マスコミ大パニック! イチロー引退会見、深夜の“ドタバタ劇”

 日本だけでなく、アメリカにも衝撃が走ったメジャーリーグ、マリナーズのイチロー選手の現役引退会見。歴史的な場面に立ち会ったメディア関係者が「ドタバタ劇」の舞台裏を明かす。

 メディア関係者に一報が入ったのは、午後7時過ぎのこと。事前に気づいたメディアは、そこまでいなかったという。

「なんとなくざわついたと思ったら、LINEのニュース速報で知りました(笑)。ただ、中継していた日本テレビは当初、何も報じないし、広報事務局も『事実関係を確認しています』の一点張り。結局、在京テレビ局が中心となり『会見を開け!』と迫ったので、最終的には隣接するホテルの宴会場で会見が行われましたが、それこそ放っておいたらあの場はなかったと思う」(在京テレビ局関係者)

 だが、会見案内も後手に回り、結局開場したのは試合終了から15分が経過した午後11時過ぎ。「そこまでずっと、宴会場の入り口前に立って待つしかなかった。モニターもないので、延長戦に入った試合の結果は携帯の『1球速報』を見るしかなかった」と、あまりにお粗末な状況だったという。

 会見が始まったのは午後11時56分。そこから午前1時20分まで約85分もの間、イチローが取材に応じた形だったが、「新聞各社は最終の締め切りが迫っており、『まだ始まらないのか』といら立っている人も多かったですね」(同)。

 中盤以降にはイチローに質問した記者が、本人が回答中にもかかわらずパソコンを打つ姿に、イチローが「聞いてますか?」とツッコミを入れる事態に。さらに「同じ質問がかぶったシーンがいくつかありましたが、正直言って、疲労と眠気で意識がもうろうとしていたディレクターや記者も多かった。バレないように、後ろの方で寝ていた人もいましたし」(同)。

 それでも、歴史に残る名言を連発したのだから、さすがイチローといったところか。

イチロー引退狂騒曲……「イチローを何と呼ぶか問題」勃発

 日米が大騒ぎになったイチローの引退発表。唐突な幕切れは野球ファンを大いに驚かせたが、それを報じるマスコミの間では珍騒動が起きていた。

 所属するマリナーズが開幕戦を日本で行うことで、もとより注目を集めていた2019年のイチロー。結果はご存知の通り、日本で野球人生を終えることになったが、困惑したのはマスコミだ。大手新聞社では「イチローを何と呼ぶか?」という会議が真剣に行われた。新聞関係者のYさんが語る。

「マスコミの通例では、現役選手は呼び捨てですが、引退して肩書がなくなると“一般人”という扱いになり、『さん』か『氏』が付くようになります。例えば、『松井秀喜氏』『中田英寿さん』といった具合です。イチローの場合、そのルールを当てはめれば『イチローさん』ですが、『イチロー』はいわば芸名です。イチローが引退後もイチローという名前を使うのか分からないので、マスコミ関係者は一斉に頭を悩ませたのです」(Yさん)

 会議で候補に上がったのは、

「元イチロー選手」
「イチロー・元選手」
「鈴木一郎さん」
「イチローこと鈴木一郎さん」
「イチロー外野手」
「イチロー・元外野手」

 などだったそう。結局「イチロー外野手」が採用されたそうだが、呼称問題では、しばしば失笑を禁じ得ないような呼び名が出てくるという。フリーのジャーナリストが語る。

「マスコミのおかしな呼び名が話題になったきっかけは、SMAPの稲垣吾郎が道路交通法違反などの容疑で逮捕された際、マスコミが一斉に『稲垣メンバー』と報じたことです。それ以降、『島田紳助司会者』『布袋寅泰ギタリスト』『山口達也メンバー』など、聞き慣れない呼称が度々登場して失笑を買いました。呼称が長すぎるパターンもあります。『長嶋茂雄・巨人終身名誉監督』ぐらいなら許容範囲でしょうが、『日本サッカー協会元会長で日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザーの川淵三郎氏』『日韓W杯でサッカー日本代表を率いたトルシエ監督の通訳を務めたフローラン・ダバディ氏』あたりになると、もう訳が分かりません。メディア側は良かれと思ってやっているのですが、そろそろ転換期に差し掛かっているような気もします」(フリージャーナリスト)

 イチローならきっと、「私が決めることではありません」と答えるに違いないが、本人に決めてもらうのが一番確実なのかもしれない。

イチロー“引退”の最終打席、会見をブチ切った日テレにブーイングの嵐!

 MLB、シアトル・マリナーズのイチロー外野手が、21日に東京ドームで開催されたオークランド・アスレチックスとの開幕第2戦をもって電撃引退した。この試合の放映権をもっていたのは日本テレビだったが、肝心のイチローの最終打席も、試合後の記者会見の模様も地上波で流されることがなく、同局にブーイングの嵐が吹く格好となった。

 マリナーズは今季の開幕を日本で迎え、20日と21日に2連戦を行った。特に2戦目はイチローが9番ライトでスタメン出場。埼玉西武ライオンズから移籍した菊池雄星投手が先発で、メジャーデビュー戦。同局では、「イチローの日本での勇姿はおそらく最後」と大々的に謳っていた。

 両試合共、同局ではゴールデン帯で生中継。20日の第1戦は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)にとどまったが、21日の第2戦は“おそらく最後”とのあおり効果もあって、12.6%を獲得。昨今、読売ジャイアンツの公式戦でもなかなか2ケタ台が取れない時代に、MLBの試合で10%を超えたのは上出来といえた。

 しかし、問題は同局の配慮に欠けた対応だった。地上波での放送枠は午後7時から8時54分まで。試合開始の6時半から7時までと、8時54分以降はBS、CSで完全中継。同局としては、万全の体制を敷いたはずだった。

 ところが、試合途中にマリナーズが「試合後にイチローが記者会見する」とリリースし、ネットでは「イチローが第一線を退く」とのニュースが飛び交った。そうなると、この試合でイチローが引退するであろうことは十分予想できたはずだ。

 だが、同局では予定通り、地上波での生中継を8時54分で打ち切って、BS、CSにリレーしたため、イチローの現役最後の打席(8回表の第4打席)は地上波で流されず、視聴者は涙した。

 そして、極めつきは試合後の記者会見での対応への疑問だ。同局では、11時開始の『news zero』で、その模様を伝える算段だった。しかし、試合は延長戦に持ち込まれ、終了時間が遅くなったため、会見が始まったのは11時56分。『zero』では、会見の冒頭1分ほどで、ブチ切って、CMへと移り、番組は終了。その後、予定通り、11時59分からバラエティ番組が始まってしまった。

 この日の『zero』は、イチローの会見見たさで視聴率は10.9%まで跳ね上がり、久しぶりに2ケタを突破。前日(20日)の7.8%から大きく数字を上げていたが、同局にチャンネルを合わせていた視聴者を大いに失望させてしまったのだ。

 そのため、漁夫の利を得たのは、たまたまこの時間にニュース番組を放送していたフジテレビとテレビ東京だった。フジ『FNNプライムニュース α』は前日の2.7%から6.1%まで大幅アップ。テレ東『追跡LIVE!SPORTSウォッチャー』も前日の1.6%から2.9%までアップした。

「日テレとしては、BS、CSで完全カバーしたつもりなんでしょうが、地上波しか映らない家庭もあるでしょう。試合終了までとは言いませんが、せめてイチローが交代するまで地上波で延長中継していれば、視聴者から文句が出ることもなく、視聴率はもっとアップしたはず。会見の中継にしても、始まった早々、ブチ切って、延長なしでは視聴者が怒るのも無理からぬところです。引退が事前に分かっていたならば、このような対応はしていなかったのでしょうが、試合途中で、引退が予想される事態になっただけに、編成部の英断があれば、日テレの株は上がったはずなんです。ましてや、野球中継の後に放送されたのが、人気レギュラー番組の『秘密のケンミンSHOW!』ではなく、注目度の低い『★体感!奇跡のリアルタイム!九死に一生を体感SP』だったもので、なおさら、視聴者の怒りを買ったようです。『zero』の後の番組もしかりです」(テレビ局関係者)

 ネット上では「テレビの前で叫んだ。BSやCSに入っていないウチもたくさんあるんだから延長すべき!ましてや、後のバラエティ番組なんて、こんなときに、どうしても放送しなきゃいけないような番組じゃなかった」「こんな偉大な功績残した人の扱いがひどすぎ。『zero』直後のCM企業の印象がかえって悪くなる」「CMスポンサーの問題はあるけど、臨機応変な対応もときには必要。今回はそれくらいの出来事だったと思う」「テレビの使命は、本来はニュースを報道すること。試合中継は仕方ないけど、イチローのように世界で活躍した選手の会見を放送しないのは、放送局としての義務を果たしていない」などとして日テレにブーイングの嵐。

 一方で、BS、CSで見ることができた人は、「ほぼ完全中継した日テレに感謝」といった称賛の声が聞かれたのも事実。

 とはいえ、日テレは編成上の英断を下さなかったことで、多くの視聴者の怒りを買い、会見の中継をしたフジやテレ東の視聴率アップに貢献してしまったのは確かなようだ。
(文=田中七男)

日ハム・清宮幸太郎の骨折に球団もTBSもガックリ「客寄せパンダが……」

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎が、右手有鈎(ゆうこう)骨の骨折と診断され、骨片の摘出手術を受けた。

 清宮は、3日に札幌ドームで行われたDeNAとのオープン戦で9回にスイングした際、右手首を痛めて途中交代。その後、東京都内の病院で精密検査を受けて今回の診断に至った。

 都内の病院に通院しながら、千葉県鎌ヶ谷市の練習施設でリハビリテーションを行う予定で、試合復帰には3カ月程度かかる見通し。開幕戦出場は絶望となった。

「プロ入り後の清宮選手はケガの多さが気がかりです。昨年もキャンプ前に右手親指付け根を骨挫傷、夏には右肘の炎症で戦列を離れ、秋キャンプ終盤には今回の骨折要因にもなっている右手首を痛めました。不在期間が長いと、グッズ販売にも影響してしまいます。今年は球団関係者が、甲子園のヒーロー・吉田輝星と清宮の二枚看板で売り出そうと考えていただけに、販売面、営業面で大きな痛手となりそうです」(スポーツライター)

 影響はそれだけにとどまらない。3月9、10日に行われる日本代表トップチームの強化試合『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本VSメキシコ』で侍ジャパンに初選出されていたが、もちろん欠場することに。

「そもそも強化試合ということで盛り上がりに欠けていたところに『客寄せパンダ』の清宮の欠場が重なり、侍ジャパン関係者も頭を抱えています。特に第1戦を中継するテレビ朝日と第2戦のTBSは多額の放映権を払っているだけに、清宮の不参加にショックを受けています。注目度が高い清宮がいるといないとでは、視聴率に大きな違いが出てきそうです。テレビ関係者からは『これだったら地上波でなく、BSで放送すればよかった』『午後7時からという一番いい時間にもかかわらず、視聴率は2ケタに届かないだろう』『放映権料をペイできない、赤字だ』『昼の時間帯の放送で十分だった。ゴールデンタイムで放送するほどではない』という落胆の声が聞かれています」(同)

 人気選手だけにその影響は多方面に及んでいる。清宮自身にもはやる気持ちがあるだろうが、きっちり完治させて戻ってきてもらいたいものだ。

中日・松坂大輔の“キャンプ引き上げ”で地元は悲鳴「引退の2文字も……」

 プロ野球、中日ドラゴンズの松坂大輔投手が、観客に右腕を引っ張られるなどして炎症を起こし、沖縄でのキャンプから引き上げた。この事態に、各方面は騒然としている。

 報道などによると、松坂は複数の医師の診察を受けており、投球などキャンプでの練習続行は不可能と判断。与田剛監督らと話し合いの末、17日にチームの本拠地がある名古屋へと引き上げている。西武、メジャーリーグなどで活躍した平成の怪物も、今年で39歳。球界関係者からは「引退の2文字が見えている」と、シャレにならないコメントも聞かれている。

 だが、それ以上に深刻なのは、ドラゴンズナインが足繁く通う歓楽街の夜の蝶たちだ。一般的には沖縄最大の都市、那覇を想像するが「松坂が拠点にしていたホテルは、那覇市内から1時間ほど。人混みを避けるため、ほとんど那覇まで出ない」(同)という。

 一方、観光地としても知られる恩納村や隣接する読谷村では「松坂の目撃談が多い」(同)。

「もともと、松坂は面倒見がよくて、昨年中日に移籍した際も、頻繁に後輩を食事に誘っていた。行儀もいいだけに、歓迎されていた」(地元の飲食店関係者)

 それだけに、今回の引き上げは「売り上げにも当然、影響が出ますから。正直、困っています」(同)と話す。

 近年はお酒を飲まないプロ野球選手も増えており、キャンプ地では飲食店の売り上げは軒並み右肩下がりという店が実は多い。キャンプ地の関係者の本音は「プレーできなくても滞在して!」といったところか。

プロ野球・巨人の山口俊、テレビで愛車&豪邸自慢し非難殺到!「不祥事で謹慎してたのに……」

 野球ファンの年末年始の楽しみといえば、普段は見られない選手たちの素顔がテレビで見られること。プロ野球選手が出演するバラエティ番組は、テレビ局としても数字が期待できるコンテンツだが、一昨年に暴行騒動を起こした巨人の山口俊がバラエティ番組に出演して金持ちぶりを自慢し、野球ファンを呆れさせている。

 山口が出演したのは、TBS系のトークバラエティ番組『ジョブチューン』の2時間スペシャル。「超一流プロ野球選手はスゴい!だけじゃなくこんなに面白かったんだ!』という副題が付けられた同番組で山口が不興を買ったのは、野球選手のお金事情に迫ったコーナーだ。テレビ情報誌の記者が語る。

「『ジョブチューン』のプロ野球選手スペシャルでは、お金の話をするのが恒例ですが、今回の放送でスタジオがどよめいたのが、山口俊の時計でした。出演した15選手のうち、100万円以上の時計を持っていると答えたのは7選手でしたが、ぶっちぎり1位で高かったのが山口で、披露したパテック・フィリップの時計は1,200万円でした。山口は『愛車金額ランキング』でも2位に入り、こちらの値段は2,000万円。さらに自宅も披露しましたが、こちらも高級旅館かと見紛うような豪華なお宅でした」(テレビ情報誌記者)

 自分が稼いだ金をどう使おうが、本人の勝手だが、番組を見た野球ファンからは、

「暴行事件起こした奴が時計自慢してるわ」
「ようテレビ出れるな」
「まだこーゆう番組でんの早いんじゃねぇか」
「山口俊ってテレビ出ていいんだ」

 といった声が続出。実は『ジョブチューン』には“前科”がある。

「この番組は昨年、巨人にFAで移籍したものの、ほとんどチームに貢献しなかった森福允彦をゲストに呼び、しかも森福が番組で大いにはしゃいだため、ネットでボロクソに叩かれました。山口に関して言えば、昨年9勝を挙げていますから、そういった意味では出演する権利はありますが、多くのファンにとって『山口=不祥事』という認識です。悪びれることなく、金持ち自慢をする山口の面の皮の厚さにも驚きますが、よりによって山口を選んだTBSもヒドいですよね」(同)

 トラブルによる出場停止や減俸、罰金を経て復活し、昨季はノーヒットノーランも達成したが、バラエティ番組で再び敵を増やした山口。完全にヒールの道を選んだ彼から今後どんな言動が飛び出すか、野球ファンはまた楽しみが1つ増えたようだ。

文化放送もジリ貧……プロ野球・巨人戦ナイター中継「全廃」へ

 在京ラジオキー局の1つ、文化放送が今季から巨人戦ナイター中継を事実上「全廃」することが判明した。

 広告収入減少などラジオ業界を取り巻く環境が厳しい中、ライバルのTBSラジオは2017年限りで平日を含むナイター中継を廃止しており、それに追随する形だ。

 事情に詳しい関係者によると、今回廃止されるのは、プロ野球期間中に土曜日の午後6時から放送されていた『文化放送ホームランナイター』だという。

「もともとは土曜、日曜の夜にレギュラー放送されており、基本的にはホーム、ビジターの巨人戦を中継していました」(関係者)

 だが、東日本大震災が起きた11年以降、プロ野球全体における土日のデーゲームが定着。スポンサー離れもあり、レギュラー放送として中継するのが厳しくなった。すでに、日曜日の中継に関しては数年前から取りやめており、日本シリーズなど一部の中継に限っている。また、1月に放送された「箱根駅伝」の中継も予算削減のあおりを受けてリポーターの配置を削減するなど、こちらもパワーダウンが否めない。

 今回、同局の看板番組の1つ『ライオンズナイター』は19年度もレギュラー放送することが決まっているが、こちらも「昨年から予算削減のため、ビジターの自社制作中継をやめているなど、影響が出ている」(同)という。

 埼玉西武ライオンズがリーグ優勝した後、福岡ソフトバンクホークスと戦ったクライマックスシリーズ・ファイナルステージは「地上波での中継はなし。予算、スポンサーの兼ね合いはもちろん、10月スタートのナイターオフ編成を覆す力が完全になくなっている」という状況だ。

 在京ラジオ局民放幹部の1人は「このままいけば、西武ライオンズ戦を中継する『ライオンズナイター』が消滅するのも時間の問題と指摘されても仕方がないほど、窮地に追い込まれている。それは、ライバル局でナイター中継に力を入れているニッポン放送も同じ。今はCSやBS放送、さらにDAZNなどネット中継も充実しており、劣勢に立たされている」とため息をつく。

 ラジオ業界では、スマートフォンアプリで放送が聴ける「radiko」が普及、これらの活用法が生き残りの鍵を握るが、果たしてこの厳しい状況を脱することはできるか。

落合博満氏にプロ野球関係者が戦々恐々……次なる“毒ガス噴射”の標的は誰だ!?

 元中日ドラゴンズ監督で現プロ野球評論家の落合博満氏の“毒舌”ぶりが、再び盛り返してきている。

 これまでも「オレ流評論」で他の球界OBを寄せつけない、切れ味鋭い分析でファンを喜ばせていたが、すでにユニホームを脱いで久しい一評論家が、なぜ、恐れられているのか。

「本当に落合さんには困りますよ。どの球団も容赦なくバッサリやるんだから……」

 こう嘆くのは、さる大物球界OBの1人。聞けば、落合氏の発言が過激すぎてチームや球団の秩序維持にも影響が出かねないからだ。

 その根源として複数の関係者が指摘するのが、関西ローカルで放送されている『戦え!スポーツ内閣』(MBS)への出演だ。これまでに選手としては千葉ロッテ、中日、巨人、北海道日本ハムでユニホームを着て、監督やGMとしては中日で仕事をしており、関西とは縁もゆかりもない。だが「昨年12月のM-1騒動で注目を集めた上沼恵美子のように、関西ローカルでは本音をさらけ出す姿が求められる。そこに落合氏が合致したのだと思います」(球界関係者)。

 昨年12月30日放送分でも、広島から巨額年俸でFA移籍した丸佳浩が加入する巨人について「外野は誰を使うの。すべてがプラスにならない」とバッサリ。

 さらに、お膝元の阪神にも触れ、自前での4番育成は「無理。外国人選手でいいと思う」と持論を展開した。

 別の球界関係者は「身内でも、それ以外でも容赦ないのが落合さんのいいところだが、次に狙われるのは稲葉篤紀監督率いる、侍ジャパンでしょう。2019年はプレミア12が開催、2020年は東京五輪も控えている。バッサリやれば間違いなく目立つし、それをマスコミも報じる。ユニホームを脱いでも、存在感を発揮することができれば、本人にとってもしてやったりだろうね」と語る。

 選手としても監督としても結果を残し続けた人物だけに、今後の動きにも注目が集まりそうだ。

巨人・原辰徳監督の“アキレス腱”って?「大砲爆買い」独裁政権も、くすぶる1億円スキャンダル

 3度目の監督就任となり、4年連続で優勝を逃したチームの再建を託された巨人の原辰徳監督。就任直後から次々と大砲らを“爆買い”したことで、周囲は早くもドン引きしている。

 高橋由伸前監督が事実上のクビとなり、指揮官のイスに再び座った原監督。戦力では昨年大きく負け越した広島の3番打者だった丸佳浩をFAで獲得。さらに岩隈久志、中島宏之、炭谷銀仁朗ら実績があるベテラン勢にまで手を広げ、着実に戦力アップを重ねている。

「コーチ陣も宮本、元木の“芸能人”出身者を起用、さらに編成権も牛耳っている。いわば完全に“独裁政権”です。他球団は早くも『あれだけお金をつぎこめれば、勝てるよな』と白旗を上げ始めている」(球界関係者)

 開幕から勝ちまくってうまくスタートを切れば、そのままセ・リーグ首位を独走する可能性だってあり得る。

 ただし、原監督が無敵かといえば「それは違う」と別の球界関係者は明かす。これまでもスキャンダルに多々、見舞われているからだ。

「以前も自身の女性問題が絡んで、暴力団関係者に1億円を払っていたことが発覚したり、息子の薬物疑惑が報じられたり。特に、息子の方は3度目の監督就任が決まって以降、週刊誌記者らが血眼になってネタ探しに奔走している」(芸能関係者)

 チームの調子がいいところに、冷や水をかけられる事態になれば大事に発展しかねないが、「原監督はこれを息子との縁を切って対応したと聞いている。周りにも『絶縁しました』と説明している」という話もある。もっとも、絶縁したところで親子の縁は死ぬまで切れない。身内が足を引っ張らなければいいのだが……。

プロ野球・巨人の“FA大量補強”は、まさに毒饅頭! V奪回への乱獲行為と引き替えに失ったもの

 3度目の原辰徳政権誕生となったプロ野球・巨人。来年優勝を逃せば、チーム史上ワーストの5年連続V逸となるが、球界の盟主が選んだ方法はシンプルだった。今期MVPの丸佳浩(広島)をはじめ、炭谷銀仁朗(西武)、岩隈久志(マリナーズ)、中島宏之(オリックス)ら、次々と実績のある選手を獲得し、メジャー今季メジャー20発のビヤヌエバ(パドレス)の入団も決定。レギュラーが半分近く入れ替わりそうな勢いだ。この補強について、週刊誌の野球担当記者が語る。

「結局3年間で1度も優勝できなかった高橋由伸監督ですが、今季、岡本和真が史上最年少で3割30本100打点を達成しました。その岡本を中心に、坂本勇人や長野久義は確実に計算できますし、ゲレーロも来年は契約最終年なのでマジメにやるでしょう。坂本、丸、岡本、ゲレーロ、ビヤヌエバ、陽岱鋼、長野らが並ぶスタメンは、史上最強と言っても過言ではありません」(野球担当記者)

 結果の出ない集団が、底上げを図るべく他所から人材を探すのは、プロ野球チームに限らない話だ。ただ、あまりに目先の結果を追うと、いずれ問題が起きるのもこれまた常だ。フリーのスポーツライターが語る。

「いくらプロ野球が実力社会とはいえ、ドラフトで指名され、ようやくチャンスが掴めるかと思えば、他チームのタイトルホルダーや高額の助っ人外国人がやって来るのでは、若手にやる気を出せといっても無理があります。巨人ではここ数年、若手二軍選手の間で不祥事が相次ぎましたが、モチベーションの低下は重大な要因だと思われます。2000年代初めまでは、巨人戦が毎日のようにテレビ中継されていましたし、親が『プロ野球=巨人』と思っていた世代なので、巨人ブランドは健在でした。当時は年俸が一番高いのも巨人でした。けれども今の中高生は、地上波で巨人戦をほとんど見たことがありませんし、年俸や設備などで巨人に勝るチームがいくつも出てきました。かつては『ぜひ巨人に』と言われて断る子どもなどいませんでしたが、今の子はシビアです。おだてられて巨人に入って、何年間で捨てられてしまうなら、出場機会のあるチームを選びます」

 さらにもう1つ、FAにはチームが弱くなる構造的な問題があるという。野球関係者が語る。

「公言する者はいませんが、巨人はFAで選手を獲る際、口説き文句として引退後のコーチ就任を条件にしています。2018年で言えば、投手コーチの豊田清、2軍コーチの片岡治大や金城龍彦、3軍監督の江藤智などがそれでしたし、来季は新たに杉内俊哉、村田修一、相川亮二と、3人の“元FA組”のコーチが誕生します。本来ならば自力で選手を育てなくてはいけないのに、FAで他チームの有力選手ばかり獲り、挙句の果てにはその選手ばかりがコーチになるのですから、若手が育つはずがありません。そのうち本当に『巨人だけはイヤだ』という高校球児が現れますよ」(野球関係者)

 FAという“毒饅頭”を食べた原・巨人は、戦力と引き替えに大きなものを失ってしまうのかもしれない。