今週の注目記事・第1位
「安倍を悩ませる母・洋子と妻・昭恵の『嫁姑戦争』」(「週刊現代」4/14号)
「安倍政権『暗黒支配』と昭恵夫人の嘘を暴く」(「週刊文春」4/5号)
「散り際の『安倍昭恵』」(「週刊新潮」4/5号)
同・第2位
「安倍官邸に牙剥く『女性特捜部長』」(「週刊ポスト」4/13号)
同・第3位
「安倍『死なばもろとも5月解散』に自民党が怯えている」(「週刊ポスト」4/13号)
同・第4位
「『石破茂』元幹事長が吼えた!『<安倍加憲案>は禍根を残す』」(「週刊新潮」4/5号)
同・第5位
「安倍親衛隊の恥ずかしすぎる素顔」(「週刊文春」4/5号)
同・第6位
「元たけし軍団Aが明かしたまるで『アウトレイジ』だった分裂抗争-事務所独立」(「フライデー」4/13号)
同・第7位「小室圭さんの電車通勤-SPが厳重警戒するけどもはや誰も気付かない」(「フライデー」4/13号)
同・第8位
「森友国会自民仕切り役石井議員が参院職員と『アーンして』不倫」(「週刊文春」4/5号)
同・第9位
「<米で初の死亡事故>770兆円市場に暗雲」(「週刊文春」4/5号)
同・第10位
「札束でオバマを招聘した教祖・深見東州の金脈人脈」(「週刊新潮」4/5号)
同・第11位
「國松長官狙撃事件の封印を解こう-刑事が渾身のノンフィクションを上梓」(「フライデー」4/13号)
同・第12位
「新消される年金をあなたが取り返す方法」(「週刊ポスト」4/13号)
同・第13位
「今なら治る『がん』まだ治らない『がん』」(「週刊現代」4/14号)
同・第14位
「ボルトン復活に恐怖せよ」(「ニューズウイーク日本版」4/3号)
同・第15位
「金正恩が習近平に漏らした『弱音』」(「週刊現代」4/14号)
同・第16位
「MAKIDAI、同棲中の恋人と結婚へ-20代銀座で働く女性」(「フライデー」4/13号)
同・第17位
「暴力団に用心棒代を暴露された『北島三郎』の『兄弟仁義』」(「週刊新潮」4/5号)
同・第18位
「女性と目が合っただけで“現行犯逮捕”!? 『触らない痴漢』検挙に要注意」(「週刊ポスト」4/13号)
同・第19
位「衝撃の新証拠!糖質制限で『老ける』『寿命が縮まる』」(「週刊新潮」4/5号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週も引き続き「安倍昭恵ウイーク」である。他に目新しい記事はないようだ。
このところ毎回いっているようで恐縮だが、現代とポストは、完全に高齢者・健康雑誌に衣替えしたようだ。
だが、まだ40代半ば(週刊現代の場合)の編集長に、高齢者の体調や知りたいことがわかるはずはない。
こうした雑誌にするなら、編集長も編集部員も全員60代にするべきである。高齢者は「若者」を経験してきているが、壮年・中年の人間は、高齢者が何を悩み、何に苦しんでいるかなど、切実に知るわけはないのだから。
講談社は61歳が定年だから、再雇用して、高齢者の、高齢者による、高齢者のための週刊誌をつくればいい。
早くしないと、他誌がやってしまうぞ。
新潮や文春は、両誌ともに左トップは「糖質制限で『老ける』『寿命が縮まる』」「定年後の安心マネー管理術」と、これも健康雑誌になった現代、ポストがやってきたことの焼き直しである。新潮の記事を紹介する。
「糖質摂取をカットすると、脳や筋肉の活動を維持するため、体内でケトン体という代謝物が生成される。ケトン体は脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解される形で生成されるため、体重減少に繋がる」(新潮)わけだが、このメカニズムそのものに老化を促進する要因があるのではないかと、指摘しているのが、愛知みずほ大学の佐藤学長で、ケトン体が多くなると血液が酸性に傾き、骨や筋肉など体全体の細胞を弱め、さび付かせることになるというのだ。
まあ、何事も過ぎるというのはいけないということのようだ。
満員電車の中で、隣にいる女性の腕にうっかり触ろうでもしたなら、「痴漢ですよ」と騒がれ、サラリーマン人生を暗転させること間違いない。
触らなかったことを「証明」するぐらい難しいことはない。
だが、ポストによると、これからは、触ったかどうかではなく、女性側が不快に思ったかどうかで、痴漢容疑をかけられ、検挙されることもあり得るというのである。
そんなバカな! そう思うが、東京や大阪の迷惑防止条例は、「卑猥な言動」も禁止されているから、あり得ないことではないそうだ。
満員電車では、両手を上にあげて、目を瞑っていなければいけないようだ。いやはや……。
北島三郎が、ある裁判の中で、元暴力団幹部との長年の交際が暴露されてしまったと、新潮が報じているが、今さらではないか。
新潮は、このことで、馬主登録審査基準の「暴力団、暴力団員と親交がある認められる者、または過去に親交があったと認められる者」は、登録を取り消されることがあるから、キタサンブラックなどの名馬を所有している北島が、馬主でいられなくなるのではないかと、いらぬおせっかいをしている。
馬主の実態は、暴力団員でも、女房の名義にしたりして、馬主席にデーンと座っている人間もいるといわれているのだ。
北島と暴力団員との付き合いは「天下御免」で、多くが知っていることである。そのために馬主を完全排除していたら、馬主の成り手がいなくなってしまう。必要悪とでもいうのだろうか。
次はフライデーから。「EXILE」のMAKIDAIという42歳のモテ男が、腰まであるロングヘアが特徴的な安田美沙子似の美女と同棲していて、結婚するようだと報じている。
MAKIDAIは3月末をもって7年続いた『ZIP!』(日本テレビ系)の火曜パーソナリティを卒業して、今後はアメリカを拠点にDJユニット「PKCZ」の一員として活動することになったそうだ。
彼女も一緒に渡米して、サポートするといわれているそうである。MAKIDAIの所属事務所も、「しっかりと、良いお付き合いをさせていただいております!」と答えているから、ゴールインは近いのだろう。
ところで証人喚問を終えてハイヤーに乗り込んだ佐川宣寿氏をフライデーが追いかけた。首都高速を爆走して、一周したかと思えば、再び国会前に戻った。
その後、港区のホテルへ入って行ったという。これから佐川氏はどう動くのだろうか。フライデーよ、しっかり見張ってくれ。
3月29日の夕方、静岡県立大学グローバル地域センターがやっている社会人教育のセミナーにいってきた。
週刊現代時代の仲間である軍事評論家・小川和久氏に頼まれて年に1回やっている。今回は「週刊誌の不倫・皇室報道」について1時間半ほど話をした。
不倫報道に対する世間の受け止め方が、少し変わってきた。小室哲哉と女性看護士との不倫を文春が報じ、それに対してTwitterで「クソ文春」などと口汚く罵るなど、批判が巻き起こった背景について語った。
いま一つは、秋篠宮眞子さんと小室圭さんの婚約が延期されたきっかけになった、圭さんの母親の元婚約者の品格を疑うような言質を、裏も取らずにそのまま垂れ流す週刊誌のやり方はおかしい。美智子妃バッシングを週刊誌が続けて、彼女が失語症になってしまったときの二の舞、最悪は中央公論社の社長の家人が殺傷された「風流夢譚事件」になるかもしれないと危惧している、と話した。
100人ぐらいの聴衆のほとんどは高齢者である。話し終わり、質疑応答に入って、少し驚いた質問が出た。紳士然とした人物が、「週刊誌は報道するときに中立公正ということを考えないのか」と聞いてきたのだ。
今時、新聞だって中立公正など建前にすぎない空念仏のようなもので、ましてや週刊誌などは、私も含めて、そんなことを考えたことはない。だが、地方都市といっては失礼だが、東京から離れた所に住んでいる人の中には、ジャーナリズムは中立公正であるべきだと考えている人がいるのだと、妙に感心したものだった。
現代で、近藤大介編集次長が、金正恩が習近平主席と会って、弱音を漏らしたとレポートしている。
突然の訪問で、金正恩の意図がどこにあるのか、新聞なども真意を測りかねているが、近藤氏は、中国が独自にしている経済制裁を解除してほしい、トランプ大統領を説得して、国連の経済制裁も解除してほしい、来月から種まきの時節なので、化学肥料の援助をしてほしいと、弱音を吐き、懇願したのではないかと推測している。
近藤氏は、これから画策しているのは、プーチンロシア大統領との早期の首脳会談だという。
習近平とプーチンを後ろ盾にして、トランプと会談しようというのは、金正恩の弱音からか、それとも別の思惑があるのか。
じっくり見極める必要があること、いうまでもない。
だが、事はそう簡単にはいくまい。トランプは金正恩からの申し入れを即断したが、彼に、金と会ってどんな話をするのかについてのビジョンも戦略も定まっていない。
それに、トランプの周りにはウルトラタカ派ばかりが集まり、中でも国家安全保障を担当する大統領補佐官のジョン・ボルトン元国連大使に「恐怖せよ」とニューズウイーク日本版が警鐘乱打している。
その前に、マクマスターを解任して後任に指名したマイク・ポンペオCIA長官もタカ派だが、それを凌ぐというのである。
「ボルトンは北朝鮮への先制攻撃、イランとの核合意の破棄とイラン爆撃を繰り返して主張してきた。共和党内のより伝統的なタカ派は『力による平和』をモットーとするが、ボルトンの場合は『戦争による体制転換』が信条。アメリカの敵は壊滅すべし、と考えている」(ニューズ)
彼にはネオコンの一部に認められる倫理的な情熱もない。何しろ、ブッシュ政権で国連大使に指名されたが、ボルトンは国連の存在自体を否定し、国際法という概念にも反対し、国際法の正当性をわずかでも認めることは大きな過ちだと公言していたという。
ボルトンの任務は、各省トップたちと外交、軍事政策のさまざまな選択肢を話し合い、それぞれの違いを熟考し、大統領に提案することだが、「ボルトンはその仕事に全くもって向いていない」(同)。
ボルトンはトランプの邪悪な側面を刺激して北朝鮮やイランへの威嚇や脅しを現実のものにするのではないか、というのだ。
ボルトンとポンペオが指名承認を待っている間に、「トランプは実に『トランプらしく』なりつつある。それが意味するところを考えれば、恐怖と不安に襲われるのは当然だろう」(同)。
4月に安倍首相はトランプと首脳会談をする予定らしいが、以前のトランプとは全く違っているかもしれないのだ。
健康雑誌・現代は、このところの医学の進歩で、5年生存率が伸びてきていると特集している。
確かに、検査技術の進歩と、特効薬が続々出てきたため、肺がんや前立腺がんなどは、かなりよくなってきてはいるが、口腔・咽頭がんなどは、ステージIVでわかっても、16.5%→12.6%へと短くなっているし、肝・肝内胆管も4.0%→3.5%、すい臓がんは伸びたといっても、1.1%→1.3%と、まだまだ厳しい数字である。
ところで閑話休題。第24回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の受賞作が決まった。
毎日新聞(3月29日付)によると、大賞に「『豊田真由子』その女代議士、凶暴につき 及び豊田真由子衆院議員に関する一連の報道」(「週刊新潮」6月29日号)と「眞子さま嫁ぎ先の“義母”が抱える400万円超の“借金トラブル”」(「週刊女性」12月26日号)が選ばれた。
スクープ賞は「被害女性が告発!『警視庁刑事部長』が握り潰した『安倍総理』ベッタリ記者の『準強姦(ごうかん)逮捕状』及び山口敬之元TBS記者に関する一連の報道」(「週刊新潮」5月18日号)、「自死した夫の弟が衝撃の告白 上原多香子『致命的な破倫の果てに』」(「女性セブン」8月24日・31日号)、「山尾志桜里 イケメン弁護士と『お泊まり禁断愛』」(「週刊文春」9月14日号)。
話題賞は「一連の加計問題追及」(筆者・森功「文芸春秋」5、7、8、9月号)、作品賞は「小池百合子研究 父の業を背負いて」(筆者・石井妙子「新潮45」1月号)、「一発屋芸人列伝」(筆者・髭男爵山田ルイ53世「新潮45」1~12月号)。
写真賞は「嵐・櫻井翔と『恋人』テレ朝女子アナ・小川彩佳 熱愛追跡11日間の全写真」(「週刊ポスト」3月10日号)、「元SPEED『今井絵理子参議院議員』の略奪不倫及び橋本健神戸市議に関する一連の報道」(「週刊新潮」8月3日号)。
この賞は、編集者の有志たちによって運営されている賞で、今年は113人が投票したそうだ。
この中に週刊現代もフライデーも入っていないのは、寂しいことである。
私は、自分の年金がどれぐらいあるのかを知らない。カミさんがすべてを管理しているからだが、悪名高い日本年金機構は、今度は、「約130万人の年金が不当に削られていて」、それをこっそりHPにアップしていたと、ポストが報じている。
毎年8月から9月上旬にかけて、年金受給者に送られてくる「扶養親族等申告書」を書き間違える人が多く、2月分の年金に過少支給が大量に発生したのだ。
この書き方は難解で、高齢者では理解できなくなっているという。ポストによれば、意図的にやったのではないかと難じている。
これだけではなく、安倍首相第二次政権以降、年金を削ることには熱心だが、年金受給者の悲鳴には安倍は冷淡である。
ポストには、詳しい書き方が載っているから、お困りの方は、買って読むといい。
フライデーは、警察庁長官だった國松孝次氏を狙撃した犯人を追いかけていた捜査一課の元刑事、原雄一氏が、捜査の内幕を描いた話題の本『宿命 捜査一課元刑事の23年』(講談社)を紹介し、原氏のインタビューを掲載している。
この事件はオウム真理教の犯行だと、ずっといわれてきたが、彼は、テロリスト・中村泰こそが犯人だと確信しているという。
中村は、武蔵野市の警察官殺害や名古屋の現金輸送車襲撃など、数々の犯行を重ねてきた。
原氏は、清瀬市で起きた警察官殺害事件を端緒に彼を調べ上げ、取り調べの中で「自分が狙撃事件の犯人だ」という自供まで引き出しているのだ。
だが、中村は逮捕されなかった。
「ハナからこの一件がオウムの犯行だと決め、それ以外の可能性を潰してしまった警察庁公安部の判断が原因です。(原氏は刑事部に所属。長官狙撃事件は公安部が捜査を主導していた)」
朝日新聞阪神支局襲撃事件でも、刑事と公安の仲の悪さが、捜査の障害になったと、元朝日新聞記者の樋田毅氏が『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』(岩波書店)の中で書いているが、そんな縄張り争いで、真犯人を取り逃がしたとしたら、どう責任を取るのか。
ところで、先日オバマ前大統領が日本に来ていて、安倍首相と「すきやばし次郎」で昼を一緒にしているところがテレビで流れた。
どうしてオバマがいま? そう思ったが、新潮によると、宗教法人「ワールドメイト」の深見東州教祖が金主だという。
「世界オピニオン・リーダーズ・サミット」と称されたイベントに出席し、大統領時代の思い出や退任後の生活を語ったという。
1時間ほど話して、新潮によると、彼のギャラは40万ドルだそうである。これは大統領の1年間の報酬と同じだという。
ここは、ブレア元英国首相やクリントン元米国大統領などをゲストに招いているそうだ。
深見という人物、あまり評判はよくないが、信者から集める会費やお布施は年間110億円にもなるそうだ。いつの時代も、正直に生きている者がバカを見る。それにしても、オバマともあろうものが、カネに困っているわけでもないだろうに、なぜ来たのだろう。
さて、夢の自動運転車がもうすぐ世界中を走り回ることになるかのように、各メディアで報じられているが、3月18日、夜10時ごろ、アリゾナ州テンピで、米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーの自動運転車が、歩道のない場所を横断しようとしていた女性にぶつかり、死亡させる事故が起きた。
時速は65キロで、クルマは減速しなかったのだ。
夜間で、自転車を押していた女性を人間と判別できなかったか、カメラの視認性が低かった可能性もあるという。
ウーバー社の技術に問題があるのではと指摘した新聞もある。この重大事故によって、自動運転車の安全性への疑問が起きて、事故の原因が何だったのかが解明されるまでは、しばらくこの技術は停滞するかもしれないと、文春が報じている。
次も文春。参院予算委員会の筆頭理事として「森友国会」を仕切っている石井準一参議院議員が、「参議院事務職のA子さんと不倫関係にある」(自民党関係者)ことを察知した文春は、2人が食事をした後、ホテルへ入って行くところをバッチリ捉えている。
親分が、野党の攻撃にたじたじとしているというのに、子分どもは、そんなこと知ったことじゃねぇと勝手放題のようである。
さて、眞子さんとの婚約が延期になった小室圭さんだが、今も屈強なSPが1人ついて、都内の弁護士事務所の行き帰り、ずっと一緒だそうだ。
フライデーは、圭さんが出勤するときにぴったり張り付き、行動を見ていたが、マスクをしたり、メガネをかけたりしているわけでもないのに、周囲の人間は彼の存在にまったく気づかなかったそうだ。
以前より元気がなくなったようで、満員電車の中では、携帯を取り出すわけでも、読書をするわけでもなく、「一点を見つめたまま、無表情で電車に揺られている」(フライデー)。
ビートたけしの事務所からの独立問題が騒ぎになっているが、フライデーによれば、なんで飛び出したのかといえば、「ズバリ、カネと裏切りです」と元たけし軍団のメンバーA氏がいっている。
たけしは、テレビやCM、映画などで年間20億円近く稼いでいるというが、それなのに「オフィス北野」は赤字だったそうだ。
そこでたけしは、「社員と芸人の収入の資料を出せ」と迫ったという。するとマネジャーは新人でも年収500万円。2~3年で800万円になり、10年を越えれば1,000万円。主任ともなると2,300万円で、森昌行社長に至っては1億円近いというので、たけし殿様はビックリ。
それなのに井手らっきょの年収は100万円くらい。井手がかわいそうじゃねぇかと殿が切れたそうだ。
たけしがいなくなれば、事務所はやっていけない。社員とは契約を結び直して、新たに提示された月給は15万円だったそうで、社員は続々と退社しているそうだ。
独立したたけしは、レギュラー番組はすべて継続、映画も撮っていくそうだ。
エンゼルスの大谷翔平が開幕第1戦で、見事なバットさばきを見せたが、第4戦では、ピッチャーとしてマウンドに上がった。
やはりこの男、タダものではない。ホームランは打たれたものの、6回3安打3失点で初勝利を手にした。
92球で6三振1四球。最速は100マイル(約161キロ)。大谷なら、ベーブ・ルースがつくった1915年の記録、投手として18勝8敗、防御率2.44。打者として打率.315、4本塁打、20打点を超えるかもしれないと夢を抱かせてくれる。
このところ、安倍親衛隊の連中の評判が極めて悪い。
和田政宗参院議員が太田充理財局長に「安倍政権を貶めるために意図的に変な答弁をしているのか」と詰問して批判されたり、前川喜平前文科省事務次官を呼んだ学校に対して、文科省に調査しろと命じた赤池誠章参院議員、池田佳隆衆院議員など、恥ずかしすぎる言動が多くみられるが、結局は、安倍首相の考えを忖度して、引き上げてもらおうとしているので、「親衛隊の跳梁跋扈は安倍首相自身が生み出している」(政治部デスク)のだと批判している。
新潮誌上では、安倍のライバル一番手である石破茂元幹事長が、安倍のいっている「憲法九条の加憲案」は禍根を残すと批判している。
彼がいうのは、憲法九条2項を残したままでは、日本の抑止力は1ミリも向上しないのに、「安倍総裁は、『今回の“加憲案”なら今までと何も変わりません』と言って国民を安心させようとしています。でも、私は逆に『何も変わらなくていいんですか』と聞きたい。何も変わらないのなら、どうしてそんなに急いで改憲する必要があるのか」と難じている。
メディアと世論に追い詰められている安倍首相だが、なんとかこの窮地から抜け出し、岸信介おじいちゃんの悲願だった、憲法改正をやるために三選を成し遂げようと、5月に解散・総選挙へ打って出るのではないかと、ポストが報じている。
そんなバカなこととは思うが、普通の神経ではない安倍のことだから、まったくあり得ない話ではないのだろう。
退陣に追い込むためには、安倍昭恵の証人喚問を、野党だけではなく、自民党の中からも声を上げていく必要がある。
それができなければ、この男、佐川の証人喚問が終わった後、いけしゃあしゃあと「あとは国民の皆様が判断することだ」といい放ったように、外国へ逃げてしばらく戻らず、ほとぼりの冷めるのを待つ気なのかもしれない。
佐川の証人喚問で、安倍官邸の指示で文書が書き換えられた可能性が明確になってきたが、大阪地検特捜部の動きがどうなるのか気になる。
ポストによれば、その指揮を執るのは、酒豪としても知られ、初の女性特捜部長になった山本真千子氏だという。
独身で化粧気はなく、赤ちょうちんで呑むのが好きな女性検事で、文書改ざん事件をどう解明していくのか気になるが、そこへ、さらなる援軍が来たというのである。
リニア事件捜査が一段落した東京地検特捜部が、大阪地検特捜部と合同で、財務省本省へ強制捜査に入るという情報が流れているというのだ。
さらに、財務省サイドから、「文書改竄にあたって、官邸と財務省本省の間で書き換えと文面の調整が行われていた。窓口となったのは双方の中堅キャリアだった」という不穏な情報が流れ出したという。
山本特捜部長が、この事件を解明してくれれば、「女性活躍社会」を提唱している安倍首相の期待にも答えることになる。
頑張っていただこうじゃないか。
さて、佐川宣寿前財務省理財局長の証人喚問をテレビで見ていてこう考えた。
なんの根拠も示さず、安倍首相、昭恵夫人の関与はなかったといい切るまでには、官邸と佐川氏との間で、激しやり取りがあったに違いないと。
佐川氏は、安倍親衛隊の一人である丸川珠代議員の「安倍首相や昭恵夫人の関与はなかったのですね」という問いかけに、反射的に「ございませんでした」と答えることで、早々に「佐川は全力で2人を守るつもりだ」というイメージをつくりあげた。
このひと言は、佐川の残りの人生を安倍たちが保証することと引き換えだったに違いない。彼は、安倍に対して「口約束ではなく、一筆書いてくれ」と要求したのではないか。
官僚として歩んできた彼の人生を自らが否定し、人間としてもそしりを免れない発言をするからには、それぐらいの取引はあったはずだと、佐川氏の表情や目の動き、答弁の仕方を見ていてそう思った。
これで禊は済んだとしたかった安倍首相だが、次の日の各紙の論調は「問題の深さをいっそう印象づけた」(朝日新聞)「佐川氏の不自然な証言がむしろ疑念を深めた」(毎日新聞)「改ざんなどの指示の有無や背景など核心部分の究明にはつながらなかった」(読売新聞)という見方が大勢だった。
今週の週刊誌も、ややヒステリックではないかと思えるほど、安倍昭恵に対する雑言が並んでいる。
「安倍政権『暗黒支配』と昭恵夫人の嘘を暴く」(週刊文春)「安倍昭恵を引きずり出せ!」(アサヒ芸能)「散り際の『安倍昭恵』」(週刊新潮)「安倍を悩ませる母・洋子と妻・昭恵の『嫁姑戦争』」(週刊現代)。
これらをまとめて第1位にした。だが、新しい事実や昭恵の仮面を剥ぎ取るような内容ではないのが残念だが。
新潮は、安倍家のゴッドマザー・洋子さんが、昭恵が居酒屋「UZU」を開店するときに、「離婚させられないか」と、安倍家と親交のある濱岡博司元山口新聞東京支局長にいったと書いている。また、森友学園問題が露見した昨年2月には、「ずっと我慢してきたものの、痺れを切らした洋子さんが昭恵ちゃんを直接、叱りつけたんです。“あなたのことで晋三が総理の座を追われるようなことがあったら、私は絶対あなたを許しません”と。(中略)以来、昭恵ちゃんは今まで以上に家に寄りつかなくなったそうです」(濱岡氏)。
晋三・昭恵の馴れ初めやアッキーの飲みっぷりの「酔狂伝説」、反原発の活動家や元暴力団、大麻犯罪者との交友、スピリチュアル好きなどを挙げて、「もはやファーストレディならぬワーストレディと呼んでも差し支えあるまい」としている。
文春は、昭恵の居酒屋を巡って訴訟沙汰のトラブルが起こっていることや、一時彼女が入れあげていた反原発活動家の飯田哲也氏に「彼女の根っこにあるのは無責任ということ。(反原発の活動も)あまり深く考えずにやっていたのでしょう。森友問題と同じです」といわせている。
また、佐川氏の国会での事実と異なる答弁は、政策秘書官や財務省出身の事務秘書官とすり合わせているはずで、その過程で決算文書の改ざんが行われていたはず。そのキーマンが安倍の政務秘書官を務める経産省出身の今井直哉氏だと見ている。
証人喚問では、今井氏と「森友問題で話をしたことはない」としていたが、今井と佐川は82年入省の同期で、佐川は通産省の同期会にもよく出席していて、2人は親しい間柄だと経産省OBが話している。
現代には、3月29日朝、東京・渋谷区の「富ヶ谷ハイム」301号室で、安倍と89歳になる母の洋子が、2人だけで朝食をとるシーンが出てくる。
階下の201号室には、昭恵の姿はない。都内のホテルに宿泊しているという。
佐川喚問が始まる10日前、洋子が安倍にこういったという。
「テレビで昭恵さんが愛知で講演している様子をやってましたよ。なんでやめさせられなかったんですか! あなたの足を引っ張っているだけじゃないですか!」
あまりの剣幕に、安倍は俯くしかなかったという。
このように、昭恵は安倍の手に負えなくなっているようだ。
30%台前半まで落ち込んだ内閣支持率が、佐川喚問後にさらに落ち込めば、昭恵喚問よりも先に安倍政権が崩壊する。そうなれば後々まで「アッキード事件」として語り継がれることになるだろう。
【巻末付録】
このところ文春の誌面に「やつれ」が見える。編集長や編集者たちの熱気が誌面から立ち上って来ないのだ。
次号で、新谷学編集長が交代しても、私は驚かない。何かが文春内部で起きている。
同じように、現代とポストのSEXYグラビアも、おざなり感がプンプン匂う。
現代は「新進女優 大谷麻衣×篠山紀信 ヴァージン・ヌード」「高木里代子 慶大卒 美人ピアニスト『手ブラ』でセッション!」。
袋とじは「春マン開! 『得した気になる』ヌード」。これを見て得した気になる読者がいるのだろうか。これで430円は高いんじゃない?
ポストは、「性の新潮流レポート 緊縛の世界」「眼福グラビア 純白の奇跡 男が憧れる清純美女の三角地帯」。
袋とじは「全裸美女と巡る全国 ゴージャスラブホテル」。この中では、やはり緊縛かな。着物姿の女性が後ろ手に縛られている姿に、やはり男は弱いもの。
何度もいうが、もはやエロやSEXYグラビアで部数を稼ぐ時代ではない。同じカネを使うなら、エロでなくていいから、もっと斬新なアイデアを出して、あっといわせてもらいたいものだ。
大いなるマンネリと惰性だけでやっているグラビアとは早くおさらばしたほうがいい。
というわけで今週も引き分け。
(文=元木昌彦)