フジ月9『ラジエーションハウス』本田翼に「広瀬アリスの方が何もかも上」と力不足の声

 4月22日夜9時から第3話が放送される、窪田正孝主演ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)。第1話の視聴率は12.7%を記録し、続く第2話でも12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微減したものの、2ケタをキープしている。

 窪田演じる放射線技師・五十嵐唯織の活躍を描いた同ドラマ。初回は、唯織の確かな技術で、写真家の病を見つけ出すエピソードが描かれた。唯織は長年思いを寄せている幼なじみ・甘春杏(本田翼)と同じ、甘春総合病院の放射線科で働き出すが、杏は唯織のことをまったく覚えておらず、それどころか厄介な相手として認識されてしまう。

 第2話では、杏が膝の痛みを訴える少年・健太郎(石田星空)の診察を担当する。レントゲン検査では異常が見られなかったため、成長痛と診断を下す杏。一方、唯織は携帯電話を手放さない女性・富恵(宮田早苗)のMRI検査を担当することに。閉所恐怖症だという富恵は愛犬と一緒じゃなければ入れないと騒ぎたてる。唯織は病院の外につながれた愛犬を見て、杏が可愛がっていた捨て犬のことを思い出す。杏に幼少期の記憶を思い出してもらおうと、犬を近づけたが「近寄らないで、私犬嫌いなの」と拒絶されてしまう。

 その頃、検査を終えた健太郎は、母・美佐子(中越典子)とともにバスを待つことに。すると突然激しい腹痛に襲われた美佐子が倒れてしまう。唯織は病院に運び込まれた美佐子のカルテから、過去に副腎皮質がんを患ったことや、母親が脳腫瘍、妹が白血病で亡くなったという記録に目を留める。造影CT検査の結果、美佐子に異常は見つからなかったものの、健太郎の“成長痛”がどうしても気になる唯織はドライフィルムを手に入れる。遺伝的に白血病、乳がん、脳腫瘍など、さまざまな臓器に悪性腫瘍が発生しやすい遺伝性疾患の「リ・フラウメニ症候群」を疑う唯織。唯織は半ば強引に健太郎のMRI検査を行い、膝の骨肉腫を発見する。通常、医師のオーダーを待たずに検査を行うことは懲戒免職レベルのタブーだが、杏が間に入り今回は不問に。しかし杏に厳しく叱られ、唯織はひどく落ち込んでしまう。

 そんな様子を見た院長・大森渚(和久井映見)は、「彼女は彼女なりに、いろいろ必死なのよ」と唯織を慰める。杏は幼い頃に兄を亡くし、そのショックから杏の父は医師をリタイアしていた。杏の兄は、杏が可愛がっていた犬を追いかけ工事現場に立ち入った際、崩落事故に巻き込まれ亡くなっていた。そんな過去を知った唯織は、「君に忘れられたままだとしても、僕がずっと君を支えてみせるから」と決意する。

「杏は唯織の才能に感心しながらも、素直になれず厳しく当たってしまいます。一方、唯織と同期の新人技師・広瀬裕乃(広瀬アリス)は、積極的に唯織をサポート。視聴者の間では、『杏は好きになれない』『本田翼にヒロイン要素が足りない』『演技、キャラクターのどちらも広瀬アリスの方が上』といった声が数多く上がっています」(芸能ライター)

 第3話では、結婚を控えた女性編集者・葉山今日子(内山理名)がマンモグラフィ検査を受診する。1度目の検査で異常なしと診断される今日子だったが、検査画像を見た唯織は、より詳細な検査が可能な超音波検査を受けてほしいと伝える。一方、マンモグラフィが苦手な裕乃は、技師の黒羽たまき(山口紗弥加)に被検者になってもらうことに。

「唯織と杏の恋愛模様については、『演出がどことなく古めかしい』という批判もある一方で『昔ながらの月9らしいラブストーリー』という声も。今後の二人の関係に、注目が集まっています」(同)

 不器用ながらも杏を支えることを決心し、技師としての仕事に精を出す唯織。果たして、その思いが届く日は来るのだろうか。

KAT-TUN・亀梨ワースト3位、天海祐希とV6・井ノ原は同率1位! 4月期ドラマ初回視聴率ランク

 4月開始の春ドラマ(民放の午後8~10時台)が、4月22日までにそれぞれ初回放送を迎えた。初回視聴率では、テレビ朝日系のドラマ『緊急取調室』と『特捜9 season 2』が15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で同率1位に。4位にも沢口靖子主演の人気シリーズ『科捜研の女』が入るなど、テレ朝ドラマが圧倒的な強さを示す結果となった。

 『緊急取調室』は、取調官・真壁有希子(天海祐希)が、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、2014年に連続ドラマ第1弾が放送され、その後17年に第2弾、そして第3弾となる今作がスタートした。今シーズンの初回では、昨年2月に亡くなった大杉漣が演じていた刑事・中田善次郎の過去シーンが流れたほか、番組の終わりに追悼テロップも。前シーズンの初回17.9%を超えられなかったものの、ひとまず今期トップの滑り出し。お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅が、画像解析のエキスパートとして新たに加わり、視聴者の間でも「やっぱ面白いな。安心して見られるし、塚地もいい味出してる」「漣さんいなくて寂しいけど、新キャストが塚地でよかった」と、好意的なコメントが出ていた。

 V6・井ノ原快彦主演の『特捜9』は、故・渡瀬恒彦主演の『警視庁捜査一課9係』が生まれ変わり、昨年4月に始動。こちらも前シーズンの初回記録16.0%を下回ったものの、15.2%を獲得し、根強いファンの存在を証明した。さらに、テレ朝は沢口主演の『科捜研の女19』も、初回13.7%で4位発進。シリーズ20周年を記念し、今回は初の通年放送を実施。沢口をはじめ内藤剛志、若村麻由美、風間トオルらおなじみのキャストが1年間に及ぶ長丁場に挑むという。

 福山雅治主演の日曜劇場『集団左遷!!』(TBS系)は、初回13.8%を獲得し、3位に登場。原作は、作家・江波戸哲夫の『新装版 銀行支店長』『集団左遷』(いずれも講談社)で、50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋(福山)が、リストラ寸前の銀行員たちと協力する姿を描く物語。香川照之、神木隆之介、市村正親、三上博史など実力派キャストが集結している。

 一方で、ワースト3位と2位は、いずれもフジテレビのドラマがランクイン。二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也がダブル主演を果たす『ストロベリーナイト・サーガ』は初回7.8%と、1ケタのスタートを切った。12年に連ドラが放送され、竹内結子と西島秀俊コンビで人気を博した『ストロベリーナイト』のリメイク作品だが、注目度の高さと数字が比例しなかった印象だ。

 二階堂は27歳の若さで警部補に昇任した女性刑事・姫川玲子役、亀梨は姫川にとって年上の部下・菊田和男役を演じているものの、視聴者からは「二階堂に警部補の貫禄がない……」「ダブル主演と言いながら、亀梨くんの存在感がなくて影が薄すぎ」「菊田がダメ。姫川を信頼しながら、そばで見守ってる感じが出てない」といった辛らつな感想も見受けられる。2話は6.4%に減少しており、全話平均ランキングのワースト入りも十分あり得るだろう。

 ワースト2位は、松坂桃李が車いす生活を送る主人公・鮎川樹を演じる『パーフェクトワールド』で、初回は6.9%。「Kiss」(講談社)で連載中の有賀リエ氏による同名コミックが原作で、昨年10月には岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・EXILE)と杉咲花のダブル主演映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』も公開されている。ドラマでは、初恋の人・鮎川と12年ぶりに再会し、恋に悩むヒロイン・川奈つぐみを山本美月が演じているほか、松重豊、麻生祐未、堀内敬子、瀬戸康史、ジャニーズJr.内ユニット・SixTONESの松村北斗らが登場。

 対照的に唯一、フジで好調なのは、窪田正孝主演の月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』。「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の『ラジエーションハウス』の実写版で、医療モノということもあり、初回は12.7%、2話も12.3%と好調だ。

 そして、今期の最下位は玉木宏が主演を務める『スパイラル~町工場の奇跡~』(テレビ東京系)で、初回は深夜ドラマ並みの3.5%だった。小説家・真山仁の人気シリーズ『ハゲタカ』のスピンオフとして出版された『ハゲタカ4.5 スパイラル』(講談社)のドラマ版で、銀行員から転身した企業再生家・芝野健夫(玉木)が、小さな町工場の再生に奮闘する様子を描いたヒューマンエンターテインメント。貫地谷しほり、眞島秀和、真矢ミキ、平泉成、國村隼、長谷川純らが出演している。

 放送枠は、昨年4月にスタートした月曜午後10時台の「ドラマBiz」だが、今作はワースト記録を更新。第1弾の『ヘッドハンター』(江口洋介主演)は4.5%で、以降も『ラストチャンス 再生請負人』(仲村トオル主演、6.1%)『ハラスメントゲーム』(唐沢寿明主演、5.2%)『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(真木よう子主演、4.6%)と、初回は1ケタ台が続いていたものの、3%台は初めて。かたや、テレ東では金曜午後8時台の上川隆也主演『執事 西園寺の名推理2』が8.7%で9位に入っている。

 このほか、原田知世&田中圭が主演で、企画・原案を秋元康が手がける大型ミステリー『あなたの番です』(日本テレビ系)は、4~9月にかけて2クール連続で放送。初回は8.3%で、前期の菅田将暉主演『3年A組-今から皆さんは、人質です-』の初回10.2%を下回った。物語が進むにつれて視聴率は上昇するのか、今後の展開に注目が集まる。

【2019年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)初回視聴率一覧】

1位『緊急取調室』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 15.2%
1位『特捜9 season 2』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 15.2%
3位『集団左遷!!』(TBS系・日曜午後9時) 13.8%
4位『科捜研の女19』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 13.7%
5位『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系・月曜午後9時) 12.7%
6位『インハンド』(TBS系・金曜午後10時) 11.3%
7位『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系・土曜午後10時) 10.9%
8位『白衣の戦士!』(日本テレビ系・水曜午後10時) 10.3%
9位『わたし、定時で帰ります。』(TBS系・火曜午後10時) 9.5%
10位『執事 西園寺の名推理2』(テレビ東京系・金曜午後8時) 8.7%
11位『あなたの番です』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 8.3%
12位『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系・木曜午後10時) 7.8%
13位『パーフェクトワールド』(フジテレビ系・火曜午後9時) 6.9%
14位『スパイラル~町工場の奇跡~』(テレビ東京系・月曜午後10時) 3.5%

『わたし、定時で帰ります。』、KAT-TUN・中丸雄一の“存在感”に「変すぎ」とツッコミ続出

 吉高由里子が主演を務めるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の初回が4月16日放送され、平均視聴率が9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。まずまずのスタートを切り、ドラマ自体は「けっこう面白かった」「来週も楽しみ!」と好評だが、ある出演者について「演技が不自然」「大根役者すぎて笑える」と、ツッコミの声が続出している。

 このドラマは、“必ず定時で帰る”と心に決める32歳のOL・東山結衣(吉高)が主人公。KAT-TUN・中丸雄一が結衣の恋人・諏訪巧役で出演しているほか、結衣の上司役にユースケ・サンタマリア、同僚役に柄本時生ら、個性的な面々が登場する。

「実社会で“働き方改革”が叫ばれる中、同作も会社員が定時で帰りづらい風潮であることに焦点を当て、リアルな問題提起をしています。第1話では、『新入社員なら早朝出社して人より頑張るのが当たり前』『厳しく教育して当然』と、自分が新入社員だった頃の価値観を後輩に押し付ける、結衣の同僚・三谷佳菜子(シシド・カフカ)が物語の中心人物として描かれました」(芸能ライター)

 中丸演じる巧は、結衣との時間を大切にしてくれる優しい彼氏として、ドラマの中では“癒やし”の存在。しかし、ネット上では「演技が変すぎ」「いい場面のはずなのに笑っちゃう」と、別の意味で存在感を放っていたよう。

「中丸については、キャストが発表された時点で『演技うまい印象ないけど……』『主人公の恋人役やるほど演技できたっけ?』と、演技力を不安視する声が上がっていましたが、視聴者の予想は的中。自宅で食事をしながら結衣と巧がキスするシーンでは、吉高が笑顔なのに対して、中丸はかなり固い表情で動きもぎこちなく、ネット上では『中丸くんのキスがヘタすぎる(笑)』『優しい彼氏なんだろうけど、なにこの感情こもってない感じ……かなり不自然』『演技がヘタすぎて、セリフが入ってこないわ!』とツッコミが相次いでいました」(同)

 今後は、向井理演じる結衣の元カレ・種田晃太郎と“今・元カレ対決”も勃発しそうだが、放送前は「すでに向井の圧勝」「中丸、向井と並ぶと見劣りする」など、散々な言われようだった。

「同作は“お仕事ドラマ”でありながら、30代女性の等身大な恋愛模様にも注目が集まっています。晃太郎は『仕事に集中しすぎると周りが見えなくなるワーカホリック体質』、巧は『家庭的な男性で結衣にとって理想的な相手』と真逆の設定で、結衣が最終的にどちらを選ぶのかは、視聴者を惹きつける重要なポイントになるはず。それだけに、中丸と向井は“対等”な芝居を求められるでしょうね」(同)

 ドラマの本筋である会社のシーンは好評なだけに、結衣・巧・晃太郎の三角関係が物語を邪魔することなく、良いスパイスになってくれることを期待したい。

『わたし、定時で帰ります。』、KAT-TUN・中丸雄一の“存在感”に「変すぎ」とツッコミ続出

 吉高由里子が主演を務めるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の初回が4月16日放送され、平均視聴率が9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。まずまずのスタートを切り、ドラマ自体は「けっこう面白かった」「来週も楽しみ!」と好評だが、ある出演者について「演技が不自然」「大根役者すぎて笑える」と、ツッコミの声が続出している。

 このドラマは、“必ず定時で帰る”と心に決める32歳のOL・東山結衣(吉高)が主人公。KAT-TUN・中丸雄一が結衣の恋人・諏訪巧役で出演しているほか、結衣の上司役にユースケ・サンタマリア、同僚役に柄本時生ら、個性的な面々が登場する。

「実社会で“働き方改革”が叫ばれる中、同作も会社員が定時で帰りづらい風潮であることに焦点を当て、リアルな問題提起をしています。第1話では、『新入社員なら早朝出社して人より頑張るのが当たり前』『厳しく教育して当然』と、自分が新入社員だった頃の価値観を後輩に押し付ける、結衣の同僚・三谷佳菜子(シシド・カフカ)が物語の中心人物として描かれました」(芸能ライター)

 中丸演じる巧は、結衣との時間を大切にしてくれる優しい彼氏として、ドラマの中では“癒やし”の存在。しかし、ネット上では「演技が変すぎ」「いい場面のはずなのに笑っちゃう」と、別の意味で存在感を放っていたよう。

「中丸については、キャストが発表された時点で『演技うまい印象ないけど……』『主人公の恋人役やるほど演技できたっけ?』と、演技力を不安視する声が上がっていましたが、視聴者の予想は的中。自宅で食事をしながら結衣と巧がキスするシーンでは、吉高が笑顔なのに対して、中丸はかなり固い表情で動きもぎこちなく、ネット上では『中丸くんのキスがヘタすぎる(笑)』『優しい彼氏なんだろうけど、なにこの感情こもってない感じ……かなり不自然』『演技がヘタすぎて、セリフが入ってこないわ!』とツッコミが相次いでいました」(同)

 今後は、向井理演じる結衣の元カレ・種田晃太郎と“今・元カレ対決”も勃発しそうだが、放送前は「すでに向井の圧勝」「中丸、向井と並ぶと見劣りする」など、散々な言われようだった。

「同作は“お仕事ドラマ”でありながら、30代女性の等身大な恋愛模様にも注目が集まっています。晃太郎は『仕事に集中しすぎると周りが見えなくなるワーカホリック体質』、巧は『家庭的な男性で結衣にとって理想的な相手』と真逆の設定で、結衣が最終的にどちらを選ぶのかは、視聴者を惹きつける重要なポイントになるはず。それだけに、中丸と向井は“対等”な芝居を求められるでしょうね」(同)

 ドラマの本筋である会社のシーンは好評なだけに、結衣・巧・晃太郎の三角関係が物語を邪魔することなく、良いスパイスになってくれることを期待したい。

『ラジエーションハウス』初回12.7%も「よくある感動ドラマ」「リアリティなし」厳しい評価

 4月15日夜9時から第2話が放送される、窪田正孝主演ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)。第1話の視聴率は、12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調なスタートを切った。

 同ドラマの舞台となるのは、レントゲンやCT、MRI、心電図などを扱う放射線科。窪田演じる診療放射線技師・五十嵐唯織は、アメリカで権威ある放射線外科が認めるほどの天才的な才能を持っている。唯織は、写真には必ず“真実”が写し出されると信じており、患者の病の根源を探るべく、“病の写真家”として、さまざまなものを写し出していく。

 第1話で唯織は、幼なじみで長年思いを寄せている甘春杏(本田翼)が、放射線科医として勤務する甘春総合病院で働くことになる。22年前、杏は「将来の夢は父親の跡を継ぎ医者になること。病気を見つけるためにはカメラマンが必要だから、世界一のカメラマンになって手伝ってほしい」と話していたが、家庭の事情で苗字が変った唯織のことを覚えていない。

 最初にやってきた患者は、有名な写真家の菊島亨(イッセー尾形)だった。頭痛を訴える菊島はMRI検査を受けるが、海外渡航先で入れた粗悪な銀歯と金属製の脳動脈瘤クリップが邪魔をして正確に撮影できない。血管を調べる血管造影検査をしようにも、菊島自身が造影剤アレルギーのため副作用のリスクが高い。

 菊島は毎年のようにボリビアのウユニ塩湖を訪れ、現地の人たちと同じ生活を送りながら星空の写真を撮り続けている。8年前に妻が倒れた時も現地で写真を撮っており、帰国したのは妻が亡くなり葬儀も終えた後だった。そのことが原因で、娘の由美(森矢カンナ)からはひどく恨まれているという菊島。唯織が菊島の病室を訪ねると、手元には出版予定だった写真集の写真が。妻の命日に出版するつもりだったというが、菊島は「もう二度と完成することはない」と諦めていた。一方、放射線科長兼診療部長の鏑木安富(浅野和之)は、菊島が手遅れになった際に、マスコミの餌食になることを恐れ、転院させようと画策していた。

 そうこうしている間に、菊島の容体が急変し昏睡状態に陥ってしまう。その頃、唯織はほかの技師たちの協力のもと、鏑木に内緒で菊島の再検査を実行する。普段は使われない部分の画像を組み合わせ、頭痛の原因が寄生虫だと突き止める。投薬治療で無事に回復した菊島は、無事に退院し、写真集を出版。そこには、ウエディングドレスを着た由美の写真が追加されていた。周囲は唯織の技術を称賛するが、杏だけは医師のメンツを潰された気持ちを隠しきれず、この時から二人のぶつかり合いが生じる。

「放射線技師という、これまで取り上げられなかった題材ですが、視聴者からは『よくある感動ドラマ』『目新しさがないストーリーだった』『専門用語の解説が適当で、ついていけない』といった声が。ほかの医師との立場の違いが明確に描かれておらず、これまでの医療ドラマと変わらない展開になったことが原因のようです」(芸能ライター)

 第2話では、唯織が携帯電話を手放さない女性・富恵(宮田早苗)のMRI検査を担当することに。閉所恐怖症だという富恵は愛犬と一緒じゃなければ入れないと騒ぎたてるが、技師の一人である威能圭(丸山智己)の機転で検査は無事に終了。しかし表につないでおいた富恵の愛犬が逃げ出し、捕獲して戻った唯織は犬を連れ去ったと疑われてしまう。

「視聴者の中には医療関係者も多く、『技師は患者と話す機会がない』『医師役の演技がヘタで、違和感がある』『放射線科としてのリアリティがまったくない』とツッコミの声が。放射線技師の特色をどのように出していくかで、今後の評価が左右されるでしょう」(同)

 今後は、医療ドラマの裏で、唯織の健気な片思いも進展していく様子。次週は彼の恋愛模様にも注目だ。

原田知世&田中圭『あなたの番です』は「ガチのホラー」!? 「やりすぎ!」と離脱者続出

 原田知世と田中圭がW主演を務める連続ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)の第1話が4月14日に放送され、平均視聴率が8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。この作品は、同局で約25年ぶりに2クール連続で放送されることが決定しており、日テレとしてはかなり気合の入った作品のよう。しかし、ネット上では早くも「2クールは長すぎる」「来週からは見ないな」との声が続出している。

「同作は、原田と田中演じるミステリー好きの新婚夫婦が、購入した引っ越し先のマンションで住民同士の“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていく……というミステリー。初回は、月に1回行われている住民会に、手塚菜奈(原田)が参加することになるも、ひょんなことからそれぞれが『殺したい相手』を紙に書くことになり、犠牲者が1人出るところまで放送されました」(芸能ライター)

 「毎週、死にます」というキャッチコピー通り、マンションの管理人・床島比呂志(竹中直人)が早くも殺されてしまう展開だったが、ネット上では「日曜日の夜に放送する内容じゃないわ……」「夜には怖くて見れない」と、ドン引きされている様子。

「第1話は血が出るなど、わかりやすくグロテスクはナシ。しかし、手塚夫婦が部屋のカーテンを開けると、ベランダに電気コードのようなもので縛られ、逆さまに吊るされた管理人・床島がいるという、かなり衝撃的なシーンがありました。これには『やめて~! 怖すぎる!』『ちょっとやりすぎ! 怖くてもうムリ!』『ミステリーどころかガチのホラーじゃん!?』と驚く人が続出し、『こんなドラマ半年も見続けられない』『1話でもう限界……』と、早くも離脱を宣言する声まであります」(同)

 ドラマの企画には秋元康が名を連ねているが、同じく企画を務めていた2017年放送のドラマ『愛してたって秘密はある』(同)と似たような展開になるのではないかと懸念の声も。というのも、『愛してたって秘密はある』は、最終回後に「本当の完結編」として、動画配信サイトでスペシャル版を放送。「結末で有料動画に誘導するとか最低!」「本当に卑怯なやり方」「ふざけんな! これなら最初から見なかったわ!」と、批判が続出していた。

「『あなたの番です』も、オリジナルストーリー『扉の向こう』がHulu独占配信されることが決定しており、番組公式ホームページでは『真相にたどり着くヒントが隠されている、かも…!』と説明されています。しかし、ネット上では『Hulu商法いい加減やめろよ!』『地上波だけで完結しないドラマなんて作るな』『どうせ半年ドラマを見たところで、“続きはHuluで”ってオチでしょ?』と、怒りの声が噴出しています」(同)

 初回視聴率は2ケタに届かず、早くも暗雲が立ち込める『あなたの番です』。ここから物語はどう展開していくのか、注目したいところだ。

日テレ『ZIP!』、首位独走から3位転落――波紋が広がる4つのリニューアルポイント

 「今日という日が、皆さんにとってよりよい一日でありますように」――毎朝、日本テレビから聞こえてくるお決まりのフレーズだ。見ている視聴者はもちろんご存じであろう、朝の生情報ワイド番組『ZIP!』エンディングの挨拶である。

 この4月に放送9年目を迎えた同番組は、4月1日からリニューアル。だが、視聴者の中からは「改悪」といった声も漏れ聞こえてくる。視聴率は現在、『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)と『めざましテレビ』(フジテレビ系)の後塵を拝して民放3位。2016年には、年間平均視聴率で同時間帯トップを誇っていただけに、この状況は歯がゆいものがあるだろう。

 リニューアルした中で、最も大胆に変えたのはキャスティング。これまで月曜から金曜まで、桝太一アナウンサーと総合司会を務めていた川島海荷が降板。代わって、徳島えりかアナウンサーがその穴を埋めることになり、桝・徳島という局アナコンビが仕切る番組となった。これまで女性総合司会者にタレントを立ててきた同番組では、初めての試みだ。

 しかし、川島の降板以上に『ZIP!』ファンを驚かせたのが、「MOCO’Sキッチン」を担当していた速水もこみちの卒業。

「もこみちに関しては、昨年8月時点でコーナーの人気は低迷していました。同10月には、コーナーのリニューアルを図り、『もてなしMOCO』をスタート。ゲストを招いて、料理でもてなすという内容でしたが、この路線変更が視聴者をさらに遠ざける結果に。まず『MOCO’Sキッチン』は、『料理をするカッコイイもこみちを見る料理ショー』といった発想でスタートしたため、リニューアルによって意図がブレてしまったのです」(放送作家)

 ちなみに、4月1日から「MOCO’Sキッチン」に代わり、イケメンのハーフ男性・マーティンが47都道府県の朝ごはんを食べ歩く「日本全国朝ごはんジャーニー」が放送されている。

 川島の卒業、速水もこみちの卒業ときて3つ目の痛手が、11年の番組開始当初から金曜パーソリティーを務めていた鈴木杏樹の降板だ。

「鈴木は、桝アナを除けばスタート当時からいる唯一のメンバー。その雰囲気で癒やしをもたらしていただけに、今回の卒業による視聴者のショックも大きいようです。しかも、新たな金曜の顔になったのは、鈴木と正反対のキャラクターといえる吉田沙保里。視聴者離れに拍車をかける危険性もあります」(同)

 4つめは、「non・non」(集英社)専属モデルの貴島明日香が務めるお天気コーナーの変更だ。

「4月から、気象予報士・小林正寿と2人で気象解説するようになりました。彼女ももちろん、これまで通りお天気キャスターとして出ているのですが、役割が半減。彼女見たさにチャンネルを合わせるファンも多いため、ネット上では『男なんていらねえ』『明日香ちゃんの存在意義がない』などと、もこみち卒業を超える勢いで批判が上がっています」(同)

 これらのほかにも、リニューアルポイントはあるのだろうか?

「今まで立ったままMCをしていたのが、着席スタイルで臨むようになっています。しかし、これが番組にどんな好影響をもたらすのかはわかりません。また毎日の企画として、『ZIP!バースデー』という、その日生まれた有名人を祝うコーナーもスタートしています。数人をナレーションで紹介しつつ、パーソナリティとゆかりのある人物にまわつるトークをするというものですが、人気コーナーに育つとは思えません」(同)

 そのほか、エンタメコーナーのブラッシュアップや、コーナーの終了などさまざまな努力を図っているようだが、気になる一発目、4月1日の視聴率は『グッド!モーニング』午前7時台が10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『めざましテレビ』午前6時10分~8時が9.2%に対し、『ZIP!』は8.2%と3位。一時期は首位を独走していた同番組は、果たして視聴者を取り戻すことができるのだろうか?
(村上春虎)

菅田将暉『3年A組』が北川景子超え、竹内結子ワースト入り! 1月期ドラマ視聴率ランク

2019年1月スタートの冬ドラマがそれぞれ最終回を迎えた。昨年秋より2クール連続で放送された『相棒 season17』(テレビ朝日系)を除いて、視聴率トップに躍り出たのは、菅田将暉主演の『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)。全10話の平均は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

『家売るオンナ』が首位逃す

 同作は、3年A組の担任である柊一颯(菅田)が、卒業まで残り10日と迫る中、29名の生徒を人質にとるところから物語が始まる学園ミステリー。椎名桔平、田辺誠一といったベテラン俳優が脇を固め、生徒役には永野芽郁、今田美桜、上白石萌歌、川栄李奈、福原遥、GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太ら注目の若手キャストが出演。人質をとった理由は、クラスメイト・景山澪奈(上白石)の死の真相に迫るためだったが、謎が謎を呼ぶ展開や、出演者の熱演が話題を呼んだ。初回は10.2%とギリギリ2ケタスタートを切り、13作中6位にランクイン。2話で10.6%、3話は11.0と上昇し、一時は9%台に落ちてしまうも、終盤は11~12%をキープ。最終回は自己最高の15.4%で有終の美を飾った。

 続く2位は、同じく日本テレビ系の作品で、北川景子主演の『家売るオンナの逆襲』。16年7月期に放送された『家売るオンナ』の続編で、今回も北川は「私に売れない家はない」がモットーの天才的不動産屋・三軒家万智を好演した。前作に続いて工藤阿須加、仲村トオル、千葉雄大、イモトアヤコら個性豊かな役者が集まり、新たに松田翔太が加入。初回に12.7%を獲得後、一度も1ケタに落ちることなく10~12%台を行き来し、全10話の平均は11.4%となった。16年の放送時は平均11.6%で視聴率ランク首位に輝くも、新作は数字が微減。全話2ケタで完走したとはいえ、果たして第3弾の制作はあるのだろうか。

 初回視聴率で1位だった沢村一樹主演の『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)は、全10話の平均11.3%でベスト3位にランクイン。20年間の記憶を失い、捜査テクニックや刑事としてのノウハウまで消えてしまった、京都府警捜査一課に勤務する“ゼロ状態”の主人公・時矢暦彦(沢村)と、新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)がコンビを組んで捜査する物語。初回は14.7%の好スタートを切ったものの、2話で10.5%に大幅ダウンし、8話で初の1ケタ(9.9%)をマーク。結果的に、初回の数字を超えられずに9~12%台を辿り、『3年A組―』『家売るオンナの逆襲』と僅差で3位に。ラストの展開について、視聴者の間では「良い終わり方だった! 続編に期待」「記憶取り戻さなかったから続編確定」との声も出ていた。

 次は、残念ながら視聴率に恵まれなかったワースト3をご紹介。ワースト3位と2位はいずれもフジテレビのドラマで、竹内結子主演『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』が全10話平均6.8%、木村佳乃主演『後妻業』は全9話で6.2%と、それぞれ6%台に留まった。いずれも最高視聴率は初回放送で、『後妻業』については最終回で5.1%という自己最低を記録した。

 なおもう一つ、フジの作品は関ジャニ∞・錦戸亮主演の月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』。こちらは全11話だったが、全9話の杉咲花主演『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)と並ぶ10.6%で4位タイ。錦戸に関しては、放送の途中で一部報道により関ジャニ∞からの脱退疑惑が出るも、視聴率が増減するような影響は見られなかった。

 そして、初回視聴率でも13作中最も低いスタートだった『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(テレビ東京系)が、全話平均ランクでもワーストに。同作は真木よう子扮する主人公(原島浩美)が、業績不振の支店を救うべく立ち上がる痛快ストーリーで、関ジャニ∞・丸山隆平、塚本高史、寺脇康文、柳葉敏郎、元乃木坂46・西野七瀬らが出演。オープニングテーマはNEWSの「トップガン」が起用され、第3話にはNEWSメンバー・加藤シゲアキがゲストで登場した。

 放送枠は、昨年4月に始まったビジネスドラマ枠「ドラマBiz」(月曜10時台)で、スタート以降どの作品も苦戦を強いられているだけに、『よつば銀行』の全8話平均4.5%が特別低いわけではない。しかし、前期の唐沢寿明主演『ハラスメントゲーム』(全9話で平均4.9%)に負けたばかりか、今期のテレ東は北大路欣也主演の『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』も放送され、平均6.9%(全7話)で終了している。同作にはジャニーズ事務所の俳優・風間俊介が出ており、奇しくもテレ東の“ジャニーズ出演ドラマ対決”は風間に軍配が上がる形となった。

 一方、ベスト&ワースト3位に入らなかったものの、深田恭子主演で横浜流星、中村倫也、永山絢斗といったキャストが名を連ねたラブストーリー『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)は、イケメン3人の胸キュン台詞などが話題を集め、SNS上で人気が爆発。ネット上が沸いても、視聴率はさほど上がらなかったが、最終回は自己最高の9.6%だった。

 4月期は二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也がW主演を務める『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)や、山下智久主演『インハンド』(TBS系)、King&Princeの永瀬廉、関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子の道枝駿佑と長尾謙杜が出演する古田新太主演『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)など、ジャニーズタレント出演ドラマも豊富だ。女性が主人公の作品は初めての通年放送となる沢口靖子主演『科捜研の女』(テレビ朝日系)や、天海祐希主演『緊急取調室』(同)は第3シーズンに突入。テレ朝のシリーズもの以外では、吉高由里子主演『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)と、中条あやみ&水川あさみがタッグを組む『白衣の戦士!』(日テレ系)も注目作の一つだろう。

 初回の視聴率争いでどのドラマがトップに君臨するのか、放送開始を楽しみに待ちたい。

【2019年冬ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系・日曜午後10時30分)全10話/11.5%
2位『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/11.4%
3位『刑事ゼロ』(テレビ朝日系・木曜午後8時)全10話/11.3%
4位『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全9話/10.6%
4位『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系・月曜午後9時)全11話/10.6%
6位『メゾン・ド・ポリス』(TBS系・金曜午後10時)全10話/10.3%
7位『グッドワイフ』(TBS系・日曜午後9時)全10話/9.7%
8位『イノセンス~冤罪弁護士~』(日本テレビ系・土曜午後10時)全10話/9.1%
9位『初めて恋をした日に読む話』(TBS系・火曜午後10時)全10話/8.5%
10位『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』(テレビ東京系・金曜午後8時)全7話/6.9%
11位『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系・木曜午後10時)全10話/6.8%
12位『後妻業』(フジテレビ系・火曜午後9時)全9話/6.2%
13位『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(テレビ東京系・月曜午後10時)全8話/4.5%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。昨秋から2クール連続で放送された『相棒 season17』(テレ朝系)はランキング対象外とする。

『イノセンス 冤罪弁護士』坂口健太郎と藤木直人がまさかの対立、「切なすぎる」と悲痛の声

 3月23日夜10時から最終話が放送される、坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)。視聴率は第8話9.5%から第9話8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)へとダウンした。同作は“冤罪”を題材にしたヒューマン・リーガル・エンターテインメントで、若き弁護士・黒川拓(坂口)が弱き人々を救おうと奔走する姿を描く。

 第9話で拓は、科学者・恭一郎(藤木直人)の妹が殺害された、11年前の東央大生殺人事件とよく似た美術大生殺人事件を調べることに。美術大生殺人事件では、被害者・京香(山崎あみ)のストーカーである富士田(坂本真)が逮捕されたものの、富士田は頑なに容疑を否認していた。

 その頃、拓の父親で検察官の真(草刈正雄)は、恭一郎を検察庁に呼び、科学捜査機関への参加を打診。一方、真と恭一郎の接近を知りもしない拓は、11年前の事件に囚われて、袋小路に迷い込んでいく。そんな拓をあざ笑うように、茨城で新たな遺体が見つかり、富士田が殺人容疑で再逮捕されたという一報が。富士田と被害者は面識がなく、この事件についても犯行を否認した。

 山中で遺体となって発見された被害者は、検視の結果、京香より前に殺されており、富士田はちょうどその時期に、茨城に帰省していた。しかし、拓は恭一郎と行った検証で、「斜面温暖帯」という自然現象により、死亡推定時刻が1週間ほど後にずれる可能性を確認。それが事実なら、既に逮捕されていた富士田に犯行は不可能ということになるが、なぜか恭一郎は普段と違い、素っ気ない態度だった。

 検証後、拓は恭一郎から検察への協力意向があったことを知る。無実を晴らすことに固執する拓に、恭一郎は遺族にとって無実かどうかより、目の前にある答えの方が、苦しまずに済むと言い放つ。ショックを受ける拓に、恭一郎は「お前は死体の冷たさを知らない」と怒りを見せる。

 落ち込む拓を励ました楓(川口春奈)が、その場を離れた直後、楓の携帯電話に「真犯人につながるかもしれない」との連絡が。その情報を伝えようと拓のもとに戻ったが、拓の近くにナイフを持った人物を目撃する。大慌てで駆け寄って拓を突き飛ばすも、楓は腹部を刺されてしまう。

「今回のエピソードでは、拓と恭一郎の共闘体制に亀裂が入るという展開に。涙を浮かべ『俺たち家族がどれだけ苦しんだかわかるか!』と叫ぶ恭一郎の姿からは、11年におよぶ葛藤をひしひしと感じさせました。ネット上でも『拓と恭一郎の対立シーン、恭一郎の心情を思うと、切なすぎる』『見応えあるシーンではあるけど、しんどい』『拓の味方から、恭一郎がいなくなるなんて考えたくない……』といった声が続出しています」(芸能ライター)

 最終話となる第10話では、殺された京香と富士田のSNS上の“友達”である“KooZ”という人物が浮上。その人物は恭一郎の妹で11年前に殺された彩花(伊藤梨沙子)と、殺害を疑われ自殺した浅間(鈴之助)双方のブログにもコメントを残していた。

「ついに迎える最終回では、楓を刺したと自首してくる男・神津一成役で、武田真治が登場。予告映像では普段のイメージとはかけ離れた不気味な雰囲気を漂わせており、視聴者からも『とんでもない怪演が見れそう』『武田真治がまさかの連続殺人犯? 予想外!』と驚きの声が相次いでいます」(同)

 神津と連続殺人に接点はあるのか?拓が全ての真相にたどり着けることを祈ろう。

『後妻業』松尾諭登場も「イメージが違いすぎる」「ミスキャスト感がすごい」の声

 3月19日夜9時から最終話が放送される、木村佳乃主演ドラマ『後妻業』(フジテレビ系)。視聴率は第7話6.2%から第8話5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)へとダウンした。同作は黒川博行の小説を原作にした痛快サスペンスで、大阪を舞台に“後妻業”のエース・武内小夜子(木村)が老資産家を相手に遺産相続を目論んでいく。

 第8話で小夜子は、後妻業の黒幕・亨(高橋克典)の忠告も聞かず、新たなターゲット・舟山(中条きよし)にぞっこん状態。亨は不安を募らせ、登録された資料から身辺調査を開始する。その結果、舟山のプロフィールはでたらめばかりで、資産情報までウソだと発覚した。

 小夜子を呼び出した亨は、舟山を「詐欺師」と断定するが、小夜子は笑い飛ばしてしまう。そんな小夜子は、亨と小夜子に狙われた資産家の娘・朋美(木村多江)の関係を疑い、独断で朋美のいる東京の事務所を訪問。亨との関係について探りを入れていくが、朋美にいつもの元気がなく、部屋の片隅には「心療内科」と書かれた紙袋が……。

 大阪に戻った小夜子は、舟山を招いて公正証書の話を切り出すも、逆に舟山から金を貸してほしいと頼まれる。小夜子は、亨の言葉は間違いでなかったと気付き、「あんた詐欺師やろ」と詰め寄るが、本性を現した舟山に暴行を振るわれ、現金を持ち去られてしまう。小夜子に呼び出された亨は、傷だらけの彼女を抱き寄せて「すまんかった」と謝罪。亨は、舟山宅に乗り込み、すごむ舟山に臆することなく痛めつけていく。

 一方、小夜子と亨の身辺調査を続ける探偵・芳則(伊原剛志)は、亨が経営する結婚相談所の経理担当と接触。大金を払い、亨が練炭や注射器を購入した際のレシートを入手する。その頃、結婚相談所には、舟山の息子で暴力団員の喜宜(松尾諭)の姿が。喜宜は亨に、後妻業のことを、警察にバラされたくなければ3000万円を準備するよう迫った。

「今回のエピソードから、映画『シン・ゴジラ』の飄々とした演技で人気者になった、俳優・松尾諭が登場しています。ところがネット上では、『イメージが違いすぎる』『ミスキャスト感がすごい』と違和感を訴えるコメントが続出。また『イケオジの舟山から、喜宜が生まれたの?』『キャスティングが笑える』などの反応もありました」(芸能ライター)

 最終話となる第9話では、「何が何でも、金を巻き上げてやる」と息巻く芳則が亨に接触。後妻業の証拠をばらまくと脅された亨は、情報を3000万円で買い取ることを了承する。一方、傷が癒えた小夜子は、亨に「次の獲物を探して」と催促するが、亨は「それより先に、片付けなあかんことがある」と、何かを企てているようだった。

「予告動画では、小夜子が弟の博司(葉山奨之)に、首を締められ倒れるという衝撃展開が。横たわる彼女を前に、亨が『なんで殺したんや』とつぶやくカットもあり、視聴者からは『待って、本当に意味がわからない!』『小夜子が死ぬって、どういうこと……』といった声が多く聞こえてきました」(同)

“後妻業”をめぐるバトルは、小夜子の死によって幕を閉じてしまうのだろうか?