<p> 1988年に施行された「特別養子縁組」制度。生みの親との戸籍上の関係が消滅し、親族ではない夫婦の子どもとして縁組みができるという制度だ。日本では6歳未満の子どもを対象に、25歳以上の夫婦が共同で養育するという原則のもと、全国で年間300件から500件ほどの縁組が成立している。</p>
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「私たちが育てているのは心です」 里親が語る、里子との絆
<p> 離婚や病気、虐待などで実親と暮らせなくなった0歳から18歳未満の子どもを、一定期間家庭で預かる「養育里親」。現在、親と暮らせずに児童養護施設に身を寄せる子どもが全国に約3万人いるといわれている中、子どもを温かい家庭生活の中で育てる仕組みが里親制度。子どもの生活、そして将来を担う里親たちは、どのような悩みを抱え、またどんな時に喜びを感じているのだろうか。</p>
不妊治療6年間600万円の末たどり着いた「里親」という選択 漫画家・古泉智浩さん
<p> 晩婚化にともない不妊症の患者数が増加している。平成23年に国立社会保障・人口問題研究所が取りまとめた「第14回出生動向基本調査」では、不妊の検査や治療を経験したことがある夫婦は16.4%にのぼると公表。しかし、すべての人が成功するわけではなく、成功率は治療開始が35歳から39歳で40%、40歳では10%にも満たないともいわれている。いつか子どもを持ちたい――その漠然とした願いが成就する確率は、年齢とともに低下するのが現実だ。</p>
単身者でも“親”になれる 厚生労働省に聞く、日本の里親制度の課題とは?
<p> 現代の日本では、家庭での養育が困難になった0歳から18歳の子どもたちに、温かい愛情と正しい理解を持った家庭を与えることを趣旨に「里親制度」が運営されている。そもそも実子ではない子どもを預かり養育するという里親の概念は、平安時代に生まれたといわれており、「里親制度」として定められたのはいまから67年前の昭和23年。子どもを社会で守り育てる手段のひとつとして、時代を超えて今日まで受け継がれている。<br /> そこで、現代の日本における里親制度の仕組みとはどのようなものなのかを知るべく、里親にまつわる制度を定める厚生労働省の担当者に話を聞いた。</p>