菊池桃子とエリート官僚夫、夫婦揃って政界進出で都知事選も視野「新原氏は自民党好みな人物」

 経済産業省の経済産業政策局長である新原浩朗氏(60)と結婚した女優の菊池桃子(51)。ここで再び話題となっているのが、菊池桃子の国政進出説だ。

 2015年に政府の「一億総活躍国民会議」に民間から選出された菊池。新原氏とはここで出会ったわけだが、同時に自民党が菊池を参院選候補として擁立するのではないかと噂されていた。結局、菊池が出馬することはなく、政界から距離を置いたと思われていたが、ここにきてまさかの新原氏との結婚。菊池が政界に再び近づいたということで、自民党による擁立の噂が再浮上しているのだ。

「芸能人候補は目玉にもなる一方で、バッシングの対象となりやすい。自民党としても菊池桃子擁立は選択肢のひとつではあるが、慎重にならざるを得ないのも事実です。菊池桃子本人がものすごく意欲があるのなら話は別ですが、拒否する菊池を必死に説得してまで擁立するほどではないのかもしれません」(週刊誌記者)

 一方で、自民党が狙っているのは菊池ではなく、新原氏の方ではないかとの見方もある。

「新原氏は2014年に内閣府大臣官房審議官を、2016年に内閣府政策統括官を務めるなど、安倍政権の要となる官僚として、その政策をゴリゴリに進めてきた人物。官邸官僚などと呼ばれることもあり、とにかく安倍政権においては最重要人物の一人です。

 そんな新原氏を表舞台に出したいと願う自民党関係者も少なくないといわれていますね。官僚としての手腕は申し分ないうえに、菊池桃子という有名女優と結婚したとなればかなりイメージもいい。裏方から表に躍り出るには、この結婚はいいきっかけになったと思います」(同)

 新原氏は、国政選挙ではなく首長選挙で戦うのではないかとの声も聞こえてくる。

「来年7月に東京都知事選が控えていますが、現職の小池百合子氏の出馬は確実的。自民党としては小池知事と戦えるくらいの強力な候補を擁立したいところ。そこで新原氏に白羽の矢が立つのではないかとの噂も」(政治ジャーナリスト)

 2016年の都知事選では、自民党は公認候補を擁立することはできず、元建設官僚の増田寛也氏を推薦するも落選している。

「自民党は官僚を首長選挙に擁立する傾向が強く、前回は嵐の櫻井翔の父親である元総務事務次官である桜井俊氏を擁立する動きもあった。実績もあって知名度も高い元官僚ということでは、新原氏はまさに“自民党好み”な人物。そういう意味では、新原氏は“打倒小池百合子”の神輿として担がれる可能性はゼロではないはずです」(同)

 東京オリンピック前に投開票が行われる来年の都知事選。菊池桃子が、都知事の妻としてオリンピックを迎えることはあるのだろうか。

小池百合子都知事、かつて目の敵にした「オッサン政治」にすがり自らが”老害政治家”に

「楽しい同窓会です」

 10月10日晩、赤坂の日本料理屋「津やま」から出てきた小池百合子東京都知事は、記者の質問に一言、満足そうに語った。

「この会は2017年4月、小泉純一郎内閣の自民党幹事長経験者を集め、『オンナ気がほしい』と小池知事を呼んだのが始まり。他のメンバーは小泉氏、二階俊博幹事長、山崎拓、武部勤両元幹事長で、『津やま』は小泉氏の行きつけの店です。現職の幹事長、都知事がいるとあって、毎回メディアが殺到。ただし、これは音頭をとった山崎氏が目立ちたいという狙いがあって、会合後、記者へのブリーフィングを嬉々として引き受けています」(政治部記者)

 このメンバーでの会は都合4度を数えるが、 お約束の話題は「2期目も小池さんしかいない」だ。

「当初は色めきだったメディアも慣れっこになり、今回はさほど記事にならなかった。67歳で周囲が年下ばかりとなった小池氏とすれば、たまには老人たちにチヤホヤされたいということでしょう」(同前)

 ”防衛省の天皇”守屋武昌・元防衛次官、”都議会のドン”内田茂・元都議、森喜朗・東京五輪組織委会長、石原慎太郎・元都知事……。小池氏が支持を得てきたのは、こうした「老害」ともいえる権力者に、女一人で立ち向かったからだった。2017年夏の都議選では都議会自民党を「オッサン政治」と斬って捨て、都民ファーストの会を圧勝に導いている。

 ところが来年夏の都知事選を前に、その刃はすっかり錆び付いているようだ。

「自民党東京都連は新たな候補を立てる意向ですが、二階氏が幹事長でいる限り、候補者を出さない可能性が高い。再選後の議会運営を考えれば、自民との対立は避けたいところ。小池氏は二階氏と”蜜月”を続けることが得策なのです」(同前)

 もちろん二階氏の一本線とはいかない。小池氏が接近し始めたのは、足元の都内の区市町村長だ。小池氏は9月19日から彼らとの意見交換をスタートさせ、10月21日まで断続的に行う。

 毎年、意見交換会自体は開かれてきたが、特別区長、市町村長がそれぞれ一斉に集まる形式だった。ところが今回は個別、もしくは数人相手で、しかもインターネット中継までしている。

「腰を据えて対面し、人間関係を構築する狙いです。小池氏は否定しますが、紛れもなく知事選に向けたもの。実際、田中良杉並区長は『政治的パフォーマンスに利用されるつもりはない』と出席を拒否しています」(同前)

 とりわけ区長には、花川與惣太・北区長(84・5期目)を筆頭に多選・高齢が多く、「オッサン政治」そのものといえる。

 内田茂氏に近く、反小池の急先鋒で、今年5月から特別区長会会長となった山崎孝明・江東区長(76)とは、10月7日に面談。江東区は豊洲市場や五輪競技会場を多くかかえるとあって、小池氏としっかりタッグを組むことが約束された。その他、石川雅己千代田区長(78)、高野之夫豊島区長(81)との関係も良好だ。

 小池氏が「根回しが出来ない」「ジャンヌ・ダルク」と新風を吹かせて都知事となったのも今は昔。小池氏が頼りにするのは、かつて目の敵にしていた「オッサン政治家」ばかり。自らが”老害政治家”になったことに気付いていないのは本人だけかもしれない。

小池百合子都知事、「民間人の副知事任命」で再選に向けた自民党への”すり寄り”総仕上げに

  小池百合子知事が提出した宮坂学・ヤフー元会長を副知事に任命する人事案を、 東京都議会が9月10日、自民党も含む賛成多数で同意した。翌11日の内閣改造で、小池氏と蜜月の二階俊博幹事長が留任。知事任期が残り1年を切り、小池氏は再選に向けて自民党へのすり寄りを加速させていくことになりそうだ。

 民間人の副知事は、石原慎太郎都政での作家・猪瀬直樹氏以来、12年ぶり。

「”民間の血”を入れたい小池氏にとっての悲願が、都官僚最高峰の副知事人事でした。上山信一・慶応大教授擁する『都政改革本部』を立ち上げたものの都庁内部で総スカンを食らった過去があり、人選には慎重にならざるを得なかった。宮坂氏なら自民党議員とも付き合いがあり、マネジメントの経験は十分。会議でタブレットを活用するなど新しいモノ好きの小池氏にとって、文句なしの人物でした」(都幹部)

 小池氏は2017年衆院選で、自身が立ち上げた「希望の党」が失速したあたりから、自民党へのすり寄りを始めた。

急速に冷めていった側近・野田氏との関係

 ポイントは特別秘書の野田数氏の切り離しだった。

「元自民党都議の野田氏は”都議会のドン”こと内田茂東京都連幹事長(当時)を毛嫌いしており、『都議会はブラックボックス』とこき下ろす小池にはうってつけの側近だった。16年7月の知事選、翌17年6月都議選での都民ファーストの会圧勝は、紛れもなく野田氏の功績。ところが衆院選で国政進出をちらつかせる小池氏に猛然と反発したために、二人の関係は急速に冷めていきました」(都庁担当記者)

 それを契機にして18年1月、自民党からも信頼の厚い佐藤章・財務局財政課長を知事補佐担当部長に抜擢。野田氏に代わり議会対策を担うこととなった。

 かといって小池氏の裏も表も知り尽くす野田氏を野に放つわけにもいかない。小池氏は各方面に相談したあげく、都の関連団体「東京水道サービス」社長に祭り上げることに成功した。

 かわって今年5月に特別秘書となったのが元副知事の村山寛司氏である。小池氏より2歳年上、最も入庁年次の古い多羅尾光睦副知事より6年先輩という重鎮秘書の誕生だった。

「村山氏は本流の財政畑を歩み、10年の築地市場移転予算成立の功績が石原知事に認められ副知事に。ただ、あまりに自民党と近かったため、石原氏から警戒され、4年の任期を待たず、わずか2年で退任させられています。つまりは未だ影響を及ぼすドン・内田氏に通じているというわけ。また、村山氏に鍛え上げられたエースたちは今や都の中枢を担っており、村山氏は議会、都職員双方に、睨みを利かせられるのです」(前出の幹部)

 副知事人事を巡っては17年10月、女性では史上2人目の猪熊純子氏を抜擢。女性登用をアピールしたのと同時に、父が公明党参院議員を二期務めた猪熊重二氏ということで、公明党対策も期待されたのだが、「明らかに実力不足で、職員からは『ハイヒールを履かせた人事』と揶揄されました。そこで今年6月、任期途中の猪熊氏をあっさりと切り、受動喫煙防止条例を差配した政策通の梶原洋氏を起用しました」(同前)

 着々と進んだ自民すり寄りシフトの総仕上げが、宮坂氏だったのだ。

 8月20日、後援組織「百乃会」のセミナーに二階氏を講師として招き、蜜月をアピールした小池氏。 横綱相撲で再選を果たすため、政策面は自らの意を汲む副知事と村山氏に任せ、お得意の”政局”に専念することになりそうだ。

史上初の女性都知事・小池百合子が誕生した裏事情 永田町から見た都知事選総括

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小池ゆりこ公式サイトより

 国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。

■自分の顔写真のポスターが、都内全域に貼られる快感

 日本の首都である東京都の知事選挙が終わりました。2020年には、東京オリンピック・パラリンピックもありますので、世界から注目されていたと言っても過言ではない選挙だったのではないでしょうか。

 アメリカの民主党では、ヒラリー・クリントン氏が初めて女性の大統領候補に選出されました。国務長官として立派に任務をこなした実績が高く評価されたんだと思います。

 そして、日本では、東京都知事に小池百合子氏が選出されました。初の女性都知事です。「女のくせに」と言われ続けている永田町の女たちは小池知事誕生に感動した人も多かったのではないかと思われます。普段は仲良く会話をしている秘書同士でも、選挙となると応援する候補者が違う場合、なんとなくお互いに距離を置くので、まだぶっちゃけた話ができていないんですよ(笑)。

 それにしても、今回の都知事選挙は21名もの方が立候補されました。番号の上に選挙ポスターが貼られる「公営掲示板」は都内で1万カ所以上。その全てに初日のうちにポスターを貼ることができた陣営は、3つくらいだったのではないでしょうか? 候補者21人分の21枚が全部貼られている掲示板は存在しなかったと思います。

 候補者の皆さんにそれぞれの思いはあるのでしょうが、選挙って、とにかくお金がかかるんですよ。得票数が有効投票総数の10分の1に満たないと供託金の300万円は没収されてしまいますし(今回も、ほとんど没収でしょう)、防水など特殊な仕様の選挙ポスターの印刷代といった公費も供託金没収者には支払われないため、選挙費用は事実上、全額自腹になります。

 そこまでして、出馬するのはなぜなんでしょうか? ある候補者によると、「自分の顔写真のポスターが都内全域に貼られ、たくさんの人に見てもらえることが快感で仕方がない。やみつきになる」とのこと。そんなもんなんでしょうか……。

■政界のボスたちの元を渡り歩いたイメージが強い

 20年前は、小池氏も「愛人顔」(色気があって魅力的だけれど、ちょっと態度がなれなれしい女性)カテゴリーでした。

 最初の選挙は1992年、細川護煕氏が党首だった日本新党から立候補した参議院選挙。その時の「初心を忘れず」というアピールだったと思いますが、日本新党のイメージカラーだった緑と白で、今回の都知事選挙を戦われていました。

 永田町では、小池氏といえば「変遷の人」。日本新党を出て新進党の小沢一郎→保守党の熊谷弘→自民党の小泉純一郎と、政界のボスたちの元を渡り歩いてきました。そのイメージが強いからかもしれませんが、永田町では、小池氏の人間性については評価がいまひとつな感じです。

 でも、選挙の中盤の世論調査で「小池候補が増田候補をややリード」という結果が伝えられると、勝ち馬に乗りたい方たちが続々と小池選挙事務所を訪問し始めました。そもそも、選挙とはそういうものです。「人間性については疑問があるけど、知事になった時に相手にされないと支障が出るからね」と、いかにも自分たちは最初から小池候補を応援していたようにアピールするわけです。

 自民党本部は、当初は自民党都連と小池氏の対立を静観していました。まさか、小池氏が有利な状況になるとは想定しておらず、「東京都のことより国政が大事」と、内閣改造の準備を着々と進めていたのです。

 でも、小池氏と鳥越俊太郎氏が優勢になってきてしまい、終盤はさすがに党幹部も増田寛也氏の応援に入りました。自民党の意地がありますから。そのおかげで、最後の3日間は増田氏がかなり追い上げたようですが、小池氏のアイデア戦法に歯が立たなかったようです。

 鳥越氏も惜しかったですね。でも、いかんせん出だしが遅かった。それに野党共闘がうまくいかなかったのが残念です。「この政策を言ってはダメ、あれもダメ」と政策面での調整に手間取り、街頭演説で政策を訴えられなかった。「政策のない鳥越」などとマスコミで揶揄されるようになり、やっと、1日に1つずつ政策を出していく、という戦法を取ったものの、小池氏には追いつけませんでした。

 鳥越候補という「神輿」を担ぐグループが多すぎたのも、失敗でしたね。野党共闘もあまり多いと、選挙戦略はうまくいかないというモデルケースになったのではないかと思います。

 石原慎太郎元知事による「厚化粧」発言など、いろいろありましたが、当選した以上、小池氏には「初の女性都知事」というお祝いムードを早々に終息させ、東京都民のため、地道に都政をハンドリングしてもらいたいものです。

 そして、女性の敵は女性ですからね。神澤や後輩の永田町女子たちは、厳しい目で今後の都政を監視していきたいと思います(笑)。

「マスゾエする」が流行語に? 舛添氏辞職の裏側と都知事選の候補評

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Photo by shibainu from Flickr

 国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。

■舛添氏辞職の裏側

 6月21日、ついに舛添東京都知事(当時)が辞職しました。あまりにも「セコい」政治資金の使い道に、小学生たちの間でもケチな人を「マスゾエ」と呼んだり、「セコイことをするな」を「マスゾエするな」なんて言ったりするのがはやっているようです。

 サラリーマンの間でも、「今日の(プライベートの)飲み代は、(領収書の宛名を空欄でもらって)マスゾエしちゃおうかな~」なんて冗談で言うそうです。ここまで人気が落ちるとは誰も想像できませんでしたね。

 とはいえ今回の「疑惑」が出てきた当初は、選挙で応援してきた手前もあって、自民党本部は舛添さんをかばうつもりで静観していました。時が過ぎれば、世間の関心も薄れて、疑惑をうやむやにできると考えていたんですね。

 そもそも都知事選挙には広報の費用などだいたい50億円くらいかかります。もちろん全部税金ですね。前知事の所業(政治資金のセコい私的使用)のために50億円をまた使うことになるのは、もったいないですよね。それに、7月には参院選が控えていて、政党はどこもタイヘンです。

 なので、党本部としては「ケシカランけど、辞任するほどじゃないってことでいいか」となっていたのです。もちろん、陰では「なぜ潔く謝罪できないのか! 違法でなくても、不適切なのは明らかだろ!」と自民党の皆さんも怒ってましたよ。

 やはり、会見で「第三者に精査させる」と繰り返しただけで、謝罪しなかったことから流れが変わったようです。都民だけでなく国民の怒りまで買ってしまい、自民党も参院選への影響を考えて、かばいきれなくなったんですね。優秀だったのに、なんでこんなふうになっちゃったんですかね。

■都知事選のゆくえ

 さて、次の都知事は誰になるのでしょうか。読者の皆さんは誰がいいと思いますか? このコラムを読んでいただいている頃には、候補者が固まっていると思います。ただし、舛添さんの行政手腕は評価されていたので、それ以上の能力の方はなかなかいないと思います。「舛添さんよりケチでない人」とか、「公私混同しない人」という観点で決まっちゃうんでしょうか。それもどうなんでしょう?

 結局、都知事選には出馬しないようですが、民進党代表代行の蓮舫さんの名前も候補として挙がっていましたよね。先日、神澤が通っているエステサロンのスタッフさんが「私、蓮舫さんが結構好きなんです。都知事になってくれたらうれしいな」と言っていてびっくりしました(笑)。永田町で評判が悪くても世間では人気の高い議員っているんだなぁと思いました。舛添さんも、そうでしたよね。

 神澤も、「女性都知事」の誕生は同じ女性として楽しみですが、蓮舫さんはどうなんでしょうかという感じ。政治は人気だけじゃダメなんです。蓮舫さんは事業仕分けで知名度を上げましたが、正直、実績は何もない感じ。官僚を怒鳴りつけている様子は、ただのヒステリーばばあでした。私たち秘書にも当り散らすので、「永田町からいなくなってくれるなら万歳」と言っている秘書仲間もいたくらいです。

 蓮舫さんは「自ら出馬を辞退」と報道されていますが、民進党が一丸となって自分を応援してくれそうにない、ということと、東京のトップとしての実力がないという自覚から、出馬に後ろ向きになったというのが実態のようです。超びびりで有名な蓮舫さんらしいです。

 だいたいどこにでも秘書を同行させるので、永田町では「芸能人か!」と呆れられています。まあキャンギャル出身ですから、そういう気分が抜けないのかもしれませんね。でも、秘書が同行すると交通費や宿泊費が単純に倍になりますから、予定の2倍の経費を請求された地方の事務局から苦情が来ることも多いです。連れて行くなら自腹でお願いしたいです。なので、もし都知事になっていたら、舛添さん以上に「視察費用」がかさんでしまったかもしれないですよ。

 あとは、「嵐」の櫻井翔くんのパパ(櫻井俊元総務事務次官)も話題に出ましたね。今のところは固辞されているようです。もちろん政官界とのつながりはあるでしょうが、今あえて火中の栗を拾いますかねえ。だって、総務省の事務方トップなんて、天下り先はいくらでもあるんですよ。テレビ東京の社長さんにもなれるそうです(笑)。都知事になれば、何をやっても批判されるのは明らかですから、そんなにカンタンには引き受けないんじゃないかなあと。

■まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がない

 ほかにも名前が挙がってますが、秘書たちも候補者が誰になるのか興味津々で予想し合ってます。国会議員もそうですが、本当に能力があって、まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がないのが実情です。元鳥取県知事の片山善博さんの出馬が決定したという情報がありますが、やっぱり外見は地味ですよね。

 なお、6月21日には、元総務大臣の鳩山邦夫さんがお亡くなりになりました。鳩山邦夫さんがかつて民主党にいたこと自体、忘れ去られていると思いますが、お兄さんの由紀夫さんとともに民主党を立ち上げています。その後にお兄さんと対立して離党されましたが、1999年の東京都知事選挙に民主党推薦で出馬されていたんですよ。

 鳩山家といえば政治家一族で超セレブ。お祖父さんと由紀夫さんが内閣総理大臣経験者、お母さんはブリヂストン創業者の長女ですね。鳩山さん支援の依頼のために、党内の議員秘書団が協力団体を回る時には、秘書一人ひとりにハイヤーが手配されたという仰天エピソードがあります。費用は、もちろん鳩山さん持ちです。庶民派の民主党秘書にとっては、地下鉄を乗り継いで目的地へ行くのは当たり前で、鳩山財閥の資金力に舌を巻いたらしいです。

 鳩山さんは、その他にもたくさんのセレブなエピソードをお持ちでしたので、それはまた今度。ちなみに、なぜかお兄さんの由紀夫さんにはあまりセレブなエピソードはありません(笑)。

 実は、鳩山邦夫さんは、亡くなられる直前は激やせして髪も薄くなって、とても老けた印象だったので、秘書の間でも心配の声が上がっていたんですよ。ご冥福をお祈りいたします。

「マスゾエする」が流行語に? 舛添氏辞職の裏側と都知事選の候補評

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Photo by shibainu from Flickr

 国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。

■舛添氏辞職の裏側

 6月21日、ついに舛添東京都知事(当時)が辞職しました。あまりにも「セコい」政治資金の使い道に、小学生たちの間でもケチな人を「マスゾエ」と呼んだり、「セコイことをするな」を「マスゾエするな」なんて言ったりするのがはやっているようです。

 サラリーマンの間でも、「今日の(プライベートの)飲み代は、(領収書の宛名を空欄でもらって)マスゾエしちゃおうかな~」なんて冗談で言うそうです。ここまで人気が落ちるとは誰も想像できませんでしたね。

 とはいえ今回の「疑惑」が出てきた当初は、選挙で応援してきた手前もあって、自民党本部は舛添さんをかばうつもりで静観していました。時が過ぎれば、世間の関心も薄れて、疑惑をうやむやにできると考えていたんですね。

 そもそも都知事選挙には広報の費用などだいたい50億円くらいかかります。もちろん全部税金ですね。前知事の所業(政治資金のセコい私的使用)のために50億円をまた使うことになるのは、もったいないですよね。それに、7月には参院選が控えていて、政党はどこもタイヘンです。

 なので、党本部としては「ケシカランけど、辞任するほどじゃないってことでいいか」となっていたのです。もちろん、陰では「なぜ潔く謝罪できないのか! 違法でなくても、不適切なのは明らかだろ!」と自民党の皆さんも怒ってましたよ。

 やはり、会見で「第三者に精査させる」と繰り返しただけで、謝罪しなかったことから流れが変わったようです。都民だけでなく国民の怒りまで買ってしまい、自民党も参院選への影響を考えて、かばいきれなくなったんですね。優秀だったのに、なんでこんなふうになっちゃったんですかね。

■都知事選のゆくえ

 さて、次の都知事は誰になるのでしょうか。読者の皆さんは誰がいいと思いますか? このコラムを読んでいただいている頃には、候補者が固まっていると思います。ただし、舛添さんの行政手腕は評価されていたので、それ以上の能力の方はなかなかいないと思います。「舛添さんよりケチでない人」とか、「公私混同しない人」という観点で決まっちゃうんでしょうか。それもどうなんでしょう?

 結局、都知事選には出馬しないようですが、民進党代表代行の蓮舫さんの名前も候補として挙がっていましたよね。先日、神澤が通っているエステサロンのスタッフさんが「私、蓮舫さんが結構好きなんです。都知事になってくれたらうれしいな」と言っていてびっくりしました(笑)。永田町で評判が悪くても世間では人気の高い議員っているんだなぁと思いました。舛添さんも、そうでしたよね。

 神澤も、「女性都知事」の誕生は同じ女性として楽しみですが、蓮舫さんはどうなんでしょうかという感じ。政治は人気だけじゃダメなんです。蓮舫さんは事業仕分けで知名度を上げましたが、正直、実績は何もない感じ。官僚を怒鳴りつけている様子は、ただのヒステリーばばあでした。私たち秘書にも当り散らすので、「永田町からいなくなってくれるなら万歳」と言っている秘書仲間もいたくらいです。

 蓮舫さんは「自ら出馬を辞退」と報道されていますが、民進党が一丸となって自分を応援してくれそうにない、ということと、東京のトップとしての実力がないという自覚から、出馬に後ろ向きになったというのが実態のようです。超びびりで有名な蓮舫さんらしいです。

 だいたいどこにでも秘書を同行させるので、永田町では「芸能人か!」と呆れられています。まあキャンギャル出身ですから、そういう気分が抜けないのかもしれませんね。でも、秘書が同行すると交通費や宿泊費が単純に倍になりますから、予定の2倍の経費を請求された地方の事務局から苦情が来ることも多いです。連れて行くなら自腹でお願いしたいです。なので、もし都知事になっていたら、舛添さん以上に「視察費用」がかさんでしまったかもしれないですよ。

 あとは、「嵐」の櫻井翔くんのパパ(櫻井俊元総務事務次官)も話題に出ましたね。今のところは固辞されているようです。もちろん政官界とのつながりはあるでしょうが、今あえて火中の栗を拾いますかねえ。だって、総務省の事務方トップなんて、天下り先はいくらでもあるんですよ。テレビ東京の社長さんにもなれるそうです(笑)。都知事になれば、何をやっても批判されるのは明らかですから、そんなにカンタンには引き受けないんじゃないかなあと。

■まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がない

 ほかにも名前が挙がってますが、秘書たちも候補者が誰になるのか興味津々で予想し合ってます。国会議員もそうですが、本当に能力があって、まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がないのが実情です。元鳥取県知事の片山善博さんの出馬が決定したという情報がありますが、やっぱり外見は地味ですよね。

 なお、6月21日には、元総務大臣の鳩山邦夫さんがお亡くなりになりました。鳩山邦夫さんがかつて民主党にいたこと自体、忘れ去られていると思いますが、お兄さんの由紀夫さんとともに民主党を立ち上げています。その後にお兄さんと対立して離党されましたが、1999年の東京都知事選挙に民主党推薦で出馬されていたんですよ。

 鳩山家といえば政治家一族で超セレブ。お祖父さんと由紀夫さんが内閣総理大臣経験者、お母さんはブリヂストン創業者の長女ですね。鳩山さん支援の依頼のために、党内の議員秘書団が協力団体を回る時には、秘書一人ひとりにハイヤーが手配されたという仰天エピソードがあります。費用は、もちろん鳩山さん持ちです。庶民派の民主党秘書にとっては、地下鉄を乗り継いで目的地へ行くのは当たり前で、鳩山財閥の資金力に舌を巻いたらしいです。

 鳩山さんは、その他にもたくさんのセレブなエピソードをお持ちでしたので、それはまた今度。ちなみに、なぜかお兄さんの由紀夫さんにはあまりセレブなエピソードはありません(笑)。

 実は、鳩山邦夫さんは、亡くなられる直前は激やせして髪も薄くなって、とても老けた印象だったので、秘書の間でも心配の声が上がっていたんですよ。ご冥福をお祈りいたします。