『VIVANT』第3話、視聴率は夏ドラマ独走も……堺雅人&二階堂ふみの“恋愛要素”が不評

 堺雅人が主演を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系/日曜午後9時~)。視聴率が回を追うごとに右肩上がりとなる一方で、7月30日放送の第3話で描かれた“恋愛要素”に対し、ネット上では「いらないのでは?」と疑問の声が噴出している。

 同ドラマは、同枠の大ヒットシリーズ『半沢直樹』などで知られる演出家・福澤克雄氏が原作を手掛けるオリジナルドラマ。丸菱商事で起きた誤送金事件の犯人に疑われたエネルギー開発事業部の課長・乃木憂助(堺)が、無実を晴らすために国内外で奮闘するストーリーだ。

※以下、『VIVANT』第3話のネタバレを含みます。

 前回、バルカ警察から逃げるため、ラクダに乗って「死の砂漠」の横断を試みた乃木、警視庁公安部の捜査官・野崎守(阿部)、医師・柚木薫(二階堂ふみ)。

『VIVANT』第3話のあらすじは?

 第3話では、乗っていたラクダから、薫がいつの間にか姿を消していたことに気づいた乃木が、砂漠を引き返して彼女を捜索。倒れている薫を見つけて、ともにモンゴルの国境を目指すも、そこで待ち構えていたバルカ警察に手錠をかけられてしまう。

 しかし、なんとか拘束を免れた乃木たちは、ついに日本へ帰国。乃木は誤送金した9000万ドルがテロ組織に渡っていたことを会社に報告するが、共謀を疑われてしまう。

 その後、サイバー犯罪対策課の捜査官・東条翔太(濱田岳)らの協力もあって、誰が送金しても誤送金されるように、プログラムが改ざんされていたことが発覚。加えて、財務部の女性社員・太田梨歩(飯沼愛)が夜間のオフィスに侵入し、経理部長・原智彦(橋本さとし)のパソコンからプログラムを書き換えていたことも判明する――。

 ネット上では、「毎回、ハラハラドキドキの展開から目が離せない!」「最初の頃は難しくてよくわからなかったけど、だんだん面白くなってきた」と好意的な声が続出。

 さらに、第3話では乃木のもう一つの人格である“F”が、乃木に「そんな女(薫)に惚れる気持ちはわかる」と話しかけたり、薫が野崎の連絡先を知りたがった際、乃木が嫉妬しているかのような場面もあったことから、「え? 『VIVANT』って恋愛展開もあるの!?」と驚きの反応も見られた。

「中には、『このドラマに恋愛は必要としてないんだけど……』と否定的な声も散見されます。“恋愛一切なし”で、“冒険”に振り切ったストーリーを期待していた視聴者からは不評のようです」(テレビ誌記者)

『VIVANT』は『ミッション:インポッシブル』などの“良いとこ取り”?

 また、乃木がサーバールームに忍び込むシーンに関して、トム・クルーズ主演の大ヒット映画シリーズ『ミッション:インポッシブル』に「似ている」との指摘もあるようだ。

「同作は第1話放送後、主人公らが装甲車両で検問を突破するシーンが映画『ガントレット』(1977年)に『そっくり』と話題に。また、第3話のラクダから落ちた薫を助ける場面にも、『「アラビアのロレンス」(62年)のオマージュでは?』と、やはり有名映画との共通点を挙げるネットユーザーが相次ぎました。同作は、過去の大作映画の“良いとこ取り”をしているのかもしれませんね」(同)

 なお、同作の世帯平均視聴率は、第1話が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が11.9%、第3話が13.8%と、右肩上がりで上昇。今期の民放ドラマでは、独走状態となっている。

 メインキャストである松坂桃李がまだ登場しておらず、「桃李くんの役が気になる」と視聴者をワクワクさせている『VIVANT』。今後も、視聴率は上がっていくのだろうか。

フジテレビ、GP帯夏ドラマが“全滅”! なぜ「全作5.5%以下」の視聴率不振に陥ったのか?

 堺雅人主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』が視聴率のトップを独走している民放GP帯の夏ドラマ。その一方で、フジテレビ系ドラマの最新回が、全作“世帯平均5.5%以下”という非常事態となっている。

 現在、フジは午後9~10時台に、森七菜&間宮祥太朗ダブル主演『真夏のシンデレラ』(月曜午後9時~)、成田凌主演『転職の魔王様』(月曜午後10時~)、杉野遥亮主演『ばらかもん』(水曜午後10時~)、若村麻由美主演『この素晴らしき世界』(木曜午後10時~)の4作品を放送中。

 第1話が世帯平均6.9%(個人4.0%、ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で発進した『真夏のシンデレラ』は、第2話で世帯平均5.4%(個人3.2%)まで落ち込み、最新話の第3話で世帯平均5.5%(個人3.3%)と微増。

 そのほかの最新話は、『転職の魔王様』が世帯平均5.2%(個人2.9%)、『ばらかもん』が世帯平均5.3%(個人2.8%)、『この素晴らしき世界』が世帯平均4.0%(個人2.1%)と、さらに低調だ。

「今期ドラマは他局と比較してもフジの不調が目立ちます。理由は複数考えられますが、ネット上では『メインキャストが地味』という意見が多い印象です。なお、『この素晴らしき世界』は、当初主演が発表されていた鈴木京香が体調不良で降板し、急きょ、若村が代役を務めることに。そういった不測の事態も、『地味』と言われてしまう一因でしょう」(テレビ誌記者)

フジテレビ会長、会議で「深刻で、緊急事態と言える状況」発言か?

 フジの視聴率不振は今に始まったことではなく、昨年度も全日帯およびプライム帯での個人視聴率は民放4位。今月24日付のニュースサイト「デイリー新潮」は、フジ幹部がこの事態に危機感を募らせていると報じた。

「記事によると、10日に行われたフジ社内の新体制全体会議で、宮内正喜会長が『テレビ業界全体の広告収入が悪化し、とりわけフジは深刻で、緊急事態と言える状況』と社員に発破をかけていたそう。さらに、港浩一社長も『まずは放送収入を取り戻しましょう』と視聴率上昇を最優先目標に掲げたとか。民放公式テレビ配信サービス・TVerが広く浸透したとはいえ、やはり現時点ではまだ電波が売り上げの大部分を占めているわけです」(同)

 4月期は、木村拓哉主演の「月9」ドラマ『風間公親-教場0-』の第1話が世帯平均12.1%(個人7.2%)を記録するなど、好調な作品も見られたフジ。早くも“全滅”状態の今期は、このまま挽回せずに終わってしまうのだろうか……。

松岡茉優『最高の教師』は、“視聴率35%超え”大ヒット学園ドラマのオマージュか?

 松岡茉優が主演を務める連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系/以下、『最高の教師』)に対し、過去の大ヒットドラマに「似ている」という指摘が相次いでいる。

 同ドラマは、2019年1月期の菅田将暉主演『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』を手掛けたプロデューサーと監督による完全オリジナル作品。卒業式の日、担任クラスの生徒の誰かに殺害された高校教師・九条里奈(松岡)が、1年前にタイムスリップし、「30人の容疑者」を再教育する物語だ。

※以下、『最高の教師』第2話のネタバレを含みます。

 7月22日放送の第2話では、生徒である瓜生陽介(山時聡真)と向坂俊二(浅野竣哉)が、学級裁判の様子を収めた動画ファイルを奪うため、里奈を襲うも失敗。2人は覆面を被っていたが、里奈は身長から犯人を特定する。

 1回目の人生で、陽介は母・梓(中島亜梨沙)の借金が原因で、卒業前に転校することを知っている里奈は、「家庭訪問」と称して、陽介宅に上がり込む。すると、貧しいはずのアパートに、高級化粧品などが置かれていることに気づく。

 数日後、陽介は梓に、学校の友達と「一緒に卒業したい」と告げ、前借りしたバイト代を渡すが、梓は借金返済ではなく、自分の欲のために使うと言い出す。

 そんな梓に陽介が絶望していると、里奈とともに現れた向坂が、陽介と一緒に卒業させてほしいと懇願。陽介もこれまでの行いを許さないと本音をぶつけ、梓は謝罪したのだった――。

『最高の教師』が『GTO』に似ているといわれるワケ

 この放送後、過去に放送された学園ドラマ『GTO』(フジテレビ系)に「似ている」と指摘するネットユーザーが続出。「令和版『GTO』だ!」「理性的な『GTO』って感じ。オマージュしてる?」「『最高の教師』って、つまりグレートティーチャーじゃん」という声が飛び交った。

 『GTO』は1998年7月期に反町隆史が主演を務め、最終回が世帯平均視聴率35.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど大ヒット。2012年と14年には、EXILE・AKIRAが主演を務めるリメーク版も放送された。

「『最高の教師』第2話で、里奈は陽介の家に強引に上がり込んだり、自分の親友・早乙女智美(森田望智)が営む居酒屋で陽介をアルバイトをさせたりと、型破りな方法で問題を解決しようと奮闘。そんな姿に、『GTO』の主人公・鬼塚英吉を思い出した人も多かったようです。ちなみに、松岡は14年版『GTO』に生徒役で出演。高校2年で妊娠して出産を決意する、という物語のキーパーソンを演じました」(テレビ誌記者)

『最高の教師』第2話で視聴率ダウンも、今後上昇の可能性?

 さらに、『最高の教師』の第2話で、母親に本音をぶちまけた陽介に対して、里奈が問いかけた「言いたいことはきちんと言えましたか?」というセリフに「POISONじゃん!」と反応するネットユーザーも見られる。

 反町が歌う『GTO』(98年版)の主題歌「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」のサビは、「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ」だが、確かに里奈のセリフと通ずるところはあるだろう。

 そんな『最高の教師』の第2話は、世帯平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の6.5%から0.7ポイントダウンしてしまった。

「同作の前身ともいえる『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』は、放送当時、口コミで評判が広がり、第5話以降で視聴率が右肩上がりに。最終回では自己最高となる15.4%を叩き出しました。『最高の教師』は、今のところ数字面では振るっていないものの、『令和版GTO』という評判が広がれば、新たな視聴者が取り込めるかもしれません」(同)

 果たして次回以降も『GTO』を彷彿とさせる展開はあるのだろうか。『最高の教師』から目が離せない。

月9『真夏のシンデレラ』第3話、ツッコミドラマとして異様な盛り上がり! ずぶ濡れの間宮祥太朗は「もはやコント」?

 森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務める月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)の第3話が7月24日に放送され、世帯平均視聴率5.5%(個人3.3%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。放送後、ネット上では「キュンキュンした」という声とともに、「ラストシーンの間宮祥太朗に笑った」という報告が相次いだ。

 同ドラマは、神奈川県・湘南海岸を舞台にした男女8人の恋愛群像劇で、主演の2人のほか、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司らが出演。月9枠で恋愛が題材となるのは、17年1月期の西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』以来だという。

「湘南に住む女性陣と、東京に住む男性陣の恋愛模様が描かれる同作ですが、初回から、女性陣の不自然な美白ぶりにツッコミが噴出していました。ただ、今では“ツッコミドラマ”と割り切る視聴者が増えたようで、SNSやネット掲示板は『毎回ツッコミどころがあって最高!』と異様な盛り上がりを見せています」(テレビ誌記者)

『真夏のシンデレラ』第3話、健人が大事な仕事を放りだした?

※『真夏のシンデレラ』第3話のネタバレを含みます。

 第3話では、蒼井夏海(森)が、実家の居酒屋のリフォーム代を稼ぐため、沖縄で開催されるサップ大会に出場することに。しかし、沖縄に行くためのお金を、父・亮(山口智充)が困っている知人のために使ってしまい、夏海は大会出場を諦める。

 一方、湘南に滞在していた水島健人(間宮)は、夏海のことを気にかけつつも、会社の大事なプレゼンを行うために東京へ戻る。そしてプレゼン当日、湘南で大雨が降っていることを知った健人は、「雨大丈夫?」とLINEを送信するも、夏海は屋根などの補修に追われて気づかず。すると、東京でプレゼンをしているはずの健人が、ずぶ濡れの状態で、湘南に姿を現したのだった――。

 この第3話のラストシーンに対し、ネット上では「ラストのずぶ濡れの間宮祥太朗に笑ってしまった。もはやコント」「え? 東京から湘南まで一瞬でワープしてきたみたいに見えたけど、ヘリコプターでも飛ばしたの?」といった書き込みが続出。

 なお、放送を見る限り、健人がプレゼンを蹴って湘南に向かったのか、仕事をやり終えてから向かったかは定かでないが、公式サイトで公開されている第4話の“あらすじ”には「夏海のことが心配になって彼女のもとへ向かった水島健人(間宮祥太朗)は、水島建設の社長である父・創一(小市慢太郎)から叱責される」とあり、やはり仕事を放りだしていたようだ。

『真夏のシンデレラ』の次回予告に視聴者騒然のワケ

 また、第4話の次回予告映像では、夏海の幼なじみ・牧野匠(神尾)が、健人に向かって「あんまりこっちを振り回すなよ。もし好きじゃないんなら、これ以上夏海に近づくな!」と言い放つシーンがあり、これに反応するネットユーザーも目立つ。

 というのも、匠は第1話で夏海から告白された際に「ごめん。女として見たことなくて」とあっさりフッたものの、第2話では突然彼女にキスをしており、「夏海の気持ちを振り回している張本人だから」(同)だ。

「匠のシーンに、『どの口が言うの?』『こんなに“おまいう”(「お前がいうな」の略)なシーンを、初めて見た』と視聴者は騒然。制作側もそんな世間の反応を面白がり、あえて“ツッコミ待ち”のシーンを盛り込んでいるのかもしれませんね」(同)

 王道の胸キュンラブコメディーではあるものの、ツッコミどころの多さから「思ってたのと違う」との声も少なくない『真夏のシンデレラ』。視聴率は振るっていないが、ネット上ではさらに盛り上がりを見せそうだ。

『VIVANT』第2話、「似てる」と指摘された有名映画とは? 第1話も「オマージュか」と話題に

 堺雅人主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン)。7月23日放送の第2話が世帯平均視聴率11.9%(個人7.9%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回の11.5%から0.4ポイント上昇した。

 同ドラマは、同枠の大ヒットシリーズ『半沢直樹』などで知られる演出家・福澤克雄氏が原作を手掛けるオリジナルドラマ。阿部寛、二階堂ふみ、役所広司、嵐・二宮和也ら豪華キャスト陣、モンゴルが舞台という壮大なスケールの映像も見どころだ。

「11日発売の『女性自身』(光文社)によれば、制作費は『1話で1億円ほど』。これは、同枠で前クールに放送された福山雅治主演『ラストマン-全盲の捜査官-』の2倍ほどなのだとか。ただ、『ラストマン』第1話の世帯平均視聴率14.7%をだいぶ下回る発進となってしまいました」(テレビ誌記者)

『VIVANT』第2話のあらすじは?

※以下、『VIVANT』第2話のネタバレを含みます。

 第1話では、丸菱商事のエネルギー開発事業部2課長・乃木憂助(堺)が、誤送金された9000万ドルを取り戻すため、バルカ共和国へ。この時、乃木はテロリストのアル=ザイールから「お前がVIVANTか?」と謎の言葉をかけられていた。

 第2話では、「VIVANT」の意味について、警視庁公安部の捜査官・野崎守(阿部)が「別班」のことではないかと推測。この「別班」とは“自衛隊の影の諜報部隊”のことだという。

 さらに、在バルカ共和国日本大使・西岡英子(檀れい)の裏切り行為に遭った乃木、野崎、医師・柚木薫(二階堂)は、またもやバルカ警察から追われる身となる。

 なんとか国境を越えたい乃木たちは、野崎の協力者・ドラム(富栄ドラム)とともに、ラクダに乗って「死の砂漠」の横断を試みることに。しかし薫は、乗っていたラクダからいつの間にか姿を消していた――。

『VIVANT』視聴者の「誰にも感情移入できない」という不満を解消?

 初回と同様、バルカ警察からの逃走劇が繰り広げられた第2話。ネット上では「捕まってしまうんじゃないかと、ハラハラドキドキ! スリル満点のドラマで最高」「砂漠の景色がすごくきれいで、まるで映画みたい」と好意的な声が続出。

 一方、「演出は素晴らしいんだけど、民放ドラマはわかりやすいストーリーのほうがいいな」「前回からずっと逃走劇だし、正直ストーリーがよくわからない」と不満の声も一部で見られる。

「ストーリーが賛否を呼んでいるとはいえ、今期の民放ドラマで2ケタをキープしているのは『VIVANT』のみ。前回、ネット上では『登場人物の誰にも感情移入できない』と欠点を挙げる視聴者も目立ちましたが、第2話では、薫が、前回死んでしまったシングルファーザー・アディエル(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)の婚約者であることが発覚。薫を応援する声が増えているため、この問題は解消しつつあるといえます」(同)

 また、映画ファンからは、複数のシーンが過去の大作映画を「真似している?」との指摘も。

 第1話では、主人公らが鉄板で装甲を施した車両に乗り、検問を強行突破するシーンが山場の一つだったが、クリント・イーストウッド監督・主演の映画『ガントレット』(1977年)にもそっくりなシーンがあることから、「オマージュか?」と話題になっていた。

「第2話のラクダで砂漠を渡るシーンに関しても、デヴィッド・リーン監督の『アラビアのロレンス』(62年)を想起した視聴者は多かったよう。同映画には、いつの間にかラクダの列からいなくなった男を、主人公が1人で助けに行く展開があり、薫の姿が消えた『VIVANT』第2話のラストシーンは、これを彷彿とさせます」(同)

 夏の民放ドラマで、首位を走る『VIVANT』。このまま独走状態をキープできるだろうか。

『18/40』第2話、視聴率6.8%で微増……福原遥演じる「18歳の妊婦」めぐる議論とは?

 福原遥と深田恭子がダブル主演を務めるドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系/以下、『18/40』)。7月18日放送の第2話が世帯平均視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回の6.6%より微増した。

 同ドラマは、夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきたもうすぐ40歳のビジネスパーソン・成瀬瞳子(深田)の年の差を超えたシスターフッド(女性の絆)を描く物語。一方、それぞれが訳あり男子と恋に落ちるラブストーリーでもある。

※以下、『18/40』第2話のネタバレを含みます。

 第2話では、有栖が父の市郎(安田顕)に妊娠していることを告げようとするも、結局言えず。それでもシングルマザーとして出産することを決意し、大学生活のかたわら、アートカフェのアルバイトや在宅ワークに精を出す。

 ブラックな業務内容だと知らず、寝る間も惜しんで働いていた有栖は、無理がたたって倒れてしまう。そんな彼女を見かねた瞳子は、同居を提案する――。

『18/40』学生妊婦が「リアル」「子どもすぎ」と議論に

 18歳の学生という立場で妊娠したことを親に隠し、たった1人で出産しようとする有栖に、ネット上では「若さゆえの根拠のない自信や怖いもの知らずな感じ、妙にリアリティがある」などと評価する声が続出。

 その一方で、「世間知らず感がすごいな……。さすがに考え方が子どもすぎない?」「安定した仕事にもついてないのに、1人で育てようとするとかあり得ない。18歳にもなって、こんな考え方なの?」と疑問の声もあり、議論が起こっているようだ。

「福原といえば、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、“幼い頃から人の気持ちを察するのが得意”という賢いヒロインを演じていましたが、今回は『朝ドラとキャラが真逆』と話題に。また、深田の相手役を務める上杉柊平を『このドラマで初めて知った』という人も多いようですが、“塩顔イケメン”ぶりが反響を呼んでいて、同作でブレークする可能性もありそうです」(テレビ誌記者)

『18/40』がヒットするカギは“ラブストーリー”? 

 なお、見逃し配信動画サービス「TVer」のお気に入り数は59.8万人(今月21日現在)。ほかのプライム帯の今期ドラマと比べると、ヒットしているとは言い難い状況だが……。

「原作のないオリジナル作品な上に、物語がまだ序盤ということもあって、『見てはいるけど、まだどんなドラマなのかイマイチよくわからない』という視聴者もいるようです。『TVer』は恋愛ドラマのお気に入り数が伸びやすい傾向もありますから、今後、ラブストーリーのほうに展開が見られれば、もう少し注目度は高まるのでは?」(同)

 現時点では、視聴者も手探り状態な様子の『18/40~』。最たるテーマは女性同士の絆であるが、ヒットの糸口は“恋愛要素”にあるのかもしれない。

『真夏のシンデレラ』第2話、視聴率5%台も……TVerお気に入り数は『VIVANT』超え首位

 森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ『真夏のシンデレラ』。第1話から世帯平均視聴率6.9%(個人4.0%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかったものの、7月17日放送の第2話では5.4%(個人3.2%)とさらに下降してしまった。

※以下、『真夏のシンデレラ』第2話のネタバレを含みます。

 同ドラマは神奈川県・湘南海岸を舞台にした男女8人の恋愛群像劇。第1話で、幼なじみの牧野匠(神尾楓珠)に「ごめん。女として見たことなくて」とフラれてしまった主人公・蒼井夏海(森)だったが、第2話で2人はひょんなことから夏祭りへ行くことに。

 2人は、夫と夏祭りに来ていた学生時代の担任・長谷川佳奈(桜井ユキ)とばったり。長谷川に思いを寄せていた匠はいてもたってもいられず、夏海を置いて長谷川の元へ……。だが結局、相手にされることはなかった。

 長谷川と連絡が取れないことに落ち込み、海でたそがれていた匠。夏海が現れ、「海見とけば、たいていのことは大丈夫らしいよ」と励ますと、匠は突然、夏海にキス。「ごめん」と謝る匠に、夏海は「は? 謝るくらいなら最初からすんな!」と言い放ち、その場を立ち去る――。

神尾楓珠演じる匠、「いろいろヤバすぎるな……」と視聴者ドン引き

 匠の自分勝手な行動に、ネット上では「匠とかいう男、いろいろヤバすぎるな……」「当て馬史上、一番嫌いかも」とドン引きする視聴者が続出。

 また、第1話放送後、ネット上では海辺の街で働いている夏海ら女性陣に対し「こんな生活してるのに、美白すぎるでしょ」とツッコミが相次いでいたが、第2話では“東大卒”である水島健人(間宮)ら男性陣の服装が話題に。

 真夏の設定にもかかわらず、いつも長袖を着ている彼らに対し、「半袖持ってないのか? いつも暑そう」「設定って夏だよね? なんで男性陣はいつも長袖なの?」との指摘が続出。女性陣がノースリーブトップスやショートパンツという薄着であるため、より不自然さが目立つようだ。

 一方で、キスシーンのショート動画がTikTokなどで拡散されており、「キュンキュンする!」「主人公がかわいすぎる」と好意的な反響も目立つ同作。恋愛リアリティーショーに慣れ親しんだ若者世代を取り込む仕掛けが、随所に散りばめられているとも言われており、やはり熱心に見ている若者は多そうだ。

「同作は視聴率こそイマイチですが、見逃し配信動画サービス『TVer』のお気に入り登録者数は83万人超(21日現在、以下同)。7月スタートの全夏ドラマで首位。夏ドラマの目玉といわれる堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の約82万人をも上回っているんです。フジはもともとネット配信やコア視聴率を重視していますから、同局にとって“狙い通り”の結果といえるでしょう」(テレビ誌記者)

 とはいえ、フジのブランド枠の視聴率としては、低すぎる印象もある『真夏のシンデレラ』。あえて令和にトレンディドラマを復活させたフジの戦略は成功するだろうか。

『VIVANT』トップも『ハヤブサ消防団』が逆転の可能性? 『転職の魔王様』はワースト入り【夏ドラマ初回視聴率ランキング】

 2023年7月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均11.5%(個人7.4%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)だった。

 阿部寛や役所広司ら主役級のキャストをそろえ、2カ月半におよぶモンゴルロケを行ったりと、ネット上で「とにかくお金かかってそう!」と話題の同作。

 7月11日発売の「女性自身」(光文社)によれば、同枠で前クールに放送された福山雅治主演『ラストマン-全盲の捜査官-』の制作費が1話につき約5000万円だったのに対し、『VIVANT』は1億円ほどかかっている可能性があるとか。その内訳は、“1話500万円”とうわさされる堺のギャラや、キャスト・スタッフ約250人の渡航滞在費、撮影機材の運送費……などだという。

 そんなスケールの大きい同作だけに、今期の視聴率ランキング首位はTBS側も予想していただろう。ただ、『ラストマン』の初回が世帯平均視聴率14.7%で、『VIVANT』を3.2ポイントも上回っていたことを思うと、制作費が視聴率に比例するわけではない……ということもわかる。

『ハヤブサ消防団』視聴者の期待値高く『VIVANT』超えも?

 2位は、中村倫也主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)で、初回の世帯平均は10.5%(個人5.9%)。原作は池井戸潤氏による同名小説だが、ベテランぞろいのキャスティングや、原作本の評判がすこぶるいいこともあって、放送前から高視聴率が予想されていた。

 ジャンルは、山間の集落“ハヤブサ地区”を舞台にした“戦慄ミステリー”だが、序盤の絵面ののどかさから“ほっこりヒューマンドラマ”を想像して見始めた視聴者も少なくなかった様子。

 しかし、第1話の終盤、遺体が水面からザバーッと勢いよく飛び出すホラーめいたシーンが描かれたため、ネット上では「思ってたのと違う!」と驚きの声が続出した。

 また、「面白い」「つまらない」とネット評が二分している『VIVANT』とは違い、『ハヤブサ消防団』は「先が気になる!」という声が多く、初回で視聴者の心をガッチリつかんだように見える。期待値の高さは今期トップとみられ、この先、視聴率で『VIVANT』を超える可能性もありそうだ。

『シッコウ』の原案本が「買えない」事態?

 3位は、伊藤沙莉主演の『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(同)。初回の世帯平均は9.6%(個人5.6%)だった。

 同ドラマは、2001年に文芸社から刊行された執行官・小川潤平氏によるドキュメント作品『執行官物語』が原案。だが、すでに絶版しているのか、主要ネット書店を探しても購入不可能な状況だ。ドラマ化した本は「売れる」ため、版元が増刷するのが通例だが、おそらく実現できない理由があるのだろう。

 ともあれ、執行官に光を当てた同ドラマは、概ね好評な様子。ただ、主演の伊藤よりも2番手の織田裕二のほうが劇中で目立っているため、ネット上では「織田裕二のほうが主演っぽい」「なぜダブル主演にしなかったのか」と疑問の声も多い。

 また、放送前の番宣時から「肌が黒すぎる」と話題になっていた織田だが、8月19日に開幕する『世界陸上』ハンガリー大会前に同ドラマをクランクアップし、直ちに観戦に向かうとの報道も。ハンガリーの夏は30度を超える猛暑日もあるため、現地でさらに日焼けする可能性は高い。

 ワースト1位は、成田凌主演『転職の魔王様』(フジテレビ系/個人3.2%)と、若村麻由美主演『この素晴らしき世界』(TBS系/個人3.0%)で、ともに世帯平均5.4%だった。

 『転職の魔王様』は、大手広告代理店を3年たたずに退職した未谷千晴(小芝風花)が、人材派遣会社の敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)のもとで、“見習い”として働き始めるという“転職・爽快エンターテインメント”。本来、“月10”枠は2ケタを取ることも珍しくないものの、前の時間帯で放送されている“月9”『真夏のシンデレラ』の数字が振るわない影響もあってか、同枠では類を見ない低空発進となってしまった。

 なお、2番手の小芝は、7月19日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」によると、来年1月クールの同局“木曜劇場”枠で放送される『大奥』で主演を務めるとか。

 小芝は今年4月期の主演ドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)以降、『転職の魔王様』、12月~来年1月放送の主演ドラマ『あきない世傳 金と銀』(NHK BS)、そして『大奥』と、ほぼ休みなく連ドラ撮影が続くため、一部ファンから「活躍はうれしいけど、少し休ませてあげてほしい」と体調を気遣う声も見られる。

 一方、“木曜劇場”枠で始まった『この素晴らしき世界』は、平凡な生活を送る主婦が、ひょんなことから大女優になりすましながら二重生活を送る“なりすましコメディー”。

 当初は鈴木京香が主演と発表されていたが、5月11日に体調不良による降板を発表。この影響で当初の予定よりも話数が削除されたという。

 ネット上では、「今期で一番面白い」「若村麻由美の演技がいい」と好意的な声が上がる一方で、「やっぱり鈴木京香で見たかったなあ」と残念がる声も。若村にとって、プライム帯の民放連ドラ主演は千載一遇のチャンスといえるだけに、存在感を発揮してほしいところだが……。

『ばらかもん』、裏番組『向井くん』に逆転勝利?

 ワースト3位は、杉野遥亮が民放GP帯連ドラ初主演を務める『ばらかもん』(フジテレビ系)で、初回の世帯平均は5.9%(個人3.3%)。裏番組で同日に始まった赤楚衛二主演『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)の初回6.0%をわずかに下回った。

 『ばらかもん』は、ヨシノサツキ氏による同名コミックが原作。2014年にはアニメ版『ばらかもん』(日本テレビ系)が放送されたほか、スピンオフ漫画『はんだくん』が16年にTBS系でアニメ化されており、初の実写化に多くのアニメファンも注目している。ゆえに、ネット上では「ドラマは、アニメに比べて○○だ」とアニメ版と比較する声も目立つ。

 また、「さわやかな雰囲気が朝ドラっぽくて素敵」と朝ドラファンから好意的な反応が寄せられている同作だが、19日放送の第2話では、残念ながら世帯平均5.3%(個人3.1%)までダウン。

 しかし、『こっち向いてよ向井くん』が第2話で5.1%まで落ち込んだため、『ばらかもん』が「水10対決」で逆転勝利する可能性もあるだろう。

 見逃し配信動画サービス「TVer」で視聴する層が増えているのか、ランキング対象の12作品のうち、半数以上が世帯平均6%台以下となった今期。下位は団子状態であるため、今後大きな順位変動があるかもしれない。

1位『VIVANT』(TBS系、日曜午後9時) 11.5%
2位『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 10.5%
3位『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系、火曜午後9時) 9.6%
4位『トリリオンゲーム』(TBS系、金曜午後10時) 7.4%
5位『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系、月曜午後9時) 6.9%
6位『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系、火曜午後10時) 6.6%
7位『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系、土曜午後10時) 6.5%
8位『CODE-願いの代償-』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 6.1%
9位『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系、水曜午後10時) 6.0%
10位『ばらかもん』(フジテレビ系、水曜午後10時) 5.9%
11位『転職の魔王様』(フジテレビ系、月曜午後10時) 5.4%
同率11位『この素晴らしき世界』(フジテレビ系、木曜午後10時) 5.4%

※小数点第2位以下を四捨五入。6月および8月スタートの『刑事7人』『何曜日に生まれたの』『科捜研の女』(すべてテレビ朝日系)は含まず。

成田凌&小芝風花『転職の魔王様』は、あのドラマに「似てる」? 第1話視聴率は5.4%と低調

 成田凌が主演を務める連続ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ制作、フジテレビ系/月曜午後10時~)が7月17日にスタート。第1話の放送後、ネット上では「リアリティがあって面白い!」と共感する視聴者が相次いだ。

 同ドラマは、額賀澪氏による同名経済小説が原作。新卒入社した大手広告代理店でパワハラに遭い退職した主人公が、人材派遣会社「シェパード・キャリア」で出会った凄腕キャリアアドバイザーの冷徹な対応に戸惑いつつも、やがてその会社に入社し、人間的に成長していく“転職・爽快エンターテインメント”だ。

『転職の魔王様』第1話のあらすじは?

※以下、『転職の魔王様』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、職を失い途方に暮れていた未谷千晴(小芝風花)が歩いていると、謎の男性(宮崎吐夢)に遭遇。この直後、男性は杖をついたスーツ姿の男・来栖嵐(成田)にナイフで襲い掛かるが、来栖は杖で見事にかわす。

 翌日、未谷が叔母・落合洋子(石田ゆり子)が社長を務める転職エージェント「シェパードキャリア」を訪れると、そこでキャリアアドバイザーとして働く来栖と再会。早速、面談を受けると、未谷は心をえぐるような辛らつな言葉を次々と投げつけられる。

 前職の大手広告代理店を、上司・竹原(堀部圭亮)からのパワハラにより、3年たらずで辞めていた未谷だが、来栖は“今のままではどこに転職しても同じだ”と看破。

 来栖の言葉に納得した未谷は、自分の人生を自分で決められるようになるまでは、転職活動を休止すると決意。その間、洋子の勧めにより、「シェパードキャリア」で見習いとして働くことになる――。

『転職の魔王様』初回視聴率5%台は、同枠で「見ない数字」

 ネット上では、「成田凌も小芝風花も演技が上手だし、“転職あるある”やパワハラシーンにリアリティがある」「自分の経験や状況と重なって、主人公を応援したくなる! やっぱりカンテレが作るドラマは面白い」と好意的な声が寄せられており、概ね好評。

 だが、世帯平均視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で前クールに放送された天海祐希主演『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』の初回9.3%と比べると、かなり低調といえるだろう。

「同作は、放送時間や曜日を変えながら長年続いている、カンテレ制作枠で放送中ですが、初回が5%台というのは直近10年を振り返っても見ない数字。今期は、前の時間帯に放送されている月9『真夏のシンデレラ』が、17日放送の第2話で早くも世帯平均5.4%まで落ち込んでしまったため、その影響をモロに受けている可能性がありそうです」(同)

『転職の魔王様』はあのドラマに「似てる」?

 また、動画配信サービス「TVer」でも、同ドラマはあまり勢いが見られない。

 『真夏のシンデレラ』のお気に入り数が約79万人(19日現在、以下同)なのに対し、『転職の魔王様』は27.5万人。この数字は、放送中の一部深夜ドラマをも下回っている。

「前クールの春ドラマでは、一見冷淡な知的財産の専門家(ジャニーズWEST・重岡大毅)と純粋な主人公(芳根京子)がトラブルを解決していく『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)が視聴率不振に陥っていましたが、現在、メインの2人の関係性が『転職の魔王様』に『似てる』と指摘するネットユーザーも散見される。それだけに、同作の視聴率推移にも一抹の不安が過ぎります」(同)

 ネット上の賛辞とは裏腹に、視聴率が振るわない『転職の魔王様』。今後、口コミで面白さが広がり、盛り上がりを見せるといいが。

『最高の教師』第1話、視聴率は歴代最低も……絶賛される松岡茉優と芦田愛菜の演技力

 松岡茉優主演ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系/以下、『最高の教師』)が「土曜ドラマ」枠でスタート。7月15日放送の第1話が世帯平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、初回としては同枠史上最低となってしまった。

 同ドラマは、2019年1月期の菅田将暉主演『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』を手掛けたプロデューサーと監督による完全オリジナル作品。卒業式の日に「担任生徒の誰か」に殺害された教師・九条里奈(松岡)が、「30人の容疑者」である生徒たちを再教育する物語だ。

 九条が担任する3年D組の生徒役として、芦田愛菜、加藤清史郎、窪塚愛流、AKB48・本田仁美、山下幸輝、HKT48・田中美久らが出演。九条の夫役には、松下洸平がキャスティングされている。

※以下、『最高の教師』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、卒業式の日に生徒の誰かから突き落とされた九条が、なぜか1年前の始業式の日にタイムスリップ。今度は殺されまいと、“30人の容疑者”に「なんでもする」と宣言する。

 クラスの優等生・鵜久森叶(芦田)が翌月から不登校となり、後に自殺することを知っている九条は、教室に8台の監視カメラを仕込み、彼女が決まった教科で、教科書を机に出していないことを知る。

 さらに、鵜久森のバッグに盗聴器を仕込み、彼女がクラスメイトから“学業縛りの刑”と称したイジメを受けていたことを把握。九条は鵜久森に対し、みんなの前でイジメの経緯を告白するよう促す。

 鵜久森が被害を涙ながらに語った後、帰路についた九条。自宅の前に着くと、この日に夫・蓮(松下)から離婚届を突きつけられることを思い出すのだった――。

『最高の教師』“胸クソ展開”も概ね好評?

 ネット上では、「集団イジメが胸クソ悪すぎて、途中でリタイアした」という声が散見される一方で、松岡と芦田の演技力を絶賛する視聴者が続出。加えて、ストーリーに対して「先が気になる」「すごく面白い!」と好意的な感想も多く、概ね好評のようだ。

「しかし、初回の世帯平均視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、これは2017年4月期に“土曜10時台”でスタートした同ドラマ枠史上、初回の数字としては歴代最低。同枠で前クールに放送された坂口健太郎主演『Dr.チョコレート』が初回で記録した8.6%と比べても、2.1ポイントダウンしてしまいました」(テレビ誌記者)

 なお、芦田がプライム帯の民放連ドラにレギュラー出演するのは、16年4月期に民放連ドラ初主演を務めた『OUR HOUSE』(フジテレビ系)以来、実に7年ぶり。

 そんな『OUR HOUSE』は、日曜午後9時枠で放送されたが、世帯平均視聴率は全話平均4.5%と振るわなかった。

「近年、芦田が連ドラに出演しなくなったのは、“学業優先”に加え、『OUR HOUSE』が大コケしてしまったからではないかともささやかれました。もし『最高の教師』がこれ以上数字を落とした場合、またしばらく、民放連ドラから遠のいてしまうのではと、懸念されています」(同)

『最高の教師』松下洸平の登場シーンをカットか

 とはいえ、見逃し無料配信動画サービス「TVer」で配信されている第1話の「OA版」および「ディレクターズカット版」の再生数は、配信開始から2日間で合計100万回再生を突破。総合ランキングでも一時、1位になっていたため、ネット配信は好調なのかもしれない。

 そんな中、「TVer」の「ディレクターズカット版」を見た一部ネットユーザーから、「なんでこのシーンをカットしたの?」と疑問の声が相次いでいる。

「『OA版』が46分なのに対し、『ディレクターズカット版』は56分。見比べると、松岡と松下が演じる夫婦のやりとりが大幅にカットされていることがわかります。そのため、ネット上では『洸平さんの夫婦のシーン、こんなにカットしてほしくなかった』『ドラマの内容が重い中で、洸平くんのシーンは唯一の癒やしなのに……』と不満の声が噴出しています」(同)

 同作の前身ともいえる『3年A組-今から皆さんは、人質です-』は、評判が口コミで広がり、最終回で世帯平均視聴率15.4%まで大幅に上昇。『最高の教師』も、同様の盛り上がりを見せられるといいが。