テレビ朝日が4月より、土日の午後9時から、報道番組『サタデーステーション』『サンデーステーション』を放送することが明らかになった。土曜は元フジテレビのエース・高島彩アナ(37)、日曜は『報道ステーションSUNDAY』を担当する長野智子アナ(54)がキャスターを務める。 これに伴い、現在放送中の『土曜ワイド劇場』『日曜洋画劇場』の存続、編成枠については、検討中とされている。同局は「長時間ドラマの制作は、今後もなんらかの形で継続する予定」としているが、「洋画枠」については単発放送、または廃止される可能性もありそうだ。 果たして、『サタデーステーション』『サンデーステーション』に勝算はあるのだろうか? 現実として、土日の夜は、NHK『ニュースウオッチ9』の放送もなく、大型ニュース情報番組は『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)、『Mr.サンデー』(フジテレビ系)しかなく、“需要”があることは確かだろう。 「『ニュースキャスター』は常時視聴率2ケタを取っている優良番組。バラエティ色が強く、MCの安住紳一郎アナ、ビートたけしの人気によるところが大きい。片や宮根誠司アナの『Mr.サンデー』は、企画自体に問題があり、報道とは言いがたい内容。『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)とネタがかぶることも多く、おおむね不評。視聴率的には苦戦を強いられています。土日夜の報道番組はネタが少ないこともあり、よほど企画や出演者に気を配らない限り、たとえ需要があっても視聴率を取るのは難しいのでは?」(テレビ誌関係者) 土曜午後9時台は、日本テレビのドラマ、『世界ふしぎ発見!』(TBS系)、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)などがオンエアされているが、それほど強力な裏番組がなく、テレ朝の『土曜ワイド』も10%前後の視聴率を確保していた。その意味で、高島アナの『サタデーステーション』はある程度は数字が見込めそうだが、問題は日曜。「日9」は『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)、固定視聴者が多い『日曜劇場』(TBS系)があり、長野アナの『サンデーステーション』の苦戦は免れそうにない。 「かつてフジの絶対的なエースに君臨していた高島アナですが、いまやアラフォーで2人の子持ち。昔の名前だけで視聴率を期待するのは酷で、『今さら高島?』の印象は拭いきれません。昔は『めざましテレビ』の看板アナでしたが、報道に関わった経験がほぼないのも不安要素。ましてや、フリー転身後も、古巣のフジ以外の番組にはほとんど出演していないため、テレ朝の視聴者にとってはかなりの違和感を覚えるはず。ただ、裏番組との兼ね合いで、日曜よりは数字は取れそうです。そうなると、ババを引いたのは長野アナということになりかねません。本来なら、午後10時から放送にしたほうがよかったのかもしれませんが、『ニュースキャスター』『Mr.サンデー』との競合を避けたかったのでしょう」(同) ニーズはあっても、裏番組を考慮すれば、“爆死”の臭いもプンプン漂ってくるもテレ朝の新報道番組。極端にバラエティ化することなく、かつ家族で見ることができるような情報番組に作り上げないと、視聴率は期待できないかもしれない。 (文=田中七男)『irodori』(幻冬舎)
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“ニッポン礼賛番組”TBS『メイドインJAPAN★』の下品で押しつけがましい演出に辟易
1月4日にTBS系で放送された『メイドインJAPAN★日本を誇りに思えるSP!』。番組冒頭で述べられた口上によれば「この番組は日本で暮らす外国人が、良いと思った日本製品を母国の家族に持って帰る番組」である。 外国では手に入らない、高性能・高品質なメイドインジャパン製品を手にし、使用した外国人が「こんないいもの使ったことないよ、さすが日本製!」「うちの国のより素敵!」と賞賛することで、見ている我々「日本人」たちの気分が良くなる、というのを狙った作りだ。 似ている番組はいくつかあるが、真っ先に浮かぶのは、テレビ東京系『和風総本家』だろう。特に、年末で第27回目となった「世界で見つけたMade in Japan」シリーズは、ほぼ同じコンセプトといえそうだ。 遡れば、NHKの『cool japan 発掘!かっこいいニッポン』や、ひいては『プロジェクトX』などから始まった「日本を誇る」という、このカテゴリー。 堅苦しかったこの分野を、民放バラエティ向けに手直し、丁寧に開拓して育ててきたのは、テレ東のお家芸といっていいだろう。TBSの『メイドインJAPAN』は、『和風総本家』など、この手の番組の好調を受けて生まれた番組に違いない。「世界で見つけたmade in japan」というシリーズを放送している『和風総本家』を向こうに張り、『メイドインJAPAN』という「まんま」のタイトルをつけてしまうTBSもすごいが、こうなることを予見してなのか、先に「総本家」というタイトルを付けているテレ東も、ある意味一枚上手だ。 いわゆる「日本ってスゴイ」系の番組が増えた理由は、様々あるだろう。「長く続く閉塞感から求められているのでは」という意見、「誇るべきものは誇るべき」という意見、「今までが謙遜しすぎだから、いいではないか」という意見、「自画自賛しだした国は危ない」という意見、時の政権の影響を懸念する意見。 正直賛否のあるジャンルだが、「分家」が勝手に生まれるくらい需要があるとジャンルともいえる。 それはそれとして、今回放送されたTBSの『メイドインJAPAN』を見ている中で、似ているように見えて、『総本家』にはないモヤモヤした違和感を覚えた。 ■「外国人が喜ぶ」=「日本人が喜ぶ」の構図 それは、『和風総本家』に比べて、過剰に感動を前面に押し出し、「モノ」をあげることで、やたらと外国人を喜ばせる=見ている日本人を喜ばせるつくりになっていたからだ。 日本の1/4~6の平均所得であるブラジルには、電動自転車や高級無水鍋。ものが今ひとつ流通していないロシアでは、万能調理器やシャワートイレ。「日本製品のよさ」というよりは「金にものを言わせて」商品をばらまいて喜ばせている印象が拭えない。 もちろん、もらったものはうれしいし、便利だろうけれど、この喜びは、まず第一に高価なものを「タダでもらっている」という部分にウエイトが置かれているのでは? と、下世話な見方をしてしまうのだ。 『和風総本家』では、外国で長年使われている「made in japan」なもの、それはもちろん、その使用者が自分で選び、「これがないと困る」とか「この品質はよそにない」と、自ら代価を支払った上で尊ばれている製品を紹介している。それを日本の職人が一つずつ丁寧に手作りしていたり、信じられないような時間をかけて制作されている様をVTRで紹介し、なおかつ、そのVTRを外国で愛用してる持ち主にも見せる。 するとその外国の日本製品愛用者、特に現地の職人の方なんかは、同じ「ものを作る職人」として日本製品に込められた誠意やこだわりに感服したり、目を細めて感心したりするのだ。 もちろん彼らは、この先もそれが壊れたら直したり買い続けるだろう。なぜなら、他の製品にはない良さを身を持って知っているからだ。その製品でなければダメな理由(精度や品質)もよくわかっている。 だが、『メイドインJAPAN』の場合は、外国に住む方々に、ゆかりの家族が無料で、それなりの値段がする製品をプレゼントするという構図である。 もちろん、家族や大切な人を喜ばせたいという「送り主」は、素直にその相手を思ってのことだろうし、送られた相手の「喜び」になんの罪もない。 実際に出演している方々は皆いい人たちばかりで、家族を思う気持ちに胸打たれる部分も、もちろん多々あった。 しかし、その「喜び」の見せ方に、下品というか、押し付けがましい意識を強く感じ、辟易してしまうのだ。 それでいて、肝心の「メイドインJAPAN」な製品についての掘り下げはほとんどなく、ただただ過剰に「いかに素晴らしい商品であるか」が強調され「いかに、これをもらってうれしいか」が繰り返される。その過剰な礼賛に、なんの悪意もなく見ているつもりなのに、何度も通販番組を連想してしまうほどだ。 ■“弱者”を登場させ「泣けます」と煽る演出 しかも、必ずと言っていいほど、各パートごとに、見事に「弱者」が存在する。「血のつながっていない、実の母を亡くした娘」「認知症の祖母」「病弱な父とバツイチの娘」「貧乏&パニック障害の母」といった、それぞれの苦難が、途中なんの番組だか忘れるほど、再現ドラマでたっぷりと見せられる。その製品がなぜ素晴らしいかの説明よりも長く、丁寧にだ。煽り文句でも、はっきりとテロップで「どうしてこんなに心が震えるんだろう」とかナレーションで「これ、ちょっと泣けます」とか言ってしまっている。 くどいようだが、出演者にはなんの落ち度もない。 ただ、「苦難のある人が、我ら日本の力で救われたのだ。日本最高、俺たち最高。奇跡!」という見せ方に、とにかく品位が感じられない。VTR明けに、判で押したように、必ずおのののかが涙を流しているのも、その一因かもしれない。 さらに、アメリカの祖父母の元に持っていった浄水器には、偶然かもしれないが番組スポンサーであるパナソニックの文字がしっかりと記されており、それを飲んだアメリカ人祖父らが「水道水がミネラルウォーターになったぞ」とか「アメリカにも浄水器はあるけど、ここまで美味しくなるなんて!」「日本の技術はすごいな」と、まさに通販番組のような吹き替えが当てられている。 メーカー名がはっきり出ていたのはドイツに運ばれた3Dプロジェクターのエプソンも同じで、専用のゴーグルをつけ、日本の桜の風景をみて、ドイツ人の母親が感動しているシーンは、やはりコマーシャルにしか見えなかった。何度でも言うが、見せ方の問題だ。どちらかといえば彼らは担ぎ出された被害者だとすら思う。 ■元の声を無音に……吹き替えも信用できない この番組は、吹き替えにも気になることが多い。 同番組では以前の放送でも、イランの方が話すペルシャ語が、本来の意味からだいぶ誇張した吹き替えがされていたようで、朝日新聞のテヘラン支局長にTwitterで指摘されている。 シャワートイレを使用した現地の方々が「ありがとう」のような感謝の言葉を数回口にしているだけなのに、「気持ちいいし、勝手に洗ってくれる」と、実に都合よく意訳されているというのだ。 今回訪れたドイツでも、ベッドがないのでいつもソファで寝ているという母親が、娘の持参したマットレスで寝た後「日本ってすごいものを作るのね。寝ることの大切さをちゃんと理解している国がドイツ以外にあるなんて驚いたわ」なんて、絵に描いたようなことを言ってくださる。その後も「(娘を)日本に行かせてよかった」「(トンカツを食べて)私も和食を勉強しようかな」「お母さんのおかげで『日本』という素敵な国のことを知りました」など次々「名台詞」が連発される。 しかし今回は、確認しようにも基本的に吹き替えの際は元の言語が完全に無音にされているため「証拠」は放送されていない。指摘を受けて改善するなら、元の声は残すべきだと思うのだが。 番組の最後が、母国ドイツに製品を持参した外国人の「親孝行できたと思います、これも日本のお陰と思いますね。本当に心から感謝しています」という言葉で締められているのも、恐縮するというか、もはや申し訳ない。結局、この言葉を言わせたいだけにも見える。 日本の良さを見直すとか、自身の国に誇りを持つことはなんの問題もないし、それを実感させてくれる番組があることも、それはまあいいだろう。 しかし、そう思いたい人ですら、この番組の見せ方では、納得できないのではないか? 日本人が喜び、外国人も楽しめて、スポンサーもつきやすく、制作者も企画が通りやすい、実に都合のいいい番組なのかもしれない。だが、疑問に思っている人も少なからずいるということもわかってほしいところだ。 (文=柿田太郎)TBS系『メイドインJAPAN★日本を誇りに思えるSP』番組サイトより
2016年視聴率ランキング、日テレ『笑点』『イッテQ!』好調! フジは“SMAP公開処刑”のみ
2016年の年間高視聴率の上位30番組が、ビデオリサーチから発表された。 1位は『第67回 NHK紅白歌合戦』2部で40.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2位は同1部で35.1%、3位は『SMAP×SMAP』(昨年1月18日)で31.2%。上位30番組を局別に見ると、ニュース系の強いNHKが15本、日本テレビが9本、テレビ朝日が3本、TBSが2本、フジが1本という結果だった。 「NHKは、朝ドラの『あさが来た』『とと姉ちゃん』が共に25%超えを記録。日テレは、高視聴率の常連である箱根駅伝やプロ野球日本シリーズを除いても、『24時間テレビ』や『笑点』、『世界の果てまでイッテQ!』といったバラエティ番組が複数上位につけており、まさに民放の日テレ一人勝ち状態を示す結果となりました」(テレビ誌記者) 他局はというと、テレ朝は、24.3%を記録した米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の第3話や、ビートたけしのキスシーンが話題となった『ドクターX ~外科医・大門未知子~ スペシャル』、『2018FIFAワールドカップロシアアジア地区最終予選・日本×サウジアラビア』が20%を超え、ランクイン。TBSは、ベッキーが“ゲス不倫”を涙ながらに謝罪した昨年5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』や、リオ五輪中継が上位に。フジは、SMAPの謝罪会見を生放送した『SMAP×SMAP』のみがランクインした。 「フジの唯一の高視聴率が、SMAPが頭を下げた番組というのは、なんとも寂しい話。昨年のフジといえば、亀山千広社長が“視聴率低迷打破の糸口”であると語っていた連ドラが全滅。最盛期には40%近くあった『サザエさん』も急落が止まらず、1ケタにまで落ち込んでしまった。さらに、昨年8月には、リオ五輪総集編の放映権を、くじ引きによって民放で唯一勝ち取ったものの、EXILEらを起用した余計なバラエティ的演出が不評で、7.9%と大コケ。『FNSうたの夏まつり』も過去最低を記録し、AKB48シングル選抜総選挙もマンネリ化。年末の頼みの綱だった『SMAP×SMAP』最終回も、メンバーの生出演がなかったため、数字が跳ねることはなく、いいとこなしの1年だった」(同) 昨年、期待していた大型特番や連ドラが、ことごとく敗北を喫してしまったフジ。今年こそ、日テレの背中を見ることは叶うだろうか?
2016年視聴率ランキング、日テレ『笑点』『イッテQ!』好調! フジは“SMAP公開処刑”のみ
2016年の年間高視聴率の上位30番組が、ビデオリサーチから発表された。 1位は『第67回 NHK紅白歌合戦』2部で40.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2位は同1部で35.1%、3位は『SMAP×SMAP』(昨年1月18日)で31.2%。上位30番組を局別に見ると、ニュース系の強いNHKが15本、日本テレビが9本、テレビ朝日が3本、TBSが2本、フジが1本という結果だった。 「NHKは、朝ドラの『あさが来た』『とと姉ちゃん』が共に25%超えを記録。日テレは、高視聴率の常連である箱根駅伝やプロ野球日本シリーズを除いても、『24時間テレビ』や『笑点』、『世界の果てまでイッテQ!』といったバラエティ番組が複数上位につけており、まさに民放の日テレ一人勝ち状態を示す結果となりました」(テレビ誌記者) 他局はというと、テレ朝は、24.3%を記録した米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の第3話や、ビートたけしのキスシーンが話題となった『ドクターX ~外科医・大門未知子~ スペシャル』、『2018FIFAワールドカップロシアアジア地区最終予選・日本×サウジアラビア』が20%を超え、ランクイン。TBSは、ベッキーが“ゲス不倫”を涙ながらに謝罪した昨年5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』や、リオ五輪中継が上位に。フジは、SMAPの謝罪会見を生放送した『SMAP×SMAP』のみがランクインした。 「フジの唯一の高視聴率が、SMAPが頭を下げた番組というのは、なんとも寂しい話。昨年のフジといえば、亀山千広社長が“視聴率低迷打破の糸口”であると語っていた連ドラが全滅。最盛期には40%近くあった『サザエさん』も急落が止まらず、1ケタにまで落ち込んでしまった。さらに、昨年8月には、リオ五輪総集編の放映権を、くじ引きによって民放で唯一勝ち取ったものの、EXILEらを起用した余計なバラエティ的演出が不評で、7.9%と大コケ。『FNSうたの夏まつり』も過去最低を記録し、AKB48シングル選抜総選挙もマンネリ化。年末の頼みの綱だった『SMAP×SMAP』最終回も、メンバーの生出演がなかったため、数字が跳ねることはなく、いいとこなしの1年だった」(同) 昨年、期待していた大型特番や連ドラが、ことごとく敗北を喫してしまったフジ。今年こそ、日テレの背中を見ることは叶うだろうか?
小倉智昭、伊集院光も猛批判! “らしさ”失った『紅白』はYouTube化するしかない!?
キャスターの小倉智昭が5日、フジテレビ系『バイキング』に出演し、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』の演出に対し、「ふざけんな」と語気を荒らげた。 タモリとマツコ・デラックスによる寸劇、シン・ゴジラ来襲、ピコ太郎とオリエンタルラジオ・中田敦彦がにらみ合うくだりなどが、歌唱対決の間に縦割り式に差し込まれたほか、唐突にポール・マッカートニーのビデオメッセージがねじ込まれるなど、賛否を巻き起こしている昨年の『紅白』。『バイキング』では、第2部の平均視聴率が前年より1ポイント上昇し、40%台を記録したことを紹介したが、小倉は「(40%は)悪いよ。だって昔なんか、60%、80%獲ってた時代があるんだから。それに比べたら激減でしょ? やっぱ『紅白』の質が落ちてるんだよ」とばっさり。 さらに、「『紅白』っていうのは、お金をかけて、どれだけすばらしいセットで歌手が歌って、つまんなそうにやってる応援合戦っていうね、それがまあ、ひとつのパッケージで面白いわけですよ。それがね、変にバラエティ化しちゃってね」と持論を展開。「タモリさんやマツコ・デラックスのあの扱いとかね、なんでゴジラがさあ、NHK(ホール)に押し寄せてくるんだ。局のアナウンサーが『今、ゴジラが来ています!』って、ふざけんなって!」と続けた。 芸能人の『紅白』批判といえば、タレントの伊集院光も2日深夜、自身のラジオ番組で「スベってた」ときっぱり。「NHKをすげえ尊敬してるし、大好き」という伊集院は、NHKで仕事をする際、スタッフから「NHKらしくない番組作りたいんですよ」と言われると「やる気がなくなる」といい、「その臭いが超する『紅白』だった」と説明。タモリとマツコの寸劇や、ゴジラ来襲をNHKの局アナが伝えるシーンなどから、「こんなの、NHKの発想ではないでしょ? 超面白いでしょ~」というスタッフの思惑が透けて見えたという。 「バラエティ化の根底には、日本歌謡の衰退がある。ネット上では、『歌を軽く扱いすぎ』『音楽番組らしくしろ』との批判も目立つが、そもそも音楽番組の減少ぶりからも、今の歌謡曲の存在価値など、たかが知れたもの。歌の力と、『紅白』の伝統だけでは、数字が取れないというNHK側の辛さもある」(制作会社関係者) とはいえ、今回の『紅白』にそこはかとなく漂っていた“強引さ”は、一体なんだったのだろうか? 「今回の『紅白』は、民放的というよりも、素人の集合体である“YouTuber的”。そもそも、なんでもありの“ごった煮番組”を作る場合、民放であれば、テロップやナレーションを巧みに使いながら、違和感のないように見せるための仕掛けを秒刻みで入れるのが普通。しかし、NHKはそういったノウハウに乏しいため、強引でムチャクチャな番組が出来上がってしまった」(同) 番組の若返りを図った結果、「質が落ちている」と切り捨てられてしまった今回の『紅白』。完全に置いてけぼりをくらった年配層の声を、NHKはどう受け止めているのだろうか?
小倉智昭、伊集院光も猛批判! “らしさ”失った『紅白』はYouTube化するしかない!?
キャスターの小倉智昭が5日、フジテレビ系『バイキング』に出演し、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』の演出に対し、「ふざけんな」と語気を荒らげた。 タモリとマツコ・デラックスによる寸劇、シン・ゴジラ来襲、ピコ太郎とオリエンタルラジオ・中田敦彦がにらみ合うくだりなどが、歌唱対決の間に縦割り式に差し込まれたほか、唐突にポール・マッカートニーのビデオメッセージがねじ込まれるなど、賛否を巻き起こしている昨年の『紅白』。『バイキング』では、第2部の平均視聴率が前年より1ポイント上昇し、40%台を記録したことを紹介したが、小倉は「(40%は)悪いよ。だって昔なんか、60%、80%獲ってた時代があるんだから。それに比べたら激減でしょ? やっぱ『紅白』の質が落ちてるんだよ」とばっさり。 さらに、「『紅白』っていうのは、お金をかけて、どれだけすばらしいセットで歌手が歌って、つまんなそうにやってる応援合戦っていうね、それがまあ、ひとつのパッケージで面白いわけですよ。それがね、変にバラエティ化しちゃってね」と持論を展開。「タモリさんやマツコ・デラックスのあの扱いとかね、なんでゴジラがさあ、NHK(ホール)に押し寄せてくるんだ。局のアナウンサーが『今、ゴジラが来ています!』って、ふざけんなって!」と続けた。 芸能人の『紅白』批判といえば、タレントの伊集院光も2日深夜、自身のラジオ番組で「スベってた」ときっぱり。「NHKをすげえ尊敬してるし、大好き」という伊集院は、NHKで仕事をする際、スタッフから「NHKらしくない番組作りたいんですよ」と言われると「やる気がなくなる」といい、「その臭いが超する『紅白』だった」と説明。タモリとマツコの寸劇や、ゴジラ来襲をNHKの局アナが伝えるシーンなどから、「こんなの、NHKの発想ではないでしょ? 超面白いでしょ~」というスタッフの思惑が透けて見えたという。 「バラエティ化の根底には、日本歌謡の衰退がある。ネット上では、『歌を軽く扱いすぎ』『音楽番組らしくしろ』との批判も目立つが、そもそも音楽番組の減少ぶりからも、今の歌謡曲の存在価値など、たかが知れたもの。歌の力と、『紅白』の伝統だけでは、数字が取れないというNHK側の辛さもある」(制作会社関係者) とはいえ、今回の『紅白』にそこはかとなく漂っていた“強引さ”は、一体なんだったのだろうか? 「今回の『紅白』は、民放的というよりも、素人の集合体である“YouTuber的”。そもそも、なんでもありの“ごった煮番組”を作る場合、民放であれば、テロップやナレーションを巧みに使いながら、違和感のないように見せるための仕掛けを秒刻みで入れるのが普通。しかし、NHKはそういったノウハウに乏しいため、強引でムチャクチャな番組が出来上がってしまった」(同) 番組の若返りを図った結果、「質が落ちている」と切り捨てられてしまった今回の『紅白』。完全に置いてけぼりをくらった年配層の声を、NHKはどう受け止めているのだろうか?
X JAPANは紅白でもスゴかった! 体力温存で車イス移動のToshI、謎の美女を連れ回すYOSHIKI……
人気ロックバンド・X JAPANが大みそかに東京・NHKホールで行われた『第67回NHK紅白歌合戦』で、その大物ぶりをいかんなく発揮した。あまりにアンビリーバボーな行動の連発に、関係者があ然とするとともに「さすが」との声が漏れたという。 X JAPANは、昨年の紅白でゴジラが襲来するという演出に乗っかり、大ハッスル。NHKホールの外で総合司会の武田真一アナウンサーが「ゴジラを怒らせてしまいました。ただちに良質な音楽をお願いします」と言って危機を訴えると、YOSHIKIが「僕たちが止めます」と名乗りを上げて、往年のヒット曲「紅」のイントロを流した。さらに、その勢いのままToshIが「ゴジラを倒すぜ。やるときゃやるぜ、紅だー」と叫び同曲を大熱唱。ゴジラを撃退して危機を救い、演出を盛り上げた。 24年ぶり2回目の「紅」を、その美声でお茶の間に届けたボーカルのToshIだが、当日は専用の高級車でNHKホールまで乗り付け、その後はナント車イスでホール入りしたという。もちろん、ホール内も車イスで移動し、共演者も目を白黒させていたとか。芸能関係者は「どこか体調が悪いとか、痛いとかというわけではなくて、万全のパフォーマンスをするために、少しの体力も移動に使いたくないということで、自分の足では歩かずに、車イスを使っていたみたいです。紅白に懸ける執念と熱い気持ちがこもっての行動だったようです」と明かした。 そんなToshI以上に、びっくり行動で大物っぷりを全開にさせたのがYOSHIKIだった。YOSHIKIは、自身の香港でのソロコンサートの都合で急遽、30日に予定していた紅白のリハーサルを欠席。そのため、YOSHIKIがピアノ演奏を担当した松田聖子のリハーサルにも影響を与えた。 「天下の松田聖子さんに迷惑を掛けても平気でいられるところは、さすがですよ。30日にリハできなかったので、本番当日の31日に急遽リハが行われましたが、YOSHIKIさんは何食わぬ顔で、堂々としていたとか。松田さんもYOSHIKIさんに文句を言うわけにもいかず、苦笑いしていたみたいです。それどころか、31日はYOSHIKIさんが謎の美女をはべらせてNHKホール入り。紅白後には、なぜかその美女を同伴させて囲み会見に出席。何事もないかのように、自然に質問に答えていて、もう完全に浮世離れ状態だったようです。取材陣も美女については、何も突っ込むことができず、ただただ、あ然ボウ然、そういうものなのかと信じるしかない状態だったようです」(同) ぶっ飛び行動の数々だが、超一流のロックバンドだからできるワザなのかもしれない。X JAPANオフィシャルサイトより
大みそか視聴率……『紅白』は伸び悩み、民放は日テレ『ガキ使』以外は惨敗!
昨年大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』の視聴率は第1部(午後7時15分~8時55分)が35.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で前年より0.3ポイント上昇。第2部(午後9時~11時45分)は40.2%で、前年より1.0ポイントアップし、第1部、第2部共に微増したが、いまひとつ伸び悩んだ。 1989年に2部制になってから、前年、歴代最低だった第2部は2年ぶりに40%の大台に乗せたが、2008年以降でワースト2位。前年より少し上がったとはいえ、決して喜べるような数字ではなかった。 事前にゲスト出演が発表されていたタモリとマツコ・デラックスは、コントまがいの演出で登場。また、TBSのヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主演・新垣結衣を審査員に招き、同ドラマでの相手役・星野源の歌「恋」に合わせて、新垣に審査員席で“恋ダンス”を踊らせるなど、他局の人気ドラマに便乗。郷ひろみが歌う「言えないよ」では、土屋太鳳がダンサーとして投入され、企画枠にはピコ太郎が出演するなど、視聴率獲得に向け、なりふり構わぬ姿勢を見せた。だが、NHKが期待したほど数字は伸びなかった。 『紅白』裏の民放では、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』は、第1部(午後6時30分~)が17.7%、第2部(午後9時~深夜0時30分)が16.1%でダントツのトップ。これで、7年連続で大みそか同時間帯の民放首位の座を守った。「マンネリ」と叫ばれる『笑ってはいけないシリーズ』だが、どっこい、その牙城はなかなか崩れそうにない。 6年目となったTBS系『史上最大の限界バトル KYOKUGEN 2016』(午後6時~11時35分)は、第1部=6.5%、第2部=6.3%、第3部=5.5%、第4部=4.2%と振るわなかった。前年は6年ぶりの復帰となった魔裟斗の試合を放送した時間帯で最高値の9.0%をマークしたが、今回は6.3%と大幅ダウン。プロボクシング世界王者・井岡一翔の王座統一戦は5.5%で過去最低。例年より井岡の試合のオンエア時間を遅くしたことで、テレビ東京のボクシング中継や『紅白』の後半部分とガチンコ勝負となったことが響いた模様。 3年目のテレビ朝日系『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016』(午後6時~深夜1時)は、第1部=7.1%、第2部=5.8%、第3部=5.0%、第4部=6.9%で、すべての時間帯で前年よりダウンした。 2年目となり、前年より1時間、枠を拡大したフジテレビ系『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 無差別級トーナメント2nd ROUND&FINAL ROUND』(午後6時~11時45分)は、第1部=5.6%、第2部=7.1%、第3部=5.7%、第4部=3.6%で低調だった。前年の最高値の時間帯は7.3%であったが、それを超えることはできなかった。 テレビ東京系『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV~大みそかは、世界の果てでお風呂に入ろうSP』(午後7時~9時30分)は2.5%と爆死。田口良一、内山高志のW世界戦を中継した『大晦日ボクシングスペシャル THE BEST OF BEST』(午後9時30分~11時30分)は3.9%で、前年の3.7%より微増したが、『KYOKUGEN』の格闘技中継、『RIZIN』とのバッティングで4%にも届かなかった。 総じて、バラエティ化が進んだ『紅白』は、有力芸能事務所とのしがらみをある程度捨て、視聴者が見たいと望む歌手を出場させない限り、今年も苦戦が予想される。民放においては、日テレ以外の局が“打倒・日テレ”を掲げて放送する番組を抜本的に再考しないと、『ガキ使』の独走は続きそうだ。 (文=田中七男)日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』番組サイトより
テレ東・大食い番組、放送枠縮小で打ち切り危機!?『大食い世界一決定戦』が残念すぎた……
テレビ東京の元日恒例となったバラエティ番組『国別対抗!大食い世界一決定戦』。ゴールデン帯を含む3時間半という大枠が組まれ、過去3回とも準優勝に終わってきた日本代表チームと、“異次元女王”モリー・スカイラー率いるアメリカチームとの死闘が繰り広げられた。 今回は、オーストラリアとイギリスを加えた4カ国で「総当りリーグ戦」を行い、上位2カ国が決勝戦で対決。予想通り、日本とアメリカが決勝に残り、最後は“爆食女王”もえのあずきが「あんかけ炒飯」を食べている最中、過呼吸に。そのまま救急搬送されるという、衝撃的な展開で幕を閉じた。 なお、同番組の平均視聴率は3.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と撃沈。だが、今回の『世界戦』は、“大食いファン”として同番組を見続けてきた筆者にとって、その数字以上に残念な部分も多々あった。 テレ東の『大食い』といえば、真剣さの中にも、同局『TVチャンピオン』の流れを汲んだ、素人参加番組特有の“楽しい雰囲気”や、視聴者に「おいしそう」「食べたい」と思わせるグルメ番組的な側面を併せ持っていたはず。実際、昨年は、檜山先生(檜山普嗣)とMAX鈴木(鈴木隆将)の大波乱となったラーメン対決や、敗退が決まった際のアンジェラ佐藤の号泣、もえあずや谷やん(谷崎鷹人)がめきめきと力を付ける姿など、大食いファンに多くの感動を与えてくれた。 しかし、今年の『世界戦』は、これまでとは全く違う印象を受けた。選手の終始「辛そう」な険しい表情が印象的で、番組全体が殺伐とした雰囲気。テレ東の大食い番組特有のユルさは失われ、ガチバトル感が増していた。 そんな変化を良しとするか悪しとするかは個人の好みと言えそうだが、気になった点を振り返りたい。テレビ東京公式サイトより
中村ゆうじの勇退でガラリ
22年間司会を務めてきた中村ゆうじが、昨年4月放送の『元祖!大食い王決定戦~爆食女王 新時代突入戦~』で突然、同番組を引退。同年10月、照英が新MCに就任した。 中村といえば、「ギャル曽根」「ジャイアント白田」「魔女菅原」「ふつうの宮西さん」など、出場者の素人にユルいあだ名を付け、選手の緊張をほぐすようなコミカルな発言を交えながら試合を実況し続けてきた。 対して、新MCの照英は、自身のキャラである「誠実さ」「熱さ」を全面に出し、無駄な発言は排除。選手の状況や、皿数を正確に伝えようとしていた。 ある意味、全く面白みのない司会ぶりと言えるが、一方で、試合の緊張感が倍増。もえあずが過呼吸に陥ったのは、そんな照英のキャラに引っ張られたせいもあるのかもしれない。中村の名調子が定着していた同番組だけに、照英のMCはしばらく、大食いファンの間で物議を醸しそうだ。選手がガチモード全開に
おととし9月放送の『元祖!大食い王決定戦 新絶対王者襲名戦~ベトナム編』で、初登場にしてぶっちぎりの優勝を果たし、鮮烈なデビューを飾ったMAX鈴木。初めて出場した東京予選では、ジャイアント白田が持つ「桃太郎ずし」85皿という“デビュー戦最高記録”を塗り替え、30分で101皿を完食。大型新人の登場に、大食いファンは「ジャイアント白田の再来」と多いに沸いた。 デビュー当初、「ただ食べるのが好きな、ハイスタ好きの気のいいあんちゃん」という印象だったMAXだが、みるみるプロモードに。プライベートで大食い選手たちと交流する様子を、頻繁にSNSやブログにアップしているMAXだが、仲間と意識を高めあったり、来日中の“大食い界のレジェンド”小林尊とプライベートで酒を酌み交わしたりする中で、意識が変わっていったのかもしれない。 そんな環境の変化が作用してか否か、以前は「うまい、うまい」と、とにかく楽しそうに食べていたMAXの表情が、昨年以降、真剣で「辛そう」な顔に一変。時折、試合中に目がイッチャッてることも。ただ、今回の『世界戦』のアメリカ会場(いつものことながら、屋外)は、気温が極端に低かったり、雨が降っていたりと、天候に恵まれなかったため、より表情を険しくさせた原因かもしれない。 “寒そう”といえば、今年は、「トリュフバーガー」や「熟成肉のステーキ」以外、料理がどれもまずそうで残念だった。舞台が終始アメリカだったため、仕方ないのかもしれないが、特に雪が舞う中で選手が食べていた「フライドチキン&ワッフル」は、キンキンに冷えたワッフルのまずさがテレビ越しにも伝わってきた。 前回大会の最終決戦の「すきやき丼」に、「日本人に有利すぎるて卑怯」などと批判が相次いだことも、日本人に馴染みのないアメリカンな料理に集中させた要因かもしれない。放送枠縮小で、打ち切り危機!?
今回、3時間半にわたり放送された『世界戦』だが、実は2016年元日の第3回大会は、5時間以上にわたる超大型特番だった。にもかかわらず、前回までのトーナメント戦を、今年は“総当りリーグ戦”に変更し、試合数が増加。そのせいで、編集でカットされる試合が増え、恒例だった選手たちのユルいイメージカットも消滅。日本対オーストラリアの予選最終試合に至っては、谷やんが勝利したことが伝えられたのみで、食材や記録数すら発表されなかった(一瞬映った画を見る限り、甘いワッフル?)。 この番組は、試合を全カットするような冷たい番組か? いや、あの名物プロデューサーが、そんなことをするはずがない。おそらく原因は、“尺不足”だろう。試合数の増加と尺不足に伴う大幅カットは、番組の雰囲気を殺伐としたものに変えるのに十分だ。しかし、視聴率は3.5%。来年開催されるとしても、「尺増やせ!」とは言いづらいだろう。 中村の名司会を失い、特番の放送枠も大幅縮小された結果、視聴率が振るわなかった『元祖!大食い王決定戦』。ただ、照英や選手たちが、以前にも増して“熱い心”で番組を引っ張っており、ガチな演出が好みの新しい視聴者を取り込めるかもしれない。とにかく、テレ東の大食い番組が過渡期を迎えているのは、間違いなさそうだ。 (文=林タモツ)2017年ブレークしそうな新人女子アナ……その筆頭はテレ東・片渕茜だ!
2016年、在京キー局には、多くの新人女子アナが入社したが、その中で、2017年にブレークしそうな女子アナは誰か? 筆者は、その筆頭がテレビ東京の片渕茜アナと推測する。 現在の知名度だけなら、入社早々、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の天気担当に抜擢を受けた「第25代ミス富士山」グランプリの美人アナ・森川夕貴が一番手だろうが、17年に最も飛躍を遂げそうなのが片渕アナなのだ。 片渕アナは1993年7月26日生まれで、佐賀県出身。子どもの頃、「ティーンズミュージカルSAGA」という地元の劇団に所属し、多くの舞台を踏んだ経験がある。福岡の西南学院大学文学部外国語学科(英語専攻)在学時には、「ミス西南学院2012」グランプリに輝いた美貌の持ち主。それがきっかけとなり、学生時代に福岡で芸能活動を始め、テレビ西日本でリポーター、KBCテレビでお天気キャスター、LOVE FMでラジオのパーソナリティを担当するなどして活躍。 16年4月にテレ東に入社したが、同局では、3年ぶりに採用した新卒の女子アナだ。3カ月の研修を終えた片渕アナは、同7月7日、同局のマスコットキャラクター「ナナナ」の誕生日イベントでMCデビュー。さらに、同月放送の『池上彰の参院選ライブ』に新人ながら出演した。 そして、同10月より、同局きっての人気番組『開運!なんでも鑑定団』のアシスタントに抜擢された。これは何より、同局の期待の表れにほかならない。さらに、同11月から、看板経済情報番組『ワールドビジネスサテライト』の「トレンドたまごコーナー」で月・火曜のリポーターを担当している。もともと報道志向で、目標は大江麻理子アナと公言していたが、1年目にして早くも、その大江アナがMCを務める報道番組のレギュラーの座をつかんだ。 「ルックスは見ての通り、究極のカワイイ系。劇団での舞台やタレント活動で、場慣れしており、度胸も満点。即戦力として機能しています。バラエティ、報道と硬軟自在な面も見せており、間違いなく、将来のエース候補です」(女子アナ通) 同12月下旬には、先輩の紺野あさ美アナ、「ナナナ」とダンスを踊った動画が、『全力!DANCE ストーリー』の番組公式ホームページで公開され、「かわいすぎる」と話題になっている。 同局では、事実上のナンバー2といえる狩野恵里アナが、結婚したため男性人気が急降下しており、17年には片渕アナが一気に狩野アナを抜き去る可能性もありそうだ。アナウンサーとしての実力、人気を兼ね備えた片渕アナの今後に注目だ。 (文=田中七男)テレビ東京アナウンサーパークより






