小室圭さんのNY留学が報じられた時期に紀子さまが「私、もう駄目かもしれない……」揺れる秋篠宮家の内情と新たな親族トラブルとは?

今週の注目記事・第1位「水戸黄門・助さん俳優 原田龍二(48)『4WD諸国漫遊不倫』」(『週刊文春』6/6号)

同・第2位「スポットライトの『レンタル家族』社長に恩を仇で返された『NHK』」(『週刊新潮』6/6号)

同・第3位「スクールバス殺人犯(岩崎隆一・51)『名門小』憎悪を生んだ従姉妹への嫉妬」(『週刊文春』6/6号)「『エリートの卵』だから狙った51歳引きこもりの『宅間守』崇拝」(『週刊新潮』6/6号)「スクールバス襲撃犯『孤独の40年間』の行動」(『週刊ポスト』6/14号)

同・第4位「『これ以上、公務はできない』紀子さまの自信喪失」(『週刊文春』6/6号)「脛に傷あるパチンコ社長と韓国二人旅という『紀子さま』ご尊父」(『週刊新潮』6/6号)

同・第5位「食べてはいけない『有名ベーカリーパン』の危険物質」(『週刊新潮』6/6号)

同・第6位「『政権よりカラオケ』枝野幸男の背信」(『週刊文春』6/6号)

同・第7位「ミツカン『酸っぱいお家騒動』」(『週刊文春』6/6号)

同・第8位「安倍総理のおもてなしは『トランプ夫妻』に『座布団飛ばない大相撲ショー』」(『週刊新潮』6/6号)

同・第9位「田口淳之介が昭恵さんと逮捕直前『まさかの親密ゴルフ』」(『女性セブン』6/13号)

同・第10位「激戦東京選挙区に渦巻く『権力欲』『色欲』」(『週刊新潮』6/6号)

同・第11位「ソフトバンクの『強欲資本主義』」(『フライデー』6/14号)

同・第12位「ローソン竹増貞信社長 コンビニ24時間営業問題『私はこう考える』」(『週刊ポスト』6/14号)

【巻末付録】ポストのSEXYグラビア採点!

 今週は、現代が平週号の2週間売りでお休み。読者に何もいわずに月3回刊にしたため、先週買ったのに、今週も買ってしまう読者がいないかと心配したが、いつも買う中野駅の『NewDays』は現代を置いてなかった。

 現代もそうだが、今週のポストも、「相続セミナー」「国に払わずに済むお金」「中高年のための性生活の知恵」など、何度も読まされている企画が満載である。

 これで週刊誌といえるのかと心配してしまうのだが、編集部はそんなことはないようだ。肝っ玉が私の何倍も太いのであろう。

 そのポストから。コンビニの24時間営業が問題になっている。私は、それこそセブン~イレブンでいいと思うのだが、コンビニのある地域で事情に違いがあるのだろうから、柔軟に対処すればいい。

 三菱商事の傘下にあるコンビニ・ローソンの竹増社長はポストで、これについてこう話している。

「当社では、現在のように24時間営業の問題が取り沙汰される前から、約40店舗で加盟店要望による“時短店”を実施してきました。ご高齢の加盟店オーナーも増えており、出店場所によっては過疎化が進んでいる町もある。この取り組みもより深めていきたい」

 竹増社長のいうように、本社の意向だけを押し付けるのではなく、FC(フランチャイズ)店からの意見を聞き、柔軟に対処していかないと、それでなくとも都会では飽和状態のコンビニは生き残れまい。

 中国では早くも、コンビニの無人化が進んでいるという。客はカゴの中に買いたいモノを入れ、店のカメラに向かって顔認証をすれば、店を出る時にはスマホに支払った金額が出るという。

 セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンのどこが無人化に手をつけるのか。その方法は中国とは異なる仕組みになるのか。これからが正念場であろう。

 フライデーが、プロ野球のソフトバンクのやり方を「強欲資本主義」だと批判している。

 それは、アメリカのメジャーリーグが注目している右腕、カーター・スチュワート(19)を6年総額700万ドル(約7億7000万円)で獲得したからだという。

 昨年、スチュワートは1巡目で指名されたのだが、その後のメディカルチエックで手首に故障歴が見つかった。

 今年も2巡目以降で指名されることが確実視されていたが、それを横取りしたというのである。

 孫社長は、発足当時からメジャーと世界1を争う球団を目指している。今年1月には、メジャーに強固なつながりを持つ嘉数駿を球団統括本部長補佐として迎え入れ、これからもアメリカの有望な選手を入団させようと目論んでいるというのである。

 だが、フライデーがいうように、メジャーに入団しても契約金は150万ドル前後で、3年目までは年棒も10万ドル程度。

 それなら、日本で実績を上げ、メジャーに見込まれれば、1億ドルプレーヤーも夢ではない。スチュワートにとってもいい話なのだ。

 そのうち、ソフトバンクの選手は外国人ばかりになるかもしれない。そのためには試合に出られる外国人選手の枠を取っ払わなくてはならないが、孫ならやるかもしれない。

 まずは、日本で外国人ばかりを揃えるソフトバンクとセリーグの覇者が戦う、プレ世界選手権が見られるかもしれない。

 さて、参議院選まであと少しである。W選挙という可能性も高いが、まずは参議院選、それも激戦区東京が熱い。

 新潮によると、参議院の東京選挙区で立憲民主党は、元都議の塩村文夏が出馬することに決まっていたが、そこに東大法学部卒で朝日新聞政治部記者だった山岸一生も立憲から出馬させるというのである。

 今回、改選議席が5から6に増えたとはいえ、自民党は丸川珠代、武見敬三、公明党の山口那津男、共産党の吉良佳子、山本太郎の5人は強い。1議席を同じ党の候補で争うなど愚の骨頂である。

 枝野代表のリーダーシップが問われている。

「KAT-TUN」の元メンバーである田口淳之介容疑者(33)が大麻取締法違反で逮捕されたが、大麻を合法化せよと吠えていた安倍首相の妻・昭恵との仲が噂されているというのである。

 EXCITE.ニュース(5月31日 15:00)によると、 

「『女性セブン』によると、昭恵夫人は4月11日、森永高滝カントリー倶楽部(千葉県)で開催されたアマチュアゴルフトーナメント『ターキッシュ エアラインズ ワールドゴルフ2019』の日本予選に、特別ゲストとして招待されたという。そこに、芸能人ゲストとしてただ一人、田口容疑者も招かれていた。2人はラウンド前に笑顔で立ち話。とても初対面とは思えないほど仲むつまじげだったという。田口容疑者は翌12日付で、〈昨日のスコアは言えないくらいでした 練習します〉とツイートしているから、ゴルフをしたのは間違いないだろう」

 このところ安倍首相の陰に隠れて目立たなかった昭恵だが、またまた大麻で注目を集めている。亭主は「やれやれ」の心境だろうな。

 トランプが極上の東京名所めぐりをして、満足して帰途についた。

 なぜあれほどまでに「接待」しなくてはいけなかったのか。そのくせ、ツイッターでは、貿易交渉は参院選まで待つと、安倍との暗黙の了解をばらし、おまけに選挙のelectionにsをつけたから、ダブル選挙を安倍に持ちかけられたことも暴露してしまったと騒ぎである。

 トランプと安倍がゴルフをやったのは「茂原CC」だったが、現代によると、今回2人とゴルフをした青木功が、茂原のオーナーと旧知の仲だったからだという。

 懸案が山積する中、ゴルフや大相撲、居酒屋で飲んでる場合じゃないだろう。

 新潮は、大相撲観戦でも、トランプの警備・警護を優先させたため、こんなことまでやらせるかということが多発したという。

 当日は、入場者を金属探知機などで荷物検査をやるのはいいが、飲み物を持って入る時、ペットボトルから紙のコップに移し替え、その際、“毒味”として一口飲むことまで要求したという。

 館内にある自動販売機は販売中止になり、「休場」と書かれた紙が貼られた。

 千秋楽、最後の取り組みの横綱・鶴竜と大関・豪栄道戦で、鶴竜が負けると座布団が飛ぶ可能性があった。

 そのため、入場者には、「場内で座布団等の物を投げるなどの行為を行った場合は退場の上、処罰されることがあります」という「ご注意」を配ったという。

 さらに、新潮がいうには、千秋楽の前に日に、平幕・朝乃山が豪栄道に勝ち、優勝を決めた取り組みは、豪栄道の負け方が不自然だったという。

 さらに、鶴竜が栃ノ心に負けた試合も不可解だったというのである。これは、千秋楽の最後の一番で座布団が飛ばないよう、仕組まれたのではないかと憶測するのだが、そこまでやったとしたら国技を侮辱する“国辱”ものである。まさかそこまではと思うのだが。

 東京観光を自らガイドを務め、愛想笑いに終始したのに、日本側のお願いはすべて却下され、ツイッターですべてをバラしてしまうトランプなどに、これほど気を使う必要はどう見てもなかったはずだが。

 さて、ミツカンといえば1804年から続くお酢の老舗である。グループの売上は約2400億円、社員は約3800人だそうだ。そこでお家騒動が起きていると文春が伝えている。

 話はややこしいので簡潔に書く。中埜大輔は、外資系に入り香港で勤務している時、ミツカン創業家一族の娘とお見合いし、結婚した。その妻は、グループの会長後継者とみなされていて、彼も納得していた。男の子も生まれた。

 だが、グループの会長兼CEOを務める妻の父親・中埜和英から些細なことで叱責されるようになり、挙句には、生まれた子どもを中埜夫妻が「養子縁組」したいといい出したというのである。娘の次の跡取りにしようというのであろう。

 大輔は、どこか別の会社に転職しろといわれたそうだ。納得できない彼は妻と別居するのだが、ついには妻から離婚調停の申し立てがなされるのである。当然ながら養子縁組不受理、中埜家には慰謝料を要求して裁判になっている。

 大輔は、「義理の両親にとって、息子が誕生すれば私は用済みだったのでしょう」と話すが、これが事実なら時代錯誤も甚だしい。我が家にもミツカン酢は常備してあるが、こんな話を聞くと酸っぱさが際立ちそうな気がする。

 話は変わるが、日曜日に行われた競馬のGⅠ「安田記念」は後味の悪いレースだった。

 GⅠ5連勝を重ね、史上最強牝馬の呼び声が高いアーモンドアイ、1600mならアーモンドより上といわれるダノンプレミアムが出走するため、東京競馬場には7万人を超える観客が集まった。

 どう考えてもこの2頭のどちらかが馬券に絡むことは「鉄板」だとみんなが考えていた。

 それが全く違う結果になったのである。その大きな理由は、ゲートを出た瞬間、大外枠にいた武豊騎乗のロジクライが大きく内に寄れ、隣にいたアーモンドアイとダノンプレミアムがあわてて下げざるを得なくなったからだった。

 その影響で、ダノンは最下位の16着に終わる。アーモンドは、後方のまま馬群に飲み込まれ、直線を向いても出るところがない。

 このところのルメールの不調を象徴するようであった。ようやく空いたところから猛然と追い込んだが万事休す。1着のインディチャンプと2着アエロリットに、首差及ばずの3着。

 競馬に絶対はない。だが、名手といわれる武豊のあってはならない騎乗ミスと、ルメールの判断ミスが、悪い後味を残してしまった。

 ルメールが慌てず、最後方でも大外を回っていれば、2頭を差し切っていただろう。

 それにしてもダノンの無様な負け方は、合点がいかない。それに、これほどの失態をしでかした武が、騎乗停止たった1日というのは軽すぎる。

 命から2番目に大事なカネを賭けていたわれわれのような競馬ファンには、納得できるレースではなかった。

 しかし、大本命が2頭いなくなったのに、馬連がたったの5670円しかつかなかった。私以外の競馬ファンの慧眼に恐れ入るしかない。

 さて、ダブル選挙の可能性が高まる中、文春は、野党第一党の立憲民主党の枝野幸男代表が、組織運営は最側近の福山哲郎幹事長に任せきりで、自分は、番記者たちとカラオケ三昧だと報じている。

 それも歌うのは、欅坂の『不協和音』や乃木坂46の『君の名は希望』だという。50歳を超えているのに少女趣味とは情けない。野党の統一候補擁立では「不協和音」があってまとまらない、支持率3%で「立憲の希望」などどこにも見えないのに困ったものだ。

 

 新潮の「食べてはいけない」シリーズ、今回はパンである。今やコメを抜いてパンが食卓の主役である。

 だが「トランス脂肪酸」というのがある。「多量摂取を続けると、動脈硬化を招く。それによって、狭心症や心筋梗塞など冠動脈系の疾患を引き起こす可能性がある」(神戸大学大学院医学研究科の石田達郎特命教授)

 あんパン、クリームパン、サンドロール、スティックタイプパン、ケーキドーナツなど、菓子パン系がいけないようだ。私はフランスパン派だからチョッピリ安心。

 ところで、百田尚樹と見城徹幻冬舎社長への怒りが収まらない。特に、作家の実売をツイッターで暴露してしまった見城には、手厳しい批判がSNS上で爆発している。

 批判の渦はニューズウイーク日本版で百田を書いた石戸諭にも及んでいる。

 朝日新聞DIGITAL(5月30日)の「論壇時評」でジャーナリストの津田大介がこう批判している。 

「ベストセラー作家・百田尚樹の来歴と周辺を徹底取材し、その素顔を明らかにした石戸諭のレポート〈7=世界6月号=筆者注〉では、百田が人気を集める理由をトランプ現象を引き合いに出して『「ごく普通の人」の心情を熟知したベストセラー作家と、90年代から積み上がってきた「反権威主義」的な右派言説が結びつき、「ごく普通の人」の間で人気を獲得したもの』と結論付けている。同記事では百田が右派論壇で活躍するきっかけが10年に始めたツイッターである事実も明かされている。彼を突き動かしている情念は、『イデオロギー』ではなくツイッターという『監視カメラ』がもたらした集団的自己承認欲求であると考えれば、いくら炎上してもツイッターをやめず、『政治的な発言で「影響力」を持ちたいと思ったことはない』と言いながら、無自覚に過剰な政治的発言を繰り返す理由が見えてくる。

 石戸は百田を『ごく普通の人』と位置付けたが、それは誤りである。百田は稀代(きだい)のストーリーテラーであり、その天才的能力を敵視でつながりたい人々に幅広く提供した『相互承認コミュニティのリーダー』なのだ。『ごく普通の人たちの憤り』は本当に“憤り”なのか。今我々に求められているのは、ポピュリズムやトランプ・百田現象を『監視社会』という文脈で捉え直すことである」

「某出版社校閲部員」のツイートでは校閲の問題にも言及している。

「校閲の仕事の大原則としては『読者が困らない本を作る』こと。誤植、事実関係、差別表現、など全てこれに当てはまります。幻冬舎の『日本国紀』は、一般書としては最高レベルの『校正』を行ったと見城(敬称略)は言ってますが、校閲がゼロ。そんな本は、深井智朗の事例同様、本来は絶版回収すべき」

 さらにこういう。

「幻冬舎は、『日本国紀』の参考文献を今からでも巻末に示した方が良いのではないか。それはたとえ出典の一部がWikipediaであっても同様。Wikipediaは明示すれば引用が可能。『それは恥ずかしい』とかでなく、ルール上の問題。これは著者の問題というより、出版社である幻冬舎が著者を守る場面です」

 さて第4位。このところ毎回いっているが、秋篠宮家バッシングが激しさを増している。

 今週から文春で「秋篠宮家研究」の連載が始まった。そこには、昨年の夏に、紀子妃が、ある秋篠宮家関係者に苦悶の表情を浮かべて、「私はもう駄目かもしれない……」といったというのだ。

 その時期は、小室圭が突然、ニューヨークのフォーダム大に留学することが報じられた時機と重なる。

 だがそれだけではないそうだ。紀子妃は「適応障害」と診断された雅子妃に代わって、美智子皇后を手本に、公務に励んできた。

 だが、ここへきて美智子皇后は、全国赤十字の名誉総裁を雅子妃に引き継いだ。男の子をもうけ、妃として順風満帆だった彼女が味わった初めての「失意」。紀子妃は「もうこれ以上、公務はできません」と嘆いたという。

 秋篠宮家が皇嗣家になってから職員も24人から51人に増員された。そこで紀子妃は、侍従、女官という役職を廃止して、「皇嗣職宮務官」に統一したそうである。その背景には、侍従、女官という四六時中身の回りの世話をする「オク」の役職をなくして全員「オモテ」にすることで、「自分たちのプライベート空間を守り、プライバシーを保つための措置」(秋篠宮家OB)だという。

 秋篠宮家関係者、事情通などと匿名のまま、中の人間が秋篠宮家のプライバシーを吹聴することを止めさせるための布石のようである。その気持ち、よくわかる。

 新潮では、紀子妃の弟である川嶋舟東京農大准教授が、特定の団体の“広告塔”のような役割を担わされているという報道があったが、父親の川嶋辰彦学習院大名誉教授(79)の交友関係も、宮内庁が心配していると報じている。

 山梨県出身で、家業のパチンコ店を継ぎ、上越市で遊技業「三井企画」を営む三井慶昭社長(75)がその人物だというのである。

 ここの古参役員に山歩きが好きな人間がいて。同好の士である川嶋名誉教授と20年以上前に知り合い、現在では三井社長と家族ぐるみの付き合いだそうだ。

 4月にも、2人は花見のため韓国を訪れているという。

 新潮によれば、三井には2003年、自民党の坂井隆憲代議士に政治資金規正法違反が発覚した際、東京地検特捜部から家宅捜索と事情聴取を受けている(最終的に逮捕はされていない)。

 また、「在日本大韓民国民団新潟県支部」の役員と口論になり、その役員を蹴ってケガを負わせたとして被害届が出されたという(本人は事実無根だといっている)。

 さる宮内庁関係者は、「お立場上、特定の団体や個人とあまり親密な交遊をなされるのは、決して好ましいとは言えません」といっている。金銭の援助を受けているということなら問題だろうが、そうでないのならいいではないか。不自由なものだね、皇室の親族というのは。

 ところで、登戸は私の父親のほうの先祖代々の墓があるところだ。子どもの頃は、秋になるとお寺の法事に連れていかれた。緑の多い境内と多摩川周辺で採れる「多摩川梨」がおいしかったことを覚えている。多摩川で泳いだ話をよく父親から聞かされた。

 今は駅周辺も様変わりしただろうが、記憶にある長閑な登戸駅前で、5月28日午前7時40分過ぎに、両手に包丁を持った男が、スクールバスを待っていた小学生たちに襲いかかり、女児1名と保護者1名、17名に重軽傷を負わせる大惨事が起きた。

 男は凶行後に“躊躇することなく”自分の首に包丁を突き立て自殺した。

 2001年6月に大阪教育大付属池田小を襲って、小学生7名を死亡させ、15名を負傷させた宅間守の事件を思い起こさせる。共通するのは優秀な子どもたちが通う学校ということである。

 今回襲われた「カリスタ学園」は、カナダのケベック・カリスタ修道女会が設立したカトリック学校で、裕福な家庭の子が通う名門校として知られていた。

 後に、殺人犯は川崎市麻生区在住の岩崎隆一(51)と判明。自宅の最寄り駅から登戸駅までは小田急線で7分。土地勘があり周到に用意された犯行のようである。

 文春によれば、岩崎が小学校低学年の時に両親が離婚し、その後は、父親の兄、伯父夫婦の家に引き取られた。地元の中学に進学したが不登校になり、同級生でも顔を覚えていないそうだが、同級生を鉛筆で差すという粗暴な面もあった。一時は専門学校に通っていたが、ここ数年は再び引き籠りがちな生活だったという。

 伯父夫妻には男女の子どもがいて、その従姉はカリスタに通っていた。今は結婚して、孫の顔を見せに頻繁に実家に帰ってくるそうである。

 ここで? 文春のタイトルは「従姉妹」となっている。だが、ポストでも近所に住む50代の男性が、

「伯父夫婦には、実子として隆一のいとこにあたる姉弟がいて、端から見たら三兄弟のように見えるけど、伯父さんたちは『預かって育てている子だ』と近所の人間にもはっきりと言っていました。

(子供時代の)僕の目から見ても、隆一よりその姉弟のほうが大事にされているようには感じていて、とくにお姉さんは地元の小学校じゃなく、たしかカリスタ小学校に通っていたはずです」

 といっている。文春の間違いのようだ。

 

 岩崎家を知る地元関係者は、「こうした従姉の幸せな様子と自らの境遇を比較し、岩崎は強烈な嫉妬心をかきたてられたようです」と語っている。

 アメリカなどでは、犯行後に銃で自殺するケースはあるが、包丁で自殺するというのはほとんど聞かない。いい意味ではないが、よほどの覚悟があったものとみえる。

 学園側は生徒の安全を守るため、警備を強化するなど、かなりの手を打っていたようだが、岩崎のような人間が出てくると、残念ながら防ぎようがないだろう。

「川崎市は29日、岩崎容疑者について別に暮らす親族から『長期間就労しておらず引きこもり傾向にある』などと、生活ぶりに関する相談があったと明らかにした。容疑者と同居するおじ夫婦が『刺激したくない』との意向を示したため、市は本人への接触はしなかった」(SponichiAnnex5月30日より)

 このとき何らかの手を打っていればと思わないでもないが、磯部涼の『ルポ 川崎』(サイゾー)にもあるように、多くの難問を抱える市にそれを期待するほうが無理なのであろう。

 犯人は自殺してしまって、動機は何だったのか不明のままである。

 先の池田小学校事件で長女の花菜ちゃん(7歳)を亡くした塚本有紀さんが、ポストでこう語る。

「私は『なんでなん?』という、真相を知りたい思いを胸にあの男の裁判と向き合っていました。犯人の口から聞くのは辛いことやけど、私は知りたかった。

 でも、今回の事件では犯人が死んでしまったために、その機会も失われています。ご遺族の方のお気持ちを思うと、その痛みは計り知れません」

 彼女は、公判の意見陳述で、

「私の手でこの男を殺してやりたい」

 と怒りをぶつけもした。

「実際にはそんなことはできないと分かっていても、親なら当然の感情やったと思います。加害者が生きていればこそ、やるせない気持ちを持って行く先もあった」

 岩崎という男は、遺族が怒りをぶつけることも“拒否”してしまったのだ。怒りをぶつける相手さえいなくなってしまった遺族たちの悲しみを思うと、何ともいいようがない。

 このような事件が2度と起きないようにと、こうしたことが起きると、決まって識者たちはいうが、衝動犯罪をどうしたら防げるのか。

 防犯という名の監視カメラも、今回は役に立たなかった。人間の内なる狂気がいきなり爆発した時、われわれは茫然と立ちつくすしかないのか。

 AIなどが発達しても、こうした問題は解決しない。登戸という、子どもの頃遊んだ、当時は緑豊かな町で起きた惨劇に、言葉を失っている自分がいる。

 ところで、レンタル家族というビジネスがある。独り身の寂しさを埋めたい、妻と娘をレンタルしたいという要望に、「家族」を貸し出すというのだ。

 そんな代行サービスで一躍時の人となったのが、「ファミリーロマンス」の石井裕一社長(38)だそうで、海外でも注目されているそうである。

 カンヌ映画祭で公開された映画『ファミリーロマンス社』、NHKの海外向けサービス『NHKワールドJAPAN』でも30分のドキュメンタリーとして紹介されたという。

 ところが、同社の元代行スタッフが、これらの映画やドキュメンタリーに依頼者はなく、スタッフである自分が依頼者、女性の代行スタッフが妻と娘、息子は石井が演じた“やらせ”だったと暴露したのである。

 元代行スタッフがこう話す。レンタル家族の依頼者は表に出せない面倒な事情や内面を抱えているから、たとえモザイクであっても簡単にメディアに出ることはないし、他の会社は頼まれても断るという。だからメディアはとはいいたくないが、出演者の真贋ぐらいチェックしておけよ。

 今週の第1位は、水戸黄門の助さん俳優・原田龍二(48)の「4WD諸国漫遊不倫」。とってもおかしい。

 文春によれば、原田はピカピカに磨き上げた4WDランドクルーザーが愛車だという。

 それを駆って、駅で女性をピックアップしてドライブをし、郊外のスポーツ公園の脇の小道にクルマを止めて後部座席に2人で移り、SEXするのがお決まりのコースだそうである。

 コトを終えるとそそくさと彼女を駅に送り届け、埼玉県の自宅へ帰って行く。

 スタジオに見学に来た女性を誘い、京都のウィークリーマンションに誘い込むこともあるという。だが、場所も時間も自分勝手で、行為をしてスッキリしたらすぐ帰ってしまうと、女性たちは憤懣遣る方無いようだ。

 原田に、「公園で2人で何をしていたのでしょうか」と問うと、「……してはいけにことですね」と繰り返したという。

 グラビアに、その時の原田の表情が掲載されている。「まずったな」というのがアリアリである。

 原田という男、文春が出てから自ら会見を開き、妻に怒られたこと、自分は性欲が強いことなどを隠さず語った。

 AERA.dotに全文が載っているが、ある種哀感が漂う話である。いくつか引用してみる。

「不倫は今回が初めて?

 はい。今の妻と10年の交際期間があったのですが、その間にもほかの女性と浮気をしてしまったことがありました。バレてしまって活を入れられたこともあります。(今回の件で妻から)『本当にあなたは治らない人だね、病気』と言われました。そんな僕を捨てることなく、そばにいてくれたことはずっと感謝しています。

―——年頃のお子さんお二人とは。

息子、娘ともまだ会ってないのですが、メールのやりとりはしました。悲しく、つらい、恥ずかしい思いをさせてごめんねと伝えましたけど、息子はすごく怒って僕を叱責(しっせき)する内容を送ってきました。『こんなバカなパパでごめんね』と。『これからは心を入れ替えて、愛する君たちのためにゼロではなくてマイナスからやり直すから』ということ伝えました。中1の娘からは『何やってんの』というメールをもらって、すぐ電話して『ごめんね』と」

 こんなやりとりもある。

「――車の中での行為については。

恥ずかしいことをしました。相手の方にも不愉快な思いをさせてしまったと思っています。

―——車には家族も乗られる?

妻は軽自動車を持っていますが、僕の車に乗ることもあります。

―——その車は今どこに。

違うところに置いています。家にはありません。買い替えなければいけないなと思います」

 外には「原田がんばれ!」と書いた色紙を持ったファンもいたそうだ。

 これからについては、

「わかりません。我々はオファーを受けて成立する仕事ですので、こんな馬鹿な自分を使っていただけるかどうかはわかりません」

 バカだけどいい奴かもしれない。(文中一部敬称略)

【巻末付録】

 今週はポストだけ。巻頭の袋とじは「浅田美代子 ビキニのミヨちゃん」。巻末の袋とじは「畑中葉子 後ろから前から 還暦ヌード!」。60にしてはなかなか魅せる。

「写真家・立木義浩が撮った『時代の女優たち』」。夏目雅子、大原麗子、小柳ルミ子など。

 なをんは「REI 令和最初の謎の美女」。それと「熊田曜子37歳B92 ド迫力Fカップ」。やはり西田幸樹の「REI」がいい。アングルがいい。

 というわけで、ポストは相変わらずヘア・ヌード路線を堅持するようですな。

「歴史で大切なのは解釈」「売れることが一番大事」日本を席巻する『日本国紀』“百田尚樹現象”の裏に何が!?

今週の注目記事・第1位
「日本を席巻する『百田尚樹現象』」(「ニューズウイーク日本版」6/4号)

同・第2位
「丸山穂高・国後島で絶叫暴言『女を買いたい』」(「週刊文春」5/30号)「日ロ交渉史に刻まれる『丸山穂高』暴言秘録」(「週刊文春」5/30号)

同・第3位
「自動ブレーキ車安全性能ランキング」(「週刊ポスト」6/7号)

同・第4位
「川栄李奈<電撃婚>相手に『二股証言』『5カ月前まで私と同棲していた』」(「週刊文春」5/30号)

同・第5位
「『桂文枝さんに伝えたい娘の最後』元愛人紫艶の母悲痛告白」(「週刊文春」5/30号)

同・第6位
「『百田尚樹』に<三流役者>と指弾された『佐藤浩市』名演の見所」(「週刊新潮」5/30号)

同・第7位
「ライザップから銀行が次々、資金を引き揚げ始めた」(「週刊現代」6/8号)

同・第8位
「『兄より先に結婚』と宣言していた秋篠宮」(「週刊文春」5/30号)

同・第9位
「田口淳之介&小嶺麗奈マリファナ・デート-逮捕された元ジャニーズアイドル」(「フライデー」6/7号)

同・第10位
「原発ゼロ『小泉純一郎』を操る『正義の弁護士』の下半身裁判-間男になって」(「週刊新潮」5/30号)

同・第11位
「皇室と恋愛 5条件に立ち返れ」(「サンデー毎日」6/9号)

同・第12位
「安倍首相も呆れた トランプは日露戦争を知らなかった」(「週刊文春」5
/30号)

同・第13位
「朝日新聞労組副委員長はなぜ多摩川で入水自殺したのか」(「週刊文春」5/30号)

同・第14位
「胃瘻でしか栄養を摂れなくなった佐川一政の病床」(「週刊新潮」5/30号)

同・第15位
「『三つの試練』がもたらした『草刈正雄』復活の日(独占手記)」(「週刊新潮」5/30号)

同・第16位
「磯野貴理子を捨てた24歳下夫の正体」(「週刊文春」5/30号)

同・第17位
「不動産情報には決して載らない新宿ゴールデン街の秘密」(「週刊現代」6/8号)

同・第18位
「『山口真帆事件』に大人の鑑賞法-更迭された『劇場支配人』が明かす裏の裏」(「週刊新潮」5/30号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 まずは新潮からいこう。山口真帆事件で、NGT48を更迭された今村悦朗(59)という前支配人が話をしている。
 
 聞くべき何ものもない。卒業する3人には頑張ってほしいと願っているというが、ここまで山口を追い詰めたのは、あんたを含めた運営側の自己保身ではなかったのか。

 お次は現代。今週も平週号だが、次号の発売は来週金曜日の6月7日である。1週売りと2週売りとに分けて、月3回刊にしたのだが、それならば読者に対して、週刊現代はこういう形で発行しますと発表すべきだと思う。

 ふた昔前なら、毎週月曜に買う読者が多かったから、間違って同じ号を買ってしまい、怒りの投書が殺到したことだろう。

 今は読者も少ないから、苦情もないのだろうが、週刊誌といえども公的な刊行物である。

 部数減によって、印刷代、紙代を節約するために「苦渋の選択」をしたと、読者や世間にいうべきだ。その責任を逃れて、なし崩しに月3回刊にするなど、見苦しいではないか。

 現代OBたちは何を思っているのだろうか。聞いてみたいものだが。

 さて、新宿ゴールデン街は私にも青春の地である。もはや行きつけの店はほとんどなくなり、若者相手の小洒落た店が増え、ジイサンが昔を懐かしむところはどこにもない。

 ここは権利関係が複雑で、売り買いがなかなか難しかった。ここを調べたノンフィクション・ライターの平井康章は現代にこう書いている。 

「今回、いくつかの店舗の登記簿にあたってみたが、過去に旧大蔵省や東京都の差し押さえにあった後、目まぐるしく所有者が替わり、今も複数の抵当権がついている土地が少なくなかった。
 なかには『アメリカ合衆国デラウェア州』や『ケイマン諸島』など、海外に本拠を置く会社が過去に抵当権をつけていたケースも散見された。(中略)
 こうした情報は、地元の不動産関係者のみで共有されるが、表に出てくることはない。『新宿ゴールデン街まちづくり協議会』の資料によれば、この街の土地・建物権利者は151名(’17年9月時点)もいるという」

 ゴールデン街が形成されたのは終戦後、しばらく経ってからだった。昭和24年(1949年)、GHQが露店撤廃令を出したことを受け、当時新宿駅東口にあった「新宿マーケット(龍宮マーケット)とも呼ばれた」付近の露天、新宿2丁目付近で営業していた露天が移転を余儀なくされ、代替地として用意されたのが、かつて三光町という地名だった現在の場所だった。

 当初、この一帯は青線と呼ばれる非合法の売春地帯だった。

 ゴールデン街には夜な夜な文士や芸能人が集い、賑わっていた。

 だが、「’90年代に入ると、バブルは崩壊。それまでの激しい地上げの影響もあり、最盛期に300軒近くあったゴールデン街の飲食店は、百数軒程度まで減ってしまった」(同)

 さらに、街の将来に目を向ければ課題も残るという。

「最も大きな問題は、多くが築70年を迎える木造建物の老朽化だ。’16年に4軒を巻き込む火災が発生したのを機に、街ぐるみで建て替えや不燃化対策を進めようとしているが、対策は遅々として進まないのが現状だ」という。

 まあ、あのまま朽ちていくのもゴールデン街らしくていいのでは。あまりにも無責任ないい方にはなるが。

 タレントの磯野貴理子(52)が突然、テレビで離婚したことを公表した。理由は「自分の子供が欲しい」と年下の亭主がいったからだという。

 磯野が再婚したのは12年、24歳年下だった。彼女は40代半ば。磯野が脳梗塞で倒れた時は、救急車を呼び命を助けたこともあるが、酒癖が悪いらしい。

 だが、磯野が妊娠して子どもを産むのは難しいと知っていて結婚したのではないのか。男に非難が集まるのはわかる。

 だが、彼女が74歳になった時、男はまだ50歳か。一般論だが、年の離れた、特に女性が年上の場合、結婚生活はなかなか難しいのかもしれない。

 草刈正雄という俳優がいる。日本人の母親と日本に駐留していたアメリカ兵との間に生まれたが、父親は朝鮮戦争で亡くなったという。

 苦労はしたが、生まれ持っていた“美貌”がモデルとしての成功に結び付活き、俳優としても注目される。

 今は66歳。新潮でインタビューに答えている。NHK朝ドラの『なつぞら』に出演し、3年前にはNHK大河ドラマ『真田丸』にも出た。

 いい男過ぎるのが難点だったが、還暦を過ぎていい味が出てきたということだろう。これから俳優として大成するかどうかが問われると思う。映画の代表作が欲しいね。

 1981年、パリ留学中に、オランダ女性を殺して肉体の一部を食べたことで有名になった佐川一政(70)という男がいる。

 私も、小説を書いたから見て欲しいとと電話があり、渋谷で何度か会ったことがある。その佐川が6年前に脳梗塞を患い、今は、誤嚥をしないために胃瘻にして、ベッドに寝た切りだと、新潮で佐川の実弟が話している。

 弟が、「今でも女性を食べたいと思うかと聞いたら、『思う』と答えた」という。

 多摩川で朝日新聞労働組合副委員長・K(35)の遺体が発見されたのは5月13日の夕方。

 Kは校閲記者として腕を磨き、言葉のプロとして自負を持っていたという。

 労組専従になったのは昨年8月。朝日の部数は減り続け、この4年半で約140万部減、売り上げは400億円減り、社員の給料にもメスを入れる動きが出ていたという。

 70億円の人件費削減を掲げ、平均年収1293万円を平均165万円カットすると会社側はいい出したそうである。

 文春によれば、渡辺雅隆社長と労組委員長が大阪で縁があり、労組側は「賃下げの必要性は認めざるをえない」と表明したのである。

 当然社内からは、なれ合いではないかという批判が出て、その矢面に立ったのがKだったという。

 遺書にも、賃下げの対応に悩んでいるという内容があったという。これだけ部数が減っているのだから、社員も何らかの負担をすべきだとは思うが、心がまっすぐ過ぎて、臨機応変に対応できなかったのだろう。きっと、校閲マンとしては優秀な人だったと思う。

 さて、トランプが極上の東京名所めぐりをして、満足して帰途につく。

 なぜあれほどまでに「接待」しなくてはいけなかったのか。そのくせ、ツイッターでは、貿易交渉は参院選まで待つと、安倍との暗黙の了解をばらし、おまけに選挙のelectionにsをつけたから、ダブル選挙を安倍に持ちかけられたことも暴露してしまったと騒ぎである。

 だが、文春によれば、トランプは日露戦争も知らなかったという。首相周辺が、トランプは安倍に、「日本はロシアと戦争をやったのか?」と聞き、勝ったと伝えると、「グレート!」と仰天していたというのである。

 トランプと安倍がゴルフをやったのは「茂原CC」だった。現代によると、今回2人とゴルフをした青木功が、茂原のオーナーと旧知の仲だったからだという。

 懸案が山積する中、ゴルフや大相撲、居酒屋で飲んでる場合じゃないだろうと思う。

 お次はサンデー毎日から。戦後史に詳しい評論家の保阪正康が眞子&圭問題について言及しているのだが、あまりにも古めかしい論を展開している。

 恋愛から出発しての結婚があってもよい、といいながら、「しかしそこには昭仁皇太子と美智子さんの結婚に見られるように、好意の感情とともに尊敬や畏敬がより大きな比重を占めていることが重要な要件になっていたのである。歴史的に見て、特に近代日本の歴史を見て皇室と恋愛という括り方をしてみると、次のような言い方ができるように思う」と箇条書きにしている。

 皇室の関係者の恋愛は感情だけではない。相互に畏敬の念が要求される。

 世間に一定の範囲で認知される。必ず助言者がいて、適時助言を受ける。恋愛相手は必ず調査される。

「少なくともこの五条件は基本的なルールといっていいのではないだろうか。このルールに欠けていれば、それは歓迎されないといっていいだろう。同時にこれらの条件は何も皇室だけではなく、一般社会でもよく語られる条件である。(中略)
 皇族は天皇を支えるという大きな役目がある。この恋愛は現在は令和の天皇を支えるうえで阻害要因になるのか否かが問われるべきであろう。そして将来は、秋篠宮さまや悠仁さまにとって支えることになるのかが検証されるべきであるように思われる」(保阪)

 保阪は、眞子&圭の結婚を「多くの点で皇室の条件から欠落している点が多いように思う」と、否定的である。

 私は、2人の恋愛感情は本物だと思うし、小室圭が皇室に対して「畏敬の念」がないとは思わない。

 世間に認知されていないとすれば、母親のことを週刊誌に持ち込んで、一方的に責め続けている元婚約者の話をそのまま垂れ流してきた週刊誌やテレビ報道にこそ問題があるのではないか。どちらにしても、私とは異なる見解であることはいうまでもない。

 新潮に、小泉純一郎元首相を担ぎ出して、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自連)をつくった河合弘之弁護士が、社会正義とはちと違う、人妻と不倫をしていたと、元の夫から訴えられていると報じている。

 もちろん、河合弁護士は一切否定しているが、首を傾げるのは、河合側は裁判資料の閲覧制限を頻繁にかけて、見られたとしても訴状などは終戦直後の黒塗り教科書みたいだというのだ。やましいことがないなら堂々と裁判で主張し戦えばいいと、私も思うのだが。

 ところで、5月22日、「関東信越厚生局麻薬取締部は大麻取締法違反(所持)の疑いで、アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介容疑者(33)と交際相手の女優・小嶺麗奈容疑者(38)を現行犯逮捕した」(朝日新聞DIGITAL5月22日より)

 フライデーは07年に、バリバリのトップアイドルだった田口が、年上の小嶺を連れて、キャップもマスクもつけずに表参道を歩いていたり、部屋着で焼き鳥屋へ寄ったりしているところを撮っていた。

 人前で手をつないだり、タクシーの中で熱い口づけ交わしたりと、ひと目もはばからず2人の世界にドップリつかっていたというのである。

 その当時から、小嶺が薬物中毒という噂が流れていたが、田口は耳を貸さなかったそうだ。
 
 取り調べで田口は「2人で大麻をやった」といい、小嶺は「自分1人でやった」と話しているという。年上女が年下の恋人を庇っているという図だが、可愛いんだろうな年下の男は。
 
 5歳ぐらい年上だったらうまくいくのかもしれない。
 
 文春に「秋篠宮・紀子さまご成婚秘話」という記事がある。当時、紀子と秋篠宮の結婚をスクープした元朝日新聞社会部記者の内藤修平が往時を回顧して話をしている。

 紀子が、内藤に「皇室に入ったら、和歌が詠めないといけないのでしょうか?」と聞いたり、秋篠宮がイギリスへ留学すると、「別の新しい人と出会われるのではないか」と不安を漏らしていた、「もし結婚がうまく行かなかったら、父のように学者になりたい」といっていたというようなことが書かれているが、目新しいことはほとんどない。

 秋篠宮が兄・浩宮より先に結婚することに反対され、皇籍離脱すると迫ったなどと週刊誌で報じられたが、実際は、美智子妃は早くから紀子のことを認めていて、何度も東宮御所へ出入りし、テニスなどをしていたという。

 私も一度だけ会ったことがある紀子の父親・川嶋辰彦学習院大教授の対応が素敵だ。内藤記者が福岡へ異動になってからも、3回も会いに来てくれて、「結婚はまだです」と教えてくれたという。

 取材相手と、こうした交遊を結ぶというのは、私にはなかったから、うらやましい気がする。

 日本ABC協会の2018年7月~12月の雑誌販売部数が発表された。

 主な週刊誌を紹介しよう。週刊現代が4500部ほど部数を伸ばして約21万部だが、週刊文春は2万1000部強落して約31万部、週刊新潮は3万7000部ほど落として約21万部。

 現代と競っている週刊ポストは、1万5000部ほど落して、約19万部と20万部の大台を割ってしまった。

 週刊朝日は約7万2000部、サンデー毎日が約3万5000部、フライデーも2600部ほど落して約9万部、FLASHは4000部ほど落して約6万2000部である。

 月刊誌の文藝春秋も2万6000部ほど落して約21万部。週刊誌全体では前年同期比で97.77%、約323万部である。

 ここへきて文春、新潮の部数減が目立つ。スクープでは売れないが、スクープが無ければもっと売れない。

 現代が5月の連休明けから月3回刊へとアナウンスなしに移行したが、これが週刊誌時代の終わりの始まりになるのか、注視したい。

 現代が先週に続いてライザップを取り上げているが、今回は、ライザップと前澤友作のZOZOがよく似ていると報じている。

 ライザップは銀行からも見放されつつあるというのだが、

「株価が急落し、投資家を慌てさせているのは、ライザップだけではない。ZOZOもいま深刻な株価低迷に悩まされている。
 インターネット通販によるアパレル事業で急拡大したZOZOの株価は一時、時価総額1兆円を超えるほど上昇した。創業者の前澤友作社長(43歳)は、剛力彩芽をはじめ女優とたびたび浮き名を流し、100億円を超える現代アートのコレクターとしても有名だ。
 ここにきてZOZOの低迷が顕著になってきている」(現代)

 ZOZOの関係者がいう。

「アートの購入費や月旅行の前払い金など、前澤さんには現金が必要だった。そこで株を担保に融資を受けたのですが、さらに株価が下がれば後がない。慌てて資金を作るために自慢のアンディ・ウォーホルの絵画も売却したと言われています」

 このまま株価が下がり続ければ強制的に株が売却されることもあるという。

「その下限は一説に時価総額4800億円、1株1540円。非常に危険な状態です。経営に打ち込み株価を上げるしか、方法はありません」(同)

 だがカルビー元社長の中田康雄はこう見ている。

「アマゾンがファッション通販で攻勢をかけ、ZOZOのモデルは目新しさを失いつつある。新しい事業モデルの展開なくして今後の成長は期待できない。株価を上げるのは甘くないでしょう」

 ZOZOやライザップの命は短くて、苦しきことのみ多かりきか。

「第一生命サラリーマン川柳」が決まった。

「ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし」「いい数字 出るまで測る 血圧計」「手紙書き 漢字忘れて スマホ打ち」。このところ腹を抱えて笑えるものがない。これも時代の閉塞感からか。

 さて、俳優の佐藤浩市(58)が、公開されている映画『空母いぶき』についてのインタビューの中で、「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残っているんですね」と語り、首相を演じるに当たって、「彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです」といったが、それに対して、百田尚樹や堀江貴文ら右派連中が、安倍首相をおちょくっている、けしからんと批判したことがチョッピリ話題である。

 こんなことでいち俳優をあげつらう連中の気が知れないが、ここだけを抜き出して紹介すると、佐藤の発言は安倍だけではなく、病を抱えている人に対して無神経だといわれても致し方ないだろう。

 時の政権を批判するには、腰だめして、何を俎上に上げるか考えることだ。安倍にはモリカケ問題、公文書の改ざん、放言癖、カミさんの“酒乱”問題など皮肉る話は掃いて捨てるほどあるではないか。 

 以前から不思議に思っているのは、アメリカには大統領を主役にしたドラマや映画がいくらでもあるのに、なぜ日本ではそれができないのだろう。

 ケヴィン・スペイシーが制作に参加したNetflixの『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は、スペイシーの演じる大統領が、殺しから不倫、相手候補を追い落とす汚いやり方が生々しく描かれ、関係が冷え切った妻には男をあてがい、その妻が反旗を翻し夫を殺して大統領に取って代わるという奇想天外、何でもありのドラマだ。

 スペイシーがセクハラで告発され、降板したことで平凡なドラマになってしまったのが残念だ。日本の首相官邸を舞台に、首相と官房長官の確執、出世に目がくらんだ役人たち、政権の甘い汁を吸いたくて群がるテレビ局の幹部、自称作家、出版社社長などが織りなすドラマをやらないか。そんな勇気のあるテレビ局スタッフや幹部などいないのだろうな。

 幻冬舎の見城徹社長の評判が悪い。自社で本を出している作家が、百田の『日本国紀』を批判したからと、出す寸前になっていた当該の作家の本を出さないといい出し、おまけに、自分のツイッターで、その作家がいかに売れないか、部数まで公表してしまったのである。

 こんな人間が同じ出版界にいると思うと情けなくて涙が出る。これまで何冊も編集についてのハウツー本を出し、芸能界のドンの尻について大物を気取ってみたり、安倍首相ともお友だちだと、ネット番組にお越しいただいてゴマをすり続けてきたことで、自分を見失ってしまったのだろう。

「有名になりたいという病」に取りつかれてしまった哀れな人間だと思う。

 文春が、桂文枝と18の時に知り合い、以来20年の青春を文枝に捧げた演歌歌手・紫艶ことが、3月31日、自宅マンションで突然亡くなってしまったと報じている。享年41。

 16年3月にフライデーで、文枝との不倫関係を告白。だが文枝は全面否定した。同じ吉本興業に所属していたため、吉本は文枝の擁護に回り、結局、文枝が上方落語協会会長を退任、紫艶が芸能界を引退することで幕引きとなった。

 紫艶に対する批判がすごく、孤立無援の彼女は次第に体調を崩していった。紫艶の母親が娘に文枝とのことを、「辛かったでしょう」と聞いたことがあるという。彼女は「苦しいこともあったけど、楽しいこともあったんだよ。でも一言、本当のことを言ってほしかった。お母さん、悔しい」といったそうだ。文枝はこの言葉を何と聞くのだろう。

 川栄李奈(24)という元AKB48出身で女優と、俳優の廣瀬智紀(32)ができちゃった婚を発表した。

 川栄は、ドラマにCMにと引っ張りだこで、CM本数は綾瀬はるかを凌いで14社もあるそうだ。だが、おめでとうと素直にいえないのが週刊誌の悪いところ。文春は、廣瀬と結婚を約束し、3年間も同棲していた20代A子の恨み言を載せている。

 廣瀬は、埼玉にいる両親にも彼女を紹介していたそうだから、彼女が結婚できると考えたとしてもおかしくはない。

 廣瀬と川栄の交際が始まったのは、昨年10月の舞台『カレフォン』だというが、A子は廣瀬の本読みに付き合い、川栄の台本を読んだこともあったという。

 その公演期間中に、廣瀬から「仕事のために人間として成長したいから、俺は一人で生きていきたい」といわれた。仕方なく彼女が出ていくと、今度は態度を豹変させ、「結婚に向けて頑張ろう」といい出した。

 こんないい加減な男と結婚して大丈夫なのだろうか、川栄は。

 高齢者の自動車事故が多発している。そのほとんどがブレーキとアクセルを踏み間違えたというケースである。

 では、そうした事故を自動車の安全性能でいくらか防ぐことができるのか。ポストの時宜を得た特集である。

 助けとなるのは自動車に搭載されている、予防安全性能だ。前方の障害物を察知して自動的にブレーキがかかったり、衝突回避の警報が鳴ったりするシーンをCMなどで見たことがある人も多いだろう。

 国土交通省所管の独立行政法人「自動車事故対策機構」が、被害軽減ブレーキ対歩行者、被害軽減ブレーキ対車両、車線逸脱抑制、後方視界情報、高機能前照灯、ペダル踏み間違い時加速抑制などの点を採点した。満点が126点である。

 1位はトヨタのカローラスポーツで122.4、2位がスバルのフォレスターで122.3、3位がホンダのインサイトで121.4,4位がN-VAN(軽)で120.6。16位のオデッセイは62.7である。

 自動運転車に行く前に、もっとメーカーは安全性の研究にカネをかけてもらいたいと思う。

 さて、丸山穂高議員の「(国後島の返還は)戦争しないと、どうしようもなくないですか」発言は、どん底まで落ちている議員の質の低さにとどめを刺したといえるだろう。

 この発言は、「北方四島ビザなし訪問団」として国後島を訪れていた一夜、「日本人とロシア人友好の家」で一行がささやかな宴会を開いていた時、したたかに酔った丸山が、大塚小彌太団長に議論を吹っかけた時に出たものであった。

 だが、文春、新潮によれば、丸山の暴言はこれだけではなかった。文春によれば政府関係者がこう話す。

「あの夜、丸山氏は女性蔑視、猥褻な発言を繰り返し、禁じられた外出までしようとした。しかも、その理由は『女を買いたい』という信じられないものでした」

 その他にも「オツパイ! チンチン!」と連呼し、「俺は女の胸を揉みたいんだ~!」と絶叫したというのである。

 団員の中には女性はもちろん、島民三世の女子中学生や高校生がいたというのに。

 その後も、外へ出たいという丸山は、「オレは国会議員だ! ここは日本の領土だろ! 議員だから不逮捕特権があるんだ!」とほざいたそうだ。

 なぜ無用な外出を制限しているのか。新潮によれば、「外出先でトラブルがあり、ロシアの警察に拘束された場合、現地の法律が日本人に適用されてしまうことで、事実上、北方四島がロシアの領土だと認めることに繋がりかねないからである」

 ましてや買春で捕まったりしたら、安倍首相のプーチン大統領への“土下座外交”も水の泡になってしまう。丸山に一番怒っているのは安倍ではないだろうか。

 おまけにこの旅行団には旅費、宿泊代が「北方四島交流北海道推進委員会」から支給されるそうだ。

 ボスの松井一郎維新の会代表が、除名処分とし、「アルコール依存症だ」とSNSで断じ、議員辞職まで促したのに、「このままではこの国の言論の自由が危ぶまれる」などと寝言をいって、議員辞職はしないようだ。最高学府を出た元官僚が「言論の自由」の意味さえ理解していないのである。

 文春の巻頭グラビアに、おバカなことでは丸山にも引けを取らない桜田義孝前オリ・パラ大臣が、睨みつけるように丸山を見て通り過ぎる瞬間が切り取られている。

 こういう連中は選良ではなく選悪である。これまで議員辞職勧告決議が可決されても、辞職した議員は皆無だそうだ。いっそのこと、丸山を議員にしておいていいのかという国民投票でもやったらどうだろう。

 質の悪さでは丸山、桜井と同じ穴の狢は安倍首相であろう。どうやら消費税を10%に増税することを再々凍結して、その信を問うということで衆参同日選を強行するようだ。

 野党も自民党内からも「凍結やむなし」という声が圧倒的なのに、なぜ選挙をやらなければいけないのか。「アベノミクスの失敗で景気が悪化したから、増税を凍結します」でいいはずではないか。

 今週の1位は、久しぶりにニューズウイーク日本版の「百田尚樹」についての記事である。

 日本を席巻するとは大仰だが、百田ばりの面白い記事になっている。書いたはノンフィクション・ライターの石戸諭。

 彼は毎日新聞で10年ほど記者をやっていたというから、日本では数少ないリベラル派のようだ。

 百田の本を全部読み、見城徹幻冬舎社長にもインタビューしている。長いが、これを読めば、百田という人間が何たるかがよくわかる。

 ここでも何度か書いたが、やしきたかじんが亡くなった後、死ぬ少し前にやしきと結婚した女とのことを『殉愛』とタイトルをつけ、「純愛ノンフィクション」と謳って幻冬舎から出した。

 だがその内容たるや女のいい分だけで構成され、女が悪口をいっているたかじんの長女や、元マネージャーのいい分などまったく聞かない呆れたフィクション本であった。

 長女も元マネージャー―も百田と幻冬舎を相手取り訴えを起こした。結果、百田側は敗訴した。

 元マネージャーは『純愛』出版後、社会的な信用を失い、芸能界での職を得ることもできなかった。家族共々、大阪から東京への引っ越しを余儀なくされてしまったという。石戸のいうように、表現は生活を壊すこともできるのである。

 この裁判を傍聴したノンフィクション作家の角岡伸彦が、百田が法廷でこう語ったという。

「確かに、書き方については、もっとこうしたらよかったという思いはありますが、仕方ない。書いてしまったんやから」

 この本を出版したことについて、見城徹はこう答えている。

「名誉棄損については申し訳なかったが、出すべきだと判断したということです。これ以上言うことはない。僕は作家の側に立つ。危険だからやめようと言うことはできた。でも、作家が熱を込めて書いたもの。うちのために書いてくれたのだから訴訟に負けても、作家の側に立つという決断をした」

 先に書いたように、百田の『日本国紀』を批判した作家の津原泰水の文庫本を、出版しないと通告し、ツイッターでこれしか売れなかったと実売部数を公表するという呆れ果てたことをしたのは見城その人である。

 彼にとって売れない作家など守る必要なはない、売れる作家なら身を挺して守るということなのだ。

 これからは、作家が幻冬舎から本を出すと、「よくあんなところから出す気になったな」と揶揄されるようになるだろう。

 出版社の存立を自ら危うくした人間として代々語り継がれるだろう。

 石戸は、百田人気をこう分析する。

「中韓に『怒り』を爆発させ、朝日新聞と言う大マスコミを批判する言葉は、非マイノリティポリティクスと相性が良い。マジョリティーである『ごく普通の人』は多かれ少なかれ、中韓への違和感や疑義を持って、生活している。百田の言葉は『ごく普通の人の感覚』の延長線上にあるのではないか、と」

 百田は自身をトリックスターと表した一文がことのほか気に入っていると話したことがあるそうだ。

「彼の自己認識はこれに近いのではないか。読者の支持がなくなればそれで終わり。物議を醸す発言も自分が思うこと言っているだけで、自分の考えに染めてやろうとは思っていない……」(同)

 インタビューで日本国境を書いたことについて百田はこう答えている。

「そうですね、学術的なものではないです。僕が日本という国の物語を面白く書いた、という本です。民族には物語が必要です。日本には素晴らしい物語があるのに、これまで誰も語ってこなかった。歴史的事実を淡々と書いたところで、それは箇条書きと同じです。
 僕は歴史で大切なのは解釈だと思っています。事実は曲げられませんから、事実に基づき、史料と史料の間を想像力で埋めて書いたのが、僕の解釈による通史です。日本の歴史をこうあるべき、なんて思うことはないですね。

 南京大虐殺はなかったなどと、安倍首相でも認めていることまで百田は否定する。歴史修正主義者ではないのかと聞かれ、

「僕は歴史修正主義者でもなんでもありませんよ。それまで事実をねじ曲げてきたことが歴史修正であり、私は『日本国紀』で普通の歴史的事実を書いています。南京大虐殺があった、日本軍の強制による従軍慰安婦がいた、というほうが『歴史修正』だと思いますよ。それらに物的証拠、史料的証拠はありますか?」

 この男にとって事実かどうかよりも売れることが一番大事なのだ。

「売れることが一番大事。そのためにやっています。売れなくてもいいならブログに書いていたらいい。僕の本で、編集者、製本会社、書店、営業……。多くの人がご飯を食べているんです。売れなくてもいいから本を出そうとは思いません」

 またこうもいう。

「僕は小説家なので、政治について何かを書いて、お金をもらうという意識はありませんでした。でも、言えるツールを見つけましたね。それがツイッターです。ツイッターなら原稿料ももらっていませんから、自分の好きなことがいえます」

 最後に、あなたは論客なのかといわれて、

「論客じゃないです。小説家です」

 この男にとって、面白いこと、売れることが何にもまして重要で、間違いやコピペなど大したことではないのだ。

『日本国紀』も面白ければ間違いなどあったっていい。見城社長にとっては売れる作品がいい作品で、売れなければ内容がよくてもクソなのだ。

 売れなくてもいい作品を出したい。そう思っている出版人はごくごく少数である。多くの出版社や編集者は、売れてナンボと思っている。彼らの“本音”であることは間違いない。だが、当事者が「それをいっちゃお終い」だということ百も承知である。

【巻末付録】

 まずはポストから。いつもながらいきなり過激ヌード。「なをん/100万人の恋人*森咲智美-おっぱい女王と温泉逃避行」

 後半は、「ご当地麺をビキニで食レポ!-地方出身グラドル8人がふるさとの味を紹介」

「伊藤蘭、秘蔵フォト特別公開-歌手・ランちゃんにまた会える!」「乳<NEW>スター誕生-☆HOSHIN」

 袋とじは「令和元年のアンダーヘア大研究-秘密の花園潜入」。おいおい、ここまでやって大丈夫なのかよ。ヘアが大写しになっている。これは思い切ったことをやったものだ。もうどうともなれという捨て鉢な気分でやったのだろうか。近来まれな迫力のあるヘア・ヌードではある。

 現代は巻頭で「フジテレビアナウンサー・三田友梨佳-ミタパン初めての撮り下ろしグラビア」。なかなかかわいい子だ。

「レースクイーンを巡る大冒険-みんなここから大きくなった」「なぜ、彼女は見せたがるのか-美女たちの心理探究」「小瀬田麻由、感動!生ヒップ!-いま話題のCM美女」

 袋とじは「物語のあるSEXをあなたに/街歩き講座で先生と生徒が……」

 今週はポストの圧勝というより、何か、自滅してもいいという凄い迫力を感じてならないのだが。(文中敬称略)

 ここでこの欄を借りて、【告知】をさせていただきたい。

【5月の「ノンフィクションの醍醐味」のご案内】
 今回は私、元木昌彦が講師をします。
 テーマは新連載「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」記念講演。
『平成挽歌―いち編集者の懺悔録』〈株式会社データ・マックス〉
開催日時は
5月31日、金曜日、午後7時から9時まで
カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室(03-5292-5772)
東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階
(地下鉄高田馬場駅から濡れずに行けます)
「ゼロメガでとってあります」
レギュラー以外の参加者はコーヒー・会場代1,000円お支払いください。

「歴史で大切なのは解釈」「売れることが一番大事」日本を席巻する『日本国紀』“百田尚樹現象”の裏に何が!?

今週の注目記事・第1位
「日本を席巻する『百田尚樹現象』」(「ニューズウイーク日本版」6/4号)

同・第2位
「丸山穂高・国後島で絶叫暴言『女を買いたい』」(「週刊文春」5/30号)「日ロ交渉史に刻まれる『丸山穂高』暴言秘録」(「週刊文春」5/30号)

同・第3位
「自動ブレーキ車安全性能ランキング」(「週刊ポスト」6/7号)

同・第4位
「川栄李奈<電撃婚>相手に『二股証言』『5カ月前まで私と同棲していた』」(「週刊文春」5/30号)

同・第5位
「『桂文枝さんに伝えたい娘の最後』元愛人紫艶の母悲痛告白」(「週刊文春」5/30号)

同・第6位
「『百田尚樹』に<三流役者>と指弾された『佐藤浩市』名演の見所」(「週刊新潮」5/30号)

同・第7位
「ライザップから銀行が次々、資金を引き揚げ始めた」(「週刊現代」6/8号)

同・第8位
「『兄より先に結婚』と宣言していた秋篠宮」(「週刊文春」5/30号)

同・第9位
「田口淳之介&小嶺麗奈マリファナ・デート-逮捕された元ジャニーズアイドル」(「フライデー」6/7号)

同・第10位
「原発ゼロ『小泉純一郎』を操る『正義の弁護士』の下半身裁判-間男になって」(「週刊新潮」5/30号)

同・第11位
「皇室と恋愛 5条件に立ち返れ」(「サンデー毎日」6/9号)

同・第12位
「安倍首相も呆れた トランプは日露戦争を知らなかった」(「週刊文春」5
/30号)

同・第13位
「朝日新聞労組副委員長はなぜ多摩川で入水自殺したのか」(「週刊文春」5/30号)

同・第14位
「胃瘻でしか栄養を摂れなくなった佐川一政の病床」(「週刊新潮」5/30号)

同・第15位
「『三つの試練』がもたらした『草刈正雄』復活の日(独占手記)」(「週刊新潮」5/30号)

同・第16位
「磯野貴理子を捨てた24歳下夫の正体」(「週刊文春」5/30号)

同・第17位
「不動産情報には決して載らない新宿ゴールデン街の秘密」(「週刊現代」6/8号)

同・第18位
「『山口真帆事件』に大人の鑑賞法-更迭された『劇場支配人』が明かす裏の裏」(「週刊新潮」5/30号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 まずは新潮からいこう。山口真帆事件で、NGT48を更迭された今村悦朗(59)という前支配人が話をしている。
 
 聞くべき何ものもない。卒業する3人には頑張ってほしいと願っているというが、ここまで山口を追い詰めたのは、あんたを含めた運営側の自己保身ではなかったのか。

 お次は現代。今週も平週号だが、次号の発売は来週金曜日の6月7日である。1週売りと2週売りとに分けて、月3回刊にしたのだが、それならば読者に対して、週刊現代はこういう形で発行しますと発表すべきだと思う。

 ふた昔前なら、毎週月曜に買う読者が多かったから、間違って同じ号を買ってしまい、怒りの投書が殺到したことだろう。

 今は読者も少ないから、苦情もないのだろうが、週刊誌といえども公的な刊行物である。

 部数減によって、印刷代、紙代を節約するために「苦渋の選択」をしたと、読者や世間にいうべきだ。その責任を逃れて、なし崩しに月3回刊にするなど、見苦しいではないか。

 現代OBたちは何を思っているのだろうか。聞いてみたいものだが。

 さて、新宿ゴールデン街は私にも青春の地である。もはや行きつけの店はほとんどなくなり、若者相手の小洒落た店が増え、ジイサンが昔を懐かしむところはどこにもない。

 ここは権利関係が複雑で、売り買いがなかなか難しかった。ここを調べたノンフィクション・ライターの平井康章は現代にこう書いている。 

「今回、いくつかの店舗の登記簿にあたってみたが、過去に旧大蔵省や東京都の差し押さえにあった後、目まぐるしく所有者が替わり、今も複数の抵当権がついている土地が少なくなかった。
 なかには『アメリカ合衆国デラウェア州』や『ケイマン諸島』など、海外に本拠を置く会社が過去に抵当権をつけていたケースも散見された。(中略)
 こうした情報は、地元の不動産関係者のみで共有されるが、表に出てくることはない。『新宿ゴールデン街まちづくり協議会』の資料によれば、この街の土地・建物権利者は151名(’17年9月時点)もいるという」

 ゴールデン街が形成されたのは終戦後、しばらく経ってからだった。昭和24年(1949年)、GHQが露店撤廃令を出したことを受け、当時新宿駅東口にあった「新宿マーケット(龍宮マーケット)とも呼ばれた」付近の露天、新宿2丁目付近で営業していた露天が移転を余儀なくされ、代替地として用意されたのが、かつて三光町という地名だった現在の場所だった。

 当初、この一帯は青線と呼ばれる非合法の売春地帯だった。

 ゴールデン街には夜な夜な文士や芸能人が集い、賑わっていた。

 だが、「’90年代に入ると、バブルは崩壊。それまでの激しい地上げの影響もあり、最盛期に300軒近くあったゴールデン街の飲食店は、百数軒程度まで減ってしまった」(同)

 さらに、街の将来に目を向ければ課題も残るという。

「最も大きな問題は、多くが築70年を迎える木造建物の老朽化だ。’16年に4軒を巻き込む火災が発生したのを機に、街ぐるみで建て替えや不燃化対策を進めようとしているが、対策は遅々として進まないのが現状だ」という。

 まあ、あのまま朽ちていくのもゴールデン街らしくていいのでは。あまりにも無責任ないい方にはなるが。

 タレントの磯野貴理子(52)が突然、テレビで離婚したことを公表した。理由は「自分の子供が欲しい」と年下の亭主がいったからだという。

 磯野が再婚したのは12年、24歳年下だった。彼女は40代半ば。磯野が脳梗塞で倒れた時は、救急車を呼び命を助けたこともあるが、酒癖が悪いらしい。

 だが、磯野が妊娠して子どもを産むのは難しいと知っていて結婚したのではないのか。男に非難が集まるのはわかる。

 だが、彼女が74歳になった時、男はまだ50歳か。一般論だが、年の離れた、特に女性が年上の場合、結婚生活はなかなか難しいのかもしれない。

 草刈正雄という俳優がいる。日本人の母親と日本に駐留していたアメリカ兵との間に生まれたが、父親は朝鮮戦争で亡くなったという。

 苦労はしたが、生まれ持っていた“美貌”がモデルとしての成功に結び付活き、俳優としても注目される。

 今は66歳。新潮でインタビューに答えている。NHK朝ドラの『なつぞら』に出演し、3年前にはNHK大河ドラマ『真田丸』にも出た。

 いい男過ぎるのが難点だったが、還暦を過ぎていい味が出てきたということだろう。これから俳優として大成するかどうかが問われると思う。映画の代表作が欲しいね。

 1981年、パリ留学中に、オランダ女性を殺して肉体の一部を食べたことで有名になった佐川一政(70)という男がいる。

 私も、小説を書いたから見て欲しいとと電話があり、渋谷で何度か会ったことがある。その佐川が6年前に脳梗塞を患い、今は、誤嚥をしないために胃瘻にして、ベッドに寝た切りだと、新潮で佐川の実弟が話している。

 弟が、「今でも女性を食べたいと思うかと聞いたら、『思う』と答えた」という。

 多摩川で朝日新聞労働組合副委員長・K(35)の遺体が発見されたのは5月13日の夕方。

 Kは校閲記者として腕を磨き、言葉のプロとして自負を持っていたという。

 労組専従になったのは昨年8月。朝日の部数は減り続け、この4年半で約140万部減、売り上げは400億円減り、社員の給料にもメスを入れる動きが出ていたという。

 70億円の人件費削減を掲げ、平均年収1293万円を平均165万円カットすると会社側はいい出したそうである。

 文春によれば、渡辺雅隆社長と労組委員長が大阪で縁があり、労組側は「賃下げの必要性は認めざるをえない」と表明したのである。

 当然社内からは、なれ合いではないかという批判が出て、その矢面に立ったのがKだったという。

 遺書にも、賃下げの対応に悩んでいるという内容があったという。これだけ部数が減っているのだから、社員も何らかの負担をすべきだとは思うが、心がまっすぐ過ぎて、臨機応変に対応できなかったのだろう。きっと、校閲マンとしては優秀な人だったと思う。

 さて、トランプが極上の東京名所めぐりをして、満足して帰途につく。

 なぜあれほどまでに「接待」しなくてはいけなかったのか。そのくせ、ツイッターでは、貿易交渉は参院選まで待つと、安倍との暗黙の了解をばらし、おまけに選挙のelectionにsをつけたから、ダブル選挙を安倍に持ちかけられたことも暴露してしまったと騒ぎである。

 だが、文春によれば、トランプは日露戦争も知らなかったという。首相周辺が、トランプは安倍に、「日本はロシアと戦争をやったのか?」と聞き、勝ったと伝えると、「グレート!」と仰天していたというのである。

 トランプと安倍がゴルフをやったのは「茂原CC」だった。現代によると、今回2人とゴルフをした青木功が、茂原のオーナーと旧知の仲だったからだという。

 懸案が山積する中、ゴルフや大相撲、居酒屋で飲んでる場合じゃないだろうと思う。

 お次はサンデー毎日から。戦後史に詳しい評論家の保阪正康が眞子&圭問題について言及しているのだが、あまりにも古めかしい論を展開している。

 恋愛から出発しての結婚があってもよい、といいながら、「しかしそこには昭仁皇太子と美智子さんの結婚に見られるように、好意の感情とともに尊敬や畏敬がより大きな比重を占めていることが重要な要件になっていたのである。歴史的に見て、特に近代日本の歴史を見て皇室と恋愛という括り方をしてみると、次のような言い方ができるように思う」と箇条書きにしている。

 皇室の関係者の恋愛は感情だけではない。相互に畏敬の念が要求される。

 世間に一定の範囲で認知される。必ず助言者がいて、適時助言を受ける。恋愛相手は必ず調査される。

「少なくともこの五条件は基本的なルールといっていいのではないだろうか。このルールに欠けていれば、それは歓迎されないといっていいだろう。同時にこれらの条件は何も皇室だけではなく、一般社会でもよく語られる条件である。(中略)
 皇族は天皇を支えるという大きな役目がある。この恋愛は現在は令和の天皇を支えるうえで阻害要因になるのか否かが問われるべきであろう。そして将来は、秋篠宮さまや悠仁さまにとって支えることになるのかが検証されるべきであるように思われる」(保阪)

 保阪は、眞子&圭の結婚を「多くの点で皇室の条件から欠落している点が多いように思う」と、否定的である。

 私は、2人の恋愛感情は本物だと思うし、小室圭が皇室に対して「畏敬の念」がないとは思わない。

 世間に認知されていないとすれば、母親のことを週刊誌に持ち込んで、一方的に責め続けている元婚約者の話をそのまま垂れ流してきた週刊誌やテレビ報道にこそ問題があるのではないか。どちらにしても、私とは異なる見解であることはいうまでもない。

 新潮に、小泉純一郎元首相を担ぎ出して、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自連)をつくった河合弘之弁護士が、社会正義とはちと違う、人妻と不倫をしていたと、元の夫から訴えられていると報じている。

 もちろん、河合弁護士は一切否定しているが、首を傾げるのは、河合側は裁判資料の閲覧制限を頻繁にかけて、見られたとしても訴状などは終戦直後の黒塗り教科書みたいだというのだ。やましいことがないなら堂々と裁判で主張し戦えばいいと、私も思うのだが。

 ところで、5月22日、「関東信越厚生局麻薬取締部は大麻取締法違反(所持)の疑いで、アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介容疑者(33)と交際相手の女優・小嶺麗奈容疑者(38)を現行犯逮捕した」(朝日新聞DIGITAL5月22日より)

 フライデーは07年に、バリバリのトップアイドルだった田口が、年上の小嶺を連れて、キャップもマスクもつけずに表参道を歩いていたり、部屋着で焼き鳥屋へ寄ったりしているところを撮っていた。

 人前で手をつないだり、タクシーの中で熱い口づけ交わしたりと、ひと目もはばからず2人の世界にドップリつかっていたというのである。

 その当時から、小嶺が薬物中毒という噂が流れていたが、田口は耳を貸さなかったそうだ。
 
 取り調べで田口は「2人で大麻をやった」といい、小嶺は「自分1人でやった」と話しているという。年上女が年下の恋人を庇っているという図だが、可愛いんだろうな年下の男は。
 
 5歳ぐらい年上だったらうまくいくのかもしれない。
 
 文春に「秋篠宮・紀子さまご成婚秘話」という記事がある。当時、紀子と秋篠宮の結婚をスクープした元朝日新聞社会部記者の内藤修平が往時を回顧して話をしている。

 紀子が、内藤に「皇室に入ったら、和歌が詠めないといけないのでしょうか?」と聞いたり、秋篠宮がイギリスへ留学すると、「別の新しい人と出会われるのではないか」と不安を漏らしていた、「もし結婚がうまく行かなかったら、父のように学者になりたい」といっていたというようなことが書かれているが、目新しいことはほとんどない。

 秋篠宮が兄・浩宮より先に結婚することに反対され、皇籍離脱すると迫ったなどと週刊誌で報じられたが、実際は、美智子妃は早くから紀子のことを認めていて、何度も東宮御所へ出入りし、テニスなどをしていたという。

 私も一度だけ会ったことがある紀子の父親・川嶋辰彦学習院大教授の対応が素敵だ。内藤記者が福岡へ異動になってからも、3回も会いに来てくれて、「結婚はまだです」と教えてくれたという。

 取材相手と、こうした交遊を結ぶというのは、私にはなかったから、うらやましい気がする。

 日本ABC協会の2018年7月~12月の雑誌販売部数が発表された。

 主な週刊誌を紹介しよう。週刊現代が4500部ほど部数を伸ばして約21万部だが、週刊文春は2万1000部強落して約31万部、週刊新潮は3万7000部ほど落として約21万部。

 現代と競っている週刊ポストは、1万5000部ほど落して、約19万部と20万部の大台を割ってしまった。

 週刊朝日は約7万2000部、サンデー毎日が約3万5000部、フライデーも2600部ほど落して約9万部、FLASHは4000部ほど落して約6万2000部である。

 月刊誌の文藝春秋も2万6000部ほど落して約21万部。週刊誌全体では前年同期比で97.77%、約323万部である。

 ここへきて文春、新潮の部数減が目立つ。スクープでは売れないが、スクープが無ければもっと売れない。

 現代が5月の連休明けから月3回刊へとアナウンスなしに移行したが、これが週刊誌時代の終わりの始まりになるのか、注視したい。

 現代が先週に続いてライザップを取り上げているが、今回は、ライザップと前澤友作のZOZOがよく似ていると報じている。

 ライザップは銀行からも見放されつつあるというのだが、

「株価が急落し、投資家を慌てさせているのは、ライザップだけではない。ZOZOもいま深刻な株価低迷に悩まされている。
 インターネット通販によるアパレル事業で急拡大したZOZOの株価は一時、時価総額1兆円を超えるほど上昇した。創業者の前澤友作社長(43歳)は、剛力彩芽をはじめ女優とたびたび浮き名を流し、100億円を超える現代アートのコレクターとしても有名だ。
 ここにきてZOZOの低迷が顕著になってきている」(現代)

 ZOZOの関係者がいう。

「アートの購入費や月旅行の前払い金など、前澤さんには現金が必要だった。そこで株を担保に融資を受けたのですが、さらに株価が下がれば後がない。慌てて資金を作るために自慢のアンディ・ウォーホルの絵画も売却したと言われています」

 このまま株価が下がり続ければ強制的に株が売却されることもあるという。

「その下限は一説に時価総額4800億円、1株1540円。非常に危険な状態です。経営に打ち込み株価を上げるしか、方法はありません」(同)

 だがカルビー元社長の中田康雄はこう見ている。

「アマゾンがファッション通販で攻勢をかけ、ZOZOのモデルは目新しさを失いつつある。新しい事業モデルの展開なくして今後の成長は期待できない。株価を上げるのは甘くないでしょう」

 ZOZOやライザップの命は短くて、苦しきことのみ多かりきか。

「第一生命サラリーマン川柳」が決まった。

「ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし」「いい数字 出るまで測る 血圧計」「手紙書き 漢字忘れて スマホ打ち」。このところ腹を抱えて笑えるものがない。これも時代の閉塞感からか。

 さて、俳優の佐藤浩市(58)が、公開されている映画『空母いぶき』についてのインタビューの中で、「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残っているんですね」と語り、首相を演じるに当たって、「彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです」といったが、それに対して、百田尚樹や堀江貴文ら右派連中が、安倍首相をおちょくっている、けしからんと批判したことがチョッピリ話題である。

 こんなことでいち俳優をあげつらう連中の気が知れないが、ここだけを抜き出して紹介すると、佐藤の発言は安倍だけではなく、病を抱えている人に対して無神経だといわれても致し方ないだろう。

 時の政権を批判するには、腰だめして、何を俎上に上げるか考えることだ。安倍にはモリカケ問題、公文書の改ざん、放言癖、カミさんの“酒乱”問題など皮肉る話は掃いて捨てるほどあるではないか。 

 以前から不思議に思っているのは、アメリカには大統領を主役にしたドラマや映画がいくらでもあるのに、なぜ日本ではそれができないのだろう。

 ケヴィン・スペイシーが制作に参加したNetflixの『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は、スペイシーの演じる大統領が、殺しから不倫、相手候補を追い落とす汚いやり方が生々しく描かれ、関係が冷え切った妻には男をあてがい、その妻が反旗を翻し夫を殺して大統領に取って代わるという奇想天外、何でもありのドラマだ。

 スペイシーがセクハラで告発され、降板したことで平凡なドラマになってしまったのが残念だ。日本の首相官邸を舞台に、首相と官房長官の確執、出世に目がくらんだ役人たち、政権の甘い汁を吸いたくて群がるテレビ局の幹部、自称作家、出版社社長などが織りなすドラマをやらないか。そんな勇気のあるテレビ局スタッフや幹部などいないのだろうな。

 幻冬舎の見城徹社長の評判が悪い。自社で本を出している作家が、百田の『日本国紀』を批判したからと、出す寸前になっていた当該の作家の本を出さないといい出し、おまけに、自分のツイッターで、その作家がいかに売れないか、部数まで公表してしまったのである。

 こんな人間が同じ出版界にいると思うと情けなくて涙が出る。これまで何冊も編集についてのハウツー本を出し、芸能界のドンの尻について大物を気取ってみたり、安倍首相ともお友だちだと、ネット番組にお越しいただいてゴマをすり続けてきたことで、自分を見失ってしまったのだろう。

「有名になりたいという病」に取りつかれてしまった哀れな人間だと思う。

 文春が、桂文枝と18の時に知り合い、以来20年の青春を文枝に捧げた演歌歌手・紫艶ことが、3月31日、自宅マンションで突然亡くなってしまったと報じている。享年41。

 16年3月にフライデーで、文枝との不倫関係を告白。だが文枝は全面否定した。同じ吉本興業に所属していたため、吉本は文枝の擁護に回り、結局、文枝が上方落語協会会長を退任、紫艶が芸能界を引退することで幕引きとなった。

 紫艶に対する批判がすごく、孤立無援の彼女は次第に体調を崩していった。紫艶の母親が娘に文枝とのことを、「辛かったでしょう」と聞いたことがあるという。彼女は「苦しいこともあったけど、楽しいこともあったんだよ。でも一言、本当のことを言ってほしかった。お母さん、悔しい」といったそうだ。文枝はこの言葉を何と聞くのだろう。

 川栄李奈(24)という元AKB48出身で女優と、俳優の廣瀬智紀(32)ができちゃった婚を発表した。

 川栄は、ドラマにCMにと引っ張りだこで、CM本数は綾瀬はるかを凌いで14社もあるそうだ。だが、おめでとうと素直にいえないのが週刊誌の悪いところ。文春は、廣瀬と結婚を約束し、3年間も同棲していた20代A子の恨み言を載せている。

 廣瀬は、埼玉にいる両親にも彼女を紹介していたそうだから、彼女が結婚できると考えたとしてもおかしくはない。

 廣瀬と川栄の交際が始まったのは、昨年10月の舞台『カレフォン』だというが、A子は廣瀬の本読みに付き合い、川栄の台本を読んだこともあったという。

 その公演期間中に、廣瀬から「仕事のために人間として成長したいから、俺は一人で生きていきたい」といわれた。仕方なく彼女が出ていくと、今度は態度を豹変させ、「結婚に向けて頑張ろう」といい出した。

 こんないい加減な男と結婚して大丈夫なのだろうか、川栄は。

 高齢者の自動車事故が多発している。そのほとんどがブレーキとアクセルを踏み間違えたというケースである。

 では、そうした事故を自動車の安全性能でいくらか防ぐことができるのか。ポストの時宜を得た特集である。

 助けとなるのは自動車に搭載されている、予防安全性能だ。前方の障害物を察知して自動的にブレーキがかかったり、衝突回避の警報が鳴ったりするシーンをCMなどで見たことがある人も多いだろう。

 国土交通省所管の独立行政法人「自動車事故対策機構」が、被害軽減ブレーキ対歩行者、被害軽減ブレーキ対車両、車線逸脱抑制、後方視界情報、高機能前照灯、ペダル踏み間違い時加速抑制などの点を採点した。満点が126点である。

 1位はトヨタのカローラスポーツで122.4、2位がスバルのフォレスターで122.3、3位がホンダのインサイトで121.4,4位がN-VAN(軽)で120.6。16位のオデッセイは62.7である。

 自動運転車に行く前に、もっとメーカーは安全性の研究にカネをかけてもらいたいと思う。

 さて、丸山穂高議員の「(国後島の返還は)戦争しないと、どうしようもなくないですか」発言は、どん底まで落ちている議員の質の低さにとどめを刺したといえるだろう。

 この発言は、「北方四島ビザなし訪問団」として国後島を訪れていた一夜、「日本人とロシア人友好の家」で一行がささやかな宴会を開いていた時、したたかに酔った丸山が、大塚小彌太団長に議論を吹っかけた時に出たものであった。

 だが、文春、新潮によれば、丸山の暴言はこれだけではなかった。文春によれば政府関係者がこう話す。

「あの夜、丸山氏は女性蔑視、猥褻な発言を繰り返し、禁じられた外出までしようとした。しかも、その理由は『女を買いたい』という信じられないものでした」

 その他にも「オツパイ! チンチン!」と連呼し、「俺は女の胸を揉みたいんだ~!」と絶叫したというのである。

 団員の中には女性はもちろん、島民三世の女子中学生や高校生がいたというのに。

 その後も、外へ出たいという丸山は、「オレは国会議員だ! ここは日本の領土だろ! 議員だから不逮捕特権があるんだ!」とほざいたそうだ。

 なぜ無用な外出を制限しているのか。新潮によれば、「外出先でトラブルがあり、ロシアの警察に拘束された場合、現地の法律が日本人に適用されてしまうことで、事実上、北方四島がロシアの領土だと認めることに繋がりかねないからである」

 ましてや買春で捕まったりしたら、安倍首相のプーチン大統領への“土下座外交”も水の泡になってしまう。丸山に一番怒っているのは安倍ではないだろうか。

 おまけにこの旅行団には旅費、宿泊代が「北方四島交流北海道推進委員会」から支給されるそうだ。

 ボスの松井一郎維新の会代表が、除名処分とし、「アルコール依存症だ」とSNSで断じ、議員辞職まで促したのに、「このままではこの国の言論の自由が危ぶまれる」などと寝言をいって、議員辞職はしないようだ。最高学府を出た元官僚が「言論の自由」の意味さえ理解していないのである。

 文春の巻頭グラビアに、おバカなことでは丸山にも引けを取らない桜田義孝前オリ・パラ大臣が、睨みつけるように丸山を見て通り過ぎる瞬間が切り取られている。

 こういう連中は選良ではなく選悪である。これまで議員辞職勧告決議が可決されても、辞職した議員は皆無だそうだ。いっそのこと、丸山を議員にしておいていいのかという国民投票でもやったらどうだろう。

 質の悪さでは丸山、桜井と同じ穴の狢は安倍首相であろう。どうやら消費税を10%に増税することを再々凍結して、その信を問うということで衆参同日選を強行するようだ。

 野党も自民党内からも「凍結やむなし」という声が圧倒的なのに、なぜ選挙をやらなければいけないのか。「アベノミクスの失敗で景気が悪化したから、増税を凍結します」でいいはずではないか。

 今週の1位は、久しぶりにニューズウイーク日本版の「百田尚樹」についての記事である。

 日本を席巻するとは大仰だが、百田ばりの面白い記事になっている。書いたはノンフィクション・ライターの石戸諭。

 彼は毎日新聞で10年ほど記者をやっていたというから、日本では数少ないリベラル派のようだ。

 百田の本を全部読み、見城徹幻冬舎社長にもインタビューしている。長いが、これを読めば、百田という人間が何たるかがよくわかる。

 ここでも何度か書いたが、やしきたかじんが亡くなった後、死ぬ少し前にやしきと結婚した女とのことを『殉愛』とタイトルをつけ、「純愛ノンフィクション」と謳って幻冬舎から出した。

 だがその内容たるや女のいい分だけで構成され、女が悪口をいっているたかじんの長女や、元マネージャーのいい分などまったく聞かない呆れたフィクション本であった。

 長女も元マネージャー―も百田と幻冬舎を相手取り訴えを起こした。結果、百田側は敗訴した。

 元マネージャーは『純愛』出版後、社会的な信用を失い、芸能界での職を得ることもできなかった。家族共々、大阪から東京への引っ越しを余儀なくされてしまったという。石戸のいうように、表現は生活を壊すこともできるのである。

 この裁判を傍聴したノンフィクション作家の角岡伸彦が、百田が法廷でこう語ったという。

「確かに、書き方については、もっとこうしたらよかったという思いはありますが、仕方ない。書いてしまったんやから」

 この本を出版したことについて、見城徹はこう答えている。

「名誉棄損については申し訳なかったが、出すべきだと判断したということです。これ以上言うことはない。僕は作家の側に立つ。危険だからやめようと言うことはできた。でも、作家が熱を込めて書いたもの。うちのために書いてくれたのだから訴訟に負けても、作家の側に立つという決断をした」

 先に書いたように、百田の『日本国紀』を批判した作家の津原泰水の文庫本を、出版しないと通告し、ツイッターでこれしか売れなかったと実売部数を公表するという呆れ果てたことをしたのは見城その人である。

 彼にとって売れない作家など守る必要なはない、売れる作家なら身を挺して守るということなのだ。

 これからは、作家が幻冬舎から本を出すと、「よくあんなところから出す気になったな」と揶揄されるようになるだろう。

 出版社の存立を自ら危うくした人間として代々語り継がれるだろう。

 石戸は、百田人気をこう分析する。

「中韓に『怒り』を爆発させ、朝日新聞と言う大マスコミを批判する言葉は、非マイノリティポリティクスと相性が良い。マジョリティーである『ごく普通の人』は多かれ少なかれ、中韓への違和感や疑義を持って、生活している。百田の言葉は『ごく普通の人の感覚』の延長線上にあるのではないか、と」

 百田は自身をトリックスターと表した一文がことのほか気に入っていると話したことがあるそうだ。

「彼の自己認識はこれに近いのではないか。読者の支持がなくなればそれで終わり。物議を醸す発言も自分が思うこと言っているだけで、自分の考えに染めてやろうとは思っていない……」(同)

 インタビューで日本国境を書いたことについて百田はこう答えている。

「そうですね、学術的なものではないです。僕が日本という国の物語を面白く書いた、という本です。民族には物語が必要です。日本には素晴らしい物語があるのに、これまで誰も語ってこなかった。歴史的事実を淡々と書いたところで、それは箇条書きと同じです。
 僕は歴史で大切なのは解釈だと思っています。事実は曲げられませんから、事実に基づき、史料と史料の間を想像力で埋めて書いたのが、僕の解釈による通史です。日本の歴史をこうあるべき、なんて思うことはないですね。

 南京大虐殺はなかったなどと、安倍首相でも認めていることまで百田は否定する。歴史修正主義者ではないのかと聞かれ、

「僕は歴史修正主義者でもなんでもありませんよ。それまで事実をねじ曲げてきたことが歴史修正であり、私は『日本国紀』で普通の歴史的事実を書いています。南京大虐殺があった、日本軍の強制による従軍慰安婦がいた、というほうが『歴史修正』だと思いますよ。それらに物的証拠、史料的証拠はありますか?」

 この男にとって事実かどうかよりも売れることが一番大事なのだ。

「売れることが一番大事。そのためにやっています。売れなくてもいいならブログに書いていたらいい。僕の本で、編集者、製本会社、書店、営業……。多くの人がご飯を食べているんです。売れなくてもいいから本を出そうとは思いません」

 またこうもいう。

「僕は小説家なので、政治について何かを書いて、お金をもらうという意識はありませんでした。でも、言えるツールを見つけましたね。それがツイッターです。ツイッターなら原稿料ももらっていませんから、自分の好きなことがいえます」

 最後に、あなたは論客なのかといわれて、

「論客じゃないです。小説家です」

 この男にとって、面白いこと、売れることが何にもまして重要で、間違いやコピペなど大したことではないのだ。

『日本国紀』も面白ければ間違いなどあったっていい。見城社長にとっては売れる作品がいい作品で、売れなければ内容がよくてもクソなのだ。

 売れなくてもいい作品を出したい。そう思っている出版人はごくごく少数である。多くの出版社や編集者は、売れてナンボと思っている。彼らの“本音”であることは間違いない。だが、当事者が「それをいっちゃお終い」だということ百も承知である。

【巻末付録】

 まずはポストから。いつもながらいきなり過激ヌード。「なをん/100万人の恋人*森咲智美-おっぱい女王と温泉逃避行」

 後半は、「ご当地麺をビキニで食レポ!-地方出身グラドル8人がふるさとの味を紹介」

「伊藤蘭、秘蔵フォト特別公開-歌手・ランちゃんにまた会える!」「乳<NEW>スター誕生-☆HOSHIN」

 袋とじは「令和元年のアンダーヘア大研究-秘密の花園潜入」。おいおい、ここまでやって大丈夫なのかよ。ヘアが大写しになっている。これは思い切ったことをやったものだ。もうどうともなれという捨て鉢な気分でやったのだろうか。近来まれな迫力のあるヘア・ヌードではある。

 現代は巻頭で「フジテレビアナウンサー・三田友梨佳-ミタパン初めての撮り下ろしグラビア」。なかなかかわいい子だ。

「レースクイーンを巡る大冒険-みんなここから大きくなった」「なぜ、彼女は見せたがるのか-美女たちの心理探究」「小瀬田麻由、感動!生ヒップ!-いま話題のCM美女」

 袋とじは「物語のあるSEXをあなたに/街歩き講座で先生と生徒が……」

 今週はポストの圧勝というより、何か、自滅してもいいという凄い迫力を感じてならないのだが。(文中敬称略)

 ここでこの欄を借りて、【告知】をさせていただきたい。

【5月の「ノンフィクションの醍醐味」のご案内】
 今回は私、元木昌彦が講師をします。
 テーマは新連載「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」記念講演。
『平成挽歌―いち編集者の懺悔録』〈株式会社データ・マックス〉
開催日時は
5月31日、金曜日、午後7時から9時まで
カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室(03-5292-5772)
東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階
(地下鉄高田馬場駅から濡れずに行けます)
「ゼロメガでとってあります」
レギュラー以外の参加者はコーヒー・会場代1,000円お支払いください。

紀子さまが怒髪天を衝く!? 週刊誌がしかける「雅子皇后 vs 紀子妃」の対立構造

 今週の注目記事・第1位
「高田純次ポルシェで当て逃げ『20万でナッシング』音声」(「週刊文春」5/23号)

 同・第2位
「山本里菜アナドヤ顔同棲」(「FLASH」5/28号)

 同・第3位
「千原せいじ<スクープ撮!>『ハヤシライス不倫』」(「週刊文春」5/23号)

 同・第4位
「<令和秘録>『元号に殉じた特命官僚』」(「週刊文春」5/23号)

 同・第5位
「『広瀬すず』をデザイン泥棒にした大人の思惑-大人気ワンピースにそっくり」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第6位
「『雅子皇后』と『紀子妃』の冷戦」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第7位
「『悠仁さま刃物事件』美智子さまの忠告を秋篠宮は拒絶した」(「週刊文春」5/23号)

 同・第8位
「警察捜査/悠仁さまの机にナイフを置いた男は、どうやって捕まったか」(「週刊現代』6/1号)

 同・第9位
「京都大学『変人教授』たちの面白すぎる研究」(「週刊ポスト」5/31号)

 同・第10位
「松坂大輔『リハビリ中にゴルフ満喫』-右肩を痛め今シーズンはまだ登板ゼロ」(「フライデー」5/31号)

 同・第11位
「ZOZO『前澤社長』が失った『打ち出の小づち』-株の9割が銀行担保!」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第12位
「消費税10%『まさかの延期』で『先に買っておくべきもの』『しばらく様子見のもの』」(「週刊ポスト」5/31号)

 同・第13位
「『ジャン・バルジャン』になれなかった14億円横領の『アニータ』夫」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第14位
「『リクシル』お家騒動の裏で爪を研ぐ『村上世彰』」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第15位
「『ハンドルを握るときは息子を思い出して』<大津事故>園児父の挨拶」(「週刊文春」5/23号)

 同・第16位
「ファーウェイの正体」(「ニューズウイーク日本版」5/21号)

 同・第17位
「安倍裏切りの金正恩『懇願』外交、拉致は後回し、ミサイルに<沈黙>」(「週刊文春」5/23号)

 同・第18位
「ホンダ内紛、社内でいま起きていること-こんな会社に誰がした」(「週刊現代』6/1号)

 同・第19位
「<独占掲載>死を覚悟したショーケン、涙なしには読めない遺書」(「週刊現代』6/1号)

 同・第20位
「フジ新社長『すげなく振った』大女優」(「週刊ポスト」5/31号)

 同・第21位
「暴行、飲酒、『戦争』発言、丸山穂高議員の凄すぎる前科」(「週刊文春」5/23号)

 同・第22位
「父・平尾誠二と過ごした『最後の日々』-娘が明かすパパのもう一つの闘い」(「週刊現代』6/1号)

 同・第23位
「田原俊彦<告白第三弾>『ビッグ発言』とフェアレディZ大破」(「週刊文春」5/23号)

 同・第24位
「和歌山にカジノ誘致するためにジャン・レノが駆り出された-観光客は仰天」(「フライデー」5/31号)

 同・第25位
「訃報には書かれなかった『小池一夫』の借金人生」(「週刊新潮」5/23号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。劇画『子連れ狼』で知られる小池一夫が亡くなった。享年82。小池で思い出すことがある。私が週刊現代の編集長になった時のことだ。

 当時、創刊以来初めてという3億円の赤字を抱えていた。ライバルのポストに比べるとページ数は少なく、広告も入らない。何とか特集のページを確保するために、小池の原作の劇画16ページをなくすことを決断した。

 先輩たちは、現代の功労者だからやめておけと口を揃えたが、担当の編集者と小池に会いに行った。なかなかの偉丈夫で圧迫感はあったが、汗だくになり、連載をやめたいと説得した。

 心よくではないが、頷いてくれた。おかげで毎週4本から5本の特集を入れることができ、部数も上向いた。ゴルフ雑誌や大学で教えたりと、幅広く活躍していた才能あふれる人だったが、ご冥福を祈りたい。

 フライデーに映画『レオン』で有名なジャン・レノが、和歌山県のマグロの解体ショーに姿を現した写真を掲載している。

 彼は、世界的なカジノ経営会社『バリエール』が和歌山にカジノをつくるための人寄せパンダだという。ジャン・レノがルーレットのディーラーをやれば客は喜ぶだろうな。

 元TOKIOの山口達也が頭を丸め、断酒するための治療を受けているようだが、躁と鬱を繰り返す双極性障害と診断され、苦しい日々を送っていると女性誌が報じている。

 頂点を極めた人間が、一度奈落に落ちると精神のバランスを崩すというのは、わかる気がする。文春で連載告白している田原俊彦も、結婚して長女が生まれた時、仕方なく会見を開き、そこで、「何事も隠密にやりたかったんだけど、僕ぐらいビッグになってしまうと、そうはいきません」と発言して、メディアから叩かれて人気が急落してしまった。

 だが、田原は内心はともかく、落ち込むことなく、これからは「ビッグを超えてグレートを目指す」と語っている。ここに山口と田原の違いがあると思う。

 天才ラガーマンだった平尾誠二の人気は亡くなってからも根強い。

 現代は、彼の娘が、平尾の言葉をいくつか紹介している。娘に恋愛に関しては、こんなアドバイスをしていたという。

「相手が何を持っているかは重要じゃない。その人の持っているものが何もなくなったときに、好きでいられるかどうかが大切や。そういう相手と結婚すべきだ」

 15年9月10日未明、平尾は吐血した。検査の結果、肝内胆管癌の可能性が高く、癌はかなり進行していることがわかった。

「闘病中の父は、母やわたしに『迷惑かけてごめん』と決して言いませんでしたが、私の夫には『新婚なのにごめんね』と言葉をかけてくれました。対して夫は、父の病状が厳しいと泣いて話すわたしに、仕事で遅く帰宅して疲れていても『大丈夫だよ』と優しく応えてくれた。子育てにも積極的な良き父親です」

 父・平尾の望むような相手と娘は結婚したようだ。

 丸山穂高という議員の「(国後島の返還は)戦争しないと、どうしようもなくないですか」発言は、どん底まで落ちている議員の質の低さにとどめを刺したといえる。

 維新の会の松井代表は、あわてて議員辞職しろなどといい出したが、あんなものを議員に仕立て上げた責任はどうするのか。

 丸山は、文春によれば、東大経済学部卒で経産省に入った元役人だったが、酒癖、女癖が悪く閑職に追いやられ、仕方なく退職して維新から出馬したそうだ。やれやれこんな議員ばっかりだね。

 さて、フジテレビに新社長が誕生する。

「視聴率争いでは民放キー局の最下位が“定位置”となったフジテレビが、捲土重来を期して新社長人事を固めた。6月下旬の株主総会を経て社長に就任するのは、遠藤龍之介専務(62)。かの芥川賞作家・遠藤周作の長男で、幼稚舎から大学まで慶應で学び、1981年にフジに入社。2005年のライブドアによるニッポン放送への敵対的買収騒動では広報部長としてマスコミ対応を担った人物だ」(NEWSポストセブン5月19日より)

 その遠藤には、作家の檀一雄を父に持つ女優・檀ふみ(64)を袖にしたことがあるという。

「檀自身が『女性セブン』(1977年8月25日号)での小説家・北杜夫との対談で、当時同じ慶大生で、檀が出演した映画『男はつらいよ』の撮影に補佐として参加するなど面識のあった龍之介氏との秘話を明かしている。結婚について尋ねられた檀がこう語るのだ。

 〈遠藤周作さんとも対談してお知り合いだし、一度おはがき出したときに、追伸で“龍之介くんに”って書いて、“ちょっと年増ですけど、もしお声をかけてくだされば、どこへでもついて行きます”って書いておいたのに、龍之介くん、ぜんぜん声かけてくれないの。(笑い)〉

 〈だから、こないだ龍之介くんに会ったとき、どうして私をすげなく振ったのっていったら、だってあれオヤジにきた手紙じゃないかっていうの。くやしい!(笑い)〉」(同)

 ショーケンこと萩原健一もファンでなくとも忘れられない男である。現代で、古くからの友人にいった言葉が彼らしく印象的である。

「もし君が倒れても、病気のおれはすぐに駆けつけることはもうできないんだよ。逆におれに何かあったときに、君が駆けつけて来てくれても、おれは迎えに行くことも、宿を用意することもできないだろう。

 だからまだお互いの加減がいいうちに、さよならしておこう。生きているうちに、このへんでひと区切りをつけようよ」

 萩原は、

「歳をとれば身軽ではいられない。しがらみが増えて重くなり、何をするにしても大げさになる。いちばん関係が良いときに、私のほうからお別れしておいたほうがいい。そう思った。結局、その友人との連絡はそれきりになった」

『ショーケン 最終章』(5月17日に講談社から発売)にそう書いている。
 
 次も現代から。

 自動車メーカーのホンダの内部が揺れているそうだ。

 ホンダが5月8日に発表した2019年3月期決算の売上高は前期比3.4%増加の15兆8886億円、本業の儲けを示す営業利益は12.9%減少の7263億円だったそうだ。

 営業利益率は4.6%と、トヨタ自動車(8.2%)や、安価な軽自動車中心のスズキ(8.4%)の足元にも及ばない。

「その要因は不振の四輪事業にある。ホンダの事業は、四輪、二輪、汎用エンジンや草刈り機などのパワープロダクツ3部門で構成されるが、売上高の最も多い主力の四輪が、’19年1~3月決算で売上高2兆9128億円に対し、営業損益は530億円の赤字に陥ってしまったのだ。今後も収益性が大きく回復する見込みがない」(現代)

 このようなことを元社員が語る。

「ホンダは『末期癌患者』のようなものと言っていい。将来に期待していませんし、30代、40代の若い社員も将来がないと絶望して自発的に転職しています」

 本田宗一郎が聞いたら何というだろう。

「内紛だらけの社内では、不満が渦巻き、空中分解寸前と言っても過言ではない。本田宗一郎が築き上げた『技術のホンダ』に危機が忍び寄っている」(同)

 お次は安倍首相のどうしようもないお話。あれだけ拉致問題が解決しないのであれば、北朝鮮と話し合うことはないといっていたのに、今度は「条件をつけずに金正恩委員長と会う」といいだした。

 プーチン大統領が2島返還をほのめかすと、あっという間に4島返還を引っ込め、それがうまくいかないと、金正恩と会いたいと節操のないことに呆れる。

 佐瀬昌盛防衛大名誉教授のいうように、「在任期間歴代最長も視野に入り、“レガシー”を残したいという功名心が出ている。これは“邪心”というほかありません」

 長くやればいいってもんじゃないだろう。

 ところで、トランプと習近平との関税戦争は本格化し、このままいけば世界経済に大きな影響を与えることは間違いないだろう。

 中でも、「5G戦争」といわれる第5世代移動通信システムの開発で、アメリカより進んでいる中国の牙城を崩せるのかが焦点になるという。

 ニューズウイーク日本版は、中国の「ファーウェイ」は、「5G関連の画期的な技術開発では、どの企業もファーウェイにはかなわない。5Gの通信設備についても、同社は既に低周波数帯(受信可能範囲が広い)と高周波数帯(データ転送が速い)の両方で実証実験を重ねている」と報じている。

 このままいけば、アメリカは情報大国の座を中国に奪われかねないという。ニューズによれば、5Gの標準必須特許の保有件数では、ファーウェイが1554件で、2位のノキアが1427件、サムスンが1316件で、アップルは12件である。

 いくらトランプがファーウェイを排除に動いたとしても、アジアやNATO加盟国、ドイツやイタリアも全面排除には消極的だという。

「21世紀の今、中国は再び過去の栄光を取り戻そうとしているのかもしれない」(ニューズ)

 滋賀県大津市で園児2人がひき殺され、1人が意識不明の重体になった痛ましい事故で、亡くなった園児・伊藤雅宮(がく)ちゃんの葬儀での父親の言葉が感動的だ。

 この事故で、直進していた軽自動車を運転する61歳の女性と、右折車の新立文子容疑者(52)が逮捕され、直進車の運転手は夜に釈放され、「前をよく見ずに右折し、衝突音で初めて対向車に気がついた」と供述した新立は自動車運転処罰法違反容疑で逮捕された。

 雅宮ちゃんの葬儀には入りきれないほどの列席者が集まったそうだ。父親は気丈に振る舞っていたが、母親は遺影を抱えて声を上げて泣いていたという。

 父親は4歳上の姉の手紙を代読した。そこには、

「お別れじゃないよ、私とパパとママの心の中にいるよ。いつもケンカしていたけど、ほんとうは好きだよ」

 と書かれていた。父親は、これだけは世間に伝えたいと、こう語ったという。

「お願いです。私たちのような悲しい思いをする人が減りますように、ハンドルを握る時には雅宮のことを思い出し、安全運転をお願いします」

 殺人事件では2人殺せば、よほどの情状酌量の余地がなければ死刑になるのに、交通事故ではなぜ死刑にならないのか。お前は運転しないからとよくいわれるが、私には不可解でしょうがない。

 私は昔、講談社の子会社のクルマ雑誌を出している会社へ出向させられた時、挨拶の冒頭、「クルマは人殺しの道具だ」といって顰蹙を買った。だが、運転する者は、そのことをいっときでも忘れてはいけないはずだ。私が間違っているのだろうか?

 ところでリクシルのお家騒動に、あの「物言う株主」として名を上げた村上世彰が蠢いていると、新潮が報じている。潮田洋一郎会長兼CEOに、「瀬戸さん(前社長兼CEO)がCEOを辞めた経緯が適切でなかったとすれば、潮田さんが損害賠償で破産に追い込まれる確率は高い」といい放ったという。
 
 そのひと言が潮田が取締役を退くきっかけになったというのである。村上は新潮の質問に、「過去、また現在においても一度も(リクシルの=筆者注)株式の売買をしたことはございません」と答えている。

 だが、儲けが絡まないで村上が動くとは、私には到底思えないのだが。

 同じ新潮に、チリ人妻のアニータに、一説によれば11億円を貢いで、2001年に横領の罪で逮捕された、元青森県住宅供給公社の千田郁司(61)の近況が載っている。

 懲役14年が下され、16年の1月にムショを出てきたという。だが、自分は有名人などと勘違いし、職を世話してくれたところも続かず、古いブランド品に囲まれ、反省もなく横領したカネの返済もしていないそうだ。

 ポストは、消費税値上げを安倍が止めるかもしれないが、「3度目の延期」となれば混乱が起きるのは必至だと見ている。

「景気の落ち込みによる国民生活への悪影響が予想される10%への引き上げに合わせ、政府は今年度予算でポイント還元制度やプレミアム商品券など2兆円を超える経済対策を盛り込んだ。

『ポイント還元事業では、中小小売業者に対してキャッシュレス端末の無料配布を始め、消費税増税分を財源とする幼児教育無償化のために市区町村はシステムの改修を急ピッチで進めている。

 ただでさえ複雑な対応に追い回されているのに、増税延期で現場の仕事に大幅な手戻りが生じる可能性があります。

 そうしたなかで永田町や霞が関、兜町の関係者が注目しているのが、7月1日に日銀が発表する日銀短観です。そこで厳しい経済状況を示す数字が出れば、安倍首相が数日のうちに増税延期かどうかの決断を下すことになるでしょう』」(ポスト)

 ではどうするか。旅行チケットは「早く買え」が「しばらく待て」。住宅の駆け込み買いは慎重に。テレビ・パソコンは「待て」から「先に買え」に。自動車は、「先に買う」も選択肢に。
 
 どちらにしても迷惑なことだ。安倍に選挙で思い知らせてやらなければ、胸の溜飲が下がらない。

 さて、一時は日の出の勢いだったZOZOの前澤友作社長だったが、プライベートブランド事業や割引メンバーシップ事業の失敗で、せっかく所持していたアンディ・ウォーホルやエド・ルシャなどの作品を売り出したと新潮が報じている。

 中には、あと1年は持ちこたえるだろうが、その先は分からないという見方もあるようだ。

 IT企業の寿命は、年ごとに短くなっているようだ。

 フライデーは、右肩の故障で戦列を離れている松坂大輔が、千葉でゴルフをやっていたところを撮り、チームが借金生活なのに、ゴルフをやっている場合かと難じている。

 ゴルフぐらいいいじゃないか。だいぶ肩もよくなってきたようだし、ゴルフだってスポーツなのだから、準備運動みたいなものだろう。

 松坂もドライバーは300ヤード以上飛ばすのだろうが、私が一緒に回って一番驚いたのは、巨人軍の捕手だった森昌彦(後に森祇晶)のパワーだった。

 ティーショットを打った瞬間、OB方向へ飛び出したが、キャディーは声を出すことを忘れ、茫然としていた。プロでも届かないOBゾーンへ打ち込んだのだ。

 野球選手でも、捕手は図抜けて足腰が強い。あれだけのOBを打てると気持ちのいいものだろうと森に聞いたが、返事はなかった。
 
 ポストの面白すぎる京大教授の話が面白い。

 京大のトップである山極寿総長(学長)がまさにそんな存在だという。

 霊長類の研究を専門とする山極総長は、ゴリラの生態を知るため、アフリカの高地で10ヶ月にわたってゴリラと共に生活したことがあるという。

「山極総長が語る。
『僕はいわばゴリラの世界に留学したわけです。ゴリラの群れに入って、ゴリラになりきって1日を過ごす。帰ってきたら飯を作って、その日の記録を英語でタイプして寝る。その繰り返しでした。ゴリラと“ウーッ”“アーッ”と話しているだけだから、人間の言葉を忘れてしまう。
 日本に帰ってきたときには、日本語も読めなくなっていた。鏡もまるで見ていないから、久しぶりに自分の顔を見て、“首が長いし、変な顔だな”と思った。すっかりゴリラになったつもりでいたんですね。帰国して友だちと飲んでいると、『お前さっきからずっと、ウーッ、ウーッて唸っているぞ』と言われる(笑)」

 こういう総長がいれば、変で面白い教授たちが集まってくるのは間違いない。それが、ノーベル賞などを多く受賞する原動力なのだろう。

 次は現代の悠仁襲撃犯逮捕までのいきさつ。

 4月29日、警視庁は建造物侵入などの疑いで、職業不詳、長谷川薫容疑者(56)を逮捕した。

 長谷川容疑者は4月26日に、東京文京区のお茶の水女子大学附属中学の敷地内に侵入して、秋篠宮悠仁さん(12歳)の机の上に、長さ60センチのアルミの棒に繰りつけた2本の果物ナイフを置いたとみられている。

 この捜査には、極左を担当する公安二課の公安刑事たち、そして専門部隊『捜査支援分析センター』、通称SS BCも加わったという。

「SSBCは今年2月に東陽町で起きた『アポ電強盗殺人事件』などで、犯人逮捕に大きく貢献し、注目を浴びた。’09年4月に設置された警視庁刑事部の附置機関であり、現在は約120人の捜査員がいる。防犯カメラなどの画像収集、分析のスペシャリスト集団だ」(現代)

 だが確認ができずに苦労したという。防犯カメラの映像などを見て、交通系のICカードの登録情報を入手し、長谷川が新大阪駅に向かったことを掴む。新大阪駅から南に向かい、大阪市西成区近辺に向かった足取りを防犯カメラなどから確認した。

 防犯カメラには、事件の数日前に周囲をうろつく長谷川容疑者の姿が映っていた。同じ頃に渋谷区の東急ハンズで果物ナイフ、ヘルメット、植木バサミを購入していた記録も入手した。

 長谷川容疑者が入念な犯行計画を練っていたことが伺える。都内の買い物で使用していたクレジットカードがわかると、カード会社に捜査事項照会をかけ、銀行口座、そして登録してる住所が判明。自宅は京都市西京区の集合住宅になっており、京都府警の協力を仰ぎつつ捜査員を派遣した。
 
 数々の状況証拠はあったが、机にナイフを置いた肝心の瞬間は、監視カメラの画像もなく、目撃者もいない。

 容疑を否認されれば窮地に追い込まれる可能性もあった。長谷川容疑者が「中学校に侵入したことは間違いない」と供述したことで、事なきを得た。

 だがこれでもわかるように、捜査に必要だと思えば、その人間に関する情報を当該の企業に照会すると、すぐに出してくるのだ。

 これって一つ間違うとプライバシー侵害になるのではないか。捜査のためなら何でもありではなく、プライバシーを守る必要性を、メディアはもっと報道するべきである。

 お次は文春。長男を刺そうと中学校に侵入した長谷川薫容疑者のために、お茶の水女子大付属中は、連休明けも休校が続き、5月11日には臨時の保護者会が行われ、紀子さんも参加した。週明けの13日からようやく授業が再開された。
 
 秋篠宮は皇嗣になっても警備体制はこれまで通りにしてほしいと望んでいるようだが、長男の警備はそうはいかないのではないか。

 またぞろ、学習院に通っていれば、こんなことにはならなかったという声があるというが、それはともかく、警備体制は早急に再点検されるべきであろう。

 以前から、秋篠宮夫妻は長男を東大に入れたいという希望があるといわれる。秋篠宮は東大総合研究博物館で特別研究員を務めているし、長女も同特任研究員の肩書を持っている。

 長男の昆虫好きは知られているが、最近では「解剖学」にも関心を持っているといわれる。伝えられるところでは、知識欲が旺盛で、昭和史の研究者の半藤一利を招いて昭和史の勉強もしているそうだ。

 秋篠宮は東大の推薦制度を使って東大に入れたいという青写真を持っているそうだが、このままいけば問題はないのではないか。

 だが、これまでの天皇は、父の在り方を見て帝王学を学んできたが、秋篠宮が天皇即位を拒否すれば、皇太子としての準備期間も与えられないまま、悠仁は即位しなければならなくなる。

 文春のいう通り、たしかに秋篠宮家にとって重い課題であることは間違いないだろう。

 このところ秋篠宮家に対する批判が週刊誌に目立つ。新潮は、雅子皇后と紀子妃が「冷戦」状態だと報じ、文春は、長男・悠仁さんに対する「刃物事件」があったのだから、クラスメイトやその保護者、学校に謝罪コメントを出すべきではないかという上皇后の考えに対して、秋篠宮は「悠仁が悪いことをしたのではないのに、なぜ謝罪文を出さなくてはいけないのか」と、これを聞き入れなかったと報じている。

 新潮は以前から紀子妃に対しては厳しい見方をしてきているが、今号では、皇嗣家になって職員の数も増えたのに、相変わらず彼らへの“ご指導”は苛烈を極めているというのだ。

 また、先ごろテレビの某ワイドショーで、小室圭の代理人の弁護士が、「本人は弁護士になるとはいっていない」「彼はいまライフプランを作っている」などと発言し、「眞子さんとの結婚は諦めない」ととれるニュアンスがあったことを知らされて、「まさしく怒髪天を衝くようなご様子でした」(秋篠宮家の事情に通じる関係者)というのである。

 何をそんなに怒るのか、私にはわからないが、眞子さんの結婚問題、佳子さんの母親への反発、悠仁さんの警備や帝王教育のやり方などが重なって、紀子妃の心を欝々とさせているようだ。

 さらに、新潮によると、「雅子さまが皇后となられる日が決まって、妃殿下は内心面白くないのだろう」と、宮廷職員の間では囁かれているというのである。

 雅子妃は男の子に恵まれず、その後も体調を崩し、公務を休むことが多くなった。その間に紀子妃は男の子に恵まれ、雅子妃の不在を埋めるために公務にも邁進してきた。

 一時は、皇太子家よりも秋篠宮家のほうがメディアへの露出も多かった。それが、御代替わりで一転してしまったから、紀子妃の内心穏やかでないというのだが、あまりにも勘繰り過ぎではないか。

 5月22日に、日本赤十字社の名誉総裁として、雅子皇后が初めて「全国赤十字大会」に出席するが、その際、紀子さんたち女性皇族たちが雅子皇后に“つき従う”形で式は進行するという。

「一般出席者の前で皇后さまにお辞儀などの挙措をなさる際、紀子妃殿下の御胸中には、どのような思いが去来するのか……。さぞ複雑であろうと拝察いたします」(宮内庁関係者)

 こうやって、雅子皇后VS.紀子妃の対立が創り上げられていくのだ。怖いね、週刊誌は。

 ところで、幻冬舎の見城徹批判が巻き起こっている。百田の『日本国紀』を批判する作家の文庫を出さないとしたことに、当然ながら作家が怒り、SNSでそのことに抗議した。すると、その作家の本をつくったが、これしか売れなかったと実売部数までツイッターで明らかにしてしまったのだ。

 あまりの愚行に、多くの物書きたちが反発し、見城は謝罪しこれを消したが、騒ぎは大きくなるばかりだ。

 出版社の社長というより、安倍首相とベッタリの“政商”というイメージが強い男だ。

 安倍の威光を借りれば、何をいっても許されると勘違いした結果であろう。

 出版倫理のイロハも知らない人間が、編集者とはこうあるべきだというべきではない。

 新潮45に続いて、保守系出版社が馬脚を現したという図であろう。このダメージは見城にとっても、幻冬舎にとっても大きいと思う。

 人気者にはなりたくないものだ。功成らない名を遂げない私のような日陰者は、週刊誌で有名人たちのゴシップを見るたびに、そう呟いている。
 
 広瀬すず(20)という人気女優がいる。NHK朝ドラの『なつぞら』でも主役を演じ、平均視聴率も20%を超えるそうだ。

 広瀬は女優のほかにも、2年前から某ブランドとコラボしてデザイナーとしても活躍しているという。

 4月には春夏ものとして彼女がデザインしたワンピースを5389円で売り出し、CMを是枝裕和が監督したこともあって品切れ状態だという。

 だが好事魔多し。新潮は、このデザインが『EZUMi』という若手のデザイナー、江角康俊が、やはりこの春夏商品として出したワンピースとそっくりだという声が上がっていると報じている。

 こちらは1着5万円超。何人かのファッションデザイナーに聞いているが、似ていると答えている。私は女性の服などわからないが、見る限りよく似ていると思う。

 ファッションジャーナリストの西山栄子の指摘が的を射ている。江角のワンピースは、「決してどこにもあるというものではなく、これまでありそうだけどなかったもの」だという。

 時系列でみても、江角の作品の発表は、広瀬の作品を発売する8ヵ月前。江角も、新潮にいわれて初めて知ったが、急な話なのでノーコメントにさせてくださいと、ショックを隠せない。広瀬の所属事務所も渋々酷似していることを認めている。

 人間の才能には限りがある。可愛くて演技ができるからといって、服飾デザイナーになれるわけではない。

 広瀬はアレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』を見るがいい。27歳という若さで「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデザイナーに抜擢され、天才デザイナーとして名声をほしいままにするが、絶頂期に40歳で自ら命を絶ってしまう。ファッションという華やかな裏で、苦悩するマックイーンの姿が胸を打つ。

 さて、毎日新聞は4月1日、WEB上で「新元号『令和』考案者は中西氏か」というスクープを放った。

 高志の国文学館(富山市舟橋南町)の中西進館長も、明言はしないが考案したのが自分であることを否定していない。

 見事なスクープだったが、その情報を取るために、2011年から新元号を追いかけて極秘取材してきた記者たちの地道な努力があったことを、毎日新聞政治部の野口武則が文春で明かしている。

 興味深いのは、次の元号を何にするかという大役を担ったのは、内閣官房副長官補室の肩書を持つ尼子昭彦という人物だったということだ。

 彼は漢籍の専門家で、独立行政法人国立公文書館統括公文書専門官室主任公文書研究官 内閣事務員という長い肩書があり、野口によれば、「元号研究官」だったという。

 多くの元号を選んでもらう学者たちに会いに行っていることはわかったが、杳として彼の所在はわからなかった。
 記者たちが回った学者たちも、尼子が訪ねて来たことを認めた。内閣官房幹部は尼子が書いた雑誌記事を見せると、「とうとう見つけてしまったのか」と呻いたそうだ。

 だが尼子を知る関係者も、「真面目で口数が少なく、同僚と飲みに行くこともなかった。漢籍だけが生き甲斐だった」と語るだけだった。

 60歳の定年直前に公文書館を退官して、内閣官房に「特定問題担当」として再任用され、非常勤で元号担当を続けていたそうだ。

 昨年の秋、取材班はようやく尼子の自宅を探し当てた。だが住んでいたのは別人だった。

 管理人は、18年5月19日、一人暮らしの尼子が出勤しないため、後輩の内閣官房職員が訪ねてきて、亡くなっているのを見つけたという。病死だった。

 平成の30年間、元号一筋で取り組んできた彼は、改元を見ることなく逝ってしまったのである。悲しくもいい話だ。

 文春は千原せいじ(49)という中途半端な人気者のお笑い芸人が、名古屋不倫をしていたと報じている。文春によれば、この女性には夫がいるようだ。

 この記事のオモロイところは、文春に直撃されたせいじがあれこれいいわけをするところだ。

「奥さん、愛してますよ。そりゃそうですよ。でも、やっぱり……ちょっと他のもの食べてみたいとかね。カレーライスばっかりじゃなくて、たまにはハヤシライスやハッシュドビーフも食べたくなるしねぇ」

 これを聞いた文春が付けたタイトルが「ハヤシライス不倫」。彼は「たまたまモテてん」を強調し、「勘違いしたんやなぁ。初めてや。モテたことないのに、モテてしもうたから、どうしていいかわからず有頂天になったんやなぁ……。四十九の男が、みっともない、みっともないでぇ」

 奥さんは怒るかと聞くと、「嫁は機嫌悪なるやろな。うちの奥さん、感情的に怒るタイプじゃないから、手紙がそっと置いてあったりとか……」。そりゃ恐いな~。

 FLASHはTBS・山本里菜アナ(24)が「赤いオープンカー」を乗りこなす須藤元気似のスポーツマンAと栃木県内のアウトレットモールで爆買いしていたと報じている。

「山本アナは2018年、新人ながら、同局の看板バラエティ番組『サンデージャポン』の進行アシスタントに大抜擢された、TBS期待の若手だ」(FLASH)という。

 Aは外資系金融機関に勤めるサラリーマンで、2人は既に同棲生活を送っているそうである。

 山本はメディアの取材に対して報じられたことが事実だと認めた。女子アナって大変だね。

 ところで、これを見てもらいたい。

「オークスは久しぶりにディープインパクトで1着から3着まで独占すると予想する。本命ラヴズオンリーユー、対抗ダノンファンタジー、単穴コントラチェック、△はシェーングランツ、カレンブーケドール。GOODLUCK!」

 先週金曜日に、連載している某ネットで、私がオークスを予想したものだ。

 たった5頭だけだ。結果はご存じだろうか? ラヴズオンリーユーが1着、12番人気のカレンブーケドールが2着に来て、馬連でも2万5140円つけた。

 GⅠでこれほどつくのは珍しいが、令和初の会心の予想だった。

 今週の第1位は文春の高田純次(72)のポルシェで“当て逃げ”の話。私は、テレ朝で朝やる高田の『じゅん散歩』のファンである。地井武男、加山雄三に続いて三代目だが、とぼけた味がなかなかいい。

 元々サラリーマンだったが、1977年に劇団東京乾電池に入団し、ジワジワと人気を上げてきた苦労人のようだ。

 その高田がクルマ好きで、ポルシェ・カイエンなどの高級車を乗り回していることは知られている。その彼が、4月14日、首都高でA(22)が運転するクルマにぶつかったという。その上、そのままスピードを上げて走り去っていこうとしたというのである。

 Aはそのクルマを追いかけた。首都高を出て一般道の赤信号で止まり、ラフな格好で高田がクルマから出てきたという。だが、高田は開口一番「何ですか?」といった。驚いたAが、「このクルマに当たりましたよね」というと、「当たってませんよ」と完全否定した。

 後から駆け付けたAの父親が、高田だと気づく。事故後に病院へ行ったAは、「頸椎と腰椎の捻挫で全治2週間」と診断されている。

 Aに高田は、破損部分は全部直す、今20万円持っているから、これでナッシングにと持ち掛けたという。

 結局、2時間以上経過して、高田は警察に通報した。別れる際、体に異常をきたした場合は、保険で対応できない分は話し合いをしようと、一筆書いて渡したそうだ。だが、後日、代理人の弁護士から、大した事故ではないから治療費は出せないという電話が入った。

 その後、高田に連絡の電話を入れたが出ないという。

 文春の取材に対して、高田のマネージャーの対応もいただけない。

 高田も文春の直撃に、Aの運転が危ないのでひと言いってあげようとした、20万円でナッシングにしてくれなどといっていないと抗弁した。

 だが、Aはスマホで高田とのやりとりを録音していて、そこにはっきりと高田の「ナッシング」という言葉が残っていた。

 文春によると、高田はこの10年ですでに2回も事故を起こしていたという。高田に高齢者ドライバーだという意識があるかを問うと、

「まあ、自分で危ないなと思うことはほとんどないんですけどねえ。(中略)ただ、まあ世間一般で高齢者のアレが多いということで、七十歳以上で、高齢ですから、今後どうするのかってことはありますね」

 といっている。事故を起こしても「テキトー」「無責任」ではファンが離れるぞ。

【巻末付録】

 現代からいこう。「佐藤夢、浪速の井川遥が本誌初登場!-この純潔裸身を見よ」「五輪アスリート美女ヌード&ハプニング-知名度を武器に世界へアピール」

 袋とじは「ロシア新体操の五輪金メダル美女-流出した『全裸で大開脚』動画」。この中では佐藤夢が初々しくていい。

 ポストはいつもながらの、いきなりSEXY「なをん/出口亜梨沙-五月雨に濡れて」

 後半は、「あのグラビアアイドルは現在-90年代を席巻した懐かしのセクシー写真集 松田純、遠野舞子、児島玲子、坂木優子、宮内知美」

 袋とじは「並木塔子の唇で愛する技術-HOW・TO・ORAL・SEX」

 よかったのは「金城優華、B95ちゅらパイ島んちゅSEXY!」だった。なかなか野性味あふれる女性である。「昭和のベストセラー「HOW・TO・SEX」がたかしょー主演で写真集に」

 このところポストのほうがグラビアには力を入れている。今週もポストの圧勝だが、グラビアばかりが目立つようではな……。

(文=元木昌彦)

どうした週刊文春!? 眞子さま&小室圭さん“批判”一転、結婚後押し報道のワケとは

どうした週刊文春!? 眞子さま&小室圭さん批判一転、結婚後押し報道のワケとはの画像1

今週の注目記事・1
「久慈暁子&原樹理『ほぼ同棲生活』-『めざましテレビ』の人気女子アナ」(『フライデー』5/24号)

同・2
「ライザップ『経営危機・倒産』の大ピンチ」(『週刊現代』5/25号)

同・3
「日本の皇室・世界の皇室」(『ニューズウイーク日本版』5/14号)

同・4
「小室さん母の『告白』」(『週刊文春』5/16号)
「『悠仁さまを刺すつもりだった』」襲撃犯<長谷川薫>の正体」(同)

同・5
「令和元年10の裏物語」(『週刊新潮』5/16号)

同・6
「日本中枢のシャブ汚染-東大卒の経産省キャリアが覚醒剤を密輸して逮捕」(『フライデー』5/24号)

同・7
「巨人澤村拓一がひた隠す『泥酔暴行事件』」(『週刊アサヒ芸能』5/16号)

同・8
「『広河隆一の性暴力を妻に打ち明けられた時、僕は・・』被害者の夫が告白」(『週刊文春』5/16号)

同・9
「安倍『8・4衆参ダブル』に立ちはだかる令和おじさん」(『週刊文春』5/16号)「公明党を直撃 参院選クライシスの深層」(『サンデー毎日』5/19号)

同・10
「レオパレス新たな建築基準法違反疑惑の証拠写真」(『週刊文春』5/16号)

同・11
「五輪マンションはやっぱり激安払下げだった」(『週刊文春』5/16号)

同・12
「『野村克也』が語る『孤独との向き合い方』」(『週刊新潮』5/16号)

同・13
「プロにはこんなところまで見えている、これから3年で起きること」(『週刊現代』5/25号)

同・14
「大塚家具和解?父は小誌に『一緒になる事は絶対ない』」(『週刊文春』5/16号)

同・15
「川田将雅を下剋上させた『8つの導火線』」(『週刊アサヒ芸能』5/16号)

同・16
「銀座・赤坂・六本木ほか都心の『ポツンと一軒家』を訪ねてみた」(『週刊現代』5/25号)

同・17
「『内村航平』地に落ちて『東京五輪』メダルはG難度」(『週刊新潮』5/16号)

同・18
「出馬の噂が消えない貴乃花、GW地元回りの自炊生活」(『週刊新潮』5/16号)

同・19
「多くの人は口内炎、たんとせき、そして食道を痛めて、がんになっていく」(『週刊現代』5/25号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 10連休は長すぎた。そのせいだろう、週刊誌も精彩のないことおびただしい。

 中でもポストは論外だが、それは後にして、まずは堀ちえみが発症して、ほおっておいたら舌がんになっていたという現代の口内炎のお話から。

 私もよく口内炎ができる。時には痛くて食べられないこともある。口内炎用のクリームを塗り、飲み薬を飲んで、2、3日すると治るが、またしばらくするとできる。

 どうやら深酒がいけないようだ。だが、ちえみのように舌がんになっているとは、なかなか気づかない。

 3週間も治らなかったらがんを疑い、診てもらった方がいいという。

 さて、内閣府が「景気悪化」を認めた。もちろん、これまでも景気なんかよくはなかった。

 だが、そうなればアベノミクスの失敗を認めることになるから、安倍首相は頑なに認めなかっただけである。

 ではこの時期になぜ認めたのか。巷間囁かれている消費税増税をまたまた延期して、それを大義にして衆参ダブル選挙をやろうというのであろう。

 それも後で論じることにして、参議院選で自民党の目玉と目されているのが貴乃花である。新潮によれば、5月19日に新しい後援会「御縁会」を立ち上げるという。発起人には浜田靖一元防衛相や小渕優子らの名前も並んでいるので、さては出馬のためかと騒がれているようだが、いまのところは連休ものんびり過ごし、近所の商店街で買い物をしているそうだ。

 これが忠臣蔵の大石内蔵助ように、世を欺く仮の姿だとしたら、貴乃花もそうとうな役者だが。

 ところで体操のカリスマ・内村航平(30)がまさかの予選落ちで東京オリンピックへの出場も危うくなってきた。

 ポスト内村と目されている白井健三(22)も絶不調で、五輪でのメダル獲得に暗雲が垂れ込めていると、新潮が報じている。

 内村におんぶにだっこで、後進を育ててこなかったツケが来ているわけだが、体操界も一度どん底へ落ちて、這い上がってこられるかどうか試してみたほうがいいと思う。

 現代の「銀座・赤坂・六本木ほか 都心の『ポツンと一軒家』を訪ねてみた」がおもしろい。銀座のレンガ通りにある木造2階建て約12坪に一人で住む69歳の女性。赤坂のANAホテル近くに住む築50年以上、24坪に住む夫婦。私の家は都心ではないが、築50年以上のボロ家で、木々に埋もれているから、ポツンと一軒家風ではある。家が朽ちるのが早いか、私が朽ちるのが早いか、競争である。

 アサ芸が絶好調男・川田将雅の特集を組んでいる。4月28日時点で、重賞7勝を含む58勝でリーディングを独走中。やはり昨夏、イギリスへ修行に出たことがいい結果に結びついている。それに比べ、ルメールのお粗末なこと。先週のNHKマイルCは、単勝1・5倍のグランアレグリアを馬込みに入れたまま動けず、おまけに進路妨害したと降格になって、騎乗停止処分。デムーロも、昨年離婚したことが響いているのか精彩がない。NHKではアドマイヤマーズで勝ったが、これも進路妨害と判定されても仕方がない乗り方だった。

 ルメールはこのところ騎乗が悪いと今月26日まで騎乗停止になったが、そのため彼が乗っていた有力馬がみな乗り代わりになってしまった。

 だが、急遽乗り替わったノームコアに騎乗したレーン騎手は、見事な手綱さばきでヴィクトリアマイルを快勝した。

 レーンという騎手ただ者ではない。まだ25歳の豪州のジョッキーだが、ルメールやデムーロなど目ではない本物の天才だ。

 彼が日本の騎手になったら、年間300勝は固いのではないか。それほど見事な騎乗だが、それにしても日本人騎手の情けなさが目立つ。

 川田だけは頑張っているが、これほど外国人騎手に勝ちまくられて恥ずかしくないのか。

 中央競馬会は、騎手の育成の仕方をもう一度一から考えるべきだ。藤田菜七子のような下手な騎手を大物であるかのようにおだてるのは、本人にもよくない。

 せっかく日本馬が世界的に知られるようになってきたのに、騎手がこのざまでは競馬大国が泣く。

 この分では、オークス、ダービーと、レーンを買っていれば間違いない。

 さて、大塚家具の屋台骨をグラグラと傾けてしまった大塚久美子社長だが、ようやく父親の勝久匠大塚会長と会うには会ったが、突然訪問すると、用意してきた文章を読み上げただけで、そのまま帰ってしまったと文春が報じている。

 ここまで失敗すると、善悪や肉親の情さえもわからなくなるのか。勝久氏ではないが、もう終わったということだろう。

 ここでも前回書いたが、連休前に週刊現代が月3回の刊行に移行するという話を聞いていた。

 理由は、赤字が増え続けるために、少しでも費用を削減するためだそうだが、そうなればもはや週刊誌ではない。

 ここでも、年金や相続問題ばかりをやり続ける現代やポストは、週刊誌をやめて月刊誌にしたらいいと何度も苦言を呈してきた。

 だが、それは、週刊誌の役割である「新聞、テレビにできないことをやる」という原点に立ち返ってもらいたいからであり、大講談社がそんなバカなことをやるまい、そう10連休中は思っていた。

 だが、7日発売の現代を見て、それが事実だったことを知り、現代OBとして愕然とした。

 ポストは5月17・24日合併号で、次回の発売は20日(月曜日)で定価500円。現代は、5月25日号で合併号ではないが500円、次回の発売はポストと同じである。

 私が知る限り平週号のまま2週間売りというのは初めてだろう。おそらく、次号は1週間売りで、その次ぎの号を2週間売りにするのではないか。変則の月3回刊である。

 読者に何の説明もないままなし崩し的なやり方は、おそらく大方の納得を得られないだろう。そうなれば元に戻して知らん顔をする。姑息ではないのか。

 私には愛社精神はこれっぽっちもないが、現代に対する愛情は人に負けないと自負している。

 講談社は昨年度、久々に大きな利益を出したのに、これでは講談社の看板が泣く。それ以上に、現代編集部の浅慮を悲しむ。

 しかし、現代が月三回発売になるという話が、一向に広がらない。ということは、現代がそうなろうと、ポストが月刊誌になろうと、もはや週刊誌に対する関心はほとんどないということなのだろう。

 私にはそっちの方がはるかにショックである。

 その現代の巻頭特集は「これから3年で起きること」。健康保険料の値上げが続く。消費が増えないために小売業やサービス業などは売り上げが振るわず、人員を削減する。その職にあぶれた人たちを大企業が非正規雇用をして、人件費を圧縮し利益を増やすという悪循環が起こる。

 大手銀行が合併してメガバンクができるが、地銀は10年後に約6割が赤字になる。AIの発達で、今後3年から5年で事務職が無くなる。年金支給開始年齢が最終的には70歳に引き上げられる。

 政府が70歳まで定年解雇しないように企業に要求するが、特別な技能もない人間にまともな給料を払うわけはない。プロでなくとも予測できることばかりだと思うのだが。

 しかし、現代のほうが合併号のポストより内容は充実している。ポストは失礼だが、読むものがない。巻頭が「令和時代の『勝ち組老後』『負け組老後』」では、平成を令和と置き換えただけだ。ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が「数年後、景気は後退。淘汰の時代がやってくる」は、だいぶ前に現代がやっていた。

「女のライバル対決『令和元年』の顔は私!」では、「天海祐希VS.米倉涼子」「広瀬すずVS.広瀬アリス」「小川彩佳VS.徳永有美」などなど。「新天皇・皇后陛下にこれからお目見えできる場所」では、ポストを読みたくなるかな? 私はならない。

 さて、サッチーこと野村沙知代とは何度か2人で食事をした。彼女も亭主の野村克也と同じで酒を呑まないが、食べることは好きだった。

 様々な批判があった女性だが、私には普通のオバアチャンだった。正直にいうと、サッチーは80歳で亡くなった私の母親にそっくりなのだ。呑みながら話を聞いていると、「おふくろ」と思わずいってしまいそうになったことが何度かあった。

 彼女が亡くなって1年以上が経つ。突然彼女にいなくなられた亭主の野村は、「ショックが大きすぎて、なかなか事実を受け入れられなかった」と語っている。

 今回新潮は、「孤独との向き合い方」というタイトルで、野村インタビューをやっているが、今でも家に帰ると、「サッチーがいない家が、ものすごく冷え切っているような感じがする」といっている。

 私から見ても、主導権はサッチーが圧倒的に握っていた。野村は今でも浮気ができないという。「みんなサッチーのお化けが怖いんじゃないですか(笑)」。「女房に先立たれると、男の弱さがわかる」。野村が得意の「ぼやき」を聴く相手がいないのだから「さみしい」だろう。

 酒を呑まなかったから45歳まで現役でやれたと話しているが、田園調布の広い家で、サッチーがすわっていた椅子に腰かけて、テレビの野球中継を見ているとき、酒が呑めたらとは思わないのだろうか。

 あれほど個性の際立った女房が急にいなくなったら、どんな亭主でも喪失感に襲われ、どうしていいか分からなくなるだろう。私にも懐かしい女性である。

 今の野球はつまらないと野村はいう。ONほどの天才は、それ以降出てきていない。巨人が原を監督に戻した意味が分からないとも。

 前回書いたが、東京オリンピック・パラリンピックの選手村(都有地)が、1500億円も値引きされて三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、住友不動産など11社の企業連合に払い下げられたと、文春でノンフィクション作家の清武英利が告発していた。

 そのモデルルームが大型連休初日に公開され、約1000組の見学者が殺到したという。

 安く手に入れたのだから、多少安いのではと期待した向きが多かったようだ。だが、見学者に配布される「予定価格表」は価格部分が空白で、説明は口頭でしか行われなかったという。

 だが取材チームは32組の見学者から話を聞き、販売価格で最も高いのが4LDKの1億3000万円、最安値が2LDKで5400万円であることを突き止めた。

 一見、周辺のマンションより安いようだが、それは、土地代がわずか4%しかないからで、通常のマンションの開発事業の土地代は30~40%だそうだ。

 バカ安い値段で土地を手に入れたのだから、それでなくても儲かるのに、やや周辺マンションより安くした程度のようだ。

 その上、管理・修繕費が月額4万5000円から7万円もかかるという。買うつもりの人は、多くが投資用だそうだから、業者たちには莫大な利益がもたらされること間違いない。

 この森友学園とは比べ物にならない莫大な値引き問題は、都議会はもちろんのこと、国会でも追及されるべきである。

 レオパレス21の本社は私のところから近い中野坂上にある。少し前に、私の家の2軒隣にレオパレスの小さなワンルームマンションが建った。家の出入りに、ここも建築法違反しているのではないかとジロジロ見ているのだが、いまのところ目立った動きはない。

 しかし、多くのレオパレスで違反や耐火性素材で覆うべき穴が放置されたままになっていると、文春が報じている。

 もし1階で火事が起きたとすると、ものの数分で2階に火が達してしまうそうだ。

 文春の取材では、千葉県流山市で「ヌーボグランスペランツァ」シリーズを管理する内藤千照が、「昨年七月にレオパレスの社員五人、流山市役所職員が三人来て検査を行いました」。その際、彼も天井裏を覗いて界壁に隙間があることを確認したそうだ。

 だが届けられた「界壁施工状況判定表」には、社員の一級建築士が「界壁に問題はありません」というところにチェックを入れていた。

 疑問を抱いた内藤は、実際に来た建築士がその場で作成したチェックリストを送るよう要求したところ、そこには「延焼の恐れがある。梁との隙間有り」とあったというのである。

 このような書き換えは常時行われているのだろう。レオパレスが傾くのも時間の問題だと思うが。

 さて、いよいよ安倍首相の最後の賭けである「衆参ダブル選挙」が現実味を帯びてきた。

 改元ご祝儀で内閣の支持率は50%台まで上昇したが、日銀の短観は悪化し続け、景気悪化に歯止めがかからない。

 文春によれば、4月30日に麻生太郎が安倍首相の私邸を訪ね、ダブル選をやれといったという。安倍の側近の荻生田光一幹事長代行に「増税なし」というアドバルーンを上げさせたが、党内からもさほどの反発が起きなかった。野党はまとまらず弱体化するばかり。

 消費税増税をまたまた延期して、それを旗印にすれば現状維持は叶わなくても、改憲派の維新の会を抱き込めば何とかなる。そいう腹積もりであろう。

 文春は、令和オジサン菅官房長官がダブル選には慎重だそうだが、安倍がやるといったら徹底抗戦はしまい。

 サンデー毎日は、創価学会幹部が「衆参ダブル選挙は絶対にノー。参院選にすべてを懸けて動く時に、衆院選などやれないのは明白だ」と話しているが、公明がついてこなくても、今勢いのある維新の会がいるから、抵抗するようなら与党から追い出せばいい、そう安倍は考えているに違いない。

 悲願の改憲へのラストチャンスを安倍が手をこまねいて見ているはずはない。私もダブル選挙はありだと思う。

 ではいつになるのか。文春は、6月28日、29日に大阪でG20が開催されるし、選挙期間はお盆に重ならないようにするのが通例だそうだから、7月5日の会期末解散で、8月4日投票だと見ている。

 ところで自分の妻が、他の男にレイプされていたと打ち明けたら、あなたならどうする?

 文春が少し前に、元写真家の広河隆一(75)が、自分の“名声”を慕って来た女性たち8人に、「写真を教えてあげる」などの甘言を用いてホテルなどに呼び出し、セックスを強要していたことを告発した。

 そのひとりだった妻から、文春の取材を受ける前にすべてを打ち明けられ、「同じような被害を繰り返させないためにも証言する。取材に一緒に来てくれる?」といわれた30代の男性の告白が文春に掲載されている。

 記事が出た後、妻の動揺はますます大きくなり、彼女を一人にさせられないため出張も減らしているという。

「妻の性被害がわだかまりになっていることはありません。(中略)妻に落ち度があったとは思っていませんし、責める気持ちもありません。
 僕らのセックスへの影響はないと思います。あえて言えば、妻のことをより慈しむようにセックスするようになった気がします。大丈夫、自分が汚らわしいなんて思わなくていいんだよ、と思いながら触れ合う感じです」

 怒りがゼロになったわけではなく、今広河に出会ったらぶん殴ってしまうかもしれないと話している。私だったらどうするだろうか。

 アサヒ芸能が、巨人軍ピッチャーの澤村拓一(31)が、4月中旬、新宿区の飲食店が並ぶビルのエレベータ内で、見ず知らずの人の首を絞め上げる暴行を働いたと報じている。

 本人は泥酔状態でまったく覚えていないそうで、被害者が麻布署に被害届を出したが、その後示談が成立した。球団側は何の処分もしなかった。

 澤村は、5年前にも六本木で暴力事件を起こしている。彼が入団した時は騒がれたものだった。がっしりした身体から投げる球は威力があり、バッタバッタと三振の山を築いた。どこでこんなに落ちこぼれてしまったのだろう。

 アサ芸編集部に澤村は回答書を寄せ、その中で「お酒を二度と飲まないという断酒の誓いを立て」、チームの優勝に貢献できるよう精進していくと書いている。いっそ他球団へのトレードを志願し、心機一転、一から始めてみたらいいと思う。才能はある男なのだから。

 フライデーが、経産省のキャリア官僚が、覚せい剤を密輸したとして逮捕された事件を報じている。

 東大工学部を卒業して、現在は製造産業局・自動車課課長補佐の西田哲也容疑者(28)である。

 西田は、アメリカ・ロサンジェルスから国際スピード郵便で取り寄せていた。ファッション誌の袋とじの中に隠していたが、東京税関で発見され、西田が自宅で受け取ったところを逮捕された。

 量がすごい。約22グラムというと500回以上使用できて、末端価格は130万円以上になるそうだ。

 なぜ西田がこれほど大量の覚せい剤を密輸しようとしたのか。販売目的ではなかったのか。だとすれば、霞が関が覚せい剤汚染されているのではないか。これからが本番かもしれない。

 令和へと変わり、皇室報道もひと段落かと思ったが、そうではないようだ。

 新潮は、秋篠宮や眞子&圭問題、雅子皇后の古い話を持ち出し、在庫一掃セールの如きである。

 馬鹿馬鹿しいのは、令和せんべいというのが売り出されたそうだ。その絵柄の中には麻生、石破、小泉進次郎は印刷されているが、なぜか岸田政調会長がいないそうだ。

 これが、岸田の目はなくなったと、永田町雀の間で話題だという。

 新潮も触れているが、女性天皇に対する支持率が高く、愛子天皇の実現性が高くなってきているという。

 今回のお代替わりでも、日本の女性差別が外国のメディアで報じられたが、愛子さんが天皇になればそういう見方も払しょくできるだろう。

 秋篠宮家の長男悠仁(ひさひと)の机の上に刃物2本を置いた長谷川薫容疑者(無職・56)は、「刺すつもりだった」と供述しているという。

 文春によれば、長谷川はお茶ノ水女子大の正門を乗り越えて侵入し、中学校の校門前のインターフォンに「工事の者」と話し、やすやすと教室に入り込んだそうだ。長谷川は京都市内で母親と2人暮らし。

 警視庁捜査一課によれば、「ネットで目にした天皇制反対という思想にかぶれた“ローンウルフ型”のテロリストに近いと見ている」そうだ。

 皇位継承順位第2位の要人への物騒な犯行だけに、警備体制に問題はないのか見直す必要があるだろう。お茶の水中学の元PTA幹部が、保護者は敷地に入るためIDを提示するが、顔写真もなく申請すればだれでも入手できると話している。

 また女性セブンでは宮内庁関係者が、お茶の水は警備に不安があり、万全の警備をするなら学習院にするべきで、秋篠宮夫妻がお茶の水を選んだために「起こるべくして起きた事件」だと、批判を口にしている。

 解せないのは、事件発生当日、悠仁は自宅に戻り、母親の紀子妃と一緒に長野県へスキーに行っていることだ。中学校や警備の人間から事件のことを聞いていなかったようで、翌日、予定を切り上げて帰京したという。現在の宮内庁次長は元警視総監の西村康彦である。彼の責任も問われて当然であろう。

 文春によれば、英国では「王室警護」に、MI6(対外秘密情報部)やMI5(情報局保安部)などが緊密に連携して当たり、王室の子どもたちの学校の行き帰りを厳重に警備しているという。

 秋篠宮は、皇嗣になっても警護は軽くしてくれといっているが、そうもいっていられないかもしれない。

 文春が珍妙な特集を巻頭でやっている。小室圭の母親と親しかった人物に佳代の話をさせているのだが、それが「世間で思われているような、お金に汚い人ではありません」「佳代さんはサバサバした、話していて楽しい人」だったと、彼女を弁護しているのである。

 佳代は、圭が父親を亡くしているので、息子のパパを探すために、複数の男と会い、中には「四億円男」という資産家に、ホテルで食事をしている時、「上に部屋をとってある」といわれたが、その男と本格的に付き合うことはなかったそうである。

 時には、「(デッサンの)ヌードモデルをやってみようと思うの」といったことがあったそうだが、おカネを稼ぎたいというよりも、「純粋に『芸術』に貢献したいといった口ぶりだった」という。

 息子のために父親になってくれる男性を捜したが、カネのために身を任せるようなことはしない、身持ちのいい女性で、芸術に対する鑑賞眼もあるというのである。

 これまで、小室母子を批判的に報じてきた文春だが、前の号あたりから「眞子&圭の結婚」に寛容な誌面へと変容してきているようだ。どうしたのだろうか。

 新潮は相変わらず圭には厳しく、眞子が7月中旬にペルーとボリビアへ訪問する際、帰途、どこかで圭と落ち合うのではないかと疑心暗鬼。だが、なぜ、眞子と圭が会ってはいけないのだろう。彼女は「今も変わらず、小室さんへの思いを募らせておられます」(秋篠宮家の事情に通じる関係者)というのだから、人の恋路を邪魔するのはやめた方がいい。

 ニューズウイーク日本版でも皇室問題をやっている。

 ニューズによれば、昨年4月、イギリスのエリザベス女王が、チャールズ皇太子を自分の後継者にすると表明した。

 しかし、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの後継者ではなく、イギリスと旧植民地など53カ国の英連邦の象徴的なポストだった。

 女王は60年以上務めてきたが、自動的に世襲はされず、最終的な権力は政治家と君主が象徴する国民の手にあるという。

 これは日本にも当てはまるが、イギリスには日本の憲法のような成文憲法はなく、国家の宗教である英国国教会の最高首長をも務める。

 自爆テロで多くの人が亡くなれば、病院に行き負傷者を見舞う。故ダイアナ元妃は、エイズに偏見の強かったときに、患者を抱きしめるなど、数々のタブーを破ってきた。

 これは上皇夫妻がやってきたことと相通じるが、イギリス国王は、北アイルランドとの和平プロセスに関与するなど、極めて大きな“政治的”な役割を果たすこともある。

 これを書いた元英デイリーテレグラフ東京支局長のコリン・ジョイスは、天皇明仁は、人間が高齢になるまで生きる時代になり、自らが生前退位への思いを示唆して、国の閉塞状況を打開したのではないかとみている。

 また時代の変化に適応すべきで、日本の皇室の場合は女性の役割を検討すべきだともいう。

 ジョイスは、「皇室や王室は不変の存在ではない。時代に合わないルールや伝統は捨てることができる。逆に言えば、『伝統』は新たにつくり出すこともできる。(中略)女性が皇位を継承できないことに加えて、日本では女性皇族は結婚によって皇族の身分を離れなければならない。悠仁親王の誕生まで、皇室では9人続けて女子が生まれた。ヨーロッパ人から見ると、彼女たちの身分が保障されないのは不公平というだけでなく、可能性をことごとく無駄にすることだ」という。

 現代の王族や皇室は、立場にふさわしい人間であることを証明し、影響力を人々に活用するべきで、それを怠れば衰退の危機は免れないとジョイスは結ぶ。

 上皇が築いた国民との信頼をより強固にして、影響力を行使し、平和なこの国を守り続けることこそ、新しい天皇に求められていると、私も思う。

 RIZAPというのも呆れた会社である。以前から、入ってくるカネよりもCMへ注ぎ込むカネのほうが多いといわれてきた。

 それでも何とかやってこれたのは、「負ののれん」というやり方で、M&Aをしながら、その差額を利益計上して、業績をいいように見せてきたやり方だった。

 現代は、多数のRIZAP関係者を取材し、この会社の本当の経営状態を示す内部資料や証言を得たという。

 現代は、5月15日に行われる決算発表では「前代未聞の大赤字を発表する」と見ている。

 RIZAPの瀬戸健(41)社長が出てきて、現代のインタビューに答えているが、「膿を出し切ります」「今期以降は必ず黒字化させます」というだけで、具体的に業績をよくする方策は語らない。というより語るべき何ものもないということであろう。

 RIZAPの広告塔を身体を張って務めた、石田えり、エド・はるみ、佐藤仁美なども、株主から批判されるのではないか。こんな自転車操業ならぬF1操業が続くわけはないこと、私でもわかる。

 フライデーが、フジテレビの久慈暁子(24)アナがヤクルトの先発・原樹理(25)と、「ほぼ同棲生活」していると報じている。フライデーDIGITALによれば、

「久慈アナは、ポスト加藤綾子と目される人気アナです。局の期待は大きく、4月からは入社3年目としては異例の『めざまし土曜日』のメインキャスターに抜擢されています。一方の原は、ドラフト1位で’16年にヤクルトへ入団。入団当初はプロの壁にぶち当たりましたが、今季は先発ローテの一角を担っています」(スポーツ紙記者)

 元々、ヤクルトとフジテレビの女子アナとのつながりは長い。古田敦也と中井美穂、石井一久と木佐彩子、最近でもライアン小川と三上真奈など、多くのカップルが生まれているのである。

 久慈アナも、フジの先輩アナから原を紹介されたそうで、付き合いは1年ぐらいではないかという。

「新元号の発表に日本中が沸いた4月1日。番組収録を終えた久慈アナは、夕方4時頃から、出勤ギリギリの2時40分まで原の部屋に滞在。4月2日は原の今シーズン初登板の日だっただけに、”開幕前夜”をどうしても一緒に過ごしたかったのだろう」(同)

 このままゴールインとなるのだろうか。野球界は年上女房がいいといわれるが、1歳年上の原が彼女をうまく御せるのだろうか。いささか心配だ。

【巻末付録】

 ポストからいこう。「宇賀なつみ、女優願望はありません-フリーになった人気アナの素顔」。ヌードではありません。

「永遠の初恋、芦川いづみ-結婚後、スクリーンから姿を消した伝説のヒロイン」。いいね芦川いずみは。泣ける!

「日本全国47都道府県グラドルおっぱい図鑑-北海道・東北・関東」。袋とじ「『週刊ポスト』は女性器をこう報じてきた 女性器、ザ・ヴァギナ・ミュージアム、女性器アート」

「LINA、お色気MAX!-ライザップで『6.5キロ減』の歌姫が魅せた!」

「中島史恵、花びら満開美裸身-51歳を迎える芸能界トップ美熟女がセクシー」

「なをん/REI-令和最初の謎の美女」。やはり西田カメラマンは大胆だ! 

 袋とじ「週刊ポストを輝かせたヌード美神11人揃い踏み! 平塚千瑛、松山まなか、岩本和子、並木塔子、YURI」

 現代は、「写真家・立木義浩『スターがいた風景』-特大号スペシャルグラビア

 立木義浩、大原麗子、小柳ルミ子、夏目雅子、浅野ゆう子」

「男と女のハプニング-2019春・この陽気が人を狂わせる」「女子プロレス界ナンバーワン美女・安納サオリ初めて脱いだ!」

 そして袋とじは「令和のシンデレラ女優藤崎里菜・感激ヘアヌード」

 今週はポストが質量ともに現代を上回った。この情熱を記事にも使ってほしいと思うのは、年寄りの繰り言かね。
(文=元木昌彦)

眞子さま&小室圭さん、やはり結婚へ──“前進”報道の裏に何がある?

今週の注目記事・第1位
「五輪選手村マンション1500億円値引き、小池百合子隠蔽文書を入手」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第2位
「池袋暴走運転、東大卒通産官僚の履歴書」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第3位
「新天皇を悩ませる秋篠宮さま『即位拒否』雅子さまのご体調」(「週刊文春」5/2・9号)
「御代替わり20の謎」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第4位
「春日俊彰が捨てたもうひとりの彼女-結婚美談のウラで冷酷な仕打ちがあった」(「フライデー」5/10・17号)

同・第5位
「ご学友が語る『新天皇』知られざる素顔-コンパで池に落とされた!」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第6位
「『樹木希林」が『週刊新潮」に語った『全身女優』『内田裕也』『死生観』」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第7位
「あなたはこの国にこんなに貢献してきた-どれくらい税金を納めてきたか」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第8位
「田原俊彦初告白5時間『ジャニーさんの僕への興味は20代半ばで終わった』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第9位
「怨恨卒業NGT山口真帆、運営がひた隠す現場録音テープの中身」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第10位
「たけし長男怒りの激白『お父さん、ダサいよ』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第11位
「木嶋佳苗<獄中結婚>のお相手は「週刊新潮」デスクだった」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第12位
「あの寝坊アナ古谷有美MR.キャッシュレスIT社長と『そうだ、京都へ行こう。』」(「FLASH」5/7・14・21号)

同・第13位
「『羽生結弦』が心酔したオカルト『整体師』追放の舞台裏」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第14位
「新天皇が大ファンだった柏原芳恵が競艇場で歌ったあの曲」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第15位
「中西進先生のリアル万葉ライフ」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第16位
「わいせつ就活<コンプラ最優先>のはずがいまだ調査中」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第17位
「眞子さま、小室さん『未来年表』が見えた」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第18位
「<強制わいせつ>女性官僚の訴えを外務省は二度黙殺した」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第19位
「創価学会の暗闘、原田続投か谷川新会長か、『ポスト池田』の最終戦争」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第20位
「会見で父娘和解を匂わせ大塚久美子社長に父は『でも連絡なし』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第21位
「『老人ホーム』優・良・不可の実名-全国調査!『不祥事』リスト付き」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第22位
「昭和・平成・令和の『美しい顔』100人を選んで順位を付けた!」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第23位
「日本と世界 淫乱女子列伝」(「週刊現代」5/11・18号)

【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点!

 平成の終わりというキーワードが喧しい。元号が変わり、新しい天皇になるだけである。

 昭和から平成の時は、喪に服していたということもあるが、今より静かな時の移りであった。

 それでいえば、この原稿も平成最後のものになる。さしたる感慨はないが。

 先夜、衝撃的な話を聞いた。週刊現代が月3回刊行にするというのである。

 理由は、赤字が増え続けるために、少しでも費用を削減するためだという。

 早ければ5月の連休明けからでもやるそうだ。月曜日発売と金曜日発売にすると聞いた。

 そうなればもやは週刊誌ではない。隔週刊誌でもない変則的な雑誌ができることになる。

 この情報を現代編集部に問い質したわけではないので断言はできないが、もしそうなれば、先日催した「週刊現代60周年の祝いの会」で、現代は週刊誌としての役割を終えるということになる。

 いくらなんでもそんなバカな、そう思いたい。今は違うが、かつて現代は講談社の顔だった。

 現代の論調が社の主張だと、そう捉えられていた時期も長くあった。講談社という“お公家さん”的な会社で、現代編集部だけが治外法権の荒くれたちの梁山泊のようだった。

 社内の多くの人間も、この編集部には怖れをなして足を踏み入れなかった。

 私が、ジャニーズ事務所のスキャンダルで女性誌に異動させられた時、女性誌を統括していた局長に、「君はようやくまともな編集部に来ることができたな」と、声をかけられた。

 現代以外の部署は、そういう目でわれわれを見ていたんだと、初めて気づかされた。

 そこを2年で追い払われ、再び月刊だったが現代編集部に戻った時、自分はここの汚れた水が性に合っていたんだと、ホッとしたものであった。

 現場と編集長を含めると10数年週刊現代にいて、切った張ったという日々を過ごしてきた。

 私は、愛社精神はこれっぽっちもないが、現代に対する愛情は人に負けないと自負している。

 私が、今もこのような雑文を書き散らしていられるのも、元現代編集長という肩書のおかげである。

 その現代が、週刊誌でなくなるというのが本当だとしたら、身を切られるように辛い。

 この欄でも、病気、年金、相続ばかりやっているのなら週刊誌である必要はないと、厳しいことをいってきた。

 それは、週刊誌がやらなければいけない本来の役割、「新聞、テレビがやれないこと」をやれということである。

 それができないから、週刊誌をやめますというのでは、あまりにも情けない。

 いくら何でも講談社という出版社が、そんなバカなことをするわけはない。そう思いたいが。

 さて、その現代からいこう。

 現代に、海野弘、永井義男、島崎晋らによる鼎談、「日本と世界 淫乱女子列伝」という特集があるが、その中で、英国の皇室のセックススキャンダルは出るが、日本ではタブーなのはなぜかという問題について、海野がこう話している。

「日本では皇室関係者のセックス・スキャンダルはタブーですが、英国では王室でも許される側面があります。なぜなら、女系を認める伝統があり、いい男を婿に迎えることが重要になるからです。そのためにはいろいろ試すのが当たり前という風潮が、王室にも国民にもあるのでしょう」

 日本も、女系天皇が誕生すれば、セックス・スキャンダルも解禁になるのだろうか。

 同じ現代が、昭和・平成・令和の「美しい顔」100人を選んでいる。

 1位は後藤久美子、2位が宮沢りえ、3位が夏目雅子。4位が広瀬すず、5位が岸恵子だ。

 わが憧れの吉永小百合さまが8位というのは解せないが、山口百恵が20位だからよしとしておこう。

 新潮が、どこでもやっている老人ホームの優劣を実名で紹介している。

 この中で目新しいのは、過去10年分の事件・事故・不祥事を起こした老人ホームをリストアップしているところである。

 殺害、虐待など、こうして見ると驚くほど多くあることがわかる。

 中には不祥事があると名前を変えたりしているところがあるから、要注意であろう。

 こうしたことも含めて、いい老人ホームを選ぶうえで大事なのは「認知症ケアと看取りをきちんとやっているかどうか」という点だそうだ。

 入った途端、倒産してしまうところも多くある。終の棲家となる老人ホーム選びに失敗は許されない。

 文春は、大塚家具の大塚久美子社長が、仲違いしていた父親と会うといいながら、連絡しないと報じているが、その後、2人は会うことになった。

 久美子社長が提携するという中国で約200店を持つ家具販売大手「居然之家(イージーホーム)」は、中国に詳しい友人の話だと、大塚家具の下請けの優秀な家具職人が欲しくて手を差し伸べたのであって、中国に大塚家具が進出する手助けをすることはないと見ている。

 それに「大塚」というのは、彼がいうには、中国語で「大きなお墓」を意味するため、縁起が悪いから、中国人にはアピールしないだろうというのである。

 まだまだ苦境から脱出できないようであるが、父親がどう舵を取るのだろう。

 同じ文春によれば、創価学会が、次の会長が誰になるかで暗闘が続いているという。

 現在の原田稔会長が続投するのか、現在主任副会長の谷川佳樹に取って代わるのか、予断を許さないそうだ。カギを握るのは、ポスト安倍の有力候補といわれる、菅官房長官だという。創価学会、維新の会に強い影響力を持つ菅が、次の首相になる流れになってきているようだが。

 6年半前に在イラン日本大使館の公使室で、駒野欽一イラン大使から強制ワイセツ行為を受けていたと、女性外務官僚が3月に刑事告訴をして、受理された。

 だが、文春によれば、12年の10月下旬に上司の総務参事官に事情報告したのに、「駒野氏のことは忘れてよく休むように」といわれただけだったという。

 今年3月にも、植沢利次ケニア大使(当時)が、セクハラが疑われる行為があったとして、厳重訓戒処分を受け、退職している。

 在外公館では大使は「王様」だから、部下は逆らえない。外務省は個人の問題に矮小化することで、組織を守ろうとすると元外務省主任分析官だった佐藤優がいっている。

 外務省だけではなく、多くの官庁で、新入社員が次々に辞めていくことが話題である。彼らも、入ってみたらヒラメのような上司ばかりで、国のために働こうなどという高邁な理想を持った人間などいないことに気づき、早々に辞めていくのであろう。

 さて、毎度おなじみの眞子&圭の結婚問題だが、文春は、2人が結婚する方向へ舵を切り始めたようだ。

 最大の障害であった圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブルだが、元婚約者の代理人が、「本人が協議する気にならない」と話しているのだ。これは推測だが、これまで元婚約者のいっていた話の中に、何やら“不都合”なことがあって、小室側の弁護士と会いたくないのではないか。

 今一つの障害は、結婚後の経済問題だが、圭がめでたく弁護士試験に合格すれば、NYの大手弁護士事務所の初年度の平均年収は1800万円だそうだから、こちらもクリアできる。文春は、2人が結婚するなら2012年秋と読んでいる。

 先に文春が報じた、大林組の幹部リクルーターが就活女子学生を、内定をちらつかせて肉体関係を求めた件だが、いまだに当人には何らの処分も下っていないそうだ。

 社長が新入生たちに向かって、コンプライアンスを最優先していくと挨拶したのに、この体たらくではと、文春が嘆いている。

 今週の現代に、白地に令和の文字が印刷されたものが付録で付いている。私には令和が「零は」と見えて、何やら大きな天変地異が起きて日本がゼロになるように思えて仕方ない。予感が当たらなければいいのだが。

 この元号を考案したといわれる国際日本文化研究センター名誉教授の中西進(89)は、新潮によれば、女子学生にずいぶんとモテたそうだ。

 彼は3度結婚していて、現在の奥さんは30歳ほども離れている品の良い女性だそうだ。万葉集にある恋人同士が交わした相聞歌でも贈ってプロポーズしたのだろうか。

 新天皇の御贔屓は柏原芳恵だったことは有名である。柏原もはや53歳になる。文春に、大阪の競艇場「ボートレース住之江」で歌ったという記事がある。

 競艇場で歌っているのでは、彼女も落ち目の三度笠かと思って読んだら、そうではないようだ。そこではもちろん、新天皇も好きだったといっていた「春なのに」を絶唱したそうだが、最近は、ホテルのディナーショーや地方のお祭りなどに出ていて、集客力も抜群だそうだ。一度新天皇になられたお祝いに、御前で「春なのに」を歌ってあげたらいいのに。

 新潮は羽生結弦の最近の不振は、ケガもあるが、羽生が心酔していた「整体師」が離れてしまったことにもあるのではないかと報じている。

 この整体師は菊地晃(63)で、仙台市内で「寺岡接骨院きくち」を営む一方で、羽生が小学校低学年の時、練習中に足首を捻挫した羽生に、体幹を鍛えろとアドバイスして、羽生や両親に見込まれ、13年から「チーム羽生」に参加したという。

 羽生は、菊地が気を込めたブレスレットを愛用し、彼を信頼していた。

 その菊地が、最近羽生のそばから消えたと話題だそうだ。だが、羽生と何かあったというより、羽生が所属するチームの監督などが、非合理的な指示を出す菊地を疎んじ、羽生ママもそれを諒としたようだ。

 だが、アスリートには菊地のような精神的な師がいるケースは多い。精神的なよりどころを失った羽生のこれからが心配だ。

 古谷有美アナ(31)はTBSの優等生アナだそうだが、最近、寝坊してラジオ番組に遅れたことが話題になったそうだ。

 そんな彼女が、4月6日、京都で放送が終わってから高級ホテルに向かい、「朝食」に男と現れたという。

 この男、投資会社を経て「Origami Pay」というQRコード決済の会社の康井義貴社長(33)だそうだ。

 桜は満開だっただろうが、外国人観光客で混雑してただろうな。フライデーモよくそんなところで見つけたね。

 こっちは本物の美談かもしれない。交際していた3人の男を殺害したとして17年に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)と、彼女の手記を載せたことで近しくなった週刊新潮のデスクが、獄中結婚していたと文春が報じたのである。

 この編集者、草なぎ剛似のイケメンで、手記を手掛けた後、死刑が確定した流れの中で「取材者と被取材者の関係を超えて思いが募り」結婚に至ったというのだ。

 木嶋は東京拘置所で2回結婚しているし、ブログで以前、ジャーナリストの青木理が好きだと告白して話題を呼んだ。イケメン好きであることは間違いないが、移り気なことも確かである。この結婚、どこまで続くのか、いらぬ心配をしてしまう。

 文春は、ビートたけしの連載が終わるのを待っていたのだろう。たけしの長男・篤(38)のインタビューを載せている。

 長男が生まれたのは漫才ブームで、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)が始まった年。だが、父親がいないのは当たり前で、父親のテレビも見ていなかったという。もちろんフライデー襲撃事件も知らない。

 長男は父親と自分には共通点があるという。

「父は子供に対して何も感情を抱かなかったとよく言いますが、それは子供の方も同じこと。他人のことに関心がないという点で、僕と父は性格がすごく似てるなと思うことが多々あるんです」

 父親を他人と突き放すところに、長男の辿ってきた屈折した人生が垣間見える気がする。

 最近、愛人と暮らしている、事務所と喧嘩別れ、次々に弟子たちが離れていくことについて、長男はこう語る。

「父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった。この状態を放置している父は何を考えているのか。何もできないのでしょうか。心配な報道ばかりだし、ちょっとダサいなって……。正直、格好いい父でい続けて欲しいという気持ちがあります」

 たしかに、最近のたけしを見ていると、「老いてますます耄碌」という山口瞳の言葉がピタリとくる。

 NGT48の山口真帆が卒業したことが話題である。なぜ、被害者である山口が追い出されなければいけないのか、運営会社のAKSには批判が殺到しているそうだ。

 文春によれば、暴行現場に駆け付けた村雲颯香(21)と、山口を襲った2人の男たちがいい争いになった時、村雲が録音していたデータが存在するという。

 実際に聞いた人物は、山口が日頃とは違う厳しい声で犯人を追い詰めるところが録音されているという。

「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」(聞いた人物)

 これは第三者委員会にも提出されているそうだが、いまだに公表されていない。

 山口は3月22日、運営会社のAKSの松村取締役が事件について会見している間に、5回ツイッターで投稿して、「なんでうそばっかりつくんでしょうか」「記者会見に出席している3人は、事件が起きてから、保護者説明会、スポンサー、メディア、県と市に、私や警察に事実関係を確認もせずに、私の思い込みのように虚偽の説明をしていました。なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか」と書き込み、それをもとに質問する記者を使って、松村たちAKS側を追い詰めるという見事な戦術を繰り広げたのである。

 見事だ山口!

 私は今でも田原俊彦という名前を見ると身構えてしまう。田原が近藤真彦や野村義男らと「たのきんトリオ」を組んで絶頂の頃、彼らの事務所の社長、ジャニー喜多川の性癖について週刊現代で取り上げたことがあった。

 記事が出てから大騒ぎになり、私は現代から女性誌にすっ飛ばされた。その田原も58歳。文春で、これまでの人生を振り返っている。

 事務所から渡される給与が月額20万円から、辞める時でも30万円程度だったこと。退職金は100万円。メリー喜多川副社長とはよく口論していたこと。

 辞めると電話した時、ジャニー喜多川社長は「いいんじゃない? トシ」と答え、引き止めなかった。その頃は田原からSMAPへと彼の関心は移っていたそうだ。

 やはり、事務所を離れると仕事が激減した。だが田原は、「今でも、田原俊彦がジャニーさんの最高傑作だったと断言できます」といっている。

 還暦間近で「僕は“ジ・アイドル”」だといい切る。この自信がすごい。

 現代も合併号だが、やや誌面が変わったように思う。相続問題は息切れしたのか、今週は「60歳まで働いていた人は、どれだけ税金を納めてきたのか」というのが巻頭特集である。

 いいところに目をつけたと思う。私もサラリーマンだったから、会社にいる間は給料から天引きされていて、どれぐらい税金を払っていたのか、気にもしなかった。

 だが、こうして見ると、大変な額をむしり取られていたと愕然とする。

 所得税は、平均的な一人当たりの総額は1787・6万円になる。所得税収入は09年度の12・9兆円から17年度には18・9兆円にまで増額している。

 住民税は、生涯収入が3億2000万円の場合、1699・1万円を負担している。

 このように、われわれ国民が多額の税金を払っているのに、使われ方はずさんで、会計検査院が17年度に「ムダ遣い」だと指摘した税金は総額で1156億9880万円になるというが、こんなものでは済まないはずだ。

 現代が所得税や保険料、自動車税、酒税などを合わせると、生涯で1億1442.7万円にもなるそうである。

 現代のいうように、国はわれわれに感謝しないとバチが当たる。

 樹木希林ブームが続いている。現代も、別冊『おとなの週刊現代 樹木希林さんが教えてくれたこと』を出した。

 樹木はなぜか新潮には、「お宅は面白い週刊誌だから」と、忙しいときもインタビューに答えてくれたそうだ。

 新潮は、これまでのインタビューの断片をまとめて掲載している。いつものように、内田裕也との結婚生活を樹木流にアレンジして語っているが、私は、樹木と内田の夫婦生活の内実は、相当深刻だったのではなかったかと思っている。

 この中でも、ろっ骨を折られたり、数知れない女癖の悪さで、女性から訴えられ、逮捕されたりもしている。

 家庭内DV、女癖、結婚以来一銭ももらったことはないという結婚生活が、樹木を鍛え、諦め達観したかのような樹木的人生観や死生観を形作ってきたのであろう。

 そういう意味では、内田という稀有な悪夫が、樹木希林というたぐいまれな女優を作ったともいえる。樹木が映画で見せる背中の寂しさは演技ではなかった、そう思っている。

 同じ新潮に、新天皇の知られざる素顔というのがある。学習院大学の学生食堂の前に、かつては汚い小さな池があったという。

 皇太子は音楽部に所属していたそうで、入部すると男子学生はビールを一気飲みして、好きな女性の名前を呼んで、先輩に池に突き落とされるという“儀式”があった。

 皇太子は「やる」といった。そばにいた侍従も「どうぞどうぞ」というので、先輩が思い切り突き飛ばしたそうだ。だが皇太子が好きな女性の名をいう前だったので、聞きそこなったと後輩の女性が話している。

 部の仲間が休日に御所に伺って、テニスをしたりクラブハウスでカラオケを歌ったりしたそうである。皇太子は柏原芳恵の大ファンで、グッズ鉛筆を使っていたという。

 カラオケでは柏原ではなく、佳山明生の「氷雨」を好んで歌ったそうだ。

 オードリーの春日俊彰(40)が、11年交際していた彼女にようやく結婚を承諾してもらったという話が美談になり、春日の好感度は“爆上がり”していた。

 ところが、フライデーは、春日は結婚発表の直前まで、テレビ局内のカフェで働く女性とたびたび飲み歩き、自宅に泊めていたと報じたのである。

 お笑い芸人の間でも「あの子は師匠のオンナやから」(中川パラダイス)、芸能関係者も「二人に肉体関係があったことは、言い逃れなんてできませんよ」といい切る。

 春日も、彼女を家に泊めたことは認めていて、所属事務所側も「とんだ大バカ変態野郎ですね。クミさん(春日の妻)には口もきいてもらえないみたいです」とボロクソだ。

 ところで「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、4月21日付の朝日新聞朝刊が報じた秋篠宮のこの発言が物議を醸している。

 この舌足らずの発言を、新潮は、秋篠宮は自分が天皇を継ぐことになるのなら、できるだけ早くやりたいと考えているとし、自分の代は短くてもいいから、早く悠仁に継がせたいという思いが出ていると見ている。

 しかし、兄が新天皇になる直前に、弟が皇位を早く譲ってほしいと急かせるような発言をするだろうか。もしそうだとしたら、新潮は令和時代の「壬申の乱(天智天皇の弟の大海人皇子と天皇の長子である大友皇子が皇位継承をめぐって起こした内乱=デジタル大辞泉より)」になるかもしれないと危惧している。

 文春は、秋篠宮の発言の真意は「自分は天皇になるつもりはない」というもので、皇位継承順位第一位の秋篠宮が即位をしないためには、皇室典範の改正や特例法の制定が必要となるから、皇嗣になって同様の発言をすると、政治的な発言だと批判を浴びかねない。そのためギリギリのタイミングで自分の考えを朝日に書かせたのではないかと、河西秀哉名古屋大学大学院准教授の見解を掲載している。

 しかし、これが秋篠宮の即位拒否だとすれば、今後も退位が繰り返され、短期間での退位や新天皇の即位拒否が繰り返され、天皇が空位になる可能性もあるという、保守派の八木秀次麗澤大教授のような意見もある。

 文春は先週号で、皇太子が秋篠宮に対して、「もっと大きな志を持ってほしい」「(新天皇となる)自分の思いを理解してほしい」と知人に漏らしていたと報じたが、秋篠宮に皇嗣としての自覚があるのかと問うている。

 たとえば、5月4日には新しい天皇皇后と秋篠宮夫妻が初めて国民と対面する一般参賀が行われるが、秋篠宮は2日か3日にしてほしいと希望していたそうだ。

 4日に、彼と親しいタイの新国王の戴冠式があり、それに出席したいと望んでいたからだという。結局、タイ側が、外国から賓客を招かないことになって事なきを得たそうだが。

 私は、自由奔放な秋篠宮らしいと思うのだが、皇室にいる人間たちはそうとは考えないようだ。

 文春に、87歳で車を運転して、東池袋の大通りで8人の通行人を引き倒し、2人の母子を死亡させた、旧通産官僚の飯塚幸三についての記事がある。

 この男、通産省に入り、技術畑を歩み、約3000人の研究者を抱える工業技術院長になった。

 どんなに位人臣を極めても、晩年がこれでは、それまでの輝かしい人生が泡となって消えてしまった。

 2年前に受けた免許更新では、認知機能検査で問題はないと判定されていたという。だが、昨年あたりから弱って来て、年が明けてからは、バックで車庫入れする際に、何度も失敗して妻から指示を受けていたそうだ。私も年を取ってきて分かるが、高齢者の体調は日替わりである。いつも万全というわけにはいかないのだ。

 私は、自分が運転しないこともあるが、後期高齢者がハンドルを握るのには反対である。

 現在のように、簡単な認知機能検査で免許を更新させるのではなく、原則、後期高齢者には免許を更新させない。だが、例外的に認知機能も身体も衰えがなく、健常者と認めることができた人間だけを更新させたらいい。

 さて、合併号というのは、その雑誌の真の力が出ることは間違いない。やはり文春の充実ぶりが目立つ。

 中でも、ノンフィクション作家の清武英利を起用して、五輪選手村を閉幕後にマンションとして一般分譲される都有地が、1500億円も値引きされて三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、住友不動産など11社の企業連合に払い下げられたことをスクープした記事は圧巻である。

 4月23日に開発業者から選手村マンションの販売価格が発表された。価格帯は5000万円から1億円を超えるものまであり、入居開始は23年3月。

 これまでも、この取引に疑問を持った住民団体や報道機関が情報開示請求をしたが、都は肝心のところを黒塗りした「のり弁資料」しか出してこなかった。

 だが、それに強い疑問を感じた選手村事業関係者が、極秘の「調査報告書」の原本の写しを提供してくれたというのである。

 それによると、「五つの街区から成る選手村の地価は、十三・四ヘクタールで計百二十九億六千万円(1㎡あたり九万六千八百円)と結論づけた。東京二十三区内には、土壌汚染地でもこれほど安い土地はない」(文春)

 10分の1から20分の1の安値で11社連合の手に渡ったのである。

 調査報告書は、3つのマンションの分析結果を示しているが、たとえば、三菱地所レジデンスが日本水産から購入した「ザ・パークハウス晴海タワーズディアロレジデンス」は、1㎡当たりの価格は約186万円で、約19倍になる。

 こんなバカげたことがなぜ行われたのか。森友学園の国有地払い下げ事件と同じ構図である。

 清武の分析によれば、調査報告書が提出されたときは、舛添都知事の公私混同問題で、彼が辞めて都知事選の真っ最中だったから、混乱に紛れて選手村整備を進めてきた都議会のドンといわれ大手不動産業者と親しい内田茂都議(当時)と、その側近の都市整備局長と五輪準備局技官を兼務していた安井順一(当時)が、この報告書を通してしまったのではないかと見ている。

 文春は、この件について小池百合子都知事に、「あまりに不透明ではないか?」と声をかけているが、無言だった。

 17年8月に、企業連合に適正な土地売買代金を請求するよう都知事に求める住民訴訟が起きており、住民側は「実際の選手村用地の不動産価格は1611億1800万円」だという鑑定結果を東京地裁に提出している。

 この通りなら1500億円近い値引きが行われたことになり、森友学園どころの話ではない。

 都民の一人として、心の底から怒りが湧いてきている。安倍政権も小池都政も、同じ穴の狢である。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代だけだが、合併号というのにまったく気合が入っていない。グラビアを見たくて買うのなら、やめといたほうがいいと思う。

「『美しい顔』の女たち-本誌を飾った女優から、美の変遷を読み解く 岡田奈々、有馬稲子、橋本環奈、綾瀬はるか、夏目雅子、浅丘ルリ子、あべ静江、多岐川裕美、三田佳子、山本陽子など」。名前はあるがただそれだけだ。

「<お宝袋とじ>もう二度と見られない!彼女が水着だったころ 石田ゆり子、宮崎あおい、米倉涼子、松嶋菜々子、浜崎あゆみ」。こちらもほぼ同じ。

 現代が週刊誌ではない道を模索していることは、このグラビアを見てもよくわかる。

 ヘア・ヌードも事件も、スクープもない週刊誌なんて、何とかのないコーヒーよりも味気ない。
(文=元木昌彦)

今週の注目記事・第1位
「五輪選手村マンション1500億円値引き、小池百合子隠蔽文書を入手」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第2位
「池袋暴走運転、東大卒通産官僚の履歴書」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第3位
「新天皇を悩ませる秋篠宮さま『即位拒否』雅子さまのご体調」(「週刊文春」5/2・9号)
「御代替わり20の謎」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第4位
「春日俊彰が捨てたもうひとりの彼女-結婚美談のウラで冷酷な仕打ちがあった」(「フライデー」5/10・17号)

同・第5位
「ご学友が語る『新天皇』知られざる素顔-コンパで池に落とされた!」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第6位
「『樹木希林」が『週刊新潮」に語った『全身女優』『内田裕也』『死生観』」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第7位
「あなたはこの国にこんなに貢献してきた-どれくらい税金を納めてきたか」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第8位
「田原俊彦初告白5時間『ジャニーさんの僕への興味は20代半ばで終わった』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第9位
「怨恨卒業NGT山口真帆、運営がひた隠す現場録音テープの中身」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第10位
「たけし長男怒りの激白『お父さん、ダサいよ』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第11位
「木嶋佳苗<獄中結婚>のお相手は「週刊新潮」デスクだった」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第12位
「あの寝坊アナ古谷有美MR.キャッシュレスIT社長と『そうだ、京都へ行こう。』」(「FLASH」5/7・14・21号)

同・第13位
「『羽生結弦』が心酔したオカルト『整体師』追放の舞台裏」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第14位
「新天皇が大ファンだった柏原芳恵が競艇場で歌ったあの曲」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第15位
「中西進先生のリアル万葉ライフ」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第16位
「わいせつ就活<コンプラ最優先>のはずがいまだ調査中」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第17位
「眞子さま、小室さん『未来年表』が見えた」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第18位
「<強制わいせつ>女性官僚の訴えを外務省は二度黙殺した」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第19位
「創価学会の暗闘、原田続投か谷川新会長か、『ポスト池田』の最終戦争」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第20位
「会見で父娘和解を匂わせ大塚久美子社長に父は『でも連絡なし』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第21位
「『老人ホーム』優・良・不可の実名-全国調査!『不祥事』リスト付き」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第22位
「昭和・平成・令和の『美しい顔』100人を選んで順位を付けた!」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第23位
「日本と世界 淫乱女子列伝」(「週刊現代」5/11・18号)

【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点!

 平成の終わりというキーワードが喧しい。元号が変わり、新しい天皇になるだけである。

 昭和から平成の時は、喪に服していたということもあるが、今より静かな時の移りであった。

 それでいえば、この原稿も平成最後のものになる。さしたる感慨はないが。

 先夜、衝撃的な話を聞いた。週刊現代が月3回刊行にするというのである。

 理由は、赤字が増え続けるために、少しでも費用を削減するためだという。

 早ければ5月の連休明けからでもやるそうだ。月曜日発売と金曜日発売にすると聞いた。

 そうなればもやは週刊誌ではない。隔週刊誌でもない変則的な雑誌ができることになる。

 この情報を現代編集部に問い質したわけではないので断言はできないが、もしそうなれば、先日催した「週刊現代60周年の祝いの会」で、現代は週刊誌としての役割を終えるということになる。

 いくらなんでもそんなバカな、そう思いたい。今は違うが、かつて現代は講談社の顔だった。

 現代の論調が社の主張だと、そう捉えられていた時期も長くあった。講談社という“お公家さん”的な会社で、現代編集部だけが治外法権の荒くれたちの梁山泊のようだった。

 社内の多くの人間も、この編集部には怖れをなして足を踏み入れなかった。

 私が、ジャニーズ事務所のスキャンダルで女性誌に異動させられた時、女性誌を統括していた局長に、「君はようやくまともな編集部に来ることができたな」と、声をかけられた。

 現代以外の部署は、そういう目でわれわれを見ていたんだと、初めて気づかされた。

 そこを2年で追い払われ、再び月刊だったが現代編集部に戻った時、自分はここの汚れた水が性に合っていたんだと、ホッとしたものであった。

 現場と編集長を含めると10数年週刊現代にいて、切った張ったという日々を過ごしてきた。

 私は、愛社精神はこれっぽっちもないが、現代に対する愛情は人に負けないと自負している。

 私が、今もこのような雑文を書き散らしていられるのも、元現代編集長という肩書のおかげである。

 その現代が、週刊誌でなくなるというのが本当だとしたら、身を切られるように辛い。

 この欄でも、病気、年金、相続ばかりやっているのなら週刊誌である必要はないと、厳しいことをいってきた。

 それは、週刊誌がやらなければいけない本来の役割、「新聞、テレビがやれないこと」をやれということである。

 それができないから、週刊誌をやめますというのでは、あまりにも情けない。

 いくら何でも講談社という出版社が、そんなバカなことをするわけはない。そう思いたいが。

 さて、その現代からいこう。

 現代に、海野弘、永井義男、島崎晋らによる鼎談、「日本と世界 淫乱女子列伝」という特集があるが、その中で、英国の皇室のセックススキャンダルは出るが、日本ではタブーなのはなぜかという問題について、海野がこう話している。

「日本では皇室関係者のセックス・スキャンダルはタブーですが、英国では王室でも許される側面があります。なぜなら、女系を認める伝統があり、いい男を婿に迎えることが重要になるからです。そのためにはいろいろ試すのが当たり前という風潮が、王室にも国民にもあるのでしょう」

 日本も、女系天皇が誕生すれば、セックス・スキャンダルも解禁になるのだろうか。

 同じ現代が、昭和・平成・令和の「美しい顔」100人を選んでいる。

 1位は後藤久美子、2位が宮沢りえ、3位が夏目雅子。4位が広瀬すず、5位が岸恵子だ。

 わが憧れの吉永小百合さまが8位というのは解せないが、山口百恵が20位だからよしとしておこう。

 新潮が、どこでもやっている老人ホームの優劣を実名で紹介している。

 この中で目新しいのは、過去10年分の事件・事故・不祥事を起こした老人ホームをリストアップしているところである。

 殺害、虐待など、こうして見ると驚くほど多くあることがわかる。

 中には不祥事があると名前を変えたりしているところがあるから、要注意であろう。

 こうしたことも含めて、いい老人ホームを選ぶうえで大事なのは「認知症ケアと看取りをきちんとやっているかどうか」という点だそうだ。

 入った途端、倒産してしまうところも多くある。終の棲家となる老人ホーム選びに失敗は許されない。

 文春は、大塚家具の大塚久美子社長が、仲違いしていた父親と会うといいながら、連絡しないと報じているが、その後、2人は会うことになった。

 久美子社長が提携するという中国で約200店を持つ家具販売大手「居然之家(イージーホーム)」は、中国に詳しい友人の話だと、大塚家具の下請けの優秀な家具職人が欲しくて手を差し伸べたのであって、中国に大塚家具が進出する手助けをすることはないと見ている。

 それに「大塚」というのは、彼がいうには、中国語で「大きなお墓」を意味するため、縁起が悪いから、中国人にはアピールしないだろうというのである。

 まだまだ苦境から脱出できないようであるが、父親がどう舵を取るのだろう。

 同じ文春によれば、創価学会が、次の会長が誰になるかで暗闘が続いているという。

 現在の原田稔会長が続投するのか、現在主任副会長の谷川佳樹に取って代わるのか、予断を許さないそうだ。カギを握るのは、ポスト安倍の有力候補といわれる、菅官房長官だという。創価学会、維新の会に強い影響力を持つ菅が、次の首相になる流れになってきているようだが。

 6年半前に在イラン日本大使館の公使室で、駒野欽一イラン大使から強制ワイセツ行為を受けていたと、女性外務官僚が3月に刑事告訴をして、受理された。

 だが、文春によれば、12年の10月下旬に上司の総務参事官に事情報告したのに、「駒野氏のことは忘れてよく休むように」といわれただけだったという。

 今年3月にも、植沢利次ケニア大使(当時)が、セクハラが疑われる行為があったとして、厳重訓戒処分を受け、退職している。

 在外公館では大使は「王様」だから、部下は逆らえない。外務省は個人の問題に矮小化することで、組織を守ろうとすると元外務省主任分析官だった佐藤優がいっている。

 外務省だけではなく、多くの官庁で、新入社員が次々に辞めていくことが話題である。彼らも、入ってみたらヒラメのような上司ばかりで、国のために働こうなどという高邁な理想を持った人間などいないことに気づき、早々に辞めていくのであろう。

 さて、毎度おなじみの眞子&圭の結婚問題だが、文春は、2人が結婚する方向へ舵を切り始めたようだ。

 最大の障害であった圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブルだが、元婚約者の代理人が、「本人が協議する気にならない」と話しているのだ。これは推測だが、これまで元婚約者のいっていた話の中に、何やら“不都合”なことがあって、小室側の弁護士と会いたくないのではないか。

 今一つの障害は、結婚後の経済問題だが、圭がめでたく弁護士試験に合格すれば、NYの大手弁護士事務所の初年度の平均年収は1800万円だそうだから、こちらもクリアできる。文春は、2人が結婚するなら2012年秋と読んでいる。

 先に文春が報じた、大林組の幹部リクルーターが就活女子学生を、内定をちらつかせて肉体関係を求めた件だが、いまだに当人には何らの処分も下っていないそうだ。

 社長が新入生たちに向かって、コンプライアンスを最優先していくと挨拶したのに、この体たらくではと、文春が嘆いている。

 今週の現代に、白地に令和の文字が印刷されたものが付録で付いている。私には令和が「零は」と見えて、何やら大きな天変地異が起きて日本がゼロになるように思えて仕方ない。予感が当たらなければいいのだが。

 この元号を考案したといわれる国際日本文化研究センター名誉教授の中西進(89)は、新潮によれば、女子学生にずいぶんとモテたそうだ。

 彼は3度結婚していて、現在の奥さんは30歳ほども離れている品の良い女性だそうだ。万葉集にある恋人同士が交わした相聞歌でも贈ってプロポーズしたのだろうか。

 新天皇の御贔屓は柏原芳恵だったことは有名である。柏原もはや53歳になる。文春に、大阪の競艇場「ボートレース住之江」で歌ったという記事がある。

 競艇場で歌っているのでは、彼女も落ち目の三度笠かと思って読んだら、そうではないようだ。そこではもちろん、新天皇も好きだったといっていた「春なのに」を絶唱したそうだが、最近は、ホテルのディナーショーや地方のお祭りなどに出ていて、集客力も抜群だそうだ。一度新天皇になられたお祝いに、御前で「春なのに」を歌ってあげたらいいのに。

 新潮は羽生結弦の最近の不振は、ケガもあるが、羽生が心酔していた「整体師」が離れてしまったことにもあるのではないかと報じている。

 この整体師は菊地晃(63)で、仙台市内で「寺岡接骨院きくち」を営む一方で、羽生が小学校低学年の時、練習中に足首を捻挫した羽生に、体幹を鍛えろとアドバイスして、羽生や両親に見込まれ、13年から「チーム羽生」に参加したという。

 羽生は、菊地が気を込めたブレスレットを愛用し、彼を信頼していた。

 その菊地が、最近羽生のそばから消えたと話題だそうだ。だが、羽生と何かあったというより、羽生が所属するチームの監督などが、非合理的な指示を出す菊地を疎んじ、羽生ママもそれを諒としたようだ。

 だが、アスリートには菊地のような精神的な師がいるケースは多い。精神的なよりどころを失った羽生のこれからが心配だ。

 古谷有美アナ(31)はTBSの優等生アナだそうだが、最近、寝坊してラジオ番組に遅れたことが話題になったそうだ。

 そんな彼女が、4月6日、京都で放送が終わってから高級ホテルに向かい、「朝食」に男と現れたという。

 この男、投資会社を経て「Origami Pay」というQRコード決済の会社の康井義貴社長(33)だそうだ。

 桜は満開だっただろうが、外国人観光客で混雑してただろうな。フライデーモよくそんなところで見つけたね。

 こっちは本物の美談かもしれない。交際していた3人の男を殺害したとして17年に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)と、彼女の手記を載せたことで近しくなった週刊新潮のデスクが、獄中結婚していたと文春が報じたのである。

 この編集者、草なぎ剛似のイケメンで、手記を手掛けた後、死刑が確定した流れの中で「取材者と被取材者の関係を超えて思いが募り」結婚に至ったというのだ。

 木嶋は東京拘置所で2回結婚しているし、ブログで以前、ジャーナリストの青木理が好きだと告白して話題を呼んだ。イケメン好きであることは間違いないが、移り気なことも確かである。この結婚、どこまで続くのか、いらぬ心配をしてしまう。

 文春は、ビートたけしの連載が終わるのを待っていたのだろう。たけしの長男・篤(38)のインタビューを載せている。

 長男が生まれたのは漫才ブームで、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)が始まった年。だが、父親がいないのは当たり前で、父親のテレビも見ていなかったという。もちろんフライデー襲撃事件も知らない。

 長男は父親と自分には共通点があるという。

「父は子供に対して何も感情を抱かなかったとよく言いますが、それは子供の方も同じこと。他人のことに関心がないという点で、僕と父は性格がすごく似てるなと思うことが多々あるんです」

 父親を他人と突き放すところに、長男の辿ってきた屈折した人生が垣間見える気がする。

 最近、愛人と暮らしている、事務所と喧嘩別れ、次々に弟子たちが離れていくことについて、長男はこう語る。

「父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった。この状態を放置している父は何を考えているのか。何もできないのでしょうか。心配な報道ばかりだし、ちょっとダサいなって……。正直、格好いい父でい続けて欲しいという気持ちがあります」

 たしかに、最近のたけしを見ていると、「老いてますます耄碌」という山口瞳の言葉がピタリとくる。

 NGT48の山口真帆が卒業したことが話題である。なぜ、被害者である山口が追い出されなければいけないのか、運営会社のAKSには批判が殺到しているそうだ。

 文春によれば、暴行現場に駆け付けた村雲颯香(21)と、山口を襲った2人の男たちがいい争いになった時、村雲が録音していたデータが存在するという。

 実際に聞いた人物は、山口が日頃とは違う厳しい声で犯人を追い詰めるところが録音されているという。

「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」(聞いた人物)

 これは第三者委員会にも提出されているそうだが、いまだに公表されていない。

 山口は3月22日、運営会社のAKSの松村取締役が事件について会見している間に、5回ツイッターで投稿して、「なんでうそばっかりつくんでしょうか」「記者会見に出席している3人は、事件が起きてから、保護者説明会、スポンサー、メディア、県と市に、私や警察に事実関係を確認もせずに、私の思い込みのように虚偽の説明をしていました。なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか」と書き込み、それをもとに質問する記者を使って、松村たちAKS側を追い詰めるという見事な戦術を繰り広げたのである。

 見事だ山口!

 私は今でも田原俊彦という名前を見ると身構えてしまう。田原が近藤真彦や野村義男らと「たのきんトリオ」を組んで絶頂の頃、彼らの事務所の社長、ジャニー喜多川の性癖について週刊現代で取り上げたことがあった。

 記事が出てから大騒ぎになり、私は現代から女性誌にすっ飛ばされた。その田原も58歳。文春で、これまでの人生を振り返っている。

 事務所から渡される給与が月額20万円から、辞める時でも30万円程度だったこと。退職金は100万円。メリー喜多川副社長とはよく口論していたこと。

 辞めると電話した時、ジャニー喜多川社長は「いいんじゃない? トシ」と答え、引き止めなかった。その頃は田原からSMAPへと彼の関心は移っていたそうだ。

 やはり、事務所を離れると仕事が激減した。だが田原は、「今でも、田原俊彦がジャニーさんの最高傑作だったと断言できます」といっている。

 還暦間近で「僕は“ジ・アイドル”」だといい切る。この自信がすごい。

 現代も合併号だが、やや誌面が変わったように思う。相続問題は息切れしたのか、今週は「60歳まで働いていた人は、どれだけ税金を納めてきたのか」というのが巻頭特集である。

 いいところに目をつけたと思う。私もサラリーマンだったから、会社にいる間は給料から天引きされていて、どれぐらい税金を払っていたのか、気にもしなかった。

 だが、こうして見ると、大変な額をむしり取られていたと愕然とする。

 所得税は、平均的な一人当たりの総額は1787・6万円になる。所得税収入は09年度の12・9兆円から17年度には18・9兆円にまで増額している。

 住民税は、生涯収入が3億2000万円の場合、1699・1万円を負担している。

 このように、われわれ国民が多額の税金を払っているのに、使われ方はずさんで、会計検査院が17年度に「ムダ遣い」だと指摘した税金は総額で1156億9880万円になるというが、こんなものでは済まないはずだ。

 現代が所得税や保険料、自動車税、酒税などを合わせると、生涯で1億1442.7万円にもなるそうである。

 現代のいうように、国はわれわれに感謝しないとバチが当たる。

 樹木希林ブームが続いている。現代も、別冊『おとなの週刊現代 樹木希林さんが教えてくれたこと』を出した。

 樹木はなぜか新潮には、「お宅は面白い週刊誌だから」と、忙しいときもインタビューに答えてくれたそうだ。

 新潮は、これまでのインタビューの断片をまとめて掲載している。いつものように、内田裕也との結婚生活を樹木流にアレンジして語っているが、私は、樹木と内田の夫婦生活の内実は、相当深刻だったのではなかったかと思っている。

 この中でも、ろっ骨を折られたり、数知れない女癖の悪さで、女性から訴えられ、逮捕されたりもしている。

 家庭内DV、女癖、結婚以来一銭ももらったことはないという結婚生活が、樹木を鍛え、諦め達観したかのような樹木的人生観や死生観を形作ってきたのであろう。

 そういう意味では、内田という稀有な悪夫が、樹木希林というたぐいまれな女優を作ったともいえる。樹木が映画で見せる背中の寂しさは演技ではなかった、そう思っている。

 同じ新潮に、新天皇の知られざる素顔というのがある。学習院大学の学生食堂の前に、かつては汚い小さな池があったという。

 皇太子は音楽部に所属していたそうで、入部すると男子学生はビールを一気飲みして、好きな女性の名前を呼んで、先輩に池に突き落とされるという“儀式”があった。

 皇太子は「やる」といった。そばにいた侍従も「どうぞどうぞ」というので、先輩が思い切り突き飛ばしたそうだ。だが皇太子が好きな女性の名をいう前だったので、聞きそこなったと後輩の女性が話している。

 部の仲間が休日に御所に伺って、テニスをしたりクラブハウスでカラオケを歌ったりしたそうである。皇太子は柏原芳恵の大ファンで、グッズ鉛筆を使っていたという。

 カラオケでは柏原ではなく、佳山明生の「氷雨」を好んで歌ったそうだ。

 オードリーの春日俊彰(40)が、11年交際していた彼女にようやく結婚を承諾してもらったという話が美談になり、春日の好感度は“爆上がり”していた。

 ところが、フライデーは、春日は結婚発表の直前まで、テレビ局内のカフェで働く女性とたびたび飲み歩き、自宅に泊めていたと報じたのである。

 お笑い芸人の間でも「あの子は師匠のオンナやから」(中川パラダイス)、芸能関係者も「二人に肉体関係があったことは、言い逃れなんてできませんよ」といい切る。

 春日も、彼女を家に泊めたことは認めていて、所属事務所側も「とんだ大バカ変態野郎ですね。クミさん(春日の妻)には口もきいてもらえないみたいです」とボロクソだ。

 ところで「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、4月21日付の朝日新聞朝刊が報じた秋篠宮のこの発言が物議を醸している。

 この舌足らずの発言を、新潮は、秋篠宮は自分が天皇を継ぐことになるのなら、できるだけ早くやりたいと考えているとし、自分の代は短くてもいいから、早く悠仁に継がせたいという思いが出ていると見ている。

 しかし、兄が新天皇になる直前に、弟が皇位を早く譲ってほしいと急かせるような発言をするだろうか。もしそうだとしたら、新潮は令和時代の「壬申の乱(天智天皇の弟の大海人皇子と天皇の長子である大友皇子が皇位継承をめぐって起こした内乱=デジタル大辞泉より)」になるかもしれないと危惧している。

 文春は、秋篠宮の発言の真意は「自分は天皇になるつもりはない」というもので、皇位継承順位第一位の秋篠宮が即位をしないためには、皇室典範の改正や特例法の制定が必要となるから、皇嗣になって同様の発言をすると、政治的な発言だと批判を浴びかねない。そのためギリギリのタイミングで自分の考えを朝日に書かせたのではないかと、河西秀哉名古屋大学大学院准教授の見解を掲載している。

 しかし、これが秋篠宮の即位拒否だとすれば、今後も退位が繰り返され、短期間での退位や新天皇の即位拒否が繰り返され、天皇が空位になる可能性もあるという、保守派の八木秀次麗澤大教授のような意見もある。

 文春は先週号で、皇太子が秋篠宮に対して、「もっと大きな志を持ってほしい」「(新天皇となる)自分の思いを理解してほしい」と知人に漏らしていたと報じたが、秋篠宮に皇嗣としての自覚があるのかと問うている。

 たとえば、5月4日には新しい天皇皇后と秋篠宮夫妻が初めて国民と対面する一般参賀が行われるが、秋篠宮は2日か3日にしてほしいと希望していたそうだ。

 4日に、彼と親しいタイの新国王の戴冠式があり、それに出席したいと望んでいたからだという。結局、タイ側が、外国から賓客を招かないことになって事なきを得たそうだが。

 私は、自由奔放な秋篠宮らしいと思うのだが、皇室にいる人間たちはそうとは考えないようだ。

 文春に、87歳で車を運転して、東池袋の大通りで8人の通行人を引き倒し、2人の母子を死亡させた、旧通産官僚の飯塚幸三についての記事がある。

 この男、通産省に入り、技術畑を歩み、約3000人の研究者を抱える工業技術院長になった。

 どんなに位人臣を極めても、晩年がこれでは、それまでの輝かしい人生が泡となって消えてしまった。

 2年前に受けた免許更新では、認知機能検査で問題はないと判定されていたという。だが、昨年あたりから弱って来て、年が明けてからは、バックで車庫入れする際に、何度も失敗して妻から指示を受けていたそうだ。私も年を取ってきて分かるが、高齢者の体調は日替わりである。いつも万全というわけにはいかないのだ。

 私は、自分が運転しないこともあるが、後期高齢者がハンドルを握るのには反対である。

 現在のように、簡単な認知機能検査で免許を更新させるのではなく、原則、後期高齢者には免許を更新させない。だが、例外的に認知機能も身体も衰えがなく、健常者と認めることができた人間だけを更新させたらいい。

 さて、合併号というのは、その雑誌の真の力が出ることは間違いない。やはり文春の充実ぶりが目立つ。

 中でも、ノンフィクション作家の清武英利を起用して、五輪選手村を閉幕後にマンションとして一般分譲される都有地が、1500億円も値引きされて三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、住友不動産など11社の企業連合に払い下げられたことをスクープした記事は圧巻である。

 4月23日に開発業者から選手村マンションの販売価格が発表された。価格帯は5000万円から1億円を超えるものまであり、入居開始は23年3月。

 これまでも、この取引に疑問を持った住民団体や報道機関が情報開示請求をしたが、都は肝心のところを黒塗りした「のり弁資料」しか出してこなかった。

 だが、それに強い疑問を感じた選手村事業関係者が、極秘の「調査報告書」の原本の写しを提供してくれたというのである。

 それによると、「五つの街区から成る選手村の地価は、十三・四ヘクタールで計百二十九億六千万円(1㎡あたり九万六千八百円)と結論づけた。東京二十三区内には、土壌汚染地でもこれほど安い土地はない」(文春)

 10分の1から20分の1の安値で11社連合の手に渡ったのである。

 調査報告書は、3つのマンションの分析結果を示しているが、たとえば、三菱地所レジデンスが日本水産から購入した「ザ・パークハウス晴海タワーズディアロレジデンス」は、1㎡当たりの価格は約186万円で、約19倍になる。

 こんなバカげたことがなぜ行われたのか。森友学園の国有地払い下げ事件と同じ構図である。

 清武の分析によれば、調査報告書が提出されたときは、舛添都知事の公私混同問題で、彼が辞めて都知事選の真っ最中だったから、混乱に紛れて選手村整備を進めてきた都議会のドンといわれ大手不動産業者と親しい内田茂都議(当時)と、その側近の都市整備局長と五輪準備局技官を兼務していた安井順一(当時)が、この報告書を通してしまったのではないかと見ている。

 文春は、この件について小池百合子都知事に、「あまりに不透明ではないか?」と声をかけているが、無言だった。

 17年8月に、企業連合に適正な土地売買代金を請求するよう都知事に求める住民訴訟が起きており、住民側は「実際の選手村用地の不動産価格は1611億1800万円」だという鑑定結果を東京地裁に提出している。

 この通りなら1500億円近い値引きが行われたことになり、森友学園どころの話ではない。

 都民の一人として、心の底から怒りが湧いてきている。安倍政権も小池都政も、同じ穴の狢である。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代だけだが、合併号というのにまったく気合が入っていない。グラビアを見たくて買うのなら、やめといたほうがいいと思う。

「『美しい顔』の女たち-本誌を飾った女優から、美の変遷を読み解く 岡田奈々、有馬稲子、橋本環奈、綾瀬はるか、夏目雅子、浅丘ルリ子、あべ静江、多岐川裕美、三田佳子、山本陽子など」。名前はあるがただそれだけだ。

「<お宝袋とじ>もう二度と見られない!彼女が水着だったころ 石田ゆり子、宮崎あおい、米倉涼子、松嶋菜々子、浜崎あゆみ」。こちらもほぼ同じ。

 現代が週刊誌ではない道を模索していることは、このグラビアを見てもよくわかる。

 ヘア・ヌードも事件も、スクープもない週刊誌なんて、何とかのないコーヒーよりも味気ない。
(文=元木昌彦)

皇太子が秋篠宮への不満を吐露!? 何がなんでも叩きたい週刊誌、秋篠宮一家へのバッシング止まらず……

今週の注目記事
第1位「父親から性被害という12歳長女に裁判長がトンデモ尋問」(「週刊新潮」4/25号)

同・第2位「被害モデル告発『パリコレ』に枕営業を強要した資生堂G」(「週刊文春」4/25号)

同・第3位「博多大吉&赤江珠緒、芝生のベッドで寄り添う-白昼デートをスクープ撮」(「フライデー」5/3号)

同・第4位「ヤミ金借金1・2億円を東レ社長に取り立てた副大臣、弁護士法違反の疑い」(「週刊文春」4/25号)

同・第5位「NHK『ニュース7』上原光紀アナ身長2メートル男と尻揉みデート」(「FLASH」4/30号)

同・第6位「『キャッシュレス』のバスには乗らない」(「週刊新潮」4/25号)

同・第7位「皇太子さまが漏らされた秋篠宮さまへの憂慮『抗不安薬』『千鳥足』」(「週刊文春」4/25号)

同・第8位「『上野千鶴子』は是か非か-『東大にも性差別』と祝辞」(「週刊新潮」4/25号)

同・第9位「『勝った勝った』と大はしゃぎでも『韓国』の断末魔」(「週刊新潮」4/25号)

同・第10位「『雅子新皇后』の試練は『トランプ』おもてなし」(「週刊新潮」4/25号)

同・第11位「世界を変えるブロックチェーン起業」(「ニューズウイーク日本版」4/23号)

同・第12位「小沢一郎『わが平成政界秘録』」(「週刊ポスト」5/3・10号)

同・第13位「『耳が遠い』が一番危ない、認知症予防最新研究」(「週刊文春」4/25号)

同・第14位「『5年後の重病』を見つける最新医療検査」(「週刊ポスト」5/3・10号)

同・第15位「北朝鮮で『世界初現地妻』SEXビジネスを発見」(「週刊アサヒ芸能」4/25号)

同・第16位「安倍政権に亀裂を走らす『令和元年政変』の火種」(「週刊ポスト」5/3・10号)

同・第17位「SMAP再結成匂わせ中居正広の二枚舌」(「週刊文春」4/25号)

【巻末付録】ポストのSEXグラビアを採点する!【告知!】もあります。

 早速いこう。文春にどうということのない中居正広の記事が載っている。

 最近中居は、さかんにSMAPを再結成したいといっているそうだ。

 だが、文春によれば、中居は今年9月の契約更改も、ジャニーズ事務所に居残ることを決め、事務所の方にも伝えているという。

 それがファンの耳に入ると、批判されるのは間違いないので、それを恐れて、再結成などと、思ってもいないことを吹聴しているのだという。

 どっちでもいいと思うのだが。

 さて、衆院沖縄3区と大阪12区の補欠選挙で自民党新顔が敗れた。沖縄は当然だが、大阪が維新の会に敗れたのは、安倍政権にとってはショックだったはずだ。

 元号が変わると、政権が崩壊するといわれるが、それが現実味を帯びてきたということだろう。

 ポストは、今年安倍政権崩壊の火種は5つあると見ている。夏の参院選はまさかの大敗というが、これだけ大臣たちが次々に放言、失言で辞めさせられていくのでは、負けることはもう避けられないだろう。

 大敗かどうかは、野党がどういう戦略をとるかにかかっている。

 安倍が破れかぶれで衆参ダブルをやって大敗すれば、石破茂の乱が起こると見ているが、どうだろう。石破にそれだけの覚悟があるだろうか。

 憲法改正をめぐって公明党が連立を離脱する? 与党ボケした公明党にそんなことができるだろうか。

 安倍首相は、消費税率を5%に引き下げるというサプライズを考えているというのだが、そんなことをすれば麻生副総理は辞任するだろうからできはしまい。

 結局、何をやろうとしても、レイムダックになった安倍首相は、何一つできずに任期切れを待つか、最初の時のように、突然辞任するしか手はないようだ。

 ところでアサヒ芸能に凄いことが載っている。北朝鮮が現地妻ビジネスを始めたというのである。

 北朝鮮とビジネスをしている中国人起業家が、今年になってから、北朝鮮当局のお達しで、ビジネスなどで北朝鮮に長期滞在する外国人男性と北朝鮮の女性が結婚できるようになったというのだ。

 もちろん結婚しても、外へは連れ出せないから、現地妻という形になるのか。希望する外国人男性は北朝鮮側の機関に申請するのだが、このとき、米ドルで5万ドル(約550万円)を払う。

 するとリストが100人分送られてきて、好みの女性を10人に絞り、お見合いするというのである。結婚が決まると、彼女には毎月600ドル(約6万6000円)を払わなくてはいけないそうだ。

 経済制裁で困った北朝鮮が、女性を使って外貨を稼ごうと考えたというのだが、これを読んでも、真偽のほどは分からない。

 ポストお得意の最新医療もの。大腸がんの検査では、Cologicという検査をすれば、がんの先駆状態を判別できるという。

 体内にある将来のがん細胞を尿が光って4段階で知らせてくれるのがNoahという検査。

 ステージ0でも、5年後の発症リスクが血液採決で調べられるCantect検査。

 血管の垢を超音波で計測して、脳と心臓の詰まり具合がわかる頸動脈エコーなど。

 私が一番受けたいのは、脳内のボケを招くアミロイドβをカラー画像化して早期発見してくれるアミロイドPETだ。

 これが早期に分かれば、改善することも可能だという。だが、費用は60万円。認知症もカネ次第ということか。

 こちらは文春の健康特集。今週は、耳が遠いと認知症の発症リスクは2倍になるというお話。

 私も難聴だから、これはよく分かる。カミさんからは「補聴器をつけなさい」といわれる。

 会話中に聞き返すことが多い。体温計の音がわからない。テレビの音量が大きいと、何度も注意される。相手のいったことが分からないときは笑ってごまかす。

 おまけに糖尿病だから、100%認知症になる、否、もうなっているのであろう。困ったものだ。

 ポストはなぜか小沢一郎が好きだ。大昔、小沢が「剛腕」などといわれていた時、現代は小沢批判を毎週のようにやっていたが、ポストはその小沢を引っ張り出して、現代への反論をやらせていた。

 今週は、もはや力も知恵も枯渇しているであろう小沢に、平成時代の秘話を語らせている。

 だが、残念ながら、彼の話の中に秘話らしいものはない。

 唯一、私が初めて聞いたのは、平成という新しい元号を、竹下登総理、小渕恵三官房長官、それに小沢一郎の3人で最終的に決めたということである。

 その時はすでに2案に絞られていたという。「平成」と「化成」のどちらかで、「3人とも化けるより、平らかになるほうがよかろう」と意見が一致し、平成にしたそうだ。

 それからは、われわれが知っていることの繰り返しで、新味はない。

 今、小沢一郎に期待されているのは、参院選で野党をまとめて統一候補を立て、何とか安倍自民に一矢を報いてほしいというものだろう。

 もっといえば、石破茂や小泉進次郎を口説いて、自民党を脱藩して新党をつくらせて欲しいものだと思うが、今の小沢一郎では無理だろうな。

 私はブロックチェーンがどんなものかいまだに分からない。ニューズウイーク日本版によれば、サトシ・ナカモトと名乗る謎の人物が発明した仮想通貨「ビットコイン」に使われる技術としてできたのだそうだ。

 ニューズによれば、ナカモトの偉大なのは仮想通貨を発明したことではなく、「個人情報の作成・変更履歴を保管するハッキング不能な分散型台帳システム」、ブロックチェーンを考えたことだという。

 何しろ、毎年、脆弱なサーバーがハッカーに攻撃され、何十億という個人情報が流出している。そのハッカー被害を食い止めることができるようになるそうだ。

 ニューズは、この技術を使って、タイ北西部の難民キャンプで暮らす少数民族カレンの人たちのデジタルIDを作るプロジェクトを紹介している。

 ルーベン・ヘックは、勤務先のドイツ銀行からアメリカに転勤した時、アメリカでの信用履歴がないため、アパートもクレジットカードも携帯電話も申し込めなかった。その後、銀行を退職し、ブロックチェーン企業に転職して、自己主導型IDネットワークを開発した。

 これを本人であることの証明のみに使い、履歴自体はデジタルウォレットにオフラインで保存しておく。ここには、診療記録や学歴・職歴、クレジットカード、社会保障番号などが入っている。

 こうしておけば、どこへ行っても、どの個人情報を相手に提供するのかは、自分でコントロールできる。

 こうしたものを難民ひとりひとりにつくる。虹彩などの生体認証を使うことで情報を守り、今後彼らがどこへ行こうとも、自分のアイデンティティを失うことはない。

 だが、プロジェクトを手掛ける側によからぬ意図があった場合は、悪用され、深刻な危機を招く危険があるとニューズは指摘している。

 さて、これまで何かと批判してきた皇太子と雅子さんに、週刊誌の論調が変わってきたようである。

「いまだご体調の波はあるものの、雅子さまはお出ましの機会が増えています」(皇室担当記者)。「『令和』の時代の天皇としての自覚のもと、体調を整え、家族の結束も深め、万全の体制を整えつつあるように見える皇太子さま」(文春)と、万歳三唱の体なのである。

 新潮も、雅子さんは、「14年10月、オランダ国王夫妻の来日にあたり、11年ぶりとなる宮中晩餐会へのご出席」「昨年秋には、恒例の園遊会で15年ぶりに全行程にご参加なさり」「平成最後となった元日の『新年祝賀会の儀』にも、実に16年ぶりに出席」と、何度も“ぶり”を強調して、「新皇后となられる日が近づくにつれ、おのずとご覚悟が定まってきたのは間違いありません」(宮内庁担当記者)と、こちらも万歳三唱である。

 だが、その新皇后にとって試練となるのが、5月26日から2泊3日の予定で「国賓」として来日するトランプ米大統領だというのだ。

 国賓ともなれば、宮中晩餐会を催さなくてはいけない。そこで、英語に堪能な雅子皇后が、トランプの野卑なジョークや態度に、どこまで笑みを絶やさず過ごすことができるかと心配するのである。

 また、そこで頑張り過ぎると、年内にも国賓として招かれるかもしれない習近平主席との晩餐会を欠席するわけにはいかなくなると、いらぬ心配までするのだ。

 いいではないか、新しい時代の皇后には、彼女らしい賓客への寓し方があっても。そうした雅子新皇后を、温かく見守ってあげるのが、日本国民の有り方だと思うのだが。

 このところの日韓関係は最悪だが、新潮によれば、経済も最悪だそうだ。韓国経済を牽引するサムソン電子の19年第1四半期の営業利益が、前年同期比で60.4%も減ったそうだ。

 今年2月の国税収入も12兆1000億ウォン(約1兆2000億円)で、前年同月から1兆3000億ウォン減った。

 15~29歳の青年層の失業率も厳しく、公務員試験準備中やアルバイトを含めた「体感失業率」は25.1%にもなるそうだ。

 その結果、文在寅大統領の支持率が、就任当初は84%もあったのが、41%まで落ちてきているという。だから韓国はダメなんだといいたいのだろうが、日本の安倍政権も負けず劣らず惨憺たるものである。

 文春のコラム「新聞不信」は、4月14日付の毎日新聞の「首相の面談記録『不存在』」は「政権の本質を突いたスクープ」だと称賛している。

 毎日は、安倍と省庁の幹部が面談した際の説明資料や議事録の1年分を首相官邸に情報公開請求したら、その回答全てが「不存在」だったというのである。

 森友学園、加計学園問題で、首相や首相周辺の人間が発言した議事録が出てきて、安倍政権は追い込まれた。

そうはさせまいと、省庁幹部との記録は残さない、1年未満で廃棄すると、安倍が命じたのであろう。

「首相が歴史を軽んじている証左でもある」(新聞不信氏)。この国は腐り続けている。

 先夜、映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』を見た。9・11後、ブッシュ政権は「イラクのフセインは大量破壊兵器を所有している」という理由で、イラク戦争を始めた。

 これは捏造された情報だったが、大手メディアもブッシュの嘘を暴くどころか迎合してしまった。

 だが唯一、中堅新聞社「ナイト・リッダー」だけは、地道な取材を積み重ね、確かな証拠に裏打ちされた「真実」を探り当て、傘下の新聞社からは掲載を拒否され、政治家から恫喝を受けながらも、報道を続けた。実話である。

 自ら出演もしているロブ・ライナー監督は、この映画を撮った動機をこういっている。

「もし私たち国民が真実を知ることが許されなければ、民主主義は存続しない」

 安倍首相は、この映画を見るべきだ。そして彼自らが民主主義を踏みにじっていることを知るべきだ。

 さて、上野千鶴子東大名誉教授が入学式で述べた「祝辞」が波紋を呼んでいる。

 新潮がこのことを報じているが、上野がいいたかったことは、このことであろう。

「これまであなたたちが過ごしてきた学校は、タテマエ平等の社会でした。偏差値競争に男女差別はありません。ですが、大学に入る時点ですでに隠れた性差別が始まっています。社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行しています。東京大学もまた、残念ながらその例のひとつです」

 東大の女子入学者の比率が長期にわたって2割の壁を超えていないそうだ。上智大学や早稲田大学などは女子大化しているのに、なぜなのか?

 ジェンダー研究の第一人者だけあって、類を見ない画期的な祝辞になっていると思う。

 これに対して批判もあるというが、そんなことは問題ではない。問題は、いまだにマスコミといわれる業種で、女性差別がまかり通っていることである。

 新聞、テレビ、出版は、女性の役職者の数を公表すべきだ。あからさまな性差別が行われていないのなら、できるはずだと思うが。

 ところで秋篠宮家に対するバッシングが止まらない。紀子さんの職員への厳しすぎる対応、2人の娘に対する教育への疑問などに始まり、長男・悠仁さんへの帝王教育が疎かになっているのではと皇后が危惧しているという“情報”までが週刊誌で報じられている。

 今週は、文春が、皇太子が秋篠宮に対して、「もっと大きな志を持ってほしい」「(新天皇になる)自分の思いを理解してほしい」と、複雑な思いを近しい知人に明かしていたと報じている。

 文春によれば、昨年のGWに、皇太子と秋篠宮が静養先の御料牧場で、2人だけで酒を飲んだ際、「秋篠宮さまは最後には、相当お酒が回られてしまわれたと伺いました。眞子さまの問題もあり、父親としてやりきれない思いがあったのかもしれません」(秋篠宮家関係者)

 皇嗣家として、自分を支えてくれなくてはいけない弟がこの状態ではと、さも皇太子が心配しているといわんばかりの書き方である。

 さらに秋篠宮が、「5月以降も、警備の人員は増やさないで欲しい」という意向を示したことを、「六月にはご夫妻でポーランドとフィンランド訪問が検討されています。(中略)秋篠宮さまは民間機で渡航される予定です。ですが、皇位継承順位一位の秋篠宮さまに万一のことがあれば、相手国にも迷惑がかかる。そのため、皇嗣としてのご自覚をお持ちなのかという懸念の声が上がっているのです」(同)

 政府専用機で行かなくてもいいのではないかと、下々は考えてしまうのだが、貴いお方の周辺は、そうは考えないようである。

 矛先は2人の娘にも向けられる。ある女性皇族が、眞子さんや佳子さんの言葉遣いを指して苦言を呈したというのだ。

「皇族の集まりでは『ご機嫌よろしゅう』から始まり、丁寧な言葉遣いでお話しされるものですが、お二人はそうした場でも、一般女性と同じようなくだけた言葉遣いをなさるのだそうです」(ベテラン記者)

「ご機嫌よろしゅう」などという言葉は死語になっていたと思っていたのだが、どうやらまだ遣っている人が現存していたようである。

 さらには、秋篠宮が昔から「自分はうつだから」といっていて、以前から抗不安薬を服用しているという“噂”を持ち出し、様々なプレッシャーが秋篠宮を襲い、秋篠宮からかつての自由を謳歌する姿が失われていると、心配そうなフリをする。大きなお世話であろう。

 さて、PayPay、R PAY、LINE PAYだと喧しい。政府は、2025年までにキャッシュレス決済を40%(現在は20%程度だといわれる)にまで高めるといい出している。

 10月の消費税率引き上げから9か月間限定で、中小店舗でキャッシュレス決裁した場合は5%、コンビニなどフランチャイズ店舗では2%を消費税に還元すると決めた。

 昨年12月に100億円キャンペーンをやったソフトバンクとヤフーのペイペイ、20%還元キャンペーンをやっているLINEペイなどはQRコードでの決済だ。

 政府やそれにベッタリの企業がやることには必ず裏がある。それもおいしい話だったら絶対乗ってはいけない。

そんなやり方では、個人情報だけではなく、銀行口座やクレジットカードの暗証番号が簡単に盗まれ、被害者が続出するに違いない。

 そう思っていたら援軍来たる。新潮が、「キャッシュレスのバスには乗らない」という特集を組んだのだ。

 いろいろ書いてあるが、要約すれば、使いにくくて、「ペイペイは一度チャージしたお金を銀行口座に戻せず、LINEペイは手数料が216円かかります。また、放置すると、ペイペイは最後の利用から2年、LINEペイも5年でチャージしたお金が消滅します」(経済ジャーナリストの荻原博子)と、業者が儲かるようにできているのだ。

 新潮がまとめてくれた、各種の「ペイ」サービスのデメリットを書いておこう。

 利用者がQRコードを読み取るとき、金額も自分で入れる。間違えて200円を20000円と入れ間違えたらどうするんだ!

 銀行口座やクレジットカードの登録が煩雑。QRコードは盗撮されるリスクがあるという。電波状況が悪い場所では使えない。地震や災害でも起きたら使えないのでは、本当に困ったときには役に立たない。

 残高不足の時は不足分を現金やクレジットカードで支払いにくいそうだ。

 今のバカ者じゃない若者たちは、それでなくとも携帯に全情報を入れて持ち歩いている。

 指紋認証やパスワードを入れないと使えないようにはできるが、毎回やるのは面倒だから、落したり盗まれたら、情報は簡単に流出してしまう。

 情報漏えいのリスクを考えると、現金のほうがはるかに安全安心なのだ。もっとも、ペイペイが、カネがなくなるとそっちの懐からチャージしてくれるというなら話は別だが。

 お次はFLASH。4月からNHK『ニュース7』のサブキャスターに抜擢された上原光紀アナ(28)が、4月5日の22時、表参道で身長2m以上もある大男と歩いていたそうだ。

「男は合流するやいなや、彼女の頭をワシャワシャと撫でまわす。すると彼女はたまらず笑顔に。後ろから見ていると、男の大きな手のひらが彼女のお尻へ……。円を描くように3回揉むと、そのまま腰に手を回し、身を寄せ合いながら2人は歩き出した」(FLASH)

 この男、慶應大学時代の2年先輩で、3人制バスケットボールチーム「TOKYO DIME」の岩下達郎(30)だという。

 上原は直撃に、「お友だちです」と答えているが、なかなかいい雰囲気のようである。

 文春が、ヤミ金の借金を東レの社長に「返せ」と電話してきた、弁護士法に違反している副大臣がいると報じている。

 東レは、受注していたバングラデシュでの水処理装置の販売がとん挫したため、在庫を抱えてしまった。そこで東レの営業部長(当時)が、都内のコンサル会社に、破格の条件を提示して、買い取ってくれと頼み、そこも話に乗ったという。

 だが、コンサル会社は総額5億6千万円の資金調達に困っていた。そこへ飛び込みで融資を持ちかけてきたのがLというコンサル会社だったという。

 東レも連帯保証する形で話はまとまったが、融資額は2億4千万円、貸借期間は2か月、月利は10%という法外なものだった。

 それも契約書を交わした当日、Lは、4千万円の金利返済を求めてきたというのである。

 件のコンサル会社は、7月21日に1億2千万円を返済、残金を振り込もうとした矢先の8月9日の夜、元営業部長から、秋元司国交副大臣(47)が日覺昭廣社長に電話をかけてきて、「L社の案件に関して、資金が返済されていない。東レ側が連帯保証しているでしょう。借主が返せないのなら連帯保証人が返すべきではないか」といったと伝えられたというのだ。

 これが事実なら、弁護士法に違反する呆れ果てた行為だが、このLという会社は、資金主の関連会社が17年10月に株価操作事件で代表取締役が逮捕されているし、警察や証券取引等監視委員会は、Lを含む企業グループを反市場勢力と捉えているそうだ。

 昨年大晦日に行われた、メイウェザーの格闘技イベントで、プレゼンターとして秋元が登場したが、あれにはL社グループが深く関わっていると文春はいっている。

 これらが事実だとしたら、秋元の議員辞職は免れまい。

 東レ側は、元営業部長の独断でやったものだと、警視庁に告訴状を出しているが、水処理事業は日覺社長が統括してきたので、組織ぐるみだったのかどうかが焦点になっているという。

 フライデーが報じているスクープが事実なら、NHKは大慌てだろう。

 NHKの朝の顔、博多大吉(48)と、朝日放送出身でフリーアナウンサーの赤江珠緒(44)が、青山の公園で、お花見をしながら、芝生に仲良く寝っ転がっている姿をフライデーが掲載している。

 フライデーによると、その日の4日前にも、六本木あたりを歩いていた2人が目撃されているという。

 ともに結婚しているから「W不倫」という気配が漂うが、もしそうなら博多は朝の顔失格となるだろう。要注目である。

 文春が、資生堂の33歳の社員が、「君をCMや広告に使いたい」といって、モデルになりたい女性を篭絡し、肉体関係を強いていたと報じている。

 その他にも、甘言を用いて、グラビアアイドルにエレベーターの中で、キスをしたり、胸や股間を触ったという。

 ワイドの1本で、さして長い記事ではないが、これらが事実なら、資生堂の名が廃る重大事であろう。

 グラビアアイドルの所属している芸能事務所の社長は、被害を受けた女性は、精神的に大きなショックを受けているといい、これ以上被害者を出さないために、法的措置も考えているといっている。

 資生堂側は同名の社員がグループ会社にいることを認め、「事実関係を確認している」と答えているが、何よりイメージが大切な企業だから、密かにクビにして知らん顔をするなど、絶対やってはいけない。

 文春の続報を待ちたい。

 先週の新潮が、名古屋地裁支部の鵜飼祐充裁判長は「抵抗不能ではない」と、19歳の娘を無理やり犯した父親に無罪をいい渡したと報じた。

 新潮によれば、ここは6人家族で、被害者は長女で、弟が3人いるという。彼女は小学生の頃から父親に殴られたり蹴られたりしていたが、中学2年になったころから頻繁に胸などを触りだし、その挙句に、性交を始めるようになった。

 高校を卒業するまでは週に1,2回、専門学校に通い始めると週に3,4回に増えていった。

 ようやくの思いで父親を訴え、父親は「準強制性交等罪」で起訴されるのだが、裁判官は、中学2年の時から性的虐待を受け続けてきたのに、罪に問われた2年前の事件では、自分から服を脱いだこと、周囲から父親の車に乗るなと助言されていたのに乗ってホテルに連れていかれたことなどから、「抵抗しようと思えばできたのではないか」として無罪判決を出したのである。

 今週の新潮は、12歳の長女に対する性的暴行などの罪に問われた父親に、静岡地裁の伊東顕裁判長(62)が、無罪をいい渡したと報じている。

 これもワイドの1本で短い記事だが、内容は重い。これを今週の第1位にする。

 判決は3月28日。社会部記者がこう話す。

「2年前、当時12歳だった長女に淫らな行為をしたとして、父親が強姦と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われていたのです。長女は、2年間にわたって自宅で週3回ほど乱暴されたと主張しましたが、訴えが退けられた格好です」

 新潮によると裁判長は彼女に、こんなことを聞いたというのである。

「ちんちんを入れてくると、どうして嫌なの?」

 彼女はこう答えた。

「分かんないけど、嫌だ」

 検察の関係者はこう批判する。

「彼女は軽度の知的障害で、架空の被害を訴えるほどの性的知識はなく虚偽の供述もできません。父親からは性的被害のみならずDVもありました。そのうえ、裁判長から咎められるような尋問をされれば、明確な証言などできないでしょう」

 伊東裁判長は、判決理由をこういったと、先の記者がいう。

「自宅が狭かったことから、“ほかの家族が被告に気づかなかったのはあまりに不自然”として証言の信用性が認められなかった。強姦も、“犯罪行為を裏づける的確な証拠がない”。一方、携帯に児童ポルノ動画をダウンロードしていた罪では罰金10万円でした」

 新潮の直撃に、伊東裁判長はこう答えている。

「判決を見てください。裁判官はね、判決で語っていますから。それ以上は弁解しない」

 名古屋地裁支部の鵜飼祐充裁判長は、抵抗しないほうが悪いといわんばかりで、父親に無罪判決を出した。

 このケースも、娘の証言が信用できないと、切り捨て、父親を無罪にした。

 こうした常識に反した判決が続いて出るのは、裁判官の能力のせいなのか、近親相姦など大したことではないという空気が、世間に流れているからなのか。

 昔は、近親相姦というのは、おぞましい、人間ではなく獣の様だと忌み嫌われたものである。

 それが、世間の常識だと思っていた。だが、この頃は、犯される方が悪い、男に隙を見せた女にも非があるといういい方が、おかしい、常識を外れていると批判されないようである。

 性被害に遭う女性を「彼女は頭が悪いから」とバカにする男が増えているともいわれる。

 この2人の裁判官だけの問題ではない。今の世の中にまん延している女性蔑視、男の下に女を置くことをあたり前と考えるふざけた風潮は、法の番人の脳みそも確実におかしくしているといわざるを得ない。

 この国の立法も行政も、司法さえも腐敗してきている。その兆候が、こうした判決に見てとれると思うのだが。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代がお休み。ポストだけだが、ボリュームはある。まずは「米倉涼子、いくつになってもいい女-トップ女優の『優雅な色香』」、袋とじは「奇跡の43歳、岩本和子『初夜交合』動画-デジタル写真集が大ヒット」「岡田奈々、青春の坂道-17歳の時に発売された写真集が電子書籍で甦る!」

 後半は、袋とじ「世代別人気女優10人女性器測定会-美人女医・丹羽咲江医師が監修」

「日活ロマンポルノあの女優たちの現在 日活ロマンポルノ、谷ナオミ、原悦子、田中真理、鹿沼絵里」

 袋とじ「特別復刻たかしょーの『HOW・TO・SEX』」「なをん/東野佑美-デカメロンと呼ばないで」「10連休はスマホ&パソコンでヌード美女ざんまい! AV女優・吉高寧々、市川まさみ、田川えな、沙和子」

 これだけ集めたのは、実にご苦労さんである。グラビアは500円の価値あり。これで記事がもう少し充実していればと思うのは、ないものねだりか。

 

【告知!】

4月の「ノンフィクションの醍醐味」は週刊現代次長で中国問題の専門家、近藤大介さんに来てもらいます。

彼は中国関連の本を講談社も含めて20冊以上出しています。奥さんは中国人で、中国語、英語、韓国語に堪能です。

現在、中国、北朝鮮情報に関しては第一人者だと思います。

テーマは「習近平の中国のこれから」

(日時と場所)
4月26日、金曜日 午後7時から、カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室 東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階 電話は03-5292-5772

(地下鉄東西線・高田馬場駅から濡れずに行けます)

「ゼロメガ」の名前で取ってあります。初参加の方は、直接おいでになるか私にメールをください。

m.mo1to2ki3@gmail.com

(席料)コーヒー代として1000円

よろしくお願いします。

(文=元木昌彦)

“愛子天皇”待望論が浮上中……? 雅子さまvs紀子さまの仁義なき抗争が勃発か

今週の注目記事・第1位
「テレ朝『朝まで生テレビ!』MCアナ 同僚夫は知らない“禁断の職場愛”」(「週刊ポスト」4/26号)

同・第2位
「『すしざんまい』新入社員研修でセクハラやり放題-被害女性が涙の告発」(「フライデー」4/26号)

同・第3位
「娘を性のはけ口にした父が無罪というバカ判決『裁判長』」(「週刊新潮」4/18号)

同・第4位
「『セレブ病院』破綻は『理事長夫人』の過ぎたるシャネル」(「週刊新潮」4/18号)

同・第5位
「『身分をわきまえろ。何様か』内紛リクシル潮田会長の“パワハラ”メール」(「週刊文春」4/18号)

同・第6位
「母親が1億円騙し取っても被害者には忖度しない『塚田一郎国交副大臣』」(「週刊新潮」4/18号)

同・第7位
「美智子さまご成婚決断の全内幕」(「週刊文春」4/18号)

同・第8位
「ジェフ・ベゾス 離婚で妻に4兆円 真面目に働くのがアホらしくなる」(「週刊現代」4/27・5/4号)

同・第9位
「暴走検察の上等な生け贄『ゴーン』は有罪か無罪か」(「週刊新潮」4/18号)

同・第10位
「賠償金は静岡おでんで返済 ピエール瀧は1年後に復帰する!」(「週刊文春」4/18号)

同・第11位
「安倍官邸『最終決断』菅義偉『令和の変』が始まった」(「週刊文春」4/18号)

同・第12位
「『たけしさんとの噂も…』宮沢りえ 貴乃花一家への『和解』手紙」(「週刊文春」4/18号)

同・第13位
「『秋篠宮家』が『私』を優先して『愛子天皇』待望論」(「週刊新潮」4/18号)

同・第14位
「『私もファンと…』NGT“緊急学級会”でメンバーが涙の懺悔」(「週刊文春」4/18号)

同・第15位
「平成の天皇 あなたが知らないこと」(「週刊現代」4/27・5/4号)

同・第16位
「薬で認知症は治らない」(「週刊文春」4/18号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週から変則発売になる。ポストは平常号だが、現代は合併号。合併号は500円と決定したらしいが、それだけの価値があるのか。やや疑問ではあるが。

 さて文春からいこう。

 薬では認知症は治らないという記事がある。なんでも、6年後の2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になると見込まれているそうだ。

 だが、フランス当局が昨年8月から、アルツハイマー型の治療薬として日本でも使われている、ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンという4種類の抗認知症薬を医療保険の対象外にしたというのである。

 はっきりいえば、これらの薬は効かないというのだ。私のような、認知症寸前の人間には、まだ薬があることがわずかな救いだったのに。

 この記事中に「認知症になりやすい人」というチェックリストが載っている。私はこの中で、「耳が聞こえづらい」「人付き合いがよくない」「血圧が高い」「糖尿病」「運動習慣がない」「歩幅が狭い」など、12項目中6項目も当てはまる。

 その上、抗認知症薬は、比較的穏やかな人にはよく効く傾向があるそうだ。私の様に、始終カッカしている人間には効かないそうである。神も仏もないな。

 お次は現代の平成の天皇についての記事。

 政治学者の白井聡と毎日新聞編集委員兼論説委員の伊藤智永が、語り合っている。

 平成の天皇は、安倍政権と対峙しながら、天皇の役割は何かということをずっと考えてきたという。

 伊藤は最近、『「平成の天皇」論』(現代新書)を出した。

白井 伊藤さんが天皇皇后の『同士結婚』として描かれているところで、あれは感動的ですね。
伊藤 今上天皇は美智子様さまへのプロポーズで『君を幸せにする』といった甘い言葉は決して口にせず、『僕は公人としての義務を常に最優先するが、あなたに協力してほしい』と説得し、美智子さまは『私が応えるしかない』と覚悟を決めた。二人で新たな象徴像を創っていくんだと誓い合った結婚でした。
昨年の誕生日会見では、『国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり』と、ここにも『旅』という言葉を使っています。
今上天皇の旅は、天皇在位30年間ではなく、二人の結婚60年という長きにわたるものだったと考えるべきです。(中略)
伊藤 お二人の意思が明確に見えたのが、昨年の明治維新150年を祝う政府の記念式典に、皇室からどなたも参加しなかったことです。
宮内庁は『招かれなかったので』と発表しましたが、招いても難しいと政府関係者もわかっていたのでしょう。
今上天皇にとって、明治以降の近代は戦争をしてしまったことで、明らかに反省すべき時代であり、『平成が戦争のない時代でよかった』というお言葉も、心からのものだったと強く感じます。
白井 それにしても、『令和』は『平成の天皇』の課した高いハードルを越えられるでしょうか。
民主主義の天皇制とは、放っておけば滅ぶものだ、という厳しい認識が平成の天皇を支えた。皇室典範改正や女性宮家といった具体的問題以上に重要な最も本質的な事柄がいま問われています。
伊藤 私たちは平成の天皇皇后が創った象徴像を当たり前と思っているけど、こんな二人はもう二度と現れないでしょう。皇太子と雅子さまは平成とまったく違う令和のスタイルを創るしかない」

 戦争のない時代を、次の世代が引き継いでいくこと、いうまでもないことである。

 だが、そのためにも、次の天皇には、その意志を明確にして、国民にも伝えてほしいものである。

 文春は、新潟を中心に活動してきたNGT48のメンバー、山口真帆(23)が、昨年12月に男性2人に暴行される騒動が発生したが、その混乱が、運営会社のお粗末な対応で、なかなか収拾がつかないと報じている。

 だがついに、チームを解散して、新たに全メンバーを1期生と研究生に分けて再スタートを切ることを発表したのである。

 事件で、ファンもスポンサーも離れたため、新たにつくることで、内部のゴタゴタを覆い隠し、新生NGTとしたいのだろうが、小手先だけの一時しのぎではないか。

 元々のAKB48商法に陰りが出ているし、触れられるアイドルという危ういやり方が、数々の不祥事を起こしてきたのだ。

 責任者の秋元康が表に出てきて、こうしたやり方には無理があったと説明するべきではないか。おいしいところだけを分捕り、不祥事が出て来たら逃げ隠れするのでは、天才の名が泣くと思うのだが。

 さて、ここへきて、女性宮家創設を含めた安定的な皇位継承の検討を、御代替わり後に、それほど時間をおかないで検討すると、菅官房長官がいい出した。

 もともと小泉純一郎首相のときに、「皇室典範に関する有識者会議」が設置され、「女性天皇、女系天皇の容認と、皇位は第一子を優先する」という報告書が作成されたのだ。

 だが、紀子さんが悠仁さんを出産したことや、安倍首相がこうした考えを否定したことから、立ち消えになっていた。

 しかし、将来、悠仁さんが結婚しても、かりに女の子しかできなかったらどうするのか。差し迫る危機に対応するには、女性天皇容認という措置しかないという声が、澎湃と沸き上がっているというのである。

 こうした背景には、先の、秋篠宮家の帝王教育への不安が皇后にあるというのである。

「大いに物議をかもした佳子さまの文書回答にも心を痛めておられるのです。今後、“このようなご一家に、将来の皇統が引き継げるのか”といった議論が起きないとも限らない。となれば、制度云々は別にして、愛子さまを待ち望む声が世間から沸き起こっても、何ら不思議ではありません」

 こう新潮は宮内庁関係者の話を載せ、さらに、

「06年9月の悠仁さまご誕生は、ただ単に皇統が守られたというだけではなく『愛子天皇』が実現せずに終わったことを意味する出来事でもありました。
 男の子に恵まれなかった東宮家にとって最大の“あてつけ”となったわけで、その瞬間、雅子妃殿下から紀子妃殿下が“皇位を簒奪した”とも言えます。
 それが将来、女性天皇が認められるようなことになれば大逆転。今度は反対の事態が生じる」

 自らが生み育てた悠仁さんから、皇統が連綿と続いていくと考えている紀子さんにとって、穏やかではいられないだろうというのである。

 天皇・皇后が退位した後、今度は雅子妃と紀子妃の「女の戦い」が始まるかもしれないのだ。

 文春の伝説のプロデューサー・酒井政利の連載がおもしろい。今回は宮沢りえで、貴乃花との婚約&破局がメインだが、その前に、宮沢は、ビートたけしに“ホの字”だったといっている。

 なんであんな男がと、私は思うが、女心は分からないものである。りえママの光子が、たけしに「この子と付き合ってよ」と迫ったという。だが、たけしはその話には乗らず、帰ってしまうと、りえは涙顔になったそうだ。

 貴乃花と付き合い出したが、酒井が一緒に食事をしたとき、「どこかままごとのようで、家庭を築くような匂いはまるでない。(中略)結婚に発展するとは思えなかった」そうだ。

 だが、あっという間に婚約発表をしてしまう。だが、これまでもいわれてきたように、破局の理由は、貴乃花の母親が、結婚したら芸能界の仕事を一切辞めてもらうといい、りえも仕事を辞めてお嫁さんになりたいと考えたが、りえママが大反対したからだ。

 宮沢りえが結婚して相撲部屋の女将さんになっていれば、女優としての宮沢は誕生していなかったことになるが、映画や舞台にとって、大きな損失になっていただろう。

 どのみち、2人が結婚生活を続けられたとは思わないが、結果的にはその方がよかったのではないか。

 月曜日の朝は、4時までマスターズを見てしまった。

 11年ぶりのマスターズ優勝を目指すタイガー・ウッズが、最終日の中盤で首位のモリナリに追いつき、そこから緊迫した試合が繰り広げられ、まさに手に汗握るとはこのことであった。

 女性問題、致命的な腰痛、クラブも振れないどん底から這い上がり、昨年秋に1勝を挙げ、奇跡の復活といわれた。

 だが、まさかこんなに早くメジャータイトルを手に入れるとは、予想もしていなかった。

 マスターズの初日、テレビで見るタイガーの表情が、非常に静かなのに気がついた。まさに淡々と、確実に自分のプレーに集中していた。

 自信とは違う、悟りを開いたかのような表情に見えた。もしかすると優勝するのではないか、そう思わせる何かがそこにはあった。

 失敗してもいつものように怒りを表さず、ロングパットを決めても、小さく拳を握るだけだった。

 そのタイガーに怖れを抱いたのか、首位のモリナリが突然崩れた。

 最終18番ホールでは、無理をせず、ボギーで上がればいいと思い定めたかのように、パターが外れても動揺を見せなかった。

 しかし、ウイニングパットを入れた瞬間、喜びを爆発させた。

 天に両手を突き上げ、雄たけびを上げた。

 駆け寄ってきた小さな息子を抱き上げた時、こみ上げるものがあったに違いない。

 まさにこのマスターズは、タイガーのためのマスターズであった。

 ヤンキース戦の行われていたヤンキーススタジアムでは、タイガー勝利の瞬間、ファンが歓声を上げたという。

 見事な、スポーツ史上もっとも偉大な復活劇であった。

 あれほどのスキャンダルを起こしたタイガーを、アメリカのファンは暖かく見守り、勝利を祝福した。我々も見習いたいものである。

 今日寝る前に、もう一度、最終日の試合を見てみようと思う。タイガーおめでとう!

 さて、菅官房長官の評価がうなぎ登りである。

 忖度発言で謝罪はしたが、辞任を嫌がった塚田一郎国交副大臣は今夏の参院選で改選を迎える。

 辞任はしないことを安倍首相も承知していたが、その塚田の首を取ったのは菅だったと、文春が報じている。

 菅は、辞任しないなら公認差し替えも辞さないという構えを取り、押し切ったという。麻生太郎の元秘書だった塚田が、辞任の件を麻生に報告すると、激怒したそうである。

 これまでも安倍を間に、何度も菅と麻生はいがみ合ってきた。だが、麻生の地元の福岡県知事選で麻生が擁立した候補が惨敗したことが象徴するように、このところ麻生の劣勢が顕著になってきたと文春は伝えている。

 一方の菅は、「令和」オジサンとして顔を売り、北海道知事選、大阪、神奈川の知事選でも、自身に近い候補が勝利して、ポスト安倍の有力候補に浮上してきたというのである。

 毎朝のウォーキングと朝晩100回の腹筋を欠かさない。あれだけ反対していた消費税増税を容認するようになってきたのも、安倍にやらせれば次の内閣では上げずに済むと考えたからではないかとささやかれているそうだ。

 たしかに岸田文雄では疑似安倍政権にしかならない。党内に人気がない石破茂が総理の座を目指すのなら、自民党を出て新党をつくるしか手がないだろう。

 暗い、上から目線、言論封殺姿勢が目立つ菅だが、今のところ本命視されるのはわかる。だが、昔から「神輿は軽い方がいい」といわれる。後藤田正晴や野中広務のような一家言ある人間は煙たがられる。この2人ほど強烈な個性があるわけではないが、菅も、今の軽すぎる議員連中にとっては、神輿としてはやや重いのではないだろうか。

 私は、菅の目はないと思うのだが。

 コカイン使用容疑で逮捕されたピエール瀧が、4月4日に保釈金400万円で保釈された。

 瀧は、世田谷に地下1階、地上2階建ての自宅があるが、CMやテレビドラマなどの違約金は、相当な額になるといわれている。

 だが、文春によれば、中目黒に静岡おでんBARを経営しており、経営は順調で、自宅近くに2号店を出す準備をしているそうだ。

 それに「芸能界には薬物での謹慎は一年、という暗黙の了解」(芸能関係者)があるという。勝新太郎、長渕剛、槇原敬之もそうだったから、テレビは無理だが、舞台などで仕事が回ってくるといわれているそうである。

 だが彼は、若いときから薬物に溺れていたから、抜け出すためには強い意志が要求されるはずだ。薬物に甘すぎる芸能界が、その意志を挫くことにならないか。

 先週のFLASHに、久しぶりに乙武洋匡(43)の近況が載っていた。それも20歳下のザギトワ似の美女と同居し、新宿御苑でお花見を楽しんでいたというのだ。

 彼女は日本人の父とチェコの母を持つハーフで、6カ国語が堪能な23歳の女子大生。なんともうらやましい話ではないか。今度は、彼女以外の女性と“浮気”しないようにね。

 さて、カルロス・ゴーン容疑者の4度目の逮捕に対して、大新聞を除いて、大方は批判的なようだ。

 4月9日、弘中惇一郎弁護士らが会見し、その中でゴーンが、「私は無実だ」「事件は日産経営陣による陰謀だ」と訴えるビデオを流した。

 日本が好きだ、日産を愛していると語るゴーンは、長期間の拘留でやややつれたものの、激することなく淡々としていた。

 新潮では、元特捜検事の郷原信郎と公認会計士の細野祐二が対談し、ゴーンの容疑事実について話し合っている。

 ほとんどの容疑について否定し、検察のリーク報道に対しても、メディア側が真偽を確認したうえで報じているとは思われないと批判している。

 だが、そうではあっても、細野は、「僕は無罪について楽観していません。公判では、虚偽記載や特別背任について、『ゴーンさんは裏でこんなことを言ってたんですよ、こうだったんです』って膨大な調書が出るわけですよね。その調書を証拠採用するわけじゃないですか、裁判所は。それだけの膨大な証拠をすべて否定して、『無罪です』というのは裁判所にとって至難の業です」。

 したがって弁護側は、犯意があったか否かで争うのではなく、国民世論に訴え、それをバックにして、争うべきだというのである。今のところ、国内世論も、世界のメディアの論調も、東京地検特捜部はやり過ぎだという声が多いようだが、どうなるのだろう。

 さて、アマゾンのジェフ・ベゾスが不倫の代償として、妻のマッケンジーに4兆円の慰謝料を払ったことが話題である。

 4兆円というのがどのぐらいのものか、貧乏人である私など想像もつかない。

 現代は、このことについて報じている。

「もちろん、マッケンジーからすれば、当然の権利だという気持ちもあるかもしれない。プリンストン大学を好成績で卒業後、’92年にニューヨークのヘッジファンドに入社したマッケンジーは、そこでジェフ・ベゾスと出会う。
交際3ヶ月で婚約すると、翌年には結婚した。アマゾンが創業する’94年には夫婦でシアトルに移り住む。
マッケンジーは会計士として会社を支え、書籍の発送作業の手伝いさえ行っていた」(現代)

 糟糠の妻ということになるのか? たしかにこの頃は、アマゾンがどうなるかはわからなかった。

「創業期には、どこの馬の骨ともわからない会社であったことは事実だ。そこから二人三脚で会社を伸ばしていったのだ」(同)

 だがマッケンジーには別の顔があるという。

「マッケンジーは、小説家としての顔も持つ。カズオ・イシグロや村上春樹と同じエージェントと契約し、米国の一流出版社から何冊もの小説を出版し、評論家からは高い評価を受けている」(同)

 これだけの慰謝料を払ったからといって、ベゾスがその力を減じることはないという。

 それは、低賃金と租税回避というやり方でやっているからだ。

「富はベゾスに集中していきます。15兆円近い個人資産を蓄えながら、世界中のアマゾンの現場労働者の多くは低賃金労働に苦しんでいます。米国では時給12ドル程度だったのが、なんとか15ドルまで上がった。
しかし日本のアマゾンでは、物流倉庫で働く労働者の時給はいまだに1000円程度。過酷な労働環境で激しいプレッシャーの中で働いているのです」(横田増生)

 また横田はこう語る。

「たとえば米アマゾン本社のレポートによれば、日本での売上高は、’14年に約8700億円のはずが、同期のアマゾンの日本法人の決算公告を見ると売上高は約900億円。課された法人税は11億円だけだったのです。
米国で納税してるという理屈ですが、世界各地のタックスヘイブン(租税回避地)に子会社を置き、そこで巧みに租税回避をしているのです」

 そういえば、アマゾンがプライム会員の料金を値上げするそうだ。慰謝料をそれで取り返そうというのか。

 さて、ミッチーブームの再来である。退位の日が近付いているからではあるが、美智子皇后の写真を目にすることが多い。

 文春では、朝日新聞記者が、美智子さんの「ご成婚を決断した日」の回顧を綴り、新潮では、秋篠宮家の結婚問題について、美智子さんの気持ちを忖度する特集を組んでいる。

 文春では、当時27歳だった佐伯晋(88)元朝日記者が、正田家の両親に見込まれ、1985年、24日後に「世紀の婚約発表」を控えた11月3日に、美智子さん本人から聞いた皇太子への思いをこう記している。

 場所は、箱根・富士屋ホテルのロビーの片隅。意を決したように美智子さんはこう話し始めた。

「こんなことを言っていいかどうかと思いますが、ひとつだけ分かっておいていただきたいの……。もし、私がどんな方とご一緒になることになっても、それはその方自身が、地位とか身分一切を別にして、本当に私の結婚の理想に当てはまる方だからということです。私はこれまで私なりに結婚の理想や、理想の男性像というものを持ってきました。その理想を他の条件に目がくれて曲げたのでは決してない……」

 最初に宮内庁から話があった時、正田家は辞退している。その後も、父親や兄は強く反対していたという。平民の娘が皇室に嫁ぐ。苦労が目に見えていたからであろう。

 だが、最後に美智子さん自身が決断し、皇太子との結婚を受け入れたのである。

 数々の非常識な暴言を吐き顰蹙を買っていた桜田義孝五輪相がようやく更迭された。やはり忖度発言で国交副大臣を更迭された塚田一郎参院議員らを見ていると、腹が立つより、情けなくて涙が出てくる。

 政治家になるからバカになるのではない。バカが政治家になるのだ、つくづくそう思う。

 桜田はこれまで何度も週刊誌で取り上げられたが、今週は新潮が、塚田の実母について報じている。

 彼女は常喜(とき・88)といい、東京でバーなどに勤め、その後、故郷の新潟でバーやクラブを9軒も経営していたという。その頃、新潟県知事に当選した塚田十一郎と不倫関係になり、生まれたのが一郎だそうだ。

 塚田の先妻が亡くなると正妻になったが、亭主が金銭スキャンダルで辞任し、その後参議院議員になるが、74年に落選。その間に常喜の水商売のほうも傾き、夫婦が抱えた借金は20億円にも膨らんだといわれたそうである。

 それ以後、カネに困った常喜は、誰彼かまわず借金をするようになり、被害総額は1億円を超えるのではないかと、被害者の一人が話している。

 知り合いからカネを借り続けても「被害者には忖度しない」し、息子の一郎も母親の借金の尻拭いをせず、「厄介者として他人の間をたらい回しにし、最後は施設に捨てるように閉じ込めてしまう」(母親をよく知る新潟県長岡市の会社経営者)というのである。

 自身のHPには「暖かさ溢れる社会の実現を」と謳っているそうだが、被害者の一人が、「実母の不始末さえ処理できない人に、政治家を名乗る資格があるのでしょうか」と憤っている。政治家である前に人間として失格である。

 次はLIXILの話。ここでは、昨秋に、瀬戸欣哉CEO(当時)の退任が突如発表されて以降、内紛が続いていると、文春が報じている。

「この退任を巡っては、過程を疑問視する声が方々から上がり、弁護士らによる調査委員会が作られた。3月下旬には、英米の機関投資家4社が共同で、後を継いだ潮田CEOの解任を目的とする臨時株主総会を求める書面を送っている。さらに4月5日には、瀬戸前CEOが緊急記者会見を行い、『自分が戻ることで、この会社を正しい道に導くことができる』と、6月の株主総会で、自身を含む8人を取締役にするよう株主提案をすることを発表するなど、波紋が広がり続けている」(文春デジタルより)

 潮田CEOというのは、旧トステムを創業した健次郎の長男で、東大経済学部を卒業後、シカゴ大学院でMBAを取得したそうだ。

 だが、文春によれば、人を見る目がないそうである。それに、潮田CEOが全社員に送ったメールの草稿に、激しく瀬戸を非難する文言があったので、修正を進言した広報部のAに対して、「(社員としての)分をわきまえなさい。何様か」「(人事担当役員に)身の振り方を相談しなさい」という苛烈なメールを送ったというのである。

 パワハラやコンプライアンスに詳しい弁護士によると、このようなメールをトップが一社員に送ると、パワハラに該当する可能性が高いそうだ。

 潮田CEOは、創業家出身とはいえ、持ち株比率は約3%しかないという。英米の機関投資家4社が、潮田の解任を目的とする臨時株主総会を求める書面を出しているそうだから、この勝負、先は見えたようだが。

 私は、東京ハートセンター(東京・品川区)という病院は知らないが、心臓外科の第一人者といわれた故・榊原什東京女子医大教授の愛弟子の遠藤真弘理事長が、2005年に開設した病院で、有名人たちがかかりつけにしているセレブ御用達の病院らしい。

 この人気病院が、経営危機にあると新潮が報じている。医療会社に対しての支払いが滞り、今年3月からは、医師や看護師など全従業員への給料がストップしてしまったというのである。

 これほどセレブ達が集う病院が傾いたのはなぜか? 遠藤理事長の15歳年下の妻(62)のブランド好きのためだというのである。

 病院経営の素人なのに、経理を一手に握り、不明朗な支出を続けてきたそうだ。それが発覚したのは、グループ病院の「さいたま記念病院」の財務内容が調査されたことからだという。

 この病院は、ハートセンターが小学館の子会社とタッグを組み買収したそうだ。理事として名を連ねている小学館の子会社の人間が調査を始めると、夫人が別の銀行口座を勝手につくって、病院の資金を私的に流用していたのが判明したというのだ。

 新潮によると、病院経営というのは、利益率は3%程度で、思われているほど儲かるものではないそうだ。

 病院の中では、遠藤夫妻を排除し、経営を立て直す動きが出てきているようだが、患者たちに影響は出ないのか、心配である。

 ところで、先週の金曜日に、目白の椿山荘で「週刊現代60周年感謝の会」が開かれた。

 歴代の編集長も来てくれというので、出かけていったが、会場はさながら、私の頃の週刊現代の同窓会のようであった。

 久しぶりに会った野間社長も元気で、「何かと大変ですね」というと、「そうなんですよ」といいながらも、楽しそうだった。

 講談社は、昨年度は20億円程の利益を出しているからか、週現の鈴木編集長を始め、編集部員も明るかった。

 何かひと言いえといわれたので、壇上で、「相続特集が受けているのはいいが、どうも最近の週刊誌は全体に視野狭窄気味だ。世の中にはもっと面白い、もっと楽しいことがいっぱいあるのに、週刊誌にはそうした記事が載っていない」といった。

 もっと辛辣なことをいわれるのかと思ってましたと、現代の連中はほっとした顔をしていた。

 俺だって、現代OBだから、心では応援しているのだ。そういっておいた。でも、招いておいて5000円も取るなんて、ひどいじゃないか。

 4時からで、すきっ腹だったから、少し酔いが回ったので、オフィスに戻り、少し寝て、原稿を書いた。70周年は、出席できるだろうか。

 さすが新潮というべきである。4月4日に報じられた、「娘乱暴 父に無罪判決」という見出しに、驚いたのは私だけではないだろう。

 だが、このことを取り上げたメディアはほとんどない。

 名古屋地裁支部の鵜飼祐充裁判長は「抵抗不能ではない」と、19歳の娘を無理やり犯した父親に無罪をいい渡したというのである。

 新潮によれば、ここは6人家族で、被害者は長女で、弟が3人いるという。彼女は小学生の頃から父親に殴られたり蹴られたりしていたが、中学2年になったころから頻繁に胸などを触りだし、その挙句に、性交を始めるようになったというのだ。

 高校を卒業するまでは週に1、2回、専門学校に通い始めると週に3、4回に増えていった。

 彼女も抵抗したり、弟と一緒に寝るなどしたが、すきを見て彼女を襲い、殴る蹴るの暴行を働き、犯し続けたという。

 母親は、見ているだけで何もしなかったそうだ。呆れ果てる鬼畜顔負けの親だが、彼女は、警察に訴えて、大黒柱の父親が逮捕されたら一家が生活できなくなるなどと考え、外に助けを求めることができなかったという。

 ようやく父親を訴え、「準強制性交等罪」で起訴されるのだが、裁判官は、中学2年の時から性的虐待を受け続けてきたのに、罪に問われた2年前の事件では、自分から服を脱いだことや周囲から父親の車に乗るなと助言されていたのに、乗ってホテルに連れていかれたことなどから、「抵抗しようと思えばできたのではないか」として無罪判決を出したのである。

 自分の娘を強姦することはまごうことなき犯罪である。服を脱ごうが、ホテルへ行こうが、そんなことは些末なことである。

 この判決を見て、オレも娘とSEXしてみようかと考えるバカな親が出て来たら、鵜飼裁判長はどう責任を取るのか。最近で一番腹の立つ事件である。

 次はフライデーから。すしざんまいという寿司チェーンがある。ここは正月の初セリの時だけ有名になる。そこの木村清(66)という社長が、マグロをバカ高い値段で競り落とすからである。

 そこに入社して、研修を受けた女子社員が、上司から悪質なセクハラを受けていたと告発している。

 新入社員の研修を担当していたSという課長から、胸を鷲掴みにされたり、後ろから抱きつかれ、ウエストラインや胸を撫でられたり、膝の上に座れと命令されたというのである。

 この女性、目は隠してあるが、ふくよかで、ふるいつきたくなる美人というわけではないようだ。そのためか、Sは、「チビ」「デブ」と侮辱したともいうのである。

 寿司職人になりたいという夢を叶えるために入社した彼女だが、出社しようとすると頭痛や吐き気がするようになり、病院で「適応障害」と診断され、退社せざるを得なくなってしまった。

 彼女は弁護士と相談し、会社に抗議すると、「慰謝料として50万円を支払う」という回答が届いただけで、謝罪の言葉はなかったそうだ。

 フライデーが木村社長を直撃すると、「突然おかしいだろ! 広報を通せ!」と激昂した。そのときの写真が掲載されているが、ヤクザみたいにおっかない。これがこの人の地なのだろう。

 こんな人間が上にいる寿司屋で寿司は喰いたくないな。そう思わせただけでも、女子社員の告発は大きな意味があったというべきであろう。

 さて今週の第1位は、ポストの記事である。ポストは時々だが、面白いスクープをやる。

 今週は、田原総一朗の司会で長く続いているテレビ朝日の『朝まで生テレビ!』で、MCを務めている看板女性アナのスキャンダルである。

 村上祐子(40)で、アナウンス部から異動して現在は政治部の敏腕記者である。

 村上は、06年に同じ局の8歳年上のアナウンサーN(48)と結婚して、仲睦まじく暮らしていると見られていたという。

 テレ朝は、報道ができる女性アナが次々に退社していき、彼女には「報道の顔」になってほしいという期待があるそうだ。

 だが、東大法学部出身で弁護士資格を持つNは、アナウンス部から法務部へ異動している。

 その後、村上も政治部へ異動したことで、夫婦の間にすきま風が吹いてしまったのかもしれない。

 4月初旬の青山霊園を、仲睦まじく桜を愛でながら歩むカップルがいた。女性は村上だが、男性はNではなかった。

 男性はNHK政治部で野党番を務めるA記者で、政治ニュースにもたびたび登場するそうだ。村上より10歳近く年下だという。

 夜になって、買い物袋を抱えた2人は、Aの住んでいる「超高級マンション」へ入っていったそうである。

 翌朝、Aは国会へ、村上もマンションから出てきた。

 テレ朝関係者がいうには、政治部に異動して間もなく、村上は別居して、Aと同居しているというが、離婚したという話は聞いていないという。

 2人はポストの取材に、プライベートのことなので答えられないとしている。次回の『朝生』は、不倫と政治についてというテーマでやったらいい。

 もはやいい大人だから、お咎めはないのだろうが、けじめはハッキリつけたほうがいいな、村上さん。
(文中敬称略)

【巻末付録】

 ポストから。「全裸ナース&メガネ美人60人-ヘアヌード乱れ咲き」。看護婦にメガネが多いのは事実なのだろう。患者にとっては天使のように見えるものだ。

「平成最後の愛人・和久井雅子-<ラスト>グラビアインタビュー」「春のパイ祭り/Gカップ乳ヒロイン3人娘」。パイの実物大「春のパイ祭り/恋するおっぱい、それが恋乳-筧ジュン衝撃AVデビュー」

 現代は「あの女優ヌードを憶えていますか-『GORO』『平凡パンチ』『スコラ』アン=マーグレット、デヴィ夫人、ブリジット・バルドー」。懐かしいね。

 これも懐かしい「麻生祐未、美のこころ-ページをめくるたび、その美しさの虜になる」。なかなかいいじゃないか。熟女になってもまだまだ魅せる。

「川島海荷、約2年半、日本テレビ『ZIP!』のMCを務めた25歳」。袋とじは「ベストセラー『妻のトリセツ』に学ぶ-人妻のトリセツ<取扱説明書>」

 合併号のわりには、さほど力が入っていないが、現代の方が、やや優勢というところか。
(文=元木昌彦)

佳子さまのHIPHOPダンスは「皇族にふさわしくない」? 母・紀子さまのイライラ募る……

今週の注目記事・第1位
「安倍政権VS.平成皇室『令和』暗闘ドキュメント」(「週刊文春」4/11号)
「新元号報じられない20の謎」(「週刊新潮」4/11号)

同・第2位
「飯田HD<婿社長>『二人の愛人』写真」(「週刊文春」4/11号)

同・第3位
「長谷工(建設現場所長)が新築マンションに盗撮カメラを設置していた」(「フライデー」4/19号)

同・第4位
「漫画『コブラ』巨匠が逃れられない在宅ケアの性-要介護4でも一夫多妻生活」(「週刊新潮」4/11号)

同・第5位
「佳子さま紀子さま、ダンスで「母娘断絶」」(「週刊文春」4/11号)

同・第6位
「日産自動車『社外取締役』『指名委員会』ちゃんちゃらおかしい」(「週刊現代」4/20号)

同・第7位
「強姦新人社員を生んだ住友商事リクルーター制度」(「フライデー」4/19号)

同・第8位
「星稜林監督が小誌に怒りの激白『習志野は20回サインを盗んだ』」(「週刊文春」4/11号)
「『星稜VS.習志野』サイン盗みに蓋をする粉飾『高野連』」(「週刊新潮」4/11号)

同・第9位
「ウォール街を動揺させる逆イールドの不吉度」(「ニューズウイーク日本版」4/9号)

同・第10位
「『菅義偉内閣』の“閣僚名簿”が出回っている!」(「週刊ポスト」4/19号)

同・第11位
「『雅子皇后シフト』を急ぐ宮内庁「オク」の内幕」(「週刊ポスト」4/19号)

同・第12位
「88歳イーストウッドのバランス感覚」(「AERA」4/15号)

同・第13位
「簡単な手続きで『戻ってくる』『もらえる』お金」(「週刊現代」4/20号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。現代とポストの差は、今週の巻頭特集を見れば明らかだ。

 ポストは、「税理士も社労士もプロはみんな『年金繰り上げ』が常識」。年金は繰り上げてもらえという主張は以前からやっている。ミミタコというのはこのことだろう。

 まだ現代の、4月から始まった新制度で「戻ってくる」「もらえる」お金の特集の方が、ちょっと読んでみようかなという気にさせる。

 だが、現代のほうも、リフォームしたら最大30万円相当の「次世代住宅ポイント制度」が6月から始まる。耐震リフォームすると費用の10%、最大25万円を所得から控除される。家を新築する、リフォームすると最大35万ポイントをもらえて、健康関連商品などに交換できる。

 長年使っていない空き家を解体したいときは、費用の一部を自治体が負担してくれるなど、これまで何度もやってきた繰り返しである。

 だが、こういうものは相続問題と同じで、今週の記事を切ってスクラップしておけば、何かの時に役に立つかもしれない。

 何度もいうが、私の家は築50年を超え、震度5強の地震にも耐えられないかもしれない。

 解体して、どこかへ引っ越そうと思うが、その費用がない。どこぞで、この費用の半額でも出してくれるところはないものか。

 こうした悩みを抱えているのは、私だけではないはずだ。現代さん、お願い!

 クリント・イーストウッドの最新作『運び屋』を少し前に見た。麻薬カルテルの連中から預かったブツをおんぼろトラックで届ける90歳の老人を演じている。

 実年齢は88歳だから、映画の主人公と似通った年だが、実物は未だにカッコよく、背筋がピンとしている。

 だが、主人公のアールは、かなりくたびれていて、歩き方もぎこちない。これを演技力というのだろう。

 コミカルで笑わせるのだが、10年前の『グラン・トリノ』のような、弱者をいたぶる卑劣な若者への怒りというものは、強烈には出てこない。

 AERAによれば、イーストウッドの演じている老人は、トランプ大統領を支持している「忘れられた人々」を描くものでもあるという。

 そういわれれば、そうと思えないことはないが、映画を見る限り、そうした人々を彼がどう思っているのか、明確には伝わって来ない。

 イーストウッドには、高倉健でできなかった、老いたマフィアの一匹狼が追い詰められて、最後の戦に出て、壮絶な死を遂げるような映画を撮ってもらいたいと思うのだが。

 さて、平成もあとわずかになってきた。皇太子が令和天皇になる日が刻々と近づいて来ているが、メディアが心配しているのは、雅子新皇后の体調である。

 そうしたことを含めて、雅子妃が皇后になる時のために、日常のお世話をする「オク」といわれる侍従長を誰にするかで、いろいろな憶測が飛び交っていると、ポストが報じている。

 現在の東宮大夫として仕えている小野田展丈氏がそのまま昇格するといわれているが、彼は現在71歳だから、11月の大嘗祭などの即位に伴う儀式が一段落したところで、退任になるのではと見ている。

 その後任としてささやかれているのが、佐々江賢一郎元駐米大使だという。彼は雅子妃が外務省に勤務している時の直属の上司で、雅子さんが皇太子妃に内定した時、「重要な力が剥ぎ取られる思い」といって、彼女がいなくなるのを惜しんだ人でもある。

 彼を据えることで、雅子皇后には、得意の語学力を生かして、皇室外交の主役を務めてもらおうという狙いがあるというのである。

 どちらにしても、雅子妃にかつてのような生き生きとした表情が戻ることを祈りたい。

 同じポストから。新しい元号を発表した菅官房長官に、次の総理という期待が増しているというのだ。

 ポストによれば、令和という元号を発表する時には、冷静に見える菅でも、かなり緊張したという。

 だが、安倍の記者会見よりもはるかに存在力を見せつけた菅は、連休明けにも訪米し、アメリカ政府の要人たちとも会う予定だといわれているそうである。

 菅の弱点は、アメリカを含めた要人とのパイプがないことだったが、この訪米を機に、そちらへも力を入れていくという。

 現在、菅を囲むグループには「韋駄天の会」と「ガネーシャの会」というのがあり、その勢力はかなりの数に上るそうである。

 では、菅政権が実現すれば、誰が次のリーダーになるのだろう。ポストによれば、河野太郎と小泉進次郎だという。

 また女性議員の中では、小渕優子元経済産業大臣を菅は買っているそうだ。また、元維新の会の橋下徹を民間人として閣僚に起用するともいわれているという。

 暗い、上から目線、話下手の菅官房長官が、ポスト安倍の総理になれば、日本中がさらに暗くなることだけは間違いないと思うのだが。

 ニューズウイーク日本版に気になる記事がある。

 アメリカの国債市場で11年ぶりに「逆イールド現象」が起きたというのだ。このニュースはアメリカの金融業界を大きく動揺させているそうである。

 逆イールド現象というのは、長期金利が短期金利を下回ることだという。なぜこれが注目されているのか? 1955年以降、アメリカの景気後退のほとんどは、逆イールド現象が発生した後から起きているというのである。

 サンフランシスコ連銀によると、過去60年で、この現象が起きて2年以内に景気後退局面に入らなかったのは、たった1度しかないそうだ。

 だが、この関係を指摘した教授がいうには、この現象が3カ月以上続いたときに、初めて景気後退のシグナルになるので、まだパニックになることはないというが、不気味な予兆ではある。

 さて、たいして盛り上がらなかった春の甲子園大会だが、東邦(愛知)が習志野(千葉)を6-0で下して大会最多、5度目の優勝を果たした。

 それも平成元年(1989年)の61回大会以来30年ぶりで、東邦は平成最初と最後の優勝校となったのである。

 だが、別の意味で、習志野高校は注目を集めていた。新潮によれば、べスト8をかけて習志野は、強豪星稜と対戦して3-1で勝利を収めた。

 しかし星稜の林監督が、「習志野がサインを盗んでいる。証拠があると激怒した」と、翌日のスポーツ紙が報じたのだ。

 問題になったのは4回表の習志野の攻撃の時だった。1死2塁で、星稜の捕手が球審に、2塁ランナーの動きがおかしいと指摘した。

 その後、同点に追いつかれ、なおも2死満塁の場面で、今度は星稜の林監督が「セカンドランナー!!」と声を荒げた。

 これを受けて審判4人が協議したが、2塁ランナーに「紛らわしい動きはしないように」と注意するだけで試合を続行したのである。

 怒りを抑えきれない林監督は、試合後に習志野の小林監督に猛抗議したという。

 私も高校時代に甲子園を目指した人間の一人だが、サインを盗むというのは、それほど悪いことなのだろうか。

 たしかに、走者やベースコーチが、捕手のサインを見て打者にコースを教えることは、現在は禁止されている。

 だが、昔はプロ野球でも、外野席から捕手のサインを盗み見て、ベンチに教えているという疑惑が何度も指摘されたことがあった。だがこれも野球の楽しみの一つだし、サインがわかったから必ず打てるとは限らない。

 新潮のいうように、高校野球が商業主義に走り過ぎる現在、高校生たちを虐待していると批判される過密スケジュールや、炎天下の試合などを再考するほうが先である。

 ところで、就活中の女子学生に、入社させると持ち掛けて、SEXを強要するケースが相次いでいる。

 どうしても入社したいという学生の気持ちを利用して、欲望を果たそうという輩が多くいて、そのうちのごく僅かなケースが事件になったり、社内で問題になったりするだけであろう。

 今度のケースは、住友商事の三好琢也容疑者(24)。慶應大学を出て入社したばかりの社員である。

 ここはどんな新人教育をやっているのか。三好は、3月1日にOB訪問のために上京したA子さんと、同僚の3人で居酒屋に行き、一気飲みさせ、泊まっているホテルに送って行き、カードキーを盗み、部屋に入って彼女を強姦したという。

 おそらく、「自分はリクルーターで、面接用の評価マニュアルを持っている」などと持ち掛け、信用させたのだろう。

 こうしたことが多発するのは、「OB訪問アプリ」などを使って、見ず知らずの人間に会うからである。

 それまでのOB訪問は、学校の教授や、知り合いを頼ってOBに会うため、OBのほうも下手なことをすればまずいという意識が働くはずだ。

 だが今は、出会い系サイトのようなものだから、あわよくばと思っている人間にとっては、おいしいカモが来たと考え、何とかものにしようと企む輩がいるのは間違いない。

 この三好も、大学時代から女に手が早く、自分でツイッターに「性獣、三好」と書くぐらい、性欲丸出しの男だったと、大学の先輩が語っている。

 だが、女子学生の方にも落ち度がある。いくら入社したいからといって、誘われて酒を呑まされ、カードを盗まれたのを気づかないほど泥酔するのは、酷なようだが自覚が足りないといわざるを得ない。

 渡る世間は鬼ばかり。これが社会の常識である。必要以上に怯えることはないが、初対面でやたらなれなれしくする男は、下心があると用心するに越したことはない。

 先週の金曜日に神戸で取材があったので、終わってから京都に行って泊まり、翌日、桜を見に嵐山へ行ってみた。

 まださくらは8分咲きだが、渡月橋の周辺は見事な桜が競い合い、春爛漫とはこういうことをいうのだと、見とれた。

 だが、桜の数より多いのは、中国人を含めた観光客である。渡月橋はさながら満員電車のようだった。

 京都にはそこここに着物のレンタルがあり、派手なピンク色の着物を着た女性たちが、大股で歩いている。

 その手には、アイスや饅頭、トウモロコシが握られ、食べ終わればどこへでも投げ捨てていく。

 私も京都には何度も来ているが、これほどの人間を見るのは初めてである。だが意外なことに、そば屋や和食の店などは、思ったほど混んでいない。

 少し前までは、爆買いなどといわれたが、今来ている中国人は、その頃とは様変わりしているのだろう。

 タクシーの運転手に、「観光客が多くて、忙しくてしょうがないのでは」というと、「それよりも混雑していて、目的地に着くのに時間がかかって、儲かりません」というのだ。

 夜の高瀬川は桜の名所だが、夜中になってもすごい人で、ゆっくり散策などしていられない。

 観光立国などと囃し立て、受け入れ態勢もないまま、中国や東南アジアからツアーの観光客を招いても、迷惑するのは地元の人間と、われわれのような京都の風情を楽しみたい人間である。

 調べてみたらいい。外国人観光客が増えて、市内の飲食店の売り上げがどれぐらい伸びたのかを。

 桜や、枯山水の庭を巡る楽しみがなくなれば、国内の観光客は減っていくに違いない。

 何とかのグルメという番組で取り上げられた店が、放映直後は満員になるが、しばらくたつと、そうした連中もいなくなり常連客も来なくなる。中には潰れてしまうところもあるそうだ。

 来てはいけないというわけにはいかないが、何らかの策を講じないと、「そうだ京都へ行こう」とならなくなる。

 それに、観光寺のあくどさだ。仁和寺へ行ってみた。そこは3種類のチケットを売っていて、桜だけ、寺の中に入れる、館内にある宝物殿に入れるとに分かれている。

 私は、御室桜にしか興味がないので、桜だけを見られる券だけ買ったが、何のことはない、今年はほとんどまだ蕾で、一本しか咲いていなかった。

 それなら、まだ桜には早いですよといってくれればいいのにと、腹が立ってすぐに引き上げた。

 今度来るときは、真冬の京都にしよう。そう思いながら新幹線に乗って帰ってきた。

 東京の中野の桜並木は、今が盛りであった。

 現代は、社外取締役や指名委員会など、日産が外部の人間を入れて、ゴーンのような人間を出さないようにしようといっているが、ちゃんちゃらおかしいと書いている。

 日産の社外取締役は3人だが、元カーレーサーの井原慶子、今一人は元経産省の豊田正和、今一人がルノー出身のドゥザンだそうである。

 これでは、社内で何が起きているのか、どういう問題があるのかなど、分かるはずはない。

 単なるアリバイ作りといわれても仕方あるまい。

 先日、丹羽宇一郎元伊藤忠会長、元中国大使と会い、話を聞いた。彼も、いくつもの社外取締役をやったが、とても他人様の会社のことなどわからないし、こういうものはやめた方がいいといっていた。

 日産も、ゴーン体制でヌクヌク生きてきた連中が偉くなり、そうした人間は、ゴーンがどんなことをやっているのか知っていたはずなのに、何もいえなかった。

 ましてや社外の人間が口を出せることなどない。

 丹羽さんは、トップに立つ人間は「会計」の勉強をするべきだという。社を運営していくのも、社のどこかがおかしくなっているのかも、会計がわかれば見えてくる。

 今のトップたちは、会計がわからない人間が多すぎる。たしかにそうだと思う。

 そのカルロス・ゴーン日産自動車前会長が4月4日朝、会社法違反(特別背任)容疑で東京地検特捜部に再逮捕された。「中東オマーンの日産販売代理店に送金した約5億6300万円の日産資金を自らに還流させて、日産に損害を与えた疑い」だと朝日新聞DIGITAL(4月4日16時30分)が伝えている。

 逮捕の直前、ゴーンは「私は無実」だが、「私は90%の確率でこれから逮捕されるだろう」と、仏民放ニュース局LCIのインタビューに答え、「自身が『外国で恐ろしい状況に巻き込まれている』、『仏市民としての私の権利が擁護されるよう、仏政府に訴えたい』」(朝日新聞DIGITAL4月4日19時05分より)と語ったという。

 何やら、東京地検特捜部とゴーン側の「面子合戦」の様相を呈してきたようだ。

 お次は「佳子の乱」である。今週の文春は、ダンス練習に打ち込みHIPHOPダンスが得意な佳子さんに、そうしたダンスは皇族にふさわしくないという考えを持っている母親・紀子さんが強く反対して、以来、眞子さんの結婚問題もあり、「母娘断絶状態」だそうである。

 母親の意に背く姉妹、そのイライラを出入りの人間たちにぶつける紀子さんの間で、苦悩しているのが秋篠宮さんという構図になる。これからどうなるのか予断は許さないようである。

 次は新潮から。私は『コブラ』という漫画を読んだことはないが、週刊ジャンプで1978年から84年まで連載され、全世界での発行部数は5000万部を超えるというから、凄い。

 それを書いたのは手塚治虫のアシスタントをしていた寺沢武一(64)だが、98年に人間ドックで悪性脳腫瘍が見つかり、手術の後遺症で左半身が麻痺して、現在は車椅子生活を余儀なくされているそうだ。

 まだ若いのに可哀想だと思うが、この御仁、性的欲求は半端ではないようなのだ。

 寺沢からアシスタントをしてくれと頼まれた葵正美(仮名)の話によると、漫画を描くどころではなく、失禁した体の世話や食事の世話などで、忙殺されたという。

 それだけではない。週に何回か愛人が訪ねてきて、彼女が来るから部屋に入るなといわれ、SEXの後の処理までやらされるようになったというのだ。

 彼女が来ないときには、テンガという自慰のための器具を使って行為に及ぶのだが、その器具を開封するのも彼女の役目だったそうだ。

 介護のために体を密着させると、彼女のズボンに手を入れ性器に触ろうとする。陰部を洗浄した後は、毎回舐めてくれといってくるそうだ。

 これ以上は書くに忍びない。アシスタントの仕事などほとんどなく、まるでセックスボランティアのようなものである。

 介護ジャーナリストの小山朝子は「高齢になると前頭葉が老化して、性欲が制御しにくくなることもある」という。老人ホームなどで、看護士や隣の部屋の女性に襲い掛かる高齢者も珍しくはないらしい。私もそうなったら、どうしたらいいのだろう。考えるだけで憂鬱になる。

 フライデーから。長谷工といえば分譲マンション建設最大手だが、フライデーによると、ここが建設中だった神奈川県川崎市内に建設していたマンション「アクアブリーズ川崎」で、盗撮事件が起きていたというのである。

 30代の女性作業員が共用トイレを使った時、周囲をベニヤ板で囲い、テープで貼ってあるが、そのテープにドリルで開けたような穴が等間隔で並んでいたのに目が止まった。

 そこでテープを剥がすと、縦横2cmほどの小型のカメラが出てきたというのである。カメラは稼働中だった。

 彼女は、所長にいいに行くと、預かっておく、処分するといい、持って行ってしまったのだ。

 彼女はSDカードを預かっていたので、見てみると、他の女性3人も盗撮されていた。

 所長にカメラを返して欲しいというと、捨てたと言い張るので、警察を呼んだそうだ。

 その後、所長は警察に自首したが、おかしいのは長谷工側のその後の処理である。

 所長は諭旨解雇にしたが、女性たちには、動画は削除したから、世の中にいわないでくれと、公表せず、隠蔽してしまったというのである。

 フライデーに対して長谷工側は、事実関係は認めたが、詳細については回答しなかったという。

 件の女性は、精神的ショックで体調を壊しているそうだ。

 長谷工さん、これはダメでしょう。

 ところで、男はいくつになっても女を追いかけるものだが、この人は、その中でも特別かもしれない。

「飯田グループホールディングス」は、売上高約1.3兆円を誇り、不動産業界第2位の大企業である。

 少し前に、ここの森和彦会長と歌手の華原朋美の「親密デート」がフライデーに報じられたが、今度は西河洋一代表取締役社長(55)が愛人2人と一緒に、西河の奥さんから、夫と2人の愛人によって著しい精神的苦痛を被ったとして、1億1000万円の損害賠償請求訴訟を起こされていると、文春が報じているのである。

 飯田HDの創業者は、飯田一男だが、彼が亡くなったため、彼の次女と結婚した西河が社長に就任したのだ。

 妻の父親の会社を引き継いだのだから、彼女に頭が上がらないのではないかと思うが、そうではないようだ。

 銀座の高級クラブの女性や別の女性と、熱海の別荘やラブホテルで、逢瀬を楽しいでいたという。

 だが、そのことは妻の知るところとなり、夫婦仲が冷え込んでしまった。妻は別居し、離婚を決意したそうである。

 文春の直撃に、西河社長は、「別邸等において、アトピーの治療用のクリームを女性たちに塗ってもらっていただけであり、女性たちとの間で不貞行為には及んでない」という何ともはやの回答を寄せ、妻も「支離滅裂」だと漏らしたそうだ。

 今年の株主総会では、森和彦会長ともども、相当厳しく責任を追及されるのではないか。こういうのを身から出た錆という。

 今週の第1位は、新元号「令和」にまつわる動きを追った新潮と文春の記事。

 令和の出典は漢書からではなく国書・万葉集から選んだという。

 安倍首相は、菅だけに美味し所を取られてたまるかと、首相会見を開き、SMAPの『世界に一つだけの花』まで出して延々と令和の由来を語った。その後もテレビを渡り歩き、この機会を自分の功績をアピールする場にしてしまったのである。

 安倍は、この元号には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、という意味が込められている」と話しているが、この2字のどこからそんなことが読み取れるのだろうか。

 同じ名前をつけている人は多いそうだ。新潮で、杉並区に住む山岸令和(72)さんの読み方は「のりかず」。軍人だった父親が易者につけてもらったそうで、「私の名前には“命令に従って和をもたらす”という意味が込められています」といっている。

「令」という漢字は、ネットの「漢字/漢和/語源辞典」によると、

「成り立ち 会意文字です(亼+卩)。『頭上に頂く冠の象形』と『ひざまずく人』の象形から、人がひざまずいて神意を聞く事を意味し、そこから、『命ずる・いいつける』を意味する『令』という漢字が成り立ちました」

 安倍の「安」を入れ込むのではないかという憶測があったが、さすがにそれはまずいと考えたのだろう。外国メディアの一部からは、「右傾化」の象徴だという報道もある。

 厳密には、漢書の中にこの言葉があるというから、純粋な国書からではないようだが、関係が冷え切っている中国に、今回の安倍首相の国粋主義的なやり方が、攻撃材料を与えることにはならないか。

 平成は、内外が安定して天地共に平和になるという意味があった。令和という文字からは、政治家や官僚たちが、われわれ民を跪かせ、平和は与えられるものではなく、銃をもって奪い取るものだと命じる姿が浮かぶ。杞憂に終わればいいのだが。

 新潮によれば、竹下内閣が「平成」と改元した後、消費税導入とリクルート事件で退陣に追い込まれた。昭和に改元した時は若槻礼次郎首相だったが、大蔵大臣の失言がきっかけで昭和恐慌が起き、内閣は総辞職に追い込まれている。

 大正の時も、西園寺公望内閣は、制定5カ月後に崩壊している。今回も5カ月後には消費税増税が待っている。公明党は早くから消費税はやるべきだという態度を表明しているから、「消費税増税を延期する」ことを大義に、参院選とのダブル選挙は甚だやりにくくなったはずだ。

 その安倍が、最後の思いを込めたのが、この元号選びではなかったのか。

 これほど中国離れを意識した安倍首相だが、この元号は中国ではどう受け止められたのだろう。

 文春オンライン(4月4日)で安田峰俊氏がこう書いている。

「今回、特に中国のメディアで注目されたのが、令和の元号が『脱中国化』のメッセージを持っているか否かという話題だった。人民日報傘下の大手紙『環球時報』が、元号の発表直後に『脱中国化』をいったん報じてから、『万葉集』の詩歌にも中国古典の影響が見られることや、令和の典拠が『万葉集』内の漢文で書かれた個所だったことを指摘して『中国の痕跡を消し去ることはできなかった』と見出しを修正して記事を差し替えたのが代表的だ」

 やはり漢字の本家だけある。安倍は、日本の書からとれば、中国色を排することができる、自分を支持してくれる日本会議なども認めてくれると考えたのだろうが、中国側にとってみれば、古いものから引っ張ってくれば、必ず漢字の痕跡は残っているはずだと今一度調べたら、やはりそうだったということであろう。

 私にはどちらでもいいが、今大事なのは、脱中国ではなく、距離を置きながらも中国と付き合っていく、対話外交こそが求められているのではないか。

 岩波書店が「万葉集」特需で沸いているそうだ。いいことだ。温故知新。古の賢人たちが教えてくれている。百田直樹氏のものではなく、今一度、真っ当な日本史を日本人は勉強し直す必要があるはずだ。

【巻末付録】

 今週は両誌ともに手抜きグラビアといってもいいかもしれない。現代は、「山崎真実が帰ってきた」。2004年のミスマガジンだそうだ。

 袋とじは、アメリカの「PLAYBOY」の表紙を飾って、プレイメイトに就任した渡辺万美の「プレイメイト・ヌード」。たしかに日本人離れした肢体である。NHKの朝ドラ『あまちゃん』に出ている時は知らないが、すごい迫力のあるボディを持つ女性が出てきたものである。

 ポストから。巻頭には「フレッシュスター誕生 外崎梨香 なでたいカラダ」。後半の袋とじは「世界が認めた愛人エロス 中丸シオン 美麗ヘアヌード」。化粧のせいかバタ臭い(古いね!)日本人離れした女性である。ロシアや中国で活躍しているというのがわかる。

 「河中あい 彼女が下着にきがえたら」。こちらは日本人男性好みの女性だ。というわけで、今週は引き分けだな。
(文=元木昌彦)

眞子さま・小室圭さん問題で「佳子さまの乱!」堂々“メディア批判”に週刊誌はどう答える?

今週の注目記事・第1位
「『佳子さま』炎上で問われる『秋篠宮家』の家庭教育」(「週刊新潮」4/4号)「奔放プリンセス佳子さまの乱全内幕」(「週刊文春」4/4号)

同・第2位
「ローラ『親密な夜』を撮った」(「FLASH」4/5号)
「ローラ『東京セレブ』デート」(「フライデー」4/12号)

同・第3位
「カルロス・ゴーン『神話への報酬』」(「週刊ポスト」4/12号)

同・第4位
「LIXIL『潮田くん、君は間違っている』」(「週刊現代」4/13号)

同・第5位
「NGT48AKS女社長が荒れさせた保護者会」(「週刊文春」4/4号)

同・第6位
「留学生が告白『東京福祉大はタコ部屋だった』」(「週刊文春」4/4号)

同・第7位
「イチローはどこで自分には『人望がない』と感じたのか」(「週刊現代」4/13号)
「イチロー父<独占告白>『引退します』試合前、そう言うと」(「週刊文春」4/4号)

同・第8位
「日本史上最高のIQ188 太田三砂貴くんは幸せになれるか」(「週刊現代」4/13号)

同・第9位
「厚労省泥酔課長の酒癖と女癖」(「週刊文春」4/4号)

同・第10位
「GACKT<違法営業疑惑>音声」(「週刊文春」4/4号)

同・第11位
「小池百合子<延命予算>が酷すぎる」(「週刊文春」4/4号)

同・第12位
「65歳以上を狙う『詐欺の子』たち」(「週刊現代」4/13号)

同・第13位
「老人ホーム倒産、ほぼ全財産喪失」(「週刊現代」4/13号)

同・第14位
「脚本家・倉本聰『ショーケンは天才だった』」(「週刊現代」4/13号)

同・第15位
「大塚家具久美子社長を救った中国人社長が助成金1・3億円不正受給」(「週刊文春」4/4号)

同・第16位
「アイドルを作った男/『私は出たくない』紅白を拒んだ南沙織」(「週刊文春」4/4号)

同・第17位
「元コーチから指導料未納の証文が届いた大坂なおみ不徳の父」(「週刊新潮」4/4号)

同・第18位
「死ぬまでSEX死ぬほどSEX イケる女性器、イケるセックス」(「週刊ポスト」4/12号)

同・第19位
「『平成の大横綱』の称号は誰の手に」(「週刊新潮」4/4号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 火曜日から日曜日まで、ハワイのマウイ島へ行ってきた。オアフ島は日本人観光客で一杯だったが、マウイでは日本人も中国人も見かけなかった。

 春休みなのか、子ども連れの白人が多かった。マウイはBig Islandと呼ばれるハワイ島の次に大きな島だが、鄙びた、昔のハワイはこうだったんだろうなと思わせる古い街並みや、レストランが多く残っている。

 滞在はたった丸4日間だから、忙しいだろうといわれるが、そんなことはない。行は6時間と少しでオアフ着。飛行機を乗り継いでマウイ島に着いたのが昼頃。

 リゾートのホテルのチェックインは午後4時。それまで浜辺に出て海を眺めていると、日本の時間とは違う“時間”が流れ始める。

 持っていった本など1冊も開くことなく、浜辺を散歩して、疲れたらプールサイドのバーでマイタイを飲む。

 夜は、スーパーで買って来たステーキ用の安い肉を、外にあるバーベキュー用の器機で焼き、ワインを飲みながら星空を眺める。

 ただそれだけの繰り返しであるが、これが何ともいえず心地いい。

 ハワイはどこにいても風が気持ちいい。これほどの風は、これまでいくつか行ったどこの国の風とも違うと思う。

 食べるものにやや難がある(味付けが濃く、ボリュームがあり過ぎる=新潮にいわせれば、超高カロリーの肥満、高血圧、糖尿病へ一直線)が、日本から持っていった醤油、ソース、タバスコで補うことができる。

 2年ぶりのハワイだが、前回も書いたが、日光浴をしている男女でKindleを読んでいるのを見かけない。

 少し前は、多くの観光客がKindleを読んでいたが、やはり、まだまだ文庫本やペーパーバックを超える手軽さ、読みやすさがKindleにはないからだ。

 ハワイの物価は東京と比べても高いとは思うが、風はただである。これと安いステーキ肉があれば、私にとっては「極楽浄土」。そのうえ、はち切れそうな若い水着美人たちを眺められるのだ。

 もっとも、隣にいるカミさんに見つかると、夜のステーキにありつけなくなるから用心しながらだが。

 さて、口明けは新潮から。白鵬が42回目の優勝で平成最後の大相撲を締めくくったが、新潮は、それが痛く気に入らないらしく、平成の大横綱は誰なのかと、6人の評論家やジャーナリストに選ばせている。

 第1位は貴乃花、3位が武蔵丸というのは私も納得だが、2位に稀勢の里というのは首を傾げる。

 白鵬の64連勝を阻止したことが評価されているようだが、横綱としての評価となると、目ぼしいものはない。

 私は、1位貴乃花、2位白鵬だと思うが、読者諸兄はどうだろう。

 このところポストも現代も、SEX記事がおとなしくなってきていたと思っていたが、今週は両誌ともにページを取って、力の入れようはハンパではない。

 特にポストは、現代の相続路線には対抗できず、歯医者ものの記事をやっていたが、内容はなかなかだったと思うが、読者はあまり食いつかなかったのではないか。

 今週も巻頭は「年金は『早くもらったほうがいい』これだけの理由」というお馴染みの話だが、もう聞き飽きたと思うのは、私だけだろうか。

 今回のSEX特集は、産婦人科医たちが教えるというのがミソ。これまでもやってきてはいるが、今回は気合が入っているように思う。

 たとえば、産婦人科医・高橋怜奈先生が教える『“中イキ”は早く動かしちゃダメですよ』。産婦人科医・丹羽咲江先生のアドバイス『吹きやすい体位があるんです』。膣トレーナー・西村理沙先生は知っています『“締まり”は体位でこんなに変わるのよ』などなど。

 やることはみなほとんど同じなのに、こうして見ると、なにやらムズムズとコーフンしてくるというのは、人間っておかしなものですね。

 話はガラッと変わる。テニスの大坂なおみが苦しんでいる。

 このままでは1位から陥落は時間の問題。新コーチとの間に何か問題でもあるのか?

 新潮は、そうではなく、子どもの頃、なおみにテニスを教えた元コーチから、指導料を払えと請求されていることが、相当プレッシャーになっているのではないかという。

 なおみは意外にプレッシャーに弱いそうだ。こうしたトラブルが起きた場合、父親のフランソワが対処するべきなのだが、元コーチとの間で契約書を交わしており、サインもしているというのである。

 新潮がいうように、大坂の名前が広がり始めているタイミングで、元コーチらに心づけを渡していれば、このような騒ぎにはならなかったのであろう。

 大坂のことだから、また強さを見せてくれるだろうが、心にはかなり大きな傷を残したかもしれない。

 さて、南沙織という歌手がいた。写真家の篠山紀信と結婚して子どもをもうけたが、まだまだ往時の美しさを残している。

 彼女には思い出がある。私のカミさんの弟は、若いころから沙織の大ファンだった。

 彼が結婚式を挙げる時、何としてでも、南沙織に出てもらいたくて、彼女の家を探し出し、「出席して頂けないか」という手紙を渡しにいったのである。

 一ファンの願いなど聞くわけはないと、私も思っていたのだが、南は出席してくれたのである。

 花嫁よりも目立つ凛とした美しさに、会場のほとんどの視線は彼女に釘付けになった。

 彼女への手紙の中に、彼女の心を打つ言葉があり、それが響いたのだろう。いわゆるアイドルらしくない彼女の生き方が、弟の結婚披露宴に来た人間の心に長く残ったことは間違いない。

 文春で、多くのアイドルを送り出した名プロデューサー酒井政利が、南について話している。

 沖縄出身の南は、持って生まれた音感を生かし、あっという間にアイドルの頂点に登り詰めたが、NHKの紅白歌合戦に出るのを嫌がったそうだ。

 紅白に出てしまえば、芸能界から引退できなくなる。早く沖縄に帰りたい、そう考えていたそうだ。

 そんな彼女が、引退しますと酒井に打ち明けた時は、同時に篠山と結婚することを決めた後だったそうである。

 大塚家具の大塚久美子社長は、会社を傾け、倒産するところまで追いつめられてしまった。

 もはやこれまでと思っていたところ、日中間の電子取引サービスを手掛けるハイラインズというところが、救いの手を差し伸べてくれた。

 やれやれだが、久美子社長の経営手腕のなさは万人が知るところなのだから、頃合いを見て、辞任させるのではないのか。

 文春によると、このハイラインズという会社の陳海波社長(46)は、かつて自分のつくった会社に助成金を厚労省から1億3000万円も受け取っていたのに、これが不正だったことが発覚し、全部返却させられた過去があったそうである。

 陳社長は、過去の話だし、全部返還しているのだから問題ないと主張しているが、久美子社長、あなたは美人だから、今度は男で失敗しないよう気をつけたほうがいい。

 ショーケンこと萩原健一が亡くなった。享年68。フライデーとも取材を巡って立ち回りをしたり、数々の女優と浮名を流したりと、ジェットコースターのような人生だった。

 現代で、脚本家の倉本聰が、演技力や器用さにおいては一種の天才でしたと語っている。

『前略おふくろ様』の撮影が始まる前、彼は銀座の料理屋で修業して、撮影が始まるころには包丁さばきがプロ級になっていたし、『ガラスの知恵の輪』の時には、ピエロに扮してパントマイムをやるシーンがあったが、普通なら2年かけて習得するところを、たった2ヶ月で覚えてしまったという。

 私は一度も会ったことはないが、一度酒を呑んでみたい男だった。

 ところで新元号が決まった。「令和(れいわ)」。出典は漢書からではなく万葉集からだという。

「万葉集にある和歌「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」(書き下し文)から二文字をとった」(朝日新聞DIGITAL/4月1日11時58分より)

「令」という漢字は、ネットの「漢字/漢和/語源辞典」によると、

「成り立ち 会意文字です(亼+卩)。『頭上に頂く冠の象形』と『ひざまずく人』の象形から、人がひざまずいて神意を聞く事を意味し、そこから、『命ずる・いいつける』を意味する『令』という漢字が成り立ちました」

 ややホッとした。噂の域を出なかったが、安倍晋三首相が、自分の一字「安」を押し込むのではないという風聞が流れていたからだ。

 何も後世に残るもののない安倍にとって、自分の一字を入れ込めば、歴史に残ることになる。だが、われわれ国民は、元号を書くたびに安倍のことを思い出すのではやりきれない。

 令和は何か冷たい感じがするが、慣れていけばいいのだろう。

 さて、やっと入った老人ホームが倒産したらどうなるのだろう。

 考えたくもないが、現代によると、昨年12月に大磯・二宮で特養老人ホームを運営していた社福法人が倒産しているし、3年連続で100件を超えているそうだ。

 老人ホームでは入居率8割、特養老人ホームでは9割を超えないと赤字といわれるそうである。

 では安全な老人ホームを見分けるにはどうしたらいいのか。介護・暮らしジャーナリストの太田差恵子は、入居者が8割以上、勤務歴が長い職員が多いこと、それに新規オープンしたところは内容が不明なので、慎重にという。

 同じ現代が、65歳以上を狙うオレオレ詐欺の連中は、日に日に進化していると報じている。

 連中の中には、大学生はもちろんのこと、中学、高校生まで加わっているケースもあるという。

 さらに、カモにするターゲットが一目でわかる「カモリスト」というのがあるそうだ。

 名簿屋という人間がいて、「関東在住の65歳以上のデータを500件ほしい」というと、500件×100円ですぐに提供してくれる。

 中には1件1000円のデータもあり、そこには、家族構成や学歴まで記載してあるという。

 さらに1件1万円もあるそうだ。これには、その高齢者がどれぐらい資産を持っているのかまで書いてあるのではないだろうか。

 今の時期は、「改元詐欺」というのが一番危ないそうである。

 ある日、「全国銀行協会」と記された封筒が届く。中には、「5月1日からの改元による銀行法改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードが、不正操作防止機能が付いたカードへ変更となりました」。

 封筒には、「キャッシュカード変更申請書」と書かれた書類が入っていて、銀行名や口座番号、暗証番号まで記入する欄まであり、今使用しているキャッシュカードを同封して返却するようにと書いてあるそうだ。

 これならオレも騙されそうだな。くわばらくわばら……。

 文春はまた今週も小池都知事が、自分が延命するためにどんどん予算をバラまいている実態を報じている。

 中でも、18年度補正予算に盛り込まれた公立小中学校体育館に冷暖房を設置するという、公明党の要望を、財務局が査定ゼロにしたのに、小池都知事の査定で、約99億円も付けたというのである。

 小池にとって公明党は命綱のようなもの。だからなんでもいうことを聞く。こんなことばかりやっていて、都民はほったらかしでは、再選は絶対にない。

 さて、GACKTというタレントがいる。私から見れば、普通のタレントだが、やれ味の違いがわかる、何でもよく知っているなどと、一味違った大物タレントのように扱っているテレビ局があるという。

 だがこの男、文春によれば、仮想通貨業者のブラックスターが手がけている仮想通貨「スピンドル」の広告塔になり、今買えばめちゃめちゃ儲かるといい、50億円以上を集めたそうである。

 しかもこのブラックスターは、仮想通貨の売買・交換などを行う金融庁への登録をしていないそうだ。

 購入した者の中には、大損したのもいるそうだが、GACKTらは上場直後、約7000万円も売り抜けていたというのである。

 これって詐欺じゃないのか? ゆめゆめ騙されないように。

 韓国の空港で泥酔した挙句、「アイ・ヘイト・コリアン」と怒鳴り、空港職員らに殴りかかった厚生労働省の武田康祐賃金課長(47)には呆れた。

 それも、文春によれば、国家公務員が海外渡航する際には事前に届け出が必要なのだが、それもしていなかったというのである。

 日韓関係が最悪の中、このような愚行を働けばどうなるか、この男には分からなかったらしい。

 厚労省も調査して厳正に対処するといっているから、処分の成り行きに注目しよう。

 ところで太田三砂貴という24歳の男性がいるそうだ。この人何とIQが、日本で一番高い188もあるというのである。

 東大生の平均が120といわれるそうだ。何しろ現代によれば、幼稚園児の時に、ひらがなのブロックや幾何学模様のメダルに夢中で、「世の中の美しい形には、ある一定の比率」、つまり黄金比に気づいたという。

 ピアノやヴァイオリンも習わずに弾け、交響曲まで作曲してしまう。

 こんな人間なら、東大か何かに入り、一生が保証されていると思うのだが、そうではないと現代はレポートしている。

 まず、高卒の両親は、教育方針から大学には行かせなかった。

 それに、今の東大の入試は暗記が主だが、彼は暗記が苦手なのだそうだ。

 今は、学位を取るために、地方国公立大学を目指して浪人中だという。

 何ともおかしな話だが、やはり親の都合で、高いIQを持ちながら、大学を出なかったため、その後の人生に苦しんでいる人もいる。

 日本という社会は、大学さえ出ていれば、高卒の優秀な人間に出世で負けることはそうそうない。おかしいじゃないか。学校など行かなくても才能があり、人類のために大きな仕事をした人間はたくさんいる。

 かえって大学にいるのは無駄だと考え、自分のやりたいことをやり、それで名を成したほうがいいのに、日本のやり方はそうなっていない。

 これでは、真の天才は出てこない。そう思う。

 イチローの引退は日本中を沸かせたが、一人だけ蚊帳の外にいたのがイチローの父親、鈴木宣之(76)であった。

 文春によれば、東京ドームに見に行き、試合の直前、イチローの妻の弓子夫人が来て、「お義父さん、今日試合が終わったら引退します」と告げたという。

 彼は、チチローといわれ、文字通り精魂込めてイチローを育て上げた。

 一卵性双生児のように仲の良かった時期もあったが、弓子と結婚するのに大反対したため、以来疎遠になったという。

 だがそのイチローも、引退を発表してから変わってきたそうだ。

 弓子夫人から、「ゴルフを一緒にやりたいといっています」と伝えられ、近々、やる予定だそうだ。

 現代は、会見でイチローが「僕は人望がないから監督は無理」だといったことにこだわり、本当にそうか検証している。

 イチロー、野茂英雄、長谷川滋利、田口荘などの教え子をメジャーに挑戦させた名伯楽・仰木彬監督は、大酒のみで女性関係も派手だったが、人望はあった。

 イチローはそういうタイプではないが、スポーツジャーナリストの二宮清純のいうように、「監督に向いているかどうかは、選手本人にはわからないことだ」。オレ流の落合博満だって、監督で4回も優勝している。

 イチローの監督姿も見てみたいものである。

 ところで、東京福祉大学というのはひどいところだ。昨年1年間で受け入れた約2700人の研究生のうち、約700人が姿を消してしまったというのだから。

 初め聞いたときは、この700人が集団自殺でもしたのかと思った。

 そうではなく、この大学にいても日本でいい職に就けることなどないと、集団で逃げてしまったそうだ。

 学生を収容するために、コンビニの2階や、銭湯まで借りあげていたという。

 なにしろ、大学の創設者で事務総長を務めた中島恒雄は、08年に女性職員への強制ワイセツで実刑判決を受けたが、収監中にも、「留学生をたくさん取れ」と指示していたそうだ。

 入れてしまえば、後はどうなろうと知ったことはない。こんなところへ入れられた留学生たちが哀れである。

 NGT48の山口真帆(23)が、アイドルたちを食い物にしている連中に暴行された事件は、一向に収まる気配がない。

 その理由の最大のものは、運営会社のASKの無責任極まる対応のためだが、第三者委員会の調査報告書が出たのにもかかわらず、その説明を父兄にしている間にも、山口は「何で嘘ばかりつくのでしょうか」とツイッターで反論していた。

 嘘で塗り固めて事態を収めようという運営側と、それに納得しない少女たち。メディアも企業も、ここから離れていっている。

 こんな商法を生み出した元凶の秋元康は、陰に隠れて出てこない。これこそが、この商法のいかがわしさを物語っていると思う。

 LIXILというのは、イナックスとトステムというのが統合してできたそうだ。今やグループ全体で社員6万人の大企業だ。

 だが、去年から、CEOの潮田洋一郎(65)のワンマンぶりが目に余り、瀬戸欣哉CEOの職を独断で解き、自らがその席に座ってしまったのだ。

 今年の5月には、臨時株主総会を開き、潮田の解任決議を行うといわれているそうである。

 現代で、イナックスの創業者の三男で、会長も務めた伊奈輝三(81)が、潮田を批判している。

 昨年10月以降、株価は2割近くも値を下げているという。それにこうした騒動に嫌気をさした従業員たちが次々に辞めていっているそうである。

 由々しき事態のようだが、伊奈は、会社は社会のもので創業者一族のものではない。潮田も、自分の為ではなく会社のためにやっているのだと思うが、株主や周囲の人ときちんとやっていってほしいと話す。

 当然の言葉だが、残念ながら迫力に欠ける。こうした“いい人”ばかりだから、会社が混迷しても、直言できる人材が出てこないのだろう。危うし! LIXIL。

 やはり混迷する日産自動車のカルロス・ゴーン問題だが、副社長や共同会長としてゴーン体制を支えた小林至(77)が、ポストで、なぜ救世主が独裁者に変わったのか話している。

 小林は、現在の西川社長の知らない当時の内情を知る立場だが、内容に見るべきものはない。

 ゴーンは非常時に強い。在任期間が長すぎて、矩を超え、日本人を甘く見るようになった。この危機を乗り越えるために西川と団結して頑張ってほしいなどなど。

 今彼が語らなくてはならないのは、ゴーンのことより、なぜ日産が一人の人間に蹂躙されるようになってしまったのか、日産のどこに間違いがあったのかであるはずだ。

 このような会社が、再び立ちあがれるのか、心配である。

 さて、ローラ(28)の華麗な交友を、FLASHとフライデーがともに掲載している。

 FLASHの方は凄いぞ。場所はビバリーヒルズの路上。

 相手は、映画『戦場のピアニスト』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ(45)である。

 一緒にいるだけで絵になる。彼は親日家で、女好きでも知られているという。ローラ危うし!

 フライデーのほうは、IT企業のおっさんと、一緒にスッポンを食べたというのである。

 どうやらこのおっさん、ローラのパトロンではないかというのだが、どちらにしても、ローラほどの女に群がる男は、世界中にいるということだ。私にとっては悲しい現実だが……。

 さて今週の第1位は、文春、新潮ともにやっている「佳子の乱」である。

 私も、佳子さんの出した文書を見て、すごいことをいったものだと感涙にむせんだ。

 皇室の歴史の中で、これほど勇気ある発言をしたのは、私が知る限り、皇太子の雅子妃に対する宮内庁や報道への反論以外は知らない。

 国際基督教大学(ICU)の卒業式に出席した佳子さんは、大学構内で記者団の写真撮影に応じ、「充実した学生生活を送ることができ、感謝しています」と述べたという。

 朝日新聞DIGITAL・3月22日16時30分によると、

「佳子さまは卒業にあたり、宮内記者会の質問に文書で回答し、『一つの分野を集中的に学んだ経験も、幅広く学んだ経験もこれからの仕事に活(い)かすことができれば』と記した。
 佳子さまは文書で、延期となっている姉・眞子さまと小室圭さんとの結婚についての質問にも答えた。『私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています』とし、『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい』と記した。
 眞子さまについては『いつでも私の味方でいてくれました』と振り返り、『いつもありがとうと思っています』と感謝した。
 また『姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが、メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています』と言及。『今回の件を通して、情報があふれる社会においてしっかりと考えることの大切さを改めて感じています』と述べた。過熱する報道などを念頭に置いた発言とみられる。
 一方、自らの結婚は『遅過ぎずできれば良い』とし、相手がいるかどうかについては『今後も含めお答えするつもりはございません』とした」

 姉の眞子さんの小室圭との結婚問題に踏み込み、お姉さんは一途に思っているのだから、その意思を尊重してといい切ったのである。

 それに加えて、これについての一連の報道に対しても、嘘か誠か分からない報じ方に、自分でしっかりと考えることが大切だと、報道への疑問をハッキリと述べたのである。

 さあ、この報道の対象は週刊誌であろう。この佳子発言に、週刊誌はどう答えるのか、答えないのか。

 文春で皇室記者が、「まさかここまではっきり仰るなんて……」とあ然としている。

 文春によれば、佳子さんと両親との仲は、秋篠宮が手をあげることもあったそうで、以前からしっくりいっていなかったという。

 だがそうであっても、娘としては、父親がこの結婚に前向きでないのに、それに反旗を翻すのは相当な覚悟がいったこと、間違いない。

 文春は、この文章は秋篠宮夫妻は事前に目を通しているはずだが、子どもの自主性を尊重してきた手前、手を入れるようなことはしなかったという。

 文春の全体のトーンは、それほど厳しいものではない。だがこのままではと考えたのだろう。

 皇室ジャーナリストの山下晋司にこういわせている。

「皇族は『国民とともに歩む』存在であり、ご結婚には公的な側面が絡んでくるのも事実です。例えば、結婚に伴なって国庫から一億円以上の『一時金』が支給されます。佳子内親王殿下は、そのことについてはどのようなお考えなのか、気になりました」

 小さいことを気にするものだ。佳子さんなら、それだったら私はもらいません、そういうだろう。

 俺たちの税金を小室圭なんかにやりたくないなどと、国民の多くがいうだろうか。

 それに結婚は庶民にとっても公なものである。皇室だけが特別ではないと思う。

 新潮はどうか。こちらは凄い。何しろ、どこのニュースサイトかは知らないが、「国民のことをまるで考えていない思慮の浅い言葉でした。悠仁様は、大丈夫なのか」という、批判が多く寄せられているというのである。

 そして、「その文言を読む限り、皇族というお立場を理解なさっていないとの指摘は止むを得まい」と切り捨てるのだ。

 これはご両親への宣戦布告で、学習院へ行っていれば違っていたのにと、秋篠宮家の教育方針にも疑問を呈するのである。

 こうした娘たちの反乱に、父親である秋篠宮は、このところやせて、心ここにあらずという態だという。

 この佳子さんの反乱の次は、眞子さんの反乱も起こるに違いない。姉妹の「自由をわれらの手に」という闘争の火ぶたが切られ、さらに広がるのではないか。

 めでたく眞子さんと小室圭さんの結婚がまとまった時、週刊誌はその同じ筆で何と書くのだろう。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずは現代から。「出口亜梨沙、Gの衝撃-関西で大ブレイク中の『巨乳すぎるリポーター』」。こんなレポーターなら取材されてみたいね。

 袋とじは「60歳からの『愛とSEX』/秘密の習い事」。女性誌『anan』の物真似だが、ここまでやると、現代のオリジナルといってもいいのではないか。難をいえば、もっと写真を大きく使ってくれないかな。

 ポストは、「私がエッチな写真を投稿する理由-人気グラドルたちの仁義なきインスタ戦争」

「ハワイでパンツを脱がされちゃいました・・元東北放送アナウンサー・薄井しお里」「シリーズあの頃のわたし/釈由美子-最新撮り下ろし&貴重写真集復刻」
最後は「乱れて、揺れる!日本一美しい全裸騎乗位SEX-3人の女優が魅せた!」。釈由美子がやはりいいね。

 今週は、どちらも決め手に欠けると思う。よって引き分け。
(文=元木昌彦)