嵐・松本が木村超え! 深田恭子と広瀬すず、芳根京子がビリ争い! 1月期ドラマ視聴率ランク

 元SMAP・木村拓哉、嵐・松本潤、KAT-TUN・亀梨和也、Hey! Say! JUMP・山田涼介らが主演を務めた1月スタートの冬ドラマ(午後8~10時台)。3月23日までにそれぞれ最終回を迎え、視聴率ランキングでは松本主演の『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』(TBS系)が全話平均17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、トップに輝いた。

 2016年の第1期で過去最高視聴率19.1%(第2話と最終回)を獲得するなど、大好評を博した『99.9』。約2年ぶりの続編は、榮倉奈々に代わって木村文乃をヒロインに迎えたが、小ネタ満載の世界観は変わらず、初回も15.1%と2ケタのスタートを切った。木村主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)が第1話で15.7%をマークしたため、初回視聴率ランクは2位にとどまったものの、2話で18.0%にジャンプアップ。以降も16~18%台が続き、最終回は自己最高の21.0%で有終の美を飾った。

 惜しくも2位に終わったのは『BG』。民間警備会社のボディガードたちの奮闘を描いた物語で、木村はキレキレの格闘シーンをみせ、高さ約50メートルの橋の上でのアクションにも挑んだ。しかし、視聴率は初回15.7%、2話で15.1%を記録後、13.4%(3話)、13.6%(4話)と停滞。ドラマの終盤には、チームを取りまとめていた身辺警護課の課長・村田五郎(上川隆也)が足に銃撃を受け負傷し、後に死去するという衝撃な展開が描かれた。歌手の矢沢永吉が本人役でゲスト出演した最終回は、最高値の17.3%で、全9話の平均は15.1%だった。

 ベスト3位は石原さとみ主演の『アンナチュラル』(TBS系)。法医解剖医の三澄ミコト(石原)が“不自然な死”を究明していくストーリーで、16年の大ヒット作『逃げるは恥だが役に立つ』(同)を手がけた野木亜紀子氏が脚本を担当した。初回は12.7%で4位にランクインし、視聴率面では飛び抜けなかったものの、第1話の放送後からネット上で「面白すぎる!」「次回も絶対見る」といった高評価が相次いだ。9%台を二度記録し、全10話の平均は11.1%とさほど伸びなかった一方、早くも続編を期待する声が多く上がっている。

 深田恭子、0.1%差で最下位免れる

 続いて、ワースト3作品の結果を見ていこう。深田恭子と松山ケンイチが“妊活”に励む夫婦を演じた『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)は、全10話の平均が6.2%でフィニッシュした。同作は7.0%でスタートし、初回の視聴率ランキングでは最下位に。5話で4.6%にまで下がるも、8話は6.5%、9話で6.9%と上がり始め、ラスト10話は前番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の最終回が9.7%を記録した効果か、自己最高である7.9%となった。

 下位2作品の『海月姫』(フジテレビ系)と『anone』(日本テレビ系)は、どちらも全10話の平均が6.1%となり、同率10位。芳根京子主演の月9ドラマ『海月姫』は、東村アキコ氏による同名人気漫画が原作で、14年には能年玲奈(現在はのん)主演で映画化されている。男子禁制の共同アパートに住むオタク女子・倉下月海(芳根)の恋模様を描くラブコメディで、視聴者の間では鯉淵蔵之介役・瀬戸康史の女装姿が大きな話題となった。初回は8.6%だったものの、7話で4.9%と“大爆死”。その後は8%台に浮上できず、平均ランクでワースト入りした。

 広瀬すず主演の『anone』は、『Mother』『Woman』に続く、日テレと人気脚本家・坂元裕二氏がタッグを組んだオリジナル作の第3弾。ネットカフェで寝泊まりしていた少女・辻沢ハリカ(広瀬)が、老齢の女性・林田亜乃音(田中裕子)らと出会い、生活が一変していく過程を描きつつ、主人公たちが“偽札作り”を始めるというダークな内容へと進んでいった。

 坂元氏は15年の『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)を皮切りに、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(同)『カルテット』(TBS系)と、4年連続で1月期ドラマの脚本を担当。印象的な名ゼリフが多い点が支持されている理由の1つだが、『anone』が最終回を迎えた21日、坂元氏はインスタグラムで「来年の1月はありません。これにてちょっと連ドラはお休みします」と、突如宣言。「4年前にそれを決めて、周囲にもそう話して、ずっと今日を目指して来ました」とのことで、しばらくは連ドラ以外の脚本に専念するそうだ。

 このほか、今期は松本と木村以外にもジャニーズタレント主演作がほかに2本あったが、残念ながら成績はイマイチ。山田主演の『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)は、初回こそ13.3%の高視聴率を記録するも、第5話で7.1%に転落。7話で6.6%の最低値を更新してしまい、全10話の平均は9.8%に終わった。

 亀梨は『FINAL CUT』(フジテレビ系)で、母親を追い詰めた者たちへの復讐に燃える主人公を熱演。初回から7.2%と“消費税割れ”し、以降も6~7%台を辿った末、2ケタに上昇せずに平均は6.9%(全9話)となった。

 4月期の春ドラマは、『99.9』の後枠で嵐・二宮和也が初の外科医役を演じる『ブラックペアン』が控えており、ディーン・フジオカ主演の『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系)に関ジャニ∞・大倉忠義が出演。嵐・松本の出世作『花より男子』(TBS系)シリーズの続編にあたる『花のち晴れ~花男 Next Season~』には、King&Princeの一員として5月にCDをリリースするジャニーズの若手・平野紫耀が抜擢され、デビュー曲「シンデレラガール」が主題歌に決まった。また、渡瀬恒彦が主演を務めた『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)のメンバーが再集結する『特捜9』は、V6・井ノ原快彦が主演に代わり、新たなスタートを切る。

 そのほか、長澤まさみ主演の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)をはじめ、中谷美紀主演『あなたには帰る家がある』(TBS系)や、波瑠主演『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)に加え、吉高由里子主演『正義のセ』(日本テレビ系)、菜々緒主演の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(同)と、女優陣のドラマが続々。この中から名作は誕生するのか、放送開始を楽しみに待ちたい。

【2018年冬ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』(TBS系・日曜午後9時)全9話/17.4%
2位『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全9話/15.1%
3位『アンナチュラル』(TBS系・金曜午後10時)全10話/11.1%
4位『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系・土曜午後10時)全10話/9.8%
5位『きみが心に棲みついた』(TBS系・火曜午後10時)全10話/7.7%
6位『トドメの接吻』(日本テレビ系・日曜午後10時30分)全10話/6.9%
6位『FINAL CUT』(フジテレビ系・火曜午後9時)全9話/6.9%
8位『特命刑事カクホの女』(テレビ東京・金曜午後8時)全7話/6.6%
9位『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系・木曜午後10時)全10話/6.2%
10位『海月姫』(フジテレビ系・月曜午後9時)全10話/6.1%
10位『anone』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/6.1%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。昨秋から2クール連続で放送された『相棒』『科捜研の女』(ともにテレビ朝日系)と、2月7日スタートの『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(テレビ東京、全5話)はランキング対象外とする。

嵐・松本が木村超え! 深田恭子と広瀬すず、芳根京子がビリ争い! 1月期ドラマ視聴率ランク

 元SMAP・木村拓哉、嵐・松本潤、KAT-TUN・亀梨和也、Hey! Say! JUMP・山田涼介らが主演を務めた1月スタートの冬ドラマ(午後8~10時台)。3月23日までにそれぞれ最終回を迎え、視聴率ランキングでは松本主演の『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』(TBS系)が全話平均17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、トップに輝いた。

 2016年の第1期で過去最高視聴率19.1%(第2話と最終回)を獲得するなど、大好評を博した『99.9』。約2年ぶりの続編は、榮倉奈々に代わって木村文乃をヒロインに迎えたが、小ネタ満載の世界観は変わらず、初回も15.1%と2ケタのスタートを切った。木村主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)が第1話で15.7%をマークしたため、初回視聴率ランクは2位にとどまったものの、2話で18.0%にジャンプアップ。以降も16~18%台が続き、最終回は自己最高の21.0%で有終の美を飾った。

 惜しくも2位に終わったのは『BG』。民間警備会社のボディガードたちの奮闘を描いた物語で、木村はキレキレの格闘シーンをみせ、高さ約50メートルの橋の上でのアクションにも挑んだ。しかし、視聴率は初回15.7%、2話で15.1%を記録後、13.4%(3話)、13.6%(4話)と停滞。ドラマの終盤には、チームを取りまとめていた身辺警護課の課長・村田五郎(上川隆也)が足に銃撃を受け負傷し、後に死去するという衝撃な展開が描かれた。歌手の矢沢永吉が本人役でゲスト出演した最終回は、最高値の17.3%で、全9話の平均は15.1%だった。

 ベスト3位は石原さとみ主演の『アンナチュラル』(TBS系)。法医解剖医の三澄ミコト(石原)が“不自然な死”を究明していくストーリーで、16年の大ヒット作『逃げるは恥だが役に立つ』(同)を手がけた野木亜紀子氏が脚本を担当した。初回は12.7%で4位にランクインし、視聴率面では飛び抜けなかったものの、第1話の放送後からネット上で「面白すぎる!」「次回も絶対見る」といった高評価が相次いだ。9%台を二度記録し、全10話の平均は11.1%とさほど伸びなかった一方、早くも続編を期待する声が多く上がっている。

 深田恭子、0.1%差で最下位免れる

 続いて、ワースト3作品の結果を見ていこう。深田恭子と松山ケンイチが“妊活”に励む夫婦を演じた『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)は、全10話の平均が6.2%でフィニッシュした。同作は7.0%でスタートし、初回の視聴率ランキングでは最下位に。5話で4.6%にまで下がるも、8話は6.5%、9話で6.9%と上がり始め、ラスト10話は前番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の最終回が9.7%を記録した効果か、自己最高である7.9%となった。

 下位2作品の『海月姫』(フジテレビ系)と『anone』(日本テレビ系)は、どちらも全10話の平均が6.1%となり、同率10位。芳根京子主演の月9ドラマ『海月姫』は、東村アキコ氏による同名人気漫画が原作で、14年には能年玲奈(現在はのん)主演で映画化されている。男子禁制の共同アパートに住むオタク女子・倉下月海(芳根)の恋模様を描くラブコメディで、視聴者の間では鯉淵蔵之介役・瀬戸康史の女装姿が大きな話題となった。初回は8.6%だったものの、7話で4.9%と“大爆死”。その後は8%台に浮上できず、平均ランクでワースト入りした。

 広瀬すず主演の『anone』は、『Mother』『Woman』に続く、日テレと人気脚本家・坂元裕二氏がタッグを組んだオリジナル作の第3弾。ネットカフェで寝泊まりしていた少女・辻沢ハリカ(広瀬)が、老齢の女性・林田亜乃音(田中裕子)らと出会い、生活が一変していく過程を描きつつ、主人公たちが“偽札作り”を始めるというダークな内容へと進んでいった。

 坂元氏は15年の『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)を皮切りに、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(同)『カルテット』(TBS系)と、4年連続で1月期ドラマの脚本を担当。印象的な名ゼリフが多い点が支持されている理由の1つだが、『anone』が最終回を迎えた21日、坂元氏はインスタグラムで「来年の1月はありません。これにてちょっと連ドラはお休みします」と、突如宣言。「4年前にそれを決めて、周囲にもそう話して、ずっと今日を目指して来ました」とのことで、しばらくは連ドラ以外の脚本に専念するそうだ。

 このほか、今期は松本と木村以外にもジャニーズタレント主演作がほかに2本あったが、残念ながら成績はイマイチ。山田主演の『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)は、初回こそ13.3%の高視聴率を記録するも、第5話で7.1%に転落。7話で6.6%の最低値を更新してしまい、全10話の平均は9.8%に終わった。

 亀梨は『FINAL CUT』(フジテレビ系)で、母親を追い詰めた者たちへの復讐に燃える主人公を熱演。初回から7.2%と“消費税割れ”し、以降も6~7%台を辿った末、2ケタに上昇せずに平均は6.9%(全9話)となった。

 4月期の春ドラマは、『99.9』の後枠で嵐・二宮和也が初の外科医役を演じる『ブラックペアン』が控えており、ディーン・フジオカ主演の『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系)に関ジャニ∞・大倉忠義が出演。嵐・松本の出世作『花より男子』(TBS系)シリーズの続編にあたる『花のち晴れ~花男 Next Season~』には、King&Princeの一員として5月にCDをリリースするジャニーズの若手・平野紫耀が抜擢され、デビュー曲「シンデレラガール」が主題歌に決まった。また、渡瀬恒彦が主演を務めた『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)のメンバーが再集結する『特捜9』は、V6・井ノ原快彦が主演に代わり、新たなスタートを切る。

 そのほか、長澤まさみ主演の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)をはじめ、中谷美紀主演『あなたには帰る家がある』(TBS系)や、波瑠主演『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)に加え、吉高由里子主演『正義のセ』(日本テレビ系)、菜々緒主演の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(同)と、女優陣のドラマが続々。この中から名作は誕生するのか、放送開始を楽しみに待ちたい。

【2018年冬ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』(TBS系・日曜午後9時)全9話/17.4%
2位『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全9話/15.1%
3位『アンナチュラル』(TBS系・金曜午後10時)全10話/11.1%
4位『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系・土曜午後10時)全10話/9.8%
5位『きみが心に棲みついた』(TBS系・火曜午後10時)全10話/7.7%
6位『トドメの接吻』(日本テレビ系・日曜午後10時30分)全10話/6.9%
6位『FINAL CUT』(フジテレビ系・火曜午後9時)全9話/6.9%
8位『特命刑事カクホの女』(テレビ東京・金曜午後8時)全7話/6.6%
9位『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系・木曜午後10時)全10話/6.2%
10位『海月姫』(フジテレビ系・月曜午後9時)全10話/6.1%
10位『anone』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/6.1%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。昨秋から2クール連続で放送された『相棒』『科捜研の女』(ともにテレビ朝日系)と、2月7日スタートの『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(テレビ東京、全5話)はランキング対象外とする。

広瀬すず『anone』全話平均6.1%で、月9『海月姫』と“ワースト同着”の大不発!

 3月21日放送の連続ドラマ『anone』(日本テレビ系)最終回が、平均視聴率5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、全話平均は6.1%だったことがわかった。「広瀬すず、10代最後の連ドラ主演作」と銘打っていたが、まさかの全話1ケタ台を連発し、ひっそりと幕を閉じた。

「主人公の孤独な少女・辻沢ハリカ(広瀬)、夫を亡くして1人で暮らしていた林田亜乃音(田中裕子)、余命わずかな持本舵(阿部サダヲ)、死に場所を探していた青羽るい子(小林聡美)らが出会い、“ニセ札”をめぐる不思議な共同生活を送る姿を描いた同作。“若手女優トップ”と言える勢いで活躍中の広瀬と、過去に日テレで大ヒットした『Mother』(2010年)、『Woman』(13年)を手がけた脚本家・坂元裕二氏がタッグを組むとあって、当初は注目を集めていました」(芸能ライター)

 ところが、初回9.2%と厳しいスタートを切ったばかりか、結果的にこれが自己最高の数字となってしまう。第2話で一気に2ポイントダウンの7.2%を出すと、第3~4話で6%台、第5~6話は5%台と徐々に視聴率を落とし、第7話でついに4.9%まで低迷。第8話で5.4%に回復したかと思いきや、最終回直前の第9話では自己最低の4.4%まで下落した。

「最後は前週から1.2ポイント上げたとはいえ、全10話の平均視聴率は6.1%と“大コケ”もいいところ。これは、同局の『水曜ドラマ』枠で放送された作品の中で、13年に竹内結子が主演した『ダンダリン 労働基準監督官』の全話平均7.5%を下回る、ワースト成績となりました」(同)

 最終回は、亜乃音がニセ札作りの容疑で警察に連行され、やがてハリカも少年院へ。刑期を終えた後は亜乃音を助けるため、ニセ札製造の主犯格・中世古理市(瑛太)を捜す……という内容だった。

「一方、舵はるい子に看取られて亡くなってしまったのですが、なんと最後は幽霊になって再登場し、これがネット上で賛否両論を巻き起こしました。『笑える』『ほっこりした』といった声もあるものの、『急にファンタジー色が強くなった』『幽霊オチって何? ついていけない!』『最悪とまでは言わないが、微妙な展開』と、モヤモヤを抱えた視聴者も多かったようです」(同)

 また、ハリカには幼い頃に過ごした更生施設で一緒だった紙野彦星(清水尋也)というキーパーソンがいたが……。

「ハリカは第9話で彦星のためを思って別れを告げたけれど、少年鑑別所にいる時に彼から手紙を受け取り、後に対面を果たしました。しかし結局、2人の関係は曖昧なまま終わってしまい、ネット上には『ハッピーエンドっぽいけどスッキリできない』『ハリカと彦星がくっついて、幸せになる結末が見たかった』『想像もしにくい終わり方』『もっと2人のことを掘り下げてほしかった。最後にいろいろ詰め込みすぎ』などと不満が寄せられています」(同)

 広瀬の「10代最後の連ドラ主演作」は、パッとせずに終わってしまったようだ。

「安っぽい演出」「胸糞だわ」『anone』広瀬すずの行動に批判続出

 3月21日夜10時から第10話・最終回が放送される、広瀬すず主演のドラマ『anone』(日本テレビ系)。視聴率は初回9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話7.2%、第3話6.6%、第4話6.4%、第5話5.9%、第6話5.5%、第7話4.9%と下がり続け、第8話で5.4%と微増したものの、第9話は4.4%でワーストを記録した。

 同作は、幼い頃に更生施設に預けられていた子ども・辻沢ハリカ(広瀬)が主人公。少し変わった性格のハリカは施設で「あなたは“ハズレ”」と呼ばれて虐待を受けていた。現在は、林田印刷所で暮らす亜乃音(田中裕子)と出会い、共同生活をしている。しかし、更生施設で共に過ごし、いまは入院中の紙野彦星(清水尋也)を救うために治療費を集めたいハリカは、ニセ札作りに手を染めていくことになる。

 第9話では、試しにATMに入れたニセ札が返却されなかったことがきっかけで、理市(瑛太)が警察から追われることに。理市は証拠を隠滅して姿を消すため、亜乃音、るい子(小林聡美)、舵(阿部サダヲ)と共に、林田印刷所にあるニセ札作りに関係した資料を片付けていく。

 そんな中、ついに彦星と再会することになったハリカ。しかし、病院に行く道中で彦星に好意を寄せている茉歩(藤井武美)に出会い、彦星が“ほかに好きな人がいる”という理由で、茉歩の父親から治療費の申し出を断ったことを知らされる。そこでハリカは、彦星が傷つくようなひどい言葉を次々と口にし、彦星から嫌われるよう仕向けるのだった。

「ハリカの言動に感動する視聴者がいる一方で、『意味わからん。普通に説得しろよ。あほか』『重病人にこんなこといったら自殺しそう』『彦星くん生きる希望なくなって自殺するんじゃない?』『どう考えてもほかに方法あるよね』『安っぽい演出、なんだこの脚本。胸糞だわ』と冷めた声が続出。しかし、ハリカが心を痛めて泣いているところを彦星の弟が目撃していたため、ハッピーエンドに向かう可能性も残っています」(芸能ライター)

 第10話では、ニセ札作りの容疑で亜乃音が警察に連行され、るい子は余命わずかの舵を看取るためにどこかへ消えてしまい、ひとりぼっちになってしまったハリカ。みんながいつ帰ってきてもいいように、いつも通りの生活を送っていたが、やがてハリカも警察に捕まることに。

「少年院で刑期を終えたハリカは、警察からニセ札作りの主犯格と誤解されている亜乃音を助けるため、理市を捜すようです。最終回では理市がニセ札作りにこだわる理由が明らかになるようで、それぞれのキャラの結末に注目が集まっています」(同)

 いよいよ最終回。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。

テレビ局関係者らが選ぶ、「よくも悪くも予想を裏切られた」4月期ドラマ3作品とは?

 ヒットと爆死の明闇がくっきりと分かれた1月期の連続ドラマ。当初から高視聴率を見込まれていた、嵐・松本潤主演の『99.9‐刑事専門弁護士‐ SEASON II』(TBS系)、木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)は、共に全話平均視聴率が15%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大台を突破した。そんな中、業界関係者が「よくも悪くも予想を裏切られた」という3作品を明かす。

 まずは、視聴率が右肩下がりで、何度もネット上を騒がせた広瀬すず主演の『anone』(日本テレビ系)。初回の9.2%が最高で、その後は4%台にまで数字を落としてしまった。

「脚本や演出も『客を選ぶ出来』でした。広瀬の評価以上に、脚本を担当した坂元裕二氏の責任が、関係者の間でも二分しています。もともと坂元作品は、前作の『カルテット』(TBS系)もそうでしたが、“数字が追いつかない”点を懸念されていましたが『anone』ほどの大爆死は珍しい。業界評は高いものの、今後、坂元脚本の起用は、局としても慎重にならざるを得ないところでしょう」(芸能プロ関係者)

 一方で、業界内での下馬評はパッとせず、全話平均も7%台に届かなかった『トドメの接吻』(日本テレビ系)は、意外な好評価を得ているようだ。

「主演の山崎賢人、ヒロインの門脇麦ではなく、新田真剣佑や新木優子ら、二番手以降の役者が見どころを作っていた印象です。キャスティングや『キスで人を殺す謎の女』という突拍子もない設定から、もっとひどい数字になると思っていましたが、この数字は逆に大健闘といえる。中高年視聴者は度外視し、10~20代前半にターゲットを絞って制作したことによって、いい意味で“吹っ切れることができた”事例となったのではないでしょうか」(制作会社スタッフ)

 そして、『アンナチュラル』(TBS系)も、業界内で「予想以上の出来」「今期ナンバーワンの作品」といわれており、また主演の石原さとみも、「演技が作品に合っていてよかった」「新境地を切り開いた」と評されているそうだ。

「法医解剖医が主役、1話完結のミステリーという点だけでも、現在のドラマ界のトレンドに非常にマッチしている。『99.9』や『BG』は、キャスティングや制作費を見ても、『数字を取りにいった』ことがわかるドラマでしたが、『アンナチュラル』は作品の力で勝負して、全話平均視聴率11%超を記録したといえる。劇中の演出や米津玄師の主題歌など、全体的にセンスがいい作品でした」(テレビ局関係者)

 4月期以降も、こうした「いい意味で予想を裏切る」作品が放送されることに期待したい。

月9『海月姫』、史上最低の“全話平均6.1%”! 嵐・松本潤『99.9』と10%以上差の“惨敗”

 3月19日、芳根京子主演の連続ドラマ『海月姫』(フジテレビ系)の最終話が放送され、平均視聴率5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全話平均は6.1%で、フジテレビ系月9枠で史上最低平均視聴率を叩き出したことがわかった。

 同ドラマは、男子禁制のアパート「天水館」でオタク女子仲間“尼~ず(あまーず)”と共同生活を送るクラゲオタク・倉下月海(芳根)が主人公の作品。地味な生活を過ごす月海だったが、“女装美男子”の鯉淵蔵之介(瀬戸康史)と出会ってから生活が急変する。そして、蔵之介の弟で“童貞エリート”の鯉淵修(工藤阿須加)を交えた三角関係へ発展していくストーリーが描かれた。

「最終回では、蔵之介が月海のファッションブランド『ジェリーフィッシュ』を解散すると宣言。月海は、最後に“尼~ず”のメンバーが着たい服を作ってファッションショーをすることを思いつく、という物語が展開されました。同作は漫画原作なのですが、視聴者からは『原作の流れに加え、ドラマではキスシーンも追加されていて大満足です!』『原作も読んでたけど、ドラマ版の終わり方は個人的に好きだった』と好評の声が上がっています」(芸能ライター)

 ほかにも「それぞれぶっ飛んだ個性あるキャラをうまく演じられて、見応えあるドラマだったと思う」「少しマニアックな感じはあったけど、役者さんや作り手の拘りが垣間見えるドラマでした」といった感想の多い『海月姫』。しかし、視聴率の方は苦しいまま終わってしまったようだ。

「これまでの月9全話平均で最低の数字を持っていたのは、西内まりや主演の『突然ですが、明日結婚します』の6.6%。しかし『海月姫』は、その数字を0.5%下回る6.1%でした。初回は8.6%でスタートした『海月姫』でしたが、第7話では4.9%という低視聴率を記録しています。今期は木村拓哉主演の『BG ~身辺警護人~』(テレビ朝日系)が全話平均15.2%、嵐・松本潤主演の『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(TBS系)が全話平均17.6%でしたし、およそ10%の差をつけられています」(同)

 4月9日からは、長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』がスタートする月9。低視聴率が続く同枠は、果たして盛り返すことができるのだろうか。

 

月9『海月姫』、史上最低の“全話平均6.1%”! 嵐・松本潤『99.9』と10%以上差の“惨敗”

 3月19日、芳根京子主演の連続ドラマ『海月姫』(フジテレビ系)の最終話が放送され、平均視聴率5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全話平均は6.1%で、フジテレビ系月9枠で史上最低平均視聴率を叩き出したことがわかった。

 同ドラマは、男子禁制のアパート「天水館」でオタク女子仲間“尼~ず(あまーず)”と共同生活を送るクラゲオタク・倉下月海(芳根)が主人公の作品。地味な生活を過ごす月海だったが、“女装美男子”の鯉淵蔵之介(瀬戸康史)と出会ってから生活が急変する。そして、蔵之介の弟で“童貞エリート”の鯉淵修(工藤阿須加)を交えた三角関係へ発展していくストーリーが描かれた。

「最終回では、蔵之介が月海のファッションブランド『ジェリーフィッシュ』を解散すると宣言。月海は、最後に“尼~ず”のメンバーが着たい服を作ってファッションショーをすることを思いつく、という物語が展開されました。同作は漫画原作なのですが、視聴者からは『原作の流れに加え、ドラマではキスシーンも追加されていて大満足です!』『原作も読んでたけど、ドラマ版の終わり方は個人的に好きだった』と好評の声が上がっています」(芸能ライター)

 ほかにも「それぞれぶっ飛んだ個性あるキャラをうまく演じられて、見応えあるドラマだったと思う」「少しマニアックな感じはあったけど、役者さんや作り手の拘りが垣間見えるドラマでした」といった感想の多い『海月姫』。しかし、視聴率の方は苦しいまま終わってしまったようだ。

「これまでの月9全話平均で最低の数字を持っていたのは、西内まりや主演の『突然ですが、明日結婚します』の6.6%。しかし『海月姫』は、その数字を0.5%下回る6.1%でした。初回は8.6%でスタートした『海月姫』でしたが、第7話では4.9%という低視聴率を記録しています。今期は木村拓哉主演の『BG ~身辺警護人~』(テレビ朝日系)が全話平均15.2%、嵐・松本潤主演の『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(TBS系)が全話平均17.6%でしたし、およそ10%の差をつけられています」(同)

 4月9日からは、長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』がスタートする月9。低視聴率が続く同枠は、果たして盛り返すことができるのだろうか。

 

「弟邪魔!」「蔵之介かわいそう」『海月姫』弟の横取りにブーイング続出!?

 3月19日夜9時から第10話・最終回が放送される、芳根京子主演の『海月姫』(フジテレビ系)。視聴率は初回8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話6.9%、第3話5.9%、第4話7.5%、第5話5.3%、第6話5.0%、第7話4.9%、第8話5.0%、第9話6.0%と苦戦を強いられている。

 同ドラマは、男子禁制のアパート「天水館」でオタク女子仲間、通称“尼~ず(あまーず)”と共同生活を送るクラゲオタク・倉下月海(芳根)が主人公。地味な私生活を過ごす月海だったが、“女装美男子”の鯉淵蔵之介(瀬戸康史)と出会ってから生活が急変する。そして次第に、蔵之介の弟である“童貞エリート”鯉淵修(工藤阿須加)を交えた三角関係へと発展していくストーリーだ。

 第9話では、アジアでセレクトショップを展開するカイ・フィッシュ(賀来賢人)に目をつけられた月海が、シンガポールへと飛び立つことに。月海は“尼~ず”たちとの別れを惜しむが、町の再開発のために取り壊し計画が進んでいる「天水館」を買い取るため、カイに従うのだった。

 一方の“尼~ず”、蔵之介、修は、月海を取り戻すため奔走。空港にたどり着いた蔵之介と修は、なんとか月海と再会し、蔵之介は満面の笑みで月海に歩み寄る。しかし、そこへ修が割り込むように入り月海を抱きしめた。さらに修は、「天水館」に戻った後、蔵之介の目の前で月海にプロポーズをするのだった。

「修と月海は一応交際中で両想い。何も問題はないのですが、2人が抱き合っているのを見て蔵之介が複雑な表情を浮かべていたため、ネット上では『弟邪魔!』『蔵之介かわいそう、修には申し訳ないけど蔵之介と月海のほうがお似合い』『修は蔵之介の気持ちがわかってるくせに……』と不満が噴出していました」(芸能ライター)

 第10話では、「天水館」から退居した“尼~ず”が、漫画喫茶で暮らしていることが判明。月海からクラゲのクララを預かった蔵之介は、飼育方法を聞きに漫画喫茶を訪れる。すると、「天水館」がなくなった今でも“尼~ず”がみんなで一緒に行動しているのを目にし、蔵之介は呆れながら笑う。

 蔵之介は月海とともに「天水館」に残してきたクララの飼育道具を取りに行くことになり、その道中で修からのプロポーズの返事をどうするつもりかと問いかける。すると月海は「まだ頭の整理がついていない」と答えるのだった。

「第10話の予告映像では、修が『3人で暮らせたら楽しいだろうなぁ』とつぶやくシーンがありました。蔵之介も修も月海が好きですが、同時にお互いを想い合っており、どちらかが月海と結ばれれば、どちらかがバッドエンドに。この複雑な関係を最終回でどう収集をつけるのか注目されています」(同)

 果たして三角関係の行方はどうなるのか。最終回に注目だ。

「弟邪魔!」「蔵之介かわいそう」『海月姫』弟の横取りにブーイング続出!?

 3月19日夜9時から第10話・最終回が放送される、芳根京子主演の『海月姫』(フジテレビ系)。視聴率は初回8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話6.9%、第3話5.9%、第4話7.5%、第5話5.3%、第6話5.0%、第7話4.9%、第8話5.0%、第9話6.0%と苦戦を強いられている。

 同ドラマは、男子禁制のアパート「天水館」でオタク女子仲間、通称“尼~ず(あまーず)”と共同生活を送るクラゲオタク・倉下月海(芳根)が主人公。地味な私生活を過ごす月海だったが、“女装美男子”の鯉淵蔵之介(瀬戸康史)と出会ってから生活が急変する。そして次第に、蔵之介の弟である“童貞エリート”鯉淵修(工藤阿須加)を交えた三角関係へと発展していくストーリーだ。

 第9話では、アジアでセレクトショップを展開するカイ・フィッシュ(賀来賢人)に目をつけられた月海が、シンガポールへと飛び立つことに。月海は“尼~ず”たちとの別れを惜しむが、町の再開発のために取り壊し計画が進んでいる「天水館」を買い取るため、カイに従うのだった。

 一方の“尼~ず”、蔵之介、修は、月海を取り戻すため奔走。空港にたどり着いた蔵之介と修は、なんとか月海と再会し、蔵之介は満面の笑みで月海に歩み寄る。しかし、そこへ修が割り込むように入り月海を抱きしめた。さらに修は、「天水館」に戻った後、蔵之介の目の前で月海にプロポーズをするのだった。

「修と月海は一応交際中で両想い。何も問題はないのですが、2人が抱き合っているのを見て蔵之介が複雑な表情を浮かべていたため、ネット上では『弟邪魔!』『蔵之介かわいそう、修には申し訳ないけど蔵之介と月海のほうがお似合い』『修は蔵之介の気持ちがわかってるくせに……』と不満が噴出していました」(芸能ライター)

 第10話では、「天水館」から退居した“尼~ず”が、漫画喫茶で暮らしていることが判明。月海からクラゲのクララを預かった蔵之介は、飼育方法を聞きに漫画喫茶を訪れる。すると、「天水館」がなくなった今でも“尼~ず”がみんなで一緒に行動しているのを目にし、蔵之介は呆れながら笑う。

 蔵之介は月海とともに「天水館」に残してきたクララの飼育道具を取りに行くことになり、その道中で修からのプロポーズの返事をどうするつもりかと問いかける。すると月海は「まだ頭の整理がついていない」と答えるのだった。

「第10話の予告映像では、修が『3人で暮らせたら楽しいだろうなぁ』とつぶやくシーンがありました。蔵之介も修も月海が好きですが、同時にお互いを想い合っており、どちらかが月海と結ばれれば、どちらかがバッドエンドに。この複雑な関係を最終回でどう収集をつけるのか注目されています」(同)

 果たして三角関係の行方はどうなるのか。最終回に注目だ。

広瀬すず主演『anone』が月9『海月姫』に負ける!? 大番狂わせとなった民放連ドラ“ビリ争い”

 1月期の民放プライム帯の連続ドラマが、佳境を迎えている。嵐・松本潤主演『99.9‐刑事専門弁護士‐SEASON II』(TBS系)や、木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)は高視聴率を挙げる一方で、“ビリ争い”は熾烈を極めている。

 3月15日放送分までで、平均視聴率がワーストなのは、深田恭子主演『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)で6.08%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。主たるテーマが妊活で、視聴者層が限られるとあって、数字になかなか結びついていないが、“質の高いホームドラマ”として、視聴者の評価はおおむね高い。初回7.0%で、ずっと低空飛行が続き、第5話で4.6%と打ち切りラインである“5%割れ”をしたものの、その後持ち直し、第8話で6.5%、第9話で6.9%と上昇気運に乗っているだけに、最下位脱出の可能性も十分だ。

 僅差でワースト2位を争っているのは、芳根京子主演の月9ドラマ『海月姫』(同)と、広瀬すず主演『anone』(日本テレビ系)。これまでの平均は、それぞれ6.17%と6.22%だ。

 『海月姫』は、“朝ドラヒロイン”芳根の吹っ切れた体当たり演技が話題を呼び、内容そのものも中盤から盛り上がりを見せてきたが、数字は伴っていない。ここにきて4~5%台が続いてしまっただけに、フジ月9枠のワースト視聴率となった『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演/2017年1月期)の6.65%を上回るのは難しくなってきた。

 『anone』は、人気脚本家・坂元裕二氏の作品とあって、放送開始前は2ケタ台を期待されながらも、よもやの低視聴率にあえいでいる。直近の第9話では、4.4%まで沈んでしまった。これでは最終回に向け、とても弾みになどなるわけがない。主演は広瀬のはずなのに、圧倒的に田中裕子の出演シーンが多く、メインストーリーの“ニセ札造り”にもあまりかかわっておらず、脚本の迷走ぶりが目立つ。視聴率推移からして、最終回で大きく数字を上げることは困難と思われ、最終的に、『隣の家族は青く見える』『海月姫』を下回って、“ビリ”になってしまうおそれもありそうだ。そうなれば、広瀬にとっては、10代最後の主演ドラマが“黒歴史”となるが、果たしてその行方は――?

■1月期 民放プライム帯の連ドラ・ワースト視聴率ランキング(3月15日放送分まで)
1位 6.08% 『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系、木曜午後10時)
2位 6.17% 『海月姫』(フジテレビ系、月曜午後9時)
3位 6.22% 『anone』(日本テレビ系、水曜午後10時)
4位 6.64% 『特命刑事 カクホの女』(テレビ東京系、金曜午後8時、放送終了)
5位 6.93% 『FINAL CUT』(フジテレビ系、火曜午後9時、放送終了)
6位 6.95% 『トドメの接吻』(日本テレビ系、日曜午後10時30分、放送終了)
(田中七男)