『SUITS/スーツ』第8話 B’zの歌がサプライズだって!? 視聴率のためなら手段を選ばないのか……

『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)第8話。「情報漏えい者は誰だ!? 最終章スタート!!」

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■あのエロスを振りまく弁護士が再登場

 今回の案件は、有害性塗料によって健康被害を負ったと主張する原告団が、大手建設会社「烏丸建設」を相手取って起こした集団訴訟。

 一審を担当した原告団の弁護士が裁判直前にスキャンダルで炎上し、廃業に追い込まれてしまったということで、甲斐正午(織田裕二)とアソシエイトの鈴木大輔(中島裕翔)が新たに弁護を担当することに。

 相手方「烏丸建設」の弁護士は、甲斐の後輩でもあるスタンリー法律事務所の畠中美智瑠(山本未來)。

 大輔が担当するはじめての裁判の時に「嬉しいです、初体験のお相手になれて(は~と)」なんて、エロスを振りまいていたあの弁護士だ。

「勝つためには手段を選ばない」という甲斐イズムを継承している美智瑠は、原告団ひとりひとりの弱味を徹底的に調べ上げ、脅して回ることによって、わずかな金額での和解を進めようとする。

 甲斐たちの側も「烏丸建設」の情報を調べて対抗しようとするが、えげつない手を使って常に一歩先を行く美智瑠に苦戦。

 ……というか、甲斐って常々「勝つためには手段を選ばない」と言っているわりには大して汚い手を使っていない。

 今回の案件に関しても、「烏丸建設」が法改正された後も使用禁止となった塗料を使用していたという事実を突き止めて決着。裏技的ではあるが、真っ当な戦い方だ。

 前回登場した竹中直人演じる「最強の弁護士」もだいぶショボかったし、本作最強の「勝つためには手段を選ばない」弁護士は畠中じゃないだろうか。

■大輔の恋愛沙汰とか見たくないよ……

 今回は「烏丸建設」の案件と同時進行で、相変わらず大輔の経歴詐称がバレるのバレないだの、大輔を取り巻く女性問題だのもやっていた。

 聖澤真琴(新木優子)が事務所内の情報を流出させた犯人だと疑われ、親身になって守ろうとする大輔。

 それを見て、谷元砂里(今井美桜)がジェラシーを燃やし、ちょいちょい事務所にスーツを届けたり、夜食を届けたり。

「烏丸建設」案件でハードな情報戦が繰り広げられているのに、この恋愛要素、必要だったか!?

 ラスト、砂里がいきなり大輔にキスをしたところを、ちょうど真琴が目撃してしまい、三角関係の激化必至! という感じではあるが……そんなことより、もっとちゃんと弁護士の仕事やって!

 

■サプライズがショボ過ぎて逆にサプライズ!

 第8話に関しては、甲斐と畠中の対決よりも、大輔をめぐる三角関係よりも、よっぽど気になったのが「サプライズ」。

 番組表に「今夜ドラマ放送中にスペシャルサプライズ決行!!」と書かれていたのだ。

 しかし、テレビドラマにおいて視聴者を驚かせるような展開なんて当たり前だ。

 ここまでドーンとアピールしているからには、とんでもないゲストが出てくるとか(江口洋介、安田成美あたりが出てきたらサプライズだが)、香取慎吾主演のドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(TBS系)のように、ドラマなのにいきなり生放送になるとか、そのくらいの仕掛けがなければ「サプライズ」とは言えないだろう。

 しかし『SUITS』の第8話、普通に見ていても何がサプライズだったのか分からず……。もう一回見直しても分からず……。

 放送後に公式Twitterアカウントが明かしたところによると、中盤にB’zによるドラマ主題歌「WOLF」のバラードバージョンが流れたことがサプライズだったんだとか。

 ……はい?

 確かに、初公開のバージョンだったらしく、「いつもと違う感じで稲葉がうなってるなぁ~」とは思っていたが……そんなの知らんがな!

 既に撮影が終了してしまっているため、テコ入れしようにも、ドラマの内容には手を加えられない。苦肉の策が、挿入歌によるサプライズということか。

 この作戦が功を奏したか、一桁台が続いていた視聴率もチョイ盛り返して10.5%(関東地区)になったようだが、何回も繰り返していると信用をなくすぞ!

 甲斐は大して「勝つためには手段を選ばない弁護士」じゃないのに、『SUITS』は「視聴率のためなら手段を選ばないドラマ」状態だ。
(文とイラスト=北村ヂン)

『SUITS/スーツ』第7話 いろんな要素を詰め込み過ぎて、話がややこしいわりに内容が薄い……

『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)第7話。「超緊急事態発生!!敵は史上最強の弁護士!!」

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■最強の弁護士がショボすぎる!

 今回の案件はホテルグループの合併交渉。

 甲斐正午(織田裕二)のクライアント「桜庭リゾート&ホテル」は、近々4つのホテルで五つ星の評価を得ることが決まっているなど、日本国内においては超優良ホテルとして知られている。

 一方、合併相手である大手ホテルグループ「KJO」は世界規模で展開しており、合併交渉でどちらが主導権を握るかという争い。

「KJO」側の代理人弁護士は「弁護士法人セイント」代表・聖澤敬一郎(竹中直人)。幸村チカ(鈴木保奈美)とも因縁のある最強弁護士だ。

……ということで、「負けを知らない弁護士」である甲斐と、最強の弁護士・聖澤との熱いバトルが繰り広げられるのかと思いきや、これがショボイにもほどがあった。

 超・上から目線での合併案を提示してきた聖澤に対し、甲斐たちは「KJO」の弱味をつかんでマウンティングを取り、逆に「桜庭リゾート」側に有利な条件で交渉を進めることに成功。

 かと思いきや、「KJO」は交換したお互いの資産状況のデータを元に敵対的買収を仕掛けてきた!

 そこで甲斐は、五つ星が決まっていたホテルをライバルグループに売却して資産価値を半分以下にするという対抗策に打って出る。

 結果、アッサリと頭を下げてしまう聖澤。どこが最強弁護士なんだ!?

「超緊急事態発生!!敵は史上最強の弁護士!!」と、ビックリマークを4つも使っていたのに……。竹中直人の無駄遣いにもほどがあるよ。

 

■話がややこしいわりに内容が薄い

 今回は、合併交渉以外にも内容を詰め込み過ぎて、肝心の甲斐 vs 聖澤のバトルをじっくり描く余裕がなくなっていた感が強い。

・「セイント」への蟹江貢(小手伸也)の引き抜き騒動。
・聖澤とチカとの因縁。
・聖澤とパラリーガルの真琴(新木優子)との親子関係。
・鈴木大輔(中島裕翔)の経歴詐称がバレるバレない問題。

 などなど、さまざまなエピソードが同時進行する、小粋なストーリー展開を演出したかったのかもしれないが、話があっちこっちに飛んでややこしいわりに、内容が薄いという悲しい結果に。

 原作であるアメリカ版での聖澤敬一郎にあたるロバート・ゼインは、第2シーズンの終盤から登場し、その後、準レギュラーとなっていく重要なキャラクターなのだが、第2シーズン以降があるかどうかもわからない日本版で、チョロッと単発で出てきただけの聖澤が、いきなりいろんなバックグラウンドを背負わされても荷が重いってものだろう。

「幸村・上杉法律事務所」の名前にもなっている「上杉」の親友という設定も、その上杉が今まで一度も登場していない(どころか話題にも上がっていない)のでは「誰それ?」状態。

 蟹江の引き抜き問題に関しても、蟹江と聖澤の密会が娘・真琴に目撃されたりと、思わせぶりなシーンはありつつも、ギャラを上げたらアッサリ事務所への残留を決めるなど、「なんだったんだアレ、いるか、このエピソード!?」と叫びたくなってしまう。

 中でも、もっとも興味をひかれないのが、大輔の経歴詐称がバレるバレない問題。

 今回に限らず、ちょいちょいストーリーに絡んでくるこの問題だが、そもそも日本で経歴詐称をして弁護士になりすますという設定自体に無理があり過ぎて、「バレるバレないという以前に、なんでそれが成立しているのかが分からないよ!」という状態。

 おかげで「バレそう!」というシーンでもたいした緊張感が生まれていない。この設定、なくてもよかったのでは……。

 そして「一回見た物を完全に記憶できる」という大輔のスゴイ特殊能力の活用されてなさも悲しい。

 上手く活用できない設定だったら、ムリにアメリカ版から引き継がなくてもよかったのではないだろうか。

■フジテレビが必死でゴリ押ししているが……

 2話連続の再放送をしばしば行ったり、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』に、谷元砂里役の今田美桜を起用した上、山本高広に『SUITS』撮影現場での織田裕二モノマネを披露させたりと、フジテレビ的にかなりゴリ押している本作だが、視聴率は1ケタ台を更新中。

 評価の高いアメリカ版の『SUITS』を原作にし、フジテレビの黄金期の象徴ともいうべき織田裕二&鈴木保奈美をキャスティング。

 ここまで力を入れたドラマで視聴率的にコケるわけにはいかないが、テコ入れしようにも既に撮影は終了してしまっているため、ドラマの内容には手を入れられない……。

 そんな理由から、あの手この手でゴリ押ししてきているんだと想像されるが、やはり肝心のドラマ自体が盛り上がらないとどうにもならないだろう。

 日本版独自要素と思われる柳慎次(國村隼)の存在や、ちょいちょい意味ありげに登場してくる「江森ソフトキャラメル」など、気になる要素はあるので、今後、それらがフィーチャーされてドーンと盛り上がっていってもらいたいところだが……!?
(文とイラスト=北村ヂン)

石橋貴明が“木梨憲武抜き”でも『細かすぎて』強行の裏事情「鈴木保奈美の活躍で……」

「この話がフジテレビから最初に来たときの2人の反応は、真逆だったそうです。石橋さんは『いいね! ぜひ、やろう!』とノリノリだったのに対して、木梨さんは冷めた感じで『なんで終わったばかりなのに、すぐやるの?』と、話を持ってきたフジテレビに呆れた感じだったようです」(テレビ局関係者)

 今年3月に前身番組から数えて30年、放送1,340回の歴史に幕を閉じた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)。その人気コーナー『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』が装いも新たに土曜プレミアム『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』として放送されるのだが、番組からは公式に木梨の不在が発表された。

「もともと番組の1コーナーだったわけですから、とんねるずの2人がいないと不自然なのは当然です。なので、しばらくはフジも説得をしていたようですが、ぜんぜん首を縦に振る様子のない木梨さんを見かねて、石橋さんも『もういいよ、ほっとけよ。個展にでも行ってるってことにしとけ!』と。それで当時番組に一緒に出てたくりぃむしちゅーの有田哲平さんか、仲の良いバナナマンのどちらかをキャスティングすることで話を進めたようです」(番組スタッフ)

 結果、バナナマンの2人と、今田美桜がキャスティングされたのだが……。

「そもそも、フジテレビも番組が終わる直前は2人の関係性が最悪だったのもわかっているはずです。ホテルも移動車も、地方に入る新幹線すら別という状態でしたからね。そんな2人が番組が終わって1年も経たないうちに一緒にやるというのは、ありえないですよ」(芸能事務所関係者)

 石橋は石橋で、どうしてもこの『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』をやりたい理由があったという。

「それは鈴木保奈美さんの活躍ですね。親しい人には『事務所の社長としてうちのタレント(鈴木保奈美)があれだけ頑張ってるのに、社長がもっと頑張らないと』と話していたようです。『もっと仕事がしたい!』と旧知のプロデューサーたちに自分で営業電話もしているようです。実際、今の地上波のレギュラーは、フジテレビ系の『石橋貴明のたいむとんねる』の1本だけ。これも毎週放送という触れ込みでしたが、ゲストがなかなか決まらなくて、収録ができない週もありました」(前出・番組スタッフ)

 一方の木梨は、新しくラジオ番組を始めたり、ライブ活動をしたりと精力的に活動している。

「ファンクラブも解散して、事務所の役員も辞任してからは、本当に自由に仕事をしている印象です。木梨さんも『俺は最後は自転車屋もあるから』といって、『これからは好きな仕事をやるよ』と話していましたね。とはいえ、解散までは考えていないようで、笑いながら『今解散しても話題にならないでしょ』と言ってましたが、業界ではいつその“Xデー”があるか、ヒヤヒヤしていますよ」(テレビ局関係者)

『細かすぎて』特番の視聴率が、2人の関係に影響するかもしれない!?

織田裕二『SUITS/スーツ』第6話 ハッカーが困った案件をすべて解決!いくら何でも反則過ぎるだろ!

『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)第6話。「消えた20億円の謎!敵は巨大投資詐欺グループ」

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■「投資詐欺」と「親子げんか」案件

 今回は「投資詐欺で20億円騙し取られた件」と「親子げんかで一億円盗まれた件」が同時進行していた。

「投資詐欺」は、甲斐正午(織田裕二)と蟹江貢(小手伸也)がタッグを組んで担当。

 内海財団の会長・内海真須美(ジュディ・オング)がインドネシアに発電所を建設するという轟ファイナンスに20億円投資したものの計画は頓挫。そのまま返ってこない金を取り戻したいとのこと。

 轟ファイナンスは、破産の申し立てをしているため3000万円しか返せないという。しかし、最初から真須美から金を騙し取り計画倒産をするつもりだった可能性もあり、証拠を掴むために資金の流れを探ることに。

 一方の「親子げんか」は、鈴木大輔(中島裕翔)が担当。

 リゾート開発会社・アテナリゾート会長の藤原一輝(大澄賢也)の娘が、社員証を偽造して会社に侵入。さらに口座をハッキングして、1億円以上を別口座に移していたというのだ。

 

■蟹江とのコンビで甲斐の存在感が消える

 日本を代表する資産家である真須美からの依頼ということで、幸村チカ(鈴木保奈美)ははりきって甲斐と蟹江という事務所のエース級を組ませたものの、普段から反発し合っているふたり。いきなりコンビを組まされても上手くいくはずもない。

 蟹江が轟ファイナンスの経理部長を詰問していたら持病で倒れ、そのまま死んじゃったり、資金の流れを掴むため相手方弁護士のアソシエイトを脅し、裏帳簿を入手したと思ったら、ダミーの帳簿だったり……(結局それは相手方のブラフで本物だったのだが)。

 熱血漢で、真贋見極めないまま体当たりで案件にぶつかっていくタイプだ。

「勝つためなら手段を選ばない弁護士」という触れ込みの甲斐だが、そのキャッチフレーズ、蟹江の方がよっぽどふさわしいんじゃないだろうか。

 甲斐の方は、いろいろと考えを巡らせてはいたものの、要は何をやっているのかよく分からないまま。キャラが濃厚すぎる蟹江とコンビを組んだことによって、甲斐の影がオフホワイトくらい極薄となってしまった。

 そして、大輔が担当した「親子げんか」案件。

 藤原の娘・華名(佐久間由衣)に会いに行き、事情を聞き出したところ、父親の会社が環境審査のデータをごまかして小さな島にホテルを建設したことに反発しており、ハッキングで盗み取った1億円は島の住人たちに還元するつもりだという。

 メチャクチャ青臭い上にハッカー!

 華名の、ショートカットにダブルのライダース。さらにガムをクチャクチャ噛んでいるというコーディネイト。謎のハッカー観に笑ってしまった。

 結局、華名が父親に反発していたのは、母親が闘病中だというのにリゾートホテルの建設に没頭していたのが許せなかったからだと判明。

 しかし、リゾートホテルの建設は母親の夢だったのだ。

 大輔から、藤原が妻の夢を叶えるために環境審査で不正をしてまでホテル建設を推し進めていたということを教えられ、和解をすることにした華名。

 ……いや、妻の夢だろうが何だろうが、環境審査をごまかしたのはアウトだと思うけど、それでいいの!?

■ハッカーが全部解決かよ……

 蟹江のミスもあり、膠着状態に陥っていた「投資詐欺」の案件も、何だかんだでスーパーハッカー・華名を仲間に引き入れたことで話はガンガン進んで行く。

 轟ファイナンス社長のクレジットカードの履歴や、轟ファイナンスの経理情報をハッキングして、シンガポールの銀行に資金を隠しているんじゃないかと突き止め、あとは甲斐と蟹江、大輔の3人が力を合わせて、どの銀行に資金を隠しているのかを特定。

 ……どうせなら、シンガポールの銀行もハッキングしてもらえば、もっとアッサリ解決したんじゃないの!?

 いがみあっている甲斐と蟹江による凸凹コンビの協力プレイなど、それなりに見どころはあった第6話だが、結局、案件自体はハッカーがすべて解決してしまい、弁護士たちが右往左往していたのは何だったんだ感も……。

 近年のドラマや映画、アニメなどでありがちな展開ではあるものの、難しい問題を解決するためにハッカーを使うのは反則だと思うのだ。いっくらなんでも万能過ぎる!

 サスペンスドラマにいきなりドラえもんが登場してきて秘密道具「ホームズ・セット」(シャーロック・ホームズみたいに推理ができる道具)を貸してくれた……くらいの掟破りだと思うのだが。

 このドラマにおいて、最大の懸念材料であった大輔の経歴詐称の件も、ハッカーがハーバード大学のアーカイブを書き換えることによってサクッと解決。

 もう何でもアリっすね。

 それに比べて、大輔の「完全記憶能力」の活かされてなさよ……。時々、思い出したかのようにチョロッと使われてはいるものの、「たまたまその時、スマホで動画を撮っていた」くらいのことで代替できる程度の使われ方しかしていない。

 甲斐も、経歴詐称させてまで大輔を雇うくらいなら、ハッカーを雇った方がよっぽど役に立つんじゃないだろうか!?
(文とイラスト=北村ヂン)

 

織田裕二『SUITS/スーツ』第6話 ハッカーが困った案件をすべて解決!いくら何でも反則過ぎるだろ!

『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)第6話。「消えた20億円の謎!敵は巨大投資詐欺グループ」

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■「投資詐欺」と「親子げんか」案件

 今回は「投資詐欺で20億円騙し取られた件」と「親子げんかで一億円盗まれた件」が同時進行していた。

「投資詐欺」は、甲斐正午(織田裕二)と蟹江貢(小手伸也)がタッグを組んで担当。

 内海財団の会長・内海真須美(ジュディ・オング)がインドネシアに発電所を建設するという轟ファイナンスに20億円投資したものの計画は頓挫。そのまま返ってこない金を取り戻したいとのこと。

 轟ファイナンスは、破産の申し立てをしているため3000万円しか返せないという。しかし、最初から真須美から金を騙し取り計画倒産をするつもりだった可能性もあり、証拠を掴むために資金の流れを探ることに。

 一方の「親子げんか」は、鈴木大輔(中島裕翔)が担当。

 リゾート開発会社・アテナリゾート会長の藤原一輝(大澄賢也)の娘が、社員証を偽造して会社に侵入。さらに口座をハッキングして、1億円以上を別口座に移していたというのだ。

 

■蟹江とのコンビで甲斐の存在感が消える

 日本を代表する資産家である真須美からの依頼ということで、幸村チカ(鈴木保奈美)ははりきって甲斐と蟹江という事務所のエース級を組ませたものの、普段から反発し合っているふたり。いきなりコンビを組まされても上手くいくはずもない。

 蟹江が轟ファイナンスの経理部長を詰問していたら持病で倒れ、そのまま死んじゃったり、資金の流れを掴むため相手方弁護士のアソシエイトを脅し、裏帳簿を入手したと思ったら、ダミーの帳簿だったり……(結局それは相手方のブラフで本物だったのだが)。

 熱血漢で、真贋見極めないまま体当たりで案件にぶつかっていくタイプだ。

「勝つためなら手段を選ばない弁護士」という触れ込みの甲斐だが、そのキャッチフレーズ、蟹江の方がよっぽどふさわしいんじゃないだろうか。

 甲斐の方は、いろいろと考えを巡らせてはいたものの、要は何をやっているのかよく分からないまま。キャラが濃厚すぎる蟹江とコンビを組んだことによって、甲斐の影がオフホワイトくらい極薄となってしまった。

 そして、大輔が担当した「親子げんか」案件。

 藤原の娘・華名(佐久間由衣)に会いに行き、事情を聞き出したところ、父親の会社が環境審査のデータをごまかして小さな島にホテルを建設したことに反発しており、ハッキングで盗み取った1億円は島の住人たちに還元するつもりだという。

 メチャクチャ青臭い上にハッカー!

 華名の、ショートカットにダブルのライダース。さらにガムをクチャクチャ噛んでいるというコーディネイト。謎のハッカー観に笑ってしまった。

 結局、華名が父親に反発していたのは、母親が闘病中だというのにリゾートホテルの建設に没頭していたのが許せなかったからだと判明。

 しかし、リゾートホテルの建設は母親の夢だったのだ。

 大輔から、藤原が妻の夢を叶えるために環境審査で不正をしてまでホテル建設を推し進めていたということを教えられ、和解をすることにした華名。

 ……いや、妻の夢だろうが何だろうが、環境審査をごまかしたのはアウトだと思うけど、それでいいの!?

■ハッカーが全部解決かよ……

 蟹江のミスもあり、膠着状態に陥っていた「投資詐欺」の案件も、何だかんだでスーパーハッカー・華名を仲間に引き入れたことで話はガンガン進んで行く。

 轟ファイナンス社長のクレジットカードの履歴や、轟ファイナンスの経理情報をハッキングして、シンガポールの銀行に資金を隠しているんじゃないかと突き止め、あとは甲斐と蟹江、大輔の3人が力を合わせて、どの銀行に資金を隠しているのかを特定。

 ……どうせなら、シンガポールの銀行もハッキングしてもらえば、もっとアッサリ解決したんじゃないの!?

 いがみあっている甲斐と蟹江による凸凹コンビの協力プレイなど、それなりに見どころはあった第6話だが、結局、案件自体はハッカーがすべて解決してしまい、弁護士たちが右往左往していたのは何だったんだ感も……。

 近年のドラマや映画、アニメなどでありがちな展開ではあるものの、難しい問題を解決するためにハッカーを使うのは反則だと思うのだ。いっくらなんでも万能過ぎる!

 サスペンスドラマにいきなりドラえもんが登場してきて秘密道具「ホームズ・セット」(シャーロック・ホームズみたいに推理ができる道具)を貸してくれた……くらいの掟破りだと思うのだが。

 このドラマにおいて、最大の懸念材料であった大輔の経歴詐称の件も、ハッカーがハーバード大学のアーカイブを書き換えることによってサクッと解決。

 もう何でもアリっすね。

 それに比べて、大輔の「完全記憶能力」の活かされてなさよ……。時々、思い出したかのようにチョロッと使われてはいるものの、「たまたまその時、スマホで動画を撮っていた」くらいのことで代替できる程度の使われ方しかしていない。

 甲斐も、経歴詐称させてまで大輔を雇うくらいなら、ハッカーを雇った方がよっぽど役に立つんじゃないだろうか!?
(文とイラスト=北村ヂン)

 

織田裕二と鈴木保奈美が月9で27年ぶり共演!?「話題になると思ってるの?」と冷たい声続出

 6月12日、10月期の“月9”ドラマで織田裕二が主演を務めると「女性自身」(光文社)が報道した。約10年ぶりとなる織田の月9主演だが、ネット上では「ターゲットがわからない」と疑問の声が上がっている。

 織田と共演するのは鈴木保奈美。2人は91年の月9ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)以来、27年ぶりの再共演となる予定。しかし「女性自身」によると今回2人が演じるのは弁護士もの。アメリカの人気ドラマ『SUITS』のリメイクで、織田は勝つためなら手段を選ばない敏腕弁護士役を、鈴木は織田が働く法律事務所の所長役を演じるのだという。

「『東京ラブストーリー』世代にとっては、まさに夢の共演ですが、ネット上では『フジテレビは織田裕二と鈴木保奈美の共演がいまだに話題になると思ってるの?』『また話題先行でストーリーがダメダメパターンの気がする』『この2人が悪いとかではないけど、正直今さら感が強い』といった声が続出。長い時を経てからの再共演といえば、18年1月期のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で木村拓哉と山口智子が96年の『ロングバケーション』(フジテレビ系)以来の共演を果たしています。確かに話題性はありましたが、一部で『古臭い感じがする』という声も上がり、視聴率が大きく上昇したわけでもありませんでした」(芸能ライター)

 また、月9という枠で中年層が喜ぶキャスティングをすることにも、フジテレビの迷走が伺えるとの指摘が。

「月9といえば、やはり若者ウケの良い題材を選ぶことが多く、ストーリーも胸キュンなラブストーリーが多い印象でした。しかし17年は、西内まりや主演の『突然ですが、明日結婚します』以外はラブストーリーではありません。18年も今のところ1月期の『海月姫』だけがラブストーリーで、4月期の『コンフィデンスマンJP』、7月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』には特に月9らしさがありません。さらに『絶対零度』の主演が沢村一樹で、次の主演も織田裕二となると、2作連続で主演がおじさんに。このようにターゲット層がブレブレでは、なかなか固定視聴者がつきにくいでしょう」(同)

 果たして前評判を覆して、織田裕二主演ドラマはヒットするのだろうか。放送が楽しみだ。

SKE48・松井珠理奈、鈴木保奈美……「脇汗」ばっちりで視聴者の目が点!

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Naverより

 9日からスタートした、SMAP・香取慎吾主演ドラマ『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)の番宣として、同ドラマ出演女優である、西内まりや、倉科カナ、安藤玉恵、鈴木保奈美が『SMAP×SMAP』の人気コーナー「BISTRO SMAP」に出演した。「4世代にわたる豪華女優陣」と紹介され、いつになく華やかな雰囲気の放送だったが、視聴者の目線はなぜか鈴木の“脇”に集中してしまったという。

「この日、鈴木はピンク色のノースリーブのトップスを着ていたのですが、よく見ると脇汗のシミがばっちり。ネットユーザーからも『年を取ると脇汗が出がちなの?』『脇汗がすごすぎてビビる!』といった声が出ていました。ベテラン美人女優なのに、脇汗というギャップに、驚く人は多かったのではないでしょうか」(芸能ライター)

鈴木保奈美、「楳図かずおのヘビ女」に劣化といわれる、嫌われぶりの理由

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国際宝飾展公式サイトより

 23日、『第25回 日本ジュエリーベストドレッサー賞』の表彰式が行われ、女優の鈴木保奈美が、40代部門として選出された。鈴木は会見で、夫のとんねるず・石橋貴明から「つけきれないほど、(ジュエリーを)買っていただいております」と発言しニュースにもなったが、ネット上では、鈴木の容姿劣化に話題が集中している。

「黒の上品なワンピースで登場した鈴木のプロポーションは、若い頃とほぼ変わらずでしたが、口の周りのしわがバッチリと出てしまっていたので、『老けた』と受け止められたのでしょう。ネットユーザーからは、『口の両端のシワが楳図かずおのヘビ女』『このくらいの歳になるともう少しふっくらな方が若く見える』『テレビを離れると劣化が早い』などという声が上がっています」(週刊誌記者)

消えた女優・上野樹里、悩みの種は姉・まなとの“共演”をめぐるいざこざ?

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『Discovery』/イーネット・フロン
ティア

 昨年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』出演以降、CM以外の露出がまったくといっていいほどないことから“消えた”とウワサされる上野樹里だが、実は仕事面ではなく、プライベートでの大きな不安に悩まされているという。

「『江』の撮影現場では、宮沢りえでさえ気を使っていた鈴木保奈美に対して、上野だけがそっけない態度を取り続けていたなど、現場での態度が度々報じられていました。しかしオファーが入らないのは、人気低下というより、制作側が彼女に対して個性的な役柄を求めてしまう結果でしょう。大ヒットした『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)の野田恵のような、他に類を見ないキャラクターが登場する作品に、たまたま今年は巡り合わなかったという話です」(週刊誌記者)

 代表作を着実に築き上げ、女優としては順風満帆の上野が抱える不安とは、今年1月に大手芸能プロと契約した姉、上野まなの存在だという。