『となりのチカラ』『ミステリと言う勿れ』など、2022年1月期ドラマで「期待以上」だった作品は?【サイゾーウーマン世論調査アンケート】

 現在、各キー局で絶賛放送中の冬ドラマ。嵐・松本潤が主演を務める『となりのチカラ』(テレビ朝日系)をはじめ、人気漫画が原作の『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)や『妻、小学生になる。』(TBS系)など、さまざまな作品がラインナップされています。

 ネット上では視聴率も話題になりますが、見ていて面白いと思うかどうかは、また別の問題。「最初はあまり期待していなかったけど、実際に見始めたらハマった!」なんて作品も、実は多いのではないでしょうか。

 そこで今回は、「2022年1月期ドラマ、期待以上だった作品は?」をアンケート調査。下記から1タイトルを選んで回答してください。
(※民放キー局のプライム帯で放送されるドラマが対象)

菅田将暉『ミステリと言う勿れ』第4話、視聴率13.3%と好調も……「無理のある展開」に視聴者疑問!?

 1月31日に放送された菅田将暉主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第4話。世帯平均視聴率は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調なものの、その展開にはネット上で疑問の声が集まっている。

 同作は、漫画家・田村由美氏が2016年11月から「月刊フラワーズ」(小学館)で連載している同題ミステリー漫画の実写化。菅田演じる主人公・久能整(くのう・ととのう)が、淡々と自身の見解を述べることで、事件の真相や関係する人物の心を解き明かしていくストーリーだ。

 第4話では、久能のもとに新人刑事・風呂光聖子(伊藤沙莉)から、闇サイトにアップされた爆破予告の捜査に協力してほしいとの依頼が届く。予告に添えられた暗号を解いた久能に先んじて爆弾を発見し、犯人と思われる男を逮捕した警察だったが、後日、再び爆破予告が届くことに。そんな中、久能は路上で記憶を失った爆弾魔と出会う……という内容だった。

「結局、久能が爆弾魔と会話する中で、彼の記憶を取り戻し、爆弾が仕掛けられた場所も看破。これにより事件は解決しましたが、ネット上では『捜査情報を一般人にほいほい知らせて協力させるとか、無理のある展開』『警察、無能すぎじゃない?』『警察が頼りなくてイライラした』などと、その展開に疑問を抱いた視聴者の声が寄せられていました」(芸能ライター)

 また、原作の久能は“たまたま事件に巻き込まれる”という展開が多かったため、捜査に協力させるという展開に「ムダな改変はやめて」などの苦言も見受けられた。

「こうした原作改変についての批判的な声は、第2、3話でも聞かれていました。この回には、妹・犬堂愛珠(白石麻衣)を連続殺人犯に殺された兄・犬堂我路(永山瑛太)がバスジャック事件を起こし、犯人を探す……といった内容でしたが、原作では愛珠が姉、我路が弟という関係性なんです。そのため、『キャストの都合で原作の設定変えないで』『このセリフは姉弟だからこそ感動的なのに……改悪じゃん』などと批判されていました」(同)

 第4話が放送された同日、こうした原作との違いについて、出演者の一人である永山が言及したことも話題を呼んだ。

「菅田がパーソナリティを務めるラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に永山がゲスト出演。『ミステリと言う勿れ』についてトークした際、『原作がある、ないとかも、やっぱりね。どうしたって気にもなったりしますけど』という菅田の問いかけに対して、永山は『原作ファンの方が多いっていうのは、もちろん知った上でオファーを受けていて。もちろん賛否両論っていうのは、こういう職業というか、演者、作り手側、出る側としても、やっぱり叩かれることも当たり前だし』と語っており、視聴者からの批判は覚悟しているようです」(同)

 この発言については、ネット上で「原作は原作で楽しんで、ドラマはドラマで楽しんだほうがいいよね」「最初は違和感はあったけど、ドラマ版も面白いから見てる」などと話題になり、永山の考えを支持する声も多かった。今後、原作ファンも納得させられるような展開を期待したいところだ。

日曜劇場『DCU』第3話、視聴率15.2%も中村アンの“殉職”にモヤモヤ? 「興醒め」「ヒドい」と批判のワケ

 TBS系「日曜劇場」枠の連続ドラマ『DCU ~手錠を持ったダイバー~』の第3話が、1月30日に放送された。世帯平均視聴率は15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好調なものの、ネット上では女優・中村アンが演じる成合隆子の“殉職シーン”に批判が噴出している。

 水中での捜査に特化した海上保安庁の組織・DCUの活躍を描く同作。第3話では、隆子のミスで逃亡を許してしまったある事件の犯人が、国際テロリストのメンバーであるジョアン・ロペス(フェルナンデス直行)だと発覚。この一件で、DCU隊長・新名正義(阿部)は隆子を事件の捜査から外したものの、隆子は単独で調査を続けていた。

「そんな中、ロペスが何者かに殺されていたことがわかり、隆子はスマートフォンで新名に連絡を取ろうとしました。すると、そこに何者かが現れ、隆子を襲撃。ドラマの中心人物でしたが、第3話にして殉職してしまったのです」(芸能ライター)

 衝撃の展開を受け、ネット上では「中村アン、もう退場しちゃうの!?」「3話で隆子さんを殺すなんて、脚本が鬼すぎる」といった驚きの声が続出。一方で、隆子が襲撃された時、その犯人が侵入してきたドアのほうに背を向けてスマホを操作していたことから、「背後に気をつけていない隆子も悪いな」「命令違反、単独行動の上に不用意なミスで殺された隆子、ダメキャラすぎる」などの指摘も少なくない。

 また、同作品は海上保安庁の全面協力のもとに製作されているため、「本物の海上保安庁の人があんなことするとは思えない」「無理やりな展開で、海保に変なイメージがつきそう」といった懸念の声も見られた。

「さらに、DCUの“紅一点”だった隆子が殉職するという展開について、『女性が活躍する話だと思ってたから残念。“女性には無理な仕事”だと描かれているように感じる』『隆子さんがただの“イライラするキャラクター”になっちゃったことが悲しい』『あえて女性を感情的に描いたわけじゃないと思いたいけど、それにしても今回の話はなあ……』など、モヤモヤした視聴者もいる様子。第3話を受けて『興醒めした』『あまりにもヒドいドラマ』といった厳しい批判も増えており、次回以降の視聴率が気になるところです」(同)

 「日曜劇場」の前クール『日本沈没―希望のひと―』も、毎話ネットユーザーから批判やツッコミを浴びながらも、全話平均世帯視聴率15.7%を獲得していた。『DCU』も、このまま高水準を保てるだろうか?

阿部寛『DCU』16.8%でトップ独走、松本潤『となりのチカラ』高視聴率もネガティブな声……ワーストは黒木華『ゴシップ』【1月期ドラマ初回視聴率ランク】

 2022年1月期の連続ドラマ(民放5局、午後8~10時台)の初回が続々と放送され、視聴率ランキングでトップになったのは世帯平均16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した阿部寛主演の日曜劇場『DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~』(TBS系)だった。

 同作は、海上保安庁に新設された水中事件・事故の捜査を行う架空のスペシャリスト集団・DCU(潜水特殊捜査隊)が、警察の捜査では困難な河川や湖などに潜り、未解決事件を解決していくミステリードラマ。

 初回は、ある人物の“頭骸骨の破片”が発見された群馬県のダム湖の水底をDCUメンバーが調査。すると、ダム建設に関わっていた3人の人物が殺人事件の容疑者として浮上し、隠された事実が明らかになる……という内容だった。

 放送前は、海上保安庁が撮影に全面協力した伊藤英明主演映画『海猿 ウミザル』シリーズのような内容をイメージしていた視聴者も多かった様子。そのため、初回放送後にネット上で「『海猿』みたいに潜水シーンが多いのかと思ったら、登場人物たちが陸にばっかりいて驚いた」「人間ドラマかと思ったら、ゴリゴリの警察ドラマだった」などと意外性を訴える声が相次いだ。

 また、同局の謳い文句には「TBSがハリウッド大手制作プロダクションと共同制作!」「世界を見据えたタッグで日本ドラマ界に新たな“潮流”を巻き起こす!」と大層な言葉が並んでおり、一部ネット上では「映画化の匂いがプンプンする」と早くもシリーズ化を予想する声も少なくない。

 2位は、初回13.6%だった菅田将暉主演の月9『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)。第1話では、菅田演じる変わり者の大学生・久能整(くのう・ととのう)が身に覚えのない殺人事件の容疑者となり、並外れた記憶力と推理力を発揮して真犯人を導き出した。

 ネット上では、「今期で一番面白い!」「初回から引き込まれっぱなしだった」と称賛する声も目立つが、一方で主人公の理屈っぽい性格に「お説教臭い」「イライラする」との意見も。台詞のクセの強さから、視聴者の反応が分かれているようだ。

 3位は、初回11.5%で2ケタ発進となった嵐・松本潤主演『となりのチカラ』(テレビ朝日系)。脚本を手掛ける遊川和彦氏は、天海祐希主演『女王の教室』(日本テレビ系、2005年)や松嶋菜々子主演『家政婦のミタ』(同、11年)といった数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーだ。

 しかしその半面、夏菜演じる空気の読めない主人公に批判が集まったNHK連続テレビ小説『純と愛』(12年)や、最終回で柴咲コウ演じる主人公が何の脈絡もなく死亡した『○○妻』(日本テレビ系、15年)のように、“不快なキャラクター”や“トンデモ展開”を入れることでも知られているため、一部ネット上では放送前から「『となりのチカラ』は大丈夫か?」と懸念されていた。

 そんな同作は、松本演じる自称小説家が、世話好きの性格から、同じマンションの住人が抱える問題に首を突っ込む様子が描かれる。キャストは、主人公の妻役に上戸彩、娘を虐待している父親役に小澤征悦、そのほかの住人役に松嶋、風吹ジュンなど豪華俳優陣が揃っているが、ネット上では「いろいろ考えさせられる」「今時珍しいお節介な主人公に、懐かしさを感じる」と好意的な声が上がる中、「主人公が痛々しいし、つまらなかった」「松潤がカッコ悪く見えて嫌だなあ。松嶋菜々子もやけに老け役だし、もったいない」「コメディだけど、全体的にスベッてる感じ」といったネガティブな声も多い。

 まずまずの視聴率でスタートを切ったが、今後、どう数字が推移していくか注目だ。

 残念ながらワースト1位となったのは、主演の黒木華がネットニュースサイトの編集部員を演じる『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』(フジテレビ系、以下『ゴシップ』)。初回の6.5%から、回を重ねるごとに右肩下がりとなっており、20日放送の第3話は5.7%までダウン。加えて初回は、同枠で前クールに放送されていた江口のりこ主演『SUPER RICH』の初回7.8%を1.3ポイント下回ってしまった。

 『ゴシップ』は、黒木演じる主人公がネットニュースサイト「カンフルNEWS」の閉鎖危機を救うため奮闘する“お仕事ドラマ”で、編集部員役に溝端淳平、野村周平、野間口徹らが出演。これ以上低迷が続けば、早期打ち切りが検討される可能性もありそうだが、視聴者の中には「全体的に暗い雰囲気のドラマだけど、ストーリーは面白い」「キャストも内容も華やかさがないけど、堅実で好感度の高いドラマ」と評価する声も見られる。

 ワースト2位は、主演の堤真一演じる父親の前に、死んだ妻(石田ゆり子)の「生まれ変わり」を主張する小学生が現れる『妻、小学生になる。』(TBS系)。初回は7.7%で、同枠で前クールに放送された吉高由里子主演『最愛』の初回8.9%を1.2ポイント下回った。

 同名漫画が原作だが、放送前から“妻が小学生”という思い切った設定に対し、「漫画はいいけど、実写だと生々しすぎて見たくない」「漫画は絵がかわいいから違和感ないけど、実写になると気持ち悪い」などと物議を醸すことに。ただ、始まってみると「演出と音楽がほんわかする感じで、思わず泣けた」「原作はもっとドライな感じだったけど、ドラマはうまくコミカルにアレンジできていて、ドラマのほうが面白い!」という声も聞かれる。

 ワースト3位は、寺島進主演の刑事ドラマ『駐在刑事 Season3』(テレビ東京系)で、初回2時間スペシャルは7.9%を記録。18年10月期放送の『Season1』の初回10.1%、20年1月期の『Season2』の初回8.6%と比べると、寂しい数字となった。

 ネット上では「やっぱり面白い」「安心して見られる刑事ドラマなので、Season3を心待ちにしていました」という声もあるが、今シーズンから加入した刑事役の女優・藤井美菜に対し、「演技が大袈裟で不自然」「滑舌悪いし、演技はヘタだし、がっかり」「転勤させて、キャストから消してほしい」など、辛らつな声が相次いでいる。

 ワースト4位は、主演の成田凌が“殺人未遂容疑で指名手配中の脳外科医”を演じる『逃亡医F』(日本テレビ系)で、初回は8.4%とやや寂しい結果に。ヒロインとなる海洋観測士・沢井美香子を森七菜が演じるほか、ジャニーズWEST・桐山照史、TOKIO・松岡昌宏、前田敦子、安田顕らが脇を固めている。

 初回では、無実の罪を着せられ逃亡を続ける主人公(成田)が、利き腕を失うかもしれない大けがを負う沢井(森)と船上で出会い、逃げるか助けるかの選択を迫られる展開が描かれた。視聴者からは「成田さんの演技が好き」などと評価する声がある一方で、痛がっているように見えない森の演技や、腕の再接合手術を輸血もない状況でひとりで行った主人公に対し、「ドラマだとわかっていても、あまりにもリアリティがない」「これはひどい展開」などと厳しい評価も多く見られる。

 なお、今クールの日本テレビは、前期からクールを跨いで放送している『真犯人フラグ』も含めて“全ドラマが視聴率1ケタ”という不調に見舞われている。一方、フジテレビは月曜午後9時台の『ミステリと言う勿れ』、10時台の浜辺美波主演『ドクターホワイト』共に2ケタを記録し好調だ。今後、各局の視聴率合戦にも注目したい。

1位『DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~』(TBS系、日曜午後9時) 16.8%
2位『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、月曜午後9時) 13.6%
3位『となりのチカラ』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 11.5%
4位『ドクターホワイト』(フジテレビ系、月曜午後10時) 11.4%
5位『ファイトソング』(TBS系、火曜午後10時) 9.2%
6位『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系、水曜午後10時) 8.9%
7位『逃亡医F』(日本テレビ系、土曜午後10時) 8.4%
8位『駐在刑事 Season3』(テレビ東京系、金曜午後8時) 7.9%
9位『妻、小学生になる。』(TBS系、金曜午後10時) 7.7%
10位『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』(フジテレビ系、木曜午後10時) 6.5%

菅田将暉『ミステリと言う勿れ』第2話、12.7%で好調キープも……視聴者が「ウンザリ」するワケ

 1月17日に放送された菅田将暉主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第2話。世帯平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好調なものの、その展開にネット上で賛否が集まっている。

 同作は、漫画家・田村由美氏が2016年11月から「月刊フラワーズ」(小学館)で連載している同題ミステリー漫画の実写化。カレーをこよなく愛する大学生・久能整(菅田)が、難事件を解明していく物語だ。第2話は、久能がバスジャックに巻き込まれ、犯人たちの邸宅に連れ込まれてしまう。実はこの犯人たちは、連続殺人事件の被害者となった女性の家族で、彼女を殺した人物を炙り出すためにバスジャックを行ったことが判明する……といった内容だった。

「この中で話題となったのは、犯人たちの邸宅内での会話です。邸宅に連れ込まれたバスジャックの被害者たちは、犯人たちに“これまで犯したもっとも重い罪”を白状するように促され、淡路一平(森永悠希)は、子どもの頃にいじめを受けており、駄菓子屋で万引きを強要され、のちにその店が潰れてしまったと告白。『本当はずっとずっと逃げたかった』と語る淡路に対して、久能が『僕は常々思っているんですが、どうしていじめられているほうが逃げなきゃならないんでしょう?』と問いかけました」(芸能ライター)

 続けて久能は「欧米の一部では、いじめているほうを“病んでる”と判断するそうです」「日本では逆です。いじめられている子に逃げ場を作ってなんとかしようとする。でも、逃げると学校にも行けなくなって、損ばかりすることになる」と持論を展開し、淡路は涙を流していた。

「このシーンについて、ネット上では『本当に久能さんの言う通り』『今の言葉、道徳の教科書に載せるべき』など称賛の声が寄せられましたが、一方で『このドラマ、説教してばっかりだな』『菅田将暉がしゃべっているだけでウンザリ』といった厳しい意見も聞かれます。菅田といえば、19年1月期に放送された連続ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)でも主演を務め、全話平均視聴率11.5%と好評でした。しかし、同作のセリフにもネット上では『心に刺さる』『説教くさい』と賛否両論が集まっていたんです」(同)

 『3年A組』は、卒業10日前に自身が受け持つ3年A組の生徒たちを人質にとって学校に立て籠もった教師・柊一颯(菅田)が、フェイク動画をきっかけに誹謗中傷を受けて自殺した生徒・景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相について解明するよう、クラスの生徒29人に要求するという内容だった。

「同作でも、菅田が生徒たちを“説教”するシーンが多く、ネット上には『セリフの一つひとつが心に刺さる』『毎回“名言”が出てくるドラマ』といった声がある一方で、『良いこと言ってるふうだけど、内容は小学生レベル』『セリフが全部薄っぺらくて見ていられない』などと辛辣な指摘もあり、賛否がわかれていました」(同)

 くしくも、『3年A組』と同じような感想が相次いでいる『ミステリと言う勿れ』。これ以上、「ウンザリ」してしまう視聴者が増えなければよいのだが……。

日テレ『真犯人フラグ』視聴率右肩下がり……西島秀俊『ドライブ・マイ・カー』注目で巻き返しなるか!?

 1月9日に放送された西島秀俊主演の連続ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の第11話。世帯平均視聴率は6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)となり、初回で8.4%を記録して以降、ほぼ右肩下がりの状況が続いている。

 2クール連続放送となる同作は、妻と2人の子どもが失踪した運送会社勤務のサラリーマン・相良凌介(西島)が主人公。自身が失踪事件の犯人ではないかと世間から疑われながらも、真相を解明すべく奔走する内容となっている。第11話では、新章「真相編」がスタートし、物語は急展開を迎えることとなった。

「前話で救出された息子・篤斗(小林優仁)が、相良のことを犯人だと証言したため、警察で事情聴取されることに。相良は勤務していた会社から退職を促されたほか、同僚からも疑いの目を向けられることとなり、退職届を用意せざるを得ない状況に追い詰められてしまいます。しかし、事件の解決に協力している部下・二宮瑞穂(芳根京子)が相良をかばったこともあり、退職を思いとどまることになりました」(芸能ライター)

 しかしその後、失踪事件との関与が疑われ、逃亡中だった住宅メーカーの営業マン・林洋一(深水元基)が死亡したり、相良家の長女で失踪している光莉(原菜乃華)が「私のお父さんが全部やりました」「私のお父さんを殺してください」と訴えたりと、衝撃の展開が続いた。

 そのため、ネット上では「林が殺された!? 犯人は誰なの……」「全く展開が読めない。面白くなってきた!」などと、今後に期待する声が続出しているが、「怪しい人物をたくさん出して、視聴者を混乱させてるだけでは?」「無理やり引き伸ばしてる感じ」といった意見も少なくない。

 その一方で、放送翌日の10日には、昨年8月に公開された西島主演の映画『ドライブ・マイ・カー』が、米アカデミー賞の“前哨戦”といわれるゴールデン・グローブ賞において、日本作品で62年ぶりとなる非英語映画賞を受賞したことが大きな話題になった。

「日本時間9日にも、全米映画批評家協会賞で4冠を達成し、西島には主演男優賞も贈られました。この影響で、ネット上には多数の祝福が寄せられたとともに、『「真犯人フラグ」と「ドライブ・マイ・カー」で全然違う役を演じてる西島さん、やっぱりすごい!』『ドラマと映画で雰囲気が全然違う。ギャップが楽しめてうれしい』といった声も上がり、自然と『真犯人フラグ』にも注目が集まっているようです」(同)

 『真犯人フラグ』の新章がスタートしたばかりのタイミングで、うれしい知らせが舞い込んだ西島。同作もこの波に乗って、巻き返しを図れるだろうか。

フジ『ゴシップ』、黒木華演じる主人公が「微妙」!? 初回6.5%で野村周平に「苦手」の声も

 フジテレビ系「木曜劇場」枠で1月6日、黒木華主演の連続ドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』が放送を開始。第1話の世帯平均視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同枠前クールで放送されていた『SUPER RICH』の初回7.8%には及ばず、「第2話以降も厳しい戦いとなりそうだ」(芸能ライター)という。

「『ゴシップ』の舞台は、大手出版社が運営するニュースサイト『カンフルNEWS』の編集部。黒木が演じるのは、同サイトを立て直すために経理部から異動してきた主人公・瀬古凛々子です。空気が読めず、共感性もないがまっすぐな仕事ぶりを見せる凛々子の同僚編集部員には、カルチャー分野やインタビュー担当の根津道春(溝端淳平)、スポーツやコタツ記事(直接取材を行わず、流通している情報をもとに執筆した記事)を担当する下馬蹴人(野村周平)、食に関する記事や広告案件を担当する椛谷静司(野間口徹)、新人編集部員・一本真琴(石井杏奈)、編集長・山田礼二(生瀬勝久)といった面々が揃っています」(同)

 第1話は、「カンフルNEWS」編集部にやってきた凛々子が“月間5,000万PV”という目標や“ゴシップで攻める”という戦略を立てた矢先、同サイトで配信した「ゲーム・アプリ会社『グリフィン・ラボ』に“パワハラ企業疑惑”がある」とした記事が“フェイクニュース”だとグリフィン・ラボから指摘され、問題になってしまう……という内容だった。

「ドラマが始まる前から、ネット上では『黒木華のドラマだから楽しみ』『黒木華主演なら面白そう』など、主演の黒木に期待して視聴するといった書き込みが多数見られました。彼女には“演技派”のイメージがありますし、16年4月期の『重版出来!』(TBS系)や19年7月期の『凪のお暇』(同)などの主演作もネット上で支持されていた印象。しかし、視聴率的には『重版出来!』が全話平均8.0%、『凪のお暇』は全話平均9.9%と、2ケタには届きませんでした。『ゴシップ』に関しては放送枠自体が不調続きですし、6%台スタートも仕方なさそうです」(同)

 また、今回黒木が演じる凛々子というキャラクターに対し、「人の気持ちがわからない主人公は微妙」「好きになれそうにない」といった否定意見も出ている。

「さらに、『野村周平が苦手』というネットユーザーもいる様子。野村といえば、19年1月にTwitter上で“歩きたばこ”をする動画が拡散されて炎上。この時、野村が『歩きタバコ? 盗撮だろその前に』と反論したことで、『確かに盗撮もダメだけど、歩きタバコも危ない』『反論するのはいいが、歩きタバコについてまったく反省してないだろ』などとさらなる批判を招きました。同騒動以前にも、野村はSNS上で物議を醸すことが多かっただけに、ネガティブなイメージを持っているネットユーザーも少なくないようです」(同)

 そんな野村は、同5月から突如アメリカ・ニューヨークに留学し、一時メディア露出が減っていた。

「20年4月に帰国して、同9月スタートの『DIVER-組対潜入班-』(フジ系)で仕事復帰するも、21年は1月期の『アプリで恋する20の条件』(日本テレビ系)、4月期の『泣くな研修医』(テレビ朝日系)と深夜枠のドラマ出演が続いていた。それだけに、ゴールデン・プライム帯の『ゴシップ』への起用は、野村ファンを喜ばせると同時に、ネガティブな反応も多いようです」(同)

 雰囲気が「全体的に暗い」とも指摘されている『ゴシップ』。今後、視聴率が上昇することを祈りたい。

『紅白』で露呈した“若者向け”の無意味さ コア視聴率は大物リストラの口実か

 2021年の大晦日に放送された『第72回NHK紅白歌合戦』は、平均世帯視聴率が第1部31.5%、第2部34.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)で、2部制となった1989年以降、第2部の視聴率は過去最低となった。

 個人視聴率は第1部が23.4%(前年25.0%)、第2部が24.8%(前年は29.6%)と、いずれも昨年を下回る結果に。そもそもテレビを見る人が減っている…

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日テレ『笑う大晦日』、『笑ってはいけない』視聴率の「半分にも及ばず」! 「高畑充希がかわいそう」の声も

 昨年大みそかに日本テレビ系で放送されたバラエティ番組『笑って年越したい!!笑う大晦日』にスペシャルサポーターとして生出演した女優・高畑充希の“扱い”をめぐり、ネット上で「かわいそう」と同情の声が続出した。

 日テレは20年まで大みそか恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズを放送していたが、“新型コロナウイルス感染拡大によるクオリティの低下”などを理由に、16年ぶりの新たな年越し特番として『笑って年越したい!!笑う大晦日』を放送。6時間にわたる生放送番組で、MCはナインティナイン、バナナマン、千鳥、フットボールアワー・後藤輝基、麒麟・川島明、かまいたち・山内健司の9人が、3人ずつメインスタジオに入る“交代制”で務めた。

「『何が起こるかわからない6時間生放送!!』をテーマに掲げていた同番組では、女優の芳根京子らが出演するコメディドラマ『私立なりきり学園』をはじめ、芸人が体を張って厄払いをするロケ企画、芸人によるコラボコントなど、お笑いに特化した内容で放送。しかし、グダグダな進行や、内輪ウケとも思えるシーンを不快に感じた視聴者は多かったようで、ネット上には『グダグダだったから、すぐにチャンネル変えた』『仲間内で悪ふざけしているだけ』『グダグダでひどかった。90年代のフジのバラエティ番組みたいで時代遅れ』などと辛らつな声が目立ちました」(芸能ライター)

 また、メインスタジオに出ていない芸人は、サブスタジオに用意された掘り込み式の席に座り、机に並んだビールなどの酒類や豪華な料理を前に、宴会さながらに飲食を満喫。リラックスした様子がカメラに抜かれることもあった。

「お酒が進み、酔っぱらい始めるMCも続出。この“ゆるさ”も番組演出の一つだったのでしょうが、スペシャルサポーターとして進行役を務めていた高畑が“気の毒”に映ってしまう結果に。ネット上では『6時間出っ放しの高畑さんが、かわいそうで見てられない』『充希ちゃん、ずっとやりづらそうだし、休ませてあげてほしい』『女優さんなのに、6時間も進行任せられて不憫』といった苦言が相次ぎました」(同)

 そんな違和感もあってか、世帯平均視聴率は前半(午後6時30分~)が7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、後半(午後9時~深夜0時30分)が5.6%に留まり、同時間帯の民放1位を前半12.1%、後半9.3%をマークした『ザワつく!大晦日』(テレビ朝日系)に譲ってしまった。

「20年に放送された『笑ってはいけない』は第1部が17.6%、第2部は14.1%の高視聴率を記録。『笑う大晦日』はこの半分にも及びません。『あらためて、ダウンタウンの偉大さを感じた』という声も多く、『笑ってはいけない』シリーズの復活を熱望する視聴者が目立ちます」(同)

 日テレの「黒歴史になるのでは?」と予想する声も上がっている『笑う大晦日』。一度限りで終わってしまうのだろうか。

2021年視聴率「ワースト」ドラマ10! 『推しの王子様』『レンアイ漫画家』他ラブコメ作品が独占

 2021年も数々の連続ドラマが放送され、全話平均視聴率(世帯、以下同)においては、今月16日に最終回を迎えた『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でトップに君臨。

 以下は、TBS系「日曜劇場」枠で放送された『日本沈没-希望のひと-』『天国と地獄 ~サイコな2人~』『ドラゴン桜』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』が順に続き、『特捜9 season4』(テレビ朝日系)や『緊急取調室 4th SEASON』(同)といった人気シリーズも健闘していた。

 そんな好調なドラマが多々存在する一方で、数字に恵まれなかった作品も……。その中には、期待外れの作品だけでなく、視聴者の満足度が高かった良作も少なくない。今回は民放4局において午後8時~10時台に放送された連続ドラマの全話平均視聴率ベスト10&ワースト10の中から、残念ながら振るわなかった作品を振り返りたい。

『推しプリ』『ボク恋』『レンアイ漫画家』ラブコメがワースト入り!

 ワースト1は、乙女ゲームの開発企業を舞台にしたロマンティック・コメディ『推しの王子様』(フジテレビ系)で、全話平均は4.9%。当初は深田恭子が主演する予定だったが、クランクイン直前の5月に適応障害の治療のため活動を休止すると発表したため、急きょ比嘉愛未が代役を務めることに。始まってみると比嘉の演技は好評だったが、深田を想定した“当て書き”を思わせる脚本に、ネット上では「比嘉さんもいいけど、やっぱり深キョンで見たかった」「見れば見るほど深キョン向けのドラマだなって思う」という声も目立った。

 また、続くワースト2は『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)、ワースト3は『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)と、上位にラブコメディばかりが並ぶ結果に。

 『ボクの殺意が恋をした』は、主演の中川大志演じる“最高に間が悪い殺し屋”が、新木優子演じる“暗殺のターゲット”に恋をしてしまうというコメディ色の強いストーリーで、全話平均は5.3%と撃沈。「中川と新木はいい役者さんだけど、プライムタイムのメインって感じじゃない」「それぞれの演技は悪くないけど、中川と新木の相性が悪い」などとキャスティングミスを指摘する声も多かった。

 ワースト4は、『最高の離婚』(フジテレビ系、13年放送)、『カルテット』(TBS系、17年放送)の脚本家・坂元裕二による3年ぶりの連ドラ復帰作『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)。主演の松たか子が3度の離婚歴がある女性を演じ、元夫を松田龍平、岡田将生、東京03・角田晃広の3人が演じた。同作には熱心なファンが多く、SNS上でも話題を呼んでいたが、全話平均は6.1%と振るわなかった。

 ワースト6~8には、『#家族募集します』(TBS系)、『彼女はキレイだった』『知ってるワイフ』(ともにフジテレビ系)とジャニーズ主演ドラマが並んだ。

 『#家族募集します』は、ジャニーズWEST・重岡大毅演じる妻に先立たれたシングルファザーが、お好み焼き屋で働く未婚の幼なじみ(仲野太賀)、ひとりで娘を育てる小学校教師(木村文乃)、シングルマザーの売れないミュージシャン(岸井ゆきの)と共に共同生活を送る物語。「新時代のホームドラマ」を謳っていたが、子どもの前で堂々と恋バナをする登場人物たちには、ネット上で「共感できない」「家族もどきの関係が気持ち悪い」「こんなシェアハウスに子どもと住みたくない」と手厳しい声も見られた。

 ワースト10の『コントが始まる』(日本テレビ系)は、菅田将暉、神木隆之介、仲野という人気俳優がお笑いトリオ「マクベス」を演じた若者群像劇。名優・松田優作さんの長女・松田ゆう姫がスナックのママ役で女優初挑戦したことでも話題になった。

 さまぁ~ず・三村マサカズ、千鳥・ノブ、ブラックマヨネーズ・吉田敬ら多くの人気芸人が同作のファンであることを公言していたが、一般人には入り込みづらかったのか、全話平均7.6%と微妙な結果に。同作が放送された「土曜ドラマ」枠は、『コントが始まる』の前クールで放送されていたKAT-TUN・亀梨和也主演『レッドアイズ 監視捜査班』、後クールの唐沢寿明主演『ボイスII 110緊急指令室』共に初回が2ケタを記録するなど好調だったため、『コントが始まる』の不振が際立ってしまったようだ。

 なぜか多くのラブコメディが振るわなかった今年の連ドラ。22年は『ドクターX ~外科医・大門未知子~』を超えるヒット作が生まれるだろうか。

【トップ10】
1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 全10話/16.5%
2位『日本沈没-希望のひと-』(TBS系、日曜午後9時) 全9話/15.7%
3位『天国と地獄 ~サイコな2人~』(TBS系・日曜午後9時) 全10話/15.3%
4位『ドラゴン桜』(TBS系・日曜午後9時) 全10話/14.8%
5位『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系、日曜午後9時) 全11話/13.6%
6位『特捜9 season4』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 全13話/13.1%
7位『イチケイのカラス』(フジテレビ系・月曜午後9時) 全11話/12.5%
8位『緊急取調室』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 全9話/12.1%
9位『警視庁・捜査一課長season5』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全10話/11.8%
同率9位『遺留捜査』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全10話/11.8%

【ワースト10】
1位『推しの王子様』(フジテレビ系、木曜午後10時) 全11話/4.9% 
2位『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 全10話/5.3%
3位『レンアイ漫画家』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全11話/5.4%
4位『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系・火曜午後9時) 全10話/6.1%
5位『SUPER RICH』(フジテレビ系、木曜午後10時) 全11話/6.8%
6位『#家族募集します』(TBS系、金曜午後10時) 全9話/7.0%
同率6位『彼女はキレイだった』(フジテレビ系、火曜午後9時) 全10話/7.0%
8位『知ってるワイフ』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全11話/7.5%
同率8位『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系、土曜午後10時) 全10話/7.5%
10位『コントが始まる』(日本テレビ系・土曜午後10時) 全10話/7.6%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。『真犯人フラグ』(日本テレビ系)など年を跨ぐ作品は除く。