最強決定戦なのに“勝ち残り3名”を外す暴挙!? 松本人志『ドキュメンタル2』の期待と不安

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 26日、Amazonプライム・ビデオで『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン2』(毎週水曜日配信/全5回)の第1回が公開された。  昨年『シーズン1』が4回にわたって配信され、話題を呼んだ同番組。お笑い芸人10人を密室に閉じ込め、制限時間6時間の中で“笑わせ合い”を行うというもの。主催者の松本人志が「テレビの地上波ではできない笑い」を標榜し、ネット配信ならではの内容でお笑いファンを喜ばせた。参加芸人はそれぞれ100万円を持ち寄り、優勝者には1,000万円の賞金が与えられる。  しかし、その評価は芳しいものばかりではなかった。6時間の制限時間を「笑わずに生き残った者」が勝者となるため、積極的に周囲に絡んでいった芸人が次々に脱落。最終的には、全編にわたって比較的目立った動きを見せなかった天竺鼠・川原克己、マテンロウ・アントニー、とろサーモン・久保田和靖が生き残り、そのまま時間切れ。優勝者なしという、すっきりしない幕切れとなり、少なからず批判の声が上がっていた。  そうした批判は松本や運営側にも届いていたのだろう。『シーズン2』では、大幅なルール変更が行われている。 ■「時間切れを待っていては勝てない」 『シーズン2』における、もっとも大きなルール変更は「優勝者なし」を出さない、ということだろう。制限時間を過ぎて複数の芸人が残っていた場合、ほかの芸人を笑わせたことで得る「ポイント」によって勝敗を決し、必ず優勝者を決めることになった。これにより、「時間切れを待っていては勝てない」という状況が生まれ、より「公平性」を求める視聴者のフラストレーションが軽減されることは間違いないだろう。松本はこのルール変更について、会見で「中盤ぐらいが一番ピークを迎えちゃうので、後半戦はどういうふうにしたらもっとエキサイティングにしていけるか」を検討したと語っている。  また、『シーズン1』では「優勝賞金1,000万」を謳いつつ、各芸人が100万円を持ち寄っていたため、実際には「賞金900万円」という状態だった。今回はこれに、松本が自腹で100万円を追加。優勝者は持参した100万円に加え、きっちり1,000万円を持って帰ることができることになった。  また前回配信時には事前に告知されておらず、視聴者は「笑えば一発退場」だと思って見ていたために、いささか興をそぐ形となった「イエローカード制」は、今回も採用。場合によっては一発レッド即退場もありえるが、基本的にはイエロー2枚で退場。また、イエローに満たない笑いにオレンジカードで警告を与えるルールは前回から引き継がれる。 ■前回の“勝ち残り”3人が消えた……注目のマッチアップは?  今回も参加芸人は10人。そのメンバーは後述するが、数人が引き続き参加する中、勝ち残りの3名となった川原、アントニー、久保田の名前はなかった。厳密な“最強決定戦”であれば当然参加させてしかるべきだが、ルール変更を含め、より「見やすさ」「わかりやすさ」を求めた結果に見える。  念のため付記しておくが、この3人は前回、決してただ黙って時間切れを待っていたわけではない。川原は開始早々の自己紹介で「オール阪神・巨人の巨人です。阪神くん見てるかー?」とブチかまし、あまりに早く全員が笑ってしまったためにノーカウントになるほどの先制パンチを放っている。久保田は「ピコ太郎の似てないモノマネ」で野性爆弾・くっきーを見事に葬り、アントニーは「子どもの頃の家族写真」で、終盤のMVPともいえる笑いをさらって見せた。あくまで、番組の演出プランとの兼ね合いということだと思われる。 ・宮川大輔 ・FUJIWARA・藤本敏史 ・ジミー大西  前回から引き続き参加となったのは、上記3名。いずれも前回、序盤から積極的に仕掛けていった芸人である。  前回、宮川は中盤で突如「アナリンピック」という“アナルを素早く見せる大会”を開催。それが着火点となり、大量の脱落者を出す流れを作るとともに、ネット配信ならではの番組の魅力を爆発させた(尻にティッシュが付いていたという奇跡のオマケも)。  フジモンとジミーちゃんは、共に停滞を嫌い、積極的に周囲を巻き込むタイプ。番組をこう着させないメンバーとして信頼を得たということだろう。前回はジミーちゃんが最初に脱落し、フジモンが最後の4人まで残ったのが印象的だった。  ちなみに前回も今回も、芸歴はジミーちゃんを除けばフジモンがもっとも先輩となる。参加者全員がよしもと勢だった前回は、そうした力関係も微妙に影響していたように見えた。 ・平成ノブシコブシ・吉村崇 ・ダイアン・津田篤宏 ・ジャングルポケット・斉藤慎二 ・森三中・大島美幸  今回、初参加のよしもと芸人は上記4名。松本をして「浅はかな笑い」「素人芸」と評された吉村と、過去に『ざっくりハイタッチ』(テレビ東京系)で「自分たちの単独ライブの前説をした芸人さえ、そのライブを見ないで帰る」と明かしたほど“芸人ウケ”の悪い斉藤。この2人のキャスティングは、前回の川原、久保田、くっきーといった、いわゆる“玄人好みの天才”枠とは対照的に見える。  ダイアン・津田は関東では馴染みが薄いが、関西ローカルでは「津田の家に行きたいと迫る」という企画だけで30分番組ができてしまうほどのイジラレ芸人。芸歴は吉村と同期にあたるが、普段カラミのない吉村のウザさが津田に向けられれば、新鮮なリアクションが見られそうだ。  大島は大会を通じて、初の女性参加者。松本も「いざとなればフルヌードになれる」という強みを紹介していたが、Amazonプライムがどこまで映せるかにも興味をそそられる。また大島は東京NSCで吉村の1期先輩という関係性であり、過去にはテレビ番組で吉村に理不尽なマジギレからマジビンタを連発し、吉村がタジタジになるパターンを披露している。大島の容赦のないビンタが周囲にストレスを振りまく吉村を襲えば、爆笑を誘う可能性もありそうだ。 ・バナナマン・日村勇紀 ・バイきんぐ・小峠英二 ・アンジャッシュ・児嶋一哉  今回は非よしもと事務所からも3名が参加。3名ともフジモンや宮川とはテレビのバラエティ番組で何度も顔を合わせているはずだが、当然、両名のイジリもゴールデンとは違ったものになるだろう。『ドキュメンタル』の場で、どういったカラミになるのか想像しずづらいところ。  松本は日村を「相当な強者」「有段者」「優勝候補」と高く評価するが、よしもと勢のチームプレーによってドロドロの泥仕合に引きずり込まれると、生来の品の良さ、性格の優しさが不利に働くかもしれない。  小峠はもともと、バイきんぐでは作・演出を担当して自らツッコむ司令塔だが、最近では自らに向けられた理不尽にキレ返す役割がほとんど。直接攻撃されたときのディフェンスには強みを発揮しそうだが、周囲でおもしろいことが起こっているときや、前回の「アナリンピック」のような大きな流れに横から参加せざるを得なくなったときのリアクションは未知数だ。  そして、もっとも読めないのが児嶋である。今回も開幕ブザー前に、森三中・大島の話題に対して「児嶋だよ!」と返す天然ぶりは健在。芸歴としてはジミーちゃん、フジモン、宮川に次ぐ先輩となるが、先輩扱いする芸人は当然皆無。後輩からのイジリに「先輩だぞ!」と返しても、それで終わらず、追撃されて圧力をかけられるケースがあれば、大爆発を起こすかもしれない。また、児嶋と吉村には『ゴッドタン』(テレビ東京系)の「仲直りフレンドパーク」で見られた確執も尾を引いているかもしれない(尾を引いていてほしい)。  さらに、普段ほとんどカラミがないと思われる津田と児嶋の関係にも注目したい。東西きっての「なんか変な間でキレてくるバカ」同士が、どんな化学変化をもたらすか。相方の渡部建以上に児嶋の“すべて”を把握しているであろう日村の存在も、大きな影響を及ぼしそうだ。台風の目となるのは、意外にこの男ではないだろうか。 ■いよいよ開幕、ジミーちゃんはあいかわらず  この日公開された『シーズン2』第1話は、開幕ブザー直後にジミーちゃんがクラッカーを配りながらなぜか笑い出し、オレンジカードを受けたところまで。中途半端なおもしろメークで入場してきたジミーちゃんだが、今回も序盤から積極的に仕掛け、すぐに退場しそうだ。  いずれにしろ、非よしもとから参加した3名は、これまであまり見せたことのない部分まで、深くえぐられることになるだろう。今回の『ドキュメンタル2』は、普段見ているテレビバラエティの“その先”を見せてくれそうだ。 (文=新越谷ノリヲ)

最強決定戦なのに“勝ち残り3名”を外す暴挙!? 松本人志『ドキュメンタル2』の期待と不安

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 26日、Amazonプライム・ビデオで『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン2』(毎週水曜日配信/全5回)の第1回が公開された。  昨年『シーズン1』が4回にわたって配信され、話題を呼んだ同番組。お笑い芸人10人を密室に閉じ込め、制限時間6時間の中で“笑わせ合い”を行うというもの。主催者の松本人志が「テレビの地上波ではできない笑い」を標榜し、ネット配信ならではの内容でお笑いファンを喜ばせた。参加芸人はそれぞれ100万円を持ち寄り、優勝者には1,000万円の賞金が与えられる。  しかし、その評価は芳しいものばかりではなかった。6時間の制限時間を「笑わずに生き残った者」が勝者となるため、積極的に周囲に絡んでいった芸人が次々に脱落。最終的には、全編にわたって比較的目立った動きを見せなかった天竺鼠・川原克己、マテンロウ・アントニー、とろサーモン・久保田和靖が生き残り、そのまま時間切れ。優勝者なしという、すっきりしない幕切れとなり、少なからず批判の声が上がっていた。  そうした批判は松本や運営側にも届いていたのだろう。『シーズン2』では、大幅なルール変更が行われている。 ■「時間切れを待っていては勝てない」 『シーズン2』における、もっとも大きなルール変更は「優勝者なし」を出さない、ということだろう。制限時間を過ぎて複数の芸人が残っていた場合、ほかの芸人を笑わせたことで得る「ポイント」によって勝敗を決し、必ず優勝者を決めることになった。これにより、「時間切れを待っていては勝てない」という状況が生まれ、より「公平性」を求める視聴者のフラストレーションが軽減されることは間違いないだろう。松本はこのルール変更について、会見で「中盤ぐらいが一番ピークを迎えちゃうので、後半戦はどういうふうにしたらもっとエキサイティングにしていけるか」を検討したと語っている。  また、『シーズン1』では「優勝賞金1,000万」を謳いつつ、各芸人が100万円を持ち寄っていたため、実際には「賞金900万円」という状態だった。今回はこれに、松本が自腹で100万円を追加。優勝者は持参した100万円に加え、きっちり1,000万円を持って帰ることができることになった。  また前回配信時には事前に告知されておらず、視聴者は「笑えば一発退場」だと思って見ていたために、いささか興をそぐ形となった「イエローカード制」は、今回も採用。場合によっては一発レッド即退場もありえるが、基本的にはイエロー2枚で退場。また、イエローに満たない笑いにオレンジカードで警告を与えるルールは前回から引き継がれる。 ■前回の“勝ち残り”3人が消えた……注目のマッチアップは?  今回も参加芸人は10人。そのメンバーは後述するが、数人が引き続き参加する中、勝ち残りの3名となった川原、アントニー、久保田の名前はなかった。厳密な“最強決定戦”であれば当然参加させてしかるべきだが、ルール変更を含め、より「見やすさ」「わかりやすさ」を求めた結果に見える。  念のため付記しておくが、この3人は前回、決してただ黙って時間切れを待っていたわけではない。川原は開始早々の自己紹介で「オール阪神・巨人の巨人です」とブチかまし、あまりに早く全員が笑ってしまったためにノーカウントになるほどの先制パンチを放っている。久保田は「ピコ太郎の似てないモノマネ」で野性爆弾・くっきーを見事に葬り、アントニーは「子どもの頃の家族写真」で、終盤のMVPともいえる笑いをさらって見せた。あくまで、番組の演出プランとの兼ね合いということだと思われる。 ・宮川大輔 ・FUJIWARA・藤本敏史 ・ジミー大西  前回から引き続き参加となったのは、上記3名。いずれも前回、序盤から積極的に仕掛けていった芸人である。  前回、宮川は中盤で突如「アナリンピック」という“アナルを素早く見せる大会”を開催。それが着火点となり、大量の脱落者を出す流れを作るとともに、ネット配信ならではの番組の魅力を爆発させた(尻にティッシュが付いていたという奇跡のオマケも)。  フジモンとジミーちゃんは、共に停滞を嫌い、積極的に周囲を巻き込むタイプ。番組をこう着させないメンバーとして信頼を得たということだろう。前回はジミーちゃんが最初に脱落し、フジモンが最後の4人まで残ったのが印象的だった。  ちなみに前回も今回も、芸歴はジミーちゃんを除けばフジモンがもっとも先輩となる。参加者全員がよしもと勢だった前回は、そうした力関係も微妙に影響していたように見えた。 ・平成ノブシコブシ・吉村崇 ・ダイアン・津田篤宏 ・ジャングルポケット・斉藤慎二 ・森三中・大島美幸  今回、初参加のよしもと芸人は上記4名。松本をして「浅はかな笑い」「素人芸」と評された吉村と、過去に『ざっくりハイタッチ』(テレビ東京系)で「自分たちの単独ライブの前説をした芸人さえ、そのライブを見ないで帰る」と明かしたほど“芸人ウケ”の悪い斉藤。この2人のキャスティングは、前回の川原、久保田、くっきーといった、いわゆる“玄人好みの天才”枠とは対照的に見える。  ダイアン・津田は関東では馴染みが薄いが、関西ローカルでは「津田の家に行きたいと迫る」という企画だけで30分番組ができてしまうほどのイジラレ芸人。芸歴は吉村と同期にあたるが、普段カラミのない吉村のウザさが津田に向けられれば、新鮮なリアクションが見られそうだ。  大島は大会を通じて、初の女性参加者。松本も「いざとなればフルヌードになれる」という強みを紹介していたが、Amazonプライムがどこまで映せるかにも興味をそそられる。また大島は東京NSCで吉村の1期先輩という関係性であり、過去にはテレビ番組で吉村に理不尽なマジギレからマジビンタを連発し、吉村がタジタジになるパターンを披露している。大島の容赦のないビンタが周囲にストレスを振りまく吉村を襲えば、爆笑を誘う可能性もありそうだ。 ・バナナマン・日村勇紀 ・バイきんぐ・小峠英二 ・アンジャッシュ・児嶋一哉  今回は非よしもと事務所からも3名が参加。3名ともフジモンや宮川とはテレビのバラエティ番組で何度も顔を合わせているはずだが、当然、両名のイジリもゴールデンとは違ったものになるだろう。『ドキュメンタル』の場で、どういったカラミになるのか想像しずづらいところ。  松本は日村を「相当な強者」「有段者」「優勝候補」と高く評価するが、よしもと勢のチームプレーによってドロドロの泥仕合に引きずり込まれると、生来の品の良さ、性格の優しさが不利に働くかもしれない。  小峠はもともと、バイきんぐでは作・演出を担当して自らツッコむ司令塔だが、最近では自らに向けられた理不尽にキレ返す役割がほとんど。直接攻撃されたときのディフェンスには強みを発揮しそうだが、周囲でおもしろいことが起こっているときや、前回の「アナリンピック」のような大きな流れに横から参加せざるを得なくなったときのリアクションは未知数だ。  そして、もっとも読めないのが児嶋である。今回も開幕ブザー前に、森三中・大島の話題に対して「児嶋だよ!」と返す天然ぶりは健在。芸歴としてはジミーちゃん、フジモン、宮川に次ぐ先輩となるが、先輩扱いする芸人は当然皆無。後輩からのイジリに「先輩だぞ!」と返しても、それで終わらず、追撃されて圧力をかけられるケースがあれば、大爆発を起こすかもしれない。また、児嶋と吉村には『ゴッドタン』(テレビ東京系)の「仲直りフレンドパーク」で見られた確執も尾を引いているかもしれない(尾を引いていてほしい)。  さらに、普段ほとんどカラミがないと思われる津田と児嶋の関係にも注目したい。東西きっての「なんか変な間でキレてくるバカ」同士が、どんな化学変化をもたらすか。相方の渡部建以上に児嶋の“すべて”を把握しているであろう日村の存在も、大きな影響を及ぼしそうだ。台風の目となるのは、意外にこの男ではないだろうか。 ■いよいよ開幕、ジミーちゃんはあいかわらず  この日公開された『シーズン2』第1話は、開幕ブザー直後にジミーちゃんがクラッカーを配りながらなぜか笑い出し、オレンジカードを受けたところまで。中途半端なおもしろメークで入場してきたジミーちゃんだが、今回も序盤から積極的に仕掛け、すぐに退場しそうだ。  いずれにしろ、非よしもとから参加した3名は、これまであまり見せたことのない部分まで、深くえぐられることになるだろう。今回の『ドキュメンタル2』は、普段見ているテレビバラエティの“その先”を見せてくれそうだ。 (文=新越谷ノリヲ)

違和感だらけの高島彩『サタステ』視聴率は『土曜ワイド劇場』から大幅ダウンで……

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テレビ朝日系『サタデーステーション』番組サイトより
 テレビ朝日が『土曜ワイド劇場』『日曜洋画劇場』を打ち切って新たにスタートさせた報道番組『サタデーステーション』(土曜午後8時54分~)が22日に、『サンデーステーション』(日曜/同)が23日にスタートした。 『サンステ』は、これまで『報道ステーションSUNDAY』のキャスターを務めていた長野智子アナウンサーがスライドする形となったため、さして目新しさはないが、なんといっても注目を集めたのが、“フジの象徴”ともいえる高島彩アナがキャスターに起用された『サタステ』だ。  高島アナは2004年にオリコンが調査を開始した『好きな女性アナウンサーランキング』で、第1回から第5回まで5連覇を達成。殿堂入りを果たした伝説の超人気女子アナ。10年12月いっぱいでフジを退社し、フリーに転身したが、その後もほとんどの仕事は古巣のフジでこなしてきた。そのため、依然フジのイメージが色濃く、テレ朝でのレギュラー番組は初。さらに、報道番組のキャスター自体が初めての経験だ。それだけに、うまく仕切れるかどうか注目されていた。  いざ番組が始まってみると、高島アナがテレ朝の報道番組に出演し、なおかつキャスターを務めている時点でかなりの違和感。さらに、視聴率稼ぎのため、俳優ディーン・フジオカを「インフルエンサー」として起用しているが、これまた相当の違和感を禁じ得なかった。  初回視聴率は『サタステ』が8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『サンステ』が8.0%。4月8日で終了した『土曜ワイド』は固定視聴者が多く、おおむね2ケタ台をキープし、最終回では12.9%をマークしていたため、『サタステ』初回はそれと比較すると、4.2ポイントもの大幅ダウンとなった。  土日のゴールデン・プライム帯に放送されている大型報道番組は、土曜が『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)、日曜が『Mr.サンデー』(フジテレビ系)のみとあって、需要があるのは確か。だが、違和感だらけで、“過去の人”ともいえる高島アナが進行役の『サタステ』が視聴者に浸透するかどうかは甚だ疑問だ。今後も、その番組の動向に注視してみたい。 (文=田中七男)

マツコ・デラックスが「スタッフ恫喝」発言の『知らない世界』で、隠ぺいされた“コレクション紛失事件”

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 タレントのマツコ・デラックスが、18日放送の情報番組『ビビット』(TBS系)で、出演番組『マツコの知らない世界』(同)のスタッフを恫喝していると明かした。だが、この発言の裏には隠された同番組の不祥事があったようだ。  マツコは『ビビット』で休日の過ごし方を聞かれ、「視聴者の目線で(自身の出演)番組を見る」と答えたが、「基本的にヤバイと思っている番組以外は見ない」とし、それが『マツコの知らない世界』だと明かした。  同番組では昨年、虚偽の内容を放送されたとする男性が名誉毀損の裁判を起こし、4月10日に和解したばかり。これはゲスト出演者のミニチュアコレクター・星南子氏が2013年に離婚した元夫についての悪口を言い、その元夫が抗議したもので、同12日には番組ホームページに「出演者の元配偶者のプライバシーを害する表現がありました。ここにお詫びいたします」という謝罪文が出された。  番組はマツコが各ジャンルのスペシャリストを招いてトークするものだが、スタッフについては「教育なんかしない……恫喝する」と明かしており、この名誉毀損の件が原因かとも思われたが、番組関係者によると「別の大きな不祥事があった」という。 「ゲストのコレクターから預かった大事なコレクションの一部を、スタッフが紛失してしまったんです。こんなことは前代未聞ですよ。ただ、関係者間では、この件に関してかん口令が敷かれ、その後どうなったのかわからないまま。見つかったのかどうかも、知らされていないんですよ。だから、中には『もしかすると、スタッフが高値で売りさばけると思って盗んだのでは?』なんて言う人もいたほど」(同)  紛失したものが何かは「ゲストが誰かわかってしまうので、さすがに言えません……」と関係者。これが事実であれば、番組作り以前の問題であり、その看板を背負っているマツコが激怒するのも無理はないといえる。 「名誉毀損の件も、ゲストの星さんが発した元夫の中傷をテロップで強調して放送してしまい、たとえそれが事実でも、一般人である元夫への悪影響は予測できますよね。台本を見て、誰もそこに気づかないというのは、情けない話でした。そして、コレクション自慢の番組なのにコレクションを紛失するというのも、スタッフのレベルが疑われてしまう話。こういうトラブルがやたら多いんですが、人気番組なので『まあいいじゃないか』みたいな空気が感じられます」(同)  マツコは『ビビット』で「番組が終わったら困る人いっぱいいる。そのためにやってるのに」と愚痴っていたが、不祥事が相次ぐようだと、最悪、番組終了という事態もあり得なくはない。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

リリー・フランキーもデレッデレ! HKT48指原莉乃の“おじさん転がし”スキルは当代一?

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 今さら声を大にして言うことでもないと思うが、指原莉乃には形容し難いエロさがある。有吉弘行はかつて、指原の容姿を指し「寺島しのぶさんみたいな顔してる」と評していたが、いまや妖艶さに関しても寺島しのぶクラスに迫る勢いではないだろうか。  そんな彼女が、サブカル界のセクシー代表ともいうべきリリー・フランキーとコンビを組み、新番組『真夜中』(フジテレビ系)を4月17日よりスタートさせている。  このカップリングといえば、2013年に『AKB映像センター』(同)なる番組が放送されていたことを思い出す。あの頃、リリーは指原のことを「先生」と呼んでいたはずだ。一転して、今回のリリーは指原のことを「指原」と呼び捨てにしている。この距離の縮まり方からも、なんとも言えぬ淫靡さが漂うではないか。 ■アフターを“肉体接待”と勘違いする指原  『真夜中』には、明確なコンセプトがない。昨今、テレビ界では街をブラつく“おさんぽ番組”が流行中だが、その範疇に収まる番組だといえなくもないだろう。だが、第1回目にブラついた街は銀座である。しかも、真夜中。当然、辺りは酔客とアフターに励むホステスであふれている。  いくら妖艶な雰囲気を持ち始めたとはいえ、指原はまだ24歳。しかも“恋愛禁止”を掲げる48グループに所属している。だから、屈託もなくリリーに「アフターって、“いたす”んですか?」ととんでもない質問をし、「直で“する”とかじゃなくて、もうちょっと粋なものだから」と咎められてしまう。無知と好奇心を強みに、不用意にぶっ込んでしまう指原には、いい意味で隙がある。  とはいえ、不用意すぎてリリーをイラつかせる面も。その辺にいる男女に目をやりながら「アフターかアフターじゃないか当てるゲーム!」とハシャぐ指原に、リリーは「この街を歩いてる男女は、アフターか不倫なんだよ。ジロジロ見ないでくれ!」とピシャリ。好意的に取れば、おじさんが年下女子に“大人ヅラ”できる気持ちよさが、2人の関係性にはあるのではないだろうか。  例えば。銀座を闊歩する指原は、リリーの案内で、とあるバーへ向かった。だというのに「男にバーに誘われたら、気持ち悪くて本当に好きじゃなくなる」と、野暮なことを言い出す指原。しかし、大人のリリーは「バーで口説かれるような女にならないと、いつまでたっても道端で口説かれるぞ」と諭すのだ。おじさんからすると、年下女子を諭すシチュエーションに悪い気はしないはずだ。 ■「指原×おじさん」のケミストリーは異常  酒席に不慣れな指原は、バーテンから差し出されたカクテルグラスを両手で持ってみせた。彼女にとっては無意識の行動だろうが、あまり見ない持ち方である。この指原の姿を見たリリーは思わず口説きモードに突入し、「その持ち方がアイドルっぽくていい」「夜中に銀座で一緒に飲むと、すごくかわいく見える」と、指原を絶賛! 指原も悪い気はしなかったのか「私のいいところは、そういうところなのかなあ?」「私の良さが出ちゃうかもしれない」と不遜な発言を放ち始めた。  そして、スイングする2人。「ジントニックは口の中がきれいになるお酒だから、『この店を出た後にキスするかも』という時に頼むといい」とアドバイスするリリーの居心地はよさそうだし、ゲスいトークに完璧な受け身を取る指原の態度も、気持ちよさに拍車をかけている。  明確なコンセプトが設定されていないこの番組、ネットでの評判は上々だ。「さっしーのおじさんキラーぶりが出てる」「指原とオッサン相性の良さは異常」「“真夜中りのちゃん”良いわー」と、他番組より際立って映る彼女の艶っぽさがファンの琴線に触れた模様。  年下感を前面に押し出しながら、おじさんを気持ちよくさせてしまう指原。やはり、売れてる奴は違う。意外な角度から手だれの腕を見せつける彼女には、あらためて感心せざるを得なかった。 (文=寺西ジャジューカ)

芸人作のネタを役者が……『笑×演』台本をまったく信用していない布施博による漫才が“物騒”すぎた!?

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テレビ朝日系『笑×演』番組サイトより
 4月よりレギュラー放送がスタートした『笑×演』(テレビ朝日系)は、“芸人が書いたネタ”を“役者が演じる”という趣旨のネタ番組。  みなさんは、見たことがないだろうか? 映画やドラマなどで、役者が漫才師を演じるシーンを。これが、正直しんどいのだ。形容し難い座りの悪さがあり、見ていて恥ずかしくなることが多い。漫才にも演技力は重要だけれど、それでいて漫才と芝居は別物。『笑×演』の内容を知ったとき、「かなりハードルの高いことに挑む番組だな……」と、ネガティブな先入観を持ってしまったものだ。 ■小沢仁志&和義兄弟による手堅い漫才「僕、ダッフィーちゃん大好き!」  そんな心境のまま、4月12日深夜に放送された同番組のレギュラー放送2回目を視聴したのだが、これが悪くない。この日はまず、「タイムマシーン3号」が書いたネタを小沢仁志と小沢和義の“小沢兄弟”が演じるカップリングが決行されている。  漫才の内容だが、弟の和義がディズニーのキャラ「ダッフィー」をお気に入りにしているというWikipedia情報に注目。コワモテを気取る和義から「俺の体重はりんご5個分」「俺は海が好きだ。カリブの海賊になりてえ」と無意識にかわいさがこぼれ落ち、兄の仁志が「とことんかわいいな、お前は!」と突っ込む展開で掛け合いは進んでいった。  その上、次第に仁志からも“かわいいもの好き”なパーソナリティが露呈。ミッキーのマイタンブラーを持ち、週7でスタバに通うとカミングアウトした兄と弟が「僕、ダッフィーちゃん大好き!」「僕も大好き!」と愛らしい顔で2人でひとつの指ハートを作り、「次のVシネはこのキャラでいこう」と宣言して漫才は終了した。  要するに、小沢兄弟のパブリックイメージと、漫才で演じるキャラのギャップが面白さにつながったわけだ。「タイムマシーン3号」の狙いは、ドンピシャ! 作りとして、面白くならないわけがない漫才である。手堅い。 ■つまらないと思いながら漫才に臨んだ布施博による、リアルにキナ臭い漫才  問題は、この日の2組目。「馬鹿よ貴方は」の書いた漫才台本を演じる俳優は、布施博と川野太郎によるコンビである。  ここで詳細は記さないが、布施にまつわるキナ臭いウワサ(真偽不明)は何度か耳にしたことがある。しかも、「馬鹿よ貴方は」が姿を見せる前、布施はスタッフに向かって腕を組みながら「俺、今のお笑いの人たちに面白いと思うところないんだよ」と言い放つのだ。なぜ、場をこんなにヒリヒリさせる必要があるのか? 「馬鹿よ貴方は」が現れても、布施は“らしさ”を崩さない。彼らが持参した漫才台本に目を通し、髪をかき上げながら「どうなのかね、コレ(苦笑)」と発言する布施。見ているこっちが、嫌な汗をかいてしまう。しかも、「馬鹿よ貴方は」がいなくなるや「別に面白くねえんじゃないかな」と、布施は思いきり首をひねってみせる。なぜ、こんなにも歩み寄ろうとしないのだろう……?  とはいえ、どうしたって本番はやって来てしまう。不本意だろうがなんだろうが練習を積んだ布施&川野は、客前で漫才を披露した。  そして、いきなりセリフを飛ばしてしまう布施。優しい川野に導かれてなんとか布施は台本を思い出し、おぼつかないまま2人の漫才は進んでいく。何しろ布施はセリフを忘れるだけでなく、直後にボケの場面で思いっきり噛んでいるのだ。やはり、不本意な姿勢のまま漫才に臨んでいるのだろうか? キナ臭い漫才である。  そして、漫才は佳境に差し掛かる。2人は、普段決して言わなそうなセリフを言うようお互いをけしかけた。 川野 「布施博が絶対言わないような言葉は?」 布施 「おい、ギャラ上げろよ!」 川野 「それ、言いそうですよ」  笑ってしまった。確かに、布施は言いそうだ。そして、今度は布施が川野に“絶対言わないようなセリフ”を言うようリクエストする。すると、川野は熟考の末に「チンコ」と口走ってしまう。続けて、川野は「布施さんも言ってくださいよ!」と背中を押し、「チンコー!」と、2人は絶叫したままこの漫才は終了してしまった。  やはりこの漫才も、面白さの種類は小沢兄弟と同じだろう。普段の姿との差異、ギャップの激しさが笑いにつながっている。要するに、台本を書く芸人が役者に無茶をさせるほど笑いも大きくなるというシステムだ。  とはいえ、話はそう単純ではない。無茶をさせておきながら、その面白さが“芯を食って”なかったらどうする? 一歩間違えれば、アル・カポネの放ったジョークに下っ端ギャングがおべんちゃらで笑うみたいな気持ちの悪い空間が出来上がりかねない。危ない橋である。  しかし「チンコ」と雄叫びを上げた瞬間、漫才は確実に“接待笑い”の域を突破していた。無事、芯を食った!  この番組は、見ているこっちが疲弊する。人選、ネタ、そもそも番組内容……。久々に、リスキーな笑いを見た思いだ。 (文=寺西ジャジューカ)

芸人作のネタを役者が……『笑×演』台本をまったく信用していない布施博による漫才が“物騒”すぎた!?

芸人作のネタを役者が……『笑×演』 台本をまったく信用していない布施博による漫才が物騒すぎた!?の画像1
テレビ朝日系『笑×演』番組サイトより
 4月よりレギュラー放送がスタートした『笑×演』(テレビ朝日系)は、“芸人が書いたネタ”を“役者が演じる”という趣旨のネタ番組。  みなさんは、見たことがないだろうか? 映画やドラマなどで、役者が漫才師を演じるシーンを。これが、正直しんどいのだ。形容し難い座りの悪さがあり、見ていて恥ずかしくなることが多い。漫才にも演技力は重要だけれど、それでいて漫才と芝居は別物。『笑×演』の内容を知ったとき、「かなりハードルの高いことに挑む番組だな……」と、ネガティブな先入観を持ってしまったものだ。 ■小沢仁志&和義兄弟による手堅い漫才「僕、ダッフィーちゃん大好き!」  そんな心境のまま、4月12日深夜に放送された同番組のレギュラー放送2回目を視聴したのだが、これが悪くない。この日はまず、「タイムマシーン3号」が書いたネタを小沢仁志と小沢和義の“小沢兄弟”が演じるカップリングが決行されている。  漫才の内容だが、弟の和義がディズニーのキャラ「ダッフィー」をお気に入りにしているというWikipedia情報に注目。コワモテを気取る和義から「俺の体重はりんご5個分」「俺は海が好きだ。カリブの海賊になりてえ」と無意識にかわいさがこぼれ落ち、兄の仁志が「とことんかわいいな、お前は!」と突っ込む展開で掛け合いは進んでいった。  その上、次第に仁志からも“かわいいもの好き”なパーソナリティが露呈。ミッキーのマイタンブラーを持ち、週7でスタバに通うとカミングアウトした兄と弟が「僕、ダッフィーちゃん大好き!」「僕も大好き!」と愛らしい顔で2人でひとつの指ハートを作り、「次のVシネはこのキャラでいこう」と宣言して漫才は終了した。  要するに、小沢兄弟のパブリックイメージと、漫才で演じるキャラのギャップが面白さにつながったわけだ。「タイムマシーン3号」の狙いは、ドンピシャ! 作りとして、面白くならないわけがない漫才である。手堅い。 ■つまらないと思いながら漫才に臨んだ布施博による、リアルにキナ臭い漫才  問題は、この日の2組目。「馬鹿よ貴方は」の書いた漫才台本を演じる俳優は、布施博と川野太郎によるコンビである。  ここで詳細は記さないが、布施にまつわるキナ臭いウワサ(真偽不明)は何度か耳にしたことがある。しかも、「馬鹿よ貴方は」が姿を見せる前、布施はスタッフに向かって腕を組みながら「俺、今のお笑いの人たちに面白いと思うところないんだよ」と言い放つのだ。なぜ、場をこんなにヒリヒリさせる必要があるのか? 「馬鹿よ貴方は」が現れても、布施は“らしさ”を崩さない。彼らが持参した漫才台本に目を通し、髪をかき上げながら「どうなのかね、コレ(苦笑)」と発言する布施。見ているこっちが、嫌な汗をかいてしまう。しかも、「馬鹿よ貴方は」がいなくなるや「別に面白くねえんじゃないかな」と、布施は思いきり首をひねってみせる。なぜ、こんなにも歩み寄ろうとしないのだろう……?  とはいえ、どうしたって本番はやって来てしまう。不本意だろうがなんだろうが練習を積んだ布施&川野は、客前で漫才を披露した。  そして、いきなりセリフを飛ばしてしまう布施。優しい川野に導かれてなんとか布施は台本を思い出し、おぼつかないまま2人の漫才は進んでいく。何しろ布施はセリフを忘れるだけでなく、直後にボケの場面で思いっきり噛んでいるのだ。やはり、不本意な姿勢のまま漫才に臨んでいるのだろうか? キナ臭い漫才である。  そして、漫才は佳境に差し掛かる。2人は、普段決して言わなそうなセリフを言うようお互いをけしかけた。 川野 「布施博が絶対言わないような言葉は?」 布施 「おい、ギャラ上げろよ!」 川野 「それ、言いそうですよ」  笑ってしまった。確かに、布施は言いそうだ。そして、今度は布施が川野に“絶対言わないようなセリフ”を言うようリクエストする。すると、川野は熟考の末に「チンコ」と口走ってしまう。続けて、川野は「布施さんも言ってくださいよ!」と背中を押し、「チンコー!」と、2人は絶叫したままこの漫才は終了してしまった。  やはりこの漫才も、面白さの種類は小沢兄弟と同じだろう。普段の姿との差異、ギャップの激しさが笑いにつながっている。要するに、台本を書く芸人が役者に無茶をさせるほど笑いも大きくなるというシステムだ。  とはいえ、話はそう単純ではない。無茶をさせておきながら、その面白さが“芯を食って”なかったらどうする? 一歩間違えれば、アル・カポネの放ったジョークに下っ端ギャングがおべんちゃらで笑うみたいな気持ちの悪い空間が出来上がりかねない。危ない橋である。  しかし「チンコ」と雄叫びを上げた瞬間、漫才は確実に“接待笑い”の域を突破していた。無事、芯を食った!  この番組は、見ているこっちが疲弊する。人選、ネタ、そもそも番組内容……。久々に、リスキーな笑いを見た思いだ。 (文=寺西ジャジューカ)

“女子頼み”の格闘技『RIZIN』が『フルタチさん』並みの爆死で、次回放送に暗雲

女子頼みの格闘技『RIZIN』が『フルタチさん』並みの爆死で、次回放送に暗雲の画像1
フジテレビ系『RIZIN』番組サイトより
 旧『PRIDE』の流れをくみ、2015年暮れに旗揚げした総合格闘技団体『RIZIN』が4月16日、神奈川・横浜アリーナ大会を開催した。同大会の模様はフジテレビ系で同日午後7時より2時間枠でディレード中継されたが、平均視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死に終わった。  日曜の同時間帯でレギュラー放送されている『フルタチさん』の視聴率は4~6%台で、前回9日の放送分は6.1%。それと比較しても、『RIZIN』でいつもより数字を引き上げることはできなかった。 『RIZIN』のこれまでのゴールデン・プライム帯での視聴率は、15年12月31日が7.3%(第2部)、16年9月25日が8.5%、同12月31日が7.1%(第2部)で、今回は過去最低だった。  今大会は一般的な知名度のある選手の出場はほとんどなく、中継上の編成は女子選手中心。番組上でのトリは、“ツヨカワ女王”RENAの試合。そのほか、浅倉カンナ、石岡沙織、KING レイナらの試合が流され、完全に“女子頼み”。08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリスト・石井慧や、興行上のメーンイベントに出場した川尻達也の試合は、ダイジェスト扱いされる始末だった。 「今回はミルコ・クロコップ、バルト、山本美憂、クロン・グレイシーといった有名どころの参戦がなく、フジが女子選手中心の編成にしたのは理解できます。もちろん、視聴率的には苦戦を想定していたとは思うのですが、さすがにゴールデン帯で5%台しか取れないのでは話になりません。7%台は欲しかったでしょうね。次回興行は7月30日のさいたまスーパーアリーナ大会ですが、このままゴールデン帯で放送するかどうか、局内でも意見が分かれるのでは? 夕方や深夜帯での放送の可能性もありそうです」(スポーツ紙記者)  とはいっても、レギュラー番組の『フルタチさん』にしても5%前後しか取れておらず、テコ入れ策だった宮根誠司の『Mr.サンデー』との合体企画(3月19日)も、第1部の『フルタチさん』パートでは5.5%にとどまった。現状『フルタチさん』には、数字を上向かせるような手立てがないだけに、次回の『RIZIN』を同時間帯でオンエアしても、視聴率的には『フルタチさん』と大差なさそうだ。 「フジにとって『RIZIN』は、今年も大みそかの『NHK紅白歌合戦』の裏で放送する番組の候補のひとつであることに変わりありません。それであるなら、7月30日もゴールデン帯で放送して、どれだけの視聴率を取れるか見てみる、という考えに落ち着くかもしれません」(同)  いずれにせよ、格闘技ブームは、とうの昔に去っており、一般的な知名度の高い超大物選手でも担ぎ出さない限り、ゴールデン帯で2ケタ台を取るのは至難の業。そんな『RIZIN』に頼らなければならないフジの現状は、情けないというほかない。 (文=田中七男)

“女子頼み”の格闘技『RIZIN』が『フルタチさん』並みの爆死で、次回放送に暗雲

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フジテレビ系『RIZIN』番組サイトより
 旧『PRIDE』の流れをくみ、2015年暮れに旗揚げした総合格闘技団体『RIZIN』が4月16日、神奈川・横浜アリーナ大会を開催した。同大会の模様はフジテレビ系で同日午後7時より2時間枠でディレード中継されたが、平均視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死に終わった。  日曜の同時間帯でレギュラー放送されている『フルタチさん』の視聴率は4~6%台で、前回9日の放送分は6.1%。それと比較しても、『RIZIN』でいつもより数字を引き上げることはできなかった。 『RIZIN』のこれまでのゴールデン・プライム帯での視聴率は、15年12月31日が7.3%(第2部)、16年9月25日が8.5%、同12月31日が7.1%(第2部)で、今回は過去最低だった。  今大会は一般的な知名度のある選手の出場はほとんどなく、中継上の編成は女子選手中心。番組上でのトリは、“ツヨカワ女王”RENAの試合。そのほか、浅倉カンナ、石岡沙織、KING レイナらの試合が流され、完全に“女子頼み”。08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリスト・石井慧や、興行上のメーンイベントに出場した川尻達也の試合は、ダイジェスト扱いされる始末だった。 「今回はミルコ・クロコップ、バルト、山本美憂、クロン・グレイシーといった有名どころの参戦がなく、フジが女子選手中心の編成にしたのは理解できます。もちろん、視聴率的には苦戦を想定していたとは思うのですが、さすがにゴールデン帯で5%台しか取れないのでは話になりません。7%台は欲しかったでしょうね。次回興行は7月30日のさいたまスーパーアリーナ大会ですが、このままゴールデン帯で放送するかどうか、局内でも意見が分かれるのでは? 夕方や深夜帯での放送の可能性もありそうです」(スポーツ紙記者)  とはいっても、レギュラー番組の『フルタチさん』にしても5%前後しか取れておらず、テコ入れ策だった宮根誠司の『Mr.サンデー』との合体企画(3月19日)も、第1部の『フルタチさん』パートでは5.5%にとどまった。現状『フルタチさん』には、数字を上向かせるような手立てがないだけに、次回の『RIZIN』を同時間帯でオンエアしても、視聴率的には『フルタチさん』と大差なさそうだ。 「フジにとって『RIZIN』は、今年も大みそかの『NHK紅白歌合戦』の裏で放送する番組の候補のひとつであることに変わりありません。それであるなら、7月30日もゴールデン帯で放送して、どれだけの視聴率を取れるか見てみる、という考えに落ち着くかもしれません」(同)  いずれにせよ、格闘技ブームは、とうの昔に去っており、一般的な知名度の高い超大物選手でも担ぎ出さない限り、ゴールデン帯で2ケタ台を取るのは至難の業。そんな『RIZIN』に頼らなければならないフジの現状は、情けないというほかない。 (文=田中七男)

アスリートの鍛え上げられたボディに大興奮! 黒柳徹子が見せる、天井知らずの“女の子力”

アスリートの鍛え上げられたボディにペタペタ! 黒柳徹子が見せる、天井知らずの女の子力の画像1
『徹子の部屋』(テレビ朝日系)は長寿番組だ。何しろ、その歴史は41年。おのずと、招かれるゲストも初登場ばかりとは限らなくなる。  出演歴のある芸能人が出演した場合、そのゲストの過去出演VTRを振り返るのがこの番組の常。その際に注目してしまうのが、ゲストではなく黒柳徹子のほうである。というのも、VTRの中でしゃべる徹子は、今よりはるかに滑舌がいいのだ。当然か。徹子は、現在83歳。早口でまくし立てるトークが専売特許であったが、年齢とともにスピードが落ちていくのは仕方がない。  というか、徹子から“早口”のイメージが払拭されてから、その愛され度は増している気がする(かつては、話を振る時点でオチを口にしてしまう徹子の質問法を揶揄する声が少なくなかった)。 ■鍛え上げられたボディに前のめり  4月12日に放送されたゴールデン特番『徹子の部屋 春の最強夢トークスペシャル』の徹子も、チャーミング極まりなかった。  今回は数々のアスリートを番組に招き寄せ、“辛口姉妹”と称したマツコ・デラックスとのコンビで、彼ら彼女らの素顔を掘り下げるコーナーが設けられている。この時の徹子、とにかく体を触りまくるのだ。  最初に登場したアスリートは北海道日本ハムファイターズの大谷翔平で、まずは彼の合コン歴を聞く2人。「女子アナとは食事に行かないほうがいい」「(外見は)いいように見えて、ロクでもない女が多い」と忠告しながら、さりげなく大谷にボディタッチするマツコのその振る舞いが、図らずも徹子の負けん気を着火させてしまった。「どうしてアナタ、お話する時に、いちいち大谷さんに触るの?」と注意しながら、徹子は自分も大谷の腕をなでまくるのだ。しかも、大谷から「ファンの人も体を触りたがる」と聞き出すや、「そういうのは、やっぱりどうかしら」とあきれ顔を見せる客観性のなさ。実に女の子っぽくて、愛らしいではないか。  体操の内村航平と白井健三が登場した時も、女の子だ。初対面の白井に向かって、いきなり「私はあなたのことを知っています」と謎のカミングアウトをする徹子。同コーナーは選手本人に「質問カード」を引かせ、そのカードに記された内容について徹子&マツコが迫るという趣旨なのだが、徹子はいつも当ててもらいたいカードを“チョン”と飛び出させ、ズルして優先的に引かせようとする。仕方なく白井がそのカードを引くと、裏には「徹子の筋肉チェック」と書かれていた。やはり、体に触りたくて仕方がない。当然のように白井の太ももを触り、その張り具合を「プンプンしてる!」と謎の擬音でリポートする徹子。  最後に登場したのは柔道のベイカー茉秋だったが、彼なんかボディタッチするには絶好の素材である。「どこの筋肉が一番すごいんですか?」という徹子の質問にベイカーが「胸筋とかですかね」と返答するや「胸筋!? わぁ……」と目をつむり、「いい?」と、おもむろに胸筋へタッチ。「わっ、すごいわね! やわらかいのの下に硬いのがある」と意味深な表現で報告してくれた。  それでいて負けん気が強いのも、女の子の特徴だ。徹子は世界最高峰のアスリートである内村&白井を前に「私は一日中、鉄棒にぶら下がっていることもできました」と豪語。白井が「僕たちでもできないですね」と感嘆すると、「あっ、できない?」と上から目線で金メダリストのメンツを潰してしまった。 ■徹子には特別扱いしてあげたくなる  何も、徹子はゲストの体に触ってばかりいたわけじゃない。今回はディーン・フジオカとのデートも満喫しており、食事時にはヒューマンビートボックスを駆使してギターを弾くディーンとのジョイントに挑戦。初めは「プッ、プッ、プップップ」とビートを刻んでいた徹子であったが、次第にピースサインを出しながら「ヘイ!」と掛け声を上げてみたり、自由というか完全にルールを逸脱してみせている。これも、特別扱いしてあげたくなる女の子だからこそ許される行いである。 「女子力」という言葉があるが、徹子に関しては年を重ねるに従って「女の子力」が増している印象がある。何をやっても許してあげたくなるから、何事も彼女の世界の中で滞りなく着地できる。まさに『徹子の部屋』である。 (文=寺西ジャジューカ)