メルカリで13万円も出したのに……VR機器を購入した買い物狂いに待ち受けた、思わぬ“副作用”

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

「3,280円で手軽にVR体験ができるらしい」

 ある日、Amazonをあてもなく巡回していると、「VR」という面白そうなものに出会いました。VRといえば、バーチャル・リアリティの略。仮想現実とも訳されます。そう、VRゴーグルを装着すれば視界の360度が覆われ、瞬く間に仮想現実の世界に入っていくというわけ!

「へー! 家の中で絶叫マシーンに乗ったり、いろんな景色が見れたら楽しいやん!」

 買い物狂いの私はすぐに反応し、VRについて調べ始めました。

 発売当初はものすごく高かったVR機器だけど、もうそんな安くなってんのね~。3,280円ならポケットマネーでお支払いできますわよ、おほほ。……でも、そんなに安くて大丈夫なのかしらねえ?

 小さい頃、祖母に「電化製品は安物はだめだぁ。高ぇものを買え。ナショナルなら間違いない」と教わってきた私。VRも安い物=悪い物ではなかろうな? と意地悪な姑のような顔つきで星1(最低評価)のレビューを舐めるように見ることに。

「プラスチック越しにスマホを見ているのと何も変わらない」「ピントが合わない。安物買いの銭失い」というレビューを目ざとく見つけて「ほら見たことか!!」としたり顔になりました。やはり、ばっちゃんの教えは間違っていなかった。安いものはやっぱり値段なりなんだわ(注:良いレビューもいっぱいありました)。

 高いものを買っておけば間違いがないのだ、と思い直し、今度はVRで一番高いものを探し始めました。調べていくと、群を抜いて高かったのがPlayStation 4のVR。

 それもそのはず。多くの安価なVR機器は、スマホをセットして映像を楽しむものなのに対し、プレステ4はVR対応ゲームができるのです。しかも、モーションコントローラーを使えば、剣をふったり、銃を打ったりすることをリアルに体験できるのだそう。VR対応ソフトの中には、私がめちゃくちゃやり込んだ『The Elder Scrolls V: Skyrim』(通称、スカイリム)というゲームもありました。こりゃすごい。スカイリムの世界に入れるなんて!

 一度思い立つと止まれない私は、その日のうちにVRの機器、モーションコントローラー、プレステ4PROをメルカリで購入し、モーションコントローラー、充電器、ソフトを揃えていきました。お値段総額13万円なーり! もちろんリボ払いなーり!

 結論から言うと、VRは感動するほどすごかったです。若干、ピントが合わなかったり、もや~っと見えたりもするのですが、ゲームソフトによっては非常に映像がキレイ!

 特に私が気に入ったのは『イーグルフライト』というゲーム。これは自分が鷹になって、空を飛び回りながらさまざまなゲームをクリアしていくというものなのですが、操作はコントローラーではなく、自分の首を傾けることで行います。実際、鷹も首を傾けることで方向転換しているんだって!

 操作に慣れると自在に大空を飛び回ることができますし、仲間の鳥を援護したり、洞窟の中を抜けるスリルがまた楽しい! ゲームセンターにあるボックス型のゲーム機のような臨場感を自宅で味わえるのです。VR買ってよかった~!! 家の中がゲームセンターになっちまったぜ、ひゃっほい!!

 しかし、調子に乗って遊んでいたのもつかの間。20分ほど経過したところで、胸のあたりがムカムカしてきました。き、気持ち悪い……。これが噂のVR酔いってやつなのね……。高低差のある場所で上を見たり下を見る動作を繰り返すと、すごく酔います。バトンタッチした母も15分ほどプレイし、「くらくらする。足がふらふらする」とのこと。

 このVR酔い、対策としては、頭をあまり動かさないようにしたり、あちこち見ないようにしたり、座ったりするのが良いらしいです。え~~、きょろきょろ周りを見るのがVRの一番の楽しみなのに!! インターネットで検索してみると、あちこちで「VR酔い」の対策を書いている記事がありましたが、結局、一番の酔い防止策は「VR酔いに慣れる」ことと書かれていましたね。

 VR酔いは、視覚系と前庭系の間で生じるミスマッチが原因なのだそうです。簡単に言うと、目は「あなたは動いている!」と伝えているのに、ほかの感覚器官は脳にあなたが動いていないと伝えてしまう状況(普通の乗り物酔いはこの逆)。これは何度も繰り返し体験することで体が慣れて酔わなくなるのだとか。

 はあ~。フリマアプリでやけにVRを出品する人が多いなと思ってたけど、みんなVR酔いにやられて泣く泣く出品したのかぁ……。プレステ4プロ、モーションコントローラー2個、銃用のコントローラー、ゲームソフト、VR機器とフルセットで出しながら「プレイは数回です」と書かれている人もいました。こ、怖い。私は彼らの二の舞にはならんぞ。吐しゃ物にまみれながらもプレイしてやるゥゥゥゥ!!!!

 これからVRをプレイしようと思っている人はフリマアプリでフルセットを買えば、すぐに始められるのでお得かもしれません。しかし、中にはプレイは2、3回でも、購入して6年以上放置している場合もあるので、状態はしっかり確かめてから購入してくださいね。

10万円のエルメスか、3万円のキンロックか……「スカーフ」が欲しい買い物狂い、苦悩の末にメルカリで購入も、届いた商品に“まさか”の結末

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 「おしゃれな人はスカーフを使う」――またもやこんな記事を読み、「スカーフ、欲しいいいい!」と千葉N子は燃え上がりました。ぶっちゃけ、スカーフなんて今までの35年の人生で一度も使ったことがないし、似合うのかもわからない。けれど! おしゃれな人が「スカーフ」と言うからには、どうしてもスカーフを手に入れたいのです!

 スカーフといえば、王者・エルメスの「カレ」。やっぱ、エルメスかねぇと思いながら、エルメスのHPへと飛んだのですが、ヤツは目玉が飛び出るような価格でした。ものによっては10万円近いものもありました。スカーフに7~9万円ってあんた、正気かね。

 こういうときに頼りになるのがフリマアプリ。私は中古のスカーフを探しに、フリマアプリを開きました。出ている、出ている。大量のスカーフ!

 どうやらスカーフというアイテムは、お土産やプレゼントでもらうものの、うまく使いこなせず、たんすの肥やしになるという人が多いらしいです。「未使用に近い」という状態の商品も、とても多く出品されていました。しかも、値段は2~5万円とかなりお安い。だいたい1~2回、短時間の使用で、そのままタンスに眠っていたもの。悲しいのは、その1回でツレ(小さな穴が空き、そこから細く破けてしまう状態)ができてしまい、ガクンと値段を下げたというケースが多く見られたこと。

 たった1回使用しただけで、7万円のスカーフが傷ものになるなんて……。ジュエリーと違い、スカーフはほんとデリケートな商品なんだなあと学習しました。とはいえ、傷物になりやすいとわかっていても、ツレが何カ所もあるスカーフは買いたくないしね……。やっぱ新品で買うのが良さそうだなぁ。

 そんなわけで、時間があればエルメスのカレを見ていた私ですが、スカーフを見始めて1カ月がたった頃、ついに私の目の前に「超絶可愛いスカーフ」が現れました。

 そのスカーフは、「キンロック」というイタリア生まれのブランドのもの。色彩も美しく、遊び心のある模様が本当にわたしの好みドンピシャだったのです! しかも、価格は新品で3万円! 出せなくもない価格です! 「ひゃっほー!!」と叫びながら、商品をカートに入れようとした時でした。

 横に書いてある「SOLD OUT」の文字が目に入りました。私が見ていたのは、アメリカの高級百貨店チェーン「バーニーズニューヨーク」の日本公式オンラインストアだったのですが、キンロックのスカーフは基本的に1枚ずつしか仕入れないのか、軒並み「SOLD OUT」か「残り1点」。おいこら、もっとまじめに買い付けしろー!

 同じスカーフを求め、ほかのサイトも見たのですが、どこもSOLD OUT。そう言われると、なおさら欲しくなってくるものです。

 とりあえず、バーニーズニューヨークに「再入荷通知」を登録し、ほかのサイトに「このスカーフの再入荷はありますか?」と問い合わせてみました。すると、すぐに返事は返ってきたのですが、その返事はとても冷たいものでした。

「この商品の再入荷の予定はありません」

 ガーーーン!!!!!! そうか……、もうイタリアでは生産を終了しているのかもしれない……。悲しいけど、手に入れられないのね……。

 私は半ば自暴自棄になり、フリマアプリへと戻ると、そのスカーフの色味に似ているスカーフにどんどん「いいね」を押していきました。そして、なけなしのお金、5万円でスカーフを買いました。はぁ……。これでどうにか物欲は収まりそう……。このスカーフで我慢しよう……。

 しかし、その日の夜のことです。バーニーズニューヨークから「入荷しました」とのメールが……!!!!!! ぬあんだって~~~~~!!!!!!

 しかし、私はもう5万円もの金をドブに……いや、スカーフにつぎ込んでしまったのです。フリマアプリで購入しているので、すぐさま返品の手続きをするわけにもいきません。ぐおおおおおお!!!!!!

 そんなわけで、カートに入れるのをためらっている間に(……というか、実質、お金がないのでできなかったのですが)、翌日にはそのスカーフが売り切れていました……。悲しい。悲しすぎて禿げそう。

「スカーフは一生ものだから、高くても気に入ったものを買いましょう」って、おしゃれな作家さんが言ってたのに……。ちなみに5万円で購入したスカーフは、青みの強いエメラルドグリーンだと思ったのにめちゃくちゃ真緑色でした。ぴえーーーん!!!!!!

メルカリの「受け取り通知は」慎重に! 色味、サイズ違いで計34万円を費やした、トッズのバッグをめぐる事件(後編)

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 ある日、海外ファッション通販サイト・バイマから不穏なメッセージが届きました。それは、2万3,000円でキャンセルをしたバッグについて。16万円ほどでトッズの「Dスタイリング スモール」を購入したものの、小さいバッグが欲しかった私はどうしてもサイズ感が気になり、結局、輸入元であるイタリアへの返送料として2万3,000円を支払ったのでした(第24回参照)。

『こちらにバッグが届いたのですが、サイズ感を見たところ、それほど大きくない、使い勝手のよさそうなサイズ感でしたので、もう一度、バッグのサイズ感を共有できればと思い、連絡いたしました。33cmと公式ページには載っていますが、それは上部の長さでバッグ本体の下の長さは29cmほどとなっています。上の部分も、くしゅっとなっているので(中央が凹んでいるデザイン)、どちらかというと上部のほうが短く感じられます。スマホを置いた画像も添付いたしますので、ご確認ください。高さは19cmです。もし、こちらのバッグを購入される場合は、イタリアへの返送の関係もあるので、今週中に連絡を頂けると嬉しいです。購入される際は、まだ日本にあるので、2万3,000円をお引きして販売いたします』

 な、ん、だ、と……? 確かに写真にはちょうどよいサイズ感のバッグが映っていました。でも、これスモールなんだよね……? 届いてみたらちょっと大きいんじゃないの……?

 バイマのページを前に固まる私に、さらに、メルカリやラクマなどの出品情報を知らせてくれる「フリマアラート」から追撃がありました。トッズの「Dスタイリング ミニ」のバッグが出品されたのです。色味は私の希望のブラウンではなく、グレー。でも、この色味もとても上品です。なんといっても、「ミニ」というのがいい。私の当初の目的は、「小さなバッグを持ってモテる女を目指したい」というものでした。そう、色味が多少理想と違えども、サイズ感こそ最優先すべきものだったのです。しかも、グレーのバッグはお値段11万円。どうする。どうする私!!

 迷った末、私はグレーのバッグを購入しました。色味よりもサイズ感をとったのです。正直、ブラウンのほうも全然諦めていませんが、去年の秋にはブラウンのミニが出ていますし、きっと待っていれば、ブラウンも売りに出されるでしょう。そのときまでにお金を貯めればいいかと思ったのです。

 数日後、グレーのバッグが家に届きました。そしてその瞬間、私は勝利を確信しました。想像以上にデカい! これがミニならスモールはどんだけデカいのよ。スモール買わなくてよかった~~~~!!!! 私は心の底からホッとして、バイマのほうにバッグを買わない旨をメッセージし、グレーのバッグを手にファッションショーを始めました。

 しかし、あれだなぁ。鏡に映る私のバッグ。どう考えてもちょっと大きいよなぁ。スイッチ(ゲーム)とスマホと財布と化粧ポーチも余裕で入る大きさだから使い勝手はいいけど、これ以上大きいスモールは、さすがにショルダーバッグとしては大きすぎるんじゃないかね?

 ふとした好奇心で、私はバッグのサイズを測ってみました。下部は29cm。高さ19cm。……ん? なんかこの数字、聞いたことあるんだけど……。バッグを前に頭を傾げる私。あれ? これ……?

 慌てて、フリマアプリの商品ページに戻り、商品情報を確認したのですが、そこにははっきりと「ミニ」と書いてあります。「気に入って購入しましたが、私には小さすぎたので……」と書かれていましたし、サイズも書かれていたので、まさかミニじゃないなんて考えたこともありませんでした。

 商品の写真の3枚目には、商品番号が書かれた札が載っていますし、詐欺をしようと思って売ったわけでもなさそうです。とりあえず、検索をかけてみるか……

「XBWANYH0200XPA9997  Tod's D-Styling small」

 おおおおい!!!! スモールじぇねかよーーー!!!!(エガちゃん風に) いや、別にいいんですよ。これはこれで気に入ったからいいんです。問題は、ブラウンのほう。グレーと同じサイズ感なら、確かに使い勝手の良いサイズですし、2万3,000円を引いてもらえるなら、13万円くらいで買えるのです。あ、あ、私、買わなきゃ損だよねーー!?!?!?

 慌ててバイマで出品者さんに連絡すると、ギリギリセーフで出品者さんと連絡を取り合うことができました。はあはあ……なんとかバッグを購入できたけど、今月、いくら使ったんだ、マジ……。

 トッズのバッグ2個で11万円(グレー)+16万円弱(ブラウン)。色味の合わないトッズのバッグが7万ちょっと(第24回参照)。シャネルのバッグ29.5万円(第13回参照)。ステラマッカートニーのファラベラバッグで8万円(第12回参照)……。おええええ!!!!

 それにしても、またもや今月もフリマアプリに振り回されてしまいました。色味が合わなくてすぐに売りに出したバッグと、サイズ感が間違っていたバッグ……。前者は私のミスですが(事前に「白ですか?」と聞けばよかった)、後者のほうは、私が気に入ったからよいものの、気に入っていなくて、でもこういうものなのかと商品の受け取り通知を出してしまえば、泣き寝入りするしかありません。

 物を購入したら、ちゃんと品番やサイズを確かめてから受け取り通知を出そう、と勉強になりました。

メルカリの出品情報を通知する「フリマアラート」活用も、“設定ミス”で大失敗!「トッズ」のバッグをめぐる戦い(中編)

 
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 前回、メルカリにてトッズのバッグを7万2,000円で購入した私(第24回参照)。いよいよ、バッグが手元に届く日になりました。ヤマト運輸のお兄ちゃんが来た瞬間、私は飛ぶように階段を降り、次の瞬間にはダンボール箱をびりびりに破いていました。どうだ、どうだ、私の賭けは勝ったのか!?

 ダンボール箱を開けるとバッグが見えました。おお、グレージュ! うん、上品、上品! 使用感もほとんどない! これは勝…………ん? ピ……ピンク……!?

 そのバッグはトッズの「ディーキューブ」という、側面と表面がわざと違う色になっているバッグなのですが……。白だと思った側面が、ピンク色でした。私は完全なるイエベ春。パーソナルカラーはビビットスプリング。薄ピンクの色はことごとく似合わないのです。これは……これは服に合わせにくいのではなかろうか。

 試しに家の中の服に合わせてみたのですが、ビビットな服ばかりで、上品なグレージュ×ピンクのバッグが壊滅的に似合わない! おえっ、どうやらまたやっちまったらしいよ、私……。7万2,000円のギャンブルに負けちまった……。

 頭を抱えながら、次の瞬間にはメルカリに出品していました。はぁ。そうなの、そうなんですよ。メルカリの恐ろしいところは、高額商品でも「いざとなったら売れる」と思って買ってしまうところ。とはいえ、購入価格でなんて売れないんですけどね……。

 最初は強気に6万5,000円で出品したものの、あまり「いいね」がつかないので、すぐに値段を下げました。フリマアプリの出品者には、強気な値段設定で長期戦に臨むタイプと、売れなければどんどん安くして早くさばこうとするタイプがいると思うのですが、私は完全に後者。売れないとなると、イライラしてしまって、ガンガン値段を下げてしまうのです。6万5,000円で出したバッグも、翌日には5万5,000円にしてしまう気前の良さ……。もう、一刻も早く手放したくてしょうがなくなってしまうのです。あまりにも売れないので(たった1日しかたっていないけど)妹にも連絡しました。

私「ねえ、このバッグ5万円で買わない?」

妹「わあ、すごく素敵!! かわいい!! ……でもそんなお金ないヨ」

私「そうかぁ……。売れなければあげるよ」

妹「ありがとー!!」

 妹よ、私は知っておるぞ。お前がマンション購入を考えていることを……。マンション購入資金を貯め、5万のバッグを買わない妹と、300万のカードローンに追われながら7万のバッグを衝動買いする姉……。なにこれ、アリとキリギリスの実写化かしら?

 それから数日後、バッグは無事に売れました。お値段4万9,000円也。かなり価格を下げたけど、さらに値切られちゃいました。はぁ、ほんと衝動買いするのはやめよう……。マジでやめよう。そうだよ。私は本当はブラウンの「トッズDスタイリング ミニ」のバッグが欲しかったんじゃないか。トッズのDスタイリングミニのバッグを買えばいいんだよ。気長にフリマアプリに出てくるのを待ったらいいのさ。

 とりあえずバッグが売れてちょっとほっとした私は、気を取り直してフリマアラートのアプリを開き、「D-styling ミニ」でアラートを設定しました。そう、これでいいのだわ。あとはアラームが来たら買えばいいのよ、うん。

 それから数日後のことです。ちょっとヒマになった私は、「トッズ D ミニ」で何気なくバッグを検索しました。そして次の瞬間、ぶーっと鼻血を吹きそうになりました。あろうことか、私が欲しかったどんぴしゃの色味の「Dスタイリング ミニ」が8万8,200円でソールドアウトしていたのです。な、な、なんじゃこりゃあああああああ!!!!!!!!

 売れたのはたった数日前。私がアラームをかけたあと!! おいこら、アラーム!! なにやってんだよおおおお!!!!!!!!!! アラームの異常かと思いながら、バッグの商品情報を見に行った私は、衝撃の事実にがっくりと肩を落としました。

 この出品者さん、バッグを「Dスタイリング」と記載していたのです。一方、私が設定したのは「D-styling ミニ」。だから検索ワードに引っかからなかったらしいのです。くあーーー!!!! ぬかったーーー!!!!

 この一件で、私はフリマアラートの使い方について学びました。フリマアラートのアプリを使うときには、「Dスタイリング D-styling ミニ mini」というように、欲しいものの単語はできるだけ書いておくほうがよいということを。

 とはいえ、間口を広くしようと、「D トッズ ミニ」だけの検索ワードにしたところ、TOD’Sの「D」にも反応してしまい、大量の通知が来たので、財布や靴は除外ワードにいれるなど、工夫が必要だなと思いました。うーん、フリマアプリの世界は奥が深いなぁ。

 そんなことを思っていたその時、バイマからメールが来ました。おのれ、バイマ。もう買わんぞ!! 私はそう思いながらアプリを開いたのですが……。まだまだトッズをめぐるバッグ事件は終わりませんでした。 

 次回に続く。

メルカリで購入前に「写真検索」をすべき理由――買って後悔した、「トッズ」のバッグをめぐる戦い(前編)

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 田舎者あるある。「買い物のほとんどが通販なのでよく失敗する」。

 そう、私はまさにコレ。しかも、「あはー、2,000円失敗しちゃったあ☆」ならまだあきらめもつきますが、私の場合、「あはー、40万円失敗しちゃったあ☆」なので、頭を抱えてうずくまるしかありません。読者の皆様に誤解を招かないようにお伝えしたいのですが、私はなにも「高額で買ったものをフリマアプリで半額で売る神様」になりたいわけじゃないんですよ。毎回、血反吐を吐きながら「こんちくしょー! カードの引き落としにお金が足りないから、半額でもいいから返してくれェ!」と投げ売りしているのです。そんな私なので、通販した商品がすぐに手元に届かず、20日も30日も待たされるようだと、その商品の形、重さ、大きさ、ほかの人のレビューなどをネットで繰り返し調べて、このギャンブルの勝敗を占うようになります。

 ついこの間、海外ファッション通販サイト・バイマで、トッズの「Dスタイリングバッグ」を購入しましたが(第11回参照)、商品はイタリアから輸入されるとのことで、到着するまで結構待つことになりました。その間、私は「トッズ」のDスタイリングバッグについて調べまくっていたのですが……。調査の結果、どうも私の購入した「スモール」というサイズは、サイズ展開の中では中くらいの位置。どちらかというと大きめだということがわかりました。その瞬間、騒然となったのは千葉N子の脳内デスク。

部長「おい、キミ! サイズ感はちゃんと確かめたのかね!?」

部下「は! スモールと書いてあったので、小さいものとばかり……」

部長「ばかもん! 私は、『モテる女はカバンが小さい』というコラムを読んで、小さいバッグを買いたまえとキミにお願いしたんじゃないか! 至急、サイズ感を調べなおしたまえッ!」

 もう部長はカンカンです(部下も私だけど)。トッズのDスタイリングは、「マイクロ」「ミニ」「スモール」「ミディアム」とサイズ展開されており、スモールは幅33cm、高さ19cm、マチ15cm。ミニは長さ28cm、マチ13cmくらいで、どう考えても、私が欲しかったサイズ感はミニ。私が読んだ「小さなバッグがモテる」の記事で紹介されていたバッグも、みんな25cm前後でした。……最悪だ。

 脳内で部長と部下が揉めに揉め、頭が白髪だらけになりそうなほど悩み、私はバイヤーさんに連絡をしてみることにしました。

「あの……私、スモールとミニのサイズ感を間違えていたみたいで……スモールの33cmというのはちょっと大きすぎると思うのです。あんしんプラスに入っているのですが、キャンセルは可能でしょうか?」

 バイマには「あんしんプラス」というオプションがあり、商品代金の1.47%を支払うことで、商品に初期不良があった際に交換品を手配してもらえる“初期不良補償制度”や、本物か怪しい時に無料で鑑定してもらえる“本物保証制度”など、いくつかのサービスがつきます。そのなかに、“返品保証制度”というものもあり、届いた商品のイメージが違い、もし気に入らなかった場合は、商品代金がポイントという形で付与されるようになっていると聞いていたのです。

 しかし、バイヤーさんからの答えは以下のモノでした。

「申し訳ないのですが、こちらのバッグは返品交換の対象商品ではありません。まだ商品がイタリアにあればキャンセル手続きができたのですが、すでに日本の税関手続きをしている途中です。ただ、イタリアへの返送料等をお支払していただければ、キャンセル手続きも可能です。その場合は2万3,000円になります」

 もともとバイマは一度購入するとキャンセルができないようになっているので、出品者さんは本当に優しい方でした。すべては己のせい……。そう、よく考えもせずに「スモールだから小さいんだい!」と思って購入した私が悪いのです。私は悩んだ末、やっぱり大きいバッグは使わないだろうな……と思い、2万3,000円を払うことにしました。

 くそお……(自分のせいだけど)2万3,000円も失ったからには、取り返してやるうううう! 私の中のギャンブラーの血が「このままじゃすまされねえ……」と騒ぎ始めました。2万3,000円をなんとかして取り戻したい。そうだ! フリマアプリで2万3,000円分お得に買い物すればいいんだ!

 すぐに私はフリマアプリを開き、「トッズ D バッグ」で検索をかけ始めました。おお、あるある。可愛いバッグがいっぱいあるじゃない! いつものように高いもの順で見ていくと、「トッズ 銀座三越」と書かれたバッグを発見しました。19万で購入後、数回使っただけのお品。お値段7万2,000円也。

 これを買えば、2万3,000円を足しても、9万5,000円。わははは、10万円の儲けなり!! 私はまたしてもあまりよく考えずにポチりました。16万円のローンがなくなったことにより、気持ちがめちゃくちゃ大きくなっていたのです。

 しかし、購入し、「はー、買ってやったぜ!」と思った後でした。ふと、「写真から似た商品を探す」という項目が目に入りました。ん……? なんだこれ?

 メルカリには「写真から似た商品を探す」という機能があり、似ているものを画像検索してピックアップしてくれるらしいのです。興味本位でボタンを押してみると、画像が解析され、あっという間に私が購入したバッグと同じ形のトッズのバッグが出てきました。もう売れていましたが、そのお値段、2万7,000円……。え、2万7,000円……? ちょっと待って……、私。このバッグの相場ってこんなもんなの……?

 急に不安になり、そのバッグと同じ形のバッグをネットで探し回ると、かなり昔のバッグだったことが判明。ほかのサイトでも3万円前後で売られていました……なんてこったい。でも、いいよね……? このバッグの色味と雰囲気が気に入ったんだし。私のバッグはきっときれいさ……。

 私はそうやって自分を納得させたのですが、このトッズのバッグをめぐる事件はまだまだ始まりにすぎなかったのです……。

 次回に続く。

メルカリで鬼のような出品者が大量発生中!? 安物でも「値下げ交渉、購入意思のないいいねNG」に涙……「金持ちケンカせず」は本当だった?

 
――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 「モテる女は小さなカバンを持つ」って前々から言われているじゃないですか。なんとなく小さなカバンを持っていたほうが可愛い気もするけど、その明確な理由が知りたいと思って検索をかけまくってみたんですよ。すると、小さなカバンを持ったほうがモテる理由は、以下のように書かれていました。

・中にゴミが入ってなさそう(大きなカバンのようにポイポイゴミや噛んだガムなどを入れられなさそう。スペースが限られているからゴミを貯め込まなそう)

・身軽(「ロッカーに預ける?」など心配しなくていい。必要なものは現地調達できる)

・厳選アイテムを持ち歩いてそう/部屋もキレイそう(小さなスペースの場合、断捨離する必要があるので、厳選したアイテムだけを入れてそう)

・スタイルがよく見える(重い荷物を必死に持っている子は滑稽)

 おのれ、好き勝手に言いよってからに!!!! 大きなカバンだから「噛んだガムのカスが入ってそう」とかどんな偏見だよ!! 「必要なものは現地調達♪」って毎回スマホしか入らないバッグでやってきて、あれもこれもお前に買わせる女が可愛いのかよ!! お前のために、お菓子や充電ケーブルを持ってきてくれる重いバッグの子を「滑稽」とは何様じゃ!!

 はあはあ……。重いバッグ女代表の私は、力の限り叫びましたよ。でもさあ、世のトレンドは小さいカバンなのよね。あたいも「小さいカバンが欲しい」と思って検索をかけたんだもの……。でも、小さいカバンってみんな、中に何を入れているんだろう。

 絶対に譲れないのは、財布、スマホ、化粧ポーチ、Wi-Fiのルーター。この4つは入れたいのですが、化粧ポーチ、これが鬼門。私の化粧ポーチは常にフルメークができるくらいの巨大サイズなのです。これを減らすしかないよなあ。さらに情報を集めていると、YouTubeに「小さいバッグデビュー」した人の動画が上がっていました。

「私、バッグがすごく大きかったんですけど。小さいバッグに変えてみることにしました! 化粧ポーチはこの巾着袋に入れています! ポーチに入れちゃうと、あれこれ入れちゃうので、この小さい巾着袋がぴったりなんです。かさばらないし、軽いですし!」

 そ、そうか、巾着袋!! 影響を受けやすい私はすぐにこの言葉に飛びつきました。巾着袋が欲しい!! 買おう、今すぐに!! 私はすぐにフリマアプリを開きました。「巾着」で検索すると、出てくる出てくるいろんな巾着袋! お値段も300~3,000円くらいと手ごろ! これならすぐに買えるわ~♪ 私は鼻歌を歌いながら、巾着袋を探し始めました。

 ところが、巾着袋にいいねをつけていたところ、「え……」と思うようなことが頻発しました。なんというか……癖の強い人をちらほら見かけるのです。

 まずは、「購入意思のないイイネは迷惑です! いいねをつけるならコメントをください!」という人。これ、困る~~!! だって、即決はできないけど、いいなと思ったものって「いいね」したいですもん! いくつか購入候補を検討していたり、今はお金がないけど数カ月後に買えるかもしれない……という人もいると思うんだけどなあ……。

 次に「お値下げ交渉される方。ご自身のプロフィールに『値下げ不可』と書かれている方には絶対に値引きしません」という人。私には直接関係ないのですが、「なんの張り合い!? 笑」と思ってしまいました。自分は値下げしないくせに値下げ交渉をする人が許せないんですかね……。とはいえ、値段のつけ方っていろんな人がいると思うんですよ。最初から値下げ交渉されることを見込んで高くつける人もいるでしょうし、逆に購入してもらいたい価格ギリギリでつける人もいると思いますし……。

 最後に「コメント逃げする方はブロックします。2時間以内にコメントを返してください」という人。2時間以内にコメント返さなきゃブロック、とか言われたら、緊張します!

 不思議なことに、高額の商品を売り買いしている人は温厚な人が多いのですが、価格が500円未満とかになってくるとすごく殺伐としてくる印象なんですよね……。金持ちケンカせず、ってヤツなの……? 100円をめぐって、ものすごい値下げ交渉をしている人も見ましたし(500円のものを「400円にしてもらえませんか?」とコメントがあり、出品者が「450円ならいいです」と返信すると、質問者は「430円なら買います」と食い下がる……という攻防)、もはや金額よりも、何がなんでも値下げしてほしい人VSムカつくから売りたくない出品者の図が垣間見えた気がしました。

 結局、私が購入したかった巾着袋は出品者さんの癖が強すぎて購入を断念しました。その出品者さんは「買う気もないのにコメントしないでください。不愉快です」と書かれていました。巾着袋のサイズを聞きたかったのですが、大きかったら購入しないので、これも「不愉快です」と言われそうで怖かったので……。うーん。フリマアプリって、安いものが簡単に買えるアプリだと思っていましたが、安いもののほうが買うのが大変、という側面があるのかもしれません。

フリマサイトの同一商品、買うなら「メルカリ」より「ラクマ」を! 買い物狂いがクーポン利用の裏技を伝授!

 
――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 フリマアプリにおいて、「あ~! この商品欲しかった~! もうちょっと早く見つければなあ」と思うことはあるあるですが、「あ~! この商品、なんで売れないんだよぉ。早く売れてくれよぉ」と思う人っているんでしょうか。自分が出品者じゃない限り、その商品が売れ残ろうが気になりませんよね……?

 しかし、私はいま、「あ~! 早く売れてくれよぉ」と思いながら、とある商品を眺めています。

 その商品とは、大好きなジュエリーショップ「アベリ」のダイヤモンドブレスレット。私が25万円(それでも10%オフ価格)で購入したブレスレットが、11万8,000円で出品されている、例の商品ですよ(記事参照)。

 よせばいいのに、私は「アベリ」でフリマアラートをかけているので、アベリの商品は出品されたと同時に知ることになります。このブレスレットが出品されたときには、私はぶるぶると震え、親の仇でも見るような憤怒の顔でフリマアプリを見に行ったものです。

 くそう、10万円以上もお得にブレスレットを買うラッキーガールはどこのどいつよ!! と、そのときは「即売れ」するものだと思っていたのですが……。あれから1カ月。ブレスレットはまだ売れずにいます。

「今日は売れたかしら……!? ああ……売れてない」

 たとえるならば、死刑宣告を待つ囚人のような気持ちで毎日を送っているのです。ブレスレットが売れていないと知ったときの私の気持ちは、うれしさ半分、悲しさ半分。いや、ちょっとだけうれしいからタチが悪い。そう、「うれしい」ということは、金さえあれば私が買う気があるということなのですから……。

 昨日も私は「ジュエリー 予備」とか「ブレスレット なくす」で検索をかけまくっていました。お気に入りのジュエリーをなくした人のコメントを読み、25万のブレスレットを落としたときのことを想像し、「はあ……」と深いため息をつく私。

 ブレスレットを落としたら、もうあたしゃ生きていけないよ……。心臓に杭を打たれる気分だよ……。そんなことを思っているうちに「ジュエリー 予備」で検索をかけたくなり、すぐさまネットで検索し、バッグや服は同じものを何枚も買うという人のコメントを何度も読み(ジュエリーで予備を買う人のコメントは1件しか見つかりませんでした)、「そうだよね、金さえあれば予備を買っておくべきだよね」と納得。それでもやっぱり11万8,000円は高いんじゃなかろうかと思い直し、「ここで買ったら、ブレスレットをなくさなかったときに12万円も損するんだぞ!!」と己に言い聞かせるために、またもジュエリーをなくした人のブログや掲示板を見に行くという……。気が付けば4時間くらいネットサーフィンしていました。4時間もネットの海をさ迷っていると、人間の思考はだんだん凶暴になっていきます。

「こんなに悩むくらいなら買っちまったほうがマシだ!!」

 そして、「27万円の価値のあるブレスレットを何にも知らないあんぽんたんが12万円で買うなんて許せないわ! キー!!」という衝動に駆られるようになりました。買いたい!! あのブレスレットは誰にも買わせやしないわ!! 私が買うのよ――!!

 買うと決めたら一刻も早く買いたい買い物狂いな私は、早速、メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどの情報を集めはじめました。ヤフオクでは12万円、メルカリでは12万2,800円、ラクマでは11万8,000円で売られていました。出品手数料の関係で価格が変わっているようです。

 ちなみに、出品者プロフィールを見ると「価格交渉はお受け致しかねます」とのこと。ほかの出品物にコメントしている方もいましたが、価格についてのコメントにはノーコメントでした。

 買うなら、ラクマが一番お安い……。ラクマは月に何度かクーポンを発行しているので、できれば5%オフ期間に買いたいと思った私は、次にいつオフクーポンが発行されるのか調べてみることに。その結果、2020年3月~4月のクーポン状況は以下のようになっていました。

配布日 利用期限 内容 利用条件
4月15日(水) 4月16日(木)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
4月8日(水) 4月9日(木)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
4月2日(木) 4月4日(土)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
3月24日(火) 3月25日(水)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
3月19日(木) 3月21日(土)23:59 3%OFFクーポン×5枚 ※商品価格300円以上
3月16(月) 3月17日(火)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
3月13日(金) 3月14日(土)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
3月10日(火) 3月11日(水)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
3月5日(木)  3月7日(土)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上
3月2日(月) 3月3日(火)23:59 5%OFFクーポン×5枚 ※商品価格3,000円以上

 

 去年までは、月に1~2回ほど発行だったようですが、2020年に入ってからは1月に4回、2月に6回、3月に6回、4月に3回と、毎週クーポンが出ていました。水曜日の12時以降がねらい目な印象です。

 次のクーポンが出るまで、それまでブレスレットが残っていたら買う……。残っていなかったら私の負けだ。今回はやっとそんなふうに自分を納得させることができました。

 それにしても、ラクマの5%オフクーポン券は高額商品を買うときにはマストアイテムだなあと再度思います。メルカリもたまにクーポンを発行してくれますが、割引は1,000円が上限なのがほとんどなのです。その点、ラクマの場合は上限額がないので、20万円以上の買い物の場合は1万円引き。私が欲しいブレスレットも6,000円引きになるのです。

 メルカリで出品されていた商品がラクマで売られていることもあるので、高額で手が出ないメルカリ商品はラクマで検索したり、出品者さんに「ほかサイトでも売っているんですか?」と聞いてみるとよいと思います。

 ちなみに「ラクマで買いたいです!」などとコメントすると、速攻で運営からペナルティが入るので要注意です! 私は「ラ○○で出していますか?」とか「○○マで出していますか?」とありとあらゆる隠語を試した結果、一度垢バンをくらっております!! みなさまもお気をつけて!!

「私、騙された……?」海外コスメショップで商品購入も一切返信ナシ! 詐欺なのか、コロナの影響なのかわからず不安の日々

「私、騙された……?」海外コスメショップで商品購入も一切返信ナシ! 詐欺なのか、コロナの影響なのかわからず不安の日々の画像1


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 時を遡ること1年前。美容に詳しい友達に、「これよかったら使ってみて~」と、「プラセンタエクストラクトゲル」(ヒトプラセンタジェル)なるものをもらったんですよ。全部英語で書いてあってなんだか怪しい感じ。でも、友だちが言うには「すごく良くて、通販で取り寄せてるんだよね~」とのこと。

 ムム、もしや私をネズミ講的な何かに勧誘しようとしてる!? この商品をあたいは20人に紹介しなくちゃならんとか、そういうこと!? 一瞬、身構えた私でしたが、彼女はそのゲルを私に渡すと、すぐにほかの話をはじめました。

 私のスキンケアと言えば、980円くらいの大容量のポンプ式化粧水を、ばしゃばしゃ顔に塗って終了。その昔、一念発起して、(私にとっては)たっかい美容液や化粧水、乳液などを2万円くらい使って買いそろえたこともありましたが、いまいち効果を感じずに終わったのです。なので、そのゲルも「気休め程度でしょ~」と思っていたのですが……。

 その晩、ヒトプラセンタジェルを顔に塗ると、「はああああん!!」と私は思わず叫びました(心の中でね)。友達は「臭い」って言っていたけど、すごくいい匂い! まるでクレオパトラになった気分なんですよ! 花から抽出したエキスを塗りたくってるみたい! でもって、このジェル。すごく早く肌に浸透してさらさらになるのです。今まで乳液のベトベト感が大の苦手だった私は感動しました。この世にこんな良い美容液(?)があったとは! ってね。毎日塗っている間にあっという間に使い果たし、私は「ヒトプラセンタジェル」を求めて、通販で探すことにしました。

 どうやらこのジェルは海外で売っているものらしく、日本未発売。調べていくと、「通販最安値はココ!」という怪しい記事がやたらと「オオサカ堂」というサイトを推していました。文章がちょろっとあって、「オオサカ堂はココ!」とリンクがあって、また文章が出てくるミルフィーユ形式の記事。こういう記事にあたいは何度、引っかかってきたのだろう。脂肪が溶ける薬や脚が細くなるジェル。買ったよ、買ったとも。極めつけには「金持ちになるネックレス」というのも買ったっけ……。よく考えたら、金持ちになるネックレスを持ってるヤツはすでに金持ちになっているはずなんだから、そんなネックレス売るはずがないのにさ……。

 そんなわけで私はこの「オオサカ堂」にも騙されるんじゃないか、という気がしていたのです。サイトに飛んだら、商品販売ページには「値段交渉する」っていうボタンもあるし、怪しい~~~!! 「偽サイト」「詐欺」で調べると、「クレジットカードで購入できるか」を調べればいい、と書いてありました。私はすぐに「支払い方法」について見てみることに。すると……

「ただいまクレジットカード決済ができません。銀行振り込みをご利用ください」

 こ、こりゃ偽サイトじゃ~~~~~!! 騙す気満々だわ~~~!!

 しかし、さらに「オオサカ堂 詐欺」で検索すると、意外にも「オオサカ堂は普通に届きますよ!」という声ばかり。こ、これも誰かに書かせてるんじゃないの~~? と最初は懐疑的でしたが、さすがに1件も「騙された」と書いている人がいないので、これは本物なのか……? と思い直し始めました。

 ここなら送料も入れて5本で4,802円……。よし、イチかバチか買ってみよう! そして、私は初の海外輸入商品購入デビューを果たしたのです。

 それからはあっという間でした。すぐにオオサカ堂からメッセージが届き、あっという間に発送してくれました。一週間ほどでこちらに到着。商品もまさに私が欲しかった「ヒトプラセンタジェル」でした。なーんだ、普通の通販みたいに簡単じゃん! そうだよね、たった5,000円のために詐欺サイトなんてわざわざ作らないよね? 誰かが「詐欺サイトだ!」って言えば、すぐにうわさが広まっちゃうもん!

 この成功体験に気をよくした私……。ええ、それから年月は流れ、今年の3月に事件は起きたのです。

 ヒトプラセンタジェルが少なくなってきた私は、また輸入代行会社に頼むことに。そのとき、色気を出した私は、「最安値」を求めて、ネットサーフィンすることにしたのです。たどり着いたのは、「インドコ●メショップ」という通販サイト。なんと、ヒトプラセンタジェルが10本で6,050円!! や、安い、1本605円だよ!!

 これに気をよくした私は、ちゃちゃっと「インドコ●メショップ 詐欺」で検索し、怪しい記事が出てこないことを確認すると、銀行振り込みでお金を支払いました。しかし……

 注文は3月25日。現在4月20日。商品の発送通知はまったくきません……。その間、3回ほどメールもしました。3回日本語で尋ねたものの、何の返信もなし。「もしかして言語がわからないのかな……?」と思い、4回目はGoogle翻訳で必死に翻訳して英語で送ったものの、返信はありません。

 ど、ど、どうなってるんだーーー!!!!!! 注文した翌日に届いたメールには、「コロナの影響で配送が遅れる」とは書いてありました。執念深い私は、「インド 状況」で調べてみましたよ。

 すると、インドは全国民13億人に完全封鎖命令。封鎖期間中は自宅から出ることが全面的に禁止される、と書いてありました。Oh……大変だ。

 そんなわけで、現在はインドコ●メショップが詐欺なのか、コロナの影響で遅れているだけなのかさっぱりわからない状況です。この状況を逆手にとって、詐欺のサイトが出てこなきゃいいですけどね……。今なら「コロナの影響で配送が遅れています」って言われたら、みんな信じちゃうよなぁ。

【追伸】
 もう諦めてオオサカ堂から買いなおすか~と思っていた6月6日。ついに「発送しました」のメールが来ました。どうやら本当にコロナの影響で発送が遅れていたようです。助かった~~~!!!

メルカリで「転売ヤー」と大バトル! 8万円から11万2,000円に商品価格が跳ね上がった魔の10分間


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 今、私ははらわたが煮えくり返っています。「許せん!! 許せん!!」と言いながら、スマホを握りしめています。現在、出品者からのコメント待ちなのですが、この出品者が許せないのです。

 事の発端は、いつものようにフリマアラート。私が喉から手が出るほど欲しかったDVDセット(今はもう非売品)が出品されたのです。うおおおおお、と内心叫びながら見にいくと、価格は15万円となっていました。

「え、ちょ……高すぎだろ……」

 その瞬間、私はまずドン引きしました。このDVDセット、たった数日前、6万5,000円で売られていたんですよ……? もう非売品なので、あまり市場に出てこないものの、それでもだいたい5~8万円くらいで取引されているのです。15万円ってふっかけすぎじゃない……?

 商品ページを詳しく見ると、「価格相談に乗ります」と書かれていました。うーん、価格相談かあ……。私のカードの残り利用枠は7万7,000円……。たぶん無理だろうなあ。でも、聞くだけ聞いてみるか……。

私「あのう、7万5,000円は難しいでしょうか?」

出品者「ギリギリ8万円までと考えていました」

 え!! マジで? 8万円まで下げてくれるの!?

私「お支払したいのはやまやまなのですが、カード利用枠が残り7万7,000円しかなくて……」

出品者「ぼくも急いでないので、2週間様子を見てみて、売れなかったら7万7,000円でいいですよ」

私「違うカードで試してみたいので、8万円にお値下げお願いできますか?」

 よし、なんとか買えそうだ!! 私が勢いよく部屋中のカードを探し回っていたときでした。出品者からコメントが来ました。

出品者「お互いに無理はやめましょう。ぼくもできるだけ高く売りたいので、10万円以上で買ってくれる人がいいんです」

 ぬあにいいいいいいいい!?!?!? あ、あんたさっき8万円でいいっていったやんけ!!!!!! おのれ、色気を出しおったな!?

 うぐぐぐ……と顔を引きつらせながら、出品者の名前を見ていた時でした。

「あれ……この名前、なんか見たことあるぞ……?」と私は眉をひそめました。

 最近、見た……。どこで見た? 記憶の底から、フリマアプリが浮かび上がってきます。そうそう……こんなアイコンを見たんだ……。そのとき、私の脳裏に鮮やかに数日前の出来事が思い浮かびました。

「お値下げ可能ですか?」

 そう、DVDセットの価格交渉をしていたやつだ!! 私は、数日前出品されたと同時に購入されてしまったDVDセットの商品ページを見に行きました。すると……。

 10万円をふっかけてきたあの出品者が「6万円にしてほしい」と値引き交渉をしているではありませんか。そして、DVDセットは価格交渉の末、6万5,000円で彼の手に……。

 お、おのれ、なにが10万円だ!! あんた、ねぎりにねぎって6万5,000円で買ってるんじゃねえかよおおおお!!!!

 しかも、何が許せないって、そのDVDセットを購入してからまだ数日しかたってないんですよ。そのDVDセットは85巻もあるので、普通に考えたら見終わるわけがないのです。ということは、ですよ!

 この人、絶対DVDを見ていない!! 最初から転売目的で購入しやがったなああああああ!!!!

 まことのファンに謝れ!! そこにひれ伏せい!! しかし、どんなに私が憤怒の表情をしようとも、彼には届きません。しかも、敵は一人ではありませんでした。この我々のやりとりを見ていたほかの人が、こんなコメントを挟んできたのです。

「10万円で購入したいです」

 くああああああああああ!!!!!!!! まさに巌流島で佐々木小次郎と真剣を手に向き合っている最中に、後ろから伏兵にぶさーっと切りこまれた気分だよ……。私は目を血走らせながら、ぶるぶると震え、伏兵をなぎ倒しました。

私「私は10万5,000円出します!!」

 ああ……バカバカバカ!! これじゃ転売ヤーが高笑いするだけじゃないか!!

 さらに価格が高騰すると踏んだのか、転売ヤーの男はだんまりを決め込みました。このまま価格が上がっていったら……、あたしゃどうするんだ!?

 確かに欲しい商品ですが、その商品に思い入れのない転売ヤーから高値で買うかと思うと、暗澹とした気分です。とはいえ、欲しいものは欲しい……。この機会を逃したら、もう幻となってしまうかもしれないDVDセット……。

 今、まさに私は頭を抱えながらスマホを握っています。ていうか、別のカードで買うとか言ってるけど、私……200万円も利用枠のあったカードを全部使って、別のカードに手を出すってマジでやばいやつでしかないんだが……。私に明日はあるのか!?

 ~その後~

 結局、札束の殴り合いをした結果、11万2,000円で私が購入することになりました。たった10分間で3万2,000円も跳ね上がった……。うう、切られた腹が痛い。

海外ブランドは「S」なのか「M」なのか……買い物狂い、メルカリの「サイズ表記」問題に切り込む!


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 「マリハ」のワンピース。それは私の憧れ……。去年の夏、雑誌で「この夏はちょっと奮発してマリハのワンピースを買いました♪」というコメントとともに、おしゃれなマダムの写真が載っていたんですよ。マリハは、「女性が装うときのときめきを形に」という想いから生まれた「花鳥風月」をテーマにしたジュエリー&ウェアブランド。誌面には、避暑地で大きな帽子を被り、マリハのワンピースを着ているマダムの姿が。ああ、こんなふうな40代になりたい!!

 そのとき、私は「マリハのワンピース欲しい、フンガー!」となって一生懸命ネットで調べました。しかし、時は8月。マリハのワンピースはどこも完売していて手に入らなかったのです。あれから時は流れ……。

 ある日、いつものようにだらだらしながらYouTube動画を見ていたら、ピコンと携帯に通知が入りました。

「ご予約の商品が届きました」

 ん……? 予約の商品……? はて。まったく身に覚えがないんだが。それはZOZOTOWNからの通知。何か買ったっけ? と思い、見に行くと……それは「マリハのワンピース」でした。

 ああ、そうだった! 3月くらいにマリハのワンピースを偶然見つけて、予約したんだった!

 私が予約したのは「草原の虹のドレス」というもの。黒とラベンダーの二色があり、散々迷った末にラベンダーのほうをチョイスしたのです、が……。商品ページを見に行ってみると、黒のほうは完売していましたが、ラベンダーのほうはまだ購入可能になっていました。その瞬間、「私、もしかしてチョイスミスった!?」と急に怖くなりました。黒が完売、と聞くと、とたんに黒のほうがよく思えてくるから不思議です……。なんだか急に黒のほうが欲しかったような気持ちになり、私は「草原の虹のドレス・ブラック」を求めて、いろんなサイトを見に行きました。しかし、完売、完売、完売、完売の嵐!! そんな~~!!

 洋服ジプシーがたどり着く、最後の聖地、フリマアプリ。私はついにフリマアプリへと足を踏み入れました。ごくりと、唾を飲み込み「草原の虹のドレス」で検索をかけてみました。すると……あった!!

 去年のものにはなるのですが、着用回数1回の美品を発見! Mサイズと書かれています。うーん、Mサイズねえ……それなら38かな?

 しかし、フリマアプリで何度も失敗している私は「即決はしてはいけない」ということを学んでいました。焦って買っていいことなし。商品を購入するときは、サイズ感をしっかり確かめ、色合いなどをしっかり確認し(この間、ホワイトだと思って購入したTシャツは薄ピンク色でした)、着用回数だけで判断せず、シミや穴などがないか聞かなければならないのである!

 まずは、ほかの商品も見てみることに。すると、36サイズの商品を「M」と表記している人もいれば、38サイズを「S」と表記している人もいることがわかりました。これですよ、これ!

 出品者が「Mサイズ」のカテゴリーに入れていたからといって、目当ての38サイズかどうかはわからないのです。とくにインポート商品は本当に注意が必要です! 海外ではSサイズだけど、日本ではLサイズくらいの着用感、というのはよくある話です! 出品物もMサイズのほうが売れやすいので、実際のサイズが「S」でも「Mくらいの着用感だよな」と出品者さんが独自の判断で「M」のカテゴリーに入れることはよくあることなのです。

 ああ……聞きたい。このブラックのワンピースが38サイズか聞きたい……でも。私は唸りました。コメント欄に「こちらのワンピースは38サイズですか?」と聞くことは簡単です。しかし、その行為はほかの人たちを刺激する行為でもあるのです。私のコメントは、「いいね」をしているほかの人たちにも届きます。すると、「はい、38サイズですよ!」と出品者さんが答えた瞬間に買われてしまうこともあるのです。それはなんとしても避けたい……。

 迷った揚げ句、私はブラックのワンピース以外の出品物にコメントを残すことにしました。その出品者さんが出していた商品をじっくりと見て、これなら買ってもいいかも、と思った商品に質問してみることにしたのです。

「こちらとマリハのワンピースの購入を検討しているのですが、マリハのワンピースのサイズは38でしょうか?」

 すると、すぐに返事が返ってきました。ワンピースは私が欲しい38サイズ! その瞬間、「一刻もはやく購入したい欲」がむくむくと沸いてきました。フリマアプリを眺めていると、出品者さんが出されている価格のちょい下くらいでマリハのワンピースが売れています。ハイシーズンになったら、あっという間に売れてしまうでしょう。いや、オシャレな人ならもう夏物のワンピースのチェックに入っているかもしれない……!

 普段の私なら、きっとポチっていました。絶対ポチっていました。でも、明日まで待てばラベンダーの同じ形のワンピースが届くのです。それを着てみて、サイズ感を確かめてから買うべきじゃない……?

 「どうせ入るからいいよ!」と何度も何度も悪魔が囁きましたが、「まったく伸びない綿素材」「胸の部分が苦しい」というほかサイトの商品レビューを穴があくほど眺め、ぐっとこらえました。

 明日になれば……! 明日になれば買えばいいんだから……!

 それまでマリハのブラックワンピースが残っていることを天に祈り、私は眠りについたのです……。

 翌日。マリハのワンピースが家に届きました。おおはしゃぎで鏡の前で着ると……、

「…………」

 鏡の前には、ピッチピチのワンピース姿のでかい豚が立っていました。きつい。胸がパツパツ。二の腕もムチムチ。というか、私が着ると、すごく強い人みたいに見えるのはなぜ……?

 そう、マリハのワンピースは私には壊滅的に似合わなかったのです……。昨日フリマアプリで購入していたらと思うと、ゾッとします。あたしゃ2万6,500円を捨てるところだったよ……。安く、希少な商品が手に入るフリマアプリですが、そのお祭り騒ぎ(自分の中のテンション)に釣られて高額商品もポンと買ってしまうのが怖いところです。皆さんも、フリマアプリの魔物にとらわれぬよう、気を付けてくださいね……。