日韓関係の悪化がク・ハラを追い詰めた? ジャニーズをお手本とした韓国芸能界の非道な仕組み

今週の注目記事・第1位「KARAク・ハラを追い詰めた『日本へ帰れ!』の罵声」(『週刊文春』12/12号)

同・第2位「『桜を見る会』絶体絶命 イチロー『国民栄誉賞はいりません』安倍首相が青ざめた4度目のNO」(『FLASH』12/17号)

同・第3位「『桜を見る会』飲食受注業者は明恵夫人の親友だった」(『週刊文春』12/12号)

同・第4位「今度は反社騒ぎの『桜を見る会』渦中の『暴力団総長』が実名証言!」(『週刊新潮』12/12号)

同・第5位「酒井法子(48)が惚れた『年収6千万円』上場企業専務(49)熱愛撮」(『週刊文春』12/12号)

同・第6位「『天皇陛下』を抱き込む『安倍総理』」(『週刊新潮』12/12号)

同・第7位「小室圭さんが宣言『2021年まで一度も帰国しない』」(『週刊文春』12/12号)

同・第8位「眞子さま(28)『小室圭さん(28)と結婚宣言』2月発表へ着々準備中!」(『女性自身』12/17号)

同・第9位「私は沢尻エリカに大麻とMDMAを売った」(『フライデー』12/20号)

同・第10位「アメフトだけではなかった『慶応大学応援部』の覗き・パンティ泥棒」(『週刊新潮』12/12号)

同・第11位「『SNS』で子どもが誘拐・監禁される『家族の肖像』」(『週刊新潮』12/12号)

同・第12位「大勲位・中曽根康弘元首相が残した箴言『安倍君、個人的感情を抑えなさい』」(『週刊ポスト』12/20・27号)

同・第13位「ミステリーベスト10 2019年」(『週刊文春』12/12号)

同・第14位「『Nスぺ』で大論争が起きた 白米は『長寿食』か『短命食』か」(『週刊ポスト』12/20・27号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代が合併号でお休み。早速いこう。

 ポストによれば、白米は長寿食だという。11月24日に放送されたNHKスペシャル『食の起源 第1集「ご飯」』は大きな反響を呼んだという。

 中でも、「糖質こそが人間の活動で最も重要なエネルギー源です。それを制限することは、深刻な病気リスクの高まりを意味します」と語った、米シモンズ大学教授のテレサ・ファン博士(ハーバード公衆衛生大学院でも非常勤教授を務める)の研究に驚きの声が上がったという。

 長年日本の食卓の主役にあった白米だが、近年はダイエットブームもあり、炭水化物抜きダイエットや糖質制限を実践する人が増加している。

 Nスペでは、石器時代までさかのぼって白米の主成分である糖質の功績を紹介している。200万年前に人類が火を使って木の実の調理を始めたことで、多くの糖質が体内に入るようになり、そのエネルギーで人間の脳が巨大化し、知性が向上したことを「第一の食革命」と伝えている。

 さらに1万年前、日本人の祖先が米を主食に選んだことで、糖質、タンパク質、植物繊維などの栄養素を効果的に摂取できるようになったことを「第二の食革命」としている。

 糖質制限による健康リスクに着目した研究はこれだけにとどまらない。

「研究前は高脂肪食グループが最も短命と予想しましたが、フタを開けると糖質制限のマウスの寿命が最も短くなりました」

 こう話すのは、東北大学大学院農学研究科の都築毅准教授だ。

「白米などの糖質を制限すると、タンパク質の摂取比率が多くなります。すると、細胞が不良タンパク質をリサイクルする『オートファジー(細胞の自食作用)』が抑制され、細胞内のゴミを処理することができず、健康リスクが増加します」(都築准教授)

 実際、12年にハーバード大が約4万3000人を対象に、食事と糖尿病発症の関連について発表した研究結果では、「糖質の摂取減」と「タンパク質の摂取増」が同時に起きると、心筋梗塞や脳梗塞といった血管の障害が増加したそうである。

 Nスペにはラオスの奥地に住み、かつての日本人のように多くの白米を食べている少数民族が登場した。彼らの腸内細菌には、脂肪燃焼を促したり、免疫機能を高める効果につながるプリボテラ菌が全腸内細菌の2割以上を占めた。同番組の調べでは、現在の日本人にもプリボテラ菌が7.5%存在しており、Nスペは、「健康を守る腸内細菌が受け継がれている」と紹介していた。

「実は白米抜きなどの糖質制限が、糖尿病の原因になる可能性があるんです」

 そう指摘するのは浜松医科大学名誉教授で内科医の高田明和だ。

「糖質制限で体内のブドウ糖が不足すると、『コルチゾール』というホルモンが分泌されて、筋肉を分解して糖を生み出す『糖新生』という反応が起こります。その際、コルチゾールはせっかく上がった血糖値を維持するために、血糖値を下げる働きをする『インスリン』の効きを悪くします。結果として血糖値を低くコントロールすることができず、糖尿病になる可能性があります」

 何でも「いい加減」にやらないといけないということである。

 ところでポストにこんなお詫びが出ている。

「本誌19年3月22日号の記事『有名人の実例に学ぶ賢い相続術』の中で、『大橋巨泉さんに4億5000万円の遺産があり、妻の同意のもとで、前妻が半分を相続した』旨を記述しましたが、ご遺族から『遺産額などすべて誤りである』との指摘がありました。訂正し、ご遺族に取材をしなかったことも含めて、お詫びいたします」

 取材をしないで書いたのか。それでは全面お詫びも致し方ない。

 ところで12月4日、中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され、殺害された。73歳だった。

 九州大学医学部を卒業して医師免許取得後、1984年からパキスタンの州都ペシャワールに赴任して以来、20年以上にわたって医療活動に従事してきた。

 その後、アフガニスタンに活動の拠点を移し、水があれば多くの病気と帰還難民問題を解決できるとして、枯れた井戸を再生し、ガンベリー砂漠まで25kmを超える用水路完成に尽力した。

 なぜ殺されたのかは不明だが、惜しい人を失った。政府は、彼にこそ国民栄誉賞を与えるべきではないのか。

 文春の今週の注目記事は恒例の「ミステリーベスト10」だろう。国内部門の1位は予想通り、横山秀夫の『ノースフライト』(新潮社)だった。ミステリーとしてよりも、上質な文学作品という趣だ。

 2位は奥田英朗の『罪の轍』。奥田にはやはり東京五輪を背景にした『オリンピックの身代金』という傑作がある。3位は今村昌弘の『魔眼の匣の殺人』(東京創元社)。今村は『屍人荘の殺人』が1位になったことがある。私は読み始めたが、ゾンビがうじゃうじゃ出て来るところで本を閉じた。私好みではない。

 4位は米澤穂信の『Iの悲劇』。5位に相沢沙呼の『medium霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)。

 私のお薦めは8位の高村薫の『我らが少女A』だ。

 海外部門の1位は、去年も『カササギ殺人事件』で1位になったアンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』(創元推理文庫)。まだ未読だが、読んでみよう。

 2位はスチュアート・タートンの『イヴリン嬢は七回殺される』(文藝春秋)。3位がピーター・スワンソンの『ケイトが恐れるすべて』(創元推理文庫)。

 4位に劉慈欣の『三体』(早川書房)が入っている。7位には陳浩基の『ディオゲネス変奏曲』(ハヤカワ・ポケット・ミステリー)、9位に雷鈞の『黄』(文藝春秋)が入っているのが今年の特色であろう。

 中国、香港と、アジアのミステリー作家たちの作品が読まれるのはいいことだ。中でも『三体』は傑作だ。

 5位はドン・ウィンズロウの『ザ・ボーダー』(ハーパーBOOKS)。

 お次はポストから。

「安倍君は自分の人事、あるいは人を信用するということについて、厳しい反省をした。押し寄せた感情を正直に出し、人情家の一面が露呈した。ただ、総理として慣れていれば、個人的感情を抑えることができたかもしれない」

 安倍首相の「桜を見る会」の相次ぐ問題が露呈する中、101歳で亡くなった中曽根康弘元総理の最後の、安倍への箴言に聞こえるが、そうではない。

 この言葉は、今から12年前、「消えた年金問題」や同じく閣僚の不祥事に苦しんでいた第一次政権時代の安倍首相に向けて、中曽根が語った言葉だったという。

 この時、ポストは中曽根に取材を申し込んで、「安倍晋三君への叱咤」というタイトルで掲載したそうだ。

 その時、中曽根は安倍の弱点をこう喝破したという。

「小泉(純一郎)君はいつも鎧兜を身につけていたが、安倍君は普通の着物をきているだけだ。なにしろ新聞記者諸君は雨あられのように弾を撃ってくるから、総理大臣たるものその心構えがいる。安倍君はまだ経験が足りないようだね」

 中曽根はいい意味でも悪い意味でも、ウルトラ保守であった。しかし、彼は戦争への嫌悪感は隠さなかった。

 常々、こういっていた。

「われわれの年代というのは、戦争を経験し、敗戦の屈辱をなめて、早く米軍を返して独立国家を回復しようという一念がありました。そして政界に入り、あるいは学界に入り、財界に入り、文学界に入って一生懸命、努力しあった。

 ところが、今の政治家たちは、私たちからいわせれば実務的優等生で、臨床的対応はやっているけれども病理学を知らない人が多い。それだと結局、官僚的優等生になってしまう。先輩がいったことや前の法制局長官がいったことを遵守していかなければ国の秩序が乱れてしまう、自分の地位が危なくなってしまうという考えが先行する。

 そして、戦後50年経って冷戦が終わり、各国がソ連、アメリカの陰でうずくまっているのではだめだと、おのれのアイデンティティを回復しようとし始めた。その自覚の中で日本だけが漂流してきた。国民のほうは、少しずつ国家というものに目覚めてきていますけどね」(04年1月16日号、石原慎太郎との対談)

 まあ、中曽根のように骨っぽい政治家では、今のメディアは太刀打ちできないが、安倍のようなへっぴり腰なら、反論する前に逃げてしまうから、メディアはもっと攻め込むべきである。

 さて、SNSを通じて、見も知らない男に誘われ、のこのこついていく女の子が各地で続発していることは、先週触れた。

 新潮はその続報として、情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」がやっている「未成年者の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」の驚くべき結果を報じている。

 この調査は、2011年に始まりすでに12回を数え、最新の調査は今年4月、10~18歳の618人を対象に行われたという。

 その中に「SNSなどのネットで知り合った人と、会った、会いたいか」という質問に、小学生は50.8%、中学生は44.8%、高校生は59.8%が「イエス」と答えているのである。

 女子高生に限ると約70%まで跳ね上がるという。さらに驚くのは、ネット上のどういった事件で当事者になりうるかという質問に対して、「誘拐・拉致・乱暴・殺害」になりうると答えたのは、小学生が6.3%、中学生が2.9%、高校生が9.7%しかいなかったそうだ。

「SNSで知り合った人とリアルで会わないほうが不自然で、会ったからといって身の危険に晒されることはないだろう」(新潮)と考えていて、17年に座間市で起きた9人の「強盗・強制性交殺人事件」など、まったく影を落としていないようだ。

 親も含めて、この「無知」を正さない限り、第2、第3の座間事件が起こるのは間違いない。しかし、いい解決方法はなかなか見つからないだろうな。

 ところで、週刊文春の部数の落ち込みが止まらない。ABCによる2019年1月~6月の販売部数は28万7241部で、前期比91.53%、前年同期比だと85.58%という惨憺たるものだ。

 さらに酷いのは週刊新潮だ。20万部を切り19万7735部で、前期比で92.45%、前年同期比では何と78.65%である。週刊ポストも19万401部と下げ止まらない。

 週刊現代だけが20万8014部で目減りが一番少ない。他ではフライデーが8万865部、週刊朝日が7万3914部、FLASHが5万1943部、サンデー毎日が3万7971部である。

 スクープを売り物にしている文春、新潮がともに大きく部数を落とし、年金、病院、薬、ヘア・ヌードグラビアが売りの現代が横ばいというのは、週刊誌という媒体の役割が終焉を迎えつつあると思わざるを得ない。

「『文春オンライン』の11月の純PV(自サイトでのページビュー)が、月間3億495万PV(GoogleAnalytics調べ)を記録し、開設以来初の3億PV超えを達成した。外部配信先での閲覧を加えた総PVは月間6億2703万PV。UU(自サイトでの閲覧者数)は月間3867万UUを記録。純PV・総PV・UUともサイト開設以来最高の数字である」(【文徒】2019年(令和元)12月5日より)

 ネットに注力すればするほど紙の部数が落ちていくというジレンマから、文春は抜け出せるか。注目して見ていきたい。

 慶應大学では、ハレンチな不祥事が続発していると新潮が報じている。10月にはアメフト部が合宿中に、露天風呂に入っている女性部員を盗撮したとして、無期限の活動自粛になり、11月には下着を盗んだ教授が現行犯逮捕された。

 今度は、「応援指導部」の中のリーダー部の女湯覗き、パンティ泥棒が明るみに出たというのである。

 私たちの学生時代は、女湯覗きは「肝試し」だと、見つかっても若気の至りで許されたものだったが、パンティを盗むのはれっきとした犯罪だろう(覗きもいかんのだが)。

 これだから、バカダ大学OBに「三田の色魔」なんていわれるのだ。福沢諭吉先生の理念「気品の泉源、知徳の模範」が泣いているぞ。

 朝日新聞が週刊現代になった? 12月8日の朝日の朝刊を見て驚いた。一面にデカデカと「高齢者、高リスク薬多用 睡眠・抗不安、処方80代ピーク」とあるではないか。

「のみ続けると転倒や骨折、認知機能の低下を招きやすいとして、高齢者はできるだけ使用を控えるべきだとされている睡眠薬や抗不安薬が65歳以上に多く処方され、ピークは80代だった。厚生労働省のデータをもとに朝日新聞が解析し、リスクの高い薬が多用されている実態が浮かんだ」

というのだ。

 こんなことは現代が何度も書いている。朝日は現代の後追いではないか。

 私は長年のハルシオンとデパスの愛好者である。これを一緒に服用するのはよくないことは、よく知っている。

 立川談志師匠は、ビールを飲みながらハルシオンとデパスをガリガリかじっていた。

 それで体調を崩し、自分から、ビールとハルシオンとデパスを断つために入院した。

 以来、ぷっつりとその習慣をやめ、体調を戻し、高座に復帰した。

 だが、その3つを一緒にやらなければ、そう心配することはないと、私は勝手に思っている。

 認知症への影響は私にはわからないが、もはや手遅れかもしれない。

 さて、沢尻エリカは違法薬物MDMAを所持していたとして起訴された(6日に保釈金500万円を払って保釈された)。一部には不起訴説が出ていたが、そう甘くはないということだ。

 前にも書いたが、沢尻の薬物歴は10年以上にもなる。フライデーが、ロンドンで沢尻に大麻やMDMAを売ったという「密売人」が告白している。

 08年から4~5回、ロンドンのオールド・ストリート駅近くのクラブ「C」で落ち合ったという。

「初めて会ったときの沢尻容疑者は、ツバの広い帽子で顔を隠し、コソコソした様子でした。クラブの中で私がドリンクを購入する列に並んでいたら、その列に割り込んできた女の子がいたんです。(中略)彼女は目立たないように大麻とMDMAを購入し、1時間ほどで帰っていきましたよ」

 全部で大麻を計85g買ったそうだ。通常、3.5gで1~2週間といわれているそうだから、数か月は持つ量だったという。

 フライデーは、沢尻とかつて付き合っていた芸能人たちが戦々兢々としていると報じているが、女を見る目がなかったのだから自業自得であろう。

 さて、秋篠宮の誕生日会見をめぐって、いろいろな見方、推測があってもいいが、ほとんどの週刊誌が、眞子さんの結婚を認めないという方向で記事を書いているのに、女性自身は正反対の見方をしている。面白ものだ。

 秋篠宮が2月までに何らかの発表をしなければいけないだろうといったが、自身は、眞子さんが何らかの肉声を出すとしたら、今でも小室さんに対する気持ちは変わらないというものになるのではないか。

 そうすればこの結婚は一気に実現の方向へ動き出す可能性が高いと見ているのだ。

 なぜなら、2人の結婚に対しては、平成の天皇が「裁可」しているから、眞子さんが結婚の意思をはっきりさせたら、秋篠宮が、それを阻止するような動きはとれないというのである。

 金銭トラブルはさておいて、眞子さんが公務を誠心誠意臨まれてきたこと、小室が将来のために勉学に励み、好成績を収めてきたことなどが、眞子さん自身の手によってアピールされれば、それを止める手立てはないというのだ。

 果たしてそううまくいくのか。2月はもうすぐだ。

 小室圭の動きはどうか。2月に眞子さんと2人で、何らかの意思を公表するとすれば、もう時間はない。

 そのためには、小室の大学が休みになる年末年始に帰国するしかないが、果たして小室の帰国はあるのか?

 文春はズバリ、小室圭は2021年まで1度も帰国しないといっていると報じている。しかも、母親の金銭トラブルのほうも少しも進んでいないから、秋篠宮でなくとも、「いい加減にしろ」といいたくなる。

 だが、眞子さんも結婚する意志に変わりはないといわれているし、小室も「残り一年半、眞子さまが渡米しない限り会えないことになりますが、気持ちが冷める気配は微塵もないようで、今でも結婚を強く望んでいます」(2人のことをよく知る関係者)

 2人をよく知る関係者って誰なんだ? といいたくもなるが、何はともあれ、この恋愛が成就したら、間違いなく「世紀の恋」として、小説、映画になるのは間違いないだろう。

 新潮が、安倍首相が今の天皇に度々会い、抱き込もうとしていると報じている。

 たしかに、「御代替わりの内奏(天皇に対して国務大臣などが国政の報告を行うこと=筆者注)は、すでに7回に及びます」(宮内庁関係者)と、かなりの回数である。
 9月に、新潟の国民文化祭から天皇が帰ってくるときも、東京駅に出迎えに駆け付けたという。11月26日にも、奈良・京都へ行幸啓する両陛下を、安倍は東京駅で見送りをしている。

 新潮によれば、平成時代は、安倍が鉄道駅で両陛下を「お見送り」「お出迎え」したのは、退位間近の今年の4月17日、1回だけだったという。

 自分に批判的だった上皇のようになられては適わないと、天皇に度々会い、手懐けようとしているのではないか。その先に何を考えているのか、注視していかなくてはいけない。

 文春に、2009年に覚せい剤取締法違反で夫と共に逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた“のりピー”こと酒井法子(48)が、上場会社専務(49)と熱愛していると報じ、2人を激写している。

 酒井は芸能界活動を中止し、夫とは離婚して小学生の長男と共にひっそりと暮らしていた。だが、中国や台湾で人気があり、少しずつ芸能活動を再開し、ディナーショーなども完売するほどに復活してきたという。

 すぐに50になる元アイドルと付きあっているのは、M&Aの仲介を担う東証一部の「日本M&Aセンター」の大槻昌彦専務だそうである。

 大槻は独身で、熱烈な酒井ファン。結婚したいという意思があるそうだ。

 覚せい剤中毒はよほど意志が強くないと、再犯率がすこぶる高い。彼女もそうだが、清原和博も、必死に自分を制しているに違いない。清原の別れた妻も、最近では、夫にエールを送るようになってきているようだ。この2人は応援したくなる。

 さて、「桜を見る会」の話題が今週も多い。その話題を3連発。

 前夜祭と桜の会に反社の人間が出席していたことも明らかになっている。中でも、菅官房長官と一緒に写っているAという人物は、新潮によれば、大阪で地下格闘技の団体をやっていて、そのうち飲食店などから「みかじめ料」を巻き上げるようになり、地元の暴力団とケンカ沙汰になってしまったそうだ。

 その後沖縄に渡り飲食店をやっているといわれるが、詐欺、傷害など多彩な前科のある人物だという。

 そんな物騒な人間もかなり紛れ込んでいたようだから、ちょっとしたきっかけで暴力沙汰やテロ事件が起きても不思議ではなかった。安倍首相夫妻は、血染めの桜吹雪が舞い散る光景を見ることになったかもしれないのだ。

 文春は、13年からこの会に飲食を提供している「ジェーシー・コムサ」という会社は、安倍の妻・昭恵の大学時代の先輩で親友の夫がやっていると報じている。

 アーネストM・比嘉というハワイ出身の日系三世で、アメリカの「ドミノ・ピザ」を日本に持ち込み、宅配ピザを根づかせた人物だという。

 比嘉は、安倍首相とは30代からの付き合いで、ワイフから安倍と昭恵を紹介されたそうだ。

 文春によると、13年にはコムサの受注額は約970万円だったが、今年は約2200万円にもなっているという。受注業者の選定は、「企画選定方式」がとられているが、13年以降は他社が受注したことはないそうである。

 比嘉は、安倍首相夫妻とは年に1,2回会うだけだというが、安倍の刎頚之友・加計孝太郎も、安倍の紹介で会ったことがあると話している。

 ここでも、安倍首相夫妻の、自分の親しい人間たちに便宜を図る“悪癖”がでているようだ。

 さらに今年4月には債務超過を隠して会員を勧誘したとして、特定商取法違反の疑いで家宅捜索を受けているマルチ商法のジャパンライフ・山口隆祥元会長にも、首相枠で桜の会の招待状が届いていた問題もある。

 山口は出席しなかったが、招待状の写真をパンフレットに掲載していたことから、マルチ商法に悪用されたという批判からは免れまい。

 この問題で追い詰められている最中の11月26日には、イチローと会食していたと文春が報じている。

 文春は、イチローが「日本の野党やメディアは酷い。もっとやることがあるのに、海外から見ているとバカらしい」と安倍にいって、安倍は「イチローさんはわかっている」とご満悦だったと首相周辺が話していると報じている。

 だがFLASHは全く違う話だったと報じているのである。同誌は、その場で、安倍首相が「国民栄誉賞を受けてもらえないか」と打診したが、イチローは「国民栄誉賞はいりません」と断ったというのだ。

 これで実に4回、イチローは国民栄誉賞を断ったことになる。イチローは、オリックスの井上亮社長と三井住友銀行の高島誠頭取と一緒に安倍に会ったと、FLASHの方が文春よりも詳しいから、私は、こちらの説を取る。

 さらにFLASHによれば、その翌日は、横浜FCの三浦知良が菅を訪ねたという。J1昇格を報告しに行ったということのようだが、落ち目の菅が、キング・カズの人気にスガったという図のようである。

 今週の第1位は、日韓関係の悪化は、日本でも人気のあったK-POPのKARAの元メンバーだった女性歌手を自殺に追い込んだと報じた文春に捧げる。

 私は韓国の芸能界事情には詳しくないが、アイドルグループ・KARAの元メンバーだったク・ハラが自殺したというニュースには、無関心ではいられない。

 28歳の若さで亡くなるまでには、韓国の芸能界の非道な仕組みがあったようだが、文春によると、「韓国芸能界の事務所は、日本のジャニーズ事務所を手本」としているというのである。

 たしかに、韓国の中堅事務所社長が話しているように、アイドルやアーティストになるためには、事務所のオーディションで練習生となり、数年間のレッスンを受け、デビューするのが普通だそうだが、この間のレッスン費用から生活費までを事務所側がほぼ全額負担する。

 休みなく練習をさせ、中にはデビューまでに1グループあたり10~15億円もかける事務所もあるそうだ。だから、事務所側は、投資した金額を回収するため、当初は給料を払わない、払うようになっても、事務所側の取り分が多くなるような不平等な契約をするそうである。

 したがって、売れてきても年収が日本円の2万円程度だったり、辞めたいというと、「お前らにいくら注ぎ込んだと思うんだ」と恫喝して、辞めさせない事務所が多いという。

 システムといい、事務所側の取り分を圧倒的に多くするなどのやり方は、日本で横行している芸能事務所のやり方と同じではないか。

 さらに韓国では、パトロンへの枕営業も強要されるそうだ。

 ク・ハラは、2008年にKARAとしてデビューし、2011年には紅白歌合戦にも出場を果たした。だが事務所側の取り分が多すぎることで対立し、KARAは事実上、解散に追い込まれる。

 日本で大ブレイクしたことで、「親日家!」「日本に帰れ!」という罵声がネット上で浴びせられたという。

 交際相手とのトラブルから、法廷闘争にまで発展したことで、5月には一度目の自殺を図っている。その後、彼女側からオファーをして、日本の事務所と契約し、拠点を日本に移した。

 新譜を発表し、コンサートツアーを成功させ、来年1月には写真集を出す予定もあったという。だが、10月には彼女の親友の元アイドルメンバーが自殺してしまう。

 一時帰国した際、同胞からの誹謗中傷などもあったのであろう。彼女の遺骨が安置されているソウル南東の盆唐スカイキャッスル追慕公園には、日本語で、「ありがとう」「冥福をお祈りしています」という文字もあり、ここを訪れるファンの半分以上が日本人だという。

 彼女の自殺の背景にも、悪化する日韓関係が影を落としているようだ。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代がお休みなので、ポストだけ。その前にこんなお話を。

 週刊ポストに「3人の名物編集長が唸った『伝説のヌード写真集』」という特集がある。

 この3人は、私と元マガジンハウスの石川次郎、元光文社の鈴木紀夫だ。

 ポストの編集部員から声をかけられ、某日夕方、編集部に行った。大量のヘア・ヌード写真集を見せられ、感想を述べてくれという。

 私がフライデー時代に作った荻野目慶子や石田えりなどもあった。

 ヘア・ヌードという言葉が流行語にまでなり、女優たちが挙って脱いでくれ、写真集が飛ぶように売れた時代がたしかにあった。

 夢のような時代であった。今の現代やポストに載っているヌード写真は、その燃えカスのようなものだ。

 グラビアに関していえば、ヘア・ヌードを超える何かを生み出さない限り、このまま根腐れしていくしかないだろう。

 小学館を出て、寒空を見て歩きながら、そんなことを思っていた。

 ポストのグラビアにいこう。巻頭には「2020年、あなたのそばに『美女の白肌』-人気女優4人の最新撮 深田恭子、小島瑠璃子、佐藤美希、佐野ひなこ」

 袋とじ1は「おっぱいの引力-男だったら誰しも手を伸ばしたくなる美しき双丘の謎」

「流行写真集大賞2019-今年発売された美女の話題作を識者が評価 真木よう子、安田理央、南野陽子、北川昌弘、森咲智美」

 袋とじ2は、「陰毛の磁力-男の興奮をかき立てる美しき茂みの謎」。これは一見の価値あり。こうした大胆なヘアが大写しになるグラビアが出せる時代になったのだ。これもヘア・ヌード効果というものだろう。

安倍首相を追い詰める週刊誌の「桜を見る会」疑惑報道、全国紙でも支持率が軒並み下落の窮地に

今週の注目記事・第1位「安倍『桜を見る会』に新証拠」(『週刊文春』12/5号)「『神の水』でつながる『安倍総理』と『ニューオータニ』のただならぬ関係」(『週刊新潮』12/5号)

同・第2位「摩訶不思議な少女連続監禁事件、犯人は安倍晋太郎元外相金庫番の孫だった」(『週刊新潮』12/5号)「『元優等生』誘拐犯、少女たちとの異様な共同生活」(『週刊文春』12/5号)

同・第3位「『婚活リアリティー番組はやらせでした』<内部告発>」(『週刊文春』12/5号)

同・第4位「『桜を見る会』を仕切り、『反安倍』を叩きまくる安倍晋三『宣伝工作部隊』の素性」(『週刊ポスト』12/13号)

同・第5位「『ふるさと納税』でソフトバンクと楽天が焼け太りしている」(『週刊現代』12/7・14号)

同・第6位「石破茂 桜問題『安倍首相は疑問に答えよ』」(『サンデー毎日』12/8号)

同・第7位「『300円ショップ』時代がやってきた」(『フライデー』12/13号)

同・第8位「『秋篠宮さま」が『眞子さま」に決断を迫った『誕生日会見』の重大発言」(『週刊新潮』12/5号)

同・第9位「六代目山口組が『神戸制圧戦』ついに開始」(『アサヒ芸能』12/5号)

同・第10位「日本全国で少女が続々と蒸発している!」(『フライデー』12/13号)

同・第11位「だんだん蜜味/誘ったのは私!浮間舟渡の賭け-壇蜜『恋は狂気』の結婚秘話」(『週刊新潮』12/5号)

同・第12位「要注意 大地震が名古屋と横浜に」(『週刊現代』12/7・14号)

同・第13位「『コスプレでエロいこと……』伊藤忠幹部のセクハラLINE」(『週刊文春』12/5号)

同・第14位「愛子さま『学習院大』進学で『女帝論争』と『秋篠宮家』の未来」(『週刊ポスト』12/13号)
同・第15位「ビートたけしの『ブラック流行語大賞』2019」(『週刊ポスト』12/13号)

同・第16位「キムタク初めて洩らした苦悩『もう戻ってこられないと』」(『週刊文春』12/5号)

同・第17位「睡眠の新常識『不眠』の謎が解けた!」(『週刊文春』12/5号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 まずは文春から。「よく眠るための5大ルール」。寝る前には「直前に入浴しない。直前の運動も×。就寝前2時間以内の食事も寝酒もNG。パソコン、スマホ、テレビも見ないほうがいい」。私はだいたい7時間睡眠だが、60を過ぎたら5時間で充分だそうだ。

 やはり文春が、キムタクが10月中旬に極秘裏に行われたプロモーションビデオの撮影現場で、500人ぐらい集まったファンやスタッフの前で、感極まった声で、「もうこういう場所には戻ってこられないと思ってました」と告白したと報じている。

 これは、SMAP解散以来、初のソロデビューになる新曲のPVだったという。

 ドラマでも、『グランメゾン東京』(TBS系)が好調だという。ジャニーズ事務所を出た3人は脚光を浴びているのに、残ったキムタクは「裏切者」、もうキムタクは終わったという声が多い中、復活の兆しが見えたことに素直に喜んでいるのだろう。

 もうすぐ50になる男が何だよとは思うが、老いが忍び寄る怖さを一番感じているのはキムタクかもしれないな。

 さて、このところ愛人問題でサエないたけしだが、恒例の「ブラック流行語大賞」でも、往年の切れ味はない。

 その中では、この箇所がややよかった。

「ブラック流行語大賞でのノミネートは『滝川クリステル』だな。親父の純一郎さんが、何回も間違えてた。なぜか“テ”が“タ”になるだけで、上品な印象がアダルトビデオみたいになっちゃう。いっそのこと、“小泉チン次郎”と“滝川クリ○リス”くらいまで間違えたらもっと面白かったのに」

 滑舌の悪さが毒舌の悪さにも繋がっているたけしだが、来年はテレビなんぞに出ないで、月刊「毒舌」という雑誌でも出したらどうか。

 先日、“ヘアの商人”などと自称していた高須基仁(享年71)の偲ぶ会があった。

 私は献杯をやった。ぴあの矢内廣社長は中央大学の高須の後輩。毎日新聞の朝比奈豊CEOは同期か。

 ちょっと見、騒がしいうっとうしいヤツだと思われがちだが、付き合うとシャイなところのある好漢であった。毎年8月15日には、新宿歌舞伎町のロフトプラス1で、平和についての座談会をやり、私も何回か出た。

 今年も8月15日にロフトでやるといわれていたが、所用があって顔を出せなかった。

 それから1月ぐらいで亡くなってしまった。もうサイゾーの連載も読めない。世の中がつまらなくなってしまった。

 お次はポストから。

 天皇皇后の娘・愛子さんは相当優秀な頭脳を持っているようだ。失礼だが、雅子皇后の優秀さを受け継いだのであろう。

 東大でも入ることができるといわれているが、ポストによると、やはり学習院大学へ進むことがほぼ決まったそうである。

 その背景には、やはり、学習院には行かせず、他の学校へ入れて、小室圭のような人間と“結婚”しようとしている眞子さんの“失敗”があるのではないかというのである。

 私は、学習院のような古めかしい大学よりも、東大にでも行ったらいいと思うのだが、まあ、学習院から英国の大学に留学するという選択肢も悪くはないだろう。

 それにしても、早く、愛子天皇誕生が現実化するよう、政府は議論を進めるべきである。

 愛子さんも2年後には成人式を迎えるのだから。

 文春で、大手総合商社の伊藤忠商事の財務部、信金・投資管理担当室長(40代後半)が、伊藤忠の子会社のアラサー美人社員にセクハラで告発されている。

 LINEで「朝からなんだけど、●●にコスプレさせてエロいことしたくなってきた」などのメールを送って来たり、サークルの草津温泉旅行では、他のメンバーが全員ドタキャンしたにもかかわらず、強引に2人で行き、同じ部屋に寝かせ、夜、覆いかぶさってきたというのだ。

 おかしいのは、彼女が子会社の社長に相談したにもかかわらず、「あいつはそういうやつだ」というだけで、伊藤忠本社からも何も報告がないというのである。

 好業績で、今や総合商社の1位を狙える伊藤忠が、もし、こんなセクハラ男を見逃しているとしたら、恥ずかしいことだと思う。

 ところでNHKは大地震についての何らかの“確実”な情報を掴んでいるのではないか。私はそう睨んでいるのだが。

 NHKは、12月2日から4夜連続でVFX映像を使って描き出すドラマ「パラレル東京」を放送する。

 NHKはこのドラマについてこう書いている。

「30年以内に70%の確率で発生するとされている首都直下地震。内閣府が発表した被害想定に基づき、『架空の東京=パラレル東京』で『そのとき何が起こるか』をお届けします」

 現代は今号で名古屋と横浜に大地震が「要注意」だと報じている。

「名古屋市内には、中心部を通る3本の断層が存在しています。現在、この断層が危ないと言われているのです」(立命館大学高橋学環太平洋文明センター長)

 内閣府の中央防災会議が組織する「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は、東海地震に対して警戒を強めているという。

 駿河湾近くを震源とする東海地震は、これまで平均して150年に一回という周期で中部地方を襲ってきているそうである。

 直近で、最後の東海地震となるのが安政東海地震だが、発生からすでに165年も間があいているからというのが根拠だ。

 さらに、横浜にも巨大地震が起きる可能性が高いというのだ。

「横浜市から南に10kmほどのところに位置する三浦半島断層群の武山断層帯は、今後30年で6~11%と、高い確率で動くことが予想されています。ここが動いて直下型地震が起きると、横浜市内は震度6以上の強い揺れが想定されます」(地震予知連絡会会長の山岡耕春)

 いずれにしても、あと20数年の内には、巨大地震が大都市を襲うことは確実と思われる。いつ起きてもいいように、日々心して生活しなければいけないのだろう。

 私は壇蜜(38)という女性にさほど興味はない。新潮でエッセイと自作の俳句を披露しているが、秀句だと思ったことはない。

 だが、彼女は「愛人にしたい女性」アンケートで毎年上位にランクされる。その彼女が、漫画家と結婚したことが話題である。

 漫画についても全く興味のない私だから、清野とおる(39)と聞いてもわからないが、自称「マイナーカルト漫画家」だそうだから、私が知らなくて当然だろう。

『東京都北区赤羽』という漫画で、「清野氏が生活する赤羽の街を舞台に、『ちょっと(あるいはかなり)変わった人やお店』との関わりを描く実録エッセイ漫画」(文春)だそうだ。

 おもしろいのは、壇蜜の方がお熱だったらしい。モテる女は、無視されると燃え上がるといわれるが、彼女もそうだったのか。

 フライデーは、2人の少女をSNSで誘い、自分の家に「監禁」していた伊藤仁士容疑者の事件を追いながら、日本全国で少女たちが次々に「蒸発」していると報じている。

 2018年には、SNSが原因で犯罪に遭った18歳未満は1811人もいるという。

 今年1月に京都府舞鶴市内の自宅から失踪して、いまだ行方が知れない堀田菜月(当時18歳)もその一人。

 彼女の母親は、何の前触れもなくいつの間にかいなくなったと話している。郵便受けには、「私は一人の人間として学び、本当の幸せを見つける旅に出ます」「捜さないでください」という手紙が残されていたそうだ。

 SNSは、親などが気付かないところで犯罪者とつながることができてしまう。これ以上被害者を増やさないために何ができるのか、今回の事件をきっかけに、衆知を集めて真剣に考えるべき時である。

 さて、六代目山口組のナンバー2、高山清司若頭が出所して、いよいよ、神戸山口組との抗争が本格化してきたようだ。

 アサ芸によれば、11月18日午前8時55分、突然、熊本中央署に現れた男が、「組幹部を刺してきた」と告白したという。

 出頭してきたのは六代目山口組傘下の2人の組員。負傷したのは神戸山口組の幹部。

 11月19日には、札幌市内にある神戸山口組系の本部にワンボックスカーが突入した。現行犯で逮捕されたのは、六代目山口組系の組員だったという。

 そして11月27日夕方、兵庫県尼崎市の路上で神戸山口組の古川恵一幹部(59)が射殺された。逮捕されたのは元山口組関係者の朝比奈久徳(52)だった。

 来年は東京五輪が開催される。前の東京五輪の時も、ヤクザたちは競技開催中は自粛したというが、今回も、そうした方向で動くと見られている。そうなれば、来年春までには決着を付けたいと思うのだろう、六代目山口組の動きが急である。

 1929年2月14日にシカゴで起きたノースサイド・ギャングとサウスサイド ・ギャングとの抗争事件を「聖バレンタインデーの虐殺」という。このままいくと、「聖クリスマスの虐殺」が起こるかもしれない。

 とろで、Netflixが独自につくった超大作映画が11月27日から配信を開始した。

 監督はマーチン・スコセッシ。俳優はロバート・デ・ニーロ、アル・パッチーノ、ジョー・ペシという豪華なものだ。上映時間は3時間を超える。

 先夜、観てみた。裏社会のボスに長年仕えてきた殺し屋フランク(デ・ニーロ)が、暴力にまみれた自らの半生を振り返るという構成である。

 スコセッシだと、すぐに『ギャング・オブ・ニューヨーク』の様なものを思い浮かべるが、派手なドンパチはほとんどない。

 デ・ニーロとパッチ―ノとの男同士の友情と裏切りの映画とでもいえようか。

 全編、静かなタッチで進んでいく。ふんだんにカネをかけた画面が何ともいえないぐらい美しい。実録ものだという。彼らの背景に、キューバ危機やケネディ暗殺事件がある。

 人間の愚かさと後悔を全身で表現する老いたデ・ニーロがすごくいい。ラストは、『ゴッドファーザー part3』のようにもの悲しく終わる。

 Netflixのように、観客動員を考えずに、いい映画を作ろうという野心のあるネット配信会社でなくてはできない傑作である。

 ワインでも飲みながら、休日、アームチェアーにゆったり腰を掛けて観るといいと思う。

 ところで、昨年のお誕生日会見で、秋篠宮は、長女・眞子さんと小室圭との結婚問題について、「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、いわゆる婚約にあたる納采の儀は行えない」と、はっきりと口にした。

 今年の会見では、この問題についてどう述べられるのか、当然、宮内庁担当記者たちの関心はそこに集まった。

 新潮によると、今年は11月20日の午前中に、改修工事が始まっている秋篠宮邸で行われたという。

 昨年は紀子さんと一緒だったが、御代替わりで皇太子に準じる立場になったため、前例を踏まえて今年は1人で会見に臨まれた。

 雰囲気はだいぶ昨年と違ったようだ。

 即位の礼と大嘗祭に臨まれた感想について、「即位礼正殿の儀に出席して、前回(平成時)と一つ違うことがあった」と切り出したそうだ。

「前回は、隣に現在の陛下がおられた。私は所作がわからなければ隣を見ていればよかったのですが……」

 今回はそれができないし、他の参列者は私に合わせるだろうから、所作を間違いないようにしないといけないので、少し緊張したと、和やかなムードで始まったという。

 宮内庁関係者が、秋篠宮の心を推し量る。

「最近の報道で秋篠宮家に逆風が吹いているのはよくご存じで、メディアとの距離をこれ以上広げないためにも、和やかな雰囲気をお作りになりたかったのではないでしょうか」

 だがその一方で、昨年同様、大嘗祭は天皇家の私費である内廷会計で行うべきだという認識は変わらないと述べたそうだ。

 そして、「眞子さんのご結婚に関する行事が延期され、来年の2月で2年になるが」という質問には、「結婚の見通しについては、私が昨年お話したことと変わっておりません」と答え、来年2月で2年になるという質問には、「やはり昨年2月に“今の気持ち”というものを発表しているのですから、何らかの発表はする必要があると思っています」と明言したそうである。

 宮内庁が納采の儀を2年延期すると発表した後、眞子さんと小室圭の2人が、「お気持ち」を発表した。

「秋篠宮さまは再び眞子さまに、現在のお気持ちを文書にまとめさせ、2月に発表なさるご意向なのだと思います」(宮内庁関係者)

 眞子さんとどのような話し合いをしているのか、小室家とは連絡を取っているのかという質問には、「長女とは最近は、即位礼の一連の行事については話をしましたが、結婚のことについては話をする機会はありません」「小室家との連絡は、私は取っておりません」と、昨年と全く変わらないようである。

 新潮は、秋篠宮も、覚悟をもって結婚への道筋、あるいは破談にするにしても、「しっかりと国民に説明するよう、眞子さまに決断を迫った」と書くが、そうだろうか。

 父親として、娘の結婚問題についてどうしていいのかわからない、そういう内心の迷い、葛藤を吐露したのではないだろうか。

 どちらにしても、永すぎた春をどういう形で終わらせるのか、来春には、秋篠宮夫妻も、眞子&圭も、はっきりさせることを、国民は望んでいる。

 話は変わるが、私は100円ショップが好きである。週に何回かは覗いてみる。だが今は、300円ショップというのが急速に広がってきているそうだ。

 フライデーが、東京23区初となる亀有にできたばかりの「THREEPPY」で評判のグッズを紹介している。

 すぐにでも行って買いたいものを紹介しよう。一人用の土鍋。野菜を入れて電子レンジでチンするだけで温野菜ができる温野菜メーカー。食材を傷めないシリコントング。エコバッグ。米1合を電子レンジで7分加熱するだけで炊き立てのご飯が食べられる炊飯マグ。少し高いがBluetoothイヤホンは1000円。

 スマホを入れるだけでVR動画を楽しめるVRゴーグルが500円。冬でも冷たいビールが飲めるステンレスタンブラー500円。モバイルバッテリー10000mahが1500円。

 原稿など書いている場合じゃない。これから亀有へ行ってみよう。

 サンデー毎日の石破茂インタビューから、今回の安倍首相の「桜を見る会」について。

「もし私が同じような局面に立たされたら、何がどう間違っていたのか、国民にどのような怒りを持たれているのかを懸命に考えて、まずは申し訳なかったと謝罪すると思う」

 石破は、28日に開かれた衆院憲法審査会で発言を求めたのに指名されず、激怒し退席したという。安倍との本当の戦いは始まったばかりである。

 11月29日、中曽根康弘元首相が亡くなった。享年101。古き良き時代のウルトラ保守派だった。

 私は全く関心がないが、ふるさと納税が伸びているようだ。2018年度の総額は合計5127億円になり、制度が開始された11年前から63倍も伸びているというのだ。

 だが、本来、そのおカネは福祉の充実などに使われるべきなのに、現代によると、実に約600億円が自治体には届かず、仲介業者に「手数料」「広告料」といった名目でソフトバンクや楽天に吸い取られているというのである。

 これは、ふるさと納税の最大手仲介業者のトラストバンクが運営するポータルサイト「ふるさとチョイス」が、各自治体の返礼品をネット通販サイトと同じような形で並べ、会員登録すればクレジットカードで簡単に決済ができるようにしたことに始まる。

 広告バナーやメールマガジンなども駆使して、効果的な宣伝手法で成功したそうである。

 ここは、人口6000人の過疎の町・佐賀県玄海町に「寄付100万円プラン」を提案したところ、一躍有名になり、毎月3万円分の特産品を返礼品として出すと謳ったら、1年間で2億5000万円を集めたという。

 泉佐野市も1年で500億円という巨額な寄付を集めた。

 この巨大なマーケットにソフトや楽天が黙って見ているわけはない。

 だが、これら仲介業者たちは、寄付金の10%という法外な手数料を取るのだ。

 止めれば寄付が集まらないため、渋々自治体は手数料を払っているが、業者にとっては、一回システムを作ってしまえば、寄付が続く限り手数料が入って来るぼろい商売なのだ。

 経済学者の野口悠紀雄はこう批判する。

「寄付は本来犠牲を伴うものなのに、自己負担なしで返礼品がもらえるような制度にした結果、都市部の減収が無視できない額になった。ふるさと納税制度の歪みのせいで、地方自治体が民間事業者に頼るような事態が生まれたわけで、論外です」

 役人が思いつくことでろくなものはない。このふるさと納税がいい見本だろう。

 お次はポストから。

 国民政治協会という組織がある。自民党の献金の受け皿である政治資金団体で、企業や業界団体などから毎年30億円近い献金を集めている。

 最近までそこの「組織部部長代理」という肩書を付けたIというのが、「桜を見る会」に来てもらえる芸能人の取りまとめ役になっていたと、ポストが報じている。

 ギャラが出ないからと渋る芸能人たちをまとめているうちに、Iは安倍の「宣伝工作」を担うようになっていったという。

 安倍には、そうした下支えする組織がいっぱいあるそうだ。「自民党ネットサポーターズクラブ」もそうだ。

 会員は約1万9000人。安倍のサポーターが多いそうである。ネットで、野党らの批判勢力に対して、ネガティブキャンペーンの中心にはこの人間たちがいるそうだ。

 また自民党にはネット監視チーム「T2」というのもあるそうだ。ネット上で誤解に基づく情報がある場合、正確な情報に修正するそうだが、自民党や安倍に対して有利な情報に書き換えるということだろう。

 メンバーや所在地が不明な「謎の宣伝機関」といわれるネットサイト「テラスプレス」というのもある。

 ここは、安倍の政敵、石破茂などの批判をするから、安倍寄りのネットサイトなのだろう。

 神奈川県の県議の弟がやっているといわれる「政治知新」というのもあるそうだ。

 謀略戦では自民党&安倍側が数歩リードしているようだ。野党もどんどん発信すればいいのだ。サイトなど1人でもできるし、しかも、何百人もいるかのように見せることも簡単にできるのだから。

 次は文春。アマゾンのプライム会員になると見られる『バチェラー・ジャパン』という番組があるそうだ。アメリカでヒットした番組の日本版で、「台本なし、予測不能、人間、むきだし」という本物のリアリティーが売り物だ。

 だが出演者の女性が、この番組の筋書きは「事前に決まっていた」、番組関係者が「台本なしと謳っているが、筋書きがある」、つまり「やらせ」だと告発している。

 よくある、セレブな独身男に数十人もの女性が群がり、男が最後に誰を選ぶかという過程を見せる番組である。

 このような番組に、筋書きがないはずがない。本当に、筋書きがないと思って観ている視聴者がいるとしたら、よほどの善人かお人好しであろう。

 さて、大阪市住吉区に住む小学6年生の少女・赤坂彩葉(いろは・12)を監禁していた伊藤仁士(ひとし・35)の祖父は、安倍首相の父親・晋太郎の元秘書&金庫番だった。そう新潮が報じている。

 彩葉は、SNSで知り合った伊藤に、一緒にいる15歳の女子中学生(茨城県)の「喋り相手」になってくれと誘われ、在来線を乗り継いで、栃木県の無人駅・小田林駅に行き、迎えに来た伊藤と一緒に彼の自宅まで歩いたそうだ。

 見ず知らずの男にいわれて、430キロも離れた栃木までのこのこ行く彼女の神経が理解できないが、案の定、家に着いたらスマホのSIMカードを抜かれ、靴も取り上げられてしまった。

 さらに伊藤から銃弾の様なものを見せられ、恐くなって逃げるに逃げられなかったという。

 だが、伊藤と女子中学生が寝ているスキをついて、そこを飛び出し、小山市内の交番に駆け込み、自分が行方不明になっている彩葉だと名乗った。

 県警は、女子中学生とクルマで“逃走”した伊藤を追尾して、未成年者誘拐容疑で伊藤を緊急逮捕したのである。

 伊藤は取り調べに、「ツイッターで助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」と、誘拐容疑を否定しているという。

 新潮で、伊藤の叔父にあたる人間が、伊藤の父親は外科医だったが、30年ほど前に自動車の事故で亡くなった、子どもたちに強くなってほしいと剣道を始めさせたと話している。

 冒頭の、伊藤の祖父は伊藤五十男というそうだ。「安倍家は親族が少ない分、秘書がしっかり支えていました。(中略)最も集金力のあった晋和会の秘書代表が伊藤だった。(中略)もともと山口の農協トップの秘書を務めていて、頭角を現して晋太郎さんの秘書に収まったんです」と、安倍家と親交のある元山口新聞東京支局長濱岡博司が語っている。

 だが、父親は外科医ではなく、医師の国家試験になかなか受からずに自殺したと話している。

 真偽はわからないが、父親の死が、剣道少年で勉強もできた伊藤仁士の人生を暗転させたようである。さらに、有名高校の試験を落ちたことがそれに拍車をかけ、ドロップアウトしていった。

 母親と2人暮らしだったが、彼の祖母が介護を必要としたため、母親が祖母の家に住み、伊藤は一人暮らしだった。

 15歳の女子中学生が行方不明になってから、茨城県警の捜査員が彼女のメモから伊藤を割り出し、自宅へ行って伊藤と話し、家宅捜索もしたが、発見できなかった。

 彼女は、発見されないよう床下に隠れていたそうだ。ある捜査員がこう話す。

「せっかく自分の居場所を見つけたのに自宅には絶対戻りたくないという一心で、“本気で結婚したいと思っているんです”と話していました」

 新潮によれば、彩葉のほうも、保護された後も「家には帰りたくない」といって捜査員を困らせたという。新潮は、「SNSにしか居場所を求められなかった子供は知らない人にも付いて行く」と結んでいる。伊藤容疑者よりも、2人の少女の行動の方が、私を含めた世の大人たちには不可解である。

 今週の第1位は、安倍首相を追い詰めているように見える、「桜を見る会」の疑惑報道に与える。新潮、文春ともに週刊誌ならではの読み応えのある記事である。

 時季外れの汚れた桜が永田町を覆っている。まず文春から見てみよう。

 安倍首相を追い詰めているのは、「桜を見る会」ではなく、その前夜祭の5000円問題である。あまりにも安すぎる、差額を安倍事務所が補てんしていれば、公職選挙法が禁じる寄付行為に当たるなど、野党はここぞとばかりに攻め立てているが、安倍は「価格はホテル側が設定した」「明細はこちらにない」などと、きちんと説明せずに逃げるばかりだ。

 だが文春は、一枚の領収書を入手したという。金額は890,710円。「2015/04/17~2015/04/18 旅費として」とある。

 文春は、これは自民党山口県第四選挙区支部の収支報告書に添付された領収書で、第四支部が89万円を山口県下関市の「サンデン旅行」に支出したものだという。

 日付は、15年の「桜を見る会」の前夜祭が行われた日である。その日のツアー参加者が、当日は地元の事務所の人間や下関市長の姿まであったと証言している。

 これは、ツアー参加者のおもてなしのために、地元スタッフたちが上京した時の旅費である可能性が極めて高い。第四支部の代表は「安倍晋三」だから、安倍がスタッフのための旅費を出したことになるのではないかと、文春は追及する。

「サンデン旅行」の役員も、「事務所の方の飛行機代」といっている。

 したがって、安倍首相主体の政治活動になり、政党支部には税金が原資の政党交付金が支給されているから、「その使途について、支部の代表たる安倍首相は説明する義務があります」(上脇博之神戸学院大学教授)

 新潮は、ニューオータニが今回の疑惑解明に全く協力しないのは、ある謎の団体「慧光塾」との密接な関係があると報じている(FLASHも同様の特集をやっている)。

 ここは経営コンサルティングの看板を掲げているが、「その実態は奇怪な『お告げ』や『悪霊祓い』を行う団体」(新潮)で、代表の光永仁義に、オータニの大谷和彦社長や、彼の従弟の大谷卓男が心酔しているという。

 やはり光永に心酔していた安倍が、光永を通して大谷たちと知り合ったそうだ。光永代表は“治療”も行うそうで、安倍の父親の晋太郎ががんで亡くなる前も、安倍家に赴いて「手かざし」をしていたという。

 また、安倍が官房副長官になった頃、持病とは別の、命にかかわる大病だと医師から宣告されたが、「光永さんが治してくれた」と周囲に語っているそうである。

 安倍の窮地を、古い友人のオータニ社長たちが沈黙を守ることで、救おうとしているという図式になるようだ。

 だが、このわかりやすい安倍の疑惑は、確実に彼の支持率を下落させている。読売、共同、日経などの調査でも軒並み落としていて、「次の首相にふさわしい人」という質問では3社とも、2位の常連だった小泉進次郎を抜いて、安倍の天敵である石破茂がトップに立ったそうである。(文中一部敬称略)

【巻末付録】
 まずはポストから。巻頭袋とじ「27歳女性研究者が立ち上げた<世界初>女性器博物館」
後半の袋とじは、「世界最優秀ラブグッズ『Ose』の複合快感技術日本初公開」。こんな不思議なオナニー道具があるんだね。これじゃ男は要らないな。

「日本のグラドル総選挙2019-私のビキニに清き一票を! 愛場れいら、山本ゆう、開坂映美、夏本あさみ、朝比奈祐未」「なをん/湘南の女・夕子(2)」

 現代は合併号だけに力が入っている。

「シリーズ「素顔の女優」/稲森いずみ-グラビア初登場!」。稲森もいいがやはり今週の最大の売りはこの袋とじである。「<独占スクープ>田中みな実、噂の写真集を先行公開!」

 TBSのアナ時代、超モテモテだった田中が、フリーになったのは14年だった。

 今回、宝島社から初の写真集を出すそうだ。ヘア・ヌードはないがなかなかの脱ぎっぷりである。必見!

 今週は文句なしに現代の勝ち!

安倍首相を追い詰める週刊誌の「桜を見る会」疑惑報道、全国紙でも支持率が軒並み下落の窮地に

今週の注目記事・第1位「安倍『桜を見る会』に新証拠」(『週刊文春』12/5号)「『神の水』でつながる『安倍総理』と『ニューオータニ』のただならぬ関係」(『週刊新潮』12/5号)

同・第2位「摩訶不思議な少女連続監禁事件、犯人は安倍晋太郎元外相金庫番の孫だった」(『週刊新潮』12/5号)「『元優等生』誘拐犯、少女たちとの異様な共同生活」(『週刊文春』12/5号)

同・第3位「『婚活リアリティー番組はやらせでした』<内部告発>」(『週刊文春』12/5号)

同・第4位「『桜を見る会』を仕切り、『反安倍』を叩きまくる安倍晋三『宣伝工作部隊』の素性」(『週刊ポスト』12/13号)

同・第5位「『ふるさと納税』でソフトバンクと楽天が焼け太りしている」(『週刊現代』12/7・14号)

同・第6位「石破茂 桜問題『安倍首相は疑問に答えよ』」(『サンデー毎日』12/8号)

同・第7位「『300円ショップ』時代がやってきた」(『フライデー』12/13号)

同・第8位「『秋篠宮さま」が『眞子さま」に決断を迫った『誕生日会見』の重大発言」(『週刊新潮』12/5号)

同・第9位「六代目山口組が『神戸制圧戦』ついに開始」(『アサヒ芸能』12/5号)

同・第10位「日本全国で少女が続々と蒸発している!」(『フライデー』12/13号)

同・第11位「だんだん蜜味/誘ったのは私!浮間舟渡の賭け-壇蜜『恋は狂気』の結婚秘話」(『週刊新潮』12/5号)

同・第12位「要注意 大地震が名古屋と横浜に」(『週刊現代』12/7・14号)

同・第13位「『コスプレでエロいこと……』伊藤忠幹部のセクハラLINE」(『週刊文春』12/5号)

同・第14位「愛子さま『学習院大』進学で『女帝論争』と『秋篠宮家』の未来」(『週刊ポスト』12/13号)
同・第15位「ビートたけしの『ブラック流行語大賞』2019」(『週刊ポスト』12/13号)

同・第16位「キムタク初めて洩らした苦悩『もう戻ってこられないと』」(『週刊文春』12/5号)

同・第17位「睡眠の新常識『不眠』の謎が解けた!」(『週刊文春』12/5号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 まずは文春から。「よく眠るための5大ルール」。寝る前には「直前に入浴しない。直前の運動も×。就寝前2時間以内の食事も寝酒もNG。パソコン、スマホ、テレビも見ないほうがいい」。私はだいたい7時間睡眠だが、60を過ぎたら5時間で充分だそうだ。

 やはり文春が、キムタクが10月中旬に極秘裏に行われたプロモーションビデオの撮影現場で、500人ぐらい集まったファンやスタッフの前で、感極まった声で、「もうこういう場所には戻ってこられないと思ってました」と告白したと報じている。

 これは、SMAP解散以来、初のソロデビューになる新曲のPVだったという。

 ドラマでも、『グランメゾン東京』(TBS系)が好調だという。ジャニーズ事務所を出た3人は脚光を浴びているのに、残ったキムタクは「裏切者」、もうキムタクは終わったという声が多い中、復活の兆しが見えたことに素直に喜んでいるのだろう。

 もうすぐ50になる男が何だよとは思うが、老いが忍び寄る怖さを一番感じているのはキムタクかもしれないな。

 さて、このところ愛人問題でサエないたけしだが、恒例の「ブラック流行語大賞」でも、往年の切れ味はない。

 その中では、この箇所がややよかった。

「ブラック流行語大賞でのノミネートは『滝川クリステル』だな。親父の純一郎さんが、何回も間違えてた。なぜか“テ”が“タ”になるだけで、上品な印象がアダルトビデオみたいになっちゃう。いっそのこと、“小泉チン次郎”と“滝川クリ○リス”くらいまで間違えたらもっと面白かったのに」

 滑舌の悪さが毒舌の悪さにも繋がっているたけしだが、来年はテレビなんぞに出ないで、月刊「毒舌」という雑誌でも出したらどうか。

 先日、“ヘアの商人”などと自称していた高須基仁(享年71)の偲ぶ会があった。

 私は献杯をやった。ぴあの矢内廣社長は中央大学の高須の後輩。毎日新聞の朝比奈豊CEOは同期か。

 ちょっと見、騒がしいうっとうしいヤツだと思われがちだが、付き合うとシャイなところのある好漢であった。毎年8月15日には、新宿歌舞伎町のロフトプラス1で、平和についての座談会をやり、私も何回か出た。

 今年も8月15日にロフトでやるといわれていたが、所用があって顔を出せなかった。

 それから1月ぐらいで亡くなってしまった。もうサイゾーの連載も読めない。世の中がつまらなくなってしまった。

 お次はポストから。

 天皇皇后の娘・愛子さんは相当優秀な頭脳を持っているようだ。失礼だが、雅子皇后の優秀さを受け継いだのであろう。

 東大でも入ることができるといわれているが、ポストによると、やはり学習院大学へ進むことがほぼ決まったそうである。

 その背景には、やはり、学習院には行かせず、他の学校へ入れて、小室圭のような人間と“結婚”しようとしている眞子さんの“失敗”があるのではないかというのである。

 私は、学習院のような古めかしい大学よりも、東大にでも行ったらいいと思うのだが、まあ、学習院から英国の大学に留学するという選択肢も悪くはないだろう。

 それにしても、早く、愛子天皇誕生が現実化するよう、政府は議論を進めるべきである。

 愛子さんも2年後には成人式を迎えるのだから。

 文春で、大手総合商社の伊藤忠商事の財務部、信金・投資管理担当室長(40代後半)が、伊藤忠の子会社のアラサー美人社員にセクハラで告発されている。

 LINEで「朝からなんだけど、●●にコスプレさせてエロいことしたくなってきた」などのメールを送って来たり、サークルの草津温泉旅行では、他のメンバーが全員ドタキャンしたにもかかわらず、強引に2人で行き、同じ部屋に寝かせ、夜、覆いかぶさってきたというのだ。

 おかしいのは、彼女が子会社の社長に相談したにもかかわらず、「あいつはそういうやつだ」というだけで、伊藤忠本社からも何も報告がないというのである。

 好業績で、今や総合商社の1位を狙える伊藤忠が、もし、こんなセクハラ男を見逃しているとしたら、恥ずかしいことだと思う。

 ところでNHKは大地震についての何らかの“確実”な情報を掴んでいるのではないか。私はそう睨んでいるのだが。

 NHKは、12月2日から4夜連続でVFX映像を使って描き出すドラマ「パラレル東京」を放送する。

 NHKはこのドラマについてこう書いている。

「30年以内に70%の確率で発生するとされている首都直下地震。内閣府が発表した被害想定に基づき、『架空の東京=パラレル東京』で『そのとき何が起こるか』をお届けします」

 現代は今号で名古屋と横浜に大地震が「要注意」だと報じている。

「名古屋市内には、中心部を通る3本の断層が存在しています。現在、この断層が危ないと言われているのです」(立命館大学高橋学環太平洋文明センター長)

 内閣府の中央防災会議が組織する「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は、東海地震に対して警戒を強めているという。

 駿河湾近くを震源とする東海地震は、これまで平均して150年に一回という周期で中部地方を襲ってきているそうである。

 直近で、最後の東海地震となるのが安政東海地震だが、発生からすでに165年も間があいているからというのが根拠だ。

 さらに、横浜にも巨大地震が起きる可能性が高いというのだ。

「横浜市から南に10kmほどのところに位置する三浦半島断層群の武山断層帯は、今後30年で6~11%と、高い確率で動くことが予想されています。ここが動いて直下型地震が起きると、横浜市内は震度6以上の強い揺れが想定されます」(地震予知連絡会会長の山岡耕春)

 いずれにしても、あと20数年の内には、巨大地震が大都市を襲うことは確実と思われる。いつ起きてもいいように、日々心して生活しなければいけないのだろう。

 私は壇蜜(38)という女性にさほど興味はない。新潮でエッセイと自作の俳句を披露しているが、秀句だと思ったことはない。

 だが、彼女は「愛人にしたい女性」アンケートで毎年上位にランクされる。その彼女が、漫画家と結婚したことが話題である。

 漫画についても全く興味のない私だから、清野とおる(39)と聞いてもわからないが、自称「マイナーカルト漫画家」だそうだから、私が知らなくて当然だろう。

『東京都北区赤羽』という漫画で、「清野氏が生活する赤羽の街を舞台に、『ちょっと(あるいはかなり)変わった人やお店』との関わりを描く実録エッセイ漫画」(文春)だそうだ。

 おもしろいのは、壇蜜の方がお熱だったらしい。モテる女は、無視されると燃え上がるといわれるが、彼女もそうだったのか。

 フライデーは、2人の少女をSNSで誘い、自分の家に「監禁」していた伊藤仁士容疑者の事件を追いながら、日本全国で少女たちが次々に「蒸発」していると報じている。

 2018年には、SNSが原因で犯罪に遭った18歳未満は1811人もいるという。

 今年1月に京都府舞鶴市内の自宅から失踪して、いまだ行方が知れない堀田菜月(当時18歳)もその一人。

 彼女の母親は、何の前触れもなくいつの間にかいなくなったと話している。郵便受けには、「私は一人の人間として学び、本当の幸せを見つける旅に出ます」「捜さないでください」という手紙が残されていたそうだ。

 SNSは、親などが気付かないところで犯罪者とつながることができてしまう。これ以上被害者を増やさないために何ができるのか、今回の事件をきっかけに、衆知を集めて真剣に考えるべき時である。

 さて、六代目山口組のナンバー2、高山清司若頭が出所して、いよいよ、神戸山口組との抗争が本格化してきたようだ。

 アサ芸によれば、11月18日午前8時55分、突然、熊本中央署に現れた男が、「組幹部を刺してきた」と告白したという。

 出頭してきたのは六代目山口組傘下の2人の組員。負傷したのは神戸山口組の幹部。

 11月19日には、札幌市内にある神戸山口組系の本部にワンボックスカーが突入した。現行犯で逮捕されたのは、六代目山口組系の組員だったという。

 そして11月27日夕方、兵庫県尼崎市の路上で神戸山口組の古川恵一幹部(59)が射殺された。逮捕されたのは元山口組関係者の朝比奈久徳(52)だった。

 来年は東京五輪が開催される。前の東京五輪の時も、ヤクザたちは競技開催中は自粛したというが、今回も、そうした方向で動くと見られている。そうなれば、来年春までには決着を付けたいと思うのだろう、六代目山口組の動きが急である。

 1929年2月14日にシカゴで起きたノースサイド・ギャングとサウスサイド ・ギャングとの抗争事件を「聖バレンタインデーの虐殺」という。このままいくと、「聖クリスマスの虐殺」が起こるかもしれない。

 とろで、Netflixが独自につくった超大作映画が11月27日から配信を開始した。

 監督はマーチン・スコセッシ。俳優はロバート・デ・ニーロ、アル・パッチーノ、ジョー・ペシという豪華なものだ。上映時間は3時間を超える。

 先夜、観てみた。裏社会のボスに長年仕えてきた殺し屋フランク(デ・ニーロ)が、暴力にまみれた自らの半生を振り返るという構成である。

 スコセッシだと、すぐに『ギャング・オブ・ニューヨーク』の様なものを思い浮かべるが、派手なドンパチはほとんどない。

 デ・ニーロとパッチ―ノとの男同士の友情と裏切りの映画とでもいえようか。

 全編、静かなタッチで進んでいく。ふんだんにカネをかけた画面が何ともいえないぐらい美しい。実録ものだという。彼らの背景に、キューバ危機やケネディ暗殺事件がある。

 人間の愚かさと後悔を全身で表現する老いたデ・ニーロがすごくいい。ラストは、『ゴッドファーザー part3』のようにもの悲しく終わる。

 Netflixのように、観客動員を考えずに、いい映画を作ろうという野心のあるネット配信会社でなくてはできない傑作である。

 ワインでも飲みながら、休日、アームチェアーにゆったり腰を掛けて観るといいと思う。

 ところで、昨年のお誕生日会見で、秋篠宮は、長女・眞子さんと小室圭との結婚問題について、「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、いわゆる婚約にあたる納采の儀は行えない」と、はっきりと口にした。

 今年の会見では、この問題についてどう述べられるのか、当然、宮内庁担当記者たちの関心はそこに集まった。

 新潮によると、今年は11月20日の午前中に、改修工事が始まっている秋篠宮邸で行われたという。

 昨年は紀子さんと一緒だったが、御代替わりで皇太子に準じる立場になったため、前例を踏まえて今年は1人で会見に臨まれた。

 雰囲気はだいぶ昨年と違ったようだ。

 即位の礼と大嘗祭に臨まれた感想について、「即位礼正殿の儀に出席して、前回(平成時)と一つ違うことがあった」と切り出したそうだ。

「前回は、隣に現在の陛下がおられた。私は所作がわからなければ隣を見ていればよかったのですが……」

 今回はそれができないし、他の参列者は私に合わせるだろうから、所作を間違いないようにしないといけないので、少し緊張したと、和やかなムードで始まったという。

 宮内庁関係者が、秋篠宮の心を推し量る。

「最近の報道で秋篠宮家に逆風が吹いているのはよくご存じで、メディアとの距離をこれ以上広げないためにも、和やかな雰囲気をお作りになりたかったのではないでしょうか」

 だがその一方で、昨年同様、大嘗祭は天皇家の私費である内廷会計で行うべきだという認識は変わらないと述べたそうだ。

 そして、「眞子さんのご結婚に関する行事が延期され、来年の2月で2年になるが」という質問には、「結婚の見通しについては、私が昨年お話したことと変わっておりません」と答え、来年2月で2年になるという質問には、「やはり昨年2月に“今の気持ち”というものを発表しているのですから、何らかの発表はする必要があると思っています」と明言したそうである。

 宮内庁が納采の儀を2年延期すると発表した後、眞子さんと小室圭の2人が、「お気持ち」を発表した。

「秋篠宮さまは再び眞子さまに、現在のお気持ちを文書にまとめさせ、2月に発表なさるご意向なのだと思います」(宮内庁関係者)

 眞子さんとどのような話し合いをしているのか、小室家とは連絡を取っているのかという質問には、「長女とは最近は、即位礼の一連の行事については話をしましたが、結婚のことについては話をする機会はありません」「小室家との連絡は、私は取っておりません」と、昨年と全く変わらないようである。

 新潮は、秋篠宮も、覚悟をもって結婚への道筋、あるいは破談にするにしても、「しっかりと国民に説明するよう、眞子さまに決断を迫った」と書くが、そうだろうか。

 父親として、娘の結婚問題についてどうしていいのかわからない、そういう内心の迷い、葛藤を吐露したのではないだろうか。

 どちらにしても、永すぎた春をどういう形で終わらせるのか、来春には、秋篠宮夫妻も、眞子&圭も、はっきりさせることを、国民は望んでいる。

 話は変わるが、私は100円ショップが好きである。週に何回かは覗いてみる。だが今は、300円ショップというのが急速に広がってきているそうだ。

 フライデーが、東京23区初となる亀有にできたばかりの「THREEPPY」で評判のグッズを紹介している。

 すぐにでも行って買いたいものを紹介しよう。一人用の土鍋。野菜を入れて電子レンジでチンするだけで温野菜ができる温野菜メーカー。食材を傷めないシリコントング。エコバッグ。米1合を電子レンジで7分加熱するだけで炊き立てのご飯が食べられる炊飯マグ。少し高いがBluetoothイヤホンは1000円。

 スマホを入れるだけでVR動画を楽しめるVRゴーグルが500円。冬でも冷たいビールが飲めるステンレスタンブラー500円。モバイルバッテリー10000mahが1500円。

 原稿など書いている場合じゃない。これから亀有へ行ってみよう。

 サンデー毎日の石破茂インタビューから、今回の安倍首相の「桜を見る会」について。

「もし私が同じような局面に立たされたら、何がどう間違っていたのか、国民にどのような怒りを持たれているのかを懸命に考えて、まずは申し訳なかったと謝罪すると思う」

 石破は、28日に開かれた衆院憲法審査会で発言を求めたのに指名されず、激怒し退席したという。安倍との本当の戦いは始まったばかりである。

 11月29日、中曽根康弘元首相が亡くなった。享年101。古き良き時代のウルトラ保守派だった。

 私は全く関心がないが、ふるさと納税が伸びているようだ。2018年度の総額は合計5127億円になり、制度が開始された11年前から63倍も伸びているというのだ。

 だが、本来、そのおカネは福祉の充実などに使われるべきなのに、現代によると、実に約600億円が自治体には届かず、仲介業者に「手数料」「広告料」といった名目でソフトバンクや楽天に吸い取られているというのである。

 これは、ふるさと納税の最大手仲介業者のトラストバンクが運営するポータルサイト「ふるさとチョイス」が、各自治体の返礼品をネット通販サイトと同じような形で並べ、会員登録すればクレジットカードで簡単に決済ができるようにしたことに始まる。

 広告バナーやメールマガジンなども駆使して、効果的な宣伝手法で成功したそうである。

 ここは、人口6000人の過疎の町・佐賀県玄海町に「寄付100万円プラン」を提案したところ、一躍有名になり、毎月3万円分の特産品を返礼品として出すと謳ったら、1年間で2億5000万円を集めたという。

 泉佐野市も1年で500億円という巨額な寄付を集めた。

 この巨大なマーケットにソフトや楽天が黙って見ているわけはない。

 だが、これら仲介業者たちは、寄付金の10%という法外な手数料を取るのだ。

 止めれば寄付が集まらないため、渋々自治体は手数料を払っているが、業者にとっては、一回システムを作ってしまえば、寄付が続く限り手数料が入って来るぼろい商売なのだ。

 経済学者の野口悠紀雄はこう批判する。

「寄付は本来犠牲を伴うものなのに、自己負担なしで返礼品がもらえるような制度にした結果、都市部の減収が無視できない額になった。ふるさと納税制度の歪みのせいで、地方自治体が民間事業者に頼るような事態が生まれたわけで、論外です」

 役人が思いつくことでろくなものはない。このふるさと納税がいい見本だろう。

 お次はポストから。

 国民政治協会という組織がある。自民党の献金の受け皿である政治資金団体で、企業や業界団体などから毎年30億円近い献金を集めている。

 最近までそこの「組織部部長代理」という肩書を付けたIというのが、「桜を見る会」に来てもらえる芸能人の取りまとめ役になっていたと、ポストが報じている。

 ギャラが出ないからと渋る芸能人たちをまとめているうちに、Iは安倍の「宣伝工作」を担うようになっていったという。

 安倍には、そうした下支えする組織がいっぱいあるそうだ。「自民党ネットサポーターズクラブ」もそうだ。

 会員は約1万9000人。安倍のサポーターが多いそうである。ネットで、野党らの批判勢力に対して、ネガティブキャンペーンの中心にはこの人間たちがいるそうだ。

 また自民党にはネット監視チーム「T2」というのもあるそうだ。ネット上で誤解に基づく情報がある場合、正確な情報に修正するそうだが、自民党や安倍に対して有利な情報に書き換えるということだろう。

 メンバーや所在地が不明な「謎の宣伝機関」といわれるネットサイト「テラスプレス」というのもある。

 ここは、安倍の政敵、石破茂などの批判をするから、安倍寄りのネットサイトなのだろう。

 神奈川県の県議の弟がやっているといわれる「政治知新」というのもあるそうだ。

 謀略戦では自民党&安倍側が数歩リードしているようだ。野党もどんどん発信すればいいのだ。サイトなど1人でもできるし、しかも、何百人もいるかのように見せることも簡単にできるのだから。

 次は文春。アマゾンのプライム会員になると見られる『バチェラー・ジャパン』という番組があるそうだ。アメリカでヒットした番組の日本版で、「台本なし、予測不能、人間、むきだし」という本物のリアリティーが売り物だ。

 だが出演者の女性が、この番組の筋書きは「事前に決まっていた」、番組関係者が「台本なしと謳っているが、筋書きがある」、つまり「やらせ」だと告発している。

 よくある、セレブな独身男に数十人もの女性が群がり、男が最後に誰を選ぶかという過程を見せる番組である。

 このような番組に、筋書きがないはずがない。本当に、筋書きがないと思って観ている視聴者がいるとしたら、よほどの善人かお人好しであろう。

 さて、大阪市住吉区に住む小学6年生の少女・赤坂彩葉(いろは・12)を監禁していた伊藤仁士(ひとし・35)の祖父は、安倍首相の父親・晋太郎の元秘書&金庫番だった。そう新潮が報じている。

 彩葉は、SNSで知り合った伊藤に、一緒にいる15歳の女子中学生(茨城県)の「喋り相手」になってくれと誘われ、在来線を乗り継いで、栃木県の無人駅・小田林駅に行き、迎えに来た伊藤と一緒に彼の自宅まで歩いたそうだ。

 見ず知らずの男にいわれて、430キロも離れた栃木までのこのこ行く彼女の神経が理解できないが、案の定、家に着いたらスマホのSIMカードを抜かれ、靴も取り上げられてしまった。

 さらに伊藤から銃弾の様なものを見せられ、恐くなって逃げるに逃げられなかったという。

 だが、伊藤と女子中学生が寝ているスキをついて、そこを飛び出し、小山市内の交番に駆け込み、自分が行方不明になっている彩葉だと名乗った。

 県警は、女子中学生とクルマで“逃走”した伊藤を追尾して、未成年者誘拐容疑で伊藤を緊急逮捕したのである。

 伊藤は取り調べに、「ツイッターで助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」と、誘拐容疑を否定しているという。

 新潮で、伊藤の叔父にあたる人間が、伊藤の父親は外科医だったが、30年ほど前に自動車の事故で亡くなった、子どもたちに強くなってほしいと剣道を始めさせたと話している。

 冒頭の、伊藤の祖父は伊藤五十男というそうだ。「安倍家は親族が少ない分、秘書がしっかり支えていました。(中略)最も集金力のあった晋和会の秘書代表が伊藤だった。(中略)もともと山口の農協トップの秘書を務めていて、頭角を現して晋太郎さんの秘書に収まったんです」と、安倍家と親交のある元山口新聞東京支局長濱岡博司が語っている。

 だが、父親は外科医ではなく、医師の国家試験になかなか受からずに自殺したと話している。

 真偽はわからないが、父親の死が、剣道少年で勉強もできた伊藤仁士の人生を暗転させたようである。さらに、有名高校の試験を落ちたことがそれに拍車をかけ、ドロップアウトしていった。

 母親と2人暮らしだったが、彼の祖母が介護を必要としたため、母親が祖母の家に住み、伊藤は一人暮らしだった。

 15歳の女子中学生が行方不明になってから、茨城県警の捜査員が彼女のメモから伊藤を割り出し、自宅へ行って伊藤と話し、家宅捜索もしたが、発見できなかった。

 彼女は、発見されないよう床下に隠れていたそうだ。ある捜査員がこう話す。

「せっかく自分の居場所を見つけたのに自宅には絶対戻りたくないという一心で、“本気で結婚したいと思っているんです”と話していました」

 新潮によれば、彩葉のほうも、保護された後も「家には帰りたくない」といって捜査員を困らせたという。新潮は、「SNSにしか居場所を求められなかった子供は知らない人にも付いて行く」と結んでいる。伊藤容疑者よりも、2人の少女の行動の方が、私を含めた世の大人たちには不可解である。

 今週の第1位は、安倍首相を追い詰めているように見える、「桜を見る会」の疑惑報道に与える。新潮、文春ともに週刊誌ならではの読み応えのある記事である。

 時季外れの汚れた桜が永田町を覆っている。まず文春から見てみよう。

 安倍首相を追い詰めているのは、「桜を見る会」ではなく、その前夜祭の5000円問題である。あまりにも安すぎる、差額を安倍事務所が補てんしていれば、公職選挙法が禁じる寄付行為に当たるなど、野党はここぞとばかりに攻め立てているが、安倍は「価格はホテル側が設定した」「明細はこちらにない」などと、きちんと説明せずに逃げるばかりだ。

 だが文春は、一枚の領収書を入手したという。金額は890,710円。「2015/04/17~2015/04/18 旅費として」とある。

 文春は、これは自民党山口県第四選挙区支部の収支報告書に添付された領収書で、第四支部が89万円を山口県下関市の「サンデン旅行」に支出したものだという。

 日付は、15年の「桜を見る会」の前夜祭が行われた日である。その日のツアー参加者が、当日は地元の事務所の人間や下関市長の姿まであったと証言している。

 これは、ツアー参加者のおもてなしのために、地元スタッフたちが上京した時の旅費である可能性が極めて高い。第四支部の代表は「安倍晋三」だから、安倍がスタッフのための旅費を出したことになるのではないかと、文春は追及する。

「サンデン旅行」の役員も、「事務所の方の飛行機代」といっている。

 したがって、安倍首相主体の政治活動になり、政党支部には税金が原資の政党交付金が支給されているから、「その使途について、支部の代表たる安倍首相は説明する義務があります」(上脇博之神戸学院大学教授)

 新潮は、ニューオータニが今回の疑惑解明に全く協力しないのは、ある謎の団体「慧光塾」との密接な関係があると報じている(FLASHも同様の特集をやっている)。

 ここは経営コンサルティングの看板を掲げているが、「その実態は奇怪な『お告げ』や『悪霊祓い』を行う団体」(新潮)で、代表の光永仁義に、オータニの大谷和彦社長や、彼の従弟の大谷卓男が心酔しているという。

 やはり光永に心酔していた安倍が、光永を通して大谷たちと知り合ったそうだ。光永代表は“治療”も行うそうで、安倍の父親の晋太郎ががんで亡くなる前も、安倍家に赴いて「手かざし」をしていたという。

 また、安倍が官房副長官になった頃、持病とは別の、命にかかわる大病だと医師から宣告されたが、「光永さんが治してくれた」と周囲に語っているそうである。

 安倍の窮地を、古い友人のオータニ社長たちが沈黙を守ることで、救おうとしているという図式になるようだ。

 だが、このわかりやすい安倍の疑惑は、確実に彼の支持率を下落させている。読売、共同、日経などの調査でも軒並み落としていて、「次の首相にふさわしい人」という質問では3社とも、2位の常連だった小泉進次郎を抜いて、安倍の天敵である石破茂がトップに立ったそうである。(文中一部敬称略)

【巻末付録】
 まずはポストから。巻頭袋とじ「27歳女性研究者が立ち上げた<世界初>女性器博物館」
後半の袋とじは、「世界最優秀ラブグッズ『Ose』の複合快感技術日本初公開」。こんな不思議なオナニー道具があるんだね。これじゃ男は要らないな。

「日本のグラドル総選挙2019-私のビキニに清き一票を! 愛場れいら、山本ゆう、開坂映美、夏本あさみ、朝比奈祐未」「なをん/湘南の女・夕子(2)」

 現代は合併号だけに力が入っている。

「シリーズ「素顔の女優」/稲森いずみ-グラビア初登場!」。稲森もいいがやはり今週の最大の売りはこの袋とじである。「<独占スクープ>田中みな実、噂の写真集を先行公開!」

 TBSのアナ時代、超モテモテだった田中が、フリーになったのは14年だった。

 今回、宝島社から初の写真集を出すそうだ。ヘア・ヌードはないがなかなかの脱ぎっぷりである。必見!

 今週は文句なしに現代の勝ち!

このタイミングで結婚を強行した嵐・二宮和也と元フリーアナに「結婚=辛抱」の覚悟があるのか?

今週の注目記事・第1位「安倍総理『秘書ご子息』のケンカに捜査一課を投入した次期『警察庁長官』」(『週刊新潮』11/28号)

同・第2位「安倍晋三『桜を見る会』『虚偽答弁』を許すな」(『週刊文春』11/28号)「安倍首相『前夜祭』の釈明21分間に二つの墓穴-『桜を見る会』前夜祭」(『週刊新潮』11/28号)

同・第3位「沢尻エリカ 本誌だけが知るクスリ中毒」(『週刊文春』11/28号)「余罪供述『沢尻エリカ』捜査網に2人の女優-『NHK大河』は延期の危機!」(『週刊新潮』11/28号)

同・第4位「弟子の告発!第2弾『森社長』吊し上げ糾弾会の衝撃『音声データ』」(『週刊新潮』11/28号)

同・第5位「反原発弁護士『関電を強制捜査せよ』」(『サンデー毎日』12/1号)

同・第6位「二宮『もう待てない』婚に松潤・大野・櫻井は猛反対だった」(『週刊文春』11/28号)

同・第7位「『大橋巨泉』未亡人と土産物店幹部の金銭トラブル-請求書フロム・カナダ」(『週刊新潮』11/28号)

同・第8位「トランプが日本に突きつけた80億ドルの請求書」(『ニューズウイーク日本版』11/26号)

同・第9位「『欠陥タワマン』に入居してしまった“天空住民”の慟哭」(『週刊ポスト』12/6号)

同・第10位「六代目山口組 橋本統括委員長が電撃引退」(『週刊アサヒ芸能』11/28号)

同・第11位「#NoBagForMeって何だ?」(『週刊ポスト』12/6号)

同・第12位「病気にならない食事、がんを防ぐ『食物ピラミッド』」(『週刊文春』11/28号)

【巻末付録】ポストのSEXYグラビア採点!

 今週は現代が合併号でお休み。早速いこう。

 文春に「がんを防ぐ食物ピラミッド」という特集がある。1990年にアメリカが「がんと食べ物」の関連を調べたそうだ。予算は2000万ドル。

 その結果、「がん予防に効果がある可能性」が認められた食材を、重要性の高い順に分類したという。

 そのうちで最も上位に選ばれたのが、ニンニクだった。それに、キャベツ、大豆、生姜、セロリ、にんじん、甘草、パースニップ(せり科の根菜)だそうである。

 してみると、韓国人にはがんが少ないのだろうか?

 お次はポストから。

 レジ袋の見直しが進む中でも、ひと目に触れさせないとされてきた避妊具や生理用品だが、その光景が変わろうとしてきているとポストが報じている。

「〈生理のこと、隠す? 隠さない?  #袋いらない『気兼ねなく話そう』〉〈「女性の生理 広がる理解『隠さない』パッケージ 社内セミナー、男性も〉

 それぞれ11月13日付の朝日新聞夕刊、11月16日付日経新聞夕刊の一面トップの見出しである。

 わずか数日の間に、全国紙の1面に『生理』の話題が立て続けに上がるとは、前代未聞。生理のことは公に口にするものではない……そんな先入観を打ち破ることが、このムーブメントの狙いだという。

 コンビニやドラッグストアで生理用品を購入した際、レジ袋に入れる前に紙袋に包まれることを拒む『#NoBagForMeノーバックフォーミー)=私は袋は要りません』という動きが広がっている」(ポスト)

「生理について、言いたい人が言える環境になれば」という女性起業家の声に応じて、生理用品、紙おむつなどを手がける衛生用品メーカーのユニ・チャームが始めたものだという。「目的は紙袋の廃止でも、生理用品はそのまま持ち歩くことを推奨することでもありません。

 女性が活躍する社会の時代の変化に合わせ、生理に対するこれまでの価値観を周囲の環境含めて変えることを目指しています」(ユニ・チャーム広報部)

  10月上旬には女性誌『SPUR』が創刊30周年キャンペーンとして、渋谷109ビルの入り口の壁一面に貼り付けられた生理用ナプキンを自由に持ち帰れるプロジェクトを行ったそうだ。これも「#NoBagForMe」の一環で、「生理はタブーじゃない」として実施されたものだという。

『生理用品の社会史』の著者で歴史学者の田中ひかるがこう解説する。

「これまで日本には生理について触れることはタブーだという感覚が男女ともにありました。『袋は要りません』という言葉は、『生理は隠すことではない。恥ずかしいことではない』という意識を、端的に表そうとしている。『生理が不浄である』『女は生理のとき精神に変調をきたす』といった誤った見方がいまだ根強いなか、こうした意識変革には大きな意味があると思います」

 今年1月に起きた「#KuToo」運動も、職場で女性がハイヒールを強制され、靴ずれ、外反母趾や頭痛などの健康被害を受けたという女性たちが、ネットを中心に「ハイヒール・パンプスの強制廃止」を求め署名を集めたが、いずれも、「男女平等化が進んだこと、SNSなどを通じて女性が声を上げやすくなったことが背景にあると言えるでしょう」(田中)

 しかし誤解してはいけないと田中はいう。

「男性から女性の生理について話を振るのは絶対ダメだということ。生理中なのか確認したり、重いのか軽いのかなどを聞けばセクハラです。女性がみんな生理をオープンにしたいわけではない。生理について話すことが恥ずかしい女性もいる。

 社内などで、女性から生理について相談しやすい環境を作り、生理痛や月経前症候群(生理前の心身の変調)の有無や軽重など、個人差を理解しようとすることが大切だ」と田中はいう。

 社会保険労務士の高島あゆみは、この運動を機に、会社組織で変化が起きる可能性を指摘している。

「日本では、生理がタブー化する一方、『生理休暇』という制度が存在する企業は少なくない。もちろん働くのがつらい状況ならば休むべきですが、本来個人差があるはずなのに、女性が生理休暇を求めれば、生理を理解してない男性はそれを無条件に受け入れるしかなくなってしまう。こういった状況はこの運動とともに見直されていくのではないでしょうか」

 男にとって、女性の生理については触ってはいけないタブーの領域ではある。それを女性側から壊そう、タブー視しないでといわれても、たぶん、多くの男たちは戸惑うだけだろうと思うが。

 お次はヤクザ情報に強いアサ芸から。

 山口組のナンバー4である、橋本弘文統括委員長(極真連合会会長)が引退すると、六代目山口組傘下に流れたのは11月13日だったという。

 高山清司若頭が出所した直後、「その任に応えていないと橋本統括委員長を一喝した」という噂が出て、すわ山口組内部の仲間割れかとメディアも動いたという。

 だが、アサ芸によれば、高山若頭と橋本委員長は親しく、高山若頭が不在中に分裂を防げなかったことで「自責の念」が強く、橋本委員長は高山若頭が帰還後、潔く身を引いたそうである。

 高山若頭は出所後、東声会の創始者・町井久之会長が眠る町井家の墓にお参りするなど、精力的に動いているようだ。

 10月12日に東日本を直撃した台風19号は各地に甚大な被害をもたらした。

 中でも、住みたい街ランキング常連の武蔵小杉の47階建てのタワマンが、地下に設置された配電設備に水が流れ込み、停電や断水で住民の生活に大きな支障を及ぼした。

 1週間近くもエレベーターが停止したほか、トイレが使えなくなったりしたのだ。

 ポストで住宅ジャーナリストの榊淳司がこう指摘する。

「タワマンは免震・制震に優れ、地震には強い。だが今回のケースは、水害で配電設備がダメージを受けたため電気系統がやられてしまった。

 通常、タワマンの配電設備は地下を含めて最下階に設けられている。ほぼすべてのタワマンに共通する構造的欠点なのです」

 全国を見渡すと、欠陥タワマンは多くあるという。

 京都駅から最寄り駅までJR新快速で約10分。琵琶湖にほど近い「大津京ステーションプレイス」(14階建て、全108戸)の付近には、大規模商業施設や大きな公園もあり、通勤・通学だけでなく子育てにも適した人気マンションとなるはずだったという。

 しかし、入居早々、通常では考えられない「欠陥」が次々に明らかになったというのである。

 このマンションの施主で売主の不動産会社「大覚」の山下覚史社長がこう訴えている。

「このマンションは当社が事業主となり、南海電鉄グループの南海辰村建設に施工を依頼して分譲しました。しかし、完成してみると設計とは全く違う、問題だらけの工事になっていた。屋外の防水処理が不完全なため、最上階の部屋は雨漏りを起こし、湿気のせいで室内はカビやキノコまで生える始末。とても人が住める状況ではありませんでした」

 さらに、

「地下駐車場はコンクリートのひび割れから地下水が入り込み、水深1m近くのプールのようになって使えない。また、6600ボルトの高圧変電設備の上に排水管を設置するという、常識ではありえない作りになっていたのです。変電設備のすぐ隣はキッズスペースですが、万一漏水した場合、感電の危険もある」

 さらにマンションの構造そのものにも問題が及んでいたという。

「専門家に調査を依頼したところ、基礎部分のコンクリートが一体化していないことが判明。地震に耐えるための杭も地盤の支持層まで届いていないものがあった。大変不安定な状態で、大地震が来たら倒壊の危険もあるというのです」

「大覚」側は、調査で発覚した1000カ所以上に及ぶ瑕疵の是正を求めたが、施工した南海辰村建設は瑕疵はないと主張し、両者の争いは2010年に法廷に持ち込まれた。

 住民の1人はこう話している。

「売主は希望者に契約解除の提案をしましたが、私たちはマンションに残ることを決めました。売買代金が戻っても、登記費用や不動産取得税など数百万の諸経費が無駄になるからです。問題発覚後、命にかかわるようなトラブルもありました。14階に設置された重さ50kgの暴風壁4枚が落下したこともあります。裁判が長引いて先が見えない中、あるご夫婦は転居を巡って対立し、離婚に追い込まれました」

 新築分譲時、3800万円だった最上階の部屋の資産価値は、今や50万円にまで暴落したという。

 13年の一審では「大覚」側が敗訴したものの、今年4月の二審では逆転判決となり、南海辰村建設に解体費用など約15億円の損害賠償が命じられた(南海辰村建設は上告)。

 仮に建て替えるにしても、資材や人件費が高騰しているから、最低でも30億円はかかるそうだ。

 東京タワーを望む夜景が気に入り、30階の中古物件を購入したIT会社経営のA(54歳)もこんな問題に直面したという。

「驚いたのは、隣室からドライヤーやトイレを流す音まで聞こえてくることです。ドアの開閉音で隣人の出勤・帰宅時間まで把握できる。高い値段を払っているのだから当然、プライバシーが守られることを期待していましたが、隣人の生活パターンまで丸わかりの状態です」

 比較的築年数が経過しているとはいえ8000万円を超える高級物件で、こんなことが起こるのだろうか。

 不動産コンサルタントの長嶋修はこんな種明かしをしている。

「意外かもしれませんが、タワマンは騒音トラブルが少なくありません。縦に長い構造上、軽量化が求められ、居室の仕切り壁は鉄筋コンクリートではなく、頑丈なパーテーションのような軽い素材を使うケースが多い。そのため遮音性が低くなりがちなのです」

 さらに他のタワマンに入居したウェブデザイナーのB(42)は、悪臭が上がってくると嘆く。

「タワマンはホテルのような“内廊下式”の構造であることがほとんど。一定の換気をしていても、臭いはこもってしまう。ペット飼育可の物件は特にトラブルが多い傾向があります」(長嶋)

 聞くも涙であるが、こうした欠陥情報は表面化しにくいという。

「是正を求めて裁判を起こしても、住人に有利な判決が出るのは稀。また、マンション名が公表されることで資産価値の低下にもつながる。そのため、管理組合ぐるみで泣き寝入りしてしまうことも多いのです」(榊)

 タワマンを買うときは、相当調べて買わなくてはいけないようだ。

 ニューズウイーク日本版では、トランプ大統領が日本政府に対して、在日米軍駐留経費の日本側の負担を、現在の4倍以上の約80億ドルにするよう要求していると報じている。

 ふざけた話だが、負担はそれだけではない。日本の防衛装備品の90%以上をアメリカ企業から購入し、防衛予算は増え続けているのだ。

 安倍はいつまでトランプのいいなりになるつもりなのだろう。ここいらで安倍とトランプの絆を断ち切らないと、日本経済は沈み続けることになる。

 ここで出版に関する話題を2つ。ともに「今井照容責任編集【文徒】2019年(令和元)11月25日」から。

 セブン-イレブンは傘下のセブン&アイ出版を版元として10月にセブン&アイグループ限定で販売されるオリジナル新書を創刊した。第一弾となったのは、坂上忍の「かけひきする勇気」、「朝型 夜型 クロノタイプ別睡眠レッスン」、「引き寄せる脳 遠ざける脳『幸せホルモン』を味方につける3つの法則」の三点。産経新聞は11月21日付で「コンビニ、『読者』呼び込む 新書創刊/書棚を設置/書店一体型店舗」を掲載している。

《同新書はいずれも通常の新書より文字や行間が大きく、首都圏の往復通勤時間の平均に近い90分程度で読み終えるよう工夫されている。定価は500円(税抜き)と手軽に購入できる価格も魅力だ。広報担当者は「限定新書の売れ行き動向を見ながら、今後の展開を考えたい」と語る。》

 次は、日販グループホールディングスとトーハンが2019年4~9月期連結決算を発表したという話題。

 日販グループホールディングスの売上高は5%減の2508億2000万円。営業利益は、10億7200万円(対前年88.3%増)となり、5億300万円の増益。経常利益は11億1600万円(対前年73.6%増)。純利益は1億3800万円(対前年62.8%減)、2億3400万円の減益。日販グループホールディングスの「中間決算概況」は次のように書いている。

《営業利益増益の要因の一つである(株)MPD は、BOOK に加えてセル、レンタル、ゲームにおいても減収となりましたが、物流拠点再編等、固定費の削減により増益となりました。日販では、開発品が PB 商品の拡大で増収となるも、雑誌、書籍の大幅減収、物流コストの悪化を固定費圧縮や条件改定で補えず、増益も依然として営業赤字が続いています。》

https://www.nippan-group.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/kessan_20191120.pdf

 トーハンの売上高は1%減の1896億3000万円。営業利益は6億1200万円(対前年62.9%減)。経常利益は2億7000万円の赤字。純利益は2億500万円の赤字。トーハンが4~9月期で連結最終赤字となるのは2000年以来、19年ぶりのことだそうである。

https://www.tohan.jp/news/upload_pdf/73h_kessan_shiryou.pdf

 セブン-イレブンが自分のところで本を出し始めた。そうなると、そのうち、他社の出版物を置かなくなるかもしれない。

 流通は相変わらず苦しいようだ。書店も閉店ラッシュが止まらない。

 いまや、漫画を持っている限られた出版社しか生き残れないだろう。それも紙ではなくデジタル出版でやるから、流通も書店も蚊帳の外。流れはますます速くなっているようである。

 ところで、亡くなった大橋巨泉の妻、寿々子とも長い付き合いである。その寿々子が、巨泉が始めたカナダの「OKギフトショップ」社長の山田義之(仮名)とトラブルになっていると新潮が報じている。

 山田がいうには、9月に開かれた株主総会で突如、社長を解任されてしまったそうだ。

 理由は、山田が代表を務めている会社がOKのカネを使い込んだということのようだ。

 山田側はそのことを否定し、総額で約1億2300万円の賠償請求訴訟をカナダで起こすと息巻いている。

 寿々子側は、巨泉の実弟が、「OKギフトが貸している50万カナダドル以上が不良債権になりそうだし、OKの総資産も減少しているから、クビは仕方ない」と突っぱねる。

 どちらが正しいか、私には判断する何物もないが、巨泉がOKショップに愛着を持っていたことは間違いない。OKの存続を第一に考えるべきであろう。

 お次は文春から。文春は、「嵐」二宮と伊藤の結婚に、松潤、大野、櫻井は猛反対だったと報じている。

 結婚を発表した後の11月14日の札幌ドームコンサートでは、ファンの女性たちが、「タイミングを考えろ」という抗議の言葉を書いた団扇を掲げたり、二宮の顔が真っ二つに割かれた団扇が投げ捨ててあったそうだ。

 さらに、マザコンと指摘されたこともあった母親や姉とも、結婚を押し切った息子と伊藤に、複雑な感情を抱いていて、二宮は実家に寄りつかなくなっているという。

 結婚というのは難しいものである。これまで違う生活をしてきた他人同士が一つ屋根に暮らせば、すべてが順調に行くことは万に一つもない。結婚=辛抱である。

 二宮と伊藤に、その覚悟があるのか。やや心配ではある。

 サンデー毎日は、関電役員たちが福井県の高浜原発のある高浜町森山栄治元助役から3・2億円もの金品をもらっていた「原発マネー不正還流事件」で、関電役員たちを刑事告発して全容を解明しようとする市民団体が、近く検察当局に告発すると報じている。

 代理人弁護士は、福島第一原発事故で東電旧経営陣を刑事告発した「福島原発告訴団」の河合弘之ら6人だという。

 現在、関電が設置した第三者委員会が調査しているが、河合は、「第三者委員会で事件の深層に迫るのは構造的に困難だ」という。調査費用も関電から出るし、岩根茂樹社長も報告書が出るまで残留するとなると、社内資料やデータをどこまで出すかを社がコントロールできるからだ。

 河合は、刑事告発して司直を動かすしかないという。3つの罪名が適用できるそうだ。刑法の特別背任、取締役等の贈収賄、それに脱税だ。

 だが司直の手に委ねると、最後は時の政権への政治的配慮が働くこともあるので、それを避けるために、株主代表訴訟という手段があるとも話している。

 朝日新聞によると、調査委員会は21日、退職者を含む、県職員計109人が森山から金品などを受領していたとする調査結果を発表したそうだ。この問題は高浜原発だけではなく、原発のあるところでは、似たようなことが行われていることは間違いない。徹底的な全容解明が必要である。

 さて、新潮はこのところビートたけし批判を続けている。今週もいきなり、この怒声が響いた。

「なめてんじゃねーぞ、コノヤロー!」

 暴力団も真っ青の怒声を上げているのはビートたけし。今年の2月11日、たけしが所属していた「オフィス北野」の森昌行社長をつるし上げているときのことだという。

 先週、新潮は、たけしの弟子だった石塚康介が、彼の愛人からパワハラを受けて自律神経失調症になったため、たけしも取締役に名を連ねている「T.Nゴン」を相手に損害賠償を求め提訴したことを報じた。

 今週は、愛人と出会ってからケチになったたけしが、愛人から、「オフィス北野の人たちの給料が高すぎる、金を取られているだけじゃないの」と吹き込まれ、軍団を引き連れて森社長を「鬼の形相」(石塚)で恫喝した際の音声を文字に起こしている。

 石塚は、殿(たけし)と横井(愛人・匿名)のことは、軍団も含めて近しい人間はみんな分かっているはずだという。そしてこう思っているはずだと。「殿、早く目を覚ましてください」。年を取って女に狂うと始末が悪いそうだ。色ボケたけしよ、どこへ行く。

 さて、女優・沢尻エリカが違法薬物MDMAを所持していた現行犯で逮捕された。文春は、沢尻の薬物使用の情報を入手したのは今年8月で、それから沢尻の行動確認を行ってきたという。

 逮捕の前夜から、渋谷のクラブWで沢尻が、彼女が心酔しているイベンターのB、交際相手のファッションデザイナーたちと合流し、ハイテンションで騒いでいた様子をカメラに収めているのはさすがである。

 元々、09年9月30日に、沢尻は所属プロダクションから専属契約を解かれたときも、文春は、「解雇理由は沢尻が大麻中毒だったから」(12年5/31号)と報じている。

 海外でマリファナを吸い、ホテルの屋外バーを借り切ってコカインパーティーをやったりと、おそらく10年以上の薬物常習者だったのだろう。

 せっかく、12年に映画『ヘルタースケルター』で、全身整形で誰もがうらやむ美しさとスタイルを手に入れ、トップモデルへと上り詰めた挙句、狂っていく女を好演して評価され、新年からはNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で重要な役をゲットしたのに、バカというしかない女である。

 だが、沢尻逮捕には2つの問題がある。1つは、捜査当局が逮捕情報を事前にメディアに流していたことである。一罰百戒だというのだろうが、いくら薬物中毒の有名人であろうと、メディアの前でさらし者にしていいという理由は絶対ない。

 当局にリークされて唯々諾々と従うメディアも情けない。一説には、安倍首相の「桜を見る会」疑惑を薄めるために、官邸がリークしたのではないかという見方もあるそうだ。

 2つ目は、CMは致し方ないとして、NHKが沢尻の場面をカットして、代役を立てて撮り直すというのは、私には解せない。

 芸能人が逮捕されると必ず、違約金が何億円になるという話が出る。CMはイメージが損なわれるから仕方ないとして、ドラマはそのまま流せばいいではないか。

 殺人犯でない限り、視聴者側も、これが噂の女優かと見てみたいと思うはずだ。視聴率は上がるに違いない。

 せいぜいテロップで、この女優は違法薬物所持で逮捕されました、とでも流せばいい。

 文春オンラインでは、NHKは撮り直すべきかどうかのアンケートをやっている。私は、「撮り直しは必要ない」が多くを占めると思う。

 それよりも、不祥事を起こした芸能人たちのテレビ復帰が早すぎることの方が問題だと思うのだが。

 お次は、「桜を見る会」で追い詰められている安倍首相を、さらに新潮と文春が追い詰める話である。

 何やら今を盛りと咲き誇っていた安倍桜が、アリの一穴で散りそうな気配が出てきた。

 新潮は、メディアの人間たちも「桜を見る会」に招待されていたのに、それには触れずに安倍を叩くのはおかしいのではないかと、一応、皮肉をいいながらも、ホテルニューオータニで開かれた「前夜祭」が、1人5000円会費で行われたのは、問題ありとしている。

 ホテル側広報は、人数や料理などで基本料金の1万1000円より下回る値段で見積もりを出すこともあるといい訳しているが、時の権力者を忖度した上でのことだろう。

 もし、会費が赤字で、安倍首相側が差額を補てんしていれば、公職選挙法第199条の「公職の候補者等の寄付の禁止」に違反するという。

 この疑惑を払しょくするためには、ホテル側から見積書などが出てこないと難しいだろうと、岩井奉信日大法学部教授がいっている。

 たしかに、大人数のパーティーでは、人数の6,7割に食事や飲み物を抑えることままがある。だがそれにしても安すぎる。

 その上、安倍首相は自らの発言で墓穴を掘ったというのは、上脇博之神戸学院大学教授である。安倍首相は記者たちに、「会場の入り口の受付にて、安倍事務所職員が一人5000円を集金し、ホテル名義の領収書を手交し」、終了後に現金をその場でホテル側に渡したといった。

 上脇教授は、「この発言は政治団体がホテルと招待客の間に介在していたと認めたようなもの」だから、政治資金収支報告書に記載がないとおかしい。

 さらに、「参加者一人5000円という会費については、ホテル側が設定した価格だという報告を受けている」といっているが、ホテル側が“事情”を踏まえて料金を値引いたとすれば、首相側は価格以上のサービスを提供されたに等しいから、その差額は「寄付」に当たる可能性があるというのだ。

 それならば当然、寄付として収支報告書に記していなければいけない。

 FLASHでは、2日で1億円を稼ぐといわれる名古屋のキャバ嬢、エンリケこと小川えり(32)が、昨年の「桜を見る会」に招待されたとSNSで写真を上げたが、これは「偽造」だったと、それを手伝った彼女と親しい関係者Aが暴露している。

 別人宛の招待状の封筒を手に入れ、修正液で消して本名を書いた紙を張り付けた。しかし、当日の会場で提出しないといけない受付票はうまく作れなかったため、裏業界に詳しい人間にねだって20万円で作ってもらったというのだ。

 今年も彼女は、この会に出席しているが、Aは彼女と袂を分かったため、なぜなのかわからないそうだ。

 だが、文書偽造に詳しい人間は、今年は1000枚以上が偽造されたのではないかと話している。自分を箔付けしたい人間たちに、山口組系のフロント企業の窓口が売りさばいているというのである。

 手間賃が安く、ほとんどが利益になるから、反社の人間たちは笑いが止まらないそうだ。偽造で入った反社の人間が、安倍や政治家たちと親しそうに記念写真を撮り、「オレはこいつらと親しい」と大物ぶって悪事を重ねる。罪作りな会である。

 文春は、ホテルニューオータニのパーティーなどを担当する料飲営業部にいたことがある現職社員が、会社からは取材に答えるなといわれているのだがと前置きして、こう話している。

「会費五千円はあり得ません。会場費は値下げができませんし、飲食費をディスカウントするといっても限度がある。(中略)八百人規模ならば、通常、飲食費と会場費(今年は一番広い“鶴の間”で行われた)を含めれば、どれだけお安いメニューにして、提供する食事や飲み物の量を少なくしても、最低でも合計で一千万円はかかります」

 このホテルと安倍家の付き合いは、初代社長と岸信介との時代から始まっているそうだ。

 さらに文春によれば、11月15日に、オータニの広報部長ら2人を安倍事務所に呼び出して、話し合いの場を持ったという。そこで、「会費5000円」が厳重に確認されたというのである。要は口裏合わせをしろといい含めたということだ。

 したがって、オータニの代表取締役常務・東京総支配人の清水肇は文春に、「安倍さんが説明された通りです。五千円が安いと言われても、うちがそれで引き受けているんだから」と答えるのも無理はないのだろう。

 問題の領収書に関しても、客の一人一人に領収書を切ったと答えているが、先の現職社員は、「領収書を一人一人に発効するのはあり得ません」と真っ向から否定して、「全体としてまとめたものを(安倍後援会側に)発行していると思います」といっている。

 郷原信朗弁護士も、前夜祭は「あべ晋三後援会主催」と案内の書面に書かれており、事務所が参加者からお金をとりまとめてホテルに払っているのだから、収支報告書に記載がないのは、「政治資金規正法違反(不記載)にあたります」と断じている。

 野党は勢いづいて、この問題の「追及本部」まで立ち上げた。だが、安倍首相のことだから、それなら解散して信を問おうと考えるかもしれない。

 今週の第1位は、新潮の次期警視総監といわれている人間にまつわる不都合な真実に迫った記事に贈りたい。

 新潮に、次期警察庁長官候補といわれている中村格官房長が、刑事部長時代に、ゲームセンターで遊んでいた子どもが、30代の男に殴られた些細な“事件”に、警視庁捜査一課の精鋭たちを動かしたことがあったと報じている。

 中村官房長は、菅官房長官の覚えがめでたく、15年4月に起きた伊藤詩織準強姦事件では、伊藤がTBSワシントン局長を訴え、高輪署が逮捕状をとって逮捕しようとしていた直前、待ったをかけた人間である。

 その局長は安倍ベッタリで有名な男だったため、中村が官邸に忖度してやったのではないかと新潮などに報じられた。

 このときも、被害者の父親が署で職業を聞かれ、「安倍総理の秘書をやっていた」と話したため、中村刑事部長は、他の事件で忙殺されている捜査一課の刑事たちに指示して、取るに足りない事件に向かわせたというのである。

「暴行容疑で逮捕状を請求して逮捕したわけだけど、“むしろ加害者の方が可哀想になっちゃいました”とも。それに“傷害でやれないから暴行(容疑)で身柄を取ったんです”という状況だったようだね」(警視庁OB)

 事件は15年のことだ。当時の刑事部捜査一課の刑事が愚痴っていたことを新潮は掴んで、執念深く取材を続けていたらしい。

 このままいくと、中村が警察庁のトップになってしまうという危機感もあるのだろう。

 今国会が閉会すれば、現在の長官が退任し、次長が長官になる可能性があるという。次の次長には中村官房長がなり、そのままいけば次長が警察庁長官になる。

「こんな人物が全国警察のトップになっていいのだろうか」。新潮の嘆きはよくわかる。(文中敬称略)

【巻末付録】
 今週はポストだけ。

 袋とじは「HoneyTrap/若手IT企業社長から極秘プロジェクトの概要を盗め」。現代もよくやるストーリーがあるのかと思ったらそうではない。

 だが、このモデルの美女がなかなかいい。こういう女にハニートラップされたら、会社をクビになってもいいな。

「長谷川京子、おんな盛りのハセキョー-16年ぶり写真集から特別公開」「犬童美乃梨、日本一のカラダ、ぜんぶ出しちゃった!」。まあ、こんなところだろうな。

 先週、ポスト編集部に呼ばれてヘア・ヌード写真集について鼎談をしてきた。メンバーは元マガジンハウスの石川次郎、元光文社の鈴木紀夫。

 いまさらヘア・ヌードでもないだろうと思ったが、話しているうちに興が乗って来て、いらぬことまで話してしまった。後悔先に勃つ!

剛力彩芽と破局した前澤友作氏は秘書志望の人妻との「脅迫トラブル」経緯を堂々と説明すべきだ!

今週の注目記事・第1位「剛力彩芽破局の裏で前澤秘書志望人妻との『脅迫』トラブル」(『週刊文春』11/21号)「『前澤』『剛力彩芽』ついに破局!タレント生命を絶たれた代償はいくらか」(『週刊新潮』11/21号)

同・第2位「二宮和也を陥落させた元女子アナの『上昇志向』」(『週刊文春』11/21号)

同・第3位「『おっさんずラブ』眞島秀和『極秘結婚3年』」(『FLASH』11/26号)

同・第4位「フジ久代萌美アナがユーチューバーと半同棲」(『フライデー』11/29号)

同・第5位「千原せいじ『不倫三国志』弁明150分」(『週刊文春』11/21号)

同・第6位「殿『ビートたけし』を幻惑する『18歳年下愛人』」の手練手管」(『週刊新潮』11/21号)

同・第7位「森田健作知事に新疑惑『私的視察』のウソと政治資金ネコババ」(『週刊文春』11/21号)

同・第8位「『キーエンス』ってどんな会社?」(『週刊ポスト』11/29号)

同・第9位「世界で最も優れていると認定された『オランダの年金制度』その中身」(『週刊現代』11/23・30号)

同・第10位「石田ゆり子『50歳の隠密日課』を追跡」(『週刊アサヒ芸能』11/21号)

同・第11位「『大学入試改革』何故すべての道は『ベネッセ』に通じる?」(『週刊新潮』11/21号)

同・第12位「真っ赤どころか火の車『ソフトバンク』破綻への道」(『週刊新潮』11/21号)

同・第13位「安倍内閣を支配する“学歴コンプレックス”」(『週刊ポスト』11/29号)

同・第14位「上岡龍太郎の見事な生き方に学ぶ」(『週刊現代』11/23・30号)

同・第15位「『認知症の権威』が発症して分かったこと」(『週刊新潮』11/21号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 女優・沢尻エリカ(33)の違法薬物所持逮捕で大騒ぎだ。「別に」発言でメディアから排除されていたが、美貌と演技力が買われてカムバックしたのに、またこれかよ! である。

 NHKの大河ドラマに出ることが決まって、すでに収録を始めていたそうだ。

 それ以外にもCMが何本もある。その賠償金だけで5億円とも10億円ともいわれる。

 MDMAというのは、SEXのとき使うと激しいエクスタシーを味わえるそうだから、男と遊ぶ時に使っていたのだろうか。

 彼女は主演映画『ヘルタースケルター』で、全身に美容整形を繰り返すスター役を演じ、全裸シーンも大胆にこなしたが、あのようなSEXを実生活でもしていたのだろうか。

 スポーツ紙を読んでいても、ほとんど同情の声はない。彼女が初めて出た映画『パッチギ』の監督・井筒和幸が、「あほんだら」といいながら、「罪を反省したらオファーする」といっているくらいである。

 美しさを武器に、ふて腐れた性格の女を演じることでは右に出る者はいなかった。

 惜しいとは思わないが、今度も無一文からのし上がってこられるか、沢尻の5年後がチョッピリ楽しみだが。

 さて、まず新潮の認知症の記事から。

 連載していた「認知症との闘い」が終わった。私は気になるからずっと読んでいたが、今回は、認知症の権威として有名な精神科医・長谷川和夫(90)の話を中心にやっている。

 長谷川は、17年10月に、自分が嗜銀顆粒性認知症患者であることを公表した。嗜銀顆粒が脳に溜まり記憶障害が出るそうだ。

 80代以降に発症することが多く、進行は比較的遅いのが特徴だという。

 長谷川によると、朝は頭がすっきりしているが、午後1時を過ぎると認知症っぽくなるそうだ。

「自分の中に医師としての自分と患者としての自分がいる」

 そう話す。忘れっぽくなったり、昼か夜か分からなくなったりするそうである。

 長谷川は、認知症患者に安心感を与えるのは、「自分は知らないけど、相手は自分のことを知っている」という状態だという。

 彼の義父がアルツハイマーになった時、長谷川も妻も黙っていたら、当時20歳の次女が、「おじいちゃん、私のことわからなくなったと言ってるけど、私たちみんなおじいちゃんのことを知っているから大丈夫よ。心配ないよ」といったら、義父はホッとした顔をしていたそうだ。いい話だ。

 引退して20年が経つが、上岡龍太郎という芸人が好きだ。

 私の友人に、上岡と親しい人間がいる。彼に、少人数で上岡さんの独演会をやらないかと持ち掛けているのだが、なかなか実現しない。

 現代がその上岡を取り上げている。

「表舞台から身を引いてまもなく20年が経つというのに、いまだに『あの人の姿をまた見てみたいな……』と懐かしがられる人がいる。『芸は一流、人気は二流、 ギャラは三流』というキャッチフレーズで、’80年代~’90年代のテレビ界を席巻した上岡龍太郎(77歳)その人だ。(中略)

 1960年、横山ノックに誘われ横山フックと『漫画トリオ』を結成。正統派漫才で上方芸能界に旋風を起こした。’68年に漫画トリオが解散すると、上岡龍太郎の名前で活動を開始。立て板に水のごとき流暢な話術と、博覧強記に支えられたユーモアと毒舌が受け、『恵まれない天才、上岡龍太郎です』の決まり文句とともに、関西芸能界のトップタレントとなる」(現代)

 毎日放送の元プロデューサー影山貴人同志社女子大学教授がその魅力をこう振り返る。

「『芸人なんて暴力団と一緒や』『政治家になった芸人はおるけど、芸人になった政治家はおらん。だから、芸人のほうがエラい』といった、過激さの中にユーモアとインテリジェンスがある発言で人気を呼びました。

『ナイトスクープ』の初代局長を筆頭に、笑福亭鶴瓶さんとのトーク番組『鶴瓶上岡パペポTV』、島田紳助さんと毎週実験的な企画に挑んだ『EXテレビ』など、テレビバラエティ史に残る番組のメインをいくつも務められた。30代以上の関西人で、上岡さんの番組を見たことがないという人はほとんどいないと思います」

 以前から上岡は「芸能生活40年を迎える2000年には引退する」と公言していたそうだ。「それは上岡さん独特のジョークだろうと思ってたんです。そしたら、本当にきっぱり辞められた。芸能界というのは定年もない世界ですし、人気がある間は長く続けるのが当たり前だった。それだけに、業界に衝撃が走りました」(影山)

 だが辞めた理由は別にあると話すのは、小説家の増山実である。

「上岡さんの話芸と圧倒的なセンスなら、その後10年、20年と芸能界のトップに居続けることができたはずです。それでも引退を選んだのは、おそらく自分の限界ではなく、テレビの世界に限界を感じられたからではないでしょうか。

上岡さんの魅力のひとつが、視聴者や番組スタッフに媚びないストレートな物言いでしたが、いまのテレビは、局が視聴者の抗議やスポンサーのクレームを過剰に恐れて、問題を起こさないよう慎重になりました。

 90年代の終わりはそんな傾向が強まりだした頃。骨のあるテレビマンも減っていくなか、『芸能界では自分のやりたいこと、言いたいことを表現できなくなる』と敏感に感じとったのではないか」

 何年も前から引退を考えて準備を進めてきた上岡は、引き際も一流なら引退後の人生の楽しみ方も一流だという。

 上岡をよく知る芸能関係者がこういっている。

「引退後、上岡さんは奥さんと一緒に演芸や舞台を見に行くことを楽しんでいらっしゃいました。

 神仏仏閣にも関心を持たれていて、地方に旅行に行くこともしばしば。

『戦火に見舞われた神社や寺に残っている傷を見ながら、その歴史に思いを馳せると、何時間でも平気で過ごせる』ともおっしゃっていました」

 私が知る限り、引退後上岡は「プロゴルファーになる」といって、たしか、アメリカにまでゴルフを極めに行っていたはずだ。

 また抜群の記憶力を、万葉集をすべて覚えるなど、一人で楽しめることにも熱心だったと聞く。

 今は年齢的なものか、すこし老人性うつの様なものが出ていると聞くが、もう一度彼の話芸を聞きたいものである。

 お次はポストから。

 現在の安倍政権は反東大内閣と呼ばれるそうだ。過去の自民党政権に比べて、東大出身の大臣が極端に少ないからだ。

 小渕内閣では7人。第一次小泉内閣では6人など、平均6人から7人の東大出身大臣がいた。

 安部内閣も第一次政権では7人いたが、再登板後の第二次政権では、発足時に4人だったが、今回の改造では3人にまで減少しているという。

 教育行政の責任者である萩生田文科相は受験失敗組で、早稲田実業高校から一浪して明治大学に進学している。

 いずれも受験エリートとは言い難い。安倍首相は東大出身者とエリート官僚が嫌いのようだ。お友達政治家にも東大卒はほとんどいない。麻生副総理や菅官房長官も東大ではなく、政権として東大出身者主導の政治に対するルサンチマンがあると思うと、政治ジャーナリストの野上忠興が指摘する。

「内閣人事局をつくって官邸が官僚トップの人事権を握り、非東大の政治家が東大出身の官僚の上に立つという仕組みをつくったのもその現れでしょう」(野上)

 祖父の岸信介も父親の安倍晋太郎も東大法学部出身である。

 上から、東大以外は大学ではないといわれ続け、そのコンプレックスが東大嫌いになったのだろう。可哀想に。

 ところで、ソフトバンクとLINEが経営統合する話し合いが進んでいると、日経がスクープした。これで世界の巨人である「GAFA」に対抗できると、お気楽な論調もあるようだが、私にはそうは思えない。

 11月6日に15年ぶりの営業赤字決算を発表した孫正義が、そうしたところから目をそらせるために仕組んだ、大博打ではないのか。

 新潮で、会計評論家の細野祐二が、「ソフトバンク破綻への道」を寄稿している。

 細野は、最大の問題は、SBGの連結有利子負債が合計16兆円という、とてつもない巨額なもので、22年3月期には、「国内の劣後債など合計1兆3056億円の返済期日がやってくる」(細野)が、「私には、返済資金の目途はつかないように思える」(同)と悲観的だ。

 細野は、「本当に反省しなければならないのは孫氏自身の経営思想そのものではないか」と批判している。

 次々に大きな夢を振りまくのはいいが、その先にあるのが「破滅」では、どこぞのスーパーの創業者のようになってしまうのではないか。

 同じ新潮が、英語の民間テストでも、お受験産業の雄・ベネッセが優遇されることへの疑問を投げかけている。

 国を挙げての大学入試改革というのは、一部の議員がベネッセと親しいために、ベネッセ主導で行われてきたというのは、先週文春が追及していた。

 今や「入試改革請負人」とまでいわれるベネッセだが、一方で、ベネッセは全国の高校に営業をしているという。

 たしかな情報を持っているであろうベネッセのいうことを、高校側は聞かないわけにはいかない。そして、「あらゆることがベネッセ漬け」にされ、それ以外の選択肢はないと、現場の教師たちは悔しがっているという。

 そのベネッセはいまや老人ホームの大手でもある。まさにベネッセは「ゆりかごから墓場まで」を握っているのである。

 一私企業に、ここまで握られていいはずはない。

 アサヒ芸能は、アラフィフになっても、その美しさが(というよりも可愛らしさか)衰えない石田ゆり子(50)の日常を追っている。

 毎週水曜日は元麻布のジムに通って汗を流し、そこから恵比寿の伊勢丹で買い物をするのがルーティンだそうだ。10年以上、ビラティスを続けているそうだが、はて? ビラティスって何? 女性の体幹強化に役に立ち、一日わずかな時間でできるヨガの様なものだそうだ。

 犬の散歩を兼ねてウオーキング中にセリフを覚えるという。彼女の健康法は、体を温めることだそうだ。撮影中は薄めの腹巻きや防寒タイツなどでしっかり対応しているそうだ。仕事が終わった後には、長めのお風呂に漬かる。

 いいね、一緒にお湯に漬かりたいね。彼女、大変な稼ぎがあり、豪邸に住んで、それとは別に3億円のマンションも買っていたそうである。男はいないのかな?

 次は現代から。オランダの年金制度が優れていると報じている。

「37の国と地域のうち、31位――。アメリカのコンサルティング会社、マーサーがまとめた、各国の年金制度を比較するレポート内での日本の順位である。

 マーサーから年に一度発表される『年金制度の国際ランキング』は『十分性』『持続性』『健全性』に大別される40以上の項目から各国の年金事情を比較し、位置づけるものだ。

 100点満点で評価されるこのランキングにおいて日本は48.3点にとどまった。29位に韓国、30位に中国とアジア諸国は低迷しているが、経済大国とは言えない南米のチリが10位、ベルギーも19位であることを考えると、日本の順位はかなりショッキングだ。

 このランキングにおいて81点というスコアをおさめ、2年連続で1位に輝いたのがオランダである。人口1718万人、決して大国というわけではないのに、11年のうち10年で1位もしくは2位に輝いている。

 マーサーの日本法人に所属する英国アクチュアリー会正会員の北野新太郎はこう語っている。

「オランダの年金制度において高く評価されているのは『持続性』です。年金制度と国民の生活が維持できるかという観点において、高いスコアが付けられているのです」

 オランダの年金制度において特筆すべき点は3点だという。

 まず1つ目の特徴は、資産年金の基金)が圧倒的に潤沢であるという。オランダの年金におけるに2階部分である職域年金の資産残高は1兆2476億ユーロ。日本円にして149兆1880億円となっているそうだ。

 これはオランダのGDPと比べると、190%に達する極めて高い水準である。

 対して、日本の1~2階部分に相当する国民年金・厚生年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の総資産は1.4兆ドル(約161兆7622億円)。金額としてはオランダより多くなっているが、対GDP比として見るとわずか30%にとどまるというのだ。

 財政や人口の規模から考えても、いかにオランダの年金が安定しているのかがよく理解できると現代はいう。

 2つ目の特徴は、所得代替率が非常に高いという点だ。現役時代の収入に対してどれくらいの年金をもらえるかを示す所得代替率は、日本の場合、61.7%2019年)。さらに厚生労働省はこのまま成長率が続くと、2050年には40%台にまで数値が落ち込むという見通しを立てている。

 一方でオランダは、70%という極めて高い水準で所得代替率を維持している。オランダが高い所得代替率を維持できている理由としては、年金保険料が非常に高いことが挙げられる。

「月収42万円の単身者をモデルにした場合、日本だと年金保険料は国民年金と厚生年金を合わせて月額3万7500円。同等の条件で、オランダでは約10万円も年金保険料を納める必要がある。

 さらに3つ目、日本でいう2階部分、厚生年金に当たる職域年金のカバーする範囲が大きいことも、オランダの年金制度を特徴づけている。

『オランダでは1階部分に相当する公的年金だけでも、最大で年に1万5459ユーロ(185万円)を受け取ることができます。これだけでも相当手厚いのですが、自営業者も含め、労働者の95%が職域年金に加入しているため、年金制度の持続性が十分に担保されているのです』(北野)」(現代)

 オランダでは年金保険料だけでなく、日本の消費税に当たる付加価値税も21%となっており、国民の負担感は大きい。その代わりに、長く、安定して、高い年金を誰もがもらえる仕組みができあがっているのだという。

「労働者にもある程度の負担と長期の勤務をしてもらい、老後の準備をするという考え方が浸透している。2階部分にほぼすべての労働者が強制的(自動的)に加入していることからも、これが理解できます」(北野)

 では、日本ではオランダ並みの手厚い年金制度を実現させることが、なぜできないのだろうか。

「日本の場合、年金制度に対するビジョンが定まっていないことが安定性を欠く要因の1つ」だと語るのは、社会保険労務士の北村庄吾だ。

「日本の年金制度には、はっきりとした目的がなかった。年金だけで老後を賄うための制度なのか、自助努力を前提とした、最低限の保障制度なのかすら定まっていません。この議論をしないまま、場当たり的な改正を続けてきてしまったことが、年金制度の危機を招いていると言えるでしょう」

 老後の安心のためには、日本もオランダのように、負担が増しても将来の安心感を得るのかと現代は結ぶ。

 だが、この国は年金の積み立てさえも株に投資してしまうのだ。負担ばかり重くなっても、年金には跳ね返らないということが十分予想できる。

 まず、政治家が国民に信頼されるように自己変革できるかどうかが、先だと思うが。

 お次はポストの記事。

「東京株式市場で異変が起きた。近年、日本企業の時価総額上位は1位がトヨタ、2位がNTT、3位 NTTドコモ、4位ソフトバンクGまでが不動の4強だった。ところが、去る11月1日、ある会社が時価総額9兆円を突破し、ソフトバンクGを抜いて4位に躍り出た。株式会社キーエンスである」(ポスト)

 時価総額上位にランクインしたのは、ひとえに株価の高さ(11月1日終値で7万4470円)によるもので、時価総額トップ10の中でも一番株価が高いのだ。

 これがキーエンスという会社の強さを物語っているという。

 この会社がもう一つ注目を集めるのは、社員の給料の高さである。『就職四季報2020年度版』によれば、総合職の平均年収は1位で、その額なんと2088万円。ランクインした企業で唯一の年収2000万超えで、2位の三菱商事(1541万円)を500万円以上も引き離しているのである。

 だが、これだけの優良企業なのに一般的な知名度は高くない。同社のホームページを見ても「キーエンスは、ファクトリー・オートメーション総合メーカーです」となじみのない言葉が並ぶだけで、一体何をしている会社なのだろうかと、ポストが調べる。

 社名から外資系企業と誤解されることも多いが、同社は74年に滝崎武光が兵庫県尼崎市で設立した創業45年の日本企業だという。

「社名はキー・オブ・サイエンスに由来しており、自動車や精密機器、半導体製造の工場などの生産工程を自動化するセンサーや画像処理システムを手がけている。

 現在は大阪に本社を置き、従業員数は7941人(19年3月期)。46か国210拠点で事業を展開し、25万社と取引があり、いまや売り上げの半分を海外が占める」(ポスト)

「キーエンスは自社で工場を持たず、商品の製造は安く外注しているため、粗利益(売上高から原価を差し引いたもの)が極めて高いのです。製造業の粗利益率の相場はせいぜい20~30%くらいですが、キーエンスは82.3%19年3月期)と突出しています」(公認会計士の川口宏之)

 自社製造の代わりにキーエンスが力を入れているのは、圧倒的な営業力だという。

「キーエンスは、もはや製造業というより、営業専門の会社です。顧客である企業のニーズを徹底的にヒアリングして困っていることに関する情報を膨大に集め、データベース化して商品開発に活かし、今までなかったオンリーワンの製品を生み出している。類似商品が他にないので、顧客としては高くても買う。さらに同社は、同じ課題を抱えている会社に横展開して営業することで収益を伸ばしている」(同)

 キーエンスの営業利益率は54%19年3月期)に達しているという。自動車業界ではダントツの営業利益を誇るトヨタでも8.2%19年3月期)で、まさに桁違いだ。

 キーエンスの場合、製造業者向けの事業なので広告宣伝をする必要がないし、他のメーカーのように莫大な広告予算をかけてテレビCMを打ったりもしない。

 就職採用の面接でも、学歴は不問で、蓄積された採用のデータベースを元に、自社の適正に合う人材だけが選ばれているそうだ。

 徹頭徹尾、合理的な会社なのである。キーエンスに新卒で入社し、数年間働いた経験のある同社OBがこう明かす。

「目標達成に対するプレッシャーは強かったですが、仕事自体は非常にシステマチックでした。『これを何回PRしたら何件売れる』といったデータに基づいて動く。1か月単位でこの日は社内でアポ取り、この日は営業に出ると決められていて、顧客への提案書も会社が用意し、すべて予定通りにこなすことが求められる。私が辞めて、次に誰が入ってきても、同じような成果を上げることができる仕組みになっていた」

 キーエンスの営業職は基本的に中途採用はなく、適正の合う新卒を採用し、ゼロから鍛え上げるシステムだという。

 だからこそ、社員の平均年齢35.8歳という若さにして年収2000万円超という給料が維持できるようである。

「課題を挙げるなら、内部留保を貯め込みすぎということかもしれません。キーエンスの連結貸借対照表を見ると、毎年積み重なってきた利益余剰金は1兆5000億円にも達し、自己資本比率は94.4%というとてつもない高い数字を誇っています。経営基盤は盤石なので、投資家にとってキーエンス株は大変魅力的ですが、一方で、この業績からしたら『配当が少ない』という声が上がっています」(川口)

 投資家にとってはあまり優しくない企業のようだが、社員にとっては優しいのだろう。それでいいと思うのだが。

 文春は、先週やった森田健作千葉県知事(69)の公私混同問題を、今週も追及している。台風15号で千葉県が深刻な被害を受けていた9月10日に、自分の別荘を公用車を使って見回っていたことを指摘され、定例会見で釈明中に、コップを持つ手が震えていた。

 文春によれば、森田という知事は、現場視察が相当嫌いらしい。東日本大震災のときにも、浦安の液状被害が深刻だったのに、浦安市長が連絡しても全く連絡が取れず、結局来たのは、震災3か月後、それも菅直人首相が来るというので、ようやく腰を上げたというのだ。

 文春は、総額5000万円が使途不明金になっていると追及しているが、こんな知事を当選させてしまった千葉県民にも、いささかの責任があると思うのだが。

 新潮は、ビートたけしに弟子入りして、今年の7月まで運転手を務めてきた石塚康介(41)が、たけしの18歳下の愛人・横井喜代子(仮名)と、彼女が代表取締役を務める『T.Nゴン』を相手に、損害賠償を求めて東京地裁に提訴したと報じている。

 横井は、銀座のクラブでホステスをしていたようだが、たけしと西麻布のバーで出会い、すぐに意気投合し、一緒に住むようになったという。

 その後たけしは妻と離婚し、横井と一緒に事務所を設立した。芸能関係者にいわせると、「横井は普通のおばさん」だそうだが、靴下まで履かせてくれる「母親タイプ」だという。

 たけしは彼女のいいなりだそうだ。たけしが共演する女優とのキスシーンにもクレームをつけ、共演をNGにしてしまったり、パチンコチェーンのCMのギャラが安いと、撮影1週間前に1000万円上乗せさせたりと、とかくカネに執着が強く、その影響で、たけしもカネにうるさくなったという。

 石塚は、たけしを差し置いて、自分を通せと命令されることに疲れ、「カメラで監視され、24時間、いつ理不尽なメールや電話が来るか分からない地獄の生活が続いたことで、ストレスで胃が痛み、(中略)私は仕事の途中に公園で倒れ込むようになってしまった」というのだ。

 今では、たけしの側近として残っているのは、オフィス北野時代からのマネージャーと横井くらいだそうだ。

 石塚は、これ以上たけしを「孤立」させないために、今回の告発をしたと話している。一時は天才といわれたたけしも70過ぎればただの色ボケ老人か。たけしよ、長生きするって悲しいな。

 今一人の色ボケ芸人を紹介しよう。お笑いコンビ「千原兄弟」の日本一の残念な兄・千原せいじである。

 今年5月、文春が「名古屋・ハヤシライス不倫」を報じ、その際、「奥さん愛してます。でも、カレーライスばかりじゃなくて、たまにはハヤシライスやハッシュドビーフも食べたくなる」といういい訳が話題になったが、千原にはハッシュドビーフだけではなく、元AV女優の彼女までいたというのである。

 今回のいい訳も、彼の芸よりナンボか面白い。

「もてることに必死やからね、俺は。もてたぁて、もてたぁてしゃーないんですよ。“もてたいの虫”がね、疼いて疼いて。(中略)今回はあきれてもうて、(奥さんに=筆者注)蔑まれるだけちゃうんかな。こないだ謝ったばっかりやから、謝っても許してくれへんかもなぁ……。ほんまに俺はいつ懲りるんやろ」 

 女にモテたいためだけで芸能界に入った男と、そんな男に遊ばれる女たち。ホンネをいえば、チョッピリうらやましいがね。

 フライデーは、『ワイドナショー』や『さんまのお笑い向上委員会』でアシスタントを務めるフジテレビの久代萌美アナ(30)が、ユーチューバーのはるくん(24)という男性と半同棲中だと報じている。

 6歳年下だが、はるくんは、トップユーチューバーだそうで、最大月収は300万円にもなるそうだ。

 昨今は、プロ野球選手や社長よりも、ユーチューバーが一番女性にモテる職業だという。時代は変わっているようだ。

 FLASHは、人気ドラマ『おっさんずラブ』(テレ朝系)で熱演して、女性人気急上昇の眞島秀和(42)が、美人雀士の渡辺洋香と仲睦まじく食事をしているところを激写。

 すわ、密愛発覚かと思いきや、2人は3年ほど前から結婚しているというのだ。仲良きことは美しきかな。

「嵐」の二宮和也(36)が結婚を発表した。相手は元フリーアナウンサーの伊藤綾子(36)。おめでたい話ではあるが「美談」ではない。

 伊藤は山形大を卒業後、秋田放送のアナウンサーになったが、「東京でキャスターになりたい」と、07年に退社している。その後、29歳で日テレ系の『news every』のレギュラーになって夢を実現した。その上、二宮とも交際を始めたという。

 文春で、日テレ関係者が「メイク中も普通に二宮クンとLINEでやり取りしてました」と話している。彼女は当初から結婚を意識していたようだが、16年7月に女性セブンが、二宮の自宅マンションへ足繁く通う伊藤のことを報じると、嵐のファンから猛バッシングを受けたのである。

 伊藤の事務所も、当然ながら、ジャニーズ事務所も2人を守ってはくれなかった。

 伊藤は番組降板にまで追い込まれ、公の場から姿を消したが、二宮との交際は続いていた。これまでの報道によれば、二宮も伊藤との結婚を熱望していたが、藤島ジュリー景子社長が猛反対していたという。

 二宮の結婚願望が、他のメンバーとの反発を招き、2020年末の「嵐解散」へとつながったようだ。そうしてようやくここへきての結婚発表。おそらく二宮は、解散を機に事務所を離れるだろう。

 ファン離れを恐れ、カネ儲けの手段としてしか自社のタレントを見ないジャニーズのやり方に、「NO!」を突きつけるために。これは私の個人的な願望だが。

 今週の第1位は、剛力彩芽が前澤友作と別れたと報じた新潮と、その前澤の醜聞を抜いた文春に捧げる。

 女優・剛力彩芽(27)がZOZO創業者の前澤友作(43)と“破局”したと新潮がスクープしている。

 剛力は前澤との結婚を夢見ていたらしいが、前澤にとって、彼女は都合のいい女でしかなかったのだろう。

 一時はCMの女王の座を争ったこともあった剛力も、前澤友作と付きあったため、そのほとんどを失い、タレント生命も断たれたといわれている。

 それでも彼女の所属するオスカーは、ようやく別れてくれたかとホッとしているというのである。CMは無理でも、女優としてやらせたい意向があるそうだ。

 彼女にピッタリの本を紹介しよう。遠藤周作の名作『私が棄てた女』の主人公ミツなんかいいと思うのだが。

 その前澤に、秘書にするからと自宅に招かれ、カラダを奪われたと文春にタレ込んだ女性がいる。

 話は単純だが、文春にとっては少々困った事態になったようだ。このA子、3人の子どもを持つ地方在住の41歳人妻で、離婚を考えていたそうだ。

 前澤とのなれそめも、お決まりのインスタから始まった。彼のインスタにメッセージを送ったら「面白いね」という返信が来た。その後、新しい会社を立ち上げるので、秘書と広報を募集していると前澤が投稿したので、登録をすると、即座に「10/3の昼」と提案してきたという。

 この男、よほど暇か、女漁りにしか興味がないのだろうか。甘い言葉につられてA子が前澤の住んでいるレジデンスを訪ねた。秘書の話はそっちのけで、前澤は寝室に連れ込み、「『可愛いよ』と言いながら迫ってきたのです。私は『駄目です。結婚してます』と何度も抵抗しましたけど、彼は私をきつく抱き寄せ」(A子)たというのである。

 だが、秘書に合格したと思っていたA子だが、前澤は「僕には決定権がないのですみません」と回答してきたそうだ。

 怒った彼女は、LINEを前澤に送りつけた。

「旦那→被害届→文春でも良いですか?」

 こうしてA子は文春にタレ込むのだが、その後も、前澤に、文春とのやりとりなどをLINEで送っていたという。

 そして、A子は、離婚後のことなどについて前澤から、「色々と良い事を言われた」ので、「とりあえず2人で会って、色々契約をしようと思いました」というメッセージを文春に送りつけてきたというのだ。

 その後、A子の弁護士からもメールで、「記事掲載の中止」を求められたという。この記事を掲載した理由を文春はこう説明している。

「記事の掲載を小誌が見送り前澤氏がA子さんに金銭を払えば、恐喝が成立することになりかねない。小誌はその片棒を担ぐわけにはいかない」

 さらに前澤は日本を代表する起業家だから、そのトラブルを報じる公共性、公益性はあるとしている。

 この話が全くのデッチアゲなら、前澤は堂々と会見を開き、事の経緯を説明すべきであろう。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずは現代から。「差異の快感、兄嫁、義母、教師がAVやピンク映画でずっと人気な理由」「花井美理、復活の裸身」「女優・波瑠そっくりさんグラドル・円さゆき」

 袋とじは「アンダーヘアの社会的使命、人はなぜ、この『毛』に魅せられるのか」

 この中では、「花井美理、復活の裸身」が私好みだ。ヘアについてはあれこれいわずに、愉しませりゃいいと思うがね。

 ポストから。「<実写版>ラッキーな瞬間-人気女優がハダカで体当たり演技!」

 袋とじは「謎の『美乳ガールズ』初ヘアヌード三重奏-この美女は一体何者!?」

 毎度おなじみの「なをん/園都-ねぇ、一緒に入ろ?」。園都と花井がいいと思うが、それ以外はイマイチかな。引き分けだな、今週は。

チュート徳井のやっていた「バレ元スキーム」は風俗業で行われている悪質なやり方だった!?

今週の注目記事・第1位「森田健作、台風被害の最中に『公用車で別荘』疑惑」(『週刊文春』11/14号)

同・第2位「玉川徹テレ朝40代美人女医『同棲』と20代OL<パパ活>?」(『週刊文春』11/14号)

同・第3位「安倍<お友だち>と英語試験業者の蜜月」(『週刊文春』11/14号)

同・第4位「西野朗前サッカー日本代表監督『名古屋の女』と『密会部屋』」(『FLASH』11/19号)

同・第5位「高倉健が最後に愛した女性の素顔-総額40億円超とも言われる遺産を相続」(『フライデー』11/22号)「この人に会いたい/高倉からはみみにタコができるほど『任せたよ』」(『週刊文春』11/14号)「『高倉健』実妹が悲しみ嘆く『非情の相続人』の肉親排除」(『週刊新潮』11/14号)

同・第6位「岡副麻希が東京五輪競泳エースと目指せ!『金メダル同棲』」(『フライデー』11/22号)

同・第7位「『橋本聖子』に違法献金の企業グループは『北海道カジノ利権』プレイヤー」(『週刊新潮』11/14号)

同・第8位「デジタル版『毛沢東語録』の恐ろしさ」(『ニューズウイーク日本版』11/12号)

同・第9位「店長はなぜ死んだのか」(『サンデー毎日』11/17号)

同・第10位「それでも『首里城』再建を誓う『琉球史学者』『宮大工』『漆芸家』」(『週刊新潮』11/14号)

同・第11位「アパレル崩壊、そして……三越伊勢丹がなくなる日-寂しいけれど現実」(『週刊現代』11/16号)

同・第12位「閣僚ドミノ辞任の裏で永田町に飛び交う安倍派VS菅派『醜聞紙爆弾』」(『週刊ポスト』)

同・第13位「『税金スルー芸人』徳井が頼っていた謎の税理士と吉本芸人」(『週刊現代』11/16号)「21世紀毒談/コラ、徳井!『芸能人と税金』<基本のキ>を教えるぜ」(『週刊ポスト』11/22号)

同・第14位「認知症/薬よりすごい食品があった!-カレー最善の作り方、ニンニクの秘密」(『週刊新潮』11/14号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 文春砲はすごい! 今週は1位2位3位を独占。新潮が頑張っているが、他の週刊誌は顔色なし。

 まずは新潮から。

 新潮で連載している「認知症との闘い」は毎週読んでいる。今週は「薬よりすごい食品があった!」。やはりイチローが毎日食べているというカレーはいいようだ。インドは認知症の発症が少ないというデータもある。

 カレーにチョコレート混ぜるとさらにいいという。チョコレートやカカオに含まれるカカオポリフェノールがいいようだ。

 ニンニクも認知症の発症を遅らせる効果がある。2日に1片でいいそうだし、ココナッツオイルもアルツハイマー病の改善にいいそうである。

 私はカレーとニンニクが好きだから、今夜は、キーマーカレーとニンニクの丸焼きで一杯やろうか。

 この間は、久々に面白いボクシングを見せてもらった。WWSSのバンタム級トーナメント決勝で、井上尚弥が5階級制覇のノニト・ドネアと闘った。

 前評判では、井上の圧勝だといわれていた。井上が26歳、ドネアが36歳である。ドネアの試合はかなり前から見ているが、往年の凄みが消えて、最近は衰えが目立ち始めていた。

 だが、試合開始からドネアが終始リードする展開になった。右眉の下を切り、鼻血で井上の顔は真っ赤になった。試合後井上は、2回頃からドネアが二重に見えたといっていたが、テレビで見ていても井上は劣勢に見えた。

 だが、終盤、ドネアに年齢の壁が立ちはだかった。10回頃から目に見えてドネアの動きが悪くなっていった。井上の左がドネアのレバーに突き刺さりダウンした。

 立ち上がったが、ドネアに挽回する体力も気力も失われていた。30歳前後のドネアなら、早い回で井上をKOしていただろう。レジェンドも年には勝てなかった。井上は思い知ったと思う。世界には自分より強い奴がいくらでもいることを。

 お次は現代から。脱税が発覚してから、次々に出演番組から消されていっているチュートリアル徳井だが、現代によると、徳井の事務所「チューリップ」では最初の税理士があまりにもいい加減だったので、大阪在住の税理士に顧問ではなく、スポットで仕事を依頼していたそうだ。

 これまでも報じられているが、徳井のやっていたのは「バレ元スキーム」というもので、一切収入の申告をしない手法を取っていたようだ。風俗産業などでは幅広く行われている悪質なやり方だ。

 元国税査察官で税理士の上田二郎は、申告内容に仮装や偽装行為があった場合は7年さかのぼって調査することができるが、単純な無申告では5年間しかさかのぼることができない。さらに「重加算税」が45%なのに、無申告の場合は最大で30%など、税法の隙を狙ったものだという。

 こういうことを知っていてやったとすれば、徳井は確信犯であろう。吉本興業は最初、闇営業問題と同じように事の重大性を認識していなかったようだ。

 だが、テレビ局が次々に徳井の出演シーンをカットしていくのを見て、慌てたようだ。

「吉本内でも『とても徳井は1年や2年で復帰するのは厳しいだろう』という話になっています」(吉本興業社員)。自業自得である。

 同じ話題をポストの「21世紀毒談」から。チュートリアル徳井の話から始まって「芸人と税金」についてビートたけしが話している。

「世のサラリーマンは給料から税金を源泉徴収されて、経費も大して認められない。それなのにテレビでチャランポランなことをやってジャンジャン儲けてるヤツが、ズルをしたというワケなんだからさ。

 闇営業や不倫なら『芸人だから仕方ない』って話になるけど、こと納税に関しちゃ、シビアな目を向けられて当然なんだよな。

 結局のところ徳井は10本以上持ってたレギュラー番組をかたっぱしから失うことになっちまった。『世間をナメてた』ってことが露骨にバレちまったからだよ」

 話は税理士にも向かう。

「本人は『税理士に相談してた』なんて言ってたけど、税金を未払いのまま見過ごす税理士なんているのか? それじゃまるで意味はないぜっての」

 徳井から話は、自分が出ていて、視聴率が最低のNHK大河ドラマ『いだてん』の愚痴になる。

「それにしても、かわいそうなのが大河ドラマの『いだてん~東京オリムピック噺~』だよ。よりによってクライマックスの東京五輪で、“東洋の魔女”と呼ばれた女子バレーボールを率いる大松博文監督を演じるのが徳井なんだからさ。

 結局、徳井の出演シーンは編集で大幅にカットされたけど、ストーリーの都合上全部は無理で、NHKはわざわざ『編集でできるだけ配慮して放送します』なんてテロップまで出すハメになっちまった。

 ラグビーW杯の日本戦が放送時間の真裏だったり、せっかく面白いドラマなのにまるでツイてないんでさ。

 徳井はクドカンのところに謝り行けっての!」

 自分の古今亭志ん生役が一番の視聴率落としだと気づいていないのかね。

 お次もポストから。安倍派と菅派で醜聞爆弾の投げ合いが始まるという。

「法務・検察トップの検事総長は、オール検察の捜査の指揮監督権という強い権限を持つ。政界に汚職疑惑が浮上すれば、政治家にとって“最大の敵”となる。

 それだけに政治家は検事総長に親しい人物を据えて、検察ににらみを利かせたい。

 現在の稲田検事総長は来年の8月に65歳の定年を迎え、後任の有力候補には、検察ナンバー2の黒川広務・東京高検検事長と林真琴・名古屋高検検事長という2人がいる。法務・検察首脳部の本命は林氏の検事総長就任と目されている」(ポスト)

 だが、そこに政治介入の動きがあるというのである。ジャーナリストの伊藤博敏がこう解説する。

「菅官房長官は官僚の人事権を握ることで現在のポジションを築いてきた。その菅さんの覚えめでたいのが黒川検事長です。

 黒川氏はかつて甘利明・元経済再生相の口利き疑惑の捜査では、特捜部ににらみを利かせて甘利氏を不起訴に持ち込んで政権を守ったとも検察内部で言われていた。

 菅さんにすれば、黒川氏を検事総長に据えて法務・検察を完全に掌握したい。しかし、それにはネックがある」

 高検検事長の定年は検事総長より2年早い63歳だそうだ。黒川は来年2月に定年を迎え、退官しなければならない。総長への道を断たれてしまうというのだ。

「黒川氏を検事総長にするには、稲田現総長には定年前に退任してもらわなければならない。人事のタイムリミットは12月とされ、菅さんが腹心の河井氏を法務大臣に起用したのは、そうした検察人事の根回しのためという見方がなされてい」(同)

 しかし、逆に河井のスキャンダルが発覚して辞任に追い込まれてしまった。菅にすれば検察を掌握する有力な手駒を失った形になった。

 しかも、週刊文春の締め切り前に、件の記事のコピーが政界やマスコミに流れた。

 事実上、記事掲載号が発売される前に辞任が決まったそうだ。

 安倍首相は河井の後任に、菅に近い人物ではなく、自身の出身派閥である細田派の森雅子を起用したのである。

 これで、黒川の検事総長就任は厳しくなったと見ることもできるようだ。菅の法務・検察に対するコントロールが弱まるようなことになれば、菅原や河井夫妻の捜査の行方にも影響する可能性があるという。

 これまで菅原、河井、小泉進次郎の資産公開、河野太郎防衛相も「雨男発言」で追い込まれるなど、菅に近い政治家が狙い撃ちされてきた。

「いよいよ菅さんの逆襲が始まるらしい。今度は安倍首相側近のものすごいスキャンダルが表に出る」

 そんな噂も流れているという。2人が決別して、もし菅が政権を離れることにでもなれば、安倍政権は空洞化し、1番ダメージを受けるのは安倍首相自身になるかもしれないそうだ。

 しばらくは、この動きに注意が必要らしい。

 さて、現代は、「アパレル崩壊、そして三越伊勢丹がなくなる日」という特集を組んでいる。

 ファッション流通コンサルタントの小島健輔は次のように語っている。

「9月末の伊勢丹相模原店、そして府中店の閉店が顕著な例ですが、百貨店の『閉店ラッシュ』がいよいよ止まらなくなってきました。

 ‘99年には311店を数えた日本の百貨店も、’20年には200店舗を割る勢いで閉店が続いています。
こうした流れのなかで、百貨店アパレル最大手のオンワードが600店の閉鎖を発表しました。4期連続の赤字が続く三陽商会でも、岩田功社長が責任を取って辞任する事態に追い込まれています。

 百貨店との取引が大きいアパレル業界は『共倒れ』の危機にあるわけです」

 ‘97年には9.2兆円規模だった全国の百貨店売上高も、’18年には約6兆円まで減少。三越伊勢丹でいえば、先の2店舗に加えて’20年に新潟三越の閉店が決定しているそうだ。

「’80年代前半に、百貨店が商品を買い取りから委託仕入れに変更したため、納入業者の負担が大きくなりました。業者は返品リスクを考え、原価を切り下げるしかなくなったのです。そこにバブル崩壊が追い打ちをかけた。

 売り上げが落ちるなか、伊勢丹が音頭を取り、アパレル側の納入掛率を下げ、利幅で稼ごうとした。’80年代半ばまで原価4000円で作っていた1万円のシャツが、今では2000円、下手するとそれ以下で作られています。

 一般の客からしても、『この品質で1万円?』と感じる人が増えたわけです」(小島)

 アパレルの売り上げが落ち、コストカットを進めるにつれ、量販店のテナントが増えていく。特別な場所だったはずの百貨店は、どこにでもあるようなショッピングセンターになり果ててしまうのだ。

 現代によると、経済産業省の商業動態統計調査によると、およそ40年前の’80年,百貨店・スーパーの売上比率は食料品30.8%に対し、衣料品が42%だった。これが’18年には、食料品59.4%、衣料品20%という割合に変化したそうである。

 アパレルのテナントよりも、デパ地下の方が3倍も売り上げている計算になる。

 放送作家の寺坂直毅は、

「今は、おしゃれだけど無機質な内装で、逆にファミリー層が入りづらくなったデパートが増えたような気がします。伊勢丹の現代的なスタイルが、全国のデパートに広まっていくんです。こうしたなかで、デパートで商品を買ったり買ってもらったりする特別な価値感が忘れられていくのは残念ですね。これも時代の流れといえばそうなのかもしれませんが……」

 現代は「良くも悪くも、百貨店業界の動向を左右するのは、いつだって伊勢丹だ。その伊勢丹の経営が立ち行かなくなったら、それこそ日本の百貨店は終わりを迎えてしまう」と結ぶ。

 そういえば、伊勢丹へ行っても、地下の食料品売り場しか行かなくなったな。

 ところで、先日パリに行った際、火災で焼けたノートルダム大聖堂を見に行った。マクロン大統領は、パリ・オリンピックが開催される5年後までに再建すると表明したが、そう簡単ではないだろう。

 エッフェル塔と並んでパリの象徴だったノートルダムの火災は、パリっ子たちに大きな衝撃を与えたようだ。

 沖縄のシンボルだった首里城が全焼してしまった。私も何度か見に行ったことがある。新潮によれば、首里城は、琉球王朝時代の1435年、1660年、1709年と、太平洋戦争時の4回も焼失しているという。

 今回は、放火ではなく、「火元とみられる正殿北側の1階部分から焼け焦げた分電盤が発見され、電気経路のショートが原因との見方が強まっている」(新潮)そうだ。

 首里城が世界遺産に登録されたのは2000年。86年から進められてきた復元プロジェクトが、ようやく今年2月に終わったばかりだった。

 しかし、復元に関わった人たちは、もう一度首里城を復元させようと意気盛んなようだ。

 復元プロジェクトのおかげで図面や資料も整備され、県内の職人の技術も育っているから「再び城をつくるのは十分可能なはずです」(高良倉吉琉球大学名誉教授)

 被害額は約73億円といわれるそうだが、建物は火災保険に入っているし、修復は国費で行われる。再び日本で唯一の「朱い城」を見ることができる日が来るようだ。

 サンデー毎日に「コンビニ残酷物語 店長はなぜ死んだのか」というルポが載っている。

 これを読んで、現在のコンビニが置かれている過酷な状況を思って、ため息が出る。

「10月末、ビルの1階ガラス戸に、大手コンビニチェーンの名前で張り紙があった。

〈故人に対し、謹んで哀悼の意を表します。お亡くなりになってから四十九日も過ぎ……〉

 この場所にあったフランチャイズチェーン加盟店のオーナーで、店長だった齋藤敏雄氏が亡くなったのは今年7月だった。

 享年60。都内に住む家族と別居していた千葉県内の屋内で死亡しているのが、ソーシャルワーカーにより見つかった。関係者によると、目立った外傷はなく、病死か自殺かは判然としない。

 齋藤氏は亡くなる前まで、9年続いた24時間営業の店の経営を必死で立て直そうとしていた。しかし、業績は回復せず、2月に、翌月末で閉店する旨を本部から伝えられた。妻の政代さんは『異議を唱えましたが、本部の答えは変わりませんでした』と話す。

 消沈した齋藤氏は、単身、北海道へ向かった。連絡をとった家族に『寒いところなら持病の心臓病で死ぬだろうし、保険金で家族は借金を返せる』と電話などで説明した。

 心配した関係者の説得で約1カ月後に戻った。しかし、失意のまま、ほどなく亡くなった」(毎日)

 人件費を少しでも抑えようと、齋藤夫妻や、当時高校生だった長男も勤務に入り、長時間勤務を続けたという。

 最初の悲劇が起きたのは14年9月だった。長男が19歳で、夜勤明けに自殺したのだ。遺書はなく理由は推察するしかないが、長時間勤務の連続に加えて赤字を抱え、大学進学を諦めざるをえないことになった直後の死だったそうである。

 齋藤店長夫妻の仕事ぶりは鬼気迫るものがある。

「齋藤氏は14年ごろから、午後5時半から翌朝6時まで毎日12時間半勤務した。一方、政代さんは、夫と入れ替わるように午前7時に入店し午後4時まで9時間、休憩なしで働いた。

 政代さんはその後、家計を助けるためドラッグストアでパート勤務し、日付が変わってから帰宅し家事をこなした。

 政代さんは本部から『このような働き方を「経営計画」として勧められた』と主張する。本部は『当時の担当者が辞めており詳細は不明だが、そのような指導をするはずがない』と否定し、見解は大きく違っている」(同)

 だが、悲劇はさらに続いた。18年末には、齋藤の親友で従業員の男性が自宅で急死したのである。直前までこの店舗で長時間勤務が続いていた。

 毎日によると、この地域には半径約700メートルの範囲で、確認できただけでも、5系列30店がひしめいている激戦区だという。同じ系列で10店以上出店する例もあったそうだ。

 私が住んでいる中野でも、駅から家に帰るまでにコンビニが5店舗ある。過当競争など通り越して、サバイバル戦争のようだ。

「夫も子供も親友も失った。全てを奪った。店を返して! 家族を返して!」

 本部の受付で政代が叫んだこともあるという。担当者は出てこなかった。

 セブン-イレブンは、24時間の見直しと、多くの店を閉めるという方針を打ち出したが、遅きに失したというべきであろう。

 齋藤店長のようなケースは多くの店で今も起きている。悲劇をこれ以上繰り返してはいけない。

 さて、中国の指導者というのは、国民を意のままに動かすために、いろいろなことを考えるものだ。

 世界で一番売れている本は聖書で、2番目が毛沢東語録だが、ニューズウイーク日本版によると、習近平主席はとんでもないことを考えたという。

 共産党中央宣伝部と電子商取引大手のアリババが共同開発して、今年の1月から配信を始めた「学習強国」というアプリがあるという。

 学んで国を強くしようというのかと思ったらそうではなく、「習近平主席に学んで強国になる」という意味だそうだ。

 習の思想を学び、クイズに答えてポイントを稼ぐと、習への忠誠度が高いと見なされ、仕事の一部として評価されるというのである。

 使用を義務化されたのは共産党員と各地の政府職員だけだったのに、8月になると、メディアの記者にも波及し、アプリのテストに合格した人にしか記者証を発行しないという規定がつくられたそうだ。

 初めは抵抗感を持つ人がいたが、使ってみると、音楽、映画、歴史などの多彩な文化講座を無料で楽しむことができ、獲得したポイントは観光スポットや商品などの割引に使えるというので、慣れて来たそうである。

 そのうち、全国民がこのアプリを使うことを義務付けられるようになるに違いない。毛沢東語録を「学習強国」が抜き去る時、中国はどのような国になるのだろうか。怖いな~。

 新潮は、マラソンが札幌に替ったことで、苫小牧にカジノをつくり巨大利権を狙う人間たちが蠢いていることを続けて報じている。

 今回は橋本聖子五輪担当相。北海道でカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の重要プレイヤーが橋本と強い繋がりがあるというのだ。

 それが競走馬の産出・育成事業で圧倒的な実績を誇る「社台グループ3兄弟」だそうだ。

 社台グループが橋本に寄付をしていたことは知られている。3兄弟の中でも競馬界を席巻しているのがノーザンファームを率いる次男の吉田勝己である。彼は毎年「ノーザンホースパークマラソン」を行っているが、その大会会長を務めているのが橋本である。

 吉田勝己はカジノ誘致を推進する「苫小牧統合型リゾート推進協議会」の副会長も務めている。

 吉田は、苫小牧に誘致が決まったら、市に約100ヘクタールを無償で寄付するといっているそうだ。

 新潮は、吉田の計算は、苫小牧に高級ホテルができれば、世界の富豪たちが来て、サラブレッドを実際に見て買ってくれるようになる、そうすれば、今とは比べ物にならないカネが落ちるようになると考えているのではないかと見ている。

 だが、そうした利権狙いの連中の思い通りになるかどうかはまだまだ不透明である。北海道新聞が行っている世論調査では、道民の6~7割がカジノに反対している。

 そうした道民の意識を背景に、鈴木直道知事は誘致を表明していない。

 パチンコ、パチスロ、競馬、競輪、競艇、オート……ギャンブル大国ニッポンに、これ以上ギャンブルはいらない。私はそう思う。

 フライデーから。フジテレビの『めざましどようび』のスポーツキャスター、岡副麻希(27)が、男子100m自由形の日本記録保持者の中村克(25)と都内の焼き鳥屋で飲んだ後、中村のマンションへと帰っていったと報じている。

 テレビで共演して知り合い、8月頃から交際を始め、現在は半同棲状態だという。中村はフライデーの直撃にも悪びれず、岡副と交際していることを堂々と認めている。

 同じフライデーに高倉健の養女の小田貴月の2003年頃の写真が載っている。こういうタイプを健さんは好きだったのか。江利チエミに似てないこともないが、ちとガッカリしたといっては失礼だろうな。

 俳優の高倉健が亡くなってから5年になる。命日は11月10日。

 文藝春秋から、高倉健が亡くなる直前に養女にしたといわれる小田貴月(おだたか=以前は小田貴・54歳)という女性の手記『高倉健 その愛』が出版された。

 帯には「人知れず2人で暮らした17年の日々。孤高の映画俳優が最後に愛した女性による初めての手記」「高倉からのリクエストはたった一つ、『化粧をしないでください』でした――」とある。

 彼女にまつわる様々な疑問は、ノンフィクション・ライターの森功が丹念な取材に基づいて書いた『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』(講談社)に詳しい。

 森功が件の本で挙げた彼女についての「疑問点」は以下である。

 貴月は高倉の死を福岡にいる高倉の実妹にも知らせず、死後2日で火葬してしまった。実妹が、遺骨を分けてほしいというと、遺言で散骨してくれといわれたからと断った。生前、死んだらここへ入ると高倉がいっていた鎌倉霊園の墓地を更地にしてしまった。ここには結婚していた江利チエミが孕んだが、事情があって産めなかった水子墓もあったのにである。

 クルマ好きで、多いときは20台ぐらい所有していたといわれる高級車も売り払い、手を入れれば立派に使えるクルーザーも解体してしまった。

 高倉との思い出が詰まっていたであろう世田谷区瀬田の家も壊して、新築した。

 なぜ、そうまでして高倉健という俳優が生きた痕跡を全て消し去ってしまったのだろう。

 それらの疑問に、一つでも二つでも答えているのではないかと思って早速読んでみたが、期待は見事に裏切られた。

 私がこの本にタイトルを付けるとすれば、『家政婦は見た! 高倉健の私生活』とでもするだろう。

 新潮と文春がこの本を取り上げている。文春は自社の出版物だから、当り障りのない阿川佐和子の対談のゲストに登場させているが、その阿川でさえ、最後の「一筆御礼」でこう書いている。

「貴月さんのお話を伺えば伺うほど、納得できたりできなかったりの繰り返しで、もやもやとした余韻がいまだ心の片隅に残っております」

 タイトルにある「高倉健 その愛」の“愛”は、誰に向けられた愛なのかも判然としない。貴月は阿川に、こう答えている。

「愛とは魂の共鳴ではないかと。あくまで私論ですが、人はそれぞれ異なる周波数を持っていると思っています。高倉は微妙なものから振れ幅が大きいものまで頻繁に周波数が変わります。その周波数に合わせられる力が愛」

 この女性の「はぐらかす力」は一級品である。

 貴月の義理の母親・河野美津子(86)が新潮に、貴月は3度の結婚していたと明かし、こう語っている。

「詳しい事情は何も知りませんが、健さんにとって貴さんは家政婦だったということでしょう。健さんは江利チエミさんが亡くなった時、“彼女以外を愛さない”という風に言っていたんでしょう。私は健さんを信じています」

 高倉の縁の者やファンが「お参りするところがない」ため、高倉の一番下の妹・森敏子(84)たち血縁者の手で、三回忌を機に、福岡県中間市の小田家の菩提寺「正覚寺」の境内に記念碑が建てられた。

 高倉が好きだった言葉、「寒青(かんせい=風雪に耐えて青々と立つ冬の松の意)」の二文字が直筆で刻まれた。

 敏子がこう語っている。

「今回の一件で、テレビを見た(本の発売前に彼女がワイドショーなどに顔出しをせずに出ていた)友だちや兄のファンの皆さんが心配され、お電話を頂いています。皆さん、“死人に口なしやね”などと仰っていて、私もそんな風に思ったりしないわけでもないですけれど、全然問題にしてないんですよ」

 貴月は阿川に、何もいわないことで批判されることに対して、「高倉からの遺言や、生前から頼まれていたことを守っているということに尽きる」といっている。

 だが、彼女の一連の振る舞いが、高倉健の生前のイメージを壊していることに気付いていないようだ。高倉健が哀れに思える。そういってはいい過ぎだろうか。

 FLASHはサッカー界の超モテ男・西野朗前サッカー日本代表監督(64)が名古屋の女性と「密会」していると報じている。

 西野が家族と暮らす自宅は埼玉県にある。だが名古屋にも“自宅”があり、近所で堂々と2人で歩いているという情報が寄せられたというのだ。

 西野は15年まで名古屋グランパス監督を務めている。10月2日の夜10時。名古屋市内のマンションに西野が情報通り現れ、慣れた様子で入っていったそうだ。

 翌日は、2人でパン屋に寄り、コンビニで飲み物を調達すると、マンションへ戻っていった。

 西野がUAE戦を終えて帰国した10月22日も、名古屋へ現れたそうだ。

 FLASHがマネージャーを通して確認したところ、彼女とは趣味のマラソンで知り合った単なる知人だと返事をしてきたという。

 西野のモテ方は有名で、各都道府県に1人ずつ“現地妻”がいるといわれているそうだ。還暦過ぎてもこのモテ方は凄いといわざるを得ない。

 ところで新聞やワイドショーは、文春にお歳暮でも届けるべきではないか。このところの重大ニュースは、ほとんどが文春発である。

 菅原一秀経産相と河井克行法務相の辞任。今週の森田健作千葉県知事の「台風被害最中の帰宅問題」追及と、文春砲がさく裂している。

 今週号で追及している「安倍“お友だち”と英語試験業者の蜜月」も破裂すれば、モリカケ以上の深刻な問題になりかねない。

 萩生田文科相の暴言で延期された大学入試の英語民間試験だが、文春によれば、これを導入することは、安倍首相の私的諮問機関として設置された「教育再生実行委員会」の提言で具現化されていったという。

 14年末に、「2020年度からの実施を目指す」という工程表が発表されたが、この時の文科相は下村博文であった。下村は安倍の最側近だが、「大学入試改革にかける情熱は相当なもの」だったと、ある自民党の文教族議員が憤っている。

 なぜなら、下村が熱心だったのは「業者による業者のための試験をやってくれ」というものだったからだ。

 当然、その利権を巡って熾烈な水面下の争いがあったのだろうが、「主導権は英検と、『GTEC』という民間試験を運営する教育産業大手のベネッセコーポレーションに移っていきました」(文科省関係者)

 詳しいことは省くが、ベネッセと文科省とは抜き差しならない関係で、関連団体の理事長に元文部次官や中教審の入試改革のトップが入っていたり、文科省がベネッセに必要経費を肩代わりさせたりしていた。

「今年八月に大学入試共通テストの国語と数学の記述式採点業務として、約六十一億円の仕事も(ベネッセが=筆者注)受注しています」(教育関係者)

 14年7月にベネッセは、約3500万件という過去最大級の個人情報漏えい事件が発覚し、下村はベネッセが受注していた業務を一時停止させたものの、「すぐに解除を命じる“大甘処分”を下している」(文春)

 下村は、「ベネッセとは関係ない」と答えているが、多くの受験生や学校関係者を激怒させた「拙速な民間試験導入」は、決定に至ったプロセス、責任の所在を早急に公表すべきであること、いうまでもない。

 さて、玉川徹(56)という男がいる。朝の『モーニングショー』(テレ朝)のコメンテーターで、辛口コメントで人気がある。

 彼は、テレ朝の社員である。宮城県出身で、京都大学農学部から大学院に行き、テレ朝に入社した。一貫して情報番組畑を歩み、現在に至っているそうだ。バツイチで現在は独身。

 文春砲が狙いを定めたのは当然だろう。10月30日、『モーニングショー』の出演を終えた玉川は、玉川の自宅から40代の女性が乗ってきた黒のポルシェに乗り込むと、一路、横須賀市の佐島マリーナ近くの海鮮料理の店でランチを一緒に楽しんだという。

 親密な様子を文春は追い続ける。彼女が玉川のほっぺを指で突く。そのうち彼女は、指を玉川の鼻の穴に突っ込んだのである。

 この決定的瞬間を文春は捉えていた。その写真を文春はご丁寧に、グラビア2ページで掲載しているのだ。これを出されると、辛いよな~男として。

 彼女は美容外科医だそうだ。文春の取材はこれだけでは終わらない。外科医とは別に、20代の女性とも付きあっていたようだ。彼女は、ネットで「パパ活(食事や肉体関係など、デートの対価としておカネを受け取る)」をしているという。

 彼女は文春の取材に、「パパ活」をしていることは認めているが、玉川とはそこで知り合ったのではない、肉体関係はないと話している。

 これだけ情報を集めた文春は、玉川を直撃する。玉川は、広報を通せなどとヤボなことはいわないが、後で広報に知らせなければならないからと、スマホで動画を撮り始めたという。

 美人外科医について、「一緒に暮らされている感じですか?」と聞くと、「それ言うの? 一般の方ですよ。そこは勘弁してほしいですね」。「ご結婚は?」「だから(笑)。それ今、微妙なところですから。わかるでしょう」

 知り合ったきっかけは「僕、足のイボ取りに行って」だそうだ。あまり色っぽくはない出会いだが、「まぁ優しいんですよ、すごく。一人でずっと生きてきたので、優しさに飢えて」いて、親しくなったそうだ。

 還暦間近の中年男の侘しさはわかる。玉川のコメントは「毒舌」といわれるが、私が聞いている限りでは、早河洋会長と親しい安倍首相への慮りがやや目立つ気がする。やはりサラリーマンだから致し方ないとは思うが。

 文春ベスト3の掉尾を飾るのは、元タレントで千葉県知事の森田健作(69)が、甚大な台風15号の被害のあった次の日の9月10日、午後3時前に、人知れず県庁から姿を消していたと報じている記事だ。

 タマは小さいが、こういう人間が県政を握っているから、今回の台風による災害も、復興がなかなか進まないのだろう。見逃してはいけない。

「台風15号では、県の対応の遅れが大きな批判を浴びました。県庁に災害対策本部が設置されたのは、台風上陸から丸一日が経ってから。県内のほとんどの市町村が九日までには設置を終えたにもかかわらずです。また、災害救助法の適応や県職員の現地派遣は三日後でした。さらに、熊谷俊人千葉市長が『県に給水車の派遣を要請したが断られた』と怒りを露わにするなど、市長たちと森田氏との連携ミスも目立った」(県政担当記者)

 房総半島では、重軽傷者82名、約300棟の建物が全壊、半壊は3000棟以上にもなった。

 文春は、情報公開請求して知事の公用車のETC記録を入手した。

 県議会でも10日の公用車の走行記録を疑問視する声が上がったが、県の秘書課は「富里市内のコンビニで公用車を降り、自分が用意した車で富里市方面を視察して回った」と答えている。

 だが文春が取材してみると、富里市内で森田がいたのを見た人間はいないという。

 森田は、隣接する芝山町に広大な自宅がある(普段は知事公舎に住んでいる)。文春は「そこを(家が壊れていないか=筆者注)確認しに行ったのではないか」と推測している。

 近所の人間も、「十日は多分(知事が)帰って来てたよ」と証言している。

 森田は文春の直撃に、「あのー、ずーっと、視察をしていました」と答えているが、どこを視察したとは明かしていない。

 それでなくても、知事としての仕事ぶりは低調で、平日に知事室を不在にすることも多いという。

 文春の調べによると、昨年10月から今年9月までの1年間で、休日は何と141日になるそうだ。それなのに森田の所得は、給与と出演料を合わせると約2700万円になる。

 こんな知事要らない、そう思うのだが、本人は「みんながやれって言うからなあ」と、4期目を狙うつもりかもしれないそうである。千葉県民じゃなくても頭にくる。(文中敬称略)

【巻末付録】
現代からいこう。「<多角的分析>快感の経営学-セックスにおけるマネジメントとは?」「現役『with』モデル・Niki-いま一番人気の『美BODY』」

わが母校の女性か? 「長谷川千紗-早稲田大学卒の演劇美女が初ヌードに挑戦します」。根性は良さそうだ。

袋とじは「ドイツ発世界唯一の祭典『セックス見本市』単独撮影に成功」。もっと写真を大きく使ってもらいたいな。

ポスト。「『隠れ巨乳』の研究/女優編-人気女優が垣間見せた魅惑の双丘」

袋とじは「秋のヌード祭り-こっそり明かす『秋のエッチな体験告白』」「なをん/湘南の女・夕子」。今週のポストはあまり気合が入っとらんな。

よって今週は、わが母校卒の女の子もいる現代の勝ちだ。

チュート徳井のやっていた「バレ元スキーム」は風俗業で行われている悪質なやり方だった!?

今週の注目記事・第1位「森田健作、台風被害の最中に『公用車で別荘』疑惑」(『週刊文春』11/14号)

同・第2位「玉川徹テレ朝40代美人女医『同棲』と20代OL<パパ活>?」(『週刊文春』11/14号)

同・第3位「安倍<お友だち>と英語試験業者の蜜月」(『週刊文春』11/14号)

同・第4位「西野朗前サッカー日本代表監督『名古屋の女』と『密会部屋』」(『FLASH』11/19号)

同・第5位「高倉健が最後に愛した女性の素顔-総額40億円超とも言われる遺産を相続」(『フライデー』11/22号)「この人に会いたい/高倉からはみみにタコができるほど『任せたよ』」(『週刊文春』11/14号)「『高倉健』実妹が悲しみ嘆く『非情の相続人』の肉親排除」(『週刊新潮』11/14号)

同・第6位「岡副麻希が東京五輪競泳エースと目指せ!『金メダル同棲』」(『フライデー』11/22号)

同・第7位「『橋本聖子』に違法献金の企業グループは『北海道カジノ利権』プレイヤー」(『週刊新潮』11/14号)

同・第8位「デジタル版『毛沢東語録』の恐ろしさ」(『ニューズウイーク日本版』11/12号)

同・第9位「店長はなぜ死んだのか」(『サンデー毎日』11/17号)

同・第10位「それでも『首里城』再建を誓う『琉球史学者』『宮大工』『漆芸家』」(『週刊新潮』11/14号)

同・第11位「アパレル崩壊、そして……三越伊勢丹がなくなる日-寂しいけれど現実」(『週刊現代』11/16号)

同・第12位「閣僚ドミノ辞任の裏で永田町に飛び交う安倍派VS菅派『醜聞紙爆弾』」(『週刊ポスト』)

同・第13位「『税金スルー芸人』徳井が頼っていた謎の税理士と吉本芸人」(『週刊現代』11/16号)「21世紀毒談/コラ、徳井!『芸能人と税金』<基本のキ>を教えるぜ」(『週刊ポスト』11/22号)

同・第14位「認知症/薬よりすごい食品があった!-カレー最善の作り方、ニンニクの秘密」(『週刊新潮』11/14号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 文春砲はすごい! 今週は1位2位3位を独占。新潮が頑張っているが、他の週刊誌は顔色なし。

 まずは新潮から。

 新潮で連載している「認知症との闘い」は毎週読んでいる。今週は「薬よりすごい食品があった!」。やはりイチローが毎日食べているというカレーはいいようだ。インドは認知症の発症が少ないというデータもある。

 カレーにチョコレート混ぜるとさらにいいという。チョコレートやカカオに含まれるカカオポリフェノールがいいようだ。

 ニンニクも認知症の発症を遅らせる効果がある。2日に1片でいいそうだし、ココナッツオイルもアルツハイマー病の改善にいいそうである。

 私はカレーとニンニクが好きだから、今夜は、キーマーカレーとニンニクの丸焼きで一杯やろうか。

 この間は、久々に面白いボクシングを見せてもらった。WWSSのバンタム級トーナメント決勝で、井上尚弥が5階級制覇のノニト・ドネアと闘った。

 前評判では、井上の圧勝だといわれていた。井上が26歳、ドネアが36歳である。ドネアの試合はかなり前から見ているが、往年の凄みが消えて、最近は衰えが目立ち始めていた。

 だが、試合開始からドネアが終始リードする展開になった。右眉の下を切り、鼻血で井上の顔は真っ赤になった。試合後井上は、2回頃からドネアが二重に見えたといっていたが、テレビで見ていても井上は劣勢に見えた。

 だが、終盤、ドネアに年齢の壁が立ちはだかった。10回頃から目に見えてドネアの動きが悪くなっていった。井上の左がドネアのレバーに突き刺さりダウンした。

 立ち上がったが、ドネアに挽回する体力も気力も失われていた。30歳前後のドネアなら、早い回で井上をKOしていただろう。レジェンドも年には勝てなかった。井上は思い知ったと思う。世界には自分より強い奴がいくらでもいることを。

 お次は現代から。脱税が発覚してから、次々に出演番組から消されていっているチュートリアル徳井だが、現代によると、徳井の事務所「チューリップ」では最初の税理士があまりにもいい加減だったので、大阪在住の税理士に顧問ではなく、スポットで仕事を依頼していたそうだ。

 これまでも報じられているが、徳井のやっていたのは「バレ元スキーム」というもので、一切収入の申告をしない手法を取っていたようだ。風俗産業などでは幅広く行われている悪質なやり方だ。

 元国税査察官で税理士の上田二郎は、申告内容に仮装や偽装行為があった場合は7年さかのぼって調査することができるが、単純な無申告では5年間しかさかのぼることができない。さらに「重加算税」が45%なのに、無申告の場合は最大で30%など、税法の隙を狙ったものだという。

 こういうことを知っていてやったとすれば、徳井は確信犯であろう。吉本興業は最初、闇営業問題と同じように事の重大性を認識していなかったようだ。

 だが、テレビ局が次々に徳井の出演シーンをカットしていくのを見て、慌てたようだ。

「吉本内でも『とても徳井は1年や2年で復帰するのは厳しいだろう』という話になっています」(吉本興業社員)。自業自得である。

 同じ話題をポストの「21世紀毒談」から。チュートリアル徳井の話から始まって「芸人と税金」についてビートたけしが話している。

「世のサラリーマンは給料から税金を源泉徴収されて、経費も大して認められない。それなのにテレビでチャランポランなことをやってジャンジャン儲けてるヤツが、ズルをしたというワケなんだからさ。

 闇営業や不倫なら『芸人だから仕方ない』って話になるけど、こと納税に関しちゃ、シビアな目を向けられて当然なんだよな。

 結局のところ徳井は10本以上持ってたレギュラー番組をかたっぱしから失うことになっちまった。『世間をナメてた』ってことが露骨にバレちまったからだよ」

 話は税理士にも向かう。

「本人は『税理士に相談してた』なんて言ってたけど、税金を未払いのまま見過ごす税理士なんているのか? それじゃまるで意味はないぜっての」

 徳井から話は、自分が出ていて、視聴率が最低のNHK大河ドラマ『いだてん』の愚痴になる。

「それにしても、かわいそうなのが大河ドラマの『いだてん~東京オリムピック噺~』だよ。よりによってクライマックスの東京五輪で、“東洋の魔女”と呼ばれた女子バレーボールを率いる大松博文監督を演じるのが徳井なんだからさ。

 結局、徳井の出演シーンは編集で大幅にカットされたけど、ストーリーの都合上全部は無理で、NHKはわざわざ『編集でできるだけ配慮して放送します』なんてテロップまで出すハメになっちまった。

 ラグビーW杯の日本戦が放送時間の真裏だったり、せっかく面白いドラマなのにまるでツイてないんでさ。

 徳井はクドカンのところに謝り行けっての!」

 自分の古今亭志ん生役が一番の視聴率落としだと気づいていないのかね。

 お次もポストから。安倍派と菅派で醜聞爆弾の投げ合いが始まるという。

「法務・検察トップの検事総長は、オール検察の捜査の指揮監督権という強い権限を持つ。政界に汚職疑惑が浮上すれば、政治家にとって“最大の敵”となる。

 それだけに政治家は検事総長に親しい人物を据えて、検察ににらみを利かせたい。

 現在の稲田検事総長は来年の8月に65歳の定年を迎え、後任の有力候補には、検察ナンバー2の黒川広務・東京高検検事長と林真琴・名古屋高検検事長という2人がいる。法務・検察首脳部の本命は林氏の検事総長就任と目されている」(ポスト)

 だが、そこに政治介入の動きがあるというのである。ジャーナリストの伊藤博敏がこう解説する。

「菅官房長官は官僚の人事権を握ることで現在のポジションを築いてきた。その菅さんの覚えめでたいのが黒川検事長です。

 黒川氏はかつて甘利明・元経済再生相の口利き疑惑の捜査では、特捜部ににらみを利かせて甘利氏を不起訴に持ち込んで政権を守ったとも検察内部で言われていた。

 菅さんにすれば、黒川氏を検事総長に据えて法務・検察を完全に掌握したい。しかし、それにはネックがある」

 高検検事長の定年は検事総長より2年早い63歳だそうだ。黒川は来年2月に定年を迎え、退官しなければならない。総長への道を断たれてしまうというのだ。

「黒川氏を検事総長にするには、稲田現総長には定年前に退任してもらわなければならない。人事のタイムリミットは12月とされ、菅さんが腹心の河井氏を法務大臣に起用したのは、そうした検察人事の根回しのためという見方がなされてい」(同)

 しかし、逆に河井のスキャンダルが発覚して辞任に追い込まれてしまった。菅にすれば検察を掌握する有力な手駒を失った形になった。

 しかも、週刊文春の締め切り前に、件の記事のコピーが政界やマスコミに流れた。

 事実上、記事掲載号が発売される前に辞任が決まったそうだ。

 安倍首相は河井の後任に、菅に近い人物ではなく、自身の出身派閥である細田派の森雅子を起用したのである。

 これで、黒川の検事総長就任は厳しくなったと見ることもできるようだ。菅の法務・検察に対するコントロールが弱まるようなことになれば、菅原や河井夫妻の捜査の行方にも影響する可能性があるという。

 これまで菅原、河井、小泉進次郎の資産公開、河野太郎防衛相も「雨男発言」で追い込まれるなど、菅に近い政治家が狙い撃ちされてきた。

「いよいよ菅さんの逆襲が始まるらしい。今度は安倍首相側近のものすごいスキャンダルが表に出る」

 そんな噂も流れているという。2人が決別して、もし菅が政権を離れることにでもなれば、安倍政権は空洞化し、1番ダメージを受けるのは安倍首相自身になるかもしれないそうだ。

 しばらくは、この動きに注意が必要らしい。

 さて、現代は、「アパレル崩壊、そして三越伊勢丹がなくなる日」という特集を組んでいる。

 ファッション流通コンサルタントの小島健輔は次のように語っている。

「9月末の伊勢丹相模原店、そして府中店の閉店が顕著な例ですが、百貨店の『閉店ラッシュ』がいよいよ止まらなくなってきました。

 ‘99年には311店を数えた日本の百貨店も、’20年には200店舗を割る勢いで閉店が続いています。
こうした流れのなかで、百貨店アパレル最大手のオンワードが600店の閉鎖を発表しました。4期連続の赤字が続く三陽商会でも、岩田功社長が責任を取って辞任する事態に追い込まれています。

 百貨店との取引が大きいアパレル業界は『共倒れ』の危機にあるわけです」

 ‘97年には9.2兆円規模だった全国の百貨店売上高も、’18年には約6兆円まで減少。三越伊勢丹でいえば、先の2店舗に加えて’20年に新潟三越の閉店が決定しているそうだ。

「’80年代前半に、百貨店が商品を買い取りから委託仕入れに変更したため、納入業者の負担が大きくなりました。業者は返品リスクを考え、原価を切り下げるしかなくなったのです。そこにバブル崩壊が追い打ちをかけた。

 売り上げが落ちるなか、伊勢丹が音頭を取り、アパレル側の納入掛率を下げ、利幅で稼ごうとした。’80年代半ばまで原価4000円で作っていた1万円のシャツが、今では2000円、下手するとそれ以下で作られています。

 一般の客からしても、『この品質で1万円?』と感じる人が増えたわけです」(小島)

 アパレルの売り上げが落ち、コストカットを進めるにつれ、量販店のテナントが増えていく。特別な場所だったはずの百貨店は、どこにでもあるようなショッピングセンターになり果ててしまうのだ。

 現代によると、経済産業省の商業動態統計調査によると、およそ40年前の’80年,百貨店・スーパーの売上比率は食料品30.8%に対し、衣料品が42%だった。これが’18年には、食料品59.4%、衣料品20%という割合に変化したそうである。

 アパレルのテナントよりも、デパ地下の方が3倍も売り上げている計算になる。

 放送作家の寺坂直毅は、

「今は、おしゃれだけど無機質な内装で、逆にファミリー層が入りづらくなったデパートが増えたような気がします。伊勢丹の現代的なスタイルが、全国のデパートに広まっていくんです。こうしたなかで、デパートで商品を買ったり買ってもらったりする特別な価値感が忘れられていくのは残念ですね。これも時代の流れといえばそうなのかもしれませんが……」

 現代は「良くも悪くも、百貨店業界の動向を左右するのは、いつだって伊勢丹だ。その伊勢丹の経営が立ち行かなくなったら、それこそ日本の百貨店は終わりを迎えてしまう」と結ぶ。

 そういえば、伊勢丹へ行っても、地下の食料品売り場しか行かなくなったな。

 ところで、先日パリに行った際、火災で焼けたノートルダム大聖堂を見に行った。マクロン大統領は、パリ・オリンピックが開催される5年後までに再建すると表明したが、そう簡単ではないだろう。

 エッフェル塔と並んでパリの象徴だったノートルダムの火災は、パリっ子たちに大きな衝撃を与えたようだ。

 沖縄のシンボルだった首里城が全焼してしまった。私も何度か見に行ったことがある。新潮によれば、首里城は、琉球王朝時代の1435年、1660年、1709年と、太平洋戦争時の4回も焼失しているという。

 今回は、放火ではなく、「火元とみられる正殿北側の1階部分から焼け焦げた分電盤が発見され、電気経路のショートが原因との見方が強まっている」(新潮)そうだ。

 首里城が世界遺産に登録されたのは2000年。86年から進められてきた復元プロジェクトが、ようやく今年2月に終わったばかりだった。

 しかし、復元に関わった人たちは、もう一度首里城を復元させようと意気盛んなようだ。

 復元プロジェクトのおかげで図面や資料も整備され、県内の職人の技術も育っているから「再び城をつくるのは十分可能なはずです」(高良倉吉琉球大学名誉教授)

 被害額は約73億円といわれるそうだが、建物は火災保険に入っているし、修復は国費で行われる。再び日本で唯一の「朱い城」を見ることができる日が来るようだ。

 サンデー毎日に「コンビニ残酷物語 店長はなぜ死んだのか」というルポが載っている。

 これを読んで、現在のコンビニが置かれている過酷な状況を思って、ため息が出る。

「10月末、ビルの1階ガラス戸に、大手コンビニチェーンの名前で張り紙があった。

〈故人に対し、謹んで哀悼の意を表します。お亡くなりになってから四十九日も過ぎ……〉

 この場所にあったフランチャイズチェーン加盟店のオーナーで、店長だった齋藤敏雄氏が亡くなったのは今年7月だった。

 享年60。都内に住む家族と別居していた千葉県内の屋内で死亡しているのが、ソーシャルワーカーにより見つかった。関係者によると、目立った外傷はなく、病死か自殺かは判然としない。

 齋藤氏は亡くなる前まで、9年続いた24時間営業の店の経営を必死で立て直そうとしていた。しかし、業績は回復せず、2月に、翌月末で閉店する旨を本部から伝えられた。妻の政代さんは『異議を唱えましたが、本部の答えは変わりませんでした』と話す。

 消沈した齋藤氏は、単身、北海道へ向かった。連絡をとった家族に『寒いところなら持病の心臓病で死ぬだろうし、保険金で家族は借金を返せる』と電話などで説明した。

 心配した関係者の説得で約1カ月後に戻った。しかし、失意のまま、ほどなく亡くなった」(毎日)

 人件費を少しでも抑えようと、齋藤夫妻や、当時高校生だった長男も勤務に入り、長時間勤務を続けたという。

 最初の悲劇が起きたのは14年9月だった。長男が19歳で、夜勤明けに自殺したのだ。遺書はなく理由は推察するしかないが、長時間勤務の連続に加えて赤字を抱え、大学進学を諦めざるをえないことになった直後の死だったそうである。

 齋藤店長夫妻の仕事ぶりは鬼気迫るものがある。

「齋藤氏は14年ごろから、午後5時半から翌朝6時まで毎日12時間半勤務した。一方、政代さんは、夫と入れ替わるように午前7時に入店し午後4時まで9時間、休憩なしで働いた。

 政代さんはその後、家計を助けるためドラッグストアでパート勤務し、日付が変わってから帰宅し家事をこなした。

 政代さんは本部から『このような働き方を「経営計画」として勧められた』と主張する。本部は『当時の担当者が辞めており詳細は不明だが、そのような指導をするはずがない』と否定し、見解は大きく違っている」(同)

 だが、悲劇はさらに続いた。18年末には、齋藤の親友で従業員の男性が自宅で急死したのである。直前までこの店舗で長時間勤務が続いていた。

 毎日によると、この地域には半径約700メートルの範囲で、確認できただけでも、5系列30店がひしめいている激戦区だという。同じ系列で10店以上出店する例もあったそうだ。

 私が住んでいる中野でも、駅から家に帰るまでにコンビニが5店舗ある。過当競争など通り越して、サバイバル戦争のようだ。

「夫も子供も親友も失った。全てを奪った。店を返して! 家族を返して!」

 本部の受付で政代が叫んだこともあるという。担当者は出てこなかった。

 セブン-イレブンは、24時間の見直しと、多くの店を閉めるという方針を打ち出したが、遅きに失したというべきであろう。

 齋藤店長のようなケースは多くの店で今も起きている。悲劇をこれ以上繰り返してはいけない。

 さて、中国の指導者というのは、国民を意のままに動かすために、いろいろなことを考えるものだ。

 世界で一番売れている本は聖書で、2番目が毛沢東語録だが、ニューズウイーク日本版によると、習近平主席はとんでもないことを考えたという。

 共産党中央宣伝部と電子商取引大手のアリババが共同開発して、今年の1月から配信を始めた「学習強国」というアプリがあるという。

 学んで国を強くしようというのかと思ったらそうではなく、「習近平主席に学んで強国になる」という意味だそうだ。

 習の思想を学び、クイズに答えてポイントを稼ぐと、習への忠誠度が高いと見なされ、仕事の一部として評価されるというのである。

 使用を義務化されたのは共産党員と各地の政府職員だけだったのに、8月になると、メディアの記者にも波及し、アプリのテストに合格した人にしか記者証を発行しないという規定がつくられたそうだ。

 初めは抵抗感を持つ人がいたが、使ってみると、音楽、映画、歴史などの多彩な文化講座を無料で楽しむことができ、獲得したポイントは観光スポットや商品などの割引に使えるというので、慣れて来たそうである。

 そのうち、全国民がこのアプリを使うことを義務付けられるようになるに違いない。毛沢東語録を「学習強国」が抜き去る時、中国はどのような国になるのだろうか。怖いな~。

 新潮は、マラソンが札幌に替ったことで、苫小牧にカジノをつくり巨大利権を狙う人間たちが蠢いていることを続けて報じている。

 今回は橋本聖子五輪担当相。北海道でカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の重要プレイヤーが橋本と強い繋がりがあるというのだ。

 それが競走馬の産出・育成事業で圧倒的な実績を誇る「社台グループ3兄弟」だそうだ。

 社台グループが橋本に寄付をしていたことは知られている。3兄弟の中でも競馬界を席巻しているのがノーザンファームを率いる次男の吉田勝己である。彼は毎年「ノーザンホースパークマラソン」を行っているが、その大会会長を務めているのが橋本である。

 吉田勝己はカジノ誘致を推進する「苫小牧統合型リゾート推進協議会」の副会長も務めている。

 吉田は、苫小牧に誘致が決まったら、市に約100ヘクタールを無償で寄付するといっているそうだ。

 新潮は、吉田の計算は、苫小牧に高級ホテルができれば、世界の富豪たちが来て、サラブレッドを実際に見て買ってくれるようになる、そうすれば、今とは比べ物にならないカネが落ちるようになると考えているのではないかと見ている。

 だが、そうした利権狙いの連中の思い通りになるかどうかはまだまだ不透明である。北海道新聞が行っている世論調査では、道民の6~7割がカジノに反対している。

 そうした道民の意識を背景に、鈴木直道知事は誘致を表明していない。

 パチンコ、パチスロ、競馬、競輪、競艇、オート……ギャンブル大国ニッポンに、これ以上ギャンブルはいらない。私はそう思う。

 フライデーから。フジテレビの『めざましどようび』のスポーツキャスター、岡副麻希(27)が、男子100m自由形の日本記録保持者の中村克(25)と都内の焼き鳥屋で飲んだ後、中村のマンションへと帰っていったと報じている。

 テレビで共演して知り合い、8月頃から交際を始め、現在は半同棲状態だという。中村はフライデーの直撃にも悪びれず、岡副と交際していることを堂々と認めている。

 同じフライデーに高倉健の養女の小田貴月の2003年頃の写真が載っている。こういうタイプを健さんは好きだったのか。江利チエミに似てないこともないが、ちとガッカリしたといっては失礼だろうな。

 俳優の高倉健が亡くなってから5年になる。命日は11月10日。

 文藝春秋から、高倉健が亡くなる直前に養女にしたといわれる小田貴月(おだたか=以前は小田貴・54歳)という女性の手記『高倉健 その愛』が出版された。

 帯には「人知れず2人で暮らした17年の日々。孤高の映画俳優が最後に愛した女性による初めての手記」「高倉からのリクエストはたった一つ、『化粧をしないでください』でした――」とある。

 彼女にまつわる様々な疑問は、ノンフィクション・ライターの森功が丹念な取材に基づいて書いた『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』(講談社)に詳しい。

 森功が件の本で挙げた彼女についての「疑問点」は以下である。

 貴月は高倉の死を福岡にいる高倉の実妹にも知らせず、死後2日で火葬してしまった。実妹が、遺骨を分けてほしいというと、遺言で散骨してくれといわれたからと断った。生前、死んだらここへ入ると高倉がいっていた鎌倉霊園の墓地を更地にしてしまった。ここには結婚していた江利チエミが孕んだが、事情があって産めなかった水子墓もあったのにである。

 クルマ好きで、多いときは20台ぐらい所有していたといわれる高級車も売り払い、手を入れれば立派に使えるクルーザーも解体してしまった。

 高倉との思い出が詰まっていたであろう世田谷区瀬田の家も壊して、新築した。

 なぜ、そうまでして高倉健という俳優が生きた痕跡を全て消し去ってしまったのだろう。

 それらの疑問に、一つでも二つでも答えているのではないかと思って早速読んでみたが、期待は見事に裏切られた。

 私がこの本にタイトルを付けるとすれば、『家政婦は見た! 高倉健の私生活』とでもするだろう。

 新潮と文春がこの本を取り上げている。文春は自社の出版物だから、当り障りのない阿川佐和子の対談のゲストに登場させているが、その阿川でさえ、最後の「一筆御礼」でこう書いている。

「貴月さんのお話を伺えば伺うほど、納得できたりできなかったりの繰り返しで、もやもやとした余韻がいまだ心の片隅に残っております」

 タイトルにある「高倉健 その愛」の“愛”は、誰に向けられた愛なのかも判然としない。貴月は阿川に、こう答えている。

「愛とは魂の共鳴ではないかと。あくまで私論ですが、人はそれぞれ異なる周波数を持っていると思っています。高倉は微妙なものから振れ幅が大きいものまで頻繁に周波数が変わります。その周波数に合わせられる力が愛」

 この女性の「はぐらかす力」は一級品である。

 貴月の義理の母親・河野美津子(86)が新潮に、貴月は3度の結婚していたと明かし、こう語っている。

「詳しい事情は何も知りませんが、健さんにとって貴さんは家政婦だったということでしょう。健さんは江利チエミさんが亡くなった時、“彼女以外を愛さない”という風に言っていたんでしょう。私は健さんを信じています」

 高倉の縁の者やファンが「お参りするところがない」ため、高倉の一番下の妹・森敏子(84)たち血縁者の手で、三回忌を機に、福岡県中間市の小田家の菩提寺「正覚寺」の境内に記念碑が建てられた。

 高倉が好きだった言葉、「寒青(かんせい=風雪に耐えて青々と立つ冬の松の意)」の二文字が直筆で刻まれた。

 敏子がこう語っている。

「今回の一件で、テレビを見た(本の発売前に彼女がワイドショーなどに顔出しをせずに出ていた)友だちや兄のファンの皆さんが心配され、お電話を頂いています。皆さん、“死人に口なしやね”などと仰っていて、私もそんな風に思ったりしないわけでもないですけれど、全然問題にしてないんですよ」

 貴月は阿川に、何もいわないことで批判されることに対して、「高倉からの遺言や、生前から頼まれていたことを守っているということに尽きる」といっている。

 だが、彼女の一連の振る舞いが、高倉健の生前のイメージを壊していることに気付いていないようだ。高倉健が哀れに思える。そういってはいい過ぎだろうか。

 FLASHはサッカー界の超モテ男・西野朗前サッカー日本代表監督(64)が名古屋の女性と「密会」していると報じている。

 西野が家族と暮らす自宅は埼玉県にある。だが名古屋にも“自宅”があり、近所で堂々と2人で歩いているという情報が寄せられたというのだ。

 西野は15年まで名古屋グランパス監督を務めている。10月2日の夜10時。名古屋市内のマンションに西野が情報通り現れ、慣れた様子で入っていったそうだ。

 翌日は、2人でパン屋に寄り、コンビニで飲み物を調達すると、マンションへ戻っていった。

 西野がUAE戦を終えて帰国した10月22日も、名古屋へ現れたそうだ。

 FLASHがマネージャーを通して確認したところ、彼女とは趣味のマラソンで知り合った単なる知人だと返事をしてきたという。

 西野のモテ方は有名で、各都道府県に1人ずつ“現地妻”がいるといわれているそうだ。還暦過ぎてもこのモテ方は凄いといわざるを得ない。

 ところで新聞やワイドショーは、文春にお歳暮でも届けるべきではないか。このところの重大ニュースは、ほとんどが文春発である。

 菅原一秀経産相と河井克行法務相の辞任。今週の森田健作千葉県知事の「台風被害最中の帰宅問題」追及と、文春砲がさく裂している。

 今週号で追及している「安倍“お友だち”と英語試験業者の蜜月」も破裂すれば、モリカケ以上の深刻な問題になりかねない。

 萩生田文科相の暴言で延期された大学入試の英語民間試験だが、文春によれば、これを導入することは、安倍首相の私的諮問機関として設置された「教育再生実行委員会」の提言で具現化されていったという。

 14年末に、「2020年度からの実施を目指す」という工程表が発表されたが、この時の文科相は下村博文であった。下村は安倍の最側近だが、「大学入試改革にかける情熱は相当なもの」だったと、ある自民党の文教族議員が憤っている。

 なぜなら、下村が熱心だったのは「業者による業者のための試験をやってくれ」というものだったからだ。

 当然、その利権を巡って熾烈な水面下の争いがあったのだろうが、「主導権は英検と、『GTEC』という民間試験を運営する教育産業大手のベネッセコーポレーションに移っていきました」(文科省関係者)

 詳しいことは省くが、ベネッセと文科省とは抜き差しならない関係で、関連団体の理事長に元文部次官や中教審の入試改革のトップが入っていたり、文科省がベネッセに必要経費を肩代わりさせたりしていた。

「今年八月に大学入試共通テストの国語と数学の記述式採点業務として、約六十一億円の仕事も(ベネッセが=筆者注)受注しています」(教育関係者)

 14年7月にベネッセは、約3500万件という過去最大級の個人情報漏えい事件が発覚し、下村はベネッセが受注していた業務を一時停止させたものの、「すぐに解除を命じる“大甘処分”を下している」(文春)

 下村は、「ベネッセとは関係ない」と答えているが、多くの受験生や学校関係者を激怒させた「拙速な民間試験導入」は、決定に至ったプロセス、責任の所在を早急に公表すべきであること、いうまでもない。

 さて、玉川徹(56)という男がいる。朝の『モーニングショー』(テレ朝)のコメンテーターで、辛口コメントで人気がある。

 彼は、テレ朝の社員である。宮城県出身で、京都大学農学部から大学院に行き、テレ朝に入社した。一貫して情報番組畑を歩み、現在に至っているそうだ。バツイチで現在は独身。

 文春砲が狙いを定めたのは当然だろう。10月30日、『モーニングショー』の出演を終えた玉川は、玉川の自宅から40代の女性が乗ってきた黒のポルシェに乗り込むと、一路、横須賀市の佐島マリーナ近くの海鮮料理の店でランチを一緒に楽しんだという。

 親密な様子を文春は追い続ける。彼女が玉川のほっぺを指で突く。そのうち彼女は、指を玉川の鼻の穴に突っ込んだのである。

 この決定的瞬間を文春は捉えていた。その写真を文春はご丁寧に、グラビア2ページで掲載しているのだ。これを出されると、辛いよな~男として。

 彼女は美容外科医だそうだ。文春の取材はこれだけでは終わらない。外科医とは別に、20代の女性とも付きあっていたようだ。彼女は、ネットで「パパ活(食事や肉体関係など、デートの対価としておカネを受け取る)」をしているという。

 彼女は文春の取材に、「パパ活」をしていることは認めているが、玉川とはそこで知り合ったのではない、肉体関係はないと話している。

 これだけ情報を集めた文春は、玉川を直撃する。玉川は、広報を通せなどとヤボなことはいわないが、後で広報に知らせなければならないからと、スマホで動画を撮り始めたという。

 美人外科医について、「一緒に暮らされている感じですか?」と聞くと、「それ言うの? 一般の方ですよ。そこは勘弁してほしいですね」。「ご結婚は?」「だから(笑)。それ今、微妙なところですから。わかるでしょう」

 知り合ったきっかけは「僕、足のイボ取りに行って」だそうだ。あまり色っぽくはない出会いだが、「まぁ優しいんですよ、すごく。一人でずっと生きてきたので、優しさに飢えて」いて、親しくなったそうだ。

 還暦間近の中年男の侘しさはわかる。玉川のコメントは「毒舌」といわれるが、私が聞いている限りでは、早河洋会長と親しい安倍首相への慮りがやや目立つ気がする。やはりサラリーマンだから致し方ないとは思うが。

 文春ベスト3の掉尾を飾るのは、元タレントで千葉県知事の森田健作(69)が、甚大な台風15号の被害のあった次の日の9月10日、午後3時前に、人知れず県庁から姿を消していたと報じている記事だ。

 タマは小さいが、こういう人間が県政を握っているから、今回の台風による災害も、復興がなかなか進まないのだろう。見逃してはいけない。

「台風15号では、県の対応の遅れが大きな批判を浴びました。県庁に災害対策本部が設置されたのは、台風上陸から丸一日が経ってから。県内のほとんどの市町村が九日までには設置を終えたにもかかわらずです。また、災害救助法の適応や県職員の現地派遣は三日後でした。さらに、熊谷俊人千葉市長が『県に給水車の派遣を要請したが断られた』と怒りを露わにするなど、市長たちと森田氏との連携ミスも目立った」(県政担当記者)

 房総半島では、重軽傷者82名、約300棟の建物が全壊、半壊は3000棟以上にもなった。

 文春は、情報公開請求して知事の公用車のETC記録を入手した。

 県議会でも10日の公用車の走行記録を疑問視する声が上がったが、県の秘書課は「富里市内のコンビニで公用車を降り、自分が用意した車で富里市方面を視察して回った」と答えている。

 だが文春が取材してみると、富里市内で森田がいたのを見た人間はいないという。

 森田は、隣接する芝山町に広大な自宅がある(普段は知事公舎に住んでいる)。文春は「そこを(家が壊れていないか=筆者注)確認しに行ったのではないか」と推測している。

 近所の人間も、「十日は多分(知事が)帰って来てたよ」と証言している。

 森田は文春の直撃に、「あのー、ずーっと、視察をしていました」と答えているが、どこを視察したとは明かしていない。

 それでなくても、知事としての仕事ぶりは低調で、平日に知事室を不在にすることも多いという。

 文春の調べによると、昨年10月から今年9月までの1年間で、休日は何と141日になるそうだ。それなのに森田の所得は、給与と出演料を合わせると約2700万円になる。

 こんな知事要らない、そう思うのだが、本人は「みんながやれって言うからなあ」と、4期目を狙うつもりかもしれないそうである。千葉県民じゃなくても頭にくる。(文中敬称略)

【巻末付録】
現代からいこう。「<多角的分析>快感の経営学-セックスにおけるマネジメントとは?」「現役『with』モデル・Niki-いま一番人気の『美BODY』」

わが母校の女性か? 「長谷川千紗-早稲田大学卒の演劇美女が初ヌードに挑戦します」。根性は良さそうだ。

袋とじは「ドイツ発世界唯一の祭典『セックス見本市』単独撮影に成功」。もっと写真を大きく使ってもらいたいな。

ポスト。「『隠れ巨乳』の研究/女優編-人気女優が垣間見せた魅惑の双丘」

袋とじは「秋のヌード祭り-こっそり明かす『秋のエッチな体験告白』」「なをん/湘南の女・夕子」。今週のポストはあまり気合が入っとらんな。

よって今週は、わが母校卒の女の子もいる現代の勝ちだ。

菅官房長官が疑心暗鬼!? 側近大臣が立て続けにスキャンダル辞任で、ポスト安倍の座が危うし

今週の注目記事・第1位「法務大臣夫婦のウグイス嬢『違法買収』」(『週刊文春』11/7号)

同・第2位「巨人・菅野智之 モデル野崎萌香と腕組みデート 写真6枚」(NEWSポストセブン11月1日16:00)

同・第3位「SNSで犯人扱いされる『母親』の苦悩-山梨小1女児失踪の闇」(『週刊新潮』11/7号)

同・第4位「錦織圭『独身生活にさようなら』-交際4年、彼女との結婚を友人に報告済み」(『フライデー』11/15号)

同・第5位「山本美月、瀬戸康史お絵描き『5連泊』」(『週刊文春』11/7号)

同・第6位「小泉進次郎の脚を引っ張る滝クリの『金銭感覚』」(『週刊文春』11/7号)

同・第7位「雅子さまの『十二単』所作に専門家も驚いた」(『週刊文春』11/7号)「テレビには映らない『即位の饗宴』秘中の秘」(『週刊新潮』11/7号)「『昭恵』夫人ドレスデザイナーが語る<大騒動>一部始終」(『週刊新潮』11/7号)

同・第8位「『マラソン・競歩』はカジノの犠牲にされた!」(『週刊新潮』11/7号)

同・第9位「高橋ジョージが語る『家族』『親権』-ひとり娘と5年ぶり再会!」(『週刊新潮』11/7号)

同・第10位「トランプの立候補取りやめはあるか」(『ニューズウイーク日本版』11/5号)

同・第11位「荻生田文科相『身の丈』舌禍で英語の民間試験は延期に」(『週刊朝日』11/15号)

同・第12位「混乱する今こそハズレの店を引かないために食ベログ・リテラシーを鍛えよ!!」(『週刊プレイボーイ』11/18号)

同・第13位「インフルエンザ超早期流行の陰にグローバル化」(『AERA』11/11号)

同・第14位「八千草薫略奪愛<おひとりさま>を見届けたのは……」(『週刊文春』11/7号)

 今週は現代とポストが合併号でお休み。だが、ネットのNEWSポストセブンにスクープがある。早速いこう。

 美しすぎるオバアチャン・八千草薫が亡くなった。享年88。彼女の生き方のモットーは、中国語の「馬馬虎虎(まあまあふうふう)」だったという。略奪愛した夫、映画監督の谷口千吉(故人)が、日本語では「いい加減」という意味で、君はこういうふうに生きてみたらと教えてくれたという。人間万事、まあ、いいか。いい言葉だ。

 AERAは、今年は例年より2カ月も早くインフルエンザが流行していると報じている。

 夏休み明けから全国の小・中学校で学級閉鎖が相次ぎ、10月20日までに東京都の幼稚園、高校なども含めて累計96校が閉鎖されたという。

 シンガポールから帰国した妊婦がインフルエンザに罹っていた。東南アジアは年に2回、インフルエンザの流行があるという。

 また、外国旅行客も増えたため、昨年度は300万人が訪れた沖縄では、流行が早く、麻疹の感染も発生したそうだ。

 また、9月20日から開催されたラグビーW杯の影響もあるという。

 ラグビーの強豪国は南半球の国が多かったため、そこからインフルエンザが持ち込まれたのかもしれないそうだ。

 来年には、東京オリンピックが開催されるから、年間を通してインフルエンザが流行するかもしれない。

 唯一有効なのはワクチン接種だそうだ。

 私はもうしたが、免疫力の落ちた高齢者やがん患者は、早めに接種したほうがいい。グローバル化というのは、人間だけではなく、外来種やインフルエンザまでグローバル化するのだ。

 店探しの大手・食ベログに点数操作疑惑が持ち上がっていて、公取委が動き出したという。10月5日ごろから、飲食店経営者とみられるアカウントによるツイートが出現した。

「★3.8食べログ内で飲食店につけられる点数)だったのに、食べログの営業を断ったら★が3.6に下がってしまった」

「年会費を払えば店の評価を上げるという営業電話がかかってきた」(いずれも現在は削除)と訴えたというのである。

 こうした一連の騒動を受け、10月9日には公正取引委員会が、食べログや『ぐるなび』などの飲食店情報サイトについて、その強い地位を利用し、参加店舗に不当な条件を押し付けたりしていないか、調査を開始したそうである。

 一方で、食べログの運営元であるカカクコムは翌10日、意図的な点数操作について全面否定をするリリースを出した。

 プレイボーイがカカクコムの広報に確認すると「各ユーザの影響度によって重みづけされた評価をベースとして、お店ごとの点数を算出している」とのことだという。

「すなわち点数はユーザがつけた得点の単純平均ではなく、加重平均だということだ。ここでいう加重平均とは、ユーザに重みづけがなされており、食べログ利用が多い者ほど点数に与える影響度が上がる、ということ」(プレイボーイ)

 カカクコムの元社員Aは、「断言はできないのですが、不適切な営業しているスタッフがいる可能性は否定できない」という。

 食べログでも情報発信をしているフォーリンデブはっしーは、「点数の信頼性は事業の根幹に関わる部分ですから、操作するメリットよりもデメリットのほうが大きいでしょう」。したがって点数の操作をしているとは考えないと語っている。

「ただし、有料会員になっている店舗のほうがいい点数がつきやすい傾向はあるでしょう。有料会員になれば宣伝用材料写真のようなきれいな画像を店舗ページに載せられたり、メニューの一覧を掲載できたり、ホームページのように作り込むことができます。

 また、飲食店へ悪影を響及ぼし、かつ事実関係の確認が困難なレビューは食べログ側が削除しているんですが、有料会員店舗なら食ベログ関係者と連絡を取りやすくなるので口コミの削除依頼をしやすい、という面もあるかもしれません。 

 つまり、食べログが意図的な点数操作をしていなくても、有料会員になれば点数が上がりやすい環境にはなるということです」

 食べログは一般のお客による口コミを集めたサイトだが、店舗からもらう広告料で成り立っているという、ある種の矛盾を抱えている。そういう形態のサービスであることを踏まえると、ユーザは口コミや点数を無批判に信じるべきではない。賢く利用するためには「食べログ・リテラシー」を鍛えるべきだとプレイボーイは主張する。

 以下がそのリテラシーだそうだ。

「食べログ・リテラシーを向上させる六ヵ条 1そもそも、点数は単純な平均ではなく、レビュアーによって重みづけされて算出されていると理解する。2レビューの中身をチェックする。特に、内容の一貫性がないレビュアーの投稿は参考にしない! 3★3.0~3.3の隠れた名店を探せ! 4自分と味覚が合った、信頼できるレビュアーを見つけよ。5店舗ページのきれいな写真ではなく、一般人が投稿した写真を見よ! 6インスタグラムやGoogle マップでの評価も参考にしてみよう。

 ところで安倍首相の側近にはろくなものがいない。荻生田光一もその一人である。

 英語の民間試験を実施するというバカげたものを、大学入試の共通テストにしたことがそもそも間違いだったが、それについて、文科相になったばかりの萩生田が、学生たちに向けて「身に丈に合わせてがんばって」と、呆れ果てたことを口走ったのだ。

 それはそうだろう。何しろ、この民間試験を採用するのは全国の大学の6割程度なのに、受験生は、志望校の中に採用している大学があれば、民間試験を受けないわけにはいかない。

 それの受験料や、会場も少ないから、地方在住の受験生は受けるために交通費や宿泊代も払わなければいけない。

 負担は大きい。受験は公正でなければいけないのに、これでは文科省自らが、自分の親の身の丈(収入)を考えて大学を選びなさいといっているようなものだ。

 その上、萩生田は、自分の能力を考えて「身の丈に合う」大学を選べといってしまったのである。

 早速、批判が巻き起こり、萩生田は、発言撤回に追い込まれた。

 名古屋大学の中嶋哲彦教授が、なぜこのようなバカな「英語の民間試験」というおかしなものを唐突に実施しようとしたのかを、こう解説している。

「始まりは、経済界からの『英語で交渉できる人材需要』と『民間試験の大学入試利用』の要望です。そして、政権主導のトップダウンで、一連の大学入試改革が進められました」

 特に英語は『読む・聞く・話す・書く』の4技能を評価するために、英検やGTEC、TEAPなど7種類の民間試験が活用されることになったというのである。

 さらに中嶋教授はこういう。

「従来の、読み書きの知識が中心の試験は、塾に行けなくても参考書を手に頑張ることもできました。しかし、英語の『リスニングやスピーキング』の技術は、留学や塾などで練習する機会がないと、スキルの向上は難しい。つまり、受験生が対策に『どれだけお金をかけたか』で、有利不利が決まってしまう」

 経済界にいわれれば、受験生のことなど考えずに、いいなりになってしまう安倍政権のいい加減さが、ここでも暴露されたということである。

 実施が延期になったのは当然で、結局、やめてしまうことになるだろう。

 それとも、英語を習うおカネも、受験料も、宿泊代も、すべて政府が負担するというのだろうか。

 ところでショッキングな情報が先週のニューズウイーク日本版に載っていた。これが本当なら大ニュースだ。あえて取り上げる。

 なぜなら、あのトランプ大統領が辞任するというのである。

 今アメリカは、トランプの「ウクライナ疑惑」でもちきりだ。ニューズのコラムニスト・サム・ポトリッキオジョージタウン教授によれば、ニクソンが1974年にウオーターゲート事件で辞任に追い込まれて以来、これほど大統領の座が危うくなったことはないという。

 今年の7月、ウクライナのゼレンスキー大統領にトランプが電話して、来年の大統領選で最大のライバルと目される、バイデン副大統領と息子のスキャンダルを捜査するよう要求したというのである。

 協力しなければ、4億ドル近い軍事援助を行わないと伝えたという。米駐ウクライナ代理大使と元ホワイトハウス高官が下院でそう証言しているのだ。

 一般的な見方としては、野党民主党がトランプ罷免の弾劾裁判を行うことは難しくはないが、トランプを失職させるには、共和党が大多数の上院で3分の2以上の賛成を得なければならないから難しいというものだ。

 だが、この筆者は、こう予想する。

「トランプは、来年の大統領選への出馬を取りやめる。共和党員がトランプに愛想を尽かす可能性もあるし、大統領選不出馬と引き換えに疑惑追及を停止することで『ディール(取引)』がまとまる可能性もある」

 トランプは4年間の自分の政権が大成功だったとし、自分のテレビ局を設立するかもしれないというのである。これだけの見方が出ているというのに、この国の週刊誌の何とも危機感の薄い誌面作りに、かえって危機感を持つ。

 新潮で、三船美佳と結婚・離婚した歌手の高橋ジョージが、別離後5年にして、ようやく14歳になったひとり娘と再会を果たした時のことを語っている。

「最期に会った時は『パパ』と呼ばれていましたが、この時は『あんた』でした。日頃ママが苦労しているのにお前はよく顔を出せたなって言いたげな表情。無論、私と打ち解ける気なんてさらさらありませんでした」

 親権の問題は、離婚した後も元夫婦を苦しめる。日本の場合、離婚後親権はどちらかの親が持つ「単独親権」制度が100年以上も続いてきている。

 子どもに会えない辛さから、精神を病んでしまったり、苦悩のあまり自殺するケースもある。英米のように、離婚後も両方の親が親権を持ち、子育てを分担する「共同親権」の導入が叫ばれているという。

 私は高橋のこの言葉に大きく頷く。

「正直、一人の奥さんと添い遂げる人は立派だけど、これからの時代は、それをスタンダードにしちゃいけないよな、と思います。(中略)夫婦ってもともと他人ですよ。それはなかなか難しいことじゃないかな、と思う」

 今度結婚すれば、3回目になると高橋はいう。実に羨ましい。

 11月10日で俳優の高倉健が亡くなってから5年になる。

 文藝春秋から、高倉健が養女にしたといわれる小田貴月(おだたか・54歳)という女性の手記『高倉健 その愛』が出版された。

 帯に「人知れず2人で暮らした17年の日々。孤高の映画俳優が最後に愛した女性による初めての手記」とある。

 さらに、「高倉からのリクエストはたった一つ、『化粧をしないでください』でした――」という意味深な言葉も添えてある。

 彼女にまつわる様々な疑問は、ノンフィクション・ライターの森功が丹念な取材に基づいて書いた『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』(講談社)に詳しい。

 その多くの疑問に、一つでも二つでも答えているのではないかと思って早速読んでみた。期待は見事に裏切られた。
私も編集者の端くれだから、この本に私がタイトルを付けるとすれば、『家政婦は見た! 高倉健の私生活』とでもするだろう。

 それでも読みたい方は、どうぞどうぞ。

 さて、マラソンなどの競技を札幌で行うというIOCの提案を、渋々ながら小池都知事は受け入れたようだ。

 新潮は、この機に乗じて菅官房長官らカジノ推進派が、苫小牧へのカジノ誘致を本格化させると報じている。すでに苫小牧にはアメリカの「ハードロックカフェ」を運営する企業が、苫小牧IRに約5000億円を投じることを表明しているという。

 日本の「森トラスト」も、IR候補予定地の隣に広大な土地を所有し、投資額を2500億円まで拡大する方針を発表したそうだ。

 だが、北海道はそろそろ雪が降り始め、道路が凍ってしまうため、マラソンコースの計測ができなくなるため、雪解けの3月中旬から新しいコースを決めて計測を始めても、遅すぎるという批判もある。

 この場当たり的な対応は、東京に東京五輪を招致しようと、東京都や安倍首相が「ウソ」を重ねたことが根っこにある。

「この時期は温暖で、理想的な気候」「原発事故の汚染水はコントロールされている」「この五輪は被災地を励ます“復興五輪”」

 当時都知事だった猪瀬直樹は、10月30日放送の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレ朝)に生出演して、このことを問われると、「プレゼンテーションなんてそんなものでしょ」といい放ったとLITERA(10月31日)が報じている。

 これだけケチがついた東京五輪が、来年、平穏無事に開催できるとは、私には思えないのだが。

 10月22日に行われた「即位礼正殿の儀」は終わったが、週刊誌にいくつかの話題を提供したようである。

 新潮は、皇室とつながりの深いブルネイ国王の四男・マーティン王子(28)のイケメンぶりが際立っていたと報じている。

 23日には両陛下が王族方を赤坂御所に招いて茶会を催したが、マーティン王子も出席し、秋篠宮眞子さんと会話が弾んだという。すると早速、ネットでは、「(小室さんでなく)あのような方に熱をあげてほしかった」「眞子様 視野に入れてみてはどうか」というコメントが寄せられたというのだ。

 文春は、十二単に身を包んだ雅子さんの堂々とした立ち居振る舞いが賞賛されたと報じている。その一方で、安倍首相夫人の昭恵の「ミニスカ姿」に、「マナー違反」だとの声が上がったという。

 服のデザインを担当したツグエダユキエによると、「丈はひざが丁度隠れるくらいなのでデイドレスとしてはマナー違反になりません」と答えている。

 一人だけ浮いていたのは間違いないが、これも“お騒がせ”ファーストレディが目論んだことかもしれない。

 さて、落ち目の小泉進次郎に、また文春が噛みついた。今度は妻の滝クリの「金銭感覚」についてである。

 10月25日、新閣僚たちの資産公開が行われ、小泉はトップの2億9001万円と公表されたが、その全部が、妻・滝クリの資産で、進次郎の分はゼロだったのだ。

 これは、全閣僚の中でも麻生太郎に次いで2番目。内訳は国債が1億5000万円で株式はない。その他の有価証券で1億800万円を保有しているという。

 滝川が08年に共同テレビを退社してフリーになった頃、国税庁のOBの税理士に資産管理を相談していたが、その人間は、顧客に脱税を指南したとして15年に逮捕されていると、文春が報じている。

 ともあれ、フリー転身後はCMにも活躍の場を広げ、東京五輪のプレゼンで「おもてなし」を披露して再びブレークして、年収は1億円を下らないそうである。

 高級ブランドで身を包んで高級外車を乗り回し、住むマンションの家賃は月80万円以上といわれるそうだ。

そんな高給取りを妻にしていれば、夫は資産ゼロでも困らないのかと思ったが、そうではないようだ。国会議員の資産公開には裏があるのだ。

 資産公開の項目には「預貯金」があるが、公開の対象になるのは定期預金だけで、普通預金や当座預金は含まれない。進次郎は資産を、普通と当座に預けているから、公表しなくてもいいのだ。

 今年7月に公開された進次郎の昨年1年間の所得額は2031万円。結婚前、彼女との逢瀬には、東京プリンスホテルが使われていたようだ。

 資産公開で、滝クリの資産家ぶりが明らかになったため、進次郎は「ルールではあるが、率直に(妻に)申し訳ない」と語ったが、上脇神戸学院大教授は、「配偶者の資産まで公開の対象になっているのは、政治家の資産隠しを防ぐためです。小泉氏の『申し訳ない』という発言は、資産公開制度の趣旨を理解しているとは思えません」と厳しく批判する。

 滝クリは9月に出た『徹子の部屋』(テレ朝)で、「主導権は私だと思う。(夫が仕事では)指揮を執る立場で、家でも指揮するのは疲れると思うから」と発言したという。

 環境相としては自分流を出せず、原稿は読み上げるだけでは、指揮を執っていることにはならないと思うが。

 その頃妻は家で、週刊誌の「進次郎が捨てた『女子アナ彼女』」という記事を熱心に読んでいて、夫が帰ると、「ねぇねぇ載ってたよ」といって、その週刊誌を渡すそうだ。

 小泉進次郎の公私は、ともに明るくないように思えるのだが。

 進次郎を含めた菅一派の窮状を横目で見ている安倍首相は、「11月衆院解散、12月総選挙」を考えているかもしれないと、先週のサンデー毎日が報じていた。

 だが、台風19号の大災害が起こり、予備費5000億円では足りないから、来年の通常国会冒頭で補正予算を成立させるため、年内解散は消えたという。

 だが次なる手があるそうだ。何としても憲法改正を成し遂げたい安倍は、次期総選挙を「改憲解散」とし、来年、東京オリンピック開催前に都知事選があるので、それに合わせて「都知事選ダブル選挙案」があるといわれているそうだ。

 どちらにしても、レイムダック寸前の安倍自民党が、総選挙で憲法改正を発議できる議席数を獲得するとは考えられない。

 文春は、女優の山本美月(28)と俳優の瀬戸康史(31)が親密交際していると報じている。

 10月25日、渋谷区のとあるカフェで、各々タブレットにペンを走らせている姿があったという。

 共にアーティストとしての顔も持つそうだ。文春は、それ以前にも、山本の自宅マンションに瀬戸が来て、彼女のマンションに入る姿をとらえている。

 2人は今年4月に放映された『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)で2度目の共演を果たしているそうだ。

 フライデーは、テニス界の貴公子・錦織圭(29)が、かねてから交際していたモデルの観月あこ(28)と結婚すると報じている。

 10月15日に開かれた観月の誕生パーティに錦織がサプライズ登場して、そこで、「実は……結婚することになりました」と発表したというのである。

 錦織の試合にはいつも一緒だった観月だが、このところ姿が見えないようだったが、自宅で料理と英会話の勉強に励んでいるという。

 錦織の成績が振るわないのは彼女のせいだとまで書かれた観月だが、これからは落ち着いて錦織の世話ができるだろう。錦織は右ヒジの手術をしてリハビリに専念しているそうだが、彼女のためにも活躍しなければ。

 ところで10月12日、台風19号が襲った山梨県道志村の椿荘オートキャンプ場で、千葉県成田市の小学1年生・小倉美咲ちゃんが行方不明になった。

 地元の消防団や自衛隊員、延べ1700人で捜索したが、いまだに手がかりさえも見つかっていない。

 両親の嘆きは大変なものだろうが、そこに、心無いSNSへの書き込みがあると、新潮が報じている。「(会見で)泣いているのに涙が出ない不具合発生」「父親の顔出しNGインタビュー。別居してる?」。

 さらには、キャンプ参加者が誰一人メディアに登場していない、美咲ちゃんはキャンプ場に行っていないのではないか、犯人は母親ではないかという、全く根拠のないバッシングまであるというのだ。

 まるで「神隠し」に遭ったかのような今回の行方不明事件。美咲ちゃんの無事を祈りたいものだが。

 11月1日のスポニチの一面は「菅野熱愛 野崎萌香」だった。巨人軍の菅野智之(30)が、ファッションモデルの野崎(29)と真剣交際しているというのだ。

 NEWSポストセブンのスクープである。ポストセブンは、野崎が菅野に腕を絡ませて嬉しそうに歩いている写真6枚と共に、このように報じている。

「2人の交際を知る知人がこう明かす。『菅野さんが腰痛に苦しんでいたとき、支えていたのが野崎さんでした。2人は今年春頃にイベントで出会い、付き合い始めたのは秋くらいのようですが、最近では頻繁に会って彼女が手料理を振る舞ってあげているそうです』」

 ポストの合併号は、失礼だが、読みたい記事がなかった。そこで提案。NEWSポストセブンはページビューも好調だそうだから、いっそのことポストと女性セブンを合併させた新しい週刊誌を創刊させたらどうだろう。

 文春砲が菅原一秀経産相に続いて、河井克行法相(56)の首も取った。見事なものである。

 これが今週の第1位!

 河井も菅原と同じ初入閣。慶應大学卒業後に松下政経塾を経て、広島県議から96年の衆議院選に出馬、当選する。

 菅官房長官とは当選同期で、菅側近として知られているそうだ。菅原も、最近評判の悪い小泉進次郎環境相も菅に近い。何やら“謀略”めいたものを感じるが、それは後で触れるとしよう。

 河井はこれまでも、パワハラやセクハラが問題になったことがあるが、今回は、選挙中にウグイス嬢たちを「違法に買収」していたというものだ。それも、妻の河井案里(46)が7月に行われた参議院選に出馬した際、開票が始まっていた選挙事務所の奥で、選挙を盛り立てたウグイス嬢たち一人一人に、日当3万円を払っていたというのである。

 公選法でウグイス嬢の日当は上限1万5000円と決まっている。そのため、ウグイス嬢たちには2枚の領収書にサインをさせていたのだ。1枚は選挙費用として選管に届け出る。もう1枚は宛名が違い、名目は人件費(ウグイス嬢としてではなく事務所の手伝い)となっていたという。

 文春は、その疑惑を立証する領収書の写しと、裏帳簿を入手した。さらにウグイス嬢たちを直撃している。彼女たちは、「選挙前にお手伝いをしたことはない。日当は法定通りの1万5000円です」と答えたが、「それ(上限以上を払うこと)は、どこの事務所でもやっていることじゃないですか」と、暗に認めた者もいる。

 さらに、河井陣営は、広島市や福山市で、郵便配達を使ったポスティングや、自動音声による電話かけと、物量作戦を繰り広げたという。

 なぜそこまでカネを投じたのか。改選議席数2という広島選挙区では、自民党の溝手顕正と野党候補が当選する無風区だったが、安倍首相批判を繰り広げる溝手に安倍や菅が怒り、河井の妻を立候補させ、「二人当選を目指す」と、二階幹事長、菅や河野太郎などの大物たちを次々に投入したのだ。

 そういう中で起きたウグイス嬢買収“事件”である。これは「買収した人もされた人も、三年以下の懲役・禁固又は五十万円以下の罰金に問われます」(上脇博之神戸学院大学法学部教授)

 同じようなケースは6年前にもあった。生活の党から出馬した広野充士元参院議員の陣営が、ウグイス嬢に3万円を払い、秘書が逮捕され、有罪判決を受けている。

 今回、指揮したのは案里の公設第二秘書を務める立道浩で、文春の直撃に、「私はいわれた通りやっただけです」と、河井夫妻からの指示だったことを認めたのである。

 法の番人が犯した犯罪。文春発売と同時に、河井克行法相は辞任した。

 菅原は辞任の際、「慙愧に堪えない」といった。自分の罪を恥じる気持ちを我慢することができないという意味だが、「遺憾に思う」と同じで、心底恥じてなどいないはずだ。「オレは運が悪かった」、そう思っているに違いない。

 だが、菅官房長官は、はらわたが煮えくり返っているはずだ。側近を大臣に押し込んだのに、ともにスキャンダルで辞任してしまった。誰かが、ポスト安倍ナンバー1のオレを潰そうとしている。そうした疑心暗鬼になっているのではないか。

 その上、オレのポチになりたがっていた小泉進次郎も環境相に入れてやったが、この男も、結婚してからの言動に批判が集中し、力にはなりそうもない。(文中敬称略)

チュート徳井、今後はマルサが動いて悪質性があったと判断されれば逮捕・起訴される可能性も

今週の注目記事・第1位「菅原一秀経産相『有権者買収』撮った」(『週刊文春』10/31号)

同・第2位「教師イジメを生んだ40代女教師の『恋愛感情』」(『週刊文春』10/31号)「神戸『小学校イジメ教諭』の実名-今度はあなたの子どもの教壇に立つ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第3位「イチローとカズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」(『週刊アサヒ芸能』10/31号)

同・第4位「ユニクロ柳井社長『日本は滅びる』を考える」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第5位「小池百合子が村八分にされた『東京五輪マラソン』札幌移転の裏にカジノ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第6位「チュートリアル徳井の『脱税』が意味するもの」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第7位「『二重権威』が露わになった『即位の礼』パレード延期の残響」(『週刊新潮』10/31号)「『即位の礼』天皇が平成流を変えた」(『週刊文春』10/31号)

同・第8位「織田信成初激白!僕は『関大の女帝』に排除された」(『週刊新潮』10/31号)

同・第9位「中国にスパイ容疑をかけられた日本人はいま」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第10位「モンスター台風が切り裂いた人間模様/武蔵小杉タワマン、どこまで暴落?」(『週刊新潮』10/31号)

同・第11位「死闘『ラグビー日本代表』の代償と報酬」(『週刊新潮』10/31号)

同・第12位「小室哲哉の生活費、値切りとセレブ生活」(『週刊文春』10/31号)

同・第13位「飯島直子(51)実業家夫(不動産会社経営)が舞台女優(39)と裏切りの“路チュー”不倫」(『週刊女性』11/12号)

同・第14位「マキロイとタイガー・ウッズがやってきた」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第15位「男役スター候補暴露の過激な中身」(『週刊文春』10/31号)

同・第16位「『大水害時代』に克つ保険、5つのルール」(『週刊文春』10/31号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代とポストが合併号。ポストは、現代を真似て月3回刊への移行準備を始めたようだ。

 週刊誌からの離脱は決してポストのためにならないと思う。このところ、そういう中途半端な方針が編集部を動揺させているのか、内容に見るべきものが少ない。

 今週などは残念ながら、ここで紹介したい記事が見当たらないのだ。週刊誌は編集長の「センス」が全てである。このままでは、週刊誌はおろか、月刊誌でも成立しないかもしれない。ポストは危機にあると思う。

 ではいこうか。文春では、台風で水害に遭った場合、頼りになるのが火災保険だが、注意点が5つあるとしている。

 まず、水災補償を付けていないと、今回のような台風などで発生した洪水、高潮、土砂崩れなどは対象外になってしまう。

 補償金額をチエック。昔の契約には2000万円の損害でも7割程度しか支払われないものがあるから要注意。賃貸でも家財保険をかけておいたほうがいい。保険証券はわかりやすい所に置いておくことだそうだ。

 同じ文春で、昨年まで宝塚花組男役「亜蓮冬馬」として活躍していたあんりが、ユーチューブで、宝塚歌劇団での日々について、「一年目は囚人生活」「地獄の日々」と過激な発言を連発していると報じている。

 本人は批判があることを「あまり気にしてません」と話しているが、もっと宝塚の内幕を暴露してほしいものだ。

 米男子ゴルフツアーの新規大会、日本で行われたZOZOチャンピオンシップで、タイガーが通算19アンダーで、1965年にサム・スニードが達成した米ツアー最多記録の82勝に並んだ。

 優勝賞金は175万ドル(約2億円)。松山英樹も善戦して3打差の2位だった。

 豪雨のために中断、残りホールを7ホール残して、月曜日の早朝から最終ホールまでを回るという変則にもかかわらず、一日目から首位を守り完全優勝した。

 8万枚のギャラリーチケットが完売するなど、注目度は最高だった。

 現代が、この大会の舞台裏を記事にしている。

 この大会の注目の一人、マキロイは所有するプライベートジェット、「ボンバルディア・チャレンジャー605」の価格はなんと約30億円だそうだ。

 それを上回るのが、タイガーが使用している「ガルフストリームG550」で、1万2000kmを給油なしで飛べる上、内部にはゆったりとしたバスルームとダイニングを完備。ゆうに20人近い人数を乗せることができるという。

 価格は約60億円、途方もない金額だ。

 だが、在米のゴルフジャーナリストはこういう。

「ゴルフはプレーの端々まで神経を研ぎ澄まさなければならないスポーツです。トップゴルファーたちは移動中に少しでも精神を休めるため、くつろげる空間の確保には投資を惜しまない。

 タイガーはプライベートジェットの他にも、移動手段として『プライバシー号』という船も保有しています。これは、ジムやジャグジーなどホテル以上の施設を完備したいわば『小型の豪華客船』。推定金額は約22億円で、年間の維持費も約2億2000万円かかっています」

 これだけのメンツが来れば、主催者側は当然「ヒルトン成田」の最上階の客室「ロイヤルスイートキング」を用意していたそうである。

 この部屋はリビング、ダイニング、ベッドルームの3つに分かれ、広さはおよそ105㎡。

 宿泊費は日によって変動するものの、一泊の値段は約30万円。庶民からすれば、目もくらむような金額だが、タイガーやマキロイの宿泊費としては、むしろ格安の部類に入るという。

 在米ゴルフジャーナリストは、「アメリカツアーの場合は、コースに近いお城のような豪邸を1週間ほどレンタルして、その賃料が1000万円を超えることも珍しくない。

 さらに、ツアーには選手の家族やコーチ、トレーナー、専属広報も含めて20人ほどの関係者が帯同します。

 以前、タイガーが上海を訪れた際には、最上級のスイートを含む10部屋以上を借り上げて、母親や関係者を滞在させていました」

 このような豪華な宿泊先の用意に加えて、送迎、警備の体制に至るまで、タイガーやマキロイレベルの選手を招聘するためには、莫大な資金を必要とするという。

 今回タイガーとマキロイが使用したのは、そろってテーラーメイド製の最高級クラブだった。

 タイガーが使用しているアイアンは「P・7TW」で、TWはタイガーの略。度重なるタイガーの試打をもとに作られた限定モデルだそうだ。

「レプリカ版の市販価格は一本26万円。タイガー本人が使用しているのは、さらに独自の調整を加えた完全特注品なので、普通に買おうとすれば50万円を軽く超えるはず」(在米ゴルフジャーナリスト)

 いいクラブを使ったからといって、スコアがよくなるわけではないが、1本ぐらい持ってみたいものである。

 タイガーは最多勝に並んだから、プレッシャーがなくなって、83勝目は年内にも達成するかもしれない。

 飯島直子という女優は好きだった。元は11PMのカバーガール出身。1997年にTUBEの前田亘輝と結婚したが、4年後に離婚。

 前田の女癖の悪さが原因だといわれている。

 その後、歌舞伎町のホストに入れあげ、貢いだ総額は3億円といわれるが、破局。

 その後、現在の不動産会社社長と結婚したのが12年12月。2人はラブラブだったそうだが、週刊女性が、飯島の夫が若い舞台女優と親しくなり、路上でチューをしているところを激写したのである。

 女優の名は平塚真由。平塚がアルバイトをしているガールズバーで知り合って、深い関係になったという。

 男運のない飯島だが、今回も、離婚ということになるのだろうか。

 さて、文春が小室哲哉とシングルマザーの看護師との不倫を報じたのは、2018年1月18日号だった。

 発売後、小室は会見を開き、不倫を否定し、これからは妻・KEIKOの介護をすると語ったが、それ以降も、一度も妻とは会っていなかった。

 そして今年の夏、双方が弁護士を立てて、家裁に、KEIKO側は「婚姻費用分担請求調停」、小室側は「夫婦関係調整調停」を申し立てた。

 小室側は当初、生活費として月額8万円を提示してきたという。文春によれば、年収は1億円を下らず、今も家賃100万円以上するマンションに暮らし、運転手つきのベ ンツを乗り回し、今も件の看護師と一緒にいるというのにである。

 会見後には、小室が可哀想、文春死ね! などとほざいた似非文化人たちは、この記事をどう読むのだろう。

 ラグビーW杯は、日本代表の活躍で予想外の盛り上がりを見せた。

 ラグビーでは優勝しても賞金はゼロで、黄金色のエリス杯を授与されるのが最大の栄誉というところもカッコイイ。

 気になるのは、W杯が終わってからの選手たちの懐具合だが、新潮によれば、キャプテンで東芝のリーチ・マイケルとキャノンの田村優は8000万円程度を、社会人リーグの所属先からもらっているそうだ。

 スクラムハーフの田中史朗、フッカーの堀江翔太、ウイングの松本幸太朗らは年収も入れて4000万円強だという。

 だがW杯の活躍で、欧州などから声がかかる可能性もあるというから、五郎丸歩がフランスのチームへ移籍した時には、当時の最高額2億円といわれたから、一気に億男になるかもしれない。

 ところで台風19号で深刻な被害を受けた武蔵小杉の47階建てのタワーマンションだが、「不動産混乱」が起きていると新潮が報じている。

 中層階の角部屋の2LDKは8000万円という価格帯だが、早くも住民の中には、「売却価格が10%下がった」といっている住民がいるそうだ。

 不動産屋の間でも意見が割れているようで、「タワマンが林立する近未来都市の魅力で売る武蔵小杉の人気は、そう簡単に落ちない」という声もある。

 だがタワマンに詳しい住宅ジャーナリストの榊淳司は、「下水処理の方法が生活排水と雨水を同じ管で流す『合流式』だったりして、インフラ整備が追いついていない問題点が明らかになりました。(中略)数年後には2割ほど資産価値が下がっていると思います」という。

 果たしてどうなりますか。

 さて、最近、日本人が中国で逮捕され、有罪になるケースが増えている。

 今度は、9月中旬に滞在先の北京のホテルで、北海道大学の岩谷將教授が中国当局に拘束されてしまった。

 日本で、中国近現代史研究の若きホープとして期待される逸材だという。

 岩谷教授はこの9月から2年間の研究休暇をとっていて、中国社会科学院の招待で訪中していたのだ。

 このことは9月18日の産経新聞電子版が第一報を流した。10月23日、安倍首相は王岐山副主席との会談で、岩谷教授を早急に釈放するよう要求したが、ウンとはいわなかった。

 どのようなことで拘禁されたのか? どのような中国の機密を握ったのだろうか。ある教授は、中国共産党の「正義」の歴史がひっくり返る重要な資料を、岩谷教授が手に入れたのではないかという。

 それは「三反五反運動」ではないかと推測する。

 三反五反運動とは、1949年に毛沢東率いる中国共産党が中国を統一した後、中国国内の資本家階級を社会主義経済に従わせていった運動だ。

 この運動で383万人が厳しい拷問を受け、20万人以上が自殺に追い込まれたという。

 その資料を、中国の良心的な研究者が、岩谷に託したのではないかというのである。

 それを絶対阻止したい中国政府が拘束したのではないかと。

 もしそうなら中国という国は、何十年経っても変わることができない国だといわざるを得ない。

 織田信成(32)というフィギアスケーターがいる。織田は2017年4月に、関西大学のアイススケート部の監督を引き受けた。

 ここは歴史ある名門スケート部として知られ、数々の名選手を輩出してきた。在学時代からつながりの深い芝井敬司学長からも後押しされ、一度は断ったが、監督を引き受けた。

 その織田が、今年の9月、関大側から「突如、監督退任」を発表されたのである。

 大学側は「織田の多忙」を理由に挙げているが、織田は、「濱田美栄コーチ(59)の嫌がらせやモラハラがあった」と暴露し、今回、新潮に初めて激白したのだ。

 織田によると、きっかけはこうだ。1人のコーチがリンクで指導できるのは3人までというルールがあるのに、濱田チームのサブコーチたちが、5人以上の選手をリンクで八の字に滑らせていたのを目撃した織田が、濱田に「危ないのでやめてもらえないか」と伝えると、「アンタは間違ってる!」と激昂したそうだ。

 このルールを作ったのは濱田自身なのに怒られたことに納得いかない織田だったが、以来、濱田は「あからさまに織田を無視する」ようになったという。

 それ以外にも織田は、練習時間の変更や、学業不振の部員にペナルティを課すようにしたが、濱田にことごとく否定されてしまったそうである。

 次第に織田はうつ状態になり、めまいや吐き気に襲われるようになってしまった。

 こうした状況を知ってもらうため、弁護士を伴って学長と話し合いの場を持ったが、意外なことに、「そういうことなら喧嘩両成敗、2人とも辞めてもらうことになると思う」と、学長からいわれてしまうのである。

 大学の文武両道の方針に則って部を変えようとした自分が、辞めなくてはいけないのか。ついに織田は辞任することを決断する。

 東須磨小学校のイジメを引き合いに出すまでもなく、学校という閉鎖社会では、一般社会では考えられない対立や足の引っ張り合いが“陰湿”な形で行われているようだ。

 さて、10月22日、内外からおよそ2000人の参列者を招いて行われた、「即位礼正殿の儀」は、つつがなく執り行われた。天皇陛下は、29年前の上皇と同じように、「日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と「お言葉」を述べた。

 この日は、15時半から「祝賀御列の儀」というパレードが催されるはずだったが、先の台風19号のもたらした被害を考慮して、延期になった。

 この延期は、新潮によれば、「30日に85歳のお誕生日を迎える美智子皇后の意向が強く反映されている」というのである。

 菅官房長官を含めた官邸は、祝賀パレードは淡々と進めていきたい」と、強行する姿勢だった。

 だが、15日に西村泰彦宮内庁次長が、天皇皇后両陛下が、被災されている多くの方々について心を痛めていると述べ、美智子皇后も、自身の誕生日の祝賀行事をすべて中止すると発表したことで、流れが変わったという。

 天皇陛下から、「どのような形でパレードが進められるのか検討してみてください」という意向が侍従に伝えられ、宮内庁と官邸が協議した結果、中止となったそうである。

 宮内庁の動きは早く、15日夕刻の時点で、「パレードは11月10日に延期」と伝えられていたという。

 菅官房長官は、「宮内庁と相談し、あくまで内閣として判断した」といったが、実際は宮内庁に押し切られた格好である。

 以前から、宮内庁と安倍官邸の間には「すきま風」が吹いていた。上皇の生前退位を巡って、脇に追いやられた官邸は、意趣返しに当時の宮内庁長官を更迭するという挙に出た。

 今回も、祝賀パレードは国事行為である「即位の礼」の一部だから、憲法上は「内閣の助言と承認を必要」とするが、今回も、両陛下、ひいては美智子皇后の強いご意見があり、「その通りに進めるほかありませんでした」(全国紙デスク)

 新潮は、こうした事態が続けば、御代替わりを迎えた意義が薄れ、上皇と上皇后、天皇陛下と皇后という「二重権威」が鎌首をもたげるような事態になるのではと心配する。

 私などは、いいではないかと思う。天皇陛下といえども、上皇と上皇后から見ればまだ若い自分の息子である。こういうときはこうされたがよくてよと、助言を与えるのはどこの親でもやることだ。目くじらを立てることはあるまい。

 文春では、「即位礼正殿の儀」を平成流から令和流に、天皇が変えたと報じている。平成の「即位礼正殿の儀」では、天皇皇后が「松の間」から出発して、「梅の間」の側面、正面の回廊を経て「松の間」に入場、先に並んでいる皇族方の間を通って高御座の後に回り、階段を上って帳の中に入ったという。

 これは、参列者たちがどこにいても両陛下の姿を肉眼で見ることができるようにという、これまでとは違うやり方をしたというのである。

 当時、それに対して反対の声もあったというが、今回は元に戻したそうだ。それに、会場には精度の増したモニターが多く取り付けられて、儀式の様子はとてもクリアに見えたそうである。

 文春は、「伝統を大切にしつつも時代に即した変化も辞さない“令和流”」だと結んでいるが、時代にあったように工夫するのは皇室といえども当然だろう。

 ところでチュートリアルtutorial)の意味は、「教育の手法の一つ。少数の生徒に教師が集中的に教えること、あるいは家庭教師による一対一の教育を意味する」(weblio辞書より)というそうだが、チュートリアル徳井のやったことは、教育とは程遠い。

 現代が、徳井の脱税問題を断罪している。

 チュートリアル徳井は09年に「チューリップ」という個人事務所を設立。吉本興業からのテレビやラジオなどの出演料を、チューリップを通して受け取っていた。

 12年から15年の4年間、徳井の個人的な旅行費用やアクセサリー代、洋服代などを会社の経費として計上していたという。

 この約2000万円が所得隠し(故意に課税額を減らそうとする行為のこと)とされたのである。

 加えて、16年から18年の3年間に至っては、所得を一切申告していなかった。この約1億1800万円については申告漏れだと指摘された。追徴税額は重加算税などを含めて約3700万円になる。

 徳井は7年間にわたって正しく税金を納めていなかったのである。元東京国税局査察部査察官で税理士の上田二郎がこう語る。

「無申告というのは、税務署はその収入もわからなければ、経費の実態もわからない。一度も申告していなければ、事業者の存在自体を把握することさえ、できない場合もある。申告納税制度に反する行為であり、税務調査が非常に難しいのです。元査察官の立場から見れば、非常に悪質なケースと言わざるを得ません」

 徳井はラジオ番組ではこう語っていたそうだ。

「シンガポールは近代都市やから、法人税はすごい安い」

「ドバイは税金というものが一切ない。所得税、法人税、消費税、なにもいらんのよ」

 徳井が弁明していたように、税に無知ではないのだ。

 しかし事態は、単に徳井自身が芸人を辞めれば済むという甘いものではない。元国税調査官で税理士の武田秀和氏が語る。

『今後、仮にどこかに所得隠しや無申告のおカネを『溜まり』として隠していることが判明すれば、税務調査ではなく、国税局の査察部が動くことになってもおかしくありません。

 今回の徳井氏の件については、引き続き国税の調査の動向を注視する必要があると思います。

 国税局査察部とは、通称『マルサ』のこと。マルサが動き、悪質性があったと判断されれば、検察に告発され、逮捕・起訴される可能性も十分にある」

 吉本興業の社員もこう話している。

「会社の上層部が懸念しているのは、果たして事が徳井だけで収まるかという点です。徳井は’06年のM-1グランプリで優勝した後、上京し、その後に他の芸人から税理士を紹介されたと言っている。

 ということは、ウチの他の芸人も、同じ税理士の世話になっている可能性はある。その税理士が単にいい加減なのか、それとも確信犯なのかは定かではないが、いずれにせよ徳井だけで済まない恐れは十分にある」

 驚くのは、これしきのお笑い芸人が、所得隠しをしなければならないほど、ザクザク、おカネがうなるほど入って来ることだ。

 その前に、吉本興業が抜いているのだから、吉本は儲かるわけだ。

 大した芸もないのに、ギャラは大スター並みでは、芸人が勘違いするのも無理はない。反社との付き合いを批判された宮迫は、100万円ぐらいカネではないと思っていたと、どこかで告白していた。

 芸がないほうが売れるという、吉本興業の芸人たちの甘やかしに、テレビも反省すべきであろう。

 ところで、IOC(国際オリンピック委員会)が、カタールのドーハで行われた陸上の世界選手権で、女子マラソンでは出場68選手中28人が、暑さと湿気で棄権したことを見て、突然、マラソンや競歩を札幌でやると発表した。

 これに小池百合子都知事は怒り、「北方領土でやったらどうか」という支離滅裂な暴言を吐いて、笑い者になった。

 誰が考えても、真夏の東京でマラソンをやるなど正気の沙汰ではない。だが、ここまで来て突然の変更には、どんな裏があるのか、新潮が興味深い記事を掲載している。

 札幌に会場を変えたとしても、様々な問題は残る。スタートする会場をどこにするのか、選手たちの宿舎、観客たちのホテルはどうするのか。

 北海道は観光シーズン真っ盛りである。それにいくつかの祭りやスポーツも予定されている。それを押しのけて、やれるのだろうか。

 10月30日から11月1日に行われるIOC調整委員会で、大会組織委員会や東京都などと協議したうえで「正式決定」になるが、小池都知事の逆襲はあるのだろうか。

 なにしろ、東京都は道路の反社熱を抑える舗装工事に既に約300億円もかけたから、それが無駄になってしまう。簡単に小池が引っ込むとは思えない。それに、組織委の森喜朗とは犬猿の仲だ。

 だが、小池には分が悪いと、新潮は見ているようだ。その裏に、カジノ利権が見え隠れするというのである。

 今カジノの有力候補地は、大阪、菅官房長官の地元の横浜だが、小池はカジノ誘致には熱心ではない。

 そこで、菅と結びつきの深い鈴木直道・北海道知事、橋本聖子五輪相などが、マラソン札幌開催をテコに、北海道(苫小牧市という名が挙がっているようだ)へカジノを誘致しようと蠢いているというのだ。

 そうなれば、カジノのうち2つが菅案件となり、がっぽり利権が入って来るというわけだ。そんな汚れた思惑で、札幌マラソンを実現してほしくはないが、IOCの突然の心変わりは、暑さだけではなく、何かもう一つ裏がありそうな気はする。

 ユニクロの柳井正社長(70歳)が「日経ビジネス」(10月14日号)に対して答えた最新のインタビューに、賛否両論の声が上がっていると現代が報じている。

「件の記事は『このままでは日本は滅びる』と銘打たれ、柳井社長が徹頭徹尾、日本の行く末を憂いている。

 曰く、『日本は企業が成長しないまま、意味のない年功序列や終身雇用だけが残っている』

『老人が引っ張っている会社ばかりが目につく。サラリーマンがたらい回しで経営者を務めるような会社が成長するわけがない』

『そもそも、みんなと一緒にやるという横並び意識が強すぎる」

 かように、日本社会に対して大批判を繰り広げているのだ」(現代)

 それに対して城南信用金庫顧問の吉原毅はこう反論する。

「年功序列や終身雇用には、間違いなくメリットがあります。年次とともに右肩上がりで昇給していったほうが、社員も先を見通せるし、安心して生活を送ることができるでしょう。それが結果として、目の前の仕事に集中し、全力を注ぐことにも繋がる。いい循環が生まれるんです。

 サラリーマンは、入社してから家庭を持ち、家族が増えるケースがほとんどです。それに伴って、ライフサイクルに応じた報酬を受け取る。これは人間が社会生活を送る上で、必要不可欠です。どのような時代であっても、働く人の人生にきちんと寄り添った制度ならば、それは肯定すべきでしょう」

 また、公務員を減らせという主張には、「彼は国会議員や地方議員も減らせと主張しています。ですが、農業問題に科学技術、金融問題など、各分野に詳しい人材がいるからこそ、新たな法律が出来る。会社のリストラのように数を減らせ、というのはいささか無理があります。多様な人材を切り捨ててしまうことが、結果として日本社会の不利益に繋がる面は否定できません」(社会工学者で京都大学教授の藤井聡)

 現代はこうまとめる。

「日本はいま7人に1人が貧困にあえぐ『超格差社会』。二極化が進むあまり、国が歪な形になり果てている。同時に国際的な競争力も加速度的に落ち込み、沈んでいくのを待っているかのような状況だ。

 それだけに、今回の柳井社長の『警告』には大きな意味がある」

 先の吉原はこういう。

「ユニクロをここまでの巨大企業にした柳井さんですから、経営者として優秀なことは間違いありません。

 インタビューの中でも柳さんは世界に通じる価値観、『真善美』を持って仕事に当たることが大事だと語っている。その点に関しては、非常に共感します。

 世の中には、本当に色々な立場の人がいる。 それを踏まえ理解した上で、バランスのよい世の中を作っていくこと。それが必要なのでしょう」

 柳井のいうのはわかるが、多くの人間は、彼ほど強くない。弱い人をどう支えていくか、そこに思いを致すべきだし、ユニクロを買うのは、私のような弱い人間が多いはずだ。

 安倍首相について、アサ芸にこんな傑作なタイトルが出ている。

「イチローと三浦カズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」

 失礼だが、こじつけのいかがわしい記事かと思って読んだら、意外にまともな内容だった。

 安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎による頻繁な下痢に悩まされていることは広く知られている。

 官邸関係者は、「安倍総理は時々、タックがついたゆったりしたズボンをはき、『膨らみ』が見て取れることがある。記者たちの間では、おむつ仕様のズボンだろうという認識でいます」

 首相を悩ませる持病には、全部の大腸を切除するしかないといわれてきたが、最後の切り札があるというのだ。

 それが、「健康な他人の便を潰瘍性大腸炎の患者の腸に注入する『便移植』です」(慶應病院関係者)。

 藤田紘一郎東京医科歯科大名誉教授も、「大腸疾患には、腸内細菌の多様性こそ重要なのです。腸内細菌の種類が多ければ多いほど、人体に影響を及ぼす病原菌の増殖を防げます」という。

 便移植は欧米で流行しているそうで、年間2万人が死亡するといわれる大腸炎の治療法として一躍脚光を浴びているという。中でも効果が高かった便の主は「スーパードナー」といわれるそうだ。

 その中でなぜ、カズやイチローなのか? 98年のフランスW杯で日本のサッカーは大惨敗したが、あの時は、メンバーの多くが慣れないフランスの地で下痢に悩まされたためだったといわれているそうだ。

 試合の場所も選ばず、最高のポテンシャルを発揮できるカズとイチローは、腸内細菌が最強だというのである。

 これは絵空事ではなく、元Jリーガーの鈴木啓太は、アスリートの腸内細菌を活用できないかとベンチャー企業を立ち上げ、カズやイチローなどの便を採取して解析しているというのだ。

 このやり方で寛解した患者は移植患者の3割程度だという声もあるが、安倍首相の通う慶應病院は、便移植の認可を受け、実際に行っているという。安倍首相がカズやイチローのウンコを身体に移植するというのも、荒唐無稽な話ではないようだ。

 先週のサンデー毎日が、安倍内閣の閣僚には新宗教と関わりのある大臣が多くいると報じていた。雑誌『宗教問題』の小川寛大編集長が調べたそうである。

 多くの新宗教団体が参画している日本会議とのつながりは、安倍首相を始めとして、よくいわれるが、小川によれば、世界平和統一家庭連合(旧略称「統一教会」)との関係が多いというのだ。

 安倍晋三、麻生太郎、高市早苗、加藤勝信、今回辞任した菅原一秀、菅義偉、田中和徳、武田良太、衛藤晟一、竹本直一などがそうだという。もちろん、過去に教団側が発表したり、報道されたことがあるということで、深いつながりがあると断定しているわけではない。

 だが、この教団は、過去に「勝共連合」という反共団体を持ち、選挙の際、保守系候補陣営に人を送り込んでいたと報じられたことがある。政治家は「李下に冠を正さず」。痛くない腹を探られないよう気をつけることが肝心だ。

 ところで今週の新潮は内容が充実している。後輩の教師への残酷なイジメで注目を集めている東須磨小学校の加害教師4人組についての特集で、新潮は、この4人の実名を公表したのである。その理由を新潮はこう書いている。

「教員免許は一度失効しても、大学の教職課程で取得した単位は有効なので、失効期間がすぎてから更新講習を受け、書類申請すれば、新たに取得することが可能です」(文部科学省人材政策課)。懲戒免職されると自治体の教育委員会によって剥奪されるが、3年経つと再取得できるのだ。

 教員免許が失効すると官報に記載されるが、3年以上前の情報は記載されない。したがって、たとえ懲戒免職になっても、3年経てば再び教壇に立つ道が開け、自治体は彼らの過去を知らずに採用してしまうから、「更生も不十分な虐待教師に、わが子、あるいはわが孫が、いつか気づかぬうちに導かれる可能性」(新潮)があるからだというのである。

 ただし、禁固刑以上の罰を受けると、失効期間は刑期プラス10年、罰金刑だと5年だが、今回の加害教師たちが長い禁固刑に処せられる可能性は低いようだ。

 加害教師たちは全員30代以上で、主犯の女性教師は40代だから、実名公表への批判はそれほど起きない気がする。それに、以下のようなイジメを超えた虐待ともいえる彼らのやり方を知ると、匿名性を守る必要は、私も感じないが、あえてここでは実名は書かない。

「昨年の運動会後の飲み会では、ビール瓶を口に突っ込まれて飲まされ、飲み終えると瓶で頭を叩かれたとのこと。酒を無理に飲まされ、“もう無理です”と断ると“雑魚いな”といわれて平手打ち。辛いものが苦手なのに激辛ラーメンを強引に食べさせられたときは、“もう無理です”“許してください”と懇願しても、“はっ? 無理やし、全部飲め”。さらには“唐辛子の身を全部食べろ”と。関口先生(被害を受けた教師・仮名=筆者注)がトイレに駆け込んで嘔吐し、痙攣や痺れで苦しんでいる間、ほかの先生も一緒に大笑いしていたとか」(被害者の関係者)

 文春によれば、40代の女性教師は、イジメた若い教師に恋愛感情の様なものを抱いていたようだが、ある時、若い教師から、交際している女性がいると打ち明けられて、可愛さあまって憎さ百倍、となったそうである。

 イジメを受けていた教師は、10月11日、須磨署に被害届を提出して、受理されている。さらに兵庫県警担当記者は、県警捜査一課が須磨署と合同で捜査を開始したそうで、容疑はいくつもあるし、激辛カレーを食べさせた件では、動画という証拠があるから、暴行に問えるだろうと見ている。

 今週の第1位は、また主要閣僚の首を取った文春の記事で決まりだ。

 菅官房長官の側近中の側近、菅原一秀経産相の「有権者買収」疑惑は、ついに文春が、公設秘書が菅原の地元の支援者の葬儀で、菅原の代理として「香典袋」を出しているところを写真に収めたのだ。10月17日の夕方6時過ぎ。中には2万円入っていたという。

 今国会で、焦点になっている菅原の政治資金規制法違反だが、自民党は菅原を出したくなくて、開催拒否をしている。

 だが、この動かぬ証拠の前には、どんな詭弁を弄しても、逃げ切るのは難しいだろう。

 菅原は有権者を3ランクに分けているという。香典は、最高ランクが2万円。その際は、亡くなった有権者の家に「枕花」を届けるそうだ。

 お祝いには胡蝶蘭。年号が令和に代わった時は、「平成」「令和」と印字されたリンゴを贈ったという。

「秘書が香典を代理で持参した場合、選挙の有無にかかわらず、公職選挙法に定められた『寄付の禁止』に抵触する可能性がある」(神戸学院大学法学部上脇博之教授)
「供花や枕花は本人が葬儀に参列するかどうかは関係なく、公選法で禁止されています。(中略)公選法は、票をお金で買うことを禁止しているのです」(同)

 こんなイロハのイがわからない代議士が重要閣僚にいるなんて、この国はどうなっているのか。

 行政府の長である安倍晋三首相が、国会答弁で「私は立法府の長」といってしまうのだから、下は上を見て育つ。まあ仕方ないか。

 そして、ついに菅原一秀経産相は、安倍晋三首相に辞表を提出した。

 菅原は菅官房長官の側近だから、ポスト安倍を狙う菅にとっては痛い黒星になった。

 年内解散を目論んでいるといわれる安倍首相を始め、ポスト安倍を狙う連中もこれで勢いづくかもしれない。(文中敬称略)

【巻末付録】
 まずは現代から。

「<深層研究>巨乳の心理学-なぜ、男たちはそれから目が離せないのか」「塩地美澄、女子アナの下着姿-2年ぶりにグラビア再開」。塩地っていい女だね。

「世界のヌード、決勝トーナメント-ラグビーW杯、ライバル7カ国の美女たち」。
これで見ると、ニュージーランドと南アフリカの決戦だね。

袋とじ「永岡怜子、神に愛された裸-これこそ理想のヘアヌード」。可愛い子がお好みなら、この子はいい。

 ポストは。

「全国「美人女子アナ」大図鑑-キー局、地方局からラジオ局まで大集合!」

袋とじ「老舗ストリップ劇場DX歌舞伎町、最後に咲かせた<秘密の花園>」。昔は時々覗いたものだが、歌舞伎町のうさん臭さが、次々に消えていく。

袋とじ「『エスワン美女図鑑』七色のヘアヌード-大人気女優7人の秘蔵カット」

「学園祭の女王がいた時代/学園祭の女王は会いに行けるアイドルの先駆け」これも袋とじ「ヌードになった映画女優191人-ハダカは女優の衣装なの」。名前は錚々たるものだが、内容がね。

「なをん/紗世-PLAYBOY誌の表紙を飾った謎の日本人女性」「なをん/見たいハダカはここにある-5人の美裸神を一挙公開!」

 というわけで、合併号で数は揃っているが両誌ともに決め手なし。引き分けだ。

チュート徳井、今後はマルサが動いて悪質性があったと判断されれば逮捕・起訴される可能性も

今週の注目記事・第1位「菅原一秀経産相『有権者買収』撮った」(『週刊文春』10/31号)

同・第2位「教師イジメを生んだ40代女教師の『恋愛感情』」(『週刊文春』10/31号)「神戸『小学校イジメ教諭』の実名-今度はあなたの子どもの教壇に立つ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第3位「イチローとカズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」(『週刊アサヒ芸能』10/31号)

同・第4位「ユニクロ柳井社長『日本は滅びる』を考える」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第5位「小池百合子が村八分にされた『東京五輪マラソン』札幌移転の裏にカジノ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第6位「チュートリアル徳井の『脱税』が意味するもの」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第7位「『二重権威』が露わになった『即位の礼』パレード延期の残響」(『週刊新潮』10/31号)「『即位の礼』天皇が平成流を変えた」(『週刊文春』10/31号)

同・第8位「織田信成初激白!僕は『関大の女帝』に排除された」(『週刊新潮』10/31号)

同・第9位「中国にスパイ容疑をかけられた日本人はいま」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第10位「モンスター台風が切り裂いた人間模様/武蔵小杉タワマン、どこまで暴落?」(『週刊新潮』10/31号)

同・第11位「死闘『ラグビー日本代表』の代償と報酬」(『週刊新潮』10/31号)

同・第12位「小室哲哉の生活費、値切りとセレブ生活」(『週刊文春』10/31号)

同・第13位「飯島直子(51)実業家夫(不動産会社経営)が舞台女優(39)と裏切りの“路チュー”不倫」(『週刊女性』11/12号)

同・第14位「マキロイとタイガー・ウッズがやってきた」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第15位「男役スター候補暴露の過激な中身」(『週刊文春』10/31号)

同・第16位「『大水害時代』に克つ保険、5つのルール」(『週刊文春』10/31号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代とポストが合併号。ポストは、現代を真似て月3回刊への移行準備を始めたようだ。

 週刊誌からの離脱は決してポストのためにならないと思う。このところ、そういう中途半端な方針が編集部を動揺させているのか、内容に見るべきものが少ない。

 今週などは残念ながら、ここで紹介したい記事が見当たらないのだ。週刊誌は編集長の「センス」が全てである。このままでは、週刊誌はおろか、月刊誌でも成立しないかもしれない。ポストは危機にあると思う。

 ではいこうか。文春では、台風で水害に遭った場合、頼りになるのが火災保険だが、注意点が5つあるとしている。

 まず、水災補償を付けていないと、今回のような台風などで発生した洪水、高潮、土砂崩れなどは対象外になってしまう。

 補償金額をチエック。昔の契約には2000万円の損害でも7割程度しか支払われないものがあるから要注意。賃貸でも家財保険をかけておいたほうがいい。保険証券はわかりやすい所に置いておくことだそうだ。

 同じ文春で、昨年まで宝塚花組男役「亜蓮冬馬」として活躍していたあんりが、ユーチューブで、宝塚歌劇団での日々について、「一年目は囚人生活」「地獄の日々」と過激な発言を連発していると報じている。

 本人は批判があることを「あまり気にしてません」と話しているが、もっと宝塚の内幕を暴露してほしいものだ。

 米男子ゴルフツアーの新規大会、日本で行われたZOZOチャンピオンシップで、タイガーが通算19アンダーで、1965年にサム・スニードが達成した米ツアー最多記録の82勝に並んだ。

 優勝賞金は175万ドル(約2億円)。松山英樹も善戦して3打差の2位だった。

 豪雨のために中断、残りホールを7ホール残して、月曜日の早朝から最終ホールまでを回るという変則にもかかわらず、一日目から首位を守り完全優勝した。

 8万枚のギャラリーチケットが完売するなど、注目度は最高だった。

 現代が、この大会の舞台裏を記事にしている。

 この大会の注目の一人、マキロイは所有するプライベートジェット、「ボンバルディア・チャレンジャー605」の価格はなんと約30億円だそうだ。

 それを上回るのが、タイガーが使用している「ガルフストリームG550」で、1万2000kmを給油なしで飛べる上、内部にはゆったりとしたバスルームとダイニングを完備。ゆうに20人近い人数を乗せることができるという。

 価格は約60億円、途方もない金額だ。

 だが、在米のゴルフジャーナリストはこういう。

「ゴルフはプレーの端々まで神経を研ぎ澄まさなければならないスポーツです。トップゴルファーたちは移動中に少しでも精神を休めるため、くつろげる空間の確保には投資を惜しまない。

 タイガーはプライベートジェットの他にも、移動手段として『プライバシー号』という船も保有しています。これは、ジムやジャグジーなどホテル以上の施設を完備したいわば『小型の豪華客船』。推定金額は約22億円で、年間の維持費も約2億2000万円かかっています」

 これだけのメンツが来れば、主催者側は当然「ヒルトン成田」の最上階の客室「ロイヤルスイートキング」を用意していたそうである。

 この部屋はリビング、ダイニング、ベッドルームの3つに分かれ、広さはおよそ105㎡。

 宿泊費は日によって変動するものの、一泊の値段は約30万円。庶民からすれば、目もくらむような金額だが、タイガーやマキロイの宿泊費としては、むしろ格安の部類に入るという。

 在米ゴルフジャーナリストは、「アメリカツアーの場合は、コースに近いお城のような豪邸を1週間ほどレンタルして、その賃料が1000万円を超えることも珍しくない。

 さらに、ツアーには選手の家族やコーチ、トレーナー、専属広報も含めて20人ほどの関係者が帯同します。

 以前、タイガーが上海を訪れた際には、最上級のスイートを含む10部屋以上を借り上げて、母親や関係者を滞在させていました」

 このような豪華な宿泊先の用意に加えて、送迎、警備の体制に至るまで、タイガーやマキロイレベルの選手を招聘するためには、莫大な資金を必要とするという。

 今回タイガーとマキロイが使用したのは、そろってテーラーメイド製の最高級クラブだった。

 タイガーが使用しているアイアンは「P・7TW」で、TWはタイガーの略。度重なるタイガーの試打をもとに作られた限定モデルだそうだ。

「レプリカ版の市販価格は一本26万円。タイガー本人が使用しているのは、さらに独自の調整を加えた完全特注品なので、普通に買おうとすれば50万円を軽く超えるはず」(在米ゴルフジャーナリスト)

 いいクラブを使ったからといって、スコアがよくなるわけではないが、1本ぐらい持ってみたいものである。

 タイガーは最多勝に並んだから、プレッシャーがなくなって、83勝目は年内にも達成するかもしれない。

 飯島直子という女優は好きだった。元は11PMのカバーガール出身。1997年にTUBEの前田亘輝と結婚したが、4年後に離婚。

 前田の女癖の悪さが原因だといわれている。

 その後、歌舞伎町のホストに入れあげ、貢いだ総額は3億円といわれるが、破局。

 その後、現在の不動産会社社長と結婚したのが12年12月。2人はラブラブだったそうだが、週刊女性が、飯島の夫が若い舞台女優と親しくなり、路上でチューをしているところを激写したのである。

 女優の名は平塚真由。平塚がアルバイトをしているガールズバーで知り合って、深い関係になったという。

 男運のない飯島だが、今回も、離婚ということになるのだろうか。

 さて、文春が小室哲哉とシングルマザーの看護師との不倫を報じたのは、2018年1月18日号だった。

 発売後、小室は会見を開き、不倫を否定し、これからは妻・KEIKOの介護をすると語ったが、それ以降も、一度も妻とは会っていなかった。

 そして今年の夏、双方が弁護士を立てて、家裁に、KEIKO側は「婚姻費用分担請求調停」、小室側は「夫婦関係調整調停」を申し立てた。

 小室側は当初、生活費として月額8万円を提示してきたという。文春によれば、年収は1億円を下らず、今も家賃100万円以上するマンションに暮らし、運転手つきのベ ンツを乗り回し、今も件の看護師と一緒にいるというのにである。

 会見後には、小室が可哀想、文春死ね! などとほざいた似非文化人たちは、この記事をどう読むのだろう。

 ラグビーW杯は、日本代表の活躍で予想外の盛り上がりを見せた。

 ラグビーでは優勝しても賞金はゼロで、黄金色のエリス杯を授与されるのが最大の栄誉というところもカッコイイ。

 気になるのは、W杯が終わってからの選手たちの懐具合だが、新潮によれば、キャプテンで東芝のリーチ・マイケルとキャノンの田村優は8000万円程度を、社会人リーグの所属先からもらっているそうだ。

 スクラムハーフの田中史朗、フッカーの堀江翔太、ウイングの松本幸太朗らは年収も入れて4000万円強だという。

 だがW杯の活躍で、欧州などから声がかかる可能性もあるというから、五郎丸歩がフランスのチームへ移籍した時には、当時の最高額2億円といわれたから、一気に億男になるかもしれない。

 ところで台風19号で深刻な被害を受けた武蔵小杉の47階建てのタワーマンションだが、「不動産混乱」が起きていると新潮が報じている。

 中層階の角部屋の2LDKは8000万円という価格帯だが、早くも住民の中には、「売却価格が10%下がった」といっている住民がいるそうだ。

 不動産屋の間でも意見が割れているようで、「タワマンが林立する近未来都市の魅力で売る武蔵小杉の人気は、そう簡単に落ちない」という声もある。

 だがタワマンに詳しい住宅ジャーナリストの榊淳司は、「下水処理の方法が生活排水と雨水を同じ管で流す『合流式』だったりして、インフラ整備が追いついていない問題点が明らかになりました。(中略)数年後には2割ほど資産価値が下がっていると思います」という。

 果たしてどうなりますか。

 さて、最近、日本人が中国で逮捕され、有罪になるケースが増えている。

 今度は、9月中旬に滞在先の北京のホテルで、北海道大学の岩谷將教授が中国当局に拘束されてしまった。

 日本で、中国近現代史研究の若きホープとして期待される逸材だという。

 岩谷教授はこの9月から2年間の研究休暇をとっていて、中国社会科学院の招待で訪中していたのだ。

 このことは9月18日の産経新聞電子版が第一報を流した。10月23日、安倍首相は王岐山副主席との会談で、岩谷教授を早急に釈放するよう要求したが、ウンとはいわなかった。

 どのようなことで拘禁されたのか? どのような中国の機密を握ったのだろうか。ある教授は、中国共産党の「正義」の歴史がひっくり返る重要な資料を、岩谷教授が手に入れたのではないかという。

 それは「三反五反運動」ではないかと推測する。

 三反五反運動とは、1949年に毛沢東率いる中国共産党が中国を統一した後、中国国内の資本家階級を社会主義経済に従わせていった運動だ。

 この運動で383万人が厳しい拷問を受け、20万人以上が自殺に追い込まれたという。

 その資料を、中国の良心的な研究者が、岩谷に託したのではないかというのである。

 それを絶対阻止したい中国政府が拘束したのではないかと。

 もしそうなら中国という国は、何十年経っても変わることができない国だといわざるを得ない。

 織田信成(32)というフィギアスケーターがいる。織田は2017年4月に、関西大学のアイススケート部の監督を引き受けた。

 ここは歴史ある名門スケート部として知られ、数々の名選手を輩出してきた。在学時代からつながりの深い芝井敬司学長からも後押しされ、一度は断ったが、監督を引き受けた。

 その織田が、今年の9月、関大側から「突如、監督退任」を発表されたのである。

 大学側は「織田の多忙」を理由に挙げているが、織田は、「濱田美栄コーチ(59)の嫌がらせやモラハラがあった」と暴露し、今回、新潮に初めて激白したのだ。

 織田によると、きっかけはこうだ。1人のコーチがリンクで指導できるのは3人までというルールがあるのに、濱田チームのサブコーチたちが、5人以上の選手をリンクで八の字に滑らせていたのを目撃した織田が、濱田に「危ないのでやめてもらえないか」と伝えると、「アンタは間違ってる!」と激昂したそうだ。

 このルールを作ったのは濱田自身なのに怒られたことに納得いかない織田だったが、以来、濱田は「あからさまに織田を無視する」ようになったという。

 それ以外にも織田は、練習時間の変更や、学業不振の部員にペナルティを課すようにしたが、濱田にことごとく否定されてしまったそうである。

 次第に織田はうつ状態になり、めまいや吐き気に襲われるようになってしまった。

 こうした状況を知ってもらうため、弁護士を伴って学長と話し合いの場を持ったが、意外なことに、「そういうことなら喧嘩両成敗、2人とも辞めてもらうことになると思う」と、学長からいわれてしまうのである。

 大学の文武両道の方針に則って部を変えようとした自分が、辞めなくてはいけないのか。ついに織田は辞任することを決断する。

 東須磨小学校のイジメを引き合いに出すまでもなく、学校という閉鎖社会では、一般社会では考えられない対立や足の引っ張り合いが“陰湿”な形で行われているようだ。

 さて、10月22日、内外からおよそ2000人の参列者を招いて行われた、「即位礼正殿の儀」は、つつがなく執り行われた。天皇陛下は、29年前の上皇と同じように、「日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と「お言葉」を述べた。

 この日は、15時半から「祝賀御列の儀」というパレードが催されるはずだったが、先の台風19号のもたらした被害を考慮して、延期になった。

 この延期は、新潮によれば、「30日に85歳のお誕生日を迎える美智子皇后の意向が強く反映されている」というのである。

 菅官房長官を含めた官邸は、祝賀パレードは淡々と進めていきたい」と、強行する姿勢だった。

 だが、15日に西村泰彦宮内庁次長が、天皇皇后両陛下が、被災されている多くの方々について心を痛めていると述べ、美智子皇后も、自身の誕生日の祝賀行事をすべて中止すると発表したことで、流れが変わったという。

 天皇陛下から、「どのような形でパレードが進められるのか検討してみてください」という意向が侍従に伝えられ、宮内庁と官邸が協議した結果、中止となったそうである。

 宮内庁の動きは早く、15日夕刻の時点で、「パレードは11月10日に延期」と伝えられていたという。

 菅官房長官は、「宮内庁と相談し、あくまで内閣として判断した」といったが、実際は宮内庁に押し切られた格好である。

 以前から、宮内庁と安倍官邸の間には「すきま風」が吹いていた。上皇の生前退位を巡って、脇に追いやられた官邸は、意趣返しに当時の宮内庁長官を更迭するという挙に出た。

 今回も、祝賀パレードは国事行為である「即位の礼」の一部だから、憲法上は「内閣の助言と承認を必要」とするが、今回も、両陛下、ひいては美智子皇后の強いご意見があり、「その通りに進めるほかありませんでした」(全国紙デスク)

 新潮は、こうした事態が続けば、御代替わりを迎えた意義が薄れ、上皇と上皇后、天皇陛下と皇后という「二重権威」が鎌首をもたげるような事態になるのではと心配する。

 私などは、いいではないかと思う。天皇陛下といえども、上皇と上皇后から見ればまだ若い自分の息子である。こういうときはこうされたがよくてよと、助言を与えるのはどこの親でもやることだ。目くじらを立てることはあるまい。

 文春では、「即位礼正殿の儀」を平成流から令和流に、天皇が変えたと報じている。平成の「即位礼正殿の儀」では、天皇皇后が「松の間」から出発して、「梅の間」の側面、正面の回廊を経て「松の間」に入場、先に並んでいる皇族方の間を通って高御座の後に回り、階段を上って帳の中に入ったという。

 これは、参列者たちがどこにいても両陛下の姿を肉眼で見ることができるようにという、これまでとは違うやり方をしたというのである。

 当時、それに対して反対の声もあったというが、今回は元に戻したそうだ。それに、会場には精度の増したモニターが多く取り付けられて、儀式の様子はとてもクリアに見えたそうである。

 文春は、「伝統を大切にしつつも時代に即した変化も辞さない“令和流”」だと結んでいるが、時代にあったように工夫するのは皇室といえども当然だろう。

 ところでチュートリアルtutorial)の意味は、「教育の手法の一つ。少数の生徒に教師が集中的に教えること、あるいは家庭教師による一対一の教育を意味する」(weblio辞書より)というそうだが、チュートリアル徳井のやったことは、教育とは程遠い。

 現代が、徳井の脱税問題を断罪している。

 チュートリアル徳井は09年に「チューリップ」という個人事務所を設立。吉本興業からのテレビやラジオなどの出演料を、チューリップを通して受け取っていた。

 12年から15年の4年間、徳井の個人的な旅行費用やアクセサリー代、洋服代などを会社の経費として計上していたという。

 この約2000万円が所得隠し(故意に課税額を減らそうとする行為のこと)とされたのである。

 加えて、16年から18年の3年間に至っては、所得を一切申告していなかった。この約1億1800万円については申告漏れだと指摘された。追徴税額は重加算税などを含めて約3700万円になる。

 徳井は7年間にわたって正しく税金を納めていなかったのである。元東京国税局査察部査察官で税理士の上田二郎がこう語る。

「無申告というのは、税務署はその収入もわからなければ、経費の実態もわからない。一度も申告していなければ、事業者の存在自体を把握することさえ、できない場合もある。申告納税制度に反する行為であり、税務調査が非常に難しいのです。元査察官の立場から見れば、非常に悪質なケースと言わざるを得ません」

 徳井はラジオ番組ではこう語っていたそうだ。

「シンガポールは近代都市やから、法人税はすごい安い」

「ドバイは税金というものが一切ない。所得税、法人税、消費税、なにもいらんのよ」

 徳井が弁明していたように、税に無知ではないのだ。

 しかし事態は、単に徳井自身が芸人を辞めれば済むという甘いものではない。元国税調査官で税理士の武田秀和氏が語る。

『今後、仮にどこかに所得隠しや無申告のおカネを『溜まり』として隠していることが判明すれば、税務調査ではなく、国税局の査察部が動くことになってもおかしくありません。

 今回の徳井氏の件については、引き続き国税の調査の動向を注視する必要があると思います。

 国税局査察部とは、通称『マルサ』のこと。マルサが動き、悪質性があったと判断されれば、検察に告発され、逮捕・起訴される可能性も十分にある」

 吉本興業の社員もこう話している。

「会社の上層部が懸念しているのは、果たして事が徳井だけで収まるかという点です。徳井は’06年のM-1グランプリで優勝した後、上京し、その後に他の芸人から税理士を紹介されたと言っている。

 ということは、ウチの他の芸人も、同じ税理士の世話になっている可能性はある。その税理士が単にいい加減なのか、それとも確信犯なのかは定かではないが、いずれにせよ徳井だけで済まない恐れは十分にある」

 驚くのは、これしきのお笑い芸人が、所得隠しをしなければならないほど、ザクザク、おカネがうなるほど入って来ることだ。

 その前に、吉本興業が抜いているのだから、吉本は儲かるわけだ。

 大した芸もないのに、ギャラは大スター並みでは、芸人が勘違いするのも無理はない。反社との付き合いを批判された宮迫は、100万円ぐらいカネではないと思っていたと、どこかで告白していた。

 芸がないほうが売れるという、吉本興業の芸人たちの甘やかしに、テレビも反省すべきであろう。

 ところで、IOC(国際オリンピック委員会)が、カタールのドーハで行われた陸上の世界選手権で、女子マラソンでは出場68選手中28人が、暑さと湿気で棄権したことを見て、突然、マラソンや競歩を札幌でやると発表した。

 これに小池百合子都知事は怒り、「北方領土でやったらどうか」という支離滅裂な暴言を吐いて、笑い者になった。

 誰が考えても、真夏の東京でマラソンをやるなど正気の沙汰ではない。だが、ここまで来て突然の変更には、どんな裏があるのか、新潮が興味深い記事を掲載している。

 札幌に会場を変えたとしても、様々な問題は残る。スタートする会場をどこにするのか、選手たちの宿舎、観客たちのホテルはどうするのか。

 北海道は観光シーズン真っ盛りである。それにいくつかの祭りやスポーツも予定されている。それを押しのけて、やれるのだろうか。

 10月30日から11月1日に行われるIOC調整委員会で、大会組織委員会や東京都などと協議したうえで「正式決定」になるが、小池都知事の逆襲はあるのだろうか。

 なにしろ、東京都は道路の反社熱を抑える舗装工事に既に約300億円もかけたから、それが無駄になってしまう。簡単に小池が引っ込むとは思えない。それに、組織委の森喜朗とは犬猿の仲だ。

 だが、小池には分が悪いと、新潮は見ているようだ。その裏に、カジノ利権が見え隠れするというのである。

 今カジノの有力候補地は、大阪、菅官房長官の地元の横浜だが、小池はカジノ誘致には熱心ではない。

 そこで、菅と結びつきの深い鈴木直道・北海道知事、橋本聖子五輪相などが、マラソン札幌開催をテコに、北海道(苫小牧市という名が挙がっているようだ)へカジノを誘致しようと蠢いているというのだ。

 そうなれば、カジノのうち2つが菅案件となり、がっぽり利権が入って来るというわけだ。そんな汚れた思惑で、札幌マラソンを実現してほしくはないが、IOCの突然の心変わりは、暑さだけではなく、何かもう一つ裏がありそうな気はする。

 ユニクロの柳井正社長(70歳)が「日経ビジネス」(10月14日号)に対して答えた最新のインタビューに、賛否両論の声が上がっていると現代が報じている。

「件の記事は『このままでは日本は滅びる』と銘打たれ、柳井社長が徹頭徹尾、日本の行く末を憂いている。

 曰く、『日本は企業が成長しないまま、意味のない年功序列や終身雇用だけが残っている』

『老人が引っ張っている会社ばかりが目につく。サラリーマンがたらい回しで経営者を務めるような会社が成長するわけがない』

『そもそも、みんなと一緒にやるという横並び意識が強すぎる」

 かように、日本社会に対して大批判を繰り広げているのだ」(現代)

 それに対して城南信用金庫顧問の吉原毅はこう反論する。

「年功序列や終身雇用には、間違いなくメリットがあります。年次とともに右肩上がりで昇給していったほうが、社員も先を見通せるし、安心して生活を送ることができるでしょう。それが結果として、目の前の仕事に集中し、全力を注ぐことにも繋がる。いい循環が生まれるんです。

 サラリーマンは、入社してから家庭を持ち、家族が増えるケースがほとんどです。それに伴って、ライフサイクルに応じた報酬を受け取る。これは人間が社会生活を送る上で、必要不可欠です。どのような時代であっても、働く人の人生にきちんと寄り添った制度ならば、それは肯定すべきでしょう」

 また、公務員を減らせという主張には、「彼は国会議員や地方議員も減らせと主張しています。ですが、農業問題に科学技術、金融問題など、各分野に詳しい人材がいるからこそ、新たな法律が出来る。会社のリストラのように数を減らせ、というのはいささか無理があります。多様な人材を切り捨ててしまうことが、結果として日本社会の不利益に繋がる面は否定できません」(社会工学者で京都大学教授の藤井聡)

 現代はこうまとめる。

「日本はいま7人に1人が貧困にあえぐ『超格差社会』。二極化が進むあまり、国が歪な形になり果てている。同時に国際的な競争力も加速度的に落ち込み、沈んでいくのを待っているかのような状況だ。

 それだけに、今回の柳井社長の『警告』には大きな意味がある」

 先の吉原はこういう。

「ユニクロをここまでの巨大企業にした柳井さんですから、経営者として優秀なことは間違いありません。

 インタビューの中でも柳さんは世界に通じる価値観、『真善美』を持って仕事に当たることが大事だと語っている。その点に関しては、非常に共感します。

 世の中には、本当に色々な立場の人がいる。 それを踏まえ理解した上で、バランスのよい世の中を作っていくこと。それが必要なのでしょう」

 柳井のいうのはわかるが、多くの人間は、彼ほど強くない。弱い人をどう支えていくか、そこに思いを致すべきだし、ユニクロを買うのは、私のような弱い人間が多いはずだ。

 安倍首相について、アサ芸にこんな傑作なタイトルが出ている。

「イチローと三浦カズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」

 失礼だが、こじつけのいかがわしい記事かと思って読んだら、意外にまともな内容だった。

 安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎による頻繁な下痢に悩まされていることは広く知られている。

 官邸関係者は、「安倍総理は時々、タックがついたゆったりしたズボンをはき、『膨らみ』が見て取れることがある。記者たちの間では、おむつ仕様のズボンだろうという認識でいます」

 首相を悩ませる持病には、全部の大腸を切除するしかないといわれてきたが、最後の切り札があるというのだ。

 それが、「健康な他人の便を潰瘍性大腸炎の患者の腸に注入する『便移植』です」(慶應病院関係者)。

 藤田紘一郎東京医科歯科大名誉教授も、「大腸疾患には、腸内細菌の多様性こそ重要なのです。腸内細菌の種類が多ければ多いほど、人体に影響を及ぼす病原菌の増殖を防げます」という。

 便移植は欧米で流行しているそうで、年間2万人が死亡するといわれる大腸炎の治療法として一躍脚光を浴びているという。中でも効果が高かった便の主は「スーパードナー」といわれるそうだ。

 その中でなぜ、カズやイチローなのか? 98年のフランスW杯で日本のサッカーは大惨敗したが、あの時は、メンバーの多くが慣れないフランスの地で下痢に悩まされたためだったといわれているそうだ。

 試合の場所も選ばず、最高のポテンシャルを発揮できるカズとイチローは、腸内細菌が最強だというのである。

 これは絵空事ではなく、元Jリーガーの鈴木啓太は、アスリートの腸内細菌を活用できないかとベンチャー企業を立ち上げ、カズやイチローなどの便を採取して解析しているというのだ。

 このやり方で寛解した患者は移植患者の3割程度だという声もあるが、安倍首相の通う慶應病院は、便移植の認可を受け、実際に行っているという。安倍首相がカズやイチローのウンコを身体に移植するというのも、荒唐無稽な話ではないようだ。

 先週のサンデー毎日が、安倍内閣の閣僚には新宗教と関わりのある大臣が多くいると報じていた。雑誌『宗教問題』の小川寛大編集長が調べたそうである。

 多くの新宗教団体が参画している日本会議とのつながりは、安倍首相を始めとして、よくいわれるが、小川によれば、世界平和統一家庭連合(旧略称「統一教会」)との関係が多いというのだ。

 安倍晋三、麻生太郎、高市早苗、加藤勝信、今回辞任した菅原一秀、菅義偉、田中和徳、武田良太、衛藤晟一、竹本直一などがそうだという。もちろん、過去に教団側が発表したり、報道されたことがあるということで、深いつながりがあると断定しているわけではない。

 だが、この教団は、過去に「勝共連合」という反共団体を持ち、選挙の際、保守系候補陣営に人を送り込んでいたと報じられたことがある。政治家は「李下に冠を正さず」。痛くない腹を探られないよう気をつけることが肝心だ。

 ところで今週の新潮は内容が充実している。後輩の教師への残酷なイジメで注目を集めている東須磨小学校の加害教師4人組についての特集で、新潮は、この4人の実名を公表したのである。その理由を新潮はこう書いている。

「教員免許は一度失効しても、大学の教職課程で取得した単位は有効なので、失効期間がすぎてから更新講習を受け、書類申請すれば、新たに取得することが可能です」(文部科学省人材政策課)。懲戒免職されると自治体の教育委員会によって剥奪されるが、3年経つと再取得できるのだ。

 教員免許が失効すると官報に記載されるが、3年以上前の情報は記載されない。したがって、たとえ懲戒免職になっても、3年経てば再び教壇に立つ道が開け、自治体は彼らの過去を知らずに採用してしまうから、「更生も不十分な虐待教師に、わが子、あるいはわが孫が、いつか気づかぬうちに導かれる可能性」(新潮)があるからだというのである。

 ただし、禁固刑以上の罰を受けると、失効期間は刑期プラス10年、罰金刑だと5年だが、今回の加害教師たちが長い禁固刑に処せられる可能性は低いようだ。

 加害教師たちは全員30代以上で、主犯の女性教師は40代だから、実名公表への批判はそれほど起きない気がする。それに、以下のようなイジメを超えた虐待ともいえる彼らのやり方を知ると、匿名性を守る必要は、私も感じないが、あえてここでは実名は書かない。

「昨年の運動会後の飲み会では、ビール瓶を口に突っ込まれて飲まされ、飲み終えると瓶で頭を叩かれたとのこと。酒を無理に飲まされ、“もう無理です”と断ると“雑魚いな”といわれて平手打ち。辛いものが苦手なのに激辛ラーメンを強引に食べさせられたときは、“もう無理です”“許してください”と懇願しても、“はっ? 無理やし、全部飲め”。さらには“唐辛子の身を全部食べろ”と。関口先生(被害を受けた教師・仮名=筆者注)がトイレに駆け込んで嘔吐し、痙攣や痺れで苦しんでいる間、ほかの先生も一緒に大笑いしていたとか」(被害者の関係者)

 文春によれば、40代の女性教師は、イジメた若い教師に恋愛感情の様なものを抱いていたようだが、ある時、若い教師から、交際している女性がいると打ち明けられて、可愛さあまって憎さ百倍、となったそうである。

 イジメを受けていた教師は、10月11日、須磨署に被害届を提出して、受理されている。さらに兵庫県警担当記者は、県警捜査一課が須磨署と合同で捜査を開始したそうで、容疑はいくつもあるし、激辛カレーを食べさせた件では、動画という証拠があるから、暴行に問えるだろうと見ている。

 今週の第1位は、また主要閣僚の首を取った文春の記事で決まりだ。

 菅官房長官の側近中の側近、菅原一秀経産相の「有権者買収」疑惑は、ついに文春が、公設秘書が菅原の地元の支援者の葬儀で、菅原の代理として「香典袋」を出しているところを写真に収めたのだ。10月17日の夕方6時過ぎ。中には2万円入っていたという。

 今国会で、焦点になっている菅原の政治資金規制法違反だが、自民党は菅原を出したくなくて、開催拒否をしている。

 だが、この動かぬ証拠の前には、どんな詭弁を弄しても、逃げ切るのは難しいだろう。

 菅原は有権者を3ランクに分けているという。香典は、最高ランクが2万円。その際は、亡くなった有権者の家に「枕花」を届けるそうだ。

 お祝いには胡蝶蘭。年号が令和に代わった時は、「平成」「令和」と印字されたリンゴを贈ったという。

「秘書が香典を代理で持参した場合、選挙の有無にかかわらず、公職選挙法に定められた『寄付の禁止』に抵触する可能性がある」(神戸学院大学法学部上脇博之教授)
「供花や枕花は本人が葬儀に参列するかどうかは関係なく、公選法で禁止されています。(中略)公選法は、票をお金で買うことを禁止しているのです」(同)

 こんなイロハのイがわからない代議士が重要閣僚にいるなんて、この国はどうなっているのか。

 行政府の長である安倍晋三首相が、国会答弁で「私は立法府の長」といってしまうのだから、下は上を見て育つ。まあ仕方ないか。

 そして、ついに菅原一秀経産相は、安倍晋三首相に辞表を提出した。

 菅原は菅官房長官の側近だから、ポスト安倍を狙う菅にとっては痛い黒星になった。

 年内解散を目論んでいるといわれる安倍首相を始め、ポスト安倍を狙う連中もこれで勢いづくかもしれない。(文中敬称略)

【巻末付録】
 まずは現代から。

「<深層研究>巨乳の心理学-なぜ、男たちはそれから目が離せないのか」「塩地美澄、女子アナの下着姿-2年ぶりにグラビア再開」。塩地っていい女だね。

「世界のヌード、決勝トーナメント-ラグビーW杯、ライバル7カ国の美女たち」。
これで見ると、ニュージーランドと南アフリカの決戦だね。

袋とじ「永岡怜子、神に愛された裸-これこそ理想のヘアヌード」。可愛い子がお好みなら、この子はいい。

 ポストは。

「全国「美人女子アナ」大図鑑-キー局、地方局からラジオ局まで大集合!」

袋とじ「老舗ストリップ劇場DX歌舞伎町、最後に咲かせた<秘密の花園>」。昔は時々覗いたものだが、歌舞伎町のうさん臭さが、次々に消えていく。

袋とじ「『エスワン美女図鑑』七色のヘアヌード-大人気女優7人の秘蔵カット」

「学園祭の女王がいた時代/学園祭の女王は会いに行けるアイドルの先駆け」これも袋とじ「ヌードになった映画女優191人-ハダカは女優の衣装なの」。名前は錚々たるものだが、内容がね。

「なをん/紗世-PLAYBOY誌の表紙を飾った謎の日本人女性」「なをん/見たいハダカはここにある-5人の美裸神を一挙公開!」

 というわけで、合併号で数は揃っているが両誌ともに決め手なし。引き分けだ。