川崎市中1少年殺害事件、逮捕少年ら「IS(イスラーム国)」ならぬ「川崎国」を名乗っていた

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 川崎市の河川敷で中学1年生の上村遼太さんが殺害された事件で、逮捕された少年のひとりが、テロ組織「IS(イスラーム国)」になぞらえ、自らのチームを「川崎国」と名乗っていたことが分かった。 「俺らは法律関係ない。自分たちのルールで動く。川崎国だ。逆らったら、生きたまま首を切るよ」  今回逮捕された夜間高校に通う18歳の高校生らは、地元で中高生を見つけると、こう凄んでいたという。上村さんを連れて歩いていたというウワサには心配する同級生も多かったようだが、逮捕前で事件との関連性が分かっていない段階から、彼らを知る地元少年たちからは「テロ事件の影響を受けていた」という話が聞こえた。  上村さんが通っていた中学校のある周辺は、暴走族やヤンキーの姿も珍しくなく、近くにある幼稚園では昨年、複数の園児の親がチンピラまがいの恫喝騒動を繰り返し、職員が大量に辞職したという話もあった。住民に聞いても「最近は新しいマンションも建って、外から転居してくる人も多いのですが、一方で低所得者が多く住む地域は治安が悪い」という。  そんな環境だけに、不良同士のトラブルも頻発。一説には、逮捕少年が地元の暴力団構成員とも顔見知りで大きな顔をしていたともいわれるが、いずれにせよ不良少年らが勢力を拡大しようと人数集めをすることが多く、中学校に姿を現しては生徒を仲間に引き入れようとしていた者もあったという。 「川沿いに近いボウリング場のゲームセンターでも、よく見かけました。目が合うだけで凄んでくるので、怖かった。スマホを持っていると奪われたり、勝手に支払いに使われたりするという被害を耳にしたことがあります」(前出地元少年)  逮捕少年は「川崎国に入れ。特攻隊長に任命してやるよ」などと勝手に役職をつけては、強引な勧誘をし、自分たちに外国人名のニックネームをつけているようだったという。  ただ、残酷な事件が世間の強い反発を受けた現在、地元では逮捕少年だけでなく、その交遊関係にある者たちの実名が飛び交っており、地元で聞き込みをすると「●●も仲間」といった話が次々に聞かれた。ある人は「ISのテロ事件をニュースで見ると“川崎国”を思い出すんです。事件に関わっているのかは別にしても、この界隈に怖い不良少年はたくさんいて、また別の被害があってもおかしくないので、全員を取り締まってほしい」と訴えていた。  事件の解明はまだこれからだが、一部の少年が拘留されてもなお現場周辺では恐怖感におびえる住民がいる。「川崎国」などとテログループを幼稚に真似たのだとしても、実際に罪のない者をひざまずかせ首を刺すという行為自体は、テロと変わらない残虐さだ。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

やはり「IS」を模倣か!? 川崎中1男子殺害事件の凄惨さ――

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The Islamic State of Iraq and Syria: The History of ISIS/ISIL
 川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年、上村遼太さん(13)が遺体で見つかった殺人死体遺棄事件で“ある憶測”が飛んでいる。  捜査関係者によると、上村さんの遺体には複数の刺し傷があり、首に残されていた刺し傷は深さ数センチにおよび、頸動脈近くまで達していた。現場近くでは血の付いたカッターナイフの刃が見つかっているが、傷の形状と一致しないことから、複数の刃物が用いられた可能性が高いという。  死因は首を傷つけられたことによる出血性ショック。現場近くには荷物やケーブルを束ねる結束バンドが切断された状態で見つかっており、上村さんが抵抗できない状態にして殺害した可能性も浮上している。  捜査当局は防犯カメラに残っていた映像から、当日上村さんと一緒にいた10代の先輩男性グループを任意で事情聴取する方針。あまりにも残忍な手口から思い出されるのが「IS(イスラム国)」だ。  つい先日、ISに拘束された湯川遥菜さんと後藤健二さんが、首を切り落とされ惨殺された。捜査関係者は「あくまで憶測だが、上村さんの首には横に何度も切られた傷があり、それが致命傷となった。カッターナイフが折れたのは、衝撃に耐えられなかったため。ISの事件を彷彿とさせる」と話す。  一時、若者を中心に湯川さんと後藤さんを地ベタに座らせ、黒ずくめの男が殺害予告する動画を模写しネット上にアップする「イスラム国ごっこ」が流行ったこともあった。感受性豊かな10代にとって、一連のISの事件は衝撃的でもあり、また想像力をかき立てるものだったのかもしれない。事件の闇は深い――。

ファンに1,000万円を貢がせた女子プロレスラー「結婚詐欺」の疑いも!?

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 ある女子プロレスラーに、結婚詐欺疑惑が浮上中だ。都内40代の会社員男性が、美女レスラーの多数在籍するプロレス団体にハマっていたところ、知り合った20代の女子レスラーAに結婚の準備資金として総額1,000万円もの金を渡したが、結局は結婚に至らず、金も戻ってきていないという。いった、何があったのか。  「50万円から400万円まで7回に分けて渡した」という男性が貯金の大半を預けたとする女子プロレスラーAとは、2年半ほど前に別の元プロレスラーがマスターを務めるバーで出会ったという。Aのファンだった男性は興奮し、閉店まで一緒に飲み、帰り際にメールアドレスを交換。「最初は彼女の方から“試合のチケットを買ってくれ”という連絡があった」と男性。 「それまでチケットは団体の公式ホームページから買っていたんですが、彼女に“選手が手売りしなきゃいけないノルマがある”と言われ、直接買うようになったんです。そのうちに“複数枚を買えないか”と言われ“ノルマは何枚なのか”と聞くと20枚だというので、全部買い取って、不要な19枚をネットオークションで安く売りさばいたんです」  以来、男性は興行があるたびにAから20枚のチケットを購入し、会場内で顔を合わせると親しく立ち話をする関係になったという。そんな関係が、さらに密なものになったのは、約1年前。地方興行でAの宿泊先が1泊4,000円程度の格安ビジネスホテルだったことを知り「スターなんだから、もっと良い場所に泊まってほしい」と男性は1泊2万円以上する上級ホテルを用意。東京からは選手用のマイクロバスで来ていたが、帰りは男性の用意した航空券で一緒にフライトして帰ったという。  それから月1~2度のペースで食事する関係になったところ、男性は「食事の帰りに手をつないでも拒否されなかったので、思わず交際してほしいと告白した」とする。 「すると彼女は“私もあなたが好きだけど、人気商売している手前、結婚するまでは表にできない。でも結婚前提なら、結婚のための準備は一緒にできる”と言ったんです」  ただ、Aは男性の求愛を受け入れた様子だったが、手をつなぐ以上の“密着”は「結婚するまで純潔でいたい」と拒否。一方で「知り合いが持っている土地を安く譲ってもらえるから、まずはそれを購入したい」と頭金400万円を男性から受け取った。それ以降も「結婚する前に治したい体のアザの治療費」や「式場の予約費用」など、理由をつけては金を受け取っていたという。  しかし、総額1,000万円を超えた段階で男性は不審に思い「本気で結婚する気があるのか」と問い詰めたところ、Aは逆ギレ。 「“焦る人とは話したくない”などと叫ばれて口論となり、携帯に電話しても出てもらえなくなり、試合会場でも無視されました。そこで別の女子レスラーに相談したんですが、Aは妻子持ちの専門誌ライターと不倫中だという話を聞かされたんです。頭が真っ白になってAに問いかけたんですが、まともに向き合ってもらえないままなんです」(男性)  こうなると、ファン心理を悪用した結婚詐欺である可能性が出てくる。そこで当の女子レスラーに話を聞くと、大金を受け取ったことは認めたが「ファンの彼が、プロレス界で成功するように投資をしてくれたもの。結婚資金ではありません」と否定。恋愛関係については「いい人だから、これからそうなるかもしれないし、未来は分かりません」と曖昧なまま。さらに詐欺の意図はなかったかと聞いたが、すると態度は一変。ヤンキー口調で「なんだとこの野郎! 文句あんのか」と怒鳴り、一方的に電話を切られてしまった。  男性はAについての恋愛感情を捨てきれず、現時点では「騒ぎを大きくしたくない」とは言うが「騙されていたと100%分かったら、法的に対応する」としている。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

“余罪”も続々──学校で、成人式で、名簿を使って……「幸福の科学」書籍を配る人々

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幸福の科学 Happy Science 公式サイト
 神奈川県座間市の市立東中学校の元校長が、在任中に手に入れた生徒名簿を使って幸福の科学の書籍などを送り付けていたことが分かった問題で、元生徒からは別の“余罪”の話も聞かれる。 「以前、この校長先生が赴任していた別の学校の卒業生なのですが、成人式に出たときに会場前で新成人たちに大川総裁の著書を配る姿を見かけたことがあるんです」  実際のところ、幸福の科学が組織的に成人式の会場で大川隆法総裁の著書を配布するのは、各所で確認されている。今年1月、埼玉県内の成人式では『未来の法』が袋入りで配られ、配布者が無言のまま配ったために、式の一環のプレゼントだと思って受け取った人たちが中を開けると、「祝成人」と書かれた帯の巻かれた同著と組織紹介のDVDが入っていた。元校長が、以前からこうした布教活動に励んでいた可能性はある。  座間市教育委員会の発表によると、元校長は2010年度の生徒名簿を使って約500人の元生徒に、幸福の科学が開校を予定する大学のパンフレットや書籍を送り付けていたことが判明したが、「幸福の科学の信者だということは、ほとんど知られていなかった」という。 「退職後も38年間分の生徒名簿を持っていたので、ほかにも同様のことがなかったか調査中ですが、元校長は送付に書籍代を含めた100万円以上の経費を使い、家族3人で発送作業を行っていて、教団からの指示ではなく自発的にやったと話しています」(教育委員会の関係者)  幸福の科学の信者による自主的な著書配布は、コンサート会場でも目撃情報がある。過去、人気ギタリストの布袋寅泰のライブ会場前に、真っ黒な袋を配布するスーツ姿の者たちが出現。受け取ったファンが布袋関連のグッズだと思って開けてみると大川総裁の著書だったことがあり、これを見て「布袋は信者なのか」というウワサもささやかれた。実際に布袋が信者だという具体的な話はないが、タレントたちが自らの信奉する宗教団体を積極的に明かすことはないため、芸能界に数多くいるといわれる幸福の科学の信者も、ハッキリと見えてこない部分はある。  そんな話を物語ったのが、今年4月に日本テレビのバラエティ番組でディズニー特集を放送したときの舞台裏だ。同番組のアシスタントプロデューサーが放送後、出演タレントの控室を見回っていたところ、ひとりの出演者から「机の上に、こんなものがあった」と本を差し出された。  この本が、大川総裁の『ウォルト・ディズニー「感動を与える魔法」の秘密』なる著書。一部の関係者と出演者たちしか行き交うことのないところで5つの控室から同著が見つかったというから、芸能界にも元校長のような隠れ配布者がいるようだ。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

事故死の元日本代表・奥大介さん、なぜ宮古島に移住を?「マラソン大会参加の直前だった」

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横浜Fマリノスなどで活躍した奥大介さん
 元サッカー日本代表の奥大介さんが、軽乗用車を運転中に対向車線にはみ出して電柱に衝突、病院に搬送されたが骨盤骨折で死亡した。同乗者はいなかった。  ほとんどの人は、奥さんが宮古島に移住していたことを知らなかっただろう。昨年、2女をもうけた妻で女優の佐伯日菜子からDV被害を訴えられて逮捕(佐伯との示談により被害届の取り下げで起訴猶予処分)、ファンを驚かせた中で離婚した後、勤務先だった兵庫県尼崎市のお好み焼き店を辞め、今年になって知人のいる宮古島に転居していたのだ。  その知人のひとりである女性によると「知り合いを通じてホテルに勤務する話があったのがきっかけでした。もう一度人生をやり直すと言って、体を鍛え直していました。事件の影響でサッカーのような団体競技はやれないけどマラソンならやれると話して、ホテルを通じた観光協会の関係者から勧められ、大会にエントリーしたばかりだったんです」  奥さんが出場を予定していたのは、19日に開催される『第5回エコアイランド宮古島マラソン』だった。現地の大自然を楽しめる島を縦断するコースを、県外からも参加する1,000人近くが走るもの。奥さんがこのマラソンに情熱を傾けたのは「サッカーへの未練が大きかったように見えた」と知人女性。  奥さんはジュビロ磐田や横浜・Fマリノスなどで活躍後、2007年に引退して指導者の道を歩んでいたが、実際に周囲には「まだ試合に出たい」と漏らすこともあり、11年から務めた古巣・横浜FCのテクニカルアドバイザーも力が入らず辞めてしまっていた。このとき横浜FCの関係者からも「普段は温厚なのに、何かの拍子に周囲が止められないほど激しく怒りだすことがあって、イライラしている様子だった」という話も聞かれていたが、その不満が最悪の方向に出てしまったのが、先のDV事件だ。  「このままなら殺される……」と婚姻中の佐伯は、以前から夫の家庭内暴力に耐えてきたことを知人に吐露。腕などにアザが見られたという目撃談もあった。兵庫のお好み焼き店の店員となっていたのは離婚前からの話で「現役への未練が、いら立ちとなっていた様子を察していたのが日菜子さんで、サッカーに触れる環境にあるとイライラするだろうから」という妻のアドバイスによる転職だったという。  宮古島での様子は「昔よりおとなしくなってはいましたが、イライラしているようなところは見なかったし、都会の喧騒から離れて健全にやっている印象だった。元気があるときは、カラオケで朝まで歌うこともありましたから」と知人。  そんな中で起きた事故現場は、緑の多い、見通しのよい片側1車線の直線道路だった。宮古島署によると「普通は、あまり事故になりにくい場所」だというが、軽乗用車は電柱をなぎ倒して森林に突っ込み、前方部分が大破。発見時に奥さんの意識はなかったという。再起をかけたマラソンまで数日というタイミングでの悲劇だった。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

ALSの知名度上昇を利用して……「アイス・バケツ・チャレンジ」詐欺が横行中!?

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浜崎あゆみ オフィシャルFacebookページより
 次々に著名人が氷水をかぶったALS(筋萎縮性側索硬化症)支援のチャリティー「アイス・バケツ・チャレンジ」を悪用した詐欺が現れていたことが分かった。 「●●さんからご指名がありました。寄付か、氷水をかぶるか選択してください。氷水をかぶる場合はインターネット上に画像を。寄付する場合は以下の口座に」  都内在住40代女性の元にはこんなメールが届き、そこには送金先がALSとはまったく無関係の口座が載っていたとして、警察署などに苦情が寄せられたという。  著名人たちの氷水をかぶるパフォーマンスが話題となって一気に広がった同チャリティーは、「やり方がふざけている」「売名行為に利用されている」など批判も多いが、支援団体の日本ALS協会には、8月末までで例年の約4倍、約2,700万円の寄付が集まったという。そんなブームに乗じた「寄付金詐欺」が登場したわけだ。  まだ被害者から実害が報告されたという話は届いてこないが、悪質な詐欺メールに書かれた送金先の銀行口座は、なんと8月上旬に起こったネットオークショントラブルで使われていたものと一致。くだんのネットオークションでは「送金したのに商品が送られてこない」という被害が刑事事件となっており、警察が捜査中。被害者のひとりは「担当刑事からは、犯人がオレオレ詐欺のグループの関係者である可能性が高い、という話を聞いた」という。  幸い、この口座はすでに銀行による利用停止の措置で送金ができなくなっており、これ以上の被害が生まれることはないが、別の新たな口座に書き換えて送信されれば被害拡大の可能性は十分。  また、オレオレ詐欺グループらしく、ほかでは電話で「ALSのチャリティーをやっている」という寄付の勧誘があったとする報告もある。こちらは、氷水をかぶるかの選択ではなく、いきなり寄付を募るというもので、ALSという病名が広まったことに付け込んだもののようだ。  こうした誘導型の詐欺は、専門家によれば「寄付金を募るからには、きちんとした団体の名称を名乗るはずで、『寄付のNPOをやっている者ですが』など曖昧なのは危険。そもそもメールや電話で寄付を募るのは、ほとんどが詐欺」だという。  氷水をかぶるか寄付するか、そしてその後、24時間以内に3人指名しろという「アイス・バケツ・チャレンジ」だが、ヘタすればその急速な広がり同様に詐欺をも広めてしまうかもしれない。 (文=ハイセーヤスダ)

池袋“脱法ドラッグ”暴走死傷事故、容疑者の元恋人が謎の失踪「パニックになったみたい」

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イメージ画像(Wikipediaより)
 池袋暴走事故で8人もの死傷者を出し現行犯逮捕されたバー経営、名倉佳司容疑者(37)の元恋人とみられる女性が、音信不通となっている。女性の友人によると「事故があった翌日の深夜、連絡があり、“いろんな人から電話がきた。私のところに警察から連絡来る?”と聞いてきた」というが、その後に連絡は途絶え、この夜から勤務先を無断欠勤したままだという。  この元カノは雑誌モデルもやっていた20代前半の女性で、最近は都内のキャバクラ店に勤務。事故にはまったく関わっていないのだが、なぜか怯えるように電話してきたのだという。 「事故直後、カレ(名倉容疑者)の先輩を名乗る人や、記者みたいな人から次々に電話があったそうです。いろいろ質問されて、パニックになったみたいでした」(同)  ただ、その後に勤務先まで無断欠勤するというのは尋常ではない。友人は「興奮して何が言いたいのかハッキリとは分からなかったんですが、カレが事故のとき吸っていたというハーブのことも、私に合法か違法か聞いてきて、カレと一緒に吸ったことがあったのかもしれない。それと、カレの先輩を名乗る人物から“人に何か聞かれても余計なことを話すな”みたいなことを言われたと話していた」という。  元カノは名倉容疑者と格闘技観戦を通じて知り合ったというが「確か、半年にも満たない付き合いで別れたはず」と友人。脱法ハーブを吸引した仲だったことで何か罪に問われると思ったのか、それとも口止めされるような何かを知っていたのかは分からないが、現在まで携帯電話を鳴らしても応答がないままだ。  警視庁によると24日の事故は、名倉容疑者が池袋駅近くの店で脱法ハーブを購入し、吸引。意識がもうろうとしたまま運転したことで車が歩道に乗り上げ、歩行者8人を死傷させたというもの。事故翌日の家宅捜索では、名倉容疑者の自宅から植物片などハーブらしきものが見つかり、本人も聴取に「去年かおととしネットで知り、運転前に車内で吸った」と供述。危険運転致死傷罪の疑いで送検されている。  容疑者は10年以上前にヤミ金融事件で逮捕歴があるというが、近年は格闘技関係者との付き合いが深く、一時は山本KID徳郁が立ち上げたジムのマネジャーも務めたほどだった。今年になって六本木でバーを開業したが、前出の友人は「“無料だから”と、知人に呼ばれて行って飲んだり踊ったりした。カレの友達がたくさん集まっていて、ちょっと悪そうな感じの人も多かったけど、その元カノは来てなかった」という。  友人によると、音信不通の元カノは以前、名倉容疑者のことを周囲に「お金持ち」と話していたという。その際に容疑者と“ビジネスを一緒にしている”とされた実業家男性がおり、こちらに記者が電話取材したところ、なぜか「そんな人は知らない! 何も話すことなんかない!」と一方的に切られてしまった。事故と直接の関係はないことだが、名倉容疑者の人間関係には謎が多い。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

札幌の“連続爆弾事件”に新展開! 被疑者として浮上した50代女性とは――

a0731_000053.jpg  札幌市北区の警察関連施設などで相次いだカセットこんろ用ガスボンベの爆発事件で、北海道警札幌北署捜査本部は26日、市内に住む50代女性から任意で事情を聴いていることを明らかにした。女性は関与を否定しているという。  捜査本部は同日、女性の自宅を家宅捜索し、事件との関連を慎重に調べている。この事件は同署駐車場で1月27日、車の一部が焼ける不審火が発生。その後、量販店の売り場やスーパー駐車場で出火したり、ホームセンターのトイレが全焼して男性客が軽傷を負った。  今月に入ってからも、道警官舎で電気メーターが焦げる事件が起きている。同署や一部報道機関には「次は札幌北署管内の交番を狙う。目も当てられないようにする」などの手紙が少なくとも4通届いており、当局は連続爆破事件が同一犯によるものとの見方を強めている。  犯行予告の手紙は便箋3枚の表裏に定規を使ってカタカナで書き、ほかの3通は青インクでアルファベットのゴム印を押したローマ字で記されていたという。捜査関係者は「筆跡を特定されないよう工作するなど繊細な面もある。便箋や封筒の販売ルートを分析しているが、大量生産品を使っているため特定には時間がかかる」と話す。別の捜査関係者は「“爆弾”は時限着火装置がないなど仕組みは単純だが、コンロ内にクギを大量に入れて威力を増す細工をしている。これらの手法はインターネットなどで簡単に手に入れることができる。プロではなく、ネットに精通した一般人が犯人と見ている」。  そんな中、重要参考人として浮上した50代の女性とは何者なのか? 地元の警察担当記者の1人は「実は、早い段階でこの女性が捜査線上に浮上していたんです。心当たりのある男性刑事が報告したようなのですが……。問題なのは、その男性刑事とその女性の関係。これ以上は言えませんが、女性の動機は警察全体への恨みではなく、刑事への個人的な私怨のようなのです」と話す。  札幌を恐怖にどん底に陥れた“連続爆弾事件”の結末は――。

「釜山港からの出港は無理」内閣府職員変死事件で韓国漁業関係者が証言

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釜山港(Wikipediaより)
 北九州市若松区の響灘で、漂流していたゴムボートに乗っていたとみられる内閣府の男性職員が遺体で見つかった。この男性は1月に国際会議に出席するために訪れた韓国で消息不明となっており、さらに韓国から出国した記録もないことが明らかとなり、ミステリー小説さながらの展開に、ネット上ではさまざまな臆測が飛び交っている。  また、男性名義のクレジットカードの利用履歴から、韓国入国後に南部の都市、釜山でゴムボートに付ける船外機や防寒着などを購入していたことも判明しており、船外機を付けたゴムボートで日本上陸を目指していた可能性が浮上した。  しかし、韓国の漁業関係者によると、「港の事情を知らない者が、釜山周辺からゴムボートで沖合に出ることは不可能に近い」と話す。 「釜山は世界有数の国際港で、北朝鮮製の偽タバコや麻薬の中継地にもなっていることか ら、海洋警察も港内から沖合にかけて頻繁にパトロールをしている。また、北朝鮮の強襲に備え、韓国海軍も相当数配置されている。ゴムボートに船外機を付けた不審な船に男が一人乗り込んでうろうろしていれば、すぐに止められるはず」(同)  釜山から出港したのでないとすれば、購入したゴムボートを運んで別の場所から沖へ出たのか? はたまた、別の船で沖合まで出た後、ゴムボートに乗り換えたのか? どちらにしても、単独行動では難しそうである。だとしたら、ほかに何者が関与していたのか――? 謎は深まるばかりである。 (文=牧野源)

「花火大会事故は暴力団排除条例が一因……」全国の祭りから“テキ屋”が消える日

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イメージ画像(「足成」より)
 8月20日現在、3人の死者を出す大惨事となった京都府福知山市の花火大会で発生した露店爆発事故では、露店の店主が、火元近くでガソリン缶を開けるという、初歩的な安全管理を怠ったことが事故の原因とされている。また、主催者や消防など、安全確保に当たる機関が、こうした危険行為に対する措置を講じていなかったことも明らかになった。  さらに事故を起こした露店はベビーカステラを販売していたが、大会を主管する福知山商工会議所に、営業実態と異なる「たこ焼き店」として出店許可申請書を提出。負傷したアルバイト女性についても、住所氏名や連絡先が空欄のままだったにもかかわらず、商工会議所は出店許可を出していた。  出店者と運営側、双方のずさんさが際立つ今回の事件について、「少なくとも俺が現役の頃は、火元の近くでガソリン缶を開けるようなヤツはいなかったね」と話すのは、元テキ屋の60代男性、Y氏だ。  過去40年にわたり、全国の祭や行事にりんご飴やお好み焼きなどの露店を出店してきたというY氏は、2年前に現役を退いた。原因は、全国の都道府県で施行された暴力団排除条例だ。  もともと、任侠の世界と密接なつながりのあるこの業界に長年身を置いていた彼の周囲には、暴力団と関わりのある者も少なくなく、Y氏自身、密接交際者として認定された。これにより、暴力団排除を進める全国の祭や行事に、出店することができなくなったのだ。 「条例で、俺みたいな古株には、商売ができなくなったヤツが多い。そこに代わりに業界に入ってきたのが、テキ屋の経験がなく、火の扱いもマトモにできないような素人。ショバ代を取り立てるヤクザは、俺だって好きじゃない。でも、この商売一本でやってきたテキ屋を排除して、その後の安全管理ができていないのでは、ヤクザに笑われるよ」  全国的に見ても、こうした“テキ屋排除”の傾向は進んできており、先日、尼崎市内の夏祭りで例年なら数十軒も建つ露店が3店しか建たなかった例も報道された。かつての“夏の風物詩”が完全に姿を消し、日本の祭りの風景が一変する日も遠くなさそうだ。 (文=牧野源)