1年7カ月ぶりの復活となるテレビ朝日系人気シリーズのスペシャルドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~ スペシャル』(21時~23時10分)が3日に放送され、平均視聴率22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を記録した。 今作も中園ミホが脚本を手掛け、主演の米倉涼子をはじめ、内田有紀、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信、西田敏行といったレギュラー陣が勢ぞろい。さらに今回は、ビートたけしが主人公の敵役を演じたほか、生瀬勝久、Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、岸本加世子、橋本マナミらも加わった。瞬間最高視聴率はラストシーンで、25.8%だった。 10月期には、第4シリーズとなる連ドラの放送を控えている“大門シリーズ”。今回のスペシャルの成功は、いい景気づけとなったかと思いきや、ネット上では酷評コメントがずらり……。 「視聴者からは、『脚本が間延びしていた』という声が目立つ。今回は、2時間超の長丁場でしたが、『1時間で十分な内容だった』という意見も。また、たけしと橋本の長いキスシーンに批判が殺到。なんの前触れもなく、たけしのキスシーンがテレビで大写しになった瞬間、多くの視聴者がドン引きしてしまった」(テレビ誌記者) 今回、オープニングでは岸本と、エンディングでは橋本とキスシーンを演じたたけしだが、その生々しい絵面に、ネット上では「たけしの長いキスシーンが不愉快」「あのキスシーンはいらない。せっかくの大門シリーズが台無し」「おっさんと、おばさんのチューなんて、誰も見たくない」といった声が相次いでいる。 「視聴者の期待度が高く、今回のスペシャルには肩を落としたドラマファンも多かった様子。制作サイドは、ドラマの話題作りとして、超大物であるたけしのキスシーンを投入したようですが、視聴者からしたらただ気持ち悪いだけ。また、演技派が揃うレギュラー俳優陣の中で、橋本や伊野尾の演技が終始浮いており、今回は脚本・キャスティングともに大失敗といえそう」(同) 数字的には成功を収めたものの、視聴者をドン引きさせてしまった今回のスペシャル。秋に始まる新シリーズでも、ファンをがっかりさせなければいいが……。
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フジテレビ・亀山千広社長「まずはドラマ」発言も、7月期に希望なし?「放送前からトレンディ臭が……」
フジテレビの亀山千広社長は28日、フジ・メディア・ホールディングスの株主総会で、視聴率回復の糸口は「ドラマ」であるという考えを明かした。 大幅減収となった放送事業について、株主から批判や提案が飛び交う中、亀山社長は「まずはドラマで話題を呼び、バラエティで視聴習慣を根付かせ、最後は報道番組で信頼を得る。そのためには、なんとしてでもヒットドラマを生まなくてはならない」と発言。また、「バブルを経験した世代ばかりで、若い人に権限を委譲できていない」との指摘に対し、「7月にスタートするドラマは、30代のプロデューサーを中心に制作している」と強調した。 以前から指摘されている“時代感覚のズレ”を、正そうとしている亀山社長だが、29日には、8月から鈴木保奈美主演『ノンママ白書』を放送すると発表。連ドラ主演が18年ぶりという鈴木は、広告代理店勤務の女性を演じるというが、案の定ネット上では「バブルが抜けてない」「今時、鈴木保奈美って……」との声が見受けられる。 「7月期の松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』の主人公も、“元広告代理店の売れっ子クリエーティブディレクター”だといい、放送前から『トレンディドラマ臭がする』と話題に。また、制作サイドは『等身大の女性を描く』とアピールしているものの、主人公がベビーシッターを雇える経済状況であったりと、“等身大”とはかけ離れており、放送前から『フジの悪い癖が出まくり』『感覚が古い』との声が上がっている」(テレビ誌記者) 4月期のフジの連ドラは、月9『ラヴソング』が期間平均8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で“月9史上最低”を記録し、『早子先生、結婚するって本当ですか?』『OUR HOUSE』共にプライム帯で大コケ。NHK、日本テレビ、TBS、テレビ朝日が、それぞれ期間平均で2ケタに届く連ドラを生み出す中で、フジだけは2ケタに届かなかった。 「フジの連ドラは、7月期も苦戦が予想されます。月9『好きな人がいること』は、映画『ストロボ・エッジ』のスタッフが手掛けていることもあり、女子中高生の間では話題になりそうですが、なにせターゲットが狭すぎる。日曜21時台の『HOPE~期待ゼロの新入社員~』は、主演のHey!Say!JUMP・中島裕翔の演技力のなさと、知名度の低さが仇。さらに、吉田羊とのスキャンダルでファン離れも進み、派手にコケそうな予感。また、火曜22時台の波瑠主演のミステリー『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は、どうしてもTBSの裏番組『せいせいするほど、愛してる』と視聴者を食い合ってしまうため、数字的なヒットは難しい」(同) ドラマのヒットが突破口であるとしたら、フジの低迷はまだ続きそうだ。「トカナ」より
フジは4月期も惨敗! 嵐メンバーの独壇場だった「春ドラマ総まとめ」
4月期の民放連続ドラマ(プライム帯)がすべて終了したが、嵐メンバー主演ドラマの独壇場ともいえる結果となった。 昨年10月期『下町ロケット』(TBS系/阿部寛主演)の平均視聴率18.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)には及ばなかったが、平均17.1%で、ダントツのトップとなったのは松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(同/日曜午後9時~)。松本の主演ドラマは、2014年1月期『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)以来、2年3カ月ぶりとあって、ファンから待望論も多かったと思われるが、それだけで視聴率が取れるほど甘くはない。弁護士ドラマながら、コミカルなシーンも多く、肩ひじ張らずに見られる内容だったのが功を奏した模様。むろんヒロイン・榮倉奈々、香川照之らの好アシストも光った。『失恋ショコラティエ』の平均12.3%を大きく上回った松本の次回主演作に、早くも期待感が高まることとなった。 『99.9』とは大差が付いてしまったが、大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系/水曜午後10時~)が平均12.9%で2位。ヒロインはNHK連続テレビ小説『あさが来た』でブレークした波瑠とあって、もう少し高い数字が期待されたものの、最低が11.5%(第5話)と終始安定した視聴率で推移。最終回(第10話)では16.0%と高い視聴率をマークし、有終の美を飾った。次に大野が連ドラ主演を務めるのは、いつになるのか? 松本同様、その動向が気になるところだ。 06年4月期にシーズン1がスタートした『警視庁捜査一課9係』のシーズン11(テレビ朝日系/渡瀬恒彦主演/水曜午後9時~)は、平均12.2%で根強い人気を示した。11話すべてで2ケタ台を記録する抜群の安定感で、平均視聴率も11シーズン連続で2ケタ台をマーク。渡瀬は胆のうがんと闘いながら撮影を続けたというが、その役者根性には敬意を表したい。 竹野内豊主演の弁護士ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)は、『99.9』と打って変わって硬派なドラマだったが、平均10.8%でなんとか2ケタ台をキープ。ヒロイン・松雪泰子の相応の容姿が気になったが、テレ朝看板枠の「木9」で結果を出したのは評価に値する。竹野内は14年10月期『素敵な選TAXI』(フジテレビ系/平均10.3%)以来、1年半ぶりの連ドラ主演となったが、連続で2ケタ台をマークして面目を保った。 私生活では、渡部篤郎との長すぎる交際に終止符を打ったとみられている中谷美紀の主演作『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系/金曜午後10時~)は、3度10%台を記録したが、全般的に伸び悩んで、平均9.0%に終わった。中谷は前回の主演ドラマ『ゴーストライター』(15年1月期/フジテレビ系)でも、平均8.7%にとどまっており、2ケタ台を取るのは厳しいところか……。 福山雅治にとって、13年4月期『ガリレオ』第2シーズン(フジテレビ系/平均19.9%)以来、3年ぶりの連ドラ主演作として注目を集めた『ラヴソング』(フジテレビ系/月曜午後9時~)は、初回こそ10.6%で2ケタ台をマークしたが、第2話以降、1ケタ台を連発。第6話、第7話では月9史上、単話でのワーストとなる6.8%を記録。最終回も9.3%と2ケタ台に乗せられず。全話平均は8.5%で、前期の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純&高良健吾主演)の9.7%を大きく下回り、月9史上ワースト視聴率を更新してしまった。 これまで、“高視聴率男”として君臨してきた福山の株は暴落。逆に、低視聴率ながら、ヒロインに大抜擢された無名のシンガーソングライター・藤原さくらは、同ドラマの主題歌「Soup」がオリコン・ヒットチャートで上位に食い込んでおり、ブレークのきっかけをつかんだのはなんとも皮肉。 宮藤官九郎が脚本を手掛けた『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系/岡田将生主演/日曜午後10時30分~)は、作品自体の評価は悪くはなかったが、平均8.4%に終わり、昨年4月期にスタートした同枠ドラマで最低視聴率となってしまった。クドカンにとって、初の社会派ドラマとなったが、前回担当した『ごめんね青春!』(TBS系/14年10月期)は平均7.7%と爆死しており、そのリベンジは果たせなかった。 木村佳乃の“危ない妻”ぶり、相武紗季の体当たり演技が話題となった『僕のヤバイ妻』(伊藤英明主演/フジテレビ系/火曜午後10時~)は、最終回(第9話)のみ10.2%と2ケタ台をマークしたが、それまでが伸びきれず、平均8.2%に終わった。 黒木華にとって、連ドラ初主演となった『重版出来!』(TBS系/火曜午後10時~)は、1度も2ケタ台に乗せることはできず、平均8.0%にとどまり、裏の『僕のヤバイ妻』に僅差で敗退。演技力には定評がある黒木だが、主役としては結果を残せなかった。やはり、脇役向きの女優か……。 今が旬の福士蒼汰、土屋太鳳のコンビで臨んだ『お迎えデス。』(日本テレビ系/土曜午後9時~)は、初回こそ10.3%をマークしたが、その後は1ケタ続き。第3話以降は6~8%台に低迷し、平均7.9%と惨敗。福士としては、次回主演作で、その真価が問われることになりそうだ。 松下奈緒が役づくりのため、自慢のロングヘアーをバッサリ切り、初の3枚目に挑んだ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系/木曜午後10時~)は、平均5.6%と爆死、最高が初回の6.8%、第3話では4.9%と禁断の「5%割れ」も記録。結果として、松下の3枚目はファンを失望させ、視聴者に受け入れられなかった。もともと、「数字を持っていない」とも言われてきた松下は、これまで、演技力より、その美貌で視聴者を引きつけてきたともいえる。年齢的にも三十路を過ぎ、そろそろ主役にこだわらず、脇役に活路を見いだす時期なのかもしれない。 フジテレビが3年ぶりに復活させた「日9」枠の『OUR HOUSE』(芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演/日曜午後9時~)は、裏の『99.9』に完敗を喫し、平均4.5%の大爆死。初回から、いきなり4.8%と「5%割れ」。5%を超えたのは、第2話(5.0%)、第5話(5.4%)、第6話(6.1%)の3回だけ。最終回(第9話)は、今期の民放プライム帯の連ドラで最低値となる3.3%で、ひっそり幕を閉じた。“天才子役”として名を馳せてきた芦田にとっては、まさに“黒歴史”となった。また、朝ドラ『マッサン』でブレークしたシャーロットは旬をすぎた感あり。「TBS日曜劇場」の裏となる、この枠は、今後も苦戦しそうだ。 深夜帯では、栗山千明のドロドロ不倫ドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系/金曜午後11時15分~)が平均7.7%で健闘した。 嵐の松本、大野の活躍が目立った春ドラマ。フジは今期も4作すべてが惨敗して、2期連続全ドラマが1ケタ台の惨状となった。 7月期は、桐谷美玲主演『好きな人がいること』(フジテレビ系/月曜午後9時~)、波瑠主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(同/火曜午後10時~)、北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系/水曜午後10時~)、松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系/木曜午後10時~)、向井理主演『神の舌を持つ男』(TBS系/金曜午後10時~)などが話題作。波瑠、松嶋の起用で、瀕死のフジが巻き返すことができるか注目が集まる。 <2016年4月期 民放プライム帯連続ドラマ 平均視聴率ランキング> ※視聴率は「加重平均」。テレビ東京系及び『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)は対象外 1位 『99.9-刑事専門弁護士-』全10話 17.1% 2位 『世界一難しい恋』全10話 12.9% 3位 『警視庁捜査一課9係』season11 全11話 12.2% 4位 『グッドパートナー 無敵の弁護士』全9話 10.8% 5位 『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』全10話 9.0% 6位 『ラヴソング』全10話 8.5% 7位 『ゆとりですがなにか』全10話 8.4% 8位 『僕のヤバイ妻』全9話 8.2% 9位 『重版出来!』全10話 8.0% 10位 『お迎えデス。』全9話 7.9% 11位 『早子先生、結婚するって本当ですか?』全9話 5.6% 12位 『OUR HOUSE』全9話 4.5% ※参考 主な深夜ドラマ ◎『不機嫌な果実』全7話 7.7% ◎『火の粉』(フジテレビ系/土曜午後11時40分~) 全9話 4.4% (文=森田英雄)TBS系『99.9-刑事専門弁護士-』番組サイトより
フジは4月期も惨敗! 嵐メンバーの独壇場だった「春ドラマ総まとめ」
4月期の民放連続ドラマ(プライム帯)がすべて終了したが、嵐メンバー主演ドラマの独壇場ともいえる結果となった。 昨年10月期『下町ロケット』(TBS系/阿部寛主演)の平均視聴率18.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)には及ばなかったが、平均17.1%で、ダントツのトップとなったのは松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(同/日曜午後9時~)。松本の主演ドラマは、2014年1月期『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)以来、2年3カ月ぶりとあって、ファンからの待望論も多かったと思われるが、それだけで視聴率が取れるほど甘くはない。弁護士ドラマながら、コミカルなシーンも多く、肩ひじ張らずに見られる内容だったのが功を奏した模様。むろんヒロイン・榮倉奈々、香川照之らの好アシストも光った。『失恋ショコラティエ』の平均12.3%を大きく上回った松本の次回主演作に、早くも期待感が高まることとなった。 『99.9』とは大差が付いてしまったが、大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系/水曜午後10時~)が平均12.9%で2位。ヒロインはNHK連続テレビ小説『あさが来た』でブレークした波瑠とあって、もう少し高い数字が期待されたものの、最低が11.5%(第5話)と終始安定した視聴率で推移。最終回(第10話)では16.0%と高い視聴率をマークし、有終の美を飾った。次に大野が連ドラ主演を務めるのは、いつになるのか? 松本同様、その動向が気になるところだ。 06年4月期にシーズン1がスタートした『警視庁捜査一課9係』のシーズン11(テレビ朝日系/渡瀬恒彦主演/水曜午後9時~)は、平均12.2%で根強い人気を示した。11話すべてで2ケタ台を記録する抜群の安定感で、平均視聴率も11シーズン連続で2ケタ台をマーク。渡瀬は胆のうがんと闘いながら撮影を続けたというが、その役者根性には敬意を表したい。 竹野内豊主演の弁護士ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)は、『99.9』と打って変わって硬派なドラマだったが、平均10.8%でなんとか2ケタ台をキープ。ヒロイン・松雪泰子の相応の容姿が気になったが、テレ朝看板枠の「木9」で結果を出したのは評価に値する。竹野内は14年10月期『素敵な選TAXI』(フジテレビ系/平均10.3%)以来、1年半ぶりの連ドラ主演となったが、連続で2ケタ台をマークして面目を保った。 私生活では、渡部篤郎との長すぎる交際に終止符を打ったとみられている中谷美紀の主演作『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系/金曜午後10時~)は、3度10%台を記録したが、全般的に伸び悩んで、平均9.0%に終わった。中谷は前回の主演ドラマ『ゴーストライター』(15年1月期/フジテレビ系)でも、平均8.7%にとどまっており、2ケタ台を取るのは厳しいところか……。 福山雅治にとって、13年4月期『ガリレオ』第2シーズン(フジテレビ系/平均19.9%)以来、3年ぶりの連ドラ主演作として注目を集めた『ラヴソング』(フジテレビ系/月曜午後9時~)は、初回こそ10.6%で2ケタ台をマークしたが、第2話以降、1ケタ台を連発。第6話、第7話では月9史上、単話でのワーストとなる6.8%を記録。最終回も9.3%と2ケタ台に乗せられず。全話平均は8.5%で、前期の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純&高良健吾主演)の9.7%を大きく下回り、月9史上ワースト視聴率を更新してしまった。 これまで、“高視聴率男”として君臨してきた福山の株は暴落。逆に、低視聴率ながら、ヒロインに大抜擢をされた無名のシンガーソングライター・藤原さくらは、同ドラマの主題歌「Soup」がオリコン・ヒットチャートで上位に食い込んでおり、ブレークのきっかけをつかんだのはなんとも皮肉。 宮藤官九郎が脚本を手掛けた『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系/岡田将生主演/日曜午後10時30分~)は、作品自体の評価は悪くはなかったが、平均8.4%に終わり、昨年4月期にスタートした同枠ドラマで最低視聴率となってしまった。クドカンにとって、初の社会派ドラマとなったが、前回担当した『ごめんね青春!』(TBS系/14年10月期)は平均7.7%と爆死しており、そのリベンジは果たせなかった。 木村佳乃の“危ない妻”ぶり、相武紗季の体当たり演技が話題となった『僕のヤバイ妻』(伊藤英明主演/フジテレビ系/火曜午後10時~)は、最終回(第9話)のみ10.2%と2ケタ台をマークしたが、それまでが伸びきれず、平均8.2%に終わった。 黒木華にとって、連ドラ初主演となった『重版出来!』(TBS系/火曜午後10時~)は、1度も2ケタ台に乗せることはできず、平均8.0%にとどまり、裏の『僕のヤバイ妻』に僅差で敗退。演技力には定評がある黒木だが、主役としては結果を残せなかった。やはり、脇役向きの女優か……。 今が旬の福士蒼汰、土屋太鳳のコンビで臨んだ『お迎えデス。』(日本テレビ系/土曜午後9時~)は、初回こそ10.3%をマークしたが、その後は1ケタ続き。第3話以降は6~8%台に低迷し、平均7.9%と惨敗。福士としては、次回主演作で、その真価が問われることになりそうだ。 松下奈緒が役づくりのため、自慢のロングヘアーをバッサリ切り、初の3枚目に挑んだ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系/木曜午後10時~)は、平均5.6%と爆死、最高が初回の6.8%、第3話では4.9%と禁断の「5%割れ」も記録。結果として、松下の3枚目はファンを失望させ、視聴者に受け入れられなかった。もともと、「数字を持っていない」とも言われてきた松下は、これまで、演技力より、その美貌で視聴者を引きつけてきたともいえる。年齢的にも三十路を過ぎ、そろそろ主役にこだわらず、脇役に活路を見いだす時期なのかもしれない。 フジテレビが3年ぶりに復活させた「日9」枠の『OUR HOUSE』(芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演/日曜午後9時~)は、裏の『99.9』に完敗を喫し、平均4.5%の大爆死。初回から、いきなり4.8%と「5%割れ」。5%を超えたのは、第2話(5.0%)、第5話(5.4%)、第6話(6.1%)の3回だけ。最終回(第9話)は、今期の民放プライム帯の連ドラで最低値となる3.3%で、ひっそり幕を閉じた。“天才子役”として名を馳せてきた芦田にとっては、まさに“黒歴史”となった。また、朝ドラ『マッサン』でブレークしたシャーロットは旬をすぎた感あり。「TBS日曜劇場」の裏となる、この枠は、今後も苦戦しそうだ。 深夜帯では、栗山千明のドロドロ不倫ドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系/金曜午後11時15分~)が平均7.7%で健闘した。 嵐の松本、大野の活躍が目立った春ドラマ。フジは今期も4作すべてが惨敗して、2期連続全ドラマが1ケタ台の惨状となった。 7月期は、桐谷美玲主演『好きな人がいること』(フジテレビ系/月曜午後9時~)、波瑠主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(同/火曜午後10時~)、北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系/水曜午後10時~)、松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系/木曜午後10時~)、向井理主演『神の舌を持つ男』(TBS系/金曜午後10時~)などが話題作。波瑠、松嶋の起用で、瀕死のフジが巻き返すことができるか注目が集まる。 <2016年4月期 民放プライム帯連続ドラマ 平均視聴率ランキング> ※視聴率は「加重平均」。テレビ東京系及び『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)は対象外 1位 『99.9-刑事専門弁護士-』全10話 17.1% 2位 『世界一難しい恋』全10話 12.9% 3位 『警視庁捜査一課9係』season11 全11話 12.2% 4位 『グッドパートナー 無敵の弁護士』全9話 10.8% 5位 『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』全10話 9.0% 6位 『ラヴソング』全10話 8.5% 7位 『ゆとりですがなにか』全10話 8.4% 8位 『僕のヤバイ妻』全9話 8.2% 9位 『重版出来!』全10話 8.0% 10位 『お迎えデス。』全9話 7.9% 11位 『早子先生、結婚するって本当ですか?』全9話 5.6% 12位 『OUR HOUSE』全9話 4.5% ※参考 主な深夜ドラマ ◎『不機嫌な果実』全7話 7.7% ◎『火の粉』(フジテレビ系/土曜午後11時40分~) 全9話 4.4% (文=森田英雄)TBS系『99.9-刑事専門弁護士-』番組サイトより
主演ドラマ『お迎えデス。』爆死の福士蒼汰 フジの大型SPドラマ『モンタージュ』に暗雲が……
フジテレビは6月25日(土)、26日(日)の2夜にわたって、午後9時から局を挙げた大型スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』をオンエアするが、放送を前に早くも暗雲が立ち込めてしまった。というのも、主役・福士蒼汰の潜在視聴率に、疑問符が付いてしまったからだ。 福士は昨年7月期のフジ月9ドラマ『恋仲』で、ゴールデン帯では初の連ドラ主演を務めたが、全話平均視聴率は10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同局の看板ドラマとしては物足りない数字に終わった。 そしてこの4月期、日本テレビ系土曜9時枠の連続ドラマ『お迎えデス。』で、2度目のゴールデン帯での連ドラ主演に臨んだ。だが、ヒロインには今が“旬”の土屋太鳳を迎えたにもかかわらず、視聴率は低迷。初回こそ10.3%と2ケタ台に乗せたが、以後は6%台を連発。最終回(第9話)は2時間スペシャル(ラグビー中継のため、午後9時20分からのオンエア)という異例な形で、予想通り視聴率は伸びず、7.2%止まり。有終の美どころか、寂しく幕を閉じた。全話の平均は7.9%となり、同枠ドラマでは、不振だった昨年7月期の『ど根性ガエル』(松山ケンイチ主演)の平均8.0%をも下回ってしまった。 『お迎えデス。』については、「脚本が悪すぎる」との視聴者の評も多く、主役の福士には同情すべき点もあるが、それを差し引いても、ゴールデン帯で7%台は、なんともひどすぎる数字だ。 これによって、福士には「数字を取れない」とのイメージが付いてしまうこととなり、『お迎えデス。』終了から、わずか1週間後に放送される『モンタージュ』の視聴率が不安視されているのだ。 同ドラマは、1968年12月10日に発生した20世紀最大の未解決事件「三億円事件」を題材としたもので、ヒロイン役は芳根京子。次期NHK朝ドラ『べっぴんさん』の主演が決まっている芳根だが、現時点ではいささか知名度不足。連ドラ初主演となった昨年7月期『表参道高校合唱部!』(TBS系)は全話平均視聴率5.9%と爆死した。現時点で、一般的には顔と名前がなかなか一致しない若手女優といえるだけに、“芳根人気”で視聴率を稼ぐこともままならないだろう。 共演陣は、西田敏行、唐沢寿明、香川照之、夏木マリ、遠藤憲一、三浦貴大、ホラン千秋、門脇麦、野村周平、杉咲花、ムロツヨシ、劇団ひとりらで、フジが総力を挙げたドラマとあって超豪華版。とはいえ、いずれも“実力派”で、出演するだけで視聴率が跳ね上がるような俳優がいないのが痛いところ。 とどのつまり、視聴率は福士の双肩にかかっているといえる『モンタージュ』。このドラマも爆死するようなことがあれば、福士が連ドラの主役を務めることは、しばらくないかもしれない。 (文=森田英雄)フジテレビ『モンタージュ 三億円事件奇譚』番組サイトより
絶好調『真田丸』に緊急事態発生! 三谷幸喜の脚本が「遅れまくっている!!」
もっか絶好調のNHK大河ドラマ『真田丸』で、緊急事態が発生しているという。 19日の放送回は、平均視聴率17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。本放送より2時間早い午後6時からのBSプレミアムでも、平均視聴率は自己最高に並ぶ5.2%だった。 BSの視聴率は「3%台で健闘、4%台で異例」と言われるだけに、この数字は驚異的だ。 19日の回は“北条攻め”がついに完結。小田原城の開城に応じた北条氏政(高嶋政伸)だが、豊臣秀吉(小日向文世)は氏政に切腹を命じた。このほか、主人公の真田信繁(堺雅人)が伊達政宗(長谷川朝晴)と運命の出会いを果たすなど、今後につながる注目回となった。 高視聴率の要因は役者陣の確かな演技力に加え、三谷幸喜の“神脚本”だろう。ドラマ関係者が秘話を明かす。 「三谷さんの脚本は至ってシンプルなのですが、役者陣はそれが難しいクイズに見えるそうで、何が答えかわからないんだとか。現場は和気あいあいとしていますが、本番直前まで台本と“格闘”しているベテラン俳優も多いですよ」 また、その三谷の脚本も遅れまくっている。 「ひと月以上は押していますね。ようやく先日、秀吉が死ぬ回の台本が上がってきたばかり。本人も追い込まれていて、マスコミ各社から届く取材オファーは、時間がないことを理由にすべて断っているそうです」(同) 台本の仕上がりと放送回の差は日に日に縮まっており、スタッフの間では「どこかで飛ばすんじゃないか……」と、心配の声も上がっているという。 好調の裏には、魂を削って執筆する三谷の存在があるようだ。
『世界一難しい恋』最終回は視聴率爆上げ! 嵐・大野智の初キスシーンはファン予想が的中
“小さいおじさん”こと嵐・大野智が主演を務めるラブコメディ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の最終話。自己最高となる平均視聴率16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、有終の美を飾りました。 さて、前回、美咲(波瑠)とハグすることに成功した零治(大野)ですが、その先に進めるでしょうか? <前回(第9話)の内容はこちら> ■大野くん初の(女性との)キスシーン! 次の日、零治がキスもせずに別れたことに眉をひそめる秘書の舞子(小池栄子)ですが、零治は「汚れきったこの日本で、純愛を守る最後の砦」だと自画自賛。 後日、美咲がホテルを建てようとしている土地を、2人で見に行くことに。着くやいなや、雑草をプチプチと抜きながら、しりとりをする2人。「レミゼラブル→ルミノール反応→ウィンストン・チャーチル→ルクセンブルク→唇」。美咲が「唇」と言った途端、頭がキスのことでいっぱいになる零治。「ルービックキューブ→武士道→ウコンエ“キス”→スマホ→ホッチ“キス”→砂場→梅肉エ“キス”→スリランカ→カナダ→大英帝国→口づけ→警戒態勢→いさなみすやお→汚名返上→ウルグアイ→いさなみしほ→本音→寝癖→接吻!」と、零治がしりとりに負けた勢いで「んー!」とチューしちゃいました。開始10分でチューとは、不意をつかれました。うっかりトイレに行くところでした。 大野くんのキスシーンについては、相手役が発表された1月時点で、キスシーンの有無がファンの間で話題となっていました。なぜなら、彼はこれまで女性とのキスシーンの経験がなかったからです(男性とは経験済み)。当時のファンの予想では、「キスシーンはありそうだけど、ライトなキス止まりでは?」というのがあらかたの予想で、これが見事的中する結果となりました。また、大野は昨年9月に、女優・夏目鈴との同棲疑惑が「フライデー」(講談社)に報じられたばかりのため、これを思い起こさせるような生々しいラブシーンはしばらくないだろう、というのが多くのファンの見解のようです。これを踏まえると、『セカムズ』で描かれるピュアな主人公は、ジャニーズによるイメージ回復戦略の一環といえるかもしれません。 ちなみに、来夏公開予定の主演映画『忍びの国』の相手役は石原さとみのようですが、「抱擁シーンはあるのですが、キスシーンまではないようです」(テレビ局関係者)とのこと。波瑠との貴重なキスシーン画像は今後、有名画像「チャリで来た」並みにベタベタ貼られそうですね。 ■美咲にコロコロ転がされる零治 別の日、美咲の家に初めてお泊まりする零治。2人は手をつなぎながら寝ますが、そのまま暗転。あらー。これはどっちでしょう? 視聴者の想像にお任せするってやつでしょうか? あらあらー。 あくる日、ホテル業界をドロップアウトした和田(北村一輝)と、婚約者のリリコ(中村アン)が零治の元へ。来年オープンする零治のホテルで、最初に結婚式を挙げたいと頼まれますが、和田への対抗心から「自分が先約だ」と断ってしまいます。それより、北村と中村のカップルは、何度見てもお似合いですね。北村のいつでも射精しそうな“男性ホルモン過多”ぶりには、中村くらい下品(いい意味で)な女でないと太刀打ちできない気がします。あくまでも画的に。 その後、なんだかんだあって同棲を始める2人。零治は、思い通りならないと我慢できない自分の性格を封印するため、生活の中での美咲への不満を溜め込みます。 同棲から1週間後、みるみる不機嫌になる零治。美咲に「思っていることを全部言ってください」と言われ、「いつまで敬語のままでしゃべる気だ」「ご飯は固めがいい」「目玉焼きは半熟がいい」「洗った靴下は全部くるんとしなくてもいい」などと吐き出します。そんなことまで我慢していたのかと呆れつつも、美咲がうまく歩み寄ることで、零治も次第に同棲のコツを掴み始めます。 さらに1年後、零治の新しいホテルで結婚式を挙げる和田とリリコ。一方、自分たちのペースで同棲生活を送る零治と美咲。ラストシーンは、帰宅中に美咲から「帰りに牛乳買ってきてもらえないかなあ?」と電話で頼まれた零治が、運転手の石神(杉本哲太)に「ちょっと喉かわいたな。牛乳でも買って帰るかな」と寄り道を頼んだところで『セカムズ』は終了です。 『世界一難しい恋』と言いながら、思い返せば恋愛のイニシアチブは、最初から最後まで美咲が握っていました。フランス人と過去にどんな恋愛をしていたのかわかりませんが、美咲はとんだ恋愛上級者だったのかもしれません。もしくは、サディスト。さて、『セカムズ』ファンの間では、早くも続編の話題で持ちきり。かなり余韻の残る終わり方だったので、これは続編はなくても、スペシャルドラマはありそうな臭いがプンプン! それまでは、「セカムズロス」に悩まされそうです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)
稲垣吾郎が大ハシャギ! 市原隼人は苦笑い……『不機嫌な果実』打ち上げ模様
栗山千明主演のドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)の打ち上げが、3日行われた。 「最終回前の放送を見ながらの打ち上げは珍しいですが、17時から24時まで、ずっと飲みっぱなしで盛り上がりましたよ。それも、視聴率が良かったからでしょうね」(テレビ局関係者) 金曜23時台で、全話平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。第6話では、瞬間最高視聴率で10%を記録する大健闘だった。 「打ち上げでは、稲垣吾郎さんが一番はしゃいでいたんじゃないでしょうか。それでも、やっぱり一番話題になったのは、市原隼人さんの“演技”でしたね」(ドラマスタッフ) 市原は3年ぶりの連ドラ出演で、栗山演じる水越麻也子と不倫をする工藤通彦を演じていた。 「放送後、彼が演じる工藤が気持ち悪いとネット上でも話題になってましたね(苦笑)。実際、市原さんもかなり気合を入れて演じていたようですよ。打ち上げでも『久々の連ドラで楽しかった』と話していました。ただ、みんながみんな『芝居が気持ち悪かった』って冗談まじりで言うものですから、最後のほうは苦笑いしてましたね」(芸能事務所関係者) そんな市原だが、今後のスケジュールは想像以上に厳しそうだ。 「本人は映画をやりたいと言ってるようですが、まったくオファーがないようです。オファーが来ても単館系の映画ばかりで、メジャーの話はほとんどないとか。それも、2015年に公開された主演作『極道大戦争』が大コケしたのが大きかったですね。演技も一本調子なので、彼を主演で起用するプロデューサーは少ないでしょう。彼の後釜には、東出昌大さんや佐藤健さん、事務所の後輩である岡田将生さんや窪田正孝さんがいます。ギャラを落とすか番手を下げるかしないと、映画やゴールデンの連ドラは厳しいかもしれませんね」(芸能事務所関係者) 次に市原の姿を見るのは、いつになるのか――。テレビ朝日系『不機嫌な果実』番組サイトより
『僕のヤバイ妻』最終回が高視聴率、「バーーカ!」伊藤英明のアドリブとバカ殿様が奇跡のコラボ
伊藤英明主演の連続ドラマ『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)の最終回。自己最高の平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、全話平均は裏番組の『重版出来!』(TBS系)をわずかに上回る8.2%となりました。 さて、前回は、“孤独な中年”有希ちゃん(キムラ緑子)が、真理亜(木村佳乃)の腹をナイフでブスリ。幸平(伊藤)に、2億円を用意しなければ妻を殺すとの身代金要求が届いたところで終わりましたが、幸平(伊藤)は妻を助けに行くでしょうか? ■伊藤のアドリブが最終回の肝に 「10日前、私は狂言誘拐を仕掛けた……」という真理亜の一人語りから、初回の狂言誘拐がわずか10日前の出来事だったことが判明します。どっしぇー! 2億円があっち行ったり、こっち行ったり、緒方(眞島秀和)が殺されたり、横路(宮迫博之)が幸平にコーヒー豆を投げつけたり、幸平が杏南(相武紗季)の幻影にコーヒー豆を投げつけたり……、本当にいろいろありましたね。それにしても、10日間にこれだけ事件が起きているのに、真剣に捜査しない警察の無能ぶりがヤバイですね。 今にも死にそうな真理亜ですが、自宅に戻った幸平は、身代金要求の手紙を前に「真理亜! 俺を苦しめてそんなに楽しいか!」と、狂言誘拐だとカン違い。そこにナイフを持った和くん(高橋一生)が登場するも、またもや「お前は真理亜とグルになって、俺を騙してる!」と間違えちゃいます。その後、「真理亜さんがどうなってもいいのか!」と脅す和くんに対し、「殺すなら勝手に殺せ! バーーカ!!」と言い残し走り去る幸平。すかさず、和くんは有希ちゃんに「バカが逃げた」と電話で報告します。 番組公式Twitterによると、この「バーーカ!!」は伊藤のアドリブだそうで。これを皮切りに、最終回では幸平がみんなから「バカバカ」言われまくりますが、伊藤のアドリブがきっかけで脚本が書き換えられたとのことです。制作サイドのハイテンションぶりがうかがえるエピソードですね。 ■CMまでバカ! 逃げ切った幸平は、小暮(佐々木蔵之介)の元へ。これまで真理亜の本命と思われていた小暮ですが、実は7年前に小暮の妻が病死した際、真理亜が小暮夫婦の分も幸せになると約束したのだとか。しかし、幸平はまたもや「どうせそれも、真理亜と考えた作り話だろ!」と信じようとしません。最終回になって、幸平はやっと人を疑うことを覚えたようです。遅い! その後、杏南(相武紗季)から強引に2億円を奪った和くん。猿ぐつわを噛まされた相武が、なんだかエロくていい感じです。 その頃、「あなたのバカ夫は助けに来ない!」と、真理亜の家のリビングにガソリンを撒き始める有希ちゃん。一方、幸平は真理亜が自宅に監禁されていることに気付きます。 ここで、奇跡的に15日放送の『志村けんのバカ殿様』のCMへ。バカ殿様は、風船でおちんちんを隠したりしていました。幸平といい、バカ殿様といい、もうバカばっかり! ■有希ちゃんと和くんが、愛の逃亡生活へ リビングに火をつけ、真理亜を道連れに死のうとする有希ちゃん。そこに幸平と、2億円をゲットした和くんが到着。和くんに金を持って逃げるよう指示されたものの、「和くんがいなくちゃ、意味ないのよー! あああああー!」と火のついたタバコを放り投げる有希ちゃん。しかし、「ばかやろう! 俺だってお前がいないと意味ないんだよー!」と、間一髪で和くんがキャッチ。これまで、金だけでつながっていたと思われていた2人ですが、土壇場でいきなりラブラブになっちゃいました。 この後、有希ちゃんが幸平をブスリと刺したり、それに真理亜が驚いたことが原因で火のついたロウソクが落ちたりとなんだかんだあり、結局、自宅は火の海に。真理亜の計らいで警察から逃げ切った有希ちゃんと和くんは、そのままラブラブ逃亡生活へ突入。真理亜はカフェの権利を杏南に譲り、幸平は実家のクリーニング店で慎ましく働くことになります。 家と2億円を失ったことで、平凡な日常を取り戻した幸平と真理亜ですが、そんな矢先、真理亜が20年前に加入していた、イタリアの誘拐保険の保険金16億円が満額下りることに。真理亜のこれまでの行動は、すべてこの16億円のためだった? という疑念を残し、ドラマは終了です。 なんだかんだハッピーエンドとなった『僕のヤバイ妻』ですが、有希ちゃんにあっさり殺された緒方だけが不憫でなりません。真理亜に恋心を利用された挙句、アトリエを燃やし、個室ビデオの窓から突き落とされ、犯人も見つからずじまいの緒方……。真面目で純粋な緒方。あまり出てこなかった緒方。私は緒方を忘れません。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)『僕のヤバイ妻』公式サイトより
『僕のヤバイ妻』最終回が高視聴率、「バーーカ!」伊藤英明のアドリブとバカ殿様が奇跡のコラボ
伊藤英明主演の連続ドラマ『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)の最終回。自己最高の平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、全話平均は裏番組の『重版出来!』(TBS系)をわずかに上回る8.2%となりました。 さて、前回は、“孤独な中年”有希ちゃん(キムラ緑子)が、真理亜(木村佳乃)の腹をナイフでブスリ。幸平(伊藤)に、2億円を用意しなければ妻を殺すとの身代金要求が届いたところで終わりましたが、幸平(伊藤)は妻を助けに行くでしょうか? ■伊藤のアドリブが最終回の肝に 「10日前、私は狂言誘拐を仕掛けた……」という真理亜の一人語りから、初回の狂言誘拐がわずか10日前の出来事だったことが判明します。どっしぇー! 2億円があっち行ったり、こっち行ったり、緒方(眞島秀和)が殺されたり、横路(宮迫博之)が幸平にコーヒー豆を投げつけたり、幸平が杏南(相武紗季)の幻影にコーヒー豆を投げつけたり……、本当にいろいろありましたね。それにしても、10日間にこれだけ事件が起きているのに、真剣に捜査しない警察の無能ぶりがヤバイですね。 今にも死にそうな真理亜ですが、自宅に戻った幸平は、身代金要求の手紙を前に「真理亜! 俺を苦しめてそんなに楽しいか!」と、狂言誘拐だとカン違い。そこにナイフを持った和くん(高橋一生)が登場するも、またもや「お前は真理亜とグルになって、俺を騙してる!」と間違えちゃいます。その後、「真理亜さんがどうなってもいいのか!」と脅す和くんに対し、「殺すなら勝手に殺せ! バーーカ!!」と言い残し走り去る幸平。すかさず、和くんは有希ちゃんに「バカが逃げた」と電話で報告します。 番組公式Twitterによると、この「バーーカ!!」は伊藤のアドリブだそうで。これを皮切りに、最終回では幸平がみんなから「バカバカ」言われまくりますが、伊藤のアドリブがきっかけで脚本が書き換えられたとのことです。制作サイドのハイテンションぶりがうかがえるエピソードですね。 ■CMまでバカ! 逃げ切った幸平は、小暮(佐々木蔵之介)の元へ。これまで真理亜の本命と思われていた小暮ですが、実は7年前に小暮の妻が病死した際、真理亜が小暮夫婦の分も幸せになると約束したのだとか。しかし、幸平はまたもや「どうせそれも、真理亜と考えた作り話だろ!」と信じようとしません。最終回になって、幸平はやっと人を疑うことを覚えたようです。遅い! その後、杏南(相武紗季)から強引に2億円を奪った和くん。猿ぐつわを噛まされた相武が、なんだかエロくていい感じです。 その頃、「あなたのバカ夫は助けに来ない!」と、真理亜の家のリビングにガソリンを撒き始める有希ちゃん。一方、幸平は真理亜が自宅に監禁されていることに気付きます。 ここで、奇跡的に15日放送の『志村けんのバカ殿様』のCMへ。バカ殿様は、風船でおちんちんを隠したりしていました。幸平といい、バカ殿様といい、もうバカばっかり! ■有希ちゃんと和くんが、愛の逃亡生活へ リビングに火をつけ、真理亜を道連れに死のうとする有希ちゃん。そこに幸平と、2億円をゲットした和くんが到着。和くんに金を持って逃げるよう指示されたものの、「和くんがいなくちゃ、意味ないのよー! あああああー!」と火のついたタバコを放り投げる有希ちゃん。しかし、「ばかやろう! 俺だってお前がいないと意味ないんだよー!」と、間一髪で和くんがキャッチ。これまで、金だけでつながっていたと思われていた2人ですが、土壇場でいきなりラブラブになっちゃいました。 この後、有希ちゃんが幸平をブスリと刺したり、それに真理亜が驚いたことが原因で火のついたロウソクが落ちたりとなんだかんだあり、結局、自宅は火の海に。真理亜の計らいで警察から逃げ切った有希ちゃんと和くんは、そのままラブラブ逃亡生活へ突入。真理亜はカフェの権利を杏南に譲り、幸平は実家のクリーニング店で慎ましく働くことになります。 家と2億円を失ったことで、平凡な日常を取り戻した幸平と真理亜ですが、そんな矢先、真理亜が20年前に加入していた、イタリアの誘拐保険の保険金16億円が満額下りることに。真理亜のこれまでの行動は、すべてこの16億円のためだった? という疑念を残し、ドラマは終了です。 なんだかんだハッピーエンドとなった『僕のヤバイ妻』ですが、有希ちゃんにあっさり殺された緒方だけが不憫でなりません。真理亜に恋心を利用された挙句、アトリエを燃やし、個室ビデオの窓から突き落とされ、犯人も見つからずじまいの緒方……。真面目で純粋な緒方。あまり出てこなかった緒方。私は緒方を忘れません。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)『僕のヤバイ妻』公式サイトより






