フジテレビに“昼ドラ”ファンあきれ、『グッディ』『みんなのニュース』不振で「15時間生放送」半年で挫折

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 フジテレビが5日、10月改編説明会を行い、4月の改編の目玉だった平日の“15時間生放送”を取りやめることが発表された。  フジは、30年以上続いた『ライオンのごきげんよう』(全身は『ライオンのいただきます』)と、50年以上続いた東海テレビ制作のドラマ枠、通称“昼ドラ”を3月末で終了させ、4月から『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』の放送時間を拡大。これにより、現在は午前4時スタートの『めざましテレビ アクア』から、夕方の『みんなのニュース』まで、15時間の連続生放送を行っている。  だが、10月からは『みんなのニュース』を短縮し、午後3時50分~4時50分に『メディアミックスα』を新設。この枠については、「地上波、BS、CS、配信の4メディアと連動した新しいコンテンツのトライ、それから名作ドラマのリピート、それからもし国民に対して迅速にお伝えする案件が発生した場合、速やかにライブで情報を提供させていただく体制をとる。数カ月単位でメディアを取り巻く環境が変わってきていて、視聴者のいろんなニーズに応えるべく、この夕方に新しい枠を設けることによって、皆さんの知りたいことなどをいろんな角度から提供させていただきたい」(宮道治朗編成部長)としている。 「単純にスポンサー離れが深刻で、縮小せざるを得ないのでしょう。4月から、日本テレビに倣って連続生放送のタイムテーブルを取り入れたフジですが、『バイキング』は大規模なリニューアルにより数字の改善が見られたものの、『グッディ』や『みんなのニュース』は、平均視聴率1%台も珍しくなく、裏番組に歯が立たない状況が続いている。現在のフジは、ヒットドラマを生み出すことに躍起ですから、おそらくその時放送されている連ドラの関連作品や、前週分のリピートなんかが放送されるのでは?」(テレビ誌記者)  今回の発表により、やるせなさを露わにしているのが、“昼ドラ”ファンだ。“昼ドラ”は、1964年に東海テレビがフジテレビから要請を受けたことでスタートし、52年の間に214作品を放送。数々の名作を生み、視聴が習慣化していた主婦も多かった。  ネット上では、「昼ドラを打ち切ってまで、『バイキング』と『グッディ』を繋げる必要って、どこにあったの?」「昼ドラを復活させてほしい」「東海テレビに謝れ!」といった声が上がっている。 「連続生放送をたった半年で挫折したフジに対し、ネット上では揶揄が飛び交っている。最近のフジは、長寿番組を終了させては、新番組で失敗……というイメージが、視聴者にも定着。実際、こんなに午後帯を頻繁にイジッている局はほかになく、お茶の間に定着しない一因でもある。とりあえず、フジは他局の模倣や、リサーチ会社便りの番組作りを見直さないと、この堂々巡りはいつまでも続きそう」(同) “昼ドラ”ファンにとっては、「おいおい」とツッコミたくなるような秋の改編。フジの午後に、光が差す日は訪れるのだろうか?

フジ『フルタチさん』は失敗!? 『アメトーク』はネタ切れ!? 打倒『鉄腕DASH』日曜視聴率争いが激化!

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テレビ朝日公式サイトより
 テレビ朝日は5日、長らく『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ)のひとり勝ち状態が続く“日曜夜7時台”で、雨上がり決死隊が司会を務めるバラエティ番組『日曜もアメトーーク!』を10月にスタートさせると発表した。  同番組は、木曜夜11時台で放送中の『アメトーーク!』のゴールデン版。同局にとって、バラエティ番組の週2回放送は、『シルシルミシル』を『シルシルミシルさんデー』としてゴールデンに進出させて以来、約6年ぶりの試み。『アメトーーク!』の担当プロデューサーは、「マニアックなテーマをポップに発信していくというスタンスは変わらず、子供から大人までゲラゲラ笑えるような番組にしていきたい」としている。  日曜の夜といえば、夕方5時台の『笑点』から、夜9時台の『行列のできる法律相談所』まで、日本テレビの人気番組が目白押し。特にTOKIOのバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の裏は、TBS、テレビ朝日、フジテレビが試行錯誤を繰り返すも、歯が立たない状況が続いている。ただ、最近の『ザ!鉄腕!DASH!!』は、15%を切ることも増え、「視聴者が飽き始めている」との指摘も。  そんな夜7時台に関し、『モヤモヤさまぁ~ず2』を放送中のテレビ東京を除く民放キー局は、こぞって10月の改編を発表。TBSは、12年にロンドンブーツ1号2号・田村淳らが司会を務めた下世話なクイズ番組『クイズ☆タレント名鑑』を、『クイズ☆スター名鑑』として夜7時台で復活させると発表。また、フジテレビは、夜7時からの2時間枠で、古舘伊知郎がMCを務める新番組『フルタチさん』を開始する。  ネット上では、「どれを見ようか、本気で悩む」「面白そうな番組ばっかり!」「これは、ターゲット被りすぎだろ」「心がキレイな人は日テレを見て、そうじゃない人はTBSを見ればOK?」といった声が上がっている。 「各局が自信のあるバラエティをぶつけてきたことで、視聴率争いが激化するのは自明。特に、F1・M1層(20~34歳視聴者)あたりが取り合いになりそう。ただ、『アメトーーク!』は、ネタ切れ感や、マンネリ感が指摘されて久しいため、週2での放送に不安を覚える視聴者も多い模様」(テレビ誌記者)  さらに、フジテレビがスタートさせる『フルタチさん』に、ある不安材料が。 「若者向けの番組が多い中、古舘が司会なら、内容次第でF3・M3層(50歳以上の視聴者)を取り込めるため、今回の改編は、フジにとってはラッキーといえそう。しかし、そうなると心配なのは、『フルタチさん』というタイトル。この層は、内容が連想できるようなタイトルじゃないと、なかなかついてきません」(同)  日本テレビの独走を止める局は、現れるだろうか? 改編後の視聴率に注目したい。

「夕方じゃ見られない!」オジサン悲鳴! 『モヤさま』のテレ東・狩野恵里アナが経済ニュース番組のキャスターに……

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テレビ東京系『ゆうがたサテライト』番組サイトより
 レーシングドライバー・山本尚貴と8月11日に入籍したことを発表したテレビ東京・狩野恵里アナウンサーが、11月7日にスタートする新経済ニュース番組『ゆうがたサテライト』(月~金曜午後4時54分~5時45分)のキャスターに就任する。  狩野アナは、現在アシスタントを務める『モヤモヤさまぁ~ず2』を今秋で卒業。新たなフィールドは夕方の経済情報番組となるが、世のオジサンたちから「夕方じゃ見られない!」と悲鳴が上がっているという。 『モヤさま』では頻繁にミニスカで登場し、そのムチムチの太ももで男性視聴者を魅了してきた狩野アナ。『モヤさま』卒業のみならず、電撃結婚で多くの男性ファンを落胆させてしまったが、新たな担当番組が平日の夕方となれば、勤め人がリアルタイムで見るのは困難。さらなるファンの嘆きが聞こえてきそうだ。  とはいえ、テレ東的には、この担当替えはあくまでも“大抜擢”なのだ。狩野アナは、昨年12月に発表された「第12回好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)で、同局のエースである大江麻理子アナ(10位)より上位の6位に食い込み、文字通り、人気ナンバー1女子アナとなった。それだけに、局の期待も大きい。現在、同局では夕方に生活情報番組をオンエアしているが、『ゆうがたサテライト』は経済に特化し、他局の切り崩しにかかりたいとの思惑がある。そのため、『モヤさま』で全国的に顔も知られている狩野アナに白羽の矢が立ったのだ。  これまで狩野アナは、バラエティのほか、スポーツ、生活情報番組などを担当。看板経済情報番組『ワールドビジネスサテライト(WBS)』に出演していたこともあるが、それは名物コーナー「トレンドたまご」の担当で、報道キャスターを務めるのは初めての経験となる。  大江アナは『モヤさま』卒業後、ニューヨーク支局勤務を経て、『WBS』のキャスターに就任した。狩野アナの経済番組への起用は、当然将来的に『WBS』への抜擢を見据えてのものと見て取れる。  あいにく、大江アナは超資産家との結婚で、男性人気が下降してしまった。“お堅い”経済番組では、“自主規制”もあるだろうが、狩野アナには今後もミニスカ愛用を続けて、世のオジサンたちを癒やしてほしいものだ。 (文=森田英雄)

「夕方じゃ見られない!」オジサン悲鳴! 『モヤさま』のテレ東・狩野恵里アナが経済ニュース番組のキャスターに……

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テレビ東京系『ゆうがたサテライト』番組サイトより
 レーシングドライバー・山本尚貴と8月11日に入籍したことを発表したテレビ東京・狩野恵里アナウンサーが、11月7日にスタートする新経済ニュース番組『ゆうがたサテライト』(月~金曜午後4時54分~5時45分)のキャスターに就任する。  狩野アナは、現在アシスタントを務める『モヤモヤさまぁ~ず2』を今秋で卒業。新たなフィールドは夕方の経済情報番組となるが、世のオジサンたちから「夕方じゃ見られない!」と悲鳴が上がっているという。 『モヤさま』では頻繁にミニスカで登場し、そのムチムチの太ももで男性視聴者を魅了してきた狩野アナ。『モヤさま』卒業のみならず、電撃結婚で多くの男性ファンを落胆させてしまったが、新たな担当番組が平日の夕方となれば、勤め人がリアルタイムで見るのは困難。さらなるファンの嘆きが聞こえてきそうだ。  とはいえ、テレ東的には、この担当替えはあくまでも“大抜擢”なのだ。狩野アナは、昨年12月に発表された「第12回好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)で、同局のエースである大江麻理子アナ(10位)より上位の6位に食い込み、文字通り、人気ナンバー1女子アナとなった。それだけに、局の期待も大きい。現在、同局では夕方に生活情報番組をオンエアしているが、『ゆうがたサテライト』は経済に特化し、他局の切り崩しにかかりたいとの思惑がある。そのため、『モヤさま』で全国的に顔も知られている狩野アナに白羽の矢が立ったのだ。  これまで狩野アナは、バラエティのほか、スポーツ、生活情報番組などを担当。看板経済情報番組『ワールドビジネスサテライト(WBS)』に出演していたこともあるが、それは名物コーナー「トレンドたまご」の担当で、報道キャスターを務めるのは初めての経験となる。  大江アナは『モヤさま』卒業後、ニューヨーク支局勤務を経て、『WBS』のキャスターに就任した。狩野アナの経済番組への起用は、当然将来的に『WBS』への抜擢を見据えてのものと見て取れる。  あいにく、大江アナは超資産家との結婚で、男性人気が下降してしまった。“お堅い”経済番組では、“自主規制”もあるだろうが、狩野アナには今後もミニスカ愛用を続けて、世のオジサンたちを癒やしてほしいものだ。 (文=森田英雄)

剛力彩芽の“現場人気”が高すぎる!? 差し入れに「ランチパック全種類、ワンダーコア」

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 女優の剛力彩芽が主演するテレビ朝日系ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』。初回視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。リオデジャネイロ五輪期間は数字を下げたが、先月26日放送の第6話では6.9%まで戻している。 「深夜ドラマということで視聴率はあまり気にしていませんが、みなさん伸び伸びとやってますよ(笑)。現場は剛力さんが常に明るく振る舞っているので、にぎやかでいい雰囲気です。自身がCMをしている『ランチパック』を全種類差し入れしてましたよ。それだけではなくて『ワンダーコア』も複数台差し入れとして、スタッフたちに配ってました。どの現場でもこういったことをしてくれるので、彼女のことを悪く言う人はいませんよ」(芸能事務所関係者)  これまで剛力というと、「ゴリ押し」「低視聴率女優」といったレッテルが貼られていたが、好感度の高さでカバーしてきた。 「今も仕事はまだ選べる立場でないので、事務所上層部の指示にすべて従っているみたいです。特に上昇志向があるわけではないみたいですしね。今のところ事務所も米倉涼子さん、上戸彩さん以外でゴールデンの主役を張るのは難しいと考えているようですし、武井咲さんじゃ難しいということもわかりましたからね。このまま剛力さんが深夜で“修行”を続ければ、再びゴールデンで主演の線もあると思いますよ」(テレビ局関係者)  返り咲きなるか――。

TBSが昼帯で独走! 人気情報番組『ひるおび!』の枠拡大に、他局は戦々恐々!

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TBS『ひるおび!』
 TBSは秋の改編で、昼の情報番組『ひるおび!』の放送枠を35分拡大し、10月3日より、午前10時25分から放送することを決めた。  同番組は恵俊彰、弁護士・八代英輝、江藤愛アナがMCを務め、第2部(午前11時55分~)の平均視聴率は、2012~15年まで、4年連続で同時間帯のトップをキープ。第1部(午前11時~11時55分)と第2部を合わせた放送全枠では、5年連続でトップに立っており、まさに独走状態だ。  その上、放送時間を前倒しして、午前10時25分からの放送となると、他局の視聴率に影響を与えるのは間違いない。  同番組の主なライバル番組といえば、『PON!』『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)、『ノンストップ!』『バイキング』(フジテレビ系)、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)といったあたり。  いずれも情報番組であるだけに、“王者”『ひるおび!』の枠拡大に戦々恐々としているという。中でも、最も影響を受けそうなのは、『ワイド!スクランブル』だ。 「日テレやフジは、情報番組といってもバラエティ色が強いので、大きな影響は受けないだろうとみられています。一方、『ワイド!スクランブル』は硬派のワイドショーだけに『ひるおび!』とかぶる面も多く、影響は少なくないでしょう。今回の改編で、『ひるおび!』は『ワイド!スクランブル』より5分早くスタートすることになりますから、視聴者をごっそりTBSに持っていかれる可能性もあります」(芸能ライター)  果たして、『ひるおび!』の枠拡大が、他局にどのような影響を与えるのか注目が集まる――。 (文=森田英雄)

元ミヤネ屋アシスタント・川田裕美アナ ベッキー休業の“棚ぼた”でレギュラーをゲットも、番組は高畑裕太逮捕でケチつく

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セント・フォース公式サイトより
 日本テレビ系の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』の元アシスタントで、2015年4月にフリーに転身し、セント・フォース入りしていた川田裕美アナウンサーが、ようやく全国ネット及びゴールデン帯の番組で初のレギュラーをゲットした。  川田アナが出演するのは、9月7日にスタートする『1周回って知らない話』(水曜午後7時~/同)で、東野幸治のアシスタント役を務める。同番組は14年12月28日より特番として放送を開始し、15年9月の第3回からゴールデン帯に進出。このたび、ついにレギュラー番組へ昇格した。川田アナは第2回より、進行役で出演していた。  同番組は、テレビではもはや当たり前になりすぎて、今さら誰も説明してくれない“今どきの視聴者”が知らない疑問(1周回って知らない話)を、すべて本人に直接ぶつけて明らかにしていくという内容。レギュラー版初回のゲストには、『ミヤネ屋』の宮根誠司アナが登場する予定。  川田アナは関西ローカルの読売テレビ所属ながら、全国ネットの人気番組『ミヤネ屋』の名物アシスタントだったとあって、全国的な知名度も高かった。しかし、フリー転身後は思うように仕事は入らず、テレビのレギュラーは古巣・読売テレビの深夜番組『すもももももも!ピーチCAFE』のみ。今年7月より、関西テレビ『胸いっぱいサミット!』で、産休に入った進行役の八木早希アナの代役として起用されたが、いずれも関西ローカル番組だった。  番組改編期でもない9月に、特番だった『1周回って知らない話』がレギュラー化したのには、もちろんワケがある。  この枠の前番組は、ウッチャンナンチャン・内村光良とベッキーが司会の『真実解明バラエティー!トリックハンター』。ところが、ベッキーは不倫騒動で1月30日から休業。5月13日にオンエアされた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で電撃復帰したが、このTBSとの密約が、3本のレギュラー番組を与えていた日テレの怒りを買った。これにより、『トリックハンター』は8月17日放送分をもって、異例の時期での打ち切りとなったのだ。ベッキーが首尾よく、同番組に復帰を果たしていたなら、打ち切りにならなかった可能性も高い。その意味では、今回の川田アナのレギュラー獲得は、まさにベッキーがもたらした“棚ぼた”ともいえそう。  その『1周回って知らない話』には、ホテル従業員女性への強姦致傷容疑で、8月23日に群馬県警に逮捕された高畑裕太もレギュラー出演者として名を連ねていた。高畑は特番時代の第4回から出演し、そのキャラクターを買われてレギュラーに抜擢を受けていたが、当然のことながら出演は中止。新番組がスタートする前に、とんだケチがついてしまったのは災難と言うしかない。 (文=森田英雄)

元ミヤネ屋アシスタント・川田裕美アナ ベッキー休業の“棚ぼた”でレギュラーをゲットも、番組は高畑裕太逮捕でケチつく

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セント・フォース公式サイトより
 日本テレビ系の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』の元アシスタントで、2015年4月にフリーに転身し、セント・フォース入りしていた川田裕美アナウンサーが、ようやく全国ネット及びゴールデン帯の番組で初のレギュラーをゲットした。  川田アナが出演するのは、9月7日にスタートする『1周回って知らない話』(水曜午後7時~/同)で、東野幸治のアシスタント役を務める。同番組は14年12月28日より特番として放送を開始し、15年9月の第3回からゴールデン帯に進出。このたび、ついにレギュラー番組へ昇格した。川田アナは第2回より、進行役で出演していた。  同番組は、テレビではもはや当たり前になりすぎて、今さら誰も説明してくれない“今どきの視聴者”が知らない疑問(1周回って知らない話)を、すべて本人に直接ぶつけて明らかにしていくという内容。レギュラー版初回のゲストには、『ミヤネ屋』の宮根誠司アナが登場する予定。  川田アナは関西ローカルの読売テレビ所属ながら、全国ネットの人気番組『ミヤネ屋』の名物アシスタントだったとあって、全国的な知名度も高かった。しかし、フリー転身後は思うように仕事は入らず、テレビのレギュラーは古巣・読売テレビの深夜番組『すもももももも!ピーチCAFE』のみ。今年7月より、関西テレビ『胸いっぱいサミット!』で、産休に入った進行役の八木早希アナの代役として起用されたが、いずれも関西ローカル番組だった。  番組改編期でもない9月に、特番だった『1周回って知らない話』がレギュラー化したのには、もちろんワケがある。  この枠の前番組は、ウッチャンナンチャン・内村光良とベッキーが司会の『真実解明バラエティー!トリックハンター』。ところが、ベッキーは不倫騒動で1月30日から休業。5月13日にオンエアされた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で電撃復帰したが、このTBSとの密約が、3本のレギュラー番組を与えていた日テレの怒りを買った。これにより、『トリックハンター』は8月17日放送分をもって、異例の時期での打ち切りとなったのだ。ベッキーが首尾よく、同番組に復帰を果たしていたなら、打ち切りにならなかった可能性も高い。その意味では、今回の川田アナのレギュラー獲得は、まさにベッキーがもたらした“棚ぼた”ともいえそう。  その『1周回って知らない話』には、ホテル従業員女性への強姦致傷容疑で、8月23日に群馬県警に逮捕された高畑裕太もレギュラー出演者として名を連ねていた。高畑は特番時代の第4回から出演し、そのキャラクターを買われてレギュラーに抜擢を受けていたが、当然のことながら出演は中止。新番組がスタートする前に、とんだケチがついてしまったのは災難と言うしかない。 (文=森田英雄)

感動は障害者を救えない? NHK『バリバラ』の挑戦

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NHK『バリバラ』
 画面に大きく「24」という文字。黄色い背景に地球が描かれたロゴが大写しになって、番組が始まった。  日本テレビの『24時間テレビ』ではない。NHK・Eテレの『バリバラ』である。「笑いは地球を救う」と書かれた、黄色いTシャツを着た出演者たちが今回テーマにしたのは「検証!<障害者×感動>の方程式」。障害者を感動的に扱うことの多い『24時間テレビ』の真裏でこのテーマを生放送でやるという、かなり挑発的な企画だ。 『バリバラ』は、出演者のほとんどが、なんらかの障害を持った人たち。これまでも『バリバラ』は挑戦的ともいえる放送を行ってきた。たとえば、7月26日未明に起きた相模原障害者殺傷事件を受け、いち早く「緊急企画 障害者殺傷事件を考える」を放送。当事者である彼らが意見をぶつけ合った。こうした社会的な問題を扱う一方、同じ熱量で「SHOW-1グランプリ」といった企画も行う。「マイノリティーのお笑い日本一を決める」というコンセプトを掲げ、障害者たちがお笑いのネタで競うのだ(これは、6年前の2010年から続いている人気企画だ)。ちなみに今回の放送で、なんの説明もなくカッパ姿で後方に見切れていたのは、「SHOW-1グランプリ」出場者でもある「あそどっぐ」だ。  これまでテレビは、障害者で笑うのはタブーだった。だが、彼らは自らの障害を“ネタ”にして笑いを取っている。視聴者の側からすると、「不謹慎」などと言いたくもなるのかもしれない。けれど、演じている人は真剣で楽しんでいる。そして実際、面白い。  彼らは、口をそろえて言うのだ。 「感動するな、笑ってくれ!」と。  番組では冒頭、世界的に大きな話題を呼んだ、骨形成不全症であるステラ・ヤングの「スピーチを紹介。 「手がない女の子が口にペンをくわえて絵を描く姿」「カーボンファイバーの義肢で走る子ども」など、障害者が自らの障害に負けず懸命に立ち向かっている姿を見て感動する。だが、その感動の中に「自分の人生は最悪だけど、下には下がいる。彼らよりはマシ」という視点があるのではないかとステラは指摘する。障害者は健常者に勇気や感動を与えるための道具、すなわち「感動ポルノ」になっているというのだ。  テレビは障害者を感動的に描いてきた。それは『24時間テレビ』に限らず、『バリバラ』を放送しているNHKも例外ではない。  番組では、その歴史をNHKのアーカイブから紹介。1950年代、障害者は「不幸でかわいそうな存在」として描かれていたという。そして81年の「国際障害者年」には、数多くの関連番組を制作。障害者の社会参加が謳われ、けなげで頑張る障害者のイメージが作られていった。その結果、生まれたのが「感動ポルノ」だ。  それでは、具体的に「感動ポルノ」とはどんな番組だろうか? 『バリバラ』では、元柔道五輪代表候補で多発性硬化症の大橋グレースを主人公に「感動ドキュメンタリー『難病なんかに負けない!~これが私の生きる道~』」と題した「感動ポルノ」のパロディを制作。  ストーリーは、「大変な日常」「過去の栄光」「悲劇」「 仲間の支え」「いつでもポジティブ」という5つの“感動へのステップ”に沿って描かれる。  その間、たとえば、グレースは口からご飯を食べることができないため、胃に開けた穴にパイプを差し込み直接栄養を摂っているのだが、そこで「大変ですね」と問うスタッフに対し、グレースは表情も変えず「いや、意外と食べる手間も作る手間も省けるので、そんなことはないですけどね」と返答。だが、スタッフは「いや、そこは大変な感じでいきましょう」などとたたみかけるが、感動ポルノではグレースのこういったコメントは「放送されない部分」だと、テロップ解説が入る。  イギリスでは、こうした障害者を一面的に描く番組に対して抗議運動が始まり、90年代後半に公共放送BBCは「障害者を“勇敢なヒーロー”や“憐れむべき犠牲者”として描くことは侮辱につながる」とするガイドラインを定めたという。  司会の山本シュウは言う。 「誤解してほしくないのは、感動は悪くないんですよ。感動の種類をちゃんとわかってないと怖い」 「一番怖いのは無意識」  ちなみにグレースは、本家『24時間テレビ』にも出演。やはり前述の「感動へのステップ」をなぞるような「死も考える、苦しみ抜いた過去があった」といった感動調のVTRではあったが、ほかの多くのVTRとは一味違っていた。 『世界の果てまでイッテQ!』などで体を張っている森三中・大島が好きという彼女は、同じく『イッテQ!』に出演するNEWSの手越祐也と3人でパンスト相撲に興じ、「水かつらアート」「スローモーションアート」といった、番組名物企画に挑戦。笑いのあふれるものだった。  大島から「すごく面白かった」と言われたグレースは、笑顔で「面白いって言葉が一番うれしい」と返した上でこう語った。 「お笑いやりたいとか、体を張るのが好きな障害者もいるんだっていうのがわかってもらえたら、お互いの壁みたいなのがなくなって、私の生きる道につながっていく」 『バリバラ』が本当にやりたかったのは、単なる『24時間テレビ』批判ではないだろう。打開すべきは障害者を無視し、ないことにしているテレビ全体だ。ドラマはもちろん、バラエティにも『24時間テレビ』などの例外を除いて、障害者たちが出ることはほとんどない。たとえ出ていたとしても、そこには“障害者である”という「意味」が必ず生じるし、そうでなければ「なぜ障害者?」と問われてしまう。障害者は、普通のイチ出演者としては扱われないのだ。  特別なことではなく、障害者も健常者も多様性のある普通の人間のひとりとして一緒に笑い、一緒に泣く。それこそが「感動ポルノ」に陥らない道なのだ。最後に山本シュウは、出演者たちに問いかけた。 「裏の番組からオファーを受けたら、出るという人?」  全員が「はーい!」と高らかに手を挙げた。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

元TBS・枡田絵理奈アナの“本格復帰”は何を意味する? 夫・堂林は優勝争いのまっただ中

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LIBERA公式サイトより
“元TBSのエース女子アナ”枡田絵理奈(30)が、本格復帰を果たすことが明らかになった。枡田アナは古巣・TBS系で10月よりスタートする『クイズ☆スター名鑑』(毎週日曜夜/放送時間未定)で、ロンドンブーツ1号&2号の田村淳と共にMCを務める。  同番組は、2010年8月から12年3月までレギュラー放送されたクイズバラエティ『クイズ☆タレント名鑑』の事実上の復活版。ほかの出演者も、有吉弘行、おぎやはぎ、FUJIWARAで、前番組と同じメンバーとなる。枡田アナは同番組を立ち上げ当初から担当していたため、思い入れも深い模様だ。 『クイズ☆タレント名鑑』公式Twitterで枡田アナは、「この秋から、『クイズ☆スター名鑑』が始まります! 今は家庭が第一で、仕事はほとんどしていませんが、この番組は仲間と作ってきた大切な番組ですし、番組の復活をずっと願ってきたので、お話をいただいて、引き受けさせていただくことになりました! どうぞよろしくお願いいたします。マスパン」と、番組への思いを記している。  学生時代にタレント活動もしていた枡田アナは、成城大学文芸学部を卒業後、08年にTBSに入社。『どうぶつ奇想天外!』『チューボーですよ!』『ひるおび!』などの人気番組を担当し、瞬く間に、同局の人気ナンバー1女子アナとなった。しかし、14年12月25日、プロ野球・広島東洋カープの堂林翔太内野手(25)と結婚し、家庭に入るため、翌15年6月18日付で退社。同年9月25日には、第1子となる男児を出産した。  その後、同年12月30日深夜に放送された『クイズ☆正解は一年後』(TBS系)の生放送にて、一夜限定復帰。今年2月にローラ、ダレノガレ明美らが所属するLIBERAと契約したものの、ほとんど活動はしていなかった。  夫・堂林が所属する広島は、現在25年ぶりのセ・リーグ制覇に向けてばく進中で、優勝マジックも点灯した。『クイズ☆スター名鑑』の収録がスタートする頃、チームは大事な時期を迎えるが、枡田アナは夫のサポートに専念することより、仕事への本格復帰を決めた。これはいったい何を意味するのか? 「堂林にとっては、この先、優勝に向けた非常に重要な時期になります。10月になれば、クライマックスシリーズもあり、勝ち進めば日本シリーズもあります。ただ、テレビ業界にとって、10月は改編期ですし、このチャンスを逃したら本格復帰のタイミングが遅れるとの判断をしたのでしょう。週1の番組なら、2本撮りすれば、自宅のある広島から上京するのは月2回程度で済みますから、大きな負担にはならないでしょう。現時点で夫婦関係に亀裂が入ったと見るのは邪推にすぎないと思われます。ですが、堂林がオフの間はいいでしょうが、来年4月以降、枡田アナが東京での仕事を増やすようなら、堂林が相当理解を示さないと、その関係の維持も難しくなってくるかもしれません」(スポーツ紙記者)  堂林は1軍初昇格を果たした12年こそ、全試合(144)に出場し、打率2割4分2厘ながら14本塁打をマーク。持ち前の非凡な長打力を発揮し、将来のクリーンナップ候補として期待された。また、その端正なルックスから“広島のプリンス”として、女性ファンから絶大な支持を受けていた。ところが、出場試合は13年が105、14年が93と年々減っていった。  新婚イヤーの15年は、監督が野村謙二郎から緒方孝市に変わった影響もあり、わずか33試合の出場にとどまり、オフの契約更改では年俸2,000万円(推定)から1,830万円にダウン。今季は同じ三塁手のエクトル・ルナ内野手(前中日)が入団したこともあり、出場機会に恵まれず。2軍暮らしが多くなり、8月25日現在、出場試合は36、45打数11安打2本塁打2打点、打率2割4分4厘と低迷。今やすっかり代打要員となってしまっており、チームの残り試合(25)を考えると、打席数は自己ワーストの73(15年)を下回る可能性もある。そうなると、今オフも減俸される公算が高くなってしまう。  夫が結婚後の2年間でまったく成績を残していないだけに、枡田アナは“下げマン”扱いされかねず、本人にとっては、はなはだ不本意であろう。まだまだ仕事に未練を残した格好で、TBSを退社せざるを得なくなった枡田アナが、本格復帰を果たすのは自然の流れともいえる。来季こそ、堂林も活躍して、枡田アナも適度に仕事をこなすことができれば、家庭円満となりそうだが……。 (文=森田英雄)