『特捜9』第5話、「適当すぎる」「名探偵コナン並み」と物議醸した犯行動機とは?

 20th Century・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)の「season6」。5月3日に第5話が放送され、「設定が適当すぎる」と指摘するネットユーザーが続出した。

 テレ朝と東映が制作する同シリーズは、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)と、その仲間たちが難事件に挑む物語。羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中村梅雀、津田寛治、元乃木坂46・深川麻衣、Snow Man・向井康二がレギュラー出演している。

※以下、『特捜9』第5話のネタバレを含みます。

 第5話では、居酒屋チェーン「城川フーズ」の社長・城川太一(戸井勝海)が「殺された」との通報が入り、特捜班が現場へ。だが、路地裏に血だまりと城川の携帯電話はあるも、肝心の遺体が見つからない。

 捜査を続けると、生物学者・小田嶋博史(水橋研二)が注力する不老不死の研究に興味を持っていた城川は、生前、自身の体の冷凍保存を望んでいたことが判明。

 事件当時、何者かに殺された城川を発見した小田嶋は、遺体をスーツケースに入れて冷凍室へ運び、人体の冷凍保存サービスを提供するアメリカの企業に輸送するまでの間、保管しようとしていたのだ。

 このことを突き止めた特捜班は、小田嶋を運んだスーツケースの中から血液が付着したナイフを発見。その持ち主であった城川の妻・早紀(片岡礼子)が容疑者として浮上するも、実際は仕事のプロジェクトから外されたことで城川に恨みを抱えていた「城川フーズ」の専務・槇村俊平(大迫一平)が殺害していたのだった……。

 同シリーズはこのところ、容疑者が二転三転する展開が定番化していることから、ネット上では「怪しい人は軒並み犯人じゃないと相場が決まってる。たいてい“ちょっとだけ出たやつ”が犯人」「『特捜9』の犯人は当たった試しがない」という声が相次ぐことに。

 加えて、槇村の犯行動機が“プロジェクトを外されたから”という浅はかなものであったことから、「複雑に入り組んだ話は面白いけど、犯人の動機が適当すぎて笑えた」「最近の『特捜9』は、動機が通常回の『コナン』並みに軽くて適当!」との指摘も見られる。

 なお、過去の『名探偵コナン』(日本テレビ系)では、「ハンガーを投げつけられたから」「茶髪の女性を見ると腹が立つから」などの犯行動機が描かれ、「くだらない」「シュール」「あり得ない」と視聴者からツッコミが飛ぶことも珍しくない。

 一方、第3話で、浅輪の妻でパティシエの倫子(中越典子)が、勤め先のアルバイト女性から“宗ちゃん”という乳児を預かっていることが判明。第5話のラストでは、母親が「実家でいろいろ手続きが終わらない」との理由から、浅輪夫妻がもうしばらく預かることがわかった。

 この展開に対し、ネット上では「赤ちゃんを預かってる設定、変じゃない? 大事な赤ちゃんを、仕事先の同僚夫婦に何日も預けるなんてあり得ない」「長期なら普通、親とか身内に預けるよね」と疑問の声が噴出。

 ただ、詳しい経緯など不明点も多いため、次回以降で新事実が描かれる可能性もありそうだ。

 第5話は世帯平均視聴率10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、かろうじて2ケタだった『特捜9』。全話2ケタだった前シリーズまでと比べると少々勢いに欠けるが、今後の推移を見守っていきたい。

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『合理的にあり得ない』第3話、視聴率上昇で月9『教場0』を“追い抜く”可能性

 天海祐希主演の連続ドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)の第3話が5月1日に放送され、世帯平均視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第2話の7.9%から0.4ポイント上昇した。

 同ドラマは、柚月裕子氏の小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社)を原作とした痛快エンターテインメント。頭脳明晰で変装が得意な女探偵・上水流涼子(天海)とIQ140の貴山伸彦(松下洸平)がバディを組み、さまざまな依頼を“あり得ない方法”で解決していく1話完結モノだ。

 第2話では、涼子が“ジュリ扇”を片手に踊る“バブリー女”や“ギャンブル好きのマダム”に扮したコミカルなシーンが話題を集め、ネット上の視聴者から「笑った」「こういう振り切った役をこなせるのは、やっぱり天海さんしかいない」と絶賛する声が上がっていたが、やはり第3話もギャグ要素が目立った。

※以下、『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』第3話のネタバレを含みます。

 そんな第3話では、涼子のもとに建設会社会長の本藤朝子(神野三鈴)が訪れ、夫の後を継いだ二代目社長で息子の本藤仁志(笠原秀幸)が、近頃、怪しげな予知能力者・高円寺裕也(高橋克実)に頼っているため、「息子の目を覚ましてほしい」と依頼。

 高円寺の能力の手口を探るため、涼子は“着物姿のホステス”や、片言の日本語を話す“中国人の資産家マダム”に扮し、潜入捜査を試みるのだった。

 第1話では、中国人整体師に扮していた涼子だが、今回の資産家マダムに関して、ネット上では「日本語をしゃべる中国人の演技がうますぎる」と称賛の声が続出。

 一部では「コントみたいなシーンはいらないから、かっこいい天海さんだけが見たい」という声もあるようだが、「相変わらずテンポが良くて、面白い」「何も考えずに見られるからいい」と、“気楽に楽しめるドラマ”として概ね高い評価を得ている。

 一方で、同ドラマは“春ドラマの目玉”とも言われる木村拓哉主演の“月9”ドラマ『風間公親-教場0-』(同)に続く枠で放送されているが、シリアステイストなはずの『教場0』が、一部ネットユーザーから「ツッコミどころ満載のトンデモ刑事ドラマ」などと面白がられていることから、「月曜のフジは、ギャグドラマが続くなあ」といった書き込みもあるようだ。

 天海の“七変化”が好評な『合理的にあり得ない』。『教場0』の視聴率が徐々に落ちているため、月9の視聴率を追い抜く可能性もありそうだ。

木村拓哉『教場0』第4話も“トンデモ謎解き”が……視聴率は自己最低更新

 木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の第4話が5月1日に放送され、世帯平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の9.8%から0.2ポイントダウンし、自己最低となってしまった。

 放送前から“春ドラマの目玉”として注目を集めていたものの、放送開始後は、展開やキャスティングに「ツッコミどころが多い」との指摘もある同ドラマ。

 例えば4月17日放送の第2話では、犯人である女性が遺体を1人で肩に担ぎ上げたり、ブロンズ像に凶器を溶接するなどの大胆な犯行を繰り広げたにもかかわらず、「濃霧だったから」という理由で目撃者がいなかったため、「そんなことある?」と疑問を抱いた視聴者は多かったようだ。

※以下、『風間公親-教場0-』第4話のネタバレを含みます。

 そして最新回の第4話では、人気工芸家の浦真幹夫(淵上泰史)の死体が自宅リビングで発見され、19歳の大学生・萱場千寿留(生見愛瑠)が事件直前に浦真の車に同乗していたことが判明。

 刑事指導官・風間公親(木村)と新人刑事・隼田聖子(新垣結衣)が千寿留のアパートを訪ねると、彼女が自宅出産をしており、産後も病院に行っていないことが発覚する。

 さらに、アパートの大家から「赤ちゃんの足に傷のようなものがある」といった証言があり、千寿留による虐待が疑われることに。

 だが真実は、まったく異なるものだった。千寿留が子どもの父親である浦真を殺害後、その場で産気づき、浦真の作品である大きな器に赤ちゃんを出産。器は暖炉の近くに置かれていたため高温状態だったのだが、浦真の名前をローマ字で彫った刻印部分に赤ちゃんの足が当たり、その一部である「mama」という焼印が残ってしまったのだ。

 ネット上では、犯人のシングルマザー役を演じた“めるる”こと生見の演技が大好評。「うまくて驚いた」「お芝居になると別人。めるるとしての顔じゃなく、役者の顔だった」と反響を呼んだ。

 一方、「mama」という焼印の唐突さから、「突然出てきたmamaの刻印にずっこけてしまった」「mamaには笑っちゃった」という反応が目立ったが、中には「『教場0』の謎解きって、変なのが多くて面白い」「クセの強い“トンデモ謎解き”が楽しみになってきてる」など、それを作風として好意的に受け取る視聴者も多いようだ。

 同日には、長らく役者業を休止していた坂口憲二の出演が正式発表された『教場0』。キャストの豪華さには目を見張るが、視聴率は回復するのだろうか。

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『ラストマン』大泉洋の父親役俳優が判明も、「とんでもない設定!」とツッコミの嵐

 福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の第3話が5月7日に放送される。初回の平均世帯視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、幸先のいいスタートを切った同作だが、4月30日に放送された第2話も13.1%と申し分ない数値をキープした。

 今期は『ラストマン』のみならず、木村拓哉が刑事指導官を演じる月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)、20th Century・井ノ原快彦主演の刑事ドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系)、桐谷健太が元体育教師の刑事役を演じる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(同)と、警察関連のドラマが多い。

 これら4作が視聴率ランキングの上位を独占しているが、現状2ケタ台をキープしているのは『ラストマン』のみで、一歩も二歩もリードしている格好だ。

 一方で、演出に関して視聴者から苦言も見られる。第1話では、世間を賑わせていた無差別連続爆破事件を捜査することとなった全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)が、事件を担当した捜査一課の「複数犯による犯行」とする見立てに対して「単独犯の犯行」だと主張。

 最終的に、学生時代のいじめにより引きこもりとなった渋谷英輔(宮沢氷魚)が、ネットを介して知り合った人々に自作の爆弾を配っていた、という事実を皆実が突き止め、事件を解決した。

 劇中では、車の運転シーンや爆破事件の映像などにCGが使われていたが、Twitter上では「20年前ぐらいの合成を見せられているみたい」「CGがチープすぎる」と、CGのクオリティの低さを指摘する声が続出。

 そんな第1話に続く第2話では、由緒ある警察一家出身の護道心太朗(大泉洋)は養子であり、実父は強盗殺人事件の犯人として無期懲役で服役中であることが発覚。

 さらに、その実父は第1話のラストで登場した謎の男・鎌田國士であり、加えて鎌田を演じているのが声優で俳優の津田健次郎だということもわかった。

 実は、第1話放送後から、ネット上では「鎌田役の俳優は誰?」と話題になっており、中には「中居正広では?」と予測する声もあったが、結局、その正体は津田。

 また、実年齢は大泉が50歳、津田が51歳と、たった“1歳差”であることから、この親子設定に「兄弟ならわかるけど、親子は無理があるのでは?」「とんでもない設定!」とのツッコミも飛び交った。

 一方、実父が護道の過去に深く関わっていることを匂わせる描写もあったことから、「お父さんの事件がドラマの肝となってくるのかなあ……めちゃくちゃ気になるな」と今後の展開に期待する声も目立つ。

 実力派として名高い津田の登場で、さらに盛り上がりをみせる同ドラマ。この先も高視聴率をキープできるだろうか。

『あなたがしてくれなくても』視聴率不振も、TVerは『教場0』に次ぐ好調! 視聴者は“告白大会”に

 “セックスレス”をテーマにした奈緒主演の連続ドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系、以下『あなして』)。4月27日に放送された第3話が世帯平均視聴率5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、第2話の4.9%より微増した。

 同ドラマは、「漫画アクション」(双葉社)で連載中のハルノ晴氏による同名漫画が原作で、ドラマ化にあたって上戸彩主演のダブル不倫ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年7月期)のスタッフが再集結。

※以下、『あなたがしてくれなくても』第3話までのネタバレを含みます。

 前回までは、夫・吉野陽一(永山瑛太)とセックスレスであることに悩む主人公・吉野みち(奈緒)と、妻・楓(田中みな実)とのセックスレスに悩むみちの上司・新名誠(岩田剛典)が、「レス解消の戦友」として意気投合。そんな中、喫茶店の店長である陽一が、新人バイトの三島結衣花(さとうほなみ)とキスをし、帰宅後、2年ぶりにみちを求める様子が描かれた。

 これに続く第3話では、「俺の好きなみちを思い浮かべると、そこに裸のみちはいない」と妻に複雑な感情な抱く陽一が、喫茶店で結衣花と初めて体を重ねることに。

 一方、誠と楓も夫婦の溝が深まる。楓が「今の私にとってセックスは、ただの疲れを伴う性行為」「(もし妊娠したら)セックスが私の夢を壊すかもしれない」と仕事モードを貫く一方、誠はみちを“水族館デート”に誘って、帰りに唇を重ねる……。

 ついにダブル不倫の展開となった『あなして』だが、ネット上では「共感するセリフが多くて、いろいろ考えさせられる」「きれいごとではない、人間くさい言動がリアルでドキッとする」と好意的な視聴者がいる一方で、「ラブシーンが生々しすぎて引いちゃう」「こんなに下品に描く必要があるのか?」と悪評も見られる。

 また、ドラマの登場人物に感情移入するあまり、「私は『したくない』と夫に告げ、もう何年もしてません」「お互い気がつけば40代。お弁当作りのために早朝から起きるので、早めに寝る私。もう2度と“ないのかな”と思うと、寂しさはあります」などと、自身のケースをつづるネットユーザーが続出。女性誌「婦人公論」(中央公論新社)の読者体験手記さながらの“カミングアウト大会”の様相だ。

 そんな視聴者の熱量を表すかのように、TVerでは、お気に入り数が101.5万人を記録(5月1日現在)。これは、今期の連ドラにおいて、木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の109.7万人に次ぐ数字であるため、テレビではなく「配信で見たい」という視聴者の多さがうかがえる。

 生々しさが物議を醸しながらも、見逃し配信で成功している様子の『あなして』。今後、この際どい内容がどこまで視聴者を引き付けるのか、反響を見守りたい。

波瑠『わたしのお嫁くん』、「逃げ恥のパクリ」疑惑浮上も視聴率上昇のワケ

 5月3日に第4話が放送される波瑠主演ドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)。ネット上では、新垣結衣主演で2016年10月期に放送されたヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、以下『逃げ恥』)の「パクリ」を疑う声が相次いでいる。

 『わたしのお嫁くん』は、同名漫画(講談社)を原作とした社会派ラブコメディ。汚部屋で暮らすズボラ人間・速見穂香(波瑠)が、会社の後輩で家事が得意な山本知博(高杉真宙)を“嫁”に迎える物語だ。

 初回放送後は、家事ができない主人公・相原メイ(多部未華子)とスーパー家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)の生活を描いた『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、20年7月期)を「彷彿とさせる」として、共通点を指摘する視聴者も目立った同作。

 その印象は変わらずのようだが、最近は、森山みくり(新垣)がシステムエンジニア・津崎平匡(星野源)の家に住み込みで“家事のプロ”として働くラブコメディ『逃げ恥』に「寄せていっている」という指摘が増しており、中には「原作よりも『逃げ恥』みが増してる」「まさに『逃げ恥』の男女逆転バージョンって感じ」との声も。

 その理由としては、映像の雰囲気が似ている点、また『わたしのお嫁くん』の第1話で主人公が言い放った「なんていうことでしょう……」という言葉が、『逃げ恥』のパロディーシーンでネタにされていた『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系、16年に終了)のおなじみのセリフであった点、さらには『逃げ恥』でみくりの両親役を演じた宇梶剛士と富田靖子が、そのまま穂香の両親役を演じている点などが挙げられ、ここまでくると”あえて寄せている”可能性もありそうだ。

 そのため、ネット上では、同ドラマの裏番組『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)のタイトルを用いて「『わたしのお嫁くん』に対して『それってパクリじゃないですか?』って言いたい」と訴える書き込みも見られる。

 一方で、「『逃げ恥』っぽいし、『ナギサさん』感じもあって、好き!」「『逃げ恥』と『なぎささん』を足して2で割った感じが最高」と好意的に受け取る人も多く、そんな「好きなドラマに似ている」という要素も、視聴者の期待感につながっているのかもしれない。

 なお、同枠は前クールの竜星涼主演『スタンドUPスタート』が世帯平均視聴率の全話平均で3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と壊滅的な数字を記録してしまったが、『わたしのお嫁くん』は初回から6.1%とまずまずの滑り出しで、その後はさらに上昇。第3話では自己最高となる6.8%をマークしており、同枠においては“好調”と断言できる。

 一方、裏番組の芳根京子主演『それってパクリじゃないですか?』は、第1話こそ6.0%と、『わたしのお嫁くん』とほとんど差はなかったが、その後は回を追うごとに下降。26日放送の第3話では4.3%まで落ち込み、フジと日テレの“水10”視聴率対決は、今のところフジの圧勝といったところだ。

 『逃げ恥』のパクリと言われながらも、それが多くの視聴者に受け入れられている様子の『わたしのお嫁くん』。キャストの好演も見どころだが、視聴率はどこまで上昇するのだろうか。

『日曜の夜ぐらいは…』演技がうまいと驚かれた女優とは? 裏の『だが、情熱はある』は自己最低

 清野菜名主演ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)が4月30日にスタート。苦労を抱える登場人物の描写に、ネット上では「久々に見応えのある人間ドラマ」と賛辞が相次いでいる。

※以下、『日曜の夜ぐらいは…』第1話のネタバレを含みます。

 同作は、『最後から二番目の恋』シリーズ(フジテレビ系)の岡田惠和氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。車いす生活を送る母の介護をしながら働く主人公・岸田サチ(清野)、元ヤンキーのタクシードライバー・野田翔子(岸井ゆきの)、祖母と暮らしながらちくわぶ工場で働く樋口若葉(生見愛瑠)が織りなす友情物語だという。

 第1話では、サチの母・岸田邦子(和久井映見)がラジオ番組『エレキコミックのラジオ君』主催のバスツアーに応募。このツアーに代理として送り込まれたサチが、翔子と若葉と出会い、意気投合する様子が描かれた。

 ネット上では、「今どき女子のキラキラドラマだと思ったら、正反対だった。日曜の夜に見るには、気分が重くなるからつらい」という意見も見られるが、一方で「久々の良質な人間ドラマ。脚本、演出、音楽、役者、すべて文句なし」「3人のキャラがピッタリ合ってて気持ちいい。めるる(生見)の演技が上手で驚いた」と賛辞が続出。

 さらに、「きつい時って、どうしてます?」と問いかける若葉に対し、サチが「コンビニに行く」「アイス食べるの。一番高いものを食べるって決めてる」「ぜいたくっていっても、たかが知れてるしね」と答えるシーンが大きな話題になっており、「こういうリアルなあるあるって楽しい」「つらくなったら、私も真似してみよう」といった反応が見られる。

 なお、同作は今期から新設された“朝日放送テレビ制作”のドラマ枠で放送されており、第1話は世帯平均視聴率5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。

 午後10時スタートの連ドラとしては低調にも見えるが、同枠で3月まで放送されていたくりぃむしちゅーの冠番組『くりぃむナンタラ』(4月から深夜枠に移動)が長らく4%台だったことを思えば、『日曜の夜ぐらいは…』は健闘したともいえる。

 また、日曜の午後10時30分から放送中の『だが、情熱はある』(日本テレビ系)とは、30分のみ“裏被り”しているが、こちらも同じく人間ドラマであることから、視聴者の“取り合い”が注目される。

 4月9日放送の第1話が4.7%を記録し、低空発進となった『だが、情熱はある』だが、『日曜の夜ぐらいは…』第1話の裏で放送された第4話は、自己最低となる3.6%までダウン。『日曜の夜ぐらいは…』がスタートした影響で、今後、日テレがますます苦戦する可能性もありそうだ。

 今期の視聴率争いは、“ライバル関係”にあるとうわさされる木村拓哉と福山雅治が主演を務める『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)と『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の“キムフク戦争”や、完全に裏被りしている『わたしのお嫁くん』(同)と『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)の“水10対決”がすでに注目されている。今後は、“半被り”している“日10対決”もここに加わりそうだ。

『ラストマン』がトップ! ワースト入りもTverで大健闘の作品は?【4月期連ドラ初回視聴率ランキング】

 2023年4月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した福山雅治主演の刑事ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)だった。

 前クールに同枠で放送された妻夫木聡主演『Get Ready!』の初回10.2%を4.5ポイントも上回った同作は、全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)と、そのアテンド役を担う警察庁刑事・護道心太朗(大泉洋)が難事件に挑む“新時代の痛快バディドラマ”。

※以下、ドラマのネタバレを含みます。

 第1話では、主人公が犯人像を割りだすシーンで、「2ちゃんねる」創設者の“ひろゆき”こと西村博之氏が提唱したことで広まったネットスラング「無敵の人」というワードが登場。ネット上では「まさか、あの福山雅治の口から『無敵の人』というセリフが出るなんて!」と驚きの声が飛び交った。

 一方、団地にある犯人の自宅に上がり込んだ主人公に、母親が背後から包丁を突き付ける展開が、織田裕二主演映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年)のワンシーンと共通していたことから、「パクリ? それとも偶然?」と話題に。

 「相棒は殺人犯!?」のサブタイトルがついた第2話でも、『相棒』season2(テレビ朝日系)の第4話「消える銃弾」のものと思しきエピソードを主人公が語る場面があり、今後も「わかる人にはわかる」程度の刑事ドラマの小ネタが盛り込まれそうな予感だ。

木村拓哉『教場0』、視聴率はダウンも……TVerでは大健闘

 2位は、初回12.1%を記録した木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)。かねてより、木村と福山の“ライバル関係”がうわさされていることから、今期は複数のメディアで「キムフク戦争」なる言葉が飛び交っていたが、初回の視聴率はひとまず福山に軍配が上がることとなった。

 20年と21年に新春スペシャルドラマとして放送された人気シリーズの初の連ドラ版にあたる『教場0』だが、今回は『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(ともに小学館)を原作に、主人公・風間公親(木村)の警察学校赴任前の前日譚が描かれる。

 第1話では、被害者男性がタクシーの車中で殺される直前、ダイイングメッセージを残していたことが判明。それは、被害者がタクシー運転手に「右へ曲がれ」「まっすぐ行け」などと指示を繰り返すことで、「日中弓」という犯人の名前を神奈川県・横浜のマップ上に描いていた……という壮大な内容で、ネット上では「これはさすがに笑った」「そんなことしてないで、さっさと逃げればいいのに」と失笑が相次ぐ事態に。

 こうした脚本の“トンデモ”ぶりの影響からか、回を追うごとに視聴率が下がっており、4月24日放送の第3話では9.8%と初の1ケタまでダウン。

 ただ、TVerのお気に入り数は109.6万人(5月1日現在、以下同)と大健闘しており、現時点では『ラストマン』の70.0万人を上回っているようだ。

『特捜9』シリーズ初の1ケタ発進……あのジャニーズキャストが復活?

 3位は、初回9.4%を記録した20th Century・井ノ原快彦主演の刑事ドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系)。『特捜9』シリーズ初の“1ケタ発進”となってしまったが、第3話以降は同シリーズらしく2ケタに上昇。この先、月9の不調が続けば、『特捜9』が追い抜く可能性もありそうだ。

 同シリーズは、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)が、仲間とともに事件を解決する物語。

 season1からレギュラー出演しているキャストも多いが、その一人である山田裕貴は、現在放送中の『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)で主演を務めているほか、NHK大河ドラマ『どうする家康』にも出演しているため、『特捜9』での今後の出番はあまり期待できないかもしれない。

 また、「season4」を最後にレギュラーから外れたTravis Japan・宮近海斗が、今シーズンで復帰するのではないかといううわさがジャニーズファンの間で飛び交っているようだが、果たして……。

 残念ながらワースト1位となったのは、オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描く日曜ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で、初回は4.7%。

 若林役をKing&Prince・高橋海人、山里役をSixTONES・森本慎太郎が演じるとあって、意外なキャスティングが話題を集めているものの、第3話以降で3%台にまでダウンするなど、厳しい状況が続いている。

 ネット上では、高橋と森本の演技力への賛辞が相次いでいるが、一方で「正直、山ちゃんの半生に興味が湧かない」という残念な意見も多く、最近の日テレの“山里押し”に疑問の声もみられる。4月にスタートした山里が司会を務める同局情報番組『DayDay.』の視聴率も振るっていないようだが、同ドラマと一緒に共倒れしないことを願うばかりだ。

岡田惠和氏の『日曜の夜ぐらいは…』がワースト入り!

 ワースト2位は、『最後から二番目の恋』シリーズ(フジテレビ系)の岡田惠和氏が脚本を手掛ける『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)。4月30日より新設された“朝日放送テレビ制作”枠でスタートし、初回は5.6%だった。

 第1話では、主人公・岸田サチ(清野菜名)の母・邦子(和久井映見)が、人気ラジオ番組『エレキコミックのラジオ君』主催のバスツアーに応募。母の代理でサチが参加すると、元ヤンキーのタクシードライバー・野田翔子(岸井ゆきの)、ちくわぶ工場で働く樋口若葉(生見愛瑠)も参加しており、3人が意気投合する様子が描かれた。

 劇中では、「きつい時って、どうしてます?」と問いかける若葉に対し、サチが「コンビニに行く」「アイス食べるの。一番高いものを食べるって決めてる」「ぜいたくっていっても、たかが知れてるしね」と答えるシーンがあり、ネット上で共感する視聴者が続出。

 また、エレキコミックのほかに、ちくわぶ工場社長役でラバーガール・飛永翼、宝くじ売り場の店員役で椿鬼奴も出演しており、お笑いファンを喜ばせているようだ。

奈緒『あなたがしてくれなくても』、TVerお気に入り数は100万超え!

 ワースト3位は、“セックスレス”がテーマの不倫ドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)で、初回は5.8%。

 第1話では、夫・吉野陽一(永山瑛太)とのセックスレスに苦しむ主人公・吉野みち(奈緒)が、会社の上司・新名誠(岩田剛典)にこの悩みを告白。その後、誠も妻・楓(田中みな実)とセックスレスであることをカミングアウトするという展開が描かれた。

 刺激的なセリフや激しいラブシーンが多く、ネット上では「家族のいるリビングでは見られない」と困惑する視聴者も多い。そのためか、スマホなどで見られるTVerのお気に入り数は101.3万人に上り、『教場0』に迫る勢いを見せているようだ。

4月期ドラマ初回視聴率ランキング(民放4局、午後8~10時台)

1位『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系、日曜午後9時) 14.7%
2位『風間公親-教場0-』(フジテレビ系、月曜午後9時) 12.1%
3位『特捜9 season6』(テレビ朝日系、水曜午後9時) 9.4%
4位『合理的にあり得ない』(フジテレビ系、月曜午後10時) 9.3%
5位『Dr.チョコレート』(日本テレビ系、土曜午後10時) 8.6%
6位『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 8.4%
7位『unknown』(テレビ朝日系、火曜午後9時) 7.6%
同率7位『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と』(TBS系、金曜午後10時) 7.6%
9位『王様に捧ぐ薬指』(TBS系、火曜午後10時) 7.5%
10位『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系、水曜午後10時) 6.1%
11位『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系、水曜午後10時) 6.0%
12位『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系、木曜午後10時) 5.8%
13位『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系、日曜午後10時) 5.6%
14位『だが、情熱はある』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 4.7%

※小数点第2位以下を四捨五入。

『合理的にあり得ない』第2話、7.9%までダウンのナゼ……『教場0』と共倒れの可能性も?

 天海祐希主演の連続ドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)の第2話が4月24日に放送され、ネット上では天海のコスプレシーンに賛否が飛び交っている。

 同ドラマは、柚月裕子氏の小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社)を原作とした痛快エンターテインメント。頭脳明晰で変装が得意な女探偵・上水流涼子(天海)とIQ140の貴山伸彦(松下洸平)がバディを組み、さまざまな依頼を“あり得ない方法”で解決していく1話完結モノだ。

 第1話が世帯平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、好発進となった同作だが、第2話では7.9%までダウン。

 当初、“春ドラマの目玉”とも言われる木村拓哉主演の“月9”ドラマ『風間公親-教場0-』(同)に続く枠で放送されることから、視聴率においてその恩恵を受けるのではないかと予想する声もあった。

 しかし、『教場0』は現状、右肩下がりとなっており、24日放送の第3話では初の1ケタにまでダウン。『合理的にあり得ない』も、少なからずこれに引きずられているような印象で、共倒れする可能性も否めない状況だ。

 加えて、前クールの同枠で放送されていた草なぎ剛主演『罠の戦争』は第2話まで9%台をキープしており、これと比べると『合理的にあり得ない』は今後、さらなる落ち込みが心配される。

※以下、『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』第2話のネタバレを含みます。

 なお、第2話では、かつて涼子を顧問弁護士として雇っていた総合商社・諫間グループの社長・諫間慶介(仲村トオル)から、1週間前から行方不明になっている娘・久実(白石聖)を探してほしいと依頼される。

 早速、涼子は、久実が通う大学に“食堂のおばちゃん”として潜入し、彼女が近頃、六本木のクラブに出入りしているという情報を得ることに成功。その後、“ジュリ扇”片手に踊る“バブリー女”に扮した涼子は、貴山とともに六本木へ。ここで、久実とつるむ謎の女・円谷エリ(早見あかり)と、彼女の幼なじみだという広瀬リアム(猪塚健太)と出会う……。

 今回はこのほかにも、“ギャンブル好きのマダム”に変装していた涼子だが、“バブリー女”に扮した際には「しもしもー」と携帯電話をかけるなど、コミカルなシーンが連発された。

 ネット上では、「天海さんのバブリー涼子も、マダム涼子も最高すぎて爆笑した! 涼子に戸惑う松下さんも面白い」「天海さんのカッコよさとコミカルさの絶妙なバランス! こういう振り切った役をこなせるのは、やっぱり天海さんしかいない」と賛辞が相次いでいる。

 また、番組終盤では、涼子の元で働きたいと志願する久実が「なんとお呼びしたらいいですかね? やっぱBOSSですかね?」と質問すると、涼子が「BOSSはダメよ」と即答するシーンも登場。

 これは、同ドラマと同じ演出家が手掛ける天海主演の刑事ドラマシリーズ『BOSS』(同)をネタにしたギャグと思われるが、「『BOSSはダメよ』に笑った!」と多くの視聴者を喜ばせたようだ。

 一方で、「ギャグが滑っている」「ギャグ要素いらない」「天海さんの無駄遣い」と厳しい声も散見される。

 過去の天海主演ドラマといえば、『緊急取調室』(テレビ朝日系)が第4シーズンまで制作され、2021年7月期の同シーズンが初回で14.7%を記録。さらに、天海が脳神経外科医を好演した20年1月期『トップナイフ』(日本テレビ系)が全話平均11.3%を記録するなど、概ね高い視聴率を叩き出してきた。

 そんな中、唯一“爆死”と言われたのが16年10月期の木曜劇場『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)で、全話平均は7.0%。

 同作は、天海演じる元三ツ星シェフが小学校で働くことになり、給食作りに奮闘する姿が描かれたが、やはりこの時もネット上では「天海さんのもっとかっこいい姿が見たかった」と不満の声が続出。天海自身はシリアスもコミカルも柔軟に演じられる役者であるが、視聴率に鑑みると、ひたすらにかっこいい天海の姿を求める視聴者は多いのかもしれない。

 初回から“脱力シーン”の多さが賛否を呼んでいる『合理的にあり得ない』。人それぞれ、天海に“求めるモノ”があるようだ。

木村拓哉『教場0』まさかの1ケタ落ち招いた原因――脚本の雑さともう一つは?

 フジテレビ系「月9」枠にて木村拓哉が主演中の連続ドラマ『風間公親-教場0-』が、4月24日に第3話を迎え、世帯平均視聴率9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第1~2話、また過去のスペシャルドラマも視聴率2ケタ台を獲得してきた人気シリーズだけに、「1ケタ台への転落はフジとしても想定外なのでは」(テレビ誌ライター)と指摘されている。

「同作の原作は、長岡弘樹氏による小説『教場』(小学館)シリーズ。フジは、2020年1月に新春スペシャルドラマ『教場』を放送し、前編(4日)は15.3%、後編(5日)も15.0%と高視聴率をマーク。21年1月に放送した『教場II』も、前編(3日)が13.5%、後編(4日)が13.2%と、やはり好成績を残しました」(同)

 スペシャルドラマでは主人公・風間公親(木村)が教官を務める警察学校を舞台に、彼のもとで警察官を目指す訓練生たちのストーリーを展開。一方、今年4月10日にスタートした連ドラ『風間公親-教場0-』は、風間が警察学校赴任前に、刑事指導官として新人刑事を教育していた頃の物語だ。

「初回は12.1%と好発進。第2話(17日)も10.7%と2ケタを維持していましたが、第3話でさらに後退し、『教場』のドラマシリーズでは初の1ケタ視聴率を記録。フジ側は、これまでの成績を踏まえて今回の連ドラ版にも期待していたとみられ、まさか1ケタ台に転落するとは思っていなかったのでは」(同)

 ただ、同ドラマの視聴者がネット上に書き込んでいる感想を見てみると、当初から「楽しみにしてたけど絶望的につまらない」「脚本が雑すぎる」などと不評を買っていた。

「“刑事モノ”なので、主人公たちが事件を解決していく様子が描かれているのですが、ネット上では、その真相に対し、『非現実的』『無理がある』といったツッコミが飛び交う事態に。例えば第2話では、犯人の女性が撲殺した被害者の遺体を担いだり、学校の校庭にあるブロンズ像を用いた大胆な犯行を繰り広げたにもかかわらず、誰にも目撃されなかったり――視聴者の間で『意識のない人間の体を、あんなに軽々と担げるか?』『近隣住民が一切気付かないなんてことある?』『そういうところに雑さを感じる』などと物議を醸したんです」(同)

 一方、登場人物に関する不満も少なくない。今回の連ドラには、新人刑事役で新垣結衣、染谷将太、白石麻衣(元乃木坂46)、赤楚衛二、北村匠海(DISH//)が出演すると発表されていたものの、最初から全員揃うわけでも、全員レギュラー出演するわけでもなく、例えば、新垣演じる隼田聖子は第2話のラストで登場。また、彼女と入れ替わるように、第1~2話で風間の指導を受けていた瓜原潤史(赤楚)が退場となった。

「そのため、ネット上には『最初からガッキー出てくるのかと思ってた』『赤楚くんがいなくなるなら、もう見ないかな……』といった声も。風間と新人刑事の組み合わせが変わるごとに、一部視聴者も入れ替わっていくとなると、今後の視聴率もなかなか安定しないかもしれません」(同)

 木村サイドとしても、昨年4月期の連ドラ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)で“キムタク主演で初の1ケタ台”を記録していただけに、今作で挽回したかったはず。『未来への10カウント』は第3~4話と続けて1ケタ台をマークしていたが、『風間公親-教場0-』第4話は2ケタ台に返り咲けるだろうか。