こんまり、「婦人公論」対談で覗かせた”金になる仕事”へのするどい嗅覚

 「婦人公論」(中央公論新社)の5月号が発売中です。今月の特集は「可能性は無限大! やりたいことは何歳からでも」。同誌で好評らしい“働く高齢者シリーズ”が今月も活発で、100歳になったら政治記者になりたいと語る黒柳徹子、人気の笹餅屋を営む95歳女性、現役ホームヘルパーの87歳女性などが笑顔で誌面を飾っています。

 中学生のころ、女子高生向けファッション誌「Seventeen」(集英社)を眺めて、「こんなキラキラした女子高生になれるのかしら」と胸ときめかせたものですが、「婦人公論」を読んでいると再びあの頃の気持ちを思い出せます。「もっと高齢になったら今より元気になれるのか……?」と。

 憧れたような女子高生は雑誌の中にしかいなかったと知っている今でも、キラキラした高齢者にはなれそうな気がしないでもない……気がしてくる今月号の中身、さっそく見ていきましょう。

<トピックス>
◎現役ホームヘルパー87歳。誰かを支える喜びを胸に
◎お得がいっぱい! 意外な「シニア枠」
◎川村元気×近藤麻理恵 片づけで手に入れる幸福という物語

87歳の現役ホームヘルパー

 最初に見ていくのは“働く高齢者シリーズ”より、87歳の現役ホームヘルパー・千福幸子さんへのインタビュー記事。76歳で介護福祉士に合格した千福さんは、80歳でケアマネジャーの資格も取得。87歳の現在もホームヘルパーとして活躍中で、「100歳まで働きます」と宣言しています。

 その気力・体力に頭が下がるとともに、高齢者も“介護される高齢者”と“介護する高齢者”に分かれていくのだなぁ……と実感。果たして自分はどちらになるのか、と思いを馳せながら読んでみてはいかがでしょうか。

eスポーツ施設で「ぷよぷよ」に興じるシニア

 次に見ていくのは、ルポ「お得がいっぱい! 意外な『シニア枠』」。高齢者が利用できる割引サービスがたくさん紹介されています。銭湯、新幹線、航空券、カラオケ、映画、カルチャーセンター、美術館・博物館などなど、シニア枠で安くなるサービスは多岐に渡っているとのこと。eスポーツ施設のシニア割で、お得に「ぷよぷよ」に興じるシニアなどが紹介されています。

 中でも特に憧れを集めそうなのは、「シニア枠モデル」。紹介されているのは、長らく主婦だったという67歳女性。彼女は「伊勢丹でショッピング」していたときにヘアモデルとしてスカウトされたそうで、以降、グレイへアの読者モデルとして活躍。

 ムック本の表紙を飾ったり、大手企業のCMに出演したりと、仕事の幅を広げているとのこと。「お得なシニア割」と「シニア読モ枠」を並べて紹介するのは企画の芯がブレている感もありますが、高齢化が進む今後、シニア読モ枠の争奪戦も激化しそうだと感じました。

 今月号には、片づけコンサルタントの“こんまり”こと近藤麻理恵氏と、映画プロデューサーで作家の川村元気氏の対談も掲載されています。

 この度、こんまり氏の話を元に川村氏が読売新聞で連載した小説「おしゃべりな部屋」が、単行本として中央公論新社から発売になったことで実現した対談だそう。「モノの声が聞こえる」という共通点を持つ2人のスピリチュアルムードが漂っています。

 “ときめかないモノは捨てる”というのが、こんまり流片づけの極意ですが、コラボ小説の提案には「本当にときめきました」(こんまり的に英語で言うと、Spark Joy=スパークジョイした)。その結果、小説も「物語の力を感じる」(こんまり氏)出来になったそうです。

 欧米でも人気のこんまり氏は、海外向けオンラインストア「The Shop at KonMari」で音叉や水晶など片づけと繋がりの薄そうなグッズを販売するなど、商売上手。こんまり氏のスパークジョイ・センサーは、“お金になるかどうかを見極める嗅覚”とも変換できそうです。こんまり氏と川村氏のスパークジョイを感じたい方にはおすすめです。

世界が認めた「こんまりメソッド」をサクッと学ぶ『マンガで読む 人生がときめく片づけの魔法』

 先日、片づけコンサルタントの「こんまり」こと近藤麻理恵さんが世界中でブレーク中だというネットニュースが流れてきて驚かされました。2016年ごろ、すでにこんまりさんの著書は全米ベストセラーとなっていましたが、今回はなんとNetflixのリアリティー番組『KonMari~人生がときめく片づけの魔法~』が社会現象を巻き起こすほどヒットしているのだとか。

 こんまりさんの決めフレーズである「ときめき」を英訳した「SPARK JOY」が流行語になったり、片づけを表す動詞として「Kondo-ing」とか「Konmari」などと言われているという話まで聞きます。まるで「ググる」みたいな使われ方ですね。テニスの大坂なおみ選手、そしてこんまりさん、アメリカンドリームを体現する日本人女性が次々と登場する、すごい時代になったもんです。

 で、これだけ話題になると、片づけできない男子日本代表のような存在の僕でも、気になってくるじゃないですか。世界がときめく「こんまりメソッド」ってやつが。実はそんな僕らにまさしくピッタリな『マンガで読む 人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)という本があるんです!

 本書はマンガというだけあって、ストーリー仕立てになっており、めちゃくちゃ読みやすいです。

 主人公は29歳の独身OL・鈴木千秋。仕事ができるキャリアウーマンで、彼氏なしだけど、惚れっぽい性格で元カレは多数。ただし、とにかく片づけられない女子で、すさまじい汚部屋に住んでいるんです。

 ある日、隣の部屋に住んでいるイケメン(カフェ店員)が訪問してきた際、汚部屋を目撃されてしまい「ありえない……」と、ドン引きされる始末。しかも、訪問理由が「ベランダに放置されているゴミが臭うので、片づけてほしい」と注意するためだったというのですから、これはかなりやばいレベルの汚女子ですね。

 イケメンにドン引きされ、さすがに危機感を感じた千秋嬢が「片づけ」をネットで検索して出てきたのが、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんだったのです。

 というわけで、千秋嬢がこんまりさんに片づけレッスンを受け、部屋が超キレイになっていき、ついでに人生も上向きになるというサクセスストーリーなのですが、やっぱり気になるのは作中で描かれている片づけの魔法「こんまりメソッド」ですよね。全米を驚愕させた「こんまりメソッド」のすごさを、少し紹介してみたいと思います。

■こんまりメソッドは「リバウンドゼロ!」

 こんまりさんのレッスンを受けると、片づけの方法だけでなく意識改革までされるので、一度きれいになった部屋はリバウンドせず、きれいなままを維持できるのです! マジか! 自分、ダイエットでは何回もリバウンドしてるんですが、大丈夫なんですかね?

 

■新しい収納グッズを買っても片づけは解決しない

 こんまりさんは、物を増やすことにとても厳しいお方です。片づけのために新しい収納グッズを買おうとすると、怒られてしまいます。家に備わっている収納を最大限に活用し、シンプルさを追求すべし!

 

■捨てるものは家中から1カ所に集める

 こんまりさんによれば、一番捨てやすいのが「洋服」ということで、まずは家中すべての「洋服」を1カ所に集めることから始まります。自分がどれだけ無駄にモノを持っていたかを実感するために、1カ所に集めるのが有効なんだそうです。

 

■基準は「ときめく」かどうか

 こんまりさんの決めフレーズといえば、なんといっても「ときめき」です。それにしても今どき「ときめき」なんて、なかなか言いませんよね。『ときめきトゥナイト』とか『ときめきメモリアル』ぐらいでしか使われているのを見たことがないです。このちょっと少女マンガチックな概念を片づけに導入してしまう、という大胆さが、こんまりさんのすごさなのかもしれません。

 とにかく、洋服を一つ一つ触ってみて、ときめくかどうかで捨てるかどうかを決めるのです。もちろん、ときめかない服は部屋着に降格……などという発想はモノが減らせないのでNG。

「断言します! 外出着から降格させた部屋着は……十中八九着ません!」

だそうです。確かに、そうかもしれん……。

 また、いらない物を捨てる時にそれを抱きしめて「今までありがとう」とお礼を言いながら捨てるというのもユニークなところ。要所要所でこういうスピリチュアルなアクションを取り入れてるあたりに、海外ウケのよさの秘密がありそうです。

 

■洋服はハンガーにかけるより、たたむと威力が4倍に

 そのほか、こんまりメソッドで有名なのが、シャツやスカート、ズボンなどを小さな正方形に折りたたんで、しかもそれを直立させてコンパクトに収納するところ。Netflixではアメリカ人がこれを見て、「ワオ!」とか言ってびっくりしてました。

 ところで、みなさんはハンガーなどにかける収納と、たたむ収納、どちらをしていますか? シワになりにくい「かける収納」の方を選ぶ人が多いのではないでしょうか?

 ここでも、こんまりさんの持論が炸裂。

「それはたたむことの本当の威力を知らないのです!」

「正しくたためば、かける収納の2倍から4倍!」

 とにかく、洋服をたたむことについて熱く語ります。それにしても「たたむことの本当の威力」って、すごいパワーワードですよね。

■本は表紙を触って「ときめき」で選ぶ

 次の捨てるテーマは「本」。本も選ぶ基準は「ときめき」です。本の場合は、一冊一冊読み始めると捨てられなくなるので、ページをめくらずに表紙を触っただけで判断します。なんという大胆な割り切りでしょうか。

 さらに原則、「未読の本はすべて捨てる」というポリシーも画期的。いつか読むつもりで放っておかれている未読の本を読む「いつか」は永遠に来ない、本当に縁がある本であれば、再び自分の前にやってくる――というのが、こんまりメソッドなのです。確かに一理あるかもしれませんが、これは積ん読マンたちへの死刑宣告に等しいですね。

 

■思い出品は一番難易度が高い

 こんまりさんによれば「思い出品」は一番難易度が高いため、洋服や本などが捨て終わり、一番「ときめき感度」が上がっている時に手を付けるのがよいとのこと。

 特に写真、ぬいぐるみなどで「目」がこちらに向いていて視線を感じさせるようなものは捨てるのに躊躇してしまいがちなので、その場合は布で覆ったり、透けない紙袋に入れたりすると捨てやすいとか。供養するような気持ちで粗塩を振ってみてもよい、なんてアドバイスも。除霊か! これまた外国人ウケしそうなスピリチュアルなメソッドですよね。

 結局、本書の主人公、千秋嬢も部屋がキレイになって、仕事もうまくいって人生上向き。隣のイケメンともいい雰囲気になり、新しい恋へ発展……みたいな感じのハッピーエンド。まさしく片づけは人生を変えてしまうのです。

 ちなみに、Netflixの『KonMari~人生がときめく片づけの魔法~』もチェックしたところ、依頼人のアメリカ人が「ワオ!」とか言ったり、夫婦ゲンカが始まったり、号泣したり、こんまりさんのメイクが日本にいる時より濃くなっていたりと、過剰なまでの演出がされていて面白いのですが、肝心の片づけ方は全然マスターできませんでした。どう考えてもマンガ版のほうが実践的でわかりやすいので、すぐにでも「SPARK JOY」してみたい人には、この『マンガで読む 人生がときめく片づけの魔法』がおすすめです。

(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん <http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

世界が認めた「こんまりメソッド」をサクッと学ぶ『マンガで読む 人生がときめく片づけの魔法』

 先日、片づけコンサルタントの「こんまり」こと近藤麻理恵さんが世界中でブレーク中だというネットニュースが流れてきて驚かされました。2016年ごろ、すでにこんまりさんの著書は全米ベストセラーとなっていましたが、今回はなんとNetflixのリアリティー番組『KonMari~人生がときめく片づけの魔法~』が社会現象を巻き起こすほどヒットしているのだとか。

 こんまりさんの決めフレーズである「ときめき」を英訳した「SPARK JOY」が流行語になったり、片づけを表す動詞として「Kondo-ing」とか「Konmari」などと言われているという話まで聞きます。まるで「ググる」みたいな使われ方ですね。テニスの大坂なおみ選手、そしてこんまりさん、アメリカンドリームを体現する日本人女性が次々と登場する、すごい時代になったもんです。

 で、これだけ話題になると、片づけできない男子日本代表のような存在の僕でも、気になってくるじゃないですか。世界がときめく「こんまりメソッド」ってやつが。実はそんな僕らにまさしくピッタリな『マンガで読む 人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)という本があるんです!

 本書はマンガというだけあって、ストーリー仕立てになっており、めちゃくちゃ読みやすいです。

 主人公は29歳の独身OL・鈴木千秋。仕事ができるキャリアウーマンで、彼氏なしだけど、惚れっぽい性格で元カレは多数。ただし、とにかく片づけられない女子で、すさまじい汚部屋に住んでいるんです。

 ある日、隣の部屋に住んでいるイケメン(カフェ店員)が訪問してきた際、汚部屋を目撃されてしまい「ありえない……」と、ドン引きされる始末。しかも、訪問理由が「ベランダに放置されているゴミが臭うので、片づけてほしい」と注意するためだったというのですから、これはかなりやばいレベルの汚女子ですね。

 イケメンにドン引きされ、さすがに危機感を感じた千秋嬢が「片づけ」をネットで検索して出てきたのが、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんだったのです。

 というわけで、千秋嬢がこんまりさんに片づけレッスンを受け、部屋が超キレイになっていき、ついでに人生も上向きになるというサクセスストーリーなのですが、やっぱり気になるのは作中で描かれている片づけの魔法「こんまりメソッド」ですよね。全米を驚愕させた「こんまりメソッド」のすごさを、少し紹介してみたいと思います。

■こんまりメソッドは「リバウンドゼロ!」

 こんまりさんのレッスンを受けると、片づけの方法だけでなく意識改革までされるので、一度きれいになった部屋はリバウンドせず、きれいなままを維持できるのです! マジか! 自分、ダイエットでは何回もリバウンドしてるんですが、大丈夫なんですかね?

 

■新しい収納グッズを買っても片づけは解決しない

 こんまりさんは、物を増やすことにとても厳しいお方です。片づけのために新しい収納グッズを買おうとすると、怒られてしまいます。家に備わっている収納を最大限に活用し、シンプルさを追求すべし!

 

■捨てるものは家中から1カ所に集める

 こんまりさんによれば、一番捨てやすいのが「洋服」ということで、まずは家中すべての「洋服」を1カ所に集めることから始まります。自分がどれだけ無駄にモノを持っていたかを実感するために、1カ所に集めるのが有効なんだそうです。

 

■基準は「ときめく」かどうか

 こんまりさんの決めフレーズといえば、なんといっても「ときめき」です。それにしても今どき「ときめき」なんて、なかなか言いませんよね。『ときめきトゥナイト』とか『ときめきメモリアル』ぐらいでしか使われているのを見たことがないです。このちょっと少女マンガチックな概念を片づけに導入してしまう、という大胆さが、こんまりさんのすごさなのかもしれません。

 とにかく、洋服を一つ一つ触ってみて、ときめくかどうかで捨てるかどうかを決めるのです。もちろん、ときめかない服は部屋着に降格……などという発想はモノが減らせないのでNG。

「断言します! 外出着から降格させた部屋着は……十中八九着ません!」

だそうです。確かに、そうかもしれん……。

 また、いらない物を捨てる時にそれを抱きしめて「今までありがとう」とお礼を言いながら捨てるというのもユニークなところ。要所要所でこういうスピリチュアルなアクションを取り入れてるあたりに、海外ウケのよさの秘密がありそうです。

 

■洋服はハンガーにかけるより、たたむと威力が4倍に

 そのほか、こんまりメソッドで有名なのが、シャツやスカート、ズボンなどを小さな正方形に折りたたんで、しかもそれを直立させてコンパクトに収納するところ。Netflixではアメリカ人がこれを見て、「ワオ!」とか言ってびっくりしてました。

 ところで、みなさんはハンガーなどにかける収納と、たたむ収納、どちらをしていますか? シワになりにくい「かける収納」の方を選ぶ人が多いのではないでしょうか?

 ここでも、こんまりさんの持論が炸裂。

「それはたたむことの本当の威力を知らないのです!」

「正しくたためば、かける収納の2倍から4倍!」

 とにかく、洋服をたたむことについて熱く語ります。それにしても「たたむことの本当の威力」って、すごいパワーワードですよね。

■本は表紙を触って「ときめき」で選ぶ

 次の捨てるテーマは「本」。本も選ぶ基準は「ときめき」です。本の場合は、一冊一冊読み始めると捨てられなくなるので、ページをめくらずに表紙を触っただけで判断します。なんという大胆な割り切りでしょうか。

 さらに原則、「未読の本はすべて捨てる」というポリシーも画期的。いつか読むつもりで放っておかれている未読の本を読む「いつか」は永遠に来ない、本当に縁がある本であれば、再び自分の前にやってくる――というのが、こんまりメソッドなのです。確かに一理あるかもしれませんが、これは積ん読マンたちへの死刑宣告に等しいですね。

 

■思い出品は一番難易度が高い

 こんまりさんによれば「思い出品」は一番難易度が高いため、洋服や本などが捨て終わり、一番「ときめき感度」が上がっている時に手を付けるのがよいとのこと。

 特に写真、ぬいぐるみなどで「目」がこちらに向いていて視線を感じさせるようなものは捨てるのに躊躇してしまいがちなので、その場合は布で覆ったり、透けない紙袋に入れたりすると捨てやすいとか。供養するような気持ちで粗塩を振ってみてもよい、なんてアドバイスも。除霊か! これまた外国人ウケしそうなスピリチュアルなメソッドですよね。

 結局、本書の主人公、千秋嬢も部屋がキレイになって、仕事もうまくいって人生上向き。隣のイケメンともいい雰囲気になり、新しい恋へ発展……みたいな感じのハッピーエンド。まさしく片づけは人生を変えてしまうのです。

 ちなみに、Netflixの『KonMari~人生がときめく片づけの魔法~』もチェックしたところ、依頼人のアメリカ人が「ワオ!」とか言ったり、夫婦ゲンカが始まったり、号泣したり、こんまりさんのメイクが日本にいる時より濃くなっていたりと、過剰なまでの演出がされていて面白いのですが、肝心の片づけ方は全然マスターできませんでした。どう考えてもマンガ版のほうが実践的でわかりやすいので、すぐにでも「SPARK JOY」してみたい人には、この『マンガで読む 人生がときめく片づけの魔法』がおすすめです。

(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん <http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

片づけコンサルタント“KonMari”近藤麻理恵が米国で大フィーバーも、ビジュアル進化に「ときめかない!?」

 2010年に発売した著書『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)が大ベストセラーとなり、一躍その名が知られることとなった、片づけコンサルタントの近藤麻理恵氏。同書はその後、世界各国で翻訳版が出版され、大ヒット。15年には米「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されるなど、“世界のKonMari”としてグローバルに活躍中だ。そんな彼女が出演するNetflixのリアリティ番組『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』が現在、アメリカで話題を呼んでいるという。

 番組では、近藤がアメリカのさまざまな“片づけられない”家庭を訪問し、「こんまりメソッド」を伝授。家が片づくことで、依頼人自身も前向きな気持ちを取り戻していく、といったもの。

「こんまりメソッド」とは、物を手に取って「ときめき」を感じるなら残す、感じなければ捨てるというのが基本。ただ、捨てるときも1つ1つに感謝の意を込めてから捨てるのがポイントだ。片づけを通して自分の思考や判断力を鍛え、人生を変える一種の自己啓発や心理セラピーの方法でもあるという。

 片づけ作業に入る前に近藤は毎回、「まずはおうちにご挨拶します」と、正座をして目をつむり、最後に一礼。その後は「Spark Joy!」(ときめき)をキメ台詞に次々と片づけを指南していくのだが、こういった禅的な作法や”お約束”も、アメリカ人に大ウケしている一因のようだ。

 そんな中、気になるのが、近藤のビジュアルの変化だ。日本で話題になった当初の近藤は黒髪でナチュラルメイクのかわいらしい雰囲気で、その童顔がアイコンでもあったが、同番組では劇的に進化。黒髪はそのまま、アイメークやリップはばっちりで、華やかな顔立ちに。ネット上でも「アメリカに拠点を移して大成功してると聞いてたが、メイクもめっちゃアメリカンになってる」「こんまりの化粧がアメリカンセレブ風に進化してる」「野心をメラメラ感じる」「出始めの頃は『童顔可愛い』と思ってたけど、しばらく見ないうちに顔面散らかっててときめけなくなってた」といった声が上がっている。

「16年に渡米した近藤さんですが、きっかけは『世界を片づけよう』と思ったからだとか。一躍時の人となったとはいえ、アメリカでは何事もまず見た目で判断されるので、彼らに好まれる”アジアンビューティー”メイクに寄せたんでしょう。これに対し、日本のファンからは反発もあるようですが、世界で勝負するビジネスマンとしては当然のマーケティングです」(芸能記者)

 番組の配信が始まって以降、米慈善団体「オークションハウス」への不用品の持ち込みが急増したり、SNS上では「Kondo-ing」(片づけする)なる造語も生まれるなど、まさに社会現象を起こしている近藤。“世界のKonMari”として、今後も活躍を期待したい。