霜降り明星、冠番組がまさかの“降格”…オーバーワークを心配する声も

 霜降り明星の冠番組『霜降りバラエティ』(テレビ朝日)の放送枠が10月から“降格”することとなった。

 現在、毎週火曜深夜0時15分からの30分番組とし放送している『霜降りバラエティー』。同枠では10月から爆笑問題と神田伯山が出演する『まさかのルールはなぜできた!? 作画プレゼン! 刺さルール』がスタートし、『霜降りバラエティ』は毎週土曜深夜3時からの枠に移動。さらに放送時間も…

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吉本興行、ここにきて再び第7世代を猛プッシュ? 粗品の“3冠”は至上命題か

 今年もTBSで放送予定の『キングオブコント2021』。これが吉本興行にとって大きな転換期になる大会になるかもしれないという。

「今年のキングオブコントは霜降り明星が優勝すれば粗品さんがM-1、R-1に続いて3冠となります。マヂカルラブリーの野田クリスタルさんも同じく3冠となるので話題性はバツグン。今回から即席ユニットの参加もOKで、2014年優勝コンビのシソンヌと、同年準優勝…

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ブームは過ぎ去っても…「第7世代」がお笑い界にもらたらしたポジティブな効用

 2019年ころから“ブーム”になったとされていた「お笑い第7世代」。しかし、いつしか“第7世代”という言葉を聞く機会も減ってきている。

「1年前くらいまでは“第7世代”という言葉を冠にした番組や企画も多かったんですが、いまはほとんどないですね。現状では第7世代の“ブーム”は収束したと言っていいでしょう」(バラエティー番組関係者)

 とはいえ、“第7世代”と称され…

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霜降り明星・粗品だけじゃない? 不適切の「さじ加減」がわからないタレントが急増する背景

 7月9日深夜に放送されたニッポン放送『霜降り明星のオールナイトニッポン』で、熱海の土石流災害に関する不適切発言をした、霜降り明星の粗品。番組プロデューサーが粗品に対し、厳重注意をしたことが明らかになった。

 粗品は、番組共演者である静岡朝日テレビの宮崎玲衣アナが「雨女」だという話の中で、「熱海が終わった。宮崎アナのせいで」と発言。すぐに、相方のせいやが「熱海、心配なんですよね…

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霜降り粗品「熱海の災害は女子アナのせい」失言も“特殊部隊”のおかげで炎上を回避か

 大炎上とならなかったのにはワケがあった?

 お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、7月9日深夜に放送されたラジオ番組で放った一言が問題視されている。

「番組では共演する宮崎玲衣アナが“雨女”だという話題に。その流れから粗品は、大規模土石流の被害に見舞われた静岡県熱海市について『熱海が終わったもんな、雨で。いや、宮崎アナのせいで』と発言。その後、粗品は『現在も安否が不…

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優勝しても人気が出ないR-1ぐらんぷり、「賞金なくせばネタの質上がる」説も

 ピン芸人日本一を決定する『R-1ぐらんぷり2020』の開催が発表され、11月28日からエントリーが始まった。前回大会からプロの芸人のみを対象とした大会となり、アマチュア向けには1分間の動画ネタの面白さを競う『R-1アマチュア動画ぐらんぷり』という大会が設置された。

「プロの芸人は2000円のエントリー料を支払ってネタを競い、優勝者には500万円の賞金が与えられます。アマチュアの方は、エントリー料は無料ですが、賞金はなし。残念ながらアマチュアの方の注目度はゼロに等しいですね……」(お笑い事務所関係者)

 R-1ぐらんぷりというと“優勝してもブレイクできない”という不名誉な大会として認知されている。中山功太、三浦マイルド、やまもとまさみ、などといった過去の優勝者たちをテレビで見ることはほとんどない。

「M-1に比べるとどうしてもレベルが低いと見られている。ピン芸人自体が少ないということもあるし、才能があるピン芸人はネタよりも先にバラエティーで売れやすいということもあるでしょう」(同)

 そんななか、R-1ぐらんぷりにおける500万円の賞金について、こんな意見も出始めているという。ある構成作家が言う。

「“優勝しても売れない大会”という認識があるせいか、ブレイクの足がかりにすることよりも賞金こそをモチベーションにする芸人も少なくない。練りに練ったネタではなく、現場での“受け”のみを狙ったインパクト重視のネタが増えているのも、そういうことなんですよね。名誉よりも500万円を求める芸人がいるせいで、大会の質が下がっているという感じもあります。大会全体のクオリティーを上げるには、賞金を廃止するのも手だと思います」

 R-1ぐらんぷり2019におけるプロ芸人のエントリー数は2,542名。全員が2,000円のエントリー料を払っているので、単純計算すれば総額508万4,000円だ。つまり、エントリー料がそのまま賞金となっているのだ。

「賞金をなくせば、エントリー料も廃止できるということになる。エントリー料については、制作サイドが金儲けをしているのではないかという批判もあったことだし、そういった雑音を排除するという意味でも、エントリー料と賞金を廃止するのは悪くないと思いますけどね。賞金がほしいだけの芸人を減らせば、本当に面白い芸人が浮かび上がってくる可能性も高くなるかもしれません」(同)

 ちなみに、M-1グランプリのエントリー料もR-1と同じく2,000円(1組)、2019年大会では5,040組がエントリーしており、総額は1,008万円。M-1の賞金は1,000万円なので、こちらもエントリー料が賞金でほぼ“相殺”される形だ。

「やはり、芸人は賞金でリッチになるのではなく、しっかり人気者になってリッチになってほしい。芸人が賞金を目的にネタをやるというのは、望ましくない。裏を返せば、優勝しても売れない大会は、あまり意味がない。賞金をなくすことも含め、R-1そのものについて見直さなくてはならないところに来ているのだと思います」(同)

 M-1とのダブル優勝を果たした霜降り明星・粗品は活躍しているが、それ以外の優勝者はなかなか売れっ子になれていないR-1ぐらんぷり。大会存続のためにも、根本的な改革が必要なのかもしれない。

中川家礼二、フット後藤、霜降り粗品……ツッコミ芸人の身体性

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(9月22~28日)見たテレビの気になる発言をピックアップします。

博多大吉「面白い漫才師さんは音消しても面白いってわかる、って教わった」

 それにしても、テレビの第一線で活躍する芸人たちがお笑いを語るのは面白い。

 先週、2つのバラエティ番組で、立て続けに類似の企画が放送された。26日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)と、28日の『ゴッドタン』(テレビ東京系)である。

『アメトーーク!』の企画は「ツッコミ芸人が選ぶ このツッコミがすごい!」。誰のどんなツッコミが優れているのか、どこがすごいのか、芸人たちがそれぞれの視点で語り合っていた。

 たとえば、サンドウィッチマン・伊達のシンプルで無駄のないツッコミのすごさ、ナイツ・土屋の精密機械のような淡々としたツッコミのすごさ、和牛・川西の自我を抑制してネタの役に入りきったツッコミのすごさ、爆笑問題・田中のツッコミとその前の客を引きつけるフリの話術のすごさ――。

 交わされた話題はこのように多岐にわたるのだけれど、ここでは次のワードに注目したい。「身体」である。

 博多華丸が語ったのは、中川家・礼二の手の動き。礼二は漫才中に手をいろいろと動かしてツッコミを入れるが、次の展開に移る際にそれをスーッと下げる。この自然な動きがいい。邪魔にならない。対して、漫才を始めたばかりの芸人は手の動きに無駄が多い。

 この話を受けて、相方の大吉も「動きって、ものすごく大事」と語る。

「最初のころに、面白い漫才師さんは音消しても面白いってわかる、って教わったんですね。実際やってみるとホントそうなんですよ」

 また、フットボールツアワー・後藤のツッコミ。彼はいつも大声を張り上げてツッコんでいるように見える。しかし、礼二いわく、実は大声を出してそうでそんなに出してない。あそこには技術があるのだ、と。

「首のとこだけにスジをクッといかして、大きい声でやってるというようなとこを見せよるんですよ」

 そして、霜降り明星・粗品の手のひらを上に向けた例のツッコミ。本人が語るところによると、最初のころは人さし指を大きく突き上げるポーズでツッコんでいた。しかし、そのころはあまりウケがよくなかった。少しずつ手を下げていき、手元に収める今の形になりウケるようになった。初期のツッコミがイマイチだった理由を、粗品は次のように説明する。

「ボケの方へのリスペクトが全然なかったなと思って」

 礼二の手の下ろし方、後藤の首のスジ、粗品の手の形。視聴者や観客として普段は気にとめない小さな身体の動きが、大きな笑いを支えている。

 そういえば、番組で芸人らはツッコミの「怖さ」も同時に語っていた。伊達のシンプルなツッコミはすごい。土屋の淡々としたツッコミはすごい。粗品の一言で刺すツッコミはすごい。けれど、同じことを自分がやるとしたら怖い、と。

 なるほど、第一線で活躍するツッコミ芸人たちはそれぞれ、客前で自分の全身をさらしながら、自分の固有の身体と合致するスタイルにたどり着いた。だとすれば、その身体性を伴ったスタイルは他者と入れ替え不能。別の人間が形だけ同じことをやっても、確実にスベる。そのことが同じツッコミ芸人として、それこそ身体でわかっているからこそ、怖い。

 お互いのスタイルに寄せられた「怖い」という声は、ツッコミ芸人たちによる最大のリスペクトの交換であるように思えた。

 続いて、『ゴッドタン』の企画は「お笑いを存分に語れるBAR

~漫才編~」。今年5月に放送された、芸人らがコントを中心にネタを語り合った回の漫才バージョンである。

 こちらもトーク内容は広範にわたる。お互いの掛け合いだけでM-1優勝を勝ち取ったブラックマヨネーズの漫才の完璧さ、M-1史上最もふざけ合って優勝したアンタッチャブルの自由さ、笑い飯の漫才のルーツとしてのおぎやはぎ、くりぃむしちゅー・上田から南海キャンディーズ・山里へと至る例えツッコミの進化――。

 そんな多様な話題を含んだ番組の内容を、ここでは次の言葉を切り口にまとめてみたい。「世界」である。

 2006年のM-1でのチュートリアルの優勝について、皆が語っていたときのこと。セカオワ(SEKAI NO OZAWA)ことスピードワゴン・小沢は、ふいにこう言った。

「今までの漫才師はボケを見せたの。チュートリアルは世界を見せた」

 この話を受けて、矢作も語る。

「チュートリアルに関しては、ああいう徳井さんみたいなザ・イケメンで、ああいう表情でボケるのって、俺、全然笑えなかったの普段。徳井さんだけだもんね、カッコいいのに笑えた。だからうまいこといったと思うよ。ボケじゃなくて世界なんだよね」

 06年のM-1のチュートリアルが決勝の2本目にやった漫才は、徳井が自転車のベル(チリンチリン)に異常に執着するというもの。徳井の異様さにおびえる福田という世界観が、そこでは披露されていた。

 いわば、漫才師がボケを提示するのではなく、ボケた人がいるという世界の提示。2人の掛け合いの中で独創的な別世界を漫才の中に作り出したからこそ、「イケメン」に対する世間的なイメージがいったん漫才の外にくくり出され、大きな笑いにつながった。勝手な解釈かもしれないけれど、小沢や矢作の話を敷衍すると、こうなるだろうか。

 あるいは、小沢は「おぎやはぎの漫才はジャズだもんね」と言う。この言葉が意味するところは語られなかったのでよくわからないけれど、彼らの漫才の即興性や自由さ、観客を彼らの世界に引き込む独特のリズムや色気を指してのことかもしれない。

 それはともかくとして、この話を受けてナイツ・塙が語りだしたのは、音楽と漫才の共通点だ。いわく、漫才師が聴いている音楽は漫才に反映される。

 たとえば、学生時代にロックバンドを組んでいたバイきんぐ・小峠は、ツッコミでもシャウトする。塙自身、YMOのテクノミュージックが好きで子どものころから聴いてきたが、これも同じテンポを刻み続けるナイツの漫才につながっている。そう自説を述べた塙は、イエロー・マジック・オーケストラならぬ「ヤホー・漫才・オーケストラ」だと言って笑う。

 そして、注目の若手芸人を紹介するコーナーで、Dr.ハインリッヒやAマッソ、コウテイやまんじゅう大帝国の名前を挙げながら、小沢は語る。

「オレ、漫才じゃなくて向こうに音楽か文学が見えるコンビがいい」

 文学はもちろんのこと、音楽もまたひとつの世界観の提示だ。同じ映像でも悲しい音楽をかければ悲劇に、楽しい音楽をかければ喜劇になるように。おぎやはぎのジャズ、バイきんぐのロック、ナイツのテクノ。漫才は、コントは、ときにBGM付きの独自の世界を見せている。

 同じ週に、芸人がお笑いを語る2つの企画が放送された。そこで芸人たちは、身体と世界という2つの要素を語り合った。世界の中にある身体。身体が表現する世界。その蝶番としての、芸人の芸。

 やっぱり、テレビの第一線で活躍する芸人たちがお笑いを語るのは面白い。

壇蜜と人命救助の霜降りせいや、芸能マスコミを敵に回した”業界のタブー行為”とは?

 多くの芸能マスコミを招いて結婚会見を開いた南海キャンディーズの山里亮太と蒼井優。どんな質問にもしっかり笑いを交えながら答える山里に対し、芸能リポーターたちも好意的で、会見では際どい質問もほとんど出なかった。

 いわば芸能マスコミを完全に味方につけた山里だが、その一方で芸能マスコミを敵に回しそうな芸人がいる。

「倒れていた男性を、壇蜜と一緒に介抱したことが報じられた霜降り明星のせいやです」(ベテラン記者)

 6月5日、ニュースサイト「NEWSポストセブン」に〈壇蜜と霜降り明星・せいや「名前も告げず人命救助」の真相〉という記事が掲載された。せいやが帰宅途中、倒れていた男性を介抱したところ、たまたま壇蜜を含む女性2人組が歩いてきて、一緒に介抱したという内容だ。

「せいやは、自身のラジオ『霜降り明星のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)で、この件について記者から取材を受けたことを、記事が出る前に話したんです。

 芸能界の暗黙のルールとして、芸能マスコミから取材を受けた場合、その記事が世に出るまで、内容については話さないということになっています。もちろん、“記事を潰す”という理由で、タレントが先手を打っていろいろな発表をすることもあるんですが、今回のせいやの話については、せいやにデメリットがある内容でもなく、わざわざ記事を潰す必要はない。にもかかわらず、ラジオで話してしまったということで、“タブーを犯した”という形になります」(同)

 せいやは悪いことをしているわけではないのだから、何を話してもいいはずだが、芸能界ではそうもいかない。

「芸能マスコミと芸能人は、持ちつ持たれつの部分がありますからね。上手に付き合えば、芸能人にとってよくない話をスルーしてもらえることもあるし、バッシングに傾きそうな案件でも、好意的に報じてもらえることもあるでしょう。でも、せいやのように暗黙のルールを破ってしまうと、芸能マスコミにとっては“敵”と見なされる可能性が高くなる」(同)

 週刊誌が芸能ニュースを報じる場合、タレントや所属事務所に対し、事実関係について取材をした上で、記事化するのが通例となっている。

「芸能マスコミが事務所やタレントに直撃取材するのは、真相を確かめるという目的と、“こういう記事が出ますよ”と事前に報告するという目的があります。タレント側としては、記事が出るまでに各所に根回しをしたり、釈明のための用意をしたりできるわけです」(同)

 しかし、記事が出る前にタレントがその内容を公表するようなことがあれば、週刊誌側も事務所に“当てる”ことなく、そのまま記事を出すしかなくなるのだ。

「芸能人にとっていちばん痛いのは、いきなりスキャンダル記事を出されること。まったく用意していないところで致命的なダメージを受け、関係者にも多大なる迷惑をかけることとなる。そういう最悪の事態を避けるために、芸能事務所は芸能マスコミと上手く付き合うということです。せいやは、そういった事情を分かってなかったのでしょうね」(同)

 芸能界のカラクリを知らない若手芸人であるがゆえのミスだったということなのだろうが、特に弁明するほどでもない“介抱ネタ”で芸能マスコミのターゲットとされるのであれば、さすがにせいやが不憫に思えてくる。

壇蜜と“交際疑惑”の霜降り明星・せいや、実はかなりの変態キャラ?

 霜降り明星のせいやが5月31日放送の『霜降り明星のオールナイトニッポンZERO』(ニッポン放送)において、壇蜜との交際を週刊誌に直撃されたと話し、話題になっている。

 せいやは、自宅へ戻るときに週刊誌の直撃を受け、相方の粗品が何かやらかしたのではと不安になったという。実際は、自身への直撃で「壇蜜さんと付き合っていますよね?」と問われ、驚いたようだ。

 せいやは同11日に、偶然その場を通りかかった壇蜜とともに、ブロック塀に頭をぶつけて倒れていた男性を救助し、その後、近くのスーパーまで壇蜜を送った。その数十メートルの2ショットが誰かに目撃されたのではと背景を推察。交際は「まったく事実ではない」と否定した。

 せいやといえば、相方の粗品に比べて、天性のボケキャラと、ずんぐりむっくりな体型のイメージも相まって「童貞キャラ」風であるが、実はかなりの肉食系として知られている。

「『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)優勝時は、外科の女医と交際していたようですし、その前に出演した『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)では、SMの女王様をしているファンの女性とのプレイの様子を話、MVSを獲得しています。ホテルで相手は『お前を見ているとイジメたくなる』と強気な態度を示すも、めちゃくちゃせいやのファンだったようで仕事やライブの名前を叫びながら、体のあちこちをつねってきたようです。ただ、肝心のエッチはできずじまい。ふて寝して起きると、相手の足を舐めたせいで、ばい菌が喉に入り、パンパンに腫れていたというオチもつけました」(業界関係者)

 まさに霜降り明星のネタのような、ハイスピードな小ネタのオンパレードといったトークであろう。

「霜降り明星は、粗品のギャンブル好きの無頼派キャラが注目されていますが、せいやも相当な変わり者だといえるでしょう。『実は相方の方が○○』といったエピソードはテレビ受けもしそうですね。今後はせいやの変態、肉食系キャラがさらに注目されていくかもしれません」(同)

 東京進出後も次々と結果を残している霜降り明星は、まさにプライベートにおいても「ネタの宝庫」といえるかもしれない。

(文=平田宏利)

霜降り明星、ゆりやんレトリィバァが先頭を走るお笑い第7世代……ほかの世代は?

 平成から令和へと変わる2019年に、真のブレークを果たした芸人といえば霜降り明星だろう。昨年度の『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で最年少優勝を果たし、ツッコミの粗品は『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)でも優勝。史上初の『M-1』『R-1』2大会制覇を成し遂げた。

 彼らはこの4月からは本格的な東京進出を果たし、「お試し」として呼ばれた番組でも次々と結果を残している。『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)、『霜降り明星のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送系)などコンビ名を冠したレギュラー番組もスタートし、まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」であり、「お笑い第7世代」の出世頭となるのは確実だ。

 お笑い芸人の歴史を世代というくくりで分けると、ザ・ドリフターズやコント55号をはじめとする草創期のテレビ番組で活躍した第1世代、タモリ、明石家さんま、ビートたけしなどの「お笑いBIG3」が含まれる第2世代、とんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンらの第3世代あたりまではなじみが深い。ちなみにこの世代でも遅咲きの爆笑問題やバカルディ(現・さまぁ~ず)は3.5世代と扱われることもある。では、その後の世代にはどういった芸人が続くのだろうか。

「お笑い第4世代は、いわゆる『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)などに出演し90年代後半にブレークした芸人が該当します。ネプチューンや海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)、元U-turnの土田晃之などが代表的でしょう。さらに『めちゃ×2イケてるッ!』(同)の出演者であるナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼなども該当します。」(放送作家)

 ならば、第4世代に続く、第5世代、第6世代はどんな芸人が該当するのか。

「お笑い第5世代は『爆笑オンエアバトル』(NHK)や『エンタの神様』(日本テレビ系)、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)などのネタ番組で活躍し、2000年代初頭に頭角を現してきた芸人を指します。2001年には本格派の漫才コンテストである『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)もスタートしました。当てはまるのはチュートリアル、中川家、おぎはぎのほか小島よしお、長井秀和なども含まれますね。ネタ番組ブームから少し遅れてブレークを果たしたのが第6世代に該当します。コンビではNON STYLE、パンクブーブー、銀シャリなど、『M-1』復活後の優勝組コンビのほか、ピンではサンシャイン池崎、平野ノラなどがいますね」(同)

 お笑い第7世代は、そこからさらに時代は進み2010年代後半に頭角を現してきた世代である。霜降り明星のほかには、ガンバレルーヤ、ゆりやんレトリィバァ、濱田祐太郎らがいる。彼らのほとんどが「平成生まれ」であり、若さを武器に、今後さらなる活躍が期待できそうだ。
(文=平田宏利)