今週の注目記事・第1位
「インディ王者『佐藤琢磨』のドリフト不倫」(「週刊新潮」11/23号)
同・第2位
「東京23区『健康格差』地帯を歩く」(「週刊現代」12/2号)
同・第3位
「貴ノ岩、雲隠れ姿撮った!『疑惑の診断書』」(「FLASH」12/5号)
同・第4位
「貴乃花が許せなかったモンゴル派閥『血の結束』」(「週刊現代」12/2号)
「日馬富士『殴打事件』」(「週刊文春」11/23号)
「日馬富士『ビール瓶殴打事件』と貴乃花VS.伊勢ヶ濱の『遺恨』」(「週刊ポスト」12/1号)
同・第5位
「『反安倍』の口撃を始めた荒ぶる小皇帝『小泉進次郎』」(「週刊新潮」11/23号)
同・第6位
「監督が出演女優と『ご休憩190分』板尾創路『火花』不倫」(「FLASH」12/5号)
同・第7位
「白石隆浩は遺体損壊をスマホで撮影していた」(「週刊文春」11/23号)
同・第8位
「安倍官邸“補佐官”医師のセクハラを被害女性が告発」(「週刊文春」11/23号)
同・第9位
「西内まりや事務所所長ビンタ事件」(「週刊文春」11/23号)
同・第10位
「山尾志桜里急展開」(「週刊文春」11/23号)
同・第11位
「山口組新報マル暴川柳」(「週刊ポスト」12/1号)
同・第12位
「病気と遺伝のタブーに踏み込む」(「週刊ポスト」12/1号)
同・第13位
「好調日本株『暴落のサイン』」(「週刊ポスト」12/1号)
同・第14位
「兜町で話題の『予言レポート』入手」(「週刊現代」12/2号)
「マネックス証券『松本大』が説き明かした『日経平均3万円』のインパクト」(「週刊新潮」11/23号)
同・第15位
「女の怨讐『ジャニーズ事務所』VS.『元マネージャー』」(「週刊新潮」11/23号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は、不倫についたタイトルが面白かった。新潮の「ドリフト不倫」とFLASHの「火花不倫」。
これだけ毎週不倫があると、どう差別化するか編集長は頭を悩ますはずだ。まだまだつけようはある。そう思わせてくれた。
まずは新潮から。ジャニーズ事務所を離れた3人が、インターネットテレビの「AbemaTV」の72時間テレビに出たことが話題になっている。
3日間の累計視聴者数数が7,400万だったという。これを仕掛けたのは、やはりジャニーズ事務所を追い払われた飯島三智元マネジャーで、極秘裏に行われたため、ジャニーズ事務所側も、出資しているテレ朝も、発表されるまで知らなかったと、新潮が報じている。
これは飯島の古巣に対する意趣返しで、その象徴が、ジャニーズがSMAPとの共演をNGにしてきた元メンバーの森且行を番組に出したことだという。この飯島とジャニーズの「戦争」は、どんな広がりを見せるのだろう。
現代が、兜町で話題の予言レポートを入手したことを「スクープ」と謳って巻頭でやっているが、これは新潮ですでにやっているのだから、二番煎じと謳うべきであろう。
新潮のほうを紹介する。マネックス証券の松本大社長が記者会見して、「2019年3月末までに日経平均株価が3万円に達する」とぶち上げた。
その根拠は、選挙で自民党が大勝したから、黒田日銀総裁の続投か、替わってもその路線を引き継ぐ。年金積立金の半分が株で運用されているから、株価の上昇は必須。国民みんなが「株価が高いことはいいことだ」と思うようになる等々だ。
しかし、素朴な疑問だが、株でメシを食っている株屋のトップが、株が上がるというのを真に受けていいのだろうか。予測が失敗したら、どう責任を取るのだろう。
競馬の予想屋だって、たびたび当たらなければ人は来なくなって、競馬場からいなくなる。松本という御仁は、予想が当たらなければ全財産を養護施設へでも寄付するのだろうか。腹でも掻っ捌いて果てるのだろうか。そうした覚悟を見せてもらわなければ、信用する気にはなれない。
今週は現代が値上がりに積極的だが、今までとは反対に、ポストは弱気である。
「永遠に右肩上がりの相場はない。『引き際』はいつなのか」とリードに書いている。
このように週替わりで、強気と弱気が交互するのでは、読者は混乱するばかりだと思うのだが。
「暴落は米国から起きる」「カギは外国人投資家たちの『売り』」「黒田退任なら『売り』」「来夏までに内閣『不支持率上昇』なら暴落」。先ほどもいったが、値上がりの前提が崩れれば、当然ながら株は値下がりする。
何度もいうが、不安材料の最大のものは「安倍首相」なのだ。口から出まかせのご都合主義なやりかたは、早晩、国民から見限られるに違いない。
後で触れるが、自民党内からも、小泉進次郎をはじめ、安倍批判をする者が続々と出てきている。
北朝鮮も、中国の特使を受け入れ、日本の頭越しに米朝会談が行われるかもしれない。国難だから解散という前提が崩れ、安倍は世界の中で唯一の孤児になる。
トランプなんぞを信用して、取り入ったのがバカだったという批判が大波のように押し寄せ、安倍政権は崩壊するに違いない、と思う。
お次はポストの、病気は遺伝するかという特集。
がんは遺伝するか? ハゲは? 生活習慣病は?
がんは、親から受け継ぐ遺伝要因は5%程度だという。だが、がんの5%を占める「遺伝性大腸がん」は、遺伝子を受け継いでいると80歳までに82%が大腸がんに罹るという。乳がんや前立腺がんも遺伝性が強いという。
逆に、肺がん、胃がん、肝がんは遺伝リスクが少ないそうだ。
また死因の上位を占める脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)や心筋梗塞は、親が脳卒中になった家庭では、その子供も発症する確率は高くなるという。
その他、遺伝との関係が高いのは、緑内障、認知症、不眠症、虫歯などがあるそうだ。
高血圧、糖尿病も遺伝するといわれるそうである。
今は数万円で簡単に遺伝子検査が受けられる。そんなことは知りたくないと思うか、自分の遺伝子を知って対策を若いうちからとるか、選択する時代になることは間違いない。
さあ、貴方ならどうする?
11位は、山口組の機関紙『山口組新報』に掲載された、組員たちの川柳。意外に自虐的なものが多い。
「指一本 スマホと俺をつかう妻」
「俺は内 豆を撒きたい鬼嫁に」
「正月は 子供見るたび財布泣く」
「加齢です 医師の所見の的確さ」
「酒飲んで 出るのは愚痴と腹ばかり」
「深刻は 情報漏れより尿の漏れ」
ヤクザも人の子、我々と変わらない。悩みは妻と高齢化だ。
さて、不倫疑惑を報道された山尾志桜里議員の、当選後の行動は不可解というしかない。
不倫相手といわれる倉持麟太郎弁護士を、山尾は「政策顧問」として起用することを発表した。これに対して「今回、早すぎる行動をしたのはどうなのかねという思いがある」と反発した地元の後援会長が辞任したのである。
神奈川新聞(11月7日付)のインタビューの中で山尾は、文春をはじめとしたマスコミに対して「むき出しの好奇心になど屈しない」と語っている。
その心意気を私は買うが、倉持をそばに置くことで、メディアのむき出しの好奇心に火をつけることになったのは感心しない。
今回文春は、倉持弁護士の奥さんの母親にインタビューしている。聞けば奥さんは脳梗塞で療養中だという。彼女は文春に対して、「まだ定期的な検査が続いている状態なので体が心配で。もう仕事が出来ないかもしれないですし、精神的にも思い悩むこともあるでしょうから、本当に心配なんです」。
今回のことはマスコミを通じて知るだけだという。倉持の方から今後のことについての相談はあるのかと聞くと、「いまは大変な状況なので、何事も(進まない)みたいな状況ではあります。私の気持ちとしては、娘の命さえ無事であればと思っています」。
私の友人のフリーライターは、妻子と離婚した直後に、脳梗塞で倒れてしまった。二度目だったから、術後は思わしくないが、この病気にはストレスが一番いけないのだ。
今のような状態は病床の妻へ強いストレスを与え続けていることになる。そのことを、倉持はもちろん、山尾も考え、分別のある行動をとるべきではないのか。
さて、西内まりや(23)という女優がいるそうだ。その西内が、「もう我慢できない!」と、所属事務所へ飛び込んで、ライジングプロ関連会社の社長である春日隆にビンタを食らわせたという。
西内は、ファッション誌のカリスマで、日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞している。
今年はフジテレビの月9枠で連ドラ主演を果たしたそうだ。視聴率はさんざんだったそうだが。
彼女は去年暮れあたりから過呼吸状態になることがあり、主演ドラマの撮影中にも体調不良を理由に、撮影をストップしたことが何度かあったという。
事務所側は、彼女を心配して8月には彼女の希望通り、米国留学を許可し、その間も毎月200万の給料を払っていたそうだ。
このゴタゴタの結果、ライジング側は、来年4月以降の契約更新をしない旨を、西内側に通告したそうである。
どちらがどうだというつもりはない。西内は、芸能界で働くには神経が繊細過ぎたのではないか。
これを機に、結婚、引退したほうがいいと思うのだが。
またまたセクハラ“事件”である。宮田俊男(42)という、「みいクリニック」院長で、安倍官邸で非常勤の補佐官を務めたこともある人物だそうだ。
そこで働いていたA子は、宮田から「僕の師匠みたいな先生と飲むから、来ないか」と誘われ、友人のB子を誘って新宿にあるレストランで食事をしたそうだ。
その後、バーを2件はしごし、その先生が帰るのを見送り、また別の店で飲んだが、宮田が、さっきの個室のある店へ戻りたいというので3軒目の店へ戻ったという。
A子もB子もそこで酔っぱらって眠ってしまう。すると、宮田がA子の胸を触り、B子の下着の中にも手を入れてきたそうだ。
2人は、宮田が会計している間に逃げ出した。
その日の晩、宮田から「申し訳なかったです」というSNSが来たそうだが、返信してはいないという。
その後、A子はクリニックを辞め、弁護士を通して慰謝料や謝罪を求める内容証明を出したが、なしのつぶてだそうだ。
宮田は文春の電話取材に、「まったく事実無根」だと答えている。その場には師匠と慕う先生もいたし、彼女は「重度の精神疾患を抱え、薬も飲んでいる」とも話している。
彼女のほうは疾患のことを否定し、店の店員も、店に戻ってきたときは3人だったと証言している。
2人は、11月9日、裁判所に民事訴訟の訴状を出したという。
たしかに、朝方まで深酒していたというのは、やり過ぎだと思うが、ここまで2人を怒らせたのは、単なる触っただけとは思えない。
相当なことまでされたのではないのか。そう思わざるを得ないのだが、さて宮田院長はどうなさるおつもりか。
元TBSワシントン支局長のように、官邸に泣きついて、もみ消してもらうつもりなのだろうか。
9人の人間を殺し、遺体を損壊した白石隆浩容疑者は、取り調べに対して饒舌のようだ。
文春によると、浴室に横たわる遺体に手をかけ、解体していく一部始終を自分のスマホで撮影していたという。
「この事件は、金銭目的という単純な犯行動機では到底説明がつかない。その画像の多くは、まるで“戦利品”のようで、捜査が進むにつれ“快楽殺人”という側面が見えてきたのです」(捜査関係者)
この事件を追っている知り合いの新聞記者に聞いたら、白石は被害者が亡くなる前か後かはわからないが、「犯している」そうである。
1人目の女性を殺害後、白石は「死体の解体」「腐敗臭の抑え方」というキーワードや、「死姦」「死体を食べる」という言葉で検索していたそうだ。
この事件の全容が明らかになるのは、まだまだ時間がかかりそうである。
文春は、この事件では被害者の顔写真や実名が報じられているが、それについての賛否をメルマガ読者にアンケート調査した。
総数655のうち、賛成が約22%、反対が62%だったという。反対する人の理由では、被害者のプライバシーを大事にしてというものが多いようだ。
ジャーナリストの江川紹子は賛成派で、その理由こう話す。
「いつどこで誰が何をしたという要素を分かる範囲でしっかり書くというのが、報道の基本。人間の存在は数字や記号だけで表せるものではありません。みな名前があり、様々な表情を持つ個人です。その人生が絶たれた。その事実を実感を伴って伝えるために、実名と写真を報じるのはとても大事なことだと考えます」
私も同じ考えだ。相模原障害者施設殺傷事件のとき、警察は障害者という理由で、被害に遭った人たちの実名を公表しなかったため、警察は恣意的に匿名にするべきではないという批判が起きた。
原則は実名発表。それを載せるかどうかを判断するのは個々のメディアに任せる。
「近年あらゆる場面で匿名性が浸透し、タブーばかりが増えいく傾向にありますが、それでは結果的に公的機関の不手際などが隠蔽されてしまう恐れもあるのです」(立教大学の服部孝章名誉教授)
さて、FLASHがこのところ気を吐いている。まずはお笑いタレントの板尾創路がグラドルとラブホで一戦交えていたという張りネタから。
「11月上旬のある夜、庶民的なイタリアンレストランに、板尾創路(54)の姿はあった。この日、板尾は自身が監督を務める映画『火花』のプロモーションを終え、渋谷にやってきたのだ。
板尾の向かいの席に座っているのは、巨乳を武器に活動するグラビアアイドル豊田瀬里奈(27)。2人は閉店時間の午後11時まで楽しく食事を続け、カラオケ店へ。1時間後に店を後にすると、向かった先はラブホテル。ホテルから出てきたのは深夜3時半で、じつに3時間以上の『ご休憩』だった。
後日、本誌は板尾に声をかけたが、何を聞いても終始無言を貫いた。板尾が所属する吉本興業に問い合わせたが、期日までに回答はなかった。豊田は『(ホテルでは)映画を観ていただけで、男女の関係は一切ありません』との回答を寄せた。
公開が待たれる注目作をよそに、男の胸中には後悔の火花がむなしく散った」(YAHOO!JAPANニュース11月18日配信より)
火花不倫というのはいいね! さぞ、2人の間に熱い火花が飛び交っていたのだろう。
ところで、小泉進次郎(36)は「荒ぶる小皇帝」になっていると新潮が特集を組んでいるが、果たしてそうだろうか。
小泉が安倍首相を批判していることはよく知られている。安倍が衆院選直前にいきなり、幼児教育無償化をいい出し、その後、足りない分の3,000億円を経済界に負担してもらうといい出したことに、「党は何も聞いていないし、まったく論議していない。このままだったら自民党は必要ない」といった。
小泉も幼児教育の無償化を目指そうとしているが、この場合、労使が費用を相互負担するのが前提だから、「使」が一方的に負担するのは彼の持論を無視したことになる。そのためにキレたのではないかと、全国紙の政治部デスクが解説している。
また総選挙で大勝したが、「議席の数ほど自民党への信頼は回復していない」と主張して、党内の有志を集めて「反省会」を開くという行動にも出た。
そのほかにも、「有権者は、今の執行部を信頼していない」。選挙の最終日に安倍が秋葉原で街頭演説したことも、「秋葉原に集まったのは『シンパ』でしょ。所詮、彼らは応援団なんだから勘違いしてはいけない」ときつい一発を、安倍にお見舞いした。
新潮によると、企業でいえば課長クラスが社長の経営方針に反旗を翻したようなもので、ふつうは血祭りにあげられ、地方へ左遷されても致し方ないのだが、安倍や二階幹事長すら、処分はおろか批判もしないのはおかしいと、おっしゃる。
そうだろうか。小泉進次郎のいうことすべてが正しいなどというつもりはないが、少なくとも、ここに上げた彼の批判は的を射ていると、私は思う。
口ばかりの石破茂や、安倍のポチに成り下がったままの岸田文雄より、なんぼかいい。
これは自民党ではないが、維新の会の足立康史という議員には困ったものである。加計学園問題を巡る朝日新聞の11月11日付の社説に対して、自身のTwitterに「朝日新聞、死ね」とツイートし、その後も「ねつ造報道」などと繰り返し投稿したのである。
それだけではない。加計学園の獣医学部新設問題について審議した衆院文部科学委員会で、足立が質問に立ち、自民党の石破茂元幹事長、希望の党の玉木雄一郎代表と立憲民主党の福山哲郎幹事長を名指しして、「犯罪者だと思っている」と発言したのだ。
安倍の忠臣気取りなのだろうが、こんな人間が国会にいるかと思うと、情けなくなる。
国会議員の国会内での発言には免責特権を認めているそうだが、度を越した輩には、厳しい処分を下すべきであろう。ついでに、加計学園問題で逃げ回る安倍にも、国会軽視、説明責任放棄で「懲罰」を科すべきだと思う。
九州場所が大荒れである。初日、白鵬は勝ったが、稀勢の里と日馬富士は黒星スタート。
日馬富士は2日目も敗れたが、翌朝、スポニチが「日馬富士が酒に酔って貴ノ岩に暴行していた」とスクープして大騒ぎになった。
それによると、10月25日に鳥取市で開催された巡業の後、日馬富士、白鵬、鶴竜ら横綱と、モンゴル出身力士たちが集まって飲み会を開き、その席で、酒癖の悪い日馬富士が、東前頭8枚目の貴ノ岩(27・貴乃花部屋)の頭をビール瓶で殴ったというのだ。
相撲協会に提出された診断書には「脳振盪(しんとう)、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間」とあり、貴ノ岩は初日から休場している。
以前にも、朝青龍が酒を飲んでいて暴行事件を起こし、引退に追い込まれたことがあったから、翌日のスポーツ各紙には「日馬富士引退へ」の大見出しが一面に載った。
だが、その後の報道で、不可解な点が次々に出てきたのである。貴ノ岩は暴行を受けた後も元気で、その後も鳥取巡業に参加していたし、テレビで見る限り大ケガをしたようには見えない。
貴乃花親方は10月末に鳥取県警に被害届を出していたが、相撲協会には伝えていなかった。協会がこの問題を知ったのは、その数日後の11月2日だが、その日、貴乃花と貴ノ岩はそろって福岡県田川市の市長を表敬訪問し、記念写真まで撮っている。
5日になってようやく貴ノ岩は福岡市内の病院に入院する。先の診断書は11月9日付だから、暴行を受けてから2週間以上が経っているのである。
日馬富士は暴行の事実を認め、3日目から休場している。だが、被害者側である貴乃花は報道陣に口を開いていない。
文春によれば、現場はカラオケボックスで、日ごろは、貴乃花からモンゴル力士とはつるむなといわれている貴ノ岩が、こうした席へ出ることはないという。
どういう経緯かわからないが、日馬富士に向かって貴ノ岩が、「これからはオレたちの時代です」といい、それにブチ切れて日馬富士がビール瓶だけでなく、マイクでも頭を殴ったそうだ。
ガチンコ相撲を貫く貴ノ岩は、今年初場所で、初顔合わせの白鵬を破り、稀勢の里の初優勝をアシストしていたから、モンゴル力士たちの間に何やらわだかまりがあったのかもしれない。
文春で相撲担当記者が、大きな存在感を持つモンゴル勢だが、そのつながりの強さが時として八百長ではないかという疑惑をささやかれることにもなると話し、「それと距離を置いていた貴ノ岩が暴行の被害に遭っており、より深い背景まで、しっかり調査すべきではないか」(相撲担当記者)。
横綱の暴行事件は許されるべきではないが、相撲協会の中で特異な存在である貴乃花の不可解な行動が、この件をより複雑にしているようである。
この問題で連日ワイドショーは大騒ぎだが、白鵬が、日馬富士はビール瓶で殴っていない、その場で貴ノ岩も謝罪し、先に帰宅させたと報道陣に答えたことで、様相がガラッと変わってきた。
場所中に、横綱が発言するのは異例だろう。他にも現場にいたのだから、もしこの証言が嘘だとしたら、白鵬も引退に追い込まれるかもしれない。
そうした覚悟のうえでの証言だから非常に重いはずだ。しかも、貴ノ岩が警察に出した診断書には、骨折はしていない、軽いけがだと書いてあると、朝日新聞が報じた。
だとすれば、沈黙している貴乃花が、モンゴル勢への嫌がらせとして、事を大きくしたのだろうか。風向きは、貴乃花と貴ノ岩の方へと変わり始めたようだ。
週刊誌もワイドショーも、暴力はいけないが、貴乃花のやり方もおかしい、いや、日本相撲協会の体質を変えなければいけないなどと侃々諤々だ。
八角理事長を追い落とすための貴乃花の「陰謀」説まで出てきて、場外乱闘の様相である。
現代は、この件がここまで拡大しては、八角理事長も、次と見られていた伊勢ヶ濱親方の目もなくなり、相撲協会改革を訴える貴乃花が理事長になってもおかしくないと、スポーツ紙関係者にいわせているが、それは無理だろう。
そうだとすれば、貴乃花は会見でも開いて、自分がなぜこうした行動に出たのか、今の相撲協会の膿は何なのかを、自分の声で語らなければいけない。
このままいけば、貴乃花とモンゴル勢の間に「遺恨」が残り、また暴力沙汰が起きるのではないか。
相撲評論家を含めて、この世界に人材が払底していることこそ、最大の問題であろう。
FLASHは、初日から休場している貴ノ岩が隠れている姿を激写している。
14日、貴乃花の若い衆が大きなお盆に朝食を載せて、幕内力士の宿舎に向かった。
そこに貴ノ岩がいるとピンと来たカメラマンが張り込み、部屋を覆っていたブルーシートが風になびき、その向こうにいた貴ノ岩の姿をバシャ!
頭に包帯を巻くでもない、柔和な表情をした貴ノ岩の顔がよくわかる。
こんな座敷牢のようなところへ入れられて、さぞかし忸怩たるものがあるだろうに。
親方のいうことは絶対にしても、このまま休み続ければ、来場所は十両へ陥落する。気が気ではないだろう。同情する。
さて、健康格差というのは、東京大学大学院医学系研究科・公共健康医学専攻の近藤直己准教授によれば、住んでいる場所、所得、学歴、働き方、世帯構成など社会的な違いによる健康状態の差のことだそうである。
社会的に不利な立場の人たちのほうが、不健康な傾向にあるそうだが、そうであろう。東京23区ごとの平均寿命を見ると、その傾向が如実に表れているという。
男性の平均寿命トップは杉並区の81.9歳で、ワーストは荒川区の77.8歳。
東京23区平均寿命マップを見てみると、「西高東低」なっているのがわかる。杉並区、世田谷区、目黒区など西側は平均寿命が高く、荒川区、台東区、足立区など東側の区は低くなっているのだ。
23区のがんの死亡率(男性)を見るとワーストワンは台東区で、次が北区、墨田区、荒川区、葛飾区となっている。
「台東区のがんの割合で特に多いのは肺がんだ。『平成24年広報たいとう』によると、台東区の喫煙率は男性が43.4%と、東京都の平均31%を大きく超えている。喫煙もがんに大きく影響する。(中略)
実際、平均寿命が短い地域は、野菜の摂取量も少ない。足立区の一日あたりの野菜摂取量220gは、東京の平均299gと比べても少ない。日本一寿命が長い長野県は379gなので、その差は歴然だ」(現代)
私が住んでいる中野区は平均年収が387万円で15位、平均寿命マップでは11位で、79.6歳と真ん中あたりか。
全国で男性の平均寿命を見ると、最も長生きなのが長野県で、80.88歳。秋田県は78.22歳で平均寿命こそ青森県の77.28歳より上のブービーだが、がん死亡率、脳血管疾患による死亡率がともに全国ワースト1の「短命県」だ。
東京23区では、平均寿命が低い区は平均年収も低いという相関関係が見て取れたが、その傾向は都道府県別の平均寿命にも当てはまるという。
「長野県は年収では21位だが、15年に県の健康長寿プロジェクト研究チームがまとめた長寿1位の要因分析によると、他県に比べて就業率が高く(男性は全国5位)、高齢者就業率に至っては全国1位だった。つまり、多くの人が安定した収入を得ていることがわかる」(同)
健康格差を放置すれば、医療費や介護費の増大を招き、日本全体の国家財政をさらに圧迫する。その結果、社会保障制度の機能低下や、保険料の値上げという形で、国民全員が負担を強いられることになる。
「弱者を切り捨てるのではなく、可能な限りみんなで助け合う。国民一人一人がこの問題を共有し、社会全体を健康にしていく必要がある」(同)
安倍首相にこの記事を読ませてやりたいね。
今週の第1位は新潮のスクープにささげる。
F1といえばアイルトン・セナの顔をすぐ浮かべるが、佐藤琢磨(40)が19歳で、日本人7人目のF1ドライバー・デビューした時も、カッコよさにしびれた。
2年後のアメリカグランプリでは日本人2人目の表彰台に上がる快挙を達成。その時の写真を仕事場の机の上に飾っておいた。
その後はパッとしなかったが、2010年にインディ500を含むアメリカのインディカー・シリーズに参戦し、今年の5月に世界3大レースのひとつであるインディ500で見事優勝を果たした。
その偉業を表して8月に内閣総理大臣顕彰を授与され、先日、トランプ米大統領が来日した際、首相主催の歓迎晩さん会にも招かれている。
レース参加のため、ほとんどをアメリカで過ごしているが、日本には05年に結婚した同じ年の妻と2人の子どもがいる。
琢磨はF1の下のF3でチャンピオンになるために、00年からイギリスへ渡って参戦し、彼女も渡英して琢磨を支えてきた「糟糠の妻」だ。
さぞかし私生活でも順風満帆だろうと想像するのだが、9月30日に行われた長男が通う小学校の運動会に新潮が出かけてみると、琢磨は一人ぽつんと遠くから息子を見ていて、「家族団らんとは正反対のさみしさが感じられた」(新潮)というのだ。
さらに新潮が自宅へ回ると、1人で帰ってきた琢磨が家に入った。すると、数人の警察官が駆け付けるという騒ぎになったというのである。
世界の琢磨に何が起こったのか? その後の11月4日、琢磨が運転するクルマが都内の高級住宅街で停まると、助手席から妻とは違う女性が下りてきた。
スーパーで買い物をした女性は、近くのマンションに入り、しばらくして琢磨もそこへ入っていった。
琢磨も「火宅の人」だったようだ。件の女性は、昨年3月までTOKYO MXの『5時に夢中!』でアシスタントを務めていた内藤聡子(43)だという。
2人の仲は知る人ぞ知るだったらしいが、内藤は、その後ハワイに留学した。アメリカを中心に仕事をしている琢磨に会いやすくなると考えたのではないかと、テレビ関係者は推測している。
その後は、彼女がいるマンションにたびたびピットインしたままで、家庭からリタイヤもやむなしという心境ではないかと、新潮は見ているようだ。
新潮の直撃に、最初は「答えられない」の一点張りだった琢磨だが、いくつかの証拠を見せられると観念したのか、「事実を知ってほしい」と話し始めた。
10年の秋に、ラジオ番組で知り合い、不倫関係になったのは、それから数カ月後だという。
「僕は10年から北米でシーズンを始めて単身赴任し、レースという極限の世界に身を置いている関係で、自分が安心できるところを求めてしまう弱さがあって、それがずっと続いているということです」
下積み時代から支えてくれた妻には感謝しているし、迷惑をかけているという思いは常にあるという。
内藤とのことは12年の夏ごろに妻の知るところとなり、離婚に向けての話し合いをしたそうだ。だが、子どもへの思いが大きく、レースをする上での支えになっている。
「内藤さんも、こういう状態が続くのは本意ではないんです。彼女の結婚願望も感じないわけじゃない。ただ、アメリカでは僕は身体のケアも含めて集中したいので、妻と話せるのは冬の一時期しかなくて、何年も経ってしまった」
長男の運動会の日のゴタゴタは、荷物の運び出しのために家に入ったところ、そこへ琢磨に憤っている義理の父親が来て、いい合いになり、警察の監視下で荷物を運び出したためだったという。
妻とは代理人を立てて話し合っているそうだから、離婚するという意思は固めたのだろう。その一方で、子どもに対する執着を捨てきれない。
この男を「身勝手な奴」だと切り捨てる資格は、私にはない。だが、カネも栄誉もつかんだ男は、実人生でもカッコよく生きていてほしかった、そう思うだけである。
【巻末付録】
今週から、全部を紹介するのではなく、その週の現代、ポストの中で一番光ったSEXYグラビアを紹介しようと思うのだが、イヤー、両誌ともに気合の入らないグラビアばかりで、正直、困った。
現代は、エロカワイイ人気女子レスラー・紫雷イオという子のヌードだ。迫力、可愛さでは、圧倒的な存在感がある。
私は、元国民的アイドルのWヘアヌードのほうが可愛くて、しかもヘア付き。
ポストのほうは、ニッポンの美女ストリッパー13人がおすすめ。こんな可愛い子がいるなら、再びストリップを見てみようかな、と思わせる。
中でも橘咲良(さくら)がいい。彼女の日程を調べてみよう。
というわけで、今週は引き分けだな。
(文=元木昌彦)