朝ドラ『なつぞら』平均21.0%獲得も、「テーマがぶれぶれ」「結局、何の話?」と“駄作”の評価続出

 女優の広瀬すずがヒロインを務めたNHK連続テレビ小説ドラ『なつぞら』の最終回が9月29日に放送され、全話平均視聴率が21.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)だったことがわかった。100作目となる節目の作品として大台の20%超えを記録し、有終の美を飾ることができたが、一部のネットユーザーからは「テーマがぶれぶれ」など、“駄作”との声が続出している。

 『なつぞら』は、広瀬演じる戦争孤児・坂場(奥原)なつが、戦死した父の戦友・柴田剛男(藤木直人)に連れられ、北海道・十勝の酪農一家で幼少期を過ごしたのち、アニメーターを目指して東京で奮闘するというストーリーが描かれた。

「主人公がアニメーターということで、オープニングにアニメーションが取り入れられるなど、当初は『斬新な試み』と話題になっていましたが、フタを開けてみると、話の主軸となった人物は、なつが『じいちゃん』と慕っている柴田泰樹(草刈正雄)。中盤こそ、生き別れになっていた兄妹の奥原咲太郎(岡田将生)、奥原千遙(清原果耶)とのストーリーやアニメーターとしての苦労が描かれていましたが、なつの活力となっていたのは、常に泰樹の存在で、ストーリーには欠かせない人物でした。そのため、ネット上では『アニメーターじゃなくても良かったんじゃないの?』『北海道での話だけにすればよかったのに』などの声が上っていたようです」(芸能ライター)

 さらに、最終回の内容に対しても、「アニメの話は一体何だったの?」と疑問の声が噴出していた。

「夫でアニメ演出家の坂場一久(中川大志)となつが『過酷な戦争を生き抜く子どもたちの映画を作りたい』と夢を語り、12年後にそれを叶えたというナレーションが入って、そのアニメ映像が流れる……という最終回でした。しかし、この演出が『最後に無理やりアニメを入れてきた感が半端ない』『今回の朝ドラは、アニメ制作の話がメインかと思ってたけど、最後までざっくりしか描かれなかったね』『戦争孤児、酪農、アニメ……テーマを詰め込みすぎて、結局何の話なのか、わからなかった』など、かなり不評を買っていましたね」(同)

 高視聴率を記録したものの、最終回で一部視聴者の間から「つまらなかった」「やっと終わってくれたって感じ」といった声が上がってしまった『なつぞら』。果たして、戸田恵梨香がヒロインを務める次の朝ドラ『スカーレット』はどのような作品になるのだろうか。

上野樹里『朝顔』1位、三浦春馬と小泉孝太郎はワースト入り! 7月期ドラマ視聴率ランク

 テレビ朝日系で通年放送されている『科捜研の女』を除き、7月期の連続ドラマ(民放、午後8~10時台)が最終回を迎えた。平均視聴率で栄えある1位になったのは、上野樹里主演の月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)。全11話の平均は12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、初回から最終回まで全話2ケタで完走した。

 同作は、東日本大震災により母が行方不明となった新米法医学者・万木朝顔(上野)が、ベテラン刑事の父・平(時任三郎)や、自身の恋人である新米刑事・桑原真也(風間俊介)らと事件を解明していくストーリー。初回は13.7%、2話も12.3%と高水準をキープしていたが、3話目となる7月22日のオンエアーは18日に発生したアニメ制作会社「京都アニメーション」の放火事件を受け、1話と2話を振り返るダイジェストスペシャルに変更した(視聴率は7.9%)。あらためて実施された3話(同29日)は12.3%を獲得し、以降は最高で14.4%(6話)、最低値は10.2%(8話)をマーク。9月30日には2時間スペシャルの特別編が放送される。

 ベスト2位は、全10話の平均が11.8%だった大泉洋主演の『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)。日曜午後9時台の「日曜劇場」枠で定番になっている池井戸潤氏の原作をドラマ化したもので、初回は13.5%を記録するも、2話は11.8%に下降し、7話で唯一の1ケタ(9.7%)を出してしまった。また、最終回には嵐の櫻井翔が登場。同作に出演したラグビー元日本代表キャプテン・廣瀬俊朗と慶應義塾大学の同級生という縁もあり、作品の中心であるラグビーチーム「アストロズ」の練習場に現れる謎の男・赤木役を演じた。櫻井効果か、ラストは番組最高の13.8%でフィニッシュ。2位に食い込んだのも、最終回でのジャンプアップが大きいだろう。

 続いて、ベスト3位は少年隊・東山紀之主演の『刑事7人』(テレビ朝日系)。人気作のシーズン5とあって、初回時点で13.2%の好スタートを切り、2話も13.1%を記録。6話で9.9%にダウンしてしまったものの、全10話の平均は11.7%で幕を閉じた。昨年のシーズン4は平均11.8%(全10話)だったため、わずかに下回る結果となったが、この数字ならば続編は確定とみて間違いなさそうだ。また、テレ朝は大森南朋主演の『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』が初回こそ14.3%のトップに着いたが、平均ランクでは総合4位に転落している。

 一方で、ワースト3位以内は、平均6.5%の三浦春馬主演『TWO WEEKS』(フジテレビ系、全10話)と、小泉孝太郎主演『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4』(テレビ東京系、全8話)が同着に。『TWO WEEKS』は、殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦)が、白血病の娘の命を救うために立ち向かった2週間の逃亡劇を描いた作品。韓国で13年に大ヒットしたドラマのリメーク版だが、「最後の最後までハラハラ、ドキドキの連続で、中身の濃い逃走劇だった」「脚本に不自然な点は多々あったけど、どの役者も良かった」と好意的な感想や、最終回に関しては「日本のアレンジがつまらないのか、がっかりな最終回だった」「違和感だらけの最終回で、一番ひどかった」といったシビアな声も出ていた。

 テレ東の人気シリーズ『警視庁ゼロ係』は、“空気は読めないが事件は読めるKY刑事”の小早川冬彦(小泉)と、男まさりなベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)の迷コンビが、ゼロ係のメンバーとともにさまざまな難事件を解決していく物語。昨年7月期の『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON』は、今期より1話少ない全7話にして平均7.2%で終わっており、0.7ポイントの差がついてしまった。しかし、なかなかドラマの数字に恵まれないテレ東にとっては、優秀な成績といえるだろう。

 そして最下位は、やはりそのテレ東の反町隆史主演の『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』(同)で、全7話の平均は3.8%だった。初回から5.4%とランキング最下位で始まり、3~4%を推移しつつ、最終回手前の6話で2.4%の大爆死。深夜ドラマ並みの低視聴率を叩き出したとはいえ、前期の玉木宏主演『スパイラル~町工場の奇跡~』が平均3.6%(全8話)のため、0.2ポイント上回った。放送されているのは、昨年4月に新設された月曜午後10時台の「ドラマBiz」枠で、過去作も平均5%以下が相次いでいる。10月期は中谷美紀主演の『ハル ~総合商社の女~』だが、次クールこそ“平均ランク最下位”の呪縛から抜けられるだろうか?

 10月スタートの秋ドラマは、月9枠がディーン・フジオカ主演の『シャーロック』で、フジ系ではほかに『結婚できない男』(2006年7月期放送)の続編となる阿部寛主演『まだ結婚できない男』や、新木優子、高良健吾出演の『モトカレマニア』が控えている。また、木村拓哉がフランス料理の天才シェフに扮する『グランメゾン東京』(TBS系)と、生田斗真が“31歳独身ニート”のダメ男を演じる『俺の話は長い』(日本テレビ系)といった注目作がズラリ。テレ朝は『科捜研の女』に加えて、人気シリーズ『相棒season18』『ドクターX ~外科医・大門未知子~』という強力ラインナップを揃えており、視聴率争いの激化が予想される。まずは初回放送を楽しみに待ちたい。

【2019年夏ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『監察医 朝顔』(フジテレビ系・月曜午後9時)全11話/12.5%
2位『ノーサイド・ゲーム』(TBS系・日曜午後9時)全10話/11.8%
3位『刑事7人』(テレビ朝日系・水曜午後9時)全10話/11.7%
4位『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全9話/11.0%
5位『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系・土曜午後10時)全10話/10.9%
6位『偽装不倫』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/10.3%
7位『凪のお暇』(TBS系・金曜午後10時)全10話/9.9%
8位『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系・火曜午後10時)全10話/8.7%
9位『ルパンの娘』(フジテレビ系・木曜午後10時)全11話/7.1%
10位『TWO WEEKS』(フジテレビ系・火曜午後9時)全10話/6.5%
10位『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4』(テレビ東京系・金曜午後8時)全8話/6.5%
12位『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』(テレビ東京系・月曜午後10時)全7話/3.8%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。通年放送の『科捜研の女』(テレ朝系)と、4月から2クール連続で放送された『あなたの番です』(日テレ系)はランキング対象外とする。

月9『監察医 朝顔』最終回13.3%で有終の美も……「特別編」放送に「余計なことしないで」の声

  上野樹里が主演を務めた月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の最終話が9月23日に放送され、平均視聴率13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。月9ドラマとしては、2年ぶりに全話視聴率2ケタ超えという偉業を成し遂げ、早くも30日には「特別編」が放送されることが決定している。しかし「特別編楽しみ」といった喜びの声が上がっている一方、一部のネットユーザーからは「『ラジエーションハウス』みたいに、ほぼ“総集編”みたいな内容だけはやめてよね」と懸念する声も多い。

 『監察医 朝顔』は同名漫画が原作だが、主人公の新米法医学者・万木朝顔(上野)は、阪神淡路大震災の被災者から、2011年に発生した東日本大震災の被災者という設定にアレンジされており、その内容は、朝顔が遺体から“生きた証し”を見つけていくというヒューマンドラマ。刑事であり父親の平役を時任三郎、同じく刑事で夫の桑原真也役を風間俊介、また娘のつぐみ役を加藤柚凪がそれぞれ担当した。

「原作では、夫である真也が事件に巻き込まれて死亡してしまうのですが、ドラマでは大規模な土砂災害に巻き込まれるも生還。これに、ネット上では『生きててよかった』と安堵の声が続出しました。そしてラストでは、今までトラウマにより訪れることができなかった震災の地に、家族とともに足を運んだ朝顔が、涙を流しながら、亡くなった母に呼びかけるシーンが描かれ、ネット上では『いいエンディングだ』『最終回、本当によかった。感動した』といった声が飛び交っていましたね」(芸能ライター)

 そして、早くも30日には「特別編」が放送されることが予告で発表されたのだが、一部のネットユーザーからは不満の声が出ることに。

「月9では4月期に放送されていた『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』でも、同じように最終回の翌週に特別編が放送され、これがネット上ではかなり不評だったんです。というのも、2時間のスペシャルドラマのほとんどが、今までの内容をまとめた総集編だったため、新しいストーリーを期待していた視聴者からは『がっかり』『あんなの特別編でもなんでもないし、やる意味あった?』『まじで時間を返してほしい』と不満の声が噴出。そのため、今回の『朝顔』の特別編に関しても『ラジハみたなことになるくらいならやらなくていい』『せっかく綺麗に終わったんだから、余計なことしないでほしい』と懸念する声が多く聞こえてきています」(同)

 そもそも、次週に特別編を放送するのであれば、「最初からそれを最終回にすればよくない?」と指摘する声も多い。果たして、次週の「特別編」でも視聴者を満足させることはできるだろうか。

『監察医 朝顔』高視聴率の裏に「月9勝利の法則」? 10月期は「不安視」されるワケ

 9月16日放送、上野樹里主演の月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第10話が、12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得。初回の13.7%以降、大幅に下がることなくオール2ケタ台を記録している。しかし、10月期クールで放送される『シャーロック』はフジの“勝利の法則”から外れているため、一部業界内から、「一体、どう転ぶのか……」(テレビ局関係者)と不安視されているという。

 『監察医 朝顔』は、2006年に「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)で連載が始まり、人気を博した同名漫画のドラマ版。上野演じる新米法医学者・万木朝顔が真摯に遺体と向き合い、事件の謎を解き明かしていく物語で、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、ジャニーズJr.内ユニット・SixTONESの森本龍太郎らが脇を固めている。

「1話から13.7%の好発進となり、2~5話は12.3%をマーク。6話で初回を上回る14.4%を記録したものの、7話は11.4%、8話で10.2%にダウンしました。しかし、9話で12.7%に盛り返し、翌週は12.3%と0.4ポイントの微減に留まっています。次回23日に最終回を迎えますが、7月期の視聴率ランキングで首位になる可能性は高いでしょう。視聴者の間でも『上野樹里の演技がうまくて、見入っちゃう。キャスティングも、物語の進み方も良い』『心に刺さる秀逸なドラマ。樹里ちゃんの演技が泣ける』と、高く評価されています」(芸能ライター)

 そんな月9枠は、今年に入ってから医療系ドラマを立て続けに放送している。1月期は関ジャニ∞・錦戸亮主演の『トレース~科捜研の男~』で、4月期は窪田正孝主演『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』。『トレース』の全話平均視聴率は10.6%、『ラジエーションハウス』も12.1%と、2クール連続で2ケタ台に届いていた。

「かつてのトレンディ路線やラブストーリーを撤廃し、“鉄板”とされる医療モノに手を出したところ、結局はそれこそが“勝利の法則”だったようです。月9は、16年1月期の有村架純&高良健吾主演『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』以降、5作連続で全話平均視聴率が8~9%と低迷。17年1月期に放送された、西内まりやとflumpool・山村隆太の恋愛ドラマ『突然ですが、明日結婚します』に至っては6.7%で、さらに、同4月期は嵐・相葉雅紀の『貴族探偵』も8.6%と大コケ。ところが同7月期は、7年ぶりにレギュラーで復活した山下智久主演『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』が14.8%と、有終の美を飾りました」(同)

 16~17年頃は、一部業界関係者の間で「フジが月9枠を廃止するのでは」をというウワサがささやかれていたが、『コード・ブルー』の成功をきっかけに、フジは月9枠に医療ドラマを放送することで、視聴率を回復させたと言えるだろう。そんな中、注目の10月期はディーン・フジオカが月9初主演を務める『シャーロック』が放送される。世界一有名なミステリー小説『シャーロック・ホームズ』を原作にしたミステリーエンターテインメントで、シャーロックの相棒となるワトソン役はEXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・岩田剛典が演じ、佐々木蔵之介、山田真歩、ゆうたろうの出演が明らかになっている。

「不朽の名作とはいえ、ディーン自身の旬が過ぎている印象は否めません。また、ディーンはフジ系のドラマではあまり好成績を残せておらず、昨年4月期の主演作『モンテ・クリスト伯 ‐華麗なる復讐‐』の全話平均視聴率が6.2%と大爆死したほか、今年1月放送の特別ドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』も7.0%で不発に終わりました。今回の『シャーロック』が低視聴率だった場合、来年以降の月9は、完全に医療ドラマ枠になってしまうかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)

 ひとまず、『朝顔』の最終回と、『シャーロック』の初回の視聴率に期待が高まる。

石原さとみは「数字を取れない女優」に!? 7月期ドラマ、関係者が明かす「株を上げた/下げた」主演

 夏が終わり、7月期の各局連続ドラマも順次、最終回を迎えている。視聴率や世間の反響はさまざまだったが、業界関係者の間で、「株が上がった/下がった」主演俳優&女優がいたようだ。

「日本テレビ系で4月から“2クール連続”で放送された『あなたの番です』が9月8日、ついに最終回を迎えました。とあるマンションで行われた『交換殺人ゲーム』をきっかけに、住民たちが殺人事件に巻き込まれていくというミステリードラマで、前半は田中圭&原田知世、後半は田中&横浜流星をメインに物語が展開。前半は視聴率が振るわず、第6話で6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込みましたが、後半で見事盛り返し、最後は自己ベストの19.4%を記録。これは、今期連ドラの最高値でもあります」(芸能ライター)

 業界内では、2クールにかけて主演を務めた田中に対して、称賛の声が上がっているという。

「田中は、昨年4月期の連続ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)に主演し、大ブレーク。『あなたの番です』の前半は数字が落ち込んでいただけに、業界内では『俳優としての勢いが止まりそう』と見る向きもありましたが、最終回が近づくにつれて話題を呼び、数字にもつなげたとあって、あらためて田中への評価が高まっています」(スポーツ紙記者)

 『凪のお暇』(TBS系)は視聴率こそイマイチながら、「主演女優・黒木華の株が上がった」と、業界内で話題になっているそうだ。

「漫画家・コナリミサト氏による人気原作を実写化した同ドラマは、他人に合わせてばかりだった主人公・大島凪(黒木)が、恋人の我聞慎二(高橋一生)をはじめとした全ての人間関係を断ち切り、ゼロから再出発しようと奮闘する物語。視聴率は8~10%台を推移し、決してヒット作とは言えませんが、業界内での評価は『今期随一』なんです」(テレビ誌ライター)

 スタート前は、キャラクターのビジュアルやイメージをめぐり「原作と違いすぎる!」と、ネットで“プチ炎上”を起こしていた同ドラマ。しかし、「いざ放送が始まると“中毒者”が続出した」(同)という。

「黒木や高橋、また安良城ゴン役の中村倫也の優れた演技力により、視聴者がどんどん物語に引き込まれていった印象です。壮大なストーリーでもないですし、もともと業界内での話題性や期待値も低かったのに、今や注目の的となっている。これは座長・黒木の力も大きいとみられ、良い意味で彼女への見方が変わった人も多いようです」(同)

 逆に関係者をガッカリさせ、評価を落としたのは、『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(同)で主演した石原さとみ。同作は“変わり者”のレストランオーナー・黒須仮名子(石原)と、彼女に振り回される従業員たちによるコメディドラマで、初回10.8%の“ギリギリ2ケタ発進”した後は、ほぼ1ケタ台を推移。9月10日の最終回は8.7%だった。

「同ドラマは、登場人物の頭上に顔を映し出して“心の声”を語らせたり、画面上に文字を出したりと、CGやテロップを使った演出を採用。視聴者の間ではこれが大不評で、また『石原さとみの演じるキャラがウザい』『全然好きになれない』という声も少なくありませんでした。そんな石原は、昨年7月期に主演した『高嶺の花』(日本テレビ系)が全話平均9.5%で“不発”と言われていましたが、今回の『Heaven?』は全話平均8.7%と、さらにダウン。業界内では、『石原主演では数字が取れない』『積極的には使いたくない女優』と言われつつあるようです」(テレビ局関係者)

 石原には次回作で、ぜひ名誉挽回してほしいものだが、果たして「主演」のオファーはあるのだろうか。

石原さとみは「数字を取れない女優」に!? 7月期ドラマ、関係者が明かす「株を上げた/下げた」主演

 夏が終わり、7月期の各局連続ドラマも順次、最終回を迎えている。視聴率や世間の反響はさまざまだったが、業界関係者の間で、「株が上がった/下がった」主演俳優&女優がいたようだ。

「日本テレビ系で4月から“2クール連続”で放送された『あなたの番です』が9月8日、ついに最終回を迎えました。とあるマンションで行われた『交換殺人ゲーム』をきっかけに、住民たちが殺人事件に巻き込まれていくというミステリードラマで、前半は田中圭&原田知世、後半は田中&横浜流星をメインに物語が展開。前半は視聴率が振るわず、第6話で6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込みましたが、後半で見事盛り返し、最後は自己ベストの19.4%を記録。これは、今期連ドラの最高値でもあります」(芸能ライター)

 業界内では、2クールにかけて主演を務めた田中に対して、称賛の声が上がっているという。

「田中は、昨年4月期の連続ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)に主演し、大ブレーク。『あなたの番です』の前半は数字が落ち込んでいただけに、業界内では『俳優としての勢いが止まりそう』と見る向きもありましたが、最終回が近づくにつれて話題を呼び、数字にもつなげたとあって、あらためて田中への評価が高まっています」(スポーツ紙記者)

 『凪のお暇』(TBS系)は視聴率こそイマイチながら、「主演女優・黒木華の株が上がった」と、業界内で話題になっているそうだ。

「漫画家・コナリミサト氏による人気原作を実写化した同ドラマは、他人に合わせてばかりだった主人公・大島凪(黒木)が、恋人の我聞慎二(高橋一生)をはじめとした全ての人間関係を断ち切り、ゼロから再出発しようと奮闘する物語。視聴率は8~10%台を推移し、決してヒット作とは言えませんが、業界内での評価は『今期随一』なんです」(テレビ誌ライター)

 スタート前は、キャラクターのビジュアルやイメージをめぐり「原作と違いすぎる!」と、ネットで“プチ炎上”を起こしていた同ドラマ。しかし、「いざ放送が始まると“中毒者”が続出した」(同)という。

「黒木や高橋、また安良城ゴン役の中村倫也の優れた演技力により、視聴者がどんどん物語に引き込まれていった印象です。壮大なストーリーでもないですし、もともと業界内での話題性や期待値も低かったのに、今や注目の的となっている。これは座長・黒木の力も大きいとみられ、良い意味で彼女への見方が変わった人も多いようです」(同)

 逆に関係者をガッカリさせ、評価を落としたのは、『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(同)で主演した石原さとみ。同作は“変わり者”のレストランオーナー・黒須仮名子(石原)と、彼女に振り回される従業員たちによるコメディドラマで、初回10.8%の“ギリギリ2ケタ発進”した後は、ほぼ1ケタ台を推移。9月10日の最終回は8.7%だった。

「同ドラマは、登場人物の頭上に顔を映し出して“心の声”を語らせたり、画面上に文字を出したりと、CGやテロップを使った演出を採用。視聴者の間ではこれが大不評で、また『石原さとみの演じるキャラがウザい』『全然好きになれない』という声も少なくありませんでした。そんな石原は、昨年7月期に主演した『高嶺の花』(日本テレビ系)が全話平均9.5%で“不発”と言われていましたが、今回の『Heaven?』は全話平均8.7%と、さらにダウン。業界内では、『石原主演では数字が取れない』『積極的には使いたくない女優』と言われつつあるようです」(テレビ局関係者)

 石原には次回作で、ぜひ名誉挽回してほしいものだが、果たして「主演」のオファーはあるのだろうか。

『あなたの番です』最終回19.4%の有終の美も「不完全燃焼」「半年間を返して」と批判の嵐

 4月から2クール連続で放送されたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)の最終回が9月8日に放送され、平均視聴率19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、有終の美を飾ったことがわかった。しかし、ネット上では最終回の内容に「最悪な終わり方でガッカリ」「毎週見てたのに、やっぱり最後はHulu!? この半年間を返せ」などと批判が噴出している。

 『あな番』は、マンションに引っ越してきた手塚翔太(田中圭)と菜奈(原田知世)夫婦が、住民たちの“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていく姿を描いたミステリー。4月期では、主人公の菜奈が死に至り、7月期からの「反撃編」では、翔太の相棒役として、横浜流星演じる二階堂忍がメインに加わっていた。

「主にマンションの住民による交換殺人が行われた4月期は、10話を通して視聴率が1ケタ台に低迷していたのですが、反撃編に入って“犯人”探しが始まると次第に注目を集めるように。ネットユーザーたちの間で、放送直後に“考察合戦”が繰り広げられ、かなりの盛り上がりを見せていました」(芸能ライター)

 そして前回、相棒役だった二階堂が翔太を気絶させるという展開があり、また最終回の予告でも、二階堂が翔太をベッドに拘束しているシーンがあったため、ますます“黒幕”が誰なのか、考察がヒートアップしていた。

「視聴者は、最終回について『“どんでん返し”があるのではないか』と楽しみにしていたのですが、ふたを開けてみると、当初から『一番怪しい』と疑われていた黒島沙和(西野七瀬)が犯人というオチで、しかも、黒島が今までの犯行を淡々と語る場面が続いたため、ネット上では『予想を裏切る展開を裏切った“予想通りの展開”すぎて、今までで一番つまらない』などと不満の声が続出したんです」(同)

 またネット上では、「伏線が回収されていない」といった批判も散見された。

「住民の江藤祐樹(小池亮介)という人物だけ、劇中で詳細が明らかにならなかったのです。江藤は、住民にGPSをつけるという怪しげな行動を取っていたにもかかわらず、その点についてまったく触れられなかったため、視聴者から『江藤って結局何だったの?』といった疑問の声が多く上がっていました。また黒島は、マンションの住民で、娘夫婦を殺され入院している赤池幸子(大方斐紗子)の孫だったという事実が判明したのですが、エンディングで幸子は、何者かに手をガムテープで縛られ、病院の屋上に座らされたのち落下したものの、犯人が明かされないままだったため、『不完全燃焼』との声も目立ちました」(同)

 放送後、黒島の過去については、ネット動画サイト「Hulu」で配信されることがわかると、視聴者からは「やっぱり最後はHuluかよ!」「最後までちゃんとドラマで放送しろ」といった怒りの声が噴出することに。

 話題性という意味では、ある意味大成功を収めた『あな番』。しかし「終わり良ければ全てよし」とはならなかったようだ。

『あなたの番です』最終回19.4%の有終の美も「不完全燃焼」「半年間を返して」と批判の嵐

 4月から2クール連続で放送されたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)の最終回が9月8日に放送され、平均視聴率19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、有終の美を飾ったことがわかった。しかし、ネット上では最終回の内容に「最悪な終わり方でガッカリ」「毎週見てたのに、やっぱり最後はHulu!? この半年間を返せ」などと批判が噴出している。

 『あな番』は、マンションに引っ越してきた手塚翔太(田中圭)と菜奈(原田知世)夫婦が、住民たちの“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていく姿を描いたミステリー。4月期では、主人公の菜奈が死に至り、7月期からの「反撃編」では、翔太の相棒役として、横浜流星演じる二階堂忍がメインに加わっていた。

「主にマンションの住民による交換殺人が行われた4月期は、10話を通して視聴率が1ケタ台に低迷していたのですが、反撃編に入って“犯人”探しが始まると次第に注目を集めるように。ネットユーザーたちの間で、放送直後に“考察合戦”が繰り広げられ、かなりの盛り上がりを見せていました」(芸能ライター)

 そして前回、相棒役だった二階堂が翔太を気絶させるという展開があり、また最終回の予告でも、二階堂が翔太をベッドに拘束しているシーンがあったため、ますます“黒幕”が誰なのか、考察がヒートアップしていた。

「視聴者は、最終回について『“どんでん返し”があるのではないか』と楽しみにしていたのですが、ふたを開けてみると、当初から『一番怪しい』と疑われていた黒島沙和(西野七瀬)が犯人というオチで、しかも、黒島が今までの犯行を淡々と語る場面が続いたため、ネット上では『予想を裏切る展開を裏切った“予想通りの展開”すぎて、今までで一番つまらない』などと不満の声が続出したんです」(同)

 またネット上では、「伏線が回収されていない」といった批判も散見された。

「住民の江藤祐樹(小池亮介)という人物だけ、劇中で詳細が明らかにならなかったのです。江藤は、住民にGPSをつけるという怪しげな行動を取っていたにもかかわらず、その点についてまったく触れられなかったため、視聴者から『江藤って結局何だったの?』といった疑問の声が多く上がっていました。また黒島は、マンションの住民で、娘夫婦を殺され入院している赤池幸子(大方斐紗子)の孫だったという事実が判明したのですが、エンディングで幸子は、何者かに手をガムテープで縛られ、病院の屋上に座らされたのち落下したものの、犯人が明かされないままだったため、『不完全燃焼』との声も目立ちました」(同)

 放送後、黒島の過去については、ネット動画サイト「Hulu」で配信されることがわかると、視聴者からは「やっぱり最後はHuluかよ!」「最後までちゃんとドラマで放送しろ」といった怒りの声が噴出することに。

 話題性という意味では、ある意味大成功を収めた『あな番』。しかし「終わり良ければ全てよし」とはならなかったようだ。

深田恭子『ルパンの娘』、「B級感が良い」から一転「飽きた」の声――視聴率6.0%のピンチ

 8月15日夜10時から、深田恭子主演の連続ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)第6話が放送される。深田の泥棒スーツ姿と個性的なキャスト、コミカルなストーリーが、ネット上を中心に注目を集めているかのように見えたものの、第5話の平均視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど低迷が続いている。

「本作は、作家・横関大氏の同題小説をドラマ化したもの。泥棒一家『Lの一族』の娘・三雲華(深田)と、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の許されざる恋愛関係が描かれたラブコメディーで、和馬との結婚を夢見る華は、家族全員で泥棒をしていることを隠し、自身も仕方なく盗みに加担するというキャラクター。同ドラマでは、華の恋愛と宿命を、コミカルかつ切なく描いています」(芸能ライター)

 初回平均視聴率が8.4%でスタートすると、ネットユーザーの間では「ツッコミどころ満載で、笑いが止まらない!」「泥棒と警察の恋愛って設定がベタだけど、意外と面白い」「B級感が良い」と話題に。初回放送分が動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で公開されると、視聴数は1週間で112万回を超え、2005年1月より開始している「FOD」番組見逃し配信の歴代最高を更新したと報じられた。

「しかし、その後の視聴率は、第2話7.4%、第3話8.2%と推移を経て、第4話で一気に5.8%まで転落。第5話は6.0%を記録し、0.2ポイント回復したものの、一部視聴者からは『おもしろいけど、見逃しても構わないレベル』『クセが強くて疲れるというか、すでに飽きてきた』といった声も出ています」(同)

 第5話は、新たな盗みの計画を練る家族に対し、華は和馬への罪悪感から「もう泥棒はしない」と宣言。そんな中、華と和馬の両親の“合同結婚記念パーティー”が開催されたが、華が桜庭家に携帯電話を忘れてしまったことをきっかけに、和馬からある疑いをかけられる……という内容だった。

「同話には、 “伝説のダイヤモンド”を所持する女泥棒・双葉美羽役で、フリーアナウンサー・田中みな実がゲスト出演。セクシーな演技を披露しましたが、数字にはつながらず。また、ネット上には『田中のような素人を使うな』『深キョンの演技もヘタだけど、それ以下』という書き込みもありました」(同)

 第6話は、華が泥棒としての運命を受け入れて生きていこうとする。一方で警察も、「Lの一族」の逮捕に本気で乗り出すという内容が予告されているが、ドラマの視聴率は巻き返すことはできるのだろうか。

NHK『いだてん』、5.9%で大河史上ワースト更新……25話“連続1ケタ”で「異例すぎる」

 8月11日に放送されたNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の第30話が、大河ドラマ史上最低となる5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。日本人で初めてオリンピック選手となった金栗四三と、東京にオリンピックを招致した田畑政治の姿を描く同ドラマだが、第6話以降、25話連続で平均視聴率が1ケタ台となり、これまでの大河ワーストについても、第22話が6.7%を記録していた。このペースが続いていけば、不名誉な記録は今後も次々に塗り替えられていくこととなりそうだ。

 放送開始前から「大河で現代劇は厳しい」という声もあったが、フタを開けてみれば、下馬評をさらに下回る低視聴率ぶりとなった『いだてん』。

「すでに一部業界内では、題材が時代劇だったとしても、“大河枠”自体がオワコンと言われているのが実情です。大河ドラマのピークは1980年代で、30%台を連発していたものの、2010年代からは“不毛地帯”となってしまっています」(テレビ局関係者)

 歴代大河ドラマのワースト視聴率を振り返ると、94年の三田佳子主演『花の乱』第20話が10.1%を記録した後、12年の松山ケンイチ主演『平清盛』第45話が7.3%で更新。『いだてん』に関しては、すでに7.3%を4度も下回っている。

「全話平均視聴率のワースト1位は12.0%を記録した『平清盛』と15年の井上真央主演『花燃ゆ』、3位は12.7%で18年の鈴木亮平主演『西郷どん』となり、全て10年代の作品。ただ、『平清盛』や『花燃ゆ』にしても、10%を下回ったのは数話のみですし、大半が1ケタ台を記録する『いだてん』の低迷ぶりは異例すぎます」(同)

 なお、『いだてん』の最高視聴率は初回に記録した15.5%。前作『西郷どん』の初回視聴率15.4%を0.1ポイント上回ったものの、歴代ワースト3位。

「主演が中村勘九郎から阿部サダヲに交代した第二部が、第25話より始まったものの、今のところ視聴率に大きな変化はみられません。このままのペースでいくと、最低視聴率に加え、全話平均視聴率など大河ドラマのワースト記録を更新続けることになるでしょう」(同)

 残り20話となった『いだてん』だが、少しでも事態を好転させるきっかけは、果たして訪れるのだろうか。