重岡大毅『#家族募集します』、「期待度NO.1」だったのに低視聴率だったワケ ジャニーズ俳優は諸刃の剣?

 ジャニーズWESTの重岡大毅が主演、仲野太賀と木村文乃、岸井ゆきのらが共演する『#家族募集します』(TBS系)の第1話が7月9日に放送された。各局の夏ドラマが次々とスタートするなかで、Filmarksが事前に実施した「2021年 地上波放送の夏ドラマ 期待度ランキング」では1位を獲得していた同作だが、蓋を開けてみると、初回の世帯平均視聴率は7.7%、個人平均視聴率は4.0%(ビデオリサーチ…

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月9『ナイト・ドクター』より『泣くな研修医』のほうが「100倍面白い」!? “医療ドラマ”の評価が真っ二つ!

 6月28日に放送された波瑠主演の連続ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)の第2話。初回視聴率は13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、今回も10.6%と2ケタ台をキープしたものの、ネット上では「つまらない」と不評を買っているようだ。

 同作は、夜間救急専門医のナイト・ドクターとして招集された医師たちによる青春群像医療ドラマ。第2話では、軽症にもかかわらず夜間外来を受診する「コンビニ受診」がテーマだった。

「ナイト・ドクターの一員である朝倉美月(波瑠)は、コンビニ受診に訪れる患者たちのせいで、本当に緊急性のある患者を診察できないことを懸念しましたが、指導医の本郷亨(沢村一樹)に『どんな患者も受け入れるべきだろう』と諭されていました。その後、美月は夜間診療に訪れた乳児を診察し、風邪だと診断したものの、同僚の医師・深澤新(King&Prince・岸優太)は黄疸(おうだん)のような症状が出ていたことを指摘。結果的に、その乳児は危険な状態となって救急車で搬送され、緊急手術を行う……といった展開でした」(芸能ライター)

 手術は無事に成功したが、コンビニ受診だと決め付けていた美月は、乳児の親に謝罪。このショッキングな内容について、ネット上では「私だったら医療ミスで訴える。謝ったぐらいで許されないよね?」「医師は適当に診察してるって話に見えるけど、いいの?」など、疑問の声が多数上がっていた。

「Twitter上では、一時『ナイトドクター つまらない』というサジェストが上位に来ており、内容に不満を持っている視聴者は多いよう。中には、『ダメな医者にスポットを当てても面白くない』『なんか見ててイライラする』といった辛辣な感想も見られます」(同)

 また、前クールで放送されていた医療ドラマ『泣くな研修医』(テレビ朝日系)と比較する声もある。6月26日に最終回を迎えた同作品だが、『ナイト・ドクター』の初回が同21日に放送されたこともあり、双方を視聴した人も多かったようだ。

「ネット上では、『泣くな研修医』のほうが“リアリティ”があるとされており、『「泣くな研修医」を見たあとだと、「ナイト・ドクター」はツッコミどころがありすぎてヤバいな』『「ナイト・ドクター」は久々のクソドラマ。イライラさせる演出が多いし、リアルさがない。「泣くな研修医」のほうが100倍面白い』などと酷評も目立ち、同じ医療ドラマでも評価が分かれているようです」(同)

 昨今、医療ドラマが多数放送されているため、比較されやすい様子。『ナイト・ドクター』はこれから視聴者の心をつかめるだろうか?

阿部寛『ドラゴン桜』V6・井ノ原『 特捜9 』が1・2位獲得、『大豆田とわ子』『レンアイ小説家』はワーストで終了! 4月期ドラマ視聴率ランク

 4月期ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が放送終了を迎え、平均視聴率では阿部寛主演の『ドラゴン桜』(TBS系)が首位に輝いた。全10話の平均は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、高視聴率を獲得。最終回は20.4%の最高記録をマークし、全話2ケタで完走した。

 『ドラゴン桜』は、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が、落ちこぼれの学生を東京大学に合格させるべく、熱血指導していくという物語。2005年放送の同名ドラマの続編で、前作では、長澤まさみ、山下智久、新垣結衣、中尾明慶、小池徹平、紗栄子(当時の芸名はサエコ)らが好演し、社会現象を巻き起こすほど大ヒットした。

 16年ぶりに帰ってきた続編では、King&Prince・高橋海人、元欅坂46で女優・平手友梨奈、鈴鹿央士、加藤清史郎、南沙良といったキャストが生徒役に抜てきされ、初回は14.8%で1位発進。3話で12.6%に下がるも、13~14%台を推移し、最終回前の9話で15.4%に上昇した。最終回は新垣らが出演し、山下も“声のみ”でサプライズ登場。初の20%台で幕を閉じた。

 ベスト2位は、V6・井ノ原快彦主演の『特捜9 season4』(テレビ朝日系)で、全13話の平均は13.1%。初回ランキングでは、『ドラゴン桜』(14.8%)『イチケイのカラス』(フジテレビ系、13.9%)『桜の塔』(テレビ朝日系、13.5%)に続いて4位(13.2%)に入ったが、安定の人気を誇るシリーズとあって、全話2ケタでフィニッシュ。最低は11.9%(3話)、最高は14.2%(4話)だった。

 また、最終回では、メインキャストの小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)が特捜班のメンバーに背中を押され、結婚するというハッピーエンドに。渡瀬恒彦が主演を務めた『特捜9』の前身ドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレ朝系、06年~17年放送)時代から、つかず離れずの距離感を保ってきた2人だけに、視聴者からはSNS上で祝福の声が続出した。

 なお、すでに発表されているように、井ノ原が所属するV6は11月1日をもって解散する。V6は『9係』でもエンディングテーマを担当してきたため、番組の公式Twitterは「#警視庁捜査一課9係 最初の主題歌『グッデイ!!』#特捜9  今年の主題歌『僕らは まだ』まで16年間、素敵な主題歌ありがとうございました 『特捜9』より感謝を込めて…」(6月30日付)と、ツイートしていた。

 ベスト3位に入ったのは、竹野内豊主演の月9ドラマ『イチケイのカラス』。竹野内は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)の刑事裁判官で、自由奔放なキャラクターの入間みちおを演じ、黒木華、小日向文世、新田真剣佑、中村梅雀ら、豪華キャストが集結した。前述の通り、初回視聴率は13.9%の好スタートを切り、2話で10.5%にダウンしたものの、その後は10~12%台を行き来。『ドラゴン桜』『特捜9』と同じく、全話2ケタをたどり、11話の平均は12.5%だった。

 次は、残念ながら視聴率に恵まれなかったドラマ3本を振り返りたい。ワーストの3作品は、初回ランキングとまったく変わらない顔ぶれ・順位となった。ワースト3位は、菅田将暉主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)で、全10話の平均は7.6%。金子茂樹氏がオリジナル脚本を手掛けたドラマで、20代後半の登場人物の青春群像劇を描いた。

 菅田、仲野太賀、神木隆之介は、売れないお笑いトリオ「マクベス」を熱演。有村架純、古川琴音といった実力派キャストも揃っていたが、視聴率は初回で8.9%を獲って以降、7.5%、7.1%、7.0%、6.5%と右肩下がりに。一時は8.4%(8話)に復調するも、初回の8.6%を超えられぬまま、最終回は7.6%で終了。

 放送中、視聴者からは「めちゃめちゃ面白いのに、視聴率が上がらなくて歯がゆい。もっといろんな人に見てほしい」「心に沁みる物語だし、面白いのに視聴率が獲れてないみたいで悲しい」「登場人物がみんないい人だから好き! 視聴率は低いけど、自分は面白いと思う」と、作品を評価する声も少なくなかった。

 ワースト2位と1位は、フジ系ドラマの『大豆田とわ子と三人の元夫』と『レンアイ漫画家』。松たか子主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』は、松主演作『カルテット』(TBS系、17年放送)などを担当した人気脚本家・坂元裕二氏によるオリジナル脚本。3度の離婚を経験したバツ3・子持ち社長の主人公・大豆田とわ子(松)が、3人の元夫(松田龍平、東京03・角田晃広、岡田将生)に振り回される姿を描いたラブコメディだ。“謎の男”としてオダギリジョーがドラマ後半戦に登場するなど話題を集めたが、視聴率は初回で7.6%を記録後、5~6%と低空飛行。全10話の平均は6.1%となった。

 視聴率は残念な結果となったものの、コアな作品ファンがついており、「『大豆田とわ子』が最高! 構成、セリフ、出演者の演技がスゴすぎる」「元夫たちの演技も良い味出てるけど、オダギリジョーの存在感と色気に釘付けになった」と大好評。ナレーションは女優・伊藤沙莉が務めていたが、こちらも絶賛の声が相次いでいた。

 そして、最下位になったのは鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』で、全11話の平均は5.4%だった。恋愛が超苦手な少女漫画家の刈部清一郎(鈴木)と、崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)の恋愛模様を描いた作品。初回は6.5%という今期最低のスタートとなり、3話で4.8%に下降するなど、“消費税割れ”が続いてしまった。結局、初回の数字を上回ることができず、全話1ケタで完結。

 ただ、同作に対しても「視聴率は低かったけど面白かった」「久しぶりに笑って、泣いて、元気をもらえる最高のラブコメだった」と、温かいコメントが多く上がっている。原作は山崎紗也夏氏の同名漫画(講談社)だが、「原作知らなくてもめっちゃ楽しめた」との感想も見受けられた。

 次クールはすでに始まっている枠もあり、波瑠主演の月9ドラマ『Night Doctor』(フジテレビ系)は、6月21日に初回放送を終えている(視聴率は13.4%)。ジャニーズWEST・重岡大毅は『#家族募集します』(TBS系)にて、ゴールデン・プライム帯の連ドラで初主演を飾るほか、Sexy Zone・中島健人と女優・小芝風花が初共演する『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)や、二階堂ふみ主演『プロミス・シンデレラ』(TBS系)といった注目作も。

 さらに、少年隊・東山紀之主演『刑事7人』(テレビ朝日系)はシリーズ開始から7年目に突入し、天海祐希主演『緊急取調室』(同)はシリーズ第4弾。唐沢寿明主演『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)も2年ぶりの続編となる。いずれも、第1話のオンエアーを楽しみに待ちたい。

【2021年春ドラマ(午後8~10時台、民放4局)平均視聴率一覧】

1位『ドラゴン桜』(TBS系・日曜午後9時) 全10話/14.8%
2位『特捜9 season4』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 全13話/13.1%
3位『イチケイのカラス』(フジテレビ系・月曜午後9時) 全11話/12.5%
4位『警視庁・捜査一課長season5』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全10話/11.8%
5位『桜の塔』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 全9話/10.4%
6位『リコカツ』(TBS系・金曜午後10時) 全10話/9.1%
7位『ネメシス』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 全10話/8.6%
8位『恋はDeepに』(日本テレビ系・水曜午後10時) 全9話/8.4%
9位『着飾る恋には理由があって』(TBS系・火曜午後10時) 全10話/8.0%
10位『コントが始まる』(日本テレビ系・土曜午後10時) 全10話/7.6%
11位『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系・火曜午後9時) 全10話/6.1%
12位『レンアイ漫画家』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全11話/5.4%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。

松本人志が語る“コア視聴率”の問題点、次に日テレに推されるジャニーズは、藤井八段があの殺し屋にぴったり?…週末芸能ニュース雑話

記者I 春ドラマが終わりを迎え総評記事も続々と来ていますが、恋愛ドラマで多くのヒット作を多く生みだしている”TBS火曜ドラマ” 『着飾る恋には理由があって』の展開に、モヤモヤする視聴者も多かったようです。

デスクH 大河ドラマの代役で名を挙げた川口春奈を筆頭に、横浜流星と向井理を擁していただけあって、…

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阿部寛『ドラゴン桜』に安田顕、市川右團次が登場で「日曜劇場全部乗せ」と話題! “半沢テイスト”演出の評判は……

 放送中の日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)が好調だ。5月30日放送の第6話まで2ケタ視聴率をキープしており、“今期No.1ドラマ”の呼び声も高い。

 2005年放送の大ヒット学園ドラマの続編(第2シリーズ)にあたる同作は、元暴走族の貧乏弁護士・桜木建二が低偏差値の高校生を東京大学に現役合格させるまでを描いた三田紀房の同名漫画(講談社)が原作。前作に引き続き桜木を演じる阿部寛とかつて生徒役だった長澤まさみがメインで出演し、King&Prince・高橋海人、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎ら魅力的な若手俳優が脇を固める。

 初回は平均視聴率14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で好発進となり、2話以後も13.9%、12.6%、14.3%、13.8%、14.0%と安定して高視聴率を獲得している。

「16年前の前作も同じように2ケタで推移し、最終話では20.3%の最高視聴率を記録しました。関係者は『今回も終盤で数字が跳ね上がるのではないか』と期待しています」(テレビライター)

 ネット上では「毎回、感動する」「今クールのドラマで一番面白い」「阿部寛の存在感が半端ない」「見ているとやる気出る」など称賛の声が目立つ。

「前シリーズは演出の随所にコメディ要素が盛り込まれていました。しかし、今回は同枠で放送された池井戸潤原作の『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』を手がけた福澤克雄氏がチーフ演出家を務めているため、シリアスで大げさな“半沢テイスト”に様変わりしています。開始当初は視聴者から『半沢直樹っぽい』『第1シリーズと違いすぎる』と拒否反応を示す声も少なくありませんでしたが、回を重ねるにつれ、この演出がプラスに働き、それが数字にも反映されている印象です。阿部と長澤はもちろん若手キャストの演技も好評で、感動できる仕掛けが各回に設けられているため、視聴者も安心して期待できるのでしょう」(同)

 第6話には、国語の特別講師として人気俳優の安田顕が登場。阿部寛が主演を務めた『下町ロケット』で共演していたことから、ネット上で「『下町ロケット』を見てるみたい」「既視感がすごい」と話題になった。

「『下町ロケット』で安田は、阿部演じる町工場の社長を支える技術開発部長を演じました。舞台は違えど、今回も同じ職場で働く設定だったため、視聴者がザワつくのも当然。制作側が話題作りを狙って仕掛けたのでは?」(同)

 さらに、第6話の終盤には歌舞伎役者の市川右團次も登場。市川は役所広司主演ドラマ『陸王』で伝説のシューフィッター・村野尊彦役を好演していた。ネット上では「『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』の全部乗せ」「ザ日曜劇場」という声があり、『ドラゴン桜』の“キャスト被り”にも好意的な声が多いようだ。

 安田と市川の投入以外にも、第1シリーズに出演したタレントで実業家の紗栄子が初回にサプライズ登場したりと、ネットで話題になりそうな仕掛けを積極的に盛り込んでいる『ドラゴン桜』。最終回までまだまだ新たなサプライズがありそうだ。

阿部寛『ドラゴン桜』がトップ独走、鈴木亮平&吉岡里帆『レンアイ漫画家』はワースト! 4月期ドラマ初回視聴率ランク

 2021年4月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)がスタート。初回視聴率で1位に輝いたのは、阿部寛主演の『ドラゴン桜』(TBS系)で、第1話の平均視聴率(世帯)は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。2005年に大ヒットした同名ドラマの続編とあって、堂々の首位を獲得。このほか、上位には13%台が並び、春ドラマは比較的に好調な滑り出しとなった。

 16年ぶりに帰ってきた『ドラゴン桜』は、今回も阿部が元暴走族の弁護士・桜木建二を熱演。桜木が落ちこぼれの学生を東京大学合格に導くというストーリーで、東大を目指す龍海学園高等学校の特別クラス・東大専科の生徒には、King&Prince・高橋海人、元欅坂46で女優の平手友梨奈、加藤清史郎、南沙良らが抜てきされた。前作は生徒役として長澤まさみ、山下智久、新垣結衣らが出演し、長澤は今作にも登場。弁護士になって桜木とともに生徒に立ち向かう役どころを演じている。

 初回は高視聴率だったものの、及川光博、江口のりこといった一部キャストや、シリアスな展開、そして「日曜劇場」といった要素が昨年放送の『半沢直樹』(同)を彷彿とさせるため、視聴者の評価は分かれているようだ。05年版の学園コメディとは印象が異なるだけに、ネット上には「シリアス路線で『ドラゴン桜』っぽくない」「キャストがどうのこうのじゃなくて、作品のテイストが違うから不満」「前作のような痛快学園ドラマを期待していたから、この路線のままだと途中で離脱しそう」との声も上がっている。

 なお、『ドラゴン桜』が放送されている日曜劇場は、1月期も女優・綾瀬はるか主演『天国と地獄 ~サイコな2人~』が初回16.8%、平均15.3%と、いずれも視聴率ランキングで首位に輝いていた。5月2日放送の『ドラゴン桜』第2話も13.9%と好数字をキープしたが、このまま2ケタで完走できるだろうか?

 ベスト2位は、月曜午後9時台の月9枠『イチケイのカラス』(フジテレビ系)で初回視聴率は13.9%。同作の主人公は、ヒゲを生やし、服装はカジュアルといった型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内豊)。入間に振り回されながらも、真実をつかもうとする東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)メンバーの活躍を描いた作品だ。黒木華、新田真剣佑、中村梅雀、小日向文世ら個性豊かなキャストが顔を揃えている。初回以降、10.5%、12.7%、12.4%、12.3%と、5週連続で2ケタをマーク。順調にいけば、平均視聴率ランキングでもベスト3位以内に食い込むものとみられる。

 ベスト3位は、玉木宏主演の『桜の塔』(テレビ朝日系)。裏切り・罠・騙しあい……など警視総監の座を巡る出世バトルを描いた“警察エンタテインメント”と銘打った作品だ。菅田将暉主演で19年1月期に話題となった連ドラ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)を手掛けた武藤将吾氏が脚本を務める完全オリジナルドラマで、共演には広末涼子、仲里依紗、高岡早紀、吉田鋼太郎、椎名桔平らが名を連ねている。初回は13.5%のロケットスタートを切った。

 玉木は昨年、『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)『極主夫道』(日本テレビ系)と、2本の連ドラで主人公を演じ、初回はそれぞれ9.1%、11.8%と、まずまずの結果に。しかし、いずれも次第に1ケタ台に下がり、『竜の道』は平均7.0%、『極主夫道』は平均9.2%で終了していた。『桜の塔』もこれらと同様、2話で10.2%に落ち、9.5%、9.4%と右肩下がりを記録中だ。

菅田将暉主演『コントが始まる』ワースト入り

 続いて、ワースト3位は菅田主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)で、初回視聴率は8.9%。菅田、仲野太賀、神木隆之介が演じる売れないお笑いトリオ「マクベス」と、有村架純、古川琴音の男女5人を中心とした青春群像劇で、金子茂樹氏によるオリジナル脚本だ。ネット上では「期待してなかったけど超面白い。菅田、仲野、神木くんの3人が笑わせてくれるし、泣かされる」「クスッと笑えるテンポの良さが好きなドラマ」「毎回、スゴくいい話なんだけど、売れないトリオの設定だからか、コントがつまらない。モヤモヤしたままエンディングになる」と、さまざまなコメントが見受けられる。

 月9枠の『イチケイのカラス』がベスト2位を獲得した一方で、ワースト3位内にも、フジ系のドラマがランクインしている。ワースト2位は、松たか子が主演を務める『大豆田とわ子と三人の元夫』で、初回は7.6%で幕開け。こちらは、3度の離婚を経験した独身女性・大豆田とわ子(松)と、3人の元夫たちとの奇妙な交流を描くラブコメディ。離婚後も“とわ子のことを忘れられない元夫”は、松田龍平、東京03・角田晃広、岡田将生が演じている。

 脚本は完全オリジナル作品で、有村と高良健吾が主演した『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(同、16年)や、松の出演作『カルテット』(TBS系、17年放送)などを手掛けた坂元裕二氏によるもの。初回から第4話までは7.6%、6.7%、5.7%、6.0%と1ケタでとどまっているが、視聴者からは「面白い。さすが、坂元裕二」「今期のドラマは『大豆田とわ子と三人の元夫』が一番面白いし毎回楽しみ」と、内容に関する高評価も少なくない。

 そして、最下位は、鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』(同)で、初回は6.5%だった。山崎紗也夏氏による同名漫画(講談社)が原作で、恋愛が苦手な天才漫画家・刈部清一郎(鈴木)と、“ダメ男ホイホイ”と呼ばれるアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)が繰り広げるラブストーリー。眞栄田郷敦、竜星涼、木南晴夏、片岡愛之助らが脇を固めている。初回後、視聴率は5.1%、4.8%と推移し、第4話(4月29日放送)で5.7%に上昇。現時点で“打ち切りコース”とも言える数字だが、最終話までにどこまで下げ止まれるのだろうか。

 このほか、広瀬すずと嵐・櫻井翔が共演しているミステリーエンターテインメント『ネメシス』(日本テレビ系)は初回11.4%で開始後、9.5%、8.9%、8.3%(4話時点)と1ケタに下落するなど苦戦中だ。平均視聴率ランキングでは順位に大きな変動が生じるのかどうか、引き続き注目が集まる。

【2021年春ドラマ(午後8~10時台、民放4局)初回視聴率一覧】

1位『ドラゴン桜』(TBS系・日曜午後9時) 14.8%
2位『イチケイのカラス』(フジテレビ系・月曜午後9時) 13.9%
3位『桜の塔』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 13.5%
4位『特捜9 season4』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 13.2%
5位『警視庁・捜査一課長season5』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 12.8%
6位『ネメシス』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 11.4%
7位『恋はDeepに』(日本テレビ系・水曜午後10時) 10.5%
8位『リコカツ』(TBS系・金曜午後10時) 9.7%
9位『着飾る恋には理由があって』(TBS系・火曜午後10時) 9.1%
10位『コントが始まる』(日本テレビ系・土曜午後10時) 8.9%
11位『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系・火曜午後9時) 7.6%
12位『レンアイ漫画家』(フジテレビ系・木曜午後10時) 6.5%

春ドラマの主役は50代ベテラン俳優!? 竹野内豊『イチケイのカラス』、阿部寛『ドラゴン桜』の以外は1ケタ転落

 各局の4月クール連続ドラマが苦戦を強いられているようだ。初回から1ケタ視聴率でスタートを切ったドラマは第2話以降も低空飛行が続き、2ケタ台発進を遂げた作品も早々に数字を落とすなどしている中、マスコミ関係者は「今期は“50代男性俳優”が希望の星」と春ドラマの特徴を指摘する。

「視聴率面で特に心配されている作品は、テレビ朝日系の『桜の塔』(主演・玉木宏)。初回13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切っていたものの、第3話(4月29日放送)で9.5%で1ケタ台に転落、直近の第4話(5月6日放送)も9.4%でした。同ドラマが放送されているテレ朝の木曜ドラマ枠は、高視聴率枠として知られるだけに、この推移にテレ朝は悔しい思いをしているかもしれません」(芸能ライター)

 またフジテレビ系の『レンアイ漫画家』(主演・鈴木亮平)も、業界内外から「打ち切り圏内突入」との声が続出。というのも、初回で6.5%と“大コケ”し、第3話では4.8%まで下落、第4~5話は5%台に回復しているが、「さらに数字が落ちそうな気配もある」(同)という。

 なお、この2作品だけが厳しい数字を刻んでいるわけではない。

「実は今期、ほとんどの連ドラが“1ケタ台続き”または“1ケタ台落ち”という状況にあります。特に悲惨なのが『レンアイ漫画家』をはじめとするラブコメ作品で、松たか子が主演を務める『大豆田とわ子と三人の元夫』(同)は初回7.6%で放送を開始して以降、1ケタ台を推移し、第3話(4月27日放送)で5.7%まで下落。第4話(5月4日)は6.0%と微増しましたが、依然として低調なまま。また川口春奈主演の『着飾る恋には理由があって』(TBS系)も、初回9.1%だったものの、第3話(5月4日)は6.8%と、苦しい状況にあるといえます」(同)

 日本テレビ系では、石原さとみと綾野剛のダブル主演作『恋はDeepに』が放送されているが、初回こそ10.5%をマークしたものの、第2話以降は8%台を推移中で、5月5日放送の第4話も8.6%とイマイチ盛り上がらず。一方、TBS系で放送されている『リコカツ』(主演・北川景子)は、第1~2話は9%台だったものの、4月30日放送の第3話で一気に7.6%までダウンした。

「そんな今期、全回2ケタをキープしているのは、フジテレビ系月9ドラマの竹野内豊主演『イチケイのカラス』、そして、TBS系日曜劇場の阿部寛主演『ドラゴン桜』の2作品のみ。『イチケイ』は、漫画家・浅見理都氏による同題作品(講談社)を原作とするドラマで、初回13.9%で好発進した後、第2話は10.5%まで後退しましたが、以降は12%台を推移。第5話(5月3日放送)も12.3%と安定しています。『ドラゴン桜』も同じく漫画原作のドラマで、三田紀房氏による同題作品(講談社)。2005年に続き二度目の実写化で、初回14.8%、第2話(5月2日放送)も13.9%と好調です。竹野内と阿部は、ともに50代のベテラン俳優。ほかのドラマが不調とあって、業界内では、両者の主演作に一層の期待が寄せられています」(同)

 ベテラン勢の“カラス”と“ドラゴン”に続くように、ほかのドラマも低空飛行から脱することができるだろうか。

『着飾る恋には理由があって』『ネメシス』『コントが始まる』GWで大苦戦、自己ワーストを更新した春ドラマ

 5月6日、ゴールデンウイーク(GW)期間中に放送された各局連続ドラマの視聴率が明らかになり、「数字が後退したばかりか、自己ワーストを更新してしまった作品もある」(芸能ライター)ようだ。

「新型コロナウイルス感染拡大の影響で“ステイホーム”が呼びかけられていたGW期間、ドラマの視聴率は上昇するかと思いきや、各局とも減少傾向にありました。その中でも、菅田将暉主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)や、広瀬すずと嵐・櫻井翔がダブル主演を務める『ネメシス』(同)、川口春奈主演の『着飾る恋には理由があって』(TBS系)は、いずれも自己最低視聴率をマークしてしまったんです」(同)

 『着飾る恋』は、4月27日に放送された第2話で8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。GW中の5月4日放送の第3話では6.8%と、1.4ポイント下落した。

「“着飾って”生きてきたインフルエンサーの主人公・真柴くるみ(川口)が、ミニマリストの藤野駿(横浜流星)ら価値観の違う人々とのルームシェアを通し、自分らしさを取り戻していく姿が描かれる同作。第3話は、くるみと駿、ほかの同居人の寺井陽人(関ジャニ∞・丸山隆平)、羽瀬彩夏(中村アン)でキャンプ場へ行くという内容で、駿がくるみに『あーん』と魚を食べさせるなど、“胸キュン”シーンもありましたが、ネット上には『連休中で家族も一緒に見てたし、“胸キュン”要素のあるドラマは気まずい』『ニヤニヤしちゃうから、あとで1人でゆっくり見たい』との声も寄せられていました」(同)

 『ネメシス』も、4月25日放送の第3話が8.9%だったのに対し、5月2日放送の第4話は8.3%と微減。同ドラマは、探偵ながら推理力に乏しい風真尚希(櫻井)と、風真をフォローする助手の美神アンナ(広瀬)がさまざまな事件を解決していくという内容。しかし、以前からネット上では「ミステリー要素が弱く、無駄なギャグ要素が邪魔」「はやりの“謎解き”系かと思ってたのに、ストーリーが薄っぺらくて盛り上がれない」などと酷評されていた。

「第4話は、エリート女子高のスクールカウンセラー・雪村陽子(村川絵梨)からの依頼を受け、アンナがインドからの転入生を装い学院内部に潜入する……という展開でしたが、ネット上では『相変わらずつまらない』『広瀬すずに女子高生のコスプレさせてまで視聴率稼ぎ?』などと物議を醸し、評価は散々でした」(同)

 また、同じ日テレ系の『コントが始まる』も、第2話(4月24日放送)の8.6%から、第3話(5月1日放送)で7.5%まで減退。同ドラマは、売れないコントトリオ・マクベスの高岩春斗(菅田)と朝吹瞬太(神木隆之介)、美濃輪潤平(仲野太賀)の群像劇で、第3話は実家に引きこもる春斗の兄・俊春(毎熊克哉)について描かれた。

「『コントが始まる』に関しては、『今回はちょっと暗めの内容だったけど、面白かった』という声もあり、評判は決して悪くないんです。そんな中、『視聴率が伸びないのは、日テレだからじゃない?』『日テレのドラマに期待してない人が多そうだもんな』といった意見も散見されています」(同)

 各ドラマとも間もなく折り返しを迎えるが、ここから挽回なるか。

『恋はDeepに』第2話で一気に8%台へ転落! 石原さとみ演じる主人公の“匂わせ”とファンタジー要素が「ウザい」!?

 4月21日に放送された連続ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)第2話が、平均視聴率8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。石原さとみと綾野剛のダブル主演で、同14日放送の第1話は10.5%と2ケタ発進を遂げたものの、そこから1.6ポイント減で、一気に8%台へ転落。ネット上には「日テレのドラマはもう終わり」という声も出ている。

「同ドラマは、海洋学者・渚海音(石原)と、リゾート開発を進める『蓮田トラスト』の御曹司・蓮田倫太郎(綾野)のラブストーリー。第2話では、巨大マリンリゾート建設計画に反対している海音が、一流ホテル誘致の動きを阻止しようと動く。一方、第1話のラストでスキューバダイビング中に溺れ、海音に助けてもらっていた倫太郎は、不器用ながらも彼女にお礼を伝えようとする……といった内容を繰り広げました」(芸能ライター)

 そんな第2話放送の同日、日テレは『恋はDeepに』第1話の無料見逃し配信再生数(TVer、日テレTADA、GYAO!)が20日までで約300万回を記録し、同局の全番組で歴代第1位に輝いたことを発表していたが……。

「その第1話がテレビ放送された時から、ネット上では『王道ラブストーリーかと思いきや、ファンタジー色が強くて入り込めない』『不思議ちゃんを演じる石原の“ゆるふわ”な演技がイライラする』『海の生き物と会話したり、不思議キャラだったりして、海音が思ってたのと違った』などと不満が続出。そのため、“見逃し配信再生数が歴代1位に”というニュースには『初回だから見ようと思った人が多かっただけ』『今後は見逃したからといって、わざわざ配信で見ようとは思わない』『こんな微妙なドラマで歴代1位とか、日テレのドラマも終わりだね』といった書き込みが寄せられていました」(同)

 そして、21日に迎えた第2話についても、「テンポが悪いのか、なかなか面白くならないな」「ラブストーリーの要素が薄いし、かといってお仕事ドラマとも言えない」「全然“胸キュン”ポイントがなくてガッカリ」「まだ第2話なのにもう中だるみ感ある」などとネガティブな声が続出。

「ちなみに、同作の公式サイトでは海音が“秘密を抱えている”ということが強調されているのですが、ネットユーザーからは『その秘密のためにファンタジーな雰囲気にしてるなら、いらない設定だった』『話がつまらないのに、秘密を“匂わせ”してくる感じもウザい』との意見もあります」(同)

 散々な言われようの『恋はDeepに』だが、再び視聴率2ケタ台に浮上できるのだろうか。

『レンアイ漫画家』『恋はDeepに』……春ドラマのラブコメが「相次いで不調」なワケ! 大本命『着飾る恋』の行方は?

 春の連続ドラマが続々とスタートしている今日この頃。今期は恋愛ドラマ作品が多数放送され、「ラブコメ祭りの様相を呈しているものの、視聴率で苦戦したり、ドラマの内容自体が不評だったりと、いまいちパッとしない」(芸能ライター)ようだ。

「鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』(フジテレビ系、木曜午後10時)は、第1話の平均世帯視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が5.1%とかなり厳しい状況です。同ドラマは、少女漫画家・刈部清一郎(鈴木)と、ダメ男とばかり付き合ってしまうアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)の不器用な恋愛模様を描いたラブストーリーなのですが、清一郎が主人公にもかかわらず、“あいこ視点”の描写が多いため、男性主人公のラブコメを期待していた層からはガッカリされています」(同)

 また、石原さとみと綾野剛のダブル主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系、水曜午後10時)は、平均視聴率10.5%と2ケタスタートを切ったが、ネット上では石原演じる“魚オタク”な海洋学者・渚海音の演技が不評のようで、なお「ファンタジー要素の強いストーリーが、視聴者を選んでしまっている印象」(同)という。

「松たか子主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系、火曜午後9時)は、松と人気脚本家・坂元裕二氏が2017年の『カルテット』(TBS系)以来の連ドラ再タッグということで期待が高まっていた作品。バツ3で子持ちの主人公・大豆田とわ子(松)が、3人の元夫たちに振り回されるラブコメディで、キャスティングやストーリー自体は好評な一方、初回世帯視聴率は7.6%と今のところ数字には反映されていない様子。『カルテット』もネットで大きな話題にはなっていたものの、視聴率は全話平均で8.9%だったため、『大豆田とわ子』もある意味、“玄人向け”の作品といえるのかもしれません」(同)

 北川景子主演の『リコカツ』(TBS系、金曜午後10時)は、初回の世帯視聴率は9.7%だったのに対し、個人視聴率は3.7%と低く、乖離がみられた。これは、「ドラマにチャンネルを合わせているだけで、熱心に見ている人は少ないという状況」(同)だといえる。同ドラマは、永山瑛太演じる航空自衛隊・航空救難団のエース隊員である緒原紘一の強烈なキャラクターがネットで話題になっていたが、これが数字を伸ばすカギとなるのかどうか注目したい。

 そんな中、4月20日からは、『恋はつづくよどこまでも』や『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』といったラブコメ作品を次々とヒットさせているTBS火曜午後10時枠で、川口春奈主演の『着飾る恋には理由があって』がスタートする。川口の相手役には若手イケメン俳優・横浜流星がキャスティングされており、脚本は『恋つづ』を手掛けた金子ありさ氏が担当するという強力布陣となっているが、今期ドラマ全体における「ラブコメ不調」の流れを吹き飛ばせるだろうか?