TKO木本、結局記者会見はなし…不可解な点が多く疑惑がだけが残る結果に

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――巨額の投資トラブルが連日報道されているTKOの木本武宏。「近いうちに会見する」と言っていたのに、8月1日にお詫び文を公表し、会見を開くつもりはないようです。

城下 そうですね。お詫び文に「会見を開いてもお答えできない事項が多く、何のための会見な…

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巨額詐欺事件主犯者との親密ぶりが発覚した格闘技団体・RIZINと中継するフジテレビのジャッジ

 暗号資産、いわゆる「仮想通貨」を使った架空の投資話で巨額の資金を集めた詐欺グループ『オズプロジェクト』の首謀者ら4人が7月12日、詐欺の疑いで愛知県警に逮捕された。この事件で、4人の主犯のうち、「京都市の会社役員」と報じられた橋谷田拓也容疑者との関係を、格闘技イベント・RIZINを主宰する榊原信行CEOが先ごろ発売の『週刊新潮』(新潮社)で明かした。

 事件を振り返ると、橋谷…

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ハリウッド特殊メイク超え!? 中国で「裸の美女」が動画配信も…その正体に愕然

 コロナ禍により、中国では若者を中心にライブチャットアプリの利用者が急増しているが、その一方で“美人局”の詐欺事件も社会問題化している。美女がお互いに服を抜ぐセクシーなチャットを持ちかけ、後に脅迫するという手口だが、その美女の正体が話題となっている。

 中国のある地元警察が、ライブチャットの男性利用者に注意喚起を促す動画を投稿し、他省・市の警察アカウントもSNSでこれを拡散、全…

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「盗んだiPhoneで銀行口座にアクセスしてお金を引き出す」恐ろしすぎる手口とは

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

高値で取引できることから、盗難の対象になりやすいiPhone。持ち主が紛失に気が付いた場合、「iPhoneを探す」の機能でiPhone…

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巧みな偽装工作も……ジャパンライフ強制捜査の陰で相次ぐ「投資勧誘」の実態

 高齢者をカモにした悪質商法に、捜査のメスが入った。

 4月25日、警視庁が健康器具販売会社「ジャパンライフ」の全国の関係先を家宅捜索した。同社は磁気治療器のオーナー商法などで高齢者を中心に多額の資金を集め、2017年に経営破綻していた。

 関係者によると、ジャパンライフは、「磁気治療器のオーナーになれば、そのレンタル収入で年6%の高配当が得られる」などとうたって出資者を募集。しかし、配当金が支払われないばかりか、出資金の多くも返還されなかった。被害は全国で7,000人超に達し、被害総額は2,400億円を超えるという。

 被害規模もさることながら、家宅捜索先のひとつにもなっていた創業者の華麗な人脈が、事件の注目度を高めた側面がある。

「山口隆祥元会長は、加藤勝信前厚労相をはじめとする複数の政治家と親交を持ち、顧問には官僚OBやマスコミ幹部も名を連ねていた。そうした面々を、勧誘時に信用を得るための材料にしていたフシもあります」(全国紙社会部記者)

 預託商法やマルチ商法の被害は絶えないが、最近ちまたでは仮想通貨への投資をうたって出資金をだまし取るトラブルも目立つ。ほかにも、都内を中心に新手の投資勧誘が広がり、「詐欺ではないか」と疑惑の目が向けられている。

「昨年末、A社から勧誘されたのが、パラオ共和国のリゾート開発への投資。ずいぶん熱心に誘われたんですが、聞けば聞くほど怪しいんです」

 こう明かすのは、都内在住の投資家の男性だ。

 男性によると、知人に持ちかけられたのは、パラオで建設途中だというホテルへの投資。投資によってホテルの経営権の一部を実質的に買い取ることで、収益を還元する――というのが趣旨だったという。

「A社は、ホテルの経営権以外に、土砂の採掘権なども販売していました。ただ、聞かされた事業計画はずさんで、収益を得られる見込みは限りなく薄い。そもそも、詐欺の気配がぷんぷんしたので、即座に断りました」(同)

「投資すればもうかる」。ジャパンライフのみならず、過去の出資法違反事件ではおなじみのフレーズである。もしA社が過去の事件と同様、高配当をうたって出資金を募る行為をしていれば刑事事件に発展する可能性もあるが、捜査の手が及ばないように、巧みな“偽装工作”もしていたという。

「勧誘する相手に対して出資金への配当を約束すればアウトですが、A社の場合は違った。なんでも、ホテルを利用するクーポン券を出資者に還元するというんです。そして会社側がこのクーポン券を買い取ることで、実質的な配当にするというやり方です。おそらく、出資法違反に問われないために考え出したスキームでしょう。ただ、クーポン券の売買には古物商の資格が必要で、A社がその資格を取得している気配はなかった。それも詐欺と疑った要因のひとつです」(同)

 繰り返される投資詐欺の被害。うっかり出資して泣きを見ないためには、甘い誘いに乗らないことが肝要だ。

俳優・斎藤洋介がオレオレ詐欺被害……ささやかれる“アルコール依存症疑惑”の現在

 昨年末に、100万円のオレオレ詐欺の被害に遭っていた俳優の斎藤洋介が、民放各局をジャックしている。

 生出演した5日放送のフジテレビ系『直撃LIVEグッディ!』では事件当時を赤裸々告白。次男を名乗る男から妻の携帯電話に「未成年の女性を妊娠させてしまった」とあり、500万円を要求されたという。

 斎藤は「すぐには用意はできない」と話し、だんだん値段を下げ、最終的には100万円を用意することを約束。妻が次男の代理人を名乗る人物に現金を手渡してしまった。

 斎藤は「舞台の稽古をしていて、おもしろおかしい話として『こんなことになっちゃってさ』と話していたのが広まってしまった」と明かした上で「誤解されると困るんですが、お金で済む話で息子が楽になるなら、なんとかしてやりたいなと(思った)」と述べた。

 オレオレ詐欺被害に遭った俳優が、実名&顔出しでテレビに出るのは極めて異例。業界では「そもそも論」として、次のような話も広まっている。斎藤を知る芸能マネジャーの話。

「斎藤さんはお酒が大好きで、アルコール依存症すら疑われるレベル。“酒好き”は業界でも有名で、前日の酒が抜けないまま稽古に参加したり、顔面蒼白でトイレに駆け込むこともしばしば。詐欺電話がかかってきた時はシラフだったのかな? 酔って頭が回らない時の出来事なら仕方がないような気もする」

 斎藤は数年前にもオレオレ詐欺に遭う寸前だったことを明かし、その時は長男を名乗る男から現金を振り込む指示を受けたが、振り込む直前に長男と電話をしたので、被害に遭わずに済んだという。しばらくおとなしくした方が良さそうだ。

後継者・かおりが話題の細木数子、ハズレだらけも、唯一当たった羽賀研二詐欺事件の裏側

 あの細木数子の“後継者”の登場が、話題となっている。

 2月4日に放送された『しゃべくり007 2時間SP』(日本テレビ系)に、細木の娘・細木かおり氏が出演したのだ。

「“娘”といっても、元々は妹に生まれた長女でしたが、自分の娘のようにかわいがってきた細木は、自分のお墓を継承してほしいと、3年前に養子縁組して娘にしたとのことでした。まだ細木ほどの毒気はないものの実に堂々としたもので、しっかり六星占術も継承しており、しゃべくりメンバーたちに母譲りのズバリ直言で迫る姿は、タレント性十分。今後、セミリタイア状態にある細木に代わってメディアへの登場機会が増えそうです」(テレビ雑誌記者)

 細木は、「ライブドアの株が5倍になる」と言った1カ月後に、堀江貴文社長(当時)が逮捕され株価が10分の1になったり、かわいがっていた元横綱・朝青龍に「いずれ相撲協会の理事長になる」と予言するも、不祥事続きで退職したりと、さまざまな予言が賛否を呼んだ。

 だが、いまになって「当たっていた」と指摘される、こんな予言がある。

 先日、出所直前に獄中逮捕されたことが明らかになった、羽賀研二についてである。

 2005年2月、宝石ビジネスの好調が伝えられ、数億円もあったという借金を完済したといわれるようになった中、羽賀は細木のレギュラー番組『ズバリ言うわよ!』(TBS系)に呼ばれたのだった。

「細木の前でも、『家のローン以外の借金を完済した』と話した羽賀に、細木は、『あんたはまだ返していない。そんないいカッコして言ったら、自分が苦しくなる。先に進もうにも、次に信用してホンモノの仕事をしようとしていることが、できなくなる。だから早く返すことです』と叱りつけて、羽賀のウソを暴き、さらに、『世間を欺いたとき、ちょっとした噂のボロから大きな穴になってドボンになるから。今日、お会いしたのは、それを言ってあげようと思って』と話していたんです」(芸能記者)

 まさに、07年の未公開株詐欺事件を予言していたかのようだった。だが、占いで見えた未来、というわけではなかったようだ。

「実は、宝石ビジネスは羽賀が単独で始めたものではなく、ある消費者金融の副社長の未亡人がカネを出してやらせていた仕事でした。細木は、莫大な遺産を相続したその未亡人と親交があり、羽賀のビジネスについてもよく話を聞いていたそうで、羽賀の借金の状況についても情報を持っていたのでしょう。『周りをキレイに掃除しなきゃ、いろんな面で。これ以上話していると、いろいろ、言っちゃうよ。この辺にしとこうよ』と、完済したとアピールする裏で、羽賀が相当にヤバい橋を渡っていることについても、何か知っていたようでした」(同)

 その2年後、羽賀は細木の『幸せって何だっけ カズカズの宝話』(フジテレビ系)にも出演しているが、その際には、「(借金が)まだちょっとある」と言う羽賀に、「55歳からが宿命大殺界」だと注意を促していた。

「当時の羽賀は45歳。宿命大殺界まで10年ありましたが、大殺界を待つこともなく、羽賀はこの番組に出演直後に逮捕されました。予言にあった55歳は沖縄刑務所の中で迎え、今回、57歳で獄中再逮捕。こちらは、大殺界のさなかに悪事がバレたかっこうです」(同)

 これを当たったと見るかどうかだが……。

「細木によれば宿命大殺界は、なんと20年も続くといいますからね。羽賀ほどのワルでなくとも、悪いことの1つや2つは起きるものですからビミョーです」(同)

 娘のかおり氏は、今後、どんな活躍を見せるのか――。

故・西城秀樹さんを苦しめた「詐欺事件」と「フランス芸術文化勲章」授与の動き

 5月16日に急性心不全で死去した歌手、西城秀樹さんの葬儀・告別式が同26日、東京・青山葬儀所で営まれ、大会場コンサートが開催できそうなほどのファンが参列した。現場にいた記者が「行列の人数を途中4,000人ぐらいまでカウントしたんですが、あまりの多さに数えるのをやめた」と言っていたほどだ。

 中には海外から急きょ飛行機で来日して長蛇の列に並んだ人もいて、フランス在住の日本人女性もそのひとり。話を聞くと「彼が生きている間に芸術文化勲章を受章できるよう働きかけていた」という。

「詐欺事件で騙されたのが気の毒で、秀樹さんが受章をしたがっていたのなら、それをかなえてあげたいじゃないですか」

 西城さんは5年前、俳優・市村正親の元マネジャーである60代女性から「フランスの芸術文化勲章コマンドゥールを受章できる」と持ちかけられ、関係者への謝礼という名目で720万円を騙し取られたことがあった。

 女性は、もともと面識のあった西城さんのマネジャーに直接話を持ちかけたという。ただ、この女性は「一部関係者間では、これ以前から詐欺師として知られていた」と業界関係者。

「聞いた話では、高級クラブに勤めて人脈を広げ、知り合った相手に何かと詐欺をやっていたらしく、芸能プロを経営しているという肩書で、あるときにはテレビのワイドショーのプロデューサーに大物芸能人との出演仲介として“手付金”を騙し取ったことがあったとか。ほかにもメディアにも多数出ている有名なIT実業家に女性タレントとの“デート代”として数百万円、政治家に選挙のウラ集票代で1,000万円とか取っていたという怪しい話がたくさん聞かれました。ただ、被害に遭ってもトラブルを表沙汰にしたくないような人物がターゲットに多かったことで、なお詐欺行為が続いていたようです」(同)

 しかし、西城さんには「受章すれば30万ユーロの賞金が出るが、関係者には慣例の献金をしなくてはならない」などと言って金を騙し取った件が詐欺容疑で立件され逮捕後に有罪となっている。

 コマンドゥールはフランス文化省が運営する文化勲章の最高章で、歌手ではシャンソンを日本に広めた石井好子が92年に受章したほか、2007年に歌舞伎役者の市川團十郎、10年に映画監督の北野武、11年に女優の岸惠子らが授与されている。西城さんは70年代に「傷だらけのローラ」のフランス語バージョンを海外でヒットさせており、「受章してもおかしくはない」と思わせるところがあったのかもしれないが、これに心を痛めたのが前述のファン女性だ。

「秀樹さんは2度(03年、11年)脳梗塞になって、その後は死を覚悟して自分でお墓を買って“終活”していたほどだったので、後世に名前が残る文化勲章の受章に欲が出たのかもしれません。闘病中の彼を励ましたいとの思いからスタッフが話を信用してしまったというウワサもありますし、だったらその思いをくんで受章に協力できないかと思ったんです」

 女性は10年ほど前、外交官の夫とフランスに移住、その夫を通じてフランス文化省に西城さんの受章を推薦する働きかけを続けていたという。

「文化省は過去、移民問題を鎮静化させるための融和政策で、各国の歌手を招いた音楽フェスティバルを開き、これがワールドミュージックのブームにつながったこともあったんです。テロが相次いで以来、フランスでは音楽コンサートの集客がかなり落ち込んでいて、文化省がいろいろと対策に動いていたので、秀樹さんがそこに協力すれば受章のきっかけになるかもしれないと思い、新しいイベント企画を提案したんです。昨年はアメリカのロック歌手イギー・ポップが勲章を授与されていたので、そのシーンを見て秀樹さんもそこに並んでいたらなと思っていたんです」

 昭和のスター、西城さんが歌った曲の大半は日本語だが、国外の人々が聴いても受け入れられそうな曲はたくさんあった。前出の女性はこれからも「別の形で秀樹さんの遺したものを世界に伝える活動したい」と言っている。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

“カリスマ実業家”が投資詐欺で逮捕! 元セミナー参加者の生々しい声を聞いた

 一部でカリスマ視されていた実業家が、投資詐欺事件で逮捕された。男性2人から約4,000万円を騙し取ったとして出資法違反容疑で逮捕されたのは、全国100店舗以上のパソコン教室を展開する「キュリオステーション」の創業者、石川仁容疑者。2015年まで同社の取締役だった石川容疑者は現在、別会社の役員を務めていたが、まだキュリオ役員だった15年に「月利1.5%の投資枠、元本保証あり」といった話を持ちかけて金を集めていたとされる。11年以降はビジネスセミナーを頻繁に開催し、計13人の参加者から2億円以上を集めていたというが、投資の実態はほとんどなく、集めた金を生活費に使っていたとみられている。

 これには、容疑者を「雲の上の人」とあがめていたセミナー参加者も絶句。「いまだに信じられない」と話す。

「石川先生に『あなたには才能と素質がある』と言われ、通常の受講料を免除されていたんです。“スーパー経営者”からそんなふうに言われていたので、お金が貯まったら石川先生の投資に乗ろうかと思っていたところです」(セミナー元参加者)

 このセミナー参加者は飲食店を経営しており、店舗拡大の相談をしたのが石川容疑者との付き合いの始まりだった。「逮捕されていなければ、500万円を投資していたかもしれない」と話す。

 石川容疑者が行っていたセミナーは、サクセスナビゲーションなる組織による「成功学(サクセスメソッド)」なるもので、44項目のビジネス・トレーニングを学ぶという内容。月額3,000円ほどで月1~2回の講義が受けられる格安な価格設定だったため、多いときで400人もの受講者がいたという。ただ、その後に投資話を持ち掛けていた経緯を考えると、石川容疑者にとってセミナーの目的は集金のための“カモ探し”だった可能性がある。

 セミナーの配布資料にある石川容疑者のプロフィールは、20歳で外資系企業の「BBCグローバル」に入社し、25歳で「タイム系ライフ・エデュケーション」にヘッドハンティングされ、30歳で独立起業。03年に「デジタルプラザのフランチャイズシステム」を始め、「4年間で生徒数2万人、13年に全国135店舗」のパソコン教室を成功させ、ハワイでの会社設立で180回以上の渡航をし、05年に首都圏60万部のフリーペーパーを発行、09年に広告ビジネスの「MEDIA-MIX」やネット書店を始め、セミナーには1万人以上の参加者がいる……とあり、敏腕ビジネスマンと見られていた。

「参加者には、聞いたことのある企業の役員もいましたが、一昨年の夏ごろにセミナーが急になくなって、様子がおかしかったです。携帯電話に連絡しても、石川先生は『海外事業が忙しくて、セミナーをやる時間がない』と言っていました。そのときも『事業に出資してほしい』と言っていましたね。でも、参加者間では『投資の金が戻ってこない。逃げている』というウワサが広まっていたんです」(前出の元参加者)

 このセミナーがビジネスマンの集まりとあって、参加者同士が広く名刺交換していたのが救いだった。ある投資者が「配当金の支払いがなくなり、金も戻ってこないので、警察に行く」という話をし、石川容疑者の悪評はすぐに広まったという。

 一定の実績があり、ビジネスマンからも一目置かれていた石川容疑者。今回の逮捕で、すべてを失ってしまうことになりそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

中国・慈善団体の募金詐欺行為が発覚! 疑惑の発端となった“凡ミス”とは?

 日本でも繁華街の路上などで募金詐欺が跋扈しているが、中国ではさらに大掛かりな事件が多発しており、社会問題となっている。今回、中国で募金活動を行っていた組織が、あまりにもいい加減な運営を行っていたため、募金詐欺だったのではないかと疑いが出ている。

 政府系メディア「人民日報」(12月26日付)によると、深セン市に事務所を置く「愛佑未来慈善基金」という慈善団体がインターネット上で行っていた募金活動に、詐欺疑惑が浮上しているという。

 この団体は、閲覧者が自分の誕生日を入力すると、同じ誕生日に生まれた経済的支援が必要な児童の写真が表示され、1元(約16円)から募金ができるというサイトを運営していることで知られていた。しかし、市民から寄せられた通報により、その化けの皮がはがれることとなってしまった。

 その通報によると、このサイト上で異なる誕生日を複数入力した場合でも、同じ児童の写真が別の氏名とともに表示されるというのだ。当然ながら、誕生日は一人ひとつなわけで、こんなことはあり得ないが、同サイトでは少なくとも6人の児童が、複数の名前と誕生日を持つことになっていたという。さらに中には、世の中に存在しない「2009年2月29日生まれ」の児童の写真も確認できたという。

 人の善意につけ込んだ詐欺行為自体もさることながら、そのずさんな手口にも開いた口がふさがらない。

 メディアで今回の件が報じられると、中国民政部(日本の総務省に相当)はこの団体への業務停止を直ちに命じ、詐欺の疑いで捜査を行うことを発表した。

 この団体はこうした手口でこれまで255万元(約4,400万円)を集めていたとされ、今後、募金で手にした金の流れなどの解明が進められるという。中国では数年前に中国赤(紅)十字会の幹部を自称していた女性が、高級車を購入する様子や人気リゾート地で豪遊する様子をネットにアップし、寄付金を横領していたのではないかと中国赤十字会に非難が集まる事件が発生している。

 中国赤十字会は即座にこの女性の存在そのものを否定したがその後、中国赤十字会にはほとんど寄付金が寄せられることはなくなり、こうした慈善団体への信用が日に日に失墜している顕著な例となっている。

 寄付文化が日本よりも浸透しているという中国だが、その分、人の善意につけ込むこうした犯罪も多いのかもしれない。
(文=青山大樹)