通学服で11万円超えの出費! レーザーでシミ取り、プロに眉カット……小5愛娘の新学期準備

 新年度が始まりました。経営する駒沢の森こども園は、3月から慣らし保育を行っていた園児が多かったせいか、保育園の外に泣き声が漏れるようなことはなく、すんなり始まった新年度。保育園としては、時間差入園が理想的ですね。もう1つ経営している衾の森こども園は、4月上旬入園、下旬入園とうまい具合に分かれてくれました。

 前回、このコラムで書いたギリギリの時期に入園をキャンセルされた穴は、保育園の前に置いた「ご自由にお持ちください」のチラシで解決されました。衾の森は駅チカ保育園なので、人通りが多く、チラシボックスに入れた入園案内を持ち帰ってくれた人が入園してくれたんです。金曜日に、たくさんチラシを入れても、月曜日に見ると空になっていたので、冷やかしを含め見てくれているのだと実感はしていました。いやー、チラシ宣伝はバカにできないですよ。最初の保育園をオープンした時も、園児集めにチラシボックスを置いていましたが、最近は調子ぶっこいて初心を忘れかけていたので、ドタキャン事件はいい薬になりましたね。ホント戒めになったわぁー。

毎日2園を何度も行き来しています

 毎年3月31日は、旅立つ子を送り出す日なので、1年の中でも特別な日です。小学校、インター、幼稚園、他園……行き先はさまざまなのですが、入園し、通ってくださった方たちに、とても感謝しています。7年前に素人が始めた保育園+誤解されやすいキャラの私が経営している悪条件の保育園なのに、「角川だったらおもしろいことをやってくれるに違いない」「親目線だから安心」といった決め手で入園してくれた方などなど、感謝の気持ちでいっぱいです。園児と保護者全員の期待に応えられたかはわかりませんが、「第二のお家」をモットーに、毎日スタッフ全員頑張っています。

 1日のうちに2つの保育園を何度も行き来する日もあるなど(通常は午前・午後で移動)、私は完全に“中の人”なのですが、先日見学に来た人に、「角川さんがいるんですね!」と驚かれてしまいました。どうやら、「オーナー業」に専念していると思われていたみたいです(笑)。今年度から2つの園の合同グループレッスンが始まるので、ますます頭の中は保育園のことでいっぱい。4月は私立小の業者向け(幼児教室など)説明会が多く実施され、私も足を運ぶことになっているので、忙しくなりそうです。学校によっては土日に説明会があり、ただ行くだけではなく、今年度の入試について出題傾向を聞いたり、場合によっては終了後も質問したりします。その内容を、保育園で行っているレッスンのペーパーに反映させるので、もう1人自分がほしいくらいです。

 小学5年生の娘は、今日から新学期です。小学校から高校まで、4・4・4制の学校なので、今日から中学部の校舎へ変わります。5年生ですが気分は中学生という感じで、私服の学校に通う娘は、ランドセルからナップザックに変わり、服装もワンピースからブレザーに変化です。制服がないといっても、結局は制服っぽくしないといけないので、イーストボーイでブレザーとスカート2枚+シャツ2枚+靴下+靴+リボンを購入したら、なんと11万円超え! 泰明小学校のアルマーニ9万円が安く感じます。結局、制服より高くついてしまいました。

 また、気分は中学生の娘は、湘南美容外科のCMを見て、「私もシミ取りたい」と言い出し、仕方なく行きつけの美容外科に連れ行って、一番大きいシミだけレーザーで取ってもらうことに。容姿が気になるお年頃で、「眉カット」もメイクさんにお願いしました。本当は「その前に痩せろ」と言いたいけど、思春期の子にはとても言えないです(笑)。正直、どう接したらいいかわかりません。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

直前に保育園入園キャンセル! 来年度から「どうしても入りたい園」にする新企画始めます!!

 年度末でバタバタしている毎日です。来年度のしおり(ルールやお願いが書かれています)を作成したり、新しい企画(お勉強レッスン)を具体化したり、そんな感じのことをしています。

 いやー、ホント入園関連で怒り狂いそうなことが何度もあったので、紹介してみたいと思います。初めて読む人がいるかもしれないので、保育園の構成からわかりやすく書きますね。

 私が直営で経営している保育園は、7年前にオープンした「駒沢の森こども園」と、今年度4月10日にオープンした「衾の森こども園」の2つなのですが、駒沢の森は、何年もやっていて、メディアに何度も取り上げられている有名園だけに、「理念に賛同し、どうしても入りたい人」が入園の申し込みをしてきます。なので、31年度までの申し込みが終了している状況です。有名だからこそ、とりあえず入園金を入れて申し込みをしている人の中には、引っ越しや海外赴任、転勤になりキャンセルということも多々あるのですが、基本、角川の森(私の保育事業全般)の賛同者なので、迷惑の掛からないように配慮をして、わかった時点で連絡をしてくれます。その場合、スムーズにキャンセル待ちの人に連絡ができるので、ダメージが少なくて済みますから、まだ救いがあります。

 問題なのは、「衾の森こども園」です。まだまだ知名度が低く、「どうしても入りたい」ではなく、「認可に入れなかったら入園する」人もいて(オープンの時に入園していただいたメンバーは、この連載で集めたようなものなので賛同者)、すでに入園面談が終わったにもかかわらず、「認可の二次に入れたので……」と、この時期(3月17日)になって連絡をしてきます。だったら、見学や面談の時に「認可に申し込みをしているので、キャンセルするかもしれません」と言ってくれれば、その時点で園児を多く取りましたよ。プロの勘で、「このスペックなら認可に入れるだろうな」とかわかりますからね。いまさらキャンセル待ちの人に連絡しても、当たり前ですが、うちに入園ができないとわかった時点で、4月から入れる園を探しているので、「ほかの保育園に決まりました」となるわけです。

 それが何人も続いたので、「神様からのメッセージなのかも」とまで感じてしまいました。予約していたレストランや美容院をキャンセルすることが多いから、因果応報なのでしょうかってね(笑)。はい、これからは確実な時以外の予約はしません!

 で、そこで考えたのが、角川の森をもっともっと「どうしても入りたい園にする」ことでした。具体的にいうと、今以上に「お受験保育園」部分を特化させて、うちの保育園を知らない層に知ってもらうことが重要なのではと思います。うちの園は、私立小へ推薦制度もあるし、保育園と幼児教室を合わせたものだということを、発信&宣伝しないといけないなと考えます。

 ということで、来年度から新しいことを始めます。年少~年長を対象とした、駒沢の森こども園と衾の森こども園の合同グループレッスンを週1で行います。衾の森の先生(某有名お受験幼稚園に14年間勤務後、入社)が担当するので、駒沢の森の園児さんは、私が東急バスで引率して衾の森に移動します。レッスン後は通常の預かり時間まで衾の森で過ごし、保護者には衾の森に迎えに来てもらいます(衾の森は駒沢の森から徒歩で12分+駅前なので可能と判断)。

 内容は、はさみ、絵画(自由画・課題画)、劇遊び、楽器、発表、集団遊びで、お受験する子はもちろん、しない子であっても就学準備としてバッチリです。合同にすることで、同年代の子と学ぶ&遊べますし、「できる子」を見て刺激される環境。「幼稚園に行った方がいい?」と悩む人もいるかと思いますが、このレッスンを行うことで、幼稚園以上の習得ができるようになります(うちの園には、バリバリのお受験女子園児がいるので、その子を見て『もっと向上したい』と思ってほしいというのが狙いでもあります、笑)。小学校に入った時、「角川の森に通っていて良かった」と思っていいただける園になるよう、来年度も頑張ります!

 バンバン有名校に合格してくれれば、一瞬で園の知名度は上がりますね。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

直前に保育園入園キャンセル! 来年度から「どうしても入りたい園」にする新企画始めます!!

 年度末でバタバタしている毎日です。来年度のしおり(ルールやお願いが書かれています)を作成したり、新しい企画(お勉強レッスン)を具体化したり、そんな感じのことをしています。

 いやー、ホント入園関連で怒り狂いそうなことが何度もあったので、紹介してみたいと思います。初めて読む人がいるかもしれないので、保育園の構成からわかりやすく書きますね。

 私が直営で経営している保育園は、7年前にオープンした「駒沢の森こども園」と、今年度4月10日にオープンした「衾の森こども園」の2つなのですが、駒沢の森は、何年もやっていて、メディアに何度も取り上げられている有名園だけに、「理念に賛同し、どうしても入りたい人」が入園の申し込みをしてきます。なので、31年度までの申し込みが終了している状況です。有名だからこそ、とりあえず入園金を入れて申し込みをしている人の中には、引っ越しや海外赴任、転勤になりキャンセルということも多々あるのですが、基本、角川の森(私の保育事業全般)の賛同者なので、迷惑の掛からないように配慮をして、わかった時点で連絡をしてくれます。その場合、スムーズにキャンセル待ちの人に連絡ができるので、ダメージが少なくて済みますから、まだ救いがあります。

 問題なのは、「衾の森こども園」です。まだまだ知名度が低く、「どうしても入りたい」ではなく、「認可に入れなかったら入園する」人もいて(オープンの時に入園していただいたメンバーは、この連載で集めたようなものなので賛同者)、すでに入園面談が終わったにもかかわらず、「認可の二次に入れたので……」と、この時期(3月17日)になって連絡をしてきます。だったら、見学や面談の時に「認可に申し込みをしているので、キャンセルするかもしれません」と言ってくれれば、その時点で園児を多く取りましたよ。プロの勘で、「このスペックなら認可に入れるだろうな」とかわかりますからね。いまさらキャンセル待ちの人に連絡しても、当たり前ですが、うちに入園ができないとわかった時点で、4月から入れる園を探しているので、「ほかの保育園に決まりました」となるわけです。

 それが何人も続いたので、「神様からのメッセージなのかも」とまで感じてしまいました。予約していたレストランや美容院をキャンセルすることが多いから、因果応報なのでしょうかってね(笑)。はい、これからは確実な時以外の予約はしません!

 で、そこで考えたのが、角川の森をもっともっと「どうしても入りたい園にする」ことでした。具体的にいうと、今以上に「お受験保育園」部分を特化させて、うちの保育園を知らない層に知ってもらうことが重要なのではと思います。うちの園は、私立小へ推薦制度もあるし、保育園と幼児教室を合わせたものだということを、発信&宣伝しないといけないなと考えます。

 ということで、来年度から新しいことを始めます。年少~年長を対象とした、駒沢の森こども園と衾の森こども園の合同グループレッスンを週1で行います。衾の森の先生(某有名お受験幼稚園に14年間勤務後、入社)が担当するので、駒沢の森の園児さんは、私が東急バスで引率して衾の森に移動します。レッスン後は通常の預かり時間まで衾の森で過ごし、保護者には衾の森に迎えに来てもらいます(衾の森は駒沢の森から徒歩で12分+駅前なので可能と判断)。

 内容は、はさみ、絵画(自由画・課題画)、劇遊び、楽器、発表、集団遊びで、お受験する子はもちろん、しない子であっても就学準備としてバッチリです。合同にすることで、同年代の子と学ぶ&遊べますし、「できる子」を見て刺激される環境。「幼稚園に行った方がいい?」と悩む人もいるかと思いますが、このレッスンを行うことで、幼稚園以上の習得ができるようになります(うちの園には、バリバリのお受験女子園児がいるので、その子を見て『もっと向上したい』と思ってほしいというのが狙いでもあります、笑)。小学校に入った時、「角川の森に通っていて良かった」と思っていいただける園になるよう、来年度も頑張ります!

 バンバン有名校に合格してくれれば、一瞬で園の知名度は上がりますね。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

小学校受験に向けて、年長さんから“留学”も!? 「初めての場所」に慣れるための練習です!

 2月後半くらいから、入園に向けての面談が始まりました。3月から慣らし保育を行う場合、2月面談となります。4月スタートの場合は3月面談です。駒沢の森こども園の場合、2年前に見学をしている人が入園するのですが、当時妊娠3カ月で、いま2歳なんてこともあります。2年前サイクルの予約は、ちょっと無理があるのかも。

 とりあえず平成31年までは園児が決まっているので、今後の入園希望者は全て「キャンセル待ち」にしようかと思います。キャンセルが出た時点で、見学→契約→入園。年度の途中で引っ越し&海外赴任などでちょこちょこ抜けていくので、毎年空きは必ず出ます。キャンセル待ちの連絡の際、「サイゾーウーマンの読者で……」的なコメントがあれば、「んじゃ、すぐ見学きます?」って言うので、アピールメールをお待ちしております! こちらも人間なので、合う保護者を求めています。保育理念に共感していただける方が一番ですね。

お受験に向けて“留学”制度もあります!?

 現在、直営で2園経営しているので(歩いて12分の距離!)、お受験が近くなったらお互いの園に行って、初めての場所でも対応できる力をつける練習ができたらいいなと思っていました。ある時、「お教室だとびっくりするくらい声が小さくて困っている」というある親御さんの話を聞いて、「年長になったら、留学(もう1つの園の方に)してみましょうか?」と提案したところ、話がとんとん拍子に進み、7営業日“留学”をすることになりました。

 で、本日初日。その子は、朝は気乗りしない様子で登園してきましたが、お返事、お着替え、歯磨き一番(さすが、駒沢の森の星)、お散歩では「疲れちゃった」を連発していましたが、お姉ちゃん風を吹かせて、小さい子の面倒をよく見てくれました。駒沢の森で育った子は、どこに出しても恥ずかしくない良い子です。1歳から丁寧にこの子の保育ができてうれしいです。“留学”中だからこそ、明日はニコニコで登園してくれればいいなあ。

 最近、シッター事業部「森のナーサリー」の立ち上げ時代を支えてくれたスタッフが、ベビーシッターとして独立するので退職しました。前もってわかっていたし、入社時から、近い将来独立したいと言っていたので心の準備はできていたのですが、気に入っていたスタッフだったので堪えましたよ。ベビーシッターとして応募があり、私が一目惚れをして、事務スタッフ兼ベビーシッターとして働いてもらっていました。面接に来て、一目惚れなんて後にも先にも彼女しかいないと思っています。美人(人間見た目が9割)、字がきれい、落ち着いた年齢、人間性の良さが顔に出ている、何よりオーラがきれい!

 ちなみにベビーシッターの独立とは、自分の顧客(定期利用者)+ブログなどで発信し、新規顧客を捕まえる+ベビーシッターマッチングサイトに登録などを行い、ベビーシッターを生業として生きていけるレベルにあることを指します。うちの会社にも、ベビーシッターとして独立しているけど、もっと稼ぎたい! ってことで、空いている時間に働いている方もいます。やっぱりデキるシッターさんは、自分で起業していますね。

 娘が保育園に入る前に、ベビー用品大手Combiが運営する派遣ベビーシッター(現在は個人向け派遣は休止)をたまに利用していましたが、いま思うと大手じゃなくても素晴らしい人はいますし、時間があれば根気よく探すこともできたのかな。個人のシッターさんは、金額的にも大手より安く設定されていますし、利用しやすいかと思います。ただ、保険に入っているか、何かあった場合が心配なので、私は個人より法人の方が安心という考えなのですが。

 また、一目惚れするシッターさんと出会いたいです! 応募課金制(応募があった場合、掲載料を支払う)で常に求人を出しているのですが、途中で連絡がつかなくなったり、面接に現れなかったり、男だったりすると(男は採用しないのですが、求人に書くことできない決まりがあります)、毎回泣きたい気分になっています。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

早生まれの子どもは、幼稚園ではなく「迷わず保育園」! 小学校受験対策も工夫が必要です!!

 保育園はおもらしをしても、うんこを漏らしても、何でも対応してくれますが、幼稚園だと本当に困ると思います。なので、最初から内々に基準を決めていてもおかしくありませんよね。私の個人的な考えは、出物腫れ物ところ嫌わず、早生まれなら保育園を迷わず選択しましょう! というもの。幼稚園なら2年保育、定員割れしている園なら3年保育でもアリです(結構随時募集している幼稚園があります)。

 小学校受験は早めに情報収集し、タイミングに合わせてやることを決めるべき。例えば、親子でできること(読み聞かせ、お話の記憶、ボキャブラリーを増やす練習)から始め、いわゆるペーパーは後に回すようにしたり、手先が器用ならハサミや制作を先にし、運動が得意なら、ボールをついたり、スキップ、前転の練習を先にするなど、トータルで見た時に帳尻が合えばいいのです。合格しちゃえば、娘のように2年間で、ほかの子と差を感じなくなるわけですからね。うちは学童感覚で内部進学のために個別指導塾に通わせていますが、「ほかの子に追いつく→上位になる」と目標が変わってきて、子ども自身も日々のまとめ方とテスト勉強が自然とできるようになっていきました。

 保育園の先生は月齢について良くも悪くも敏感。たくさんの子どもを見た経験があるので、「この月齢にしては●●だね」と言いますが、それでどうなるかってわけではないのが保育園です。幼稚園の先生は「どうしよう! 上の先生と相談しないと!」と慌てると思いますが。幼稚園を受験する常識として、オムツが取れている、1人で大の始末ができる、お弁当が手伝いなしで食べれる、指しゃぶりしないぐらいは親判断で受験基準にしてほしいです。世の中にはいろんな親がいるので、学校の判断(合否)は大事だと思いますね。

 子育てを思い返すと、8歳ぐらいから1人でできることが大幅に増える気がします。6歳から電車通学をしているので、急成長したのだと思いますが、例えば……

◎学校が早帰りの日でも、コンビニやデパ地下で昼食を買って、家で食べることができる(学校は保護者が働いているという理由なら、乗り換え駅や最寄り駅で買うのはOK)
◎風邪で学校を休んでも、1人で過ごすことができる(親は仕事に行けます。もちろん病状にもよりますが、時短なら可能)
◎土地勘のない場所でも待ち合わせができる(地下鉄を降りて、新幹線乗り場の改札前で! といった待ち合わせも可能。キッズスマホのグーグルマップで、大阪で待ち合わせしたこともアリ)
◎飛行機や新幹線の席は隣同士でなくてもOK(隣同士に越したことはありませんが、角川家は急に旅へ出るので、娘は納得しています)
◎夏休みなど、学童に頼らなくていい(小2の冬休みから行かなくなりました。同じ学校の先輩は学童を見学した際、『うるさく感じた』そうで、小1から1人で過ごしていたとのこと)

 うちは特殊な家なので、親が安心したくて、娘を早く成長させてしまったのかなと思いますが、娘の方も「やってみる!」「大丈夫だよ」と言ってくれます。知らないうちに、娘というより「小さいお友達」みたいなになっているのかもしれません。特に、娘が高級鮨のカウンターに堂々と座れるようになった時、友達感覚が目覚めてしまいました。親としてはいけないことでしょうか?(誰か教えて! 尾木ママに怒られそう!)

 娘は若干思春期入っていますが、「テストでほぼ100点取れれば、指定校推薦で有名大学行けるし……」「お母さんとの約束を守れば怒られない」と思っているので、娘自身が「ポイントを外さなければ大丈夫」とドライに考えているようです。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

早生まれの子どもは、幼稚園ではなく「迷わず保育園」! 小学校受験対策も工夫が必要です!!

 保育園はおもらしをしても、うんこを漏らしても、何でも対応してくれますが、幼稚園だと本当に困ると思います。なので、最初から内々に基準を決めていてもおかしくありませんよね。私の個人的な考えは、出物腫れ物ところ嫌わず、早生まれなら保育園を迷わず選択しましょう! というもの。幼稚園なら2年保育、定員割れしている園なら3年保育でもアリです(結構随時募集している幼稚園があります)。

 小学校受験は早めに情報収集し、タイミングに合わせてやることを決めるべき。例えば、親子でできること(読み聞かせ、お話の記憶、ボキャブラリーを増やす練習)から始め、いわゆるペーパーは後に回すようにしたり、手先が器用ならハサミや制作を先にし、運動が得意なら、ボールをついたり、スキップ、前転の練習を先にするなど、トータルで見た時に帳尻が合えばいいのです。合格しちゃえば、娘のように2年間で、ほかの子と差を感じなくなるわけですからね。うちは学童感覚で内部進学のために個別指導塾に通わせていますが、「ほかの子に追いつく→上位になる」と目標が変わってきて、子ども自身も日々のまとめ方とテスト勉強が自然とできるようになっていきました。

 保育園の先生は月齢について良くも悪くも敏感。たくさんの子どもを見た経験があるので、「この月齢にしては●●だね」と言いますが、それでどうなるかってわけではないのが保育園です。幼稚園の先生は「どうしよう! 上の先生と相談しないと!」と慌てると思いますが。幼稚園を受験する常識として、オムツが取れている、1人で大の始末ができる、お弁当が手伝いなしで食べれる、指しゃぶりしないぐらいは親判断で受験基準にしてほしいです。世の中にはいろんな親がいるので、学校の判断(合否)は大事だと思いますね。

 子育てを思い返すと、8歳ぐらいから1人でできることが大幅に増える気がします。6歳から電車通学をしているので、急成長したのだと思いますが、例えば……

◎学校が早帰りの日でも、コンビニやデパ地下で昼食を買って、家で食べることができる(学校は保護者が働いているという理由なら、乗り換え駅や最寄り駅で買うのはOK)
◎風邪で学校を休んでも、1人で過ごすことができる(親は仕事に行けます。もちろん病状にもよりますが、時短なら可能)
◎土地勘のない場所でも待ち合わせができる(地下鉄を降りて、新幹線乗り場の改札前で! といった待ち合わせも可能。キッズスマホのグーグルマップで、大阪で待ち合わせしたこともアリ)
◎飛行機や新幹線の席は隣同士でなくてもOK(隣同士に越したことはありませんが、角川家は急に旅へ出るので、娘は納得しています)
◎夏休みなど、学童に頼らなくていい(小2の冬休みから行かなくなりました。同じ学校の先輩は学童を見学した際、『うるさく感じた』そうで、小1から1人で過ごしていたとのこと)

 うちは特殊な家なので、親が安心したくて、娘を早く成長させてしまったのかなと思いますが、娘の方も「やってみる!」「大丈夫だよ」と言ってくれます。知らないうちに、娘というより「小さいお友達」みたいなになっているのかもしれません。特に、娘が高級鮨のカウンターに堂々と座れるようになった時、友達感覚が目覚めてしまいました。親としてはいけないことでしょうか?(誰か教えて! 尾木ママに怒られそう!)

 娘は若干思春期入っていますが、「テストでほぼ100点取れれば、指定校推薦で有名大学行けるし……」「お母さんとの約束を守れば怒られない」と思っているので、娘自身が「ポイントを外さなければ大丈夫」とドライに考えているようです。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

とっさに頭を防御した園児にショック! 子どもへの「体罰」「言葉の暴力」は異常な行為です!!

 気づいたらもう節分ですね。「駒沢の森こども園」は、毎年同様“鬼さん”が来て、子どもたちをたくさん泣かせる予定です。「衾の森こども園」は、クリスマス会の時、子どもがサンタで大泣きをしたので、今年は様子見ですが、おやつは恵方巻を用意しています。

 そろそろ新年度が視野に入ってきて、慣らし保育を3月から希望するお子様と面談をしたり、キャンセルが出た場合、誰に連絡するかなど、準備をしたりしています。園で使う連絡帳やシール帳を購入すると、もう春だなと思いますね。保育園を経営していると、節目は1月ではなく4月です。スピリチュアル的にいえば、節分が節目なので、個人的には節分を目安に準備をしています。

■ポジティブな言葉で言霊シャワーを

 最近ショックなことがありました。園児に少し上からの姿勢で接したら、その子がとっさに頭を防御してきました。保健所で怯える犬を思わず想像してしまいましたよ! この子はきっとお家で打たれているのだと思います。キャリアのある先生も「お父さんかお母さんに打たれているね」と言っていたので、私と同じことを感じているのでしょう。いつも緊張した動きをしているし(ゼンマイで動く人形のよう)、ストレスを感じながら生きているのかもしれません。両親はAIっぽく、実際に超高学歴です。モタモタしたりすると、思わず手が出ているのだと思います。子どもが思い通りになると思ったら大間違いですよ。命に関わることならまだしも、打つのは絶対にダメです。

 お受験保育園を経営していると、「ペーパー(お受験の)ができなくて、ママから打たれて泣いた」という話を園児から聞くことがあります。その子たちは5~6歳なのですが、それでもかなりキツイのに、頭を防御した子はもっと小さい子なんです。とにかく様子をしっかり見て、異変を感じたら私から保護者に話してみようと思います。もしかしたら、保護者自身も親から打たれる行為を受けてきたのかもしれませんし、それが普通だと思っている可能性も。いままでこの連載で何度も言っていますが、子どもを打つのは絶対ダメ、普通じゃなくて異常です。

 また、子どもを言葉で傷つけてもダメです。「ダメな子」と言われ続けて育った子が、どんな大人になるか想像したことはありますか? 私は子どもと接するときはもちろん、いつも生活の中でポジティブな言葉を心掛けています。ポジティブな言葉には、高いエネルギーが集まるんです。逆にネガティブな言葉には、低いエネルギーが集まります。言葉で相手を傷つけると、自分に返ってきますからね。

 角川家の子育ての話になりますが、小さい頃から娘に「●●(娘の名)ちゃんは何でもできるよ」と言って育てていました。娘が寝ている時、「可愛い、美人、頭いい」などと語りかける、“言霊シャワー(勝手に名付け)”をいつもやっています。寝ていても魂は起きてますから、いつもは気恥ずかしい言葉も寝ている間に伝えてます。

 寝ている間で思い出したけど、昔、寝ている男に、「どうかすんなり別れてください」と何度か伝えたあと、起きている時に伝えたら、無事すんなり別れられたことがありました。魂に言い聞かせるのは効果的なのかもしれません。スピ全開ですが。

 この原稿を書いている翌日は雪の予報なのですが、スタッフの出勤が心配です。先日、関東地方に大雪が降った時は、一応私も午前8時前に到着できるようスタンバイしていました。「田園都市線 通常運転」を確認してから、問題がなかったので、予定通りの動きをしました。保育園は交通費以外の理由からも、なるべく家が近い先生を雇いたい! 自転車で来られる距離がベストです。

 そういえば、先日の雪の日、シッター事業「森のナーサリー」に、子どもの送迎サービスの仕事が入っていました。前日保護者へ「私の車はスタッドレスタイヤではなく、タクシーも拾うことができないと思うので、歩き&抱っこで対応するため、帰宅時間が大幅に遅れます」と連絡しておきました。3歳児だったので、それはそれはもう重い(笑)。その子も頑張ってくれましたけど。これも日々筋トレをしているので、「抱っこします!」と言えるのだと思います。ほかのシッターだったら、雪の予報だとわかった時点で、お断りの連絡をしたのかもしれませんね。保育業は体力です!

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では9歳の愛娘の子育てに奮闘中。

私立小に通う娘がスキー学校に出発! 子どもがいない4泊5日、心配性な親はなんと現地入り!?

 先日、娘が4泊5日のスキー学校へ行きました。4年生と5年生の時期にスキー学校があり、志賀高原へ学校からバスで行きます。4泊なので、そのタイミングで親は違うところへ旅行に行く人もいて、子どものいない、つかの間の休日を楽しむ人ばかりでした。私は専業主婦じゃないし、仕事もあるし、結局普段と同じ生活でしたね。一応、旅行サイトを見て、京都のこだわりカプセルホテルを一瞬予約したのですが、億劫になってキャンセルしてしまいました。カプセルホテルに泊まったことないし、1人だからできる旅があるのかなって思ったのですが……。脳内で終了。

 エンジョイする親ばかりかと思いきや、なんとママ友同士で志賀高原の別ホテルに泊まる人もいて、ちょっと引いてしまいました。心配性? 過保護? まさかエンジョイ? 来年のホームステイはどうするの? 海外も同行? 何かあった時、すぐに迎えに行けるという意味なのだと思いますが、うちとはかなり感覚が違います。

 ある意味「すぐに迎えに行ける」は重要で、子どもがインフルエンザに罹り、実際、志賀高原まで呼ばれてしまった親が2人いたそうです。事前の説明会で、「毎年、インフルエンザに罹りお迎えに来ていただいています」と言われていたので、一応は、家から志賀高原までの電車ルートを確認していました。わざわざ志賀高原に行きたくないですから、しっかりと予防接種を受けさせていたし、手洗いうがいも口うるさく注意していました。

 向こうでの様子は、保護者専用サイトに写真がUPされるので確認ができ、ビュッフェの内容までよくわかりました(先生は大変!)。ステーキや卵料理など、シェフがその場で焼くスタイルで、ずいぶん豪華だなと思ったら、卒業生経営のホテルだと判明。温泉も豪華だったみたいです。チョコレートフォンデュまであり、二子玉の高島屋にも入っている柿安のビュッフェと何ら変わりない様子でした。私立だと「メシがまずい」もクレームなるのかもしれません。

 4年生でスキー学校があるのはわかっていたので、3年生の時から、うちはパーソナルレッスンを2回ほど受けていましたが、案の定、ほとんどの子はスキー経験者で、級を持っている子が何人もいる状況でした。私立の親年齢は、小4で40代後半や50代前半はザラ。ちょうどバブル世代で、スキーが“男女の出会いの場”だった頃に、社会人だった人たちなんです。親自体がスキー大好きで、子どもにも3歳くらいからやらせていたせいか、普段、それほど目立たない子がめちゃくちゃ上級者だったり、楽しいスキー教室でした。

 少しびっくりしたのは、荷物を事前にホテルへ送るのがルールで、帰りもホテルから自宅まで送ることになっていたこと。なので、当日昼に食べるお弁当とペットボトルだけ持たせればOKで、大荷物のために、親が学校まで送り迎えしなくても大丈夫でした(可愛い娘と4日も会えなくなるので、送り迎えしてしまいましたが)。ちなみに、私のプライベート旅行も、荷物は往復宅急便です。到着して大型ロッカーを探さなくていいし、何より新幹線も飛行機も身軽です。学校も合理的なのですね。

 ケガなく、元気に帰ってきましたが、翌朝「頭がガンガンする」というので熱を測ったら38度超。なんとインフルエンザB型に感染してしまいました。志賀高原で熱が出なくてよかった! と思いつつ、予定は全てリスケ(泣)。やりたいことの3分の1もできない日が6日も続きました。赤ちゃん返りするし、ちょっとでも1人にさせると「寂しかった」と言うし、小4になっても大変なのですね。就学前だと、親は「6日間付きっ切り」と腹が括れるのですが、就学したら「熱が下がったから、用事を済まそう」となるわけなんですよ。しかし、実際はまだまだ子どもちゃんです。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では9歳の愛娘の子育てに奮闘中。

 

Nintendo Switchを、業者から「定価+1万円」で購入……クリスマスのパパママは必死です!

 あけましておめでとうございます。この原稿を書いている今、お正月だっていうのに仕事のことが気になり、経営する保育園に来ています。保育園ではメダカを飼っているので、餌を食べさせないといけません。以前、休み中一度も餌を食べさせなかったら、メダカ同士が共食いをして骨だけになっていました。なので、今回は冬休み期間中、2回食べさせに出勤です。

 4日から営業なのですが、3日の夜には翌日の食材(給食)を用意しないといけないし、筑前煮の干し椎茸を戻したり、仕事納めから始業日まで海外に行くなんて無理です。自分の会社だからしょうがないですね。

 当たり前ですが、経営者の私は有給がないので、とにかく毎日働いています。11月の秋休み(小学校お受験期間)だけは、毎年娘と旅行へ行っているのですが、あとはカレンダー通りです。まあ、来客や打ち合わせがなければ、午前10時頃に出勤してもいいし、自由なので窮屈さは感じません。

■保育園に来るサンタさんの正体は……

 12月22日は、毎年恒例クリスマス会を行いました。午前は「衾の森こども園」、午後は「駒沢の森こども園」と、時間差で行ったのですが、もうヘロヘロです。毎年園児のお父さんにサンタを頼んでいて(ノリがよく、保育園と仲がいい方にオファーしています!)、「自分のパパがサンタだと気づく子」「まったく気づかない子」と、いろいろいます。家に帰ってから「お父さんってサンタだったんだね」と複雑な顔をする子もいれば、能天気に「サンタが保育園にきたよ」と言う子もいて、後日談を聞くのが楽しみなんです。しかし今年はサンタ役の保護者の考えで、ほかの園児が帰ってから、自分の子どもに正体を明かすことになりました。

 その園児は、最初サンタと距離があって、抱っこされるのもちょっとイヤそうにしていたので、どうなることかと見守っていたのですが、お父さんが、いつも通りの口調で「Sちゃん!」というと、不思議そうにはしていたものの、まだお父さんと気づかず。つけ眉とつけ髭を取って、そこで「パパ!?」と気づきました。「保育園のサンタはパパで、24日の夜にフィンランドから来るのが、本当のサンタ」と、理解してくれたみたいです。

 小4の我が子はというと、まだまだ信じているものの、学校ではサンタ論争が起こっているそう。先生は「サンタは神様の使い」として、信じる子に合わせているのですが(キリスト教系の学校)、そのせいで「お母さんの引き出しにプレゼントが隠してあった」と言う子が、嘘つき呼ばわりされるなど、つらい状況にあるのではないか……とも感じています。私はとっさに、「去年サンタが来なかったから、今年はお母さんが用意したのかも」「お母さんの愛情なんだよ」と、娘を言いくるめましたよ。

 娘とテレビを見ていたら、泉谷しげるが「うちの子も孫もずっと信じていたタイプだから……」的なことを話すので、焦りました! 「来なくなったので、可哀想だと思って用意したんだよ」と適当に誤魔化しましたけど、バラエティは子どもが見ていること前提でトークしてほしいなと、この日ばかりは思いましたね(笑)。

 ちなみに学校の上級生は優しい子ばかりなので、「サンタはいるよ」と下級生に伝えているらしく、“いる派”が優勢です。角川家では、「Nintendo Switch」を用意したのですが、市場では品薄で買えない状況なので、定価+1万円のものをAmazonで泣く泣く購入。娘の友達で「サンタさんからSwitch届いた!」と言っている子がいたので、ママに「お父さんお母さんがんばりましたね」と思わずLINEしてしまいました。思えば『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)のベルトも、買い占め業者からAmazonで購入した覚えがあります。クリスマスに合わせて、わざと品薄にしてるんじゃないの! と泣きたい気分です。定価だって高いのに、弱みにつけこみすぎですね。

 今年は新しいことはせず、これまで築いてきたものに実をつけていこうかなと思っています。初詣は毎年、家内安全、会社の繁栄、角川キッズラボにかかわる園児&スタッフが安全でありますように! と祈っています。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では9歳の愛娘の子育てに奮闘中。

保育園経営者・角川慶子&ホストクラブ代表・信長、異色の成功者は「根拠のない自信」上等!?

(前編はこちら)

 保育園経営者の角川慶子さんと、ホストクラブ代表取締役の信長さん。前編では経営者としての苦労を語り合いましたが、どんな苦労があっても乗り越えられるという自信を持っているのが、お二人には共通しています。他人のやっかみも跳ね除ける2人の強靭さに迫ります。

■金持ちで黄色の財布は見たことがない

角川慶子さん(以下、角川) 信長さんは、業界を問わず成功者の方をたくさん見てらっしゃいますが、共通するものはありますか? お財布は長サイフとか。

信長さん(以下、信長) きちんとしている人が多いですね。いい意味で細かい。バッグが整頓されているとか、スケジュール管理もキチッとしているとか。高いものでなくても、バッグ、洋服がきちんとした人。逆にブランド物でもだらしがない印象だと、売り掛けしたら飛んじゃいそうだなと思います。

角川 お財布の特徴はないですか?

信長 財布? どうだろう、あまり見てないですね。確かに領収書でパンパンになってるということはないと思いますけど。

――財布を新調しようとしている人も、成功者の財布がどんな形状か知りたいと思います。

角川 スピリチュアル的に言うと……。

信長 黄色がいいと言いますよね。

角川 私、金持ちで黄色の財布は見たことがない。やっぱり黒か茶色が多い。

信長 やべえ、僕は白だ(笑)!

角川 白はいいんですよ。風水的には白い長財布はうまく行きます。スピリチュアルカウンセラーのエスパー小林さんによれば、成功者で黄色の財布を持っている人はいないそうです。奇抜な色は持たない。確かに、私も金色のジミー・チュウの財布を持っていたときは散財しました。

信長 どういうことで散財されるんですか。

角川 貴金属とか……。外商に「角川さん、スーパーブランドで普段セールをしないんですが、特別にしているんですよ」と言われると気分がよくなって買っちゃうんですね。

信長 すごい。

角川 いや、ホストクラブでシャンパンタワーの方がよっぽどすごいですよ。

信長 30分でなくなってしまうシャンパンタワーをやってもらえるというのは、ある意味それ以上の価値があるかもしれませんね。

角川 ああいうことをする人は、もともとお金持ちの方ですか? それとも信長さんの誕生日に合わせて少しずつ貯金してきたという感じの人が多いですか?

信長 1年間、積立預金したみたいなお客様が多いですね。シャンパンタワーを目標にお仕事を頑張っていただいたという経験もあります。

角川 いい話。

信長 勘違いされやすいんですが、むしろお金を持っている人は使わないことも多いです。自分のためには使うけど、ホストクラブには使わないというケースもたくさん見てきました。

――ホストクラブでシャンパンタワーを入れるなど、豪勢な遊び方をしているのは富豪だと思っている人がほとんどだと思います。

角川 お金持ちほどケチですよ。信長さんは、余命があまりないお客さんが入院したときにお見舞いに行っていますよね。若い人であれば、「病気が治ったらまたお店に来てくれるかも」と考えるけど、そういった欲得で考えてない。私もそれに近いと思いました。自分にはなんの得にもならないし、おせっかいかもしれないけど、育児に関して「こうしたらどうですか」とフォローしています。その人にとってプラスになってくれたらうれしい。“愛されたい”じゃなくて“幸せになってほしい”です、みんなに。

信長 僕も、好かれるためにその人に合わせることはしないけれど、相手の立場に立って考えることはよくしています。ある若手ホストの話なんですが、お客様と一緒に来店したとき、お客様は明らかにイライラしていて。そこへその若手ホストが「シャンパンを入れてほしい」と言うから、ますますイライラしてしまったことがあったんです。僕はヘルプについてたんですけど、その若手ホストが抜けて、30分くらい僕とお客様の2人きりになったので全力で接客したら、テンションが高くなってきました。そこへ先ほどの若手ホストが戻ってきて、「そろそろシャンパンいいですか」と言ったら、10万円のシャンパンが2本入ったんですよ。シャンパンを入れてほしいなら、お客様をそういう気分にさせないと。空気が読めない人は結構多い。

角川 嫌だ、そんなホスト、指名替えしたい。信長さんがいい! でも、「Club Romance」は指名替えダメなんですよね。

信長 よくご存じですね(笑)。角川さんは、保育園経営でママの立場で考えることはありますか。

角川 しょっちゅうですね、受験やトイレトレーニング、いつも「困ってないかな」「どういうサービスが必要かな」「遠足や運動会を企画してほしいのかな」と考えてまたなにかビジネスに発展させていければと思っています。でも、対お母さん、対ホストクラブのお客さんもそうですが、「もっと、もっと」と、どんどんサービスの要求が高くなりませんか? 保育園で連絡ノートがあるんですが、「1時間おきに何をしているか書け」と保護者に言われたり。それは書いているものの、「うちの仕事を超えてるよね」というときは断ることも必要。

信長 やってあげたい気持ちはあるけど、どこかで止めないと。「ディズニーランドに行って1泊しろ」と言われても泊まれない。

角川 ディズニーランド、営業で行ってるホストは多いですか?

信長 多いですね。普通によくあります。同伴して一緒に来店することもあるし、あえて休みのときに行くことで特別感を出すことも。誕生日にシャンパンタワーをやってくれたお礼とか。

角川 ああ、いくら出せばホストとディズニーランドに行けるんだろう!?

――「他人の目は気にしない」という面を持ちつつも、「他人の立場に立って考えること」を重んじているお二人ですが、それがなかなかできずに苦しんでいる女性は多いです。例えば、女性の世界には、マウンティング問題というのがあります。どちらが上か下かで争い、他人に自分がどう映るのか気にして、視野が狭くなり、生きづらさを感じる女性も少なくありません。

信長 どちらが上か下かで争うのは、男みたいですね。

角川 子どもの幼稚園が一緒で、同じタワマンに住んでいたりすると「うちの方が上の階よ、いいでしょ」と相手を見下す……そんなことが女性の世界にはあるんですよ。

信長 優越感ですね。

角川 そうです。お客さん同士でもありませんか。「あの客が、ボトル入れたから、私も」とか。

信長 ホストクラブではそうならないよう、お客様同士見えない位置に座っていただくんです。だけど、ホストがわざと対抗心を燃やすようなことを言う。「あそこでシャンパンが入ったからちょっと行ってくる」とか。シャンパンコールが「ワッショイ、ワッショイ」とかかるのを聞いて「私も入れようかな」と対抗するお客様もいれば、「じゃ、私は今日帰るわ」と帰ってしまうお客様もいる。最近は帰る方が多いですね。お客様の幅も広がり、普通のOLさんや、おとなしいお客様が増えたんです。ちなみに昔はお客様はオラオラな人が多かったですね(笑)。

角川 「今日はいくらまで」と言う人も多いですよね。

信長 多いです。だから「マウンティング」と聞いてびっくりしました。女性でそんなことがあると思わなかった。

角川 私は「角川さん」というキャラでやってきて、これで嫌われたらいいやという気持ちでいます。ママ友の前でも仕事でも。それでも、保護者会で持ち物を見たり洋服を見たり、意識してくる人はいますね。マウンティングまでいかなくても。

信長 それはありそうだな。

角川 職場や同じ幼稚園とか、小さくて逃げられないコミュニティの中で起きるんですよ。

信長 「あの人、あのバッグを持っているから対抗しよう」なんてやってるとキリがない。いつまでも幸せは見つけられない。楽しいか幸せかは人と比べることではないですから。ただ、一度「気にしない自分になるぞ」と意気込んだとしても、他人が気になりだすことはありますよね。そうやって打ちひしがれたときに本を読むと、また「気にしない方がいいな」と思える。そうして反復練習しているうちに、だんだん気にならなくなる。だから、たくさんいい文章を読んだり、いい人と話した方がいい。

――他人を気にしないというのは、生まれ持った性格ではないんですね。

信長 僕がこういうことを言えるようになったのは、ここ3~4年の話ですよ。それまでは、なぜうまくいっているのかわからなかったし、こうやって話すこともできなかったんですけど、本を書くことは自分を見つめる作業でもあるので、だんだんわかるようになってきたんです。

角川 信長さんのセミナーをぜひ聞きたいです。

信長 角川さんにお伝えするようなことはあまりないような……(笑)。お悩みがあるんですか。

角川 ありますよ。会社は浮き沈みがありますから。今年は、急に海外赴任が決まったり家を購入して引っ越したりという方がいらっしゃって、売り上げがびっくりするくらい下がってしまったんです。

信長 保育料は毎月にいくらですか。

角川 うちは、0歳児はお預かりしていないので、1~2歳が一番高くて12万6,000円。標準より高い方の保育園です。

信長 そういう保育園を真似する人が出てきそうですね。

角川 いますね。一時期「プロデュースをお願いします」と言われて、ノウハウを教えたら、「自分も」と保育園を始めた方がいたんですが、そこは自分の考えを入れすぎてうまくいってないんですよ。信長さんは「真似も大事」と書いていましたよね。

信長 100%真似でいい。「私らしく」とみんな思いがち。「俺流でホスト像をつくりたい」というホストも多いけど、それは形ができてからですね。それに、真似してても個性は出ちゃうものだから。

角川 信長さんは真似できないですよ。そうだ、信長さんって、ほんとに20キロも太ってたんですか……?

信長 太ってました(笑)。100キロ近くあって、なんでホストやったのかわからないですよね。根拠のない自信があったんでしょうね。

角川 それで「ナンバーワンなる」と宣言したこともすごい。根拠のない自信も言霊の引き寄せ。成功のメソッドなんですよね。

――世の中では、根拠のない自信を持つ人を訝しがる風潮も否めません。それに、自信がないから周りに流される、いわゆる同調圧力に屈してしまう人の方が多い気が……?

信長 自信のない人は本当に多いですね。自信なんて待っててもつかないですよ。例えば、「優勝したら自信がつく」と言われたとして、自信って100~200人のうち1人にしかつけられないのか? と。全国大会で優勝するまで、自信はつかないのか? と。そんなチャンスは待っていても来ない。根拠なく自信を持っていい。

角川 信長さんがホストになったばかりの頃、オラオラ系の中で、あえてきれい目にして浮いていたそうですが、同僚からよく思われなかった時期もあったのではないですか。

信長 ありましたね。少し前までずっとそうでした。「どちらを取るか」だと思うんです。全部は取れない。ホストクラブが終わったあとみんな飲み会に行くんですが、僕はほぼ行かなかった。そこでまさに“同調圧力”があったんですよ。「なんでお前は来ないの?」と。僕は目標があった。ここでお金を稼いで、これからの生き方を模索したいという気持ちが強かった。だから行かなかったんです。はっきりと目標があると、どちらが大事か選べて迷いがない。

角川 でも、ホストは売れっ子になると、席を埋めてくれる後輩も大事でしょう。あまりに一匹狼だと、後輩を育てられないのでは。そのさじ加減が難しい。

信長 今はお店の幹部であり代表でもありますので、ちゃんとみんなの面倒見ますけど……若い時は、50人ホストがいれば1~2人は自分と合う子がいるので、そういう子を育てていました。

角川 ママ友コミュニティは、子どもが“人質”。自分がうまくやらないと、子どももいじめられるんじゃないかと親が思うから、それがますます気になる原因になっています。

信長 そうなると完全に同調しないことは難しそうですね。ドライな部分とちょっと同調する部分とどっちも持っておくといいかも。自分なりに限界点を決めておいて、それを超えたら開き直る。それまでは多少同調する。社会に生きている以上、どこか折れるところはないと。あとは僕の本を読むといいですよ(笑)。

角川 完全に一匹狼は天才以外無理ですね。

――最初、お二人にスーパーマン、スーパーウーマンのような印象を抱いていたのですが、人間味のある面を感じました。みんなと同じように悩みつつ、まい進されてる気がします。

信長 僕は、イラついたときは漫画を読むことにしていますよ。iPadの中に4,000冊くらい入っています。そのときイヤでも、次の日には「まあ、いいか」と思えることもあるので、好きなことをしてうまく忘れるといいですよね。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では9歳の愛娘の子育てに奮闘中。

信長(のぶなが)
1979年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。学生時代から家庭教師、塾講師の傍ら、ホストの道に入る。歌舞伎町のホストクラブ「Club Romance(クラブロマンス)」代表取締役。ビジネス書作家、講演講師など多彩に活躍。『いい女はドMが9割』(カシオペヤ出版)、『選ばれる技術』(朝日新聞出版)など著書多数。

【著書紹介】
『強運は「行動する人」だけが手に入れる: 歌舞伎町No.1ホストが教える運の鍛え方』(学研)
生き馬の目を抜くホスト業界で、10年以上No.1として生き残り続けてきた、歌舞伎町のホストクラブ「Club Romance(クラブロマンス)」代表取締役・信長氏。彼は、どのようにして、「運」を味方して、「人とお金」を引き寄せてきたのか? をまとめた1冊。運の鍛え方を「行動編」「マインド編」「習慣編」の3パートで丁寧に解説している。