プロレスは“希望”!? 『豆腐プロレス』は、松井珠理奈にとって救世主となるのか

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 25日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第6話。今回から主題歌として「シュートサイン」(キングレコード)が流れるようになった。いよいよ錦糸町道場のメンバーたちのリング衣装や、プロレスシーンが登場。公開されている「シュートサイン」のMVでは、AKB48卒業が近い小嶋陽菜をはじめ、同ドラマに出演していないメンバーたちも登場する。 『キャバすか学園』(日本テレビ系)では、メインの出演者に若手メンバーが名を連ねるなか、小嶋陽菜や柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃といったベテランメンバーのゲスト出演も大きな話題を呼んだ。特に、いわゆる“ヘタレキャラ”でブレイクした指原莉乃が、追い詰められた向井地美音を助ける展開は、指原がバラエティとは違う存在感を発揮しており、指原の現在の勢いを感じさせた。『豆腐プロレス』はプロレスドラマである以上、演技だけでなくプロレスもしっかりと練習する期間が必要と考えると、ベテランメンバーたちの出演の可能性は低い気もするが、ほんの少しだけ楽しみにしている。  前回の終盤で、錦糸町道場のお披露目の試合が決定。それを受けて練習合宿が始まり、地獄のような練習メニューに追われクタクタのメンバーたち。そんな中、もともと喧嘩に明け暮れていた一匹狼の木崎ゆりあ(役名同じ)は、馴染めずに輪に入れずにいる。サックス吹きの古畑奈和(役名同じ)は彼女を気にして声をかけるも、「(吹奏楽部で)万年補欠のお前に言われたくねえよ」と返されてしまう。しかし、古畑はこれに対し「腐ったらそこで終わりじゃん。自分なりにやれることって、あると思うんだよね」と答える。  一方、宮脇咲良(役名同じ)など、錦糸町道場のメンバーの中では、「ジャージをつくろう」と盛り上がる。横山由依(役名同じ)は、昔妄想していたジャージのスケッチを見せようとロッカーに走るが、その間に読者モデルもやっている加藤玲奈(役名同じ)が自分のスケッチより何倍もうまいスケッチを披露していた。恥ずかしくなって自分のスケッチを見せられない横山。このメンバーの中では、最年長だがリーダーシップを出せない不器用なキャラクターが、横山そのものと被る。  相変わらずその話にも入らず寝転がっていた木崎は、その夜、就寝時間の間に「用事を思い出した」と古畑に言い残し、合宿を抜け出してしまう。次の朝「あのマイルドヤンキーはどこだ。連帯責任で5周ずつ追加で走れ」と、それでもスパルタを止めないアリゲート流司(今野浩喜)。しかし、木崎は逃げたわけではなく、実家でジャージを作っていたのだった。  ところで、木﨑は2014年にSKE48から、AKB48に移籍したという経緯がある。生まれ育ったSKE48を旅立つ木崎を気にしていたのが古畑だった。古畑は、後にSKB48の主力メンバーへと成長。思わずグッとくる展開だった。  一方、白金ジムでは、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)、エメラルドHARUKA(兒玉遥)のパワーストーンズが取材などで忙しい日々を送っていた。松井は、なかなか練習の時間がとれないと矢崎英一郎(渡辺いっけい)に申し出るが、「まだ足の怪我があるから」となだめられ、歯痒い表情を浮かべる。  久々の練習に向かうハリウッドJURINAのもとに、「撮影が入ったから、ジムではなくスタジオに行ってくれ」と矢崎から連絡が。これにより、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の工事現場同盟の練習スケジュールの変更を余儀なくされてしまう。ライバルのスケジュール変更にイラつくユンボ島田。ここではじめて、工事現場同盟の2人の制服姿が披露されるが、いかにもヤンキーな格好で笑ってしまった。  矢崎の策略により、対立が深まるパワーストーンズと工事現場同盟。それでもハリウッドJURINAの怪我が治り、本調子に戻ってきたパワーストーンズだったが、そのハリウッドJURINAに矢崎から、エメラルドHARUKAとのタッグを解消し、道頓堀白間(白間美瑠)と新たにタッグを組むことが告げられ、ドラマは次回予告へ。次回ハリウッドJURINAがどのような決断をするのか。  今回もSHOWROOMで出演していたメンバーたちが実況配信をしていたが、松井は豆腐プロレスが終わったあとも夜更けまで、プロレスについてファンに教わりながらも語り続けていた。  松井は、08年の「大声ダイヤモンド」(キングレコード)以降、いまもなおSKE48、そしてAKBグループの屋台骨として、さらなる大ブレイクを期待され続けている。  特に、宮脇咲良をはじめとする後続グループメンバーたちの活躍が目ざましいこともあってか、伸び悩んでいると批判されることも多い。松井がほかの出演メンバー以上に、プロレスに入れ込んでいるのは、高いところにいるからこそ苦しんでいる松井にとってもまた、プロレスは“希望”なのかもしれない。 「大声ダイヤモンド」から、およそ9年。かつてわずか12歳で鮮烈なデビューを果たした少女が、金髪をかき乱しながらアイドルらしからぬ、鬼のような形相でプロレスをしていると誰が想像しただろうか。 (文=MC内郷丸)

プロレスは“希望”!? 『豆腐プロレス』は、松井珠理奈にとって救世主となるのか

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 25日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第6話。今回から主題歌として「シュートサイン」(キングレコード)が流れるようになった。いよいよ錦糸町道場のメンバーたちのリング衣装や、プロレスシーンが登場。公開されている「シュートサイン」のMVでは、AKB48卒業が近い小嶋陽菜をはじめ、同ドラマに出演していないメンバーたちも登場する。 『キャバすか学園』(日本テレビ系)では、メインの出演者に若手メンバーが名を連ねるなか、小嶋陽菜や柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃といったベテランメンバーのゲスト出演も大きな話題を呼んだ。特に、いわゆる“ヘタレキャラ”でブレイクした指原莉乃が、追い詰められた向井地美音を助ける展開は、指原がバラエティとは違う存在感を発揮しており、指原の現在の勢いを感じさせた。『豆腐プロレス』はプロレスドラマである以上、演技だけでなくプロレスもしっかりと練習する期間が必要と考えると、ベテランメンバーたちの出演の可能性は低い気もするが、ほんの少しだけ楽しみにしている。  前回の終盤で、錦糸町道場のお披露目の試合が決定。それを受けて練習合宿が始まり、地獄のような練習メニューに追われクタクタのメンバーたち。そんな中、もともと喧嘩に明け暮れていた一匹狼の木崎ゆりあ(役名同じ)は、馴染めずに輪に入れずにいる。サックス吹きの古畑奈和(役名同じ)は彼女を気にして声をかけるも、「(吹奏楽部で)万年補欠のお前に言われたくねえよ」と返されてしまう。しかし、古畑はこれに対し「腐ったらそこで終わりじゃん。自分なりにやれることって、あると思うんだよね」と答える。  一方、宮脇咲良(役名同じ)など、錦糸町道場のメンバーの中では、「ジャージをつくろう」と盛り上がる。横山由依(役名同じ)は、昔妄想していたジャージのスケッチを見せようとロッカーに走るが、その間に読者モデルもやっている加藤玲奈(役名同じ)が自分のスケッチより何倍もうまいスケッチを披露していた。恥ずかしくなって自分のスケッチを見せられない横山。このメンバーの中では、最年長だがリーダーシップを出せない不器用なキャラクターが、横山そのものと被る。  相変わらずその話にも入らず寝転がっていた木崎は、その夜、就寝時間の間に「用事を思い出した」と古畑に言い残し、合宿を抜け出してしまう。次の朝「あのマイルドヤンキーはどこだ。連帯責任で5周ずつ追加で走れ」と、それでもスパルタを止めないアリゲート流司(今野浩喜)。しかし、木崎は逃げたわけではなく、実家でジャージを作っていたのだった。  ところで、木﨑は2014年にSKE48から、AKB48に移籍したという経緯がある。生まれ育ったSKE48を旅立つ木崎を気にしていたのが古畑だった。古畑は、後にSKB48の主力メンバーへと成長。思わずグッとくる展開だった。  一方、白金ジムでは、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)、エメラルドHARUKA(兒玉遥)のパワーストーンズが取材などで忙しい日々を送っていた。松井は、なかなか練習の時間がとれないと矢崎英一郎(渡辺いっけい)に申し出るが、「まだ足の怪我があるから」となだめられ、歯痒い表情を浮かべる。  久々の練習に向かうハリウッドJURINAのもとに、「撮影が入ったから、ジムではなくスタジオに行ってくれ」と矢崎から連絡が。これにより、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の工事現場同盟の練習スケジュールの変更を余儀なくされてしまう。ライバルのスケジュール変更にイラつくユンボ島田。ここではじめて、工事現場同盟の2人の制服姿が披露されるが、いかにもヤンキーな格好で笑ってしまった。  矢崎の策略により、対立が深まるパワーストーンズと工事現場同盟。それでもハリウッドJURINAの怪我が治り、本調子に戻ってきたパワーストーンズだったが、そのハリウッドJURINAに矢崎から、エメラルドHARUKAとのタッグを解消し、道頓堀白間(白間美瑠)と新たにタッグを組むことが告げられ、ドラマは次回予告へ。次回ハリウッドJURINAがどのような決断をするのか。  今回もSHOWROOMで出演していたメンバーたちが実況配信をしていたが、松井は豆腐プロレスが終わったあとも夜更けまで、プロレスについてファンに教わりながらも語り続けていた。  松井は、08年の「大声ダイヤモンド」(キングレコード)以降、いまもなおSKE48、そしてAKBグループの屋台骨として、さらなる大ブレイクを期待され続けている。  特に、宮脇咲良をはじめとする後続グループメンバーたちの活躍が目ざましいこともあってか、伸び悩んでいると批判されることも多い。松井がほかの出演メンバー以上に、プロレスに入れ込んでいるのは、高いところにいるからこそ苦しんでいる松井にとってもまた、プロレスは“希望”なのかもしれない。 「大声ダイヤモンド」から、およそ9年。かつてわずか12歳で鮮烈なデビューを果たした少女が、金髪をかき乱しながらアイドルらしからぬ、鬼のような形相でプロレスをしていると誰が想像しただろうか。 (文=MC内郷丸)

低迷中のNHK『おんな城主 直虎』に“仰天”テコ入れプラン浮上「堺雅人をゲストに……」

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「これだけ数字が低迷してくると、何か抜本的な案を考えないといけないレベルにきていますね。局内では『堺雅人さんにゲスト出演してもらうのはどうか』と言った話も出ています。各事務所からも、売り込みの宣材が相当な数持ち込まれてますよ」(NHK関係者)  19日に放送された柴咲コウ主演のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第6話の平均視聴率が12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前回から1.6ポイント急落してドラマ最低記録を更新した。 「前作が三谷幸喜さんと堺雅人さんの『真田丸』でしたから、余計にしんどいですよね。堺さんのゲストは難しいとしても、今後は大物俳優や話題性のある人を起用しないと厳しいんじゃないかといった話も出ていますね」(ドラマスタッフ)  そんな中、名前が挙がっているのが、フィギアスケートの羽生結弦だ。 「彼が映画『殿、利息でござる!』に出演した際は大きな話題となりましたし、同じ時代劇だから、彼を起用してはどうかという声もありますね。そういえば、『真田丸』の橋本マナミさんに触発されてか、グラビア系の人も結構売り込みに来ていますね。競馬タレント・藤川京子さんの宣材もありましたよ。彼女は毎日競馬する以外、大きな仕事はないですからね。『馬が好きで、馬にも乗れます!』ってPRしていたようですよ(苦笑)。現場は混沌としていますから、そういった話題性のあるキャスティングにも飛びつく可能性はゼロではないです」(芸能事務所関係者)  端役に関しては、プロデューサーの一存で役を決めることもあるという。 「つながりのある事務所だと、端役で起用することはありますよ。たまに、まったく演技ができなくて、現場が騒然となることもありますが……」(テレビ局関係者)  視聴率回復の切り札は、誰になるのか――。

視聴率上昇! テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』三浦友和“モップ大立ち回り”の影響は

視聴率上昇! テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』三浦友和モップ大立ち回りの影響はの画像1
テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
 希望と絶望のコントラストが光る、ホームドラマ(?)いや、社会派ドラマ(?)、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。後半戦に突入した同ドラマの第7話の視聴率は、9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上昇。根強く健闘しているともいえます。  再就職の道を諦め、自営のコンサルタント業を開業した富川洋輔(三浦友和)が、バイトの清掃業でやってきた現場は、同僚の綿引(神保悟志)の策略によって追放された、かつて職場、日鉄鋼でした。  憎き綿引は、「こんなところまで落ちぶれてないだろ」と、清掃業の仲間たちをあざ笑います。洋輔は、どんな職業であっても、仕事に対する強い誇りを持つ男。自身のことよりも、清掃業のバイト仲間たちを侮蔑した綿引が許せず「働いている人たちに失礼だろ!」とモップを片手に大立ち回り。  そういえば、第1話で自分が不採用にしたメインバンクの頭取の息子を、会社のために取り込もうとするときに、同じようなことを言っていましたね。家族を引っ掻き回したり、タイミングが悪かったりする洋輔ですが、行動の原理はものすごく単純なものなのです。  いつもだったら、洋輔のこのうざったいくらいの“熱さ”が、悪い方向に転ぶのですが、この一件で清掃業の仲間から信頼を得ることになりました。バイトの後に立ち寄った中華料理屋で、上司から「富川さんの言葉に救われました。みんなもそうだと思います」と言われ、「今日のラーメンは格別ですねぇ……」と無邪気に喜ぶ洋輔。なんか危なっかしいぞ……!  妻の水希(黒木瞳)といえば、バイトで始めた生花店から正社員採用の打診を受けます。教師職への未練を断ち切れない水希は、回答を渋っている模様。  息子の光(工藤阿須加)は、ウェブメディア系の企業から内々定をゲット。ところが、勤務先が実家から遠く離れた、名古屋になる可能性が高くなりそうです。光は、転落していく洋輔と対照的に、どんどん好転していきます。第1話で触れた“持つもの持たざるものである洋輔と光”の関係性ですが、完全に逆転し、それが再び元通りになるのは絶望的かもしれません。  娘・栞(前田敦子)はどうでしょう? 恋人の真壁雄斗(渡辺大)の紹介で、有名アパレルブランドに売り込みの日々。一度は門前払いをされたものの、後日また訪れると見習いでおいてやるということで、道が開きました。ところが、見習いでもらえる月給は10万円ほど。これを受けて、栞は結婚を強行させようと、真壁を自宅に招きます。  娘の恋人がやってくるという、大きなイベントに浮足立つ富川一家。家族だけの時は、食パンと小さい目玉焼きだけという質素さなのに、豪勢な料理を振る舞っちゃう。いよいよ、洋輔と真壁が顔を合わせるわけですが、そういえば前回、栞と真壁のセックス現場に洋輔は鉢合わせているわけで、真壁は居心地の悪いこと。「先日は……どうも」と軽く挨拶を交わすも、全然目が合わない。そりゃそう。  当然のように、真壁と洋輔は話が噛み合わないません。真壁は、さまざまな企業を経てステップアップをしていきたい“今どきのサラリーマン”。ゆくゆくは、独立したいとのことでした。対する洋輔は”昔ながらのサラリーマン”。退職まで同じ企業で勤めを全うするのがポリシーなわけで、価値観のズレがある。しかも、真壁から自営コンサルタントが軌道に乗ってないことなど、耳の痛いことを突かれ「俺は君なんかと家族になるつもりなんかない」と怒鳴りつけてしまいます。  いいことなしの洋輔ですが、希望の光が。“セクハラ退社”の真相が、川村優子(木村多江)から日鉄鋼の社長に報告され、洋輔は日鉄鋼に復帰することに。しかも、新設の関連会社の社長という凱旋帰国。しかし、残念ながら関連会社があるのは、日本を遠く離れたインドでした。  水希は、正社員採用を受けることに。福利厚生のしっかりした企業で、社員寮があるとのこと。とある正社員の、離婚して気ままな一人暮らしを謳歌しているとの言葉に心が揺れ、離婚を決意。  真壁が栞との結婚をのらりくらりと交わしていた理由が、判明しました。真壁は、地元・広島に病気がちな母親がおり、そのことが引っかかっていたそう。栞が真壁と結婚すれば、広島へ嫁がなければなりません。  ということで、富川一家4人がそれぞれ、再出発を目前にしたものの家族は(物理的に)離れ離れになってしまいました。夢見ていた一軒家での仲睦まじい生活は、叶いそうにありません。  さて、ここまでで4人がそれぞれ抱えていた問題が解決しました。気になると言えば、セクハラ退社のネタで、洋輔を傀儡にする国原耕太(新井浩文)の存在。障害者のための施設づくりを掲げていますが、狙いは国からの助成金狙いだとか。  最後の最後で、国原の事業が失敗し、洋輔に最大の責任が押し寄せる、なんて嫌な展開を予想してしまいます。このドラマ、嫌な予想はだいたい当たるので……。  まるで、弾き合う磁石みたいな富川一家。次回予告では、一家離散を果たしているようです。再び、失業して家族になるのか、仕事を得てバラバラになるのか、2つに1つ。富川一家はどちらを選ぶのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)

視聴率上昇! テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』三浦友和“モップ大立ち回り”の影響は

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テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
 希望と絶望のコントラストが光る、ホームドラマ(?)いや、社会派ドラマ(?)、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。後半戦に突入した同ドラマの第7話の視聴率は、9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上昇。根強く健闘しているともいえます。  再就職の道を諦め、自営のコンサルタント業を開業した富川洋輔(三浦友和)が、バイトの清掃業でやってきた現場は、同僚の綿引(神保悟志)の策略によって追放された、かつて職場、日鉄鋼でした。  憎き綿引は、「こんなところまで落ちぶれてないだろ」と、清掃業の仲間たちをあざ笑います。洋輔は、どんな職業であっても、仕事に対する強い誇りを持つ男。自身のことよりも、清掃業のバイト仲間たちを侮蔑した綿引が許せず「働いている人たちに失礼だろ!」とモップを片手に大立ち回り。  そういえば、第1話で自分が不採用にしたメインバンクの頭取の息子を、会社のために取り込もうとするときに、同じようなことを言っていましたね。家族を引っ掻き回したり、タイミングが悪かったりする洋輔ですが、行動の原理はものすごく単純なものなのです。  いつもだったら、洋輔のこのうざったいくらいの“熱さ”が、悪い方向に転ぶのですが、この一件で清掃業の仲間から信頼を得ることになりました。バイトの後に立ち寄った中華料理屋で、上司から「富川さんの言葉に救われました。みんなもそうだと思います」と言われ、「今日のラーメンは格別ですねぇ……」と無邪気に喜ぶ洋輔。なんか危なっかしいぞ……!  妻の水希(黒木瞳)といえば、バイトで始めた生花店から正社員採用の打診を受けます。教師職への未練を断ち切れない水希は、回答を渋っている模様。  息子の光(工藤阿須加)は、ウェブメディア系の企業から内々定をゲット。ところが、勤務先が実家から遠く離れた、名古屋になる可能性が高くなりそうです。光は、転落していく洋輔と対照的に、どんどん好転していきます。第1話で触れた“持つもの持たざるものである洋輔と光”の関係性ですが、完全に逆転し、それが再び元通りになるのは絶望的かもしれません。  娘・栞(前田敦子)はどうでしょう? 恋人の真壁雄斗(渡辺大)の紹介で、有名アパレルブランドに売り込みの日々。一度は門前払いをされたものの、後日また訪れると見習いでおいてやるということで、道が開きました。ところが、見習いでもらえる月給は10万円ほど。これを受けて、栞は結婚を強行させようと、真壁を自宅に招きます。  娘の恋人がやってくるという、大きなイベントに浮足立つ富川一家。家族だけの時は、食パンと小さい目玉焼きだけという質素さなのに、豪勢な料理を振る舞っちゃう。いよいよ、洋輔と真壁が顔を合わせるわけですが、そういえば前回、栞と真壁のセックス現場に洋輔は鉢合わせているわけで、真壁は居心地の悪いこと。「先日は……どうも」と軽く挨拶を交わすも、全然目が合わない。そりゃそう。  当然のように、真壁と洋輔は話が噛み合わないません。真壁は、さまざまな企業を経てステップアップをしていきたい“今どきのサラリーマン”。ゆくゆくは、独立したいとのことでした。対する洋輔は”昔ながらのサラリーマン”。退職まで同じ企業で勤めを全うするのがポリシーなわけで、価値観のズレがある。しかも、真壁から自営コンサルタントが軌道に乗ってないことなど、耳の痛いことを突かれ「俺は君なんかと家族になるつもりなんかない」と怒鳴りつけてしまいます。  いいことなしの洋輔ですが、希望の光が。“セクハラ退社”の真相が、川村優子(木村多江)から日鉄鋼の社長に報告され、洋輔は日鉄鋼に復帰することに。しかも、新設の関連会社の社長という凱旋帰国。しかし、残念ながら関連会社があるのは、日本を遠く離れたインドでした。  水希は、正社員採用を受けることに。福利厚生のしっかりした企業で、社員寮があるとのこと。とある正社員の、離婚して気ままな一人暮らしを謳歌しているとの言葉に心が揺れ、離婚を決意。  真壁が栞との結婚をのらりくらりと交わしていた理由が、判明しました。真壁は、地元・広島に病気がちな母親がおり、そのことが引っかかっていたそう。栞が真壁と結婚すれば、広島へ嫁がなければなりません。  ということで、富川一家4人がそれぞれ、再出発を目前にしたものの家族は(物理的に)離れ離れになってしまいました。夢見ていた一軒家での仲睦まじい生活は、叶いそうにありません。  さて、ここまでで4人がそれぞれ抱えていた問題が解決しました。気になると言えば、セクハラ退社のネタで、洋輔を傀儡にする国原耕太(新井浩文)の存在。障害者のための施設づくりを掲げていますが、狙いは国からの助成金狙いだとか。  最後の最後で、国原の事業が失敗し、洋輔に最大の責任が押し寄せる、なんて嫌な展開を予想してしまいます。このドラマ、嫌な予想はだいたい当たるので……。  まるで、弾き合う磁石みたいな富川一家。次回予告では、一家離散を果たしているようです。再び、失業して家族になるのか、仕事を得てバラバラになるのか、2つに1つ。富川一家はどちらを選ぶのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)

吉高由里子『タラレバ娘』またまた原作レイプ!? 陳腐な恋愛ドラマに成り下がりか

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 東京五輪までに結婚を目指す女性たちを描く『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の第6話。平均視聴率は前回から1ポイントアップの12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  前回、スーパーで買い物をしていた倫子(吉高由里子)を、奥田(速水もこみち)がキャベツ片手に「一緒に食べませんか?」とナンパ。晴れて付き合うこととなった2人ですが、その後、どうなったのでしょうか? 早速、あらすじを振り返っていきましょう。 ※前回のレビューはこちら

さよなら、もこみち……

 ルックスも性格もいいうえに、女性に尽くし、あっちのほうも最高な奥田とラブラブな日々を送る倫子。同時に、数年ぶりの“彼氏持ち生活”に「幸せー! なんだけど、なんか落ち着かない」と窮屈さを感じつつ、「嫌われたくない!」という一心で相手のペースに合わせようとします。  また、脱サラして“映画バー”を始めるほど映画好きな奥田ですが、おすすめの映画を相手にガンガン押し付けてくるタイプ。会話にやたらと映画の話を挟んでくるほか、「倫子さんが好きそうなフランス映画、選んどいたよ!」とプレゼントしたり、「『ダークナイト』、俺の一押し!」と自分が好きな映画をやたらと倫子と一緒に見たがります。  そんなマイペースの奥田に対し、「これも幸せのための試練!」と本音を隠したまま交際を続ける倫子。しかし、「(彼氏に)黒髪似合うんじゃないかって言われて、染めちゃいました」と、金髪から黒髪に変貌したマミ(石川恋)を目の当たりにし、“彼色”に染まることのできない自分に悩み始めます。  さらに、倫子が脚本家を目指すきっかけとなった『セックス・アンド・ザ・シティ』を、奥田に「あれは映画じゃないでしょう」「登場人物が恋愛しか考えてないような話って、テーマが見えない」と全否定されたことで、絶望的な気持ちに。  その晩、落ち込んでいると、「やっと気付いたレバね」「遅すぎタラ」と、倫子にしか見えない生物“タラ”と“レバ”が登場。「間違いはここから始まったんレバ」と、第5話で倫子が「決めた! 私、この人(奥田)のこと、好きになる!」と心の中で叫んだシーンが回想され、「恋愛ってそういうものレバか?」「好きになろうとして好きになるものじゃないタラ」と説教されます。  これに、倫子は「私、間違ってた。『恋はしようと思ってするもんじゃない、落ちるものだ』って、脚本のセリフで書いたことがある。それなのに、私は大バカ者だ……」と、スペックだけで人を好きになろうとしたことを猛省。  あくる日、奥田に別れを切り出し、屋上から「ごめーん! 未来の私ー!」と叫んで、第6話は終了です。

テーマのすり替えは、ナゼ起きた?

 ん? あれ? 倫子と奥田のくだりって、こんなに陳腐な話でしたっけ……。いや、私は決して、原作原理主義とかってわけじゃないんですよ。ただ、これは見過ごせない!  原作では、“妥協できない女”の苦悩が見事に、そして残酷に描かれています。妥協できない側の人間であることを受け入れ、イバラの道を進む倫子が、悲しくも生き生きと描かれているんです。ほんと泣けるんですよ……。  実際、世の結婚できない女性の多くが、この“妥協”という部分で苦しんでいるし、第6話はそんな独身女性にグサグサと刺さるテーマだったはずなんです。  しかし、ドラマでは、倫子が奥田を好きになろうとしたこと自体を「間違いだった」と否定し、挙げ句、倫子が「恋はしようと思ってするもんじゃない、落ちるものだ」と、太古の昔から少女マンガで語られてきた陳腐なセリフをブッ込んでくるんですよ、うう……。  このせいで、“妥協”というテーマが一気にズレて、急に安っぽい恋愛ドラマみたいになってしまったんです。これやられたら、「はいはい、テレビドラマってそういうものですか」って、最終回まで期待が持てなくなっちゃいますよ。  しかも今回、倫子のセリフに「『セックス・アンド・ザ・シティ』否定されちゃったんだよね。私、あれ見て、脚本家になるって決めたんだ。見てる女の人にグサグサ刺さるようなドラマを作りたいって」っていうのがあるんです。なのに、ドラマ自体がグサグサ刺さらない仕様になってるという。  さらに、原作の倫子は、奥田について、映画の話以外でイヤなことは「ない」と明言していますが、ドラマではそのへんも「笑いのツボが違う」とか「一緒にいて楽しくない」とか「奥田さんのとこ行ったら、緊張しちゃって落ち着かない」とか、いろんな理由が加えられていて、これも“妥協”というテーマを薄める原因になっています。  これって、わざとなんでしょうか? いろいろなパターンの“恋愛あるある”を入れて、視聴者の共感を得る作戦なのでしょうか? このドラマは、ただでさえ「バンドマンの女関係はクソ」という壮大な“あるある”が入っているというのに……。  というわけで、不満をウダウダと垂れ流してきましたが、やっぱり3人の女子会シーンはすこぶる楽しいし、マミちゃんはかわいいし、小雪(大島優子)の不倫相手の丸井(田中圭)や、バンドマンの涼(平岡祐太)のクソっぷりにはグッと来ます! そういえば、KANA-BOONのベースの人って、バンドマンなうえに不倫ですね。クソですね、あはは。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

「六車」がホットワード1位! 『嘘の戦争』草なぎ剛をあの人が絶賛も、気になるジャニーズ独立問題

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 元SMAPの草なぎ剛が天才詐欺師を好演中の『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)の第7話。平均視聴率は前回から0.6ポイントアップの10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。めったに2ケタを獲らないフジにとって、今クール唯一の希望ですから、2ケタのまま完走したいところ。  さて、前回のラスト、白目をひん剥きながら倒れた興三(市村正親)に対し、「こんなあっさり死なれてたまるか! 生きろ!」と涙を流しながら心臓マッサージを施していた浩一(草なぎ)ですが、あの後どうなったのでしょうか? あらすじを振り返ります。

ついに、あの六車が登場!

 浩一のおかげで一命をとりとめた興三。医者いわく、ストレスのせいで心筋梗塞が再発したのだそうです。あんなに堂々として見えた興三も、浩一の存在がストレスだったんですね。ちょっと意外です。  ちなみに、浩一は医者になりすますために、以前、救命救急かなんかの講習を受けたことがあるんだそうです。役にたってよかったですね。  しかし、死にそうだった興三をわざわざ助けた浩一に、カズキ(Sexy Zone・菊池風磨)は「意味わかんない! 死なせりゃよかったのに!」とイライラ。ハルカも、さっさと復讐を終わらせて、タイに帰ろうと訴えます。  しかし、浩一は「あいつ(興三)の口から懺悔の言葉を聞きたい。泣いて、後悔させて、大事なものを壊して、奪って……」と、ものすごい復讐心です。多分、仲間たちに呆れられています。  一方、これまで興三がたびたび名前を出していた刺客・六車が、ついにお目見え。ネットでウワサされていた大杉漣でも、マギーでもなく、初登場の神保悟志でした。レイバンっぽいサングラスをかけており、いかにも暗殺者という風貌です。というか、ほとんどデューク東郷です。  その六車に、浩一を監視するよう命じる隆。しかし、六車は「私に命令できるのは、会長(興三)だけだ」と一蹴。心優しい隆は、「手は出すな」と一応言ってはみますが、六車はターゲットを殺したくて、ウズウズしている様子です。

告ったら、六車!

 ようやく意識が戻り、ゆっくりと目を開く興三ですが、そこにたまたまいた浩一を目にした途端、心拍数が急上昇! どうやら、「30年前の報いだ」「お前の地獄はまだこれからだー!」と叫びながら心臓マッサージを施す浩一の姿がフラッシュバックした結果、第4話で五十嵐(甲本雅裕)が見せた“リンダリンダ状態”(関連記事)に突入しちゃったみたいです。さらにその後、「チバーヨウイチー……チバーヨウイチー……」と、浩一の以前の名前をうわごとのようにつぶやき始めます。  一方、浩一は次のターゲットを興三の長男・晃(安田顕)に定め、晃が社長を務める子会社から2,000万円を奪うことに成功。親会社社長の隆は、晃を社長から解任します。  無職となり、フラフラと街を彷徨う晃。ぶつかったチンピラにボコられた後、すかさずキャバ嬢に扮したハルカが介抱します。このチンピラも、浩一の差し金でしょうか? このときハルカは、ニシナコーポレーションが粉飾決済に手を染めていることを聞き出します。隆にも後ろめたいことがあったんですね!  お手柄のハルカですが、浩一に六車のヤバさを熱弁。その勢いで、ハルカは「浩一が好きだから!」と涙ながらに告白。しかし、次の瞬間、空気を読まない六車が浩一の事務所に侵入したため、ハルカは告白をスルーされてしまいました。あれもこれも、全部、六車のせいですよ!

六車フィーバー!

 六車の登場した時間、「六車」がYahoo!やTwitterなどのホットワードランキングで、軒並み1位になっていました。興三が匂わせすぎて、今やオモシロな存在になりつつある六車ですが、「六車を差し向ける」がテッパンギャグになる日も近そうです。  また、ネット上では、六車とユウジ(マギー)の関係が怪しまれているようですね。2人は今回、録音テープを奪うよりも、それを手にしている人間を殺すほうが楽だ、というセリフを共に発しており、「同じこと言った!」と話題になっています。が、どうなんでしょうか……。  今回、晃の会社から2,000万円を騙し取った浩一ですが、第4話で四条(ジュディ・オング)から奪った5億円をあっさり手放しているため、なんだか小銭に感じちゃいますね。もちろん、浩一の目的が金でなく、復讐であることを明確に示した場面なのでしょうが、あれがあったせいで、今後、金の話が出るたびに「あの時、5億円手放してるからなあ~」と萎えてしまいそうです。  そういえば、安田顕が、オリコンのインタビューで草なぎのことを「草なぎさんは相手の良さを引き出してくれる。まるで一流のプロレスラーのよう」と語っていました。演技派で知られる安田にここまで絶賛されるようなら、「SMAP」の看板を失った草なぎも、俳優として安泰ですね。  でも~、どうなんでしょう。近頃は、清水富美加の出家騒動で、元SMAPメンバーの独立騒動がすっかり忘れ去られていますが、やっぱり気になっちゃいますよね~。数カ月後、草なぎは芸能界にいるんでしょうかね~。第一線で活躍していてほしいですね! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

“強敵”羽生結弦に大苦戦!? NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』視聴率急降下で、早くも黄信号!

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 柴咲コウ主演のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の第7話が19日に放送され、平均視聴率は12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と急降下。早くも黄信号が灯った。  ここまで、初回16.9%→15.5%→14.3%→16.0%→16.0%→14.5%と推移し、なんとか格好はついていたが、第7話での急落は何が起因しているのか?  同日、日本テレビ系の強力なライバル番組『世界の果てまでイッテQ!』は20.8%で3週連続の大台をキープしたものの、前週の22.2%から1.4ポイントダウンした。  しかし、フジテレビ系では、前週6.3%しか取れなかった『フルタチさん』が休止で、代わりに羽生結弦が出場した『四大陸フィギュアスケート選手権2017 男子フリー』がオンエアされ、12.7%の高視聴率をマーク。ふだん、この時間帯で数字を取れていないフジが6.4ポイントも大幅アップさせたことで、『直虎』の視聴率に影響を及ぼしたのは確かなようだ。  ただ、視聴率降下の原因はそれだけではない。『直虎』は第4話まで子役による演技が続き、第5話から柴咲、主要キャストの三浦春馬、高橋一生が本格的に登場。しかし、視聴率は回を重ねるごとに下がってきているのだ。本来なら、第5話からグッと上がることが見込まれていたはずだが、実際にはじき出された数字はその逆。  しかも、大河で早々に12%台以下を記録したのは、近年では2015年の井上真央主演『花燃ゆ』第7話(11.6%)、13年の綾瀬はるか主演『八重の桜』第10話(12.6%)、12年の松山ケンイチ主演『平清盛』第12話(12.6%)といったくらいで、いずれも最終的に低視聴率に終わっている。 「いくら裏番組が強かったからといって、まだ第7話なのに12%台まで落ち込むのは早すぎです。『直虎』は、平均12.0%で大河史上ワースト視聴率タイとなった『花燃ゆ』と同じように、主人公の知名度が低くて、大河ファンでも、なかなか感情移入がしづらいようです。キャストも昨年の『真田丸』に比べると格段に落ちますし、まるで話題にもなっていない。主演の柴咲ひとりに責任をなすりつけるのは酷ですが、ここまでの視聴率を見る限り、『花燃ゆ』並みの数字で終わってしまいそうな気配が漂っています」(テレビ誌関係者)  次回26日は、フジは通常通り、爆死連発の『フルタチさん』を放送するため、『直虎』の視聴率も回復すると思われるが、早い段階で15%未満をウロウロしているようだと、先行きは暗いとしか言いようがない。なんとか15%超えは確保してほしいものだが……。 (文=田中七男)

月9最低を大幅更新の6.2%『突然ですが、明日結婚します』は「リアリティがない」のレベルが違う!

月9最低を大幅更新の6.2%『突然ですが、明日結婚します』は「リアリティがない」のレベルが違う!の画像1
フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
 苦戦続きの月9『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)第6話の視聴率は6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。月9史上、単話での最低記録を0.4ポイントも更新。5%台も目の前です。でも、しょうがないと思う。  だって、つまんないんだもん。  結局のところ、「結婚したい女」高梨あすか(西内まりや)が、「結婚したくない男」である“ナナリュー”こと名波竜(flumpool・山村隆太)に身体を許すのか否か、付き合うことにした2人がいつ、どんな段階で、どんなセックスをするのかを描くことから徹底的に逃げ続けているために、関係性が見えてこないんだと思うんです。  少なくとも、このドラマのあすかはヤリマンではありません。だから、セックスをするには、それなりのハードルがあるはずです。  あすかは、自分と結婚したくないと思っている男が好きで、好きだからセックスを拒む気持ちは全然ない。でも相手も忙しいし、なかなかタイミングが合わない。ナナリューは身体を求めてきたり酔っ払って変な場所に手を入れてきたりするのに、途中で寝ちゃったりもする。そういうプロセスを経て、結ばれる2人……というのを、原作コミックの2巻で丸1冊かけてやってるんです。 「結婚」と「セックス」は切っても切れないものであって、セックスをすることで2人の関係性にも変化があるという、ごく当たり前ですけど、もともとそういうところを描き切ることでリアリティを生んでいるのが『突然ですが、明日結婚します』という作品だったわけです。  で、これも当たり前なんですけど、月9でそれをやるわけにはいかない。数話前に、あすかとナナリューが小野さん(森田甘路)の部屋で2人きりで一夜を過ごし、朝帰りするシーンがありました。そういうシーンを書いているにもかかわらず、「ヤッた」とも「ヤッてない」とも言えないんです。  先に、あすかはヤリマンではないと書きましたが、ナナリューは「目が覚めた瞬間、誰にでもキスしちゃう」ことがクセになっているほどの“経験豊富なヤリチン”という設定です。この設定は「クセになるくらい女と寝てるし、いつも女と寝たいと思っている」ことを定義しているはずなんです。なのにドラマのナナリューは1回も、誰にも、「やらせて」と言わない。そんなそぶりさえ見せない。なぜなら、月9だから。  今回も、お好み焼きパーティのあと2人で帰路に就いたときに、あすかが「ふー、帰りたくない」とつぶやくシーンがありました。普通に考えりゃ「じゃ、ホテル行く?」という展開でしょう。でも、ドラマからセックスの匂いを完全に消したおかげで、あすかの「帰りたくない」というセリフに意味がなくなってる。そのあとナナリューは、あすかの手を引いて抱きしめてキスするわけですが、このときのナナリューの「キスしたい」という動機にも、意味がなくなってる。  ナナリューは「好きだからキスしたい」とは思っても「好きだからセックスしたい」とは決して思わない、不可解な人物として画面の中に生きています。  昨今、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の校正者の働き方はありえないだとか、『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の医療描写は本職の医者から見れば噴飯ものだとか、そういう「ドラマにおけるリアリティ論争」が散見されますが、それらはいずれも登場人物の心の動きや、行動の動機付けにリアリティを持たせるために無理が生じてしまった例でしょう。  このドラマの「リアリティのなさ」は、そんなレベルではありません。何しろ「好き」という気持ち、恋愛ドラマの主軸である「誰かが誰かを好きだという思い」にリアリティがないんです。これが、ヤリチンなのに去勢されてしまったナナリューの悲劇です。  そこに悲劇があるから、演出をいくらコメディに振っても笑えないんです。森田甘路と古舘寛治が一緒に風呂に入ろうが、椿鬼奴が持ち味全開でやさぐれようが、主役たちの「好き」が空っぽだから、シラケるばかりなんです。好きならもっと心を焦がせよ、互いを求めろよ、オナニーをしろよ! ということです。  今回は、あすかと結婚したがっている神谷(山崎育三郎)を噛ませ犬にして、カレーを食ったりなどすることで1時間を潰しました。来週はナナリューのかつての不倫相手・桜木夕子(高岡早紀)が、その役割を担うようです。あすかとナナリューを2人きりにしても何も起こせないから、こうしてドッジボールみたいに障害を投げつけて、2人そろってリアクションさせることでしか時間を埋められなくなってるんです。電波の無駄使いですよ。  西内まりやはかわいいですよ。本当にかわいい顔をしてると思う。だからね、別に私は原作原理主義者じゃないけど、この作品ばっかりは原作通り作ってほしかったと思うんです。月9じゃできないっていうなら、MUTEKIでやればいいじゃないか。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

『山田孝之のカンヌ映画祭』第7話 “カンヌの申し子”河瀬直美監督との撮影で山田孝之が超覚醒!?

『山田孝之のカンヌ映画祭』第7話 カンヌの申し子河瀬直美監督との撮影で山田孝之が超覚醒!?の画像1
テレビ東京系『山田孝之のカンヌ映画祭』番組サイトより
 俳優・山田孝之がプロデューサーとしてカンヌ(映画祭)受賞を目指すと言いだした。盟友・山下敦弘を巻き込み監督に、主演の殺人鬼役として芦田愛菜を配し、度肝を抜く。どこまでが本気でどこまでが決まりごとなのかわからないまま見せつけられる、映画製作の過程を追ったドキュメンタリー風な番組。  自分の大ファンの社長を山田自ら見つけ出し、彼に出してもらった資金でカンヌへ観光のような旅行をしたかと思えば、カンヌ・グランプリ受賞監督・河瀬直美を訪れ、「I love カンヌ」Tシャツを土産に渡す。河瀬の受賞作『殯の森』にそっくりなタイトル『穢の森』のパイロットフィルムも観せた。誰も止めることができない、やりたい放題の山田。  しかしその河瀬に「カンヌを目指すために映画を撮る」という姿勢を全否定され、さらに、もっと真摯に俳優としてやれば「カンヌを獲れる」「私とやればね?」「やる?」と、まさかの「逆ナン」でキャスティングを持ちかけられる。絶妙な表情で固まった山田の顔で前回は終わった。  気になる「第7回 山田孝之 覚醒する」を振り返る。 「ほんまに『カンヌ(映画祭)』行きたいのやったら、まず私とやってみたら?」  怖いものなしと思われた山田の前に、慄然と立ちはだかる壁・河瀬。こちらの期待を裏切らない「壁」っぷりだ。  その1週間後、胸にピンマイクを仕込まれ、スタンバイする山田の姿が。俳優として河瀬の撮る短編映画に出ることを決めたのだ。当然のように山下・芦田も見守りに来ている。  この短編は、「山田演じる主人公が母校を訪ね、かつての居場所だった天体観測室(校舎内にある)に足を踏み入れたことから始まる」物語らしい。「過去の記憶と現在が交錯する瞬間を河瀬監督は描こうとして」いるのだという。 ・河瀬は脚本を重要視しせず、俳優と物語を共に探すスタイル ・頭の中だけで考えてることより、彼(役)がそこで生きてくれているということが重要 ・形として綺麗に役を作るというより、本気で嘘をつくことを求めている  この河瀬の方法論を実践するためか、本番前、山田は一人にさせられ、しゃがみこむ。  どんな芝居をしたのかは観ることはできなかったが、撮影終了と同時に山田は泣いていた。うっすら、とかではない。涙が止まらないのだ。 「なんか辛かったですね」「楽しかったこととか思い出すんですけど」「辛い」「全部」と河瀬に言うと、河瀬は何も言わずに芦田を手招きし、山田に話しかけさせる。 「どうしたんですか?」 「どうしちゃったんだろうね……わからない」  芦田もどうしていいかわからない。  狭く薄暗い天体観測室に、身を寄せ合うようにしゃがみ込む3人。  セラピストと化した河瀬が山田に尋ねる。 Q「自分と、演じてる何かが、混ざっちゃう感じ?」 A「そうですね、そんな感じでした」 Q「自分の居場所ってある、今?」 A「それを考えてましたね、ずっと探してるんですよね、ちっちゃいときから。それを思い出して、やっぱり(居場所が)ないんだなって」  芦田も泣いている。もうダメだ。観る側の処理速度が追いつかない。芦田の涙が画になることだけはわかる。  河瀬が静かに、自分のことを語る。  自分を強く持っていると思われているが、自分の居場所を探し求めていて、自分を根無し草だと思ってること、表現という場でこそ生きていて、それ以外のところは実は何にもなかったりするということ、  また、「自分の人生だけだったら、多分どうにも生きてられなかったかもしれないっていうところに、映画がやってきたので」「だからこそ、そこにものすごいリアリティ、ものすごい魂入れたくなる、そこ(映画)にしか(魂を)入れられない」ということ、つまり映画という表現によって生かされているのだと、告白するように語る。河瀬は、この2人になら伝わると思って話したのだろう。  言い終わると「河瀬組にようこそ」と山田の肩を叩く。氷室京介が言いそうな挨拶だが、山田は軽く笑いながらも「しんど」と答えるのが精一杯だ。まだ涙を拭っている。しかし、言葉とは裏腹に、少しだけ楽になったようにも見えた。  本作と同じ山田・山下・松江(哲明)の座組で撮られた『山田孝之の東京都北区赤羽』(テレビ東京系)の中で、山田は赤羽に移住する動機を「自分の軸を作る作業をしたい」からだと言った。  そもそも山田は「いろんな役をやるのは、軸があることで限界ができてしまう、だから軸がない方がいい」とし、そのため「今まで、自分らしく生きないように生きてきた」、その結果、役と自分の境目がなくなって切り離せなくなり、一度自分の軸を作る作業をするために、人間臭い街・赤羽に移住したいと言い出したのだ。 「自分と役が半端に混ざってるような状態になってしまって、切り離すことができなくて、このまま続けてても無理だと」思い、映画を途中降板するところから『赤羽』は始まるのだ。  どこまでが「ドキュメンタリー」なのかは、今さらほじくるのも野暮だが、山田のいう「軸」というのは、今回河瀬の言った「居場所」や「根」だろう。山田が「前作」で捨てようとした方法を、河瀬は強く求めてきた。果たして山田はどこまで意図して河瀬に近づいたのか。「カメレオン俳優」などと器用そうな言われ方をしているが、このシリーズを見れば見るほど、実はとても不器用な役者である印象を受ける。命がけで「変身」しているという意味では、確かに「カメレオン」なのかもしれないが。  うなだれて出て行く山田に声をかけられなかった山下が、芦田に問う。 「河瀬さんは何をしたんだろうね?」 「わかんないです」 「泣いてたんだよね?」 「号泣してました」 「どっちの涙なんだろうね? お芝居の涙なのか……」 「お芝居じゃないと思います。なんだかよくわかないけど、泣けてくるときってありますよね?」  小学生のときにはなかった気もするが、芦田にはあるのだ。 「あー、あるけど」 「なんかそうゆうかんじだったと思います」  主人公のいないところで、40歳と12歳が同列に語り合うのは、この番組の見どころの一つだ。  遅れて出てきた河瀬に、山田のことを聞く。 ・山田は役者という表現者になるために生まれてきた人 ・彼の中の欠けているもの、もしくは、どこかに置いてきてしまってるものが、シチュエーションとリンクして泣いてしまったのではないか? ・「自分が真摯にそれしかないと思ったものが、その人と幸せな出会いをする」「かけがえのないものが生み出される」 ・(役者に求めるものは? と芦田に聞かれ)「めっちゃ親友になりたい」それが一番。「立場で線が引かれて、役割でそれを演じたりするよりも、友達になった方が楽しいやん?」  河瀬と芦田が話すときの空気は、山田のそれとも違う。やはり子であり、親であることが大きいのだろう。  後日、横浜の事務所で、河瀬現場のことを聞く山下。  台本というよりプロット(簡素な流れを記したようなもの・映画の設計図)に近いものしか与えられないため、役の情報が少なく、その分、自分の過去とかを混ぜたり、その役の過去を捏造したりして自分を騙すので、「すげえしんどい」という。が、結果的にひさびさに解放できて気持ち良かったとも述べている。何気なくNHKの『ザ・プロフェッショナル』で語られるレベルの話が繰り広げられる。『ギルガメッシュ』の頃とはだいぶ違う。  しかし、山田は、河瀬の現場に脚本といわれるものがないことに触れ、「俺は間違ってなかったなっていうか、やろうとしてること一緒だ」と語る。  山下が、カンヌを意識していない河瀬が結果的にカンヌの栄冠に輝いたことを持ち出すと、最初はそうだったとしても、途中からは意識していたのではないか? 欲しいという欲があったから出品したのではないか? と詰め寄る。 「全然、不純じゃないと思いますよ、この(自分の)考え方!」  河瀬に叩きのめされ、流した涙とともに、山田の中から何かが出ていったかと思ったが、そうやら瀕死の状態だった山田の筋肉は「超回復」して、より堅牢になったようだ。 「映画『穢の森』は、森の中で目覚めた芦田演じる少女・来世が、父親を殺し、自分を殺した母親とその愛人に復讐する物語です」と簡単に映画の内容が紹介される(細かいプロットは期間限定でHPで公開されていた)。  より逞しくなった山田の勢いは、スタッフミーティングでも止まらない。  開口一番「長尾(謙一郎)さんから絵が届いたので」「これを元に映画を作っていきます」。  ポカンとする監督、助監督らスタッフ。  長尾は『おしゃれ手帖』や『クリームソーダシティ』(共に小学館)など個性の強い作風で知られるが、絵を購入するほどのファンだという山田の希望で、映画に協力してくれることになったらしい。もちろん聞いていなかった全員。  山田の説明によると、なんとなくストーリーをニュアンスで伝えて、なんとなく長尾がイメージで描いて、それを山田らも山田らなりになんとなく感じ取って、ここから映画を作る、とのこと。なぜ1回「長尾」をかまさないといけないのかわからないが、新しいことをやりたいということらしい。  画用紙に絵の具で直に殴り書きしたような、雰囲気のある混沌とした画が15枚ほど並べられる。プロットに近いのもあるが、男に羽が生えてたり、裸の女性が虎に乗っていたり、水の中の女性の乳首から水が噴出していたり、まったくのオリジナルもいいとこな絵も混ざっている。心理テストやロールシャッハテストのようにも見える。せっかくフランスでせっせと書き上げたプロットはどうなるのかと、不安そうな山下。 「えっと、画コンテみたいな……?」  なんとか助監督が、意図を汲み取ろうとすると、 「画コンテではない」 「この画を撮るわけじゃないんで」 「脚本はなくていいんです」  次々と難題を振りかけてくれる、全知全能の山田。  羽が生えた男は山田いわく「父親の亡霊」らしい。これに基づいて撮るのか聞こうとするや否や、 「羽をつけるってことではないです」 「羽は生えないですよ、亡霊とはいえ」  思わず「ちょっと待って難しいな」「これ長尾さん勝手に描いてるよ絶対」と、本音が漏れる山下。  誰もがわからなかった、虎の意味を、「(違う絵の背景の)黄色と黒がつながってるんですかね?」と見定める芦田。  大人たちが「あーーーなるほどーーー」と思わず息を吐き出す。この日の芦田は完全に渡り合っている。  ここで耐えきれず、「これで、映画を作るのは無理だって山田くん」と山下。 「なんで無理なんですか?」 「スタッフみんなバラバラになるじゃんイメージ」  脚本だって台詞だって行動だって人によってイメージが違うのを話し合って答えを出してくのは同じだとと返す山田。 「台詞はその場に行けば出ます」  不安が拭いきれない山下は、いつになく粘る。 「河瀬さんの現場にもまだ、プロットはあったじゃない?」これが火に油を注ぐ。 「山下さんの現場ですよここは? なんで河瀬さんの現場の話してるんですか?」  おそらく「こういうときだけ……」と言いたかったであろう山下。ずっと険しい顔だ。  台詞がないことなどで現場のスタッフが混乱すると説くが、山田は耳を貸さない。覚醒しているから。  さりげなく「どういう演出をしていいかわからない」と究極のカードを切るも、「来世(芦田の役名)導けばいいんですよ!」と無下に切り捨てられ、「ああ、そうか……」と尻尾を丸めるしかない山下。 「何が不安ですか? 何ができないかもなって思っちゃいます?」と一見、歩み寄っているように見えて、恫喝しているかのような山田。今までで一番焦っているように見える。河瀬との出会いが彼を突き動かしているのか。  無言になるしかない空気の中、「大丈夫っすね? やるんですよ? やる」と強めに念を押し、一人事務所を出て行く山田。純粋に脅迫に見えた。  山田が出て行ってすぐ、なんとか動き出そうとするスタッフを制し、山下が言った。 「これぶっちゃけ、どう思う?」  ここで次週予告。終わり際の見事な切り方も、この番組の見どころだ。 「第8話 山田孝之 キャスティングをする」  演技指導を受ける芦田の映像などのあと、テラスで芦田のためにかき氷を削ってあげる山田。空気圧がすごすぎて肺が膨らみそうなほど、のどかな風景に救われた気持ちになる。  次回はいよいよ「神回」とウワサされる8話だ。今回が十二分にショッキングなだけに想像するのも「しんど」なほどだ。次週を待ちたい。 (文=柿田太郎)