「もう何をやってもダメ、という空気になっていますよ。そもそも、今のトレンドは“脱・恋愛ドラマ”ですからね。そりゃ、月9も最低視聴率を更新しますよ。だから、小説でも漫画でも、人気の原作を使いたいってなるんですけど、人気小説家のひとり、池井戸潤さんからは“フジテレビNG”を出されたようなんです」(フジテレビ関係者) 今クールのドラマが、すべて1ケタスタートとなったフジテレビ。どのドラマも、平均視聴率が1ケタで終わるのは間違いなさそうだ。 「満を持して初主演となったHey!Say!JUMP山田涼介の『カインとアベル』が、初回最低を更新したのがいい例ですよね。もはや、キャストでは数字が取れないということです。逆に脚本がよければ数字はついてくると思うんですが、フジテレビは原作を勝手に変えてしまうので、原作者からの評判がよくないんです」(芸能事務所関係者) 実際、池井戸は、ある作品をきっかけに、フジテレビへ三下り半を突きつけたという。 「昨年、嵐の相葉雅紀クン主演でやった『ようこそ、わが家へ』です。原作では父親が主役だったんですが、ドラマでは無理やり息子に替えてしまった。それも、池井戸さんに事前の相談がなかったそうで、今でも池井戸さんの怒りは収まっていないようです」(同) 人気作家からも見放され、日テレ、テレ朝だけでなくテレ東にも負けるフジテレビに、起死回生の一手はあるのだろうか? 「ドラマに関しては、やはり昔のヒットドラマのリメイクの話が出ていますね。『ビーチボーイズ』や『ウォーターボーイズ』とかです。バラエティに関しては、逆に何をやっても数字が悪いので、打ち切りを意識せずに好き勝手な番組が作れているという、他局ならあり得ない状況になっています」(バラエティスタッフ) 来年のフジテレビは、どうなるのだろうか――。
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低空飛行を続ける日テレ系『黒い十人の女』画面いっぱいの「ぶっ殺す!」が怖い
10日深夜放送の日本テレビ系『黒い十人の女』。第7話となる今回の視聴率は3.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。低空飛行の様相を呈してきました。 さて、前回で全て出揃った“黒い十人の女”。今回も、またもや女優で愛人の如野佳代(水野美紀)の活躍(?)で愛人同士が一触即発の事態に。ちなみに、以下に役名が出てくる女性はすべてテレビプロデューサー・風松吉(船越英一郎)の愛人です。 松吉が手がけるドラマ『淡い3人の男』が、いよいよ放送開始。登場人物のほとんどが関わるこのドラマでしたが、視聴率は芳しくありません。 最近、ドラマが放送されるたびにマスコミに取り沙汰される視聴率。神田久未(成海璃子)が第1話で「大人はどうして不倫をするの?」と説明したときに登場した、バカリズム操るパペットがまたもや登場。人気若手女優で松吉の愛人・相葉志乃(トリンドル玲奈)が、今度はパペットの相方となり、「ドラマのしちょうりつがわるいとどうなるの?」(原文ママ)と解説。 それによれば、まず俳優が制作の愚痴を言い、次に制作が俳優の愚痴を言うそうです。なるほど、ドラマ制作の現場はよく知りませんが、なんとなく想像できちゃう。「制作は俳優のせいにしたあと、当然のように脚本のせいにします! それはしかたないの。おもしろいドラマが数字をとるんじゃなくて、数字をとるドラマがおもしろいって世界だからね」女優としてメキメキ頭角を現すトリンドル玲奈にそれを言わせる、脚本のバカリズム。病んでいるんですか? 松吉ら制作陣は、さっそく脚本家で、松吉の愛人・皐山夏希(MEGUMI)に大幅なテコ入れを指示。脚本家としても女としてもプライドの高い皐山は、当然納得いきません。前回から松吉に対しての思いが憎しみに変わっていたようで、皐山の打ち込むパソコンのモニタには「ぶっ殺す! ぶっ殺す!」と物騒な言葉がズラリ。 『淡い3人の男』のテコ入れ案は、ラーメン、猫、そして幕末。猫とラーメンは、女性視聴者の獲得、幕末は高齢者。前2つは、なんとなく理解できますが、幕末を絡ませれば高齢者がドラマを見るって乱暴すぎです。ちなみに、『淡い3人の男』は東京を舞台にした、不倫ドラマだそうです。 松吉と女優・脚本家がてんやわんやしているのを尻目に、同じく『淡い3人の男』に名もなきウェイトレスとして出演している如野は、アシスタントプロデューサーの弥上美羽の元に番宣すると申し入れます。といっても売れない劇団の女優の如野に、地上波の番組などありません。自分がネットで配信している番組での話でした。おそらく誰も見ていないこの番組。それでもドラマに貢献できると思っている如野は、本当に救いようがありません。 番宣の依頼は、主演女優の相葉のもとにも舞い込んできました。相葉は、バラエティ番組に出演することに。そのバラエティ番組のディレクターは、何度か肌を重ねた浦上紀章(水上剣星)でした。浦上は打ち合わせのために、相葉の楽屋を訪ねます。松吉との関係を問い詰めて以降、初めて会う2人は、言葉にはしませんが互いのことを気にかけている様子。相葉には、早く松吉との関係を断ち切り、浦上と幸せになってほしいと思ってしまいますね。 浦上とともに打ち合わせにやってきた放送作家の名前が、オークマとあります。おそらく、放送作家のオークラをもじったものですね。バカリズムが14年に脚本を手掛けたフジテレビ系『素敵な選TAXI』で脚本補助を務めていますし、今回の『黒い十人の女』にも関わっているようです。 一方、松吉の同僚・火山梅人(山田純大)の妻でありながら、松吉と不倫していた卯野真衣(白羽ゆり)は、弥上の引き金で火山に別れを一方的に告げられました。第6話の最後で弥上に、見事なハイキックをかました卯野。卯野の復讐はそれで終わり、松吉に本妻の風睦(若村麻由美)と別れ結婚するように言いますが、松吉には「それは無理。僕には奥さんがいるから」と冷たく言われてしまいます。松吉によれば「わかった上で誘いに乗ったわけだから、責任は取れない」ということでした。夫を失った卯野は「こいつ……死ねばいいのに!」と思うのでした。 そして、如野によって卯野と文坂彩乃(佐野ひなこ)が顔を合わせます。この2人はかつて、上司と部下の関係で、卯野の経営するアロマサロンに松吉が通い、卯野と文坂はそれぞれ松吉の愛人になったんですね。この話は、実際にありそう。 さらに、そこへ弥上が登場。弥上は卯野に食らったハイキックで、コルセットをつけた状態。一触即発の状態ですが、皐山のときのようにバースデーケーキがサプライズで登場。如野は、卯野の誕生日が来週にあることをフェイスブックで知っていました。突然の出来事に拍子抜けした弥上と卯野は、落ち着きを取り戻しこうして女同士のわだかまりがなくなったようです。「かなり力技だね」と文坂が言うように、バースデーケーキが万能すぎ。というか、松吉がバースデーケーキを差し出したら、ドラマ終わっちゃうんじゃないか? ってくらいの効能。展開として、女同士のやりとりを長引かせないためのアイテムでしょうが、ちょっと無理があるかと。女はスイーツ食わせとけばいいってことかしら? 次回予告では、いよいよ10人の女が一堂に会し、松吉への復讐を企てるようです。松吉の妻・睦の経営するレストランで、最初はいがみ合うものの、次のカットでは全員でおいしそうなものをモグモグ。こちらでもスイーツの効能がすんごい。 でも、やはり“黒い”のは愛人の召集をかけたのが、如野であることです。愛人同士のゴタゴタを収め、一見平和的な印象ですが、はたして真意はどうなのか? 終盤戦は、エグい展開になるのではないかと思っています。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)日テレ系『黒い十人の女』番組サイトより
「台本に難癖をつけない」織田裕二に異変!? TBS『IQ246』視聴率2ケタ維持なら、シリーズ化へ
「いつもは出来上がった台本に難癖をつけていたのに、今回はほとんど注文がないそうです。それだけ、法門寺沙羅駆の役が気に入っているんでしょうね。織田さんの“クレーム”で時間が押す現場も、今回はスムーズに撮影できているようです」(TBS関係者) 織田裕二が久々の主演を務めるドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)。第3話までの平均視聴率が11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今クールの中でも好調を維持している。 「織田さん自身、ここまでキャラクターを作り上げた経験がないのか『久々に面白い現場だ』と、周囲に話していますよ。『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の時は若かったですし、勢いで演じていた部分もありましたからね」(同) この調子で2ケタを維持できれば、映画化、さらなる連ドラ化も見えてくるという。 「TBSも『平均で2ケタをクリアしたら続編を』と考えているようです。最近は、ドラマの放送前に映画化を決めて失敗した例もあるので、基本的には放送が終わる頃に決めたいようです。ただ、今でも織田さんのギャラが1話300万円近くなので、そのあたりの交渉も必要になりそうです」(芸能事務所関係者) 果たして、華麗なる視聴率となるか――。
石原さとみ『地味にスゴイ』自己最高13.2%、民放連ドラ18年ぶりの安藤政信に驚愕!
9日に放送された石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の第6話が、平均視聴率13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、自己最高を更新しました。回を追うごとに“月9感”が増し、ストーリーの軸に校閲があまり関係なくなってきましたが、そんなことお構いなしの好調ぶりです。 第6話の前半は、幸人(菅田将暉)が森尾(本田翼)と同居していると知った悦子(石原)が、平静を装ってみたり、幸人を尾行してみたりと、ラブコメ展開が結構長く続きました。う~、恋より校閲してくれ~。 幸人と森尾の関係にモヤモヤしっぱなしの悦子ですが、今回は子ども向け文芸誌「月刊こどものべる」に掲載予定の有名小説家・西園寺の作品を担当。しかし、「その寡婦は、沓脱ぎで履物を脱ぐと、慣れた仕草で下駄箱にしまい、楚々とした背中を見せて厠へと向かった」などと、やけに難しい文体を目にし、担当編集の貝塚に「載せないほうがいい」と訴えます。ようやく編集者気取りの悦子らしい展開になってきました。 ここで不意に、今回のゲストの安藤政信が登場。安藤の濃い顔立ちと、意味深な表情は目が覚めますね。編集者役の青木崇高との2人のシーンは、胸焼けしそうな並びでした。それより、安藤の民放の連ドラ出演は、1998年放送の『青の時代』(TBS系)以来、18年ぶり! ゆえに、安藤が登場するや否や、Twitterでは「わ! テレビに安藤政信だ!」といったツイートが溢れていましたよ。 安藤が演じるのは、元小説化志望のフリーター・桐谷。かつて原稿を貝塚(青木)に持ち込んでいたものの、貝塚が“売れる小説”を求めるあまり感性をつぶされ、デビューを諦めてしまったといいます。劇中、安藤の顔色の悪さが気になりましたが、桐谷は月180時間の残業代込みで給料13万円というブラック企業に勤めたのち、「ストレスから胃潰瘍になっちゃって、血を吐いて辞めた」という設定ですから、顔色も役作りってことでしょうか? その後、西園寺が土壇場で「月刊こどものべる」への掲載を止めたいと言い出し、悦子は校閲を中止。直後、貝塚の元に、桐谷から子ども向け小説『残業戦隊 ヒラシャインジャー』の原稿が。ブラック企業に勤めていた頃に、上司への怒りをエネルギーにして書き上げた小説だといいます。なんかヤベー奴ですね。 貝塚は、この『残業戦隊 ヒラシャインジャー』を絶賛。西園寺の原稿の代わりに掲載しようとしますが、明日の早朝までに印刷所に入れなければ間に合わない! そこで、退社しようとしている悦子を引きとめ、徹夜で校閲をお願いする貝塚。すでに退社した他の校閲部員も急きょ会社に戻し、どうにか朝までに間に合わせます。ここにもブラック企業! 後半、駆け足で校閲の要素をムリヤリ押し込んできた第6話。悦子の活躍を期待していた視聴者には、少々物足りなかったのでは? それより、久しぶりにテレビに登場した安藤政信の、俳優としての独特な存在感が強烈でした。再登場を期待したいです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)
石原さとみ『地味にスゴイ』自己最高13.2%、民放連ドラ18年ぶりの安藤政信に驚愕!
9日に放送された石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の第6話が、平均視聴率13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、自己最高を更新しました。回を追うごとに“月9感”が増し、ストーリーの軸に校閲があまり関係なくなってきましたが、そんなことお構いなしの好調ぶりです。 第6話の前半は、幸人(菅田将暉)が森尾(本田翼)と同居していると知った悦子(石原)が、平静を装ってみたり、幸人を尾行してみたりと、ラブコメ展開が結構長く続きました。う~、恋より校閲してくれ~。 幸人と森尾の関係にモヤモヤしっぱなしの悦子ですが、今回は子ども向け文芸誌「月刊こどものべる」に掲載予定の有名小説家・西園寺の作品を担当。しかし、「その寡婦は、沓脱ぎで履物を脱ぐと、慣れた仕草で下駄箱にしまい、楚々とした背中を見せて厠へと向かった」などと、やけに難しい文体を目にし、担当編集の貝塚に「載せないほうがいい」と訴えます。ようやく編集者気取りの悦子らしい展開になってきました。 ここで不意に、今回のゲストの安藤政信が登場。安藤の濃い顔立ちと、意味深な表情は目が覚めますね。編集者役の青木崇高との2人のシーンは、胸焼けしそうな並びでした。それより、安藤の民放の連ドラ出演は、1998年放送の『青の時代』(TBS系)以来、18年ぶり! ゆえに、安藤が登場するや否や、Twitterでは「わ! テレビに安藤政信だ!」といったツイートが溢れていましたよ。 安藤が演じるのは、元小説化志望のフリーター・桐谷。かつて原稿を貝塚(青木)に持ち込んでいたものの、貝塚が“売れる小説”を求めるあまり感性をつぶされ、デビューを諦めてしまったといいます。劇中、安藤の顔色の悪さが気になりましたが、桐谷は月180時間の残業代込みで給料13万円というブラック企業に勤めたのち、「ストレスから胃潰瘍になっちゃって、血を吐いて辞めた」という設定ですから、顔色も役作りってことでしょうか? その後、西園寺が土壇場で「月刊こどものべる」への掲載を止めたいと言い出し、悦子は校閲を中止。直後、貝塚の元に、桐谷から子ども向け小説『残業戦隊 ヒラシャインジャー』の原稿が。ブラック企業に勤めていた頃に、上司への怒りをエネルギーにして書き上げた小説だといいます。なんかヤベー奴ですね。 貝塚は、この『残業戦隊 ヒラシャインジャー』を絶賛。西園寺の原稿の代わりに掲載しようとしますが、明日の早朝までに印刷所に入れなければ間に合わない! そこで、退社しようとしている悦子を引きとめ、徹夜で校閲をお願いする貝塚。すでに退社した他の校閲部員も急きょ会社に戻し、どうにか朝までに間に合わせます。ここにもブラック企業! 後半、駆け足で校閲の要素をムリヤリ押し込んできた第6話。悦子の活躍を期待していた視聴者には、少々物足りなかったのでは? それより、久しぶりにテレビに登場した安藤政信の、俳優としての独特な存在感が強烈でした。再登場を期待したいです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)
まるで“枕営業”!? Hey!Say!JUMP・山田涼介『カインとアベル』繰り返される超展開
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のフジテレビ月9『カインとアベル』第4話、視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。前回より0.1ポイントアップですが、依然低調です。 このドラマ、各マスコミでは当初のリリース通り「兄へのコンプレックスと父に認められたいという思いを持った主人公の高田優が、家族や仕事、そして恋する人とのせめぎ合い、葛藤を通じ、本当に大切なものをつかもうとする姿を描く」と紹介されていますが、実際にはまったく逆の展開となっています。山田演じる優くんが、あらゆる問題を“神がかり的”な能力で解決し、マジメに生きてきた兄・隆一(桐谷健太)は弟への嫉妬に狂い、ぶっ壊れていくお話となっているのです。 優くんが勤める高田総合地所は、国内屈指のデベロッパー。父・貴行(高嶋政伸)が社長、兄・隆一は副社長です。 前回まで、優くんはそんな大企業の仕掛けるアウトレットモールのプロジェクトチームで大活躍。有名レストランの誘致、大物建築家への設計依頼、地元自然保護団体との交渉といった無理難題を成功させ、たったひとりで事業を軌道に乗せてしまいました。なぜ優くんがそんなに仕事ができるのかといえば、仕事相手の偉い人たちが、優くんに簡単に籠絡されてしまうからです。優くんがどれだけ失礼な立ち居振る舞いをしても、「おまえ、気に入った!」となってしまうのです。 なぜそんなことになってしまうのか。 たぶん、優くんのつぶらな瞳から人間の目には見えない「籠絡ビーム」みたいなものが出ているんでしょう。もしくは、アレですね。あのー、昔、別に美人でもないし仕切りもできない女性タレントが島田紳助の横でベタベタしながらアシスタントやってたことあったじゃないですか。あーゆう、アレでしょう。枕営業でしょう。顔カワイイし、フェラが超うまいんでしょう。と悪態をついてしまいたくなるくらい、何もかもがうまくいくんだなー。 今回も、そんな優くんの超籠絡パワーが炸裂です。 兄・隆一は、バンコクでの海外事業継続に必要となった100億円の融資を受ける目処が立たず、失踪してしまいます。それを知った優くん、なんと自分で100億円を用立てることを決意するのでした。 そんなとき、都合よく現れたのが謎の投資家クロサワ(竹中直人)でした。父の姉・桃子(南果歩)の婚約者として登場したクロサワは、どう見ても詐欺師のような人物。こうして都合のいい人が都合よく現れるのも、このドラマの特徴となっています。 初対面の場で、優くんはクロサワにいきなり「100億円、用立ててくれませんか?」と申し出ます。クロサワは「ふふっ」と怪しい笑みを浮かべると、「わかった、いいだろう」と投資に応じます。いつも、優くんの仕事はだいたいこんな感じです。 その後、クロサワは隆一の失踪先を訪ね、100億円の融資を確約。隆一は有頂天で会社に戻ってきます。「奇跡を呼び寄せた!」「1人でやってのけた!」「やっぱり俺は持ってる!」と自信を深めた隆一ですが、裏で優くんが手を引いていたことを知りません。それを恋人の梓(倉科カナ)に伝えられると、怒髪天。家に帰って「助けたつもりか……」とか言いながら優くんを殴り飛ばしましたとさ。 かように、山田涼介だけがオイシイ展開となっているわけですが、これ「輝いている山田涼介」を見せるための脚本というより「堕ちていく桐谷健太」をより残酷に、残酷に傷つけるための展開になってきている気がするんですね。で、激しく浮き沈みする桐谷健太が、これまた実に軽薄な人物として描かれていて、「ざまあみろ」的な快感に満ちた演出になっているんです。 この作品、4話までの平均が8%を割り込んでいまして、4月期の“史上最低月9”『ラヴソング』が記録した全話平均8.5%を下回る可能性が高くなってきました。 正直、ビジネスシーンを描いた“お仕事ドラマ”としては見るべきものはありません。真面目に追いかけるには、あまりにファンタジーすぎる。ネット上には真面目に追いかけている方々による「仕事をナメんな!」というご意見が散見されますが、まさにその通りだと思います。 今後、『カインとアベル』を見続けていく視聴者は、キラキラと恋に仕事に駆け回る山田涼介を眺めたい熱心なファンか、桐谷健太がギッタギタに打ちのめされて悶えまくる様子を楽しみたい悪趣味なごく少数か、その2種類しかいないように思うんです。 この2種類の方々には、けっこう深く刺さる作品になっていると思います。実際、わたしも後者的な視点で次回を楽しみに待つひとりです。でも、そんな視聴者、この国に何パーセントいるんでしょうね……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
フジ・天海祐希『Chef』が「木曜劇場」史上最低4.9%! 爆死は「とんねるずのせい」!?
“理想の上司”として同性から絶大な支持を誇る天海祐希が主演を務める連ドラ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)の第4話が、平均視聴率4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で「木曜劇場」枠の単話における歴代最低を記録してしまった。 これは、同じく4.9%を記録した4月期『早子先生、結婚するって本当ですか?』の第3話以来。もし、『Chef』が今後これを下回れば、30年以上続くフジの看板ドラマ枠の単話最低視聴率を更新してしまうことに。 なお、第4話では、昼間は給食室で働く光子(天海)が三ツ星を取り戻すため、夜に自身の屋台をオープン。一方、子どもに不人気な豆料理のメニューに頭を悩ませていた荒木(遠藤憲一)に、光子が最高においしい「五目豆とじゃがいもの煮込み」の作り方を提案する、というストーリーだった。 「この日は、21時台の『とんねるずのみなさんのおかげでした』も4.6%と2週連続で5%を下回り、共倒れ状態。『Chef』の評判は決して悪くないことから、ネット上では『とんねるずのせい』なんて声も飛び交っています」(テレビ誌記者) 確かに、ネット上では「『みなさんのおかげでした』が爆死したせいで、天海が巻き込みくらってるw」「前がとんねるずだから、誰もチャンネル合わせないんだろ」といった臆測が。しかし、それ以上に「またフジに大物俳優が潰された」と、天海に同情的な声が目立つ。 「天海といえば、『偽装の夫婦』(日本テレビ系)、『緊急取調室』(テレビ朝日系)、『結婚しない』(フジテレビ系)と、ここ最近主演した連ドラは、全話2ケタを記録している。天海が所属する研音関係者も溜め息まじりに不振を嘆いており、この調子だともう、フジの連ドラは受けないでしょうね。フジは今年、同枠前クールの松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』や、4月期の福山雅治主演の月9『ラヴソング』が大コケ。昨年も、西島秀俊主演『無痛~診える眼~』や、篠原涼子主演『オトナ女子』など大物俳優の主演作が不振続きで、すっかり“大物潰し”のレッテルを貼られてしまった。こんな状況では、今後は役者のランクを落とすしかないでしょう」(同) 「木曜劇場」史上最低という大惨事に、「とんねるずのせい」と遠因まで叫ばれる事態の『Chef』。4%台は“打ち切り圏内”と言われるが、予定話を完走できるだろうか?フジテレビ公式サイトより
菅野美穂とEXILE・岩田剛典が毎週ばったり……『砂の塔』ツッコミどころ多すぎて、視聴者イライラMAX
怒涛の“鬱”展開に視聴者が悲鳴を上げているドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)。4日にオンエアされた第4話の平均視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前回より0.9ポイント上昇しました。 ネット上では、「ツッコミどころ多すぎ」「ママ友イジメのシーンが辛すぎる」といった声も多いようですが、やはり松嶋菜々子演じる弓子の存在が不気味すぎて、正体が気になっちゃうんでしょうね。幼児が次々と失踪する「ハーメルン事件」が軸となっている同作ですが、もしかしたら弓子の笛の音に誘われているのは、子どもたちではなく、あなたのほうなのかもしれません……(タモリ風に)。 さて、すっかりママ友イジメのターゲットとなった亜紀(菅野美穂)ですが、ボスママの寛子(横山めぐみ)から「嘘つきの粉を撒き散らす蛾」なるキャッチフレーズを付けられ、さらに孤立。娘のそら(稲垣来泉)の同年代のお友だちも、「ママが嘘つきだから、うつったらヤダも~ん」と言って、誰も遊んでくれません。 ママ友に誤解を与えた原因として、責任を感じた体操教室コーチの航平(EXILE・岩田剛典)は、亜紀の家に突然押しかけ、「全部、俺のせいです」「俺から皆さんに一部始終を話して、誤解を(解きます)」と提案しますが、亜紀は「それだけは止めてえ~。余計、面倒なことになるから」と断固拒否……。なんでだよっ! 寛子を刺激したくないのはわかりますが、そらがハブられてるんですよ! あ~、イライラする~。 一方で、弓子のことを急に慕いだしたそらは、勝手に部屋を出て、26階の弓子の部屋へ。亜紀が迎えに行くと、「弓子おばちゃん家ってすごいんだよう。奥の部屋に、いっぱいテレビみたいのがあってえ、よそのおうちが見れるようになってるの。ママも映ってたよう。あとう、おもちゃもあってえ、絵本もあったの」と報告するそら。さらに、亜紀は弓子にかつて子どもがいたことを知り、「ハーメルン事件」の犯人ではないかと疑い始めます。 そんな中、同じ幼稚園のママから、動物園に誘われる亜紀。久しぶりにお友だちと遊べることになったそらは、「やったー!」と大喜びしますが、案の定、当日「寛子さんたちと行くことになったので」とドタキャンされてしまいます。 あくる日、幼稚園から忽然と姿を消すそら。亜紀は弓子の家に乗り込みますが、そらが動物園に行けなかったことを不憫に思った兄・和樹(佐野勇斗)が、勝手に動物園へ連れていったことが発覚。弓子は和樹から密かに相談を受け、お金(交通費? 動物園の入場料?)を貸したといいます。この様子を見ていた寛子から、「弓子さんを誘拐犯扱いするなんて」「母親失格」などと責められる亜紀。この辺の展開は、ツッコミどころ満載でコントのようでしたが、劇中ではシレ~ッと何事もなく流れていってしまいました。う~ん……。 その後、夫の健一(ココリコ・田中直樹)と夫婦喧嘩となり、家を飛び出す亜紀。道で落ち込んでいると、航平とばったり!「世界中が敵になっても、俺は亜紀さんの味方だから」と、またいい感じになります。それにしてもこの2人、毎週毎週、外で偶然会いすぎ! もう、これはもう運命かストーカーのどちらかですよ……。 主人公夫婦がどん臭すぎて、もはや誰にも感情移入できない同作。マンションなんて引っ越しちゃえばいいわけですから、亜紀にとって最大のピンチは、旦那の営業成績がヤバイことなんじゃ? それに、寛子たちは低層階の人たちと付き合わないことをモットーにしてるんだから、24階以下のママと仲良くすればいいじゃん! 違うの? ダメなの? 死ぬの? なんなの? まあ、毎週イライラしつつも、結局、次週を待ちわびてしまうんですよね~。公式サイトによれば、次回は「隣人の正体! 全ての謎が明らかに!」とのこと。弓子の正体がわかるのなら、もう見るしかありませんね! (文=どらまっ子TAMOちゃん)
「禁じ手」か「新境地」か……いきなりフォーマット放棄でミステリー化した『IQ246』はどうなる!?
織田裕二のヘンテコリンなキャラにもすっかり慣れてきたTBS日曜劇場『IQ246~華麗なる事件簿~』は第4話。視聴率は11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、やや持ち直しました。 IQ246の天才・法門寺沙羅駆(織田裕二)が今回挑む謎は、美人ピアニスト・由里(国仲涼子)による愛人の医者殺しです。 高名な外科医である土門(金田明夫)は、医者を辞めてニューヨークに移住し、愛する女性と再婚してのんびり暮らすことを由里に告げます。 由里は、土門から「今までの分だ」と、けっこうな額の札束を押し付けられますが、当然、納得がいきません。真っ赤な外車で去っていく土門。由里が、なんかちょっとお腹のあたりをさすりながら「納得いかねえわ~」という顔をしていると、例によって「M」から「完全犯罪の方法、教えます。」のメールが届きます。 今回は、その後の人物の動きを見ながら「M」のメールの内容を推測してみます。ちなみに由里は、プロのクラシック奏者でありつつ、音大の先生でもあるようです。殺害現場は高層マンション50階のペントハウスでした。 ・19時になったら、講堂のステージで生徒たちに順番にピアノを弾かせ、自分はモニター室から指示を出せ。 ・最初の一人が弾き始めたら、あとは生徒はみんな緊張してモニター室のことなんか気にしないから、抜け出して土門のマンションへ行け。 ・マンションの防犯カメラは前日の映像と切り替えておく。オートロックの暗証番号は「90211691」だ。部屋に行ってピンポンを押せ(素手でよい)。 ・話があると言って中に入れてもらえ。で、なんかそのへんにあるもので殴れ。 ・死ななかったらナイフで刺せ。 ・殺したら、部屋を荒らして物取りの犯行に見せろ。死体の脇に本を転がして眼鏡をかけさせれば警察は「読書中に襲われた」と思うだろう。あと財布と時計くらい持ち出してね。 ・最後の生徒が弾き終わる20時までに、講堂のモニター室に戻ってね。 ・以上。 ほかにも何かあったかもしれないけど、画面から読めるのはこれくらいの感じでした。こんなの、まったく完全犯罪の計画ではありません。アリバイの成立要件も満たしてないし、前回同様、殺害方法がおおざっぱすぎる。失敗して土門に取り押さえる可能性をまったく考慮してない。 ここまでで、今回も簡単に謎が解けちゃうのかなーと思いましたが、ちょっと違う展開になりました。 土門が、由里に完全にアリバイのある20時まで生きていたことが明らかになったのです。土門は20時に部下に電話し、自分が殺される様子を実況中継していたのでした。 というわけで、「天空の密室殺人」が完成しました。『IQ246』で初めて、視聴者に犯人が伝えられないまま沙羅駆の謎解きパートに入ることになります。 視聴者として、これを展開のバリエーションと取るか、ドラマのフォーマット破りと取るか、『IQ246』は新境地を切り拓いたのか、あるいは禁じ手に落ちたのか、悩ましいところですが、せっかくだから楽しみたいので「新しい展開きた!」「どうなる!?」と心を奮い立たせることにします。 すると、後出しの情報がジャンジャン出てきます。 土門の致命傷は、一度目は浅く、二度目は深く押し込むように、同じところを“二度刺し”されていたものでした。さらに土門は脳腫瘍で、余命半年ほどでした。そして土門と由里は愛人関係ではなく医者と患者であり、さらに実の父娘でした。土門は由里の母親を冷遇し、出世のために理事長の娘と結婚。由里のことも認知していなかったそうです。 由里はそんな父を憎んでいました。母の死に際に「せめてお見舞いに」と土門を訪ねた由里ですが、もみあいになって土門に突き飛ばされ、左手の人差し指を負傷していました。土門は責任を持って治療をしていましたが、外科的な処置をすべて施しても後遺症で指は動かなくなっていました。 土門のマンションの暗証番号「90211691」は、逆にすると「19611209」で、これは由里の母親の誕生日だそうです。 で、娘に刺された土門は、いったん息を吹き返したものの(「M」の計画は、また失敗してる)救急車を呼ばずに部下に電話して声を聞かせながら、背中に刺さったままのナイフに体重をかけて自殺をしていたのでした。娘を殺人犯にしたくないという親心だそうです。 さて、ここまで後出しにされるなら、そりゃ読めるわけないですよ。3話目まではサスペンス劇だった『IQ246』が、4話目でミステリー劇になりました。そうならそうと先に伝えてくれれば、もうちょっと気持ちよく楽しめたかもしれないんですが、サスペンスだと思って見ている側からすれば、まるで「視聴者に謎を読ませない」ことだけを目的として作られたようなお話に見えちゃいます。これが、けっこう不快でした。父娘の愛憎劇そのものは見応えのある雰囲気だっただけに、肩透かしを食らって、振り返ったら肩パンされたような、そんな気分です。 次回から、どうするんでしょう。4話目でフォーマットにブレが生じたことが、なんとか、どうにか、良い方向に転がることを祈りたいです。沙羅駆、執事・賢正(ディーン・フジオカ)、刑事・奏子(土屋太鳳)、観察医・森本(中谷美紀)のキャラクターはいい感じで落ち着いてきたので、できれば楽しく見たいのです。お願いしますよ、TBSさん! (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『IQ246~華麗なる事件簿~』番組サイトより
草なぎ剛ソロ初の主演ドラマ『嘘の戦争』 ヒロインに水原希子起用でファン悲鳴!?
年内いっぱいで解散するSMAPの草なぎ剛にとって、ソロとして初の主演ドラマとなる1月スタートのフジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(火曜午後9時~)のヒロインが水原希子に決まり、ファンの間で悲鳴が上がっているという。 同ドラマは、幼い頃に家族を殺された主人公・一ノ瀬浩一(草なぎ)が、類いまれな詐欺師となって復讐の鬼と化す痛快エンタテインメント。主要キャストには、浩一と敵対する会社社長・仁科隆役に藤木直人、浩一の相棒的な女詐欺師・十倉ハルカ役に水原、隆の妹で女医の仁科楓役に山本美月が起用される。ハルカと楓は浩一をめぐって三角関係となり、複雑な愛憎劇も巻き起こる。そのほか、大杉漣、安田顕、マギー、姜暢雄らの渋いメンバーがキャスティングされており、Sexy Zoneの菊池風磨も出演するが、ファンがどうしても気がかりなのが水原の存在だというのだ。 「水原にはアンチが多く、今年1月期の『家族ノカタチ』(TBS系)では、主演の香取慎吾に恋するウザい女役を演じ、ジャニヲタから大不評を買ったばかり。今回、草なぎ主演ドラマのヒロインに起用され、かつ恋愛が絡むとあって、ファンからは『ヒロインを替えて!』『山本美月のほうがまだマシ!』などと、早くもブーイングが上がっています」(芸能ライター) 草なぎは『いいひと。』(1997年)、『僕の生きる道』(2003年)、『僕と彼女と彼女の生きる道』(04年)、『僕の歩く道』(06年)、『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(12年)など、数多くのフジ「火10」ドラマで主演を務め、この枠とはなにかと縁深い。15年1月期『銭の戦争』では、全話平均13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークしたが、今作『嘘の戦争』は、“復讐シリーズ”第2弾の位置付け。スタッフも、脚本・後藤法子氏、監督・三宅喜重氏をはじめ、『銭の戦争』のメンバーが再集結する。 フジ「火10」ドラマは『銭の戦争』を最後に低視聴率が続き、この10月期より「火9」に放送時間が移動した。その第1弾となった、吉田羊主演の『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』は初回から第4話まで8%台で低迷しており、好調のTBS「火10」ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に大差をつけられている。 時間帯は変わったが、低調なフジ火曜ドラマで、草なぎが本領を発揮して高視聴率をはじき出すことができるか注目されるところ。ヒロインの水原が、足を引っ張らなければいいのだが……。 (文=田中七男)







