が零治の味方になったことでいなくなりました。この展開が、今後どうなるか? 毎回、違った印象を持たせてくれる『世界一難しい恋』。視聴率が13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とグっと上がったのも、当然といったところでしょう。 (文=@hayato_fbrj)

ゲスLINE、主人公の首吊り、セルフ血抜き……視聴率低迷のフジ『僕のヤバイ妻』、強引展開に振り回されろ!

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関西テレビ『僕のヤバイ妻』公式サイトより
 伊藤英明主演の連続ドラマ『僕のヤバイ妻』(関西テレビ制作、フジテレビ系)の第2話が26日に放送された。  前回の初回2時間スペシャルでは、伊藤英明演じる浮気夫がいとも簡単に改心したり、警察に捕まりそうになった途端、突然首吊り自殺を図ったりと、強引すぎる展開が目立ったものの、このジェットコースター感はエンタメ作品として見応え充分といえます。  しかし、なかなかどうして初回平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2回は7.7%と寂しい結果に。なぜ見ない!? フジだから!? 英明がチャラい主人公を地で演じてるから!?  何はともあれ、『僕のヤバイ妻』第2話の見どころを、木村佳乃の怪演ぶりと共に振り返ってみましょう。

ゲスLINEは、こうして見つかる

 愛人の杏南(相武紗季)と情事を繰り返すゲス不倫夫の幸平(伊藤)。それに気付いている妻の真理亜(木村)は、夫に懺悔させるために自作自演の誘拐事件を企てます。  初回では、2時間にわたり幸平目線で描かれた誘拐事件ですが、一転して木村目線でなぞっていく第2話。すなわち、視聴者はここで事件の真相を知ることになります。  注目すべきは、真理亜が夫の浮気に気づいた瞬間。なんと幸平ってば、LINEメッセージが待ち受け画面にピコッと表示される設定にしたまま、グーグーと寝ているではありませんか! なんと脇の甘いことよ。まあ実際、世の8割くらいの浮気がこんな感じでバレてるんだろうけど……。  その後、夫と愛人のゲスLINEなどのやり取りから、自分を毒殺しようとしていることを知った真理亜。その瞬間、ゲーッと嘔吐し、“ヤバイ妻”へと生まれ変わります。ゲロ吐いて変身って、ほんとヤバくていいですね!  真理亜は、自作自演の誘拐事件を実行へ移します。自ら血液を抜き、ベリッと生爪を剥がし、共犯者の画家・緒方くん(眞島秀和)に自分の頭を石で殴らせ、山中に置き去りにさせ……と、狂気に満ち溢れていますが、なんとも満足そうな真理亜の表情が恐い!

佐々木蔵之介が鍵!?

 山中で発見された真理亜は、傷も回復し退院。今回の一件で真理亜への愛情を取り戻した幸平は、「お帰り、真理亜!」と、自宅を色紙や風船でかわいく飾り付け。幸平の首に自殺の跡を見つけた真理亜は、計画の成功を確信。幸平がキッチンに向かうのを確認し、寝室のコンセントにしかけておいた盗聴器を外そうとします。  次の瞬間、カメラワークは何者かの視点に。カチャカチャと盗聴器を外す真理亜に、背後からどんどん近づいていきます。木村ー! 後ろー!!  「全部、お前がやってたのか」、肩を落とす幸平。ああ、こんなケアレスミスでバレちゃうなんて……。しかし、やはりヤバイ妻のほうが上手です。警察に連絡しようとする幸平を、密かに隠し持っていた手札で逆に追い詰めます。いいぞー! ヤバイ妻ー!  と、ここで第2話は終了。この夫婦、一体どうなってしまうのでしょうか? 仮面夫婦のまま冷戦が続く? はたまた、映画『Mr.&Mrs.スミス』(2005)ばりに激しすぎる夫婦喧嘩が繰り広げられる? とりあえず、佐々木蔵之介演じるバーのマスターがまだほとんど登場していないことからも、さらに驚きの新展開が待っていそうです。 (どらまっ子TAMOちゃん)