ZOZO前澤社長の”人間失格”退任劇、仕事を干された剛力彩芽を巡って第二幕も?

今週の注目記事・第1位「ZOZO前澤『人間失格』経営」(『週刊文春』9/26号)「『前澤社長』涙と美談に隠された『火の車』-2000億円も何に使った?」(『週刊新潮』9/26号)

同・第2位「進次郎大臣、寄り添うだけでは被災地は救えない」(『週刊文春』9/26号)「逃げる『小泉進次郎』に代表質問」(『週刊文春』9/26号)

同・第3位「『アベノミクス増税』10兆円はトランプからの押し売り兵器に注ぎ込まれた」(『週刊ポスト』10/4号)

同・第4位「“断韓問題”週刊ポストへの手紙 内田樹」(『サンデー毎日』9/29号)「週刊ポストの『韓国なんて要らない』特集 ここが問題点だ」(『週刊ポスト』10/4号)

同・第5位「日本と韓国 悪いのはどちらか」(『ニューズウイーク日本版』9/24号)

同・第6位「初の海外ご公務でも『宮内庁」が旅行代理店と化した『秘スケジュール表』」(『週刊新潮』9/26号)

同・第7位「豚コレラを阻止せよ」(『週刊現代』9/28号)

同・第8位「『のど』を鍛えたければ、『北国の春』を歌いなさい」(『週刊ポスト』10/4号)

同・第9位「村上信五「<解散>まで5年」(『週刊文春』9/26号)

同・第10位「『在庫』新大臣たちがヤバすぎる」(『週刊文春』9/26号)

同・第11位「マギーが深夜の公園でイケメン男と熱い抱擁」(『フライデー』10/4号)

同・第12位「現場は大混乱という「消費増税」への対処法」(『週刊新潮』9/26号)

同・第13位「朝の『魚肉ソーセージ』は健康長寿の『黄金食』」(『週刊アサヒ芸能』9/26号)

同・第14位「文科省の『英語入試改革』に校長たちが『理由ある反抗』」(『週刊新潮』9/26号)

同・第15位「『男の更年期』を治す注射がある!」(『週刊文春』9/26号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週発売のポストには定価が付いていない。はていくらだろう?

 買う人は迷ったに違いない。裏表紙の下に、本体444円。9月30日までは税8%で480円、10月1日からは税10%で488円とある。

 おいおい、500円で12円のお釣りとは細かいな。

 ポストの次の発売は9月30日。翌日は消費税が10%になるから、二重価格は仕方ないのか。

 現代は今週号は平週号でも500円。当分このままいくのだろうか。どこかで520円にするのだろうか。どちらにしても高すぎるが。

 まずは文春から。更年期障害というのは、私は知らずに過ぎたが、男でも中には酷い人もいるそうだ。

 更年期障害を見分けるのは簡単だ。「朝立ちがないことが一番わかりやすい」(千葉西総合病院久末伸一医師)そうだ。それを治すには、注射器でテストステロンを打てばいいそうである。

 病院を探すには、メンズヘルス医学会のホームページを見るといいという。

 さて、文科省が導入する英語の民間試験制度は評判が悪いようだ。私には受験生の子どもはいないから全く関心はないが、何でも、英検やGTEC、TOEFLなど7つの内から選んで、4月から12月までに2回まで受け、その成績が志望校に提出されるという。

 新潮によると、これらの実施団体は、試験日も場所も発表していないそうだ。素人が考えても、それぞれの語学学校に特徴があり、それに対して、学生側もどこを選ぶのが有利なのかを考えなくてはいけない。その子の一生を左右するかもしれない大事を、拙速にやるべきではない。

 アサ芸に、朝、魚肉ソーセージを食べると中性脂肪が下がるという記事がある。なぜ?

 朝、炭水化物とたんぱく質を同時に摂取することによって発熱を促し、身体が活動モードに切り替わるという。

「たんぱく質を多く含んだ魚肉ソーセージは夜間の絶食による筋肉の分解を止め、さらに含まれている魚油が、インスリンの分泌を促すことによる血糖値の上昇を抑止、体内時計のリセット増強にも役立ちます」(時間栄養学者の大池秀明)

 魚肉ソーセージは私の大好物。午後のお茶の時間に、珈琲と魚肉ソーセージを食べるぐらいだ。これからは朝も食べるか。安いしね。

 ところで、10月1日から消費税が10%になるため、テレビのワイドショーでは連日、どうしたら得するのかを微に入り細を穿つように、図入りで解説している。

 だが、ジ~ッと見ていてもわかりにくい。かといって、いまさらペイペイなどは使いたくない。それに今週の新潮でもやっているが、「キャッシュレス決済を導入すると資金繰りが苦しくなります。仕入れは現金なのに、販売はキャッシュレスのため入金まで2週間は待たないといけない。その分、手元に多くの現金を残す必要があります。さらに、クレジットカード払いだと3%の手数料が店舗に発生し、ウチのように1~2%の利益幅の小売業では経営が破たんしかねません」(アキダイの秋葉弘道社長)

 こんなくだらないことを始めてどうするんだと、腹が立つが、文藝春秋10月号で成毛眞が、「SUICAが最強のキャッシュレス決済だ」と書いている。

 私もこの考えに賛同する。このシステムはソニーが20年も前に開発した技術なのに、日本と香港などでしか使われていないという。

 軽くタッチするだけで読み取りができ、セキュリティにも優れている。2万円までしかチャージできないが、オートチャージにすれば、そういう面倒もなくなる。

 成毛は、この読み取り機は原価500円ぐらいだから、端末を200万台配ったとしても10億円ぐらいでできるという。

 私も、なぜJRはこれを普及させないのか、理由がわからない。JRが発行している電子マネーは合わせると9000万枚を超えるという。SUICAがあれば、大量の現金を持ち歩かなくても、移動、駅中の食堂ではほとんど使える。キャッシュカードのようにスキミングを怖れることもない。ポイントも付く。JRはなぜ大キャンペーンをやらないのだろう。何か財務省に都合の悪いことがあるのではないか。そう疑いたくなるのだが。

 高須基仁が亡くなった。享年71。ヘア・ヌードの商人を自称し、島田陽子ら多くの女優の写真集を手掛けた。私は、現代編集長を辞めてから知り合った。いい加減に見えながら変に律儀で生真面目なところもあった。毎年8月15日には、新宿ロフトで反戦集会をやり、私も呼ばれて何度も付きあった。

 私が教えていた大学にも講師として来てもらった。少し前から体調が悪そうだった。今年の8月15日も、声をかけられたので顔を出そうと思ったが、仕事で果たせなかった。彼の処女小説『散骨』はなかなかのものである。毀誉褒貶、色々あっただろうが、私にはいいヤツだった。

 さて、マギー(27)という人気モデルがいるそうである。そのマギーが、深夜、高級住宅街にある公園で、男と2人、会っていたというのだ。

 しばらくすると2人は、とんでもないことを始めた!? という。男がタバコの火を消して立ち上り、2人は5分間も抱き合ったそうだ。しょうもない。

 それから3時間も2人はそこにいたという。マギーのモットーは、「今、楽しまないでどうするの?」だそうだ。

 こういう女に会いたかったな。

 最後に抱き合ってから、マギーは、公園の横に止めてあったベンツで帰途についたという。カッコイイな。

 文春が「在庫新大臣たちがヤバすぎる」という特集をやっている。イニシャルTが危ないそうだ。

 一人目は国家公安委員長兼防災相の武田良太衆院議員(51)。彼は福岡県出身だが、ここは指定暴力団「工藤会」が強いところだ。96年の衆院選では、武田を応援していた右翼団体幹部が、選挙区内の飲食店の店長を、「武田良太に入れんと、店の営業ができんごとするぞ」などと脅し、公選法違反で逮捕、略式起訴、罰金に科せられているという。そういう曰く付きの人間が公安委員長とは。

 次は田中和穂復興大臣(70)。16年の改造でも入閣が取り沙汰されたが、指定暴力団が取締役を務める会社にパーティー券を販売していたことが報じられた。川崎のソープランドを仕切る稲川会系の組長とも親しいという。

 3番目は竹本直一IT担当相(78)。昨年、自身の「新春賀詞交歓会」に山口組元幹部が出席していて、岸田政調会長とのツーショットがフライデーに掲載された。みんな危なそうだな。

 新潮というのは言葉作りの天才集団の集まりである。昨年の「嘘つきは安倍の始まり」も秀逸だったが、今回、ポスト安倍の争いをこう呼んだ。

「菅進太郎VS.岸倍敏信」。永田町で密かに命名されているというが、新潮の造語だと思うがな。

 菅官房長官と進次郎、河野太郎と、岸田、安倍、茂木敏充外相、加藤信勝厚労相の対立が、これから苛烈を極めてくるそうだ。

 文春は、錦戸亮の退所はまだ序の口だという。関ジャニをまとめる村上信五は「もうやってられへん!」いったというし、TOKIOの長瀬智也も退所が噂されているそうである。

 その他にも、KinKi Kidsにも解散危機が囁かれ、来年25周年を迎えるV6もグループとしては開店休業状態。錦戸の退所が、ジャニーズ事務所の終わりの始まりになりそうである。

ポストに、喉を鍛えて誤嚥性肺炎にならないようにするには「のどを鍛える」といいそうだ。人間はのどから衰える。それにはカラオケがいいのだが、どんな曲でもいいわけではない。

 高温と低音をどちらも適度に含む曲。裏声よりも地声で歌える曲。そういう基準で選ぶと、井上陽水の『少年時代』、坂本九の『明日があるさ』、かぐや姫の『神田川』もいいが、ロングトーンの千昌夫の『北国の春』、テレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』がベストだそうだ。
 よし、今夜は高田馬場のスナックで、全部歌ってみるか。嫌がられるだろうな。

ところで、今年から「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」と名称を変えた賞の受賞作が決まった。

 松本創の『軌道』(東洋経済新報社)である。福知山線脱線事故の後、JR西日本という巨大な組織と闘った事故の遺族、淺野弥三一の姿を追ったノンフィクションである。

 最初から有力だといわれていた。元神戸新聞記者である松本が、粘り強く積み重ねてきた取材に頭が下がる。

 本田靖春も、泉下で頷いていることだろう。

 お次は現代のドキュメント、豚コレラの話。

 18年9月7日に岐阜県庁の本庁舎9階にある農政部家畜防疫対策課に一本の電話がかかってきた。

 JR岐阜駅から北東約8kmほどに位置する岐阜市岩田西の養豚場で、複数の豚が死亡したという報告だった。

 死因はどうやら豚コレラらしいという。

 日本国内では4世紀半ほど発生していない。何かの間違いだろうと、職員はそう思ったという。

 しかし、その後、自分たちの手で、岐阜県内の半数以上、6万頭近くの豚を殺処分することになる。

 26年ぶりに豚コレラ発生を把握してから1年が経つが、被害は加速度的に広がっている。

 愛知、三重などに伝播し、9月13日には埼玉県秩父市でも発生を確認した。

 今回の豚コレラは、かつて国内で流行したものに比べて弱毒性のため、すぐ死ぬ豚は少なかった。そのためかえって感染が広がったというのである。

 現在、被害は1府7県にまで広がり、全国で殺処分された豚は13万頭を超えている。

 このままでは日本の畜産業が壊滅しかねないほどの状況なのだ。

 どこから流入したのか? 北海道大学院獣医学研究院の迫田義博教授がこう解説する。

「海外からの旅行客などが豚コレラウイルスに感染した豚肉を違法に国内に持ち込んだ可能性が高い。

 それを雑食のイノシシが食べ、感染したのではないかと考えられます」

 豚コレラが発生すると、72時間以内に殺処分、消毒などの防疫措置を完了しなければならない。

 自分が育てた豚を大量に殺さなくてはいけない養豚業者の中には、「もう事業は再開しない」と絶望してしまった者もいるという。

 また、獣医たちの中にも、精神的に参ってしまって、獣医を辞めた人も出ているという。

 何とか拡散を止めようと、経口ワクチンを混ぜた餌を撒いて、イノシシを処分しようとしているが、ウイルスを持ったイノシシがこれだけ広がるとどうしようもないそうだ。

 一刻も早く豚へのワクチン接種を認めろという声が大きいが、政府は、一度ワクチン接種をしてしまうと、日本全体が「清浄国」から「非清浄国」となり、輸出に影響が出ると考え、手を打たないという。

 呆れたものである。千葉の暴風による停電や家の倒壊にも、政府の決断が遅すぎて、いつまでたっても停電はなおらず、住民たちの不安は消え去らない。

 やらなくてもいい内閣改造などにうつつを抜かしている安倍首相の責任は重い。

 新潮が相も変わらず、秋篠宮家の噂話をやっている。今週は佳子さんの巻である。彼女は、15日から初めての海外公式訪問先になるオーストリアとハンガリーへ行っている。

 日本のメディアも大挙して現地取材をしているそうだが、新潮によれば、彼女の宿泊先はいずれもその国を代表する5つ星ホテルだという。

 訪問先も、有名な観光地を訪れるゆったりと楽しそうなスケジュールだが、その割にはスピーチの予定は2回しかないそうだ。

 もっと過密で、多くのスピーチをしろといいたいのだろうが、いいではないか。皇室といってもまだ遊びたい盛りの若い女性なのだから、向こうの人たちと交流を深めてくれば、後々それが生きてくる。

 私もハンガリーは好きな国だ。もう一度、ドナウ川の夕日を眺めながらトカイワインを飲みたいものである。

 ニューズウイーク日本版に、キャロル・グラック・コロンビア大学教授が「日韓が陥る『記憶の政治』の愚」という一文を寄せている。彼は、日韓双方が正しくて間違っているとして、長く敵対してきたフランスとドイツが第二次大戦後になぜ修復できたかを検証するべきだといっている。

 双方の市民社会団体と草の根運動、ドゴールとアデナウアーという、今の日韓とは比べ物にならない(筆者の個人的な考え)優れた指導者、冷戦という背景があったものの、「その関係を強固にしたのはその後の教育の変化と、若い世代を中心に社会のあらゆるレベルで交流が深まったこと」(グラック)であったという。

 そして、「日本と韓国が歴史の溝を埋めようとするなら、植民地時代の知識を学んで歴史的事実を認めることがおそらく出発点になるだろう」といっている。日本の世論調査でも、若い世代は韓国が好きという率が多く、年寄りになるにしたがって韓国嫌いが多くなる。韓国からの観光客が減っているなら、日本の若者が大挙して韓国へ行けばいい。飯はうまいし、女性たちの肌はきれいだし、何しろ3泊2日の旅行でも2万円でお釣りがくる。日本と同じでこれからがいい季節だ。

 先日、ポストが掲載した「韓国は要らない」特集に、嫌韓を煽ると批判が相次いだ。ポストも一応、お詫びらしきものを発表したが、それでは収まらないようだ。

 サンデー毎日に、これからは小学館に書かないと宣言した内田樹が「週刊ポストへの手紙」を寄せている。

「以前『新潮45』の騒ぎの時にも同じことを書いた。あえて世間の良識に反するような『政治的に正しくない』発言をなす時には、それなりの覚悟をもって臨むべきと私は思う。人を怒らせ、傷つける可能性のある文章を書くときは、それを読んで怒り、傷ついた人たちからの憎しみや恨みは執筆したもの、出版したものが引き受けるしかない。それが物書きとしての『筋の通し方』だと思う。その覚悟が無いのならはじめから『そういうこと』は書かない方がいい」

「済んだことを掘り起こして、傷口に塩を擦り込むようなことはしたくはないが、それでもこれが出版人としての矜持を欠いた態度だったということは何度でも言っておかなければならない。

 それなりに現場の経験を積んできたはずの編集者たちが示したこのモラルハザードに、私は今の日本のメディアの著しい劣化の兆候を見る。

 なぜ彼らはこうも簡単に謝罪するのか? 理由は簡単である。別にそれらの言葉は彼らが『職を賭してでも言いたいこと』ではなかったからである」

「いま日本のメディアには非常識な言説が瀰漫(びまん)している。だが、これを止めさせる合法的な根拠は今のところない。たとえ法律を作っても、その網の目をくぐり抜けて、非常識の言説はこれからも流布し続けるだろう。

 私たちにできるのは『それはいくらなんでも非常識ではないか』とか『それではことの筋目が通るまい』というような生活者の常識によって空論や妄想の暴走を抑止しすることだけである。そのような常識が通じる範囲を少しずつ押し広げることだけである」

 いつもながらの内田節が冴え渡っている。

 文藝春秋10月号の藤原正彦の「日本と韓国『国家の品格』」も相当程度の悪い嫌韓記事だと思うが、ここでは触れない。ポストは、連載執筆者だが、今回の特集には厳しく批判している作家の葉真中顕に寄稿させている。

 葉真中はまず、最大の問題は見出しにあるという。中でも「10人に1人は治療が必要」というのは、「“韓国人には特定の精神疾患が多い。だから付き合わない方がいい”という文脈を含んでしまう」から、精神疾患当事者への差別も含み、二重の差別にあたる。

 謝罪文を出したのなら、まずやるべきは、「なぜあのような記事が出たかの検証と、再発防止の取り組みだろう」と主張する。

 こうした時、批判する人間を登場させて、十分にいわせるというのはメディアがよくやる「ガス抜き」の手法である。ウチはこういう人にも誌面を提供しているんですよという“フリ”に騙されてはいけない。

 次もポストから。安倍首相は、税収が増えた、過去最高になったとバカ笑いするが、何のことはない、その大部分は増税によるものだとポストはいう。

 地球温暖化対策税、相続税、タバコも3年間で1箱あたり60円引き上げられ、海外に行くときは出国時に国際観光旅行税1000円が徴収され、24年からは森林環境税が国民1人当たり年1000円が徴収されるのだ。

 さらにサラリーマンは給与所得控除がどんどん縮小され、増税対象者は年収1500万円だったのに、来年からは年収850万円超の層の所得税も増税される。

 知らないうちに、政府がわれわれの懐から札を抜いているのだ。それをどの面して、税収が最高だなどといえるのか。

 ポストによると、そうして集め後カネを、社会福祉を充実させるために使うのはほんのちょっぴりで、公共事業やTPP対策、中でも許せないのは、トランプのいうがままに爆買いしているアメリカの兵器購入代に消えているというのである。

 防衛予算の中にFMS(対外有債軍事援助)と呼ばれる防衛装備の購入費がある。その残債が、ポストによると、5兆円を超えているという。
 われわれからむしり取ったカネを、トランプに貢いでいるのである。こんなことを許していていいはずはない。安倍のトランプへの土下座、朝貢外交を即刻やめさるべきであること、いうまでもない。書いてるそばから腹が立つ。

 さて、小泉進次郎への風当たりは、環境相就任後、ますます激しくなってきている。

 就任後の会見で、原発について聞かれ、「どうやったら残せるかではなく、どうやったらなくせるかを考えたい」と、親父を思わせる発言をしたが、「現実的対策を持ち合わせているのか」という疑問の声が記者の間から上がったと、新潮が報じている。

 それは、前任の原田義昭が最後っ屁のような形で、原発からの汚染水について、「思い切って(海に)放出して希釈する以外に、他にあまり選択肢がない」と発言したからだ。

 この原田発言にも、進次郎は福島県を訪れて「率直に申し訳ない」とお詫びしている。

 私は、ここまでの進次郎の原発に対する発言と行動は評価するが、新潮、文春は、気に入らないらしい。

 新潮では原発容認派から、原発を減らして火力発電にすればCO²が増えてしまう、科学的に見れば原発汚染水に含まれるトリチウムは問題ないと、毎度おなじみの反対論が出てくるが、政府や原子力規制委員会のいうことなど信じられるわけがない。

 それに、いまだに福島第一原発事故は、津波によるものなのか地震によるものかさえ、わかっていないのである。

 今週の第1位は、IT長者が一夜にして転落するという、小説より奇なZOZO前澤友作についての文春と新潮の記事。

 下流老人は、こういうタイトルにはうっとりする。「ZOZO前澤友作(43)『人間失格』経営」(文春)。女優を愛人にして自家用ジェット機でウインブルドンテニスを観に行くなんて人間は、自分とは違う世界に住むと思っていたが、どうやら、経営の失敗で、われわれのいる世界へ少し落ちて来たようである。

 前澤という立派な姓ではなく、名前の友作らしくなってきた。これまでが派手すぎた。土地や別荘、高級な乗用車、その上、美術品を相場の1・5~2倍近い値段で落札して、「美術品市場を混乱させたと言われています」(全国紙文化部記者=文春)

 美術品の価値がわからないから、徒に高い値を出して買い漁ってきたのだろう。

 その抜け作ではない友作が、プライベートブランド事業が大失敗したこともあって、とうとう経営悪化のために追い込まれて、ヤフーに持っているZOZO株の約30%を売却して、電撃退任してしまったのである。

 社員のことなど無視したやり方と非難されても仕方なかろう。その上、この取引、背任行為、または「究極のインサイダー取引」(新潮)といわれてもおかしくないものだと指摘されているのである。

 新潮によると、ZOZO株最安値が1600円台の中、ヤフーには2620円で売却するから、宇宙旅行代の1700億円を差し引いても、友作の手元に600億円のキャッシュが残るという。

 だが、同じ新潮で、「当局が当時、時代の寵児だった前澤さんの一挙手一投足に注目していたことは事実です。公開情報を精査したうえで、その先に何があるかということですね」と、特捜検察の関係者が不気味なことをいっている。

 この退任劇、第二幕があるのかもしれない。愛人で女優の剛力彩芽はどうなるのか。友作色が付きすぎて、女優としてもCMタレントとしても仕事がなくなってしまったのだから、彼氏と結婚するしかないと思うが、どうやらそうではないようだ。

 文春によれば、彼はZOZOの広報PRを担当していた30代半ばの女性との間に2人子どもがいて、元モデルの女性にも子どもがいるという。2人を高級マンションに住まわせているようだが、「俺以外の男ができたら今の援助は打ち切る」と宣言しているそうである。

 文春のインタビューで、剛力との結婚について聞かれた彼は、「回答は差し控えます」というだけだが、もう剛力には飽きたという声も聞こえてくる。 

 友作社長が購入した葉山町の3000坪の土地には、以前、イトマン事件で特別背任の罪に問われた小早川茂の50億円豪邸が建っていたそうだ。今またそれが売りに出されているといわれるが、虚栄を追い求めた2人がその土地で見ようとしたのは、どんな夢だったのだろう。(文中敬称略)

【巻末付録】

まずはポストから「。女子アナ秋のハプニング祭り-この夏恒例イベントで目撃された決定的瞬間」、もちろんヌードなどではない。

「なをん/平塚千瑛、愛の茂み」、堂々たるヘア・ヌードだ。袋とじは「久保千代子「まだまだ、愛してくれますか?」-富士出版史上最高モデル」。このおばさん、いつ見てもいいね~。

後半の袋とじも「『三十路の女』がデジタル写真集で甦る!-富士出版の史上最高傑作」

お次は「SVODで観られるお色気動画ガイド/『光回線からスケベがやってきた!』」。

「小島みなみ、ハダカのみなみ-美しい恋人と過ごす夢のような日常ヘアヌード」「奈月セナ、モルディブのマーメイド-Gカップのセナパイが青い海で濡れる」「いのうえのぞみ『撮られるキモチ』-自身もカメラマンとして活躍する美女」

「たわむれ温泉/朝比奈祐未-美バスト&美尻和服美女とのいやらしい逢瀬」「ナミ、確変SEXY-本誌でビキニを披露した美女がついにここまで!」

 フーッ。書き写すだけで息が切れる。物量作戦大成功だ。

 現代はどうか。巻頭は「写真家・篠山紀信が愛したスターたち-全国100万人が見た写真力展 ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、三島由紀夫、山口百恵」。巨匠渾身の名作の数々。

袋とじは「UCLAの女子体操選手が披露した『10点満点』ヌード 体操・カテリン・オオハシ」

後半の袋とじ「もぎたて海外仰天ニュース-エロスは国境を越える編」。日刊ゲンダイの名物企画だそうだ。

「小瀬田麻由-グラマラス&エキゾチック、デジタル写真集が大好評」「セックスの黄金比『5・2・3』の法則をご存じですか」

袋とじ「日本唯一の『トップレス・ビーチ』潜入ルポ-房総半島のとある海岸で発見」……とまあ、記事特集よりよっぽど力が入っている。
今週は、力の入れ方も質量も互角だ。引き分けだ。

安倍新内閣、予告された閣僚の不祥事スクープ不発は週刊誌ジャーナリズム終焉の前兆か

「来週あたり週刊誌で何か出ると思いますよ」。9月11日の安倍新内閣発足を受け、テレビ番組でそう口にしたのは政治ジャーナリスト・田崎史郎氏だ。

「3T」と名付けられた武田良太国家公安委員長、竹本直一IT担当相、田中和徳復興相の他、加計学園問題で働きかけを疑われた萩生田光一氏を文科相に、市議との不倫が報じられた今井絵理子氏を参院1期目にかかわらず内閣府政務官に起用。

「まさにブラックジョーク。クビを取れるもんなら取ってみろ、とこちらを挑発しているかのようだ。その自信は『最強』な政権ゆえだろうが、中身は『最凶』『最狂』内閣だ」とは、ある週刊誌デスク。

 ところが週があけ、スキャンダルジャーナリズムの双肩を担う「週刊文春」(文藝春秋)、「週刊新潮」(新潮社)からも鋭いパンチは飛ばなかった。

「『週刊朝日』(朝日新聞出版)がネット記事で武田、竹本両氏の過去のスキャンダルを報じたものの、さらりとかわされました。続く文春、新潮はエース記者を選挙区に投入し、深堀りしたようですが、決め手に欠き、新内閣の記事は多くが小泉進次郎環境相に割かれることに。新聞、テレビが後追いするようなスクープはありませんでした」(政治部記者)

 なぜ不発なのか。「背景にはまず、スキャンダルのハードルが上がったことがあります」と解説するのは前出のデスク。

「第1次安倍政権では事務所費がクローズアップされました。問題を指摘された松岡利勝農水相は自殺まで追い込まれ、続く赤城徳彦農水相は絆創膏を貼っただけで総スカンを食らった。民主党政権では、荒井聡内閣府担当相の女性秘書が、政治資金でキャミソールを買っていたことが少額領収書開示によってバレて、『キャミソール大臣』と揶揄されることに。前原誠司外相は、在日韓国人から献金を受け取っていたことを認め、辞任した。こうした経験を踏まえ、とりわけ大臣候補となる議員事務所は、政治資金の扱いに細心の注意を払っているのです。つまり”表”の情報だけでの追及が難しくなった」

 となると”裏”を探ることになるのだが、もちろん記事化にこぎ着けるのはそう簡単ではない。社会部記者の弁。

「憎らしく思って告発したい人がいても、相手が大臣となると怖気づいて証言してくれませんからね。ようやく話しても『実名告白』でないとインパクトがない。文書や録音といった”ブツ”は不可欠となった」

 あげくに近年、政治家はすぐに名誉棄損裁判で訴えるようになった。昨年、文春が証拠文書を示した上で片山さつき地方創生担当相の口利き疑惑で追及したものの、片山氏は文春を1100万円の損害賠償を求めて提訴したことは、記憶に新しい。片山氏はこの開き直り戦術で見事に逃げ切っている。

「週刊誌の売上は年々右肩下がりですしね。カネと労力をかけて記事にしたあげく、売れないわ、裁判をおこされるわ、ではスキャンダル取材から撤退するのもやむを得ません。実際、2015年に『週刊ポスト』(小学館)が、高市早苗総務相の実弟が『不透明融資』に関わったとする記事を掲載すると、実弟から民事、刑事で告訴され、三井直也編集長は就任わずか1年で交代させられています」(前出・デスク)

 こうしてポストや「週刊現代」(講談社)、さらに文春のスクープ記者だった森下香枝氏率いる『週刊朝日』ですら、病気や相続を特集する”老人向け雑誌”と化しているのが現状だ。

 さらに身も蓋もないのだが、読者がそもそもスキャンダルを求めていないという風潮もある。
「あれはショックだった」とデスク氏が語るのは、9月5日発売の文春が、お笑いコンビ・EXITの犯罪歴を報道した際、世論の矛先が文春に向いたことだった。

「吉本興業の闇営業問題の流れで、意義あるスクープのはずなのに、『がんばっている人の足をなぜ引っ張るのか』と批判されたのです。ファクトに基づいて報じてこの反応ではやってられませんよ。文春はあわてて長文の反論をホームページに掲載しましたが、これまでのやり方では通用しないということ。過去をほじくり返すことに世論が冷たくなったのです。”文春砲”を率いた新谷学・前編集長ですら、今や『われわれはクビを取るために報じているわけではない』と綺麗ごとを言ってますからね(苦笑)」

 それでも権力監視には週刊誌の存在価値は十分にある。ここは歯を食いしばって、疑惑追及をしてほしいものである。

安倍新内閣、予告された閣僚の不祥事スクープ不発は週刊誌ジャーナリズム終焉の前兆か

「来週あたり週刊誌で何か出ると思いますよ」。9月11日の安倍新内閣発足を受け、テレビ番組でそう口にしたのは政治ジャーナリスト・田崎史郎氏だ。

「3T」と名付けられた武田良太国家公安委員長、竹本直一IT担当相、田中和徳復興相の他、加計学園問題で働きかけを疑われた萩生田光一氏を文科相に、市議との不倫が報じられた今井絵理子氏を参院1期目にかかわらず内閣府政務官に起用。

「まさにブラックジョーク。クビを取れるもんなら取ってみろ、とこちらを挑発しているかのようだ。その自信は『最強』な政権ゆえだろうが、中身は『最凶』『最狂』内閣だ」とは、ある週刊誌デスク。

 ところが週があけ、スキャンダルジャーナリズムの双肩を担う「週刊文春」(文藝春秋)、「週刊新潮」(新潮社)からも鋭いパンチは飛ばなかった。

「『週刊朝日』(朝日新聞出版)がネット記事で武田、竹本両氏の過去のスキャンダルを報じたものの、さらりとかわされました。続く文春、新潮はエース記者を選挙区に投入し、深堀りしたようですが、決め手に欠き、新内閣の記事は多くが小泉進次郎環境相に割かれることに。新聞、テレビが後追いするようなスクープはありませんでした」(政治部記者)

 なぜ不発なのか。「背景にはまず、スキャンダルのハードルが上がったことがあります」と解説するのは前出のデスク。

「第1次安倍政権では事務所費がクローズアップされました。問題を指摘された松岡利勝農水相は自殺まで追い込まれ、続く赤城徳彦農水相は絆創膏を貼っただけで総スカンを食らった。民主党政権では、荒井聡内閣府担当相の女性秘書が、政治資金でキャミソールを買っていたことが少額領収書開示によってバレて、『キャミソール大臣』と揶揄されることに。前原誠司外相は、在日韓国人から献金を受け取っていたことを認め、辞任した。こうした経験を踏まえ、とりわけ大臣候補となる議員事務所は、政治資金の扱いに細心の注意を払っているのです。つまり”表”の情報だけでの追及が難しくなった」

 となると”裏”を探ることになるのだが、もちろん記事化にこぎ着けるのはそう簡単ではない。社会部記者の弁。

「憎らしく思って告発したい人がいても、相手が大臣となると怖気づいて証言してくれませんからね。ようやく話しても『実名告白』でないとインパクトがない。文書や録音といった”ブツ”は不可欠となった」

 あげくに近年、政治家はすぐに名誉棄損裁判で訴えるようになった。昨年、文春が証拠文書を示した上で片山さつき地方創生担当相の口利き疑惑で追及したものの、片山氏は文春を1100万円の損害賠償を求めて提訴したことは、記憶に新しい。片山氏はこの開き直り戦術で見事に逃げ切っている。

「週刊誌の売上は年々右肩下がりですしね。カネと労力をかけて記事にしたあげく、売れないわ、裁判をおこされるわ、ではスキャンダル取材から撤退するのもやむを得ません。実際、2015年に『週刊ポスト』(小学館)が、高市早苗総務相の実弟が『不透明融資』に関わったとする記事を掲載すると、実弟から民事、刑事で告訴され、三井直也編集長は就任わずか1年で交代させられています」(前出・デスク)

 こうしてポストや「週刊現代」(講談社)、さらに文春のスクープ記者だった森下香枝氏率いる『週刊朝日』ですら、病気や相続を特集する”老人向け雑誌”と化しているのが現状だ。

 さらに身も蓋もないのだが、読者がそもそもスキャンダルを求めていないという風潮もある。
「あれはショックだった」とデスク氏が語るのは、9月5日発売の文春が、お笑いコンビ・EXITの犯罪歴を報道した際、世論の矛先が文春に向いたことだった。

「吉本興業の闇営業問題の流れで、意義あるスクープのはずなのに、『がんばっている人の足をなぜ引っ張るのか』と批判されたのです。ファクトに基づいて報じてこの反応ではやってられませんよ。文春はあわてて長文の反論をホームページに掲載しましたが、これまでのやり方では通用しないということ。過去をほじくり返すことに世論が冷たくなったのです。”文春砲”を率いた新谷学・前編集長ですら、今や『われわれはクビを取るために報じているわけではない』と綺麗ごとを言ってますからね(苦笑)」

 それでも権力監視には週刊誌の存在価値は十分にある。ここは歯を食いしばって、疑惑追及をしてほしいものである。

小泉進次郎、滝川クリステルとのデキ婚で多くのものを失い、後援者からは失意の声も……

今週の注目記事・第1位「進次郎裏切り<全真相>内閣改造インサイド」(『週刊文春』9/19号)「9.11内閣改造の全舞台裏/首相が眉をひそめた進次郎のイクメン作戦」(『週刊新潮』9/19号)

同・第2位「原発は津波の前に壊れていた」(『週刊プレイボーイ』10/7号)

同・第3位「隠されるアスベスト飛散-すぐそばにある死のリスク」(『週刊朝日』9/27号)

同・第4位「ジャニー喜多川亡き後の芸能界/錦戸亮『ジャニーズ退所』の全真相」(『フライデー』9/27号)

同・第5位「嵐の<終活>吉永小百合が援護射撃する二宮『2021挙式』他」(『週刊文春』9/19号)

同・第6位「池江璃花子に取り憑いた怪人『なべおさみ』-まだやっているオカルト治療」(『週刊新潮』9/19号)

同・第7位「『出版人としての覚悟を問う』-『週刊ポスト』編集部に告ぐ!」(『サンデー毎日』9/29号)

同・第8位「<娘が告発>サンプラザ中野『爆風家庭崩壊』」(『週刊文春』9/19号)

同・第9位「安倍が外交の司令塔に抜擢、内閣情報官が『尾行されて110番』」(『週刊文春』9/19号)

同・第10位「安倍VS.二階、権力闘争の幕が上がった-4選シフト内閣改造で大激震 鈴木哲夫」(『サンデー毎日』9/29号)

同・第11位「悠仁さま『担当』警察署長が飛ばされた」(『週刊文春』9/19号)

同・第12位「美智子さまが苛まれる宮中の魔女事件のトラウマ-小室佳代さん新興宗教で」(『週刊新潮』9/19号)

同・第13位「山口真帆・再出発-アイドル卒業から4カ月、芸能活動再開はこの写真集から」(『フライデー』9/27号)

同・第14位「安部譲二妻が明かす橋龍で借金返済の内幕」(『週刊文春』9/19号)

同・第15位「石井浩郎は永田町で何の仕事をしてきたか」(『週刊新潮』9/19号)

同・第16位「今井絵理子のスピード救済法案-不倫相手は破産申請」(『週刊新潮』9/19号)

同・第17位「気づかなければ『認知症』『うつ病』リスク増大の『加齢性難聴』」(『週刊新潮』9/19号)

 早速いこう。今週はポストと現代が合併号でお休み。

 新潮には、難聴だとうつ病や認知症のリスクが増大すると出ている。これは説明しなくともおわかりだろう。糖尿病が認知症のリスクを上げるというのもよく知られている。

 私は自慢ではないが、糖尿で、やせ形(腹は出ているが)で、難聴である。これで認知症にならなかったら奇跡であろう。否、もうなっているのかもしれない。気付かないのは認知症否のせいか。

 さて、今回の改造内閣も「こんなものいらない」という大臣が相当いるようだが、永田町全体でナンバー1と2は、この2人であろう。今井絵理子参議院議員。不倫相手の元神戸市議は、議員辞職、離婚に続いて、破産一歩手前まで追い詰められているという。

 今井は、自分の事務所に入れて養ってやりたいようだ。これまでの激しいバッシングにも嫌気がさしていて、もう一期議員をやることに後ろ向きだというが、国民の方こそ、早く辞めてもらいたいと思っている。

 石井浩郎という野球選手がいたが、参議院議員になっていたことを失念していた。彼の名前が新聞で報じられたのは、本業ではなく、石井が先物取引で大損をして、証券会社に証拠金を立て替えてもらったことが、顧客への不当な利益提供とされ、その証券会社が証券取引等監視委員会から行政処分を勧告されたというのである。石井は議員としての実績はゼロだそうだ。

 安部譲二が亡くなった。享年82。糖尿を患っていたが、少しはよくなったのか、文春によると、居酒屋に行っても奥さんの美智子が、「今日は何杯までよ」というと、聞いたという。

 彼は慶應大学で、橋本龍太郎元総理と親しかったが、ヤクザ時代に背負った借金を、橋本に、「この借金を返せないなら、ヤクザに戻るしかない」と相談したら、自分の名刺にハンコを押して、安部に渡したという。

 それで目出度く、借金は返済できたというが、うらやましいね。オレにも、そういう友だちはいないかね。いないな~。

 フライデーに元NGT48にいた山口真帆のセクシーグラビアが載っている。23歳にしては幼さの残る表情と肢体だ。女優として「再出発」するそうだが、再び輝けるかどうかは、彼女の努力にかかっている。応援してあげたいとは思うが。

 お次は新潮と文春の皇室記事。新潮は先週、秋篠宮紀子さんが、眞子&圭の結婚を認めてもいいような発言をしたと報じた。だが、紀子さんが誕生日に記者へ出した文書は、「現状や今後についてお伝えすることは控えたい」とそっけなかった。

 内容のなさが、かえって現在の深刻な家庭事情を表しているようにも思えるが、推測は差し控えたい。

 新潮は、小室圭の母親が新興宗教に帰依していること、この宗教団体が様々な事件を起こしていることを取り上げ、「小室家の新興宗教問題が美智子上皇后や宮内庁幹部らの憂慮の念をさらに大きくしている」と報じている。

 もし、小室圭が眞子さんと結婚の運びになったら、圭の母親の口から、この新興宗教問題について説明することは必要だろう。

 文春は、4月に秋篠宮悠仁さんを狙った、お茶の水大付属中学侵入事件が起こったが、そこを所轄する大塚警察署の署長を務めていた長坂啓一郎が“左遷”されたと報じている。

 事件が起きた直後の対応がまずかったということのようだ。後任は首相官邸の警備対策官を務めていた近藤智和になるという。かなり厳重な警備態勢が敷かれるのだろうが、悠仁さんを国民から完全“隔離”するのがいいのかどうか。

 このところ、皇室についての伝聞情報はあふれているが、皇室と国民との距離は離されつつあると感じる。もはや「開かれた皇室」という言葉も聞かれなくなった。皇族たちにその気がなくても、宮内庁や政府が遠ざけては、せっかく上皇や上皇后が築いてきた「親しみやすい」皇室というイメージがなくなっていくのではないか。

 さて、安倍首相の在庫一掃改造内閣が決まった。一見火種がないように見えるが、深刻な二階堂幹事長との“確執”があちこちで囁かれている。

 9月14日の朝日新聞はこう伝えている。

「『対二階』の包囲網が狭まるなか、危機感を強めた二階派のメンバーは団結力を増していった。二階派は、党内に七つある派閥でもとりわけトップのワンマン色が濃い。二階氏が師と仰ぐ田中角栄元首相の派閥が『鉄の結束』を誇ったように、首相側に徹底した情報戦を仕掛けた。

『代えられるものなら代えてみろ。党内ががたがたするぞ』。二階派幹部は人目もはばからずに、周囲にそう言い放った。『閣僚は取りにいかない。狙うは幹事長のイスのみ』。別の幹部は首相周辺にこう伝え、幹事長ポストへのこだわりを強調した。

 二階氏自身は『俺は自らポストを求めない』としつつも、『俺を野に放つとどうなるか』と周囲に漏らし、間接的に首相側を牽制(けんせい)した。

 これに、岸田氏と距離を置く首相の懐刀・菅義偉官房長官が同調した。

『党内が安定しているから、安倍政権は安定しているんです』。不穏さを増す二階派の動きを前に、二階氏の続投が望ましいとの考えを首相に伝えた。周辺には岸田氏について『党内をまとめる力はない』との見方を示した。

 首相には、党と官邸の実力者である二階、菅両氏の『共闘』を退け、岸田幹事長の実現に突き進む道はリスクが大きすぎた。

 9月3日の党役員会で、首相は11日に人事を行う考えを表明。その直前に二階氏と10分間会談した。首相は二階氏に交代を告げず、幹事長人事をめぐる攻防は、この会談で事実上決着した。二階氏は役員会後の記者会見で、人事について『私は特に関心を持っていない』と、うそぶいてみせた。

『二階さんの交代は危険な要素となる』。人事を終えた11日、首相は周辺にそう語った」

 サンデー毎日で鈴木哲夫もこういっている。

「党三役には禅譲を狙って安倍首相への忠誠心が強い岸田氏を政調会長、総務会長は首相の盟友の麻生太郎副総理の麻生派から鈴木俊一氏を起用した。また首相最側近の下村博文選対委員長、稲田朋美幹事長代行と、完全に二階包囲網を敷いた。二階氏のもとで幹事長特別補佐として力業を見せていた武田良太氏を入閣させ、二階氏が腕をふるう党務から引き離した。二階氏の勝手にはさせないという布陣だ」(安倍首相側近幹部)

 ようやく、自民党内に権力闘争の火ぶたが切られるかもしれない。しかし、二階と菅官房長官連合は、安倍首相には手ごわいだろうな。

 文春に不可解な記事がある。内閣改造に伴って、安倍の肝いりで発足した「国家安全保障局(NSS)」の局長が、元外務次官の谷内正太郎から、北村滋(62)に交代した。

 NSSは国家安全保障に関する重要事項および重大緊急事態への対処を審議するところで、これまでは外務省と防衛相が中枢を占めていたが、北村は警察庁出身で、内閣情報調査室(内調)のトップだった。

 北村は、32歳で元富士署長になった。安倍の父親・晋太郎が順天堂大学病院に入院していて、北村の管轄だったため、当時秘書をしていた晋三と知り合った。

 病身を押して政治活動に執念を燃やした父親の面倒を、北村がなにくれとなく見てくれたため、安倍は北村に感謝の念を抱いたというのである。

 そんな縁があり、第一次安部内閣の時に首相秘書官に登用され、とんとん拍子に出世し、内調のトップに7年半座り続けたのである。

 と、ここまでは安倍の好きな依怙贔屓人事だと理解できる。だが、冒頭、15年の7月28日早朝、切迫した声で北村から、「怪しい人物に尾行されている。今も家の前にいる」という電話が、目黒署に入ったという場面がある。

 署員が駆け付けると、3人の男がいて、職質に答えて、「東京証券取引所調査部」という名刺を出したという。だが、この名刺は偽で、そんな人物はいなかったというのである。

 これが何を意味するのか、読み進めてもよくわからない。元警察庁長官が証券取引所を傘下に持つグループの社外取締役を務めていて、その背景には警察内部の権力闘争が……と北村は話したようだが、当人は、完全否定している。

 それに、記事中に写真が一葉あるが、腕まくりをしている北村が写っている。そのキャプションが、「03年、徳島県警本部長時代にアルコール体質検査を受ける北村氏」とあるが、記事にはそれと関連する記述はない。

 さらに、北村が安倍の密命を帯びて、昨年7月にベトナムで北朝鮮の金統一戦略室長と極秘に接触したが、一般旅券で移動したため容易に痕跡が捕捉されて、アメリカのワシントン・ポスト紙にスクープされたというエピソードがある。

 北村の危機管理能力の欠如を批判しているようだが、この特集全体で何をいおうとしているのかよくわからない、文春にしては珍しい記事である。

「外務省のみならず、出身母体の警察からも不安の声が上がる人物を抜擢した安倍首相」(文春)に問題があるし、北村という人間にも、国家の安全保障を扱うにしては一抹の不安があることはわかる。

 だが、なんだか奥歯にものが挟まったような文春の書き方にも、一抹の不満が残るのである。

 サンプラザ中野(59)というのは、私が中野に住んでいるからか、以前から親しみがある。なんとなくいいオヤジ風だと思っていたが、文春を読んでその考えを改めた。

 彼はデビュー前から交際していたOLと89年に結婚したが、すでに2歳の女の子がいた。その娘が今回、中野の素顔を明かしている。

 母親は産むつもりだったが、中野とそのスタッフから中絶を強要され、身の危険を感じた母親は、シェルター施設に身を隠して彼女を産んだという。

 出生届に父親の名前を書いてもらうために、書類を送ると、子どもの名前の欄に「よい子」と書いてあったという。娘は大学生になって名前を変えた。

 娘が小学2年生の時に両親は離婚。慰謝料と財産分与はなく、それまで入れていた40万円と家賃も、離婚3年目頃から減り、やがて途絶えた。

 中野と母親が話し合い、娘の大学卒業までの養育費として1700万円を分割で払う、自分の財産は娘に残すと約束した。

 だが、今年2月に中野は長く同棲していた女性と結婚する。娘は、中野が死んだ場合、財産の半分は妻に行くから、話が違うと迫ったそうだ。この要求にはやや無理があると思うが、中野が元妻や娘に対して“無責任”の誹りは免れないだろう。よくある話ではあるが。

 さて、サンデー毎日で、内田樹が、先日のポストの「韓国は要らない」という嫌韓特集について、あらためて批判をしている。

「以前『新潮45』の騒ぎの時にも同じことを書いた。あえて世間の良識に反するような『政治的に正しくない』発言をなす時には、それなりの覚悟をもって臨むべきと私は思う。人を怒らせ、傷つける可能性のある文章を書くときは、それを読んで怒り、傷ついた人たちからの憎しみや恨みは執筆したもの、出版したものが引き受けるしかない。それが物書きとしての『筋の通し方』だと思う。その覚悟は無いのならはじめから『そういうこと』は書かない方がいい」

「済んだことを掘り起こして、傷口に塩を擦り込むようなことはしたくはないが、それでもこれが出版人としての矜持を欠いた態度だったということは何度でも言っておかなければならない。

 それなりに現場の経験を積んできたはずの編集者たちが示したこのモラルハザードに私は今の日本のメディアの著しい劣化の兆候を見る。

 なぜ彼らはこうも簡単に謝罪するのか? 理由は簡単である。別にそれらの言葉は彼らが『職を賭してでも言いたいこと』ではなかったからである」

「いま日本のメディアには非常識な言説が瀰漫(びまん)している。だが、これを止めさせる合法的な根拠は今のところない。たとえ法律を作っても、その網の目をくぐり抜けて、非常識の言説はこれからも流布し続けるだろう。

 私たちにできるのは『それはいくらなんでも非常識ではないか』とか『それではことの筋目が通るまい』というような生活者の常識によって空論や妄想の暴走を抑止しすることだけである。そのような常識が通じる範囲を少しずつ押し広げることだけである」

 いつもながらの内田節、冴え渡っている。

 嫌韓というなら、かつては国民雑誌とまでいわれた文藝春秋10月号の巻頭特集「日韓断絶」は、ポストなどとは比較にならない内容だと、私は思う。

 特に、巻頭の作家・数学者の藤原正彦の文章は、品格を重んじる氏とは思えない激しい書きぶりである。

 藤原は、今回の韓国側のGSOMIA破棄は、「自傷行為的な挙に出ました。狂乱です」として、日本側の外交スタンスは評価している。は消滅していないさらに、日本がホワイト国から韓国を除外したのは「素晴らしい進歩」だが、それでは「甘過ぎます」、今回のような国際的に認められた協定へのあからさまな違反に対しては、「韓国経済が悲鳴を上げるほど痛めつけないと、国家間の約束を破るということの重大さが分からないからです」と煽る。

 文在寅政権による凄まじい反日攻撃には「もはや狂気さえ感じる」、「韓国は反日を“国是”としている国家」、混迷する韓国を再生するためには、「言論の自由が保障され、権威や権力や目上を自由に批判できるように」ならなければいけないと、いうのである。

 この御仁は、言論自由度では、日本が韓国より下だということをご存じないらしい。

 また、1965年の日韓基本条約と請求権協定で国家間の請求権問題は解決されているが、「これは日本政府も認めていますが、個人の請求権は消滅していない」(田中均元外務審議官=世界10月号)のである。

 この品格のない一文を含めて4本の嫌韓と思える文章が続いている。

 ポストのライバル誌、現代には“不穏”な動きがあると先日耳にした。月2回刊、隔週刊化を考えているというのである。

 ついにそこまでやるかと、思わざるを得ない。まあ、今の内容では週刊誌である必要もないだろうが。

 10月からは、消費税アップ分を入れて平週号が520円になるそうだ。一層売れなくなることは間違いない。悪循環である。週刊現代は消滅の危機にある。

 先週新潮が、白血病と闘っている池江璃花子が、芸能界の怪人・なべおさみのところへ通っていると報じた。

 その後池江は、日本学生選手権の応援に3日連続で姿を見せ、彼女の元気な姿がテレビでも流れた。

 上昌広医療ガバナンス研究所理事長は、彼女は現在、複数の抗がん剤理療が終わり、再発を防ぐいわゆる地固め療法の段階で、次には、入院治療を解除して、抗がん剤を飲むか、骨髄移植かへ進むことになるそうだ。

 何はともあれ、ここまでは順調のようだ。だが、懸念材料は、なべおさみが行っているといわれる、「気を送る」などの施術を信じ込むことだと、新潮は心配している。

 それに、池江側は、「何か困ったことがあれば、なべの人脈を頼ろう、という思いもあるのでしょう」(池江を知る関係者)

 歌手・水原弘の付き人から始まり、司会や俳優として活躍していたが、長男のなべやかんの「明大替え玉受験事件」で芸能界からほぼ姿を消した。

 だが、なべの人脈は政界から裏社会まで幅広く、安倍首相とも親交があるというのである。

 毎年行われる総理主催の「桜を見る会」にも毎年出席していて、しかも、「なべ枠」というのがあり、家族で参加しているそうだ。

 しかも、なべは自分から安倍に声をかけ、その後、2人でしゃがんだまま数分間話し込むという。

「なべは総理の背中辺りに“しっかりしろ”といった感じで手を回しており、いったいどういう関係なのかと思いました」(永田町関係者)

 なべは、安倍の父親や、小泉進次郎とも接点があり、今春の神奈川県議選では、進次郎と一緒に応援をしていたという。

 気だとか、オカルトだとかというと、安倍首相の妻の昭恵を思い起こす。推測だが、昭恵を通じて夫・晋三の知己を得たのではないだろうか。

 私は、新潮の書いていることが事実だとしたら、池江よりも、なべという人間を徹底的に取材してみたらいいと思う。本物の霊能者なのか、稀代の詐欺師か、知りたい。新潮のことだから、もうすでにやっているとは思うが。

 ところで、アイドルなんぞになるもんじゃない。好きな女と結婚できないどころか、事務所から引き裂かれて2度と会えない。ジャニーズ事務所のアイドルたちの残酷物語が文春に載っている。

 嵐の相葉雅紀(36)と7年も交際しているA子の知人は、こういっている。ライブを見に行っても、周囲に絶対気付かれないようにする。「結婚する日のために彼女は“影の女”に徹し、毎日のように手料理を用意し、彼の帰りを待っているのです」。40近い男が何でと思うが、女がいるとわかると、事務所だけではなくファンが許さないそうである。

 大野智(38)は15年に元タレントとの“熱愛”がフライデーで報じられた。ファンが激昂し、彼女のSNSに怨嗟の言葉を書き込み、大野のコンサートでは「裏切り者」と書いた団扇を掲げたり、罵声を浴びせる者もいたそうだ。

 その上、事務所からの指示で会見を開き、大野は「彼女とはもう会うこともない」といわされ、彼女は芸能界を引退せざるを得なくなった。
 その直後大野は、バーで泥酔して、マイクを握りしめ「もうアイドルなんて嫌だ!」と絶叫したという。

 二宮和也(36)は、元フリーアナの伊藤綾子(38)と夫婦同然に暮らしているそうだが、公表はできない。

 松本潤(36)も、女優の井上真央(32)と交際しているが、以前から、2020年まで待ってほしいといっているそうである。

 ジャニーズ事務所のジュリー副社長が、解散するまでは結婚を認めないという姿勢を貫き、それに反発して、嵐の来年活動休止につながっていったようだ。

 以前から囁かれていた関ジャニ∞・錦戸亮(34)の脱退は、フライデーによると、14年6月に酒に酔った錦戸が、路上でカップルに絡み、女性の持っていた携帯を持ち去ったことで警察沙汰になったあたりに原点があると見ている。

 錦戸の酒癖の悪さはジャニーズの中でも指折りだそうだが、錦戸は以前からアイドル稼業がバカバカしくなっていたという。独立した赤西仁や渋谷すばるが、ジャニーズを辞めても干されもせず、自分の好きなことをやって稼いでいるのを見て、オレもと思ったそうである。

 いくら事務所が純粋培養しようと思っても、外の風に当たれば、自分を見つめ直すのは人間として当然である。それとも、60、70になってもアイドルで売ろうと事務所は考えているのだろうか。ジャニーズ帝国の崩壊はまだ始まったばかりだ。

 週刊朝日が、アスベスト問題を取り上げている。

 アスベスト(石綿)は、吸い込めば数十年後にがんの一種の中皮腫などにかかるリスクがある恐ろしいものだが、「静かな時限爆弾」と恐れられているように、対策が容易でない。

 全国でアスベスト被害は未だに見られるが、東京五輪や大阪万博を前に、石綿を含む建物は今も解体されていると週朝が報じている。

「例えば東京の旧築地市場。都は五輪開催前の20年2月末までに計155棟すべてを解体する。その半数近い72棟で石綿が使われており、除去が必要な面積は計8万平方メートル超。過去最大級とされる除去工事だが、すでに飛散が発覚している。

 都は3月、解体現場1ヵ所から都のマニュアルで定めた目安を超えるアスベストが検出されたと発表した。

 飛散を防ぐシートが適切に設置されていなかったという。都は作業員らに健康被害はないとするが、100%安全と言い切れるのだろうか。

 現在の規制では、除去時に作業場内や外部への石綿の漏えいを測定する義務すらなく、飛散状況を知ることができない。

 いつの間にか石綿を吸い込み、数十年後にがんになったとしても、原因がわからず泣き寝入りするしかないのだ。『静かな時限爆弾』は、見えないかたちで、みんなのすぐそばにある」

 人命軽視はこの国のお家芸のようなものだが、禍根を残さないためにも、早急に東京都は動くべきである。

 次は、週刊プレイボーイの硬派記事。福島第一原発事故は、地震によるものなのか、津波によるものなのか?

 その論争に終止符を打つ人物が出てきたのである。

 東電学園高等部を卒業後、東電に入社して、00年に退職するまで、原子炉の設計・管理業務をやってきた、自称「炉心屋」という木村俊雄である。

 彼の言葉を見てみよう。

「福島第一原発で起きたメルトダウンのような重大事故を検証するには、炉心の状態を示すデータの評価が不可欠。特に、炉心の中の水の流れを示す『炉心流量データ』は重要です。(中略)それで調べてみたら、東電はそのデータをひた隠しにし、4つの事故調にも一切正式に開示していないことに気づいたんです。これではどの事故調も炉心流量データの検証ができなかったのは当然です。

 そこで2013年7月に記者会見を開き、東電にデータ開示を迫ったんですが、『すべてのデータを開示した』の一点張りでまったく対応しようとしない」

 ところがそれが、思わぬところから出てきたというのである。

「当時の廣瀬直己社長(現副会長)が汚染水問題への対応で記者会見に出るようになり、記者から未開示データがあるのでは? という指摘に『すべてのデータを開示する』と答えると、あっさりと炉心流量データを出してきたんです」

 そのデータを見て木村は驚いたという。

「データを基に事故後の1号機のプラント挙動解析評価をしたところ、地震発生までは炉心の中に毎時1万8000tもの冷却水が流れていたのに、1分30秒後にはその流量がゼロになっていたんです。炉心には冷却水を送り出すためのジェットポンプが20台も設置されているんですが、その20台すべてがゼロ付近の値を示していました」

 やはり津波ではなく地震による事故なのか?

 木村は慎重に言葉を選んでいう。

「そこは注意してほしいんだけど、オレは福島第一原発のメルトダウンについて『津波が原因ではない』とか『地震が原因だ』とは言っていない。あくまで地震の後の1分30秒後にドライアウトが起きていた可能性が高いと言っています。それも、1号機の原子炉格納容器などを詳細に検証できない以上、まだ確言はできません」

 地震で事故が起きたと考えるのが自然だろうが、どちらにしても、いまだに原因がわからないのに、再稼働するなど正気の沙汰ではない。大地震が来るといわれるのに、原発など稼働させるのは、日本列島を壊滅させるに等しい。

 ところで1日の夜に関東地方を襲った台風の被害は大きかった。中でも、千葉県などで停電して、いまだに復旧していないところも多い。

 残暑の中、熱中症で亡くなる人が出ている。東電は想定外の被害だといい訳に終始するだけだ。なぜ国が動かないのか。自衛隊を動かしてソーラーパネルを大量に設置する、水や食料を配る、高齢者を体育館などに運んで、大型の発電気を置くなど、できることはいくらでもあるはずだ。

 西日本豪雨の時は動いたのに、なぜ、永田町と目と鼻の先の町には指令を出さないのか。

 電柱を地下に埋める。そういわれて何十年も経つが、私の家の前の通りの電柱はそのままだから、救急車や消防車が入れない。災害大国ニッポンは、大地震が来なくてもこのままでは壊れる。解決するのは東電ではなく政治であること、いうまでもない。

 今週の第1位は、文春、新潮の堕ちた偶像特集である。

 人間の評価というものは不思議なものである。あれだけ総理候補と騒がれていた小泉進次郎が、滝川クリステルとのデキ婚以来、次々に女性問題が明るみに出て、“好き者”イメージが定着してしまった。

 安倍首相の大嫌いな石破茂を2回の総裁選で推していたはずなのに、安倍首相に入閣を囁かれると尻尾を振って受け、彼には“節操”もないことが満天下に知られてしまった。

 早速文春は、「進次郎裏切り」と特集を組んだ。文春によれば、安倍の入閣の打診に進次郎は「頑張ります!」と明るい声で応じたという。

 子どもが生まれたら「育休をとる」とイクメン宣言したため、入閣すればできるはずはないから、今回は誘われても入閣は断るというサインではないかと報じたメディアもあったが、赤っ恥誤報だった。

 選択的夫婦別姓も一時は考えたなどともいったが、単なる思い付きのようである。

 新潮によれば、あれほど石破を推した進次郎のことを安倍は許していないという。だが、韓国への強硬策などで支持率が安定しているため、入閣させても以前のように注目されないと考えたそうである。

 私も、今回の入閣人事は、残っている大臣候補たちの救済策で、その中に進次郎も入れてやろうかという程度のものだと思う。なぜなら、環境相というのは、「最も軽量官庁」(環境大臣経験者=文春)だからだ。

 その上、原子力防災担当相も兼ねる。父・純一郎はゴリゴリの原発廃止論者である。さらに前任者が、「原発の処理水は海洋放出しかない」と捨て台詞を残して辞めた。安倍の周辺はこれで進めたいが、当然ながら福島の漁協は猛反対し、世論もこれを後押ししている。

 一つ間違えれば、総理候補どころではなく、陣笠に転がり落ちる可能性もある。

「小泉氏が成功すれば政権にプラス。失敗しても、首相候補から脱落するだけ。安倍首相にとって痛くも痒くもない」(自民党幹部)。

 進次郎は安倍の術中にまんまとはまったのかもしれない。

 当初、ファーストレディへの切符を手に入れたと騒がれた滝クリにも、厳しい視線が注がれている。女性セブンは、地元後援会関係者のこんな声を伝えている。

「“私らしく”生きると宣言するのは自由ですが、夫の地元である横須賀に住まず、披露宴もなく、結婚報告もロクにない。政治家の妻としては筋が通らないことだらけで、後援者からは、『なんのために彼女と結婚したのか』と失意の声が上がっています」

 セブンは、同じ青学出身で、やはりデキ婚だったが、たった4年で小泉純一郎と離婚した元妻・佳代子の“肉声”を伝えている。

 佳代子の知人によれば、滝クリに対しては、「無理することはないけど、はじめはきちんと頑張ってみた方がいい、そして自分の居場所、仕事を大切にしていった方がいい、自分のように失敗してはダメだ」といっているそうだ。進次郎とは会っていないが、テレビや新聞が近況を知らせてくれるから、寂しくないと話しているという。

 進次郎は、実母と暮らしている三男は結婚式に呼んだようだが、母親は招いていない。父・純一郎と似て冷たいところがあるのかもしれない。そうした彼の一面が、総理を目指す進次郎の躓きの一因になるかもしれない。(文中敬称略)

テレビ朝日は根腐れ? 『報ステ』責任者による出演女子アナへの「強制キス」手口が明らかに

今週の注目記事・第1位「『報ステ』責任者が出演アナ“キス告発”で解任された」(『週刊文春』9/12号)

同・第2位「『貴景勝』と『反社』の男」(『週刊新潮』9/12号)

同・第3位「吉本ブレイク芸人EXITがひた隠す少女売春あっせんで逮捕の過去」(『週刊文春』9/12号)

同・第4位「他の事件と何が違うのか 京アニ放火殺人の『実名報道』に『世論』という壁」(『週刊新潮』9/12号)

同・第5位「和久田麻由子アナ箱根駅伝元スター選手と豪華挙式」(『フライデー』9/20号)

同・第6位「進次郎を狂わせた『起業家』合コン人脈」(『週刊文春』9/12号)

同・第7位「シニアの『年齢制限』は突然に」(『週刊ポスト』9/20・27号)

同・第8位「『GSOMIA破棄』文の真意」(『ニューズウイーク日本版』9/10号)

同・第9位「恐れずに言う。日本が譲歩するしかない」(『サンデー毎日』9/15号)

同・第10位「韓国の『反日』を膨らませた日本の『親韓政治家』たち」(『週刊ポスト』9/20・27号)

同・第11位「やせている人ほど認知症になりやすい」(『週刊現代』9/14・21号)

同・第12位「とうとう『眞子さま』の『結婚容認』を口にされた『紀子さま』」(『週刊ポスト』9/20・27号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代、ポストが合併号。2冊買って1,000円。しみじみ高いと思う。

 さて、まず、新潮の記事からいこう。

 このところ報道が迷走している眞子&圭の結婚問題だが、あれほど2人の結婚に懐疑的だった新潮が180度転換して、秋篠宮紀子さんが眞子さんの結婚を容認したという記事を掲載している。

 何があったのだろうか。新潮によれば、前向きな容認ではなく、後ろ向きの「もうしかたない」というもののようだ。

 秋篠宮家の事情を知る関係者がいうには、紀子さんは、国民が現在、秋篠宮家をどう見ているか、重々ご承知だという。その上、宮内庁の中にも、秋篠宮夫妻の対応を疑問視する向きもあり、「もはや耐えられない」といった様子だというのである。

 思いつめた紀子さんは、「『このまま批判を浴び続けるくらいなら、いっそ“結婚”を認めて発表してしまった方が、まだ良いのかもしれませんね』などと口にされているのです」(同)

 9月11日は、紀子さんの53回目の誕生日になる。記者会が紀子さんに質問を出し、紀子さんが文書で回答することになったという。

 そこでどんなことが語られるか。注目である。

 次は現代。今週の巻頭特集は「あなたの人生。老親の人生『最後の1週間』の過ごし方」である。

 いつかは必ず来るその日まで1週間となったら、どう過ごしたらいいのかというのだが、何のことはない、自分の財産のことや遺産相続、遺言書を誰に渡すのがいいのかという実用記事である。

 どうせやるならもっと哲学的なものをやってもらいたかった。それに1週間前になったら、ほとんどの人が意識朦朧としていて、何も考えられないのではないか。

 このところ知人が次々に亡くなる。

 講談社の大先輩である大村彦次郎元常務が亡くなった。享年85。「小説現代」「群像」で編集長を務めた。作家に愛された人だった。99年に「文壇栄華物語」で新田次郎文学賞を受賞し、「時代小説盛衰史」などの著作がある。

 講談社では、先輩にほとんど親しい人はいないが、大村さんはなぜか、時々声をかけて下さった。江戸っ子気質で、文壇の裏話が面白かった。もっと話を聞いておけばよかった。

 安部譲二さんも亡くなった。享年82。『塀の中の懲りない面々』がミリオンセラーになった頃に知り合った。

 自由が丘の居酒屋で飲んで、外でいきなり、「元木さん、思い切り腹を叩いてくれ」といい出した。高校時代はボクシングをやっていた安部ちゃんだから、私の柔な拳では痛くもかゆくもなかった。

 書くものも面白かったが、彼の話は捧腹絶倒だった。山口組の鉄砲玉がフライデー編集部を襲撃した時、真っ先に電話をくれ、「元木さん、ボディガードがいるならすぐに行くから」といってくれた。

 担当編集者が、安部ちゃんと揉め、樫の棒を持って、現代編集部に乗り込んできたことがあった。私が出て丸く収めたが、持ってきた六尺棒を、「何かの時に必要になるかもしれないから」といって置いていった。

 糖尿病がだいぶ悪くなり、都内を引き払った頃から会うことがなくなった。世の中から面白い人が次々にいなくなる。残るのはつまらない奴ばかりになってきた。

 私より少し上だが、人間の科学新社の小幡一社長も亡くなってしまった。小さいながら良書を一生懸命に出し続けていた。カネの苦労は大変だったと思う。

 私の講談社の先輩、杉山捷三さんの傘寿のお祝いの会で会ったのが最後になってしまった。

 この歳になると、あの人とは、あれが最後だったなと思うことが多い。人生最後の一期一会である。

 そんなことを考えながら、現代を読んだ。週刊誌を読んで、人生の儚さを考えようとは、現役時代には思いもしなかったな。

 ところで、先日聞いたが、現代が、月2回刊を考えていると聞いた。隔週刊化である。

 ついにそこまで来たのかと、思わざるを得ない。まあ、この内容では、週刊誌である必要もないだろうしな。

 10月からは、消費税アップ分を入れて平週号は520円になるそうだ。一層売れなくなることは間違いない。悪循環である。現代は消滅の危機にある。

 そんな現代で、唯一読んだのは「やせは認知症になりやすい」という記事だ。

 何となく太っている方が認知症になりやすいような気がするが、そうではないというのだ。

 それは筋肉に関係するそうだ。

「筋肉には、『マイオカイン』というホルモンを分泌する働きがあります。このマイオカインが、健康にとって重要な役割をはたしていると言われています。

 マイオカインの分泌量は脳の認知機能を左右することも、最近の研究で指摘されています。要するに、筋肉量が少なくやせている人は、このマイオカインの分泌量も少ない。それが認知症の発症のリスクに繋がっている可能性があるのです」(山梨大学医学部の横道洋司准教授)

 では、やせているとはどういう人をいうのだろうか。身長170cmの人なら体重は72kgから79kgあったほうがいいらしい。

 私は、172cmで66kgだからやせているのだろう。まずいな。今晩は、カツカレーと牛丼でも食べるか。

 さて、先週のポストの記事「韓国なんて要らない」が、嫌韓を助長すると、凄まじい批判にさらされている。

 私もこの記事を3回読んでみた。GSOMIA破棄ならソウルが金正恩に占領される。ここに出されている例は、1950年の朝鮮戦争の時のものである。

 こんなものを出してソウルが危ないというのは、担当編集者の知能が小学生以下なのだろう。お互い、輸出規制をやっているが、損するのは韓国で、日本の工場を潤すというのだから、日本には結構なことではないか。韓国が東京五輪をボイコットすれば、日本のメダルが増える。韓国人旅行者が減っても中国が増えるし、韓国人はカネを落とさないから日本は困らないなど、幼稚な論法で、批判する気にさえならないお粗末な特集である。

 第2特集が炎上の原因であろう。韓国人は10人に1人は「憤怒調節障害」で、治療が必要というものだ。要はすぐカッとなる民族だから気をつけろというのだ。これを「韓国人という病理」だとしているところに、私もやや引っかかった。

 だがこれは、15年に「大韓神経精神医学会」が発表したレポートだとあるから、ポストが捏造したものではないようだ。

 さらにいえば、『月刊Hanada』の4月号に、ポストでもコメントを出している嫌韓ライター・室谷克実が「韓国成人の半分は憤怒調節障害」だと書いている。何のことはない、この記事の焼き直しである。

 小学館の雑誌ということがあるのだろう、何人かの作家や知識人たちが「こんな雑誌を出す小学館には書かない」と執筆拒否宣言をする、毎日、東京新聞が社説で批判するという騒ぎになっている。

 だが、小学館にはつい最近までSAPIOという雑誌があり、「日本人よ、気をつけろ北朝鮮と韓国はグルだ!」などという論調の記事をしょっちゅうやっていたことをお忘れか。

 小学館は岩波書店でない。付け加えれば、私がいた講談社は、戦争中、陸軍や海軍と組んで膨大な戦争協力雑誌を出して大儲けした出版社である。

 悪名高いケント・ギルバートの『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社+α新書)を出す素地は講談社には元々あったのだ。小学館だけではなく、講談社も執筆拒否すべきだろう。

 私は、今回のポストの件は『新潮45』のケースとは違うと考える。ポストを批判するなら、『モーニングショー』も批判すべきだ。嫌韓を煽っているという点では同罪だ。

 今一つ、気になることがある。今朝の朝日新聞で、ポストの問題で広告を載せた新聞の責任を問う声も上がったとして、朝日の広報部が、「出版物の広告については、表現の自由を最大限尊重しながら審査・掲載しています」と答え、広告のあり方を今後も考えていくとしている。

 私は現代編集長時代、新聞は事前検閲していると猛抗議をしたことが何度かある。新聞広告は、発売の数日前に出さなくてはいけない。

 性表現、自社の都合の悪いことを書かれた記事、皇室に関する記事では、「表現を直せ」「直さないならそこだけ白地で出す」といわれたことが何度かある。今回、ポスト批判をきっかけに、新聞が検閲を強め、思想信条についての雑誌タイトルにもクレームを付けてくるかもしれないが、許してはならない。

 今の日韓バトルは、安倍政権が作り出したものでもあるということを忘れてはならない。メディアは、韓国のスキャンダルよりも、いまだに国会も開かず、何の成果も上がらない外遊に現を抜かしている安倍首相に、もっと誌面や放送時間を割くべきである。

 今週のポストは、「韓国の『反日』を膨らませた日本の『親韓政治家』たち」という巻頭特集をやってきた。

 その中で、先の「お詫び」も掲載している。内容は、河野一郎、岸信介、佐藤栄作など、親韓といわれた政治家たちは、「その場限りの利権や贖罪のための友好」(ポスト)だったため、政治家同士による真の友好関係が成り立っていなかったとし、「安倍首相と文大統領の双方が彼我の外交政策を振り返り、両国の関係を見直すことに気づいてこそ、新たな外交が始まる」(同)と、至極真っ当な内容である。

 ポストは、批判されたから、こういう特集を組んできたのだろうか。そうでないなら、なぜ、あのような嫌韓特集をやったのだろう。不可解である。

 サンデー毎日は冷静だ。朝鮮問題に詳しい田中均元外務審議官にこういわせている。

 田中によれば、10月22日の天皇陛下即位の礼の際、李首相が来日することが予定されているという。もし来日すれば、まだGSOMIAはその時点で終了していないから、ここが重要な時期になる。

 徴用工問題は、韓国政府が支払いを行うのが正当な手法だが、その韓国が作る徴用工補償の枠組み対して、関係日本企業からも何らかの形でお金を拠出できる仕掛けをつくるべきだと提言している。

 安倍首相もさすがに河野では、感情的になり過ぎて、交渉は進まないと考えたのだろう、茂木敏充経済再生相を起用する方向で検討に入ったようだ。当然である。

 このまま日韓関係がこじれれば、北朝鮮と韓国が統一に向けて動き出すかもしれない。

 ニューズウイーク日本版で北島純社会情報大学特任教授は、文大統領は、米、ロシア、中国、日本の客観的状況が安定しているのは、朝鮮戦争後初めてであるから、

「文在寅はこれを偶然と捉え、やり過ごすような政治家ではない。勝負を懸けてきた可能性がある。東アジアの安全保障体制をあえて揺り動かし、南北統一のための奇策を打ち出し得る土壌をつくろうとしているのかもしれない」

 韓国国内で、南北統一への最大の抵抗勢力は韓国軍だが、それに対する戦略的第1弾がGSOMIA破棄だとしたら、まったく違う風景が見えてくるかもしれないのだ。嫌韓だ断韓国だと、くだらないことで騒いでいると、東アジアの潮流を見間違うことになるはずだ。

 次はポスト。シニアになると、普通に今までできていたことができなくなる。カラダのことではない。

 ポスト曰く、銀行によっては、振込額を10万円に制限しているところもあるそうだ。千葉県や大阪の一部では、60歳を過ぎると、100万円引き出す時には、警察への通報を求められるそうだ。

 もちろん、ローンも組めなくなるし、賃貸に住むときも、孤独死を嫌がる家主から、子どもが月に3回は見に来ることを条件にすることもあるそうだ。

 遊園地などの絶叫マシーンにも、64歳までという年齢制限があるそうだ。

 カラダも不自由になったのに、自分のカネも自由にできず、マンションも借りられないというのでは、生きている甲斐がないではないか。嗚呼!

 さて、小泉進次郎の評判が結婚公表以来、ガタ落ちである。次々に出てくる女子アナとの交際疑惑のためだけではないだろうが、政治家としての評判もこのところ芳しくない。

「いまの小泉氏には人望が全くありません。国会改革でも、大きくぶち上げたはいいものの、ペーパーレス化の法案成立のための野党への根回しなどは先輩議員に丸投げ。ベテラン議員からは『組織がわかっていない』『お膳立てしてもらわないと政策が書けない』と評価は散々です」(政治部デスク)

 結婚の挨拶を菅官房長官のところへ先に行って、安倍首相を“ついで”にしたものだから、安倍を怒らせてしまったともいわれる。11日に発表される内閣改造でも、さほどいいポストは来ないのではといわれているようだ。

 政治は一寸先は闇。まだまだ小泉進次郎は青いということだろう。

 ところで、先週金曜日発売のフライデーを見てショックを受けた。私の好きなNHK『おはよう日本』のキャスター、和久田麻由子アナ(30)が結婚したというのだ。

 結婚式は8月30日、千代田区内の高級ホテルで挙げたという。入籍は2月にしていたそうだ。

 相手は一般人としているが、早稲田大学の競争部のスター選手で、駅伝界きってのイケメンだそうだ。純白のウエディングドレス姿がきれいだっただろうな。

 どこかの雑誌で読んだが、和久田アナはかなりのボイン(古いね!)だそうだ。羨ましい。

 京都アニメーションの放火事件の死者は35名だったが、8月2日に、京都府警が氏名を公表したのは10人だけだった。

 それに対して、メディアからも批判が起こり、25日後にようやく25名の名前を公表した。

 たしかに多くの遺族が、プライバシーが侵害される恐れがあるから公表しないでくれと申し入れをしていたことは事実だが、府警は原則通り、7月末には氏名を公表するつもりだったという。

 だが、超党派の「マンガ議連」の古屋圭司会長が菅に、慎重な取り扱いをしてくれと要請して、官邸→警察庁→府警へと指示が飛び、やむなく府警は発表を延期し、その後一部だけ公表したと、新潮が報じている。

 遺族の気持ちもわかるが、警察が恣意的に犠牲者を匿名、一部を公表をしないということを決めるべきではない。

 公表するかどうかを決めるのはメディアに任せるべきだと、私は考える。それは、その犠牲者が存在していたことの証になる、名前があってこそ悼むことができるという遺族の気持ちはもとより、警察が恣意的に匿名にすれば、「後から検証ができないフェイク情報があふれることが危惧される。犠牲者の人生をしっかり伝えることなくしては、加害者が犯した罪の大きさも本当の意味で伝えたことにはなりません」(水島宏明上智大学新聞学科教授)

 京アニの新作が6日から上映されている。そのエンドロールには犠牲者全員の名前が出ているそうだ。

 さて、吉本興業の芸人にまたスキャンダルである。お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(28)に、「少女売春あっせんで逮捕」された過去があったと、文春が報じている。

 兼近は北海道札幌市で、4人きょうだいの次男として生まれた。彼が定時制高校の時、父親が自己破産して離婚。母親と暮らしていたが生活が困窮したため、彼は中退して新聞配達や鳶職を始めた。

 月10万ぐらいを実家に入れていたという。兼近が18歳くらいの時、すすきのの大手風俗チェーンで働き出した。

 そこで札幌の高校3年の女子生徒に、携帯の出会い系サイトで知り合った男性といかがわしい行為をさせ、現金1万5000円を受け取らせていたそうだ。

女子生徒は、「小遣い欲しさに男性100人ぐらいと関係を持った」と供述していたという。

 11年11月、北海道警厚別署が兼近を売春防止法違反で逮捕した。兼近は、容疑を全面的に認め、罰金刑の有罪判決を受けたそうである。

 その後も、1,000万円の窃盗事件で逮捕されているという。兼近は事情聴取は受けたが、逮捕はされていないと文春に話している。

 そんな自分の過去を断ち切ろうとしたのだろう、上京して吉本総合芸能学院に入学した。EXIT結成後、わずか11カ月で単独ライブを行い、人気芸人の仲間入りをした。

 文春のインタビューで兼近は、「いつか絶対バレることなんで、吉本にはずっと話していて。絶対に誰かが気付くんで、それが今、文春さんが知ってくれたっていうことで正直嬉しかったです」といっている。

 テレビでいい人間の振りをしていたことが、きっと苦しかったのだろう。全部ぶちまけて清々したようだ。

 吉本からは、「誰にもいうな、絶対ダメ」だと念を押されていたという。吉本の隠蔽体質がここでも明るみに出た。

 兼近は去っていくとき、こんな言葉を残した。

「過去と他人は変えられないんで。未来と自分だけ変えていくんで」

 いいヤツかもしれないな、こいつ。

 ところが、この記事に吉本興業が大反発して、以下のような声明を発表したのである。長いが引用してみよう。

「株式会社文藝春秋社が発行する雑誌『週刊文春』(2019年9月12日号)において、弊社所属タレント『EXIT』兼近大樹(以下、『兼近』といいます。)について、過去に刑事処分を受けた事実があるという内容の記事(以下、『本件記事』といいます。)が掲載されております。

弊社所属タレントに限らず、ある者が刑事事件につき被疑者となり又は有罪判決を受けたという事実は、その名誉又は信用に直接関わる事項として、プライバシー権・名誉権による憲法上の保護を受けることが裁判例上確立しています。そして、その者が有罪判決を受けた後は、更生し、社会に復帰することが期待されているところ、公益を図る目的なしに前科に係る事実を実名で報道することは、不法行為を構成し得る行為とされております。

しかも、当該刑事処分が未成年の時点での犯行に対するものである場合には、成人後に犯した犯罪に対する刑事処分よりもその報道について一層の留意が必要であると考えられます。仮に、未成年時の前科に係る事実を、その事件から長期間経過した後に、正当な理由なく軽々に実名で報道することが許されるとすれば、未成年の者についてその後の更生の機会を奪ってしまうことになりかねず、社会全体として非常に危惧すべき問題であることは明白です。

本件記事は、兼近が未成年であり、弊社に所属して芸能活動を開始する前の2011年の時点における事実を、公益を図る目的なく報道するものであり、弊社所属タレントのプライバシー権・名誉権に対する重大な侵害にあたると考えざるを得ません。また、本件記事は、兼近が何らの刑事処分を受けていない事実についても、あたかも兼近が犯罪行為を行ったかのように伝えており、この点においても弊社所属タレントへの著しい権利侵害となるものです。

弊社としては、週刊文春の発行元である株式会社文藝春秋社に対し、事前に、①本件記事は公益性なく弊社所属タレントの前科を実名で報道するものである、②しかも、当該前科はタレントが芸能活動を開始する前の未成年の時点におけるものである、③さらに、何ら刑事処分を受けていない事実についても、あたかも犯罪行為を行ったものであるかのように報道するものであり、兼近の人権を著しく侵害するものであることを伝えておりました。しかし、文藝春秋社は、これらの点を全く考慮することなく、本件記事を掲載するに至っており、弊社としては、同社の報道機関としての倫理観・人権意識の希薄さについて大変遺憾に考えており、文藝春秋社に対し本件記事を掲載した行為について強く抗議するとともに、民事・刑事上の法的措置についても検討して参る所存です」

 たしかに吉本興業のいうように、その人間の過去の犯歴を開示することには慎重でなけらばいけないと思う。

 過去にも、犯歴を報じて、名誉棄損に問われたケースがある。ましてや兼近が未成年の頃のことだ。吉本興業のいい分は正しいとは思う。

 だが、兼近は、若者たちに影響を与える売れっ子芸人である。彼の生き方を理想とし、彼のように生きたいと考える若者もいるだろう。

 そのように社会的な影響力があり、兼近も、自分の過去を隠して生きていることに息苦しさを覚えていたと文春に話している。そうしたことを鑑みれば、まったくの公益性がないとはいえないのではないかと、私は思うのだが、事態の推移を見守りたい。

 9月8日から始まった秋場所で、貴景勝が土俵に戻ってきた。大関に昇進したのに、2場所連続休場したため陥落してしまったが、今場所10勝すれば大関に復帰できる。

 だが、新潮によると、どうやら完全回復とはいっていないようだ。勝負勘も薄れているという。

 先行き不安な貴景勝だが、そんな彼のタニマチに「反社」の人間がいると、新潮が報じた。

 6月に行われた大関昇進祝いのパーティにも来ていた芝幸太郎(45)がその人だというのである。

 この人、あのAKB48を秋元康と創った人間で、48は芝の「シバ」から付けられたといわれる。そんな彼がなぜ反社なのか?

 彼は高知県に生まれ、地元の高校を卒業後、県内の企業に就職したが2カ月で転職してしまった。その後、あの悪名高い「商工ファンド」に入り、営業成績第1位になるなど辣腕を発揮して、脱サラする。

 都内でエステサロンを経営してから、出入りしていた六本木の裏カジノの共同経営者になった。そこで儲けたカネを元手に、「六本木の一室を借りて違法な闇金融を展開。その実態は多重債務者から金を騙し取るだけの“貸します詐欺”や“振り込め詐欺”でしたよ」(芝と親交のあった知人)

 貸金業の登録をせず、月に1,000件くらいの仕事があり、売り上げは億単位だったそうだが、法改正が行われると、再び裏カジノの経営に衣替えしたという。

 暴力団に入っていたことはないが、「背中には立派な龍の入れ墨が入っていた」(かつての芝の仲間)

 芝は、その後AKB48の運営に参加し、原宿にあるビルにオフィスを構えているそうだ。そんな経歴の芝が貴景勝の後援会長になっているのである。

 新潮は、多重債務者やカジノに狂う人々を相手に得た利益でのし上がってきた芝は、「自らが過去を認めて清算しない限り、『反社』という烙印はどこまでも付いて回る」と書いている。

 暴力団の構成員でも前科があるわけでもないようだから、反社と決めつけるのはいかがかと、私は思うが、こういう人間が後援会長というのは、貴景勝にマイナスではあってもプラスにはなるまい。貴景勝の父親は、反社との付き合いを今も続けているのであれば、「即刻縁を切る」といっているが、どうなりますか。

 今週の第1位は文春のスクープ。これを読むと、テレビ朝日は根腐れしてきているのではないかと思う。

『報道ステーション』(以下、『報ステ』)の責任者、桐永洋チーフプロデューサー(CP=49)が、女子アナやスタッフへのセクハラ&パワハラで解任され、BS朝日に左遷されるそうである。

 文春が取材を始めたため、あわてて8月30日に、佐々木毅報道番組センター長が『報ステ』スタッフたちに発表したそうだ。

 セクハラの件はこうだ。文春によれば、4月からフィールドキャスターに抜擢された森葉子アナ(33)を、放送終了後に誘い出し、高級焼き鳥屋の個室で酒を呑んだという。

 約2時間後、桐永の知人たちがいうには、店を出て森のマンションまで送ると、2人は路上で抱き合いキスを交わした。マンションへ帰る森が酔ったためか、キーケースを落としてなかなか中へ入れないので、桐永が駆け寄り、そのまま森の部屋のフロアーまで一緒に行った。

 だが森は、「今日はここまで」とドアを閉め、桐永はそのまま自宅へ帰ったそうだ。

 森と親しい知人によるとかなり違ってくる。森も酔ってはいたが、桐永に抱きつかれてキスをされたことはショックだった。部屋の前まで来て、あわよくば部屋に入ろうとしたため、「ここまでにしてください!」と追い返したというのである。

 その後も桐永から、「また2人で呑みに行こう」というLINEが来たが、理由を付けて断ったそうだ。

 この話が、以前から桐永のセクハラ行為を問題視していた複数の女性ディレクターの耳に入った。彼女たちが社のコンプライアンス統括室に通報したのが7月頭。統括室が調査した結果、10人ほどが被害を訴えたという。

 聞き取りに桐永は、「抱きついたのは向こう」「親睦を深めるために誘った」などと釈明したそうだが、この桐永、昨年8月に広島原爆関係の取材に行った小川彩佳アナ(33)にも、夜、呑みに行かないかと誘っていたそうである。

 桐永という男、地位を利用して、女子アナたちを呑みに誘い出し、あわよくばと考えていた単なるスケベではない。早河洋会長兼CEOの覚え目出度く、早川会長がベッタリの安倍官邸へ失礼のないよう見張るために『報ステ』へ送り込んだ人間なのである。

 今夏の参院選でも、菅官房長官に忖度して、テレビ欄に告知していたニュースを急遽やめさせ、その後、現場への激しい叱責(パワハラ)があったという。

 そもそもこの番組は、久米宏や古舘伊知郎の頃までは、政権批判が売り物だった。古舘時代、それを支えていたのは松原文枝CPだったが、今年の6月、彼女が経済部長からイベント事業の部長へと左遷されてしまった。

 富川悠太アナがMCになると視聴率が下降し、テコ入れのために早川会長が送りこんだのが桐永だった。

 そこから、徳永有美アナを復帰させ、スポーツやエンタメ枠を増やすなど、ワイドショー化が顕著になった。以前の報道重視派と、桐永路線派との対立が裏にはあるというのである。

 私はこの番組を月~金録画している。夜帰って来て見るのが楽しみだった。だが、最近の『報ステ』は鋭い切込みもなく、政権批判などほとんどなくなってしまった。

 局アナの富永には期待などしてないが、元共同通信の後藤謙次もひどい。様々な安倍政権の歪があちこちに出ているのに、まるで他人事のようなコメントばかりである。

 冒頭、テレ朝が根腐れと書いたのは、『報ステ』に取って代わって、テレ朝の顔になったと囃されることもある、朝の『モーニングショー』も、最近は、韓国の“玉ねぎ男”チョ・グクスキャンダルを毎日、延々とやっている。

 こうしたワイドショーの、視聴率を稼ぐためならなりふり構わない嫌韓報道は、見苦しい。

 これも、テレビ朝日首脳が、かつてはあった報道番組を次々に潰していった結果であろう。テレ朝だけではないが、無残としかいいようがない。(文中一部敬称略)

【巻末付録】

 まずは現代から。巻頭は「吉岡里帆、ニューヒロインの誕生-猛スピードで上へ上へと駆け上がった日々」「女優という人生/佐久間良子、元祖『お嬢様女優』と呼ばれて」。やはり佐久間がいいね。こんないい女、今はいない。

 後半は「岸明日香、Gの衝撃-デジタル写真集から先行公開!」「冨手麻妙、未公開ヌード独占掲載-人気ドラマ『全裸監督』で大注目」

 袋とじは「<スクープ袋とじ>元日テレ女子アナ・脊山麻理子が最大露出に挑む」。露出がイマイチ。

 お次はポスト。「なをん/山崎真実『真実』撮影・西田幸樹」「GOROヌードの女神たち-伝説の雑誌を彩った9人の裸身が令和に甦る」

 袋とじ「司会者以外全裸、英国『無修正女性器』番組の衝撃-日本じゃありえない!」。たしかにあり得ないが、そのうちどこかが始めるかも。

 後半の袋とじは「清楚なお姉さん5人のエッチな『ナマ脱ぎ動画』晶エリー、遥あやね、八乃つばさ、君島みお、北条麻妃」

「週刊ポストが報じた話題のセクシーグラビア50年松居一代、林葉直子、アニータ・アルバラード、横峯さくら」

「Honey・Trap-美術品コレクターを籠絡し、貴重な人形を奪い取れ」

「中村静香、オトナの美バスト-これがラストの想いで挑んだセクシーショット」「吉高寧々、お願い、もう少しだけ-郊外のラブホテルでさらけ出す純情ヌード」。大胆ポーズがいいね。「はるかぜ.と秋の温泉旅行へ-現役女子大生グラドルのHカップ美乳」

 今週はヘアの少ない現代に比べて、ヘア・ヌードは圧倒的にポストが多い。今週はポストの圧勝だ。

なべおさみ、池江璃花子を巡り会う前にはヤクザとの付き合いも深く、芸人の若妻を寝取った過去も

今週の注目記事・第1位「『池江璃花子』と『なべおさみ』奇怪な巡り合い」(『週刊新潮』9/5号)

同・第2位「謎のベールに包まれた『滝川家』履歴書」(『週刊新潮』9/5号)「進次郎に恨み節 NHKの看板アナ『何度会っても』彼女になれない』」(『週刊文春』9/5号)

同・第3位「今どき『裏の顔役』とは 激白『カジノは許さん』と『菅官房長官』を叱る『横浜のドン』」(『週刊新潮』9/5号)

同・第4位「あおりでショービジネス化! 『天気予報』がオオカミ少年になる日」(『週刊新潮』9/5号)

同・第5位「日本と韓国『どっちが正しい、どっちがまとも?』」『週刊現代』9/7号)

同・第6位「厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」(『週刊ポスト』9/13号

同・第7位「台湾、香港、次はどこか 中国電脳攻撃」(『ニューズウィーク日本版』9/3号)

同・第8位「燎原の火の如し! 『SNS社会』の『正義』の暴走」(『週刊新潮』9/5号)

同・第9位「専門家が警鐘! 入ってはいけない『保険』実名リスト」(『週刊新潮』9/5号)

同・第10位「松本人志『クレイジージャーニー』仕掛人 TBS社員の暴行・放送中止事件」(『週刊文春』9/5号)

同・第11位「小室圭さん母子7月極秘交渉『400万円は一切返さない』」(『週刊文春』9/5号)

同・第12位「秋篠宮家VS.外務省『ブータン家族旅行』某重大事件」(『週刊ポスト』9/13号)

同・第13位「潜入ルポ アマゾン絶望倉庫」(『週刊ポスト』9/13号)

同・第14位「長渕剛 20年ぶりの主演映画『太陽の家』『公開日が決まらない』」(『フライデー』9/13号)

同・第15位「40代女性の告白『私はあおり運転犯に4日間監禁された』」(『週刊文春』9/5号)

同・第16位「赤坂宿舎に“籠城”上野厚労政務官口利き新証拠」(『週刊文春』9/5号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 どうも現代の変則発売に慣れない。月曜日発売と金曜日発売は、現場に混乱をもたらしていないのだろうか。

 先週文春が、あっせん利得処罰罪に抵触するのではないかと追及した、上野宏史厚生労働政務次官が、「法令に反する口利きをした事実はない。報道は大変遺憾だ」としながらも政務官を辞任した。秘書に話した内容を録音されていたことで覚悟したのだろう。

 あおり運転と暴行で逮捕された宮崎文夫容疑者(43)は、不可解な人物らしい。文春で、岐阜市在住の40代の女性が、不思議な4日間のことを話している。

 昨年9月に、出会い系のサイトでマッチングした途端、「夜ごはんどうですか?」とメールが来たという。今、奈良だというのだ。「無理でしょう」と返すと、「これから向かいます」といったという。

 待ち合わせの喫茶店に1時間ぐらい遅れてきた宮崎は、「飛騨牛の店」で食事した後、岐阜を案内してほしいという。そこから車を名古屋方面に向け、プリンターとFAXをつなぐので手伝ってほしいといいだした。

 連れられて行った1LDKの部屋で宮崎は酒を飲みだした。「クルマで帰れないじゃないか」というと、アルコールが抜けるまで待ってくれと、寝てしまったそうだ。そうやって今度は大阪へと行き、三重に行きと、4日間一緒に行動させられた。大阪では宮崎の母親が入っている施設へ連れて行って、「俺の婚約者だ」と紹介してそうである。だが、その間、肉体関係はなかったという。

 彼女と別れた後、暴行を働いたときに一緒にいた、喜本奈津子という女と、やはり出会い系サイトで出会うのだ。

 こうしたことを見ると、女性とSEXをすることよりも、一緒にいて頼りになる人間を求めて出会い系サイトを探していたのではないか。

 逮捕されたとき、喜本と手をつなぎたいといったそうだが、一人では何もできない、甘えん坊なのかもしれない。こういう男に限って、女にいいところを見せようと、居丈高になったり、暴力をふるったりしがちである。

 フライデーが、長渕剛の20年ぶりの主演映画『太陽の家』が5月に撮影が終わっているのに、公開日が決まらないと報じている。長渕といえば、『とんぼ』がよかった。だが、度々監督と衝突するトラブル男だから、配給会社が決まらなかったという。ようやく洋画配給の会社が決まったが、大都市のごく一部の映画館での上映になる。それを長渕が納得しないため、発表できないそうだ。

 長渕が人情に厚い大工の棟梁になり、広末涼子演じるシングルマザーのために家を建てるというストーリーだという。長渕の演技はいいが、実際の彼とのかい離が大きすぎて、映画にすんなり入っていくことが出来ない。それが彼の最大の問題だと思う。

 映画といえば、先週の土曜日に、クエンティーン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を見た。ディカプリオが落ち目の俳優で、ブラビが、その付け人でスタントマンという役。アル・パッチーノがプロデューサー役で画面を引き締める。60年代をハリウッドを舞台に、落ちぶれていく中年俳優をディカプリオが熱演。ブルース・リーやマックイーンのそっくりさんが出てくる。

 中でもマックイーンは瓜二つ。目のあたりや、喋り方が、マックイーンが生き返ったようだ。

 あの頃のハリウッドの雰囲気がいい。8歳の少女が出てくるのだが、これが何ともいえないほど「絶世の美少女」なのだ。

 こんなきれいな女性にはなかなかお目にかかれない。彼女を見るだけでも一見の価値がある。

 最後は、1969年8月9日に起きた、「シャロン・テート事件」で終わるのだが、それもさすがタランティーノは、そのまま描きはしない。

 脚本に5年かけたというが、さすがに、タランティーノの映画に対する深い愛情があふれた、近来希な楽しい映画であった。

 ジャーナリスト横田増生のアマゾン潜入ルポの最終回。今回はアマゾンの物流センターでアルバイトの死亡事故が多発していたことを報告している。

 センターで59歳の女性がくも膜下出血で亡くなった。しかし、彼女が倒れてから、救急車が到着するまで1時間が経っていたという。

 なぜそんなに時間がかかるのか? それを13年から16年までセンターで働いていた男性がこう説明している。

「アマゾン社内では、物流センターでアルバイトの方が倒れたときの連絡系統というのが厳格に決まっているんです。発見者からリーダー、次にはスーパーバイザー、その次は“アマゾニアン(アマゾン社員を指す)”に連絡を上げていかなければなりません。そのうえで、センターのトップであるサイトリーダーなどにも報告して、はじめて救急車を呼ぶことができるんです。アルバイトであるリーダーやスーパーバイザーが、アマゾニアンの頭を飛び越して救急車を呼べば必ず叱責の対象となります。アマゾンの承諾なしに救急車を呼べば、派遣会社の責任も問われます」

 おいおい、これでは助かる者も助からないではないか。

 アマゾンは、アルバイトや派遣社員を機械の部品の一部だと考え、ダメになったら捨てて新しいのと取り換えればいい、そう考えているのかと思えてくる。私もアマゾンプライムに加入しているが、こういう話を聞くと、アマゾンに代わるところがあれば代えたい、そう思いたくなる。

 これもポストから。秋篠宮夫妻と息子の悠仁さんが、このほどブータンへ家族旅行した。

 悠仁さんの初の外国訪問で注目されたが、ポストによると、外務省には直前まで連絡がなかったという。

 外務省は慌てた。というのも、ブータンには日本大使館がないから、インド大使館が対応せざるを得ない。

 だが、秋篠宮一家がブータンに入る日には、インドのモディ首相もブータンを公式訪問することが決まっていたそうだ。

 外務省が秋篠宮家の動向を把握していれば、こうしたダブルブッキングが避けられたのにと、外務省は困惑していたそうだ。

 そのため、「秋篠宮殿下は外務省をないがしろにしているのではないか」という声が出ているというのである。

 皇嗣として、秋篠宮夫妻もそうだが、姉妹弟たちも、これから海外訪問が増えることは間違いない。

 今回のようなことのないよう、連絡だけは密に取った方がいいと、私もそう思う。

 さて、小室圭の母親と、元婚約者の男性との話し合いがようやく始まったようだ。だが、文春によれば、いきなり壁にぶち当たったという。

 7月中旬、元婚約者とその代理人、小室圭の母親・佳代の代理人の上芝直史弁護士が初めて対面した。

 元婚約者は「四百万円は貸したという認識なので、全額返していただきたい」といったそうだ。

 だが、上芝弁護士は、「借りたお金ではないので、一切返すつもりはありません」と一歩も譲らなかったそうである。

 文春は、「ここに、小室さん母子の強い『意志』が感じられるのだ」としている。

 だが、今年1月に、圭がこの問題について説明する文書を公表した際、上芝弁護士は、「お相手の理解を求められるようにこれから積極的に努力する」と述べていたではないか。

 このような木で鼻を括ったようないい方では、理解を得られるわけはない。

 私は、眞子&圭の結婚は、2人が好き合っているなら成就させてあげるべきだと考えているが、もし、この対応が真なら、私も小室母子に失望せざるを得ない。

 1月に上芝弁護士は、返済ではなく、支援への謝礼、またはトラブルの示談金という名目で支払う可能性にも言及していたではないか。

 お互い、辛い思いをしてきたのだから、全額でなくても半額でも払って、収束させるのが大人のけじめのつけ方ではないのか。

 元婚約者の代理人は、文春によれば、現代に出入りするフリー記者だという。子どもの使いではないのだから、どこを落としどころにするのか、小室母子に提案するのが代理人の役目だと思うのだが。

 ところで、今や吉本興業のドンといわれる松本人志の人気番組『クレイジージャーニー』(TBS系)がクレイジーなことになっているようだ。

 この番組制作のトップである横井雄一郎(38)が、スタッフから外されたというのである。

 理由は、暴力沙汰を起こしたことだ。高校、大学でサッカーをやっていて、プロになるのではといわれたぐらいの実力があったというが、そういう人間にありがちな、頭より身体を使うタイプだったようだ。

 今年4月ごろ、テロップを入れる編集作業に不手際があったとかで激昂し、ADの胸ぐらをつかみ振り回した。その時、ADが壁にぶつかり流血騒ぎになったというのだ。

 それ以前にもそれに近いパワハラを起こしていたそうだ。佐々木卓TBS社長はハラスメントに厳しく対応する方針で、横井は同番組から外されたそうである。

 お次は新潮。かんぽ生命の不適切な契約問題が噴き出る中、新潮は、「入ってはいけない保険のリスト」を実名を挙げて特集している。

 持病があっても入れる保険とテレビで大宣伝しているが、当然ながら、そうでない保険と比べると、保険料が概ね1.5倍から2倍に跳ね上がる。それなら、そのおカネを預貯金に回したほうが賢明だ。

 新潮は、知っておくべき保険の常識を3つ挙げている。国の健康保険があれば民間の医療保険は必要なし! 貯蓄型保険はマイナスからスタートで意味なし!「孫のために…」「がんになっても…」過度に不安を煽る保険に要注意! これだけは知っておいたほうがいい。

 ところでSNSの暴走が止まらない。新潮では、煽り運転と暴行で逮捕された女性・喜本奈津子容疑者の氏名が公表される前、喜本と似ているというだけで、顔も名前もネットに晒され、恐怖に脅えることになった女性のケースを紹介している。

 2016年、朝鮮学校への補助金停止に反対を表明した日弁連や、各地の弁護士に対して、「余命三年時事日記」というブログが、懲戒請求を呼びかけ、全国の21弁護士会に計約13万件もの懲戒請求が寄せられたケースもあった。

 SNSは今や一国の政治を動かすことさえできる。

 ニューズウイーク日本版では、昨秋行われた台湾の高雄市長選で、泡沫候補同然だった韓候補が当選できたのは、中国の謎の電脳グループが、親中派の韓の支持率を押し上げるために、対立候補のフェイクニュースを大量に配布したりして“支援”したと報じている。

 8月19日には、ツイッターとフェイスブックが、香港での抗議活動を損なう宣伝を、中国の偽情報ネットワークが行っていると、不正アカウントの停止・削除を発表した。

 今や、一国の政治を動かすのは、政治家のスピーチではない、サイバーテロである。

 ソウルを旅行中の日本人女性に、韓国人の男が暴行を働く動画をテレビで見ていて、ケガをした女性には失礼だが、「怖い」と思った。

 韓国警察はこの男を取り調べ、男も暴行したことは認めているようだから、事実を映したのは間違いないようだ。だが、いささかの疑問は残る。

 日本人女性には連れがいたのだろうか。男が声をかけてきたところから暴行シーンまでを克明に撮っているが、撮影者はなぜ彼女を助けないで撮り続けたのだろう。

 日本人はもちろん、韓国人の多くも、この男の非道を非難している。だが、これが万が一、意図的につくられ、反韓感情を煽るフェイク動画だったらと考えると、ものすごく怖いではないか。

 映画『ライオン・キング』のファブロー監督は、「CGアニメーションだと理論的に完璧な絵はいくらでも作ることができてしまう」といっている。

 冷静さと客観性のない日韓両国民だから、一本のフェイクニュースで、「日韓開戦 韓国よ、ならば全面戦争だ!」(2019年10月号のWILL増刊より)となりかねない。それが心底怖い。

 ポストにも、韓国なんて厄介な隣人にはサヨウナラしようという特集がある。

 嫌韓ではなく、もはや減韓、断韓をしようというのである。

 GSOMIAを破棄したって困るのは韓国、貿易でも困るのは韓国、韓国人が日本に来て使うおカネは、中国やアメリカの3分の1、輸出依存している韓国は、日本の市場が無くては食べていけないといいたい放題である。

 その上、東京オリンピックを韓国がボイコットするなら、日本のメダルが増えていいと、ノーテンキな記事である。

 また、韓国人の直情径行型の怒りを抑えられないのは、「憤怒調節障害」という疾患で、こうした人は韓国人の10人に1人はいるというのだ。

 まるで、韓国人は精神的におかしいといわんばかりの記事である。

 韓国側からいわせれば、お前たち日本人こそ「憤怒調節障害」ではないのかといいたくなるだろう。

 CBCテレビ(名古屋市)の生放送情報番組『ゴゴスマ』で8月27日、中部大学教授・武田邦彦が、先の韓国を訪れた日本人女性が暴行された事件について、

「路上で、日本人の女性観光客をその国のね、訪れた国の男が襲うなんてのはね、これはもう世界で韓国しかありませんよ」「日本男子も韓国女性が入ってきたら暴行しにゃいかないからね」

 と発言して、CBCテレビが謝罪した。

 毎日新聞の「万能川柳」で、選者の仲畑貴志が「台風も日本のせいと言いそな韓」を”秀逸”に選んだことが問題になっている。

「人の振り見て我が振り直せ」という諺を思い出したほうがいい。韓国人と日本人は顔も背格好も、すぐ頭に血がのぼるところもソックリな双子のようなものである。

 今回の騒動を見ていて、「近親憎悪」という言葉が一番ぴったりすると、私は思う。

 さて、不確実なことばかりの世の中で、唯一確実なのは死ぬということである。だが、日々の忙しさに取り紛れて、それを忘れてしまう人が多い。

 現代は毎週、そのことを読者に教えようとしているのかもしれない。

 今週も「病気で死ぬのはこんなに不幸」「死んでからわかる、あなたの値打ち」「大事な遺産を親戚に横取りされない遺書の『書き方』『書かせ方』」と「死」のオンパレードだ。

 死がそう遠くない私は、こんな陰々滅々たる特集を読みたくはないが、現代は、武士道のように、常に死を考えることこそよく生きることだ、という深遠な編集方針で記事づくりをしているのかもしれない。

 そんな現代の中で、読んでみたくなったのは「ちゃんとした外国人に聞いた」と頭に付いた日韓問題。

 フランシス・フクヤマ米スタンフォード大教授は、今回のGSOMIA破棄は韓国の内政問題だとし、「貿易摩擦については、日本も韓国も、トランプ流の関税強化策に引きずられ、その手法をマネてしまっているように映ります」と、どっちもどっもという見解。

 米ジョージア大学のセレステ・アーリントン教授は、日韓関係は深刻だと見ている。そして、「分別あるリーダーシップが欠如している両国の政府ともに責任があります」と指摘している。

『日はまた昇る』のビル・エモットは、加害者は歴史を無視・忘却・軽視するが、被害者の歴史的な記憶は消えない。だから、韓国で歴史的記憶が重要な役割をしているのは、何ら驚くことではないという。そして懸念することが3つあるとして、一つは北朝鮮の新たな挑発を助長するリスクがある。二つ目には、アメリカの無関心によってアジアの主導権が中国に移る。三つ目は、主要な調停者であるWTOのさらなる弱体化だと指摘する。

「今回の摩擦はタイミングが悪く、かつ破壊的なものに思える」(ロンドン大のアレッシオ・パタラーノ日本プログラム部長)

「両国のリーダーが歴史問題を、政治的な利益を得るために利用している」(米ポモナ・カレッジのミェチスワフ・ボデュシンスキ准教授) 

 一方的にどちらが悪いという論客はいない。日韓の首脳が話し合い、何らかの譲歩をすることでしか解決できない。誰もがそう考えているようである。

 ところで私は、テレビに出てくる気象予報士というのに不信感がある。中でもフジの『とくダネ!』のアマタツ(天達武史)気象予報士が好きになれない。自分は気象予報士ではなく、ワイドショーのスターだと勘違いしているような振る舞いが、鼻についてならない。

 天気予報は誰がやってもほぼ同じであるはずだ。それなら、番組ごとに予報士を変える必要などないではないか。それに予報が当たらない。下駄を放って、裏表で占っているのではないかと思えるほどだ。

 西日本豪雨のようなときは別だが、東京に住んでいる人間が、沖縄や北海道の天気を知る必要はほとんどない。それに、観測史上最悪だとか、ゲリラ豪雨だとか、天気予報をショーにしてしまっているのが不愉快だ。

 そう思っていたら、今週の新潮がやってくれました。「天気予報がオオカミ少年になる日」。もう既になっていると思うが。

 気象予報士の草分け、森田正光は、昔は天気予報は1,2分だったのに、時には1時間近くも割くようになったのは、「技術が進歩して予報の精度が上がり、以前に比べて圧倒的に“当たる”ようになったこと、そして個性的な予報士が出てきたという事情がある」と話している。

 だが、個性的なというのはわかるが、当たるようになったというのはどうだろうか。毎年、梅雨入り、梅雨明け予想をやるが、当たったためしはないと思う。梅雨明けなどいつも知らないうちに過ぎていってしまう。

 森田は、視聴者にわかりやすさを心がけるために、予報士に断定調でいわせるのは好ましくない、天気にもグレーの部分があるというのはわかるが、今日一日の天気ぐらい当ててほしいと思う。

 史上最悪、史上最大などと、今のような “あおり”予報を続けていると、視ている人間も言葉に麻痺してくる。

 防災システム研究所の山村武彦所長が指摘しているように、今年の九州南部豪雨では、鹿児島市全域の59万人に避難指示が出されたが、実際に避難所へ移った住民はわずか0.61%だったという。

 気象庁が『命に危険を及ぼす火災が発生する恐れがある』という異例の会見を行ったのにである。

 その日の天気は外へ出て空を見ればわかる。雨が心配なら小さな傘を持てばいいし、100均で手に入る。雷や台風の時は外へ出ない。真夏は炎天下を歩かないで家かオフィスで昼寝する。気象は異常なのが当たり前。自然に逆らわなければいいだけの話だと思うのだが。

 林文子横浜市長とハマのドン・藤木幸夫横浜港運協会会長との、カジノを巡る“喧嘩”が面白い。

 林は、カジノを含めた統合型リゾートを進める菅官房長官に押し切られたのであろうが、文春によると、それだけではなく、トランプのお友だちである、カジノ大手「ラスベガス・サンズ」会長の意向を忖度した官邸側が、さらなる後押しをしたのではないかと報じている。

 藤木会長だが、以前は菅と親しく、カジノ賛成派だったそうだ。だが、調べるうちに、カジノはそんなに簡単にできるものではない、ノウハウのあるアメリカのカジノ企業のようなところでないと難しいことに気づき、ギャンブル依存症について勉強を始め、菅のいうことに不信感を持つようになったそうだ。

 藤木の菅の評価が愉快だ。

「官房長官になっちゃったからね。(中略)ヘッポコ市会議員から国会議員、官房長官となった。だから、昔を知ってた連中からすれば、“権力ボケ”と見られちゃうわけ……」

 またこうもいう。

「安倍みたいなのにくっついてちゃ。菅は安倍の腰巾着だ。その安倍はトランプの腰巾着……。トランプとカジノ業者が火元だってわかるんだよ。菅もとばっちり、俺もとばっちり、横浜の人はみんなとばっちりを受けているんだよ」

 カジノがトランプからの要請だということを、彼は見抜いている。

「歳も歳だし、殺されようが何しようが俺は反対で死んでいく。とにかく横浜の港ではダメだ。埠頭で汗を流し、死んだ人間もいるんだから。数え切れない人が死んでいるこの場所で、ブランデー飲みながら博打打たれちゃたまんねぇ、ってこと。俺は一人になっても最後までやるよ」

 89歳というのが心配だが、老いた花田秀次郎(昭和残侠伝)のようだ。大向こうから「がんばれ!」の声が聞こえる。

 さて、小泉進次郎が追い詰められている。デキ婚発表後の8月22日、2人は軽井沢の教会で挙式した。親族だけだったが、母親は列席しなかった(文春によれば、この軽井沢プリンスホテルは、女性起業家と彼が逢瀬に利用していたという)。

 滝クリの男関係が週刊誌で書かれることは想定内だっただろうが、想定外なのは、進次郎の女関係、それも無類の女子アナ好きが次々と暴露されたことである。

 女子アナと会うやり方はいつも同じで、親しい青年実業家などと食事をした後、青山のマンションに女子アナを呼ぶというパターンだったそうだ。

 民放の報道番組を担当する20代の女子アナは、飲み会で会った進次郎と連絡先を交換し、その後、進次郎からショートメールで「そろそろ飲もう」「二次会で合流しない」といって来たそうだ。

 進次郎は、秘密主義を徹底していて、記者はおろか、同僚議員にも携帯番号を教えないそうだ。

 安倍首相が入閣を打診しようとして連絡先が分からず、首相周辺が携帯番号を聞こうとすると、進次郎が「事務所を通してください」と返事をしたため、安倍が激怒したことがあったといわれるが、女子アナにはホイホイ教えているようだ。

 フリーアナの伊藤綾子にもアプローチをしたことがあったが、彼女にはフラれたそうだ。だが、NHKの看板アナで年上のBは、進次郎のアプローチを受けて週に何度も会う親密な関係になったが、「いくら逢瀬を重ねても小泉氏が一向に自分を“彼女”にしてくれないことに悩んでいた」(NHK関係者)。その後、別の男と結婚したそうだ。

 末は大臣を目指して懸命に勉強していたのかと思ったら、数々の女子アナたちと会っていたというのである。

 そうなると、自慢の演説を磨く時間も惜しくなったのだろうか、今年の7月の参議院選では、博報堂出身のコンサルタントをつけて助言を求めるようになったという。

 さらに内容を消化しないまま発言することも多くなってきた。農林部会長になった進次郎だが、農協改革の目玉だった全農(全国農業協同組合連合会)の株式会社への転換では、団体側から猛反発を受けて頓挫してしまった。

 この挫折後も、彼は実績を残せず、国会改革でも、実現したのは「国会での配布資料のペーパーレス化」だけだった。さらに売りだった安倍批判も影を潜めてしまったのでは、進次郎もただの若手議員の一人にすぎない。

 新潮は、滝クリ家が謎のベールに包まれていると、思わせぶりなタイトルを付けている。母方の祖父は神戸市議、曾祖母は婦人運動の草分けと報じたメディアが多くあったが、それは誤報であるという。

 なんのことはない、出典はWikipediaで、それが間違っていたのだ。今のメディアの連中は、裏も取らずにコピペするから、こういうことがしょっちゅう起きる。

 滝クリの母方のおばによると、義父、おばの夫も武田薬品に勤めていたという。滝クリが武田のアリナミンEXのCMに起用されたときは大喜びしたそうだ。

 滝クリの母親は京都の大学に進学してからパリのソルボンヌ大学に留学して、そこでフランス人の男性と出会い結婚する。

 3年後に帰国して神戸に移り住んで、父親はウンガロジャパンの元社長だそうだ。ベールを取っ払えば、裕福ではあっただろうが、さして謎のある家庭ではない。

 将来、この2人に何かあるとすれば、進次郎が首相になれなかった時であろう。滝クリから捨てられないためにも、政治家として実績をつくれるかにかかっているようだ。

 今週の第1位は池江璃花子となべおさみという奇異な取り合わせをスクープした新潮に捧げたい。

 今週の新潮の目次を見て、一瞬、目を疑った。白血病で闘病中の池江璃花子(19)と、評判極めて芳しくない芸人・なべおさみ(80)が“親しく”付き合っているというのだ。

 読み進めると、親しいといっても男女の仲ではないようなので安心した。なぜお前は、そんなバカな心配をするのかといわれるかもしれないが、彼には“前科”があるのだ。

 詳しくは書けないが、なべは、私が知る某芸人の若い奥さんを誘い出し、関係を結んだことがあったと聞いている。

 それを知った芸人は、奥さんを詰り、なべに詰め寄った。なべは事実を認め、謝罪したが、奥さんは精神的にやや不安定になってしまったそうである。

 そんな奴がなぜ池江と?

 新潮によれば、なべは、「以前から『施術』と称して、がん患者などに『気』を送り命を助けてきたと周囲に話していた。それが芸能界を中心に口コミで広まり、池江選手も多額の費用を払って相談にのって貰っているそうです」(池江を知る関係者)

 池江の母親が、知人を介して面識を持ったそうである。

 近隣住民にも「私は会って話をすれば、その人の体調や性格が分かる才能を持っている」といっているそうだが、私のような編集者だって、会って話せば相手の体調や性格は、それなりに分かる。

 なべによると、胃の摘出手術をした王貞治が相談に来て、手を握ってあげたら、余命の終わりが近付いていると分かったので、救ってあげたと自分の本に書いているそうである。

 よくある話だが、こうした怪しげな民間療法に頼ってしまったために、助かる命を失ってしまったケースがある。池江の場合は、抗がん剤治療が順調で、8月にはディズニーランドに行くこともできたと、自らSNSにその時の写真を投稿しているぐらいだから、なべの気やパワーなど必要ないはずだ。

 それに写真を見る限り、池江は元気そうだ。

 吉本興業入りをしたと明かしたなべは、口はうまいし、一見、優しいオジサン風だが、今は知らないが、かつてはヤクザとの付き合いも深かった人間である。池江も深入りしないほうがいい。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずはポストからいこう。

 毎度おなじみのいきなり巻頭SEXY「なをん/戸田れい□□□して下さい。」。毎回こんないい女の丸裸を見ていて、西田幸樹というカメラマンは、裸を見てもコーフンしなくなっているのではないか。チョッピリ余計な心配。

 今週は下着が多い。「女性の下着白書/女たちはこんな下着を着けている」

 後半も下着だ。「女性の下着白書/私の勝負下着、いかがですか? 階戸瑠李、夏本あさみ、和地つかさ、園都、谷かえ」

 袋とじは「『高嶺の花』12輪-『私のSEX、見てください』」「川村那月、令和No.1レースクイーン」「奥田咲、時には娼婦のように-人妻系女優のHカップロケット乳ヘアヌード」

 次は現代。こちらも巻頭でいきなり「尾野真千子の美-スクープ撮り下ろし」。物凄いベッピンさんではないが、不思議な存在感のある女優である。

 後半は「銀座の高級クラブ現役ホステスの『下着写真集』みなみ、ことの、詠美、かほ、英恵、るみ、久乃、明美ママ」。こういう企画は好きだ。昔はこれを見て、そのママがいる店に行ってみたりしたものだった。私が通っていた店のママは、みなババになってしまったな。

 これはすごい!「オリンピック新体操日本代表美女のオールヌードをあなたに 新体操元日本代表・和泉里沙、撮影・野村誠一」。大股を開いている向こう側から眺めてみたくなるな。

 袋とじは「危ない『闇SEX』-あなたの知らない世界」。これはやや企画倒れ。

 今週は、華やかさと、大胆さを全開してくれた現代の勝ちだ。

小泉進次郎、滝クリも知らない?「女子アナキラー」と呼ばれた夜遊び実態が明らかに

今週の注目記事・第1位「進次郎が捨てた『女子アナ彼女』」(『週刊文春』8/29号)「『小泉進次郎』と『滝川クリステル』10の謎」(『週刊新潮』8/29号)

同・第2位「厚労政務官<上野宏史衆院議員>口利き&暴言音声を公開する」(『週刊文春』8/29号)

同・第3位「N国立花孝志、カネと女と躁鬱」(『週刊文春』8/29号)

同・第4位「『山口組』兄弟分が明かす『それからの「やすし」』-山口組幹部と兄弟盃」(『週刊新潮』8/29号)

同・第5位「あの増税は何に消えたか」(『週刊ポスト』9/6号)

同・第6位「<ハマのドン>の反対押し切って横浜にカジノはできるのか-市長が誘致表明」(『フライデー』9/6号)

同・第7位「昭和スター『人間交差点』」(『週刊ポスト』9/6号)

同・第8位「あおり運転犯宮崎文夫エリート<暴走人生>」(『週刊文春』8/29号)

同・第9位「御巣鷹山の折も折! 飲酒パイロット後を絶たないJAL文化」(『週刊新潮』8/29号)

同・第10位「『反日』と『反大統領』に分断された韓国の断末魔-『光復節』現地ルポ」(『週刊新潮』8/29号)

同・第11位「<連続直撃>『代議士の妻』が国会議員になるとき」(『週刊文春』8/29号)

同・第12位「マネージャーが逃げ出す友近パワハラ疑惑に吉本当惑」(『週刊新潮』8/29号)

同・第13位「吉本興業の“改革”に現場芸人が不満爆発!」(『週刊女性』9/3号)

同・第14位「満身創痍!『美智子上皇后』乳がんに『小室圭さん』というストレス」(『週刊新潮』8/29号)

同・第15位「凡走キケン 『デムーロ馬券』は買うな!」(『アサヒ芸能』8/29号)

同・第16位「9月30日の23時59分にコンビニのレジ行列に並んだら……」(『週刊ポスト』9/6号)

【巻末付録】ポストのSEXYグラビア採点!

 今週は現代が合併号じゃない2週売りで、お休み。月曜売りがポストだけだが、駅のキヨスクにはAERA、週刊朝日、サンデー毎日が並んでいた。

 これなら現代が無くても寂しくはない。さて、ポストからいこう。

 そういえば、消費税値上げまで、もう1ヵ月しかない。何が値上がりし、何が上がらないのか、ポイント還元、クレジット決済など、ややこしいことばかりで、考えただけでも憂鬱になる。

 ポストは、前日の9月30日の23時59分にコンビニのレジに並んだらという、面白くもおかしくもない特集が巻頭である。

 時計が12時になったら、コンビニは「最初の商品をバーコードでスキャンした瞬間の税率が適用される」から10%になる。ただそれだけのことだ。

 タクシーは、12時に日付が変わっても、メーターを帰庫しなければ変えられないから、8%のまま。

 いいではないか10円や20円。そうは思うが、冠婚葬祭はそうはいかない。結婚式場は「経過措置」がとられていて、今年の3月31日までに契約を済ませていれば10月の結婚式でも8%。

 葬式はそうはいかない。9月30日に死んでも、葬儀終了の時点の消費税が適用される。

 酒、医薬品は軽減税率の対象外だから、上がる前に買っておいた方がいいらしい。

 まあ、どんな混乱が起きるのか、起きないのか、それを楽しむとしよう。

 お次はアサ芸から。

 競馬ファンなら人気薄のルメール、デムーロは買うなという鉄則はご存じだろう。この2人が乗っても人気にならないほど馬がひどいということだが、今年に入ってからデムーロ(40)の不調が目立つ。勝ち星もそうだが、連帯率が2割8分しかない。川田は4割5分、ルメールは4割4分である。

 アサ芸によれば、エージェントを替えたことが大きいそうだ。そのためにノーザン系のクラブ馬への騎乗が激減。さらに、独りよがりの騎乗スタイルが馬主、調教師、騎手仲間から反感を買っている。

 私は、離婚したことが大きいのではないかと思っている、アサ芸も、京都のスナックのホステスが愛人で、彼女とケンカすると不調になると報じている。女性関係は大事だな~。

 新潮は、美智子上皇后が乳がんの手術を受けられることになったのは、秋篠宮眞子さんと小室圭の結婚問題で多大なストレスを受けたことが関係しているのではないかと報じている。

 何の根拠もない、これこそ牽強付会記事の典型である。この記事を読んで一番悲しむのは美智子上皇后ではないか。

 ついでにいえば、スポニチ(8月26日付)がこう報じている。

「秋篠宮家の長女眞子さま(27)との婚約が延期されている小室圭さん(27)の母佳代さんと金銭トラブルになっている元婚約者の男性が、代理人とともに佳代さんの弁護士と今月上旬、面会していたことが25日に分かった。代理人がスポニチ本紙の取材に明かした」

 男性は、「できればお金を返してもらいたい」「佳代さんと会って話がしたい」と要望を伝えたというが、弁護士から返答はなかったという。

 この弁護士は小室圭の代理人なのだから、何らかの返答をするべきだと思うのだが。小室圭も母親も、弁護士までもむっつりでは、話が進まないではないか。困ったものだ。

 次は吉本興業関連。週刊女性は、「経営アドバイザリー委員会」が発表した、共同確認書を全ての芸人と交わすことに対して、芸人側から批判が噴出していると報じている。

 特に6項の「あらゆる権利を尊重し、マネージメントを行います」に対して、「今までろくにマネージメントなんてしないくせに、よくいえるよ」「そう書くなら今まで未払いになっているギャラをちゃんと払え」「辞める際に圧力をかけていることを認めろ」「トラブルに対応できる人間なんて現場に来ない」などなどである。

 そうかと思えば、新潮は、女芸人・友近のパワハラがひどいと、マネージャーたちが嘆願書を吉本興業に出したと報じている。友近は吉本批判の急先鋒。何かあるのではと勘繰りたくなるが、友近は動じた風もなく、挨拶ができない、名刺を持ってこないことを𠮟っただけで、嘆願書を出したのは、これまで怒られたことがない人じゃないですかと反論。何だか友近を応援したくなるな。

 私が知る吉本関係者の話を加えておく。

 吉本は大崎会長が牛耳っているといわれるが、実態は岡本社長と羽根田みやびという吉本興業HDの子会社、吉本興業株式会社の唯一の女性役員が動かしているというのだ。

 私には信じがたいが、岡本と羽根田が“親密”だという噂まであるという。大崎会長は、子どもたちやカネの面倒をみてくれる岡本は切れない。だが、このまま現体制が続くのなら、辞める社員や芸人が出てくるだろうと話してくれた。

「吉本騒乱」はまだまだ終わりそうにない。

 ところでNHKの「あまちゃん」で人気者になったのん(本名・能年玲奈)のエージェント社長が、朝日新聞(8月20日付)に、のんがテレビに出られないのは、圧力がかかるからだと話している。

「この3年で約30件、テレビ局からのんへ、ドラマや情報番組のオファーがあった。でも、こちらが企画に納得して、いざ出演契約を結ぶことになると、テレビ局から必ず『なかったことにしてください』と電話が入るのです。(中略)

『のんが出るなら、うちのタレントは出演を引き揚げる』といった圧力が電話で局側に入るようなのです。あるドラマでは衣装合わせまで済みながら、契約直前に『今回はなかったことに』と立ち消えになった。他にも、演奏会で詩の朗読をした際も、のんの存在は消され、もう1人の俳優さんだけがテレビで紹介されていた。理屈に合わない、ドロドロとしたことばかりが起きています」

 テレビ以外の仕事はいくらでもあるそうだ。ジャニーズ事務所の圧力問題を含めて、こうしたことが明るみに出てくるのは、時代が変わりつつある証である。次は、府抜けたテレビマンの中から、勇気をもって芸能プロからの圧力を告発する人間が出てくるのを待ちたい。

 文春でノンフィクション・ライターの常井健一が代議士の妻たちをインタビューしている。衆議院議員・河合克行の妻で、今回の参院選で初当選を果たした河井案里はこう語っている。

「政治家の奥さんって、江戸時代みたいな世界ですよ。三歩下がって影を踏まずという感じ。ずだ袋みたいなネズミ色の服を着て、ぺったんこの靴を履く」

 代議士の妻って大変そうだな。

 ところで、文藝春秋9月号に掲載された芥川賞受賞作、今村夏子の『むらさきのスカートの女』を一気に読んだ。読み終わって愕然とした。これがなぜ芥川賞なのだろう。

 黄色いカーディガンの女が、むらさきのスカートの女をストーカーのように執拗に追いかけ、最後には、彼女と入れ替わるようなストーリーである。たしかにストーリーテラーではある。

 だが、表現力は凡庸だし、この小説で今村は何をいいたいのかがさっぱりわからない。選考委員たちには概ね好評だが、最後の選考になった高樹のぶ子の選評が一番的を射ている。

「『むらさきのスカートの女』は、新進作家らしからぬトリッキーな小説で、語り手と語られる女が、重なったり離れたりしながら、最後には語られる女が消えて、その席に語り手が座っている。(中略)不確かさを不確かなまま書き置くことが出来るのが女性の強みだが、裏に必死な切実さが感じられなければ、ただの無責任な奔流になる」

 語り手と語られる相手が、最後に入れ替わる。安手のミステリーにはよくある。古市憲寿の作品はボロクソにけなしている。今村の凡庸な表現力にも、もっと批判があっていい。

 韓国政府が8月22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を一方的に破棄した。

「韓国の断末魔」(新潮)といってはいられない、戦後の日韓関係で最悪の事態だ。

 ここまでこじらせた責任は、文在寅大統領にもあるが、安倍首相にもあるはずだ。メディアも反韓を煽るのではなく、冷静になること、ここまでこじれてしまった本当の「理由」は何なのかを、国民に考えさせる番組作り、記事作りが求められるはずだ。

 今一度、日韓関係史を読み返すことこそ、一番重要だと私は考える。

 今でも、日本人に会うと豊臣秀吉の「朝鮮征伐」について話し出す韓国人と、「日韓開戦 韓国よ、ならば全面戦争だ!」とタイトルを打つ雑誌(2019年10月号のWILL増刊)が発行される日本。

 歴史を顧みないのはどちらか。恥ずかしいのはどちらか。いわないでもわかるはずだ。

 さて、8月12日は御巣鷹山にJAL機が墜落してから34年が経った日だった。

 赤坂祐二社長は墜落現場で、相次いでいる飲酒問題を克服すると話したという。

 だが次の日、JALの副操縦士が乗務前に日本酒を飲んでいたことが発覚したのである。新潮は、このことは赤坂社長にもわかっていたはずなのに、隠していたのではないかと指摘している。

 パイロットやCAが飲酒を繰り返す不祥事がJALには続発している。国内、海外を問わず、滞在先での飲酒は禁止され、社内の飲み会も自粛しているというのに、なぜ、次々と起こるのか。

 こうした気のゆるみが、再び御巣鷹山のような大事故につながるのかもしれない。JAL機は当分、要注意である。

 さて、私が今、クルマを買うとしたら、360度すべてが記録できるドライブレコーダを付けるだろう。昔、免許を取ったばかりの時は、クレー射撃用の散弾銃を後ろ座席に置いておいたが、今はない。

 あおり運転と暴行で逮捕された宮崎文夫(43)のようなヤツに出くわしたらどうしたらいいのだろう。ドアを開けてはいけないというが、バールで叩き割られたら……。

 顔も獰猛だし、年上の愛人・喜本奈津子(51)も冷酷そうだ。文春によれば、意外にも、宮崎は大阪市生野区生まれで、会計事務所を営む資産家の祖父の家に生まれ育ったという。

 宮崎は大坂屈指の名門天王寺高校に入った。大学は関西学院だが、卒業後に年収ランキングでは常に上位に顔を出す「キーエンス」に入社した。名古屋に配属されマイクロスコープの販売担当になったが、同期40人の内ダントツビリで、1年も経たずに辞めている。

 その後は、学習塾の英語教師などをやっていたが、祖父が亡くなり巨額の遺産が宮崎の両親や親族の手に渡った。その親族も亡くなると27歳だった宮崎が、マンションの所有権の一部を相続した。

 このあたりから、宮崎の人生が狂い出したようだ。10年ぐらい前には女の子を監禁したとして警察沙汰になり、約7年前には、バイクに乗った宮崎が、自動車と揉め、「殺すぞ!」といいながら、車の窓を叩き割ろうとしていたなど、悪い噂には事欠かなかったようだ。

 父親もいなくなり、母親も数年前に他界した。不動産管理会社を設立したが、うまくいくわけはない。そんな宮崎と出会い系で知り合った喜本も、気性が荒く、母親に暴力を振い、母親は逃げるように施設へ入ってしまったという“武勇伝”を持っているそうだ。

 類は友を呼ぶ。喜本といる時といない時では、宮崎の態度が全然違っていたという。文春によると、逮捕されたとき宮崎は、喜本と「手をつながせろ」と要求したそうだ。喜本がいなければ何もできないのであろう。したたかなのは女のほうのようだ。

 ポストで、往年の伝説的なゲイバー「吉野」のママ・吉野寿雄(88)が、店に来ていた有名人との交友を語っているのが面白い。

 今回は、大原麗子と森進一とのことを話している。大原は、六本木の不良グループ「野獣会」にいて、夜遊びしていたことはよく知られている。

 その大原が、ボーイフレンドとして紹介したのが歌手の森進一だったという。

「一目見て“男女の関係”と分かるくらい」(吉野)だったそうだ。

 私も大原とはいささか因縁がある。彼女が俳優の渡瀬恒彦と結婚している時、森と不倫していると現代で報じたことがあった。

 大原は当然ながら否定して、刑事と民事で告訴してきた。私は嫌だといったが、現代は慰謝料を払った。

 これを読むと、大原は最初に森といい仲で、その後、森に振られてから、渡瀬と結婚したというのだ。

 大原というのは、外目からはわからなかったが、なかなかしたたかな女である。

 森と再婚したが、大原の遊び好きは治らず、4年で離婚している。

 高倉健も大原と付きあっているのではないかと噂をされたが、「吉野」の常連だった高倉も、大原の遊び好きはよく知っていたに違いない。

 だから手を出さなかったのか? 健さんは女を見る目がある?

 さて、林文子横浜市長がバカな決定をした。カジノを誘致すると手を挙げたのである。市民の大半は反対だという。当然だろう。

 フライデーによると、いきなり林市長が翻意したのは、菅官房長官からの圧力があったからだという。

「菅さんが地元・横浜にカジノを誘致したがっているのは、周知の事実ですからね。実際、林市長は8月に入って菅さんと密かに会合を持っている。そこで、『次の市長選で全面バックアップするから』とでも説得されたんだと思います」(山下埠頭の大物港湾事業者)

 すでに、ラスベガスやマカオに複数のホテルを持つ「ウィン・リゾーツ」が業者になるという話も決まっているそうだ。

 だが、「ハマのドン」といわれる藤木幸夫(89)が反対派の先頭に立つ。藤木は、ギャンブル依存症や外資が入って来ることに懸念を示し、山下埠頭にハーバーリゾートを築くといっている。

 心配なのは、菅が、「ハーバーリゾートの中にカジノも入れましょう」といい出さないかということである。

 われわれ古い人間には、横浜といえば裕次郎である。裕次郎にカジノは似合わない。彼が映画に使った「クリフサイド」というダンスパーティもできるナイトクラブには何度も通った。まだ残っているようだから近々行ってみよう。

 ポストお得意の、税金の無駄遣い特集。30年前、竹下登が首相時代に、消費税3%を成立させた。

 竹下は当時、こういっていた。

「新税は全て悪税といわれるが、税制は慣れてしまえばそれまでのことともいわれる」

 その言葉通り、橋本内閣で5%、安倍内閣では8%、今度は10%に引き上げるが、それがどう使われているのかを、国民は知ろうともしないし、政府も説明責任など果たす気もない。

 ポストは、血税を何十億と使って、今は廃墟になったホテルや無駄な空港、橋、温泉などを調べる。

 ため息が出る。その上、アメリカに“命令”されていらぬ公共事業を追加し、630兆円も公共投資につぎ込んでいるのである。

 全てがムダとはいわないが、ほとんどがムダか、ムダに近いものである。

 そして、財政健全化はほど遠く、社会福祉は後退していくばかりである。「我々の血税を返せ」、そう叫びたい。

 それなのに、日本人は安倍政権のいうがままで、怒りすら忘れてしまったようである。

「こんな政権いらない!」。今度の10%増税には、はっきりこういおう。

 新潮で、51歳で亡くなった漫才師・横山やすしと兄弟盃を交わした、元山口組中野会若頭補佐の竹垣悟(68)が、吉本をクビになってからのやすしの晩年を語っている。

 約束を取り付けずにやってきたという。「お金が苦しくなったらウチへ来れば小遣いは貰えるから、そこは必死やったんでしょう」(竹垣)

 吉本興業への不満は全くいわなかった。50万貸して、一応借用書を書いてもらったら、全部カタカナだった。竹垣は「借金慣れしとったんかな」という。子どもが書いたようにも見えるから、借用書としての値打ちはなかった。

 新潮は、「良し悪しを別にするなら、食えなくなった芸人のセーフティネットとして反社があったのは事実だろう」と書いている。

 さて、山本太郎と並んで話題なのが、NHKから国民を守る党・党首の立花孝志参院議員(52)である。NHK在職時代に実名、顔出しで不正経理を告発し、退職後は、視たい人だけが契約して料金を払う「スクランブル化」を主張した。

 この人、浪人時代はパチプロとしてこれまでに1億円は稼いだと豪語している。沢山の現金を持ち、「ミナミの帝王」と呼ばれ、パチンコの「打ち子」を抱えていたこともあった。その「打ち子」が、「怒ると態度が豹変して、まるでヤクザですよ」と語っている。ユーチューバーとしても有名で、1日40万円の収入があると本人が語っている。

 あちこちの市議選に出馬しては敗れたが、15年に船橋市議に当選。16年には都知事選に出て落選したが葛飾区議になる。そして今回参議院議員に一気にジャンプアップした。

 母親のあや子は、「孝志は優しい子」と話している。一見豪放磊落に見えるが、一時は統合失調症を発症したこともあるそうだ。 

 山本といい、立花といい、これまでの議員にはない個性を売り物にした変わり種が国会で何をしてくれるのか、ただの変わり者で終わるのか。私は楽しみにしている。

 さて、文春に、事実なら「あっせん利得罪」に問われること間違いない上野宏史衆院議員の「暴言音声」を公開している。

 6月19日、衆議院第二議員会館9階の一室で、上野と秘書のこんなやりとりがあったという。

上野 遊びでやってんじゃないんだよ。

秘書 これあっせん利得になっちゃいますよ、代議士。

 秘書が上野に忠告しているのである。簡単に記せば、東京都新宿区に本社を構える人材派遣会社「ネオキャリア」は、外国人を派遣するために、彼らの在留資格を取らなくてはいけない。

 そのために各地方の法務省外局「出入国在留管理局」へ大量の交付申請を行うのだが、スピーディに多くの交付を受けたいために、某氏を仲介にして、上野衆院議員に法務省に口をきいてもらうことを依頼し、上野は1件につき2万円をもらおうとしていたというのである。

 だが、秘書が13件の結果を直接「ネオキャリア」側に教えてしまったため、そのカネがもらえなくなった上野が、「十三件……じゃあ二十六万持ってきてください」と、秘書に詰め寄っているのだ。

 一部始終が秘書のスマホで録音されていた。上野の妻は、元参院議員だった上野公成の娘だが、その上野は文春の取材に対してこう答えている。

「本当にそういうことをしているんだったら、あっせん利得罪になる」

 義父も見放した上野宏史衆院議員のキャリアは、開成高校から東大経済学部、卒業後に通産省(当時)に入省し、在職中にハーバード大学大学院に留学しているそうだ。学業優秀でも人間としては失格。よくいるタイプだ。

 今週の1位は、小泉進次郎と滝川クリステルの結婚を報じた文春に捧げる。新潮にもチョッピリ。

 小泉進次郎と滝川クリステルの「デキ婚」を撃て! 週刊誌の合併号休み、夕刊紙の締め切りを過ぎた間隙をついて、官邸前で政治部記者に結婚を発表した“進・クリ”に、週刊誌が怒った。

 文春は「進次郎が捨てた『女子アナ彼女』」ときた。滝川も恋多き女として知られる。元ラグビー日本代表の天野義久、サッカーの中田英寿、元サッカー日本代表監督の通訳氏、松井秀喜とも「お見合い」をしたというし、小澤征悦とは結婚確実といわれていた。

 だが、進次郎も恋の数では負けていないようだ。冒頭、2人の結婚発表をテレビで見ていた日本テレビ女子社員が、こう叫ぶところから始まる。

「ええっ! 進次郎さんはあの子と付き合っていたはずなのに」

 父親の私設秘書をしていた頃には、地元横須賀でバーを営む女性。15年4月にはフライデーが、ヘアメイクアーティストと交際していると報じた。

 同じ年に文春が、元復興庁職員とホテルで密会していたことを詳細に報じた。同時期に、彼は結婚している女性起業家とも“不倫”をしていたという。しかも彼女は滝クリと顔見知りだそうだ。

 さらに、キー局の局員が、「小泉氏は女子アナが大好き。アナウンサー業界では有名な話です。小泉氏と親しい青年実業家が、青山の高級マンションで小泉氏のための合コンを開き、よく女子アナが訪れていた」と話している。

 有名アスリートと結婚したBアナ、テレビ朝日でスポーツをよく担当していたCアナ、TBSの報道番組に出ていたDアナとも付き合っていて、「女子アナキラー」という異名を持っていたというのである。

 異性関係では甲乙付け難いようだ。菅官房長官のところへ最初に2人で報告に行き、“ついでに”安倍首相にも挨拶したことが話題を呼んでいるが、FLASHによれば、菅は内閣情報調査室を使って、結婚の情報を取っていたという。

 文藝春秋で進次郎と対談した菅は、進次郎の入閣を「私はいいと思う」と言及し、反安倍で入閣を拒んできた進次郎を入閣させ、結婚と相まって、内閣改造の目玉にすれば、安倍にも恩が売れると考えたのではないかというのである。

 だが文春によれば、安倍首相は本音をこう漏らしていると報じている。

「入閣はないよ。入閣したら総理候補になっちゃうじゃないか」

 アサ芸は、カリスマ占い師を出して、滝クリは、「絶倫好色のアゲマン」だといわせている。「うけ口の女性はパートナーの愛情をしっかりと受け止める傾向が強い」そうで、「床上手」だから、夫が浮気に走る心配はなさそうだというのだ。当人たちには大きなお世話だろうがね。 

 今のところ順風満帆のように見える2人だが、これから「政治家の妻」という大きな試練が待っている。進次郎の母で純一郎の妻だった佳代子は、わずか4年で離婚している。佳代子は滝クリと同じ青学で、やはりデキ婚だった。

 佳代子は女性誌『いきいき』で、「私の嫁いだ先は、3代続く政治家の家で、小泉氏のお母様やお姉様たち、それに弟妹たちもみんな一緒に住んでいました。それも私にとってはいい人生勉強でした。いっぱい涙を流したからこそ、人の痛みのわかる人間になれたと思います」と語っている。彼女が味わった息苦しさが伝わってくるではないか。

 進次郎は選挙に強いから、「私の選挙に妻がバリバリ出ていくことはないと思う」と語っている。だが人生いい時ばかりではない。

 フランス人の父親を持ち、自立した女性である滝クリが、政治家の妻という、古めかしい因習の中で耐えていけるのだろうか。(文中敬称略)

【巻末付録】 

 今週はポストだけ。巻頭は「真木よう子、時を超えて-12年前に撮影された超豪華写真集から先行公開」。真木というのは不思議な女優である。特別美人でもない、演技が抜群にうまいとも思わない。だが、狂気を表すということでいえば、かなり危ない演技をする。普段はどういう生活を送っているのか、興味がある。

「変な水着グランプリ2019SUMMER-かなりエッチでちょっと笑える 北川昌弘、名波はるか、陽菜/松嶋えいみ、浜田翔子」

 袋とじは「葵つかさ、カフェで誘われて、ハワイで恋して」。「なをん/平塚千瑛-たまゆら」

 この中ではやはり真木の存在感が光っている。今度はヘア・ヌードを見たいな。

郵便局は信用できない! 日本郵政グループが金融ビジネスの収益で店舗網を維持する歪な構図に

今週の注目記事・第1位「もう『郵便局』は信用しない-彼らの不正に騙されない方法を教えます」(『週刊ポスト』8/30号)

同・第2位「<潜入ルポ>アマゾン絶望倉庫/15年ぶり2度目の物流センター潜入」(『週刊ポスト』8/30号)

同・第3位「魂の現地ルポ!!『大人のひきこもり』をゼロにしつつあるすごい自治体が秋田と岩手と山口にあった!!」(『週刊プレイボーイ』Sep.2nd号)

同・第4位「トヨタを動かす小林耕士という男-37万人社員が恐れおののく社長の懐刀」(『週刊現代』8/24・31号)

同・第5位「後援会長が実名告発!川田龍平、事務所に監視カメラ&壮絶秘書いじめ」(『週刊現代』8/24・31号)

同・第6位「ジャーナリストの目 岩瀬達哉 『不正販売』かんぽ生命と日本年金機構に共通する、ある疑念」(『週刊現代』8/24・31号)

同・第7位「渋野日向子20歳、本誌が聞いた、とっておきの話」(『週刊現代』8/24・31号)

同・第8位「超実写版『ライオン・キング』監督が語る政策の裏側 最先端の『手作り』を見よ」(『AERA』8/26号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は文春と新潮が合併号でお休み。派手なスクープはないが、考えさせる特集が多い。

 早速いくか。先日映画『ライオン・キング』を観たが、超実写版というらしいのだが、そのリアルさに驚いた。

 AERAでジョン・ファブロー監督が制作秘話を語っている。

 これは全編CGでつくられたのではないそうだ。まずラフなアニメーションを作成し、これを加工したうえで、クルーがVRゴーグルをつけて、本来の光の当て方などを意識して照明やアングルを決め、それを視覚技術チームに伝えて細部を詰めるというやり方をしたそうだ。

 私には何が何だかわからないが、ファブロー監督にいわせると、
「CGアニメーションだと理論的に完璧な絵はいくらでも作ることができてしまう。今回は本物の撮影監督や本物のカメラが加わったことで人間やカメラの不完全さを再現できた。自然主義リアリズムを追求するためにあえてこの方法をとったんだ」

 アフリカの広大なサバンナの描写や小さな動物の愛らしいしぐさまで、本物のドキュメンタリーを観ているようである。

「絵というのは幻想だから、幻想の生み出し方を理解するのが大事なんだ。今回の映画はマジシャンが作るだまし絵みたいなものだね」

 そう監督はいう。

 それに、以前よりも早くしかも1億ドルもかからない予算でできるというのである。1億ドルって100億円以上だろう。映画ってすごいおカネをかけるものだ。

 ディズニーは、今年からNetflixやアマゾンに対抗して、映像配信事業に乗り出すから、有力コンテンツをこのところ次々に作っている。『アラジン』『ライオン・キング』『アナと雪の女王2』などがそれだが、これまで所蔵しているコンテンツも半端じゃない。

 日本のNetFlixは順調のようだが、ディズニーはNetFlixの大敵になる可能性がある。

 それに、こうした超リアルな映像が作れるならば、AERAのいうように、フェイクニュースなど簡単につくれてしまうだろう。

 事実とフェイクの境目がなくなる。先ほど北朝鮮がミサイルを日本に向けて発射したという映像が流れて、日本中がパニックになるということも起こりうる。

 それが第三次大戦の引き金になる? そんな悪夢も起こりうるかもしれない。

 さて、長野・軽井沢72で行われた女子ゴルフで、注目の渋野日向子は、18番でパーパットを外し、惜しくもプレーオフへ進出することはできなかった。

 だが、全英で優勝を飾り、帰国して2戦目で早くも優勝争いに絡んできたのは立派だ。全英がフロックではなかったことの証明である。

 現代によると、渋野の妹(高校生)はもっと飛ばすそうで、シミュレーションゴルフでだが、渋野が235ヤードのところ、妹は285ヤードだったという。

 だが妹はプロになる気はないそうだ。渋野は子供の頃、ゴルフより野球に熱心だったことは知られている。彼女も野球のほうが好きだったといっている。

 最初のプロテストには、大叩きして落ちてしまう。同世代の畑岡奈紗はすでに日本女子オープンで連覇を果たしていた。

 渋野がアルバイトをしていた「山陽ゴルフ倶楽部」の支配人、冨原和豊は渋野に聞いた。

「あの子と同じ舞台に立って勝負できると思っているのか」

 渋野はこっちをまっすぐに見て、「思っています」とキッパリいったそうである。

 誰にも負けない「強い意志」が渋野にはある。それとパターがうまい。米ツアーに参戦している畑岡奈紗と一緒に回る日が楽しみである。

 岩瀬達哉は年金問題を最初に取り上げたジャーナリストである。彼が取り上げたことで、年金というものに関心が集まり、その上、この制度が破たん寸前であることが世に知れ渡った。現代の連載コラムで、かんぽ生命の不正販売と日本年金機構に共通する「疑念」があると書いている。

 かんぽ生命保険の不正販売問題で、親会社の日本郵政の長門正貢社長が、現場の情報が伝わっていなかった、検察出身の弁護士からなる特別調査委員会を立ち上げ、結果が出てきたところで自分の責任の有無を判断すると述べたことに、疑問を感じると書いている。

 元検事で弁護士の郷原信郎も、「検察出身の弁護士による調査だから厳正な結果になるというのは全くの幻想である。これまでにも、第三者委員会や外部調査が、依頼者の経営者や政治家に手ぬるいと批判された事例の多くが、検察出身の弁護士による」とブログ(8月3日)で指摘しているではないか。

 同じような疑念が、昨年厚労大臣から2度の業務改善命令を受けた日本年金機構が委嘱した第三者委員会にもあると指摘している。

「実際、機構の水島藤一郎理事長はこの間、『内部統制・ガバナンス改革』を断行したと誇り、2019年度からの第3期中期計画では、組織の立て直しは完了したという前提のもと、『未来づくり計画』と題したあらたなステージに経営を推し進めるとしている。忌まわしい不祥事など、もはや過去の出来事ということだろう。

 しかし実態はというと、相変わらず機構では不祥事が続いている。7月23日には国民年金加入者の氏名、住所など個人情報が入った2万3000人分のDVDの紛失を公表した。

 また8月8日には、米沢年金事務所の職員が、厚生年金保険料や健康保険料など1100万円を着服していたことも明らかとなった。
これらの事実は、機構の第三者委員会の調査結果と、それを受けての再発防止策が意味をなしていないことを物語っていると言っていいだろう」

 第三者委員会などは、都合の悪いことが起きた時、トップたちがいい逃れに使う常とう手段だ。

 それに、私にも経験があるが、ヤメ検というのは権力側の番人だから、彼らのいうことなど丸ごと信用してはいけない。むしろ、第三者委員会などをすぐにつくるといい出すトップは信用ならない。

 そういえば、闇営業で、不都合な真実が出てきた吉本興業のその後はどうしたのだろう。

 宮迫博之の反社に気をつけようというボランティアが話題になるが、吉本は鳴りをひそめたままである。

 そこにこんな記事が出た。

「吉本興業は16日、闇営業問題を受け実施した寄付のうち、先月18日付でNPO法人「消費者機構日本」に納めた150万円が返納されたことを発表した。

 吉本がタレント養成所『NSC』の合宿参加希望者に『合宿中に死亡しても責任は負わない』と同社への免責事項を盛り込んでいたことが先月31日に発覚したことが問題視されたもの。吉本はホームページで謝罪した。

 消費者機構日本もこの日、寄付金を今月5日付で返納したと報告。『問題の条項が消費者契約法8条に該当し得る』と返納理由を説明した。吉本は『社内規約の整備を徹底するとともに、改めて寄付の実施を速やかに検討する』としている。

 また吉本が同じく150万円を寄付したNPO法人『消費者スマイル基金』はスポニチ本紙の取材に『当団体は同法の制約を受けない』とし全額受領したとした。

 寄付については、騒動の発端となった雨上がり決死隊の宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が、吉本を通さず公益社団法人『全国被害者支援ネットワーク』に150万円を寄付したが『理念にそぐわない』として返納されている」(スポニチアネックス8/17 5:30配信より)

 黙っていれば、そのうち世間は忘れてくれる。そう思っているなら甘いというしかない。

 さて、現代が、川田龍平参議院議員(43)によるいじめで、秘書たちが辞めていると報じている。

 川田といえば、薬害エイズ訴訟の原告として実名を公表したのが19歳の時。その後議員になり、先日の参院選でも比例区で10万票近く集め、三選を果たしている。

 やや太ったものの、代議士としての風格が出てきたと思っていたのだが。

 現代によると、事務所に監視カメラを設置したり、気に入らない秘書はすぐクビにする、参院選で頼んだウグイス嬢は、お金を盗ったのではないかという疑いをかけられ、長年彼を支援してきた後援会長も、突然、「事務所に来なくていい」といわれてしまったというのである。

 事実のほどはわからないが、こうした「噂」が身内から出るだけでも、川田にとってはマイナスだと思う。

 エイズ患者という弱者の立場を支持されて政界に送り込まれているのだから、たかが十数年で、自分の立ち位置や、支持者のことを忘れてしまったとすれば、それだけの器しかなかったのだといわざるを得ない。

 ましてや、奥さんはジャーナリストの堤未果だから、彼女のマイナスにもなりかねない。

 いい分は双方にあるのだろうが、公の人なのだから、後ろ指を指される、週刊誌に書かれるようなことは慎むべきである。

 同じ現代に、絶好調のトヨタに、37万人社員を恐れおののかす豊田章男社長の懐刀、「小林耕士(70)」という男がいると特集している。

 代表権を持つ副社長として、CFOとCROを兼任して、「トヨタの摂政」といわれているそうだ。

 こうした人間は、反感を買うような厳しい改革や汚れ仕事を、社長になり替わり、取り仕切るものだが、この男もそうだという。

 豊田社長はこの頃、「仕事のやり方を変えなければ会社は終焉を迎える」「雇用を続けるインセンティブがないと、終身雇用を守っていくのは難しい」として、業績は絶好調なのに、管理職約9800人に対して、今夏のボーナスを5%程度カットするなど、危機感を募らせているようである。

 日本もようやく「カーシェア」という考え方が広がり、トヨタ車でなければ乗らないなどという人間は激減している。

 自動運転時代が本格的に来れば、いわゆる「GAFA」の下請けにトヨタさえもなる可能性がある。

 豊田社長のいら立ちは分かる気がする。そうした時、財務や国内営業を主としてやってきた人間、しかも、トヨタ本社では役員にもなれなかった小林という人間を重用するのは、私には納得がいかないが。

 これからはクルマ産業のガリバーではなく、情報産業のガリバーを目指さなくてはいけない。旧来型の側近政治、それもそうとう古いタイプの人間を使うのは、いかがなものだろう。

 現代の特集を読みながらそんなことを考えた。

 ところで、中年の引きこもりが増えている。親も歳を取り、子どもが生活力もなく、パラサイトすることもできなくなる。考えてみたら生き地獄のような家庭が日本中を覆うことになる。

 そんな問題を真っ向から取り組んでいるのが今週のプレイボーイである。

「今年3月、内閣府は40~64歳でひきこもり状態にある人が全国に61万3000人いるとの調査結果を発表した。15~39歳については54万1000人と、同じく内閣府が2016年に発表している。合算すれば約115万人だ」(プレイボーイ)

 こうしたことを受け、2015年4月には生活困窮者自立支援法の施行を契機に、厚労省はひきこもりに特化した相談窓口「ひきこもり地域支援センター」(以下、支援センター)」を整備し、全年齢のひきこもり者に開かれたこの相談窓口は、昨年4月に全都道府県と政令指定都市への設置(75カ所)を完了した。

 しかし、ある県の支援センターの担当者がこう話している。

「正直、機能していません。相談に来る人がほとんどいないからです。家から出られないひきこもりの人を相手に、来所した人だけ相談に乗る“待ち”の姿勢ではそうなるのも当然です」

 そんな中でプレイボーイは、独自の支援でひきこもりを限りなくゼロに近づけている町があると特集している。

 まずは、秋田県藤里町。人口3214人で高齢化率は47%を超える過疎の町である。

 秋田市から車で約1時間半。雪に閉ざされる冬には北側へ抜ける道が通行止めになる日も多く、地元では「行き止まりの町」とも呼ばれているという。

 10年時点で、この町には家族以外との交流や外出がほとんどない18歳から55歳のひきこもりが113人いた。

 同年齢の人口の約1割になる。その半数は40歳以上だった。ところが、その後の5年間で113人のうち86人が就労して自立しているという。

 この取り組みを牽引しているのは藤里町社会福祉協議会(社協)である。

 社協の菊池まゆみ会長(63)。藤里町の多くの引きこもり支援策の生みの親である。

「こみっと」という食事処と、介護予防の訓練室などがあるひきこもり支援の拠点をつくった。

 ここで働く元ひきこもりのスタッフは4,5人。多くはこの場をステップに一般就労を果たすという。

 社協がひきこもり支援に着手したのは06年。訪問ケアやデイサービスなどの介護サービスを担う社協の中で、当時、菊池はケアマネジャーと訪問相談員と社協の事務局長を兼務する立場にあったという。

「当時、要介護者がいるお宅に行くと、『仕事を辞めて部屋から出てこなくなった息子がいる』という話を聞かされることがありました。でも、当時はひきこもり支援という言葉もなくて、『早く働けばいいのにね』くらいにしか思っていませんでしたね」(菊池)

 その後、私たちも何か手助けをしようと考え、社協が着手したのが実数調査だった。

「どこにどんな人が閉じこもっているのかを把握しないことには動けないし、税金で運営する社協では実数を示さないと事業化が難しいんです」

 その結果、ひきこもり者リストを作成し、113人がひきこもりであることがわかる。

 実数調査の後、社協はひきこもりを抱える全ての世帯への訪問支援に乗り出した。当事者から悩みを聞いて相談に乗るカウンセリングを始めようとしたのだが、訪問しても悩みを聞くどころか、会うことも困難だった。

「何さまだと怒る人や、『ウチに支援は必要ない。お願いだからもう来ないで』と懇願される人もいました」

 彼らをひきこもりと決めつけ、治療者でもないのに、彼らのこの問題を解決しようとしている。そんな支援は福祉の傲慢じゃないかと彼女は考えた。

 私たちが福祉職の専門性を生かしてできることは何か。それは、彼らが「家から出たい」と思ったら、いつでも受け入れてあげられるような居場所をつくることだと考えたという。

 その後、菊池は藤里町長と掛け合い、設置したのが「こみっと」である。同時に支援の方針も大きく変えた。

「引きこもり者への『相談、指示、助言』はNGにして、情報提供に徹した。具体的には『こみっと』のチラシを作って自宅訪問時に配布し、『今後も情報提供に伺っていいですか?』と尋ねる。すると彼らは面倒くさそうではありますが同意してくれて、誰も『もう来るな』とは言わなかった」

 当初は、ひきこもり者が参加できるボランティア活動やレクリエーションなどの支援メニューを用意し、これらをチラシに載せていたそうだ。

 だがそれでも当日、会場に来てくれる人はほとんどいなかったという。

 もしかして、働く場やそのきっかけを求めているのではと、菊池は仮説を立て、介護の資格取得にもつながる、ホームヘルパー2級の養成研修をひきこもり者向けにやろうと決断する。

 これが当たったのだ。当日、会場にはひきこもっていた人たちが次々に姿を現し、その後は就労支援にも力を入れるようになったという。

 太平洋を望むNHKの朝の連ドラ『あまちゃん』の舞台になった岩手県洋野町はウニが特産だが、自殺率が高い町でもあった。

 08年、人口10万人あたりの自殺者数は全国平均(24人)を大幅に上回る64.5人にもなっていた。

 保健師の大光テイ子(67)は町役場の健康増進課長を務め、自殺者をさらに増やしかねない町の異変を感じ取っていたという。

 がん検診の受診率を上げようと調査を始めると、長い間家から出られない状態にある人が多くいるという報告が相次いだというのだ。

 12年に大光は40年近く勤めた町役場を定年退職し、町が運営する地域包括支援センターに再就職する。大光は要介護者に対して適切なケアプランを作ることをメイン業務とされたが、暇を見つけてはひきこもり者の家を家庭訪問するようになった。

「現職のときに残した宿題。これを放置するわけにはいきませんでしたから」(大光)

 彼女はひきこもり者がいる家庭にグイグイ首を突っ込む。

 ある日、包括支援センターに「介護保険サービスを使ったほうがいい人がいるので、話をしてほしい」と地元の病院から電話が入った。

 それは70代の夫婦が住む世帯だった。夫には軽度の認知症の症状が感じ取られ、重い病気を抱えた妻が寝転んでいた。

 夫は奥の襖を指さして、「息子が20年、あの部屋から出てこない」と囁いた。長男は40歳を超えていた。

 大光は、デイケアサービスや生活支援などの介護サービスを入れ、レンタルの電動ベッドを導入してバリアフリー化を進め、床の修繕などには町の補助事業を使った。

「住環境が整い、家の空気が入れ替わったら、20年部屋に閉じこもった息子さんとも少しずつ、会話の機会を持てるようになりました」

 その息子には精神疾患の疑いがあると感じた。本人を説得し、一緒に精神医にかかると、やはり躁鬱病などの診断がついたという。

 その後、彼は通院を続けたが、就労できるまでに改善することはなく、障害年金を受給することを提案し、本人の承諾を得て、手続きをサポートして年80万円程度の年金を受給できる環境を整えた。

 一昨年、両親は相次いで亡くなったが、息子は今も働いてない。ただ、生活面で困ったことがあれば、包括支援センターに電話をかけてくるという。

 山口県宇部市の山口大学教授(保健学)でNPO法人「ふらっとコミュニティ」を主催する山根俊恵は、ひきこもり者の親から話を引き出し、問題行動が見つかれば逐一、その場で指摘し、正しい対処法を叩き込むという。親にはこれを自宅で実践させ、後日、「ふらっと」に来てもらって振り返りも行う。

 その上で親子関係に改善が見られれば、家族支援からひきこもり当事者への個別支援へとシフトさせていくという。

高度なスキルが求められる支援策だが、宇部市とも連携する「ふらっと」では、これを無料で提供している。

 その結果3年間で、支援に携わった家族は8世帯あったが、「全世帯でひきこもり者が外出できるようになり、ほとんどコミュニケーションがなかった親子間でも、日常会話ができるようになった」という。

 こうした試みは、全国的に広げていかなければいけない。もはや手遅れになりつつあるはずだから。

 お次は、以前、アマゾンにアルバイトして、その体験を本にしたジャーナリストの横田増生が、15年ぶりにアマゾンの物流センターにアルバイトとして潜入し、ポストにルポを寄せている。

 当時は、市川塩浜の物流センターがあるだけだったが、今回潜入した小田原の物流センターは、塩浜の5倍の大きさだ。

 02年当時のアマゾンの日本での売上高は約500億円だったが、18年は1兆5180億円にもなっている。

 シフトは朝9時から午後5時までで、時給は1000円。昔と比べて100円上がったという。

 携帯電話の持ち込みは厳重禁止。ハンディ端末を使って、その画面に表示されたところへ“飛んでいって”注文されたものをカゴに放り込む。

 上がった時の歩数は2万5306歩で、距離は20キロ以上。

 われわれがアマゾンに注文すると、その注文はいったんアメリカのアマゾンのサーバーに飛んでいくそうだ。そこからそれぞれの日本の物流センターに割りふられる。

 アマゾンは今でも「絶望工場」のようだ。

 さて今週の第1位は、ポストの巻頭特集「郵便局は信用しない」だ。

「貯蓄のために長期の養老保険に加入する。“お金は郵便局に任せて間違いない”と思われてきた。今回、明らかになった不正販売問題は、いわばその信頼を悪用したものといわれても仕方ない。

 その背景には、日本郵政グループの歪な収益構造がある」そうポストは指摘する。楽天証券経済研究所客員研究員の経済評論家・山崎元がこう解説する。

「郵便物の需要が年々減るなかで、全国津々浦々の郵便網を維持しなくてはならない『日本郵便』の経営は厳しい。郵便局員が『かんぽ生命』や『ゆうちょ銀行』の商品を窓口で販売して手数料を稼ぎ、金融ビジネスの収益で店舗網を維持する構図になっている」

 親身になって話かけてくる局員から勧誘を受けたのは69歳の女性だったという。保険評論家の山野井良民が、「70歳以上になると、販売時に子など親族の同伴が必要となるので、その直前を狙われたのではないでしょうか。女性が加入したプランは、保険料を80歳まで毎月約1万2000円払うというもの。10年かけて約150万円を払わせ、死亡保障は100万円にしかならない契約でした。さらに酷いのは、3年後により高額な保険料のプランに乗り換えさせようとしたことです」

 局員は「今は葬式代で500万円は必要」といい出し、新たに死亡保障500万円、入院給付金日額7500円のプランを提案してきたというのだ。

「保険料は毎月5万円近い額になるプランで、年金額を上回っていた。この乗り換えの勧誘を受けた時期に相談があったので、“同額を貯金するべき”とアドバイスして止めました」(山野井)

 具体的に問題があったと指摘されている手口は2つある。

「3ヶ月以内の新契約だと、『乗り換え』とみなされて局員の手当が半額になってしまうため、あえて空白期間を設けるわけです。無保険の期間中に亡くなったり事故に遭ったりした顧客は、保障を受けられない。もう一つは乗り換えの際に従来の保険と新規の保険の重複期間があるパターン。こちらの場合、顧客は保険料を二重に払わされていました」(山野井)

 また山野井は、「かんぽ生命はもともと、加入者の3~4割が高齢者で、不適切な乗り換え募集が全国的に行われてしまったとみられています」という。

 また山野井は、かんぽ生命の保険証書を見て、「契約年月日」と「加入年齢」を確認するべきだという。

「『過去4年以内』に加入したものであれば、郵便局の体質が“業績至上主義”に変わった後なので、不適切な乗り換えをさせられていたり、年金生活者なのに高額な保険料で新規加入させられたり、高額な死亡保障がつけられている可能性があります。

 また、両親の保険証書を見て、『70歳になる少し前』の加入であれば、契約時に子の同伴が不要なタイミングを狙われたリスクを考える必要がある。疑わしい点があれば、すぐに郵便局に申し出るべき」そうしたルールを逸脱した投信販売が横行したのはなぜか。ここにも、日本郵政グループの収益構造の問題があると考えられるとポストはいう。

「約180兆円という巨額の預金残高を誇るゆうちょ銀行だが、国債などで安定運用していくという従来のやり方が、曲がり角に差し掛かっている。マイナス金利政策のもと、国債での運用だけでは利益が出ない。

 そこで、“新たな収益の柱”として成長しているのが『投資信託販売』だった。昨年度の年間販売額は約8900億円と、前年度から2割も増えたが、そこがルール違反の温床となった。(中略)

 そうしたなかで、預金者はどう行動するのが正しいのか。山崎(元)氏が語る。

『ゆうちょ銀行の投資信託商品ラインアップを改めて確認しましたが、購入時手数料や信託報酬の数字を見て、投資の専門家として“買ってもいい”といえるものはほとんどありませんでした。今年4月から、ゆうちょ銀行の貯金限度額が2600万円に倍増されました。利用者の利便性を高める一方で、郵便局員は顧客の預金残高を把握した上で金融商品の営業をかけられます。結果、資金的余裕がある高齢者が狙われ、手数料の高い投資信託を買わされないかという懸念が新たに生じています』

 そのうえ、ゆうちょ銀行の投信販売について十分な検証がなされているのか疑問がある。かんぽ生命による保険の不適切販売問題は、第三者による特別調査委員会が設置されたが、調査対象にゆうちょ銀行は含まれていない。その理由を改めて日本郵政に問うたが、『原因の洗い出しを終え、再発防止策の実施に向けた目途が立っている』とするのみだった」(ポスト)

 さらに、郵便の土曜配達廃止は郵便局の全国サービスが消える前触れだというのである。

「郵便局の信用の基礎は、全国津々浦々に張り巡らされた約2万4000の店舗網で、どこに住んでいても貯金(決済)や生命保険に加入でき、離島や山奥でも郵便が配達されるというユニバーサルサービスにある。(中略)

 日本郵便は正社員だけで実に19万人。グループの9割を占める巨大組織だが、連結経常利益の8割はかんぽ生命とゆうちょ銀行が稼いでおり、郵便局からの貢献はわずか2割に過ぎない。その2割でさえ、金融2社からの手数料で捻出されている」(同)

 だが、総務省が8月6日、土曜日配達の廃止を容認する方針を打ち出した。経済評論家の加谷珪一がこう解説する。

「表面的には郵便局員の働き方改革ですが、内実はコスト削減です。インターネットの普及で郵便数は急速に減少、国内で172億通(17年度)とピーク時(01年度)から35%も落ちた。その結果、毎年赤字幅が200億円規模で拡大している。土曜配達を取りやめることで、出勤する局員の大半を平日の業務に回せると見られています。また預かり日の翌日配達も廃止して深夜勤務の人件費を抑制できる」

その背景には、現在政府が保有する日本郵政の株式(57%)を売却して、予算の財源にしたい財務省の存在があるとポストは見る。

「利益が落ちて株価が下がると、売却で得られる予算が減るので、絶対に避けなくてはいけない。今回の不正を受けて、日本郵便はノルマを取りやめてしまったことで、収益を挙げる力はさらに下がる。株価維持のためにももっとコストを減らす必要が出てくるのです。このままでは、深い議論もないまま押し流されるように郵便サービスの切り捨てに進まざるを得ない」(加谷)

郵政民営化直後に起きた「かんぽの宿」問題などを受けて総務省が設置した「日本郵政ガバナンス検証委員会」の委員長を務めた弁護士の郷原信郎はこういう。

「日本郵政グループでは、政権が変わるたびに社長の首がすげ替えられるなど、経営が政治的な影響を強く受けてきた。そのため、経営陣が、短期的に実績を上げようとし、ユニバーサルサービスの制約を受ける現場の実態と乖離したやり方のために不祥事が発生するというのが、これまで繰り返されてきた」

 郵政民営化を振りかざし、解散・総選挙までしたのはどこの誰だったか。いわんこっちゃない。(文中敬称略)

【巻末付録】
 ポストから。いきなりヘア・ヌード「なをん/神戸の女の話・美乃」。迫力はあるけど、電車の中で開いたら大変だろうな。

「神の乳を持つ女優たち厳選8人-究極の美バスト女神たちが降臨! AV女優・水卜さくら、筧ジュン、河合あすな、乃木蛍」。袋とじは「2019真夏のSEXYホラー映画祭-誌上先行公開」「三上悠亜、プリンセスの誘惑-絶対女王の最新ヘアヌード」「杉本有美、モノクロームの色香-2週間限定で開催された写真展の貴重写真」。このところモノクロの懐かしい映画を観ている。いいねモノクロは。

 現代にいこう。「<科学的に正しいSEX>視線とセックス-その心理的効能について」

「女優・松本まりか、ソフトバンクCMで話題の美女」「小田飛鳥、未公開ヘアヌード-9頭身Iカップ、再び」

 袋とじは「オリンピック女子新体操、和泉里沙-日本代表美女が全裸で舞う!」。さすがに素晴らしい肢体だ。ということで今週は、いい写真が両誌ともに多かったので引き分けとした。

吉本興業岡本社長「芸人は売道具のオモチャや!」お笑い企業のまったく笑えない実情が明らかに

今週の注目記事・第1位「私は吉本興業『闇営業』の監視人だった-元エリートマネージャーが決意告白」(『フライデー』8/23・30号)

同・第2位「宮迫激白150分『さんまさんについていきます』」(『週刊文春』8/15・22号)

同・第3位「松本一人勝ちで吉本分裂 加藤は別会社に『追放』」(『週刊文春』8/15・22号)

同・第4位「ギャラ飲みパーティの記念写真-仮想通貨『怪紳士』の誕生会」(『フライデー』8/23・30号)

同・第5位「鈴木誠也&畠山愛理新宿タワマン熱い夜-結婚間近としか思えない親密デート」(『フライデー』8/23・30号)

同・第6位「当選11回なのに大臣固辞、逢沢一郎議員の『違法デリヘル』」(『週刊文春』8/15・22号)

同・第7位「波瑠が恋する実家住まいの無名役者」(『週刊文春』8/15・22号)

同・第8位「『京アニ』犠牲者24人の実名公表を閉ざした警察の『遺族アンケート』」(『週刊新潮』8/15・22号)

同・第9位「公金10億円が費やされた『表現の不自由展』にあの黒幕」(『週刊新潮』8/15・22号)

同・第10位「タモリ 結婚49年の妻は知らない“セレブ美魔女”と週1回密会撮」(『女性セブン』8/22・29号)

同・第11位「小泉進次郎の心を溶かした滝川クリステルの『おもてなし』-秘蔵写真」(『フライデー』8/23・30号)

同・第12位「『韓国と徹底的に白黒つけろ』安倍VS.文在寅」(『週刊文春』8/15・22号)

同・第13位「紀州のドンファン没後一年の墓前にコンドーム」(『週刊文春』8/15・22号)

同・第14位「小室さんが越えられなかった14人の壁」(『週刊文春』8/15・22号)

同・第15位「東京五輪に便乗『官製地上げ』のキナ臭さ」(『サンデー毎日』8/18・25号)

同・第16位「『総理を目指す』という『山本太郎』のもはや笑えない『集金力30億円』!」(『週刊新潮』8/15・22号)

同・第17位「夏が来れば思い出す『夏目雅子』知られざる悲恋」(『週刊新潮』8/15・22号)

同・第18位「『スマホ』が危ない! 高齢者と子どもを蝕む『脳の病気』」(『週刊新潮』8/15・22号)

 さて、このところフライデーが好調である。吉本興業の闇営業問題で弾みがついたようだ。

 まずは新潮から。スマホは認知症になる確率が高いというが、子どもの脳の発達そのものにも悪影響があるというのである。

 特にLINEや動画、ゲームなどがより悪影響を及ぼすという。ネットを毎日のように使った子供は、脳の灰白質や白質と呼ばれる部位の容積が増加しない、つまり、脳の中であらゆる命令を出す神経細胞そのものが発達しないことになるそうだ。

 そのために学力が低下してしまう。東北大学加齢医学研究所の川島隆太所長によると、学力という観点から見ると、1日1時間の使用がボーダーラインだという。

 だが、1時間で子どもが納得するとは思えない。

 スマホが脳に悪影響を及ぼすのは、私の周りの早稲田大学の学生を見ていてもわかる。電車の中、学校へ行く通り、学内でも、肩を丸めてスマホをのぞき込むアホ学生の何と多いことか。

 姿勢は悪くなる、目は悪くなる、おまけにお頭まで馬鹿になるのでは、スマホは亡国のツールである。

 昔、大宅壮一はテレビが日本人を総白痴化するといったが、いまなら「スマホは学生を総白痴化する」というのだろう。

 少なくとも、路上や駅での歩きスマホは厳禁にすべきである。

 さて、亡くなってからずいぶん経つのに、女優・夏目雅子の人気は衰えることがない。

 クッキーフェイスは1977年の健康的な女性の象徴だったが、その夏目が急性白血病で亡くなろうとは、思いもしなかった。

 彼女に隠されたロマンスがあったと新潮が報じている。夏目とは幼馴染で、夏目が水着姿になってCMや広告に出た時、兄から「うちはそんな家柄じゃない」と怒られ、暴力も振るわれたとき、相談に乗り、以来つき合うようになったという。

 夏目がロケなどに行くたび、隠れて付いていくような仲になったそうだ。夏目は結婚したがっていたが、彼の親が「結婚を諦めるように話した」そうで、以来バッタリ寄り付かなくなったというのである。

 この話いささか信じがたい。親がなぜ、夏目と結婚させなかったのか。なぜ、この男は、あんないい女と別れたのか。俺だったら、親をぶん殴って結婚するがな。

 れいわ新選組の山本太郎は、衆議院選に100人の候補を立てるといっている。そのためには30億という資金が必要だが、「もはや笑えない」(新潮)という。

 総理の座は別にして、もし100人を擁立すれば、細川護熙のように、野党が連立して総理ということもあながちあり得ない事ではないというのである。私は信じないが。

 ところで私は時々、神宮外苑にあるゴルフの練習場に行く。前に神宮球場、周囲は緑が多く、都会のオアシスである。

 少し行くと、秋にはイチョウ並木が見事な青山通りへ向かう通りがある。東京オリンピックで再開発され、緑が少しずつ消えていくことに「憤り」を覚えているが、サンデー毎日が、この周辺を、神宮球場と秩父宮ラグビー場を入れ替え、2つの超高層ビルと複数のホテル、商業施設を建設する計画が進んでいると報じている。

 そもそもここは日本初の風致地区、文教地区である。厳しい規制があるはずだが。

 超高層ビルは伊藤忠ビルが建て替えとなる「事業所棟」と、オフィスなどが入る「複合棟」ができる。イチョウ並木は残すと、商店会に向けてはいっているようだが、何のことはない、イチョウを店の中に入れたレストランを考えているようなのだ。

 民間でできる事業ではない。サンデーは「官製地上げ」といっている。小池都知事は、東京の緑はこれ以上減らさないと断言しているが、この計画をどう考えているのか。

 東京のセントラルパークともいえる神宮外苑を、派手なネオンの輝く、他の街と同じにしてはいけない。

 文春に小室圭の近況が載っている。米フォーダム大のロースクールに留学して1年。LLMコースを無事卒業した。

 注目の成績優秀者が発表された。一番上の「極めて優秀」の14人には入れなかったが、「優秀」の23人の中に圭の名前があったという。学年で37番以内、上位4分の1に入ったのだ。

 大したものだと思うが、問題があるという。授業料が全額カバーされる奨学金は、相当上位にいないともらえない可能性が高いというのである。

 もらえなかった場合、相当な金額を自己負担することになる。果たしてどうクリアするのだろうか?

 紀州のドン・ファンが亡くなってから早1年が経つ。その墓に供えられたのはコンドームだったと文春が報じている。故・野崎幸助はどう思っているのだろう。

 文春によれば、和歌山県警は今も事情聴取を進めていて、野崎の知人は最近、彼の最後の妻について詳しく聞かれたという。なぜ今頃になって?

 同じ文春が、安倍よ、韓国と徹底的に白黒をつけろとタイトルをつけ、巻頭で特集しているが、案外、内容は穏当である。

 首相周辺が、外為法十条を根拠にした制裁案という過激なシナリオもあったが、「今回の輸出管理が、WTOや国際世論、他国や前例との整合性を検討しても、ギリギリ許容できる範囲内の方策だったのです」(首相周辺)

 文春がいっているように、米中経済戦争の影響で、世界同時株安と円高は止まるところを知らない。日韓はこんな不毛なチキンレースを続けている場合ではないはずだ。

 さて、小泉進次郎(38)と滝川クリステル(41)が「電撃できちゃった婚」を発表した。安倍首相と菅官房長官に報告した後、官邸入り口で記者団のインタビューに答えた。

 安倍と菅の名前を出し、昼のワイドショーで生中継される時間帯を選ぶ、だが、週刊誌の締め切りには間に合わないなど、綿密に計算された結婚発表だったことがわかる。

 将来の首相とファーストレディにふさわしいカップルなどと、歯の浮くような麗句を並べるスポーツ紙やワイドショーが多かったが、私が2人を見たときの正直な気持ちは、「嫌な感じ」というものだった。

 恋多き年上女が、恋に奥手の年下男、それも将来の首相候補を手玉に取った。やや容色に衰えが見えるクリステルの「最後の賭け」だったのではないか。「私は賭けに勝ったわよ」。少し緊張気味の彼女の表情から、そんなことを思い浮かべたのは、雑誌屋風情の僻みからだろうか。

 進次郎の家庭にも複雑な問題がある。幼い時に両親が離婚し、父・純一郎の姉を母と思って育ってきた進次郎。別れた母親のところには彼の弟がいる。幼い弟が父に一目会いたいと来ても、父親は邪険に追い払い、会おうとはしなかった。

 父親は進次郎に、「一度は結婚したほうがいい」といったという。その言葉の裏には、「俺みたいに離婚したっていい」という意があるのではと勘繰りたくなる。

 フライデーが小泉進次郎と滝川クリステルのことを記事にしている。ギリギリに突っ込んだのだろう。滝川の元カレ、俳優の小澤征悦とは切れたはずだが、今年の3月、行きつけのバーで一緒に飲んでいたという情報もあり、17年の6月に、滝川の家に小澤がお泊りする姿をフライデーが撮っている。彼女のほうがやや心配だ。

 さて、タモリと吉永小百合は私と同じ年だ。年収にはとんでもない差があるが、年は平等に取る。

小百合は早生まれだから74歳、タモリと私は73歳。少し前に、売れっ子の女性脚本家と付き合っていると報じられたが、今週は女性セブンが、セレブ美魔女のところへ週に1回のペースで熱心に通っていると報じている。

 タモリには49年連れ添った糟糠の妻がいる。夫婦仲はいいようだが、男というものはいくつになってもしょうがないものである。

 彼女が訪ねる美魔女は、あら還だという。高級ブランドをさらりと身につけている品の良い女性だという。

 どこか吉永小百合似だという。この女性と、以前報じられた脚本家とは違う女性なのだろうか。まあどうでもいいがね。

 ところで「トリエンナーレ」とは3年に1度という意味だそうだ。津田大介が芸術監督として3年を費やして準備してきた「あいちトリエンナーレ2019」が8月1日から開幕した。テーマは、「表現の不自由展・その後」。過去に公立美術館で展示拒否になったり撤去された作品を集めた展示会である。

 津田はいいところに目をつけたと、私は思った。ところが、河村たかし名古屋市長が平和の少女像として展示してある慰安婦像の撤去を要求し、批判の電話やメールが県庁に殺到、中には「ガソリンをまいてやる」という強迫まであり、たった3日で、津田は「中止」を決定してしまったのだ。

 この展示会には、国や県も補助金を出しているため、菅官房長官までがカネを出さないととられかねない発言をし、戦後最悪の表現の自由の弾圧だという批判が巻き起こった。

 新潮や産經などは、ここぞとばかり、慰安婦像や昭和天皇の御影を焼く映像などの展示に対して猛然と批判している。

 この問題をどう考えればいいのか。日韓関係が最悪の今、慰安婦像を展示すればどうなるかぐらいは、津田をはじめとする、これを手掛けた連中にもわかっていたはずだ。それをあえてやるからには、それ相応の覚悟があったはずだと思いたい。なかったらバカの集まりである。

 ガソリンをまいてやるという脅迫があったから中止したといういい分も、私には納得できない。こうした騒動を含めて、この国には表現の自由、言論の自由は極めて狭められて来ているということを“可視化”できる絶好のチャンスだったはずだ。

 パフォーマンスといういい方は嫌いだが、言論の自由度が韓国よりはるかに低いこの国の「現実」を、わからずやの日本人に突きつけてやる画期的なイベントにできたはずだ。

 それを、津田の涙で終わらせてしまうことこそ、批判されてしかるべきである。

 京都アニメーション放火殺人事件から2週間以上経って、ようやく犠牲者35名のうち、10名の名前を京都府警が発表した。

 なぜ、全員の名前を発表しないのか? その疑問に新潮が応えている。

 新潮によると、府警は遺族にアンケートをしていたというのである。

「質問の内容は、実名公表の可否、マスコミの取材を受けられるか否か、そして、取材を受けるとしたら誰が受けるか、といったもの」(全国紙の社会部デスク)で、了承した遺族が10人、残る25人の遺族は匿名希望だったという。

 しかもこれは府警の判断ではなく、警察庁の栗生俊一長官の意向が働いたと見られているそうである。

 何でも警察が責任を負うのはおかしい、全員の名前を公表すれば、実名公表に反対している遺族もいるから、批判の矛先は警察に向く。そうならないように「遺族の了承が得られた場合のみ公表する」という無難な判断をしたのではないかといわれているそうだ。

 だが、報道されない被害があると話すのは、少年犯罪被害当事者の会の武るり子代表だ。

「私の場合、少年犯罪で息子を失ったのでマスコミにほとんど扱われなかった。それで私と主人は顔も実名も出して声を上げたのですが、しばらく経ってようやく記事になった。その記事を見て、息子の存在が認められたような、息子が生きてきた証を得られたような気持ちになれたのです」

 事件被害者は原則すべて公表する。どうしても公表してほしくないという遺族に関してだけ考慮する。警察が公表するかしないかを決めるのを止めさせないと、恣意的にやるようになり、それはとても危険なことだと田島泰彦早稲田大学非常勤講師が指摘している。私もそう考える。

 私は波瑠(28)という女優が好きだ。中学1年で芸能界入りした彼女は、NHKの連続テレビ小説『あさが来た』でブレイクした。

 文春は、沖縄・宮古島であまり男らしくない男性と仲睦まじく過ごしていたと報じている。

 彼氏は俳優の齋藤雅弘(28)。まだこれからの俳優だそうである。波瑠にも「春が来た」らしい。

 逢沢一郎(65)という国会議員がいる。祖父も父親も衆院議員だった。松下政経塾を出て86年の衆院選で初当選した。

 以来30年。国会対策委員長、予算委員長、幹事長代理と要職を歴任してきた。だが、大臣経験がない。

 菅官房長官も、「何度も入閣をお願いしているのに、なぜか拒否されちゃうんだ」と首を傾げるほど、大臣の椅子にこだわりのない人間だという。

 ではこだわりは何かというと、文春によれば、「デリヘル遊び」だというのだ。

 6月25日、地下鉄と都電を乗り継いで、逢沢議員がたどり着いたのは大塚駅前にあるラブホテルだった。

 そこに約6時間いて、メガネをずり下げ、顔を隠しながら、逢沢議員は赤坂の議員宿舎に舞い戻ったという。

 議員のデリヘル遊びが激しいという情報を、文春が手に入れたのは約4年前だったという。

 彼を長年接客してきた東京・渋谷のデリヘル業者「L」のデリヘル嬢・A子は、こう語っている。

「彼は少なくとも7年以上前から私のような風俗嬢を欲望のまま弄ぶ日々を続けてきました。彼は女性を人間として扱うことをしません。自分勝手な性の道具としてこき使って、耽溺する日々。こんな人が国会議員をしていて良いのでしょうか」

 耽溺するなどという難しい言葉を使うデリヘル嬢は珍しいだろうな。それはさておき、件の議員さん、事をするときはオネエ言葉になるという。こんなように。

「今日はどんだけの男に抱かれてきたのぉ~。悪い子ねェ~、おしおきよぉ~」

「今日はどんなのを入れられてきたのぉ。いけない子ねぇ、いけない子ねぇ」

 これが事実だとしたら、これから国会議員を続けていくのは難しいだろうな。

 この逢沢先生のあだ名は「ちくび」というらしい。事の最中、女性は彼のちくびを強くつねっていることを強いられるからついたそうだ。

 このちくび氏、ときには延長プレイも辞さず、1回料金は17万から20万にもなり、先のA子によると、少なくとも年間1500万円以上は風俗に消えているのではないかという。

 文春の直撃に逢沢議員はどう答えるのか。

――デリヘルを呼んで金銭を渡して性行為をされたか?

「(語気を強めて)そんなことはないですよ」

――六月二十五日は、大塚のラブホテルに?

「いいえ、ございません」

 グラビアページに、何人もの女性たちの姿と、逢沢議員がラブホテルの裏口から出る写真が載っている。他人事ながら、逢沢センセイ、これからどうするのだろう。

 8月9日のスポーツ紙は、広島カープの鈴木誠也(24)と新体操リオ五輪代表でNHKのスポーツキャスター・畠山愛理(24)の「熱愛」を大きく報じている。

 フライデーのスクープである。7月28日、神宮でのヤクルト戦を終えた鈴木は、タクシーを飛ばして赤坂の和食屋へ。そこで、畠山を入れた何人かと飲み、その後、鈴木のだろう、タワーマンションへ2人で入って行った。翌日の昼前、2人して銀座にあるウエディングサロンへ行ったというから、結婚間近なのだろう。美貌のスポーツキャスターに年収1億6000万円といわれる広島カープの主砲。いい組み合わせだ。

 ところで、先日、映画『ライオン・キング』を観た。アニメの実写映画化だ。陳腐ないい方になるが、実にリアルで本物の動物や鳥たちが生き生きと動き、草原の朝の輝き、夕暮れの静けさを見事に表現している。

 ストーリーも大人が観るに十分耐えられる。これほどリアルな映画をつくるにはどれほどの人と、時間と、カネがかかっているのだろうか。

 そんなことを考えずとも、十分楽しめる映画だ。ぜひご覧になることをお勧めする。 

「ギャラ飲み」なる言葉をよく聞くようになってきた。知らない人間のパーティーなどに出て、芸を披露したり、歌ったりして、ギャラをもらうことのようだが、フライデーによると、芸人ばかりではなく政治家もするそうである。

 今年4月8日、東京・代官山の高級レストランで開かれた若手実業家の誕生会には、松井稼頭央や河合俊一、『T-BOLAN』の森友嵐士などが姿を見せる中、平沢勝栄自民党衆議院議員や秋元司衆議院議員なども顔を見せ、スピーチまでしていたという。

 だが、この若手実業家の会社には事務員もおらず、所在地はレンタルオフィスだという。しかも、仮想通貨のオーナーも自称しているようだが、通貨は暴落を続け、1100万円を投資した男性が刑事告訴するとフライデーに話している。

 有名人たちには「お車代」として30万円から5万円が帰りに渡されたというが、フライデーが聞くと、ほとんどが実業家のことを知らないで参加していたというのだ。実業家の「広告塔」にされることを本当に知らなかったのだろうか。

 スピーチまでした平沢議員は「(お車代は=筆者注)300%もらってない」と断言しているが、政治家が面識もない人間のパーティに出て、カネをもらわないなど、信じられるだろうか。

 ここからは吉本興業の騒動についての記事が続く。8月8日に吉本興業の闇営業問題に端を発した諸問題の改善に向けて助言・アドバイスを行う「経営アドバイザリー委員会」の川上和久座長(国際医療福祉大学教授)が会見を行った。

 その中で、共同確認書をすべての芸人・タレントと交わす、その上で従来のマネジメント契約に加えて「専属エージェント契約」というものを導入すると発表した。

 岡本・大崎体制に批判的だった加藤浩次は、今朝(8月9日)の『スッキリ』(日テレ系)で、エージェント契約は、欧米などのタレントがやっているもので、タレント側に主導権があり、吉本だけに縛られず他のプロダクションとも仕事ができるので、僕は、これができるなら納得するというようなことをしゃべっていた。

 だが待ってほしい。加藤のように売れている芸人ならエージェント契約はいいだろうが、そんなことができる芸人は6000人の1%ぐらいだろう。

 大多数の売れない、仕事がない芸人は闇営業まで禁じられ、どうやって生きていけというのか。松本や加藤、明石家さんまたちにいいたい。今度の騒動で明らかになったのは、岡本社長の横暴ともいえる芸人いじめやパワハラ。6000人の芸人たちのほとんどが食えないため、反社とつながりのある闇営業にも手を出しているという「惨状」である。

 ここを変えなければ吉本興業が変わったとはいえない。

 文春は、松本人志の一人勝ちだと報じている。

 加藤が、これで矛を収めてしまえば、松本や大崎、岡本たちは万々歳だろうが、それでは何もなかったことになってしまう。

 少し前にポストで、ビートたけしもこういっていた。

「本当に吉本を辞めたら加藤(浩次)は男を上げるよ。『元SMAPの3人のテレビ出演に圧力あったんじゃないか』ってことで、公正取引委員会がジャニーズ事務所を注意したなんて話が出たばっかりだし、吉本を辞めても『スッキリ』をすぐ切られるみたいなことはなさそうだしね。

 でも、結局辞めなきゃ一番カッコ悪い。『視聴率上げたかっただけじゃないの』なんて悪口言われても仕方ないよ。こういうふうにケツまくるときは、中途半端じゃ絶対ダメだ。

 加藤は昔、“狂犬”なんて呼ばれてたんだって? 本当にそうか、ポーズなのか、世間はみんな見てると思うぜ。

 加藤もそうだし、これで宮迫も亮もみんな辞めないとなりゃこんな茶番はない。『反社と付き合ってゴメンナサイ』ってのもポーズだけだったってことだ。

 この一件は処理を間違うと、吉本といえどちょっと危ないぞ。松本が社内に自分主導の新しい部署を作ればいい、なんて言ってるみたいだけど、そんなの大崎会長の下にいるマネージャーを何人か連れてきて、そいつらに任せて終わりだよ。それじゃあ何も変わらないだろうね」

 川上和久座長は吉本と極めて近いといわれているようだ。出来レースである。これでは下積みの芸人たちは浮かばれない。このままで終わっていいはずはない。

 文春は、詐欺集団の忘年会に出て、謝礼100万円をもらっていた宮迫博之の激白を掲載している。

 宮迫は、振り込め詐欺の被害に遭わないよう注意を喚起するボランティア活動をしていることが、最近話題になった。

 彼の激白の中でいくつか拾ってみよう。7月30日に藤原寛副社長ら幹部3人と会談を行い、そこではっきりこういったという。

「この席で僕は、『吉本に戻る気はないし、戻れない』と伝えましたが、結論はまだ出ていません」

 宮迫と田村亮が、吉本を通さず記者会見を強行したのは、

「決定的だったのは会見二日前に吉本の弁護士と行った最後の話し合いでした。僕はもう一度、僕だけで引退会見をやりたいと言いましたが、実は亮は、最後の最後に吉本に『残りたい』と申し出た。ところが会社の判断は『会見を開くなら二人の引退か契約解消、どちらかを選べ』というものでした。亮は僕の指示で嘘をついたのに、なぜ一緒の処分なんや」

 それを聞いた瞬間、会社に対する感情が切れてしまったという。

 その後、フライデーが、「福岡金塊強奪事件」主犯格の野口和樹被告と宮迫が写真を撮り、カネをもらっていたと報じたが、それには憤りしかない、全くの事実無根だと否定する。

 岡本社長とは腹を割って話す仲ではないという。

「若い頃、岡本さんとは番組のことでブチ切れたり、何度か衝突をしたこともありました。『さん』付けで呼ぶようになったのも、ここ数年です。

 会見で僕や亮との関係を『親子』に喩えたことにもムチャクチャ違和感がありましたね。誰が子どもやねん! 俺の方が吉本入ったの早いやろと」

 今後は明石家さんまのところから連絡があったので、松本人志にも、「さんまさんのところへ行く」と伝えてあるという。

 だが、一連の騒動で問われているのは、吉本興業が持っているブラック企業的体質である。芸人たちを粛正して、それで終わりにするというのでは、メディアも世間も許さない(はすだが)。

 そうして今週の第1位もまたまたフライデーだ!

 吉本のマネージャーだった人間が、こう岡本のことを話している。

「芸人というのはな、商売道具のオモチャやから。お前が出世するための道具として使っていったらええんや。ボロ雑巾みたいに使えばいい」

 焼肉を食べながら岡本がこういったそうだ。その上、体調が悪くて肉が食えないのを見た岡本は、頬をビンタしたという。日常的なパワハラ、残業記録の書き直し、イベントを黒字にするため芸人にはカネを払わないなど、吉本のブラックぶりが赤裸々に語られている。

 吉本は闇営業を認めていると発言しているが、それこそウソだという。

「しかし、吉本は所属芸人の直営業を見逃すような甘い会社ではありません。

 会社は私たち現場の社員に指示して、芸人さんたちが吉本主催でないイベントに勝手に出演していないかを監視させていました。(中略)

 ほかにも、社内にはテレビ番組に出演する芸人さんの発言をチェックする担当社員がいました。

 芸人さんが少しでも吉本に批判的なことを言ったら、リストアップして上長に報告するんです。とにかく芸人さんの監視体制は陰湿でしたね。

 売れている芸人さんであっても、会社の悪口を言えば評価はダウン。(吉本興業HDの)大崎洋会長や岡本社長にペコペコしない芸人さんは、なかなかギャラも上がらないのです」

 SNSも例外ではない。見つけられなければ左遷されることもあるという。

「ただ監視業務をするにあたって、気をつけなくてはならないこともあります。闇営業やSNSでの会社批判を見つけたら、呼び出して注意する前に、その芸人さんが松本人志さんに可愛がられているかどうか調べないといけないのです。

 なぜなら、(松本さんと仲が良い)彼らを呼び出して小言を言えば、すぐに告げ口されて、『問題のあるマネージャーがおる』と松本さんや社長に伝わってしまう。すると社員のほうが飛ばされてしまうこともあり得るのです」

 社内の会議室に盗聴器が仕掛けられているという噂もあるそうだ。これでは本音をいう相手もいなくなる。

「会社は『芸人ファースト』と言いながら、芸人さんたちを蔑ろにしており、私も闇営業の監視などやりたくもない仕事をさせられ、芸人さんたちを第一に考えて働くことができなかった。

 これが『日本一のお笑い企業』を標榜する会社のまったく笑えない実情なのです」

 岡本・大崎体制を終わらせなければ、吉本興業は再生しない。これだけは何が何でも成し遂げなければ、吉本の芸人たちが可哀想で、彼らの芸に笑えはしない。(文中敬称略)

【告知】

8月の「ノンフィクションの醍醐味」のゲストはノンフィクション作家の鎌田慧さんです。

日時 8月23日、金曜日 午後7時から9時まで

カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室

東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階(電話は03-5292-5772)

(地下鉄高田馬場駅から濡れずに行けます)

レギュラーメンバー以外の参加者はコーヒー・会場代1000円を会議終了後に集めさせていただきます。(元木昌彦)

(鎌田さんの略歴)

昭和13年6月12日生まれ。業界紙記者などをへてフリーとなる。みずから現場を体験し労働者の立場から社会問題全般のルポをかく。昭和48年「自動車絶望工場」を発表、平成2年「反骨―鈴木東民の生涯」で新田次郎文学賞、3年「六ケ所村の記録」で毎日出版文化賞。ほかに「いじめ自殺」など。青森県出身。早大卒。

 

元SMAPへの圧力にマツコ・デラックスも加担で「はっきり嫌いだと確信」

今週の注目記事・第1位「安倍官邸と蜜月、吉本のドンが狙う血税122億円」(『週刊文春』8/8号)

同・第2位「ジャニーズ幹部の稲垣『舞台つぶし』とマツコ『共演拒否』」(『週刊文春』8/8号)

同・第3位「『半グレ』を利用してきた芸能界に告ぐ-金塊強奪犯に再びインタビュー」(『フライデー』8/16号)

同・第4位「慶應幼稚舎教員お受験『闇指導』」(『週刊文春』8/8号)

同・第5位「山本太郎の母が語る『あの子は気が弱いから断れない』」(『週刊文春』8/8号)

「山本太郎を台風に育てる慄然『衆愚の選択』-衆院選100人擁立ぶち上げた」(『週刊新潮』8/8号)

同・第6位「Nスぺが報じなかった『半グレ』のシノギと凄い暴力」(『週刊現代』8/10・17)

同・第7位「吉本興業が狙う『宮迫だけはクビ』」(『週刊現代』8/10・17)

同・第8位「朝日新聞が社説で勘違い吉本問題/ヤクザと盃事でも横山やすしが懐かしい」(『週刊新潮』8/8号)

同・第9位「京アニ『35人爆殺犯』を死なせてはいけない、緊迫と葛藤の『集中治療室』」(『週刊新潮』8/8号)

同・第10位「『佐々木朗希』の挑戦を後味の悪い幕切れにした『本当の戦犯』」(『週刊新潮』8/8号)

同・第11位「ジワリと増え続ける『スマホ認知症』の恐怖-うつ病発症リスク増大、脳過労」(『週刊新潮』8/8号)

同・第12位「許永中の独占告白『イトマン事件』28年目の真相」(『週刊ポスト』8/16・23)

同・第13位「『N国』がボロ議員を集めまくって、やろうとしていること」(『週刊現代』8/10・17)

同・第14位「独ソ戦 史上最悪の皆殺し」(『週刊現代』8/10・17)

同・第15位「支持率80%の脅威!『愛子天皇』を潰したい『安倍官邸』の皇室戦略」(『週刊新潮』8/8号)

同・第16位「秋篠宮家職員が次々に辞めている」(『週刊文春』8/8号)

同・第17位「田原総一朗(85)が突撃レポート! 『死ぬまで生セックス』の現場」(『週刊ポスト』8/16・23)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代とポストが合併号。現代はこの号には「夏の合併号」と入れてきた。

 現代とポストは、消費税が10%になったら、いくら値上げするのだろう。2%アップだから10円値上げか? この端数が部数に大きく響いてくる。

 私が編集長のとき、消費税もあって300円にしたことがあった。この値段設定はうまくいって部数には全く影響なかったが、その後、320円だったと思ったが、端数が出ると途端に影響が出た。

 日刊ゲンダイという夕刊誌があるが、一番売れたのは100円になるまでだった。110円、120円となるにつれて部数は落ちていった。

 今はSUICAなどがあるから、どうなるか分からないが、10円20円を出すのが面倒くさいのだ。

 現代、ポストは、次の値段がいくらになるかで、生き残れるかどうかが決まるはずだ。だいたい今の500円が、内容に比して高すぎる。

 さて、ポストの田原総一朗の突撃レポートからいこう。このオジサン、85だっていうのに、セックスの現場へ突っ込んで行っている。

 田原が、性に奔放な老人が激増したら世の中が変わるといっているが、もはやその時代に突入していると思うのだが。

 シニア専用デリヘル嬢たちにもインタビューしている。在籍しているのは20代から60に近い人もいるそうだ。

 お客に、「こういう時に生きてるって感じる」と声をかけられたり、地方や外国から来て、一日貸し切りにするお客もいるという。

 中でも興味が湧いたのが「アダルトVR」というのがあるそうだ。双眼鏡を複雑にしたような器具を付けて見るそうだが、リアルな女性がさまざまな形でセックスを仕掛けてくるそうだ。

 これは一度行ってみなければ。

 皇室関係の話題を2つ。文春は毎度おなじみの秋篠宮紀子さんが、宮務官たちに厳しく当たるため、次々に辞めたり、宮内庁職員が異動を打診されたら、「秋篠宮家に行くくらいなら、宮内庁を辞めます」といって“難を逃れた”というお話。

 新潮は、愛子天皇を支持する国民が80%もいるのに、安倍首相は、「女系天皇はおろか女性天皇も認めるわけにはいかない」という頑なな態度を取り続けていると報じている。

 その安倍の意志は、7月27日付けの読売新聞の朝刊一面に載った、「皇位継承順位 維持へ 政府 秋にも議論着手」と報じたことでもわかるという。

 まあ、安倍首相が辞めれば、流れも変わると思う。

 さて、今年も8月15日が来る。私も73回目の敗戦記念日を迎えることになる。

 テレビや新聞は、少なくなったとはいえいくつか戦争特集をやるが、週刊誌ではほとんどお目にかからなくなった。

 今週は珍しく、現代、ポストがそれらしいのをやっている。だが、取り上げ方は真逆といっていい。

 ポストのほうは「令和の世に語り継ぎたい誇り高き『8人の日本軍人』」。小型機で敵の最新鋭機と闘って敵をさんざんに打ち負かし、敵方からも天晴れと褒めそやされた軍人がいたという話だが、何で今さらという感を禁じ得ない。

 講談社の子会社で出した『はじめてのはたらくくるま』という子供向けの絵本に、自衛隊の戦車などが入っていたことが問題になり、増刷をしないという「おわび」を出さざるを得なくなった。そんな今の時代に、錯誤的な企画だと、私は思うのだが。

 現代は、何と第二次世界大戦の時、ソ連側は戦闘員と民間人合わせて2700万人が失われ、対するドイツも戦闘員と民間人合わせて800万人以上が失われたといわれる、独ソ戦の悲惨な実態を特集している。

 これについては、日本ではあまり語られてこなかったが、7月に刊行された『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(大木毅著・岩波書店)がベストセラーになっているという。

 戦争の悲惨さ、原爆の悲惨さと愚かさ、言論の自由のない国のおかしさは、何度でも繰り返してやるべきだ。

 人間は大切なものでも忘れてしまう生き物である。また記憶は美化される。悲惨なことを忘れ、戦争中の日本人も幸福な生活を送っていたなどということをいいふらす輩もいる。

 津田大介が企画した「表現の不自由展・その後」が、批判が殺到して中止に追い込まれた。

 河村たかしというモノのわからない市長が、「表現の不自由展・その後」を視察して、慰安婦問題を象徴する少女像が展示されていることを憤り、展示を中止するよう大村秀章愛知県知事に申し出たりしたことから、電話やSNSで、ガソリンをまいてやるなどの批判、脅迫が殺到したそうだ。

 中止したことに対しても、津田への批判の渦が大きくなっている。これこそ今の日本に「言論の自由が失われている」ことを示す格好の「展示会」ではないか。

 津田の覚悟のなさを責めるのはやめよう。こうなることを含めてすべてが、「言論の不自由」を示すパフォーマンスだったと思えばいい。

 この国の言論・表現の自由なんて、こんなものだ。右も左も、面と向かわないで、一方的に相手を非難するだけで事足れりとするだけだ。

 元々言論の自由に真剣に向き合ってこなかったこの国に、SNSなどが広まったことで、言論の自由がさらにやせ細ったのである。

 私が昔からいっているように、この国にあるのは「いいっ放しの自由」だけなのだ。津田のやったことは、それを実証してみせた。それだけでもやった甲斐はあった、そう思う。

 N国という訳の分からない政党が、ボロ議員ばかりを集めているのは、安倍首相の改憲のための補完勢力になるためではないかと、現代が報じている。

 党首の立花孝志は、こう主張しているという。

「自民党がNHKのスクランブル化に賛成するのであれば、改憲に賛成する」

 私は、今のNHKに対しては不満がある。一人でもNHKと対峙してくれる政治家がいるのは面白いと思っていたが、どうやらそうではなく、それは入り口で、あわよくば自民党入りして、NHK会長に頭を下げさせたいだけの人間かもしれない。

 山本太郎のほうがなんぼかましだ。

 ポストは許永中のインタビューをやっている。イトマン事件28年目の真実とあるから、何か喋っているのかと慌てて読んだが、何のことはない。自分の在日朝鮮人として生きてきた昔を回顧している部分が大半である。

 事件についてはこういうだけだ。

「イトマン事件と石橋産業事件については、言いたいことは山ほどあります。まぎれもなく無罪だったと今でも確信している。ただ、それを今さら言ったところで、私の時間は帰ってこない」

 おいおい、そいう話じゃないだろうが。

 近いうちに自分の半生を書いた本が出るそうだ。このインタビューの内容では、きっと自己弁護、自分にとって都合のいい話ばかりを書いたものになると思う。

 スマホ認知症が増えているという。岐阜で「物忘れ外来」を開設している、おくむらメモリークリニックの奥村歩院長が新潮で、「ここ5年くらいで働き盛りの若い世代が目立って多くなってきた」といっている。

 IT先進国の韓国でも、デジタル機器に頼り過ぎた若者に、脳損傷者や精神疾患患者と同じような認知能力の低下がみられると指摘されているという。

 日本医師会と日本小児科医会が17年2月に発表したポスターには、「スマホを使うほど、学力が下がります」と書いてあるそうだ。

 たしかに、東北大学の川島隆太教授と仙台市教育委員会が7万人規模でおこなった調査でも、「スマホを長時間使う子供たちは、脳の発達に悪影響が生じていることが想定できる」(川島教授)そうである。

 要は、大量に情報が入って来ると、脳の前頭前野が処理ができなくなるというのだ。

 そうならないためには、何もしない無為な時間を脳に与えないといけないという。いいのは、「芸術、スポーツ、大自然」で、最近では、宿泊施設で、デジタル機器を預かって使わせずに休暇を過ごす、「デジタルデトックス」というのができているそうだ。

 私も週に1日は、スマホやiPad、PCを見ないで過ごす日をつくろうか。私の場合は、スマホ認知ではなく年齢からくる認知症だが。

 先週も触れたが、大船渡の佐々木朗希投手を、決勝戦で登板させなかった監督への賛否が喧しい。

 新潮で、甲子園の怪物といわれた江川卓が、「僕が佐々木投手の立場だったら“投げたい”と言ったでしょう」といっているが、「ただ、40年も経って時代は変わった。アメリカの練習方法、考え方も入ってきた。その意図は尊重すべきです。これは本当に悩ましい問題なんです」とも語っている。

 佐々木は試合後、「投げたかった」とひと言いった。監督は新潮によると、「“壊しては一大事だから早く自分の手を離れてほしい”とこぼすこともあった」と、野球部の関係者が話しているが、それが正直な気持ちだったのではないか。

 今年も猛暑の下で甲子園大会が行われる。早く1試合100球という球数制限をしないと、故障者が必ず出る。すぐには出ないかもしれないが、プロに入ってから故障する。

 今回の騒動を奇貨として、朝日新聞を始めとする大会関係者は速やかに動くべきだ。

 京都アニメーションを襲って火を放ち、35人もの人を死に至らしめた青葉真司(41)容疑者の「動機」が、少しずつ判明してきたようだ。

 新潮によれば、青葉は犯行前に、宇治市を歩き回っていたという。宇治橋西詰交差点、JR宇治駅、宇治橋通り商店街の西端などだが、これらはいずれも京アニが制作した人気アニメ『響け! ユーフォニアム』に出てくる「聖地」とされた場所だった。

 中には土地勘が無ければ立ち寄ることが難しい場所もあるので、青葉はアニメのことを熟知していたのではないかといわれているようだ。

 その青葉は、火傷がひどく、皮膚移植などをして、何とか意識は戻ったと報じられているが、詳しい医師は、感染症のリスクがつきまとい、急変して命を落とすこともある状態だという。

 何とか回復させて、動機を白状させ、大罪を裁かなければ、亡くなった人たちも浮かばれない。

 吉本興業事件といってもよさそうだが、騒動は広がり、吉本興業の企業体質の問題に発展している。

 だが、新潮は、社説で吉本批判をする朝日新聞に向けて、「従軍慰安婦誤報」をした朝日が何を偉そうにと、逆切れする始末。

 古手の芸人・西川のりおに加藤浩次批判をさせ、島田紳助は「俺の出番は終わったわ」といい、惜しまれて引退した上岡龍太郎の昔の「芸人ちゅうもんはなんや言うたら、落ちこぼれ人間ですよ。社会のはみ出しもん。アウトロー。いわば暴力団と一緒ですから」という言葉を引用し、山口組の組員と兄弟杯を交わし、暴力、不祥事を重ねても、芸人として愛され、51歳で亡くなった横山やすしを懐かしむ。

 現代は、今回の騒動を利用して、吉本興業は、所属芸人たちのギャラを上げろと要求する動きを見せていると報じている。

 だが、安いから吉本興業のお笑い芸人を使っているのに、高くしたら製作費から足が出てしまうと、テレビ局側は飲まないようだ。

 それに今度の件で、株主である在京5社から、事実確認の申入書が送られたようで、吉本興業の芸人たちが使われなくなる恐れもあるという。

 吉本側は、宮迫だけを切り捨てて、難局を切り抜けようとしているようだが、やはり社長、それに大崎会長が何らかのけじめをつけない限り、テレビ局側も、世論も納得しないだろう。

 ここで一息。

「ふりむくな うしろには夢がない ディープインパクトがいなくなっても すべてのレースは終わるわけじゃない 人生という名の競馬場には 次のレースをまちかまえている百万頭の名もないディープインパクトの群れが 朝焼けの中で追い切りをしている地響きが聞こえてくる」

 1975年、ハイセイコーが引退した時、寺山修司がつくった「さらばハイセイコー」を、ディープインパクトに変えてみた。歴史的な名馬が7月30日早朝、17歳の若さで突然亡くなってしまった。寺山が生きていたらなんと歌うのだろう。

 武豊はディープの走りを「翼を広げて飛ぶがごとく」と評した。その名前のように「強烈な印象」を競馬ファンに残して旅立った。引退レースとなった有馬記念の夜、西船橋の居酒屋で芋焼酎のお湯割りを3杯呑んだ。ディープの単勝で儲けたささやかな祝杯だった。

 さて、7月27日に放送されたNHKスペシャル『半グレ 反社会勢力の実像』が話題だ。

 大阪ミナミを闊歩する「拳月(ケンムン)」と「テポドン」と名乗る半グレの若者が顔を出して、自分は半グレという意識はない、犯罪とは無関係だと主張する。

 あたかも「英雄」であるかのように取り上げているが、「拳月」は、K-1のリングにも上がったことがある元格闘家で、トラブルになった男に重傷を負わせるなど、複数の逮捕歴があるそうだ。

 半グレのシノギの中で一番多いのは、振り込め詐欺などの特殊詐欺だそうだ。暴排法にも引っかからず、逮捕され、集団が解散しても、また集まってグループを作る半グレは、警察にとっても厄介な存在のようである。

 そうした人間たちを、持ち上げ、組織拡大の片棒を担いだとすれば、Nスぺに問題ありだろう。

 だが、こうした危険な存在が世間にはあるのだと知らせることも必要だ。Nスぺのスタッフが、どこまでそのことを考えて、このドキュメンタリーを作ったのか、知りたいものである。

 ところで参議院選で話題を呼んだ「れいわ新選組」の山本太郎が引っ張りだこである。選挙中は泡沫候補扱いをしたワイドショーも掌返しである。

 新潮と文春も取り上げている。早ければ年内にあるといわれる解散総選挙だが、共産党や国民民主党もれいわが掲げる「消費税5%への引き下げ」で共闘してもいいといい出していると、新潮が報じている。

 新潮らしく、過去の山本の言動、福島の風評被害を煽るようなブログ、消費税はやめても社会福祉は十分にやるという根拠について疑問を呈してはいるが、山本が衆院選の台風の目になることは認めている。

 文春も同様だが、母親の乃布子について詳しい。父親を亡くし、母親の影響で環境保護活動に関心を持ったこと、脱原発運動を始めて芸能の仕事が激減したため、母親が持っていた3軒のマンションを売却したことを報じている。

 母親に電話インタビューして、13年に当時19歳の女性と結婚し、3カ月で離婚したことについて、「その後も運が悪いんですよ、太郎は。気が弱いから、言い寄られたら断れない。それで失敗しているんです」と語らせている。

 山本の政策の柱になっているのが、反緊縮を掲げる松尾匡立命館大教授だが、先日話を聞いた。彼の理論と、アメリカのサンダースなどが主張するMMTとの違いなどについてやりとりした。

 彼の主張する「大企業の優遇税制の撤廃、所得税の累進課税」を旗印に、新党をつくって衆院選挙に出馬しないのかと問うと、まんざらでもない返事が返ってきた。もはや政権批判しかしない立憲民主党など置き去りにされてしまうはずである。

 ところで「ワイン先生」と呼ばれているそうだ。文春が、7月のある猛暑日に、都内の公園で遊ぶ少女と、笑顔で手を振る初老の男の姿をカメラに収めた。

 この男は、狭き門で有名な「慶應幼稚舎」の教員で、少女と、横にいる母親は、幼稚舎に入りたい受験生と親だという。

 この先生、5年前から受験生への個人レッスンを行っていて、親から手土産と、5万から10万円程度の「お車代」をもらっているそうだ。

 しかも、合格、不合格にかかわらず、50万から100万円を親から受け取るというのである。

 ワインが好きで、ロマネ・コンティやシャトー・ラトゥールが好きだという。そういえば、ずいぶん長い間ラトゥールを飲んでないな(溜息)。

 不合格になった親からのタレこみであろう。カネで子どもを入れようなどと考える親も親だが、そんな親心に付け込んでカネを巻き上げる教師など下衆である。

 文春が携帯に電話をすると、本人はゴルフをやっているという。7月29日は月曜日だが、夏休みなのだろうな。どこのゴルフ場だろう?

 彼は、「受験指導ではなく、子育ての悩みを聞いているレベルです」ととぼけるが、金品は受け取っているのかと聞くと、「休みの日に出てきてくれたから『先生、お菓子持ってきましたよ』ってのはある」とうろたえたようだ。

 幼稚舎広報は、「現在事実関係を確認中」というが、彼だけではなく、こうした「内職」を密かにやっている先生は、他にもいるのではないか。幼稚舎入学にまつわる「不正情報」は何年かで必ず出てくる。

 この際、徹底的に調べて、不届きな連中は一掃するべきだと思う。

 ところで快挙は女性のほうは早かった。AIG全英女子オープンで、日本人として42年ぶりにメジャー大会制覇したのは渋野日向子(20)だ。

 スマイルを絶やさないプレーには、ギャラリーたちからも称賛された。最終日、スコアを落とし優勝に見放されたかと思う場面もあったが、よく盛り返した。

 松山は、このところ勝利からも見放され、メジャー制覇など夢のまた夢になりつつあるが、渋野の活躍で目が覚めるだろうか。

 吉本興業の騒動は、まだまだ先が見えない。フライデーは先週に続いて、宮迫博之と「ギャラ飲み&写真」の金塊強奪犯・野口和樹被告の証言を報じている。

 野口は、宮迫が真っ向から否定していることに対して、こう答えている。

「お互い酔った席のことですからね。私は言った言わないの水掛け論になると思っていましたよ」

 こちらのほうが大人の対応である。野口のような「半グレ」集団は、暴力装置としてはヤクザよりも上だという。「半グレの連中は、芸能界周辺のあらゆるところに入り込んでいますよ。依頼されればライバル会社の足を引っ張るような裏工作をすることもあると聞いています」(ジャーナリスト竹村明)

 だが、半グレの裏にヤクザがいるという構図は変わらないのではないか。ヤクザたちのやり方は巧妙になって来ていて、芸人やタレントたちは、使い勝手のいいコマなのではないのか。

 私はマツコ・デラックスというタレントがどうも好きになれない。細木数子のような風貌もあるが、マツコの持っている力以上に評価され過ぎていると思っている。

 その嫌な感じの根拠が、文春の特集でわかった。

 ジャニーズ事務所が、SMAP解散後、出ていった3人を使わないようにテレビ局に圧力をかけたという問題を、マツコにぶつけている。

 マツコはこういい放つ。

「それはさぁ、公正取引委員会が調べりゃ色々出てきますよ。だってテレビ局は使いたくないんだもん。SMAPだから使われていたわけで、SMAPじゃなくなった三人に魅力を感じますか」

 文春によれば、TOKYO MXの情報番組『5時に夢中!』は、解散後の17年10月24日に、稲垣吾郎を生出演させたそうだ。反響は大きく、MX側は稲垣を準レギュラーで起用しようと考えた。

 だが、この番組の顔であるマツコが「稲垣を出すなら降板する」と申し入れたというのだ。これこそ“圧力”ではないか。マツコはこう弁明する。

「一方的に私が妨害したみたいに書かないでよ。だって、稲垣吾郎が『5時に夢中!』に入って楽しいと思う? いち視聴者として冷静に見れば、旬かどうかわかるでしょう。あの三人は木村拓哉や中居正広とはパワーが違うのよ」

 何でも、マツコはかつてキムタク批判の急先鋒だったという。だが12年以降、事務所に急接近し、「高校時代の同級生でもある木村との共演も果たし」(文春)て、今ではキムタクの自宅へ招かれるほど親しいというのだ。

 事務所側が圧力をかける以上に、やってはいけない見苦しい依怙贔屓ではないか。私が感じていた、なんとなく嫌いというのは、これを読んで、はっきりマツコは嫌いだと確信に変わった。

 さて、今週も話題は吉本興業である。芸人話ではなく、吉本興業と政治の話である。ここに目をつけたのはさすが文春である。この記事に今週の第1位を進呈したい。

 吉本興業の芸人たちの闇営業問題は、この会社の前近代的な体質批判にまで広がっている。

 中でも朝日新聞が熱心で、7月31日の朝刊では、芸人養成所(NSC)の合宿に参加を希望する研修生たちに、「合宿中の負傷、これに基づいた後遺症、あるいは死亡した場合、その原因を問わず吉本興業に対する責任の一切は免除されるものとする」と記された誓約書に署名するよう求めていたことを報じた。

 吉本側は、担当者が代わったために修正前の規約を渡してしまったなどと釈明しているが、これまでの吉本騒動報道を見ている限り、納得する人間はほとんどいないだろう。

 今週の文春は、吉本のドンといわれる大崎洋会長が、政治家や官僚との付き合いを深め、ビジネスの幅を広げていることを報じている。

 財務省出身で民主党の衆院議員だった岸本周平は、吉本の経団連入りを仲介した。三重県知事だった北川正恭の元秘書は、現首相補佐官の衛藤晟一や菅官房長官を紹介。タレント・ヒロミの所属事務所の社長を介して萩生田光一官房副長官をというふうに、着々と政界人脈を築き上げていったという。

 もちろん、大阪の維新の会とは蜜月で、大阪万博では、ダウンタウンがアンバサダーとしてオファーされ、維新の選挙応援に吉本の芸人が行くことも珍しくない。

 そうした中で、3年前には盛山正仁法務副大臣がなんばグランド花月に、今年の7月には山下貴司法務相が吉本新喜劇に登場し、その前の4月には、G20への協力を求めるためと謳って、安倍首相が吉本新喜劇に出演した。6月上旬には、西川きよしが新喜劇のメンバーを連れて官邸を表敬訪問している。

 まさに“政商”といってもいいのではないか。官邸肝入りで2013年に設立された官民ファンド「クールジャパン機構」との122億円にも及ぶ巨額ビジネスにも入り込んだというのである。

 だが、経産省が所管するこの機構は、出資金693億円のうち政府出資金が586億円にもなるが、累積赤字が179億円にもなっていて、「今回の“闇営業問題”を受け、吉本の泉正隆専務は『一連の事業には既に吉本も多額の資金を投じている。今後、百億円(NTTと組んだ教育コンテンツ等を国内外に発信する事業に、機構から最大で百億円の出資が見込まれている=筆者注)が入って来なければ、支払いが滞ってしまう可能性がある』と危機感を口にしていました」(芸能プロ関係者)という。

 大崎ワンマン体制が大風呂敷を広げたはいいが、闇営業問題を始め、多くのほころびが目立つようになってきている。

 発端になった闇営業問題だが、フライデーが報じた宮迫博之と金塊強奪犯の野口和樹被告とのツーショット&ギャラ飲み疑惑を、宮迫は野口とは知らないで写真を撮らされただけだと弁明していた。

 だが野口がフライデーに、写真を撮った後、「一緒に乾杯してシャンパンを飲んだ」と証言したため、宮迫は沈黙してしまう。

 闇営業問題をきっかけに勃発した吉本のお家騒動は、日頃から吉本に不満を抱いていた芸人たちから批判が噴出し、加藤浩次のように、「今の体制が続くなら吉本を辞める」といい出す者も出てきた。

 こうした非主流派と、松本興行といわれるほど大崎と親しい松本人志、吉本とは少し距離を置く明石家さんま、暴力団との付き合いで芸能界を引退した島田紳助までが登場してきて、山口組分裂のような様相を呈してきているのである。(文中敬称略)

【巻末付録】

 ポストからいこう。袋とじ「Honey・Trap-某国大使館職員としてパーティに潜入、機密を奪え」。何だかわからんが、そそる女性であることは間違いない。「大場久美子、ハワイの休日-40年前に発売された伝説写真集が甦る!」

 後半は、袋とじ「キングダム動くヘアヌードの王国-最強セクシーDVDメーカーの美女6人」「あのAV女優は現在-AV黄金時代にもっとも輝いていたトップ女優たち」

袋とじ「週刊ポストが報じた お色気特集の50年」。そして毎度おなじみだが、今週もいいね。「なをん/神戸の女の話・美乃」「エスワンALLSTARSヘアヌードの饗宴-AV界の銀河系最強女子軍団」

 お次は現代。「寺島しのぶ、これが本物の色香-国民的女優が本誌初登場!」。残念ながら寺島はセクシーグラビア的ではない。

「女優という人生/多岐川裕美、俺たちの天使」

 後半は、「新進女優トリプル美乳ヌード-週刊現代しかできない『夢の競艶』渡辺万美、永岡怜子、藤崎里菜」。袋とじ「恥骨の研究-ヴァギナの善し悪しを決める」。これって考えすぎじゃないか。

 やっぱり「なをん」が女性も写真の迫力もピカイチ。ポストの勝ちだ。