今週の注目記事・第1位
「小室哲哉“裏切りのニンニク注射”」(「週刊文春」1/25号)
同・第2位
「白鵬が極秘接触する八百長のキーマン」(「週刊文春」1/25号)
同・第3位
「新規上場ソフトバンク株は『買いか、見送りか』」(「週刊ポスト」2/2号)
同・第4位
「日本最強の投資信託は何が凄いのか」(「週刊ポスト」2/2号)
同・第5位
「野村克也(82)が初めて語る『男おひとりさま』の正月」(「週刊ポスト」2/2号)
同・第6位
「真屋順子さん『全身衰弱』で亡くなるまで」(「週刊現代」2/3号)
同・第7位
「ミス・ユニバース日本代表 阿部桃子が26歳上の社長と熱愛中だ!」(「フライデー」2/2号)
同・第8位
「40年ぶり相続税大改革に備えよ!」(「週刊現代」2/3号)
同・第9位
「探しものは振袖だった『はれのひ』社長の『井上陽水』」(「週刊新潮」1/25号)
同・第10位
「ビットコイン投資の『表』と『裏』」(「週刊現代」2/3号)
同・第11位
「小泉純一郎元首相 安倍首相にはもはや期待しない!」(「サンデー毎日」2/4号)
同・第12位
「大鵬の孫VS.朝青龍の甥『横綱になるのはどっちだ』」(「フライデー」2/2号)
同・第13位
「戦国最強だった『山梨県』のDNA」(「週刊新潮」1/25号)
同・第14位
「老けない『最強野菜・フルーツ』」(「週刊文春」1/25号)
同・第15位
「『浅野ゆう子の存在を知ったのは2年前』記者の直撃に『57歳イケメン社長』の狼狽30分!」(「週刊新潮」1/25号)
同・第16位
「『レーシックより安全』欧州発視力矯正手術」(「週刊文春」1/25号)
同・第17位
「『盤石の老後』を生むお金『五訓』」(「週刊新潮」1/25号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
文春の貴乃花寄りの大特集は、8週目に入った。そろそろネタに困ってきているようだが、土俵上は、一人横綱の鶴竜が連勝し、かなりの盛り上がりを見せている。
こうしてみると、なんだかんだいっても日本人は相撲が好きなのだ。
小柄だが、よく鍛錬された鶴竜の身体はしなやかで、立ち合いの激しい頭突きにも臆することがない。
ほかの横綱がいなくなって、初めてクローズアップされた鶴竜だが、引退をかけて臨んだ今場所、彼のいいところばかりが出ている。
さて、今週の現代を見ていると、正直、気が滅入ってくる。「上手に死ぬ」「60すぎて初めてのうつ」「もし明日死ぬなら、何をしますか?」。
落語の「死神」のような、うす暗さが、全編に漂っている。こんな雑誌は読みたくないな、というのが正直な気持ちである。
さっそく17位からいこう。新潮が「盤石の老後を生むお金五訓」という巻頭特集をやっている。正直、こういう特集は現代やポストのほうが慣れているし、綿密である。
こんなのは他誌に任せて、新潮らしい読ませる特集をやったほうがいい。
新潮の読者は、あら還(還暦)が多いのだろうから、いまさら、65歳の時点で夫婦2人で最低2,000万円、ゆとりが欲しければ3,000万円必要だといわれても、ない袖は振れぬということではないか。
ましてや、慣れない株に投資するなど、今さらできはしない。
私も、立川談志のいうように「人生成り行き」で生きてきたから、これからもそうやって生きていくしかない。
人生で一番大事なのは、カネにこだわらず、カネにとらわれず生きることではないのか、なんちゃってね。
カネもいらなきゃ名誉もいらぬ、わたしゃも少し愛がほしい。お粗末!
文春は、視力矯正手術で有名なレーシックより、近視のリバウンドが少ない「リレックス・スマイル」という手術が広がっているという。
だが、自費診療だから、両眼で30~40万円だという。それでもやりたいという人はいるだろうが。
私の知人は、だいぶ前にレーシック手術を受けたが、うまくいかず、四六時中目が痛いと嘆いていた。どんな手術でも失敗はある。困ったものだが。
浅野ゆう子という女優がいる。はや56歳になる。新潮によれば、2014年にくも膜下出血で亡くなった田宮二郎の次男・五郎(享年47)と事実婚だったという。
その浅野が、昨年末に入籍していたと発表した。同世代というだけで、どこの誰かはわからない。
おせっかい新潮は、この男を探した。すると、190cmはあろうかという長身で、髪型はウェーヴのかかったややロン毛スタイルの日本人離れした超イケメンだという。
従業員数十人の服飾関係の経営者だそうだ。20代のころモデルをやっていて、パリにも行った。
忙しかったからテレビは見てない。したがって、浅野の全盛期のフィーバーも、浅野がどういう女優かも知らなかったという。
だが、母親がいうように、「ものすごくハンサムだから、あの子が惚れ込んじゃったのもよくわかったわ」なんだそうだ。
そんな男が、まだいたんだね。
文春は「老けない最強の野菜・フルーツ」特集。健康的な肌をつくるβカロテンが豊富なものは、モロヘイヤ、春菊、ほうれん草。肌のハリにいいのは、ニンジン、西洋カボチャ、露地メロン。
きれいな目には、ワイルドブルーベリー、カシス、赤キャベツ。美肌には、スイカ、トマト、パパイヤ。
植物繊維が豊富なのは、きくらげ、ひじき、焼きのり。ビタミンCが豊富なのは、ゴールドキウイ、柿、キウイだそうだ。
新潮の健康ものは今回、山梨県を取り上げている。といっても長寿大国としてではない。
塩分摂取率も上から数えたほうが早いし、運動量もワーストで、男の喫煙率も高いというのだ。
何も取り得がないじゃないかと思うのは、まだ早い。要介護の人が圧倒的に少ない。自分は元気だと思っている人が多く、なかなか介護認定を受けないという理由もあるが、人口当たりの保健師の数が全国で3番目に多いというのだ。
魚介類こそ少ないが、憧れが強い分、手に入れて食べるし、野菜や果物は山ほどある。ワインの生産量も日本一で、消費量も2位だという。
ブドウにモモ、ワインは毎日飲む。それに、食事にかける時間が1日平均2時間近く。家族団らん、咀嚼に時間をかける。
よって、健康寿命が日本一。私の友人が山梨で事業を始めたので、時々山梨へお邪魔する。
東京から1時間半で、緑豊かで、春には桜とモモの花が咲き、まさに桃源郷。
モモ、ブドウをはじめ果物は美味しいし、野菜も豊富で、ワインもうまい。もう少し年をとったら山梨へ移住してもいいと思っている。
もし、大鵬と朝青龍が闘ったらどっちが強いのだろう。こんな夢の対決が実現する(?)かもしれない。
大鵬の孫である納谷(17)と、朝青龍を叔父に持つ豊昇龍(18)。注目を集める2人が初土俵を白星で飾った。
豊昇龍は押し込まれるも驚異の粘り腰で逆転勝ち。納谷は一気呵成の電車道。ともに将来は横綱を目指せる逸材だと、相撲評論家の中澤潔が太鼓判を押している。
ところで、安倍首相がいよいよ改憲へ本腰を入れると表明した。
そのためには、第一の難関、秋に行われる総裁選に勝たなくてはならない。石破茂や野田聖子では歯が立たないだろうが、党内の反安倍グループが、河野太郎を担ぐというウワサもある。
何かが起こる。サンデー毎日では、小泉元総理が相変わらず「脱原発」をお題目のように唱え続けている。
それはそれでいいことだが、その中で、次の総裁選は何が起こるかわからないとし、河野太郎は昔から原発はダメだといっている。今はそれを封印しているが、総裁選で推薦人を集められれば、「今度はわからんよ」(小泉)。
9条改憲を急ぐ安倍には、「時間が必要だ。急いではダメ。対立してもダメだ」(同)と、まだその時期ではないといっている。
後期高齢者になった小泉元首相の、自民党への影響力はないだろうが、息子進次郎がこれからの政局のキーマンになることは間違いない。もうしばらくは注目していたい。
さて、ビットコインなるものが話題のようだ。自慢じゃないが、仮想通貨など私には全くわからない。
現代によると、数日にして億万長者になる者がいるそうである。ここにも、3万円で始めたビットコイン投資で、約800万円儲けたという証言がある。
さらに世界の潮流とは反対に、17年4月に改正資金決済法が施行され、仮想通貨の取引所が金融庁への登録制になるなど、環境整備が進んで、投資マネーが本格的にビットコインに流れ込んだという。
ビットコインは、1日で何十万も動く。FXをやっていた連中がビットコイン投資になだれ込み、億を稼ぎ出したという成功者が続出しているそうだ。
だが、当然ながら暴騰があれば暴落もあるのは世の習い。1月16日に、突然の暴落が始まり、すっからかんになった人間も多く出た。
駒澤大学経済学部の中島真志教授がいうように、上位1%のプレイヤーが全体の9割のビットコインを保有しているという。
ゆえに一握りのさじ加減で価格が左右されてしまうのである。
まだまだ実態がよくわからないものに手を出すのは考えものだと、思うのだが。
話はガラッと変わるが、年初から500円貯金を始めた。何かを買ったつもりで、毎日500円を100均で買った貯金箱へ入れている。
1年経つと18万円になる。私の友人は、毎日800円貯金をして、先日、キューバへ行ってきた。
今年の暮れに、18万でどこへ行こうか。我ながらつつましい、ささやかな楽しみである。
その頃、ビットコインが定着していれば、投資してもいいかなとは思う。
第9位にいこう。先日の成人の日、二十歳の春を涙で濡らした女の子たちがいた。たった一度しかない晴れの日だったのに、その日のために注文した晴れ着が届かなかったのである。
篠崎洋一郎(55)がやっている振袖の販売・レンタルをする「はれのひ」が、こともあろうに、成人式直前に店を閉め、篠崎は、27歳の妻と子どもを連れて「とんずら」してしまったのだ。
新潮によると、篠崎なる人物、高校を卒業して、アパレル、清掃用具レンタル会社、菓子製造販売業者と渡り歩き、03年に着物販売・レンタル業界の最大手に入社して、その後「はれのひ」の前身になる会社を立ち上げ、「はれのひ」横浜店を皮切りに、次々とオープンさせていったという。
一時は羽振りが良かったものの、出店攻勢を重ねた結果、経営は火の車だった。結果、成人式用に何十万と払い込んでいた乙女たちの、大人への旅立ちの日を、涙で汚してしまったのである。
今さら出てきて謝っても、取り返しがつかない。この罪は重い。
相続税が大改正されると現代がいっている。確かに、今回は「法律婚の配偶者を相続に当たって保護すること」(金澄道子弁護士)だそうである。
具体的には、亭主が亡くなって、家と現金が残された。家の評価額が約5,000万円。現金が3,000万。子どもは2人。
この場合、これまでは総額8,000万円の半分は妻がもらい、子ども2人で2,000万円ずつ分けるということになっていた。
しかし、今度の改正で、家は妻が丸々相続でき、現金の3,000万円の半分を妻が、その残りを子ども2人で分けることになる。
その場合、遺言書の作成、または妻へ生前贈与しておけばいい。
だがこの制度が使えるのは結婚生活が20年以上から、である。
配偶者優遇はいいが、これでは、子どもたちや、その結婚相手から不満が出て、醜い争いにならないとも限らない。
相続は、私も経験したが、なかなか難しいものである。
さて、フライデーで大々的にやっている「阿部桃子が26歳年上の社長と熱愛中」という記事だが、私には、阿部桃子なる女性がピンとこないのである。
お前はジジイだからという批判は甘んじて受けるが、フライデーによれば、17年度の「ミス・ユニバース」日本代表として世界大会に出場。和服や忍者姿を基調にした衣装で「ナショナルコスチューム部門」最優秀賞を獲得した気鋭の新人だ。そして、『スッキリ』(日本テレビ系)などの人気番組に出演し、「事件です!」の決め台詞で有名なテレビリポーター・阿部祐二(59)を父に持つ二世タレントだという。
さて困った。阿部祐二なるレポーターも知らないのだから、どうしようもない。
最初のページには、安倍晋三首相と父親に挟まれて少し歪んだように笑っている桃子(23)の写真がある。
背は高いようだ。タレント大好きの安倍だから、ICAN事務局長には逃げ回って会わないが、ミスユニバース? いいよとニヤニヤして、時間をあけたのだろう。
デジタルフライデーを引用してみる。
「桃子を夢中にさせているお相手は、彼女の地元でもある千葉県内に会社を構える不動産販売会社社長のK氏。なんと26歳上の49歳。K氏はその一方で芸能関係の会社も運営し、『ミス・ユニバース』の千葉県大会事務局で要職を兼ねるヤリ手の経営者だ。「彼女とKは『ミス・ユニバース』千葉予選の前から共通の知人を介して知り合い、徐々に距離を縮めていきました。Kは桃子さんが日本代表に選ばれ昨年11月に世界大会に出場した時も、付きっきりでサポートしていた。いまや、彼女はKにベッタリですよ」(知人男性)
その証言通り、桃子とK氏はどこに行くにも常に一緒。クリスマスを含め、年末年始にかけて、本誌は複数日にわたり行動を共にする二人の姿を見てきた」
何のことはない、パトロンと支援している女性が懇ろになったというだけの話である。
そういう娘に対して、父親は何というのか。
フライデーが2人を直撃している間に、桃子は父親に電話をしたという。そこで父親のレポーター阿部祐二は何と、「取材に応じる必要はない」とアドバイスしたというのである。
この父親、レポーター失格だと思う。
その上、2人のことを問われて父親は、恋愛関係を一応否定し、「ただ、どういう関係であれ、私は彼のことを認めていますから」と答えた。
では、娘のことは認めていないのかと問いたくなるが、フライデーはそこのところを聞いていない。
ま、他人の娘だから、どうでもいいがね。
真屋順子という女優がいた。萩本欽一の『欽ドン』などに出て、その上品な受け答えが大いに受け、売れっ子になった。
その後、あまりテレビでは見かけなくなったが、幸せな老後を送っているのだろうと思っていた。
だがそうではなかったと現代が報じている。
「早く殺して!」
そう、母、真屋順子に繰り返し懇願されたと、長男・健一郎が語っている。
壮絶な闘病生活の末、昨年の12月28日に「全身衰弱」で亡くなった。
始まりは00年の12月23日、ホールで司会をしている途中で突然倒れた。脳出血だった。
真屋が目を覚ましたときは左半身が全部麻痺。数か月のリハビリで補助具で体を支えることができるようになった。
だが、14年に脳梗塞を発症する。以来15年4月まで、脳梗塞を5回繰り返したというのである。
なんと残酷なことを……。だが、懸命にリハビリをして、周りの者に元気を与えているという使命感があったという。
そんな中、夫にがんが見つかり、余命1年と告げられるのだ。
夫の葬儀の後、真屋は自宅で転倒し、骨折してしまう。その入院先で、今度は心不全が発覚し、その治療後に、今度は腹部大動脈瑠が発見されるのである。
点滴を打っても体が受け付けない。衰弱して、後は自分の筋肉と骨を消費していくのだそうだ。
長男は、痛みに苦しむ母親を見ていて、亡くなった時ホッとしたという。
正直、そうだろうと思う。
あの一世を風靡した番組で、一人上品な母親役(だったと思うのだが)を演じていた真屋順子が、これほど苦しい老後を過ごしていたのかと思うと、なんともいえないものがこみ上げてくる。
それに比べれば、野村監督の妻・沙知代さん(85)の死に方は、うらやましい。
起き出してテーブルに突っ伏しているので、野村が「おい、大丈夫か」と声をかけると、いつものように強気な口調で「大丈夫よ」と返事をしたそうだ。
それでもおかしいので救急車を呼ぶと、そのまま意識を失って逝ってしまったという。
私もよく知っているが、この2人、信じられないくらい仲のいい夫婦だった。
野村が妻に頼り切っていた。その妻が正月を前にしていなくなってしまったのだ。
「いるとうるさいと思うけど、先に逝かれると寂しくて仕方ない。(中略)今年の年始は祝い事が一切なくて誰も来ないから、家でずっと一人でテレビを見ていた。あれほどお通夜みたいな正月は生まれて初めてだったよ」(野村)
帰って電気が点いていないと寂しいから、電気を点けたまま家を出るという。
「夫婦間の危機は一度もなかった。いくら途方に暮れていても、女房の『何とかなるわよ』という一言で勇気づけられて救われたんです。男は弱くて女は強い。つくづくそう思います」
夫婦というのは端から見ていてはわからないものだ。サッチーさん、私もお世話になりました。ゆっくりお休みください。
ポストの日本最強の投資信託。積み立てNISAの対象商品は投資リスクが低く抑えられているそうだ。
ではリスクが少ないから儲けも少ないかというと、そうではないという。
「最優秀ファンド賞」を2年連続で受賞した「ひふみ投信」は、運用益の高さを誇っているそうだ。
08年に1万円で売り出されたひふみ投信は、現在5万3,718円で、上昇率は400%超。
ここまではすごいが、これからもこの同じ上昇率を維持していくのは「不透明」だそうだ。
早くいってくれればいいのに。
ソフトバンクグループが、傘下の携帯事業会社、ソフトバンクを年内にも東証1部に新規上場させる方針を固めたという。
30年前のNTT上場の熱狂が再び起こるかとポストが報じている。
だが株長者を多く輩出したNTT株とはやや趣が違うようだ。「おそらく初値は公開価格を1~2割上回る程度になると考えられます」(「IPOジャパン」西堀敬編集長)。
結局、孫正義の資金集めに加担しても、美味しいところは孫に持っていかれ、たいした儲けにはならないようである。
ところで、スポーツ・ジャーナリストの玉木正之によれば、「相撲はスポーツと興行と神事がバランスよく成り立っている」そうだ。
だが、今は、興行だということが忘れ去られ、相撲が何か神聖なものだと勘違いされているのではないか。
これも玉木からの受け売りだが、相撲は神代の時代から続いてきた「国技」などというのは真っ赤な嘘で、旧両国国技館ができた時、披露文の作成を依頼された作家・江見水蔭が「そもそも相撲は国技」と書き、新しい常設館に「国技館」と名付けたことに由来するのだという。
しかも、常設館ができるまでは回向院の小屋掛け興行で、雨の日は中止の晴天10日興行だったそうだ。
私の子どもの頃は、確か年に4場所、その後、年5場所になり、昭和33年から年6場所になった。
多すぎる。これに巡業が加わり、相撲取りはケガをしてもゆっくり直している暇がない。
そのために稀勢の里のようなガチンコ力士と「ウワサ」される相撲取りは、けがが多く休場の連続になる。
協会の金儲け体質に歯止めをかけ、せいぜい年に4場所ぐらいにすべきだ。なぜそういう声が上がってこないのか。
先日の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、相撲通のやくみつるが、白鵬は今度出てきたら、開き直って張り手やかち上げをどんどんやるべきだ、と話していた。
私もそう思う。体力の衰えた横綱が、生き残るためにあらゆる手を使って勝ちにいく。そうした生き様を若い力士たちに教えてやるのも横綱の務めではないのか。
協会は、朝青龍のいない土俵を支え、相撲人気を復活させた白鵬にもっと礼を尽くすべきだ。
品格などという人間が一番品格がないこと、いうまでもない。
このところ大相撲中継を毎日見ている。といっても、仕方なく見ているのだが。
先週の始めから坐骨神経痛になり、3歩歩むことさえできない。強い痛み止めを処方してもらい、座薬ももらっている。だが一向に良くなる気配がない。医者は「すぐにはよくなりませんよ」とそっけない。1週間以上部屋に籠もりっきりである。
そんなわけで注目の3横綱の相撲を初日からじっくり見た。稀勢の里は貴景勝に押し込まれ、行司は稀勢の里に軍配を上げたが、物言いがついて差し違え。
ケガからの完全復帰はまだ遠いと感じさせた。鶴竜は久しぶりの土俵だが、闘志がみなぎり体全体に張りがある。立ち合いに頭と頭がぶつかり、さすがの北勝富を怯ませ、屠った。
白鵬は迷いが表情に出ていた。立ち合いの張り手は品格に欠けるという批判にもめげず、私は、彼ならやるのではないかと思った。迷いが立ち合いに出た。阿武咲を受け止められず後退しながら、体を入れ替えての辛勝。
初日に、3横綱の明暗がはっきり出た。白鵬は4日目の嘉風戦で足の指をケガしたという理由で5日目から休場。
稀勢の里は4日目までで1勝3敗。彼もどこかで休場に追い込まれるに違いない。
稀勢の里の場合はケガが完全に直れば、万が一の復活があるかもしれない。だが白鵬は難しいと思う。
年齢的なこともあるが、昨秋からの日馬富士騒動で、メディア、特にテレビ、週刊誌に叩かれたことがあるのだろう、気力が萎え、勝利への執着心を失ってしまっている。
おそらく、貴乃花部屋の新小結・貴景勝と顔が合っていれば、無残な結果になっていたのではないか。
国民栄誉賞をもらってもおかしくない功績を遺した大横綱を、こうした形で引退に追い込んだとしたら、大相撲の歴史に朝青龍とは違った「汚点」を残すはずだ。
文春は、8週続けての貴乃花関連大特集である。巻頭は「白鵬が極秘接触する八百長キーマン」だが、申し訳ないが、何をいおうとしているのか、私のような、まだらボケにはよくわからない。
現在、親方株数は一代年寄名跡を除けば105しかないそうだ。これを持たない者は協会にいられない。
1月13日、貴乃花部屋付きの親方である、音羽山親方(元前頭・光法)の廃業が協会で承認された。文春によると、これは、貴乃花一門に属する阿武松部屋の部屋付き親方、大道を残すために貴乃花が苦渋の判断をしたという。
すると光法を救済するべく、白鵬が動いたというのだ。その目論見はこうだ。かつて八百長にもかかわり、その後暴力事件を起こして角界を追放された元親方が所有している空き親方株を買い取って、光法へ渡すというもの。
だが、文春によれば、この人物に電話をしたが出なかったという。結局それだけの話である。
文春は、白鵬は日本へ帰化する覚悟を決め、自分のシンパを多くして理事長になる「野望」があり、自分がそうなった暁には、国籍の縛りも変えていきたいと考えているという。
私は、国技などという曖昧なものを後生大事にしている大相撲を改革していくためには、審議員のように相撲をよく知らないヤメ検たちの天下りを排除して、相撲取りの、相撲取りによる、相撲取りのための相撲界を作り上げる必要があると思っている。
白鵬と貴乃花が、理事会で丁々発止やるのもそう遠いことではなさそうだ。
今週の第1位はやはり文春砲だ。今回は90年代のJ-POPシーンを創り上げた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)の不倫である。
相手は、以前からニンニク注射を打ってもらっていた看護師というのだから、注射を打ってもらって、今度は小室が彼女に注射を打っていたという話のようだ。
だが、事はそう簡単ではない。華原朋美を含め、過去にさんざん浮名を流してきた小室だが、2002年にglobeのボーカル、KEIKO(45)と再婚している。
結婚式には5億円かけたそうだ。だが、11年にKEIKOをクモ膜下出血が襲った。
以来6年の間、リハビリに取り組むKEIKOを小室は傍らで支え、メディアの取材にも「僕にはこの人しかいない」「彼女に寄り添いたい」と献身を語ってきたという。
「小室とA子さんの出会いは数年前、彼女が看護師として勤めていたクリニックで、ビタミンB1を主成分とする“ニンニク注射”を受けたときに遡る。やがて小室のスタジオ、そして自宅に彼女を呼んで個別に接種を受けるようになり急接近。患者と看護師だったはずの関係が、いつしか男女の仲へと発展した。」(文春オンラインより)
文春は、昨年末から今月にかけて、小室の“背信”現場を目撃したそうだ。
「12月中旬にある女性宅に泊まり、1月上旬には都内の高級ホテルで密会。ふたりは夕方、腕を組み部屋を後にした。そして1月13日、KEIKOを大分の実家に帰したその日、同じ女性を自宅に入れ、一夜を共にしたのだ」
リハビリ中の妻を実家に行かせて、その間に女性を引っ張りこむ。これは一番まずいパターンだ。
A子の存在を告げた文春に、KEIKOの母親は「ショックです……」と言葉少なに語ったという。
さて、小室は何と弁解するのだろうか。
「自らの不倫疑惑については『誤解を招く甘い言動が多々ありました。本当に申し訳ないと思っています』とした上で“男女の関係”を否定。だが、A子さんと自分の部屋で“一緒に寝た”ことは認めた」(同)
看過できない言葉がある。KEIKOに話したのかという文春に対して、「昨日、話しました。『大丈夫だ』って言ってました」と答えている。
だが、奥さんの容態は、「生活はできますけど、僕の具合が悪いときのケアは何一つできない。『入院するね、行ってくるね』と言っても、いつ帰ってくると理解せずに『行ってらっしゃい』っていう」と話している。
失礼ないい方になるが、奥さんは、小室のやっていることを理解できない状態なのではないのか。
かつては音楽界の帝王といわれた小室は、事業の失敗から借金を重ね、ついには詐欺罪で逮捕されて懲役3年(執行猶予5年)の有罪判決を受けた。
そのどん底の小室を支えたのはKEIKOであった。その心労がたたり、病に襲われたのではないのか。その妻を裏切つたのだ。
小室は、文春に対して、言葉を詰まらせながら「引き……時なのかなと思い始めている」と語っている。
私にはわからないが、音楽シーンは次々に新しいものを求めてくる。小室の多くのヒット曲も、いまでは「ナツメロ」になってしまっているのだろう。
私は小室のファンではないが、同時代に一人の男の栄光と挫折を見せてもらった。なんとなく「哀れ」な不倫物語である。
文春が出てすぐに、小黒が記者会見を開き、この業界から引退すると発表した。
妻KEIKOの病状も語り、時には涙を見せいていた。
この会見の後ぐらいから、SNSで「クソ文春」などという文春批判が巻き起こり、私のところへも、女性セブンと東京新聞から取材の電話があった。
私の考えはこうだ。
「週刊誌は創刊以来、不倫を含む『スキャンダル』と『メディア批判』は大きな柱。けしからんという声は昔からあったが、そこは揺るがない。文春だって引退させたいと思っていたわけではないだろうし、多少の批判で撤退するほど週刊誌はやわじゃない。これだけ不倫報道が注目されるなら、今後も情報が手に入れば不倫報道は続くだろう」
おそらく文春は、ベッキーの不倫で、こうしたもののおいしさがわかったのだろう。一粒で2度おいしいのが不倫報道である。
不倫報道→当人の謝罪または、否定会見→否定すればそれに対しての反論報道と、一つの話で何回もやることができる。
斉藤由貴のケースが典型である。それには文春の読者の半分が女性だということもある。
女性は不倫報道に関心が強い。新潮が乙武の5人不倫を掲載したが、部数はほとんど動かなかったのは、女性読者が少ないからである。
推測するに、不倫報道の多くは、当事者の周辺にいる人間からのタレコミであろう。「あんなことをしている人間は許せない」「奥さんがかわいそう」などという動機から、「文春ならやってくれるだろう」と連絡をするのだ。
不倫報道などするな? 週刊誌というものは、くだらない不倫や、つまらない安倍批判や、最低の大相撲など、新聞やテレビがやらない、できないことをやるのだ。
そこを無視した批判などに、ビクともしないはずだ。
【巻末付録】
今週は力が入っていない。ポストからいこう。巻頭は西田幸樹の「なをん」。いつもいうことだが、このページにはいい女が出るね。
もう少しセクシーに撮ると、思わず……したくなるだろうな。
袋とじは「おっぱい当てクイズ」。顔を見ただけで、このおっぱいは誰ってわかるか?
最後は「木内美穂 20年ぶりの特別掲載」。昔はこれが衝撃的だったんだろうな。
現代は「飯豊まりえ フレッシュ」。ドラマや映画で人気急上昇の子らしい。次は「川崎あや」。なかなかいい体の子だ。
袋とじは「発禁処分のエロスたち」。検閲を掻い潜り取引されたエロ写真。昭和を彩った懐かしき発禁風俗雑誌、昭和男児を熱くしたノスタルジー「トルコ風呂」などなど。
トルコにはずいぶんお世話になりました。というわけで、今週はどちらも熱気不足で引き分け。
(文=元木昌彦)