『女芸人No.1決定戦 THE W』新審査システムが酷評の嵐!「意味ない」と視聴者が一刀両断

 12月9日に『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)が放送され、平均視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。3回目を迎えた同大会には10組の芸人が出場し、「今までで一番見応えがあった」「面白かった」という好意的な声がある一方、今年から採用された審査システムには「意味がない」「参加者に有利/不利が生じる」と不満の声も上がっていた。

 『THE W』は昨年まで、「ファーストステージ」にて1対1で対戦。ゲスト審査員と公募で選ばれた一般審査員による総合得点で、各対戦の勝者が決められていた。そして、勝ち上がった5組が「最終決戦」に進出し、2本目のネタを披露して、その得点が一番高かった芸人が「優勝」に輝いていたのだが……。

「今年からは大きく審査システムが変わり、まず『ファーストステージ』で、5組ずつAブロックとBブロックに分かれることに。各ブロックの1組目と2組目が対決して勝った方を暫定1位とし、3組目は、暫定1位の組と得点を競う。そうして各ブロックで勝ち残った芸人1組が『最終決戦』で競うという“勝ち残りノックアウト方式”になったんです。しかし、一部のネットユーザーからは『最初に披露したネタの方が霞んでしまう』『後半の方が有利に決まってるだろ』と批判の声が寄せられました」(芸能ライター)

 Aブロックからは「3時のヒロイン」、Bブロックからは「はなしょー」が勝ち上がり、今大会では3時のヒロインが優勝を手にした。

「ネタを披露した順番でいうと、3時のヒロインはAブロックの5番目でしたが、はなしょーはBブロックの2番目にネタを披露しているため、一概に『後半の方が有利』とは言い切れない状況ではありました。それでもネット上では『この審査システム微妙だよな』『Bブロックの方が圧倒的に面白かった。このやり方は納得いかん』と不満の声が噴出。また、今回から、視聴者投票の比重が下げられたことについても『視聴者の意見反映できていない』『これだと結局は審査員の好みになるんだよな』との声が漏れ聞こえてきました」(同)

 さらに、審査員の判断基準についても賛否の意見が上がってきている。

「アンガールズ・田中卓志やハイヒール・リンゴ、清水ミチコ、ヒロミ、笑い飯・哲夫などが審査員に名を連ねていたのですが、その時に披露したネタの“出来栄え”を評価する審査員もいれば、『次も見てみたい』というような“期待感”を重視する審査員もいたんです。一貫して、ネタ自体を分析して評価していた田中には称賛の声が集まっていたものの、そのほかの審査員に対しては『今のネタを評価すべき』『ある程度は審査員共通の審査基準を持っていてほしい』などの指摘がネット上に飛び交っていました」(同)

 どのお笑いコンテストでも毎回物議を醸す審査基準。今回は、新しいシステムに戸惑う視聴者が多かったようだが、果たして全員が納得する方法はあるのだろうか……。

米倉涼子『ドクターX』、“過去最低”視聴率で窮地……「面白くない」「マンネリ」の声続出

 米倉涼子が主演を務め、現在“第6シリーズ”を放送中の連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。12月12日放送の第9話に、ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音がゲスト出演するとわかり、ネット上ではさまざまな反応が寄せられている。

「同5日の第8話放送後、次回予告で川谷のゲスト出演が判明。本人も同日に自身のTwitterで、『来週放送のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」に僕、出演します』と告知しました。川谷が演じるのは、主人公の大門未知子(米倉)が勤務する東帝大学に極秘入院した、若きシンガーソングライター・新津多九也という役です」(芸能ライター)

 本業もミュージシャンの川谷だが、2018年放送のドラマ『恋のツキ』(テレビ東京系)や、今年4月期に放送された『神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~』(テレビ朝日系)と、実は深夜ドラマへの出演経験がある。そして今回、ゴールデンタイムのドラマかつ、高視聴率を誇る『ドクターX』への起用とあって、ファンは「川谷さん、すごすぎる!」「放送楽しみにしてます!」などと歓喜しているが……。

「川谷といえば、16年に『週刊文春』(文藝春秋)でタレント・ベッキーとの不倫を報じられた際の印象が根強いようで、ネット上には『“ゲス不倫”野郎なんて見たくない!』『「ドクターX」好きなのに、あんなヤツ出すなよ!』と、川谷に拒否反応を示す視聴者が続出。また、『「ドクターX」はそのままでも面白いのに、変な話題作りいる?』『ゲストで注目集めなくても、みんな見るでしょ』といった声も。しかし、今期の『ドクターX』は、視聴率が“ガタ落ち”しているんですよね」(同)

 『ドクターX』シリーズはこれまで、毎話“2ケタ”の視聴率を獲得しており、今期もそれは変わっていない。しかし、17年10月期放送の“第5シリーズ”まで、毎話20%以上の視聴率だった中、今期は初回20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で発進後、第8話まですべて10%台という状態。11月14日放送の第5話は15.9%と、“過去最低”を記録してしまった。

「第5話は、同時間帯にTBS系で『サッカーW杯アジア第2次予選』の日本VSキルギス戦を放送していたので、これが影響したと考えられます。とはいえ、ネット上では今期の『ドクターX』について、『あんまり面白くない。いつも同じ展開で慣れちゃったからかな?』『明らかにマンネリ化してる。今期は特にそれを感じるわ』『前はもっと“医療モノ”として見ごたえがあったけど、今の「ドクターX」はなんか浅い』といった批判的なコメントも少なくないので、単純に視聴者が離れている可能性もあるでしょう」(同)

 こうした現状から、番組側も“話題性”を必要としているようだが、川谷の起用で数字はどこまで回復するだろうか。

実写ドラマ『サザエさん』8.8%の大爆死! 「話が暗すぎる」「思ってたのと違う」と不評

  11月24日に、アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)の20年後の世界を描いた実写ドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん〜』(同)が放送され、平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同じ)を記録。これまでもキャストを変えて何度もドラマ化されている同作だが、今回は「こんなの『サザエさん』じゃない」「話が暗すぎる」「見ててツライ」とかなり不評だったようだ。

  同ドラマは、アニメから20年後の世界が舞台で、就活に悩むタラオや、仕事と結婚の選択を迫られて悩むワカメ、転職を繰り返すもうまくいかないカツオの様子が描かれた。

「同作はキャストを変えて何度も実写ドラマ化されていて、今回は主人公のサザエを天海祐希が演じています。そのほか、マスオを西島秀俊、カツオを濱田岳、ワカメを松岡茉優、タラオを成田凌が担当しており、放送前はネット上で『天海さんがサザエさんって合ってる!  ほかのキャスティングもいい感じ』『今回のサザエさんのドラマ面白そう』と期待の声が寄せられていました。しかし、フタを開けてみると、登場人物が何かしらの悩みを抱え、終始重たい雰囲気が漂っている内容だったため、ネット上では『これサザエさんでやる意味ある?』『なんでこんな暗い内容にしたの?』など、『見ていてツライ』といった声が上がってしまったんです」(芸能ライター)

  アニメの『サザエさん』といえば、天真爛漫なサザエさんを中心に、磯野家の楽しい日常が描かれているのが特徴。にもかかわらず、今回のドラマでは「アニメ通りのキャラクターがサザエさんだけ」とネット上で指摘されており、その部分に違和感を覚えた視聴者が多かったようだ。

「特にタラオは、かなりネガティブなキャラクターになっており、一部視聴者の目には、アニメ版の元気なタラオとはまったくの別人であるように映ったようです。また、アニメ版では、家族みんなで食卓を囲むシーンが印象的ですが、ドラマ版では、波平とフネ、サザエの3人だけで食事をする場面もあり、『なんか悲しくなってきた』『やっぱり楽しい「サザエさん」が良かった』といった指摘もあるなど、『思ってたのと全然違う』と感じた人が少なくなかったようですね」(同)

 ちなみに、2009年から13年まで4回にわたって放送された観月ありさ主演の実写ドラマ視聴率は、いずれも10%を超えており、特に、フジテレビ開局50周年記念番組として放送された09年版は20.9%をたたき出している。今回は、ネット上でも「キャスティングは最高」と言われていただけに、もし続編があるとしたら、今度は明るいストーリー展開を期待したいものだ。

実写ドラマ『サザエさん』8.8%の大爆死! 「話が暗すぎる」「思ってたのと違う」と不評

  11月24日に、アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)の20年後の世界を描いた実写ドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん〜』(同)が放送され、平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同じ)を記録。これまでもキャストを変えて何度もドラマ化されている同作だが、今回は「こんなの『サザエさん』じゃない」「話が暗すぎる」「見ててツライ」とかなり不評だったようだ。

  同ドラマは、アニメから20年後の世界が舞台で、就活に悩むタラオや、仕事と結婚の選択を迫られて悩むワカメ、転職を繰り返すもうまくいかないカツオの様子が描かれた。

「同作はキャストを変えて何度も実写ドラマ化されていて、今回は主人公のサザエを天海祐希が演じています。そのほか、マスオを西島秀俊、カツオを濱田岳、ワカメを松岡茉優、タラオを成田凌が担当しており、放送前はネット上で『天海さんがサザエさんって合ってる!  ほかのキャスティングもいい感じ』『今回のサザエさんのドラマ面白そう』と期待の声が寄せられていました。しかし、フタを開けてみると、登場人物が何かしらの悩みを抱え、終始重たい雰囲気が漂っている内容だったため、ネット上では『これサザエさんでやる意味ある?』『なんでこんな暗い内容にしたの?』など、『見ていてツライ』といった声が上がってしまったんです」(芸能ライター)

  アニメの『サザエさん』といえば、天真爛漫なサザエさんを中心に、磯野家の楽しい日常が描かれているのが特徴。にもかかわらず、今回のドラマでは「アニメ通りのキャラクターがサザエさんだけ」とネット上で指摘されており、その部分に違和感を覚えた視聴者が多かったようだ。

「特にタラオは、かなりネガティブなキャラクターになっており、一部視聴者の目には、アニメ版の元気なタラオとはまったくの別人であるように映ったようです。また、アニメ版では、家族みんなで食卓を囲むシーンが印象的ですが、ドラマ版では、波平とフネ、サザエの3人だけで食事をする場面もあり、『なんか悲しくなってきた』『やっぱり楽しい「サザエさん」が良かった』といった指摘もあるなど、『思ってたのと全然違う』と感じた人が少なくなかったようですね」(同)

 ちなみに、2009年から13年まで4回にわたって放送された観月ありさ主演の実写ドラマ視聴率は、いずれも10%を超えており、特に、フジテレビ開局50周年記念番組として放送された09年版は20.9%をたたき出している。今回は、ネット上でも「キャスティングは最高」と言われていただけに、もし続編があるとしたら、今度は明るいストーリー展開を期待したいものだ。

『おっさんずラブ』視聴者離れ加速、『同期のサクラ』右肩上がり! 業界人に聞いた10月ドラマ評

 民放各局で放送中の10月期ドラマ。各作品が第5話の折り返し地点をすぎ、視聴率にも差が付きはじめているが、マスコミ関係者の注目を集めている作品が、高畑充希主演の『同期のサクラ』(日本テレビ系)だという。

「同ドラマは、“夢”を持ち大手ゼネコンに入社した“忖度知らず”の主人公・北野サクラ(高畑)と、4人の同期が過ごした2009~19年の“10年間”を、“1話につき1年”のペースで描いた作品になっています」(芸能ライター)

 初回平均視聴率8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)からスタートし、第2~3話で9%台を推移した後、第4話で11.5%と“2ケタ”を突破。第5~6話は11%台にとどまっていたものの、11月20日放送の第7話では現時点での自己最高となる12.2%を獲得した。

「27日は同局で『ベストアーティスト2019』の放送があるため、第8話の放送は12月4日を予定しています。そんな中、ネット上からは『待ちきれない!』『早く続きを見せて!』との声が続出しており、人気脚本家・遊川和彦氏によるストーリー展開と、高畑の演技に『惹きつけられる』視聴者が多いようです」(テレビ局関係者)

 ネットユーザーの多くが、サクラの不器用ながらも一生懸命な姿に好感を持ち、行く末を見守っているようだが、第7話ではサクラが“夢”を断念せざるを得ない場面や、祖父・柊作(津嘉山正種)との“別れ”が訪れたため、「つらすぎる! サクラはこれからどうなるの?」「人生で一番泣いたかも。サクラの幸せな未来を見届けないと気が済まない」「やっぱり高畑はすごいわ。最後まで目が離せない」といったコメントが寄せられていた。

「このように良質な脚本、そして高畑の演技力が、視聴率に影響しているとみられます。すでに初回から4ポイント増となっていますが、最終回までに、まだまだ数字を伸ばすでしょう」(同)

 一方、田中圭主演の『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)は、苦戦を強いられている。昨年4月期に放送した“連続ドラマ版”のシーズン1は、深夜ドラマながらも、ネット上で口コミが拡散されて大ブームとなり、初回2.9%だったものの、最終回で5.7%を獲得した。

「シーズン1では、不動産会社勤務の主人公・春田創一(田中)と上司の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、後輩の牧凌太(林遣都)を中心に恋愛模様が描かれ、今夏公開された『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』も大ヒットを記録しました。一方シーズン2となった『おっさんずラブ‐in the sky-』は、物語の舞台が航空会社に変わり、役名こそ前作と同じですが、シーズン1の登場人物とは別人として描かれています。また、春田と恋愛ドラマを繰り広げるキャラクターに関しては、牧の続投はなく、成瀬竜(千葉雄大)や四宮要(戸次重幸)という新しい人物に入れ替わったことで、放送開始前から一部の同ドラマファンを中心に『牧くんを返せ!』『シーズン1の続編が見たかった。シーズン2はこれじゃない感がすごい』などブーイングが起こっていたんです」(テレビ誌ライター)

 それでも『おっさんずラブ-in the sky-』は、初回5.8%と深夜帯としては好スタート。前シーズンと同枠での放送ながら、最終回を上回る好成績を記録した。

「しかし、『一応、見てみる』という人が多かっただけなのか、その後は視聴者離れが加速。第2話は4.7%、第3話は3.5%と、毎話ごとに1ポイント以上減退するという右肩下がりの推移を見せています。テレ朝としてはブームを継続させたかったところでしょうが、キャストと設定変更が致命的だったようです」(同)

 ちなみに、第6話からは山崎育三郎の出演も新たに発表され、「春田とどういう関係を築くのか気になる」「これは期待しても良いのか……?」という反応もチラホラ。山崎の力で『おっさんずラブ』ブームを盛り返すことはできるのだろうか。

立川志らく『グッとラック!』1%台突入……TBS関係者の“嘆き”とは? 国山ハセンの卒業も!?

 9月30日の放送開始当初から、たびたび低視聴率ぶりが報じられているTBS系朝の情報番組『グッとラック!』。現時点で、同番組のワースト視聴率回は、10月15日と同月31日放送の1.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)となっており、視聴率が上がる傾向にある祝日こそ3%台に届くものの、11月に入ってからも2%台前半をウロウロしている。それだけに、番組やTBS関係者からは、さまざまな“嘆き”が聞こえてくるという。

 番組のメインMCは、立川志らくとTBSアナウンサー・国山ハセンが担当しているが、国山アナの『グッとラック!』出演をめぐり、局内では放送開始以前から否定的な声が出ていたそうだ。

「バラエティー番組のイメージが強い国山アナですが、2017年からサブキャスターを担当した報道・情報番組『Nスタ』での活躍ぶりは、局内外でも評価が高まっていました。“数字”を持っているとの声もあっただけに、未知数の朝の情報番組への移籍は“大勝負”だったわけですが、現状では大惨敗。『Nスタ』『グッとラック!』の双方にとってマイナスの結果となっているだけに、このまま『グッとラック!』の視聴率改善が見込めなければ、国山アナのみ『卒業』となる可能性も十分あります」(TBS関係者)

 さらに“経費削減”の観点から、「いっそのこと志らくも抜きにして、局アナだけを出演させた方が……」という案もちらほら聞こえてくるという。

「前番組となる『ビビット』は、視聴率低迷から抜け出せずに打ち切られましたが、TOKIO・国分太一と真矢みきへのギャラと比較すれば、『グッとラック!』は制作費をかなり抑えられているはず。しかし、2%台が2カ月以上続く現状を考えると、最初からメインMCを全て局アナにしていた方がよかったのかもしれません。というのも、日本テレビ系の情報番組『バゲット』は視聴率こそ低いものの、前番組の『PON!』終了後、レギュラー出演者にタレントや文化人を起用することなく局アナのみで番組を構成。低予算で番組制作をしていますが、『PON!』と比較しても数字は下がってはいないので、業界内では『コスパが良い』なんて言われています。このまま『グッとラック!』の視聴率が上昇しないのであれば、これからでも『バゲット』のように、“コスパ重視”の番組作りに路線変更してもいいのでは」(制作会社関係者)

 また、放送開始以前より、志らくの辛口コメントによる“炎上”を危惧する声が強かったものの、現在では反対に「歯に衣着せぬ発言が少なく、個性が半減されてしまっている」とキレの悪さを指摘する声も上がっているようだ。

「現在の志らくは、コメンテーターのような立ち位置での発言もあるなど、司会に徹しきれておらず、番組での役割が定まっていないことは明らか。現在の視聴率水準であれば、賛否両論を呼ぶ企画を仕掛け数字が落ちる心配もありませんし、いっそのこと志らくのコーナーとして『一つのニュースを3分間で、1人語りする』くらいの大胆なコーナーを設けてもいいかもしれません……」(情報番組デスク)

 放送開始からまだ2カ月の段階だけに、すぐに打ち切りといった話は出ていないものの、「1年後には番組終了を本格的に検討する」(同)とか。年内にはどこかで、「低視聴率」以外の明るい話題が出てくることに期待したいところだが、果たして――。

『ニッポンノワール』第1部完結も視聴率7.1%! 「盛り上がりに欠ける」脚本がダメ出しされるワケ

 賀来賢人が主演を務めるドラマ『ニッポンノワール―刑事Yの反乱―』(日本テレビ系)の第5話が11月10日に放送され、平均視聴率7.1%(ビデオリサーチ、関東地区調べ/以下同)だったことがわかった。これにて第1部が完結し、次回から第2部がスタートするというが、ネット上では「2部構成にする意味ある?」と不評のようだ。

 同ドラマの主人公・遊佐清春(賀来)は警視庁捜査1課の刑事で、同課の碓氷薫(広末涼子)が上司になってからの記憶を喪失。そんな中、遊佐は、何者かに殺害された薫が追っていた「10億円強奪事件」に警察関係者が関与していると知り、碓氷班の刑事と警視庁捜査1課長・南部修介(北村一輝)、公安部・才門要(井浦新)らと事件の真相を探っていた。

「第5話では、遊佐の記憶の一部が戻り、薫から、彼女の息子・克喜(田野井健)の父親が自分であると告げられたこと、また『10億円強奪事件の真犯人は、私よ』と告白されたことも思い出しました。真犯人が明らかになったことで第1部が完結したのですが、ネット上では『続きが気になる!』といった好意的な声がある一方、『これって遊佐が記憶喪失になってなかったら、あっさり解決してたことじゃん』『盛り上がりに欠ける』など、脚本に不満を訴える言葉が飛び交っている状況です」(芸能ライター)

 また、『ニッポンノワール』は、1月期に同枠で放送されていた『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(同)の半年後の世界を描いている設定で、放送前には話題を呼んでいたものの、ネット上には批判的な声も散見される。

「『3年A組』に登場した半グレ集団・ベルムズが事件の鍵を握っているようで、第5話には、ベルムズの元リーダー・喜志正臣(栄信)の元恋人として、3年A組の生徒だった諏訪唯月(今田美桜)が登場しました。これまでにも、ドラマの内容と関係ないシーンに、元生徒が登場しているのですが、『3年A組』を見ていない視聴者からは『全員が3年A組を見てるとか勘違いしない?』と厳しい指摘が出ています」(同)

 第2部からは、警察内部に存在る謎の組織「ニッポンノワール」の正体を突き止める内容になるとみられるが、ネット上では「犯人探しで盛り上がりたかったのに、あっという間にネタバレされてガッカリ」「単純に話がつまらない」という声が多い。また、4~9月にかけて同枠で放送され、後半に向けて視聴率が上昇し、最終回で19.4%を記録した『あなたの番です』を引き合いに出し、「『あな番』のようにはならなさそう」と見る向きも。

 果たして、『ニッポンノワール』第2部の行方は――。

『モトカレマニア』打ち切り決定的! 連ドラ史上ワースト2位記録の「戦犯」は?

 11月7日放送の連続ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系)第4話が、記録的な低視聴率を叩き出したことにより、業界で波紋を呼んでいるという。現時点で、21世紀以降、テレビ東京を除いたゴールデン・プライム帯(午後7時~11時台)の連続ドラマで、史上ワースト単話視聴率を記録しているのは、2015年放送『HEAT』(同)第6話の2.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だが、『モトカレマニア』第4話は、それに次ぐ3.0%。すでに「打ち切りは決定的」(テレビ局関係者)という声も上がっているそうだ。

 『HEAT』第6話が史上最低記録を更新するまでは、13年の『夫のカノジョ』(TBS系)第5話が3.0%でワーストの座に君臨していた。今回の『モトカレマニア』第4話は、ワースト2位タイとなる。

「新木優子と高良健吾がダブル主演する『モトカレマニア』は、難波ユカリ氏の同名漫画を実写化した恋愛ドラマ。過去の恋愛を引きずるヒロインが、そのモトカレと再会するところから物語がスタートします。最新話となる第4話は、直前まで放送されていた『ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝戦』井上尚弥選手対ノニト・ドネア選手の中継が延長になったため、スタートが30分遅れとなりました。ただ、放送時間が変更になったとはいえ、この数字は“狙っても出せない”ほどの低い水準。『HEAT』が記録したワーストの2%台も視野に入ってきています」(同)

 なお、打ち切りが検討され始めるのは、5%を割った段階と言われており、事実『HEAT』も『夫のカノジョ』も “打ち切り”になっている。そのため、『モトカレマニア』も「話数がカットされることになるはず」(同)という。

「ワースト視聴率もさることながら、『HEAT』はさらなる悪夢もありました。ドラマ放送前から続編映画化の制作が決定していたものの、あまりの低視聴率ぶりに映画の計画まで消滅するという珍事が起きました」(同)

 不幸中の幸いか、『モトカレマニア』にはマルチメディア化の予定はないそうで、放送回数を減らすことで、少しでも傷口を小さくする形で放送を終えるとみられる。

「当然この責任は、主演2人とプロデューサーが負うことになりますが、ダブル主演で責任が分散されたのは、新木、高良にとってはラッキーだったかもしれません。またプロデューサーも、実は元々予定されていた人物から、諸事情で急きょ“バトンタッチ”された局員なんです。優秀なプロデューサーではあるものの、準備期間の少なさもあってか、結果は悲惨なことに。今回の爆死で『人事異動』ということにならなければいいのですが……」(芸能プロ関係者)

 同情的な声も聞かれる『モトカレマニア』だが、ワースト視聴率の更新に、注目が集まっているのも事実だろう。次週以降の視聴率推移を見守っていきたい。

米倉涼子『ドクターX』の二番煎じ? 日テレの1月期「天才女医ドラマ」に「リスキー」の声

 天海祐希が、来年1月期の連続ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系)で主演することが発表された。原作は脚本家・林宏司氏の小説(12月下旬、河出文庫刊行予定)で、脳外科の医師たちの群像劇というが、一部業界関係者からは「『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)と比較されることが目に見えている」と不安視する声が漏れているという。

「天海の連ドラ主演は、2016年10月期の『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)以来で、今回の『トップナイフ』では天才脳神経外科医・深山(みやま)瑤子役を演じます。ほかのキャストはまだ発表されていませんが、原作には瑤子以外にも凄腕の医師たちが登場し、さまざまな患者を救うために尽力するようです。ドラマの脚本を担当する林氏は、来春のNHK連続テレビ小説『エール』の脚本を途中降板して世間を驚かせたばかりではありますが、この『トップナイフ』の情報解禁にあたり、10年近く前から構想を練っていたことや、主演には天海をイメージしていたことなどを明かしています」(芸能ライター)

 一方で天海も、林氏や、同ドラマの演出家・大塚恭司氏と、過去の作品で仕事をともにしていることから、『トップナイフ』公式サイトに「とても嬉しくとても楽しみ」とコメントを寄せている。

「“天才女医モノ”といえば、米倉涼子が主演を務める『ドクターX』シリーズのイメージが強く、ある意味、手堅く視聴率が狙える企画と言えるでしょう。日テレは近頃、ドラマの視聴率がイマイチですし、一方の天海も前主演作『Chef』が全話平均7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と不発だっただけに、“守り”に入っている印象もありますね」(同)

 しかし一方で、「『トップナイフ』はリスキーなドラマ」と語るテレビ局関係者も。

「10年前から構想を練っていた原作があるといっても、やはりお茶の間的に『ドクターX』の“二番煎じ”感は否めないでしょう。『ドクターX』また米倉と比較され、ネガティブな口コミが広がることも考えられます。それなのに放送を決めた日テレもどうかと思いますが、天海がオファーを引き受けたことにも驚きです」(テレビ局関係者)

 『ドクターX』はシリーズを通して、通常回は20%前後で推移し、最終回には25%超の高視聴率を獲得したことも。今年10月から始まった第6シリーズも、初回20.3%で発進後、第2話19.0%、第3話18.1%と、やはり高水準で推移している。

「そんな『ドクターX』を、『トップナイフ』が視聴率で超える可能性は果てしなく低い。爆死とまではいかないにしても、そこそこの数字で終わるのでは」(同)

 『トップナイフ』が放送される日本テレビ系「土曜ドラマ」枠では、現在、生田斗真主演の『俺の話は長い』が視聴率1ケタ台を推移中。果たして天海と日テレは、『トップナイフ』で2020年の幕開けを華々しく飾れるだろうか。

『27時間テレビ』、歴代ワースト記録の“戦犯”は「一時代を築いたヒットメーカー」?

 復活の狼煙が、これで消えてしまった。一時期の低迷から脱し、視聴率は底上げ傾向にあったフジテレビだが、11月2~3日にかけて放送された『FNS27時間テレビ』の平均視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に終わった。この数字は33回を数える同番組で歴代最低。7.3%と歴代ワースト1だった昨年を大きく下回る、無残な“汚名”を残してしまった。

「こういった長時間番組はテレビ局の体力が試される、大事な試金石。テレビ朝日がまだ今ほど盛況ではなかった1996年、『27時間チャレンジテレビ』と銘打ち、全日本大学駅伝や30人31脚などが組み込まれたものの、番組は翌年と併せて計2回しか続きませんでした」(芸能ライター)

 その点では、33回も継続しているフジは体力があるといえるが、今年の放送で一番数字を獲ったのは定番アニメ『サザエさん』(瞬間最高視聴率は12.8%)という体たらく。「放送枠を27時間ぶち抜いた意味がわからない」と、ネット上でも指摘されている状態だ。

「史上ワーストになった原因として、オンエアが通常時期より大幅にズレ込んだことがまず挙げられます。2016年までは毎年7月末、さらに17~18年は9月初旬とオンエアは変わっていきましたが、今回はさらに2カ月も繰り下がっている。放送後、SNS上では『いつやってたんだよ』『やってたことを今知った』といった声も多数寄せられていました。こうした大型番組はいわゆる『風物詩』的なところがあり、お茶の間での視聴習慣は意外とあるものです。そこを軽視したのは計算ミスでしょう」(業界関係者)

 さらに番組のテーマも問題だろう。今年は「にほんのスポーツは強いっ!」と掲げられたものの、スポーツといっても野球からサッカー、そしてラグビーといろいろあり、それぞれにファンはいるが、「スポーツファン」となると、はなかなかに難しいだろう。

「生放送と言いながら収録番組が多かったのは、視聴者が失望した要因になりました。総合司会で72歳のビートたけしが27時間の生放送を乗り切れるのかも注目が集まったものの、ほぼ“番組キャプテン”の関ジャニ∞・村上信五が仕切る時間が多かった。さらに、“マネージャー”の松岡茉優は、事前に出演が周知されてなかった上に、番組でもこれといった役割はなく、ただ居続けた状態で、そこに違和感を覚えた人も多かったのでは」(前出・芸能ライター)

 番組のオリジナルチャレンジ企画には、「ボウリング『10レーン連続ストライクへの挑戦』」というものも。ボウリング自慢の芸能人たちが10レーン連続でのストライクにチャレンジしたが、7レーンまで到達すると中継が入ってプレイを中断され、緊張が緩んでしまったのか再開した途端ミスをしてしまうシーンを繰り返していたという。

「ほかにも、“27時間テレビ”に引っ掛けて、スポーツにまつわる27のサブテーマを作って『バカリズム スポーツの謎』『池上彰&たけしの世界のスポーツとお金のはなし』といった企画もありましたが、ありきたりのスポーツ秘話やお金の話に終始。何の面白みもない番組をよく作れるなと感じていましたね。構成作家陣の顔ぶれを見ると『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『めちゃ×2イケてるッ!』といったフジテレビの一時代を築いた過去のヒットメーカーが並んでいました。今のフジには大型番組を任せられる人材がいないのかもしれませんが、過去の功労者を引っ張り出してきての大コケでは、さすがに目も当てられません」(同・関係者)

 ちなみに冒頭述べた5.8%という平均視聴率は、2日夜に初回を迎えた新シリーズ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)と同率だ。一時期沈静化していたフジテレビへの揶揄も、これでぶり返してしまうのだろうか?
(村上春虎)