テレビ朝日系バラエティ番組『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』の読唇術に関し、ドジャースのダルビッシュ有投手に続き、ヤンキースの田中将大投手にも謝罪していたことが14日にわかった。 中山雅史と山崎弘也が司会を務める同番組は、これまで15回にわたって放送。8月5日放送の『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV ~夏の甲子園直前SP~』では、有名選手の甲子園出場時の発言を読唇術で解析。田中投手のVTRでは、「うぜーよ! お前!」「ムカつくんだよ! お前の球」「なんつう球だよ」と自身を鼓舞していたなどと紹介していた。 放送翌日の6日未明、田中投手の事務所は、放送内容と映像使用の事前確認がなかったとして、テレ朝側に抗議。読唇術の解析結果についても、田中投手は「全然言ってない」ときっぱり否定しているという。 「田中投手の解析結果の言葉づかいは非常に荒々しく、放送時、視聴者に衝撃を与えた。同時に、ネット上では『口の動きが全然違う』『田中投手って、こんなこと言わなくない?』といった指摘も。なお、読唇術を行ったのは、聴覚に関する商品を開発している民間企業の社長と、読話サークルの会員2名。企画の冒頭で『※読唇術は口の動き等から言葉を“推測する”ものです』とのテロップが約5秒間表示されていたが、司会のザキヤマが『本人(の記憶)より正確なんでね、こっち(読唇術)は』とまで言っていたため、多くの視聴者が騙されてしまった」(芸能記者) 同番組では、ダルビッシュ投手が2004年夏の甲子園に出場した際のVTRも放送。2点ビハインドで迎えた延長10回の打席で、チームメイトに対し「最後かな。ドキドキするわ」と発していたと、読唇術で解析していた。 しかし、放送直後、本人がTwitterで「絶対言ってないです(笑) 前にwbcの時の城島さんとの会話を確認してくださいと言われて見たことあったけど、全く違うくて読唇術って信用できないなと思いました」とツイート。 さらに、「常に『あくまで読唇術で本当に本人が言っているかはわかりません』みたいなのをテロップで出しておかないと信じてしまう人多いと思います」「これは結構大きな問題だと思うんですよね。勘違いしてしまっている人も実際多いですし」などと苦言を呈し、大きな騒ぎに。その後、テレ朝はダルビッシュ投手に謝罪したという。 「読唇術は同番組の看板企画でしたが、選手のみならず、野球ファンをも敵に回してしまったため、今後の放送は難しそう。また、現役サッカー選手の中山が司会を務めるほか、問題の回のゲストには、日本プロ野球名球会副理事長の古田敦也や、元選手の石井一久の姿も。その状況で、よくここまで信憑性の薄い企画を放送し続けてきたなという印象です」(同) 選手のイメージダウンにもなりかねない『キリトルTV』の読唇術企画。現在、テレ朝は打ち切りについて明言を避けているが、なかなか厳しい状況といえそうだ。テレビ朝日公式サイトより
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フジ『バイキング』が香港のSMAPファンに編集ミスを謝罪! その理由に「うそつけ」と“信用度ゼロ”
14日のフジテレビ系情報番組『バイキング』で、香港から来日したSMAPファンに謝罪する一幕があった。 同番組は、11日の放送で、香港から来日した熱狂的なSMAPファンたちへの街頭インタビューを放送。画面上には、「Q.稲垣・草なぎ・香取の退所について?」との質問内容のテロップが表示されており、ファンは日本語で「寂しくて辛い」とコメントしていた。 しかし、取材を受けたファンは放送直後、Twitterで「本日のバイキングに香港のSMAPファンの報道内容は完全に偽造です!」(原文ママ、以下同)と主張。放送されたコメントは、SMAPの解散について聞かれた際の回答だといい、3人の退所については「私達は嬉しくて、この選択に全力で応援しますと答えました」という。 また、別の香港のファンも、「富士テレビはひどいよ!」「放送されたのは全然違う内容だった!」とフジテレビを批判。これが広く拡散され、Twitterで大きな騒ぎとなっていた。 これを受け、『バイキング』のスタッフは13日夕方、すでに香港に帰国していたSMAPファンに連絡を取り、ミスに至った経緯を説明。 さらに、14日の放送中に、フジテレビの榎並大二郎アナウンサーが「誤って『寂しくて辛い』といった編集になっておりまして、結果的に全く反対のニュアンスとなってしまいました」と訂正。理由を「制作過程でのスタッフ間のコミュニケーション不足」と説明し、謝罪した。 続けて、司会の坂上忍も「これねえ、香港からわざわざ日本にいらっしゃって、しかもインタビューに答えてくださったのに、ちょっとねえ、ほんとに不快な思いをさせてしまったことは事実ですから、申し訳ありませんでしたとしか言いようがないんですけれども、これに懲りずにね、日本に是非、遊びに来ていただけたら幸いだと思います」と一礼した。 今回のフジテレビの対応を受け、香港のファンはTwitterで「今回の件はこれで終わりにしようとの事です」と納得した様子であるものの、ネット上では「編集ミスではなく、故意だったのでは?」「スタッフ間のコミュニケーション不足って、信じる人いるの」「どんなミスをすると、こういう編集になるのか」といった声が相次いでいる。 「香港のファンのVTRは使いたいものの、ジャニーズの手前、ジャニタレの退所について『嬉しい』というコメントは避けたかったのでは? と疑っている視聴者は多い。フジに信用がなくなったのは、過去の数々の捏造疑惑も要因でしょう」(芸能記者) フジテレビといえば、昨年8月放送のバラエティ番組『日曜ファミリア・やっちまったTV』で、台湾にある日本の“パチモン”をバカにするような内容を放送。この放送後、番組の取材を受けた台湾人の友人が、Twitterで「インタビューでは元音声が聞き取れないように消して、全く言ってないことを吹き替えで被せるのは…ちょっと」と吹き替えの捏造を暴露。「相手の善意につけ込み本来の趣旨の説明をせず取材し、笑い者にする。それは制作者としての在り方がパチモンだと思う」などと批判した。 「『バイキング』は、8月14日に放送された街頭インタビューのVTRが『どう見てもヤラセ』『嘘くさすぎる』と話題になったばかり(関連記事)。一般人を軽視していると思われても仕方ありません」(同) 香港のSMAPファンの勇気ある訴えにより、スタッフのミスが発覚した『バイキング』。視聴者の信用を取り戻すことはできるだろうか?Twitterより
フジ『バイキング』が香港のSMAPファンに編集ミスを謝罪! その理由に「うそつけ」と“信用度ゼロ”
14日のフジテレビ系情報番組『バイキング』で、香港から来日したSMAPファンに謝罪する一幕があった。 同番組は、11日の放送で、香港から来日した熱狂的なSMAPファンたちへの街頭インタビューを放送。画面上には、「Q.稲垣・草なぎ・香取の退所について?」との質問内容のテロップが表示されており、ファンは日本語で「寂しくて辛い」とコメントしていた。 しかし、取材を受けたファンは放送直後、Twitterで「本日のバイキングに香港のSMAPファンの報道内容は完全に偽造です!」(原文ママ、以下同)と主張。放送されたコメントは、SMAPの解散について聞かれた際の回答だといい、3人の退所については「私達は嬉しくて、この選択に全力で応援しますと答えました」という。 また、別の香港のファンも、「富士テレビはひどいよ!」「放送されたのは全然違う内容だった!」とフジテレビを批判。これが広く拡散され、Twitterで大きな騒ぎとなっていた。 これを受け、『バイキング』のスタッフは13日夕方、すでに香港に帰国していたSMAPファンに連絡を取り、ミスに至った経緯を説明。 さらに、14日の放送中に、フジテレビの榎並大二郎アナウンサーが「誤って『寂しくて辛い』といった編集になっておりまして、結果的に全く反対のニュアンスとなってしまいました」と訂正。理由を「制作過程でのスタッフ間のコミュニケーション不足」と説明し、謝罪した。 続けて、司会の坂上忍も「これねえ、香港からわざわざ日本にいらっしゃって、しかもインタビューに答えてくださったのに、ちょっとねえ、ほんとに不快な思いをさせてしまったことは事実ですから、申し訳ありませんでしたとしか言いようがないんですけれども、これに懲りずにね、日本に是非、遊びに来ていただけたら幸いだと思います」と一礼した。 今回のフジテレビの対応を受け、香港のファンはTwitterで「今回の件はこれで終わりにしようとの事です」と納得した様子であるものの、ネット上では「編集ミスではなく、故意だったのでは?」「スタッフ間のコミュニケーション不足って、信じる人いるの」「どんなミスをすると、こういう編集になるのか」といった声が相次いでいる。 「香港のファンのVTRは使いたいものの、ジャニーズの手前、ジャニタレの退所について『嬉しい』というコメントは避けたかったのでは? と疑っている視聴者は多い。フジに信用がなくなったのは、過去の数々の捏造疑惑も要因でしょう」(芸能記者) フジテレビといえば、昨年8月放送のバラエティ番組『日曜ファミリア・やっちまったTV』で、台湾にある日本の“パチモン”をバカにするような内容を放送。この放送後、番組の取材を受けた台湾人の友人が、Twitterで「インタビューでは元音声が聞き取れないように消して、全く言ってないことを吹き替えで被せるのは…ちょっと」と吹き替えの捏造を暴露。「相手の善意につけ込み本来の趣旨の説明をせず取材し、笑い者にする。それは制作者としての在り方がパチモンだと思う」などと批判した。 「『バイキング』は、8月14日に放送された街頭インタビューのVTRが『どう見てもヤラセ』『嘘くさすぎる』と話題になったばかり(関連記事)。一般人を軽視していると思われても仕方ありません」(同) 香港のSMAPファンの勇気ある訴えにより、スタッフのミスが発覚した『バイキング』。視聴者の信用を取り戻すことはできるだろうか?Twitterより
フジテレビの非常事態は続く……『27時間テレビ』視聴率微増でも、際だった“タイミングの悪さ”
歴代ワースト2位の低視聴率を記録した今年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)。お笑い色を排し、教養バラエティ路線を取ったため、開始早々、ネット上には「おそろしくつまらない」との声が相次いだ。 そうしたお笑いファンを最も落胆させた企画が『さんまのお笑い向上委員会SP』だろう。録画放送とはいえ、“ハプニング”が期待される企画だったが、肩透かしを食らってしまったのだ。番組では、出演者が歴史上の人物に扮して登場。先ごろ不倫騒動が報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之は「文春砲直撃の侍」に扮した。だが、内容はさして真新しさはなかった。 「報道から1カ月以上たっているので、完全にタイミングを逸してしまった感はありますね。宮迫の不倫報道は同局の『バイキング』はじめ、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でもすでにイジられており、こすり倒されたネタです。さらに事前の録画放送ため、山尾志桜里衆院議員の件に触れることができず、“不倫評論家”と化した新たな宮迫像も生かし切れていませんでした」(放送作家) それ以外にも、今年の『27時間テレビ』は、あらゆる意味でタイミングの悪さが際だったといえよう。 放送中、総合司会のビートたけしは「ヴェネツィア国際映画祭」参加のため海外におり、村上信五は福岡で関ジャニ∞のコンサートをこなしていた。これでは、放送日の後ろ倒しと録画放送は、単に両者のスケジュールに配慮しただけと見られても仕方あるまい。 「かつて、たけしさんが総合司会を務めた90年代の『27時間テレビ』では、フジの生放送を抜け出し『スーパージョッキー』(日本テレビ系)へ出演。その場では『起きてますか?』と突っ込まれるシーンなどが見られました。今年も裏番組に生放送の『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)があり、どうなるかと期待されましたが、こちらも欠席扱いだったのは残念です」(同) 視聴率は歴代最低だった昨年より微増するにとどまったことから、『27時間テレビ』の新路線は成功したとは言えまい。フジテレビの“非常事態”は、今後も継続しそうだ。 (文=平田宏利)
フジテレビの非常事態は続く……『27時間テレビ』視聴率微増でも、際だった“タイミングの悪さ”
歴代ワースト2位の低視聴率を記録した今年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)。お笑い色を排し、教養バラエティ路線を取ったため、開始早々、ネット上には「おそろしくつまらない」との声が相次いだ。 そうしたお笑いファンを最も落胆させた企画が『さんまのお笑い向上委員会SP』だろう。録画放送とはいえ、“ハプニング”が期待される企画だったが、肩透かしを食らってしまったのだ。番組では、出演者が歴史上の人物に扮して登場。先ごろ不倫騒動が報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之は「文春砲直撃の侍」に扮した。だが、内容はさして真新しさはなかった。 「報道から1カ月以上たっているので、完全にタイミングを逸してしまった感はありますね。宮迫の不倫報道は同局の『バイキング』はじめ、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でもすでにイジられており、こすり倒されたネタです。さらに事前の録画放送ため、山尾志桜里衆院議員の件に触れることができず、“不倫評論家”と化した新たな宮迫像も生かし切れていませんでした」(放送作家) それ以外にも、今年の『27時間テレビ』は、あらゆる意味でタイミングの悪さが際だったといえよう。 放送中、総合司会のビートたけしは「ヴェネツィア国際映画祭」参加のため海外におり、村上信五は福岡で関ジャニ∞のコンサートをこなしていた。これでは、放送日の後ろ倒しと録画放送は、単に両者のスケジュールに配慮しただけと見られても仕方あるまい。 「かつて、たけしさんが総合司会を務めた90年代の『27時間テレビ』では、フジの生放送を抜け出し『スーパージョッキー』(日本テレビ系)へ出演。その場では『起きてますか?』と突っ込まれるシーンなどが見られました。今年も裏番組に生放送の『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)があり、どうなるかと期待されましたが、こちらも欠席扱いだったのは残念です」(同) 視聴率は歴代最低だった昨年より微増するにとどまったことから、『27時間テレビ』の新路線は成功したとは言えまい。フジテレビの“非常事態”は、今後も継続しそうだ。 (文=平田宏利)
フジ『バイキング』は“街頭インタビュー捏造”の常習犯!? 香港のSMAPファンが悲痛な叫び!
フジテレビ系情報番組『バイキング』から街頭インタビューを受けた香港のSMAPファンが、コメントを捏造されたと訴えている。 11日の放送では、SMAPのデビュー日である9日に合わせて来日したという香港のファングループのインタビュー映像を放送。SMAPファンの聖地と言われる「西武園ゆうえんち」を訪れたファンは、日本語で「寂しくて辛い」とコメント。画面の端には、「Q.稲垣・草なぎ・香取の退所について?」との質問内容のテロップが表示されていた。 しかし、このファンは、放送直後にTwitterで「本日のバイキングに香港のSMAPファンの報道内容は完全に偽造です!」(原文ママ、以下同)と主張。放送されたコメントは、SMAPが解散したときの気持ちを聞かれた際の回答だといい、3人の退所については「私達は嬉しくて、この選択に全力で応援しますと答えました」という。 また、一緒に取材を受けたという別の香港のファンも、「富士テレビはひどいよ!」「聞かれたの内容はSMAP解散についての気持ちなんですけど、放送されたのは全然違う内容だった!」とフジテレビを批判している。 『バイキング』といえば、8月14日に放送された「世間の注目ニュースランキング」が「あまりにも不自然すぎる」と話題に。 同ランキングは、街頭インタビューを基に集計されたものとした上で、3位が「紗栄子が実業家と破局」、2位が「雨上がり決死隊・宮迫博之の不倫疑惑」、1位が「高畑裕太出演映画の撮り直し」という結果に。 1位の映画とは、製作が中断していた映画『青の帰り道』の撮影が再開されたというニュースだったが、この話題は芸能関係者でさえほとんど話題にしておらず、当時の関心事はどう考えても上原多香子の不倫騒動。案の定、ネット上では「バレバレの捏造」「街頭インタビューもヤラセ臭かった」との声が相次いだ。 「もしこれが意図的なものだとすれば、『バイキング』が一般人の発言を軽視し、日常的に捏造・改ざんしている可能性も。とはいえ、フジに限らず、テレビ界全体で街頭インタビューのヤラセは行われている。その背景には、ネットの普及と共に、昔のように仕込みのエキストラが使えなくなったという現状が。素人に、なんとか番組で使えるコメントを言わせようと、スタッフもあの手この手と必死です」(テレビ制作会社関係者) 香港のファンの主張が本当であれば、『バイキング』はSMAPファンの気持ちを踏みにじったことに……。フジテレビから説明はあるのだろうか?Twitterより
“にぎやかし”が不快すぎ! フジ『27時間テレビ』8.5%、歴代ワースト2位の大失敗
9~10日に放送されたフジテレビ恒例の大型番組『FNS27時間テレビ にほんのれきし』の平均視聴率が、歴代ワースト2位の8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。 今年で31年目となる同番組だが、自己最低は昨年の『FNS27時間テレビフェスティバル!』で、7.7%。今年は、お笑いバラエティ路線を捨て、収録番組へと一新。歴代最低は免れたものの、昨年より0.8%微増という微妙な結果となった。 「放送中、Twitterでは『面白い』との声が圧倒的だった。要は、歴史に興味のない視聴者は、端から見る気すらなかった可能性も。同時に、明確なテーマを設定しながらも、『歴史に興味がない人でも楽しめますよ~』『バラエティのフジの精神も忘れていませんよ~』と視聴者に媚びるような踏ん切りの悪さが全体的に漂い、歴史ファンには物足りない部分も」(テレビ誌記者) 総合司会を務めたのは、ビートたけしと関ジャニ∞・村上信五。冒頭では、たけしが怪人二十面相のような怪しい出で立ちで登場し、「私が館長です」と言いながら、何度も“浣腸ポーズ”をキメるボケを披露。すると、放送では“バカ笑い”の声が響いた。 「収録番組らしく、たけしがくだらないボケを放つたびにバカ笑いの音声が足されていた。また、VTR中も『え~!』と驚くような声が大音量で頻繁に足され、この過剰なにぎやかしの演出を『うるさい』と不快に感じた視聴者も多かったよう」(同) ちなみに、先月26~27日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』の平均視聴率は、18.6%だった。 「もともと『24時間テレビ』へのアンチテーゼとして、“チャリティーなしでお笑いだけをやる”というコンセプトで始まった『27時間テレビ』ですが、フジテレビらしさを失った今回は、その存在意義に首を傾げざるを得ない。ネット上でも『これを27時間やる意味って?』と疑問の声が相次いでいます」(同) 大ナタを振るったものの、数字的にも残念な結果に終わった『27時間テレビ』。同番組の歴史は、今後も続いていくのだろうか?
“にぎやかし”が不快すぎ! フジ『27時間テレビ』8.5%、歴代ワースト2位の大失敗
9~10日に放送されたフジテレビ恒例の大型番組『FNS27時間テレビ にほんのれきし』の平均視聴率が、歴代ワースト2位の8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。 今年で31年目となる同番組だが、自己最低は昨年の『FNS27時間テレビフェスティバル!』で、7.7%。今年は、お笑いバラエティ路線を捨て、収録番組へと一新。歴代最低は免れたものの、昨年より0.8%微増という微妙な結果となった。 「放送中、Twitterでは『面白い』との声が圧倒的だった。要は、歴史に興味のない視聴者は、端から見る気すらなかった可能性も。同時に、明確なテーマを設定しながらも、『歴史に興味がない人でも楽しめますよ~』『バラエティのフジの精神も忘れていませんよ~』と視聴者に媚びるような踏ん切りの悪さが全体的に漂い、歴史ファンには物足りない部分も」(テレビ誌記者) 総合司会を務めたのは、ビートたけしと関ジャニ∞・村上信五。冒頭では、たけしが怪人二十面相のような怪しい出で立ちで登場し、「私が館長です」と言いながら、何度も“浣腸ポーズ”をキメるボケを披露。すると、放送では“バカ笑い”の声が響いた。 「収録番組らしく、たけしがくだらないボケを放つたびにバカ笑いの音声が足されていた。また、VTR中も『え~!』と驚くような声が大音量で頻繁に足され、この過剰なにぎやかしの演出を『うるさい』と不快に感じた視聴者も多かったよう」(同) ちなみに、先月26~27日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』の平均視聴率は、18.6%だった。 「もともと『24時間テレビ』へのアンチテーゼとして、“チャリティーなしでお笑いだけをやる”というコンセプトで始まった『27時間テレビ』ですが、フジテレビらしさを失った今回は、その存在意義に首を傾げざるを得ない。ネット上でも『これを27時間やる意味って?』と疑問の声が相次いでいます」(同) 大ナタを振るったものの、数字的にも残念な結果に終わった『27時間テレビ』。同番組の歴史は、今後も続いていくのだろうか?
『FNS27時間テレビ』番組Tシャツを10枚しか作らない異常事態「スタッフの士気も上がらない」
9月9日・10日に放送される『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(フジテレビ系)が、一向に盛り上がる気配を見せない。放送に先がけて3日、総合司会のビートたけしが同局の『ボクらの時代』に、明治大学の同窓生である星野仙一、松尾雄治と出演したものの、ほとんど話題になっていない。 これは事前に告知された通り、ほとんどのプログラムが録画放送であり、名物の深夜企画もないことが原因だろう。さらに、番組の制作予算も大幅に減らされているようで、その影響は、番組オリジナルTシャツの制作数にも現れている。 放送作家の山名宏和氏はブログ「規則と不規則のあいだ」の8月16日エントリで「例年は生放送なのでスタッフ用も合わせて1000枚以上作るそうだが、今年はほぼ収録なのでアナウンサー用に10枚程度しか作らないと聞き、驚く」と記している。 「『27時間テレビ』は、フジテレビのみならず、全国のFNS各局が参加するお祭りです。いわば、テレビ局にとっては“文化祭”のようなもの。番組Tシャツがほとんど作られないのは、なんとも残念ですね。テレビに映っていないところは徹底して予算を削りたいのでしょうが、それではスタッフの士気は上がらないでしょう」(業界関係者) かつての『27時間テレビ』は、スタッフは不眠不休で番組を作り上げていた。その様子は、毎年のように出演していたナインティナインによってラジオで語られている。 「いわく、『本番直前まで台本の決定稿が出なかった』『前の番組の放送時間が押して、担当スタッフ同士が怒鳴り合いのケンカをしていた』『身の回りのサポートをしてくれるはずのスタッフが途中で消えたと思ったら、階段やエレベーターの中でわずかな仮眠を取っていた』といったものです。出演者、スタッフが“眠らない”からこそ生まれる一体感もあったといえるでしょう」(同) 長時間特番の根幹にある、スタッフの士気や一体感を削いだ番組に、果たして視聴者はどのような判断を下すだろうか? (文=平田宏利)フジテレビ『FNS27時間テレビ:にほんのれきし』番組公式サイトより
視聴率レースはトップなのに……『女芸人No.1決定戦』に見る日本テレビの“焦り”
日本テレビが、一番面白い女芸人を決める大会『女芸人No.1決定戦 THE W(ザ ダブリュー)』の開催を発表した。なぜ、わざわざ“女”に限定したお笑いの大会が生まれたのか? 『THE W』は、プロ、アマ、所属事務所の有無、芸歴、人数、年齢などを一切問わず、“この世で一番オモシロイ女性”を決める祭典(HPより)。縛りはただ1つ「女性であること」で、10月12日までエントリーを受け付け、1回戦、2回戦、準決勝が10月から11月にかけて行われ、12月に決勝戦の模様が生放送される予定になっている。 昨今のテレビ界では、渡辺直美、大久保佳代子、森三中、ハリセンボン、イモトアヤコ、たんぽぽなど、女芸人の姿を見ない日はない。なぜ彼女たちは重宝されるのか? 芸能雑誌記者が語る。 「渡辺直美の功績は大きかったと思います。それまで女芸人といえば、不細工、デブ、彼氏がいない、モテないなど、自虐ネタで笑いを取る傾向にありましたが、渡辺はビヨンセのコピーダンス芸をはじめとしてしっかりと芸で笑いを取ることができた。彼女がブレークしたのは2011年です。消えていく芸人が多い中、いまだに活躍しているのが実力の証拠でしょう。彼女のおかげで放送作家たちの女芸人を見る目が変わり、以来、面白い女芸人を真剣に探すようになったんです」 ここ最近でも、『24時間テレビ』(日本テレビ系)でチャリティマラソンを走ったブルゾンちえみをはじめ、平野ノラ、横澤夏子、ゆりやんレトリィバァなど、次々と売れっ子女芸人が誕生。そういった背景を考えれば、『THE W』が生まれるのももっともだが、なぜ日テレだったのか? 「『M-1グランプリ』や『THE MANZAI』といったお笑いコンテストが確実に視聴率を稼ぐ中、日テレにはこれといったお笑いコンテストがなかったのが大きな理由でしょう。テレ朝が『M-1』、フジが『THE MANZAI』と『R-1ぐらんぷり』、TBSが『キングオブコント』を抱えていますが、日テレだけがそれらと肩を並べるほどのコンテンツを持っていなかった。日テレは09~10年にかけて『S-1バトル』をやりましたが、ソフトバンクの携帯ユーザーの投票で勝敗が決まるというルールだったため、反発を招きました。『THE W』は、『M-1』や『R-1』『THE MANZAI』と同様、吉本興業が主催するコンテストです。日テレとしては、お笑いコンテストをやりたかったが、“女芸人”というくくりでやるしかなかったということでしょう」(テレビ関係者) 大会が続くかどうかは、第1回の視聴率次第。視聴率レースではトップを走り続ける日テレだが、『THE W』がどんな数字をはじき出すか、業界の注目も集まっている。



