『27時間テレビ』、歴代ワースト記録の“戦犯”は「一時代を築いたヒットメーカー」?

 復活の狼煙が、これで消えてしまった。一時期の低迷から脱し、視聴率は底上げ傾向にあったフジテレビだが、11月2~3日にかけて放送された『FNS27時間テレビ』の平均視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に終わった。この数字は33回を数える同番組で歴代最低。7.3%と歴代ワースト1だった昨年を大きく下回る、無残な“汚名”を残してしまった。

「こういった長時間番組はテレビ局の体力が試される、大事な試金石。テレビ朝日がまだ今ほど盛況ではなかった1996年、『27時間チャレンジテレビ』と銘打ち、全日本大学駅伝や30人31脚などが組み込まれたものの、番組は翌年と併せて計2回しか続きませんでした」(芸能ライター)

 その点では、33回も継続しているフジは体力があるといえるが、今年の放送で一番数字を獲ったのは定番アニメ『サザエさん』(瞬間最高視聴率は12.8%)という体たらく。「放送枠を27時間ぶち抜いた意味がわからない」と、ネット上でも指摘されている状態だ。

「史上ワーストになった原因として、オンエアが通常時期より大幅にズレ込んだことがまず挙げられます。2016年までは毎年7月末、さらに17~18年は9月初旬とオンエアは変わっていきましたが、今回はさらに2カ月も繰り下がっている。放送後、SNS上では『いつやってたんだよ』『やってたことを今知った』といった声も多数寄せられていました。こうした大型番組はいわゆる『風物詩』的なところがあり、お茶の間での視聴習慣は意外とあるものです。そこを軽視したのは計算ミスでしょう」(業界関係者)

 さらに番組のテーマも問題だろう。今年は「にほんのスポーツは強いっ!」と掲げられたものの、スポーツといっても野球からサッカー、そしてラグビーといろいろあり、それぞれにファンはいるが、「スポーツファン」となると、はなかなかに難しいだろう。

「生放送と言いながら収録番組が多かったのは、視聴者が失望した要因になりました。総合司会で72歳のビートたけしが27時間の生放送を乗り切れるのかも注目が集まったものの、ほぼ“番組キャプテン”の関ジャニ∞・村上信五が仕切る時間が多かった。さらに、“マネージャー”の松岡茉優は、事前に出演が周知されてなかった上に、番組でもこれといった役割はなく、ただ居続けた状態で、そこに違和感を覚えた人も多かったのでは」(前出・芸能ライター)

 番組のオリジナルチャレンジ企画には、「ボウリング『10レーン連続ストライクへの挑戦』」というものも。ボウリング自慢の芸能人たちが10レーン連続でのストライクにチャレンジしたが、7レーンまで到達すると中継が入ってプレイを中断され、緊張が緩んでしまったのか再開した途端ミスをしてしまうシーンを繰り返していたという。

「ほかにも、“27時間テレビ”に引っ掛けて、スポーツにまつわる27のサブテーマを作って『バカリズム スポーツの謎』『池上彰&たけしの世界のスポーツとお金のはなし』といった企画もありましたが、ありきたりのスポーツ秘話やお金の話に終始。何の面白みもない番組をよく作れるなと感じていましたね。構成作家陣の顔ぶれを見ると『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『めちゃ×2イケてるッ!』といったフジテレビの一時代を築いた過去のヒットメーカーが並んでいました。今のフジには大型番組を任せられる人材がいないのかもしれませんが、過去の功労者を引っ張り出してきての大コケでは、さすがに目も当てられません」(同・関係者)

 ちなみに冒頭述べた5.8%という平均視聴率は、2日夜に初回を迎えた新シリーズ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)と同率だ。一時期沈静化していたフジテレビへの揶揄も、これでぶり返してしまうのだろうか?
(村上春虎)

フジ『27時間テレビ』歴代最低5.8%を招いた3つの理由! ビートたけし&村上信五に不要論も

 歴代最低となる全時間帯平均5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』(フジテレビ系、11月2~3日)。ビートたけしと関ジャニ∞・村上信五のタッグは、3年連続でワースト記録を更新したことになるが、業界内でも、さまざまな“苦言”が飛び交っていたという。

「今年の『27時間テレビ』が大コケした理由は3つあるのではないでしょうか。まず1つ目が放送時期です。もともと『27時間テレビ』は、日本テレビの『24時間テレビ 愛は地球を救う』に対抗してスタートした番組で、長年、夏に放送されていましたが、たけし・村上体制になってから、2017年と18年は9月、今年は11月と、秋の放送に変更。しかし、いまだに夏の風物詩というイメージが強いようで、それが低視聴率につながっているのではないでしょうか。実際に、ネット上では『放送自体を知らなかった』という声も多く聞かれました」(スポーツ紙記者)

 現体制では初の「生放送」だったにもかかわらず、盛り上がりに欠けた感が否めないのは、「時期的な問題が大きいように思う」(同)という。

「2つ目の理由は、今年のテーマである『スポーツ』が、視聴者には刺さらなかったからではないでしょうか。明らかに来年の東京五輪を意識したものではあったものの、まだ世間の五輪熱が高まっていないため、大コケしてしまった印象です。なお、ここ最近の『27時間テレビ』は、もともとのお祭り騒ぎのようなバラエティー色は鳴りを潜め、17年は『歴史』、18年は『食事』をテーマにするなど、教養番組の要素を取り入れていました。それが視聴率不振を招いていたと見る向きは強く、今年もその影響を引き継いでしまったように感じます」(テレビ局関係者)

 3つ目の理由は、「たけしと村上の力不足」だといい、「これは視聴者の間でも盛んに指摘されていた」(制作会社スタッフ)そうだ。

「村上のトーク術は業界でも認められているものの、年長であるたけしへの“タメ口ツッコミ”には、『見ていていい気がしない』というクレームがネット上で多数出ていました。一方のたけしも、ところどころ発言が聞き取りにくい場面や、コーナーに出演しない場面も多く、『長丁場の生放送は体力的に厳しいのでは』と指摘されていましたね。なお、たけしは『27時間テレビ』出演のため、同時間帯にレギュラーMCを担当する生番組『新・情報7days ニュースキャスター』(TBS系)の放送を欠席していましたが、『27時間テレビ』の同時間帯の視聴率が7.3%だったのに対して、『7days』は11.1%。業界内での“不要論”を助長させる結果になってしまいました」(同)

 “生放送化”というテコ入れの甲斐なく、今年もワースト記録を更新した『27時間テレビ』。来年は、どこが刷新されるのか、注目したいところだ。

『おっさんずラブ-in the sky-』初回5.8%と好発進も……「面白い」「がっかり」とファン紛糾!?

 田中圭が主演を務めるドラマ『おっさんずラブ‐in the sky‐』(テレビ朝日系)の初回が11月2日に放送され、平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。深夜ドラマとしては好スタートとなったが、一部のネットユーザーからは「作りが雑」「牧の抜けた穴はデカイ」と批判的な声も多く上がっている。

「『おっさんずラブ』は、昨年4月期に放送された『男性同士の恋愛模様』を描いた深夜ドラマ。初回は平均視聴率2.9%でしたが、『キュンキュンする』『登場人物が魅力的』などと口コミが広がり、熱狂的な女性ファンが続出する大ヒット作となりました。今回の『おっさんずラブ‐in the sky‐』は、前作とは別の世界という設定で、舞台が不動産会社から航空会社にチェンジ。主演の田中演じる春田創一と、吉田鋼太郎演じる黒澤武蔵は、役名こそ前作と同じではあるものの、それらとは別人として描かれています」(芸能ライター)

 初回は、35歳にしてリストラにあった春田が、客室乗務員(CA)に転職するところから始まった。初フライトの日に寝坊した上、人助けをして遅刻したため、フライトを外されて陸上業務をしている際、自分の似顔絵が描かれた用紙を大量に見つけてしまい、寮で隣の部屋に住む整備士・四宮要(戸次重幸)に相談。絵を描いた人物が機長の黒澤かもしれないと悩んでいるところに、副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)の色恋沙汰に巻き込まれ、突然成瀬にキスをされる……という内容が展開された。

「今回は、春田をめぐる、黒澤、四宮、成瀬の“四角関係”が、物語の中心となるようで、ネット上には早くも『前作とは別物、やっぱり面白い!』『今回もハマりそう』との高評価が飛び交っています。しかし一方、前作で春田に想いを寄せ、一時は恋人でもあった牧凌太(林遣都)が出演していないことに対し、不満を募らせる視聴者もいるようで、『なんかがっかり。牧と春田のピュアな感じが良かったのに』『前作は、春田と牧のカップルがいてこその人気だった』『こんなの私の好きな「おっさんずラブ」じゃない』『前作に比べて脚本のクオリティも落ちた』といった声も少なくありません。どうやら、今作に批判を寄せているのは、主に一部の林ファンのようで、ネット上では、そんな今作のアンチに対し、『嫌なら見るな』『悪口ばかり言ってうざい』といった声が出ている模様。一部のファンが対立している様子が見受けられます」(同)

 昨年は、流行語大賞に選ばれるなどの社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』。今回も、Twitter上では『おっさんずラブ‐in the sky‐』が世界のトレンド3位に入るほど注目を浴びているが、これからどんな展開を迎えるのかにも注目したいところだ。

米倉涼子『ドクターX』1位、木村拓哉4位で新木優子はワースト入り! 10月期ドラマ初回視聴率ランク

 民放(午後8~10時台)の秋ドラマが始まり、初回視聴率では20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得した『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)がトップに君臨。2位は『相棒 season18』(16.7%)で、テレ朝ドラマがワンツーフィニッシュを決めた。

 2年ぶり、第6シリーズを迎えた米倉涼子主演の『ドクターX』は、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信といったお馴染みのレギュラー陣に加えて、市村正親、ユースケ・サンタマリア、武田真治、清水ミチコ、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾、戸塚純貴、今田美桜が新メンバーとして加入。前シリーズの初回視聴率20.9%をわずかに下回るも、秋ドラマ唯一の20%超えを達成した。放送されている木曜午後9時台は、前期も大森南朋主演『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』が14.3%で初回トップに着いていたため、2クール連続で同枠がベスト1位をキープしている。

 2位の水谷豊主演『相棒』は、冠城亘役の反町隆史が“相棒”に就任後、5シーズン目に突入。第1話「アレスの進撃」は、消息不明となってしまった主人公・杉下右京(水谷)を捜すため、冠城が日本最果ての離島・天礼島へ向かうという衝撃的な展開で幕開け。船越英一郎がゲスト出演し、北海道で10日間を超えるロケを敢行した。初回は16.7%で、前シリーズ『相棒 season17』の初回17.1%よりダウンするも、「アレスの進撃」後編の第2話も15.4%と、貫禄を見せつけている。また、テレ朝では今年4月から通年放送中の沢口靖子主演『科捜研の女』の最新回(10月17日オンエアー)も12.4%をマークしており、人気シリーズを並べた今期のテレ朝は“最強の布陣”といえるだろう。

 ベスト3位は、ディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)で12.8%。世界的に有名なミステリー小説『シャーロック・ホームズ』を原作にしたミステリーエンターテインメントの本作は、ディーンが名探偵・シャーロックならぬ犯罪コンサルタントの誉獅子雄役、相棒・ワトソンにあたる精神科医の若宮潤一役を岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が演じている。前期の月9ドラマ『監察医 朝顔』は初回に13.7%を獲った後、全話2ケタで完走していたが、『シャーロック』の第2話は9.3%、3話も9.9%と1ケタに下落。平均視聴率ランキングで3位以下に転落する可能性もありそうだ。

 4位には、TBS系の「日曜劇場」で放送中の木村拓哉主演『グランメゾン東京』が12.4%で登場。同作は、ある事件がきっかけで地位や名誉を失ったフランス料理の天才シェフ・尾花夏樹(木村)が、三つ星レストランを作るべく奮起していく物語。初回放送の10月20日は、TBS系で生中継されたプロ野球日本シリーズ「巨人―ソフトバンク 第2戦」の放送時間が延長し、50分遅れでスタートした。かつて“視聴率男”と呼ばれた木村にしては、やや物足りない数字にも思えるが、視聴者の間では「『グランメゾン東京』、王道ドラマって感じで面白い!」「ストーリー的にはベタなのかもしれないけど、見ていてワクワクするし、ご飯がとてもおいしそう」「すべてにおいてカッコいいし、キムタク最高! 今後の展開が楽しみ」と、概ね好意的な感想が目立っている。

 次は、残念ながら低視聴率を記録した3作品を見ていこう。ワースト3位は、刑事の凸凹コンビ(名取裕子&麻生祐未)が事件の謎に迫る痛快サスペンスエンターテインメント『特命刑事カクホの女2』(テレビ東京系)で、初回は6.9%。昨年1月期に放送された第1シリーズの初回は7.7%だったが、続編は0.8ポイント下回ってしまった。

 ワースト2位は、5.6%だった新木優子主演の『モトカレマニア』(フジテレビ系)。『Kiss』(講談社)で連載中の瀧波ユカリ氏による同名漫画が原作で、元カレを忘れられない27歳のOL・難波ユリカ(新木)の暴走や、試行錯誤の日々を描くラブコメディ。高良健吾、浜野謙太、田中みな実、ガンバレルーヤ・よしこ、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)ら、個性豊かなキャストが出演している。

 そして今期の最下位は、テレビ東京系の「ドラマBiz」枠で放送中の中谷美紀主演『ハル ~総合商社の女~』(テレビ東京系)。初回は4.5%で、1位の『ドクターX』とはおよそ5倍の差がつく結果となった。『ハル ~総合商社の女~』は、日本の大手総合商社「五木商事」にヘッドハンティングされたシングルマザーの主人公・海原晴(中谷)が、社内で起こるさまざまな問題を解決していくストーリーで、共演は藤木直人、白洲迅、奥田瑛二など。もともと他局に比べて高視聴率が出にくいテレ東のドラマとあって、「ドラマBiz」作品は毎シーズンワースト3位以内に入り込んでいる。

 最終回までに木村主演『グランメゾン東京』が追い上げるのか、それとも『シャーロック』や、阿部寛主演『まだ結婚できない男』(フジテレビ系、初回11.5%)などが健闘していくのか……。今後の視聴率戦争の行方に期待したい。

【2019年秋ドラマ(午後8~10時台、民放5局)初回視聴率一覧】

1位『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 20.3%
2位『相棒 season18』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 16.7%
3位『シャーロック』(フジテレビ系・月曜午後9時) 12.8%
4位『グランメゾン東京』(TBS系・日曜午後9時) 12.4%
5位『まだ結婚できない男』(フジテレビ系・火曜午後9時) 11.5%
6位『4分間のマリーゴールド』(TBS系・金曜午後10時) 10.3%
7位『俺の話は長い』(日本テレビ系・土曜午後10時) 8.4%
8位『同期のサクラ』(日本テレビ系・水曜午後10時) 8.1%
9位『G線上のあなたと私』(TBS系・火曜午後10時) 7.8%
9位『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 7.8%
11位『特命刑事カクホの女2』(テレビ東京系・金曜午後8時) 6.9%
12位『モトカレマニア』(フジテレビ系・木曜午後10時) 5.6%
13位『ハル ~総合商社の女~』(テレビ東京系・月曜午後10時) 4.5%

※今年4月より通年放送されている『科捜研の女』(テレ朝系)は、ランキング対象外とする。

『ニッポンノワール』初回7.8%の辛酸! 「『3年A組』の半年後」設定に「いらない」と拒否反応も

 賀来賢人が主演を務める連続ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』(日本テレビ系)の初回が10月13日に放送され、平均視聴率7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同じ)と、低空スタートを切ったことがわかった。同作は、1月期に放送され、最高視聴率15.4%を記録した人気ドラマ『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』の半年後という設定となっているが、これについてネット上では「こんな設定いらない」と不満の声が上がっている。

 『ニッポンノワール』は、「警視庁のガン」と呼ばれている主人公の刑事・遊佐清春(賀来)が、ある日、山小屋で目覚め、隣に上司の刑事・碓氷薫(広末涼子)の遺体を発見するところから始まる。警察では「殺人事件」として捜査が始まったが、どうやら未解決の「十億円強奪事件」とのつながりがあるとみられ、遊佐は全ての人間に疑心暗鬼になりながらも、2つの事件の真相に追っていく。

「日本テレビ系『日曜午後10時30分』のドラマ枠は、2015年4月期に新設され、賀来が主演を務めた『今日から俺は!!』(2018年10月期)以降、『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』(19年1月期)、『あなたの番です』(19年4月・9月期)とヒット作を連発しています。さらに、今作品は『3年A組』と同様に武藤将吾氏が脚本を手掛け、同ドラマの半年後の世界が描かれるとして、放送以前から話題になっていました」(芸能ライター)

 初回では、遊佐が偽装工作を依頼する相手として、『3年A組』の半グレ集団「ベルムズ」リーダー・喜志正臣(栄信)が登場。さらに、同作で、椎名桔平演じる刑事の後輩として出演していた刑事・宮城遼一(細田善彦)も、遊佐の同期として再登場した。

「劇中で、喜志が遊佐に頼まれフェイク動画を作成するのですが、これはまさに『3年A組』のエピソードとつながるシーンでした。しかし、ネットユーザーからは『このつながりってなんか意味ある?』『「3年A組」見てないと楽しめないようなのはつまらないし、いらない』『話題になるのを狙ってたんだろうけど、なんか違うよね』と不評の声が飛び交うことに。一部の視聴者をのぞき、そもそも『3年A組』から半年後の世界を描いているということすら気づいていない人も多かったようです」(同)

 また、『3年A組』や『あなたの番です』は最終回後、動画配信サイト「Hulu」でオリジナルストーリーを配信したのだが、「テレビで完結させてほしい」「Huluへの誘導させるのはやめてほしい」といった声が噴出。『ニッポンノワール』も「同様の筋道をたどるのではないか」と危惧する人も少なくないようだ。

「今では珍しくなくなった手法ですが、まだまだ視聴者の支持を得られていない様子。『どうせ結局最後にはHuluに誘導させるんでしょ。なら見ない方がマシ』など、最初から『見ない』と選択する視聴者もいるようです」(同)

今回は、視聴者が満足できる最終回になることを祈るばかりだが……。

日テレ4時間特番『人気番組No.1決定戦』がテレ朝の通常番組に視聴率完敗のインパクト

 昨年まで5年連続で視聴率3冠王を獲得している、日本テレビのプライドがズタズタに切り裂かれた?

 同局は6日、ゴールデン帯の午後7時から4時間枠で『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり 日テレ系人気番組No.1決定戦』を放送したが、視聴率は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)止まり。

 かたや、ライバルのテレビ朝日は『ナニコレ珍百景』が13.3%、『ポツンと一軒家』が19.9%、スペシャルドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』(勝村政信主演)が14.0%で全番組が日テレ特番に完勝したのだ。

『日テレ系人気番組No.1決定戦』は年2回、改編期の4月と10月にオンエアされている特番で、同局の人気番組である『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』『しゃべくり007』の出演者が総集結し、どの番組がナンバー1かを競う内容で、まさに総力を結集した特番だ。その番組が、超人気番組の『ポツンと』のみならず、『珍百景』『ドクターY』にも敗北を喫したのだから、インパクトは大きい。このダメージは計り知れないほど大きい。

「テレ朝は笑いが止まらないでしょう。日テレの特番に対して、『珍百景』『ポツンと』は通常のレギュラー放送。『ドクターY』は『ドクターX~外科医・大門未知子~』(米倉涼子主演)のスピンオフドラマですが、これまで地上波では深夜、土曜昼などにオンエアしてきましたが、初のゴールデン・プライム帯で14.0%を獲得して、日テレに勝ったんですから快挙。米倉も少しだけ出演しましたが、2年ぶり復活の『ドクターX』に、いかに視聴者が期待しているかの現れでしょうね。今シリーズも20%前後を弾き出すのでは」(テレビ誌ライター)

 日テレといえば、『ラグビーワールドカップ2019』の放映権をNHKと共に有し、日本戦は軒並み高視聴率をマーク。特に5日のサモア戦では32.8%という驚異的な数字を記録するなど、“ラグビー効果”に沸いているが、それはあくまでも一時的なもの。従来の人気番組が、テレ朝に負けているようなら本末転倒で、6年連続視聴率3冠王は阻止されてしまいかねない。

フジ月9『シャーロック』初回12.8%! 「演技力難アリ」ディーン・フジオカの評価は……?

 ディーン・フジオカが主演を務める月9ドラマ『シャーロック アントールドストーリーズ』(フジテレビ系)の初回が10月7日に放送され、平均視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区 以下同じ)を記録。フジテレビの「月9」としては、2018年7月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』以降、6期連続の2ケタ発進となった。ネット上では「面白かった」という声が上がる一方で、「退屈すぎる」といった声も見受けられる。

「このドラマは、世界的に有名なミステリー小説『シャーロック・ホームズ』が原作。小説でいうところの名探偵・シャーロックにあたる誉獅子雄役をディーン・フジオカ、シャーロックの相棒であるワトソンにあたる若宮潤一役を岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が演じていますが、視聴者にはそれがいまいち伝わっていなかった様子。というのも、このドラマの主人公・誉獅は、犯罪捜査コンサルタントであり、名前も違えば探偵でもないというところで『全然シャーロックじゃない』と感じた視聴者が多かったようです」(芸能ライター)

 初回は、ある病院で勤務医が屋上から転落死した事件が描かれた。そこは、のちに誉のバディとなる若宮が勤める病院で、若宮も事件に関わる人物として登場した。

「小説のように、あちこちに張り巡らされた伏線が華麗に回収されていくというよりは、淡々と誉が犯人を追い込む内容だったため、謎解きを楽しみにしていた視聴者からは『面白くないね』『なんか微妙だな……』という声が飛び交っていました。さらに、若宮がのちに誉のバディになる重要人物だとわかっていない視聴者も多かったようなので、事前に『二人が出会う回』であることを、ある程度、周知させていた方がよかったのかもしれません」(同)

 また、以前から「演技力に難アリ」と指摘されているディーンだが、今回は「結構ハマり役」という声も多い。

「一部からは『やっぱりどんな役を演じても、演技がワンパターン』といった批判も聞こえてきますが、全体的には『ディーンにはこういう“ちょっと変わった”役が似合う』と好評です。また、同ドラマには、以前ディーンが主演した連続ドラマ『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐― 』(18年4月期、フジテレビ系)の製作陣が関わっています。同作は、初回平均視聴率5.1%、最終回視聴率6.8%と大爆死でしたが、『回を重ねるごとに面白くなってきた』『後半はハマった』と話題になった作品なんです。そのため、今回も『たぶんこれから面白くなってくるはず!』と期待の声も多数見受けられます」(同)

 果たして『シャーロック』は、今後どのような展開になっていくのか。ディーンと岩田の「バディ」ぶりにも注目したいところだ。

フジ月9『シャーロック』初回12.8%! 「演技力難アリ」ディーン・フジオカの評価は……?

 ディーン・フジオカが主演を務める月9ドラマ『シャーロック アントールドストーリーズ』(フジテレビ系)の初回が10月7日に放送され、平均視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区 以下同じ)を記録。フジテレビの「月9」としては、2018年7月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』以降、6期連続の2ケタ発進となった。ネット上では「面白かった」という声が上がる一方で、「退屈すぎる」といった声も見受けられる。

「このドラマは、世界的に有名なミステリー小説『シャーロック・ホームズ』が原作。小説でいうところの名探偵・シャーロックにあたる誉獅子雄役をディーン・フジオカ、シャーロックの相棒であるワトソンにあたる若宮潤一役を岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が演じていますが、視聴者にはそれがいまいち伝わっていなかった様子。というのも、このドラマの主人公・誉獅は、犯罪捜査コンサルタントであり、名前も違えば探偵でもないというところで『全然シャーロックじゃない』と感じた視聴者が多かったようです」(芸能ライター)

 初回は、ある病院で勤務医が屋上から転落死した事件が描かれた。そこは、のちに誉のバディとなる若宮が勤める病院で、若宮も事件に関わる人物として登場した。

「小説のように、あちこちに張り巡らされた伏線が華麗に回収されていくというよりは、淡々と誉が犯人を追い込む内容だったため、謎解きを楽しみにしていた視聴者からは『面白くないね』『なんか微妙だな……』という声が飛び交っていました。さらに、若宮がのちに誉のバディになる重要人物だとわかっていない視聴者も多かったようなので、事前に『二人が出会う回』であることを、ある程度、周知させていた方がよかったのかもしれません」(同)

 また、以前から「演技力に難アリ」と指摘されているディーンだが、今回は「結構ハマり役」という声も多い。

「一部からは『やっぱりどんな役を演じても、演技がワンパターン』といった批判も聞こえてきますが、全体的には『ディーンにはこういう“ちょっと変わった”役が似合う』と好評です。また、同ドラマには、以前ディーンが主演した連続ドラマ『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐― 』(18年4月期、フジテレビ系)の製作陣が関わっています。同作は、初回平均視聴率5.1%、最終回視聴率6.8%と大爆死でしたが、『回を重ねるごとに面白くなってきた』『後半はハマった』と話題になった作品なんです。そのため、今回も『たぶんこれから面白くなってくるはず!』と期待の声も多数見受けられます」(同)

 果たして『シャーロック』は、今後どのような展開になっていくのか。ディーンと岩田の「バディ」ぶりにも注目したいところだ。

月9ドラマ『監察医 朝顔』特別編、視聴者から「やってくれたなフジ」と怒りの声が噴出したワケ

 先週、最終回である第11話を迎えた上野樹里主演の月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の特別編『監察医 朝顔~夏の終わり、そして~』が9月30日に放送され、平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ/以下同)を獲得した。しかし、視聴者からは「楽しみにしてたのに、なんか残念」「やっぱり総集編か」と不満の声が上っている。

「公式サイトの予告では、『桑原朝顔(上野樹里)と真也(風間俊介)が出会うこととなった事件』と『朝顔が務める大学法医学教室に新たな身元不明の遺体が運ばれる』といったエピソードが描かれると記載されており、視聴者は本編とは別の新しいストーリーだと期待していたようです。しかし、2時間スペシャルのうちのほとんどが回想シーンとなっており、第1話から最終話までの総集編という構成。これに、ネット上では『脚本が間に合わなかったの? 雑な作りだな』『総集編の間に新しいエピソードを入れただけ』『“特別編”って言わずに、正直に“総集編”って言ってよ』と不満の声が噴出していました」(芸能ライター)

 “特別編”に関しては、放送前の段階から「『ラジハ』の二の舞になりそう」と懸念されていたが、見事不安が的中する形になってしまった。

「4月期の月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は、最終回の翌週に“特別編”が放送されたものの、ほぼ“総集編”の内容でした。そのため、放送直後は『回想が多すぎてイライラした』『2時間スペシャルで、こんなのあり得ない!』『これを放送したこと自体、大失敗』とかなり酷評を受けていたんです。それもあって、今回も『ラジハと同じ構成だけは勘弁してほしい』『どうか総集編になりませんように』との声が出ていたのですが、結局は同じ道を辿ってしまいましたね」(同)

 そのうえ、新たなエピソードとして期待されていた「身元不明の遺体」は、劇中で「虐待を受けた可能性のある老人」ということは判明したものの、進展なし。そのまま事件に触れることも解決することもなく、エンディングを迎えた。

「これには、『身元不明の遺体はどうなったの?』『いくらなんでも事件が中途半端すぎ』と呆れた声が噴出。また、朝顔と真也の馴れ初めについても、そこまで深堀りされていなかったため、『もっと出会いについて知りたかったのに』『なんだか物足りないな~』など、期待外れだったとする視聴者が少なくありませんでした」(同)

 ちなみに『ラジハ』“特別編”の視聴率15.6%を記録しており、今回はそれを下回る結果となった。

「“特別編”と謳っておきながら、実際は“総集編”を流すというフジの手法を知り、見切りをつけた視聴者が多かったのでしょう。ネット上からは『やってくれたなフジ』『もうフジの特別編は見ない!』と怒りの声も聞こえてきています」(同)

 果たしてこの声がフジに届くのか。今後は、内容をじっくり吟味したうえで“特別編”を制作してほしいものだ。

月9ドラマ『監察医 朝顔』特別編、視聴者から「やってくれたなフジ」と怒りの声が噴出したワケ

 先週、最終回である第11話を迎えた上野樹里主演の月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の特別編『監察医 朝顔~夏の終わり、そして~』が9月30日に放送され、平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ/以下同)を獲得した。しかし、視聴者からは「楽しみにしてたのに、なんか残念」「やっぱり総集編か」と不満の声が上っている。

「公式サイトの予告では、『桑原朝顔(上野樹里)と真也(風間俊介)が出会うこととなった事件』と『朝顔が務める大学法医学教室に新たな身元不明の遺体が運ばれる』といったエピソードが描かれると記載されており、視聴者は本編とは別の新しいストーリーだと期待していたようです。しかし、2時間スペシャルのうちのほとんどが回想シーンとなっており、第1話から最終話までの総集編という構成。これに、ネット上では『脚本が間に合わなかったの? 雑な作りだな』『総集編の間に新しいエピソードを入れただけ』『“特別編”って言わずに、正直に“総集編”って言ってよ』と不満の声が噴出していました」(芸能ライター)

 “特別編”に関しては、放送前の段階から「『ラジハ』の二の舞になりそう」と懸念されていたが、見事不安が的中する形になってしまった。

「4月期の月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は、最終回の翌週に“特別編”が放送されたものの、ほぼ“総集編”の内容でした。そのため、放送直後は『回想が多すぎてイライラした』『2時間スペシャルで、こんなのあり得ない!』『これを放送したこと自体、大失敗』とかなり酷評を受けていたんです。それもあって、今回も『ラジハと同じ構成だけは勘弁してほしい』『どうか総集編になりませんように』との声が出ていたのですが、結局は同じ道を辿ってしまいましたね」(同)

 そのうえ、新たなエピソードとして期待されていた「身元不明の遺体」は、劇中で「虐待を受けた可能性のある老人」ということは判明したものの、進展なし。そのまま事件に触れることも解決することもなく、エンディングを迎えた。

「これには、『身元不明の遺体はどうなったの?』『いくらなんでも事件が中途半端すぎ』と呆れた声が噴出。また、朝顔と真也の馴れ初めについても、そこまで深堀りされていなかったため、『もっと出会いについて知りたかったのに』『なんだか物足りないな~』など、期待外れだったとする視聴者が少なくありませんでした」(同)

 ちなみに『ラジハ』“特別編”の視聴率15.6%を記録しており、今回はそれを下回る結果となった。

「“特別編”と謳っておきながら、実際は“総集編”を流すというフジの手法を知り、見切りをつけた視聴者が多かったのでしょう。ネット上からは『やってくれたなフジ』『もうフジの特別編は見ない!』と怒りの声も聞こえてきています」(同)

 果たしてこの声がフジに届くのか。今後は、内容をじっくり吟味したうえで“特別編”を制作してほしいものだ。