横浜流星&浜辺美波『私たちはどうかしている』初回9.6%……「ドロドロ系」「昼ドラみたい」と動揺する視聴者も!?

 横浜流星と浜辺美波がダブル主演を務める連続ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)が、8月12日に放送を開始し、初回平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。内容に関しては、視聴者から「想像していたものと違った」といった声が聞こえてくる。

「同作は漫画家・安藤なつみ氏の同題作品を実写化したドラマで、和菓子職人の花岡七桜(浜辺)と、和菓子屋の跡取り息子・高月椿(横浜)が、過酷な運命に翻弄される物語。15年前、七桜の母・百合子(中村ゆり)は、椿の父・樹(鈴木伸之)を殺した容疑をかけられたまま亡くなってしまい、当時、百合子の犯行だと証言したのは、まだ幼い椿だった……という設定です」(芸能ライター)

 第1話では、成長した七桜と椿が15年ぶりに再会。椿は、和菓子屋を立て直す目的で進められていた政略結婚を破談にするため、七桜の正体に気づかないままプロポーズ。七桜は、母の無実を証明すべく、事件の真相を見つけようと椿に近づき、プロポーズを受け入れる……という展開だった。

「もともと7月期のドラマとして発表されていた同作ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、撮影スケジュールが変更。7月21日には、横浜の新型コロナウイルス感染も発表され、ファンからも心配の声が寄せられていたんです。そんな横浜も、すでに体調が回復して現場復帰しているそうで、初回の放送を受け、ネット上には『流星くん、一時はどうなるかと思ったけど、安心してドラマを見られるようになって良かった』『これから応援していきたい作品』といった書き込みも散見されました」(同)

 また、「流星くんと美波ちゃん、2人して顔が美しすぎる」「主演のビジュアルが良すぎて、眼福なドラマ」との評価も見受けられたが……。

「一方、物語にはミステリー要素が入り混じるほか、今後は椿の母・今日子(観月ありさ)から七桜への“嫁いびり”が激化していくであろう不穏な気配もあり、『和菓子屋さんのほのぼのドラマかと思ったら、ドロドロ系だった』『重い話だな』『昼ドラかと思った』という驚きの声のほか、『美男美女のダブル主演なら、明るいラブストーリーのほうが見たかった』と惜しむ声も少なくありません」(同)

 視聴率的にも、初回でわずかに2ケタ届かず、という悔しいスタートとなってしまったが、次週以降、挽回できるだろうか。

『MIU404』人気博す3つの理由! 「綾野剛と星野源のバディ」にハマる女性視聴者が続出中!?

 綾野剛と星野源のダブル主演連続ドラマ『MIU404』(TBS系)が、初回から現在まで2ケタの視聴率をキープし、話題を呼んでいる。同作は、架空の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」に所属する刑事、伊吹藍(綾野)と志摩一未(星野)が活躍するバディもの。初回で13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、その後、最新話の第6話まで2ケタをキープしている。

 このTBS金曜午後10時枠は、今年1月期の伊藤英明主演『病室で念仏を唱えないでください』の平均視聴率が8.8%、昨年10月期の福士蒼汰主演『4分間のマリーゴールド』の平均視聴率は7.4%と、パッとしない数字が続いていたが、今作は視聴率も好調。人気を博す理由はどこにあるのだろうか。

「3つの理由が考えられますが、まず1つは、2018年1月期に同枠で大ヒットしたドラマ『アンナチュラル』のスタッフが再集結していることです。脚本の野木亜紀子、演出の塚原あゆ子、主題歌の米津玄師が再タッグを組み、人間ドラマと謎解きを両立させた『アンナチュラル』の作風を踏襲。ラストシーンで、米津の歌声が流れ始めるのも演出も前回と同じです。また、『アンナチュラル』で石原さとみが演じた主人公の法医解剖医・三澄ミコトの名前が、今作第6話の書類上で登場するなど、世界観をクロスオーバーさせる試みもされています。『アンナチュラル』ファンが今作にも流れているようですね」(芸能ライター)

 2つ目の理由は、綾野と星野が演じるバディの設定にあるという。

「綾野が演じる伊吹は、刑事の常識や経験に欠けるものの、ノリと勘と抜群の運動能力で突っ走る野性的な“陽”のキャラ。一方、星野が演じる志摩は、理性的な元捜査一課のエリートですが、ある過去から自分も他人も信用しなくなった“陰”のキャラ。いわゆる『正反対の2人』が、反発し合いながらも徐々に互いを理解し合う……という王道の流れは、“ブロマンス”を好む、特に女性視聴者にウケているようです」(同)

 3つ目に挙げられたのは、張り巡らされた「伏線」。放送後、視聴者がSNS上などで考察合戦を繰り広げるのも同作の特徴だ。

「1話完結スタイルのため、毎週ラストで伏線が回収され、かつドンデン返しが待っている爽快感があります。例えば、第2話では冒頭の伊吹と志摩の会話が、2話で繰り広げられる事件そのもののテーマを暗示していたなど、登場人物のちょっとした会話や表情が伏線になることも。1話完結でありながら、また、全話を通して、謎が少しずつ明かされていく部分もあるので、視聴を続けるにつれ『あれも伏線だったのか!』と、驚かされる構成になっているんです。視聴者が思わずSNS上で考察合戦をしたくなる作りが、今の時代に合っているのでは」(同)

 この3つの武器を備えた『MIU404』。今後も、2ケタをキープできるのか注目が集まる。

『MIU404』人気博す3つの理由! 「綾野剛と星野源のバディ」にハマる女性視聴者が続出中!?

 綾野剛と星野源のダブル主演連続ドラマ『MIU404』(TBS系)が、初回から現在まで2ケタの視聴率をキープし、話題を呼んでいる。同作は、架空の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」に所属する刑事、伊吹藍(綾野)と志摩一未(星野)が活躍するバディもの。初回で13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、その後、最新話の第6話まで2ケタをキープしている。

 このTBS金曜午後10時枠は、今年1月期の伊藤英明主演『病室で念仏を唱えないでください』の平均視聴率が8.8%、昨年10月期の福士蒼汰主演『4分間のマリーゴールド』の平均視聴率は7.4%と、パッとしない数字が続いていたが、今作は視聴率も好調。人気を博す理由はどこにあるのだろうか。

「3つの理由が考えられますが、まず1つは、2018年1月期に同枠で大ヒットしたドラマ『アンナチュラル』のスタッフが再集結していることです。脚本の野木亜紀子、演出の塚原あゆ子、主題歌の米津玄師が再タッグを組み、人間ドラマと謎解きを両立させた『アンナチュラル』の作風を踏襲。ラストシーンで、米津の歌声が流れ始めるのも演出も前回と同じです。また、『アンナチュラル』で石原さとみが演じた主人公の法医解剖医・三澄ミコトの名前が、今作第6話の書類上で登場するなど、世界観をクロスオーバーさせる試みもされています。『アンナチュラル』ファンが今作にも流れているようですね」(芸能ライター)

 2つ目の理由は、綾野と星野が演じるバディの設定にあるという。

「綾野が演じる伊吹は、刑事の常識や経験に欠けるものの、ノリと勘と抜群の運動能力で突っ走る野性的な“陽”のキャラ。一方、星野が演じる志摩は、理性的な元捜査一課のエリートですが、ある過去から自分も他人も信用しなくなった“陰”のキャラ。いわゆる『正反対の2人』が、反発し合いながらも徐々に互いを理解し合う……という王道の流れは、“ブロマンス”を好む、特に女性視聴者にウケているようです」(同)

 3つ目に挙げられたのは、張り巡らされた「伏線」。放送後、視聴者がSNS上などで考察合戦を繰り広げるのも同作の特徴だ。

「1話完結スタイルのため、毎週ラストで伏線が回収され、かつドンデン返しが待っている爽快感があります。例えば、第2話では冒頭の伊吹と志摩の会話が、2話で繰り広げられる事件そのもののテーマを暗示していたなど、登場人物のちょっとした会話や表情が伏線になることも。1話完結でありながら、また、全話を通して、謎が少しずつ明かされていく部分もあるので、視聴を続けるにつれ『あれも伏線だったのか!』と、驚かされる構成になっているんです。視聴者が思わずSNS上で考察合戦をしたくなる作りが、今の時代に合っているのでは」(同)

 この3つの武器を備えた『MIU404』。今後も、2ケタをキープできるのか注目が集まる。

堺雅人『半沢直樹』トップ独走、玉木宏&高橋一生『竜の道』は9.1%でワースト入り! ドラマ初回視聴率ランク

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、放送が遅れていた4月期ドラマ(民放、午後8~10時台)が、田中圭主演作『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系、初回放送日未定)を除いて、ようやく初回を迎えた。予定通り4月に始まり、すでに最終回がオンエアーされた作品もあるが、あらためて春ドラマの初回視聴率を振り返っていきたい。

 堂々のトップを飾ったのは、7月19日に第1話が放送された堺雅人主演の『半沢直樹』(TBS系)で、世帯平均視聴率は22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。2013年放送の前作は、最終回で驚異の42.2%を叩き出し、7年ぶりの新シリーズも好発進となった。主人公・半沢直樹を演じる堺のほかに、上戸彩、香川照之、及川光博、片岡愛之助らが前作より続投し、今作で古田新太、市川猿之助、賀来賢人、尾上松也、今田美桜といった豪華キャストが仲間入りした。

 放送後、視聴者は「相変わらず『半沢直樹』は面白い」と盛り上がっていたほか、香川、片岡、市川、尾上という歌舞伎俳優陣が出演していることもあってか、「スーツを着た歌舞伎を見てるみたい」「歌舞伎俳優たちの顔芸がたまらない」と演技面も話題になっている。ひとまず、前作の初回19.4%を上回ったが、このまま高数字をキープできるだろうか。

 2位は、木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)。約2カ月遅れで始まった第1話は17.0%を獲得し、18年に放送された前シーズンの初回15.7%超えを達成した。2~5話までは14%台とやや停滞するも、7月23日放送の6話で16.3%をマーク。同作は新型コロナの影響で撮影中断を余儀なくされたため、通常より少ない全7話で幕を閉じることに。30日放送の7話は、歌舞伎俳優・市川海老蔵がゲスト出演するが、前作の最終話17.3%の記録を更新できるだろうか。

 3位は、初回14.2%だったドラマ3作が同着。一足早く4月8日にスタートしたV6・井ノ原快彦主演『特捜9 season3』(同)に続いて、篠原涼子主演『ハケンの品格』(日本テレビ系、初回6月17日)と、多部未華子主演『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、初回7月7日)の3作品だ。

 『特捜9』は初回以降も12~15%の2ケタを維持し、7月22日放送の最終回は今期自己最高の15.2%でフィニッシュ。『ハケンの品格』は2話にして11.9%にダウンしたものの、5話で13.1%に復調し、7月22日放送の6話は12.1%にとどまった。7月開始の『私の家政夫ナギサさん』は2話以降、12.8%、12.7%、12.4%で推移しており、微減しながらも12%台を保っている。

 なお、『特捜9』『ハケンの品格』は『半沢直樹』『BG』と同じく続編モノ。ほかにも、今クールは内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系)や織田裕二主演『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)が同じく続編シリーズとなっている。

 下位3作品は『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)『行列の女神~らーめん才遊記~』(テレビ東京系)。中村倫也主演『美食探偵 明智五郎』は10.0%と2ケタの滑り出しとなるも、今期は比較的に高視聴率が並んだためワースト入りとなった。

 ワースト2位は、7月28日に始まった玉木宏主演『竜の道』で初回2時間スペシャルが9.1%。玉木と同世代の俳優・高橋一生との初共演作で、復讐に燃える双子の兄弟・竜一(玉木)と竜二(高橋)が、家族を奪った大企業に立ち向かっていくサスペンスとなっている。当初は4月14日スタートだったが、3カ月以上遅れての登場となり、その間は竹野内豊主演『素敵な選TAXI』(同、14年放送)の再放送と、吉川晃司主演の5週連続特別ドラマ『探偵・由利麟太郎』がつないだ。ちなみに、『探偵・由利麟太郎』の初回は9.6%で、『竜の道』より好成績を残している。

 4月期の最下位は、鈴木京香主演『行列の女神』で、初回は5.1%。放送枠は18年4月に新設され、“働く人たち”がテーマの作品を送り出してきた「ドラマBiz」(月曜午後10時台)。しかし、同枠が視聴者に定着せず、ランキングでは初回視聴率・全話視聴率ともワースト3位以内が常連となっている。今作をもって同枠は撤廃され、後番組はバラエティを週替わりで放送する予定とのこと。

 なお、いまだ初回放送日時が明らかになっていない田中圭主演作『らせんの迷宮』だが、田中は『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)に出演中であり、9月開始予定の『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)ではHey!Say!JUMP・山田涼介とタッグを組むなど、多忙スケジュールが予想される。果たして、『らせんの迷宮』は無事に始まり、最終回までたどり着けるのか、今後の動向に注目が集まる。

【2020年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)初回視聴率一覧】

1位『半沢直樹』(TBS系・日曜午後9時、初回は7月19日) 22.0%
2位『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系・木曜午後9時、初回は6月18日) 17.0%
3位『特捜9 season3』(テレビ朝日系・水曜午後9時、初回は4月8日)14.2%
3位『ハケンの品格』(日本テレビ系・水曜午後10時、初回は6月17日) 14.2%
3位『私の家政夫ナギサさん』(TBS系・火曜午後10時、初回は7月7日) 14.2%
6位『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系・木曜午後8時、初回は4月9日)13.3%
7位『MIU404』(TBS系・金曜午後10時、初回は6月26日) 13.1%
8位『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系・土曜午後10時、初回は6月27日) 11.2%
9位『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系・月曜午後9時、初回は4月13日) 11.1%
10位『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系・木曜午後10時、初回は7月16日) 10.2%
11位『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系・日曜午後10時30分、初回は4月12日) 10.0%
12位『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系・火曜午後9時、初回は7月28日) 9.1%
13位『行列の女神~らーめん才遊記~』(テレビ東京系・月曜午後10時、初回は4月20日) 5.1%

※7月29日時点で初回放送日が未定の田中圭主演『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系)は、ランキング対象外とする。

石原さとみ『アンサング・シンデレラ』初回10.2%も「やっぱり演技がうるさい」!? 「リタイヤ」宣言の視聴者が少なくないワケ

 石原さとみ主演の連続ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)が7月16日にスタートし、初回平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上の反応を見る限り、「次回以降、視聴率を落とす可能性が高い」(芸能ライター)ようだ。

「同ドラマは、漫画家・荒井ママレ氏が『月刊コミックゼノン』(コアミックス)で連載中の『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』を実写化。石原演じる薬剤師・葵みどりが、患者さんにとっての“当たり前の毎日”を取り戻すため、時には医師とぶつかりながらも、信念を持って働く姿が描かれます」(同)

 第1話では、みどりと薬剤部副部長・瀬野章吾(田中圭)が、救急センターに運ばれてきた患者に対応する医師のサポートをしているところへ、薬剤部部長・販田聡子(真矢ミキ)に連れられた新人・相原くるみ(西野七瀬)がやって来る。患者は心肺停止に陥ったものの、みどりが患者の服用している薬に気づき、医師に報告。これにより患者の心拍は回復したが、その家族は医師にしか感謝しない。くるみが疑問を抱くも、みどりは「(感謝されたいなら)この仕事は向いてない」と告げたのだった。

「ネット上では、放送前から『石原さとみってキンキン声で早口な演技が多くて苦手なんだけど、今回は大丈夫かな?』『セリフ回しや表情も、いつも同じだよね』などと心配されていました。初回を見たところ、みどりは騒がしいキャラクターではないようですが、患者のために一生懸命に動き回ったり、薬品を取りに走ったりする姿に、一部視聴者から『さとみ、動きの演技だけでうるさい』『しゃべり方は静かなトーンだけど、やっぱり見たことある演技だわ。これしかできないの?』といった指摘も寄せられていました」(同)

 ちなみに、同ドラマのレギュラー出演者である田中や西野、金澤美穂、第1話ゲストの前原滉は、2019年に大ヒットした連ドラ『あなたの番です』(日本テレビ系)にも起用されていただけに、「局が違うのになんで?」「何か意味あるの? それとも話題作り?」と、ストーリーとは関係ない部分を気にするネットユーザーも少なくなかった。

「また、石原の主演ドラマはこのところ成績がいまいち。昨年7月期の『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(TBS系)は全話平均8.6%、18年7月期の『高嶺の花』(日本テレビ系)も全話平均9.5%と、物足りない数字となっています。『アンサング・シンデレラ』は、とりあえず2ケタ発進できたものの、“医師や看護師より薬剤師の立場が低い”という前提でドラマが進むので、『薬剤師の主人公たちが、かわいそうという気持ちになってしまう』『なんだかモヤモヤして、継続視聴はしんどい』といった書き込みも散見されました」(同)

 まだ始まったばかりながら“離脱宣言”する者もみられたが、次回以降、2ケタ維持なるか。

『半沢直樹』新作に暗雲!? 再放送視聴率が「思ったほど高くない」「池井戸ドラマ大量産の弊害も」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、放送が延期になっていた連続ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の新シリーズが、7月19日からスタートする。同作は、堺雅人主演、池井戸潤原作で2006年に大ヒットした同名ドラマの7年ぶりの続編放送開始に先駆け、前作の特別編集編が前後編で2週にわたり放送されるが、5日放送の前編の視聴率は13.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録した。

「一般的に見て、こういったおさらい放送でこの数字は驚きの高視聴率と言えますが、『半沢直樹』が前作の最終回で平均視聴率42.2%、瞬間最高46.7%という記録を叩き出した伝説的作品であることを考えると、『思ったほどでもない』と捉えた視聴者は少なくない様子。実際に、同時間帯前半の裏番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)も13.0%だったため、『半沢直樹』の視聴率が飛び抜けてよかったというわけではなさそうです。ネット上では『もっと高いと思ったけどそんなもんか』『期待しすぎていたのかも』といった声も見られます」(芸能ライター)

 再放送へのこういった反応を境に、新作の視聴率の雲行きを怪しむ声も上がり始めているようだ。

「ネット上で特に目立つのは、『完全に時期を逃した』といった意見。やはり最もネックになっているのが、続編放送までに7年もかかってしまったという点でしょう。当時は続編を待ちわびていた視聴者の熱も、7年たったことで完全に落ち着いてしまったようです。また半沢ブームをきっかけとして、この7年間に、池井戸原作のドラマ化が相次いだ影響も大きい。『下町ロケット』『ルーズヴェルト・ゲーム』『陸王』『ノーサイド・ゲーム』(いずれもTBS系)など、似たテイストの池井戸原作ドラマが量産されたため、『池井戸はおなかいっぱい』『もう飽きた』との反応も散見されます」(同)

 このところ、続編放送までに長い年月がかかった人気ドラマの新作は、相次いで視聴率が低迷しているとの指摘も。

「昨年は、13年ぶりに阿部寛主演の『結婚できない男』(06年、フジテレビ系)の新作『まだ結婚できない男』が放送されました。06年版の単話最高視聴率が22.0%、全話平均は16.9%だったため、フジも新作のヒットを期待していたようですが、最高視聴率は11.5%、全話平均は9.4%と寂しい数字でした。また、最終回で26.0%、全話平均で20.1%を記録した篠原涼子主演『ハケンの品格』(日本テレビ系)も、今期13年ぶりに復活しましたが、第1話は14.2%でロケットスタートを切ったものの、第2話と第3話は11.9%、第4話は12.7%と、前作に比べてかなり苦戦しています。『半沢直樹』も同じ道をたどる可能性はあるでしょう」(同)

 7年の歳月を経た『半沢直樹』は、こうした下馬評を覆すことはできるだろうか。

篠原涼子『ハケンの品格』、初回視聴率14.2%の大金星も……セクハラ問題描いた脚本に「胸クソ」「モヤモヤ」!?

 6月17日、篠原涼子が主演を務める連続ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)第2シリーズが放送開始となり、世帯平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。コロナ禍で放送や撮影が延期されていた間は、2007年の第1シリーズが再放送され、ようやく新作がスタートしたわけだが、数字的には大成功を収めたものの、ネット上にはネガティブな声も見受けられた。

「同ドラマの主人公は、あらゆる資格を持つ優秀な派遣社員・大前春子(篠原)。前作で派遣されていた大手食品商社『S&F』に、第2シリーズで呼び戻され、社内のトラブルを解決していくという姿が描かれます。篠原以外にも、里中賢介役の小泉孝太郎や、浅野務役の勝地涼らが、前シリーズから引き続き出演しており、東海林武役の大泉洋も『特別出演』という形ではあるものの、第1話に登場。ネット上の作品ファンを喜ばせていました」(芸能ライター)

 また、第2シリーズからは新たに福岡亜紀(吉谷彩子)や、千葉小夏(山本舞香)、井手裕太郎(杉野遥亮)、三田貴士(ジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanの中村海人)といった新キャラクターも登場。第1話では、「S&F」の人事部主任・墨田篤(松尾諭)が、“契約更新”をちらつかせて派遣社員の亜紀にセクハラを行い、その現場を目撃した小夏が匿名でこれを告発。だが、人事部は2人を監禁し、この案件を握りつぶそうとする……という内容だった。

「セクハラは、ドラマの中だけでなく、現実世界でも横行する問題。それだけに、ネット上には『見てて嫌な気持ちになった』『ドラマとわかっててもつらい』との書き込みも少なくありませんでした。しかもその後、亜紀がハニートラップを疑われ、告発をした小夏の匿名性も無視されて責められるという展開が続き、春子が駆けつけたことで2人はピンチを免れたものの、墨田の“処分”に関しては曖昧なまま終了。これには、『全然スッキリしない脚本!』『むしろ胸クソ』『セクハラ野郎の処分も気になるけど、人事部の監禁も犯罪じゃない?』『めっちゃモヤモヤする』など、ブーイングが起こりました」(同)

 第1シリーズは初回18.2%でスタートし、全話平均20.2%を記録した『ハケンの品格』。第2シリーズは、ここから盛り上がりを見せられるだろうか。

「吉川晃司、渋くて最高」の声続出! 新ドラマ『探偵・由利麟太郎』、“フジの死に枠”で初回9.6%は「大健闘」!?

 フジテレビ系「火9ドラマ」枠で6月16日、吉川晃司主演の連続ドラマ『探偵・由利麟太郎』が第1話を迎え、世帯平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネットユーザーの反応も良く、マスコミ関係者の間でも「フジの“死に枠”にしては大健闘」と評価されているようだ。

「5週連続で放送される同作は、推理作家・横溝正史氏の『由利麟太郎』シリーズを初めて連ドラ化。吉川が地上波の連ドラで初主演を務めるという点でも、注目を集めていました。第1話では、元警視庁捜査1課長の名探偵・由利麟太郎(吉川)の元に、“花髑髏”と名乗る人物から殺人予告メールが届き、助手の三津木俊助(志尊淳)とともに指定された場所へ向かうと、冷凍庫に閉じ込められていた日下瑠璃子(新川優愛)を発見する……といった展開を繰り広げました」(芸能ライター)

 ネット上には、「吉川さんが渋くて最高」「50代とは思えないスタイルの良さ。画面に映える~!」と、吉川に対する好意的な声が続出。中には「原作と違うところも多いね」「吉川さんは、そこまで演技派ではない……?」という指摘もあったが、「いろいろ気にならないくらい、吉川さんの存在感がすごい」「とにかく吉川さんが格好良い」とのコメントが目立った。

「フジの『火9ドラマ』枠といえば、今年1月期に向井理が主演していた『10の秘密』をはじめ、1ケタ視聴率を連発する“爆死枠”のイメージが定着しており、4月期に放送が予定されていた『竜の道 二つの顔の復讐者』(主演・玉木宏)も『いま視聴者にウケそうなテーマではないし、大爆死しそう』と心配されていました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各局のドラマ放送や撮影が延期され、『竜の道』も7月スタートに変更。そんな中、すでに撮影を終えていたという『探偵・由利麟太郎』の放送が決まったんです」(同)

 ちなみに『探偵・由利麟太郎』は今回、『10の秘密』が初回で記録した自己最高の8.9%を上回るスタートを切ったことになる。

「コロナ禍では、各局が“過去作の再放送”で凌いでいましたが、そろそろ世間も“新ドラマ”に飢えていた。『探偵・由利麟太郎』は、そんな視聴者の飢餓感にもマッチしたのかもしれません」(テレビ局関係者)

 視聴者の心を満たし、フジにとっても救世主となり得る『探偵・由利麟太郎』は、この盛り上がりをキープしたまま、『竜の道』にバトンをつなげるだろうか。

 

フジ『27時間テレビ』、放送中止を発表も「来年もやめたら?」「どうせ見ない」と冷ややかな声続出

 フジテレビ系列で毎年恒例の特番となっている『FNS27時間テレビ』。コロナ禍の中、今年の放送を中止すると発表し、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。

 フジテレビは5月24日、安全管理や社会情勢を踏まえ、『FNS27時間テレビ』の放送を中止すると発表。もともと、8月中旬に放送が予定されていたというが、東京五輪の延期や、緊急事態宣言が発令されたことから決断したという。番組スタートから34年となるが、中止となったのは今回が初めてだ。

「『27時間テレビ』は、1987年に『FNS一億人のテレビ夢列島』という名前で始まり、同局の名物番組となっていました。ロケ企画が多く、さらに大勢の出演者が登場するため、今の状況では放送が難しいでしょう。一方で、同番組は2016年から平均視聴率が低迷しており、昨年11月の『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、歴代最低視聴率を叩き出しています。そのため、ネット上では『新型コロナ関係なく、来年以降も放送しないほうがいい』『このままやらない方向でいったら? やめるのにはいい口実でしょう』『放送してたとしても、どうせ見ないんだけどね』と、冷ややかな声が上がっています」(芸能ライター)

 今回の中止発表は、日本テレビ系列の特番『24時間テレビ「愛は地球を救う」』にも影響を及ぼしているようだ。

「フジテレビが中止の発表をしたことにより、ネット上では『日テレも中止にするべきでは?』『これで日テレが普通に放送したら衝撃』といった声が寄せられています。同番組は、国内外の福祉や環境問題解決のために、視聴者からの寄付を募る“チャリティ番組”として毎年放送されていますが、現時点で中止のアナウンスはありません。それどころか、3月23日に行われた定例会見の中で、日テレの小杉善信社長が『どういう形になろうが、必ずやるというふうに考えております』『我々も使命感を持っておりますので』と発言。これに対して、『感染が広がったらどう責任取るの?』『チャリティーだからこその使命感はわかるけど、今年は別の形で募金を募ってほしい』といった指摘が相次ぐことになったんです」(同)

 『24時間テレビ』は、毎年安定して2ケタ台の視聴率を記録しているものの、障がい者にまつわる“チャレンジ企画”を行うことが多く、しばしば「感動ポルノ」などと揶揄されている。16年には、障がい者をテーマにしたバラエティ番組『バリバラ』(NHK Eテレ)が、『24時間テレビ』の真裏で「検証!『障害者×感動』の方程式」という内容を放送し、ネット上で大きな反響があった。

 両番組はコロナ禍をきっかけに、大きな変革が必要なのかもしれない。

「今見るべき作品だった」「続編にも期待高まる」コロナ禍の“再放送”で評価された過去ドラマ3作

 篠原涼子主演のドラマ『ハケンの品格』(2007年、日本テレビ系)が、現在「春子の物語 ハケンの品格2007特別編」として再放送されている。

「コロナ禍によって、ドラマ撮影を中断しているテレビ局が多く、放送開始の延期が余儀なくされ、枠を埋めるために過去の作品が再放送されています。『ハケンの品格』もその一つで、意外にもハマる視聴者が続出しているよう。4月15日放送の第一夜は、平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2ケタを記録しています。同作は本来であれば4月から続編が放送される予定だったため、ネット上では『早く続編を見たい!』『続編にも期待が高まるな〜』『このドラマはスカッとできて好き!』といった声が上がっていました」(芸能ライター)

 江戸時代にタイムスリップした現代の脳外科医が、幕末の動乱に巻き込まれていく医療ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)は、4月18日〜5月3日の毎週末に特別編を放送。計6回の視聴率はいずれも2ケタ台をマークしており、最終回は11.3%を記録した。

「09年10月期に放送されたパート1と、11年4月期に放送されたパート2の全22話を再編集した特別編として放送されました。江戸の町に“コロリ”という伝染病が蔓延するといった内容は、まさにコロナ禍における日本の状況とリンクしていたため、『今見るべきドラマだった。再放送ありがとうございます!』『ドラマを見て、コロナ禍で奮闘する医療従事者の方に感謝しなければならないと感じた』などと、熱い感想がネット上に多数寄せられていましたね」(同)

 元SMAP・木村拓哉主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)は、18年の放送から「傑作選」として、4月16日に第1話が再放送された。視聴率は11.6%と高く、こちらもネット上でも好評を得ていた。

「同作も『ハケンの品格』と同じく、4月期から続編が放送される予定でしたが、撮影がストップしている状況です。ネット上では『放送当時も見てたけど、今見てもやっぱり面白い』といった感想のほか、『感染リスクを考えると、今は収録をやるべきではないよね。木村くんは悔しいと思うけど、応援してます!』『続編を楽しみにしていた分残念。でも、出演者やスタッフさんの健康が第一です』など、関係者を気遣う声もありました」(同)

 過去作品が軒並み好調とあって、各局とも春期はひとまずピンチをしのいだよう。とはいえ、すぐに夏期ドラマが控えているため、しばらくは難しい決断と対応に追われそうだ。