中国・慈善団体の募金詐欺行為が発覚! 疑惑の発端となった“凡ミス”とは?

 日本でも繁華街の路上などで募金詐欺が跋扈しているが、中国ではさらに大掛かりな事件が多発しており、社会問題となっている。今回、中国で募金活動を行っていた組織が、あまりにもいい加減な運営を行っていたため、募金詐欺だったのではないかと疑いが出ている。

 政府系メディア「人民日報」(12月26日付)によると、深セン市に事務所を置く「愛佑未来慈善基金」という慈善団体がインターネット上で行っていた募金活動に、詐欺疑惑が浮上しているという。

 この団体は、閲覧者が自分の誕生日を入力すると、同じ誕生日に生まれた経済的支援が必要な児童の写真が表示され、1元(約16円)から募金ができるというサイトを運営していることで知られていた。しかし、市民から寄せられた通報により、その化けの皮がはがれることとなってしまった。

 その通報によると、このサイト上で異なる誕生日を複数入力した場合でも、同じ児童の写真が別の氏名とともに表示されるというのだ。当然ながら、誕生日は一人ひとつなわけで、こんなことはあり得ないが、同サイトでは少なくとも6人の児童が、複数の名前と誕生日を持つことになっていたという。さらに中には、世の中に存在しない「2009年2月29日生まれ」の児童の写真も確認できたという。

 人の善意につけ込んだ詐欺行為自体もさることながら、そのずさんな手口にも開いた口がふさがらない。

 メディアで今回の件が報じられると、中国民政部(日本の総務省に相当)はこの団体への業務停止を直ちに命じ、詐欺の疑いで捜査を行うことを発表した。

 この団体はこうした手口でこれまで255万元(約4,400万円)を集めていたとされ、今後、募金で手にした金の流れなどの解明が進められるという。中国では数年前に中国赤(紅)十字会の幹部を自称していた女性が、高級車を購入する様子や人気リゾート地で豪遊する様子をネットにアップし、寄付金を横領していたのではないかと中国赤十字会に非難が集まる事件が発生している。

 中国赤十字会は即座にこの女性の存在そのものを否定したがその後、中国赤十字会にはほとんど寄付金が寄せられることはなくなり、こうした慈善団体への信用が日に日に失墜している顕著な例となっている。

 寄付文化が日本よりも浸透しているという中国だが、その分、人の善意につけ込むこうした犯罪も多いのかもしれない。
(文=青山大樹)

 

 

GACKT、布袋寅泰も被害に!? ある二世タレントを襲った海外巨額詐欺事件「警察に捜査を依頼できない……」

 ある二世タレントが、詐欺で数億円を騙し取られながら、その事実を公にせず隠しているという。タレントの元専属スタッフによると、「発端は、親族の資産を相続する際の節税対策として生前贈与を計画したこと。そのため、ナイジェリア人マネジャーにマネーロンダリングを仕組んでもらったところ、海外の仲介業者のアリ・ハルファなる人物に持ち逃げされてしまった」としている。

 もともと海外口座に貯蓄されていたのは、この二世タレントの親族が芸能活動や副業で得た1,250万ドル(約14億円)。そのうち一部、企業への投資に見せかけて洗浄しようとした数億円が消えてしまったという。

「ドバイにあるエミレーツNBD銀行や、担当弁護士の書類を偽造されてしまっていて、どうやらアリなる人物の名前も偽名だったようです」(同)

 本来なら警察に捜査を依頼すべき案件だが、いまだ当局への相談もしていないのは、14億円もの資金自体が「過去のマネーロンダリング」の証拠にもなりかねないグレーなカネだからだという。つまりは二世タレントの親が違法な資産管理をしていたというわけだ。

「ナイジェリア人のマネジャーが怪しいのではないかと見る人もいますが、現時点で彼がその犯罪に関与した証拠はなく、このマネジャーも含めて騙されたということのようです」(同)

 実のところ芸能界では、海外口座などを利用した詐欺被害は、以前からある話だ。タレントが億単位に貯めたカネを、高金利の海外口座に移すケースがあり、外国語のスキルも必要とされる海外での資産管理を極秘裏に進める中で、怪しい投資話が出てきやすい環境にあるようななのだ。芸能記者からは「GACKTや布袋寅泰のような海外拠点にしている日本のアーティストは、生活を向こうに移しても現地事情に疎く、何かしら被害に遭ったことがある」という。

「海外に縁のない人でも、東日本大震災の後、資産家の血筋の人々に『亡くなった親族や知人の海外遺産を受け取れる』なんて怪しい話が次々と持ちかけられて、存在しない『手数料』を騙し取られた人が続出していて、有名タレントも被害に遭っていましたけどね。こちらも、儲け話に騙されたことが恥ずかしくて被害を公にしないことがほとんど」(同)

 問題の二世タレントは、相手の要求に一度応じた後、必要な書類を揃えて提出するなど細かい作業もあったことから、なお信じ込んでしまっていたようだという。だが、その書類自体がカネの引き出しに悪用されたと見られている。

「最初は基礎的な個人情報を聞かれ、その後で追加の必要書類を次々に揃えるよう伝えられ、最終的にドバイ高等裁判所の発行する書類まで用意していたので、犯人は易々と大金を動かすことができたようです」(前出の元スタッフ)

 ただ、ドバイの銀行員とも話をした際の相手の電話はドイツからかかってきたものであるなど、不審な点もあったという。それでもタレントのもとには、ドバイのエミレーツNBD銀行や、実在するナセル・ハシェム法律事務所から証明書類や委任状などたくさんの書類が送られてきており、中には弁護士のパスポートコピーやアラブ首長国連邦の法曹協会による弁護士の身分保証書までがあったため、まんまと騙された形。結局、それらはすべてニセモノで、銀行、法律事務所、法曹協会、いずれに問い合わせても書類を「偽造」と答えられたという。

 さらに、タレントはこの過程で「銀行が要求する書類を高等裁判所に請求する手数料」という名目で、1万4,000ドル(約160万円)を払うなど、預けた金以外にも費用を騙し取られていた。

「億単位の金を動かすのに弁護士が請求しそうな額も偽装していたわけですから、手が込んでいます。大きな手数料を払っていたからこそ、預けたカネごと取られるとは思わなかったんでしょう」(同)

 書類にはハシェム法律事務所の連絡先として、直通電話番号が書かれており、ナイジェリア人マネジャーはそこに電話して、やり取りもしていたが、実際にはその番号が法律事務所のものではなかった。

 現時点で消えた数億円もの大金の行方は不明で、タレントは知人を通じて知り合った「国際探偵」なる海外の調査業者に追跡を依頼。費用を投じて大金の取り戻しに躍起になっているという。テレビ出演などでは、表向きそんな被害があった素振りをまったく見せていないのだが、数万円の出演料をもらう仕事をしながら、内心は気が気でないのではないか。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

 

関ジャニ∞のチケット転売詐欺で「誤認逮捕」! 被害者は真犯人に数十万円請求できる

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回の番組>
各局ニュース番組等

<今回の疑問>
誤認逮捕された人が、真犯人に慰謝料請求することは可能?

 9月11日、京都市に住む女子中学生が、他人の名前でインターネットの投稿サイトに、人気アイドルグループ「関ジャニ∞」のコンサートチケットを譲ると書き込み、詐欺の疑いで書類送検された。この事件をめぐっては、当初、女子中学生に名前を使われた、愛知県豊田市の専門学校生の女性が、徳島県警に誤認逮捕され、19日間拘留されたという。罪を犯していないのに19日間も拘留された女性は、肉体的にも精神的にも多大な苦痛を受けただろう。この女性が、警察や実際に詐欺を働いた女子中学生に慰謝料を請求することは可能なのだろうか? アディーレ法律事務所の俣野政紀弁護士に聞いた。

 まず、警察相手に慰謝料を請求できるかという点について、俣野弁護士は、次のように述べる。

「今回、女性を逮捕する必要性がなかったのであれば、警察の行為は違法となり、女性は徳島県に対して損害賠償請求をすることができます。勾留後、転売サイトに照会することにより女子中学生が浮上するなど、警察は逮捕するまでに十分な捜査を尽くしていなかった可能性があります。そこで、捜査をきちんと行わずに女性を逮捕したのであれば、女性を逮捕する必要性が認められず、徳島県に対し損害賠償請求をすることができます」

 誤認逮捕の事案において、損害賠償を請求した場合、県に対する裁判では50~100万円程度の損害が認められることが多いという。したがって、具体的事情によって金額は変わるものの、同程度の金額となる可能性があるそうだ。

 では一方、この女性は、なりすましていた女子中学生に対して、何かしら請求することができるのだろうか?

「女子中学生は、女性の名前を勝手に利用して架空の転売を行い、その結果として女性を逮捕に至らしめており、女性の名誉等を侵害したといえます。そこで女性は、女子中学生に対し、精神的苦痛に対する慰謝料を請求することができると考えられます。なお、女子中学生には資力がないことも考えられますが、両親が女子中学生をきちんと監督していなかった場合には、両親に対して慰謝料を請求することができる可能性もあります。その場合、裁判では、名誉権侵害について数十万円程度の金額が認められることが多いことから、おそらく今回の事案でも数十万円程度の金額が認められると思われます」

 女子中学生の詐欺行為自体が犯罪なのは間違いないが、この事件では警察の捜査の怠慢も指摘されている。徳島県警三好署の副署長と刑事課長が女性の自宅を訪れ、謝罪したというが、今後は適切な捜査を行ってもらいたいものだ。

アディーレ法律事務所

<疑問大募集>
ドラマ、バラエティーから、ニュース、CMまで、弁護士に聞いてみたい、テレビを見ていて感じた疑問を募集しています。下記フォームよりご応募ください。

ご応募はこちらから

関ジャニ∞のチケット転売詐欺で「誤認逮捕」! 被害者は真犯人に数十万円請求できる

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回の番組>
各局ニュース番組等

<今回の疑問>
誤認逮捕された人が、真犯人に慰謝料請求することは可能?

 9月11日、京都市に住む女子中学生が、他人の名前でインターネットの投稿サイトに、人気アイドルグループ「関ジャニ∞」のコンサートチケットを譲ると書き込み、詐欺の疑いで書類送検された。この事件をめぐっては、当初、女子中学生に名前を使われた、愛知県豊田市の専門学校生の女性が、徳島県警に誤認逮捕され、19日間拘留されたという。罪を犯していないのに19日間も拘留された女性は、肉体的にも精神的にも多大な苦痛を受けただろう。この女性が、警察や実際に詐欺を働いた女子中学生に慰謝料を請求することは可能なのだろうか? アディーレ法律事務所の俣野政紀弁護士に聞いた。

 まず、警察相手に慰謝料を請求できるかという点について、俣野弁護士は、次のように述べる。

「今回、女性を逮捕する必要性がなかったのであれば、警察の行為は違法となり、女性は徳島県に対して損害賠償請求をすることができます。勾留後、転売サイトに照会することにより女子中学生が浮上するなど、警察は逮捕するまでに十分な捜査を尽くしていなかった可能性があります。そこで、捜査をきちんと行わずに女性を逮捕したのであれば、女性を逮捕する必要性が認められず、徳島県に対し損害賠償請求をすることができます」

 誤認逮捕の事案において、損害賠償を請求した場合、県に対する裁判では50~100万円程度の損害が認められることが多いという。したがって、具体的事情によって金額は変わるものの、同程度の金額となる可能性があるそうだ。

 では一方、この女性は、なりすましていた女子中学生に対して、何かしら請求することができるのだろうか?

「女子中学生は、女性の名前を勝手に利用して架空の転売を行い、その結果として女性を逮捕に至らしめており、女性の名誉等を侵害したといえます。そこで女性は、女子中学生に対し、精神的苦痛に対する慰謝料を請求することができると考えられます。なお、女子中学生には資力がないことも考えられますが、両親が女子中学生をきちんと監督していなかった場合には、両親に対して慰謝料を請求することができる可能性もあります。その場合、裁判では、名誉権侵害について数十万円程度の金額が認められることが多いことから、おそらく今回の事案でも数十万円程度の金額が認められると思われます」

 女子中学生の詐欺行為自体が犯罪なのは間違いないが、この事件では警察の捜査の怠慢も指摘されている。徳島県警三好署の副署長と刑事課長が女性の自宅を訪れ、謝罪したというが、今後は適切な捜査を行ってもらいたいものだ。

アディーレ法律事務所

<疑問大募集>
ドラマ、バラエティーから、ニュース、CMまで、弁護士に聞いてみたい、テレビを見ていて感じた疑問を募集しています。下記フォームよりご応募ください。

ご応募はこちらから

神戸山口組組長がスマホ詐欺容疑で逮捕! 他人名義で携帯を契約したら犯罪?

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回の番組>
各局ニュース番組

<今回の疑問>
神戸山口組組長が逮捕された「知人名義で携帯電話の契約」は何が問題?

 6月6日、指定暴力団神戸山口組の井上邦雄組長が、詐欺容疑で逮捕された。井上容疑者の逮捕容疑は4年前、神戸市灘区の携帯電話販売店で、自分で使うことを隠して知人女性の名義でスマートフォンの機種変更契約をしたというもので、「知人が契約した携帯電話を使っていた」と容疑を認めていると報じられた。では、他人名義での契約で、何をだまし取ったことになるのか? アディーレ法律事務所の時光祥大弁護士に聞いた。

 時光弁護士によると、この場合だまし取ったものは、「携帯電話本体」ということになるという。

「詐欺罪が成立するには、(1)だます行為(欺罔<ぎもう>行為)、(2)勘違いすること(錯誤)、(3)財産の交付、(4)財産的損害の発生という流れが必要です。

 まず、本当は、携帯電話を神戸山口組の組長が使用するつもりなのに、それを伏せて、あたかも知人女性が使用するかのように申し込んだことが欺罔行為(1)です。神戸山口組の組長が使用するつもりだと申告する義務があったということになります。そして、電話販売店の従業員は、知人女性が利用するものと錯誤(2)し、携帯電話本体という財産を交付(3)してしまいました。そして、携帯電話会社は、その携帯電話本体を販売した、つまり失ったことで、財産的損害が発生(4)しました。なお、詐欺罪では、仮に正規の料金を払ったとしても、携帯電話本体を失ったこと自体で財産的損害が発生したと考えます」

 では、親や子、配偶者などの名義で携帯を契約して使用している場合も罪になるのだろうか?

「購入の際に、子どもや配偶者が使用すると申告して購入していれば、そもそも欺罔行為はありません。また、仮にそういった申告をしていなくても、一般人の家族が使うのであれば、携帯電話販売店もおよそ拒否しないでしょうから、申告する義務はなかったとして、やはり欺罔行為はなかったと考えられるのではと思います」

 家族ではなく、友人や知人の名義で携帯電話を契約して使用することはセーフなのだろうか?

「ひとつの線引きとしては、本当の目的(誰が使用するのかなど)を販売店が知っていれば、販売を拒否するかどうかだと思います。例えば、本当の目的がヤミ金に転売する目的だった場合、当然販売店は拒否するでしょう。この場合は詐欺罪が成立しそうです。では、友人に使用させる目的だった場合はどうでしょうか。正直なところ、ケースバイケース(友人との親密度、販売店の約款などを考慮して)というしかないでしょう。ただ詐欺罪になる可能性も十分ありますので、やめておくほうが無難です。

 なお、携帯電話不正利用防止法という法律もあります。通信事業者に無断で、通話可能な携帯電話を、『業として(簡単に言うと、何度も行うつもりで)』『有償で』譲渡・売買した場合は、犯罪になる可能性があります。この法律は振り込め詐欺などの対策のために制定されたものであり、友人1人に無料で貸してあげただけでは刑罰は科されません」

 ただし今回は、指定暴力団である神戸山口組の組長であったことが大きな問題だったと、時光弁護士は指摘する。

「暴力団追放条例にもとづく暴力団排除のため、電話販売店は、指定暴力団の組長に携帯電話を販売することはないでしょうから、仮に神戸山口組の組長が使用するつもりだとわかっていれば当然拒否しています。だからこそ、神戸山口組の組長が使用するつもりだと申告する義務があったと考えることができます」

 ところで、組長に名義を貸した知人女性は罪に問われないのだろうか?

「知人女性が、組長と一緒になって電話販売店に機種変更の申し込みをしていた場合、共同して詐欺をしたとして、詐欺罪(組長と共犯)が成立する可能性があります。勝手に名前を使われただけの場合は、詐欺罪にはならないでしょう」

 つまり、家族の名義で携帯電話を契約することは基本的に問題ないが、友人や知人名義の場合は、転売したり、貸す時にお金のやりとりが発生することも考えられるため、詐欺罪や携帯電話不正利用防止法になる可能性もあるということだ。むやみに名義貸しなどしないのが賢明だろう。

アディーレ法律事務所

<疑問大募集>
ドラマ、バラエティーから、ニュース、CMまで、弁護士に聞いてみたい、テレビを見ていて感じた疑問を募集しています。下記フォームよりご応募ください。

ご応募はこちらから

タイ人ホストに貢いだ山辺節子に共感する日本人女性「私も家を買ってあげたかも」

 タイで身柄を拘束され、4月19日、日本への空路移送中の機内で逮捕された7億円詐欺の山辺節子容疑者。62歳の彼女は、38歳と偽り、交際相手の31歳タイ人男性に、東北部ウボンラチャタニー県の豪邸を購入したとみられるが、このイケメン男性と出会ったのが東部パタヤのホストクラブだという。パタヤのホストクラブとはどんなところなのか、山辺容疑者はなぜタイ人ホストにハマったのか? 「私も家を買ってあげてたかも」と話す、現地の日本人女性に話を聞いた。

■タイ人ホストを連れ出しホテルへ?

 首都バンコクから車で約2時間、海沿いの街パタヤは、もともと米軍の保養地として開発されたため、歓楽街が栄えており、ゴーゴーバーなどで働く女性たちが遊びに行くホストクラブも多数存在する。

 現地で飲食店を経営する女性によると、ホストクラブによっては、日本人や中国系マダムの太客も結構いるという。

「タイは東北部の貧しい農村から都会に出稼ぎに来る人が多いんです。夜の店で働く男の子たちは、バンコクは都会すぎて怖いからと、パタヤを選ぶ子も少なくありません。観光地だから外国人には慣れているけれど、素朴さもあるので、スレていない魅力にマダムたちがハマるのかもしれません」

 実際にパタヤのホストクラブに通い、タイ人ホストに貢いでいた経験を持つタイ在住の日本人女性は、次のように話す。

「タイ人男性は、一般的に女性にとても優しいです。食事の時に、料理を取り分けてくれたり、マメに電話やメールで連絡をくれたりするし、好きな女性には『愛してる』とか『あなたのことを思ってる』としょっちゅう言うので、大事にされているという実感があると思います。あと、タイのホストクラブは、店にお金を払うと、営業中でもお気に入りの子を連れ出して店外デートが可能なんです。食事をしたり、ディスコに遊びに行ったりはもちろん、すぐにホテルに行くこともできるから、深い仲になるのも早い。デートを重ねるうちに独占したいという気持ちが強くなり、離れられなくなってしまうんです」

 山辺容疑者も、夜な夜な店から男性を連れ出していたのかもしれない。

それにしても、見た目が若く見えることは間違いないが、24歳もサバを読む女と交際していた男性は、どういう心理だったのだろうか。そこに愛があったのか。それとも金のために、実年齢を知らないフリをし続けて付き合っていたのか。風俗情報誌の編集者は、タイの恋愛事情を交え、こう説明する。

「タイでは色が白くて肌のきれいな女性がモテますね。だから、日本人女性は人気があるんですよ。それと、ヌードやポルノなどが国内では一切禁止されているんですが、コピーDVDやネットなどで日本のAVが広く流通しています。だから、タイ人男性は『日本人の女はエロいから一度はヤリたい』と思ってる。タイでは年の差カップルは珍しくないし、山辺容疑者も若く見えるから、金も貢いでもらってたなら、交際相手の男も喜んで付き合ってたんじゃないかな」

 一方、前出の女性は、ホストに貢ぐのをやめた理由を金だと明かす。

「結局、お金が続かなくてやめました。彼がどんどん高価なものをおねだりするようになって、だんだん愛されているのか、わからなくなっていったんです。言葉の問題もあって、けんかが絶えなくなりました。そうなると、お金目当てで優しくしてくれるのかという疑問が芽生えて、むなしくなってしまったので別れました。でも、やっぱり彼にお姫様扱いしてもらった気持ちよさは忘れられないし、山辺容疑者のような大金を持っていたら、私だって家を買ってあげてたかもしれません」

 山辺容疑者に出資した被害者の中には、自殺した人もいるという。このまま交際相手の男性の元に豪邸が残るとすれば、彼ばかりがおいしい思いをする結果になる。かつて、青森県住宅供給公社巨額横領事件で、夫が横領した14億円で母国に豪邸を建てたチリ人妻のアニータ・アルバラードがそうであったように、この男性が話題性だけでタレント活動など始めなければよいが……。

タイ人ホストに貢いだ山辺節子に共感する日本人女性「私も家を買ってあげたかも」

 タイで身柄を拘束され、4月19日、日本への空路移送中の機内で逮捕された7億円詐欺の山辺節子容疑者。62歳の彼女は、38歳と偽り、交際相手の31歳タイ人男性に、東北部ウボンラチャタニー県の豪邸を購入したとみられるが、このイケメン男性と出会ったのが東部パタヤのホストクラブだという。パタヤのホストクラブとはどんなところなのか、山辺容疑者はなぜタイ人ホストにハマったのか? 「私も家を買ってあげてたかも」と話す、現地の日本人女性に話を聞いた。

■タイ人ホストを連れ出しホテルへ?

 首都バンコクから車で約2時間、海沿いの街パタヤは、もともと米軍の保養地として開発されたため、歓楽街が栄えており、ゴーゴーバーなどで働く女性たちが遊びに行くホストクラブも多数存在する。

 現地で飲食店を経営する女性によると、ホストクラブによっては、日本人や中国系マダムの太客も結構いるという。

「タイは東北部の貧しい農村から都会に出稼ぎに来る人が多いんです。夜の店で働く男の子たちは、バンコクは都会すぎて怖いからと、パタヤを選ぶ子も少なくありません。観光地だから外国人には慣れているけれど、素朴さもあるので、スレていない魅力にマダムたちがハマるのかもしれません」

 実際にパタヤのホストクラブに通い、タイ人ホストに貢いでいた経験を持つタイ在住の日本人女性は、次のように話す。

「タイ人男性は、一般的に女性にとても優しいです。食事の時に、料理を取り分けてくれたり、マメに電話やメールで連絡をくれたりするし、好きな女性には『愛してる』とか『あなたのことを思ってる』としょっちゅう言うので、大事にされているという実感があると思います。あと、タイのホストクラブは、店にお金を払うと、営業中でもお気に入りの子を連れ出して店外デートが可能なんです。食事をしたり、ディスコに遊びに行ったりはもちろん、すぐにホテルに行くこともできるから、深い仲になるのも早い。デートを重ねるうちに独占したいという気持ちが強くなり、離れられなくなってしまうんです」

 山辺容疑者も、夜な夜な店から男性を連れ出していたのかもしれない。

それにしても、見た目が若く見えることは間違いないが、24歳もサバを読む女と交際していた男性は、どういう心理だったのだろうか。そこに愛があったのか。それとも金のために、実年齢を知らないフリをし続けて付き合っていたのか。風俗情報誌の編集者は、タイの恋愛事情を交え、こう説明する。

「タイでは色が白くて肌のきれいな女性がモテますね。だから、日本人女性は人気があるんですよ。それと、ヌードやポルノなどが国内では一切禁止されているんですが、コピーDVDやネットなどで日本のAVが広く流通しています。だから、タイ人男性は『日本人の女はエロいから一度はヤリたい』と思ってる。タイでは年の差カップルは珍しくないし、山辺容疑者も若く見えるから、金も貢いでもらってたなら、交際相手の男も喜んで付き合ってたんじゃないかな」

 一方、前出の女性は、ホストに貢ぐのをやめた理由を金だと明かす。

「結局、お金が続かなくてやめました。彼がどんどん高価なものをおねだりするようになって、だんだん愛されているのか、わからなくなっていったんです。言葉の問題もあって、けんかが絶えなくなりました。そうなると、お金目当てで優しくしてくれるのかという疑問が芽生えて、むなしくなってしまったので別れました。でも、やっぱり彼にお姫様扱いしてもらった気持ちよさは忘れられないし、山辺容疑者のような大金を持っていたら、私だって家を買ってあげてたかもしれません」

 山辺容疑者に出資した被害者の中には、自殺した人もいるという。このまま交際相手の男性の元に豪邸が残るとすれば、彼ばかりがおいしい思いをする結果になる。かつて、青森県住宅供給公社巨額横領事件で、夫が横領した14億円で母国に豪邸を建てたチリ人妻のアニータ・アルバラードがそうであったように、この男性が話題性だけでタレント活動など始めなければよいが……。

ドラマ『嘘の戦争』で草なぎ剛が演じる詐欺師! どんな手口が罪になる?

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回のドラマ>
『嘘の戦争』(フジテレビ系/火曜日午後9時~)

■詐欺で捕まったら10年以下の懲役

 1月10 日から放送開始となる草なぎ剛主演の連続ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)。SMAP解散後初のメンバー主演作であり、脚本家や演出・プロデューサーなど、2015年に同じく草なぎ主演で放送されたドラマ『銭の戦争』(フジテレビ系)のスタッフが再集結した「復讐シリーズ第2弾」でもある。初回はタイ・バンコクでロケーション撮影を敢行するなど、放送前から話題となっている。

 ストーリーは、一家心中に見せかけた殺人事件によって家族を亡くした主人公・浩一(草なぎ)が、成長して天才的な詐欺師となり、積年の恨みを晴らす復讐劇だが、今回重要な要素となっている「詐欺」という犯罪について、アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士に聞いた。

 「詐欺罪に当たる行為とは、『人を欺いて財物を交付させた』(刑法246条1項)、つまり、他人に嘘をついて錯誤に陥らせ(つまり勘違いさせ)、その錯誤によって他人から物やお金をもらう行為」と岩沙弁護士は述べる。

 具体的には、食い逃げなどの無銭飲食、無賃乗車(いわゆるキセル)、他人のクレジットカードの不正利用、振り込め詐欺のほか、架空の商品をインターネット上のオークションサイトに掲載し、落札者が代金を振り込んでも商品を発送せずに姿をくらませるオークション詐欺、保険金目当てで保険に加入し、わざと事故を起こしたり、架空の診断書を作って保険金を騙し取る保険金詐欺、結婚を餌に異性に近づいて金品を借り、そのまま姿をくらます結婚詐欺、「元本保証」「必ず儲かる」と株などの投資に勧誘し、実際には儲けどころか元金の大半も戻さずに姿をくらます投資詐欺などがある。

 これらの詐欺で捕まった場合は「10年以下の懲役」(刑法246条1項)に処せられるという。岩沙弁護士によると、刑罰の相場としては、初犯の場合、執行猶予となることが多いが、騙し取った金が高額になると、実刑1年6カ月~2年くらいになるそうだ。

 ドラマでは、草なぎ演じる浩一が捕まることはないだろうが、どんな手口で事件関係者たちに復讐していくのか気になるところだ。

アディーレ法律事務所

ドラマ『嘘の戦争』で草なぎ剛が演じる詐欺師! どんな手口が罪になる?

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回のドラマ>
『嘘の戦争』(フジテレビ系/火曜日午後9時~)

■詐欺で捕まったら10年以下の懲役

 1月10 日から放送開始となる草なぎ剛主演の連続ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)。SMAP解散後初のメンバー主演作であり、脚本家や演出・プロデューサーなど、2015年に同じく草なぎ主演で放送されたドラマ『銭の戦争』(フジテレビ系)のスタッフが再集結した「復讐シリーズ第2弾」でもある。初回はタイ・バンコクでロケーション撮影を敢行するなど、放送前から話題となっている。

 ストーリーは、一家心中に見せかけた殺人事件によって家族を亡くした主人公・浩一(草なぎ)が、成長して天才的な詐欺師となり、積年の恨みを晴らす復讐劇だが、今回重要な要素となっている「詐欺」という犯罪について、アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士に聞いた。

 「詐欺罪に当たる行為とは、『人を欺いて財物を交付させた』(刑法246条1項)、つまり、他人に嘘をついて錯誤に陥らせ(つまり勘違いさせ)、その錯誤によって他人から物やお金をもらう行為」と岩沙弁護士は述べる。

 具体的には、食い逃げなどの無銭飲食、無賃乗車(いわゆるキセル)、他人のクレジットカードの不正利用、振り込め詐欺のほか、架空の商品をインターネット上のオークションサイトに掲載し、落札者が代金を振り込んでも商品を発送せずに姿をくらませるオークション詐欺、保険金目当てで保険に加入し、わざと事故を起こしたり、架空の診断書を作って保険金を騙し取る保険金詐欺、結婚を餌に異性に近づいて金品を借り、そのまま姿をくらます結婚詐欺、「元本保証」「必ず儲かる」と株などの投資に勧誘し、実際には儲けどころか元金の大半も戻さずに姿をくらます投資詐欺などがある。

 これらの詐欺で捕まった場合は「10年以下の懲役」(刑法246条1項)に処せられるという。岩沙弁護士によると、刑罰の相場としては、初犯の場合、執行猶予となることが多いが、騙し取った金が高額になると、実刑1年6カ月~2年くらいになるそうだ。

 ドラマでは、草なぎ演じる浩一が捕まることはないだろうが、どんな手口で事件関係者たちに復讐していくのか気になるところだ。

アディーレ法律事務所

小室哲哉の“偽”アイドル計画で金銭搾取! 南野陽子の“ペテン師”夫の悪行とは?

2014minamino.jpg
男運ないキャラで2015年もナンノは安泰!!

 南野陽子が2011年に入籍した会社経営・K氏の“借金トラブル”が、25日発売の「週刊新潮」(新潮社)で報じられている。これまでにも同誌や「週刊ポスト」(小学館)でK氏をめぐるトラブルが伝えられていたが、いよいよ周囲も南野に対し、真剣に離婚を勧めるようになってきたようだ。

 今回の「新潮」記事では、K氏と訴訟沙汰に発展したある芸能事務所の元社長・A子さんが登場。「小室哲哉さんがAKB48のようなアイドルグループをプロデュースする計画がある。今度、小室さんに会わせてあげるよ」などとK氏から持ちかけられ、実際に小室とも面談したことからA子さんはK氏を信用してしまい、心を許した隙にクレジットカードを奪い取られてしまったと証言している。